JP5292152B2 - 釣り用リールのハンドルアーム取付構造 - Google Patents

釣り用リールのハンドルアーム取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5292152B2
JP5292152B2 JP2009075865A JP2009075865A JP5292152B2 JP 5292152 B2 JP5292152 B2 JP 5292152B2 JP 2009075865 A JP2009075865 A JP 2009075865A JP 2009075865 A JP2009075865 A JP 2009075865A JP 5292152 B2 JP5292152 B2 JP 5292152B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
circular hole
handle arm
shaft
circular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009075865A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010226977A5 (ja
JP2010226977A (ja
Inventor
健太郎 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
Priority to JP2009075865A priority Critical patent/JP5292152B2/ja
Priority to US12/705,163 priority patent/US8152087B2/en
Priority to SG201001078-3A priority patent/SG165236A1/en
Priority to MYPI2010000808 priority patent/MY151353A/en
Priority to TW099106337A priority patent/TWI461151B/zh
Priority to KR1020100021202A priority patent/KR101690702B1/ko
Priority to CN201010132095.4A priority patent/CN101843231B/zh
Priority to EP10003267A priority patent/EP2232987B1/en
Priority to AT10003267T priority patent/ATE534289T1/de
Publication of JP2010226977A publication Critical patent/JP2010226977A/ja
Publication of JP2010226977A5 publication Critical patent/JP2010226977A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5292152B2 publication Critical patent/JP5292152B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/006Hand crank features
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/004Alternate right or left side drives
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G1/00Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
    • G05G1/08Controlling members for hand actuation by rotary movement, e.g. hand wheels
    • G05G1/085Crank handles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20576Elements
    • Y10T74/20732Handles
    • Y10T74/20744Hand crank

Description

本発明は、一端に非円形部が形成された釣り用リールのハンドル軸にハンドルアームをねじ部材により取り付ける釣り用リールのハンドルアーム取付構造に関する。
釣り用リール、例えば、スピニングリール及び両軸受リールには、ハンドル軸にハンドルアームがナット又はボルト等のねじ部材により固定されたものがある。従来のハンドルアーム取付構造は、ハンドル軸の先端を機械加工して平行な線分と線分の両端をつなぐ円弧とで断面が構成された非円形部を形成し、その非円形部に係合する非円形孔をハンドルアームに形成している。そして、ねじ部材によりハンドルアームをハンドル軸に固定している(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−236571号公報
前記従来のハンドルアーム取付構造では、非円形部は、機械加工により精度良く形成できるが、非円形孔は、機械加工により高精度で形成するのはコストを考慮すると難しい。このため、非円形孔と非円形部との間に隙間が生じやすい。特に、両軸受リールに比べてハンドル軸が細いスピニングリールの場合、この隙間によりハンドルアームにガタツキが生じやすい。
本発明の課題は、釣り用リールのハンドルアーム取付構造において、ハンドルアームのガタツキを抑えることにある。
発明1に係る釣り用リールのハンドルアーム取付構造は、一端に非円形部が形成された釣り用リールのハンドル軸にハンドルアームをねじ部材により取り付ける構造であって、固定部と、ワッシャ部材と、軸つば部材と、を備えている。固定部は、ハンドルアームに設けられ、非円形部に一体回転可能に係合する第1非円形孔を有している。ワッシャ部材は、円板部と、少なくとも一つの係合突起と、を有し、ハンドル軸にハンドルアームと軸方向に相対移動可能に装着可能な合成樹脂製の部材である。円板部は、非円形部に係合する第2非円形孔を有している。係合突起は、第2非円形孔の周囲から第1非円形孔に向かって突出し、非円形部に係合する内側面、及び第1非円形孔に係合しかつ先細りの第1テーパ面が形成された外側面、を有している。軸つば部材は、内周部がハンドル軸の外周に配置され外側面に収納凹部を有する底部と、底部の外周部からハンドル軸を覆うように配置される筒部と、を有する。そして、固定部は、第1非円形孔の周囲に配置され非円形部との隙間が徐々に広がるように傾斜して形成され第1テーパ面に係合する少なくとも一つの第2テーパ面をさらに有している。また、ワッシャ部材は固定部と底部の外側面との間に配置され、ワッシャ部材の円板部は底部の収納凹部に配置されている。
このハンドルアーム取付構造では、ハンドル軸にハンドルアームを取り付ける際には、ワッシャ部材の第2非円形孔をハンドル軸の非円形部に装着し、ハンドル軸の非円形部にハンドルアームの第1非円形孔を装着する。この状態でねじ部材を締め込むと、ワッシャ部材の係合突起が第1非円形孔と非円形部との隙間に入り込んで第1テーパ面の作用により係合突起が非円形部に向けて押圧される。このため、非円形部と第1非円形孔との間に隙間が形成されても、隙間が係合突起により埋められる。
ここでは、係合突起の外側面を第1非円形孔に係合するように形成し、内側面を非円形部に係合するように形成しかつ外側面に第1テーパ面を形成している。このため、ねじ部材の固定時に非円形部と第1非円形孔との隙間にワッシャ部材の係合突起が入り込み、隙間を埋めることができる。この結果、隙間に起因するハンドルアームのガタツキを抑えることができる。
また、第1テーパ面に係合する第2テーパ面が第1非円形孔に形成されているので、係合突起が第1非円形孔と非円形部との隙間に入りやすくなり、さらに確実にハンドルアームのガタツキ及び第1非円形孔の変形を抑えることができる。
さらに、この場合には、ワッシャ部材が軸つば部材と固定部との間に挟まれるので、ハンドル軸の外周部が保護されるとともに、ワッシャ部材が外部に露出しにくくなる。しかも、ワッシャ部材が外部に露出しにくくなるので、ワッシャ部材を着色する必要がなくなり、ワッシャ部材に耐候性、耐久性が高い素材を用いることができる。
発明に係る釣り用リールのハンドルアーム取付構造は、発明に記載の構造において、非円形部は、横断面の形状が、平行に形成された2つの第1線分と2つの第1線分の両端を結ぶ2つの第1円弧とを有する長円形状であり、第1非円形孔は、横断面の形状が、2つの第1線分に係合する2つの第2線分を有する矩形形状である。
この場合には、第1非円形孔と非円形部との間に隙間を作りやすくなり、その隙間に係合突起を挿入しやすくなる。
発明に係る釣り用リールのハンドルアーム取付構造は、発明に記載の構造において、第2非円形孔は、横断面の形状が2つの第1線分に係合する第3線分と第1円弧に係合する第2円弧と、を有する長円形状であり、係合突起は、2つの第3線分が形成された部分の少なくとも一方に形成されている、この場合には、直線部分に第1テーパ面を形成しているので、高精度にハンドルアームのガタツキを抑えることができる。
発明に係る釣り用リールのハンドルアーム取付構造は、発明に記載の構造において、第2非円形孔は、横断面の形状が2つの第1線分に係合する第3線分と第1円弧に係合する第2円弧と、を有する長円形状であり、係合突起は、第2円弧の少なくとも一方に形成されている。この場合には、矩形断面の第1非円形孔と長円形断面の非円形部との隙間に係合突起が配置されるので、隙間を形成するための特別な形状を作り込むことなく係合突起を隙間に挿入できる。
発明に係る釣り用リールのハンドルアーム取付構造は、発明からのいずれかに記載の構造において、ハンドルアームはマグネシウム合金製であり、ねじ部材は鉄系金属製のボルト部材であり、ボルト部材の頭部と第1非円形孔との間に配置されるアルミニウム合金製の間座部材をさらに備える。この場合には、腐食しやすいマグネシウム合金製のハンドルアームと例えばステンレス等の鉄系金属製のねじ部材との間に両者の間のイオン化傾向を有するアルミニウム製の間座部材が配置されるので、マグネシウム合金製のハンドルアームの電解腐食を抑制できる。
発明に係る釣り用リールのハンドルアーム取付構造は、発明からのいずれかに記載の構造において、釣り用リールはスピニングリールである。
発明7に係る釣り用リールのハンドルアーム取付構造は、発明1から6のいずれかに記載の構造において、ハンドル軸は、軸つば部材の底部の内側面に対向可能な第1環状突起と、スピニングリールのマスターギア軸の軸端に接触可能な第2環状突起と、を外周面に有する。
この場合には、第2環状突起がマスターギア軸に接触可能であるので、ハンドル軸がマスターギア軸に螺合するねじ込み式のハンドル軸の場合、軸つば部材をマスターギア軸に接触させる必要がなくなる。このため、軸つば部材の構成が簡素になる。また、第1環状突起により軸つば部材の軸方向内方への移動を規制できるので、固定部との間に配置されるワッシャ部材をハンドルアームに対して相対移動させることができる。
発明に係る釣り用リールのハンドルアーム取付構造は、発明に記載の構造において、第1環状突起と底部の内側面との間に配置されたばね部材をさらに有する。この場合には、ねじ部材を締め込むと、第1環状突起と固定部との間に、ワッシャ部材と軸つば部材の底部とが挟まれた状態てばね部材が圧縮するので、ねじ部材が緩みにくくなるとともに、ばね部材により軸つば部材とリール本体との隙間を調整できる。
発明に係る釣り用リールのハンドルアーム取付構造は、発明からのいずれかに記載の構造において、ハンドル軸の一端側の端面には、ねじ部材が螺合する雌ねじ部が形成されている。この場合には、ボルトを用いてハンドルアームを固定できるので、固定部からねじ部材が突出しにくくなる。
本発明によれば、係合突起の外側面を第1非円形孔に係合するように形成し、内側面を非円形部に係合するように形成しかつ外側面に第1テーパ面を形成したので、ねじ部材の固定時に非円形部と第1非円形孔との隙間にワッシャ部材の係合突起が入り込み、隙間を埋めることができる。この結果、隙間に起因するハンドルアームのガタツキを抑えることができる。
本発明の一実施形態が採用されたスピニングリールの側面図。 その縦断面図。 図2のIII−III断面図。 ハンドル組立体の分解斜視図。 ハンドル組立体の要部断面図。 ハンドルアームの固定部の正面図。 ワッシャ部材の正面図。 他の実施形態の図4に相当する図。 その図5に相当する図。 その図6に相当する図。 その図7に相当する図。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を採用した釣り用リールとしてのスピニングリールは、釣り竿に装着され、釣り竿の軸方向に沿う軸回りに釣り糸を巻き取るリールである。スピニングリールは、図1から図3に示すように、ハンドル組立体1と、リール本体2と、ロータ3と、スプール4と、ハンドルアーム取付構造9とを備えている。ロータ3は、リール本体2の前部に回転自在に支持されており、釣り糸をスプール4に巻き付けるためのものである
。スプール4は、釣り糸を外周面に巻き取るものであり、ロータ3の前部に前後移動自在に配置されている。
リール本体2は、左側部に開口2cを有するリールボディ2aと、リールボディ2aから斜め上前方に一体で延びるT字状の竿取付脚2bと、リールボディ2aの開口2cを閉塞するための蓋体2dとを有している。リールボディ2aは、内部に空間を有しており、その空間内には、ロータ3をハンドル組立体1の回転に連動して回転させるロータ駆動機構5と、スプール4を前後に移動させて釣り糸を均一に巻き取るためのオシレーティング機構6とが設けられている。
リールボディ2aの図3右側面には、筒状のボス部17aが形成されている。ボス部17aは、マスターギア軸10の右端を支持する軸受16aを収納するためにリールボディ2aの外方に突出して形成されている。蓋体2dには、ボス部17aと概ね線対称の形状のボス部17bが形成されている。ボス部17bはマスターギア軸10の左端を支持する軸受16bを収納するために蓋体2dの外方に突出して形成されている。ハンドル組立体1が装着されていない側のボス部(図2のようにハンドル組立体1が右側に装着されている場合は、左側のボス部17b)は、キャップ部材19により塞がれている。キャップ部材19は、外形が円錐台形状の有底円筒状の部材であり、外周面に形成された雄ねじ部19aによりボス部17a及びボス部17bの内周面に形成された雌ねじ部17c及び雌ねじ部17dのいずれか一方にねじ込み固定される。
<ハンドル組立体の構成>
ハンドル組立体1は、図2に示すように、マスターギア11が設けられたマスターギア軸10に着脱自在にねじ込み装着可能な部材である。ハンドル組立体1は、釣り人の好みや釣法等に合わせてマスターギア軸10の両端のいずれにも装着可能である。なお、図1〜図3では、ハンドル組立体1は、リール本体2を後方から見て右側に装着されているが、左側に装着することもできる。図4に示すように、ハンドル組立体1は、基端がマスターギア軸10に螺合するハンドル軸24と、ハンドル軸24の先端に固定されたハンドルアーム25と、ハンドルアーム25の両端に回転自在に装着されたハンドル把手26とを有している。
ハンドル軸24は、例えばステンレス合金等の鉄系金属製の軸部材である。ハンドル軸24は、図4及び図5図に示すように、ハンドルアーム25を固定するための雌ねじ部24aを基端に有している。また、基端側外周面に、非円形部24bと、非円形部24bに隣接して形成された第1環状突起24cと、を有している。非円形部24bは、図6に示すように、横断面の形状が平行に配置された2つの第1線分24dと、第1線分24dの両端を結ぶ2つの第1円弧24eとを有する長円形状である。
ハンドル軸24は基端に、図4及び図5に示すように、マスターギア軸10に螺合する第1雄ねじ部24fと第2雄ねじ部24gとを有している。また、第2雄ねじ部24gに隣接して第2環状突起24hを有している。第1雄ねじ部24fは、たとえば右ねじであり、ハンドル組立体1をリール本体2の右側に固定する際に使用される。第2雄ねじ部24gは、たとえば左ねじであり、ハンドル組立体1をリール本体2の左側に固定する際に使用される。第2環状突起24hは、ハンドル組立体1の固定時にマスターギア軸10の軸端に接触可能な突起である。第2環状突起24hは、第1環状突起24cと間隔を隔てて配置され、第1環状突起24cと第2環状突起24hとの間は他の部位より小径に形成されている。
ハンドルアーム25は、ハンドル軸24の雌ねじ部24aにねじ込まれる固定ボルト(ねじ部材の一例)35によりハンドル軸24に固定される。固定ボルト35は、たとえば
ステンレス合金等の鉄系金属製である。固定ボルト35は、皿ボルトであり、頭部35aにはトルクス穴や六角穴やマイナス溝やプラス溝等の形態(この実施形態ではトルクス穴)の工具係止部35bが形成されている。ハンドルアーム25は、ハンドル軸24に中間部が固定され、ハンドル軸24の軸芯と交差する両方向に延びている。したがって、本実施形態のハンドル組立体1は、いわゆるダブルハンドルである。
ハンドルアーム25は、たとえば、マグネシウム合金製の部材である。ハンドルアーム25は、固定部25aと、固定部25aからハンドル軸24と交差する両方向に延びるアーム部25bと、を有している。固定部25aは、概ね筒状の部材であり、中心に第1非円形孔25cと、第1非円形孔25cより大径の円形孔25dと、を有している。第1非円形孔25cは、非円形部24bに一体回転可能に係合する。図6に示すように、第1非円形孔25cは、横断面の形状が2つの第1線分24dに係合する2つの第2線分25eと、2つの第1円弧24eに対向する2の第4線分25fと、を有する矩形形状である、第1非円形孔25cの四隅はR面取りされている。円形孔25dは、第1非円形孔25cより大径に形成されている。
円形孔25dには、マグネシウム合金製のハンドルアーム25とステンレス合金製の固定ボルト35との接触による電解腐食を防止するための間座部材36が配置されている。間座部材36は、固定ボルト35の頭部35aと第1非円形孔25cとの間に配置されている。間座部材36は、例えばアルミニウム合金製のリング状の部材であり、円形孔25dと第1非円形孔25cとの段差で位置決めされている。間座部材36には固定ボルト35の頭部35aが係合するコーン面36aが形成されている。
固定部25aのハンドル軸24側の内側端面には、後述するワッシャ部材27の係合突起27bの第1テーパ面27fが係合する第2テーパ面25gを有する係合凹部25hが形成されている。係合凹部25hは、図5及び図6に示すように、第1非円形孔25cの周囲の第2線分25e形成部分の一方に凹んで形成されている。第2テーパ面25gは、係合凹部25hの内側面に非円形部24bの第1線分24d形成部分との隙間が係合凹部25hの開口に向かって徐々に広がるように傾斜して形成されている。
ハンドル把手26は、ハンドルアーム25の両端にハンドル軸24と略平行な軸回りに回転自在に装着されている。ハンドル把手26は、指先で摘むタイプの概ね筒状の部材である。
<ハンドルアーム取付構造の構成>
ハンドルアーム取付構造9は、図4から図7に示すように、ハンドルアーム25に設けられた固定部25aと、ワッシャ部材27と、を有している。また、ハンドルアーム取付構造9は、ハンドル軸24の外周側にハンドル軸24を覆うように配置される軸つば部材28をさらに備えている。
固定部25aは、前述したように非円形部24bに係合する第1非円形孔25cを中心部に有している。
ワッシャ部材27は、たとえば、ポリアセタール等の比較的硬質で滑りがよい合成樹脂製の部材である。ワッシャ部材27は、図5及び図7に示すように、非円形部24bに係合する第2非円形孔27cを有する円板部27a、及び第2非円形孔27cの周囲で円板部27aから第1非円形孔25cに向かって突出する係合突起27b、を有している。係合突起27bは、非円形部24bに係合する内側面27d及び第1非円形孔25cに係合しかつ先細りの第1テーパ面27fが形成された外側面27eを有している。ワッシャ部材27は、ハンドル軸24にハンドルアーム25と軸方向に相対移動可能に装着可能である。第2非円形孔27cは、横断面の形状が非円形部24bの2つの第1線分24dに係合する第3線分27gと第1円弧24eに係合する第2円弧27hと、を有する長円形状である。係合突起は、2つの第3線分27gが形成された部分の一方に形成されている。この実施形態では、係合突起27bの内側面27dは、第3線分27gと一致しているが、第3線分27gより径方向外方であっても良い。
軸つば部材28は、図4及び図5に示すように、ハンドル軸24に回転自在に装着される底部28aと、底部28aの外周部からハンドル軸24を覆うように配置される筒部28bと、を有している。底部28aは、内周部がハンドル軸24の第1環状突起24cと非円形部24bとの間の外周面に配置されている。底部28aの外側面には、ワッシャ部材27の円板部27aを収納可能な円形の収納凹部28cが形成されている。また、中心には、ハンドル軸24の第1環状突起24cが係止される貫通孔28dが形成されている。筒部28bは、末広がりの筒状部分であり、ボス部17a(又はボス部17b)の外周側に配置される。筒部28bの外周面には2つの環状溝28eが間隔を隔てて配置されている。環状溝28eは、図5に示すように、最初に先端が尖った刃物により破線で示す三角形溝28fを形成し、その後に三角形溝28fの内側に先端が平坦な刃物で矩形溝28gを形成している。したがって、環状溝28eは、矩形溝28gの両側に斜めの面取り部が形成される。これにより、矩形溝28gを最初から形成する場合に比べて環状溝28eの縁部のクラックが目立たなくなる。
軸つば部材28の底部28aの内側面には、ハンドル軸24の第1環状突起24cにより押圧されるばね部材29が装着されている。ばね部材29は、たとえば、ばね座金や歯付き座金や皿ばねや波板ばね等のリング状の部材であり、固定ボルト35の回り止めのために設けられている。また、軸つば部材28の先端部とリール本体2との隙間を調整するために設けられている。
<スピニングリールのその他の構成>
ロータ駆動機構5は、図2及び図3に示すように、ハンドル組立体1が回転不能に装着されたマスターギア軸10と、マスターギア軸10とともに回転するフェースギアからなるマスターギア11と、このマスターギア11に噛み合うピニオンギア12とを有している。マスターギア軸10の両端は、軸受16a、16bを介してリールボディ2aに回転自在に支持されている。
マスターギア軸10の中心部には、図3に示すように、一端(図3右側)から順に第1貫通孔10a、第1雌ねじ部10b、第2貫通孔10c、第3貫通孔10d及び左端に開口する第2雌ねじ部10eが軸方向に並べて同芯に形成されている。第1貫通孔10aの軸方向長さは、第2雌ねじ部10eの軸方向長さと略同一長さで形成されている。第1貫通孔10a直径は、第2雌ねじ部10eより大径でありハンドル軸24の第2雄ねじ部24gが挿通可能なように形成されている。第1雌ねじ部10bは、ハンドル軸24の第1雄ねじ部24fに螺合する右ねじである。その軸方向長さは、第1雄ねじ部24fよりわずかに長い。第2貫通孔10cの軸方向長さは、第1雌ねじ部10bの軸方向長さより長い長さで形成されている。第2貫通孔10cは最も小径の孔である。第3貫通孔10dの直径は、第1雌ねじ部10bより大径であり、第1雄ねじ部24fが挿通可能なように形成されている。第2雌ねじ部10eは、ハンドル軸24の第2雄ねじ部24gに螺合する左ねじである。
ピニオンギア12は、図2に示すように、釣り竿の軸方向に沿う軸回りに回転自在にリール本体2に装着されており、その前部12aはロータ3の中心部を貫通しており、ナット13によりロータ3を固定している。ピニオンギア12は、軸方向の中間部と後端部とで軸受14a及び軸受14bを介してリール本体2に回転自在に支持されている。このピニオンギア12の内部をスプール軸15が貫通している。ピニオンギア12は、マスターギア11とともにオシレーティング機構6にも噛み合っている。
オシレーティング機構6は、スプール4の中心部にドラグ機構60を介して連結されたスプール軸15を前後方向に移動させてスプール4を同方向に移動させるための機構である。オシレーティング機構6は、スプール軸15の略直下方に平行に配置された螺軸21と、螺軸21に沿って前後方向に移動するスライダ22と、ピニオンギア12の回転を螺軸21に減速して伝達する中間ギア23とを有している。スライダ22には、スプール軸15の後端が回転不能に固定されている。
ロータ3は、円筒部30と、円筒部30の側方に互いに対向して設けられた第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32とを有している。円筒部30と第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32とは、たとえばアルミニウム合金製であり一体成形されている。円筒部30の前部には前壁33が形成されており、前壁33の中央部にはボス部33aが形成されている。ボス部33aの中心部にはピニオンギア12に回転不能に係止される貫通孔が形成されており、この貫通孔をピニオンギア12の前部12a及びスプール軸15が貫通している。ロータ3の第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32の先端には、釣り糸をスプール4に案内するベールアーム41が揺動自在に装着されている。
スプール4は、ロータ3の第1ロータアーム31と第2ロータアーム32との間に配置されており、スプール軸15の先端にドラグ機構60を介して装着されている。スプール4は、外周に釣り糸が巻かれる糸巻き胴部4aと、糸巻き胴部4aの後部に一体で形成されたスカート部4bと、糸巻き胴部4aの前端に固定されたフランジ部4cとを有している。糸巻き胴部4aは、ストレートな円筒状の部材であり、外周面はスプール軸15と平行な周面で構成されている。糸巻き胴部4aは、軸受56及び軸受57によりスプール軸15に回転自在に装着されている。
<ハンドルアームの取付手順>
ハンドルアーム25をハンドル軸24に固定する際には、ばね部材29をハンドル軸24の第1環状突起24cの軸方向外側に配置し、さらに軸つば部材28をハンドル軸24に装着する。この状態で係合突起を軸方向外側に向けてワッシャ部材27をハンドル軸24の非円形部24bに第2非円形孔27cを係合させて装着する。次に、固定部25aの第1非円形孔25cを非円形部24bに係合させてハンドルアーム25をハンドル軸24に装着する。そして、ハンドルアームの円形孔25dに間座部材36を装着し固定ボルト35を雌ねじ部24aにねじ込むこれにより、係合突起27bが係合凹部25hに係合して第1テーパ面27fが係合凹部25hの第2テーパ面25gに係合し、係合突起27bが径方向内方に押圧され、その内側面27dが非円形部24bの第1線分24dの形成部分に密着する。すなわち、非円形部24bと第1非円形孔25cとの隙間に係合突起27bが入り込み、隙間を埋めることができる。この結果、隙間に起因するハンドルアーム25のガタツキを抑えることができる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、ワッシャ部材27の係合突起27bを第3線分27g形成部分に形成したが、第2実施形態では、図8から図11に示すように、係合突起127bを第2円弧127h形成部分に形成している。なお、第1実施形態と異なる部分の説明を主に行い、第1実施形態と同様な構成については同じ符号で表し説明を省略する。
ハンドル組立体101は、図8及び図9に示すように、基端がマスターギア軸10に螺合するハンドル軸24と、ハンドル軸24の先端に固定されたハンドルアーム125と、ハンドルアーム125の両端に回転自在に装着されたハンドル把手26とを有している。なお、図9は、ハンドルアーム125を、図5と90度位相を異ならせた位置での断面である。
ハンドルアーム125は、たとえば、マグネシウム合金製の部材である。ハンドルアーム125は、固定部125aと、固定部125aからハンドル軸24と交差する両方向に延びるアーム部125bと、を有している。固定部125aは、概ね筒状の部材であり、中心に第1非円形孔125cと、第1非円形孔125cより大径の円形孔125dと、を有している。第1非円形孔125cは、非円形部24bに一体回転可能に係合する。第1非円形孔125cには、図9に示すように、それより大径の座繰り部125iが形成されている。座繰り部125iは、軽量化を図るために設けられている。なお、第1非円形孔125cは、ハンドルアーム125の内側と外側との双方から加工されている。図10に示すように、第1非円形孔125cは、横断面の形状が2つの第1線分24dに係合する2つの第2線分125eと、2つの第1円弧24eに対向する2つの第4線分125fと、を有する矩形形状である、第1非円形孔125cの四隅はR面取りされていない。円形孔125dは、第1非円形孔125cより大径に形成されている。
円形孔125dには、図9に示すように、マグネシウム合金製のハンドルアーム125とステンレス合金製の固定ボルト35との接触による電解腐食を防止するための間座部材136が配置されている。間座部材136は、固定ボルト35の頭部35aと第1非円形孔125cとの間に配置されている。間座部材136は、例えば、表面がアルマイト処理されたアルミニウム合金製のリング状の部材であり、円形孔125dと第1非円形孔125cとの段差で位置決めされている。間座部材136には固定ボルト35の頭部35aが係合するコーン面136aが形成されている。このコーン面136aには、僅かな段差で構成される環状溝136bが形成されている。この環状溝136bは、アルマイトのクラック伝搬を防止するために設けられている。具体的には、皿ボルトからなる固定ボルト35を締め付けたとき、頭部35aの接触によりコーン面136aのアルマイトにクラックが生じても、クラックが環状溝136b形成部分で止まって間座部材136の表面に伝搬しにくくなる。
固定部125aのハンドル軸24側の内側端面には、図10に示すように、ワッシャ部材127の係合突起127bの第1テーパ面127fが係合する第2テーパ面125gを有する4つの係合凹部125hが形成されている。係合凹部125hは、図9及び図10に示すように、第1非円形孔125cの周囲の第4線分125f形成部分の両端部に凹んで形成されている。第2テーパ面125gは、係合凹部125hの内側面に非円形部24bの第1円弧24e形成部分との隙間が徐々に広がるように傾斜して形成されている。
ハンドルアーム取付構造109は、図8〜図11に示すように、ハンドルアーム125に設けられた固定部125aと、ワッシャ部材127と、を有している。また、ハンドルアーム取付構造109は、ハンドル軸24の外周側にハンドル軸24を覆うように配置される軸つば部材28をさらに備えている。
固定部125aは、前述したように第1非円形部24bに係合する第1非円形孔125cを中心部に有している。
ワッシャ部材127は、たとえば、ポリアセタール等の比較的硬質で滑りがよい合成樹脂製の部材である。ワッシャ部材127は、図9及び図11に示すように、非円形部24bに係合する第2非円形孔127cを有する円板部127a、及び第2非円形孔127cの周囲で円板部127aから第1非円形孔125cに向かって突出する係合突起127b、を有している。係合突起127bは、非円形部24bに係合する内側面127d及び第1非円形孔125cに係合しかつ先細りの第1テーパ面127fが形成された外側面127eを有している。ワッシャ部材127は、ハンドル軸24にハンドルアーム125と軸方向に相対移動可能に装着可能である。第2非円形孔127cは、横断面の形状が非円形部24bの2つの第1線分24dに係合する2つの第3線分127gと、2つの第1円弧24eに係合する2つの第2円弧127hと、を有する長円形状である。係合突起は、2つの第2円弧127hが形成された部分の両端に形成されている。この実施形態では、係合突起127bの内側面127dは、第2円弧127hと一致しているが、第2円弧127hより径方向外方であっても良い。
このような構成であっても、前記第1実施形態と同様な作用効果を有する。
<特徴>
(A)ハンドルアーム取付構造9は、一端に非円形部24bが形成された釣り用リールのハンドル軸24にハンドルアーム25を固定ボルト35により取り付ける構造である。ハンドルアーム取付構造9は、固定部25aと、ワッシャ部材27と、を備えている。固定部25aは、非円形部24bに一体回転可能に係合する第1非円形孔25cを有している。ワッシャ部材27は、円板部27aと、少なくとも一つの係合突起27bと、を有し、ハンドル軸24にハンドルアーム25と軸方向に相対移動可能に装着可能な合成樹脂製の部材である。円板部27aは、非円形部24bに係合する第2非円形孔27cを有している。係合突起27bは、第2非円形孔27cの周囲から第1非円形孔25cに向かって突出し、非円形部24bに係合する内側面27d、及び第1非円形孔25cに係合しかつ先細りの第1テーパ面27fが形成された外側面27e、を有している。
ハンドル軸24にハンドルアーム25を取り付ける際には、ワッシャ部材27の第2非円形孔27cをハンドル軸24の非円形部24bに装着し、ハンドル軸24の非円形部24bにハンドルアーム25の第1非円形孔25cを装着する。この状態で固定ボルト35を締め込むと、ワッシャ部材27の係合突起27bが第1非円形孔と非円形部との隙間にある係合凹部25hに入り込んで第1テーパ面27fの作用により係合突起27bが非円形部24bに向けて押圧される。このため、非円形部24bと第1非円形孔25cとの間に隙間が形成されても、隙間が係合突起27bにより埋められる。
ここでは、係合突起27bの外側面を第1非円形孔25cに係合するように形成し、内側面27dを非円形部24bに係合するように形成しかつ外側面27eに第1テーパ面27fを形成している。このため、固定ボルト35の固定時に非円形部24bと第1非円形孔25cとの隙間にワッシャ部材27の係合突起27bが入り込み、隙間を埋めることができる。この結果、隙間に起因するハンドルアーム25のガタツキを抑えることができる。
(B)ハンドルアーム25(又はハンドルアーム125)に第1非円形孔25c(又は第1非円形孔125c)の周囲に形成され第1テーパ面27f(又は第1テーパ面127f)に係合する第2テーパ面25g(又は第2テーパ面125g)を設けている。この場合には、第1テーパ面27f(又は第1テーパ面127f)に係合する第2テーパ面25g(又は第2テーパ面125g)が第1非円形孔25c(又は第1非円形孔125c)に形成されているので、係合突起27b(又は127b)が第1非円形孔と非円形部との隙間に入りやすくなり、さらに確実にハンドルアーム25(又はハンドルアーム125)のガタツキ及び第1非円形孔25c(又は第1非円形孔125c)の変形を抑えることができる。
(C)非円形部24bは、横断面の形状が、平行に形成された2つの第1線分24dと2つの第1線分24dの両端を結ぶ2つの第1円弧24eとを有する長円形状であり、第1非円形孔25c(又は第1非円形孔125c)は、横断面の形状が、2つの第1線分24dに係合する2つの第2線分25e(又は第2線分125e)を有する矩形形状である。
この場合には、第1非円形孔25c(又は第1非円形孔125c)と非円形部24bとの間に隙間を作りやすくなり、その隙間に係合突起27b(又は係合突起127b)を挿入しやすくなる。
(D)第2非円形孔27cは、横断面の形状が2つの第1線分24dに係合する第3線分27gと第1円弧24eに係合する第2円弧27hと、を有する長円形状であり、係合突起27bは、2つの第3線分27gが形成された部分の少なくとも一方に形成されている、この場合には、直線部分に第1テーパ面27fを形成しているので、高精度にハンドルアームのガタツキを抑えることができる。
(E)第2非円形孔127cは、横断面の形状が2つの第1線分24dに係合する第3線分127gと第1円弧24eに係合する第2円弧127hと、を有する長円形状であり、係合突起127bは、第2円弧127hの少なくとも一方に形成されている。この場合には、矩形断面の第1非円形孔125cと長円形断面の非円形部24bとの隙間に係合突起127bが配置されるので、隙間を形成するための特別な形状を作り込むことなく係合突起127bを隙間に挿入できる。
(F)ハンドルアーム25(又はハンドルアーム125)はマグネシウム合金製であり、固定ボルト35は鉄系金属製のボルト部材であり、固定ボルト35の頭部35aと第1非円形孔25c(又は第1非円形孔125c)との間に配置されるアルミニウム合金製の間座部材36(又は間座部材136)をさらに備えている。この場合には、腐食しやすいマグネシウム合金製のハンドルアーム25(又はハンドルアーム125)と例えばステンレス等の鉄系金属製の固定ボルト35との間に両者の間のイオン化傾向を有するアルミニウム製の間座部材36(又は間座部材136)が配置されるので、マグネシウム合金製のハンドルアーム25(又はハンドルアーム125)の電解腐食を抑制できる。
(G)釣り用リールはスピニングリールであり、軸つば部材28を皿に備えている。軸つば部材28は、内周部がハンドル軸24の外周に配置される底部28aと、底部28aの外周部からハンドル軸24を覆うように配置される筒部28bと、を有している。ワッシャ部材27(又はワッシャ部材127)は、固定部25a(又は固定部125a)と底部28aの外側面との間で軸つば部材28内の収納凹部28cに配置されている。この場合には、スピニングリールにおいて、ワッシャ部材27(又はワッシャ部材127)が軸つば部材28と固定部25a(又は固定部125a)との間に挟まれるので、ハンドル軸24の外周部が保護されるとともに、ワッシャ部材27(又はワッシャ部材127)が外部に露出しなくなる。しかも、ワッシャ部材27(又はワッシャ部材127)が外部に露出しなくなるので、ワッシャ部材27(又はワッシャ部材127)を着色する必要がなくなり、ワッシャ部材27(又はワッシャ部材127)に耐候性、耐久性が高い素材を用いることができる。
(H)ハンドル軸24は、軸つば部材28の底部28aの内側面に対向可能な第1環状突起24cと、スピニングリールのマスターギア軸10の軸端に接触可能な第2環状突起24hと、を外周面に有する。この場合には、第2環状突起24hがマスターギア軸10に接触可能であるので、ハンドル軸24がマスターギア軸10に螺合するねじ込み式のハンドル軸の場合、軸つば部材28をマスターギア軸10に接触させる必要がなくなる。このため、軸つば部材28を構成が簡素になる。また、第1環状突起24cにより軸つば部材28の軸方向内方への移動を規制できるので、固定部25a(又は固定部125a)との間に配置されるワッシャ部材27(又はワッシャ部材127)をハンドルアーム25(又はハンドルアーム125)に対して相対移動させることができる。
(I)第1環状突起24cと底部28aの内側面との間に配置されたばね部材29をさらに有する。この場合には、固定ボルト35を締め込むと、第1環状突起24cと固定部25a(又は固定部125a)との間に、ワッシャ部材27(又はワッシャ部材127)と軸つば部材28の底部28aとが挟まれた状態てばね部材29が圧縮するので、固定ボルト35が緩みにくくなるとともに、ばね部材29により軸つば部材28とリール本体2との隙間を調整できる。
(J)ハンドル軸24の一端側の端面には、固定ボルト35が螺合する雌ねじ部24aが形成されている。この場合には、固定ボルト35を用いてハンドルアーム25(又はハンドルアーム125)を固定できるので、固定部25a(又は固定部125a)から固定ボルト35が突出しにくくなる。
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(a)前記実施形態では、フロントドラグ機構を有するスピニングリールを例に説明したが、リアドラグ型のスピニングリールやクローズドフェース型のスピニングリール等の他の形態のスピニングリールにも本発明を適用できる。
また、本発明は、両軸受リールのハンドルアーム取付構造にも適用できる。この場合、ねじ部材としてボルトではなく、ナットを用いても良い。ナットを用いる場合、ナットとハンドルアームとの間にワッシャ部材を配置しても良い。このように両軸受リールに本発明を適用しても、ハンドルアームのガタツキを抑えることができる。
(b)前記実施形態では、ハンドルアーム25がハンドル軸24の径方向の両外方に延びる形式のハンドル組立体1であったが、ハンドルアームがハンドル軸の径方向の一方に延び、その先端に把手部が装着されたシングルハンドルのハンドル組立体であってもよい。
(c)前記実施形態では、ねじ方向が異なる第1雄ねじ部24f及び第2雄ねじ部24gをハンドル軸24に形成したが、ねじ方向が異なる雄ねじ部を有する2本のハンドル軸を用意し、ハンドル組立体の装着位置に応じて、ねじ方向が異なる2本のハンドル軸のいずれかを装着するようにしてもよい。この場合、ハンドル軸以外はハンドル組立体の装着位置に関係なく共通して使用できる。
(d)前記実施形態では、ハンドル軸24をマスターギア軸にねじ込む形態であったが、ハンドル軸がマスターギア軸に非円形係合するハンドル組立体にも本発明を適用できる。
(e)前記実施形態では、固定部25a(又は固定部125a)に第2テーパ面25g(又は第2テーパ面125g)を形成したが、第2テーパ部を形成しなくてもよい。
1 ハンドル組立体
2 リール本体
2a リールボディ
2b 竿取付脚
2c 開口
2d 蓋体
3 ロータ
4 スプール
4a 糸巻き胴部
4b スカート部
4c フランジ部
5 ロータ駆動機構
6 オシレーティング機構
9 ハンドルアーム取付構造
10 マスターギア軸
10a 第1貫通孔
10b 第1雌ねじ部
10c 第2貫通孔
10d 第3貫通孔
10e 第2雌ねじ部
11 マスターギア
12 ピニオンギア
12a 前部
13 ナット
14a 軸受
14b 軸受
15 スプール軸
16a 軸受
16b 軸受
17a ボス部
17b ボス部
19 キャップ部材
19a 雄ねじ部
21 螺軸
22 スライダ
23 中間ギア
24 ハンドル軸
24a 雌ねじ部
24b 非円形部
24c 第1環状突起
24d 第1線分
24e 第1円弧
24f 第1雄ねじ部
24g 第2雄ねじ部
24h 第2環状突起
25 ハンドルアーム
25a 固定部
25b アーム部
25c 第1非円形孔
25d 円形孔
25e 第2線分
25f 第4線分
25g 第2テーパ面
25h 係合凹部
26 ハンドル把手
27 ワッシャ部材
27a 円板部
27b 係合突起
27c 第2非円形孔
27d 内側面
27e 外側面
27f 第1テーパ面
27g 第3線分
27h 第2円弧
28 軸つば部材
28a 底部
28b 筒部
28c 収納凹部
28d 貫通孔
28e 環状溝
28f 三角形溝
28g 矩形溝
29 ばね部材
30 円筒部
31 第1ロータアーム
32 第2ロータアーム
33 前壁
33a ボス部
35 固定ボルト
35a 頭部
35b 工具係止部
36 間座部材
36a コーン面
41 ベールアーム
56 軸受
57 軸受
60 ドラグ機構
101 ハンドル組立体
109 ハンドルアーム取付構造
125 ハンドルアーム
125a 固定部
125b アーム部
125c 第1非円形孔
125d 円形孔
125e 第2線分
125f 第4線分
125g 第2テーパ面
125h 係合凹部
125i 座繰り部
127 ワッシャ部材
127a 円板部
127b 係合突起
127c 第2非円形孔
127d 内側面
127e 外側面
127f 第1テーパ面
127g 第3線分
127h 第2円弧
136 間座部材
136a コーン面
136b 環状溝

Claims (9)

  1. 一端に非円形部が形成された釣り用リールのハンドル軸にハンドルアームをねじ部材により取り付ける釣り用リールのハンドルアーム取付構造であって、
    前記ハンドルアームに設けられ、前記非円形部に一体回転可能に係合する第1非円形孔を有する固定部と、
    前記非円形部に係合する第2非円形孔を有する円板部、並びに前記第2非円形孔の周囲から前記第1非円形孔に向かって突出し、前記非円形部に係合する内側面及び前記第1非円形孔に係合しかつ先細りの第1テーパ面が形成された外側面を有する少なくとも一つの係合突起、を有し、前記ハンドル軸に前記ハンドルアームと軸方向に相対移動可能に装着可能な合成樹脂製のワッシャ部材と、
    内周部が前記ハンドル軸の外周に配置され外側面に収納凹部を有する底部と、前記底部の外周部から前記ハンドル軸を覆うように配置される筒部と、を有する軸つば部材と、
    を備え、
    前記固定部は、前記第1非円形孔の周囲に配置され前記非円形部との隙間が徐々に広がるように傾斜して形成され前記第1テーパ面に係合する少なくとも一つの第2テーパ面をさらに有し、
    前記ワッシャ部材は前記固定部と前記底部の外側面との間に配置され、前記ワッシャ部材の円板部は前記底部の収納凹部に配置されている、
    釣り用リールのハンドルアーム取付構造。
  2. 前記非円形部は、横断面の形状が、平行に形成された2つの第1線分と前記2つの第1線分の両端を結ぶ2つの第1円弧とを有する長円形状であり、
    前記第1非円形孔は、横断面の形状が前記2つの第1線分に係合する2つの第2線分を有する矩形形状である、請求項に記載の釣り用リールのハンドルアーム取付構造。
  3. 前記第2非円形孔は、横断面の形状が前記2つの第1線分に係合する第3線分と前記第1円弧に係合する第2円弧と、を有する長円形状であり、
    前記係合突起は、前記2つの第3線分が形成された部分の少なくとも一方に形成されている、請求項に記載の釣り用リールのハンドルアーム取付構造。
  4. 前記第2非円形孔は、横断面の形状が前記2つの第1線分に係合する第3線分と前記第1円弧に係合する第2円弧と、を有する長円形状であり、
    前記係合突起は、前記第2円弧の少なくとも一方に形成されている、請求項に記載の釣り用リールのハンドルアーム取付構造。
  5. 前記ハンドルアームはマグネシウム合金製であり、
    前記ねじ部材は鉄系金属製のボルト部材であり、
    前記ボルト部材の頭部と前記第1非円形孔との間に配置されるアルミニウム合金製の間座部材をさらに備える、請求項からのいずれか1項に記載の釣り用リールのハンドルアーム取付構造。
  6. 前記釣り用リールは、スピニングリールである、請求項1から5のいずれか1項に記載の釣り用リールのハンドルアーム取付構造。
  7. 前記ハンドル軸は、前記軸つば部材の前記底部の内側面に対向可能な第1環状突起と、前記スピニングリールのマスターギア軸の軸端に接触可能な第2環状突起と、を外周面に有する、請求項1から6のいずれか1項に記載の釣り用リールのハンドルアーム取付構造。
  8. 前記第1環状突起と前記底部の内側面との間に配置されたばね部材をさらに有する、請求項に記載の釣り用リールのハンドルアーム取付構造。
  9. 前記ハンドル軸の前記一端側の端面には、前記ねじ部材が螺合する雌ねじ部が形成されている、請求項からのいずれか1項に記載の釣り用リールのハンドルアーム取付構造。
JP2009075865A 2009-03-26 2009-03-26 釣り用リールのハンドルアーム取付構造 Active JP5292152B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009075865A JP5292152B2 (ja) 2009-03-26 2009-03-26 釣り用リールのハンドルアーム取付構造
US12/705,163 US8152087B2 (en) 2009-03-26 2010-02-12 Handle arm mounting structure for fishing reel
SG201001078-3A SG165236A1 (en) 2009-03-26 2010-02-19 Handle arm mounting structure for fishing reel
MYPI2010000808 MY151353A (en) 2009-03-26 2010-02-24 Handle assembly for fishing reel
TW099106337A TWI461151B (zh) 2009-03-26 2010-03-04 釣魚用捲線器的操作桿臂安裝構造
KR1020100021202A KR101690702B1 (ko) 2009-03-26 2010-03-10 낚시용 릴의 핸들 암 취부 구조
CN201010132095.4A CN101843231B (zh) 2009-03-26 2010-03-25 钓鱼用渔线轮的手柄臂装配结构
EP10003267A EP2232987B1 (en) 2009-03-26 2010-03-26 Handle assembly for fishing reel
AT10003267T ATE534289T1 (de) 2009-03-26 2010-03-26 Griffanordnung für angelrolle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009075865A JP5292152B2 (ja) 2009-03-26 2009-03-26 釣り用リールのハンドルアーム取付構造

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010226977A JP2010226977A (ja) 2010-10-14
JP2010226977A5 JP2010226977A5 (ja) 2012-04-26
JP5292152B2 true JP5292152B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=42271891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009075865A Active JP5292152B2 (ja) 2009-03-26 2009-03-26 釣り用リールのハンドルアーム取付構造

Country Status (9)

Country Link
US (1) US8152087B2 (ja)
EP (1) EP2232987B1 (ja)
JP (1) JP5292152B2 (ja)
KR (1) KR101690702B1 (ja)
CN (1) CN101843231B (ja)
AT (1) ATE534289T1 (ja)
MY (1) MY151353A (ja)
SG (1) SG165236A1 (ja)
TW (1) TWI461151B (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010273629A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Shimano Components Malaysia Sdn Bhd 釣り用リールのハンドル組立体
JP2011193855A (ja) * 2010-03-24 2011-10-06 Shimano Components Malaysia Sdn Bhd マスターギア組立体
JP5961364B2 (ja) * 2011-11-18 2016-08-02 株式会社シマノ 両軸受リールのハンドル組立体及び両軸受リール
WO2013180026A1 (ja) * 2012-05-29 2013-12-05 グローブライド株式会社 魚釣用スピニングリール
JP6027805B2 (ja) * 2012-07-24 2016-11-16 株式会社シマノ スピニングリールのハンドル組立体
JP6542567B2 (ja) * 2015-04-09 2019-07-10 シマノコンポネンツ マレーシア エスディーエヌ.ビーエッチディー. 釣り用リールのワッシャ
JP6949661B2 (ja) * 2017-10-25 2021-10-13 株式会社シマノ スピニングリール用のハンドル組立体、及び、スピニングリール
JP7064323B2 (ja) * 2017-12-06 2022-05-10 株式会社シマノ 魚釣用リールの軸受保持構造および魚釣用リール
CN109882722A (zh) * 2019-03-26 2019-06-14 明基智能科技(上海)有限公司 支撑装置
US11350617B2 (en) 2019-06-21 2022-06-07 Trika Inc. Left handed fishing reel
US11547105B1 (en) * 2021-06-23 2023-01-10 Okuma Fishing Tackle Co. Ltd. Spinning fishing reel
KR102549730B1 (ko) 2022-11-14 2023-06-30 주식회사 플랜티넷 객체 군집화 기반 문서 분류 방법 및 장치
KR102572549B1 (ko) 2022-11-15 2023-08-30 주식회사 플랜티넷 객체 선택 기반 문서 분류 방법 및 장치

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2335752A (en) * 1940-11-13 1943-11-30 Ralph I Geiger Fishing reel
JPS61118252U (ja) * 1985-01-11 1986-07-25
JPS6392813U (ja) * 1986-12-05 1988-06-15
JPH071324U (ja) * 1993-06-04 1995-01-10 東洋プラスチック精工株式会社 ボルトに装着した部品の外れ防止用樹脂製ワッシャー及びその組立体
JP2588660Y2 (ja) * 1993-09-24 1999-01-13 ダイワ精工株式会社 魚釣用リールのハンドル装着機構
JP3043237B2 (ja) * 1993-11-24 2000-05-22 ダイワ精工株式会社 魚釣用リール
JPH1019025A (ja) * 1996-07-02 1998-01-20 Hideo Koo 足付き座金によるハンドル固定機構
JP3325779B2 (ja) 1996-08-28 2002-09-17 株式会社シマノ 両軸受リールのハンドル取付構造
JP3464364B2 (ja) * 1997-03-31 2003-11-10 ダイワ精工株式会社 魚釣用リール
US5897072A (en) * 1997-09-30 1999-04-27 Lok; Henry C. Extendible fishing reel crank handle
JP3839972B2 (ja) * 1998-09-17 2006-11-01 株式会社シマノ スピニングリールの防水構造
KR200174208Y1 (ko) 1999-04-27 2000-03-15 주식회사신아스포츠 핸들의 헐거워짐을 방지하는 부재를 구비하는 낚시용 릴
US6305627B1 (en) * 1999-12-08 2001-10-23 Roy E. Stiner Fastener and retainer
JP2002303314A (ja) * 2001-04-04 2002-10-18 Asahi Rubber Kk 樹脂製ワッシャー
US6666396B2 (en) * 2001-06-11 2003-12-23 Gator Grip, Inc. Multidirectional rotatable handle
JP4381733B2 (ja) * 2003-06-26 2009-12-09 株式会社シマノ 両軸受リール
JP3926198B2 (ja) * 2002-04-19 2007-06-06 株式会社シマノ スピニングリールの螺軸取付構造
JP4045167B2 (ja) * 2002-05-01 2008-02-13 株式会社シマノ スピニングリールのハンドル組立体
JP2004222559A (ja) * 2003-01-21 2004-08-12 Ever Green International:Kk 魚釣り用リールのハンドル装置
JP2004236571A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Shimano Inc 釣り用リールのハンドル取付構造
SG112961A1 (en) * 2003-12-09 2005-07-28 Shimano Kk Spinning-reel oscillating device
SG121940A1 (en) * 2004-10-06 2006-05-26 Shimano Kk Handle knob and handle assembly for a fishing reel
US7178752B1 (en) 2005-08-01 2007-02-20 Okuma Fishing Tackle Co., Ltd. Crank handle for spinning reel
JP2007117045A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Daiwa Seiko Inc 魚釣用リール
JP2009075865A (ja) 2007-09-20 2009-04-09 Toshiba Corp 電子機器
CN101444199B (zh) * 2008-12-29 2011-06-01 涂晋敏 可调拉力轻便矶钓渔线轮

Also Published As

Publication number Publication date
CN101843231A (zh) 2010-09-29
TW201041504A (en) 2010-12-01
ATE534289T1 (de) 2011-12-15
SG165236A1 (en) 2010-10-28
CN101843231B (zh) 2014-01-01
JP2010226977A (ja) 2010-10-14
EP2232987A1 (en) 2010-09-29
EP2232987B1 (en) 2011-11-23
KR101690702B1 (ko) 2016-12-28
MY151353A (en) 2014-05-15
US20100243781A1 (en) 2010-09-30
US8152087B2 (en) 2012-04-10
KR20100108208A (ko) 2010-10-06
TWI461151B (zh) 2014-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5292152B2 (ja) 釣り用リールのハンドルアーム取付構造
JP2010226977A5 (ja)
EP2842420B1 (en) Spinning reel
US8011610B2 (en) Fishing reel handle assembly
JP2015035987A5 (ja)
KR100970511B1 (ko) 스피닝 릴의 핸들 조립체
KR102002855B1 (ko) 스피닝 릴
JP6472946B2 (ja) スピニングリール
JP5777873B2 (ja) 釣り用リールのギア装着構造
JP2015035986A5 (ja)
KR20030063240A (ko) 낚시용 릴의 부품조립체
JP2011193855A5 (ja)
JP2012105601A5 (ja)
JP2016174593A5 (ja)
KR20040066725A (ko) 스피닝 릴의 핸들 조립체
JP5010860B2 (ja) 釣り用リールのハンドル把手
JP2008154482A (ja) スピニングリールのリール本体
JP5680335B2 (ja) スピニングリールのスプール
JP5155281B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP4381885B2 (ja) 釣り用リールのスプールの制動操作構造
JP5618490B2 (ja) 釣り用リールのハンドル把手
JP7384851B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP4884359B2 (ja) 釣り用リールの部品固定構造
JP2009022167A (ja) スピニングリールのロータ
JP2013252097A (ja) スピニングリール及びスピニングリールのリール本体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120307

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130610

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5292152

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250