JP2001110750A5 - - Google Patents

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【特許請求の範囲】
【請求項1】 基板の主面に設けられたシリコン半導体領域上にタングステンシリサイド膜を形成する方法であって、
WF6およびSiH Cl を含む原料ガスを用いる化学的気相成長法によってシリコンおよびタングステンを主要構成元素とするヘキサゴナル結晶相を含む堆積膜を形成するステップと、
前記堆積膜が形成された前記基板をアンモニア雰囲気中においてアニールし、タングステンシリサイド膜を形成するステップと、
を備える方法。
【請求項2】 基板の主面に設けられたシリコン半導体領域上にタングステンシリサイド膜を形成する方法であって、
WF6およびSiH Cl を含む原料ガスを用いる化学的気相成長法によって550℃を越えるステージ温度において、シリコンおよびタングステンを主要構成元素とする堆積膜を形成するステップと、
前記堆積膜が堆積された前記基板をアンモニア雰囲気中においてアニールし、タングステンシリサイド膜を形成するステップと、
を備える方法。
【請求項3】 前記ステージ温度は600℃以上である、請求項2に記載の方法。
【請求項4】 前記ステージ温度は800℃以下である、請求項2または3に記載の方法。
【請求項5】 前記堆積膜はヘキサゴナル結晶相を含む、請求項2〜4のいずれかに記載の方法。
【請求項6】 前記堆積膜を形成するに先立って、前記基板の主面上に設けられたシリコン半導体領域をフッ化水素酸を含む溶液で処理するステップを更に備える請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
【請求項7】 前記シリコン半導体領域は、ポリシリコン層、アモルファスシリコン層、およびゲルマニウムを含むシリコン層の少なくとも何れかを含む、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
【請求項8】 前記アニールは、ラピッドサーマルアニーリング装置で行われる、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
【請求項9】 前記シリコン半導体領域は、燐およびボロンの少なくともいずれかの原子を含む、請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
【請求項10】 金属−絶縁膜−半導体型トランジスタを製造する方法であって、
基板の主面上にゲート絶縁膜を形成するステップと、
前記ゲート絶縁膜上にポリシリコン膜を形成するステップと、
前記ポリシリコン膜が形成された前記基板を処理チャンバ内に導入するステップと、
WF6およびSiH Cl を含む原料ガスを用いる化学的気相成長法によって550℃を越えるステージ温度において、シリコンおよびタングステンを主要構成元素とする堆積膜を形成するステップと、
前記堆積膜が堆積された前記基板をアニールチャンバ内に導入するステップと、
導入された前記基板をアンモニア雰囲気中においてアニールし、タングステンシリサイド膜を形成するステップと、
前記ポリシリコン膜および前記タングステンシリサイド膜からゲート電極を形成するステップと、
を備える金属−絶縁膜−半導体型トランジスタを製造する方法。
【請求項11】 前記ステージ温度は800℃以下である、請求項10に記載の金属−絶縁膜−半導体型トランジスタを製造する方法。
【請求項12】 前記ステージ温度は600℃以上である、請求項10または11に記載の金属−絶縁膜−半導体型トランジスタを製造する方法。
【請求項13】 前記堆積膜はヘキサゴナル結晶相を含む、請求項10〜12のいずれかに記載の金属−絶縁膜−半導体型トランジスタを製造する方法。
【請求項14】 前記アニールはラピッドサーマルアニーリング装置で行われる、請求項10〜13のいずれかに記載の方法。
【請求項15】 前記シリコン半導体領域は燐およびボロンの少なくともいずれかの原子を含む、請求項10〜14のいずれかに記載の方法。
このような検討の下に、発明者は様々な試行錯誤行った。その結果、以下の構成を有する発明をするに至った。
本発明に係わるタングステンシリサイド膜を形成する方法によれば、主面上にシリコン半導体領域を有する基板上にタングステンシリサイド膜を形成することができる。その方法は、(1)WF6およびSiH Cl を含む原料ガスを用いる化学的気相成長法によってシリコンおよびタングステンを主要構成元素とするヘキサゴナル結晶相を含む堆積膜を形成するステップと、(2)堆積膜が形成された基板をアンモニア雰囲気中においてアニールし、タングステンシリサイド膜を形成するステップと、を備える。
本発明に係わるタングステンシリサイド膜を形成する方法によれば、主面上にシリコン半導体領域を有する基板上にタングステンシリサイド膜を形成することができる。その方法は、(3)WF6およびSiH Cl を含む原料ガスを用い550℃を越えるステージ温度において化学的気相成長法によってシリコンおよびタングステンを主要構成元素とする堆積膜を形成するステップと、(4)堆積膜が形成された基板をアンモニア雰囲気中においてアニールし、タングステンシリサイド膜を形成するステップと、を備える。
WF6およびSiH Cl を含む原料ガスを用いて化学的気相成長法により堆積膜が形成される。この成膜は、550℃を越えるステージ温度において行なわれる。この結果、堆積膜は、アモルファス相ではなくWSix結晶相を主要に含む。また、このWSix相において、xは2近傍の値である。このx値によって、アンモニア雰囲気中の引き続くアニールにおいても下地のポリシリコン層からのSiの吸い込みが低減される。つまり、アニール前後において膜厚の変化が低減される。
本発明に係わる金属−絶縁膜−半導体型トランジスタを製造する方法は、(5)基板の主面上にゲート絶縁膜を形成するステップと、(6)ゲート絶縁膜上にポリシリコン膜を形成するステップと、(7)ポリシリコン膜が形成された基板を処理チャンバ内に導入するステップと、(8)WF6およびSiH Cl を含む原料ガスを用いて化学的気相成長法によって550℃を越えるステージ温度において、シリコンおよびタングステンを主要構成元素とする堆積膜を形成するステップと、(9) 堆積膜が堆積された基板をアニールチャンバ内に導入するステップと、(10)導入された基板をアンモニア雰囲気中においてアニールし、タングステンシリサイド膜を形成するステップと、(11)ポリシリコン膜およびタングステンシリサイド膜からゲート電極を形成するステップと、を備える。
まず、ニュークリエーション膜をポリシリコン膜上に形成する。このために、処理チャンバ12を所定の真空度、例えば1.2torrに減圧する。原料ガスとして、SiH 2 Cl 2 (DCS)ガスおよびWF6ガスを用いる。WF6ガス供給源30、SiH 2 Cl 2 (DCS)ガス供給源32、およびArガス供給源34から、それぞれのバルブ36、38、49を調整して、Arのキャリアガスと共に、DCSガス/WF6ガスの流量比25が維持されるように原料ガスとをガス混合室28へ提供する。本実施の形態では、DCS/WF6=175(sccm)/7(sccm)という流量を採用した。混合されたガスは、ガス分配プレート22を経て、処理ガス(プロセスガス)として処理チャンバ12内へ導入される。処理ガスは、成膜されるときまでに、シリコン原子が富む(silicon-rich)ようなWSix膜を堆積するために好適なガス組成に調整され、ウエハ14のポリシリコン膜4の表面に到達する。このような条件の下で、ポリシリコン膜4上にニュークリエーション膜5が形成される。本実施の形態では、13nmのニュークリエーション膜5を成長した(図2(b))。ニュークリエーション膜5は、引き続いて成長される膜の核形成層として役立つ。
次いで、タングステンおよびシリコンを主要な構成成分とする堆積膜を形成する。このために、Arのキャリアガスと共に、DCSガス/WF6ガスの流量比18.4が維持されるように原料ガスがガス混合室28へ提供される。混合されたガスは、ガス分配プレート22を経て、処理チャンバ12へ導入される。このような条件の下で、ニュークリエーション膜5上に堆積膜6を形成する。本実施の形態では、87nmの堆積膜6を成長した(図2(c))。
このデータの他に、成膜時のタングステンシリサイド膜の組成比(図5参照)、アニール後のタングステンシリサイド膜の比抵抗(図6参照)、およびアニール前後のタングステンシリサイド膜の膜厚変動(図7参照)について、比較実験を行った。比較実験は、下記の条件を採用した。
条件 流量比 成膜温度 アニール法 アニール温度
C1 30.0 550℃ アニール炉 850℃
C2 30.0 550℃ RTA 1000℃
T1 18.4 550℃ RTN 1000℃
T2 18.4 600℃ RTN 1000℃
ここで、流量比はDCSガス/WF6ガスの流量比を意味る。RTAはRapid Thermal Annealingの略記であり、RTNはRapid Thermal Nitizationの略記である。条件C1におけるアニール時間は、約30分であり、条件C2、T1、T2におけるアニール時間は、30秒である。T2が、本発明に対応する条件である。条件C1ではN2雰囲気、850℃においてアニールを行い、条件C2ではN2雰囲気、1000℃においてアニールを行った。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係わるタングステンシリサイド膜を形成する方法によれば、WF6およびSiH Cl を含む原料ガスを用いてCVD法によってシリコンおよびタングステンを主要構成元素とする膜を形成した。この膜は、ヘキサゴナル結晶相を主要に含むように成膜されることができ、またステージ温度550℃を越えるような温度で形成されることができる。次いで、この膜をアンモニア雰囲気中においてアニールするようにした。
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