JP2001135995A - 部品実装装置及び方法 - Google Patents

部品実装装置及び方法

Info

Publication number
JP2001135995A
JP2001135995A JP31515999A JP31515999A JP2001135995A JP 2001135995 A JP2001135995 A JP 2001135995A JP 31515999 A JP31515999 A JP 31515999A JP 31515999 A JP31515999 A JP 31515999A JP 2001135995 A JP2001135995 A JP 2001135995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
component supply
holding member
component holding
components
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31515999A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Uchiyama
宏 内山
Hiroshi Obara
啓史 小原
Naoto Mimura
直人 三村
Osamu Okuda
修 奥田
Akira Kabeshita
朗 壁下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP31515999A priority Critical patent/JP2001135995A/ja
Priority to US10/129,190 priority patent/US6681468B1/en
Priority to EP00970114A priority patent/EP1231828B1/en
Priority to PCT/JP2000/007522 priority patent/WO2001035706A1/ja
Priority to CN00815339.6A priority patent/CN1191749C/zh
Priority to DE60027318T priority patent/DE60027318T2/de
Publication of JP2001135995A publication Critical patent/JP2001135995A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/0015Orientation; Alignment; Positioning
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/0478Simultaneously mounting of different components
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49764Method of mechanical manufacture with testing or indicating
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49764Method of mechanical manufacture with testing or indicating
    • Y10T29/49778Method of mechanical manufacture with testing or indicating with aligning, guiding, or instruction
    • Y10T29/4978Assisting assembly or disassembly
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/5313Means to assemble electrical device
    • Y10T29/53174Means to fasten electrical component to wiring board, base, or substrate
    • Y10T29/53178Chip component

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品保持部材のヘッドに対する位置ズレや部
品供給部材の位置ズレなどに影響されずに、部品供給部
材から供給される部品を部品保持部材で同時に又は連続
的に保持できる部品実装装置及び方法を提供する。 【解決手段】 ノズルの基準位置に対するY方向沿いの
位置ズレ量Δyを考慮して、部品供給カセットにおい
て、部品を1つずつY方向沿いに部品供給位置89まで
移動させるモータ880の駆動を制御して部品供給位置
での部品の位置を調整して、位置ズレ量を吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の部品を1つ
ずつ部品供給位置まで供給する部品供給部材の上記部品
供給位置に供給された上記部品を部品保持部材で保持し
たのち基板などの被装着体に上記部品を装着する部品実
装装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高速実装の要求に対して、種々の
構造の部品実装装置が開発されてきている。例えば、複
数の部品をそれぞれ部品供給テープに収納して部品供給
位置まで供給する複数の部品供給カセットにおいて、各
部品供給位置に供給された上記各部品を複数の吸着ノズ
ルでそれぞれ同時に吸着保持したのち基板に上記複数の
部品を装着するように構成したものが提案されている。
【0003】ところで、ノズルのシャフトには、図11
に示すように、加工精度を要因とする曲がりがあるた
め、原点位置では各ノズルはノズルシャフトの基準中心
軸(図中の一点鎖線)沿いの基準位置に位置調整されて
いても、アクチュエータによるシャフトの上下動作時に
ノズルの上記原点位置と原点位置から下降した装着位置
との間で、シャフトの基準中心軸に対してノズル先端に
おいて広がるような位置ズレが発生している。このよう
な位置ズレを検出して部品の装着精度を向上させるた
め、1つのヘッドに取り付けられた上記複数の吸着ノズ
ルを部品吸着していない状態で認識カメラで認識させ
て、上記複数の吸着ノズルが原点位置と該原点位置から
下降した装着位置との間での各々の位置ズレ量を検出す
るようにしている。検出された各々の位置ズレ量に基づ
き、各々の吸着ノズルをその軸回りに回転させて位置ズ
レを無くすことにより、複数の部品供給カセットで各々
の部品供給位置に供給される上記複数の部品を複数の吸
着ノズルでそれぞれ同時に吸着保持できるようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造のものでは、検出された位置ズレ量が大きく、吸着ノ
ズルをその軸回りに回転させても上記位置ズレ量を無く
すことができない場合には、複数の部品供給カセットか
ら供給された上記複数の部品を複数の吸着ノズルでそれ
ぞれ同時に吸着保持しようとしても、上記位置ズレ量の
大きな吸着ノズルでは部品供給カセットの部品供給位置
に対する位置ズレ量が大きくなり、部品吸着保持ができ
ないといった問題があった。また、部品が収納されたキ
ャリアテープの部品供給カセットに対する取付誤差に基
づく位置ズレにより、部品供給カセットの部品供給位置
に部品が正確に送れなかった場合には、吸着ノズルで部
品を吸着できないといった問題があった。
【0005】従って、本発明の目的は、上記問題を解決
することにあって、部品保持部材のヘッドに対する位置
ズレや部品供給部材の位置ズレなどに影響されずに、部
品供給部材から供給される部品を部品保持部材で同時に
又は連続的に保持できる部品実装装置及び方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のように構成する。
【0007】本発明の第1態様によれば、複数の部品を
供給する部品供給部材の部品供給位置に供給された上記
部品を部品保持部材で保持したのち被装着体に上記部品
を装着する部品実装装置において、上記部品保持部材は
ヘッドに備えられ、上記ヘッドは互いに直交する第1方
向と第2方向に移動可能であり、上記部品供給部材は、
上記部品を1つずつ上記第2方向沿いに上記部品供給位
置まで移動させる部品供給駆動装置を有し、上記部品供
給駆動装置の駆動により上記複数の部品を1つずつ上記
第2方向沿いに上記部品供給位置まで移動させ、上記部
品保持部材の基準位置に対する上記部品保持部材自体又
は上記部品保持部材に保持された上記部品の上記第2方
向沿いの位置ズレを検出する位置ズレ検出装置と、上記
位置ズレ検出装置の検出結果に基づき演算された上記部
品保持部材の上記基準位置に対する上記部品保持部材自
体又は上記部品保持部材に保持された上記部品の上記第
2方向沿いの位置ズレ量に基づき、上記部品保持部材に
より部品保持を行う上記部品供給部材において、上記位
置ズレ量を考慮して上記部品供給駆動装置の駆動を制御
することにより上記複数の部品を1つずつ上記第2方向
沿いに上記部品供給位置まで移動させる移動量を調整し
て、上記位置ズレ量を有する上記部品保持部材により、
上記部品供給部材において上記調整された移動量で上記
部品供給位置に供給される上記部品を保持するようにし
たことを特徴とする部品実装装置を提供する。
【0008】本発明の第2態様によれば、複数の部品を
それぞれ供給する複数の部品供給部材から各々の部品供
給位置に供給された上記複数の部品を複数の部品保持部
材でそれぞれ保持したのち被装着体に上記複数の部品を
装着する部品実装装置において、上記複数の部品保持部
材は1つのヘッドに備えられ、上記ヘッドは互いに直交
する第1方向と第2方向に移動可能であり、上記各部品
供給部材は、上記複数の部品を1つずつ上記第2方向沿
いに部品供給位置まで移動させる部品供給駆動装置を有
し、上記部品供給駆動装置の駆動により上記複数の部品
を1つずつ上記第2方向沿いに上記部品供給位置まで移
動させ、上記各部品保持部材の基準位置に対する上記部
品保持部材自体又は上記部品保持部材に保持された上記
部品の上記第2方向沿いの位置ズレを検出する位置ズレ
検出装置と、上記位置ズレ検出装置の検出結果に基づき
演算された上記各部品保持部材の上記各基準位置に対す
る上記部品保持部材自体又は上記部品保持部材に保持さ
れた上記部品の上記第2方向沿いの上記各位置ズレ量に
基づき、各々の上記部品保持部材により部品保持を行う
各々の上記部品供給部材において、上記各位置ズレ量を
考慮して上記各部品供給駆動装置の駆動を制御すること
により上記複数の部品を1つずつ上記第2方向沿いに上
記各部品供給位置まで移動させる各移動量を調整して、
上記各位置ズレ量を有する上記各部品保持部材により、
上記各部品供給部材において上記調整された各移動量で
上記各部品供給位置に供給される上記各部品を保持する
ようにしたことを特徴とする部品実装装置を提供する。
【0009】本発明の第3態様によれば、上記位置ズレ
検出装置は、上記複数の部品保持部材の各基準位置に対
する上記部品保持部材自体又は上記部品保持部材に保持
された上記部品の上記第1方向沿いの位置ズレをそれぞ
れ検出し、上記位置ズレ検出装置の検出結果に基づき演
算された上記複数の部品保持部材の上記各々の基準位置
に対する上記部品保持部材自体又は上記部品保持部材に
保持された上記部品の上記第1方向沿いの各々の位置ズ
レ量の平均値を求め、求められた平均値に基いて、上記
ヘッドの基準位置を調整した後、上記複数の部品保持部
材により上記部品供給部材から上記部品供給位置に供給
された上記部品を保持するようにした第2態様に記載の
部品実装装置を提供する。
【0010】本発明の第4態様によれば、上記位置ズレ
量が上記部品供給駆動装置の駆動制御により補正可能な
範囲内か否か判断し、上記位置ズレ量が上記補正可能な
範囲内ならば、上記部品供給駆動装置の駆動制御により
上記複数の部品を1つずつ上記第2方向沿いに上記部品
供給位置まで移動させる移動量を調整する一方、上記位
置ズレ量が上記補正可能な範囲外ならば、上記部品供給
駆動装置を駆動制御せずに、上記部品保持部材を上記第
2方向沿いに上記位置ズレ量だけ移動させたのち、部品
保持動作を行うようにした第1態様に記載の部品実装装
置を提供する。
【0011】本発明の第5態様によれば、上記各々の位
置ズレ量が上記各々の部品供給駆動装置の駆動制御によ
り補正可能な範囲内か否か判断し、上記全ての位置ズレ
量が上記補正可能な範囲内ならば、上記各々の部品供給
駆動装置の駆動制御により上記複数の部品を1つずつ上
記第2方向沿いに上記各々の部品供給位置まで移動させ
る移動量を各々の調整する一方、上記複数の位置ズレ量
のうちのいずれかの位置ズレ量が上記補正可能な範囲外
ならば、上記補正可能な範囲外の位置ズレ量を有する上
記部品保持部材を除く他の部品保持部材により部品保持
動作を行ったのち、上記部品保持部材を上記補正可能な
範囲外の位置ズレ量に相当する分だけ上記第2方向に移
動させたのち、上記補正可能な範囲外の位置ズレ量を有
する上記部品保持部材により部品保持動作を行うように
した第2又は3のいずれかの態様に記載の部品実装装置
を提供する。
【0012】本発明の第6態様によれば、複数の部品を
供給する部品供給部材の部品供給位置に供給された上記
部品を、互いに直交する第1方向と第2方向に移動可能
なヘッドに備えられた部品保持部材で保持したのち被装
着体に上記部品を装着する部品実装方法において、上記
部品保持部材の基準位置に対する上記部品保持部材自体
又は上記部品保持部材に保持された上記部品の上記第2
方向沿いの位置ズレを検出し、上記位置ズレ検出時の検
出結果に基づき演算された上記部品保持部材の上記基準
位置に対する上記部品保持部材自体又は上記部品保持部
材に保持された上記部品の上記第2方向沿いの位置ズレ
量に基づき、上記部品保持部材により部品保持を行う上
記部品供給部材において、上記位置ズレ量を考慮して、
上記部品を1つずつ上記第2方向沿いに上記部品供給位
置まで移動させる部品供給駆動装置の駆動を制御するこ
とにより上記複数の部品を1つずつ上記第2方向沿いに
上記部品供給位置まで移動させる移動量を調整して、上
記位置ズレ量を有する上記部品保持部材により、上記部
品供給部材において上記調整された移動量で上記部品供
給位置に供給される上記部品を保持するようにしたこと
を特徴とする部品実装方法を提供する。
【0013】本発明の第7態様によれば、複数の部品を
それぞれ供給する複数の部品供給部材から各々の部品供
給位置に供給された上記複数の部品を、互いに直交する
第1方向と第2方向に移動可能な1つのヘッドに備えら
れた複数の部品保持部材でそれぞれ保持したのち被装着
体に上記複数の部品を装着する部品実装方法において、
上記各部品保持部材の基準位置に対する上記部品保持部
材自体又は上記部品保持部材に保持された上記部品の上
記第2方向沿いの位置ズレを検出し、上記位置ズレ検出
時の検出結果に基づき演算された上記各部品保持部材の
上記各基準位置に対する上記部品保持部材自体又は上記
部品保持部材に保持された上記部品の上記第2方向沿い
の上記各位置ズレ量に基づき、各々の上記部品保持部材
により部品保持を行う各々の上記部品供給部材におい
て、上記各位置ズレ量を考慮して、上記各部品供給部材
は、上記複数の部品を1つずつ上記第2方向沿いに部品
供給位置まで移動させる部品供給駆動装置の駆動を制御
することにより上記複数の部品を1つずつ上記第2方向
沿いに上記各部品供給位置まで移動させる各移動量を調
整して、上記各位置ズレ量を有する上記各部品保持部材
により、上記各部品供給部材において上記調整された各
移動量で上記各部品供給位置に供給される上記各部品を
保持するようにしたことを特徴とする部品実装方法を提
供する。
【0014】本発明の第8態様によれば、上記位置ズレ
検出においては、上記複数の部品保持部材の各基準位置
に対する上記部品保持部材自体又は上記部品保持部材に
保持された上記部品の上記第1方向沿いの位置ズレをそ
れぞれ検出し、上記位置ズレ検出時の検出結果に基づき
演算された上記複数の部品保持部材の上記各々の基準位
置に対する上記部品保持部材自体又は上記部品保持部材
に保持された上記部品の上記第1方向沿いの各々の位置
ズレ量の平均値を求め、求められた平均値に基いて、上
記ヘッドの基準位置を調整した後、上記複数の部品保持
部材により上記部品供給部材から上記部品供給位置に供
給された上記部品を保持するようにした第7態様に記載
の部品実装方法を提供する。
【0015】本発明の第9態様によれば、上記位置ズレ
量が上記部品供給駆動装置の駆動制御により補正可能な
範囲内か否か判断し、上記位置ズレ量が上記補正可能な
範囲内ならば、上記部品供給駆動装置の駆動制御により
上記複数の部品を1つずつ上記第2方向沿いに上記部品
供給位置まで移動させる移動量を調整する一方、上記位
置ズレ量が上記補正可能な範囲外ならば、上記部品供給
駆動装置を駆動制御せずに、上記部品保持部材を上記第
2方向沿いに上記位置ズレ量だけ移動させたのち、部品
保持動作を行うようにした第6態様に記載の部品実装方
法を提供する。
【0016】本発明の第10態様によれば、上記各々の
位置ズレ量が上記各々の部品供給駆動装置の駆動制御に
より補正可能な範囲内か否か判断し、上記全ての位置ズ
レ量が上記補正可能な範囲内ならば、上記各々の部品供
給駆動装置の駆動制御により上記複数の部品を1つずつ
上記第2方向沿いに上記各々の部品供給位置まで移動さ
せる移動量を各々の調整する一方、上記複数の位置ズレ
量のうちのいずれかの位置ズレ量が上記補正可能な範囲
外ならば、上記補正可能な範囲外の位置ズレ量を有する
上記部品保持部材を除く他の部品保持部材により部品保
持動作を行ったのち、上記ヘッドを上記補正可能な範囲
外の位置ズレ量に相当する分だけ上記第2方向に移動さ
せたのち、上記補正可能な範囲外の位置ズレ量を有する
上記部品保持部材により部品保持動作を行うようにした
第7又は8のいずれかの態様に記載の部品実装方法を提
供する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる実施の形
態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】本発明の一実施形態にかかる部品実装装置
の全体概略斜視図を図1に示す。
【0019】図1において、1は回路基板2−0(位置
に関係なく基板を指す場合には参照番号2により示し、
特定の位置の基板は参照番号2−0,2−1,2−2,
2−3のように示す。)を搬入するローダー、11は回
路基板2−3を搬出するアンローダーである。3はロー
ダー1から搬入される回路基板2を搬送保持する一対の
サポートレール部を備える第1基板搬送保持装置、4は
部品を吸着保持する部品保持部材の一例としての部品吸
着ノズル10を交換可能に複数本例えば10本装着した
作業ヘッド、5は作業ヘッド4を部品実装作業領域内の
直交する2方向であるXY方向の所定位置に位置決めす
るXYロボット、7は部品実装作業領域において部品供
給部8Aの近傍に配置され、かつ、複数の種類の部品に
適した複数の種類のノズル10を収納して必要に応じて
作業ヘッド4に装着されたノズル10と交換するノズル
ステーションである。8A,8Bは部品実装作業領域の
作業者に対する手前側すなわち前側の端部にそれぞれ配
置され、かつ、上記基板2に実装すべき部品103をキ
ャリアテープ101の部品収納用凹部102内に1つず
つ収納して部品供給位置89に1つずつ部品103を供
給する複数の部品供給カセット80を有する部品供給
部、8Cは部品供給部8Bの近傍に配置され、かつ、上
記基板2に実装すべき部品をトレー状に収納保持された
トレー部品を収納する部品供給部、9は部品供給部8A
の近傍の部品実装作業領域中央に近い側に配置され、か
つ、作業ヘッド4のノズル10が吸着した部品の吸着姿
勢を撮像する認識カメラである。
【0020】一方、13は第1基板搬送保持装置3から
搬送される回路基板2−1を搬送保持する一対のサポー
トレール部を備える第2基板搬送保持装置、14は部品
を吸着保持する部品保持部材の一例としての部品吸着ノ
ズル10を交換可能に複数本例えば10本装着した作業
ヘッド、15は作業ヘッド14を部品実装作業領域内の
直交する2方向であるXY方向の所定位置に位置決めす
るXYロボット、17は部品供給部18Aの近傍に配置
され、かつ、複数の種類の部品に適した複数の種類のノ
ズル10を収納して必要に応じて作業ヘッド14に装着
されたノズル10と交換するノズルステーションであ
る。18A,18Bは部品実装作業領域の作業者に対す
る奥側すなわち後側の端部にそれぞれ配置され、かつ、
上記基板2−1に実装すべき部品103をキャリアテー
プ101の部品収納用凹部102内に1つずつ収納して
部品供給位置89に1つずつ部品103を供給する複数
の部品供給カセット80を有する部品供給部、18Cは
部品供給部18Bの近傍に配置され、かつ、上記基板2
に実装すべき部品をトレー状に収納保持されたトレー部
品を収納する部品供給部、19は部品供給部18Aの近
傍の部品実装作業領域中央に近い側に配置され、かつ、
作業ヘッド14のノズル10が吸着した部品の吸着姿勢
を撮像する認識カメラである。
【0021】上記XYロボット5,15は、以下のよう
に構成されている。XYロボット装置6の2本のY軸駆
動部6a,6aが実装装置基台16上の部品実装作業領
域200の前後端縁に固定配置され、これらの2本のY
軸駆動部6a,6aにまたがって2本のX軸駆動部6
b,6cがY軸方向に独立的に移動可能にかつ衝突回避
可能に配置されて、さらに、X軸駆動部6bには部品実
装作業領域内の手前側半分の実装領域内を移動する作業
ヘッド4がX軸方向に移動可能に配置されるとともに、
X軸駆動部6cには部品実装作業領域内の奥側半分の実
装領域内を移動する作業ヘッド14がX軸方向に移動可
能に配置されている。よって、上記XYロボット5は、
実装装置基台16に固定された2本のY軸駆動部6a,
6aと、Y軸駆動部6a,6a上でY軸方向に移動可能
なX軸駆動部6bと、X軸駆動部6bにおいてX軸方向
に移動可能な作業ヘッド4とより構成される。また、上
記XYロボット15は、実装装置基台16に固定された
2本のY軸駆動部6a,6aと、Y軸駆動部6a,6a
上でY軸方向に移動可能なX軸駆動部6cと、X軸駆動
部6cにおいてX軸方向に移動可能な作業ヘッド14と
より構成される。このようにして、作業ヘッド4,14
は独立してXY方向に移動することができる。
【0022】上記各部品供給部8A,8B,18A,1
8Bの各部品供給カセット80では、図4及び図6に示
すように、上記キャリアテープ101の側端部に連続し
て等間隔に設けられた送り穴109,…,109に、部
品供給カセット80の先端に配置されたスプロケット1
06が係合している。このスプロケット106は、駆動
歯車882が固定されており、駆動歯車882は、歯車
伝達機構881を介して部品供給駆動装置例えばパルス
モータ880に連結されている。よって、パルスモータ
880により、歯車伝達機構881及び駆動歯車882
を介して所定回転だけスプロケット106を回転させる
と、所定ピッチだけキャリアテープ101が送られ、キ
ャリアテープ101の部品収納用凹部102内に1つず
つ収納保持された部品103が、上記カセット80の部
品供給用開口として形成されている部品供給位置89に
1つずつ位置し、部品保持用として供給されるようにし
ている。このため、上記パルスモータ880の駆動を制
御部1000(図5参照)により制御して回転量を調整
すれば、キャリアテープ101の送り量を変更すること
ができ、部品供給位置89での部品収納用凹部102す
なわち部品103の上記Y方向の位置を変更することが
できる。
【0023】また、上記基板搬入搬出、部品保持、部品
認識、部品装着動作などを制御する制御部1000が備
えられ、部品供給部8A,8B,18A,18B、部品
供給カセット80、作業ヘッド4,14、認識カメラ
9,19、被装着体保持装置3,13、XYロボット
5,15、メモリ910、ローダ1、アンローダ11な
どが接続されている。メモリ910には、どの部品をど
の位置にどの順番で装着するかなどの実装プログラムを
示すNCデータ、どの部品をどの部品供給部材に配列す
るかなどの配列プログラム又配列した配列情報、各部品
の形状や高さなどに関する部品情報の部品ライブラリ、
各基板の形状などに関する基板情報、その他、部品吸着
ノズルの形状や各サポートレール部の基板搬送位置の情
報などが記憶されている。
【0024】上記認識カメラ9,19は、上記したよう
にノズル10が吸着した部品の吸着姿勢を撮像する他、
上記各吸着ノズル10の基準位置に対する上記吸着ノズ
ル10自体の位置ズレを検出する位置ズレ検出装置とし
ても機能する。すなわち、加工精度などの原因により各
ノズル10の上下動作時に各ノズルの原点位置と原点位
置から下降した装着位置との間でノズルシャフトに発生
しており、このようにノズルシャフトに発生している各
吸着ノズル10の初期位置ズレの補正(キャリブレーシ
ョン)のために、吸着すべき部品に類似したキャリブレ
ーション用治具を吸着保持した状態で、又は、何も吸着
保持しない状態で、装着位置に対応する位置まで下降し
た各吸着ノズル10をその軸周りにθ回転させて上記基
準位置すなわちシャフトの基準中心軸(図中の一点鎖
線)に対するX方向とY方向の初期位置ズレをそれぞれ
検出する。
【0025】このように、上記認識カメラ9,19によ
り認識すなわち検出された検出結果は制御部1000に
入力される。制御部1000では、本来、ノズル10が
位置すべき位置すなわちノズルシャフトの基準中心軸を
上記基準位置とし、上記検出結果の情報に基づき、上記
基準位置に対してノズル10がθ回転したときのX方向
の初期位置ズレ量ΔxとY方向の初期位置ズレ量Δyを
演算して、X方向の初期位置ズレ量ΔxとY方向の初期
位置ズレ量Δyを求める。求められたX方向の初期位置
ズレ量ΔxとY方向の初期位置ズレ量Δyはメモリ91
0に記憶する。制御部1000は、メモリ910に記憶
されている実装プログラムを参照して、上記各々の吸着
ノズル10が次に部品吸着動作を行う各々の部品供給カ
セット80を特定する。この特定された部品供給カセッ
ト80のパルスモータ880の回転量を調整するパルス
モータ駆動制御部(図示せず)に対して、制御部100
0は、上記演算された上記吸着ノズル10の上記基準位
置に対する上記Y方向の初期位置ズレ量Δyを初期補正
情報(ノズル側の補正情報)として送り、各パルスモー
タ880では、上記初期補正情報に基づきパルスモータ
880の回転量を調整する。これにより、各々の吸着ノ
ズル10により部品吸着を次に行う予定の各々の部品供
給カセット80において、各々の吸着ノズル10の初期
位置ズレ量を考慮して各々の初期補正情報でもって各々
のパルスモータ880の回転量を調整することにより、
上記Y方向沿いに各々の部品供給位置89まで各々の部
品103を移動させる移動量をそれぞれ調整し、部品供
給位置89での部品10の位置を調整する。この結果、
次に吸着動作を行う各々のノズル10の初期位置ズレに
対応した位置に各部品103が位置することになり、各
々のノズル10の初期位置ズレ量を吸収できることにな
って、各々のノズル10により部品供給位置89の部品
103を確実に吸着保持できるようになる。上記初期補
正情報は、各々のノズル10の固有の情報であるため、
各々のノズル10が次に吸着動作を行う前に対応する各
々の部品供給カセット80に送り、各々の初期補正情報
でもって各々のパルスモータ880の回転量を調整する
ようにしている。なお、この初期位置ズレの検出及び初
期補正情報演算動作については、例えば、生産開始時に
各ノズル10について行う他、所定生産量毎に又は基板
などの被装着体の生産機種が変更される毎に各ノズル1
0について行うようにしてもよい。
【0026】このように初期位置ズレが補正された状態
では、次のように実装動作を行うことができる。
【0027】すなわち、部品実装装置のXY方向に移動
可能なXYロボット5,15の作業ヘッド4,14のそ
れぞれに取り付けられる吸着ノズル10,…,10は、
以下のように動作する。ここでは、2つの作業ヘッド
4,14のノズル10,…,10は同一の構造でもって
同一の動作を行うため、代表例として、XYロボット5
の作業ヘッド4の吸着ノズル10,…,10に基いて説
明する。
【0028】図2(A)では、制御部1000の制御の
下に、XYロボット5の駆動に基く作業ヘッド4によ
り、10本の吸着ノズル10,…,10は10個の部品
供給カセット80の各々の部品供給位置89上方の吸着
準備位置に移動する。
【0029】次いで、図2(B)に示すように、10本
の吸着ノズル10が同時的に吸着準備位置から各々対応
する部品供給位置89に向けて下降して10個の部品供
給位置89,…,89にそれぞれ位置した10個の部品
103,…,103を一括して同時的に吸着保持したの
ち、再び、吸着準備位置まで上昇する。
【0030】次いで、図2(C)に示すように、XYロ
ボット5の駆動により、吸着準備位置から認識カメラ9
に向けて移動し、10本の吸着ノズルが対応する各々の
認識カメラ9の上方を移動しながら認識カメラ9により
10個の部品103,…,103の位置や姿勢や形状な
どを認識する。
【0031】次いで、図2(D)に示すように、認識完
了後、認識結果に基づき、制御部1000の制御の下
に、10個の部品103,…,103の各々の姿勢又は
位置補正を必要に応じてヘッド4のXY方向の駆動制御
又は各々のノズル10のθ回転駆動制御することによっ
て行ったのち、基板2の所定の装着位置にそれぞれ装着
する。
【0032】このように、初期位置ズレを各初期補正情
報でもって各部品供給カセット80の各パルスモータ8
80の回転量を調整することにより、各ノズル10のY
方向の位置ズレを吸収して、部品吸着保持をより確実に
行うことができる。
【0033】しかしながら、微小ICチップなどの微小
部品を基板などの被装着体に装着する場合には、部品1
03が収納されたキャリアテープ101の部品供給カセ
ット80に対する取付誤差に基づく位置ズレ又は送り量
の誤差又は各部品収納用凹部102内での各部品103
の位置の偏りなどに起因して部品供給カセット80の部
品供給位置89に部品103が正確に送れず、ノズル1
0による吸着保持ができないことがある。このような場
合には、以下のように、部品供給カセット側の補正情報
を求めて、上記初期補正情報に加えて部品供給カセット
側の補正情報により、部品供給カセット80の部品供給
位置89での部品103の位置を調整して各ノズル10
による吸着保持を安定して適正に行え、個別のノズル1
0での吸着率を向上させることができる。
【0034】すなわち、図2(A),(B)に示すよう
に各部品103を各ノズル10に吸着保持したのち図2
(C)で認識カメラ9により各部品103の姿勢などを
認識したとき、認識結果より制御部1000で得られた
各部品103それぞれのY方向の位置ズレ量と各ノズル
10それぞれの初期位置ズレ量とを比較して、今回の部
品吸着時に発生したY方向の位置ズレ量Δyを求めて、
求められたY方向の位置ズレ量Δyをメモリ910に部
品供給カセット側の補正情報として記憶する。そして、
この部品供給カセット側の補正情報を対応する部品供給
カセット80側に送ることにより、各部品供給カセット
80では、部品供給カセット側の補正情報と、次に吸着
動作を行う予定のノズル10の初期位置ズレに基づく初
期補正情報との両方の情報を基に、各パルスモータ88
0の回転量を調整することにより、上記Y方向沿いに各
々の部品供給位置89まで各々の部品103を移動させ
る移動量をそれぞれ調整し、部品供給位置89での部品
10の位置を調整する。この結果、次に吸着動作を行う
各々のノズル10の初期位置ズレ及び各部品供給カセッ
ト側の位置ズレに対応した位置に各部品103が位置す
ることになり、各々のノズル10の初期位置ズレ量と各
部品供給カセット側の位置ズレ量を吸収できることにな
って、図2(A),(B)に示すように各々のノズル1
0により部品供給位置89の部品103をより一層確実
に吸着保持できるようになる。
【0035】一例として、10本のノズル10のうちの
一端に位置している第1ノズル10のY方向の初期位置
ズレ量Δyが0.5mmであるとき、第1ノズル10に
より吸着動作を行う予定の第11部品供給カセット80
ではそのパルスモータ880の回転量を調整して部品供
給位置89において部品103の位置を0.5mmだけ
基準となる所定の位置からずらせるように位置させる。
この結果、Y方向の初期位置ズレ量Δyが0.5mmの
第1ノズル10により、部品供給位置89において0.
5mmだけ位置ずれさせた部品103を確実に吸着保持
することができる。さらに、この部品103を吸着後に
認識することにより、部品103の位置ズレ量が1.2
mmである場合には、その差の0.7mmは部品吸着の
際に発生した第11部品供給カセット側の位置ズレ量と
考えられ、この0.7mmだけ、第11部品供給カセッ
ト80のパルスモータ880の回転量を調整して部品供
給位置89での部品103の位置をさらにずらせること
により、より微小部品をも吸着保持することができる。
また、この第11部品供給カセット80に対して次に吸
着保持を行う予定のノズル10は第5ノズル10であ
り、第5ノズル10は0.3mmのY方向の初期位置ズ
レ量を持つとき、第11部品供給カセット80では、第
11部品供給カセット80の固有の位置ズレ量0.7m
mと第5ノズル10の固有の位置ズレ量0.3mmの合
計の1.0mmだけ部品供給位置89での部品103の
位置をずらせるように調整すればよい。
【0036】また、上記実施形態においては、上記部品
供給カセット側での位置ズレ量がパルスモータ880の
調整により補正可能な範囲内か否かを制御部1000で
判断し、上記位置ズレ量が上記補正可能な範囲内なら
ば、上記パルスモータ880の駆動制御により部品供給
位置89での部品103の位置を調整して上記部品供給
カセット側での位置ズレを吸収する一方、上記位置ズレ
量が上記補正可能な範囲外ならば、上記パルスモータ8
80を駆動制御せずに、一括同時吸着を行わずに複数の
吸着動作に切り替えるようにしてもよい。
【0037】すなわち、図3,4に示すように、例えば
上記10本のノズル10,…,10において、一括同時
吸着可能範囲の部品だけを1つのグループとし、そのグ
ループのノズル10だけで一括同時吸着を行ったのち、
ヘッド4をY方向に移動させて、吸着できなかったノズ
ル10による部品吸着動作を行うこともできる。
【0038】図3は、同時吸着可能範囲に取り付けられ
た部品供給カセット80において、左端から2つの第1
及び第2部品供給カセット80A,80Aはそれぞれの
部品103,103が適正供給位置に位置させることが
でき、3個の第3〜第5部品供給カセット80B,…,
80Bはそれぞれの部品103,103,103が許容
供給位置限界に位置させることができ、残りの5個の第
6〜第10部品供給カセット80C,…,80Cはそれ
ぞれの部品103,…,103が吸着不可位置に有るこ
とを示す図である。このような第1〜第10部品供給カ
セットに対して以下のような吸着動作を行う。
【0039】図3(A)に示すように、制御部1000
の制御の下に、XYロボット5の駆動に基く作業ヘッド
4により、10本の吸着ノズル10,…,10は上記第
1〜第10部品供給カセット80A,…,80Cの各々
の部品供給位置89上方の吸着準備位置に移動する。
【0040】次いで、図3の(B)に示すように、同時
吸着可能範囲として第1及び第2部品供給カセット80
A,80Aと第3〜第5部品供給カセット80B,…,
80Bを1つのグループとし、これらの5個の部品供給
カセットにおいて、第1〜第5ノズル10,…,10に
より、まず、一括同時吸着を行う。すなわち、第1〜第
5ノズル10,…,10が同時的に吸着準備位置から各
々対応する部品供給位置89に向けて下降して5個の部
品供給位置89,…,89にそれぞれ位置した5個の部
品103,…,103を一括して同時的に吸着保持した
のち、再び、吸着準備位置まで上昇する。
【0041】次いで、図3の(C)に示すように、次
に、残りの第6〜第10部品供給カセット80C,…,
80Cのグループを一括同時吸着できるところまで、ヘ
ッド4がY方向沿いに移動してノズル10,…,10が
移動する。このとき、第1〜第5ノズル10,…,10
では部品103,…,103を吸着保持したままとなっ
ている。
【0042】次いで、図3の(D)に示すように、第6
〜第10部品供給カセット80C,…,80Cのグルー
プの部品供給カセットにおいて、第6〜第10ノズル1
0,…,10により、一括同時吸着を行う。すなわち、
第6〜第10ノズル10,…,10が同時的に吸着準備
位置から各々対応する部品供給位置89に向けて下降し
て5個の部品供給位置89,…,89にそれぞれ位置し
た5個の部品103,…,103を一括して同時的に吸
着保持したのち、再び、吸着準備位置まで上昇する。
【0043】以降は、図2(C)及び(D)に示すよう
に、認識及び装着を行う。
【0044】さらに、本実施形態では、X方向の位置ズ
レに対しては、以下のように補正動作を行う。
【0045】すなわち、図7において、ノズル10のX
方向に関して、一般に、加工精度により、本来の基準位
置と実際の位置との間に位置ズレが生じている。これを
補正するとき、従来は、第1ノズル10(図7において
番号1で示すノズル)の位置を基準位置に合わせたの
ち、他のノズル(例えば、図7においては番号2,3,
4で示す第2〜第4ノズル10)の本来の基準位置(図
7では黒丸で示す位置)から実際の位置(図7では四角
印で示す位置)との間の位置ズレ量Δx1〜Δx3を機械
的に調整することにより本来の基準位置に位置を合わせ
て一括吸着できるようにしていた。しかしながら、実際
には10本のノズル10,…,10を機械的に調整する
ことは困難であった。
【0046】これに対して、本実施形態においては、上
記キャリブレーション時に、図9に示すように、第1ノ
ズル10(図9において左端のノズル)の位置を基準位
置に合わせたのち、他の第2〜第4ノズル10,…,1
0の本来の基準位置(図9では黒丸で示す位置)から実
際の位置との間のX方向の位置ズレ量Δx具体的にはΔ
2〜Δx10をそれぞれ制御部1000で求め、それら
の位置ズレ量Δx2〜Δx10の平均値を制御部1000
で求め、その平均値だけ作業ヘッド4の基準位置したが
って第1〜第10ノズル10,…,10の基準位置をず
らせるように制御部1000での作業ヘッド4の駆動制
御を調整することにより、X方向の位置ズレ量を平均化
させて、位置ズレの影響度合いをより少なくし、機械的
な調整の手間を省き、より確実にかつ安定して吸着動作
が行え、個別のノズルでの吸着率を向上させるようにし
ている。
【0047】上記実施形態によれば、上記ノズル10の
基準位置に対する上記Y方向沿いの位置ズレを検出し、
上記位置ズレ検出時の検出結果に基づき演算された上記
ノズル10の上記基準位置に対する上記Y方向沿いの位
置ズレ量に基づき、上記ノズル10により部品保持を行
う上記部品供給カセット80において、上記位置ズレ量
を考慮して、上記部品103を1つずつ上記Y方向沿い
に上記部品供給位置89まで移動させるパルスモータ8
80の駆動を制御部1000で制御することにより上記
複数の部品103を1つずつ上記Y方向沿いに上記部品
供給位置89まで移動させる移動量を調整して、部品供
給位置89での部品103の位置を調整することができ
る。よって、上記位置ズレ量を有する上記ノズル10に
より、上記部品供給カセット80において上記調整され
た移動量で上記部品供給位置89に供給される上記部品
103を保持することができて、部品供給カセット80
による吸着保持を安定して適正に行え、部品供給カセッ
ト80での吸着率を向上させることができる。
【0048】また、本発明の上記第2及び第7態様によ
れば、複数のノズル10,…,10の各ノズル10の基
準位置に対する上記Y方向沿いの位置ズレを検出し、上
記位置ズレ検出時の検出結果に基づき演算された上記各
ノズル10の上記各基準位置に対する上記Y方向沿いの
上記各位置ズレ量に基づき、各々の上記ノズル10によ
り部品保持を行う各々の上記部品供給カセット80にお
いて、上記各位置ズレ量を考慮して、上記各部品供給カ
セット80は、上記複数の部品103を1つずつ上記Y
方向沿いに部品供給位置89まで移動させるパルスモー
タ880の駆動を制御することにより上記複数の部品1
03を1つずつ上記Y方向沿いに上記各部品供給位置8
9まで移動させる各移動量を調整して、各部品供給位置
89での各部品103の位置を調整することができる。
よって、複数のノズル10,…,10により複数の部品
103,…,103を一括同時吸着を行うときでも、上
記各位置ズレ量を有する上記各ノズル10により、上記
各部品供給カセット80において上記調整された各移動
量で上記各部品供給位置89に供給される上記各部品1
03を保持することができて、各部品供給カセット80
による吸着保持を安定して適正に行え、個別の部品供給
カセット80での吸着率を向上させることができる。す
なわち、従来においては、図8に示すように、上記Y方
向の位置ズレは、キャリアテープ101を送るスプロケ
ット80bの取付中心位置P1を機械的に調整して、ノ
ズルの中心位置P2と部品103の中心位置P3との位
置調整することにより行うこともできたが、多数の部品
供給カセットのスプロケット80bの取付け位置を機械
的に調整することは煩雑であり実際上は困難であり、か
つ、複数のノズルによる実装動作ではノズル毎にY方向
の位置ズレが異なる可能性があり、これを上記機械的調
整で対応することはできず、部品供給カセットの固有の
Y方向の位置ズレしか調整できなかった。これに対し
て、本実施形態では、図10に示すように、スプロケッ
ト106の取付中心位置P1を機械的に調整することな
く、パルスモータ880の駆動制御により、ノズル10
の中心位置P2に向けて部品103の中心位置P3をず
らせることができ、より簡単にかつ確実に位置調整させ
ることができる。さらに、部品供給カセットの固有のY
方向の位置ズレのみならず、複数のノズルによる実装動
作ではノズル毎にY方向の位置ズレが異なる可能性があ
っても、各ノズルが当該部品供給カセット80で吸着動
作を行う前に予めそのノズルの位置ズレに対応して部品
の位置調整を行うことができ、ノズルの固有の位置ズレ
と部品供給カセットの固有のY方向の位置ズレの両方に
適切に対応することができ、各ノズル10による吸着動
作を安定して適正に行え、個別の部品供給カセット80
での吸着率を向上させることができる。
【0049】また、本発明の上記第3及び第8態様によ
れば、上記位置ズレ検出においては、上記複数のノズル
10,…,10の各基準位置に対する上記X方向沿いの
位置ズレをそれぞれ検出し、上記位置ズレ検出時の検出
結果に基づき演算された上記複数のノズル10,…,1
0の上記各々の基準位置に対する上記X方向沿いの各々
の位置ズレ量の平均値を求め、求められた平均値に基い
て、上記ヘッド4,14の基準位置、言い換えれば、上
記ヘッド4,14が部品供給カセット80,…,80に
対してノズル10,…,10により部品吸着保持動作を
行うときの吸着準備位置(図2(A)及び図3(A)参
照)を調整した後、上記複数のノズル10,…,10に
より上記部品供給カセット80,…,80から上記部品
供給位置89,…,89に供給された上記部品103,
…,103を保持するようにすることもできる。すなわ
ち、具体的には、第1ノズル10(図9において左端の
ノズル)の位置を基準位置に合わせたのち、他の第2〜
第4ノズル10,…,10の本来の基準位置(図9では
黒丸で示す位置)から実際の位置との間のX方向の位置
ズレ量Δx2〜Δx10をそれぞれ制御部1000で求
め、それらの位置ズレ量Δx2〜Δx10の平均値を制御
部1000で求め、その平均値だけ作業ヘッド4の基準
位置したがって第1〜第10ノズル10,…,10の基
準位置をずらせるように制御部1000での作業ヘッド
4の駆動制御を調整することにより、X方向の位置ズレ
量を平均化させて、位置ズレの影響度合いをより少なく
し、機械的な調整の手間を省き、より確実にかつ安定し
て吸着動作が行え、個別のノズルでの吸着率を向上させ
るようにしている。
【0050】このようにすれば、Y方向のみならず、X
方向の位置ズレも考慮した上で、各ノズル10により上
記各部品供給カセット80から上記部品供給位置89に
供給された上記部品103を保持することができて、各
部品供給カセット80による吸着保持をより一層安定し
て適正に行え、各部品供給カセット80での吸着率をよ
り一層向上させることができる。
【0051】また、本発明の上記第4及び第9態様によ
れば、上記位置ズレ量が上記パルスモータ880の駆動
制御により補正可能な範囲内か否か判断し、上記位置ズ
レ量が上記補正可能な範囲内ならば、上記パルスモータ
880の駆動制御により上記複数の部品103,…,1
03を1つずつ上記Y方向沿いに上記部品供給位置89
まで移動させる移動量を調整する一方、上記位置ズレ量
が上記補正可能な範囲外ならば、上記パルスモータ88
0を駆動制御せずに、上記ノズル10を上記Y方向沿い
に上記位置ズレ量だけ移動させたのち、部品保持動作を
行うようにようにすることもできる。
【0052】このようにすれば、上記位置ズレ量が上記
パルスモータ880の駆動制御により補正可能な範囲内
か否かにより、適切に判断して最適な動作を選択するこ
とができ、より実装タクトを削減することができる。
【0053】さらに、本発明の上記第5及び第10態様
によれば、上記各々の位置ズレ量が上記各々のパルスモ
ータ880の駆動制御により補正可能な範囲内か否か判
断し、上記全ての位置ズレ量が上記補正可能な範囲内な
らば、上記各々のパルスモータ880の駆動制御により
上記複数の部品103,…,103を1つずつ上記Y方
向沿いに上記各々の部品供給位置89まで移動させる移
動量を各々の調整する一方、上記複数の位置ズレ量のう
ちのいずれかの位置ズレ量が上記補正可能な範囲外なら
ば、上記補正可能な範囲外の位置ズレ量を有する上記1
つのノズル10又は複数のノズル10,…,10を除く
他の1つのノズル10又は複数のノズル10,…,10
により部品保持動作を行ったのち、上記ヘッド4,14
を上記補正可能な範囲外の位置ズレ量に相当する分だけ
上記Y方向に移動させたのち、上記補正可能な範囲外の
位置ズレ量を有する上記ノズルにより部品保持動作を行
うようにすることもできる。
【0054】このようにすれば、複数のノズル10,
…,10により複数の部品103,…,103を一括同
時吸着を行うときでも、上記それぞれの位置ズレ量が上
記それぞれのパルスモータ880の駆動制御により補正
可能な範囲内か否かにより、適切に判断して、一括吸着
可能な範囲で一括同時吸着動作を行うという最適な動作
を選択することができ、より実装タクトを削減すること
ができる。
【0055】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、その他種々の態様で実施できる。
【0056】例えば、本発明は,上記した構造の部品実
装装置及び方法に限定されるものではなく、例えば、具
体的には図示しないが、複数の部品をそれぞれ保持して
供給する複数の部品供給カセット80から供給された部
品103を部品保持部材の一例としての吸着ノズルで保
持したのち被装着体の一例としての基板に上記保持した
部品を装着する部品実装装置ならば、どのような構造の
ものにも適用することができる。
【0057】また、部品供給部材として、部品供給カセ
ットに限らず、トレイ形式などの部品供給部から部品を
ベルトコンベヤ状の搬送部材に部品を配列しなおして、
ノズルにより吸着可能な部品供給位置まで搬送部材を駆
動して供給するようなものでも、ノズルの位置ズレ量を
考慮して搬送部材による搬送量を変更するように調整す
れば、同様に、本発明を適用することができる。
【0058】
【発明の効果】本発明の上記第1及び第6態様によれ
ば、上記部品保持部材の基準位置に対する上記部品保持
部材自体又は上記部品保持部材に保持された上記部品の
上記第2方向沿いの位置ズレを検出し、上記位置ズレ検
出時の検出結果に基づき演算された上記部品保持部材の
上記基準位置に対する上記部品保持部材自体又は上記部
品保持部材に保持された上記部品の上記第2方向沿いの
位置ズレ量に基づき、上記部品保持部材により部品保持
を行う上記部品供給部材において、上記位置ズレ量を考
慮して、上記部品を1つずつ上記第2方向沿いに上記部
品供給位置まで移動させる部品供給駆動装置の駆動を制
御することにより上記複数の部品を1つずつ上記第2方
向沿いに上記部品供給位置まで移動させる移動量を調整
して、部品供給位置での部品の位置を調整することがで
きる。よって、上記位置ズレ量を有する上記部品保持部
材により、上記部品供給部材において上記調整された移
動量で上記部品供給位置に供給される上記部品を保持す
ることができて、部品供給部材による吸着保持を安定し
て適正に行え、部品供給部材での吸着率を向上させるこ
とができる。
【0059】また、本発明の上記第2及び第7態様によ
れば、上記各部品保持部材の基準位置に対する上記部品
保持部材自体又は上記部品保持部材に保持された上記部
品の上記第2方向沿いの位置ズレを検出し、上記位置ズ
レ検出時の検出結果に基づき演算された上記各部品保持
部材の上記各基準位置に対する上記部品保持部材自体又
は上記部品保持部材に保持された上記部品の上記第2方
向沿いの上記各位置ズレ量に基づき、各々の上記部品保
持部材により部品保持を行う各々の上記部品供給部材に
おいて、上記各位置ズレ量を考慮して、上記各部品供給
部材は、上記複数の部品を1つずつ上記第2方向沿いに
部品供給位置まで移動させる部品供給駆動装置の駆動を
制御することにより上記複数の部品を1つずつ上記第2
方向沿いに上記各部品供給位置まで移動させる各移動量
を調整して、各部品供給位置での各部品の位置を調整す
ることができる。よって、複数の部品保持部材により複
数の部品を一括同時吸着を行うときでも、上記各位置ズ
レ量を有する上記各部品保持部材により、上記各部品供
給部材において上記調整された各移動量で上記各部品供
給位置に供給される上記各部品を保持することができ
て、各部品供給部材による吸着保持を安定して適正に行
え、個別の部品供給部材での吸着率を向上させることが
できる。
【0060】また、本発明の上記第3及び第8態様によ
れば、上記位置ズレ検出においては、上記複数の部品保
持部材の各基準位置に対する上記部品保持部材自体又は
上記部品保持部材に保持された上記部品の上記第1方向
沿いの位置ズレをそれぞれ検出し、上記位置ズレ検出時
の検出結果に基づき演算された上記複数の部品保持部材
の上記各々の基準位置に対する上記部品保持部材自体又
は上記部品保持部材に保持された上記部品の上記第1方
向沿いの各々の位置ズレ量の平均値を求め、求められた
平均値に基いて、上記ヘッドの基準位置を調整した後、
上記複数の部品保持部材により上記部品供給部材から上
記部品供給位置に供給された上記部品を保持するように
することもできる。
【0061】このようにすれば、第2方向のみならず、
第1方向の位置ズレも考慮した上で、各部品保持部材に
より上記各部品供給部材から上記部品供給位置に供給さ
れた上記部品を保持することができて、各部品供給部材
による吸着保持をより一層安定して適正に行え、各部品
供給部材での吸着率をより一層向上させることができ
る。
【0062】また、本発明の上記第4及び第9態様によ
れば、上記位置ズレ量が上記部品供給駆動装置の駆動制
御により補正可能な範囲内か否か判断し、上記位置ズレ
量が上記補正可能な範囲内ならば、上記部品供給駆動装
置の駆動制御により上記複数の部品を1つずつ上記第2
方向沿いに上記部品供給位置まで移動させる移動量を調
整する一方、上記位置ズレ量が上記補正可能な範囲外な
らば、上記部品供給駆動装置を駆動制御せずに、上記部
品保持部材を上記第2方向沿いに上記位置ズレ量だけ移
動させたのち、部品保持動作を行うようにようにするこ
ともできる。
【0063】このようにすれば、上記位置ズレ量が上記
部品供給駆動装置の駆動制御により補正可能な範囲内か
否かにより、適切に判断して最適な動作を選択すること
ができ、より実装タクトを削減することができる。
【0064】さらに、本発明の上記第5及び第10態様
によれば、上記各々の位置ズレ量が上記各々の部品供給
駆動装置の駆動制御により補正可能な範囲内か否か判断
し、上記全ての位置ズレ量が上記補正可能な範囲内なら
ば、上記各々の部品供給駆動装置の駆動制御により上記
複数の部品を1つずつ上記第2方向沿いに上記各々の部
品供給位置まで移動させる移動量を各々の調整する一
方、上記複数の位置ズレ量のうちのいずれかの位置ズレ
量が上記補正可能な範囲外ならば、上記補正可能な範囲
外の位置ズレ量を有する上記部品保持部材を除く他の部
品保持部材により部品保持動作を行ったのち、上記ヘッ
ドを上記補正可能な範囲外の位置ズレ量に相当する分だ
け上記第2方向に移動させたのち、上記補正可能な範囲
外の位置ズレ量を有する上記部品保持部材により部品保
持動作を行うようにすることもできる。
【0065】このようにすれば、複数の部品保持部材に
より複数の部品を一括同時吸着を行うときでも、上記そ
れぞれの位置ズレ量が上記それぞれの部品供給駆動装置
の駆動制御により補正可能な範囲内か否かにより、適切
に判断して、一括吸着可能な範囲で一括同時吸着動作を
行うという最適な動作を選択することができ、より実装
タクトを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態にかかる部品実装装置の
斜視図である。
【図2】 (A),(B),(C),(D)はそれぞれ
上記部品実装装置での部品供給カセットの部品供給位置
での部品の位置ズレの補正を行うことにより複数のノズ
ルでの一括吸着が可能となる状態を説明するための説明
図である。
【図3】 (A),(B),(C),(D)はそれぞれ
上記部品実装装置でのノズル位置ズレ量の補正を行うこ
とにより複数のノズルでの2回吸着が可能となる状態を
説明するための説明図である。
【図4】 上記部品実装装置の部品供給カセットでのテ
ープ送り量の調整状態を説明するための部分拡大平面図
である。
【図5】 上記部品実装装置の制御部と他の装置又は部
材との関係を示すブロック図である。
【図6】 上記部品実装装置の上記部品供給カセットの
部分側面図である。
【図7】 従来の複数のノズルのX方向の位置ズレを説
明するための説明図である。
【図8】 従来の部品供給カセットでのY方向の位置ズ
レの位置調整を説明するための説明図である。
【図9】 上記実施形態において複数のノズルのX方向
の位置ズレを説明するための説明図である。
【図10】 部品供給カセットでのY方向の位置ズレの
調整を説明するための説明図である。
【図11】 シャフト曲がりを要因とする位置ずれを説
明するための説明図である。
【符号の説明】
1…ローダー、2,2−0,2−1,2−2,2−3…
基板、3,13…基板搬送保持装置、4,14…作業ヘ
ッド、4G,14G…基板認識装置、5,15…XYロ
ボット、6a…Y軸駆動部、6b,6c…X軸駆動部、
7,17…ノズルステーション、8A,8B,8C,1
8A,18B,18C…部品供給部材、9,19…認識
カメラ、10…ノズル、11…アンローダー、80…部
品供給カセット、89…部品供給位置、101…キャリ
アテープ、102…部品収納用凹部、103…部品、1
06…スプロケット、109…送り穴、880…パルス
モータ、881…歯車伝達機構、882…駆動歯車、9
10…メモリ、1000…制御部。
フロントページの続き (72)発明者 三村 直人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 奥田 修 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 壁下 朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA02 AA21 DD02 DD32 DD41 EE02 EE22 EE25 FF01 FF33

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の部品(103)を供給する部品供
    給部材(80)の部品供給位置(89)に供給された上
    記部品を部品保持部材(10)で保持したのち被装着体
    (2)に上記部品を装着する部品実装装置において、 上記部品保持部材はヘッド(4,14)に備えられ、上
    記ヘッドは互いに直交する第1方向(X)と第2方向
    (Y)に移動可能であり、 上記部品供給部材は、上記部品を1つずつ上記第2方向
    沿いに上記部品供給位置まで移動させる部品供給駆動装
    置(880)を有し、上記部品供給駆動装置の駆動によ
    り上記複数の部品を1つずつ上記第2方向沿いに上記部
    品供給位置まで移動させ、 上記部品保持部材の基準位置に対する上記部品保持部材
    自体又は上記部品保持部材に保持された上記部品の上記
    第2方向沿いの位置ズレを検出する位置ズレ検出装置
    (9,19)と、 上記位置ズレ検出装置の検出結果に基づき演算された上
    記部品保持部材の上記基準位置に対する上記部品保持部
    材自体又は上記部品保持部材に保持された上記部品の上
    記第2方向沿いの位置ズレ量(Δy)に基づき、上記部
    品保持部材により部品保持を行う上記部品供給部材にお
    いて、上記位置ズレ量を考慮して上記部品供給駆動装置
    の駆動を制御することにより上記複数の部品を1つずつ
    上記第2方向沿いに上記部品供給位置まで移動させる移
    動量を調整して、上記位置ズレ量を有する上記部品保持
    部材により、上記部品供給部材において上記調整された
    移動量で上記部品供給位置に供給される上記部品を保持
    するようにしたことを特徴とする部品実装装置。
  2. 【請求項2】 複数の部品(103)をそれぞれ供給す
    る複数の部品供給部材(80)から各々の部品供給位置
    (89)に供給された上記複数の部品を複数の部品保持
    部材(10)でそれぞれ保持したのち被装着体(2)に
    上記複数の部品を装着する部品実装装置において、 上記複数の部品保持部材は1つのヘッド(4,14)に
    備えられ、上記ヘッドは互いに直交する第1方向(X)
    と第2方向(Y)に移動可能であり、 上記各部品供給部材は、上記複数の部品を1つずつ上記
    第2方向沿いに部品供給位置まで移動させる部品供給駆
    動装置(880)を有し、上記部品供給駆動装置の駆動
    により上記複数の部品を1つずつ上記第2方向沿いに上
    記部品供給位置まで移動させ、 上記各部品保持部材の基準位置に対する上記部品保持部
    材自体又は上記部品保持部材に保持された上記部品の上
    記第2方向沿いの位置ズレを検出する位置ズレ検出装置
    (9,19)と、 上記位置ズレ検出装置の検出結果に基づき演算された上
    記各部品保持部材の上記各基準位置に対する上記部品保
    持部材自体又は上記部品保持部材に保持された上記部品
    の上記第2方向沿いの上記各位置ズレ量(Δy)に基づ
    き、各々の上記部品保持部材により部品保持を行う各々
    の上記部品供給部材において、上記各位置ズレ量を考慮
    して上記各部品供給駆動装置の駆動を制御することによ
    り上記複数の部品を1つずつ上記第2方向沿いに上記各
    部品供給位置まで移動させる各移動量を調整して、上記
    各位置ズレ量を有する上記各部品保持部材により、上記
    各部品供給部材において上記調整された各移動量で上記
    各部品供給位置に供給される上記各部品を保持するよう
    にしたことを特徴とする部品実装装置。
  3. 【請求項3】 上記位置ズレ検出装置(9,19)は、
    上記複数の部品保持部材の各基準位置に対する上記部品
    保持部材自体又は上記部品保持部材に保持された上記部
    品の上記第1方向沿いの位置ズレをそれぞれ検出し、 上記位置ズレ検出装置の検出結果に基づき演算された上
    記複数の部品保持部材の上記各々の基準位置に対する上
    記部品保持部材自体又は上記部品保持部材に保持された
    上記部品の上記第1方向沿いの各々の位置ズレ量(Δ
    x)の平均値を求め、求められた平均値に基いて、上記
    ヘッドの基準位置を調整した後、上記複数の部品保持部
    材により上記部品供給部材から上記部品供給位置に供給
    された上記部品を保持するようにした請求項2に記載の
    部品実装装置。
  4. 【請求項4】 上記位置ズレ量が上記部品供給駆動装置
    の駆動制御により補正可能な範囲内か否か判断し、上記
    位置ズレ量が上記補正可能な範囲内ならば、上記部品供
    給駆動装置の駆動制御により上記複数の部品を1つずつ
    上記第2方向沿いに上記部品供給位置まで移動させる移
    動量を調整する一方、上記位置ズレ量が上記補正可能な
    範囲外ならば、上記部品供給駆動装置を駆動制御せず
    に、上記部品保持部材を上記第2方向沿いに上記位置ズ
    レ量だけ移動させたのち、部品保持動作を行うようにし
    た請求項1に記載の部品実装装置。
  5. 【請求項5】 上記各々の位置ズレ量が上記各々の部品
    供給駆動装置の駆動制御により補正可能な範囲内か否か
    判断し、上記全ての位置ズレ量が上記補正可能な範囲内
    ならば、上記各々の部品供給駆動装置の駆動制御により
    上記複数の部品を1つずつ上記第2方向沿いに上記各々
    の部品供給位置まで移動させる移動量を各々の調整する
    一方、上記複数の位置ズレ量のうちのいずれかの位置ズ
    レ量が上記補正可能な範囲外ならば、上記補正可能な範
    囲外の位置ズレ量を有する上記部品保持部材を除く他の
    部品保持部材により部品保持動作を行ったのち、上記部
    品保持部材を上記補正可能な範囲外の位置ズレ量に相当
    する分だけ上記第2方向に移動させたのち、上記補正可
    能な範囲外の位置ズレ量を有する上記部品保持部材によ
    り部品保持動作を行うようにした請求項2又は3のいず
    れかに記載の部品実装装置。
  6. 【請求項6】 複数の部品(103)を供給する部品供
    給部材(80)の部品供給位置(89)に供給された上
    記部品を、互いに直交する第1方向(X)と第2方向
    (Y)に移動可能なヘッド(4,14)に備えられた部
    品保持部材(10)で保持したのち被装着体(2)に上
    記部品を装着する部品実装方法において、 上記部品保持部材の基準位置に対する上記部品保持部材
    自体又は上記部品保持部材に保持された上記部品の上記
    第2方向沿いの位置ズレを検出し、 上記位置ズレ検出時の検出結果に基づき演算された上記
    部品保持部材の上記基準位置に対する上記部品保持部材
    自体又は上記部品保持部材に保持された上記部品の上記
    第2方向沿いの位置ズレ量(Δy)に基づき、上記部品
    保持部材により部品保持を行う上記部品供給部材におい
    て、上記位置ズレ量を考慮して、上記部品を1つずつ上
    記第2方向沿いに上記部品供給位置まで移動させる部品
    供給駆動装置(880)の駆動を制御することにより上
    記複数の部品を1つずつ上記第2方向沿いに上記部品供
    給位置まで移動させる移動量を調整して、上記位置ズレ
    量を有する上記部品保持部材により、上記部品供給部材
    において上記調整された移動量で上記部品供給位置に供
    給される上記部品を保持するようにしたことを特徴とす
    る部品実装方法。
  7. 【請求項7】 複数の部品(103)をそれぞれ供給す
    る複数の部品供給部材(80)から各々の部品供給位置
    (89)に供給された上記複数の部品を、互いに直交す
    る第1方向(X)と第2方向(Y)に移動可能な1つの
    ヘッド(4,14)に備えられた複数の部品保持部材
    (10)でそれぞれ保持したのち被装着体(2)に上記
    複数の部品を装着する部品実装方法において、 上記各部品保持部材の基準位置に対する上記部品保持部
    材自体又は上記部品保持部材に保持された上記部品の上
    記第2方向沿いの位置ズレを検出し、 上記位置ズレ検出時の検出結果に基づき演算された上記
    各部品保持部材の上記各基準位置に対する上記部品保持
    部材自体又は上記部品保持部材に保持された上記部品の
    上記第2方向沿いの上記各位置ズレ量(Δy)に基づ
    き、各々の上記部品保持部材により部品保持を行う各々
    の上記部品供給部材において、上記各位置ズレ量を考慮
    して、上記各部品供給部材は、上記複数の部品を1つず
    つ上記第2方向沿いに部品供給位置まで移動させる部品
    供給駆動装置(880)の駆動を制御することにより上
    記複数の部品を1つずつ上記第2方向沿いに上記各部品
    供給位置まで移動させる各移動量を調整して、上記各位
    置ズレ量を有する上記各部品保持部材により、上記各部
    品供給部材において上記調整された各移動量で上記各部
    品供給位置に供給される上記各部品を保持するようにし
    たことを特徴とする部品実装方法。
  8. 【請求項8】 上記位置ズレ検出においては、上記複数
    の部品保持部材の各基準位置に対する上記部品保持部材
    自体又は上記部品保持部材に保持された上記部品の上記
    第1方向沿いの位置ズレをそれぞれ検出し、 上記位置ズレ検出時の検出結果に基づき演算された上記
    複数の部品保持部材の上記各々の基準位置に対する上記
    部品保持部材自体又は上記部品保持部材に保持された上
    記部品の上記第1方向沿いの各々の位置ズレ量(Δx)
    の平均値を求め、求められた平均値に基いて、上記ヘッ
    ドの基準位置を調整した後、上記複数の部品保持部材に
    より上記部品供給部材から上記部品供給位置に供給され
    た上記部品を保持するようにした請求項7に記載の部品
    実装方法。
  9. 【請求項9】 上記位置ズレ量が上記部品供給駆動装置
    の駆動制御により補正可能な範囲内か否か判断し、上記
    位置ズレ量が上記補正可能な範囲内ならば、上記部品供
    給駆動装置の駆動制御により上記複数の部品を1つずつ
    上記第2方向沿いに上記部品供給位置まで移動させる移
    動量を調整する一方、上記位置ズレ量が上記補正可能な
    範囲外ならば、上記部品供給駆動装置を駆動制御せず
    に、上記部品保持部材を上記第2方向沿いに上記位置ズ
    レ量だけ移動させたのち、部品保持動作を行うようにし
    た請求項6に記載の部品実装方法。
  10. 【請求項10】 上記各々の位置ズレ量が上記各々の部
    品供給駆動装置の駆動制御により補正可能な範囲内か否
    か判断し、上記全ての位置ズレ量が上記補正可能な範囲
    内ならば、上記各々の部品供給駆動装置の駆動制御によ
    り上記複数の部品を1つずつ上記第2方向沿いに上記各
    々の部品供給位置まで移動させる移動量を各々の調整す
    る一方、上記複数の位置ズレ量のうちのいずれかの位置
    ズレ量が上記補正可能な範囲外ならば、上記補正可能な
    範囲外の位置ズレ量を有する上記部品保持部材を除く他
    の部品保持部材により部品保持動作を行ったのち、上記
    ヘッドを上記補正可能な範囲外の位置ズレ量に相当する
    分だけ上記第2方向に移動させたのち、上記補正可能な
    範囲外の位置ズレ量を有する上記部品保持部材により部
    品保持動作を行うようにした請求項7又は8のいずれか
    に記載の部品実装方法。
JP31515999A 1999-11-05 1999-11-05 部品実装装置及び方法 Pending JP2001135995A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31515999A JP2001135995A (ja) 1999-11-05 1999-11-05 部品実装装置及び方法
US10/129,190 US6681468B1 (en) 1999-11-05 2000-10-27 Device and method for mounting parts
EP00970114A EP1231828B1 (en) 1999-11-05 2000-10-27 Device and method for mounting parts
PCT/JP2000/007522 WO2001035706A1 (fr) 1999-11-05 2000-10-27 Dispositif et procede pour parties d'assemblage
CN00815339.6A CN1191749C (zh) 1999-11-05 2000-10-27 零件安装装置及其方法
DE60027318T DE60027318T2 (de) 1999-11-05 2000-10-27 Bauteilbestückungsvorrichtung und verfahren

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31515999A JP2001135995A (ja) 1999-11-05 1999-11-05 部品実装装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001135995A true JP2001135995A (ja) 2001-05-18

Family

ID=18062141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31515999A Pending JP2001135995A (ja) 1999-11-05 1999-11-05 部品実装装置及び方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6681468B1 (ja)
EP (1) EP1231828B1 (ja)
JP (1) JP2001135995A (ja)
CN (1) CN1191749C (ja)
DE (1) DE60027318T2 (ja)
WO (1) WO2001035706A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007189041A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Juki Corp 実装装置における電子部品の同時吸着方法及び同時吸着の可否判定方法
JP2009510748A (ja) * 2005-09-30 2009-03-12 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 基板に電気素子を実装するための実装システム及び機械本体
JP2011155051A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 電子部品装着装置
WO2018138815A1 (ja) * 2017-01-25 2018-08-02 株式会社Fuji 制御装置、実装装置及び制御方法
JP2018195750A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 アルファーデザイン株式会社 部品実装装置、部品実装方法
JP2022525005A (ja) * 2019-03-06 2022-05-11 ロヒンニ リミテッド ライアビリティ カンパニー 半導体デバイスを転写するための多軸移動

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE60026728T2 (de) * 1999-11-05 2006-08-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma Bauteilbestückungseinrichtung und verfahren
JP4033705B2 (ja) * 2002-05-08 2008-01-16 富士機械製造株式会社 プリント配線板位置誤差取得方法,プログラムおよび電子回路部品装着システム
JP4623657B2 (ja) * 2003-05-28 2011-02-02 富士機械製造株式会社 電子部品実装機の撮像画像処理装置及び撮像画像処理方法
DE112004001261B4 (de) 2003-08-04 2021-08-12 Assembléon N.V. Verfahren zum aufnehmen von bauelementen mit hilfe einer bauelementbestückungsvorrichtung
JP4390503B2 (ja) * 2003-08-27 2009-12-24 パナソニック株式会社 部品実装装置及び部品実装方法
CN1592574B (zh) * 2003-09-01 2010-06-09 重机公司 电子器件安装机中的电子器件的吸附位置修正装置
EP1564792A3 (en) * 2004-02-13 2006-11-02 Assembléon N.V. Method and device for estimating a component placement position on a substrate
TWI331491B (en) * 2007-04-04 2010-10-01 Unimicron Technology Corp Apparatus for transplanting multi-circuit boards
JP5342159B2 (ja) * 2008-03-25 2013-11-13 株式会社日立ハイテクインスツルメンツ 電子部品装着装置
JP5103238B2 (ja) * 2008-03-25 2012-12-19 株式会社日立ハイテクインスツルメンツ 電子部品装着装置
JP2010073924A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Panasonic Corp 部品実装装置
JP4894841B2 (ja) * 2008-10-10 2012-03-14 パナソニック株式会社 電子部品実装装置および電子部品の搭載ヘッド
TWI512858B (zh) * 2009-03-23 2015-12-11 Toray Eng Co Ltd Installation device and installation method
KR101308467B1 (ko) * 2009-08-04 2013-09-16 엘지디스플레이 주식회사 전자 부품 실장 장치 및 방법
JP2011077096A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 電子部品装着装置、部品供給装置及び電子部品装着方法
CN104137667B (zh) * 2012-02-28 2016-12-21 富士机械制造株式会社 元件安装机
EP3065522B1 (en) * 2013-10-31 2017-11-22 Fuji Machine Mfg. Co., Ltd. Component-mounting device
US9778650B2 (en) 2013-12-11 2017-10-03 Honda Motor Co., Ltd. Apparatus, system and method for kitting and automation assembly
CN108145711A (zh) * 2017-12-14 2018-06-12 苏州华兴源创电子科技有限公司 产品位置移动方法和系统
US20220386517A1 (en) * 2019-10-29 2022-12-01 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Component mounting device and manufacturing method for mounting substrate

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4442388A (en) * 1980-04-02 1984-04-10 Optimetrix Corporation X-Y Addressable workpiece positioner having an improved X-Y address indicia sensor
US4342090A (en) * 1980-06-27 1982-07-27 International Business Machines Corp. Batch chip placement system
NL8103574A (nl) * 1981-07-29 1983-02-16 Philips Nv Werkwijze en inrichting voor het plaatsen van elektrische en/of elektronische onderdelen op een substraat.
US4670981A (en) * 1986-03-17 1987-06-09 Nitto Kogyo Kabushiki Kaisha Method of mounting electronic parts on the predetermined positions of a printed circuit board
JPH03160799A (ja) * 1989-11-17 1991-07-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装装置
JP2811899B2 (ja) 1990-04-05 1998-10-15 松下電器産業株式会社 電子部品実装装置
JP2957648B2 (ja) 1990-07-10 1999-10-06 松下電器産業株式会社 部品供給装置
JP2517178B2 (ja) * 1991-03-04 1996-07-24 松下電器産業株式会社 電子部品の実装方法
JPH06314897A (ja) * 1993-04-30 1994-11-08 Tescon:Kk チップマウンター
DE69404015T2 (de) * 1993-10-29 1998-02-12 Sanyo Electric Co Vorrichtung und Verfahren zur automatischen Bestückung elektronischer Teile
SG52900A1 (en) * 1996-01-08 1998-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd Mounting apparatus of electronic components and mounting methods of the same
JP3502228B2 (ja) * 1996-09-27 2004-03-02 サンデン株式会社 低温庫
US5953812A (en) * 1997-07-03 1999-09-21 Schlumberger Technologies, Inc. Misinsert sensing in pick and place tooling
US6230393B1 (en) * 1997-07-07 2001-05-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and device for mounting electronic component
JP3739218B2 (ja) * 1998-04-02 2006-01-25 松下電器産業株式会社 部品装着方法及び装置
EP0994641B1 (en) * 1998-10-13 2004-10-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus and method for mounting electronic component
JP2000133989A (ja) 1998-10-22 2000-05-12 Sony Corp 部品供給装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009510748A (ja) * 2005-09-30 2009-03-12 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 基板に電気素子を実装するための実装システム及び機械本体
JP4728399B2 (ja) * 2005-09-30 2011-07-20 エーエスエム アセンブリー システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 基板に電気素子を実装するための実装システム及び機械本体
JP2007189041A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Juki Corp 実装装置における電子部品の同時吸着方法及び同時吸着の可否判定方法
JP2011155051A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 電子部品装着装置
WO2018138815A1 (ja) * 2017-01-25 2018-08-02 株式会社Fuji 制御装置、実装装置及び制御方法
JPWO2018138815A1 (ja) * 2017-01-25 2019-08-08 株式会社Fuji 制御装置、実装装置及び制御方法
JP2018195750A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 アルファーデザイン株式会社 部品実装装置、部品実装方法
JP2022525005A (ja) * 2019-03-06 2022-05-11 ロヒンニ リミテッド ライアビリティ カンパニー 半導体デバイスを転写するための多軸移動
JP7241905B2 (ja) 2019-03-06 2023-03-17 ロヒンニ リミテッド ライアビリティ カンパニー 半導体デバイスを転写するための多軸移動

Also Published As

Publication number Publication date
EP1231828A1 (en) 2002-08-14
EP1231828B1 (en) 2006-04-12
CN1191749C (zh) 2005-03-02
CN1387747A (zh) 2002-12-25
DE60027318T2 (de) 2007-01-04
EP1231828A4 (en) 2004-05-12
US6681468B1 (en) 2004-01-27
DE60027318D1 (de) 2006-05-24
WO2001035706A1 (fr) 2001-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001135995A (ja) 部品実装装置及び方法
US6374484B1 (en) Parts mounting method and apparatus
EP1482775B1 (en) Electronic component mounting method
US20110268346A1 (en) Back-up pin device and back-up pin placing method and device
EP1600047B1 (en) Component mounting apparatus and component mounting method
JP4341302B2 (ja) 電子部品実装装置および電子部品実装方法
JP4860270B2 (ja) 実装装置における電子部品の同時吸着の可否判定方法
JP4896757B2 (ja) 表面実装機
JPH07212096A (ja) 実装機の部品認識装置
EP2059112B1 (en) Electronic component taking out apparatus, surface mounting apparatus and method for taking out electronic component
KR100447310B1 (ko) 실장기 및 그 부품 장착 방법
JP4597435B2 (ja) 部品実装方法および部品実装装置
JP2003318599A (ja) 部品実装方法及び部品実装装置
US20050259862A1 (en) Device and method for recognizing recognition marks for component placement
JP4307036B2 (ja) 電子部品実装装置における吸着ノズルの位置補正方法
JP6132512B2 (ja) 部品装着装置
US7043820B2 (en) Electric-component mounting system
JP3296893B2 (ja) 部品実装方法
JP2004356376A (ja) 部品実装装置及び部品実装方法
JP4381568B2 (ja) 部品実装システムにおける基板認識方法及び同装置
JP3445681B2 (ja) チップマウンタ
JP2003152397A (ja) 電気部品装着システムおよび電気回路製造方法
JP2001144496A (ja) 部品装着方法及び装置
WO2023181345A1 (ja) 部品装着機、部品装着方法、および装着ヘッドの校正装置
WO2022024210A1 (ja) 部品装着機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090616

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091020