JP2001116718A - センサ用電界効果型トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

センサ用電界効果型トランジスタ及びその製造方法

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JP2001116718A JP29558299A JP29558299A JP2001116718A JP 2001116718 A JP2001116718 A JP 2001116718A JP 29558299 A JP29558299 A JP 29558299A JP 29558299 A JP29558299 A JP 29558299A JP 2001116718 A JP2001116718 A JP 2001116718A
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Noriyasu Sugimoto
典康 杉本
Shinichiro Kito
真一郎 鬼頭
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水溶液に晒されるような過酷な環境下におい
て使用されても、長期間にわたって高い絶縁信頼性を有
するとともに、量産性に優れたセンサ用FET及び量産
性に優れたその製造方法を提供すること。 【構成】 センサ用電解効果型トランジスタのゲート用
絶縁膜のうち、半導体基板のソース領域上及びドレイン
領域上に形成された部分の厚みが、半導体基板のソース
領域上及びドレイン領域上以外の領域に形成された部分
の厚みよりも実質的に厚くする。ゲート用絶縁膜のう
ち、ソース領域上及びドレイン領域上に形成された部分
の厚みが、ソース領域上及びドレイン領域上以外の領域
に形成された部分の厚みに対して、実質的に1.5〜3
倍厚いことが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISFET(Ion
Sensitive FET)や、バイオセンサ、ガス
センサ等のセンサ用電界効果型トランジスタ(センサ用
FET)に関する。特には、水溶液に晒されるような環
境で使用するセンサ用FETとして好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、FET(電界効果型トランジス
タ)を用いたセンサが検討されている(例:特開昭56
−76043号公報、特公平4−51786号公報、特
公平4−52409号公報等)。例えば、P型半導体基
板上にNチャンネルISFET(Ion Sensit
ive FET)を形成したイオンセンサが検討されて
いる。かかるセンサは、pH、炭酸ガス、ナトリウムイ
オン、カリウムイオン或いは塩素イオン等のイオン濃
度、または酵素固定膜を用いグルコース、尿素等濃度を
測定することができる。
【0003】一般的なFETは、例えば以下のような工
程により作製できる。まず、P型半導体基板(1)の表
面を熱酸化し、膜厚50nmのSiO2膜(2)を形成
する(図5)。次いで、SiO2膜(2)の上に、LP
−CVD法でSi34膜(3)を形成する(図6)。フ
ォトリソグラフィを用いて、Si34膜(3)上の所定
の箇所にレジスト(4)を形成した後、RIEによるド
ライエッチング(CF +O)を用いて不要な部分のS
34膜を除去する(図7)。そして、素子形成部以外
の部分にのみホウ素イオン(B)注入(1×1016
/m2)を行い、チャネルストップ(5)を形成し、レ
ジストを剥離する(図8)。Si34膜(3)のある領
域以外の表面をフィールド酸化して、SiO2膜からな
る素子間分離領域(22)を作製する(図9)。その
後、熱リン酸、バッファードフッ酸を用いてSi34
とSiO膜を除去し、素子形成部にイオン注入(B
イオンorPイオン)でチャネルコントロール(6)を
形成する(図10)。熱酸化により素子形成部にSiO
膜(7)を形成し、更にLP−CVD法によりポリシ
リコン膜(8)を形成する。更に、フォトリソグラフィ
によりソース領域及びドレイン領域を形成するための開
口部を設けたレジスト(9)を形成する(図11)。フ
ッ酸硝酸酢酸でポリシリコン膜(8)をエッチングし、
また、バッファードフッ酸でSiO膜(7)をエッチ
ングした後、レジスト(9)を除去する(図12)。リ
ンイオン(P)注入(1×1020個/m2)及び拡散
処理を行い(図示せず)、ソース領域(10)及びドレ
イン領域(11)を形成する(図13)。次いで、LP
−CVD法によりSiO膜(12)を形成した後、フ
ォトリソグラフィを用いて、SiO膜(12)をパタ
ーニングし、SiO膜上下のコンタクトホール(1
3)を形成する(図14)。スパッタ法でアルミニウム
膜を形成した後、フォトリソグラフィを用いて、引き出
し電極(14)のパターンを形成し、FETを完成する
(図15)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の一般的なFET
とは異なり、センサ用FETは、通常、外界に露出して
おり、用途によっては水溶液等に浸漬される。この場
合、センサ用FETのゲート部とソース領域間及びゲー
ト部とドレイン領域間の絶縁性は、その上に形成された
絶縁膜(例えば、SiO2膜及びパッシベーション膜
(例えば、Si34膜))によって確保されているのみ
である。したがって、絶縁信頼性の高いセンサ用FET
を得るためには、構造面においても十分な対策を講ずる
必要がある。
【0005】センサ用FETの絶縁信頼性を高めるため
の構造が種々検討されている。通常は図16に示すよう
に、センサ用FETのゲート部の絶縁膜(7及び8)と
電極(14)の大きさは同等である。この構造では、水
分によりSi34膜(3)が絶縁破壊した場合、電極と
ソース領域間及び電極とドレイン領域間の絶縁距離はS
iO2膜(7)の膜厚分しか確保できなくなる。
【0006】かかる問題に鑑みて、図17に示すよう
に、センサ用FETのゲート部の絶縁膜(SiO2
(7)及びSi34膜(3)よりも電極(14)の大き
さを小さくして、電極とソース領域間及び電極とドレイ
ン領域間の絶縁距離を稼いだり、或いは、感応部とトラ
ンジスタ部とを分離する構造にする方法が、特公平4−
52409号公報に開示されている。しかし、垂直方向
の絶縁距離はやはりSiO 2膜(7)の膜厚分しか確保
できない。また、市場の製品の小型化の要請に応えるこ
とが困難である。
【0007】このように、電極の大きさを小さくして絶
縁距離を稼ぐ方法では物理的に限界があるため、ゲート
部の絶縁膜を保護膜で被覆する方法が検討されている。
保護膜は、例えば、多結晶シリコン(特開昭56−76
042号公報)や五酸化タンタル(特公平4−5178
6号公報)が用いられる。しかし、センサ用FETの製
造に用いる材料の種類が増えるため、製造コストの上昇
を招く問題がある。
【0008】本発明は、従来の諸問題に鑑みて鋭意研究
されたものであり、水溶液に晒されるような過酷な環境
下において使用されても、長期間にわたって高い絶縁信
頼性を有するとともに、量産性に優れたセンサ用FET
及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ゲー
ト用絶縁膜のうち、半導体基板のソース領域上及びドレ
イン領域上に形成された部分の厚みが、半導体基板のソ
ース領域上及びドレイン領域上以外の領域に形成された
部分の厚みよりも実質的に厚いセンサ用電界効果型トラ
ンジスタ(センサ用FET)を要旨とする。
【0010】請求項2の発明は、ゲート用絶縁膜のう
ち、ソース領域上及びドレイン領域上に形成された部分
の厚みが、ソース領域上及びドレイン領域上以外の領域
に形成された部分の厚みに対して、実質的に1.5〜3
倍厚いセンサ用FETを要旨とし、請求項1に記載のセ
ンサ用FETのより好ましい構成を例示したものであ
る。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のセンサ用FETを量産性よく製造する方法を例
示したものである。具体的には、まず、半導体基板上に
形成された絶縁膜を介して、半導体基板の少なくとも一
部にソース領域及びドレイン領域を形成する、次いで、
絶縁膜のうち、ソース領域上及びドレイン領域上と、ソ
ース領域及びドレイン領域にまたがる部分の絶縁膜を除
去して基板露出面を形成する。更に、基板露出面のう
ち、ソース領域の少なくとも一部及びドレイン領域の少
なくとも一部にまたがるようにゲート用絶縁膜を形成す
る。
【0012】以下に、各発明の構成の詳細や奏する効果
について説明する。請求項1の発明において、「ゲート
用絶縁膜のうち、半導体基板のソース領域上及びドレイ
ン領域上に形成された部分の厚み」が、「半導体基板の
ソース領域上及びドレイン領域上以外の領域に形成され
た部分の厚み」よりも厚いとは、具体的には、図1に示
す構造を例示することができる。
【0013】図1において、「ゲート用絶縁膜」とは、
原則的にはSiO2膜(70)をいう。発明の概念とし
ては、その表面に実質的に厚みが均一な絶縁膜(Si3
4膜(3))を有する構造であってもよい。SiO2
(70)の中央付近の相対的に薄く表示されている部分
が、ここにいう「半導体基板(1)のソース領域(1
0)上及びドレイン領域(11)上以外の領域(10と
11の間の領域)に形成された部分」である。一方、S
iO2膜(70)の両端付近の相対的に厚く表示されて
いる部分が、ここにいう「ゲート用絶縁膜(70)のう
ち、半導体基板(1)のソース領域(10)上及びドレ
イン領域(11)上に形成された部分」に該当する。
【0014】ここにいう「実質的に厚い」とは、図1に
図示するような、ゲート用絶縁膜(70)の薄い部分か
ら厚い部分へ移行する部分が、ソース領域(10)やド
レイン領域(11)に多少ずれ込んでいても発明の概念
に含まれることを明示する趣旨である。
【0015】すなわち、ゲート用絶縁膜(70)の薄い
部分がソース領域(10)やドレイン領域(11)に多
少ずれ込んでいても、また逆に、ゲート用絶縁膜(7
0)の厚い部分がソース領域(10)やドレイン領域
(11)に多少ずれ込んでいても、本発明の範囲内であ
る。
【0016】図1では、電極(14)の両端部がゲート
用絶縁膜(70)の薄い部分から厚い部分へ移行する部
分にかかって表示されているが、電極(14)の両端部
あるいは片端部がゲート用絶縁膜(70)の薄い部分に
かかっていてもよい。尚、電極(14)上には、酸化物
半導体や強誘電体からなる感応膜を形成することができ
る。また、ゲート用絶縁膜上(図1では、Si34
(3)上)に直接酸化物半導体や強誘電体からなる感応
膜を形成することができる。
【0017】かかる構造をとることで、電極とソース領
域間及び電極とドレイン領域間の絶縁距離を稼ぐことが
できるのみならず、ゲート部とソース領域間及びゲート
部とドレイン領域間の絶縁性を向上することができる。
その結果、FETの絶縁信頼性を大幅に向上することが
できる。
【0018】また、ソース領域上及びドレイン領域上に
かかる電極或いは感応膜の影響による容量変化をより効
果的に抑制できるため、FETの特性バラツキが小さく
なり、センサ用FETの製造歩留まりを向上することが
できる。
【0019】請求項2の発明においては、ゲート用絶縁
膜のうち、ソース領域上及びドレイン領域上に形成され
た部分の厚みを、ソース領域上及びドレイン領域上以外
の領域に形成された部分の厚みに対して、実質的に1.
5〜3倍厚くすることによって、FETの絶縁信頼性を
より効果的に向上することができる。すなわち、電極と
ソース領域間及び電極とドレイン領域間の絶縁距離を実
質的に1.5〜3倍稼ぐことができる。また、ゲート部
とソース領域間及びゲート部とドレイン領域間の絶縁性
をより効果的に向上することができる。
【0020】ここにいう「実質的に厚い」とは、図1に
図示するような、ゲート用絶縁膜(70)の厚い部分の
厚みが1.5〜3倍あることをいう。すなわち、ゲート
用絶縁膜(70)の薄い部分から厚い部分へ移行する部
分の厚みに関しては、1.5〜3倍に至らずとも、他の
主要な部分の厚みが1.5〜3倍の範囲であれば、本発
明の範囲内である。
【0021】本厚みの割合の下限値が1.5倍未満の場
合、電極とソース領域間及び電極とドレイン領域間の絶
縁距離をあまり稼ぐことができないので、絶縁信頼性を
効果的に向上することができない。また、ゲート部とソ
ース領域間及びゲート部とドレイン領域間の絶縁性も本
発明よりも劣ることになる。本厚みの割合の下限値のよ
り好ましい範囲は2.0倍以上、更には2.2倍以上で
ある。センサ用FETの絶縁信頼性をより効果的に向上
することができる。
【0022】本厚みの割合の上限値が3.0倍を越える
場合、パッシベーション膜や電極等を均一な厚みで形成
することが困難になるため、センサ用FETの製品歩留
まりを低下させる可能性がある。本厚みの割合の上限値
のより好ましい範囲は2.8倍以下、更には2.5倍以
下である。パッシベーション膜や電極等を均一な厚みで
形成できるため、センサ用FETの製品歩留まりをより
効果的に向上することができる。
【0023】請求項3の発明の特徴的な工程は、図2乃
至図4に示す工程である。すなわち、図2に示すよう
に、ソース領域(10)及びドレイン領域(11)を形
成後、図3に示すように、ゲート酸化膜(7)を除去す
る。次いで、図4に示すように、熱酸化により再度ゲー
ト酸化膜(70)を形成するのである。すなわち、図2
において、半導体基板(1)上に形成された絶縁膜
(7)を介して、ソース領域(10)及びドレイン領域
(11)を前述のイオン注入により形成する。この際、
絶縁膜(7)はイオン注入その他の処理によってダメー
ジを受けている。したがって、このまま次工程に進む
と、絶縁膜(7)の絶縁信頼性をいきおい低下しざるを
得ない。そこで、本発明は、ダメージを受けた絶縁膜
(7)を一旦除去し(図3)、再度絶縁膜(70)を形
成し直す(図4)ことで、絶縁膜(70)の絶縁信頼性
を向上するものである。
【0024】あらたな絶縁膜(70)は、ゲート部を熱
酸化して形成するが、この熱処理の際に、あらたな絶縁
膜(70)に対して、ソース領域(10)及びドレイン
領域(11)からドープされた不純物が熱拡散してく
る。この拡散してくる不純物量が所定量を超えると、ソ
ース領域上及びドレイン領域上に形成されるあらたな絶
縁膜(70)の生成厚みが選択的に厚くなる(図4)。
【0025】ソース領域上及びドレイン領域上に形成さ
れるあらたな絶縁膜(70)の生成厚みを良好にするに
は、ソース領域及びドレイン領域を形成する際のイオン
注入量をコントロールするのが簡便でよい。例えば、P
イオンを1×1018〜5×1020個/m2の範囲で導
入するのがよい。より好ましくは、Pイオンを1×1
19〜5×1020個/m2の範囲で導入するのがよい。
【0026】かかる製造方法によれば、あらたな第3の
素材(例えば、五酸化タンタル等)を用意する必要がな
いため、センサ用FETをより安価に量産可能である。
【0027】
【実施例】本発明の特徴的な工程は図2乃至図4の工程
であり、ソース、ドレイン形成後ゲート酸化膜を除去
し、熱酸化によりゲート酸化膜を再形成する工程を有す
る。工程の詳細を以下に示す。
【0028】まず、P型半導体基板の表面を熱酸化し、
膜厚50nmのSiO2膜を形成する。次いで、SiO2
膜の上に、LP−CVD法でSi34膜を形成する。フ
ォトリソグラフィを用いて、Si34膜にレジストを形
成した後、RIEによるドライエッチング(CF+O
)を用いて不要な部分のSi34膜を除去する。そし
て、素子形成部以外の部分にのみホウ素イオン(B
注入(1×1016個/m2)を行い、チャネルストップ
を形成し、レジストを剥離する。Si34膜のある領域
以外の表面をフィールド酸化して、SiO2膜からなる
素子間分離領域を作製する。その後、熱リン酸、バッフ
ァードフッ酸を用いてSi34膜とSiO膜を除去
し、素子形成部にイオン注入(BイオンorPイオン)
でチャネルコントロールを形成する。熱酸化により素子
形成部にSiO膜(厚み:100nm)を形成し、更
にフォトリソグラフィによりソース領域及びドレイン領
域を形成するための開口部を設けたレジストを形成す
る。SiO2膜を介して、リンイオン(P)注入(導
入量:表1に示す5×1015〜5×1019個/m2の5
種類)及び拡散処理して、ソース領域及びドレイン領域
を形成する。次いで、バファードフッ酸を用いてダメー
ジを受けたSiO2膜を除去する。その後、ゲート部を
熱酸化(ウェット900℃×60分)し、再度絶縁膜を
形成し直す。この際の酸化膜の厚みを金属顕微鏡で測定
する。結果を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】表1の結果より、ゲート部における絶縁膜
の厚み(100nm)に対するソース領域上及びドレイ
ン領域上における絶縁膜の厚みは220〜270nmで
あった。
【0031】Pイオンを1×1018〜5×1020個/
2の範囲で導入した実施例である試料番号3〜試料番
号5では、その絶縁膜の厚みの割合は、1.5〜2.8
の範囲内であることがわかる。
【0032】一方、Pイオンを5×1015〜1×10
17個/m2の範囲で導入した比較例である試料番号1及
び試料番号2では、その絶縁膜の厚みの割合は、1.1
未満であり、絶縁膜に厚みの違いが得られないことがわ
かる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、水溶液に晒されるよう
な過酷な環境下において使用されても、長期間にわたっ
て高い絶縁信頼性を有するとともに、量産性に優れたセ
ンサ用FET及び量産性に優れたその製造方法を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すセンサ用FETの該略
図。
【図2】本発明のセンサ用FETの製造方法を示す説明
図。
【図3】本発明のセンサ用FETの製造方法を示す説明
図。
【図4】本発明のセンサ用FETの製造方法を示す説明
図。
【図5】従来の一実施例を示すセンサ用FETの該略
図。
【図6】従来のセンサ用FETの製造方法を示す説明
図。
【図7】従来のセンサ用FETの製造方法を示す説明
図。
【図8】従来のセンサ用FETの製造方法を示す説明
図。
【図9】従来のセンサ用FETの製造方法を示す説明
図。
【図10】従来のセンサ用FETの製造方法を示す説明
図。
【図11】従来のセンサ用FETの製造方法を示す説明
図。
【図12】従来のセンサ用FETの製造方法を示す説明
図。
【図13】従来のセンサ用FETの製造方法を示す説明
図。
【図14】従来のセンサ用FETの製造方法を示す説明
図。
【図15】従来のセンサ用FETの製造方法を示す説明
図。
【図16】従来の一実施例を示すセンサ用FETの該略
図。
【図17】従来の一実施例を示すセンサ用FETの該略
図。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 SiO2膜 22 素子間分離領域 3 Si34膜 4 レジスト 5 チャネルストップ 6 チャネルコントロール 7、70 SiO膜 8 ポリシリコン膜 9 レジスト 10 ソース領域 11 ドレイン領域 12 SiO膜 13 コンタクトホール 14 引き出し電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、該半導体基板内に形成さ
    れたソース領域及びドレイン領域と、該ソース領域の少
    なくとも一部及び該ドレイン領域の少なくとも一部にま
    たがるように該半導体基板上に形成されたゲート用絶縁
    膜とを具備するセンサ用電界効果型トランジスタであっ
    て、 該ゲート用絶縁膜のうち、該半導体基板の該ソース領域
    上及び該ドレイン領域上に形成された部分の厚みが、該
    半導体基板の該ソース領域上及び該ドレイン領域上以外
    の領域に形成された部分の厚みよりも実質的に厚いこと
    を特徴とするセンサ用電界効果型トランジスタ。
  2. 【請求項2】 前記ゲート用絶縁膜のうち、前記ソース
    領域上及び前記ドレイン領域上に形成された部分の厚み
    が、 前記ソース領域上及び前記ドレイン領域上以外の領域に
    形成された部分の厚みに対して、 実質的に1.5〜3倍厚いことを特徴とする請求項1に
    記載のセンサ用電界効果型トランジスタ。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に形成された絶縁膜を介し
    て、該半導体基板の少なくとも一部にソース領域及びド
    レイン領域を形成した後、 該絶縁膜のうち、該ソース領域上及び該ドレイン領域上
    と、該ソース領域及び該ドレイン領域にまたがる部分の
    絶縁膜を除去して基板露出面を形成し、 該基板露出面のうち、該ソース領域の少なくとも一部及
    び該ドレイン領域の少なくとも一部にまたがるようにゲ
    ート用絶縁膜を熱酸化法により形成することを特徴とす
    るセンサ用電界効果型トランジスタの製造方法。
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