JP2001266685A - グロメット - Google Patents

グロメット

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JP2001266685A
JP2001266685A JP2000072892A JP2000072892A JP2001266685A JP 2001266685 A JP2001266685 A JP 2001266685A JP 2000072892 A JP2000072892 A JP 2000072892A JP 2000072892 A JP2000072892 A JP 2000072892A JP 2001266685 A JP2001266685 A JP 2001266685A
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fitting portion
concave fitting
grommet
rib
mounting hole
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Hiroyuki Ochi
洋行 越知
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、異なる板厚のパネル部材に装着し
た場合であっても、挿通を容易に行なうことができると
ともに密閉性が低下してしまうのを防止することができ
るグロメットを提供するものである。 【解決手段】 グロメット11に第1凹状嵌合部12と、第
1凹状嵌合部12の幅よりも小さい幅を有する第2凹状嵌
合部13とを設けるとともに、フランジ部14の延在方向先
端部に、グロメット11の延在方向に沿って突出して第2
凹状嵌合部13が取付け孔16aに嵌合したときに車体パネ
ル16に当接する第1リブ14aを形成し、さらに、第1リ
ブ14aに対してフランジ部14の放射方向内方に、グロメ
ット11の延在方向に沿って突出するとともに、第1リブ
14aの突出高さよりも低い高さに形成され、第1凹状嵌
合部12が取付け孔16aに嵌合したときに車体パネル16a
に当接する第2リブ14bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はグロメットに関し、
詳しくは、車体パネルの取付け孔にワイヤハーネスを挿
通する際に、取付け孔とワイヤハーネスが接触するのを
防止するとともに、取付け孔を通してパネル内に水等が
侵入するのを防止することができるグロメットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、車体の外部と内部を区画するパ
ネル部材に形成された取付け孔にワイヤハーネスを保持
したグロメットを挿通する際に、取付け孔とグロメット
が接触するのを防止するとともに、水等が取付け孔とコ
ルゲート管の間の隙間からパネル内(室内)に侵入する
のを防止するためにグロメットが使用されている。
【0003】従来のこの種のグロメットとしては、図
3、4に示すようなものがある。図3、4において、1
はゴム等から構成されるグロメットであり、このグロメ
ット1の延在方向略中央部には凹状嵌合部1aが形成さ
れ、この凹状嵌合部1aは図4(a)に示すように車体
パネル3に形成された取付け孔3aに嵌合されるように
なっている。また、凹状嵌合部1aの近傍にはフランジ
部2が設けられており、このフランジ部2はグロメット
1から外方に延在するとともに突出方向先端部に突起部
2aが形成されている。
【0004】このフランジ部2は凹状嵌合部1aが取付
け孔3aに嵌合したときに突起部2aが取付け孔3a周
縁のパネル部材3に当接することにより、取付け孔3a
を密閉するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなグロメット1にあっては、凹状嵌合部1aの幅aと
車体パネルの板厚tがa=tの関係になるように凹状嵌
合部1aの幅aが設定されるが、図4に示すように凹状
嵌合部1aの幅aよりも大きい板厚tを有する車体パネ
ル4に凹状嵌合部1aを嵌合させると、突起部2aが車
体パネル4に強く突き当ってしまい、フランジ部2が折
れ曲ってグロメット1を取付け孔4aに挿通し難い上
に、密閉性を低下させてしまうという問題があった。
【0006】そこで本発明は、異なる板厚のパネル部材
に装着した場合であっても、挿通を容易に行なうことが
できるとともに密閉性が低下してしまうのを防止するこ
とができるグロメットを提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、パネル部材に形成された取
付け孔に嵌合される凹状嵌合部と、該凹状嵌合部の近傍
から外方に延在し、前記凹状嵌合部が前記取付け孔に嵌
合したときに該取付け孔周縁の前記パネル部材に当接す
るフランジ部とを有するグロメットであって、前記凹状
嵌合部を、第1凹状嵌合部と、該第1凹状嵌合部の底面
に形成され、該第1凹状嵌合部の幅よりも小さい幅に形
成された第2凹状嵌合部とから構成し、該フランジ部の
延在方向先端部から本グロメットの延在方向に沿って突
出し、前記第2凹状嵌合部が前記取付け孔に嵌合したと
きにパネル部材に当接する第1リブと、該第1リブに対
して前記フランジ部の放射方向内方から前記グロメット
の延在方向に沿って突出するとともに、前記第1リブの
突出高さよりも低い高さに形成され、第1凹状嵌合部が
前記取付け孔に嵌合したときにパネル部材に当接する第
2リブとを設けたことを特徴とするものである。
【0008】その場合、幅の異なる第1凹状嵌合部およ
び第2凹状嵌合部を設けるとともに、第1凹状嵌合部お
よび第2凹状嵌合部に対応するフランジ部の部位に第1
リブと第2リブを設けたため、異なる板厚のパネル部材
の取付け孔に第1または第2凹状嵌合部を嵌合させたと
きに、第1リブまたは第2リブをパネル部材の取付け孔
周縁に当接させることができる。
【0009】このため、板厚が異なるパネル部材にグロ
メットを挿通したときに、第1リブおよび第2リブがパ
ネル部材に強く突き当ってフランジ部が折れ曲ることが
なく、グロメットを取付け孔に強い挿通力で挿通するの
を不要にできるとともに、取付け孔を確実に密閉するこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0011】図1、2は本発明に係るグロメットの一実
施形態を示す図である。
【0012】まず、構成を説明する。図1、2におい
て、11はグロメットであり、このグロメット11の内周部
には図示しないワイヤハーネスが挿通されるようになっ
ている。
【0013】また、グロメット11には幅広の第1凹状嵌
合部12が形成されており、この第1凹状嵌合部12は厚い
板厚を有する車体パネル(パネル部材)15の取付け孔15
aに嵌合するようになっている。また、第1凹状嵌合部
12の底面には第1凹状嵌合部12の幅よりも小さい幅を有
する第2凹状嵌合部13が形成されており、第2凹状嵌合
部13は薄い板厚を有する車体パネル(パネル部材)16の
取付け孔16aに嵌合するようになっている。
【0014】また、グロメット11にはフランジ部14が形
成されており、このフランジ部14は第1凹状嵌合部12の
近傍から外方に延在している。また、フランジ部14の突
出方向先端部には第1リブ14aが形成されており、この
第1リブ14aはフランジ部14の延在方向先端部からグロ
メット11の延在方向(フランジ部14の突出方向と直交す
る方向)に沿って突出している。
【0015】また、第1リブ14aに対してフランジ部14
の放射方向内方には第2リブ14bが設けられており、こ
の第2リブ14bはグロメット11の延在方向に沿って突出
するとともに、第1リブ14aの突出高さよりも低い高さ
に設定されている。
【0016】すなわち、第1リブ14aと第2リブ14bは
段差状に形成されており、これら第1リブ14aと第2リ
ブ14bの突出先端部は第1凹状嵌合部13と第2凹状嵌合
部14の壁面A、Bの延長線C、Dに対して突出するよう
になっている。
【0017】このような構成を有するグロメット11にあ
っては、図2(a)に示すように、板厚の薄い車体パネ
ル16に取付けられる際には、第2凹状嵌合部13が挿通孔
16aに嵌合されるとともに、第1リブ14aが挿通孔16a
の周縁の車体パネル16に当接する。
【0018】一方、図2(b)に示すように、板厚の厚
い車体パネル15に取付けられる際には、第1凹状嵌合部
12が挿通孔15aに嵌合されるとともに、第2リブ14bが
挿通孔15aの周縁の車体パネル15に当接する。
【0019】この結果、板厚が異なるパネル部材15、16
にグロメット11を挿通したときに、第1リブ14aおよび
第2リブ14bが車体パネル15、16に強く突き当ってフラ
ンジ部14が折れ曲るのを防止することができ、グロメッ
ト11を取付け孔15a、16aに強い挿通力で挿通するのを
不要にできるとともに、取付け孔15a、16aを確実に密
閉することができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、板厚が異
なるパネル部材にグロメットを挿通したときに、第1リ
ブおよび第2リブがパネル部材に強く突き当ってフラン
ジ部が折れ曲ることがなく、グロメットを取付け孔に強
い挿通力で挿通するのを不要にできるとともに、取付け
孔を確実に密閉することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグロメットの一実施形態を示す図
であり、(a)はグロメットの外観図、(b)はそのグ
ロメットの第1凹状嵌合部、第2凹状嵌合部およびフラ
ンジ部の断面図である。
【図2】(a)は一実施形態のグロメットを板厚の薄い
車体パネルに取付けた状態を示す図、(b)はグロメッ
トを板厚の厚い車体パネルに取付けた状態を示す図であ
る。
【図3】従来のグロメット外観図である。
【図4】(a)は従来のグロメットを板厚の薄い車体パ
ネルに取付けた状態を示す図、(b)は従来のグロメッ
トを板厚の厚い車体パネルに取付けた状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 グロメット 12 第1凹状嵌合部 13 第2凹状嵌合部 14 フランジ部 14a 第1リブ 14b 第2リブ 15、16 車体パネル(パネル部材) 15a、16a 挿通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネル部材に形成された取付け孔に嵌合さ
    れる凹状嵌合部と、該凹状嵌合部の近傍から外方に延在
    し、前記凹状嵌合部が前記取付け孔に嵌合したときに該
    取付け孔周縁の前記パネル部材に当接するフランジ部と
    を有するグロメットであって、 前記凹状嵌合部を、第1凹状嵌合部と、該第1凹状嵌合
    部の底面に形成され、該第1凹状嵌合部の幅よりも小さ
    い幅に形成された第2凹状嵌合部とから構成し、 該フランジ部の延在方向先端部から本グロメットの延在
    方向に沿って突出し、前記第2凹状嵌合部が前記取付け
    孔に嵌合したときにパネル部材に当接する第1リブと、
    該第1リブに対して前記フランジ部の放射方向内方から
    前記グロメットの延在方向に沿って突出するとともに、
    前記第1リブの突出高さよりも低い高さに形成され、第
    1凹状嵌合部が前記取付け孔に嵌合したときにパネル部
    材に当接する第2リブとを設けたことを特徴とするグロ
    メット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009016183A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 Yazaki Corp グロメット

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