JPH0550629A - ダイレクト感熱記録用サーマルヘツド - Google Patents

ダイレクト感熱記録用サーマルヘツド

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Publication number
JPH0550629A
JPH0550629A JP21741191A JP21741191A JPH0550629A JP H0550629 A JPH0550629 A JP H0550629A JP 21741191 A JP21741191 A JP 21741191A JP 21741191 A JP21741191 A JP 21741191A JP H0550629 A JPH0550629 A JP H0550629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
thermal
thermal head
head
recording material
Prior art date
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Pending
Application number
JP21741191A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Miyamoto
昭男 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP21741191A priority Critical patent/JPH0550629A/ja
Publication of JPH0550629A publication Critical patent/JPH0550629A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】多色感熱記録材に対してサーマルヘッドを用い
て文字、画像等を記録する際、ヘッド汚れを回避し併せ
て濃度むらのない記録が行われるダイレクト感熱記録用
サーマルヘッドを提供することを目的とする。 【構成】アルミナ等の支持体層76上にグレーズ層78
を積層する。このグレーズ層78上に導体層82a、8
2bをさらに積層するとともにこの導体層82a、82
bに電気的に接続するように抵抗体層80を膨出形成す
る。さらに、この抵抗体層80の上部に保護層84を積
層する。このとき、保護層84の頂部表面と底部表面と
の間隔を10乃至50μmに設定する。これによってヘ
ッド汚れのない、しかも、濃度むらのない記録が行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感熱記録材を用いて文
字、画像等をダイレクトに感熱記録させるためのサーマ
ルヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリやプリンタ等において、文
字や画像等の情報を可視化するために感熱記録装置が広
範に使用されている。この種の感熱記録装置では紙や合
成紙等の支持体上に発色剤や顕色剤を塗布した感熱記録
材を用意し、原稿等に対応した電気信号に基づきサーマ
ルヘッドによりこの感熱記録材を加熱加圧することによ
って当該感熱記録材に前記原稿等に担持された文字や画
像等の情報を可視像として記録する。通常、前記のよう
な感熱記録に際しては昇華転写方法または溶融転写方法
が用いられる。すなわち、転写用リボンを構成する発色
層上のワックスを前記サーマルヘッドで加熱、加圧して
溶融せしめ、該発色層を昇華または溶融することによっ
て所望の色を記録材上に転写する。
【0003】このように、発色層、ワックス層等を含む
転写用リボンを加熱、加圧するためにサーマルヘッドの
本体は他の部位よりも膨出形成されているのが一般的で
ある。感熱記録材の所望の部位に所定の加熱並びに加圧
を行うためである。すなわち、もし、サーマルヘッドの
本体が、例えば、他の部位と同じように平坦である場合
にはワックスを溶融するための熱が所望の部位に伝達さ
れない。一方、前記サーマルヘッドの本体を他の部位よ
りも大きく膨出させてしまうと、感熱記録材を所定方向
に移送して画像を記録する際にかすれたり、あるいは、
記録不能となるおそれもある。
【0004】従って、前記のように、リボンを用いて感
熱記録を行う場合にはサーマルヘッドの本体は他の部位
よりも約60μm膨出させているのが実情である。
【0005】ところで、このようなリボンを用いた感熱
記録材に代えて、近年、直接熱エネルギで発色する発色
層を積層させた多色感熱記録材が注目を集めている。こ
の多色感熱記録材は記録機構を介して各発色層に対応し
た熱エネルギを供給して前記の夫々の発色層を順次発色
させるものである。これを図7に示す。すなわち、この
多色感熱記録材2は紙またはフイルムからなる支持体4
を備え、この支持体4の一面側に曲げ防止用バックコー
ト6が設けられている。該支持体4の他面側にシアン発
色層8とマゼンダ発色層10とイエロー発色層12とが
中間層14a、14bを介して積層され、このイエロー
発色層12には保護のためのコーティング層16が積層
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前記の多
色感熱記録材2では複数の発色層が多層に構成されてい
るために、コーティング層16が厚くなり、リボン等を
用いる感熱記録に際し用いられているサーマルヘッドを
用いようとすると次のような欠点が露呈してくる。
【0007】すなわち、前記の従来技術に係るサーマル
ヘッドでは、サーマルヘッド本体が支持体よりも約60
μm膨出形成されているために、これを図7に示す多色
感熱記録材2に用いようとすると、コーティング層16
に必要以上の加圧力を加え、従って、このコーティング
層16の一部を剥離させ、この結果、該剥離した部分が
サーマルヘッドに付着し、所謂、ヘッド汚れを生ずるこ
とになる。このヘッド汚れは、先に指摘した通り、印字
がかすれたり、あるいは、印字不能になる障害を惹起す
る。
【0008】しかも、このヘッド汚れは、記録の際の濃
度むらを生起し、且つサーマルヘッドの保守管理を必要
以上に要求し、耐久性に難点がでてくる。
【0009】本発明は前記の不都合を克服するためにな
されたものであって、電流を通電することによって発熱
する抵抗体層を保護層によってコーティングしたサーマ
ルヘッド本体において、前記保護層の頂部表面と底部表
面との間隔を10乃至50μmの範囲に設定することに
よって従来技術が有するヘッド汚れ等が生ずることを回
避し、併せて印字性能を向上させることを可能とするダ
イレクト感熱記録用サーマルヘッドを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、少なくとも一面側に2種類以上の発色
層を有する多色感熱記録材を用いて記録を行う多色感熱
記録装置に組み込まれるサーマルヘッドであって、支持
体層と、前記支持体層に直接もしくは間接的に積層され
て前記支持体層よりも膨出形成される抵抗体層と、前記
抵抗体層に電気的に接続されて所定の電流を流すための
導体層と、前記抵抗体層と導体層とを被覆する保護層
と、からなり、少なくとも前記保護層の膨出された頂部
表面と底部表面との間隔を10乃至50μmに設定する
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】前記のようにサーマルヘッドを構成する保護層
の膨出した頂部表面と該膨出部位を除く底部表面との間
隔を10乃至50μm、好ましくは、20乃至40μm
の範囲内に収めたために、薄膜サーマルヘッドまたは厚
膜サーマルヘッドにおいても、円滑に感熱記録材に接し
て加熱、加圧でき、従って、特に、ヘッド汚れ等を生ず
ることなく好適な印字性能を発揮することができる。
【0012】
【実施例】本発明に係るダイレクト感熱記録用サーマル
ヘッドについて、これを組み込む多色感熱記録装置を好
適な実施例として掲げ、添付の図面を参照しながら以下
詳細に説明する。
【0013】図1において、参照符号30は本実施例に
かかる多色感熱記録装置を示す。この多色感熱記録装置
30は、多色感熱記録材32を搬送する搬送機構34と
前記多色感熱記録材32の後述する発色層に対応した熱
エネルギを供給して各発色層を順次発色させる記録機構
36と、この記録機構36によって記録作業を行う際に
前記記録機構36を所望の圧力で前記多色感熱記録材3
2に対して加圧させる加圧機構38と、前記記録機構3
6の両側に配置される定着機構40とを備える。多色感
熱記録装置30を構成する本体42の一端側の側部に
は、複数の多色感熱記録材32を収納したマガジン44
が取り外し自在に装着されるとともに、この本体42の
他端側の側部には記録材取出部位46が形成される。本
体42内に配置される搬送機構34はマガジン44の開
口部44aに進入自在な半円状の取出ローラ48と、搬
送ローラ対50、52と、複数のガイド板54とを備
え、多色感熱記録材32を矢印A方向およびB方向に搬
送する。
【0014】記録機構36はプラテンローラ56とサー
マルヘッド58とを備え、このサーマルヘッド58には
プラテンローラ56に対向して後述するサーマルヘッド
本体としての発熱体60が設けられている。このサーマ
ルヘッド58に加圧機構38が係合する。この加圧機構
38は揺動板62を有し、この揺動板62が図示しない
コイルスプリングの弾発力を受けてプラテンローラ56
側に押圧されている。この揺動板62にサーマルヘッド
58が装着されるとともに、該揺動板62の図において
水平方向に係止部64が延在している。この係止部64
に偏心カム66が接触し、この偏心カム66は図示しな
いパルスモータの回転軸に固定されている。定着機構4
0はサーマルヘッド58の両側に配置される光源68、
70と、この光源68、70を覆う反射板72、74と
を備える。
【0015】なお、多色感熱記録材32は、図7に示す
多色感熱記録材2と実質的に同一の構成をとることから
ここでは詳細な説明は省略する。
【0016】次に、前記のように装着されるサーマルヘ
ッド58の、特に、発熱体60の部分について詳細に説
明する。図2はその縦断面図を示し、アルミナ等の支持
体層76に積層してグレーズ層78が設けられる。グレ
ーズ層78は実質的にガラス層で構成され、それに積層
される発熱用の抵抗体層80を所定の高さまで盛り上げ
る働きをする。さらに、抵抗体層80に電流を通ずるた
めの導体層82a、82bが設けられる。図から容易に
了解されるように、導体層82a、82bは抵抗体層8
0の頂部近傍を所定の領域にわたって被覆してはいない
(図3参照)。
【0017】次いで、前記導体層82a、82bを含め
保護層84が積層される。当該保護層84は窒化珪素等
からなる。本願発明では、図2から容易に了解される通
り、保護層84の膨出した頂部表面と前記膨出部位を除
く保護層の底部表面との間の間隔を10乃至50μm、
好適には20乃至40μmの間隔に設定している。
【0018】図3は図2の III−III 線で切断した平面
図である。
【0019】前記のように図2並びに図3に示すサーマ
ルヘッドは、所謂、薄膜サーマルヘッドと称せられるも
のであるが、図4、図5に示す厚膜サーマルヘッドに対
しても、本発明は以下のように適用される。この場合、
図2と同一の参照符号は同一の構成要素を示すものと
し、その詳細な説明を省略する。
【0020】この図4並びに図5に示す厚膜サーマルヘ
ッドでは、特に、グレーズ層78はアルミナ等の支持体
層76の平滑な表面にコーティングされており、この場
合、抵抗体層80を盛り上げる役割は果たしていない。
すなわち、抵抗体層80はそれ自体、図4に示すよう
に、グレーズ層78から盛り上がって形成され、一方、
グレーズ層78上に導体層82a、82bが夫々積層さ
れている。前記抵抗体層80の半球状の表面にはさらに
ガラス等からなる保護層84が積層被覆されている。こ
の場合、保護層84の頂部表面と、特に、抵抗体層80
のない部位の当該保護層84の底部表面との間隔を10
乃至50μm、好適には20乃至40μmに設定してい
る。
【0021】以上のように構成される多色感熱記録装置
の動作について説明する。
【0022】先ず、複数枚の多色感熱記録材32を収容
したマガジン44が本体42に装填されてその開口部4
4aが開放されると、搬送機構34を構成する取出ロー
ラ48が回転駆動されて最上位の多色感熱記録材32が
この本体42内に取り出される。この多色感熱記録材3
2は搬送ローラ対50およびガイド板54を介して記録
機構36側に搬送される。ここで、加圧機構38を構成
する図示しないパルスモータの回転作用下に偏心カム6
6の短径な外周面が揺動板62に係合し、サーマルヘッ
ド58の発熱体60はプラテンローラ56から離間して
いる。そして、多色感熱記録材32がこのサーマルヘッ
ド58とプラテンローラ56との間に挿入されると、加
圧機構38を構成する図示しないパルスモータの駆動作
用下に偏心カム66が所定の角度だけ回転され外周面が
揺動板62に当接してプラテンローラ56側に揺動し、
サーマルヘッド58の発熱体60が所定の押圧力で多色
感熱記録材32をプラテンローラ56側に押圧する。そ
の際、発熱体60、実質的には、抵抗体層80がイエロ
ー発色層12に対応した熱エネルギを多色感熱記録材3
2に供給し、これによりイエロー発色層12が発色す
る。多色感熱記録材32は搬送機構34を介して矢印A
方向に移送されながら記録機構36によりイエロー発色
層12の発色作業が行われた後、定着機構40を構成す
る光源70の付勢作用下にこのイエロー発色層12の定
着作用が施される。そして、イエロー発色層12の発色
作業が終了した後、搬送機構34を構成する搬送ローラ
対52を介して多色感熱記録材32が矢印B方向に搬送
されてマゼンダ発色層10の発色作業が行われる。最後
にシアン発色層8の定着作業が施された後、所望の多色
による感熱作業が終了する。最後に多色感熱記録材32
は搬送ローラ対52を介して記録材取出部位46に搬出
される。
【0023】その際、本実施例によれば、特に、保護層
84の前記の間隔が10乃至50μmと規定されている
ために、たとえ、多色感熱記録材32が用いられたとし
ても、その保護層の表面を擦過することによって剥離さ
せることもない。従って、リボン等を用いた従来技術に
係る転写による感熱記録に関して、所謂、ヘッド汚れ等
を生ずることなく長期間にわたってこのサーマルヘッド
を用いることができる。しかも、前記のようにヘッド汚
れが生ずることが極めて少なくなるためにその保守管理
等に費やす労力の削減が図られるという効果が得られ
る。
【0024】加えて、実験によれば、多色感熱記録材3
2上に濃度むら等が生ずることがないことも確認され
た。因みに、その実験結果を図6に示す。これによれ
ば、保護層84の前記の間隔を60μmにしたときに、
濃度むらについては特に問題ないが、ヘッド汚れが生
じ、その間隔を50μmにした場合に濃度むらのない良
好な結果が得られ、しかも、ヘッド汚れについても改良
されていることが確認された。その間隔が40μmであ
るとき、濃度むら、ヘッド汚れ共に全く確認されなかっ
た。一方、その間隔を20μmにしたとき、濃度むらに
ついてもまたヘッド汚れについても特に問題は見出せな
かった。なお、その間隔を0乃至5にした場合に濃度む
らに極めて悪影響が与えられることが確認された。一
方、ヘッド汚れについては特に問題となるような結果は
得られなかった。
【0025】従って、少なくとも該間隔は10乃至50
μm、好ましくは、20乃至40μmであることが確認
された。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るダイレクト感熱記録用サー
マルヘッドによれば、以下の効果が得られる。すなわ
ち、サーマルヘッドの保護層の間隔を10乃至50μ
m、好ましくは、20乃至40μmに規定した結果、特
に、文字、画像等の感熱記録の際に、ヘッド汚れを生ず
ることなく、しかも濃度むらも発生しない効果が得られ
る。この結果、装置全体に対しての信頼性が向上し、さ
らに、耐久性が増大する等の効果が得られた。しかも保
守管理等の煩雑性からも解放される等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダイレクト感熱記録用サーマルヘ
ッドを組み込む多色感熱記録装置の概略構成図である。
【図2】前記多色感熱記録装置に組み込まれる本実施例
に係るサーマルヘッドの一部縦断説明図である。
【図3】図2に示すサーマルヘッドの III−III 線断面
図である。
【図4】図1に示す多色感熱記録装置に組み込まれる本
発明の他の実施例のサーマルヘッドの一部縦断説明図で
ある。
【図5】図4に示すサーマルヘッドのV−V線断面図で
ある。
【図6】本実施例に係るサーマルヘッドを組み込んだ場
合の濃度むらとヘッド汚れを検証した際の表である。
【図7】多色感熱記録材の概略縦断説明図である。
【符号の説明】
30…多色感熱記録装置 32…多色感熱記録材 36…記録機構 38…加圧機構 42…本体 44…マガジン 50、52…搬送ローラ対 58…サーマルヘッド 66…偏心カム 72、74…反射板 78…グレーズ層 80…抵抗体層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一面側に2種類以上の発色層を
    有する多色感熱記録材を用いて記録を行う多色感熱記録
    装置に組み込まれるサーマルヘッドであって、 支持体層と、 前記支持体層に直接もしくは間接的に積層されて前記支
    持体層よりも膨出形成される抵抗体層と、 前記抵抗体層に電気的に接続されて所定の電流を流すた
    めの導体層と、 前記抵抗体層と導体層とを被覆する保護層と、 からなり、少なくとも前記保護層の膨出された頂部表面
    と底部表面との間隔を10乃至50μmに設定すること
    を特徴とするダイレクト感熱記録用サーマルヘッド。
  2. 【請求項2】請求項1記載のサーマルヘッドにおいて、
    前記保護層の膨出した頂部表面と底部表面との間隔を2
    0乃至40μmに設定することを特徴とするダイレクト
    感熱記録用サーマルヘッド。
JP21741191A 1991-08-28 1991-08-28 ダイレクト感熱記録用サーマルヘツド Pending JPH0550629A (ja)

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JP21741191A JPH0550629A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 ダイレクト感熱記録用サーマルヘツド

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JP21741191A JPH0550629A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 ダイレクト感熱記録用サーマルヘツド

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JP (1) JPH0550629A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6353185B1 (en) 1999-11-18 2002-03-05 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Grommet and method of installing said grommet on a panel
US6465740B2 (en) * 1999-12-17 2002-10-15 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Grommet and method for fixing said grommet to a panel
US7100237B2 (en) 2002-04-24 2006-09-05 Yazaki Corporation Grommet

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US6353185B1 (en) 1999-11-18 2002-03-05 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Grommet and method of installing said grommet on a panel
US6465740B2 (en) * 1999-12-17 2002-10-15 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Grommet and method for fixing said grommet to a panel
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