JPH09129758A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JPH09129758A
JPH09129758A JP7281048A JP28104895A JPH09129758A JP H09129758 A JPH09129758 A JP H09129758A JP 7281048 A JP7281048 A JP 7281048A JP 28104895 A JP28104895 A JP 28104895A JP H09129758 A JPH09129758 A JP H09129758A
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JP
Japan
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insulating film
film
electrode
semiconductor substrate
region
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JP7281048A
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English (en)
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Kazuyoshi Shiba
和佳 志波
Koji Takeyama
浩司 武山
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Hitachi Ltd
Renesas Semiconductor Package and Test Solutions Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Hokkai Semiconductor Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/40Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the peripheral circuit region
    • H10B41/42Simultaneous manufacture of periphery and memory cells
    • H10B41/43Simultaneous manufacture of periphery and memory cells comprising only one type of peripheral transistor
    • H10B41/46Simultaneous manufacture of periphery and memory cells comprising only one type of peripheral transistor with an inter-gate dielectric layer also being used as part of the peripheral transistor
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリシリコンからなる第1電極および第2電
極間に酸化膜および窒化膜からなる絶縁膜を介してなる
2層電極構造を有する半導体集積回路装置において、窒
化膜の除去に際して、2層電極形成領域以外の領域にお
ける半導体基板がダメージを受けるのを防止する。 【解決手段】 メモリセル領域Mにおけるフローティン
グゲート電極3bおよび周辺回路領域Pにおける半導体
基板1上の絶縁膜4a, 4bをCVD法によって形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置の製造技術に関し、特に、フラッシュメモリ(EEP
ROM)を有する半導体集積回路装置の製造方法に適用
して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者が検討したフラッシュメモリ
(EEPROM)の製造方法は、次の通りである。
【0003】まず、半導体基板上に絶縁層を介してポリ
シリコン膜を堆積した後、これをパターニングすること
により、メモリセル領域にフローティングゲート電極を
形成する。
【0004】続いて、半導体基板に対して酸化処理を施
すことにより、メモリセル領域のフローティングゲート
電極上および周辺回路領域の半導体基板上に第1酸化膜
を形成する。
【0005】その後、半導体基板上に、第1窒化シリコ
ン膜をCVD法等によって堆積した後、半導体基板に対
して酸化処理を施すことにより、第1窒化シリコン膜上
に第2酸化膜を形成し、さらに、その第2酸化膜上に第
2酸化膜保護用の第2窒化シリコン膜をCVD法等によ
って堆積する。
【0006】次いで、メモリセル領域上にフォトレジス
トパターンを形成した後、それをエッチングマスクとし
て、そのフォトレジストパターンから露出する周辺回路
領域の第1窒化シリコン膜、第2酸化膜および第2窒化
シリコン膜をドライエッチング処理によって除去する。
【0007】この場合、ドライエッチング処理による半
導体基板のダメージを低減するため、周辺回路領域の半
導体基板上に所定厚さの酸化膜が残るようになってい
る。
【0008】続いて、周辺回路領域における酸化膜をウ
エットエッチング処理によって除去した後、犠牲酸化処
理を行い周辺回路領域に酸化膜を形成し、その酸化膜を
介して半導体基板にしきい電圧設定用の不純物イオンを
注入する。
【0009】その後、周辺回路領域における酸化膜をウ
エットエッチング処理によって除去した後、周辺回路領
域における半導体基板上にゲート酸化膜を形成した後、
半導体基板上にコントロールゲート電極および通常の周
辺回路用のゲート電極を形成するためのポリシリコン膜
を堆積する。
【0010】その後、そのポリシリコン膜をフォトリソ
グラフィ技術およびドライエッチング技術によってパタ
ーニングすることにより、コントロールゲート電極およ
びゲート電極を形成する。
【0011】以上のようにして、フローティングゲート
電極とコントロールゲート電極との間に、酸化膜、窒化
膜、酸化膜および窒化膜を下層から順に積層してなるメ
モリ用の絶縁膜を有するメモリセルを形成することがで
きる。
【0012】なお、EEPROMについては、日経BP
社、1990年3月1日発行、「日経マイクロデバイス
3月号」P72〜77に記載があり、種々のEEPR
OMのメモリセル構造や書き込み消去動作について説明
されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した技
術においては、以下の問題があることを本発明者は見出
した。
【0014】第1は、窒化シリコン膜をドライエッチン
グ処理によって除去する際に、周辺回路領域における窒
化シリコン膜の下層の酸化膜が削れてしまい、半導体基
板にダメージを与えてしまう結果、その半導体基板上に
成長させるゲート酸化膜の膜質が悪くなり、ゲート破壊
や電気的特性の劣化等のような信頼性上の問題が生じ
る。
【0015】この問題は、半導体基板の酸化レートの方
がポリシリコン膜の酸化レートよりも遅いために、酸化
膜の形成工程時に半導体基板上に形成される酸化膜の膜
厚が薄くなってしまうことに起因する。例えばポリシリ
コン膜上に10nm程度の酸化膜を成長させた場合、半
導体基板上には、例えば5nm程度しか成長しない。
【0016】第2は、フローティングゲート電極とコン
トロールゲート電極との間に第2酸化膜保護用の第2窒
化膜を形成する必要がある関係上、その電極間の絶縁膜
を充分に薄くできず、データの書き込みおよび消去速度
の向上が阻害される問題である。
【0017】この問題は、上記した第2酸化膜は膜厚を
薄くしたいのに対して所定のゲート絶縁膜は耐圧を確保
する関係上ある程度厚くする必要があり、第2酸化膜に
必要な膜厚と、ゲート絶縁膜に必要な膜厚とが異なるの
で、その双方の絶縁膜を同時に形成することができず、
第2酸化膜を形成した後、ゲート絶縁膜形成工程に先立
ってゲート絶縁膜形成領域の半導体基板表面の不要な絶
縁膜を除去する際に第2酸化膜が同時に除去されてしま
わないように保護するための第2窒化膜を第2酸化膜上
に形成する必要が生じることに起因する。
【0018】本発明の目的は、ポリシリコンからなる第
1電極および第2電極間に酸化膜および窒化膜からなる
絶縁膜を介してなる2層電極構造を有する半導体集積回
路装置において、窒化膜の除去に際して、2層電極形成
領域以外の領域における半導体基板がダメージを受ける
のを防止することのできる技術を提供することにある。
【0019】また、本発明の他の目的は、ポリシリコン
からなる第1電極および第2電極間に酸化膜および窒化
膜からなる絶縁膜を介してなる2層電極構造を有する半
導体集積回路装置の信頼性を向上させることのできる技
術を提供することにある。
【0020】また、本発明の他の目的は、ポリシリコン
からなる第1電極および第2電極間に酸化膜および窒化
膜からなる絶縁膜を介してなる2層電極構造を有する半
導体集積回路装置において、その電極間の絶縁膜の膜厚
を薄くすることのできる技術を提供することにある。
【0021】また、本発明の他の目的は、ポリシリコン
からなる第1電極および第2電極間に酸化膜および窒化
膜からなる絶縁膜を介してなる2層電極構造を有する半
導体集積回路装置の電気的特性を向上させることのでき
る技術を提供することにある。
【0022】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0023】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0024】本発明の半導体集積回路装置の製造方法
は、ポリシリコンからなる第1電極および第2電極間に
絶縁膜を介してなる2層電極構造を半導体基板上の電極
形成領域に設けてなる半導体集積回路装置の製造方法で
あって、以下の工程を有するものである。
【0025】(a)前記半導体基板上に絶縁膜を介して
前記第1電極を形成した後、前記半導体基板に対して化
学的気相成長処理および熱酸化処理を施すことにより、
前記第1電極上に第1絶縁膜を形成するとともに、前記
電極形成領域以外の半導体基板上に犠牲絶縁膜を形成す
る工程。
【0026】(b)前記第1絶縁膜および前記犠牲絶縁
膜を含む半導体基板上に窒化膜を堆積する工程。
【0027】(c)前記窒化膜のうちの前記電極形成領
域以外の領域における部分を除去する工程。
【0028】(d)前記窒化膜の除去工程後、前記電極
形成領域以外の領域における半導体基板上にゲート絶縁
膜を形成する工程。
【0029】また、本発明の他の半導体集積回路装置の
製造方法は、ポリシリコンからなる第1電極および第2
電極間に絶縁膜を介してなる2層電極構造を半導体基板
上の電極形成領域に設けてなる半導体集積回路装置の製
造方法であって、以下の工程を有するものである。
【0030】(a)前記半導体基板上に絶縁膜を介して
前記第1電極を形成した後、前記第1電極上に第1絶縁
膜を形成する工程。
【0031】(b)前記第1絶縁膜を含む半導体基板上
に窒化膜を堆積する工程。
【0032】(c)前記窒化膜のうちの前記電極形成領
域以外の領域における部分を除去する工程。
【0033】(d)前記窒化膜の除去工程後、前記半導
体基板に対して化学的気相成長処理および熱酸化処理を
施すことにより、前記電極形成領域における窒化膜上に
第2絶縁膜を形成するとともに、前記電極形成領域以外
の半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する(なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一機能を有するものは同一の符
号を付し、その繰り返しの説明は省略する)。
【0035】(実施の形態1)図1〜図9は本発明の一
実施の形態である半導体集積回路装置の製造工程中にお
ける要部断面図である。
【0036】本実施の形態の半導体集積回路装置の製造
方法は、例えばフラッシュメモリ(EEPROM)の製
造方法であり、図1は、その一製造工程中の要部断面図
である。
【0037】半導体基板1は、例えばp形のシリコン
(Si)単結晶からなり、その上部には、例えば二酸化
シリコン(SiO2 )からなるフィールド絶縁膜2が形
成されている。
【0038】半導体基板1上においてフラッシュメモリ
(EEPROM)のメモリセル領域Mには、ゲート絶縁
膜3aを介してフローティングゲート電極(第1電極)
3bが形成されている。また、周辺回路領域Pにおいて
は、フィールド絶縁膜2に囲まれた半導体基板1上にお
いて、絶縁膜3a1 が形成されている。この絶縁膜3a
1 は上記フローティングゲート電極3bをドライエッチ
ングにより除去した後に残ったゲート絶縁膜である。
【0039】まず、図2に示すように、このような半導
体基板1上に、例えば厚さ50〜100Å程度のSiO
2 からなる絶縁膜(第1絶縁膜)4をCVD(Chemical
Vapor Deposition)法によって堆積する。この際の反応
ガスは、例えばシラン(SiH4 )と一酸化窒素(N2
O)との混合ガスを使用している。また、処理温度は、
例えば750度程度である。
【0040】このような処理により、メモリセル領域M
のフローティングゲート電極3b上にキャパシタ用の絶
縁膜(第1絶縁膜)4aを形成するとともに、周辺回路
領域Pの半導体基板1上に絶縁膜(犠牲絶縁膜)4bを
形成する。この絶縁膜4bの膜厚は、フローティングゲ
ート電極3b形成のためのドライエッチング処理時に半
導体基板1上に形成されたSiO2 からなる絶縁膜3a
1 の厚さとCVD−SiO2 膜の厚さとの和になる。
【0041】続いて、半導体基板1に対して熱酸化処理
またはアニール処理を施すことにより、絶縁膜4を緻密
にする。この際の熱酸化処理には、例えば処理温度が8
00〜1000度程度のドライO2 酸化処理またはウエ
ットO2 酸化処理を用いている。また、アニール処理に
は、例えばN2 OアニールまたはN2 アニール処理を用
いている。
【0042】その後、半導体基板1上に、例えば厚さ1
0nm程度の窒化シリコンからなる絶縁膜(窒化膜)5
をCVD法等によって堆積した後、半導体基板1に対し
て上述と同じような熱酸化処理またはアニール処理を施
す。この熱酸化処理またはアニール処理は、絶縁膜5中
に存在するピンホールの密度を低減するための処理であ
る。
【0043】次いで、この絶縁膜5上に、メモリセル領
域Mを被覆するようなフォトレジストパターン6aをフ
ォトリソグラフィ技術によって形成した後、そのフォト
レジストパターン6aをエッチングマスクとして、その
フォトレジストパターン6aから露出する周辺回路領域
Pの絶縁膜5をドライエッチング法等によって図3に示
すようにエッチング除去する。
【0044】この際、本実施の形態1においては、半導
体基板1上の絶縁膜4bがフローティングゲート電極3
bの形成のためのドライエッチング処理時に残った絶縁
膜3a1 とCVD−SiO2 膜とで形成してあり、ある
程度の厚さを確保してあるので、このドライエッチング
処理に際しても所定厚さの絶縁膜が残るようになってい
る。したがって、このドライエッチング処理に際して、
周辺回路領域Pにおける半導体基板1の主面がドライエ
ッチングによってダメージを受けるのを防止することが
できるので、その半導体基板1上に良好な膜質のゲート
絶縁膜を形成することが可能となっている。
【0045】続いて、周辺回路領域Pの絶縁膜4bをウ
エットエッチング法等によって除去した後、半導体基板
1に対して犠牲酸化処理を施すことにより、図4に示す
ように、周辺回路領域Pにおける半導体基板1の主面上
に、例えばSiO2 からなる犠牲絶縁膜7を形成する。
【0046】その後、半導体基板1に対して、MOS・
FET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Tra
nsistor)のチャネル形成のためのイオン注入処理を行
う。ここでは、例えばp形不純物のBF2 をイオン注入
する。この際の加速エネルギーは、例えば50KeV程
度、不純物ドーズ量は、例えば1012〜1013/ cm
程度である。
【0047】次いで、周辺回路領域Pの犠牲絶縁膜7
を、図5に示すように、ウエットエッチング法等によっ
て除去することにより、周辺回路領域Pにおいてフィー
ルド絶縁膜2に囲まれた半導体基板1の主面を露出させ
る。
【0048】続いて、図6に示すように、半導体基板1
上に、例えば厚さ30〜50Å程度のSiOからな
る絶縁膜8をCVD法等によって堆積した後、処理温度
が800〜900度程度のウエットO2 酸化処理または
ドライO2 酸化処理を施す。または、処理温度が800
〜900度程度のウエットO2 酸化処理またはドライO
2 酸化処理を施した後に、例えば厚さ30〜50Å程度
のSiO2 からなる絶縁膜をCVD法等によって堆積し
た後、絶縁膜を緻密にするため、N2 Oアニールまたは
2 アニール処理を行っても良い。
【0049】これにより、メモリセル領域Mの絶縁膜5
上にメモリ用の絶縁膜(第2絶縁膜)8aを形成すると
ともに、周辺回路領域Pの半導体基板1上にMOS・F
ETのゲート絶縁膜8bを形成する。
【0050】このように本実施の形態1では、メモリ用
の絶縁膜8aと、MOS・FET用のゲート絶縁膜8b
とを同時に形成しているので、次のことが可能となって
いる。
【0051】すなわち、メモリ用絶縁膜とMOS・FE
T用ゲート絶縁膜とを別々に形成する場合には、MOS
・FET用ゲート絶縁膜形成に際して半導体基板上の犠
牲絶縁膜を除去して半導体基板の主面を露出させる際
に、フローティングゲート上のメモリ用絶縁膜も除去さ
れてしまわないようにメモリ用絶縁膜上に保護用の窒化
シリコンからなる絶縁膜を形成しておく必要がありメモ
リ用絶縁膜が厚くなっていたが、そのような保護膜の形
成が必要なくなるので、メモリ用絶縁膜の厚さを薄くす
ることが可能となっている。
【0052】しかも、メモリセル領域Pにおいては、下
地の絶縁膜5が半導体基板1よりも酸化し難い窒化シリ
コンからなるので、熱酸化処理を施しても絶縁膜5上に
形成される絶縁膜8aが厚くなることもない。
【0053】すなわち、この場合には、良好な膜質のゲ
ート絶縁膜8bを必要な厚さだけ確保しつつ、メモリ用
の絶縁膜8aも厚くすることなく、ゲート絶縁膜8bお
よびメモリ用の絶縁膜8aの双方を同時に形成すること
が可能となっている。
【0054】その後、図7に示すように、半導体基板1
上に、例えば低抵抗ポリシリコンからなる導体膜9aを
CVD法等によって堆積した後、その上層に、例えばタ
ングステンシリサイド(WSi2 )からなるシリサイド
膜9bをCVD法等によって形成する。
【0055】次いで、シリサイド膜9b上に、例えばS
iO2 からなる絶縁膜10をCVD法等によって堆積し
た後、その絶縁膜10上に、メモリセル領域Mのコント
ロールゲート電極形成領域および周辺回路領域Pを被覆
するようなフォトレジストパターン6bをフォトリソグ
ラフィ技術によって形成する。
【0056】続いて、そのフォトレジストパターン6b
をエッチングマスクとして、そのフォトレジストパター
ン6bから露出する領域の絶縁膜10、シリサイド膜9
b、導体膜9a、絶縁膜8a,5,4およびフローティ
ングゲート電極3b形成用の導体膜をドライエッチング
法等によってエッチング除去する。
【0057】続いて、フォトレジストパターン6bを除
去した後、周辺回路領域Pのゲート電極形成領域および
メモリセル領域を新たに形成したフォトレジストパター
ンで覆ってから、これをエッチングマスクとして、絶縁
膜10、シリサイド膜9bおよび導体膜9aをドライエ
ッチング法等によってエッチング除去する。
【0058】これにより、図8に示すように、メモリセ
ル領域Mには、例えば導体膜9a上にシリサイド膜9b
を堆積してなるコントロールゲート電極(第2電極)1
1とフローティングゲート電極(第1電極)を重ね切り
により形成してEEPROM用のメモリセルMCを形成
した後、周辺回路領域Pには、導体膜9a上にシリサイ
ド膜9bを堆積してなるゲート電極12を形成する。
【0059】その後、周辺回路領域Pに、例えばn形不
純物のリンまたはヒ素(As)をゲート電極12をマス
クとしてイオン注入法等によって導入することにより、
ゲート電極12の両側の半導体基板1上部にソース・ド
レイン用の半導体領域13a, 13bを自己整合的に形
成する。これにより、周辺回路領域Pに、例えばnチャ
ネル形のMOS・FETQを形成する。
【0060】次いで、半導体基板1上に、例えばSiO
2 からなる層間絶縁膜14aをCVD法等によって堆積
した後、その層間絶縁膜14aに、半導体領域13a,
13bが露出するような接続孔15aを穿孔する。
【0061】続いて、半導体基板1上に、例えばアルミ
ニウム(Al)−Si−銅(Cu)合金からなる導体膜
をスパッタリング法等によって堆積した後、その導体膜
をフォトリソグラフィ技術およびドライエッチング技術
によってパターニングすることにより、図9に示すよう
に、第1層配線16aを形成する。
【0062】その後、半導体基板1上に、例えばSiO
2 からなる層間絶縁膜14bをCVD法等によって堆積
して第1層配線16aを被覆した後、その層間絶縁膜1
4b上に、第1層配線16aと同様にして第2層配線1
6bを形成する。
【0063】次いで、層間絶縁膜14b上に、例えばS
iO2 またはSiO2 上に窒化シリコン膜が堆積されて
なる表面保護膜17をCVD法等によって堆積して第2
層配線16bを被覆してウエハプロセスを終了する。
【0064】このように、本実施の形態1によれば、以
下の効果を得ることが可能となっている。
【0065】(1). 周辺回路領域Pにおける半導体基板
1上の絶縁膜4bを熱酸化処理およびCVD処理によっ
て形成することにより、その絶縁膜4bが窒化シリコン
からなる絶縁膜5の除去処理時に所定程度残るようにそ
の厚さを設定することができるので、その絶縁膜5の除
去処理時に半導体基板1表面がダメージを受けるのを防
止することができる。このため、その半導体基板1上に
形成するゲート絶縁膜8bの膜質を向上させることがで
きるので、フラッシュメモリ(EEPROM)の信頼性
および歩留まりを向上させることが可能となる。
【0066】(2). 半導体基板1上に絶縁膜8をCVD
法で堆積した後、半導体基板1に対して熱酸化処理を施
すことにより、酸化され難い窒化シリコンからなる絶縁
膜5上には比較的薄い絶縁膜8aを形成することがで
き、半導体基板1上には耐圧確保に必要な厚さの膜質の
良いゲート絶縁膜8bを形成することが可能となる。
【0067】(3).半導体基板1上に絶縁膜8をCVD法
で堆積して、メモリセル領域Mにおけるフローティング
ゲート電極3b上の絶縁膜8aおよび周辺回路領域Pの
ゲート絶縁膜8bとを同時に形成することにより、絶縁
膜8a上に保護用の窒化シリコンからなる絶縁膜を堆積
する必要がなくなるので、フローティングゲート電極3
bとコントロールゲート電極11との間のメモリ用の絶
縁膜を薄くすることができる。このため、フローティン
グゲート電極3bとコントロールゲート電極11との間
のキャパシタンスを増大させることができるので、フラ
ッシュメモリ(EEPROM)の書き込み、読み出しお
よび消去動作等の速度を向上させることが可能となる。
【0068】(4). メモリセル領域Mにおけるフローテ
ィングゲート電極3b上の絶縁膜8aおよび周辺回路領
域Pのゲート絶縁膜8bとを同時に形成することによ
り、絶縁膜8a上に窒化シリコンからなる絶縁膜を堆積
する必要がなくなるので、フラッシュメモリ(EEPR
OM)の製造工程を低減することが可能となる。
【0069】(実施の形態2)図10〜図15は本発明
の他の実施の形態である半導体集積回路装置の製造工程
中における要部断面図である。
【0070】本実施の形態の半導体集積回路装置の製造
方法は、例えばフラッシュメモリ(EEPROM)の製
造方法であり、図10は、その一製造工程中の要部断面
図である。
【0071】まず、図10に示すように、前記実施の形
態1と同様に半導体基板1上に、例えば厚さ50〜10
0Å程度のSiO2 からなる絶縁膜4をCVD法によっ
て堆積する。この際の反応ガスは、例えばSiH4 とN
2 Oとの混合ガスを使用している。また、処理温度は、
例えば750度程度である。
【0072】このような処理により、メモリセル領域M
のフローティングゲート電極3b上にキャパシタ用の絶
縁膜(第1絶縁膜)4aを形成するとともに、周辺回路
領域Pの半導体基板1上に絶縁膜(犠牲絶縁膜)4bを
形成する。この絶縁膜4bの膜厚は、フローティングゲ
ート電極3b形成のためのドライエッチング処理時に形
成されたSiO2 膜の厚さとCVD−SiO2 膜の厚さ
との和になる。
【0073】続いて、半導体基板1に対して熱酸化処理
またはアニール処理を施すことにより、絶縁膜4を緻密
にする。この際の熱酸化処理には、例えば処理温度が8
00〜1000度程度のドライO2 酸化処理またはウエ
ットO2 酸化処理を用いている。また、アニール処理に
は、例えばN2 OアニールまたはN2 アニール処理を用
いている。
【0074】その後、図11に示すように、半導体基板
1上に、例えば厚さ10nm程度の窒化シリコンからな
る絶縁膜(窒化膜)5をCVD法等によって堆積した
後、半導体基板1に対して上述と同じような熱酸化処理
またはアニール処理を施す。この熱酸化処理またはアニ
ール処理は、絶縁膜5中に存在するピンホールの密度を
低減するための処理である。
【0075】次いで、絶縁膜5上に、例えばSiO2
らなる絶縁膜18をCVD法等によって堆積した後、そ
の上に、例えば窒化シリコンからなる絶縁膜19をCV
D法等によって堆積する。
【0076】この絶縁膜19は、周辺回路領域Pにおけ
る半導体基板1上の絶縁膜を除去する際に、メモリセル
領域Mにおける絶縁膜5上の絶縁膜18が除去されない
ように保護するための膜である。
【0077】続いて、絶縁膜19上に、メモリセル領域
Mを被覆するようなフォトレジストパターン6aをフォ
トリソグラフィ技術によって形成した後、そのフォトレ
ジストパターン6aをエッチングマスクとして、そのフ
ォトレジストパターン6aから露出する周辺回路領域P
の絶縁膜5, 18, 19をドライエッチング法等によっ
て図12に示すようにエッチング除去する。
【0078】この際、本実施の形態2においては、半導
体基板1上の絶縁膜4bがフローティングゲート電極3
bの形成のためにドライエッチング処理時に残ったSi
2膜とCVD−SiO2 膜で形成してあり、ある程度
の厚さを確保してあるので、このドライエッチング処理
に際しても所定厚さの絶縁膜が残るようになっている。
したがって、このドライエッチング処理に際して、周辺
回路領域Pにおける半導体基板1の主面がドライエッチ
ングによってダメージを受けるのを防止することが可能
となっている。
【0079】続いて、周辺回路領域Pの絶縁膜4をウエ
ットエッチング法等によって除去した後、半導体基板1
に対して犠牲酸化処理を施すことにより、図13に示す
ように、周辺回路領域Pにおける半導体基板1の主面上
に、例えばSiO2 からなる犠牲絶縁膜7を形成する。
【0080】その後、半導体基板1に対して、MOS・
FETのチャネル形成のためのイオン注入処理を行う。
ここでは、例えばp形不純物のBF2 をイオン注入す
る。この際の加速エネルギーは、例えば50KeV程
度、不純物ドーズ量は、例えば1012〜1013/ cm2
程度である。
【0081】次いで、周辺回路領域Pの犠牲絶縁膜7
を、図14に示すように、ウエットエッチング法等によ
って除去することにより、周辺回路領域Pにおいてフィ
ールド絶縁膜2に囲まれた半導体基板1の主面を露出さ
せる。
【0082】続いて、図15に示すように、周辺回路領
域Pの半導体基板1上に、例えばSiO2 からなるゲー
ト絶縁膜8bを熱酸化法によって形成する。
【0083】その後、半導体基板1上に、例えば低抵抗
ポリシリコンからなる導体膜9aをCVD法等によって
堆積した後、その上層に、例えばタングステンシリサイ
ド(WSi2 )からなるシリサイド膜9bをCVD法等
によって形成する。
【0084】次いで、シリサイド膜9b上に、例えばS
iO2 からなる絶縁膜10をCVD法等によって堆積す
る。これ以降は、前記実施の形態1と同じなので説明を
省略する。
【0085】このように、本実施の形態2によれば、以
下の効果を得ることが可能となっている。
【0086】(1).周辺回路領域Pにおける半導体基板1
上の絶縁膜4bを熱酸化処理およびCVD処理によって
形成することにより、窒化シリコンからなる絶縁膜5の
除去処理に際して、絶縁膜4bがある程度残るようにそ
の厚さを設定することができるので、その絶縁膜5の除
去処理時に半導体基板1表面がダメージを受けるのを防
止することができる。このため、その半導体基板1上に
形成するゲート絶縁膜8bの膜質を向上させることがで
きるので、フラッシュメモリ(EEPROM)の信頼性
および歩留まりを向上させることが可能となる。
【0087】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態1, 2に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0088】例えば前記実施の形態1においては、周辺
回路領域にnチャネル形のMOS・FETを形成した場
合について説明したが、pチャネル形のMOS・FET
またはその両方を形成しても良い。
【0089】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるフラッ
シュメモリ(EEPROM)技術に適用した場合につい
て説明したが、それに限定されるものではなく種々適用
可能であり、例えばEPROM(Erasable Programmabl
e Read Only Memory)やMNOS(Metal Nitride Oxid
e Semiconductor)技術等に適用できる。本発明は、少な
くとも2層電極間に窒化膜と酸化膜との積層膜を介在す
るような構造を有する半導体集積回路装置に適用でき
る。
【0090】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0091】(1).本発明の半導体集積回路装置の製造方
法によれば、半導体基板上の犠牲絶縁膜を気相成長処理
および熱酸化処理によって形成することにより、その犠
牲絶縁膜が窒化膜の除去処理時に所定程度残るようにそ
の厚さを設定することができるので、その窒化膜除去処
理時に半導体基板表面がダメージを受けるのを防止する
ことができる。このため、その半導体基板上に形成する
ゲート絶縁膜の膜質を向上させることができるので、半
導体集積回路装置の信頼性および歩留まりを向上させる
ことが可能となる。
【0092】(2).本発明の半導体集積回路装置の製造方
法によれば、窒化膜上の第2絶縁膜と、半導体基板上の
ゲート絶縁膜とを気相成長処理および熱酸化処理によっ
て同時に形成することにより、酸化され難い窒化膜上に
は比較的薄い第1絶縁膜を形成することができ、半導体
基板上には耐圧確保に必要な厚さの膜質の良いゲート絶
縁膜を形成することが可能となる。
【0093】(3). 窒化膜上の第2絶縁膜と、半導体基
板上のゲート絶縁膜とを気相成長処理および熱酸化処理
によって同時に形成することにより、第2絶縁膜を保護
するための窒化膜の形成が必要無くなる。これにより、
第1電極および第2電極間の絶縁膜の厚さを薄くするこ
とができるので、データの書き込み、読み出しおよび消
去時間等を短縮することができる等、半導体集積回路装
置の電気的特性を向上させることが可能となる。
【0094】(4). 窒化膜上の第2絶縁膜と、半導体基
板上のゲート絶縁膜とを気相成長処理および熱酸化処理
によって同時に形成することにより、第2絶縁膜上に窒
化シリコンからなる絶縁膜を堆積する必要がなくなるの
で、フラッシュメモリ(EEPROM)の製造工程を低
減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である半導体集積回路装
置の製造工程中における要部断面図である。
【図2】図1に続く半導体集積回路装置の製造工程中に
おける要部断面図である。
【図3】図2に続く半導体集積回路装置の製造工程中に
おける要部断面図である。
【図4】図3に続く半導体集積回路装置の製造工程中に
おける要部断面図である。
【図5】図4に続く半導体集積回路装置の製造工程中に
おける要部断面図である。
【図6】図5に続く半導体集積回路装置の製造工程中に
おける要部断面図である。
【図7】図6に続く半導体集積回路装置の製造工程中に
おける要部断面図である。
【図8】図7に続く半導体集積回路装置の製造工程中に
おける要部断面図である。
【図9】図8に続く半導体集積回路装置の製造工程中に
おける要部断面図である。
【図10】本発明の他の実施の形態である半導体集積回
路装置の製造工程中における要部断面図である。
【図11】図10に続く半導体集積回路装置の製造工程
中における要部断面図である。
【図12】図11に続く半導体集積回路装置の製造工程
中における要部断面図である。
【図13】図12に続く半導体集積回路装置の製造工程
中における要部断面図である。
【図14】図13に続く半導体集積回路装置の製造工程
中における要部断面図である。
【図15】図14に続く半導体集積回路装置の製造工程
中における要部断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 フィールド絶縁膜 3a ゲート絶縁膜 3a1 絶縁膜 3b フローティングゲート電極(第1電極) 4 絶縁膜 4a 絶縁膜(第1絶縁膜) 4b 絶縁膜(犠牲絶縁膜) 5 絶縁膜(窒化膜) 6a, 6b フォトレジストパターン 7 犠牲絶縁膜 8 絶縁膜 8a 絶縁膜(第2絶縁膜) 8b ゲート絶縁膜 9a 導体膜 9b シリサイド膜 10 絶縁膜 11 コントロールゲート電極(第2電極) 12 ゲート電極 13a, 13b 半導体領域 14a,14b 層間絶縁膜 15a, 15b 接続孔 16a 第1層配線 16b 第2層配線 17 表面保護膜 18 絶縁膜 19 絶縁膜 M メモリセル領域 P 周辺回路領域 MC メモリセル Q nチャネル型のMOS・FET

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリシリコンからなる第1電極および第
    2電極間に絶縁膜を介してなる2層電極構造を半導体基
    板上の電極形成領域に設けてなる半導体集積回路装置の
    製造方法であって、以下の工程を有することを特徴とす
    る半導体集積回路装置の製造方法。 (a)前記半導体基板上に絶縁膜を介して前記第1電極
    を形成した後、前記半導体基板に対して化学的気相成長
    処理および熱酸化処理を施すことにより、前記第1電極
    上に第1絶縁膜を形成するとともに、前記電極形成領域
    以外の半導体基板上に犠牲絶縁膜を形成する工程。 (b)前記第1絶縁膜および前記犠牲絶縁膜を含む半導
    体基板上に窒化膜を堆積する工程。 (c)前記窒化膜のうちの前記電極形成領域以外の領域
    における部分を除去する工程。 (d)前記窒化膜の除去工程後、前記電極形成領域以外
    の領域における半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する
    工程。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、前記ゲート絶縁膜を形成する工程に際
    して、前記半導体基板に対して化学的気相成長処理およ
    び熱酸化処理を施すことにより、前記電極形成領域にお
    ける窒化膜上に第2絶縁膜を形成するとともに、前記電
    極形成領域以外の半導体基板上に前記ゲート絶縁膜を形
    成することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体集積回路
    装置の製造方法において、前記第1電極はメモリセルを
    構成するフローティングゲート電極であり、前記第2電
    極はメモリセルを構成するコントロールゲート電極であ
    ることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 ポリシリコンからなる第1電極および第
    2電極間に絶縁膜を介してなる2層電極構造を半導体基
    板上の電極形成領域に設けてなる半導体集積回路装置の
    製造方法であって、以下の工程を有することを特徴とす
    る半導体集積回路装置の製造方法。 (a)前記半導体基板上に絶縁膜を介して前記第1電極
    を形成した後、前記第1電極上に第1絶縁膜を形成する
    工程。 (b)前記第1絶縁膜を含む半導体基板上に窒化膜を堆
    積する工程。 (c)前記窒化膜のうちの前記電極形成領域以外の領域
    における部分を除去する工程。 (d)前記窒化膜の除去工程後、前記半導体基板に対し
    て化学的気相成長処理および熱酸化処理を施すことによ
    り、前記電極形成領域における窒化膜上に第2絶縁膜を
    形成するとともに、前記電極形成領域以外の半導体基板
    上にゲート絶縁膜を形成する工程。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990057077A (ko) * 1997-12-29 1999-07-15 구본준 비휘발성 메모리 소자 제조방법
US6706593B1 (en) 1996-08-29 2004-03-16 Nec Electroincs Corporation Method for manufacturing a nonvolatile semiconductor storage device

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