JP2001115329A - 自発伸長性セルロースアセテート繊維及びその製造方法 - Google Patents
自発伸長性セルロースアセテート繊維及びその製造方法Info
- Publication number
- JP2001115329A JP2001115329A JP28577399A JP28577399A JP2001115329A JP 2001115329 A JP2001115329 A JP 2001115329A JP 28577399 A JP28577399 A JP 28577399A JP 28577399 A JP28577399 A JP 28577399A JP 2001115329 A JP2001115329 A JP 2001115329A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cellulose acetate
- fiber
- spinning
- boiling water
- shrinkage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
ライな風合効果と独特の光沢感のあるアセテート繊維と
その製造方法を提供する。 【解決手段】沸水収縮率および、沸水処理後の180℃
の乾熱収縮率が0%未満であり、繊維を構成する単繊維
が、繊維軸方向にランダムな凹凸のある皺を有し、繊維
軸方向の任意の位置でそれぞれ断面形状が異なるアセテ
ート繊維及び、平均酢化度が48.8〜61%のセルロ
ースアセテートを下式(1)〜(3)を満たす条件で乾
式紡糸する自発伸長性セルロースアセテート繊維の製造
方法。 (1)0.15<Vf/Vj<0.60 (2)Vj<2400Vf/Vj+600 (3)Vf>100 (式中、Vfは紡出糸の引き取り速度(m/分)、Vj
は紡糸原液の紡糸ノズルからの吐出線速度(m/分)で
ある。また、Vjは(紡糸原液の吐出量/紡糸口金の総
孔面積)で定義する。)
Description
かさに加え、皺になりにくく、ポリエステルと混繊した
場合にふっくらとした嵩高、軽量感が得られる自発伸長
性セルロースアセテート繊維及びその製造方法に関す
る。
然パルプであり、半合成繊維といわれ天然繊維の特徴も
併せ持つ特徴的な繊維である。即ち、セルロースアセテ
ート繊維は優雅な光沢、深みのある色調、発色性、ドラ
イ感、更には適度な吸湿性等の衣料用繊維として数多く
の優れた特性を有することから、他の合成繊維とは異な
った高級衣料用素材として位置付けられてきた。
ドや消費者ニーズは極めて多様化、高級化しており、消
費者の要望に沿った繊維素材を市場に提供するために
は、単に原材料であるポリマーの基質に由来する繊維の
特性に頼るだけではなく、風合いの改良及び改質や特殊
機能の付加などが必要となる。この風合い改良の大きな
方向性としてソフト感やしなやかさの付与が要望されて
きている。一般的にセルロースアセテート繊維はそのポ
リマー基質や独特の繊維断面形態等により、ハリコシ
感、及びドライ感の強い繊維とされている。このため、
これまで繊維の断面形態や側面形態を変化させることに
よりソフト感やしなやかさを付与することが試みられて
きてはいるが、この形態変化による風合いの改良は困難
であった。
付与する目的で加圧空気流体処理により、糸に交絡、ル
ープ等を積極的に生ぜしめた多くの嵩高軽量感素材が開
発されてきている。中でもポリエステルの高収縮糸と混
繊し、収縮特性の違いから染色工程での熱処理によりセ
ルロースアセテート繊維のループを発現させるいわゆる
異収縮混繊糸が試みられているが、高収縮ポリエステル
の収縮挙動が布帛の皺の原因となったり繊維束間の目が
詰まり風合が硬くなるなど品質の制御が困難であった。
は、捲縮性のある自発伸長性の複合アセテート繊維が記
載されているが、この方法では、捲縮糸であるが故,混
繊糸のループ成分として採用した場合,本発明の目的で
あるソフト感やしなやかさといった風合い表現は得られ
ない。また複合紡糸であるため安定した紡糸性が得られ
る製糸条件の制約が大きく,また高コストであるなどの
問題があった。
来技術における問題点を解決するものであり、ソフト
感、しなやかさが得られ、さらにはポリエステルと混繊
する場合に、高収縮のポリエステルを必要とせずに通常
の収縮挙動を示すポリエステルを採用しても十分な嵩高
性が得られると共に布帛が皺になりにくく、且つ風合い
が硬くならない自発伸長性セルロースアセテート繊維及
びその製造方法を提供することにある。
沸水収縮率および沸水処理後の180℃の乾熱収縮率が
0%未満であり、単繊維が繊維軸方向にランダムな凹凸
のある皺を有し、繊維軸方向の任意の位置で断面形状が
異なることを特徴とする自発伸長性セルロースアセテー
ト繊維にあり、第2の要旨は平均酢化度が48.8%〜
61%のセルロースアセテートを下式(1)〜(3)を
満たす条件で乾式紡糸する自発伸長性セルロースアセテ
ート繊維の製造方法にある。
は紡糸原液の紡糸ノズルからの吐出線速度(m/分)で
ある。また、Vjは(紡糸原液の吐出量/紡糸口金の総
孔面積)で定義する。)
について具体的に説明する。
繊維は沸水収縮率および沸水処理後の180℃の乾熱収
縮率が0%未満であることが必要である。
を示す場合は、染色工程において、セルロースアセテー
ト繊維の伸長によるループが発現しない。また、沸水処
理後の180℃の乾熱収縮率が0%以上では、染色工程
においてセルロースアセテート繊維の伸長によるループ
が発現しても、染色工程後の熱処理を行うことにより、
初期繊維長以下に収縮してしまいループは消滅し、本発
明の目的とするソフト感やしなやかさ、嵩高・軽量感が
付与されなくなるまた、図1に本発明の自発伸長性セル
ロースアセテート繊維を構成する単繊維の一例を示す。
本発明では、該自発伸長性セルロースアセテート繊維を
構成する単繊維が、繊維軸方向にランダムな凹凸のある
皺を有し、繊維軸方向の任意の位置で断面形状が異なる
ことから従来にないドライ感が得られる。
セテート繊維は平均酢化度が48.8%〜61%のセル
ロースアセテート繊維であることが好ましい。平均酢化
度が48.8%未満では沸水処理により繊維が溶解しや
すく、61%を超えると沸水処理による伸長性能が不足
しやすい。
テート繊維の製造方法を説明する。
1%のセルロースアセテートを紡糸原液とすることが必
要である。
8.8%未満では、乾式紡糸により得られた繊維が沸水
処理により溶解し、平均酢化度が61%を超えると得ら
れた繊維の沸水処理による伸長性能が不足する。
を満たす条件で乾式紡糸することが必要である。尚、図
2において、(A)の領域が本発明の紡糸条件の範囲で
ある。
は紡糸原液の紡糸ノズルからの吐出線速度(m/分)で
ある。また、Vjは(紡糸原液の吐出量/紡糸口金の総
孔面積)で定義する。) 一般にセルロースアセテート繊維の乾式紡糸は、アセテ
ートフレークを溶解して紡糸原液を調製し、これを小孔
径の紡糸口金から加熱空気中に吐出して、溶媒を蒸発さ
せ、糸条を形成するものである。この様な紡糸原液を紡
糸口金から吐出すると極短時間に繊維の表層部分の溶媒
が蒸発しスキン層が形成され、更に乾燥が進むにつれ
て、溶媒がフィラメント内部より拡散し、溶媒が内部か
ら失われるに伴って内部体積が減少し内圧が負となって
繊維表面収縮が生ずる。
なると、紡糸口金から吐出された紡糸原液からの溶剤の
蒸発による収縮以上に、紡糸口金と引き取りローラー間
で糸が緩められるために、乾燥筒内で糸がたるみ、その
結果、糸切れやケバ等が発生する。
上になると、糸条形成過程、即ち乾燥収縮過程では、糸
の長手方向には緊張状態のままであるため、いわゆる”
菊型”の断面形状を呈し、長手方向には非常に平滑な繊
維となり、ドライ感が不十分となる。
線速度Vjが、Vj≧2400Vf/Vj+600(m
/分)であると製糸安定性が不安定となり、紡出糸の引
き取り速度VfがVf≦100(m/分)であると生産
性が低くなる。
わち乾燥収縮過程における糸の長手方向の分子鎖の緩和
は、単に紡糸ドラフトによってのみ決定されるのではな
く、この際の紡糸の巻き取り速度にも大きく左右され
る。即ち、巻き取り速度が遅くなるに従い凹凸の発生程
度がより複雑化する。これは同一ドラフトではあって
も、巻き取り速度の遅い領域では紡糸張力が小さくなる
ため、実質的な糸の長手方向の束縛の緩和効果を現すも
のと考えられる。
目的に応じて適当な吐出線速度と紡糸ドラフトを設定す
ればよい。
あきらかではないが以下のように考察できる。
内に親水性を示す水酸基を有しており、その酢化度によ
って親水性が変化する。平均酢化度が48.8%〜61
%のセルロースアセテートを低ドラフト率の紡糸条件で
紡糸することで、紡糸における乾燥収縮の過程におい
て、通常のドラフト率の繊維に比べ、長手方向に分子鎖
が緩和した状態となり、紡糸後の沸水処理で親水性の水
酸基により繊維軸方向に大きく膨潤して分子鎖が長手方
向に伸長し、その後の乾燥過程においても、分子鎖が完
全に元の緩和した状態に戻らないためと考えられる。
った。
り1/27gの張力下で試長1mの10回捲き綛を準備
し1dtexあたり2/2.7gの荷重を負荷して初期
綛長(L0)を測定する。その綛を無荷重状態で沸騰水
中に30分間浸漬した(沸水処理)後、再び荷重をかけ
て測定綛長(L1)を測定し、次式より算出する。
サンプルを雰囲気温度180℃の中に無荷重状態で30
分間放置した後、測定綛長(L2)を測定し、次式によ
り算出する。
12fの通常のポリエステル繊維とをエアー混繊した混
繊糸をから平織物を作成し、染色後、170℃で1分の
乾熱処理を実施した後風合いを評価した。嵩高性、膨ら
み感に優れたものを○、やや優れたものを△、劣るもの
を×とした。
ロースアセテートを塩化メチレン/メタノール(=88
/12)の混合溶剤に溶解し、固形分濃度を22.0重
量%に調整した紡糸原液を使用し、吐出孔径が0.02
8mmの孔型が○型の紡糸口金を用いて、吐出線速度60
6m/min、引き取り速度200m/min、ドラフト率=0.
33にてインターレース加工を施しながら乾式紡糸法に
より、83dtex/15fのセルロースアセテート繊
維を得た。
cN/dtex、破断伸度は43.5%、また沸水収縮
率(BWS)は−4.48%、180℃の乾熱収縮率
(HAS)は−3.58%であった。
dtex/12fの通常のポリエステル繊維とをエアー
混繊し、115dtex/27fのフィラメント混繊糸
を製造、平織物を作成し、染色後、170℃で1分の乾
熱処理を実施した。得られた織物の評価結果を表1に示
した。
あるソフトな風合を有していた。
セルロースアセテートの平均酢化度、溶解溶剤、紡糸に
使用する口金の吐出孔径、吐出線速度、引き取り速度、
ドラフト率を表1のように種々変更して得られたアセテ
ート繊維の収縮特性、及び実施例1と同様に、高収縮ポ
リエステル繊維とのエアー混繊糸を作成し、このフィラ
メント混繊糸を使用した織物について嵩高性、風合を評
価した結果を表1に示す。
れ、膨らみ感のあるソフトな風合が得られた。
理後の180℃の乾熱収縮率が0%以上であるため、嵩
高性、膨らみ感のあるソフトな風合は得られなかった。
0.6を超えるため、沸水収縮率および、沸水処理後の
180℃の乾熱収縮率が0%以上となり、嵩高性、膨ら
み感のあるソフトな風合は得られなかった。
ートの平均酢化度が61%を超えるため、ドラフト率V
f/Vjが0.6を超えるため、沸水収縮率および、沸
水処理後の180℃の乾熱収縮率が0%以上となり、嵩
高性、膨らみ感のあるソフトな風合は得られなかった。
は染色工程による熱処理によって繊維長が伸長し、ソフ
ト感、しなやかさ、及び嵩高感が付与され、また従来の
アセテート繊維の表面形態とは全く異なる独特の複雑な
凹凸形態を有しているため、アセテートとしてはこれま
でになかったドライな風合効果と独特の光沢感、更には
良好な発色性が得られる。
を構成する単繊維の一例図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 沸水収縮率および沸水処理後の180℃
の乾熱収縮率が0%未満であり、単繊維が繊維軸方向に
ランダムな凹凸のある皺を有し、繊維軸方向の任意の位
置で断面形状が異なることを特徴とする自発伸長性セル
ロースアセテート繊維。 - 【請求項2】 平均酢化度が48.8%〜61%である
請求項1記載の自発伸長性セルロースアセテート繊維。 - 【請求項3】 平均酢化度が48.8%〜61%のセル
ロースアセテートを下式(1)〜(3)を満たす条件で
乾式紡糸する自発伸長性セルロースアセテート繊維の製
造方法。 (1)0.15<Vf/Vj<0.60 (2)Vj<2400Vf/Vj+600 (3)Vf>100 (式中、Vfは紡出糸の引き取り速度(m/分)、Vj
は紡糸原液の紡糸ノズルからの吐出線速度(m/分)で
ある。また、Vjは(紡糸原液の吐出量/紡糸口金の総
孔面積)で定義する。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28577399A JP3545276B2 (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | 自発伸長性セルロースアセテート繊維及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28577399A JP3545276B2 (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | 自発伸長性セルロースアセテート繊維及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001115329A true JP2001115329A (ja) | 2001-04-24 |
JP3545276B2 JP3545276B2 (ja) | 2004-07-21 |
Family
ID=17695886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28577399A Expired - Fee Related JP3545276B2 (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | 自発伸長性セルロースアセテート繊維及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3545276B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009091683A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | セルロースエステル系複合糸及びその製造方法並びに織編物 |
JP2009256830A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | セルロースアセテート混繊糸の製造方法 |
JP2010077560A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | セルロースアセテート繊維、その製造方法及びそれを用いた織編物 |
-
1999
- 1999-10-06 JP JP28577399A patent/JP3545276B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009091683A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | セルロースエステル系複合糸及びその製造方法並びに織編物 |
JP2009256830A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | セルロースアセテート混繊糸の製造方法 |
JP2010077560A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | セルロースアセテート繊維、その製造方法及びそれを用いた織編物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3545276B2 (ja) | 2004-07-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3545276B2 (ja) | 自発伸長性セルロースアセテート繊維及びその製造方法 | |
JP4123646B2 (ja) | ポリエステル繊維糸条および布帛 | |
JP2002519528A (ja) | エラスタン繊維および製造方法 | |
JP4831720B2 (ja) | セルロースアセテート複合紡糸繊維及びその製造方法並びにその織編物 | |
JP2821991B2 (ja) | セルロースアセテート繊維 | |
JP4217350B2 (ja) | 新規なセルロースアセテート太細糸の製造方法 | |
JP2821988B2 (ja) | セルロースアセテート繊維の製造方法 | |
JP3992604B2 (ja) | ポリエステル混繊糸 | |
JP2002105784A (ja) | アセテート異繊度マルチフィラメント糸及びその製造方法並びにその織編物 | |
JP3863051B2 (ja) | ポリエステル斑糸 | |
JP3128529B2 (ja) | カチオン可染自発伸長性ポリエステルフィラメント糸の製造方法、及び、その方法で得られるフィラメント糸を用いた布帛の製造方法 | |
JP4581315B2 (ja) | 発色性の良好なポリエステル太細糸およびその製造方法 | |
JP2910053B2 (ja) | ポリエステル系複合糸条 | |
JP3653820B2 (ja) | 異デニール嵩高混繊糸織物及びその製造方法 | |
JP2833052B2 (ja) | ポリエステル複合糸条 | |
JP2770412B2 (ja) | 複合マルチフィラメント | |
JP3761908B2 (ja) | 捲縮加工糸およびその製造方法 | |
JP4316971B2 (ja) | レース編物 | |
JPH022979B2 (ja) | ||
JP4383222B2 (ja) | 潜在捲縮性ポリエステル糸条の製造方法 | |
JP2829687B2 (ja) | 嵩高性ポリエステル斑糸 | |
JPH01250433A (ja) | ポリエステル織物の製造方法 | |
JP2001140124A (ja) | 異形断面セルロースアセテート繊維及びその集合体並びにその繊維の製造方法 | |
JPH01250425A (ja) | 織編物用潜在嵩高性ポリエステル複合糸条 | |
JPH02293410A (ja) | 混繊用ポリエステル繊維とその混繊糸 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040406 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040407 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 3545276 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080416 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 9 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |