JPS6336575A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPS6336575A
JPS6336575A JP17910986A JP17910986A JPS6336575A JP S6336575 A JPS6336575 A JP S6336575A JP 17910986 A JP17910986 A JP 17910986A JP 17910986 A JP17910986 A JP 17910986A JP S6336575 A JPS6336575 A JP S6336575A
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JP
Japan
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floating gate
gate
control gate
polycrystalline silicon
semiconductor device
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JP17910986A
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Yoshihisa Mizutani
水谷 嘉久
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は半導体装置の製造方法に関するもので特に7
0−テインググートとコントロールゲートとを備えたE
 P ROM (Erasable PrograIl
−IIlable Read 0nly MelIor
y)及びEEPROM(Electrically E
rasable ProgralIllable Re
adOnly Menory)のメモリセルに係わる。
(従来の技術) 従来、EPROMに使用されるメモリセルとしては、例
えば第5図に示すような構成のものが知られている。図
中の1はP型シリコン基板、2はフィールド絶縁膜、3
,4は前記基板1の表面領域に互いに分離して設けられ
る第1及び第2のr)+型拡散領域、5はゲート絶縁膜
、6,7は前記ゲート絶縁膜5上に設けられたコントロ
ールグー1−及びフローティングゲートである。前記コ
ントロールゲート6とフローティングゲート7は、それ
ぞれ互いに絶縁膜8により分離されており、コントロー
ルゲート6は前記第1及び第2のn+型拡散領域間のチ
ャンネル領域上に第2のn中型拡散領域4の近傍に偏在
して配置され、フローティングゲート7は前記チャンネ
ル領域上に第1のd型拡散領域3の近傍に偏在して配置
されている。
このような構成のメモリセルにおいて、情報の書込みを
行う場合には第1のn中型拡散領域3をドレイン領域、
第2のn中型拡散領域4をソース領域として使用し、ド
レイン領域3及びコントロールゲート6の両方に高電圧
を印加する。この時、チャンネル領域における電位はソ
ース領域つまりn中型拡散領域4の電位と等しいか、も
しくは極めて近い値の電位となるため、ソース、ドレイ
ン間の電界は集中的にドレイン領域つまりn″′型拡散
領域3近傍のチャンネル領域で強くなり、この部分でイ
ンパクトアイオニゼーションによるホットキャリア(エ
レクトロン・ホール対)の発生及びフローティングゲー
ト7へのエレクトロンの注入が起こる。その結果、情報
の田込みが行なわれる。
一方、情報の読み出しを行なう場合には、情報書込み時
とは逆に第1のn中型拡散領域3をソース領域、第2の
n中型拡散領域4をドレイン領域として使用し、ソース
、トレイン間に適当な電位差(たとえば5V)を印加し
た上でコントロールゲート6に適当な電圧(例えば+5
V)を印加して情報の書込まれたヒルと他のセルの特性
の変化、例えば閾値電圧■1Hを調べることにより情報
が読み出される。
ところで、前記第5図に示したような構成のメモリセル
は、従来第6図(a)〜(P)に示ず様な製造工程で製
作されている。第6図において、(a)図、(C)図、
(e)図、(g)図、(1)図、および(k)図はそれ
ぞれパターン平面図、(b)図、(d)図、(f)図、
(h)図、(j)図、および(」)図はそれぞれ上記各
パターン平面図のA−A ”線に沿った断面構成図であ
る。
まず、p型シリコン基板11を選択酸化してこの基板1
1の表面を分離するためのフィールド酸化膜12を形成
した後、酸化雰囲気中で熱酸化して基板11の表面に厚
さ250人程l0酸化膜13を形成する。((a)図、
(b)図)。
つづいて、全面にLPCVD法によりn型又はp型不耗
物をドープした多結晶シリコン膜14を堆積形成しく(
C)図、(d)図)、これをパターニングして多結晶シ
リ、コンからなるコントロールゲート15を形成する(
(e)図、(f)図)。
次いで、酸化雰囲気中で熱酸化を行ない、前記多結晶シ
リコンからなるコントロールゲート15の周囲に厚さ5
00A程度の酸化膜16を成長させた後、再び全面にL
PCVD法によりn型又はp型不耗物をドープした多結
晶シリコン膜17を堆積形成する。((g)図、(h)
図)。
つづいて、異方性エツチング法、例えばリアクティブイ
オンエツチング法(RIE法)を用いて前記多結晶シリ
コン膜17をその膜厚分だけエツチング除去する。この
時、コントロールゲート15の周囲は実効的に高さ方向
の膜厚が厚いため、その周囲に多結晶シリコン膜17a
が残存する((i)図、(j)図)。
ひきつづき、写真蝕刻法により形成したフォトレジスト
パターン18をマスクとして残存されている多結晶シリ
コン17aを選択的にエツチング除去し、コントロール
ゲート15の片側で、かつ素子部周辺にのみ位置するフ
ローティングゲート19を形成する((k)図、 (j
)図〉。
次いで、酸化雰囲気中で熱酸化を行ない、フローティン
グゲート19の周囲に酸化膜20を成長させた後、フィ
ールド酸化膜12.コントロールゲート15及びフロー
ティングゲート19をマスクとしてn型不純物、例えば
砒素をイオン注入する。〈(1)図、(n)図)。
つづいて、熱処理を施してイオン注入した砒素を活性化
してn+型不純物拡散層21.22を形成する。その後
、全面にCVD法により5in2膜23を」(1槓形成
し、コンタクトホール24゜24を開孔した後、A1膜
の蒸者、パターニングを行ってAI電極25.26を形
成し、EPROMのメモリセルを製造する((0)図。
(p)図)。
この様にして、前記第5図に示したメモリセルに対応し
た半導体装置を製作することが出来る。
しかしこの製造工程には次の球な問題点が存在する゛。
すなわち、この製造工程では(k)図、(j)図に示し
た工程に於、いて、フォトレジストパターン18をマス
クとして、残存された多結晶シリコン17aを選択的に
エツチング除去してフローティングゲート19を形成し
ている。この場合、残存多結晶シリコン17aをエツチ
ングで除去するための手段として、通常02+CF4系
のCDE(ケミカル ドライ エツチング)法もしくは
弗酸系のウエットエフチング法を用いている。しかし、
これらのエツチング法は共に等方向なエツチング特性を
示す。このためこれらのエツチング法を用いて残存多結
晶シリコン17aをエツチングし、フローティングゲー
トを形成しようとすると、フォトレジストパターン18
で覆われた残存多結晶シリコンの部分についても、フォ
トレジストパターン18の開口部((k)図X FA 
)から内側に向かってエツチングが進行し、いわゆるア
ンダーカットを生じる。この様子を第7図(a)に示す
。アンダーカットはフォトレジストパターン18の開孔
部から第7図(a)の矢印方向に進み、その結果残存多
結晶シリコン17aのパターンの幅が矢印方向に減少す
る。極端な場合には、第7図(b)に示す如く、フロー
ティングゲート19が基板11の表面に形成された素子
領域の内側にのみ形成される。この場合にはEPROM
のメモリセルとしての性能が著しく悪化する。従って、
この球な事態を避けるためには、フォトレジストパター
ン18の大きさを上記アンダーカットの進行する長さ分
だけ予め大きく設定しておく必要があり、集積度を低下
させる原因となっている。
上述したようなアンダーカットの問題を回避する一つの
方法として前記(k)図、(1)図に示した工程で異方
性エツチング法、例えばRIE法を用いることが考えら
れる。しかしながら例えばCC,II4系のRfE法に
よるSi(多結晶シリコン)と8102とのエツチング
レートの比が最良の条件のときに於いても通常10:1
よりも大ぎくならない。このため(kJ図、(1)図の
工程でRIE方法を用いると、残存されている多結晶シ
リ゛コン17aが完全にエツチング除去される前に、基
板11の表面に形成されている酸化膜13がエツチング
され、次、で、基板の表面領域がエツチングされてしま
うといった不都合が生じる。
〈発明が解決しようとする問題点ン 上述したように、従来のEPROMの製造方法では、コ
ントロールゲートの側面に残存している多結晶シリコン
をエツチングしてフローティングゲートを形成する際に
、アンダーカットを生じてパターンの幅が減少する欠点
がある。このような欠点を除去するためには、置方・注
エツチングを用いれば良いが、異方性エツチングを用い
るとシリコン基板の表面がエツチングされるという新た
な問題を生じる。
この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、シリコン基板の表面をエツチ
ングすることなくアンダーカン1−を防止できる半導体
装置の製造方法を提供することがある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段と作用)この発明におい
ては、上記の目的を達成するために、第1導電型の半導
体基体の表面領域に互いに分離して設けられた第2導電
型の第1.第2拡散領域と、これら第1.第2拡散領域
間のチャンネル領域上に第1の絶縁膜を介して形成され
るコントロールゲートと、前記コン1−ロールゲートの
片側にこのコントロールゲートと第2の絶縁膜を介して
隣接するように形成されるフローティングゲートとを具
備し、前記コン1〜ロールゲートが前記第1拡散領域の
近傍に偏在し、かつ前記フローティングゲートが前記第
2拡散領域の近傍に偏在する半導体装置に於いて、コン
トロールゲートの片側に、コントロールゲートに治って
、かつ素子部周辺にのみ位置するフローティングゲート
を形成するために、フローティングゲートの幅を規定し
、かつフィールド酸化膜に被覆されていない素子部分の
基板表面部分を完全に被覆する第1のマスクパターンと
、フローティングゲートが形成されるべきコントロール
ゲートの片側を規定し、かつ予定されるフローティング
ゲート形成領域を完全に被覆する第2のマスクパターン
とを用いることにより、フロ、−ティングゲートの形成
工程において基板表面領域に影響を与えることなく、か
つ集積密度の高いEPROMのメモリセルを形成してい
る。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。第1図(a)〜(h)は、この発明をnチャネル
型E’FROMのメモリセルに適用する際の製造工程を
示している。(a)図、(C)図。
(e)図、および((1)図はそれぞれパターン平面図
で、fb)図、(d)図、(f)図、および(h)図は
それぞれ前記各パターン平面図のB−8−線に沿った断
面構成図である。第1図において、前記第6図と同一構
成部には同じ符号を付しており、第1図fa)、 (b
)は第6図(i)、 (j)に対応している。
まず、前記第6図(a)〜(h)に示した工程と同じ工
程で、p型シリコン基板11上にフィールド酸化膜12
、酸化膜13、コントロールゲート15、酸化g216
、および残存多結晶シリコン膜17aを順次形成する。
この後、フォトレジストパターン27をマスクとして異
方性エツチング法、例えばRIE法を用いて残存多結晶
シリコン17aを選択的にエツチング除去する((c)
、(d)図)。この時、フォトレジストパターン27は
フローティングゲートの幅を決定すると同時に基板の表
面を保護するために用いられる。従って、フォトレジス
トパターン27はfc)図、(d)図の工程に於いてフ
ィールド11ヒ膜12及びコントロールゲート15で被
覆されていない基板11の表面部分を完全に覆うように
形成されている。
次いで、前記フォトレジストパターン27を除去し、新
たに形成したフォトレジストパターン28をマスクとし
て再び残存多結晶シリコン17aを選択的にエツチング
除去する。((e)図。
ff)図)。この様にしてコントロールゲート15a片
側でかつ素子部周辺にのみ位置するフローティングゲー
ト29が形成される((g)図。
(h)図)。
このような製造方法によれば、(C)図、(d)図に示
した工程に於いてフローティングゲートの幅を決定する
ために残存多結晶シリコン17aをエツチングする際に
フォトレジストパターン27により基板11の表面が保
護されるため、異方性エツチング法例えばRIE法を用
いることが出来る。
このため前述したアンダーカットの別家が起らず、フォ
トレジストパターン27の幅は所望のフローティングゲ
ート幅と同一にすることが出来る。また(e)図、(f
)図に示した工程に於いて、フローティングゲートの形
成のために必要な部分を残し、不要な残存多結晶シリコ
ン17aの部分をエツチング除去する際には、フローテ
イングゲ−1・形成のために最終的に残存すべき多結晶
シリコン17a部分はフォトレジストパターン28によ
り完全に被覆され、開口部が存在しない。従って、この
場合にはSi(多結晶シリコン)と5i02とのエツチ
ングレートを大きく取れるCDE法、もしくは弗酸系ウ
ェットエツチング法を用いることができ、前述したよう
に基板の表面領域がエツチングされるといった不都合を
避けることができる。
なお、前記実施例に於いては、残存多結晶シリコン17
aをコントロールゲート15の周囲に残存させた後((
a)図、(b)図、)、フォトレジストパターン27お
よびフォトレジストパターン28を順次用いてフローテ
ィングゲート29を形成しているが、上記フォ1−レジ
ストパターン27゜28の使用1偵はこれに限定されな
い。すなわち、フォトレジストパターン28を用いてエ
ツチングを行なってからフォトレジストパターン27を
用いてエツチングを行なっても良い。以下、これについ
て第2図を参照しつつ説明する。第2図(a)は前記実
施例第1図fa)と同じ状態を示すパターン平面図であ
り、記号もそれに対応している。この後、77F1−レ
ジストパターン28(図示せず)を用いて残存多結晶シ
リコン17aを選択的にエツチング除去する(第2図(
b))。この場合には、前述したごと<Si(多結晶シ
リコン)とSiO2とのエツチングレートの大きいCD
E法もしくは弗酸系ウェットエツチング法を用いること
により、基板表面領域に影響を与えることなく多結晶シ
リコン17aをエツチングすることができる。つづいて
フォトレジストパターン27(図示せず)を用いて再度
残存多結晶シリコン17aを選択的にエツチング除去し
、フローティングゲート29を形成する(第2図(C)
)。この場合にもフォトレジストパターン27により基
板11の表面が保護されているために、異方性エツチン
グ法例えばRIE法を用いてフローティングゲートの幅
を正確に形成することが出来る。
更に第3の実施例を第3図に示す。fa)図。
(C)図、および(e)図はパターン平面図、fil)
図。
[d)図、および(n図は各パターン平面図に対応する
C−C−線に沿った断面構成図である。(a)図、(b
)図は従来の製造方法を用いて前記第6図+(+) 、
 (h)の工程まで形成した後、フォトレジストパター
ン27(図示せず)を用いて多結晶シリコン膜17を選
択的にエツチング除去した時の工程図を示している。こ
こで残存した多結晶シリコン膜17は741へレジスト
パターン27の形状に基づいて基板11の表面を完全に
被覆している。
これにつづいて異方性エツチング法、例えばRIE法を
用いて多結晶シリコン膜17をその膜厚分エツチング除
去する。この時、コントロールゲート15の周囲は実効
的に高さ方向の膜厚が厚いため、コントロールゲート1
5の側壁に沿って多結晶シリコン膜17aが残存する(
(C)図、(d)図)。ひきつづき、フォトレジストパ
ターン28(図示せず)をマスクとして残存多結晶シリ
コン17aを選択的にエツチング除去し、コントロール
ゲート15の片側で、かつ素子部周辺にのみ位置するフ
ローティングゲート29を形成する((0)図、(f)
図)。この場合にもフローティングゲート形成のために
最終的に残存すべき多結晶シリコン17aの部分はフォ
トレジストパターン28により完全に被覆され、間口部
が存在しない。
従ってCDE法もしくは弗酸系ウェットエツチング法を
用いることができ、基板表面領域がエツチングされると
いった不都合を避けることができる。
以上詳述した如く、コントロールゲートの片側に、コン
トロールゲートに沿って、かつ素子部周辺にのみ位置す
るフローティングゲートを形成するために、フローティ
ングゲートの幅を規定し、かつフィールド酸化膜に被覆
されていない素子部分の基板表面部分を完全に被覆する
第1のマスクパターンと、フローティングゲートが形成
されるべきコントロールゲートの片側を規定し、かつ予
定されるフローティングゲート形成領域を完全に被覆す
る第2のマスクパターンとを用いることにより、フロー
ティングゲートの形成工程において基板表面領域に影響
を与えることなく、かつ集積密度の高いEPROMメモ
リセルを製造することができる。
ところで、前述した3つの実施例に於いて、第1図(c
)、 (d)の工程、第2図(C)の工程、第3図(C
)、 (d)の工程で異方姓エツチング法を用いる際に
、コントロールゲート15の上面の一部分または全部分
が、何ものにもマスクされず、異方性工ッチング雰囲気
に晒されることになる。従って、コントロールゲート1
5のその部分では、異方性エツチング法により多結晶シ
リコン17もしくは17aの所有部分が完全にエツチン
グ除去される前に、コントロールゲート15の上面に形
成されている酸化膜16がエツチングされ、次いでコン
トロールゲート15がエツチングされてしまう可能性が
ある。
この問題はコントロールゲートの形成時に第4図(a)
〜(C)に示す様な工程を用いることにより避けること
ができる。
すなわち、フィールド酸化膜12により分離された基板
11の表面に酸化膜13を形成し、全面にp型又はp型
不純物をドープした多結晶シリコン14を」「積形成し
た状態(従来例第6図(a)。
(b)に対応)の後、多結晶シリコン14の表面全面に
将来フローティングゲ−1・を形成するためのエツチン
グ工程の際エツチングに対しマスク効果の大きい物質よ
り成るマスク層30を形成する(第4図(a))。この
マスク層30は、多結晶シリコン14の表面を直接酸化
あるいは窒化等することにより形成してもよく、またC
VD法、スパッタ法等により多結晶シリコン膜14の表
面に堆積形成しても良い。、つづいて、マスク層30.
多結晶シリコンrfi14を順次パターニングして多結
晶シリコンからなるコントロールゲート15を形成する
(第4図(b))。次いで酸化雰囲気中で熱酸化し、多
結晶シリコンからなるコントロールゲート15の側面に
酸化膜16を成長させる。(第4図(C))。
この様な工程をとることにより、第4図(C)に示す様
に、この半導体装置はコントロールゲート15の上面に
マスク層30を備える。従って、この後フローティング
ゲート形成の際、多結晶シリコンWi17もしくは17
aをエツチング除去するために用いられる異方性エツチ
ングに対し非常に強い耐性を持っており、エツチング時
にコントロールゲートが侵される恐れをなくすことがで
きる。
なお、上記マスク層30としては、シリコン酸化膜、シ
リコン窒化躾、アルミナ等の絶縁体の他、No、14.
Pt、Pd、Ti等の金属もしくはそれらのシリサイド
を用いることが出来る。またこれらの二層以上の組合せ
よる複合層を用いてもよい。マスク層30として上記の
ごとき金属もしくはシリサイドより成る良導体を用いる
場合には次の様な利点がある。すなわち、これら金属お
よびそれらのシリサイドはp型又はp型をドープした多
結晶シリコンに較べ、抵抗値が1〜2桁小さい。従って
これらより成るマスク層30の存在はコントロールゲー
ト15の抵抗を低下させ、その結果、素子のスイッチン
グスピードを速くすることができる。この場合、良導体
であるマスク層とフローティングゲートとのショートが
問題になるが、マスク層30として金属シリ丈イド、例
えばHoS+2等を用いた場合には、第4図(C)の工
程に於いて熱酸化によりコン1〜ロールゲート15の側
面に酸化膜16を形成する際に、HoS i。の表面に
も同様に5iO7が成長するために、その心配はない。
また、マスク層として熱酸化により表面に絶縁物を形成
しないpt笠の金属を用いた場合には、第4図fc)の
工程に続きフローティングゲートを形成′するために全
面に多結晶シリコン膜を」「積形成し、異方性エツチン
グによりその膜厚弁エツチング除去してコントロールゲ
ート周辺に沿った残存多結晶シリコン膜17aを形成し
た後、更にエツチングを進行させ残存多結晶シリコン膜
17aの膜厚を減少させ、多結晶シリコンよりなるコン
トロールゲート15の膜厚よりも薄くする。これによっ
て、マスク層30とフローティングゲート29とが接触
しないようにでき、ショートを回すすることが出来る。
更に、第4図に示した工程を用いる場合には、コントロ
ールゲート15の側面に形成する酸化膜16の厚みをコ
ントロールゲート15の上面に設置するマスク層30の
材質、膜厚に関係なく自由に設定することが出来る。こ
のため、例えば酸化膜16の膜厚を100人程l8する
ことにより、コントロールゲート15とフローティング
ゲート29の間を酸化膜16を通過するトンネル電流に
より電子またはホールを行き来させる様にすることがで
きる。この様にすることによりこのメモリセルはEPR
OMセルとして用いることができる。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、シリコン基板の
表面をエツチングすることなくアンダーカットを防止で
きる半導体装置の製造方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係わる半導体装置の製造
方法について説明するための図、第2図ないし第4図は
それぞれこの発明の他の実施例について説明するための
図、第5図ないし第7図はそれぞれ従来の半導体装置の
製造方法について説明するための図である。 11・・・p型シリコン基板、12・・・フィールド酸
化膜、13・・・ゲート酸化膜、14・・・多結晶シリ
コン膜、15・・・コントロールゲート、16・・・酸
化膜、17・・・多結晶シリコン膜、17a・・・残存
多結晶シリコン膜、18・・・フォトレジスト、2o・
・・酸化膜、21.22・・・n+型型数散層23・・
・酸化膜、24・・・コンタクトホールミ25,26・
・・Aj主電極2′7・・・フォトレジストパターン、
28・・・フォトレジストパターン、29・・・フロー
ティングゲート、30・・・マスク層。。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 (e) (f) 111図 (h) 第1図 (b) 第2図 (e) (f)       11 第 3 図 (a) r        −−’ ]              1 I (C) 第 6図 (e) ]] (f) (h) (i) (k) 第 +1 (j) 6図 (m) し−一一 (o) 1】 (n) ]1 (p) 第 7 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1導電型の半導体基体の表面領域に互いに分離
    して設けられた第2導電型の第1、第2拡散領域と、こ
    れら第1、第2拡散領域間のチャンネル領域上に第1の
    絶縁膜を介して形成されるコントロールゲートと、前記
    コントロールゲートの片側にこのコントロールゲートと
    第2の絶縁膜を介して隣接するように形成されるフロー
    ティングゲートとを具備し、前記コントロールゲートが
    前記第1拡散領域の近傍に偏在し、かつ前記フローティ
    ングゲートが前記第2拡散領域の近傍に偏在する半導体
    装置に於いて、前記半導体基体の表面の一部に絶縁膜を
    介して形成されたコントロールゲートの片側に、このコ
    ントロールゲートに沿つて、かつ素子部周辺にのみ位置
    するフローティングゲートを形成する際に、前記フロー
    ティングゲートの幅を規定すると共にフィールド領域で
    囲まれた基板表面部分を完全に被覆する第1のマスクパ
    ターンと、前記フローティングゲートが形成されるべき
    コントロールゲートの片側を規定すると共に前記フロー
    ティングゲートの形成予定領域を完全に被覆する第2の
    マスクパターンを交互に用いることによりフローティン
    グゲートを形成することを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  2. (2)前記特許請求の範囲第1項記載の半導体装置の製
    造方法において、前記コントロールゲートの上面を予め
    フローティングゲートを形成する物質よりも大きいエッ
    チング耐性を有するマスク層で被覆しておくことを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  3. (3)前記特許請求の範囲第2項記載の半導体装置の製
    造方法において、前記マスク層は金属層もしくはそのシ
    リサイドから形成されることを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
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JP17910986A Pending JPS6336575A (ja) 1986-07-30 1986-07-30 半導体装置の製造方法

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JP (1) JPS6336575A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991011026A1 (en) * 1990-01-22 1991-07-25 Silicon Storage Technology, Inc. Single transistor non-volatile electrically alterable semiconductor memory device with a re-crystallized floating gate
US5045488A (en) * 1990-01-22 1991-09-03 Silicon Storage Technology, Inc. Method of manufacturing a single transistor non-volatile, electrically alterable semiconductor memory device
US5081057A (en) * 1986-06-27 1992-01-14 Sgs-Thomson Microelectronics Electrically alterable, nonvolatile, floating gate type memory device with reduced tunnelling area and fabrication thereof

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