JP2001115615A - 屋根軒先の下地構造 - Google Patents
屋根軒先の下地構造Info
- Publication number
- JP2001115615A JP2001115615A JP29217399A JP29217399A JP2001115615A JP 2001115615 A JP2001115615 A JP 2001115615A JP 29217399 A JP29217399 A JP 29217399A JP 29217399 A JP29217399 A JP 29217399A JP 2001115615 A JP2001115615 A JP 2001115615A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- covering
- eaves
- covering member
- pedestal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 75
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 49
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 34
- 238000007664 blowing Methods 0.000 abstract description 9
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 abstract description 7
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 abstract description 7
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000004049 embossing Methods 0.000 description 6
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000010454 slate Substances 0.000 description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 210000003195 fascia Anatomy 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04D—ROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
- E04D13/00—Special arrangements or devices in connection with roof coverings; Protection against birds; Roof drainage ; Sky-lights
- E04D13/04—Roof drainage; Drainage fittings in flat roofs, balconies or the like
- E04D13/0404—Drainage on the roof surface
- E04D13/0459—Drainage borders, e.g. dripping edges, gravel stops or dispersers
- E04D2013/0468—Drip edges
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
が軒先側面からの風雨や火災時の熱に晒されるのを防止
すると共に吹き込み等により侵入した雨水を台座部材に
より塞き止ることなく該台座部材や屋根下地材等の腐食
を防止し、意匠性や雨仕舞い等の都合で屋根材の勾配角
度を容易に変更することが出来る屋根軒先の下地構造を
提供することを可能にすることを目的としている。 【解決手段】 野地板1上で屋根軒先に水切り板金2が
設置され、該野地板1と水切り板金2上に防水シート3
が設置される。屋根材5の勾配を形成する瓦座4と、該
瓦座4の少なくとも底面と軒先側面とを被覆する被覆部
材6が防水シート3と屋根材5との間に一体的に配置さ
れ、該被覆部材6の底片6aに凸部6bを形成して構成
したことを特徴とする。
Description
やスレート等の屋根材が順次重ね合わされ、屋根軒先の
屋根下地材上で軒先最端部に取り付けられる屋根材の勾
配を形成するために屋根下地材と屋根材との間に台座部
材が配置される屋根軒先の下地構造に関するものであ
る。
て、特開平10-148017号公報(以下、「公知例1」とい
う)に開示された技術は、図6に示すように、野地板56
の上に防水シート57を設置した後、該防水シート57の上
に軒先最端部に取り付けられる軒先瓦51の勾配を形成す
るための塩化ビニル樹脂被覆鋼板製の広小舞い52を設置
し、該広小舞い52の上面から延長された水切り材53が軒
樋54内に垂下されている。
雨水が強風等により煽られ、鼻隠し55側に吹き付けられ
ても水切り材53により阻止されるので雨水が屋根の軒先
の裏側に入り込み、軒裏に落下するのを防止出来るとし
ている。
知例2」という)に開示された技術は、図7に示すよう
に、屋根下地材61の上に防水用のルーフィングシート64
を設置した後、該ルーフィングシート64の上に金属製の
軒先用水切板62を設置する。
に当接する水平部62aと、該水平部62a先端から下方に
延設された水切部62bとからなり、水平部62aの中間に
は軒先最端部に取り付けられる屋根材63の勾配を形成す
る凸部62cが形成されている。
面62dにより面的に支持されるため屋根材63の割れを防
止すると共に上記軒先用水切板62の形状により該軒先用
水切板62と屋根材63との間に雨水が侵入しないように出
来るとしている。
(b)に示すように、野地板71の上に軒先の水切り板金
72を設置し、該水切り板金72の上に防水シート73を設置
した後、軒先最端部に取り付けられる瓦やスレート等の
屋根材74の勾配を形成するための木材等からなる瓦座75
を水切り板金72と屋根材74との間に設置したものがあ
る。
を被覆して該瓦座75を保護するためのL字形状の板金76
を瓦座75と屋根材74との間に配置したものである。ま
た、図8(c)では野地板71の上に防水シート73を設置
し、該防水シート73の上に瓦座75を設置した後、図8
(b)に示す水切り板金72と板金76とを一体的に形成し
た水切り板金77を瓦座75と屋根材74との間に配置したも
のである。
先最端部に取り付けられる瓦やスレート等の屋根材74の
勾配を形成するための瓦座75を兼ねる水切り板金78を設
置した後、該水切り板金78の上に防水シート73を設置し
たものである。
従来例において、図8(a)に示す従来例では、図9
(a)に示すように木材等で構成される瓦座75が軒先側
面からの風雨や火災時の熱に晒されるため劣化し易いと
いう問題があった。
図7に示す公知例2の軒先用水切板62及び図8(a)〜
(c)に示す従来例の瓦座75は、防水シート57、ルーフ
ィングシート64、防水シート73上に夫々密着して固定さ
れるため図9(a)に示すように瓦51間或いは屋根材6
3,74間から吹き込み等により侵入した雨水が防水シー
ト57、ルーフィングシート64、防水シート73上を流れて
広小舞い52、軒先用水切板62の凸部62c及び瓦座75によ
り塞き止められてしまい、木材等からなる瓦座75や野地
板56、屋根下地材61及び野地板71に腐食が発生する虞が
あった。
図7に示す公知例2の軒先用水切板62及び図8(c),
(d)に示す従来例の水切り板金77,78では、該水切り
材53(広小舞い52を含む)、軒先用水切板62及び水切り
板金77,78の寸法形状が決まれば意匠性や雨仕舞い等の
都合で瓦51や屋根材63,74の勾配角度を変化させること
が出来ないという問題がある。
高さHの水切り板金78を使用した場合、屋根材74の勾配
角度は図9(b)の破線で示すθ1に設定され、意匠性
や雨仕舞い等の都合で屋根材74の勾配角度を図9(b)
の実線で示すθ2(θ2>θ1)に設定したい場合、起
立部の高さがH+hの水切り板金78を別途用意しなけれ
ばならないため部品の種類が増大し、部品コストや部品
管理コスト等が増大するという問題がある。
その目的とするところは、屋根材の勾配を形成する台座
部材が軒先側面からの風雨や火災時の熱に晒されるのを
防止すると共に吹き込み等により侵入した雨水を台座部
材により塞き止ることなく該台座部材や屋根下地材等の
腐食を防止し、意匠性や雨仕舞い等の都合で屋根材の勾
配角度を容易に変更することが出来る屋根軒先の下地構
造を提供せんとするものである。
の本発明に係る屋根軒先の下地構造は、屋根軒先の屋根
下地材上で軒先最端部に取り付けられる屋根材の勾配を
形成するために前記屋根下地材と前記屋根材との間に台
座部材が配置される屋根軒先の下地構造において、前記
台座部材の少なくとも底面と軒先側面とを被覆する被覆
部材を前記屋根下地材と前記台座部材との間に設け、前
記被覆部材の前記台座部材の底面を被覆する底片の下面
側に該被覆部材と前記屋根下地材との間に隙間を形成す
るための凸部を有することを特徴とする。
部材の少なくとも底面と軒先側面とを被覆する被覆部材
を屋根下地材と台座部材との間に設けたことで、被覆部
材により台座部材が軒先側面からの風雨や火災時の熱に
晒されるのを防止して台座部材の劣化を防止することが
出来る。
る底片の下面側に該被覆部材と屋根下地材との間に隙間
を形成するための凸部を設けたことで、吹き込み等によ
り侵入した雨水は台座部材により塞き止められることな
く、被覆部材の台座部材の底面を被覆する底片の下面側
に設けられた凸部により被覆部材と屋根下地材との間に
形成された隙間を介して軒先に排水することが出来、台
座部材や屋根下地材等の腐食を防止することが出来る。
方向に沿って台座部材と被覆部材とを一体的に移動させ
ることで屋根材の勾配角度を自在に変化させることが出
来、意匠性や雨仕舞い等の都合で屋根材の勾配角度を容
易に変更することが出来る。
し、該被覆部材が前記台座部材を兼ねる場合には、台座
部材を省略して部品点数を削減することが出来る。
を被覆する底片の下面側に設けられた凸部を、前記被覆
部材の前記台座部材の底面を被覆する底片の下面側に凸
部を形成した凸座部材を取り付けて構成した場合には、
被覆部材と凸座部材とが別部品で構成されるため各種台
座部材の形状に合わせた種々の被覆部材と、各種の高さ
寸法を有する凸部や各種の凸部形状を有して形成した凸
座部材とを所望する機能に応じて適宜組み合わせて使用
することが出来、設計自由度が向上する。
を被覆する底片の下面側に設けられた凸部の高さが前記
水切り部材の軒先と反対側の折り返し部の折り返し高さ
よりも高くなるように構成した場合には、吹き込み等に
より侵入した雨水が水切り部材の折り返し部を超えて軒
先方向に排水されても台座部材により塞き止められるこ
とがなく、被覆部材の台座部材の底面を被覆する底片の
下面側に設けられた凸部により被覆部材と屋根下地材及
び水切り部材との間に形成された隙間を介して軒先に排
水することが出来、台座部材や屋根下地材等の腐食を防
止することが出来る。
下地構造の一実施形態を具体的に説明する。図1は本発
明に係る屋根軒先の下地構造の構成を示す断面説明図、
図2は被覆部材及び水切り部材の構成を示す図、図3は
本発明に係る屋根軒先の下地構造の作用効果を示す断面
説明図、図4は各種被覆部材の構成を示す図、図5は各
種被覆部材と各種凸座部材との構成を示す斜視図であ
る。
等で構成された野地板であり、該野地板1の上面で屋根
軒先には一部が軒先に垂下する水切り部材となる金属製
の水切り板金2が釘打ち等により固定されている。
垂下されている。また、水切り板金2は金属製以外にも
合成樹脂等により構成されても良い。
反対側で野地板1上に配置される側の端部には所定の折
り返し高さh1を有する折り返し部2aが形成されてお
り、水切り板金2の略中央部で90°よりも大きい所定
の角度で屈曲して軒先に垂下する端部にも折り返し部が
形成されている。
は防水シート3が展張して固定されており、該防水シー
ト3により木材等で構成された野地板1に対する防水性
能を確保している。
水シート3上で軒先最端部に取り付けられる瓦やスレー
ト等からなる屋根材5の勾配を形成するために該屋根材
5と防水シート3との間に配置される台座部材となる瓦
座である。
さを有して構成されており、該瓦座4の少なくとも底面
と軒先側面とを被覆する金属製或いは合成樹脂製の被覆
部材6が防水シート3と瓦座4との間に配置されてい
る。
は、図2に示すように、例えば、板金を断面コ字状に形
成し、瓦座4の底面と両側面を被覆する。また、瓦座4
の底面を被覆する底片6aの下面側には被覆部材6と防
水シート3との間に雨水を排水可能な隙間を形成するた
めの凸部6bをエンボス加工等により形成している。
に設けられた凸部6bの高さh2は水切り板金2の折り
返し部2aの折り返し高さh1よりも高くなるように構
成されている。
被覆部材6と一体的に防水シート3上を野地板1の勾配
方向(図1の左右方向)に沿って移動させて所定の位置
に配置して釘打ち等により野地板1に固定され、屋根材
5の裏面を瓦座4の上面に載置することで屋根材5を所
定の勾配角度に設定して設置することが出来る。
面と軒先側面とを被覆する被覆部材6を防水シート3と
瓦座4との間に設けたことで、図3(a)に示すように
被覆部材6により瓦座4が軒先側面からの風雨や火災時
の熱に晒されるのを防止して瓦座4の劣化を防止するこ
とが出来る。
る底片6aの下面側に該被覆部材6と防水シート3との
間に隙間を形成するための凸部6bを設けたことで、図
3(a)に示すように吹き込み等により屋根材5間等か
ら侵入した雨水は瓦座4により塞き止められることな
く、被覆部材6の瓦座4の底面を被覆する底片6aの下
面側に設けられた凸部6bにより被覆部材6と防水シー
ト3との間に形成された隙間を介して軒先に排水するこ
とが出来、瓦座4や野地板1等の腐食を防止することが
出来る。
る底片6aの下面側に設けられた凸部6bの高さh2
が、水切り板金2の軒先と反対側の折り返し部2aの折
り返し高さh1よりも高いため吹き込み等により屋根材
5間等から侵入した雨水が防水シート3に沿って水切り
板金2の折り返し部2aを超えて軒先方向に排水されて
も瓦座4により塞き止められることがなく、被覆部材6
の瓦座4の底面を被覆する底片6aの下面側に設けられ
た凸部6bにより被覆部材6と防水シート3との間に形
成された隙間を介して軒先に排水することが出来、瓦座
4や野地板1の腐食を防止することが出来る。
3上を野地板1の勾配方向(図3(b)の左右方向)に
沿って一体的に移動させることで屋根材5の勾配角度を
例えば、図3(b)の破線で示すθ1から図3(b)の
実線で示すθ2まで連続的に自在に変化させることが出
来、意匠性や雨仕舞い等の都合で屋根材5の勾配角度を
容易に変更することが出来る。
高さが異なる各種の水切り板金を別途用意しなくても瓦
座4と被覆部材6との移動により屋根材5の勾配角度を
容易に変更することが出来るので部品の種類を低減する
ことが出来、部品コストや部品管理コスト等を低減する
ことが出来る。
ものであり、図4(a)は、例えば、板金を断面L字状
に形成して、瓦座4の底面及び軒先側面を被覆し、該瓦
座4の底面を被覆する底片6aの下面側に同じく被覆部
材6と防水シート3との間に隙間を形成するための凸部
6bをエンボス加工等により形成したものである。
コ字状に形成して、瓦座4の上面、底面及び軒先側面を
被覆し、該瓦座4の底面を被覆する底片6aの下面側に
同じく被覆部材6と防水シート3との間に隙間を形成す
るための凸部6bをエンボス加工等により形成したもの
である。
方形状のボックス形状に形成し、その底片6aの下面側
に同じく被覆部材6と防水シート3との間に隙間を形成
するための凸部6bをエンボス加工等により形成したも
のである。
部材6が瓦座4を兼ねるように構成しても良い。即ち、
被覆部材6の上面に屋根材5の裏面を載置して設置する
ことで瓦座4を省略して部品点数を削減することが出来
る。
座4の底面を被覆する底片6aの下面側に設けられた凸
部を、被覆部材6の瓦座4の底面を被覆する底片6aの
平坦面からなる下面側に、凸部7aを形成した金属製や
合成樹脂製の平板状の凸座部材7を取り付けて構成して
も良い。
に形成して、瓦座4の底面及び両側面を被覆し、該瓦座
4の底面を被覆する被覆部材6の底片6aの下面側に、
エンボス加工等により凸部7aを形成した板金からなる
凸座部材7を取り付け、該凸部7aにより凸座部材7と
防水シート3との間に雨水を排水するための隙間を形成
したものである。
L字状に形成して、瓦座4の底面及び軒先側面を被覆
し、該瓦座4の底面を被覆する被覆部材6の底片6aの
下面側に、エンボス加工等により凸部7aを形成した板
金からなる凸座部材7を取り付け、該凸部7aにより凸
座部材7と防水シート3との間に雨水を排水するための
隙間を形成したものである。
7とが別部品で構成されるため各種瓦座4の形状に合わ
せた種々の被覆部材6と、各種の高さ寸法や各種の凸部
形状を有する凸部7aを有して形成した凸座部材7とを
所望する機能に応じて適宜組み合わせて使用することが
出来、設計自由度が向上する。
5に示す凸座部材7が合成樹脂で構成される場合には、
被覆部材6或いは凸座部材7を成型する際に底片6aの
凸部6b或いは凸部7aを一体的に成型すれば良い。
材7とが組み合わされて使用される場合には、図1、図
4、図5に示したような各種の形状の被覆部材6と、図
5に示した各種の凸座部材7を適宜組み合わせれば良
く、被覆部材6の底片6aの凸部6bや凸座部材7の凸
部7aの凸部形状は、半球形状や針形状、或いは多角柱
形状や多角錐形状、或いは円柱形状や円錐形状等の種々
の形状が適用出来る。
わされて使用される場合には、被覆部材6の底片6aと
凸座部材7との間で図示しない係合手段により係合可能
に構成することでも良く、被覆部材6の底片6aが平坦
面以外の曲面や階段状の面で凸座部材7と係合する構成
でも良い。
するので、台座部材の少なくとも底面と軒先側面とを被
覆する被覆部材を屋根下地材と台座部材との間に設けた
ことで、被覆部材により台座部材が軒先側面からの風雨
や火災時の熱に晒されるのを防止して台座部材の劣化を
防止することが出来る。
る底片の下面側に該被覆部材と屋根下地材との間に隙間
を形成するための凸部を設けたことで、吹き込み等によ
り侵入した雨水は台座部材により塞き止められることな
く、被覆部材の台座部材の底面を被覆する底片の下面側
に設けられた凸部により被覆部材と屋根下地材との間に
形成された隙間を介して軒先に排水することが出来、台
座部材や屋根下地材等の腐食を防止することが出来る。
方向に沿って台座部材と被覆部材とを一体的に移動させ
ることで屋根材の勾配角度を自在に変化させることが出
来、意匠性や雨仕舞い等の都合で屋根材の勾配角度を容
易に変更することが出来る。
し、該被覆部材が前記台座部材を兼ねる場合には、台座
部材を省略して部品点数を削減することが出来る。
を被覆する底片の下面側に設けられた凸部を、前記被覆
部材の前記台座部材の底面を被覆する底片の下面側に凸
部を形成した凸座部材を取り付けて構成した場合には、
被覆部材と凸座部材とが別部品で構成されるため各種台
座部材の形状に合わせた種々の被覆部材と、各種の高さ
寸法を有する凸部や各種の凸部形状を有して形成した凸
座部材とを所望する機能に応じて適宜組み合わせて使用
することが出来、設計自由度が向上する。
間に一部が軒先に垂下する水切り部材が設けられ、該水
切り部材の軒先と反対側の端部に折り返し部を設けた場
合には、軒先の屋根材の先端から落下する雨水が強風等
により煽られて被覆部材と水切り部材との間に吹き付け
られても該折り返し部により侵入が阻止される。
を被覆する底片の下面側に設けられた凸部の高さが前記
水切り部材の軒先と反対側の折り返し部の折り返し高さ
よりも高くなるように構成した場合には、吹き込み等に
より侵入した雨水が水切り部材の折り返し部を超えて軒
先方向に排水されても台座部材により塞き止められるこ
とがなく、被覆部材の台座部材の底面を被覆する底片の
下面側に設けられた凸部により被覆部材と屋根下地材及
び水切り部材との間に形成された隙間を介して軒先に排
水することが出来、台座部材や屋根下地材等の腐食を防
止することが出来る。
断面説明図である。
る。
示す断面説明図である。
視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 屋根軒先の屋根下地材上で軒先最端部に
取り付けられる屋根材の勾配を形成するために前記屋根
下地材と前記屋根材との間に台座部材が配置される屋根
軒先の下地構造において、 前記台座部材の少なくとも底面と軒先側面とを被覆する
被覆部材を前記屋根下地材と前記台座部材との間に設
け、前記被覆部材の前記台座部材の底面を被覆する底片
の下面側に該被覆部材と前記屋根下地材との間に隙間を
形成するための凸部を有することを特徴とする屋根軒先
の下地構造。 - 【請求項2】 前記被覆部材をボックス形状に形成し、
該被覆部材が前記台座部材を兼ねることを特徴とする請
求項1に記載の屋根軒先の下地構造。 - 【請求項3】 前記被覆部材の前記台座部材の底面を被
覆する底片の下面側に設けられた凸部は、前記被覆部材
の前記台座部材の底面を被覆する底片の下面側に凸部を
形成した凸座部材を取り付けて構成したことを特徴とす
る請求項1または請求項2に記載の屋根軒先の下地構
造。 - 【請求項4】 前記被覆部材と前記屋根下地材との間に
一部が軒先に垂下する水切り部材が設けられ、前記被覆
部材の前記台座部材の底面を被覆する底片の下面側に設
けられた凸部の高さが前記水切り部材の軒先と反対側の
折り返し部の折り返し高さよりも高くなるように構成し
たことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
の屋根軒先の下地構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29217399A JP3945945B2 (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 屋根軒先の下地構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29217399A JP3945945B2 (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 屋根軒先の下地構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001115615A true JP2001115615A (ja) | 2001-04-24 |
JP3945945B2 JP3945945B2 (ja) | 2007-07-18 |
Family
ID=17778515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29217399A Expired - Fee Related JP3945945B2 (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | 屋根軒先の下地構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3945945B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006070459A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Kiyooc Kk | 外装材装着具 |
JP2008057241A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd | 換気役物及び換気棟 |
JP2020033695A (ja) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | 積水化学工業株式会社 | 通線部材および軒天井構造 |
-
1999
- 1999-10-14 JP JP29217399A patent/JP3945945B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006070459A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Kiyooc Kk | 外装材装着具 |
JP4659413B2 (ja) * | 2004-08-31 | 2011-03-30 | キョーセー株式会社 | 外装材装着具 |
JP2008057241A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd | 換気役物及び換気棟 |
JP2020033695A (ja) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | 積水化学工業株式会社 | 通線部材および軒天井構造 |
JP7120848B2 (ja) | 2018-08-27 | 2022-08-17 | 積水化学工業株式会社 | 通線部材および軒天井構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3945945B2 (ja) | 2007-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4765101A (en) | Leaves away for gutters | |
JP2001115615A (ja) | 屋根軒先の下地構造 | |
JPH02240360A (ja) | 軒先構造 | |
JPH041210Y2 (ja) | ||
WO2022070555A1 (ja) | 軒樋 | |
JPH082276Y2 (ja) | 下り棟瓦 | |
JPH0610026Y2 (ja) | 屋根葺き用パネル | |
JPS6220576Y2 (ja) | ||
JPH0343292Y2 (ja) | ||
JP3349087B2 (ja) | 縦葺屋根のけらば納め構造 | |
JPH03122353A (ja) | 軒樋装置 | |
JPS608003Y2 (ja) | 面戸板 | |
JPH0133694Y2 (ja) | ||
JPH0333858Y2 (ja) | ||
JPH03122354A (ja) | 軒樋装置 | |
JP4139036B2 (ja) | 屋根瓦構造 | |
JP3705475B2 (ja) | 木造建築物の土台部水切り防鼠構造 | |
JPH0424019Y2 (ja) | ||
JP2537700Y2 (ja) | 屋根の水切り材 | |
JP3528706B2 (ja) | 屋根の止水構造 | |
JP2603589Y2 (ja) | 軒先水切り装置 | |
JP2756909B2 (ja) | 枠体の防水構造 | |
JPH02232456A (ja) | 軒先構造 | |
JPH04153449A (ja) | 軒樋の取り付け構造 | |
JP2000110316A (ja) | 棟換気構造および棟換気装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061226 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070410 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070410 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3945945 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110420 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110420 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120420 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120420 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140420 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |