JP2007189041A - 実装装置における電子部品の同時吸着方法及び同時吸着の可否判定方法 - Google Patents

実装装置における電子部品の同時吸着方法及び同時吸着の可否判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】実装装置において電子部品の同時吸着をミス無く且つ適正に行なう。
【解決手段】複数の吸着ノズル11a〜11cのそれぞれの回転軸心位置RCa〜RCcを検出する軸心位置検出工程と、各吸着ノズル11a〜11cについて、それぞれの回転軸心位置RCa〜RCcと吸着ノズル先端NCa〜NCcとの位置ずれ量を検出するノズル位置検出工程と、これらの情報を元に各ノズル先端を回転させ、各吸着ノズル11a〜11cの先端中心位置RCa〜RCcと対応する電子部品の吸着すべき位置(ここではDCa〜DCc)とをそれぞれ相対的に移動させ両者を接近させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、実装装置における電子部品の同時吸着方法及びその可否判定方法に係る。
例えば特許文献1に、電子部品の実装装置の一例が開示されている。図18において、81は移載ヘッドであり、XYテーブル82、83に装着されている。Yテーブル83には、移載ヘッド81をθ回転させるθモータ(図示略)が内蔵されている。符号89はコンベアであり、基板84を位置決め部85へ搬送する。位置決め部85は、基板84をクランプして位置決めする。位置決め部85の奥にはパーツフィーダ(部品供給装置)Fが設けられている。移載ヘッド81は、XYθ方向に移動し、パーツフィーダFの電子部品Pを当該移載ヘッド81に装着された吸着ノズル88にて吸着し、基板84に実装する構成とされている。
この移載ヘッド81の回転中心と吸着ノズル88の先端中心は、本来完全に一致していなければならない。しかしながら、移載ヘッド81に吸着ノズル88を装着する際、製造ばらつきやノズル部の変形等により、例えば図19の各部に示されるように、吸着ノズル88の先端位置NCと移載ヘッド81の回転中心RCとの間に位置ずれ量eが存在していることがある。
従来は、吸着される電子部品Pのサイズは比較的大きなものであった。従って、若干の位置ずれが発生していても、吸着ノズル88は電子部品Pのいずれかの部分を吸着することができた。しかし、近年電子部品Pは益々小型化し、0.5mm以下のものもある。このように、小さなサイズの電子部品Pを吸着しようとする場合には、予定する吸着座標から僅かな位置ずれが生じているだけでも、吸着ミスが発生し、電子部品を吸着できなかったり、あるいは縦や斜めに吸着してしまったりして基板84に電子部品Pを正しく装着できなくなることがあるという問題があった。
このため、例えば、特許文献1においては、吸着ノズル88を移載ヘッド81に装着した後に、部品認識を行なうカメラ等で移載ヘッド81の回転中心RCから吸着ノズル88の先端位置NCの位置ずれ量eに相当するX座標成分ΔX及びY座標成分ΔYを検出し、XYθ軸を駆動することでこの位置ずれ量eを補正して微小な電子部品PでもパーツフィーダFから正しく吸着できるようにした構成が開示されている。
特許第3429785号公報
近年、電子部品の実装装置の生産性を向上させるために、単一の移載ヘッドに複数(2本以上)の吸着ノズルを装着し、同時に別個のパーツフィーダから電子部品を吸着する、いわゆる「同時吸着」を行うように構成したものが広く用いられている。前述した特許文献1に記載されている方法は、「同時吸着」を行なう実装装置には適用できない。それは、ある特定の吸着ノズルに対してその位置ずれ量を補正するためにXY軸を当該吸着ノズルに最適な位置にまで駆動してしまうと、必然的に他の吸着ノズルの偏心の補正ができなくなってしまうためである。
更には、図20に示されるように、単一の移載ヘッド内に吸着ノズルが複数設けられている装置にあっては、各部品の加工精度や組付調整の際の精度等から、各吸着ノズル88a〜88cのノズル先端91a〜91cの位置NCa〜NCcがノズルシャフト90a〜90cの回転中心RCa〜RCcからずれているのみならず、各吸着ノズルの88a〜88cのノズルシャフト90a〜90cの回転中心RCa〜RCc自体も設計上の吸着ノズル88a〜88cの中心位置DCa〜DCcからずれを持っている。
このような位置ずれがある状態で、設計上の吸着ノズルの中心位置DCa〜DCcを基準として吸着動作時のXY軸の位置決めを行なうと、吸着すべき電子部品が微小サイズである場合に、ノズル先端91a〜91cが電子部品の外形からはみ出してしまったり、中心から大きくずれてしまったりして正常な吸着ができない。この事情は、単一の移載ヘッド1に複数の吸着ノズル88a〜88cが装着されている場合には、各吸着ノズル88a〜88cの偏心方向がばらばらであるだけに、一層顕著な問題となっていた。
本発明は、このような従来の問題を解消するためになされたものであって、単一の移載ヘッドに複数の吸着ノズルが装着され、それぞれの吸着ノズルで複数の電子部品を同時に吸着するような実装装置において、個々の吸着をミス無く且つより正確に行なうことをその課題としている。
複数の部品供給装置からそれぞれ供給される電子部品を、単一の移載ヘッドに装着された複数の吸着ノズルで同時に吸着可能に構成した実装装置における電子部品の同時吸着方法において、前記複数の吸着ノズルのそれぞれの回転軸心位置を検出する軸心位置検出工程と、各吸着ノズルについて、それぞれの設計上の回転軸心位置と吸着ノズル先端とのそれぞれの位置ずれ量を検出するノズル位置検出工程と、これらの情報を基に、少なくとも前記ノズルシャフトの回転によるノズル先端の位置移動を含む補正により、各吸着ノズルの先端位置と対応する電子部品の吸着すべき位置とを、それぞれ相対的に移動させる相対位置補正工程と、を含む構成とすることにより、上記課題を解決したものである。
好ましい実施形態の一例は、前記相対位置補正工程により、同時に吸着を行なう全ての吸着ノズルの先端中心位置と対応する電子部品の吸着すべき位置との位置ずれ量が、等しく且つ最小となるように補正することである。
この場合、前記相対位置補正工程による補正が、補正を行なおうとする直交2軸のうち、1軸の補正が当該吸着ノズル自身の旋回によって行なわれ、直交する他の1軸の補正が対応する電子部品の前記部品供給装置の部品送り機構での送り調整によって行なわれるようにするとよい。
このように構成すると、ある条件下では、前記相対位置補正工程により、同時に吸着を行なう全ての吸着ノズルの先端中心位置と対応する電子部品の吸着すべき位置とを完全に一致させることも可能である。
なお、本発明は、相対位置補正工程において残存するずれ量に基づいて、同時吸着の可否、即ち同時吸着を行なって良い状態か否かを判定する方法として捉えることも可能である。
同時吸着を行なう電子部品の実装装置において、各吸着ノズルでの吸着をミス無く正確に行なうことができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る電子部品の実装装置を示す斜視図である。
図2において、基台1の中央部にはX方向に搬送路2が配設されている。搬送路2は、基板3を搬送すると共に搬送路2上で基板3を保持し位置決めする。搬送路2の両側には、電子部品の供給部4が配置され、それぞれの供給部4には複数台のパーツフィーダ(電子部品の供給装置)5が並設されている。図3〜図5に示されるように、パーツフィーダ5は部品テープ12に保持された電子部品19を収納し、この部品テープ12をテープ長手方向(Y方向)に送ることにより電子部品19を順次供給する(後述)。
図2に戻って、X軸テーブル6には、電子部品19の移載ヘッド7が装着されている。X軸テーブル6は、Y軸テーブル8A、及び該Y軸テーブル8Aに対向して並設されたガイド8Bにその両端部が支持されている。X軸テーブル6及びY軸テーブル8Aを駆動することにより移載ヘッド7は水平移動し、下端部に装着された吸着ノズル11a〜11c(図1(A)参照)によりパーツフィーダ5のピックアップ位置から電子部品19を吸着・ピックアップし、基板3上に移載する。従って、X軸テーブル6、及びY軸テーブル8A及びガイド8Bは移載ヘッド7及びこれに装着された吸着ノズル11a〜11cのX、Y軸方向の移動手段となっている。
搬送路2と供給部4との間の移載ヘッド7の移動経路には部品認識用のカメラ9が配設されており、該カメラ9は移載ヘッド7に装着されている吸着ノズル11a〜11cを下方側から撮像する。移載ヘッド7が電子部品19を保持した状態でカメラ9でその様子を撮像することにより、電子部品の識別、位置ずれの検出が行なわれる。又、移載ヘッド7が電子部品19を保持していない状態で、カメラ9によって下方から撮像することにより、吸着ノズル11a〜11cのノズル先端部の中心(以下単にノズル先端という)の位置を検出することができる。
次に、図1の(A)及び(B)を用いて吸着ノズル11a〜11cの近傍について説明する。図1(A)(B)は、共に移載ヘッド7における吸着ノズル11a〜11cの周辺を示す側面図及び下面図であり、(A)は設計上のノズルシャフトの回転中心(=θ軸中心)DCa〜DCcが吸着ノズル11a〜11cの先端NCa〜NCcが描く旋回円(回転軌跡)NRa〜NRcの範囲内に収まっている場合を示し、同図(B)は該旋回円NRa〜NRcの範囲内に吸着ノズル11a〜11cの設計上の回転中心DCa〜DCcが収まっていない場合をそれぞれ示している。この設計上の回転中心DCa〜DCcがこの実施形態では「吸着すべき位置」に相当している。
より詳細に説明すると、図1(A)(B)において、移載ヘッド7には、ノズルシャフト10a〜10cが図示しないθ軸モータに係合され、各軸独立でノズルシャフト10a〜10cがθ方向に回転駆動可能となっている。ノズルシャフト10a〜10cの先端には吸着ノズル11a〜11cがそれぞれ着脱自在に装着される。
しかしながら、ノズルシャフト10a〜10cは、それ自体の真直度に機械的な限界があり、それぞれが僅かながらにも「曲り」を持っている。又、吸着ノズル11a〜11cのノズルシャフト10a〜10cに対する係合状態、及び吸着ノズル11a〜11c自体の機械的精度により、吸着ノズル11a〜11cの先端NCa〜NCcは、ノズルシャフト10a〜10cの回転中心(θ軸中心)RCa〜RCcとは完全に一致しておらず、X軸方向とY軸方向にそれぞれΔXra〜ΔXrc、及びΔYra〜ΔYrcだけのずれを持っている。
更に、ノズルシャフト10a〜10c自体についても、保持部を構成する各部品の加工精度や組付調整の際の精度等から組付位置の誤差が生じており、設計上の吸着ノズルの中心DCa〜DCcとノズルシャフト10a〜10cの回転中心RCa〜RCcとの間には、X軸方向にΔXna〜ΔXnc、Y軸方向にΔYna〜ΔYncだけそれぞれずれを持っている。
続いて、図3〜図5を用いてパーツフィーダ(電子部品供給装置)5について説明する。図3はパーツフィーダ5の側面図、図4はその部品取出し部周辺を示す斜視図、図5はその要部平面図である。
図3〜図5において、パーツフィーダ5にはテープリール保持部13により部品テープ12が回転自在に係合され、部品テープ12は送りローラ14の回転によって順次送られる。一般的には送りローラには特に図示しない送りピンが円周上に複数配置され、これが部品テープ12の送り方向に連続して配置されている凹部又は孔部Piに係合して部品テープ12を送る。又、部品テープ12の表面を被い、電子部品の飛び出し等を防止している保護テープ16は、テープ剥離部17にて部品テープ12の表面から剥離されて巻取りリール18に巻き取られる。
更に、部品テープ12にパッケージされている電子部品19は、部品取出し部24にて吸着ノズル11a〜11cにて吸着・保持される。なお、送りローラ14は、一般的にパーツフィーダ5に取付けられたフィーダモータ36(図6参照)によって任意の角度で回転されるようになっている。即ち、このフィーダモータ36による送りローラ14の回転制御により、部品テープ12の「送り」をコントロールすることができ、ひいては、部品テープ12上にパッケージされている電子部品19の送り方向(Y方向)の位置を基準ラインRLからΔYta〜ΔYtcだけそれぞれ調整・制御することができる。
次に、図6を用いてこの実装装置の制御系について説明する。図6は、制御系の構成を示すブロック図である。
図6において、制御部25はCPUであり、以下に説明する各部全体を統括して制御する。画像認識部26は部品認識用のカメラ9や基板認識用のカメラ15の撮像データを撮像認識することにより、移載ヘッド7に保持された電子部品19の識別や位置検出を行なうと共に、吸着ノズル11a〜11cの先端部の回転方向の位置ずれや、所定角度毎にθ軸を回転させて撮像した結果から吸着ノズル11a〜11cの回転中心位置等の検出、更にはXY軸の送り位置情報とθ軸回転中心位置の検出結果からθ回転中心の設計上の軸心位置からのずれ量等の算出を行なう。機構制御部28は、移載ヘッド7の水平移動、上昇、回転動作を行なうX軸モータ29、Y軸モータ30、Z軸モータ34及びθ軸モータ35、更にはフィーダモータ(送りモータ)36の動作を制御する。
プログラム記憶部31は、実装時の動作プログラム、即ち移載ヘッド7による実装動作プログラムを基板の各品種毎に記憶する。又、実装データ記憶部32は、基板3に実装される電子部品19のサイズデータや実装位置座標等の実装データを記憶する。位置ずれ量記憶部(記憶手段)33は、吸着ノズル11a〜11cの先端部の位置ずれ量、即ち吸着ノズル11a〜11cの製作誤差や、吸着ノズル11a〜11cの移載ヘッド7への装着状態によって生じる装着誤差等に起因している生じる吸着ノズル11a〜11cの軸線と先端部との前記位置ずれ量(ΔXr、ΔYr)や旋回円半径、及びθ軸回転中心の設計上の軸心位置からのずれ量(ΔXn、ΔYn)等を記憶する。
次に、以上の構成における実装装置の動作を説明する。
まず、製品出荷前の調整時のパラメータ取得時の動作に説明する。
移載ヘッド7に(治具用)ノズル11a〜11cを装着し、まずノズル11aを部品認識用のカメラ9上に移動させる。このとき、設計上のノズルシャフト10aの軸心位置DCaを部品認識用のカメラ9の視野中央に位置するようにX軸モータ29及びY軸モータ30を駆動して位置決めする。
ノズル11aの部品認識用のカメラ9上への移動が完了しX軸及びY軸が停止した後、所定角度毎にθ軸を駆動して停止させ、その都度ノズル11aの位置をカメラ9にて撮像する。この撮像結果を撮像認識部26で演算してノズル11a先端の旋回円NRaを算出してその位置RCaを求め、設計上のノズルシャフト軸心位置DCaとのずれ量(ΔXna、ΔYna)、及びノズルの旋回による旋回円NRaの半径、所定角度におけるノズル先端位置NCaとノズルシャフト軸心位置RCaとのずれ量(ΔXra、ΔYra)を算出し、位置ずれ量記憶部33に記憶する。
続いて、ノズル11b及び11cについても同様に行ない、ノズルシャフト10b及び10cについても設計上のノズルシャフト軸心位置DCb〜DCcとのずれ量(ΔXnb、ΔYnb、及びΔXnc、ΔYnc)及びそれぞれの旋回円半径、所定角度におけるノズル先端位置NCb、NCcとノズルシャフト軸心位置RCb、RCbとのずれ量(ΔXrb、ΔYrb、ΔXrc、ΔYrc)を算出し、位置ずれ量記憶部33に記憶する。
次に実装動作が開始される。まず搬送路2上に基板3が搬入され位置決めされる。基板3の位置決めが完了すると、移載ヘッド7はX軸モータ29及びY軸モータ30により移動されて基板認識カメラ15が基板3上の位置基準マークを撮像し、画像認識部26によって基台1に対する基板3の位置決め座標が求められる。
続いて、移載ヘッド7がX軸モータ29及びY軸モータ30により移動されて部品取出し部24から電子部品19をピックアップする。
このとき、制御部25は、実装データ記憶部32のデータから当該電子部品19についての大きさ等のデータを読み取り、ノズル回転による位置ずれ及び回転中心と設計上のノズル中心との位置ずれの補正の必要な小型部品であるかどうかを判断する。
位置ずれ補正が必要とされた小型部品についてのピックアップ動作では、以下のような補正が行なわれる。この補正は、位置ずれ量が比較的小さい場合と大きい場合とで、(基本的な補正概念は同一であるが)具体的な補正手法が異なる。
まず、位置ずれ量が比較的小さい場合、即ち設計上のノズル中心(吸着すべき位置)DCa〜DCcがノズル11a〜11cの旋回円NRa〜NRcの範囲内に入っているときの補正について説明する。
この場合、図7(A)に示されるように、ノズル11aの先端位置(先端の中心位置:ノズル先端)NCaをθ軸周りで回転し、ノズル先端NCaのX座標が設計上のノズル中心であるDCaと一致するように移動させる。このとき、図7(A)からも明らかなように、当該条件を満たす回転角度は2つ解を持つため、ノズル先端NCaのY軸座標と設計上のノズル中心であるDCaのY軸座標とのずれ量ΔYtaが小さくなる条件を選択する。
詳しくは、DCaの座標を(Xd、Yd)、RCaの座標を(Xr、Yr)、ノズル11a先端のθ軸回転による旋回円NRaの半径をRaとするとき、ノズル先端NCaのX座標と設計上のノズル中心DCaのX座標とが一致する2点の座標(Xr1、Yr1)及び(Xr2、Yr2)は、それぞれ(Xd、Yr+√{Ra−(Xd−Xr)})、(Xd,Yr−√{Ra−(Xd−Xr)})である。従って、ノズル先端NCaのY軸座標と設計上のノズル中心であるDCaのY軸座標とのずれ量ΔYtaが小さくなる条件は、|Yd−Yr1|と|Yd−Yr2|とを比較し、値が小さい方の座標を選択すればよい。
ノズル11aと同時吸着を行なう他のノズルについても同様の動作を行なう。なお、これらの動作は同時吸着を行なう全てのノズルについて一斉に行なっても良いが、部品吸着位置へのX軸及びY軸の移動中に実施するようにすることで、実生産時間への影響を小さく抑えることができる。
前記動作完了後、X軸とY軸は設計上のノズル中心位置DCa〜DCcがパーツフィーダ5上の電子部品吸着位置24にそれぞれ位置するように位置決めされる。
これらの動作と平行して、同時吸着を行なう対象となる部品を供給する複数のパーツフィーダ5のうち、ノズル11aが部品吸着を行なうパーツフィーダでは、フィーダモータ36の駆動により送りローラ14を回転させ、図7(A)に示されるY軸方向の残量ずれ量ΔYtaの分だけ部品テープ12を送り方向に進退させてY座標を補正し、ノズル11aの直下に電子部品19を位置決めする。又、同時吸着を行なう対象となる部品を供給する他のパーツフィーダ5についても全て同様の動作を行なう。これらの動作により吸着対象の電子部品が微小なものであっても、確実にノズルの中心が部品の中心と一致するため、吸着ミスを起こすことなく正確に吸着保持することが可能となる。
前記動作の後、移載ヘッド7の各ノズル11a〜11cは、各Z軸の駆動により下降され、パーツフィーダ5の電子部品19を吸着保持し、再び各Z軸の駆動により上昇される。
上記電子部品の吸着工程が完了した後、移載ヘッド7は、X軸及びY軸によって駆動され、吸着ノズル11a〜11c、ひいてはそれが吸着保持した電子部品がカメラ9の真上に位置するように移動され、カメラ9によって順次電子部品の撮像が行なわれる。
電子部品の撮像画像により、画像認識部26は、電子部品19の姿勢情報(中心位置及び角度)を計測し、予め計測された位置ずれ量記憶装置33に記憶されている情報を勘案して、電子部品を所定の位置に所定の角度で搭載するために必要なX軸及びY軸の移動量とθ軸の回転角度を算出する。このとき、θ軸の回転によってθ軸回転中心RCaと部品の中心との位置が異なることから生じるX軸及びY軸方向のずれを勘案し、これを補正するようにX軸及びY軸の移動量が決定される。
カメラ9による電子部品の撮像が完了した後、各電子部品に応じて順次、移載ヘッド7が前記演算によって決定されたX軸及びY軸の移動量だけ移動され、同様にθ軸が駆動されて電子基板3上の搭載位置に正しく位置決めされ、Z軸の駆動によって移載ヘッド7が下降して電子部品の搭載を行なう。これらの吸着と認識及び搭載の動作を、電子基板3上で搭載する全ての電子部品の搭載が完了するまで繰り返す。又、搭載作業中に吸着ノズル11a〜11cの種類の交換の必要があれば、交換動作を行ない、必要に応じてθ軸回転中心RCa〜RCcとノズル中心NCa〜NCcとの位置ずれ量の検出作業を前述と同様の動作にて行なう。
この実施形態では、吸着ノズルの先端NCa〜NCcとノズルシャフトの回転中心RCa〜RCcとにずれがあることを不可避的なものと認識し、むしろこれを積極的に各吸着ノズルの補正代として利用して各ノズルシャフトを所定量だけ回転させることにより、各ノズルの先端のX軸方向の位置を一致させ、Y軸方向については、各パーツフィーダ5の送り軸の調整によって個別に調整するようにしている。この結果、結果として全ての設計上のノズルシャフトの中心DCa〜DCcがノズル先端の旋回円NRa〜NRcの範囲内に存在するときには、同時に吸着しようとする全ての吸着ノズル11a〜11cにおけるノズル先端NCa〜NCcを設計上のノズルシャフトの中心位置DCa〜DCcに一致・補正することができる。
ところで、複数の吸着ノズルのうち、1つでも設計上のノズルシャフトの中心位置が旋回円内に収まっていないものが存在した場合には、同時に吸着しようとする吸着ノズルの全てを設計上のノズルシャフトの中心位置に一致させるように補正することはできない。この場合には、同時に吸着を行なう全ての吸着ノズルの先端位置と対応する電子部品の吸着すべき位置との位置ずれ量が、全吸着ノズルにおいて等しく且つ最小となるように補正するようにする。
以下この第2の補正方法について詳細に説明する。
図1(B)、図7(B)に示されるように、ノズルシャフト10aの設計上の軸心DCa〜DCcを原点として、各点の座標をRCa(xa,ya)、RCb(xb,yb)、RCc(xc,yc)とおく。又、ノズル先端の旋回円NRa〜NRcの半径をそれぞれra、rb、rcとする。これら3つのノズル先端の旋回円を各設計上の軸中心DCa〜DCcをDCaに一致させる形で平行移動させると、各円の中心はそれぞれRCa(xa,ya)、RCb’(xb’,yb’)=(xb−ΔX)、RCc’(xc’,yc’)=(xc−2ΔX)となる(但し、ΔXは設計上のノズル軸心間のX方向距離)。
このとき、図8に示されるように、これら3つの円に同時に正接する円について、この円の中心座標を(X,Y)、半径をRとすると、正接する円と3つのノズル旋回円NRa〜NRcとの間に3平方の定理から次式が成り立つ。
(X−xa)+(Y−ya)=(R+ra)
(X−xb’)+(Y−yb’)=(R+rb)
(X−xc’)+(Y−yc’)=(R+rc)
そこで、これらの連立方程式を{X,Y,R}について解いて、3つのノズル先端の旋回円と正接する円を得る。解については冗長となるため表記しないが、公知の演算手法により制御部25によって自動演算処理を行なえば良い)。
しかしながら、実際には、図9〜図11に示されるように、算出される円は複数存在する。そこで、半径Rに着目し、最もRが小さくなる条件の円を解として採用する。このようにして求めた円の中心Oが、即ち各ノズル先端旋回円NRa〜NRcからの距離が等しく且つ最小となる座標を示す(図12参照)。
続いて、各ノズル11a〜11cをそれぞれθ軸モータ36a〜36cの駆動により回転させて、ノズル先端の旋回円と前述で求めた円との接点となる角度へと移動させる(図13参照)。なお、このときの実際の各ノズルの配置としてのOa〜Ocは図14のようになる。
上記と同時に前述で求めた円の中心座標(X,Y)がノズル10aが吸着すべき電子部品Pの吸着位置24とXY平面において一致するようにX軸モータ29及びY軸モータ30を駆動して移載ヘッド7を移動させる。これらの一連の動作によって、吸着ノズル11a〜11cは、それぞれ同時吸着を行なうべき各電子部品に対しての位置ずれが等しく且つ最小(距離=R)となる位置へ位置決めされる(図15参照)。
なお、これに先立って既に求めた円の情報から、前記のとおりにノズル11a〜11cをθ軸周りに駆動した際に残存するノズル11a〜11cと電子部品との位置ずれ量を算出し、この情報は位置ずれ量記憶部33に記憶される。ここで、これから同時吸着を行なう際に吸着ノズル11a〜11cが吸着・保持しようとする電子部品について、予め実装データ記憶部32に記憶されている部品サイズ等の情報を元に、吸着時に残存するずれ量が許容範囲内に収まっているか否かを判断し、許容範囲に収まっていない電子部品について同時吸着の対象から除外するようにする。
これにより、吸着ミスが発生することが懸念される電子部品の吸着を確実に防止することができる。なお、この電子部品については、別途の工程でその電子部品にとって最適な位置にまでXYθ軸を駆動した後に吸着を行なうことになる。
これ以降、即ち電子部品を吸着・保持した後の動作については、先の実施形態とほぼ同様であるため、重複説明を省略する。
この第2の実施形態によれば、吸着ノズル10a〜10cは、それぞれ同時吸着を行なうべき各電子部品に対しての位置ずれが等しく、且つ最小となる位置へと位置決めされることになる。そのため、たとえノズル先端の旋回円内に設計上のノズルシャフトの回転軸心が存在しないような吸着ノズルが存在したとしても、各吸着ノズルを最も妥当な位置に位置決めした上で吸着を行なうことができるようになる。
又、この補正の段階で、ずれ量が許容値を超えるか否かを合わせて判断することにより、許容値を超えるほどの吸着ノズルにあってはこれを同時吸着の対象から予め外すことができるようになるため、吸着ミスを未然に防止することができる。
更には、同時吸着の際のノズル先端位置の補正を既存のXYθ軸のみで行なうため、補正のためにパーツフィーダ等に補正用のアクチュエータ等を設ける必要が無いという利点も得られる。
なお、上記実施形態においては、吸着ノズルの回転中心座標と設計上のノズル中心座標のずれ量を検出するようにしていたが、本発明においては、要は、実際の吸着ノズルの回転中心座標と電子部品の吸着すべき位置とのずれを相対的に把握できれば、このずれをノズルの旋回を含めた補正手法によって補正することができる。例えば、装置XY軸の座標系に基づいて検出しても良く、フィーダ列を示す座標系における基準吸着位置でのノズルの回転中心座標であってもよい。
又、上記実施形態では、3本のノズルで説明したが、2本の場合でも同様の動作で所定の効果を得ることができる。又、同様に、上記実施形態のおいては、3本のノズルが等間隔に配置されていたが、例えば、更に多数のノズルがあるうちの3本が同時吸着を行なうような場合であっても構わない。
又、この計測・補正は、必ずしもノズル交換毎に行なう必要は無く、例えば装置の電源投入後の初回のみや、製品組付け調整時にのみ行なうものであっても構わない。
又、実装装置にノズルホルダが備えてある場合には、このノズルホルダ内若しくはその近傍においてカメラやレーザ計測器等を用いて予めノズルのチャック部に対する先端のずれ量やθ傾き等を計測しておき、ノズル交換後の部品認識カメラによる計測を行なわないようにして構わない。
なお、4本以上のノズルにて同時吸着を行なう場合には、各ノズル先端の旋回円半径から等しく最小となる点が存在しない場合が多い。従って、この場合には、同時吸着を行なおうとする全ての部品の部品データについて予め参照し、吸着の際のノズルと部品との位置ずれ量の許容範囲が大きいものは補正の対象から除外し、ずれ量補正が必要な部品を3つ以下としてこれらについて前述したような方法にてずれ補正を行なうようにしても良い。
図16に示されるように、半径が最小となる正接円が複数存在する場合には、いずれを選択しても良い。又、その中心座標が設計上のノズル軸心に最も近いものを選択するようにしても良い。
更に、図17に示されるように、半径が最小となる正接円の半径が零となる場合でも、その解(円は半径0となり点となる:即ちこの点は図中の交点である)を選択すれば良い。又、予め計測するノズル先端のθ回転軌跡円の半径が所定の値を超えている場合には、ノズル若しくはノズルシャフトの異常と判断し、交換や補正を要求するようにしたり、そのノズルを使用しないようにしても良い。即ち、本発明に係る要補正データを利用することにより、同時吸着の可否を判定するように構成することができる。
複数の部品供給装置からそれぞれ供給される電子部品を、複数の吸着ノズルで同時に吸着可能な実装装置に対して利用できる。
本発明の実施形態において、各吸着ノズルの位置補正を行なう際の指標となるパラメータを示す状態説明図 本発明に係る同時吸着方法が適用される実装装置の概略構成を示す斜視図 上記実装装置におけるパーツフィーダ(部品供給装置)の概略構成を示す正面図 上記パーツフィーダの要部を示す斜視図 同取出口付近を示す要部平面図 上記実装装置の制御系を示すブロック図 本発明の実施形態に係る第1(A)、第2(B)の補正手法を説明するための線図 第2の補正手法における正接円の求め方を示す線図 同じく他の正接円の求め方を示す線図 同じく更に他の正接円を求めるための線図 同じく更に他の正接円を求めるための線図 求められた正接円の意義を説明するための線図 ノズルの先端を旋回させて補正する様子を示した線図 図13の状態を各ノズルに分解して説明した線図 ノズルが電子部品に対しての位置ずれが等しく最小となる位置に位置決めされる様子を示す線図 半径が最小となる正接円が複数存在する場合の対処を説明するための線図 半径が最小となる正接円の半径が零となる場合を説明するための線図 従来の電子部品の実装装置の各構成を模式的に配置した斜視図 ノズルの先端が移載ヘッドの回転中心からずれている様子を示す模式図 設計上のノズルシャフトの回転中心位置と実際のノズルシャフトの回転中心位置及びノズルの先端位置との関係を示す線図
符号の説明
1…基台
2…搬送路
3…基板
4…供給部
5…パーツフィーダ(部品供給装置)
6…X軸テーブル
7…移載ヘッド
8A…Y軸テーブル
8B…ガイド
9…(部品認識)カメラ
10a〜10b…ノズルシャフト
11a〜11c…吸着ノズル
12…部品テープ
13…テープリール保持部
15…部品取出し部
19…電子部品
26…画像処理部
28…機構制御部
29…X軸モータ
30…Y軸モータ
31…プログラム記憶部
32…実装データ記憶部
33…位置ずれ量記憶部
34…Z軸モータ
35…θ軸モータ
36…フィーダモータ

Claims (5)

  1. 複数の部品供給装置からそれぞれ供給される電子部品を、単一の移載ヘッドに装着された複数の吸着ノズルで同時に吸着可能に構成した実装装置における電子部品の同時吸着方法において、
    前記複数の吸着ノズルのそれぞれのノズルシャフトの回転軸心位置を検出する軸心位置検出工程と、
    各吸着ノズルについて、それぞれのノズルシャフトの回転軸心位置とノズル先端とのそれぞれの位置ずれ量を検出するノズル位置検出工程と、
    これらの情報を基に、少なくとも前記ノズルシャフトの回転によるノズル先端の位置補正を含む補正により、各ノズル先端の位置と対応する前記電子部品の吸着すべき位置とを、それぞれ相対的に移動させる相対位置補正工程と、
    を含むことを特徴とする実装装置における電子部品の同時吸着方法。
  2. 請求項1において、
    前記相対位置補正工程により、同時に吸着を行う全てのノズル先端の位置と対応する電子部品の吸着すべき位置との位置ずれ量が、等しく且つ最小となるように補正する
    ことを特徴とする実装装置における電子部品の同時吸着方法。
  3. 請求項1または2において、
    前記相対位置補正工程による補正が、補正を行おうとする直交2軸のうち、1軸の補正が当該吸着ノズルの前記ノズルシャフトの回転によって行われ、直交する他の1軸の補正が対応する電子部品の前記部品供給装置の部品送り機構での送り調整によって行われる
    ことを特徴とする実装装置における電子部品の同時吸着方法。
  4. 請求項3において、
    前記相対位置補正工程により、同時に吸着を行う全ての吸着ノズル先端の位置と対応する電子部品の吸着すべき位置とを一致させる
    ことを特徴とする実装装置における電子部品の同時吸着方法。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の電子部品の同時吸着方法における前記相対位置補正工程において残存するずれ量に基づいて、当該同時吸着の可否を判定する
    ことを特徴とする同時吸着の可否判定方法。
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