JP2001145237A - グロメットおよび該グロメットのパネル取付方法 - Google Patents

グロメットおよび該グロメットのパネル取付方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体パネルの貫通穴へ押し込みの1動作でグ
ロメットを取り付けられるようにする。 【解決手段】 ワイヤハーネスを密嵌状態で挿通させる
小径筒部と、該小径筒部の一端より円錐筒形状に連続す
る拡径筒部と、該拡径筒部の外周面に環状に設けた車体
係止用の凹部とを備えたグロメットであって、凹部13
の底面を挟む両側周壁の高さは、一方の拡径筒部開口端
側の第1側壁15に対して、反対側の小径筒部側の第2
側壁16の高さを50%〜35%とし、かつ、第1側壁
と第2側壁との間の寸法である凹部幅を第2側壁の高さ
寸法よりも大とし、第2側壁が凹部内に倒れ込めるよう
に設定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は自動車用ワイヤハーネスに取り付
けて車体パネルの貫通穴に装着するグロメットおよび該
グロメットのパネルへの取付方法に関するものである。
【0002】
【発明の属する技術分野】従来より、自動車のエンジン
ルームから車室内へとワイヤハーネスを配索する場合、
図6および図7に示すように、ワイヤハーネスW/Hに
ゴムあるいはエラストマー製のグロメット1を外嵌して
いる。このグロメット1を取り付けたワイヤハーネスW
/Hを、エンジンルーム(X)と車室(Y)とを仕切る
車体パネル2の貫通穴3に通して、上記グロメット1を
貫通穴3の周縁に装着して、エンジンルーム側から車室
へ貫通孔3を通して水や埃等が浸入することを防止する
防水性、防塵性を持たせている。
【0003】上記グロメット1はワイヤハーネスW/H
を密嵌状態で挿通させる小径筒部1aと、該小径筒部1
aの一端より円錐筒形状に連続する拡径筒部1bを備
え、該拡径筒部1bの外周面に車体係止用の凹部1cを
環状に設けている。この凹部1cを車体パネル2の貫通
穴3に嵌合して、グロメット1を車体パネル2に取り付
けており、この取付時における係止力を高めるため、車
体係止用凹部1cを設けた部分は厚肉とすると共に凹部
1cを深くしている。言い換えれば、凹部1cの底面1
dから両側壁1e、1fの先端までの高さを大としてい
る。
【0004】例えば、図6に示すように、先端開口側の
周壁1eの深さH1を8.6mmとし、反対側の小径筒
部側から厚肉となりながら外周面が傾斜した部分1gの
先端に位置する周壁1fの深さH2を6.1mmとして
いる。また、開口側の周壁1eから開口端1hまでの寸
法L1を9mm、反対側の傾斜部の寸法L2を16.6
mmとしている。
【0005】上記グロメット1は、従来、図7に示すよ
うに、エンジンルーム(X)から貫通穴3を通して車室
(Y)へと、拡径筒部1b側から挿入し、貫通穴3の内
径Dよりも大きい凹部1cを挟む両側外周部を押し潰し
ながら、グロメット1の全体を車室(Y)へと一旦押し
込んでいる。その後、ワイヤハーネスW/Hをエンジン
ルーム(X)側から引き戻して凹部1cを貫通穴3に嵌
合して、グロメット1を車体パネル2に取り付けてい
る。即ち、エンジンルーム(X)から車室(Y)へと一
旦押し込んだ後にエンジンルームへと引き戻す2動作で
グロメット1の車体パネル2への取付を行っている。こ
のように一旦押し込んだ後に再度引き戻して凹部1cを
車体パネル2に嵌合させているのは、突出量の大きな周
壁1eより押し込むと、突出量の小さい周壁1fとの間
の凹部1cに貫通穴3の周縁を節度感良く確実に嵌合で
きないことによる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近時、自動車に搭載す
る部品の急増に伴い、上記グロメット1を取り付ける車
体パネル2の両側近傍にも部品が配置されている。前記
のように、グロメット1を車体パネル2に取り付ける
時、まず、エンジンルーム側から車室内にグロメット1
の全体を押し込むが、車室内において押し込まれたグロ
メットを受け入れるスペースを確保することが困難にな
ってきている。また、グロメットを車室内に押し込んだ
後にエンジンルーム側に引き戻しているが、エンジンル
ーム側においても、ワイヤハーネスW/Hを持ってエン
ジンルーム側へ引き戻す作業ができるスペースがなくな
ってきている。
【0007】上記エンジンルームから車室内にかけて配
索するワイヤハーネスW/Hは、車両構成等による規制
から、エンジンルーム(X)から車体パネル2の貫通穴
3を通して車室(Y)へと配索する必要がある。しかし
ながら、上記のように、スペース上の理由より、前記図
6に示すグロメット1を用いて、図7に示すように、エ
ンジンルームから押し引き2動作でのグロメットの取付
方法を採用することができない問題が生じている。
【0008】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、エンジンルーム側からの押し込みの1動作でグロ
メットを車体パネルの貫通孔に確実に挿入係止できる構
成としたグロメットおよびグロメットの取付方法を提供
することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ゴムまたはエラストマーからなり、ワイ
ヤハーネスを密嵌状態で挿通させる小径筒部と、該小径
筒部の一端より円錐筒形状に連続する拡径筒部と、該拡
径筒部の外周面に環状に設けた車体係止用の凹部とを備
えたグロメットであって、上記凹部の底面を挟む両側周
壁の高さは、一方の拡径筒部開口端側の第1側壁に対し
て、反対側の小径筒部側の第2側壁の高さを50%〜3
5%とし、かつ、上記第1側壁と第2側壁との間の寸法
である凹部幅を上記第2側壁の高さ寸法よりも大とし、
第2側壁が凹部内に倒れ込めるように設定していること
を特徴とするグロメットを提供している。
【0010】上記第1側壁の高さに対して第2側壁の高
さは、45%〜40%とすることがより好ましく、か
つ、第2側壁の高さは凹部幅の70%〜60%程度とす
ることが好ましい。なお、前記図6に示す従来のグロメ
ットでは、第1側壁の高さに対して第2側壁の高さは7
0%となっており、かつ、従来提供されているこの種の
グロメットにおいても、いずれも70%〜100%とな
っている。また、前記図6のグロメットでは第2側壁の
高さは凹部幅よりも大きくなっている。
【0011】さらに、上記グロメットは、第2側壁に連
続する傾斜部の軸線方向の長さを、第1側壁から拡径筒
部開口端までの軸線方向の長さに対して、90%〜40
%、好ましくは、85〜70%としている。なお、前記
図6に示す従来例では150〜200%となっている。
【0012】さらに、上記グロメットの第2側壁は底面
側より先端側にかけて第1側壁側へと傾斜させていると
共に、第2側壁が外周面より突設された位置の拡径筒部
の内周面に溝部を設けている。該形状とすると、第2側
壁は凹部側へと倒れ込み易くすることができる。
【0013】さらにまた、第1側壁の外側先端と中間部
にリップを突設すると共に、凹部底面にもリップを突設
させている。このように第1側壁と凹部底面にリップを
形成すると、凹部に嵌合する車体パネルの貫通孔の周縁
に対する密着性を高めることができ、シール性を向上さ
せることができる。
【0014】上記グロメットは、車体パネルのバーリン
グ付きの貫通穴に小径筒部側から挿入し、上記第2側壁
をバーリングで押さえて凹部へ倒しこんで車体パネルの
貫通穴を通過させ、第2側壁が貫通穴通過後に復元し
て、第1側壁と第2側壁との間の凹部に車体パネルの貫
通穴周縁を嵌合させ、押し込みだけの1動作で車体パネ
ルに取り付ける構成としている。
【0015】具体的には、エンジンルーム側から車室側
へと車体パネルに設けたバーリング付きの貫通穴に、グ
ロメットの小径筒部側から押し込み、押し込みだけの1
動作でグロメットを車体パネルに取り付けている。
【0016】上記のように、車体パネルの貫通穴への挿
入側となる凹部の一方周壁(第2側壁)の高さを低くし
ているため、この第2側壁を押し込むだけで潰して貫通
穴を通過させることができ、かつ、他方の第1側壁の高
さを2倍以上としているため、節度感が発生して、これ
ら両側の周壁の間の凹部を、押し込みだけの1動作で確
実に係止することができる。よって、エンジンルーム側
および車室側のいずれにもスペースがない場合であって
も、車体パネルへのグロメットの取付作業を問題なく行
うことができる。
【0017】また、第2側壁に連続する上記傾斜部は、
凹部の底面位置と同一位置となる小径筒部側の直線位置
へと連続し、この傾斜部の外径は貫通孔の内径よりも大
となり、貫通穴を通過させる時に縮径させて潰す必要が
ある箇所である。よって、前記のように、傾斜部の長さ
も従来と比較して半減以上し、かつ、前記のように高さ
も従来より略半減しているため、貫通穴への挿入時に非
常に潰し易くなり、言い換えると撓み易くなる。その結
果、押し込み時の操作力がさほど要求されず、作業性を
改善することができる。
【0018】また、車体パネルに対する係止保持力につ
いても、第2側壁が、貫通穴への取付時に凹部底面側に
撓んで倒れ込んだ状態から復元して係止し、言わば、ロ
ック形状に近くなるため、第2側壁の高さを減少させて
も、従来と同様の係止保持力を持たせることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1乃至図4は第1実施形態を示
し、グロメット10はゴムまたはエラストマーからな
り、ワイヤハーネスW/Hを密嵌状態で挿通させる小径
筒部11と、小径筒部11の一端より略円錐筒形状に連
続する拡径筒部12と、拡径筒部12の外周に環状に設
けた車体係止用の凹部13を備えている。
【0020】上記凹部13の底面14を挟む両側周壁の
うち、一方の拡径筒部開口端側の第1側壁15の高さH
3に対して、反対側の小径筒部側の第2側壁16の高さ
H4を約50%としている。また、凹部の底面14の軸
線方向の幅L3を第2側壁16の高さ寸法H4よりも大
とし(L3>H4)、第2側壁16が凹部13内に倒れ
込めるように設定している。
【0021】上記凹部13を設ける拡径筒部12は、上
記第2側壁16と連続して小径筒部側へと延在する部分
が傾斜部17となり、次第に薄肉としている。この傾斜
部17の小径端より、均一厚さの薄肉で軸線方向に直線
状の円筒部18を連続させ、同様な円筒部を順次小径化
しながら複数段形成して大略円錐形状とし、その縮径端
を小径筒部11に連続させている。上記傾斜部17の小
径筒部側の先端17aの外径は凹部13の底面14の外
径と略一致させている。一方、拡径筒部12の先端開口
19側では、第1側壁15から先端までは、前記のよう
に、第2側壁16の厚さの約2倍の厚さとしている。
【0022】第2側壁16から傾斜部の先端17aまで
の軸線方向の長さL4を、第1側壁15から拡径筒部開
口端19までの軸線方向の長さにL5対して、83%と
している。
【0023】上記グロメット10は、図2に示すよう
に、前記従来のグロメット1と比較すると、従来のグロ
メット1の第2側壁から傾斜部にかけた斜線部分Xを除
去し、第2側壁16の高さを低くすると共に傾斜部17
も低く且つ短くしたものである。即ち、第2側壁16の
高さは従来よりも43%低くし、傾斜部17の長さは従
来よりも55%短くしている。
【0024】さらに、グロメット10では、第2側壁1
6は凹部底面14より外方先端側にかけて第1側壁15
側へと傾斜させて、先端をリップ状としている。かつ、
第1側壁15の外側先端と中間部にリップ20、21を
突設すると共に、凹部底面14の中央部にもリップ22
を突設させている。さらにまた、第2側壁16が外周面
より突設された位置の拡径筒部12の内周面に環状の溝
部23を設けて、第2側壁16を撓み易くしている。
【0025】上記形状としたグロメット10は、図3に
示すように、小径筒部11を拡げ治具(図示せず)を用
いて拡げた状態でワイヤハーネスW/Hを貫通させ拡径
筒部12の先端開口19より引き出し、小径筒部11の
先端とワイヤハーネスW/Hとにテープ25を巻き付け
ている。この状態で、グロメット10内にはシール剤2
6を充填している。
【0026】上記したグロメット10を取り付けたワイ
ヤハーネスW/Hを自動車に配索する時、図4(A)〜
(D)に示すように、エンジンルーム(X)から車体パ
ネル2の貫通穴3を通して車室(Y)へと貫通させる。
該貫通穴3の周縁にはバーリング3aが車室(Y)に向
かって突出している。なお、エンジンルーム(X)側に
バーリングが突出していてもよい。
【0027】ワイヤハーネスW/Hに取り付けたグロメ
ット10は、図示のように、挿入側が小径筒部11とな
るようにワイヤハーネスW/Hに取り付けており、よっ
て、貫通穴3に小径筒部11から挿入していく。この挿
入時、拡径筒部12の傾斜部17に達すると、傾斜部1
7の外径が貫通穴3およびバーリング3aの内径よりも
次第に大きくなるため、傾斜部17が押し縮められなが
ら通過する。第2側壁16がバーリング3aに当たる
と、図示のように、バーリング3aにより押しされて凹
部13に倒れこむ状態となり、大きな操作力を要せず
に、貫通穴3およびバーリング3aに第2側壁16を通
すことができる。
【0028】第2側壁16がバーリング3aの先端より
外れると、原状に復帰して外方に突出した状態となり、
バーリング3aおよび貫通穴3の周縁のパネル2は第2
側壁16と第1側壁15との間に嵌まり込んだ状態とな
り、凹部13に係止される。このとき、第1側壁15の
突出量は第2側壁16の2倍近くあり、かつ、第1側壁
15から先端までは肉厚であるため、パネル2が第1側
壁15に当接した時に節度感が生じ、グロメット10が
パネル2に係止されたことを、作業員は容易に確認でき
る。
【0029】上記のように、ワイヤハーネスW/Hに取
り付けたグロメット10をエンジンルーム側から押し込
むだけの1動作でグロメット10を貫通穴3に通して係
止することができる。よって、従来の押し引きの2動作
と比較してグロメットの取付作業が簡単になると共に、
車室内およびエンジンルーム側にスペースが無くともグ
ロメットの取付を問題なく行うことができる。
【0030】図5は変形例を示し、グロメット10’の
拡径筒部12’を内壁50と外壁51の二重壁から形成
しており、これら内壁50と外壁51との間に空隙52
を設けることにより、遮音性能を高めている。また、第
2側壁16’および傾斜部17’は外壁51に設けてい
るため、第1実施形態よりも薄肉となり、よって、第2
側壁16’、傾斜壁17’をより撓みやすくでき、貫通
穴への取付時に凹部への倒れ込みをスムーズに行うこと
ができる。なお、他の構成は第1実施形態と同一である
ため、同一符号を付して説明を省略する。
【0031】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
に係わるグロメットでは、車体係止用の凹部の小径筒部
側の第2側壁の高さを低くしていると共に凹部内に倒れ
込めるようにしているため、該第2側壁から車体パネル
の貫通穴に通すと、該第2側壁と反対側の第1側壁との
間にパネルを節度感よく確実に係止することができる。
このように、グロメットを押し込むだけの1動作で車体
パネルの貫通穴に係止できることより、グロメット取付
位置の近傍にスペースがない場合においても、グロメッ
トの取付をスムーズに行うことができる。また、グロメ
ットを押し込むだけでよいため、グロメットの取付作業
性を改善することができる等の利点を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のグロメットの断面図であ
る。
【図2】 上記実施形態のグロメットと従来のグロメッ
トとの関係を示す図面である。
【図3】 上記グロメットにワイヤハーネスを取り付け
た状態の断面図である。
【図4】 (A)乃至(D)は上記ワイヤハーネスに取
り付けたグロメットを車体パネルの貫通穴に通して係止
する工程を示す図面である。
【図5】 変形例を示す断面図である。
【図6】 従来のグロメットを示す断面図である。
【図7】 (A)乃至(C)は従来のグロメットを車体
パネルの貫通穴に挿入係止する工程を示す図面である。
【符号の説明】
2 車体パネル 3 貫通穴 3a バーリング 10 グロメット 11 小径筒部 12 拡径筒部 13 車体係止用の凹部 14 底面 15 第1側壁 16 第2側壁 17 傾斜部 W/H ワイヤハーネス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴムまたはエラストマーからなり、ワイ
    ヤハーネスを密嵌状態で挿通させる小径筒部と、該小径
    筒部の一端より円錐筒形状に連続する拡径筒部と、該拡
    径筒部の外周面に環状に設けた車体係止用の凹部とを備
    えたグロメットであって、 上記凹部の底面を挟む両側周壁の高さは、一方の拡径筒
    部開口端側の第1側壁に対して、反対側の小径筒部側の
    第2側壁の高さを50%〜35%とし、かつ、上記第1
    側壁と第2側壁との間の寸法である凹部幅を上記第2側
    壁の高さ寸法よりも大とし、第2側壁が凹部内に倒れ込
    めるように設定していることを特徴とするグロメット。
  2. 【請求項2】 上記第2側壁に先端に連続して、凹部底
    面位置と同一位置まで縮径する傾斜部を備え、該傾斜部
    の軸線方向の長さを、第1側壁から拡径筒部開口端まで
    の軸線方向の長さに対して、90%〜40%としている
    請求項1に記載のグロメット。
  3. 【請求項3】 上記第2側壁は底面側より先端側にかけ
    て第1側壁側へと傾斜させていると共に、第2側壁が外
    周面より突設された位置の拡径筒部の内周面に溝部を設
    けている請求項1または請求項2に記載のグロメット。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載のグロメットを用い、該グロメットをワイヤハーネ
    スに取り付け、 車体パネルのバーリング付きの貫通穴に小径筒部側から
    挿入し、上記第2側壁をバーリングで押さえて凹部へ倒
    しこんで車体パネルの貫通穴を通過させ、第2側壁が貫
    通穴通過後に復元して、第1側壁と第2側壁との間の凹
    部に車体パネルの貫通穴周縁を嵌合させ、押し込みだけ
    の1動作で車体パネルに取り付けるグロメットの取付方
    法。
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