JP2001109742A - ウェブページ部品統合処理方法及びクライアント装置 - Google Patents

ウェブページ部品統合処理方法及びクライアント装置

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JP2001109742A JP2000158730A JP2000158730A JP2001109742A JP 2001109742 A JP2001109742 A JP 2001109742A JP 2000158730 A JP2000158730 A JP 2000158730A JP 2000158730 A JP2000158730 A JP 2000158730A JP 2001109742 A JP2001109742 A JP 2001109742A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンドユーザ側でウェブページの再構築等を
行うことを可能とするウェブページ部品統合処理方法を
提供すること。 【解決手段】 所望のウェブサーバから取得された所望
のウェブページ201について、該ウェブページのデー
タ内に含まれる、該ウェブページから切り出して該ウェ
ブページのその他の部分とは独立に処理可能なように記
述された独立可能部分を特定するタグ情報を抽出し、こ
のウェブページに含まれる独立可能部分がユーザ指定さ
れたことが、抽出されたタグ情報に基づいて検出された
場合、該ユーザ指定された独立可能部分の内容を含むペ
ージ部品を生成し(212)、生成されたページ部品を
記憶し(222)、1または複数のウェブサーバから取
得された複数のウェブページの各々から生成された複数
のページ部品に対応する独立可能部分を含む新たなウェ
ブページを生成する(223,225)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所望のウェブサイ
トが提供する所望のウェブページ上の所望の情報を統合
的に処理するためのウェブページ部品統合処理方法及び
クライアント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】検索機能を提供する検索ページサイトの
いくつかは、検索した結果、確からしいウェブページの
URLをハイパーリンクとして列挙表示するウェブペー
ジを、自動的に生成する、といった技術を用いている。
【0003】また、電子商取引のサービスを提供する電
子モールサイトのいくつかは、他の店舗のウェブページ
を取得して、ウェブページに含まれる情報を解析し、サ
イト内部のデータベースに格納する。そして、ウェブク
ライアントから要求があると、データベースから情報を
引き出して、ウェブページを自動生成する。ただし、他
の店舗のウェブページの記述形式は店舗によって違うた
め、電子モールサイトは、店舗ごとに異なる解析プログ
ラムを用意するという高いコストを支払う方法を取って
いる。一方、そのような高いコストを避けるため、ウェ
ブページの記述形式を全く統一するという試みがある
が、記述形式を全く統一することは、ウェブページの作
者に強い制限を与えて、ページ記述の拡張性・自由度を
失わせるという欠点を持つ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】まず、WWWにおい
て、異なるウェブサイトや異なるウェブページに記載さ
れる情報を集めて分解・再構築して1つのウェブページ
に統合する際に、二つの問題点が存在する。1つは、集
める対象となるウェブページごとに記述形式が異なると
いうことが原因となって、ウェブページの分解・解析に
高いコストを要する点である。もう1つは、このコスト
を防ぐために集める対象となるウェブページの記述方法
に強い制約を与えると、そのためにそれらウェブページ
の記述自由度が大きく引き下げられる点である。
【0005】また、WWWにおいて、異なるウェブサイ
トやウェブページに記載される情報を集めて分解・再構
築して1つのウェブページにまとめる機能は、従来、ウ
ェブサーバサイトにおいてのみしか行うことができなか
った。したがって、ウェブページを閲覧するエンドユー
ザは、ウェブサーバサイトが用意した再構築結果しか構
築できないという欠点があった。
【0006】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、ウェブページの記述方法に強い制約を与えること
なく、ウェブページの分解・解析を低コスト化すること
を可能とし、また、エンドユーザ側でウェブページの再
構築等を行うことを可能とするウェブページ部品統合処
理方法及びクライアント装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)に係
るウェブページ部品統合処理方法は、所望のウェブサー
バから取得された所望のウェブページについて、該ウェ
ブページのデータ内に含まれる、該ウェブページから切
り出して該ウェブページのその他の部分とは独立に処理
可能なように記述された独立可能部分を特定するタグ情
報(例えば、XMLの新しいタグでもよいし、HTML
の既存のタグに新しい意味付けを与えたものでもよい)
を抽出し、このウェブページに含まれる独立可能部分が
ユーザ指定されたことが、抽出された前記タグ情報に基
づいて検出された場合、該ユーザ指定された独立可能部
分の内容を含むページ部品を生成し、生成された前記ペ
ージ部品を記憶し、1または複数のウェブサーバから取
得された複数のウェブページの各々から生成された複数
のページ部品に対応する独立可能部分を含む新たなウェ
ブページを生成することを特徴とする。
【0008】本発明(請求項7)に係るクライアント装
置は、所望のウェブサーバから取得された所望のウェブ
ページについて、該ウェブページに含まれる予め定めら
れた一纏まりの内容の部分に対するユーザ指定がなされ
たことが検出された場合、該一纏まりの内容の部分に対
応するページ部品を生成するためのページ部品生成手段
と、生成された前記ページ部品を記憶するための記憶手
段と、複数の前記ページ部品を元にした新たなウェブペ
ージを生成するためのウェブページ生成手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0009】好ましくは、生成された前記新たなウェブ
ページ内で、複数の前記ページ部品に含まれるデータに
対し(比較、合計金額見積もり、個数設定、一括発注等
の)処理を行う手段を更に備えるようにしてもよい。
【0010】好ましくは、生成された前記新たなウェブ
ページ単位もしくは前記ページ部品単位で、該新たなウ
ェブページもしくは該ページ部品に対して行われた操作
を保存する手段を更に備えるようにしてもよい。
【0011】なお、装置に係る本発明は方法に係る発明
としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明と
しても成立する。
【0012】また、装置または方法に係る本発明は、コ
ンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるため
の(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段と
して機能させるための、あるいはコンピュータに当該発
明に相当する機能を実現させるための)プログラムを記
録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても成立
する。
【0013】本発明によれば、(エンド)ユーザは、任
意のウェブサイトから取得したウェブページから選択し
た部分(部分情報)同士を組み合わせて、新しいページ
を作成することができる。このページは、その(エン
ド)ユーザだけのオリジナルであり、他人に公開しない
で秘密にすることもできる。あるいは、他人に提供して
使用して貰うこともできる。また、本発明によれば、ウ
ェブページに対して、部分的に取り出せる領域を示す印
(タグ情報)を付けるという記法によって、あるいは該
部分に対応するデータを出力するプログラム(例えば、
ドラッグイベントハンドラ)を付加することによって、
情報を収集する手続きが汎用的になり、収集作業を低コ
スト化することができる。その一方で、ウェブページの
作者自身が、部分的に取り出して欲しい領域の単位を収
集する側に主張することができる。また、本発明によれ
ば、上記印もしくは上記プログラムを付加することまた
はその他の必要な情報を付加することなどのページ記述
のルールに準拠すればよいため、ウェブページの作者に
対して強い制限を与えないで済むという利点がある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。
【0015】(第1の実施形態)図1は、本発明を適用
するネットワーク環境の一例を示す。この環境下におい
て、インターネットに代表されるコンピュータネットワ
ーク基盤103を通じて、あるウェブクライアントサイ
ト(ウェブクライアント側LAN)102におけるウェ
ブクライアント(クライアント装置)101は、複数の
ウェブサーバサイト(ウェブサーバ側LAN)104〜
106におけるウェブサーバ(サーバ装置)107〜1
09に存在する所望のウェブページを取得し、CRT等
の表示装置(図示せず)を用いて表示する。なお、各サ
イトには複数のクライアント装置やサーバ装置が接続さ
れても構わない。また、コンピュータネットワーク基盤
103には、複数のウェブクライアントサイトが接続さ
れるのが通常であるが、図1ではある1つのウェブクラ
イアントサイトのみ示してある。
【0016】本発明を適用したソフトウェアは、このよ
うな環境において、「ウェブクライアント101」およ
び取得対象となる各々の「ウェブページ」の内部に配置
される。
【0017】図2は、本実施形態のクライアント装置
(計算機)上で実現されるシステムの全体構成例を示し
ている。
【0018】本システムは、ウェブページ201および
人間の操作(以下、ユーザ操作)202,203,20
4を入力対象、CRTあるいは液晶等の表示装置205
およびアプリケーションプログラム206を出力対象と
する。
【0019】また、本システムは、大きく二つのサブシ
ステムを持っている。一つはウェブページ内に組み込ま
れる第1のソフトウェアプログラム210であり、もう
一つはOS上で直接動作する一般的なアプリケーション
として実行される第2のソフトウェアプログラム220
である。
【0020】本システムは、それらに加えて、それらを
支援するページ受信モジュール280およびまたはペー
ジ発信モジュール282を備えてもよい。ページ受信モ
ジュール280は外部システムからウェブページを受け
取るためのモジュールであり、ページ発信モジュール2
82は外部システムへウェブページを発信するためのモ
ジュールである。
【0021】ページ受信モジュール280は、外部シス
テムからウェブページを取得して、第1のソフトウェア
プログラム210に転送する。このページ受信モジュー
ル280は、ウェブページをHTTPを介して取得する
ことができることに加えて、POP3などのメールプロ
トコルを通じて取得することもできる。また、外部のペ
ージ発信モジュールとPoint−to−Pointで
接続して、インスタントメッセージとして受け取ること
もできる。メールプロトコルの場合、本文にウェブペー
ジが記載された形式のメールを受信することになる。メ
ールプロトコルは、HTTPと違い、特定の人間から特
定の人間へ転送することができる特徴があり、場合によ
ってこれが利点となる。いずれのプロトコルを経由した
としても、ただちに第1のソフトウェアプログラム21
0に転送される。
【0022】図2に示されるように、第1のソフトウェ
アプログラム210は、ページ表示モジュール211、
ページ部品抽出モジュール212、ページ部品送信モジ
ュール213を含む。また、第2のソフトウェアプログ
ラム220は、ページ部品受信モジュール221、ペー
ジ部品データベース222、ページ部品整理モジュール
223、一般アプリ接続モジュール224、ページ生成
モジュール225を含む。
【0023】さて、ウェブページ201が本システムに
入力されると、そのウェブページ内に組み込まれている
ソフトウェアプログラム210が駆動される。まず、ペ
ージ表示モジュール211が駆動されて、ウェブページ
は人間(以下、ユーザ)に読めるように整形される。そ
の整形されたウェブページが表示装置205に出力され
ることによって、ユーザに対してウェブページが表示さ
れる。次に、ページ表示モジュール211は、獲得した
ウェブページ201を、ページ部品抽出モジュール21
2に送信する。
【0024】ページ部品抽出モジュール212は、ペー
ジ表示モジュール211から入力されるウェブページ2
01とユーザ操作202を両方受け取って初めて起動さ
れる。ページ部品抽出モジュール212は、起動される
と、受け取ったウェブページから、ユーザ操作202に
より指定される部分文書を判定して(例えば、ウェブペ
ージが表示された表示画面上においてマウスカーソルに
より指示された箇所に該当する部分文書を求めて)、そ
の部分文書をもとにページ部品を生成する。さらに引き
続いて、ページ部品送信モジュール213へ生成された
ページ部品を送信する。
【0025】ここで、「部分文書」とは、ウェブページ
のデータ内に含まれる、該ウェブページから切り出して
該ウェブページのその他の部分とは独立に処理可能なよ
うに記述された部分である。
【0026】部分文書は、例えば、これを特定するタグ
(例えば、XMLの新しいタグでも、HTMLの既存の
タグに新しい意味付けを与えたものでもよい)で特定さ
れる。なお、ウェブページと部分文書の具体例を後に示
す(図4参照)。
【0027】また、「ページ部品」とは、ウェブページ
の部分文書を含み、他のページ部品と組み合わされて新
しいウェブページを構成することのできるデータ単位で
ある。なお、ページ部品のデータ構造の具体例を後に示
す(図9参照)。
【0028】ページ部品送信モジュール213は、ペー
ジ部品抽出モジュール212からページ部品を受信する
と、ページ部品受信モジュール221に対して、ページ
部品を送信する。
【0029】第2のソフトウェアプログラム220側の
ページ部品受信モジュール221は、ページ部品を受信
すると、該ページ部品をページ部品データベース222
に格納する。
【0030】ページ部品整理モジュール223は、ペー
ジ部品格納モジュール222に蓄積されているページ部
品群に対して、検索や削除など種々のコマンドを実行す
ることのできるモジュールである。ページ部品整理モジ
ュール223は、ユーザ操作203により発行されるコ
マンドに従い、それらのコマンドを実行する。
【0031】一般アプリ接続モジュール224は、ペー
ジ部品整理モジュール223が持つコマンドの1つによ
って起動され、ページ部品内部のアプリケーション用の
データを取り出し、そのデータに対応するアプリケーシ
ョンに対して、そのデータを送信するのに必要な手続き
をユーザと対話的に実行する。
【0032】ページ生成モジュール225は、ページ部
品整理モジュール223が持つコマンドの1つによって
起動される。ページ生成モジュール225は、ページ部
品データベース222に蓄積されているページ部品の全
てまたは選択された一部のものを表示する(含む)ウェ
ブページを生成する。作成されたウェブページは、ペー
ジ表示モジュール211へ送信される。
【0033】なお、ウェブページを表示する際には、部
分文書の部分については、それが部分文書であること
(ページ部品にできること)をユーザに分かるように表
示等してもよい。
【0034】また、ページ生成モジュール225によっ
て作成されたウェブページを外部システムに対して発信
する場合は、そのウェブページをページ発信モジュール
282へ転送する。ページ発信モジュール282は、ウ
ェブページを受け取るとHTTPまたはSMTPなどの
メールプロトコルを通じて外部システムに当ウェブペー
ジを発信する。メールプロトコルの場合、本文にウェブ
ページが記載された形式のメールを受信することにな
る。メールプロトコルは、HTTPと違い、特定の人間
から特定の人間へ転送することができる特徴があり、場
合によってこれが利点となる。
【0035】図3は、本実施形態のシステムの論理的な
処理の流れの概要を示している。
【0036】本システムは、例えば、外部からウェブペ
ージ(309)がダウンロードされることにより起動さ
れる(手順302)。その後、ダウンロードされたウェ
ブページを解釈して、該ウェブページをCRT等の表示
装置に表示する手順303を行う。この手順302,3
03の機能は、一般的なウェブブラウザの機能を利用し
て実装されるものである。
【0037】次に、手順302,303で処理されたウ
ェブページを解析し、該ウェブページに含まれる、ペー
ジ部品の素材となる1または複数の部分文書のうち、ユ
ーザ操作により指定されたものを特定した上で、その部
分文書を抽出し加工してページ部品として生成し、それ
らを格納する手順を行う(手順304)。
【0038】ここまでの手順はウェブページに含まれる
ソフトウェアプログラム210として実装されるのに対
して、以降の作業は一般的なアプリケーションのソフト
ウェアプログラム220として実装される。
【0039】さて、続いて、手順304において生成さ
れたページ部品を転送する手順を行う(手順305)。
この手順305の機能は、「当該ウェブページ内のソフ
トウェアプログラム210が、当該ウェブページ内部に
維持するページ部品を、一般的なアプリケーションとし
て実装されるソフトウェアプログラム220の持つペー
ジ部品用のデータベース222に、コピーすること」を
実現するものであり、このコピー機能自体はOSの機能
を利用して実現される。例えば、Microsoft社
の製品であるWindowsシリーズのOS上で本シス
テムを動作させる場合は、OSの機能の1つであるOL
E転送を用いて実装することによっても実現可能であ
る。
【0040】次に、アプリケーションとして実装される
ソフトウェアプログラム220が内部に持つページ部品
をユーザのために整理して見せる手順を行う(手順30
6)。この手順はGUIを用いてユーザと対話的に行わ
れるものであり、フォルダー作成、検索、部品削除など
のコマンドが用意されている。
【0041】また、手順306の整理手順を行っている
状態において、GUI上のコマンドを介して、図面CA
Dアプリケーションや表計算ソフトなどといった一般ア
プリケーションへデータを転送する手順307を動作さ
せることができる。このアプリケーションへデータを転
送する手順307では、ページ部品を解析することによ
り、ページ部品にあらかじめ含まれているまたは関連付
けられている、CADや表計算ソフトウェアといった様
々なアプリケーション用のデータを取り出す作業に引き
続き、取り出されたそれらアプリケーション用のデータ
を、そのデータに対応するアプリケーションへ転送する
手順が実行される。なお、その手順を行う前に、対応す
るアプリケーションがOS上で起動されていない場合
は、その対応するアプリケーションをあらかじめ起動す
る。
【0042】また、手順306の整理手順を行っている
状態において、GUI上のコマンドを介して、現在格納
しているページ部品群を1つのウェブページとして再構
築する手順308を動作させることができる。具体的に
は、このページの生成手順308では、格納されている
全てのまたはユーザによって指定されたページ部品群の
ページ部品の各々がその内部に持つHTMLやXMLな
どに代表されるマークアップ言語をもとに、それらの変
換、結合、加筆作業等を行うことにより、様々なウェブ
ページから切り出され維持されているページ部品を表示
として含むウェブページを新たに構築する。また、この
作業過程において、構成するページ部品のうち、XSL
やCSSなどに代表されるスタイルシートが含まれてい
る場合、ユーザは当該新たに作成するウェブページに対
して適用するスタイルシートを選択することができる。
さらに、この作業が終わると、そのページを表示する作
業が行われる。
【0043】なお、ウェブページは、ウェブサーバから
ネットワークを介して取得したものでなくても構わな
い。例えば、ウェブサーバからネットワークを介して取
得した他のウェブクライアントから記録媒体により取得
したものであってもよい。また、ネットワーク環境の外
部で作成されたものであってもよい。また、本システム
によって再構築されたウェブページであってもよい。
【0044】図4は、本実施形態のシステムに入力され
るウェブページの一例である。この例を用いて、ウェブ
ページの構成、構成要素名、構成要素の役割等について
説明する。
【0045】図4において、401は、本システムが処
理できるウェブページの一例であり、この例ではXML
で記述されている。なお、本システムは、HTML等の
他の記述言語で記述されているウェブページに対して
も、以下に説明する動作原理において、同様に処理する
ことができる。
【0046】部分文書(404,412)は、ウェブペ
ージの作者がウェブページ401において独立に取り出
されることを意図しているウェブページの部分的な情報
資源であり、ウェブページ401において1つ以上存在
する。なお、ウェブページには部分文書を含まないもの
も存在し得るが、本システムは、1つ以上の部分文書を
含むウェブページを対象とする。
【0047】また、1つの部分文書に対して1つの部分
文書のルートタグが存在し、部分文書のルートタグ40
6および411は、それぞれ部分文書404および41
2の記述範囲を示す。具体的には、XMLやHTMLな
どのマークアップ言語は、木構造をなしており、部分文
書の記述範囲は、木構造上、指定されたルートタグ以下
となる領域をもって示されている。
【0048】部分文書のルートタグ(406,411)
は、特定の印によって識別される。この印は、ウェブペ
ージ上のプログラム210により異なる。図4の例で
は、タグのcomponent属性を印としている。
【0049】また、部分文書(404,412)は、ア
プリデータ属性情報(407)を1つ以上含むことがで
きる。アプリデータ属性情報407は、部分文書404
に関連付けられるアプリケーション用のデータのタイ
プ、所在、ダウンロードに必要な手続などを含む構造的
な情報である。アプリデータ属性情報の記述範囲は、部
分文書の記述範囲指定方法と同様、特定のタグに印をつ
けることにより示される。図4の例では、タグのapp
data属性を印としている。
【0050】また、アプリデータ属性情報407は、ア
プリデータ取得手続き情報408、アプリデータの所在
情報409、アプリデータタイプ情報410を含み、そ
れぞれタグに印が付けられることによって記述位置が示
される。図4の例では、それぞれタグ名proc−ur
l、data−url、app−typeを印としてい
る。
【0051】アプリデータの所在情報409は、部分文
書404が含むアプリケーション用のデータの所在を示
すURLを持つ。本システムがユーザの入力コマンドに
したがって、アプリケーション用のデータをダウンロー
ドする際には、このURLを参照する。また、このアプ
リケーション用のデータがオープンではなく、課金が必
要であるとか会員に限定されているというように、限定
的に公開されている場合がある。このような場合は、上
記のダウンロードは失敗するので、データがダウンロー
ドできるようにウェブページ上で手続きを行う必要があ
る。この手続が用意されているウェブページのURLを
示すものが、アプリデータ取得手続き情報408であ
る。本システムは、ダウンロードには手続きが要求され
ていることを自動認識し、このアプリデータ取得手続き
情報408をもとに、手続きが用意されているウェブペ
ージをユーザに開示する。また、アプリデータタイプ情
報410は、ダウンロードの対象となるデータが、たと
えば特定のCADアプリケーションや特定の表計算ソフ
トウェアなど、何のアプリケーション用のデータである
かを示す。この情報をもとに、本システムは、アプリケ
ーション用のデータのダウンロードが成功したときに、
自動的に対応するアプリケーションへそのデータを送信
する。
【0052】図5は、ページ部品抽出モジュール212
によるページ部品抽出手順(図3の304)の詳細な論
理的手順の一例を示している。
【0053】ページ部品抽出手順304は、ウェブペー
ジとユーザ操作にしたがってページ部品を作成する。具
体的には、まず、ページ部品の「内容部」を作成する
(手順501)。手順501については、図6にて詳細
に説明する。次に、ページ部品の「管理情報部」を作成
する(手順502)。手順502については、図7にて
詳細に説明する。次に、ページ部品の「アプリデータ属
性情報部」を作成する(手順503)。手順503につ
いては、図8にて詳細に説明する。最後に、手順501
で作成されたページ部品の内容部と、手順502で作成
されたページ部品の管理情報部と、手順503で作成さ
れたページ部品のアプリデータ属性情報部とを合わせる
ことによって、ページ部品を完成する(手順504)。
【0054】なお、ページ部品は部分文書毎に作成する
ので、1つのウェブページからN個の部分文書が指定さ
れた場合には、ページ部品抽出手順が部分文書毎に繰り
返されて、N個のページ部品が作成される。この場合
に、重複する不要な処理が存在する場合には、これを検
出して省くようにしてもよい。
【0055】図6は、図5における手順のうちのページ
部品の内容部を作成する手順501の詳細な論理的手順
の一例を示している。
【0056】ページ部品内容抽出モジュール610は、
ページ部品の内容部を作成する手順501を実行するソ
フトウェアプログラムモジュールである。ページ部品内
容抽出モジュール610は、ユーザ操作601とウェブ
ページ602を入力とし、内容部603を出力とする。
【0057】まず、ページ部品内容抽出モジュール61
0は、ウェブページ内でユーザ操作601により指定さ
れた部分文書を特定する(手順611)。ユーザ操作6
01は、ウェブブラウザにおけるページ表示を直接利用
して、部分文書を指定するものであり、具体的には、一
般的なウェブブラウザにおいて表示されたウェブページ
上の領域で、たとえばドラッグ操作やクリック操作やコ
ンテクストメニュー実行などの操作を行うことにより、
部分文書を指定することができる。本実施形態では、ウ
ェブブラウザがサポートするHTMLなどのマークアッ
プ言語のウェブページに関するイベント配送機構を利用
して、このようなウェブページ上の操作を実現するもの
とする。
【0058】次に、ページ部品内容抽出モジュール61
0は、特定されたルートタグを接続位置情報621とし
て保存する(手順612)。
【0059】次に、ページ部品内容抽出モジュール61
0は、特定された部分文書のルートタグ以下の文書を内
容文書622として保存する(手順613)。
【0060】次に、ページ部品内容抽出モジュール61
0は、ページ内部に含まれるすべての部分文書をページ
から除去したものをコンテナ文書623として保存する
(手順614)。
【0061】次に、手順612〜614で得られた接続
位置情報・内容文書・コンテナ文書を構成して、当該ペ
ージ部品の内容部603を作成する(手順615)。
【0062】図7は、図5における手順のうちのページ
部品の管理情報部を作成する手順502の詳細な論理的
手順の一例を示している。
【0063】ページ部品管理情報生成モジュール710
は、ページ部品の管理情報部を生成する手順502を実
行するモジュールである。ページ部品管理情報生成モジ
ュール710は、ページ部品の管理情報部701を出力
とする。
【0064】具体的な論理的手順を以下に説明する。
【0065】まず、対象となるウェブページに関して、
補助的な外部モジュールが存在するかどうかを判断する
(手順711)。ウェブページを補助する外部モジュー
ルとしては、たとえばイメージファイル、音楽ファイ
ル、文書型ファイル、スタイルシートファイル、スクリ
プトファイルなどがある。ウェブページがXMLの場
合、外部モジュール名が記述されている領域のタグに印
を付けるというルールを課すことにより、処理手続きが
外部モジュール名を取り出すことができ、これにより判
断を下す。図4の例402および405では、タグにe
xternal属性が添付されていることを印としてい
る。外部モジュールが存在する場合は手順712へ移行
し、存在しない場合は手順718へ移行する。
【0066】次に、外部モジュールが存在する場合、存
在するすべての外部モジュールをクライアントサイトの
ファイルシステムにコピーする(手順712)。
【0067】このコピーに際しては、クライアントサイ
トのコピー先ディレクトリは、ウェブサーバサイトのデ
ィレクトリの相対位置を再現するように選択する。すな
わち、ミラーリングする。このようにコピーすることに
より、外部モジュールがウェブページ内部で相対的に参
照指定されていたとしても、図3の手順308において
ウェブページを再構成する際に、特別に参照位置を書き
直す処理する必要がないという利点がある。ミラーリン
グの一例として、コピー元のURLのうち、ホスト名部
をディレクトリ名に変更しコピー先のディレクトリ名に
変更してコピー先のディレクトリとする方法がある。例
えば、コピー元のURLが、 http://www.domain.comain.com/dir1/dir2/file1 の場合、file1を、 /www.domain/com/dir1/dir2 にコピーする。この方法だと、複数のウェブサーバサイ
トから外部モジュールをコピーしても、ファイル名が重
なることによって上書きされることを未然に防止するこ
とができる。
【0068】手順712に引き続き、これらミラーリン
グされた外部モジュールに関して、コピー先のディレク
トリをフルパスで添付した形式で、それら外部モジュー
ル名を管理情報部701内部に追加する(手順71
3)。
【0069】手順713に引き続き、外部モジュールの
中にスタイルシートが存在するかどうかを判断する(手
順714)。ウェブページがXMLの場合、スタイルシ
ート名が記述されている領域のタグに印を付けるという
ルールを課すことにより、処理手続きがスタイルシート
名を取り出すことができ、これにより判断を下す。スタ
イルシートが存在する場合は手順715へ移行し、存在
しない場合は手順716へ移行する。
【0070】手順715では、手順712でミラーリン
グされたスタイルシートに関して、コピー先のディレク
トリをフルパス形式で、それらスタイルシート名を管理
情報部701内部に追加する。結果として、手順713
で書きこまれた外部ファイル名と重複する。
【0071】手順716では、外部モジュールの中に文
書型定義ファイルは存在するかどうかを判断する。ウェ
ブページがXMLの場合、文書型定義ファイル名が記述
されている領域のタグに印を付けるというルールを課す
ことにより、処理手続きが文書型定義ファイルを取り出
すことができ、これにより判断を下す。もしくはDOM
(Document Object Model)とい
う標準APIを用いることにより、取り出すこともでき
る。文書型定義ファイルが存在する場合は手順717へ
移行し、存在しない場合は手順718へ移行する。
【0072】手順717では、手順712でミラーリン
グされたスタイルシートに関して、コピー先のディレク
トリをフルパス形式で、これらスタイルシート名を管理
情報部701内部に追加する。結果として、手順713
で書きこまれた外部ファイル名と重複する。
【0073】手順718では、ウェブページのURLを
管理情報部701内部に追加する。
【0074】以上の手順で完成された管理情報部701
をもって、ページ部品管理情報生成モジュール710の
出力結果とする。
【0075】図8は、図5における手順のうちのページ
部品の管理情報部を作成する手順503の詳細な論理的
手順の一例を示している。
【0076】ページ部品アプリデータ属性情報生成モジ
ュール810は、ページ部品の管理情報部を生成する手
順503を実行するソフトウェアプログラムモジュール
である。ページ部品管理情報生成モジュール810は、
ページ部品のアプリデータ属性情報部801を出力とす
る。
【0077】具体的な論理的手順を以下に説明する。
【0078】まず、対象とする部分文書に含まれるアプ
リデータ属性情報をすべて特定する(手順811)。こ
の特定は、XMLの場合、アプリデータ属性情報に付け
られた印を元に部分文書内を検索することで実現する。
図4の例407では、タグにappdata属性が添付
されていることを印としている。
【0079】引き続き、特定されたアプリデータ属性情
報すべてを、アプリデータ属性情報部801として格納
する(手順812)。
【0080】以上の手順で完成されたアプリデータ属性
情報部801をもって、ページ部品アプリデータ属性情
報生成モジュール810の出力結果とする。
【0081】図9は、図5から図8で説明したページ部
品作成手順において扱うページ部品のデータ構造の概要
をまとめたものである。
【0082】ページ部品900は、ウェブページの再構
成およびアプリケーションへのデータ転送を実現するた
めに必要な情報を維持している。すなわち、図9に示さ
れるように、ページ部品900は、内容部910、管理
情報部930、アプリデータ属性情報部920を含む。
【0083】内容部910は、ページ部品が持つウェブ
ページの部分文書を組み立てる際に必要な情報を維持す
る。内容文書911は、ウェブページから切り出された
部分文書そのものが格納されている。これはウェブペー
ジの再構成においてそのまま再利用される。コンテン文
書912は、ウェブページにおける部分文書(404や
412など)以外の領域の文書が格納されている。HT
MLやXMLなどのマークアップ言語は、ルートタグが
一つであることがルールとなっているため、複数のペー
ジ部品900の内容文書を並べてつなげるだけでは、有
効な文書として再構成することはできない。このためウ
ェブページとして構成するためには、複数の部分文書に
加えてそれらをサブツリーとして包含する文書が必要と
なる。その文書がコンテナ文書912である。接続位置
情報913は、コンテナ文書912内において複数の部
分文書(404や412など)をサブツリーとして挿入
できるノードを示している。
【0084】管理情報部930は、組み立てられたウェ
ブページを管理するのに必要な情報を維持する。URL
931は、ページ部品の取りだし元のURLを維持す
る。これは、手順712でのミラーリングやページ部品
の整理や手順1212におけるスタイルシートの種類の
識別などに利用される。外部モジュール名リスト940
は、クライアントサイトのファイルシステムにミラーリ
ングされた、ウェブページを表示可能とするのに必要な
外部モジュール名すべてがフルパス形式で格納されてい
る。ページを表示可能とするのに必要な外部モジュール
名すべてがフルパス形式で格納されている。外部モジュ
ール名は、スタイルシートファイル名941と文書型定
義ファイル名942とその他の外部モジュール名943
の3種類に区別されて維持される。
【0085】アプリデータ属性情報部920は、ページ
部品900が持つアプリケーション用のデータに関する
情報を維持する。具体的には、アプリデータ属性情報9
21を複数維持する。
【0086】図10は、図3におけるページ部品の整理
手順306の詳細な論理的手順の一例を示している。
【0087】ページ部品整理モジュール223は、今ま
でに獲得した複数のページ部品を整理し、ユーザが発行
するコマンド群にしたがって、さまざまな機能を提供す
るモジュールである。
【0088】ページ部品整理モジュール223は、今ま
でにウェブページから集めてきたページ部品項目を列挙
して表示する、部品項目表示モジュール1010を含ん
でいる。
【0089】部品項目表示モジュール1010は、ペー
ジ部品の項目を列挙して表示する方式として3種類の方
式を持っており、これらは表示モードを切り替えるコマ
ンドによって、表示の方式を選択することができる(手
順1011)。また、いずれの表示方式においても、表
示されているページ部品の項目を選択することができ、
選択されている項目はフォーカスされる。以下に説明す
るコマンドのうち、ページ部品に対して働きかけるコマ
ンドにおいて、維持しているページ部品すべてに適用さ
れるものと、単一のページ部品に適用されるものとがあ
り、後者の場合、フォーカスされているページ部品に対
してコマンドは適用される。
【0090】表示の仕方は、 ・分類なしの表示方式1012、 ・ユーザがフォルダーを動的に作成して分類することの
できる表示方式1013、 ・部品内部にあらかじめ含まれているクラス情報を元に
自動的にフォルダーを作り分類表示する方式1014、 の3種類が用意されている。
【0091】ページ部品整理モジュール223は、部品
単一閲覧モジュール1020を含んでいる。
【0092】部品単一閲覧モジュール1020は、部品
項目表示モジュール1010においてフォーカスされて
いるページ部品を単一で、2種類の閲覧モードで表示す
る機能を有し、コマンド1021によって切り替えるこ
とができる。具体的には、閲覧モードは、 ・対象となるページ部品がコピー元のウェブページにお
いて適用されていたスタイルで表示するオリジナルスタ
イル再現モード1022、 ・部品単一閲覧モジュール1020があらかじめ持って
いるスタイルで表示する統一スタイル生成モード102
3、 の2種類が用意されている。
【0093】オリジナルスタイルを再現する手順102
2では、ページ部品の内容部を元に、ローカルファイル
システム上にウェブページのソースファイルを生成す
る。具体的には、内容部のコンテナ文書912に対し
て、接続位置913において内容文書911を挿入する
という作業によりソースファイルの内容を得る。ページ
部品の内容部がXMLの場合、さらにそのソースファイ
ル内にスタイルファイルへの関連付けの記述を加筆す
る。それらの手順において作成されたウェブページのソ
ースファイルを表示する。
【0094】一方、統一スタイルで閲覧する手順102
3では、ページ部品の内容部がXMLおよびそれに準ず
るマークアップ言語で記述されているときのみ有効であ
り、次の手順で実現される。まず、ページ部品の内容部
をもとに、ローカルファイルシステム上にウェブページ
のソースファイルを生成する。さらに、ソースファイル
内に、部品単一閲覧モジュール1020があらかじめ用
意したスタイルファイルへの関連付けの記述を加筆す
る。それらの手順において作成されたウェブページのソ
ースファイルを表示する。
【0095】また、部品項目表示モジュール1010に
おいて列挙されているページ部品群に関して、4種類の
コマンド(1002〜1005)を適用することができ
る(手順1001)。 ・ページ生成コマンド(1002)を発行すると、維持
している全部または一部のページ部品を含むウェブペー
ジが生成され、一般的なウェブブラウザで表示される。 ・アプリデータ転送コマンド(1003)を発行する
と、フォーカスされているページ部品が含んでいるアプ
リケーション用のデータをそれに対応するローカルアプ
リケーションに転送するのに必要な手続きを対話的に実
行する。 ・検索コマンド(1004)を発行すると、維持してい
るページ部品の中から、タグ名(すなわち要素名)とそ
の内容(すなわち要素値)を元に条件を記述し、それに
マッチするページ部品を見つけ出すことができる。 ・削除コマンド(1005)を発行すると、フォーカス
されているページ部品が削除される。
【0096】図11は、図3における一般アプリケーシ
ョンへの接続307の詳細な論理的手順の一例を示して
いる。
【0097】一般アプリ接続モジュール224は、一般
アプリケーションへの接続を行うモジュールであり、具
体的にはページ部品が含んでいるアプリケーション用の
データをそれに対応するローカルアプリケーションに転
送するのに必要な手続きを対話的に実行する。
【0098】まず、手順1101において、ページ部品
に含まれているアプリデータ属性情報407をすべて抽
出する。
【0099】その後、手順1102において、ページ部
品に含まれているアプリデータ属性情報407が1セッ
トであるかどうかを判定し、複数セットある場合は手順
1104へ移行し、1セットしかない場合は手順110
5へ移行する。
【0100】手順1104では、選択メニューコマンド
などのユーザ操作を受け取り、複数存在するアプリデー
タ属性情報407のうち、今回取り出す対象とするアプ
リケーション用のデータを決定する。
【0101】手順1105では、アプリケーション用の
データをダウンロードする際に必要な手続きが存在する
かどうかを判定する。具体的には、アプリデータ属性情
報を解析しアプリデータ属性情報407に、アプリデー
タ取得手続き情報408が含まれている場合は手続きが
存在すると判断し、含まれていない場合は手続きが存在
しないと判断する。手続きが存在すると判断された場合
は手順1106へ移行し、手続きが存在しないと判断さ
れた場合は手順1107へ移行する。
【0102】手順1106では、手続きに必要なウェブ
ページを開き、ユーザに手続きを行わせる。具体的に
は、ウィンドウを開き、そのウィンドウ上にアプリデー
タ属性情報407に含まれているアプリデータ取得手続
き情報408に記述されているURLのウェブページを
表示して、ユーザに手続きを行わせる。
【0103】手順1107では、アプリデータ属性情報
に含まれているアプリデータの所在情報409に記述さ
れているURLからアプリケーション用のデータをウェ
ブサーバからダウンロードする。引き続き、手順110
7では、アプリデータ属性情報407に含まれているア
プリデータタイプ情報410に記述されている識別情報
から、対象のアプリケーション用のデータに対応するア
プリケーションを特定する。
【0104】そして、手順1109では、対応するアプ
リケーションに対してダウンロードされたアプリケーシ
ョン用のデータを転送する。ただし、対応するアプリケ
ーションが起動されていない場合は、アプリケーション
用のデータを転送する前に、対応するアプリケーション
を起動しておく。本実施形態では、この手順1109に
ついて、OSのシェルの機能を利用して実現するものと
する。
【0105】図12は、図3におけるページの生成30
8の詳細な論理的手順の一例を示している。
【0106】ページ生成モジュール225は、維持して
いる全部または一部のページ部品を含むウェブページを
生成するモジュールである。
【0107】まず、手順1211において、ページ部品
データベース222から対象となるページ部品を取り出
す。
【0108】次に、手順1212において、それぞれの
ページ部品における管理情報部のスタイルシートファイ
ル名941を参照することにより、ページ部品に含まれ
るスタイルシートをリストアップする。このとき、管理
情報部のスタイルシートファイル名が一致している場合
は同一スタイルシートであるとみなし、重複するスタイ
ルシートは代表を一つ残して、他のスタイルシートはリ
ストアップしない。
【0109】続いて、手順1213では、手順1212
においてリストアップされたスタイルシートの適用され
たイメージを、ダイアログボックスに列挙し、ユーザに
スタイルシート1204を選択させる。ここまでが作成
するウェブページに適用するスタイルシートの選択する
ための手順である。
【0110】次に、手順1214において、対象となる
ページ部品群1202の中からページ部品を一つ取りだ
し、その内容部910のコンテナ文書912をページ草
案1205として一時的に維持する。
【0111】次に、手順1215において、取り出した
ページ部品の内容部910の接続位置情報913を参照
することにより、接続位置に対して内容文書911をペ
ージ草案1205に挿入する。
【0112】続いて、手順1216において、同じ接続
位置に対して、その他のページ部品の内容文書911を
挿入する。
【0113】最後に、手順1217において、手順12
13にて選択されたスタイルシートを関連付ける記述を
ページ草案に対して加筆し、ウェブページを完成させ
る。
【0114】以下では、実行画面例に沿って本システム
の利用手順を詳細に説明する。おおまかな手順は以下の
通りである。 (1)ウェブページページから本システムへのページ部
品のピックアップ (2)集めたページ部品の整理 (3)集めたページ部品の検索 (4)ページ部品群から新規ウェブページの作成 図13は、実行画面例の一つを表している。
【0115】1300は一般的なウェブブラウザ(に対
応するウィンドウ)であり、ウェブページを表示する領
域を持っている。
【0116】1320は、アプリケーションとして実装
される、図2の第1のソフトウェアプログラム220に
対応する部分である。
【0117】1321は、ページ部品整理モジュール2
23の部品項目表示モジュール1010に相当し、今ま
でに蓄積したページ部品群(1323)が表示される。
【0118】1322は、部品単一閲覧モジュール10
20に相当し、部品項目表示モジュール1010に表示
されているページ部品群のうち、フォーカスされている
ページ部品の内容が表示される。
【0119】ウェブページ1310は、複数の部分文書
を含み、ページ内部に図2の第1のソフトウェアプログ
ラム210に相当するプログラムを内蔵している。図1
3の例では、ウェブページ1310は、3つの部分文書
(1311〜1313)が画面内に列挙して表示されて
おり、また、各部分文書には画像(1315〜131
7)が含まれている。
【0120】この部分文書の内容はどのようなものであ
ってもよい。例えば、ウェブページが音楽CD、書籍、
工業部品等の商品のカタログページ、部分文書が個々の
商品毎の情報、画像がその商品の外形図である。あるい
は、ウェブページがニュースページ、部分文書が1つの
ニュース、画像がそのニューズ写真である。あるいは、
ウェブページが検索サービスページ、部分文書が1つの
検索結果、画像がその検索結果に関連する映像である。
【0121】ウェブページ(1310)を表示する際に
は、部分文書(1311〜1313)については、それ
が部分文書であること(ページ部品にできること)をユ
ーザに分かるように表示等してもよい。例えば、部分文
書であることを示す簡単な画像を部分文書に上書きして
表示する方法、部分文書の輪郭を特定の色に着色する方
法、これらの処理をマウスカーソルが部分文書上に位置
するときにのみ行う方法、マウスカーソルが部分文書上
に位置するときにカーソルの表示を変化(例えば、色変
化、形状変化)して、もしくは音を発生して、もしくは
発生している音を変化させて通知する方法、ドラッグで
きたことをもって部分文書であることを知らしめる方法
など、種々の方法が考えられる。
【0122】なお、図13の例では、ウェブブラウザの
ウィンドウ内に本システムに対応する領域が表示されて
いるが、ウェブブラウザのウィンドウと本システムに対
応するウィンドウとを別々にしてももちろん構わない。
【0123】本システムによって、表示されたウェブペ
ージ内の部分文書(1311〜1313)は、ページ部
品として取り出すことができるように仕組まれており、
例えばユーザが所望の部分文書(1311〜1313)
の任意の部分(図13の例では画像(1315〜131
7)が表示された部分)をドラッグ(1331参照)す
ることにより、ページ部品として取り出すことができ
る。このドラッグ操作は、ユーザ操作202にあたり、
ページ部品抽出モジュール212およびページ部品送信
モジュール213が順に起動される。そして、例えばド
ラッグ中のページ部品を部品項目表示モジュール101
0用表示領域1321にドロップ(1332参照)する
ことにより、ページ部品がページ部品受信モジュール2
21に渡され、ページ部品データベース222に格納さ
れる。
【0124】以上の操作を通じて、ユーザは所望の情報
をウェブサーバサイトからピックアップし、ページ部品
として収集することができる。
【0125】また、このページ部品収集作業は、ウェブ
ページやサイトを超えて行うことができる。例えば、ま
ず、会社Aのカタログページにおいて、いくつかのカタ
ログ(部分文書)を本システムにピックアップし、続い
て、会社Bのカタログページへ立ち寄り、そのページか
らもいくつかのカタログ(部分文書)をピックアップす
るといったことが可能である。これにより、サイトを超
えて情報を収集し比較検討することが可能となる。
【0126】部品単一閲覧モジュール1322は、スタ
イル形式およびジャケット形式の2種類の閲覧モードを
持っており、それぞれオリジナルタイル再現機能102
2および統一スタイル1023に相当する。
【0127】図14(a)に示すように、スタイル形式
1401は、ページ部品がその内部に持っているスタイ
ルシートを適用して表示する方式である。したがって、
ページ部品を取得してきた元のサイトで表示されていた
スタイルと同じとなる。
【0128】一方、図14(b)に示すように、ジャケ
ット形式1402は、すべてのページ部品に対して適用
できる共通のスタイルで表示するものである。
【0129】部品項目表示モジュール1321は、ペー
ジ部品を図15の1501に示されるユーザフォルダ方
式、図16の1601に示される自動カテゴリ方式、図
17(a)の1701(大きいリスト表示)あるいは図
17(b)の1702(小さいリスト表示)に示される
リスト方式の3つの表示方式を有しており、これらは下
部についているタブによって切り替えることができる。
【0130】ユーザフォルダ方式1501は、集めてき
たページ部品をフォルダを用いて分離することができる
方式である。ユーザは任意にフォルダを作成、削除する
ことができ、任意フォルダ下に集めてきたページ部品を
配置することができる。例えば、会社Aのウェブサーバ
サイトから集めてきたページ部品は会社Aフォルダの下
に置くとし、会社Aフォルダ下に、「売約済み」「これ
から購入」などのサブフォルダを作成するといったこと
ができる。
【0131】自動カテゴリ方式1601は、ページ部品
内部にあらかじめ埋め込まれたカテゴリ情報を用いて、
自動的にカテゴリ表示する方式である。図16におい
て、1602はカテゴリを表し、1603はページ部品
を表す。
【0132】例えば、PLIBでは工業部品の分類が業
界において定義されているので、これを利用し例えばI
SO13584(PLIB)という工業部品規格に沿っ
てカタログを表示させることができる。その他の分野と
しては音楽CDや書籍などが考えられる。このように、
業界側でトップダウンにアイテムの分類が定義されてい
るような適用領域において、カテゴリ方式1601は有
効である。
【0133】リスト方式1701,1702は、カテゴ
ライズを行わない表示方式であり、とりあえず放り込む
買い物カゴのイメージである。表示方式は、大きなアイ
コン表示1701と小さなアイコン表示1702の2種
類があり、メニューによって切り替えることができる。
【0134】また、内部に格納しているページ部品群に
対して条件を指定して検索を行うことができる。これに
より格納されたページ部品の個数が非常に多くなって
も、対象を簡単に見つけ出すことができる。この機能は
検索コマンド(1004)に相当する。検索コマンドは
編集メニューから発行する。
【0135】検索コマンドを発行すると、図18に例示
するようなダイアログボックス1801が現れる。この
ダイアログボックス1801に検索条件を入力して検索
開始ボタン1804を押すと、検索が実行される。検索
条件の指定方法は、項目別にマッチさせたい値を入力す
る方法(1802)と、問い合わせ言語であるXQL形
式で記述する方法(1803)の2種類ある。検索を実
行した結果、検索にマッチしたページ部品が存在した場
合は、部品項目表示モジュール1321において当該ペ
ージ部品がフォーカスされる。
【0136】本システムは、以上で説明した手順で複数
のウェブサーバサイトからページ部品というモジュール
単位で、情報を集めてくることができる。以降で説明す
る機能は、これら集めてきたページ部品群を一つのウェ
ブページに再構成する機能である。これはページ生成モ
ジュール225に相当する。
【0137】ページ部品群を集めたウェブページを作成
するには、メニューからブラウズコマンドを発行する。
すると、図19に例示したようなダイアログボックス1
900が現れる。このダイアログボックスはこれから作
成するウェブページに適用するスタイルを選択するもの
である。候補として挙げられているスタイルは、内部に
格納しているページ部品群が保持しているスタイルであ
る。重複している場合は代表して一つだけ表示される。
【0138】例えば、二つのウェブサイトから情報を取
ってきている場合には、(それらが同じスタイルでない
とすると)選択する候補として2種類のスタイルが呈示
される(1901)。なお、領域1902では、190
1にてフォーカスされているスタイルのサンプルイメー
ジを表示している。
【0139】また、ファイル指定ボタン1903を押す
と、図20の2000のようにダイアログボックスが変
化する。ここで現れたエディットボックス2001にス
タイルファイル名を記述することにより、クライアント
サイトのファイルシステムに存在するスタイルを適用す
ることができる。これは、サーバサイトに存在するペー
ジに対して顧客の資源を適用することができることを意
味している。例えば、外部からカタログなどの情報を集
めてきて、それを自社のスタイルを適用してページを再
構成するということが可能となる。
【0140】以上の手順により適用するスタイルを決定
すると、内部に格納しているページ部品群を元に、それ
らページ部品の情報の全部または一部を含むウェブペー
ジが構築され、例えば図21に示すように、ウェブブラ
ウザのページウィンドウに表示される。
【0141】なお、本実施形態では、本システムを実現
するプログラムを、ウェブページ内に組み込まれる第1
のソフトウェアプログラムと、OS上で直接動作する一
般的なアプリケーションとして実装される第1のソフト
ウェアプログラムとに分割して構成したが、第1のソフ
トウェアプログラムをウェブページにかかわらず共用で
きるように共通化し、第1のソフトウェアプログラムと
第2のソフトウェアプログラムをOS上で直接動作する
一般的なアプリケーションとして実装される一体化プロ
グラムとして実施することも可能である。
【0142】また、上記の第2のソフトウェアプログラ
ムや一体化プログラムは、記録媒体に格納した形でもし
くは通信媒体を利用して受け渡し等することができる。
【0143】また、本実施形態のウェブ文書内の部分文
書の中にさらに部分文書を含ませるような階層構造を採
用することも可能である。
【0144】(第2の実施形態)続いて、本発明をショ
ッピングカートへ適用した場合の実施形態について説明
する。
【0145】昨今、WWWベースの電子商取引システム
あるいは電子店舗システム、特に個人客を対象としたB
2Cショッピングサイトなどが、よく見かけられるよう
になった。ショッピングサイトの多くは、商品検索や比
較、購入候補商品の合計金額の見積もり計算、一括した
購入手続きなどの機能を提供し、顧客の便宜を図ってい
る。
【0146】電子店舗を提供するショッピングサイトで
は、ショッピングカート機能を提供するものもある。シ
ョッピングカート機能では、通常、客は、その電子店舗
で選んだ商品をショッピングカートに入れたり、一度入
れた商品を自由にカートから取り出したりすることがで
き、最後に例えば『購入ボタン』あるいは『決定ボタ
ン』あるいは『確定ボタン』を押すなどすることによっ
て、そのときにショッピングカート内に入っている1ま
たは複数の商品についてまとめて購入手続きをすること
ができるようになっている(ここでクレジット番号を入
力するなどして複数の商品について一括して支払い手続
きを行うことも多い)。
【0147】このようなショッピングサイトは各々、閉
じたシステムとして構築されており、いずれのショッピ
ングサイトも他のショッピングサイトとの連携を取る機
能を持っていない(なお、単一店舗を提供するショッピ
ングサイトの他に、複数店舗を提供するショッピングモ
ール的なショッピングサイトも散見されるようになった
が、サイトの運営が複数ベンダーの出資によって行われ
ているという違いがあるだけであって、システム的には
単一店舗のショッピングサイトと同様である)。
【0148】したがって、オンラインで商品を購入する
に際して複数の購入先ショッピングサイトの候補がある
場合、顧客は、候補となる各々のショッピングサイトに
アクセスし、ページ切り替えや画面スクロールやページ
・ジャンプなどを何度も繰り返し行いまた必要に応じて
メモ・ソフトまたは現実の紙にメモを取るなどして、所
望の商品を探し求め、商品の比較を行い、合計金額を計
算するなどの作業を行う必要があり、そして、複数のシ
ョッピングサイトから商品を購入する段階になったとき
は該当する各々のショッピングサイトに逐一アクセスし
直して発注手続きをしなければならない。このように、
顧客は不便を強いられることになる。
【0149】そこで、本実施形態では、クライアント装
置側において、各ショッピングページから選択した商品
カタログをページ部品にしてクライアント装置が生成す
るウェブページ(ショッピングカートページ)へ挿入可
能とすることによって、複数のショッピングサイトにま
たがったショッピングカート機能をクライアント上で実
現するようにしている。詳しくは後述するが本実施形態
では、ウェブページからピックアップできる文書単位を
(ショッピングサイトから提供されるウェブページに含
まれる)商品カタログとし、商品カタログ群を取り扱う
ことのできるコンテナ文書およびスタイルシートをクラ
イアント・システム内に用意し、これによって商品を列
挙するウェブページ(ショッピングカートページ)を合
成できるようにしている。さらに詳しくは後述するが本
実施形態では、スタイルシートの中にクライアント側で
実行される(例えば、Javascript、VBSc
ript、AppletあるいはActiveXなどに
よる)プログラムを埋め込み、このプログラムにウェブ
ページに対する何らかのユーザ操作に反応したときにあ
るいはウェブページの表示のときに実行が開始され、各
商品のデータ項目(例えば商品の価格情報等)を参照
し、必要な処理(例えば合計金額の計算あるいは個数の
変更等)を行い、その結果をウェブページの表示に反映
させる(フィードバックする)機能を持たせることによ
り(後述する各機能エンジン)、種々の機能を提供でき
るようにする(なお、スタイルシートは、あらかじめシ
ステム内に用意しておいてもよいし(内蔵スタイル)、
どこかのショッピングサイトから得たものを使ってもよ
い)。
【0150】まず、本実施形態の概要について説明す
る。
【0151】本発明を適用するネットワーク環境の一例
は図1で説明したものと同様である。本実施形態では、
ウェブサーバサイトは電子店舗事業者のショッピングサ
イトであり、ウェブクライアントは電子店舗の顧客とな
るユーザの使用するコンピュータシステムである。
【0152】本実施形態では、顧客のウェブクライアン
ト上に配置されたショッピングカートシステムを中心と
して、個々の独立したショッピングサイトを連携させ
る。
【0153】以下では、クライアント側のシステムを、
「パーソナルショッピングモールシステム」と呼ぶもの
とする。
【0154】このパーソナルショッピングモールシステ
ムは、次の機能を提供する。 (1)任意のショッピングサイトのウェブページすなわ
ちショッピングページ(商品一覧を含むページ)から任
意の商品の商品カタログをピックアップして、ウェブク
ライアント上に配置されたショッピングカートに格納す
る機能 (2)ウェブクライアント上のショッピングカートに格
納された商品カタログ群に関して、ウェブクライアント
上で比較、ソート、合計金額の見積もりなどの処理を行
う機能 (3)ウェブクライアント上のショッピングカートに格
納された商品群を購入するための手続を一括して行うた
めの機能 これにより、任意のショッピングサイトの任意の商品群
に関する商品比較、ソート、合計金額の見積もり、一括
購入等が実現される。
【0155】本実施形態では、ウェブクライアント上で
上記機能を実現するために、ショッピングサイトの提供
するショッピングページには、次のような条件が課せら
れるものとする。 ・ショッピングページの各商品に関して、ウェブクライ
アント上から「商品データ」、「商品の表示スタイル」
を読み取ることができるようになっている。ウェブクラ
イアント上において、商品データに加えて商品の表示ス
タイルを必要とするのは、商品データをショッピングペ
ージ上からピックアップするためのイベントハンドラを
セットするときに、その商品データの表示領域を知る必
要があるからである。 ・商品データには、「価格」および「発注手続き」が含
まれている。
【0156】ショッピングサイトの提供するショッピン
グページに課せられるこのような必要条件を「モール参
加規約」と呼ぶものとする。ショッピングサイト事業者
は、そのショッピングサイトが提供するショッピングペ
ージをモール参加規約に適合させることで、パーソナル
ショッピングモールシステムに利用してもらうことがで
きる。このようなモール参加規約は、上記必要条件を満
たす様々なバージョン(バリエーション)が考えられ
る。
【0157】以下では、本実施形態についてより詳しく
説明する。
【0158】本実施形態のパーソナルショッピングモー
ルシステムでは、モール参加規約を次の内容としてい
る。 (1)各商品カタログの表示部に対してドラッグイベン
トハンドラを用意し、そのハンドラではXML形式の当
該商品データ(部分文書)をクリップボードへコピーす
る処理を入れること。 (2)商品データには「価格」が含まれていること。 (3)商品データには「発注手続き」に関するフォーム
ページへのURLが含まれていること。 上記のモール参加規約では、ショッピングページをXM
LページまたはHTMLページのいずれで提供してもか
まわない。
【0159】XMLページで提供する場合は、例えば、
次のようなページ実装が考えられる。 (1)ショッピングページをXML形式で提供する。 (2)各商品カタログのXML記述には「価格」が含ま
れている。 (3)各商品カタログのXML記述には「発注手続き」
に関するフォームページへのURLが含まれている。 (4)各商品カタログの表示部に対してドラッグイベン
トハンドラを用意し、そのハンドラでは当該商品カタロ
グのXML記述をクリップボードへコピーする処理を入
れる。
【0160】図22に、モール参加規約に則ったショッ
ピングページの一例を示す。
【0161】図22(a)はウェブページのソースの例
であり、この例ではルートタグ<body>から<bo
dy/>までの記述範囲(2901)が、1つの商品カ
タログのソースデータに相当する。商品カタログは、シ
ョッピングページの作者がショッピングページにおいて
独立に取り出されることを意図しているショッピングペ
ージの部分的な情報資源であり、ショッピングページに
おいて1つ以上存在する。
【0162】図22(a)に例示するように、商品デー
タには、著者等の情報(<auther>、<titl
e>、<isbn>)の他に、価格に関する情報(<p
rice price=“yes” unit=“ye
n”>2000</price>)および発注手続に関
する情報(<order href=“./orde
r.cgi?id=111”/>)が含まれている。
【0163】図22(b)は、(a)のショッピングペ
ージを表示した例であり、表示イメージ2902が商品
データ2901の表示領域を表している。
【0164】図22(c)は、商品データ(2901)
の表示部に対するドラッグイベントハンドラを表してい
る。このイベントハンドラは、この表示部に対するドラ
ッグイベントが検出されると、その商品データを出力す
る(当該商品データをクリップボードへコピーする)働
きを行う。このイベントハンドラは、第1の実施形態の
ように「タグ情報」に基づいてショッピングページのデ
ータから該当するものを抽出するものであってもよい
し、あるいはこのイベントハンドラ内に出力すべきデー
タが作り込まれているものであってもよい。
【0165】なお、イベントハンドラが商品データを出
力する代わりに、商品データのURLを出力し、クライ
アント装置がそのURLにページ要求することによっ
て、商品データ取得するように構成することも可能であ
る。
【0166】HTMLページで提供する場合は、例え
ば、次のようなページ構成が考えられる。 (1)ショッピングページをASPなどのサーバスクリ
プトページで記述する。また、そのページには各商品に
関するXMLデータが含まれている。 (2)各商品のXMLデータには「価格」が含まれてい
る。 (3)各商品のXMLデータには「発注手続き」に関す
るフォームページへのURLが含まれている。 (4)ASP内のスクリプトでは、ページ内のXMLデ
ータをHTMLに変換する。この変換ルールは、XSL
として記述することも可能である。 (5)この際、各商品表示部に対して、当該XMLデー
タをクリップボードへコピーするドラッグイベントハン
ドラを順にセットする。XMLデータは、ハンドラプロ
グラム内において、文字列定数として展開されて埋め込
まれている。
【0167】本実施形態で例示するパーソナルショッピ
ングモールシステムの主な機能は、以下のようである。 (1)モール参加規約に則った任意のショッピングサイ
トから任意の商品カタログを、システム内に用意された
ショッピングカートに、ドラッグアンドドロップするこ
とにより、その商品カタログを(ページ部品にして)取
り込むことができる。 (2)システムが生成したショッピングカートページ内
で、システム内に取り込まれた商品カタログ群に関し
て、次の処理を実行できる。 ・比較 ・合計金額見積もり ・個数設定 ・一括発注 図23に、本実施形態のクライアント装置(計算機)上
で実現されるパーソナルショッピングモールシステムの
全体構成例を示す(なお、サーバ装置も図示してい
る)。
【0168】顧客のウェブクライアント上に設置された
パーソナルショッピングモールシステム3001は、所
望のショッピングサイトに配置されているウェブサーバ
3000と、HTTPを介して接続可能であり、モール
参加規約則った所望のショッピングページ3820を取
得することができる。なお、第1の実施形態と同様、ペ
ージ受信モジュール280およびまたはページ発信モジ
ュール282を備えてもよい。
【0169】パーソナルショッピングモールシステム3
001は、大きく分けて、ショッピングサイトブラウザ
3100と、ショッピングカートブラウザ3200から
構成されている。
【0170】ショッピングサイトブラウザ3100は、
外部サイトの複数のショッピングサイトを切り替え表示
する機能を持っている。
【0171】ショッピングカートブラウザ3200は、
ショッピングサイトブラウザ3100にて表示されたシ
ョッピングページの中からユーザが選択した商品カタロ
グをショッピングカートページ(3824)に列挙表示
するとともに、さまざまなショッピングカート的な機能
を提供する。
【0172】本システムの基本的な利用方法としては、
任意の外部のショッピングサイトをショッピングサイト
ブラウザ3100上で開き、そのページ上の任意の商品
をドラッグアンドドロップ操作3800を用いてショッ
ピングカートブラウザ3200上へピックアップするこ
とを想定している。
【0173】図24に、この商品カタログ選択時(ドラ
ッグアンドドロップ操作時)の処理の流れの概要を示
す。すなわち、ユーザから要求があった場合には、該当
するサーバにアクセスしてショッピングページをダウン
ロードし(手順2401)、ダウンロードされたウェブ
ページを解釈して、該ウェブページをCRT等の表示装
置に表示する(手順2402)。なお、既にダウンロー
ドされ保持されているショッピングページが要求された
場合には、ダウンロードせずに、保持されているショッ
ピングページを表示してもよいが、保持してから一定時
間以上経過しているページは(更新されている可能性が
あるので)これを再度ダウンロードするように構成する
と好ましい。また、ウェブページとして記録媒体により
取得したもの(例えば、電子店舗事業者より郵送されて
きたもの)を併用することも可能である。さらに、第1
の実施形態と同様に、ウェブページを表示する際には、
商品カタログについては、それがページ部品にできるこ
とをユーザに分かるように表示等してもよい。次に、ユ
ーザ操作によりドラッグされた商品カタログを抽出しこ
れをページ部品にして(手順2403)、ユーザ操作に
よりドロップされたショッピングカートページに挿入し
(手順2404)、ショッピングカートページを(再)
表示する(手順2405)。
【0174】以下、それぞれの機能およびシステム構成
について説明する。
【0175】ショッピングサイトブラウザ3100は、
複数のショッピングサイトを表示することができ、また
ブラウザ内でのドラッグ操作によって各商品をピックア
ップすることができる。本例では、この商品のピックア
ップ機能は、各ショッピングサイトが用意するウェブペ
ージに任せているため、ショッピングサイトブラウザ3
100はピックアップに関知しないで済む。
【0176】さて、対象とするショッピングサイトは、
一般的なウェブブラウザのようにURLを直接入力した
り、ハイパーリンクをたどることにより訪問することが
できるのに加え、ショッピングページデータベース31
01から選択することによって訪問することもできる。
また、複数のショッピングサイトを選択した場合は、そ
れらのサイトは同時に開かれタブなどによって切り替え
ることができる。また、立ち寄ったショッピングサイト
のURLは、自動または指定によって、ショッピングペ
ージデータベース3101に登録することができる。ま
た、データベース内において、それらURLのグループ
化やカテゴリやグルーピングなどの整理をすることによ
り、ショッピングページやサイト同士を関連付けること
ができる。データベース登録されたショッピングサイト
は、次回からは選択するだけで訪問することができるの
に加え、関連付けられたショッピングサイト群は、その
グループ名を選択するだけで同時に開くことができる。
このショッピングサイト同士を関連付ける機能を利用す
ることにより、ユーザが好むショッピングサイトの組み
合わせのショッピングモールを仮想的に無限のパターン
数で作ることができる。
【0177】ショッピングカートブラウザ3200は、
システムに内蔵された、ショッピングカートXSLモジ
ュール3210と、ショッピングカートXMLモジュー
ル3220を含んで構成される。また、後述する読込保
存モジュール3230を更に含んで構成されるようにし
てもよい。
【0178】ショッピングカートXSLモジュール32
10は、商品発注エンジン3211、合計金額見積もり
エンジン3212、商品ソートエンジン3213、ペー
ジ部品挿入エンジン3214、商品並べ替えエンジン3
215、商品個数変更エンジン3216の6つの機能モ
ジュールによって、ショッピングカートブラウザの各機
能を提供する。なお、これらのエンジンは、XSLの出
力(フォーマティングオブジェクト)となるHTMLに
付属するクライアント側プログラム(例えば、Java
script、VBScript、Applet、Ac
tiveXなど)として実装される。
【0179】ショッピングカートXMLモジュール32
20は、現在システムが格納している各商品カタログに
対応する商品データの集合およびその順序を管理してお
り、ショッピングカートXSLモジュール3210に含
まれる各機能モジュールの共有データとなっている。
【0180】ショッピングカートブラウザ3200は、
ショッピングサイトブラウザ3100からドロップされ
た商品データ3822をショッピングカートページ(3
824)上で一覧表示するとともに、例えば、比較、合
計金額見積もり、個数設定、一括発注などのさまざまな
ショッピングカート的機能を提供する。これらの機能
は、ショッピングカートページ上に配置されたボタンな
どのWidgetを操作することによって利用すること
ができる。
【0181】具体的には、例えば、商品データ3822
をショッピングカートブラウザ3200にドロップする
と、ページ部品挿入エンジン3214がドロップ位置を
検出し、ショッピングカートXMLモジュール3220
の適切な位置に当該商品データ3822を挿入し、ショ
ッピングカートブラウザ3200のショッピングカート
ページ(3824)を再表示する。このとき、合計金額
見積もりエンジン3212が自動的に合計金額を計算し
直す。また、ユーザ操作3801に応じて商品のソート
や商品個数の変更を行うことができる。これらの機能
は、商品ソートエンジン3213および商品個数変更エ
ンジン3216によって実行される。また、購入ボタン
を押すなどのユーザ操作3801に応じてそれぞれの商
品に対するフォームページである、発注書3900を各
ウェブサーバに対してポストする。この機能は、商品発
注エンジン3211によって実行される。
【0182】また、オプションとして読込保存モジュー
ル3230が組み込まれている場合は、上述のショッピ
ングの作業の状態をファイルとして保存することによ
り、作業の中断・再開ができる。なお、詳細について
は、後述する。
【0183】次に、ショッピングサイトブラウザ310
0についてより詳しく説明する。
【0184】ショッピングサイトブラウザ3100は、
内部にショッピングページデータベース3101を持っ
ているだけの単純な構造である。そこで、ここでは、シ
ョッピングページデータベースの機能を具体的に説明す
る。実装は一般的なDBMSと同じでよい。
【0185】ショッピングページデータベース3101
は、ショッピングサイトやページのURLを木構造で管
理するデータベースである。
【0186】図25に、ショッピングページデータベー
ス3101に登録されたURLの一例を示す。「データ
ベースのコンテンツ」のうち、ハッチングで示したノー
ドは、URLが保持するノード(これをブックマークと
呼ぶ)であり、木構造の葉でなければならない。その他
のノードは、それらブックマークをグループ化するため
のノード(これをフォルダと呼ぶ)であり、ブックマー
クおよびフォルダを子ノードを持つことができる。
【0187】ショッピングページデータベース3101
は、ユーザのコマンドにより、URLを任意のフォルダ
に登録することができる。また、自動登録モードをオン
にしておくと、ユーザの明示的なコマンドなしで、訪問
したURL(あるいは商品の操作を行ったURL)の履
歴を特定フォルダに自動的に登録することができる。ま
た、ユーザの構成編集系コマンド群によって、フォルダ
を新規作成したり、各ノードを、移動、コピー、削除す
ることができる。
【0188】また、ショッピングサイトブラウザ310
0でショッピングサイトを閲覧する際は、ショッピング
ページデータベース3101から任意のノードを選択し
て開くことができる。対象とするノードがブックマーク
であれば、1箇所のウェブページだけが開かれるが、フ
ォルダである場合、子孫のすべてのブックマークのウェ
ブページが同時にブラウザ上に開かれ、それらはタブな
どによって任意の順序で切り替えることができる。
【0189】次に、ショッピングカートブラウザ320
0についてより詳しく説明する。
【0190】ショッピングカートブラウザ3200は、
システムに内蔵された、ショッピングカートXSLモジ
ュール3210と、ショッピングカートXMLモジュー
ル3220から構成される。
【0191】ショッピングカートブラウザ3200が提
供する機能モジュールは、ショッピングカートXSLモ
ジュール3210内にあり、ショッピングカートXML
モジュール3220は、それら機能モジュールの共有デ
ータとしての位置付けを果たしている。そこで、ここで
は、ショッピングカートXSLモジュール3210に含
まれる、商品発注エンジン3211、合計金額見積もり
エンジン3212、商品ソートエンジン3213、ペー
ジ部品挿入エンジン3214、商品並べ替えエンジン3
215、商品個数変更エンジン3216の6つの機能モ
ジュール別に、それらの機能とアルゴリズムについて説
明する。
【0192】まず、ページ部品挿入エンジン3214に
ついて説明する。
【0193】図26に、ページ部品挿入エンジン321
4の構成例を示す。図26に示されるように、ページ部
品挿入エンジン3214は、ドロップイベント監視プロ
グラム32141、ルートノード特定プログラム321
42、商品カタログ挿入プログラム32143、ウェブ
ページ再表示プログラム32144から構成されてい
る。これらの機能により、ショッピングサイトブラウザ
3100からのドロップによって、ユーザが希望する位
置へ当該商品カタログが挿入される。
【0194】図27に、この場合の処理の一例を示す。
以下、このアルゴリズム例を順に説明する。
【0195】手順2701において、ドロップイベント
監視プログラム32141は、XSL処理後のショッピ
ングカートHTML(3824)内において、それぞれ
の商品カタログおよびbodyタグに対してドロップイ
ベントハンドラが埋め込まれている。もし新規の商品カ
タログがドロップされた場合、そのドロップされた場所
に存在する商品カタログのドロップイベントハンドラが
起動されるか、そのドロップされた場所に商品カタログ
が存在しない場合は、bodyタグに埋め込まれたドロ
ップイベントハンドラが起動される。前者のドロップイ
ベントハンドラを「位置指定型ドロップイベントハンド
ラ」、後者のドロップイベントハンドラを「デフォルト
ドロップイベントハンドラ」と呼ぶものとする。位置指
定型ドロップイベントハンドラが起動された場合は、手
順2702へ進み、デフォルトドロップイベントハンド
ラが起動された場合は、手順2704へ進む。
【0196】手順2702において、位置指定型ドロッ
プイベントハンドラは、イベント発生源のHTMLから
それに該当するXMLの文書領域のルートノードをショ
ッピングカートXMLモジュール3220から特定す
る。特定の方法の一つとしては、表示に際してXMLか
らHTMLへ変換するときに、各商品カタログのXML
文書のルートノードおよび変換後のHTMLのルートノ
ードにユニークな値のID属性を付けておき、特定する
ときはそのID属性値を元にサーチするという方法があ
る。
【0197】手順2703において、特定されたイベン
ト発生源のXMLルートノードの1つ上の兄となる位置
に、ドロップされた商品カタログのXML文書を挿入す
る。
【0198】手順2704において、ショッピングカー
トXMLモジュール3220のうち、商品カタログ群を
挿入するノード位置はあらかじめシステム内で決められ
ている。デフォルトドロップイベントハンドラは、その
位置に対して、ドロップされた商品カタログのXML文
書を挿入する。
【0199】手順2705において、ショッピングカー
トXMLモジュール3220が更新されたので、それに
対してショッピングカートXSLモジュール3210を
適用して、ウェブページを再表示する。
【0200】次に、商品並べ替えエンジン3215につ
いて説明する。
【0201】図28に、商品並べ替えエンジン3215
の構成例を示す。図28に示されるように、商品並べ替
えエンジン3215は、大きく、ドラッグ処理プログラ
ム3218、ドロップ処理プログラム3219から構成
される。また、ドラッグ処理プログラム3218は、ド
ラッグイベント監視プログラム32181、ドラッグ実
行処理プログラム32182から構成されており、ドロ
ップ処理プログラム3219は、ドロップイベント監視
プログラム32191、ルートノード特定プログラム3
2192、商品カタログ挿入プログラム32193、ウ
ェブページ再表示プログラム32194から構成されて
いる。これらの機能により、ショッピングカートブラウ
ザ3200内でのドラッグアンドドロップによって、商
品カタログの順序を並べ替えることができる。
【0202】まず、図29に、ドラック時の処理の一例
を示す。
【0203】手順3901において、ドラッグイベント
監視プログラム32181は、XSL処理後のショッピ
ングカートHTML(3824)内において、商品カタ
ログごとにドロップイベントハンドラとして埋め込まれ
ている。もしショッピングカート内の商品カタログのい
ずれかがドラッグされた場合、その商品カタログに割り
当てられていたドロップイベントハンドラが起動され
る。
【0204】手順3902において、ドロップイベント
ハンドラでは、ドラッグ処理を実行するが、これがドラ
ッグ処理実行プログラム32182にあたる。ドラッグ
処理実行プログラム32182は、イベント発生源のH
TMLからそれに該当するXMLの文書領域のルートノ
ードをショッピングカートXMLモジュール3220か
ら特定する。特定の方法の一つとしては、表示に際して
XMLからHTMLへ変換するときに、各商品カタログ
のXML文書のルートノードおよび変換後のHTMLの
ルートノードにユニークな値のID属性を付けておき、
特定するときはそのID属性値を元にサーチするという
方法がある。また、この特定されたノードに対して特定
の属性(例えば、dragging=“yes”など)
を付けておき(この属性をドラッグ属性と呼ぶものとす
る)、プログラム内部の特定のグローバルなフラグ変数
(例えば、bDragging)をTrueにセットす
る(この変数を並べ替えモードフラグと呼ぶものとす
る)。これらの情報は、ドロップ処理プログラム321
9で利用される。
【0205】次に、図30に、ドロップ時の処理の一例
を示す。この処理例は、ページ部品挿入エンジン321
4による処理例(図27)とほぼ同じであり、異なるの
は手順3913および手順3914での挿入時に、挿入
元となる商品カタログを消去する作業が加わっているだ
けである。実装においてもページ部品挿入エンジン32
14の機構を流用することができる。
【0206】手順3911において、ドロップイベント
監視プログラム32191は、XSL処理後のショッピ
ングカートHTML(3824)内において、それぞれ
の商品カタログおよびbodyタグに対してドロップイ
ベントハンドラが埋め込まれている。もし新規の商品カ
タログがドロップされた場合、そのドロップされた場所
に存在する商品カタログのドロップイベントハンドラが
起動されるか、そのドロップされた場所に商品カタログ
が存在しない場合は、bodyタグに埋め込まれたドロ
ップイベントハンドラが起動される。前者のドロップイ
ベントハンドラを位置指定型ドロップイベントハンド
ラ、後者のドロップイベントハンドラをデフォルトドロ
ップイベントハンドラと呼ぶものとする。位置指定型ド
ロップイベントハンドラが起動された場合は、手順39
12へ進み、デフォルトドロップイベントハンドラが起
動された場合は、手順3914へ進む。
【0207】手順3912において、位置指定型ドロッ
プイベントハンドラは、イベント発生源のHTMLから
それに該当するXMLの文書領域のルートノードをショ
ッピングカートXMLモジュール3220から特定す
る。特定の方法の一つとしては、表示に際してXMLか
らHTMLへ変換するときに、各商品カタログのXML
文書のルートノードおよび変換後のHTMLのルートノ
ードにユニークな値のID属性を付けておき、特定する
ときはそのID属性値を元にサーチするという方法があ
る。
【0208】手順3913において、特定されたイベン
ト発生源のXMLルートノードの1つ上の兄となる位置
に、ドロップされた商品カタログのXML文書を挿入す
る。このとき、ドラッグ処理プログラム3218によっ
てセットされる並べ替えモードフラグがTrueなら
ば、ドラッグ属性の付いているノードを探し、そのノー
ド以下を消去する。
【0209】手順3914において、ショッピングカー
トXMLモジュール3220のうち、商品カタログ群を
挿入するノード位置はあらかじめシステム内で決められ
ている。デフォルトドロップイベントハンドラは、その
位置に対して、ドロップされた商品カタログのXML文
書を挿入する。このとき、ドラッグ処理プログラム32
18によってセットされる並べ替えモードフラグがTr
ueならば、ドラッグ属性の付いているノードを探し、
そのノード以下を消去する。
【0210】手順3915において、ショッピングカー
トXMLモジュール3220が更新されたので、それに
対してショッピングカートXSLモジュール3210を
適用して、ウェブページを再表示する。
【0211】次に、商品個数変更エンジン3216につ
いて説明する。
【0212】商品個数変更エンジン3216は、ショッ
ピングカート上の各商品に関して発注する個数を変更す
る機能を提供する。これを実現するためには、モール参
加規約に、次のルールを追加する。・発注手続きのUR
Lに関して、個数を指定する特定のパラメータ記述をサ
ポートすること。
【0213】具体的には、ある商品に関する発注URL
が“http://www.hoge.com/ord
er.cgi?id=111”であるとして、2個発注
する場合は、“http://www.hoge.co
m/order.cgi?id=111&num=2”
とするなどのルールである。ここでは、モール参加規約
は、“num=”で商品発注個数を記述するというルー
ルを追加採用するものとする。
【0214】商品個数変更エンジン3216は、Jav
ascriptやVBScriptなどのDOMをアク
セスできるクライアントサイドプログラムで実装するの
が最も簡単である。ここでは、そのようなプログラムシ
ステムで実装する。
【0215】商品個数変更エンジン3216は、2つの
処理に分かれる。
【0216】一つは、ショッピングサイトブラウザ31
00からショッピングカートブラウザ3200にドロッ
プされたときの処理である。ドロップするときにはまだ
発注個数は決定していないので、商品記述のXMLには
個数に関する記述が含まれていない。したがって、商品
カタログのXMLの中に、<number>1</nu
mber>という文書を挿入する。
【0217】次は、個数変更の処理である。個数変更
は、ウェブページ上のテキストボックスに対するユーザ
書き込みによって行われる。テキストボックスの値が変
化すると、個数変更の処理プログラムが起動される。こ
の処理プログラムは、テキストボックスの値を読み取
り、ショッピングカートXMLモジュール3220内の
該当する個数記述(number要素)を特定して要素
値を変更する。ただし、該当するXMLの個数記述を特
定する方法は、ページ部品挿入エンジン3214と同じ
方法(IDによってサーチする方法)を使う。
【0218】次に、合計金額見積もりエンジン3212
について説明する。
【0219】合計金額見積もりエンジン3212は、J
avascriptやVBScriptなどのDOMを
アクセスできるクライアントサイドプログラムで実装す
るのが最も簡単である。ここでは、そのようなプログラ
ムシステムで実装する。
【0220】ショッピングカートXMLモジュール32
20は、各商品において価格の情報および発注個数を持
っている。合計金額見積もりエンジン3212は、出力
するHTMLのうち合計金額を表示するテキストボック
スなどのタグを処理するときに、ショッピングカートX
MLモジュール3220の中の各商品の価格と発注個数
を読み取って合計を計算し結果をHTMLの当該タグの
値として書き込むように作られている。したがって、ウ
ェブページを(再)表示する際に実行される。
【0221】ただし、各商品の価格をXMLから取り出
すためには要素名や属性名など何らかの手がかりが必要
であるため、元のショッピングサイト側は、価格のXM
L記述に関するルールにしたがって商品ページを提供し
ていなければならない。
【0222】次に、商品ソートエンジン3213につい
て説明する。
【0223】商品ソートエンジン3213は、Java
scriptやVBScriptなどのDOMをアクセ
スできるクライアントサイドプログラムで実装するのが
最も簡単である。ここでは、そのようなプログラムシス
テムで実装する。
【0224】ショッピングカートXMLモジュール32
20は、各商品において、さまざまなパラメータを持っ
ている。商品ソートエンジン3213は、各商品に含ま
れる項目をすべて取り出して、任意の項目でソートでき
るようになっている。商品ソートエンジン3213に
は、ユーザ操作のためのWidgetとして、ソート項
目を選択するセレクタとソートを実行するボタンが用意
されており、処理は大きく二つに分かれる。
【0225】まず、処理の一つは、セレクタで選択でき
る項目を作成である。これは、出力するHTMLのうち
当該セレクタのタグを処理するとき、すなわちウェブペ
ージの(再)表示時に実行され、各商品が持つすべての
要素名をリストアップしてその結果をセレクタに登録す
る。
【0226】もう一つの処理は、ソート自身である。X
SL言語は、ソート命令を持っているので、商品ソート
エンジン3213は、その機能を利用する。具体的に
は、ショッピングカートXSLモジュール3210のX
SLソース内の商品カタログを列挙する命令タグに対し
て、セレクタで現在選択されている項目でソートするよ
うなソート命令を上書きする。すなわち、自己書き換え
を行う。そして、改めてウェブページを再表示する。こ
れにより、ソートされたウェブページが表示される。
【0227】また、商品表示の順序をドラッグアンドド
ロップで並び替えることができるようにしてもよい。こ
の場合には、まず、ユーザにより商品カタログがドラッ
グされると自分自身の内容をクリップボードにコピーす
る、そして、その商品カタログがドロップされるとその
位置にその商品カタログをクリップボードからコピーす
るとともに、元の商品カタログを消す。
【0228】次に、商品発注エンジン3211について
説明する。
【0229】この場合には、ショッピングサイトが提供
する商品カタログ内に購入手続きへの実行エントリポイ
ントが埋め込まれているものとする。
【0230】商品発注エンジン3211は、Javas
criptやVBScriptなどのDOMをアクセス
できるクライアントサイドプログラムで実装するのが最
も簡単である。ここでは、そのようなプログラムシステ
ムで実装する。
【0231】商品発注エンジン3211は、ショッピン
グカートブラウザ3200に含まれる各商品を一括購入
する機能を提供する。具体的には、ショッピングカート
ブラウザ3200で表示されているウェブページの一括
購入に関するボタンを押すと、各商品に関して発注の手
続きが含まれるフォームページを表示しているダイアロ
グボックスがポップアップされる。それらすべてのダイ
アログボックス上でフォームページを送信すると、各商
品がショッピングカート上で指定した個数で発注され
る。
【0232】処理手順は、次のようになる。まず、一括
購入ボタンのクリックイベントを監視し、押された時
に、各商品について、その発注手続き用のURLとその
発注個数を取り出す。続いて、各商品について、取り出
されたURLの末尾に対して、“&num=2”など
(2個の場合)の個数情報を付け加えて、購入手続きを
キックする。そして、取得した当該URLのウェブペー
ジ(フォームページ)を表示するダイアログボックスを
開く。後は、それぞれのフォームページにおいて、ユー
ザが必要事項を入力して手続を行う。
【0233】次に、読込保存モジュール3230につい
て説明する。
【0234】読込保存モジュール3230は、パーソナ
ルショッピングモールで行った作業状況をファイルへ保
存したり、保存されたファイルを読み込んで前回の作業
状況を復活させ、作業の続きを行うことを可能にする。
【0235】保存の方法としては、例えば、ショッピン
グカート単位で保存する方法と、部品単位で保存する方
法の2種類の保存方式があり、それぞれ効果と実装が異
なる。
【0236】まず、ショッピングカート単位で保存・読
込する方法について説明する。この場合、保存する際に
は、ショッピングカートXMLモジュール3220の内
容、およびショッピングサイトブラウザ3100で開い
ているURLのリストを書き出す。逆に、リジュームさ
せる場合は、それらを読み込んで状態へ反映させる。こ
れにより、作業の続きを行うことが可能となる。
【0237】次に、商品単位で保存・読込する方法につ
いて説明する。この場合、保存する際には、ショッピン
グカートXMLモジュール3220の内容を各商品単位
に分解し、指定された商品についてもしくはすべての各
商品について商品情報を書き込む。ただし、商品情報に
は、その商品カタログがもともと掲載されていたウェブ
ページのURL情報が含まれていなければならない。逆
に、リジュームさせる場合は、まずユーザが対象とする
商品情報を複数選択する。選択された商品情報にそれぞ
れを、ショッピングカートXMLモジュール3220に
対して追加する。それと同時に、その商品情報に含まれ
るURLをショッピングサイトブラウザ3100に追加
する。これにより、指定された商品情報のみがショッピ
ングカートブラウザ3200で登録され、またそれらの
商品に関するウェブページのみがショッピングサイトブ
ラウザ3100で開かれる結果となる。
【0238】なお、保存の方法については、例えば、複
数種類備えておき、ユーザが適宜選択して使用可能とし
てもよいし、いずれか1種類のみを備えるようにしても
よい。
【0239】次に、本パーソナルショッピングモールシ
ステムのGUIについて説明する。
【0240】図31に、本パーソナルショッピングモー
ルシステムの実行画面の一例を示す。
【0241】大きく二つのウィンドウがあるが、左側の
ウィンドウ4100がショッピングサイトのウェブペー
ジを表示しているウェブブラウザで、下部には現在同時
に開いているショップを切り替えるためのタブ(410
3〜4106)が付いている。また、右側のウィンドウ
4200が集めてきた商品の一覧(4211〜421
4)を表示しているウェブブラウザである。
【0242】訪れるショッピングサイトは、一般のウェ
ブブラウザと同様URLを入力(4001)することに
よって選択することもできるし、ショッピングページデ
ータベース3101からお気に入りショップとして選択
(4002)することもできる。
【0243】ユーザは、複数のショッピングサイトを回
って、気に入った商品があればその商品カタログ(41
01)を右側のウェブブラウザへドロップする。これに
より、ショッピングカートに登録される。
【0244】この作業を経て集めてきた商品群に対し、
ソート条件の指定(4202)、ソート(4201)、
合計値段見積もり(4003)、個数設定(図示せ
ず)、一括発注(4204)を行うことができる。これ
らは、ショッピングカートページの中に配置されている
widgetを操作することで実行できる。
【0245】個数の表示・設定は、例えば、ショッピン
グカートブラウザのウィンドウ4200のシッピングカ
ートページに表示されている商品カタログの領域内で行
われる。
【0246】なお、ショッピングサイトブラウザのウィ
ンドウ4100の個別のサイトのページで、個別の商品
の発注ボタン4120を押して、個別に発注することも
もちろん可能である。
【0247】以下では、本実施形態の利点について説明
する。
【0248】ショッピングサイトの連携を図る方法の一
つとして、Harringtonの米国特許(USP:
5,895,454)のように構成対象のショッピング
システムのデータベース管理システムを接続する手法が
ある。説明の便宜上、この方法によって実現された統合
システムを「サーバショッピングモールシステム」と呼
ぶものとし、サーバショッピングモールシステムと比較
したパーソナルショッピングモールシステムの優位性に
ついて以下に説明する。
【0249】パーソナルショッピングモールシステム
は、サーバショッピングモールに対して、各ショッピン
グサイトの構築コストに関して次の優位性がある。サー
バショッピングモールシステムの場合、出店するショッ
ピングサイトは、モールシステム用に特別にシステムを
作りこむ必要がある。また、参加先のモールシステムを
変更する際には、ショッピングシステムを構築しなおさ
なければならない。それに対し、パーソナルショッピン
グモールシステムの場合、対象となるショッピングサイ
トは、提供する商品カタログ記述に関してモール参加規
約を遵守するだけでよい(特別なシステムは不要)。
【0250】サーバショッピングモールシステムにおけ
るショッピングサイトの出店構成は、概して固定的であ
る。なぜなら出店構成を変更するためには、システムを
再構築しなければならないからである。その出店構成が
顧客の望むものではなかったとしても、顧客は出店構成
を変更することはできない。それに対しパーソナルショ
ッピングモールシステムの場合、あらかじめ与えられた
出店構成というものはなく、顧客は任意のサイトの商品
を組み合わせることができる。つまり、顧客は好きなシ
ョッピングサイトの商品を組み合わせるショッピングサ
イト先を自由に決められるので、顧客の嗜好性に合わせ
たショッピングサイトの組み合わせ、すなわちマイ商店
街を作ることが可能である。このことは、例えば、契約
などによる取引先に関する制限を持つ企業顧客、ロジス
ティクスや政治的問題などに関して地域的な制約を持っ
た顧客、レアなジャンルの商品を捜し求めているなど対
象商品に制約を持つ顧客などに利益をもたらすことも期
待される。また、中古ショップや「売ります買います」
サイトなど、草の根的なショッピングサイトを束ねるの
にも便利である。また、サーバショッピングモールシス
テムとして構築されたポータルサイトをまたいで、商品
をピックアップすることもできるので、サーバショッピ
ングモールシステムを顧客側で補完する使い方もでき
る。
【0251】なお、第2の実施形態の構成例では、フォ
ームページを取り寄せる際に該当するURLの末尾に対
して“&num=2”などの個数情報を付け加えて購入
手続きをキックしたが、このときには個数情報を付加せ
ず、個数情報はユーザがフォームページで入力するよう
にしてもよい。また、一括購入数量によって単価が変わ
る商品を扱う場合、例えば、商品カタログの中に、一括
購入数量と単価の関係または一括購入数量と総額の関係
を記述することを規約に含めるようにしてもよいし、あ
るいは一括購入数量毎に商品カタログを用意するように
してもよい。また、第1の実施形態のように、スタイル
を適宜設定あるいは選択可能としてもよい。また、商品
売買を例にとったが、もちろんホテルの部屋あるいは電
車の座席の予約等、種々の契約についても適用可能であ
る。
【0252】さらに、第1の実施形態において第2の実
施形態におけるページ部品抽出方法を用いる異も可能で
あり、第2の実施形態において第1の実施形態における
ページ部品抽出方法を用いる異も可能である。
【0253】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0254】
【発明の効果】本発明によれば、エンドユーザは、汎用
的な手続きによって、任意のウェブサイトの独立可能部
分同士を組み合わせて、新しいページを作成することが
できる。また、本発明によれば、ウェブページの提供側
に対して強い制限を与えないで済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するネットワーク環境の一例を示
す図
【図2】本発明の一実施形態に係るシステムの全体構成
例を示す図
【図3】同実施形態のシステムの処理の流れの一例を示
すフローチャート
【図4】ウェブページの一例を示す図
【図5】ページ部品の抽出手順の一例を示すフローチャ
ート
【図6】ページ部品の内容部の作成手順の一例を示すフ
ローチャート
【図7】ページ部品の管理情報部の作成手順の一例を示
すフローチャート
【図8】ページ部品の管理情報部の作成手順の一例を示
すフローチャート
【図9】ページ部品のデータ構造の一例を示す図
【図10】ページ部品の整理手順の一例を示すフローチ
ャート
【図11】一般アプリケーションへの接続手順の一例を
示すフローチャート
【図12】ページ生成手順の一例を示すフローチャート
【図13】実行画面の一例を示す図
【図14】部品単一閲覧画面の一例を示す図
【図15】部品項目表示画面の一例を示す図
【図16】部品項目表示画面の他の例を示す図
【図17】部品項目表示画面のさらに他の例を示す図
【図18】検索用入力画面の一例を示す図
【図19】スタイル選択画面の一例を示す図
【図20】スタイル選択画面の他の例を示す図
【図21】複数のページ部品を含むウェブページの表示
例を示す図
【図22】モール参加規約に則ったウェブページの一例
について説明するための図
【図23】本発明の他の実施形態に係るパーソナルショ
ッピングモールシステムの全体構成例を示す図
【図24】同実施形態のシステムの処理の流れの一例を
示すフローチャート
【図25】ショッピングページデータベースの登録内容
の一例を示す図
【図26】ページ部品挿入エンジンの構成例を示す図
【図27】ページ部品挿入エンジンの処理手順の一例を
示すフローチャート
【図28】商品並べ替えエンジンの構成例を示す図
【図29】ドラッグ処理の手順の一例を示すフローチャ
ート
【図30】ドロップ処理の手順の一例を示すフローチャ
ート
【図31】パーソナルショッピングモールシステムの表
示画面の一例を示す図
【符号の説明】
101…クライアント装置 102…ウェブクライアントサイト 103…コンピュータネットワーク基盤 104〜106…ウェブサーバサイト 107〜109…サーバ装置 201…ウェブページ 205…表示装置 206…アプリケーション 210…第1のソフトウェアプログラム 220…第1のソフトウェアプログラム 211…ページ表示モジュール 212…ページ部品抽出モジュール 213…ページ部品送信モジュール 221…ページ部品受信モジュール 222…ページ部品データベース 223…ページ部品整理モジュール 224…一般アプリ接続モジュール 225…ページ生成モジュール 280…ページ受信モジュール 282…ページ発信モジュール 610…ページ部品内容抽出モジュール 710…ページ部品管理情報生成モジュール 810…ページ部品アプリデータ属性情報生成モジュー
ル 1010…部品項目表示モジュール 1020…部品単一閲覧モジュール 3001…パーソナルショッピングモールシステム 3000…ウェブサーバ 3100…ショッピングサイトブラウザ 3101…ショッピングページデータベース 3200…ショッピングカートブラウザ 3210…ショッピングカートXSLモジュール 3211…商品発注エンジン 3212…合計金額見積もりエンジン 3213…商品ソートエンジン 3214…ページ部品挿入エンジン 3215…商品並べ替えエンジン 3216…商品個数変更エンジン 3218…ドラッグ処理プログラム 3219…ドロップ処理プログラム 3220…ショッピングカートXMLモジュール 3230…読込保存モジュール 32141,32191…ドロップイベント監視プログ
ラム 32142,32192…ルートノード特定プログラム 32143,32193…商品カタログ挿入プログラム 32144,32194…ウェブページ再表示プログラ
ム 32181…ドラッグイベント監視プログラム 32182…ドラッグ実行処理プログラム

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望のウェブサーバから取得された所望の
    ウェブページについて、該ウェブページのデータ内に含
    まれる、該ウェブページから切り出して該ウェブページ
    のその他の部分とは独立に処理可能なように記述された
    独立可能部分を特定するタグ情報を抽出し、 このウェブページに含まれる独立可能部分がユーザ指定
    されたことが、抽出された前記タグ情報に基づいて検出
    された場合、該ユーザ指定された独立可能部分の内容を
    含むページ部品を生成し、 生成された前記ページ部品を記憶し、 1または複数のウェブサーバから取得された複数のウェ
    ブページの各々から生成された複数のページ部品に対応
    する独立可能部分を含む新たなウェブページを生成する
    ことを特徴とするウェブページ部品統合処理方法。
  2. 【請求項2】前記新たなウェブページのスタイルとし
    て、該新たなウェブページに含ませたいずれの独立可能
    部分が元々含まれていたウェブページのスタイルを用い
    るか、または新たに定義されたスタイルを用いるかを、
    ユーザ選択に基づいて決定することを特徴とする請求項
    1に記載のウェブページ部品統合処理方法。
  3. 【請求項3】前記独立可能部分に対するユーザ指定を受
    け付けるにあたって、対象となる前記ウェブページを、
    抽出された前記タグ情報に基づいて前記独立可能部分が
    ユーザに識別可能なように表示することを特徴とする請
    求項1に記載のウェブページ部品統合処理方法。
  4. 【請求項4】前記ページ部品は、少なくとも、対応する
    前記独立可能部分の内容と、該独立可能部分が含まれて
    いたウェブページから全ての独立可能部分を取り除いた
    残りの部分の内容と、該独立可能部分が該ウェブページ
    において含まれていた位置に関する情報とを含むことを
    特徴とする請求項1に記載のウェブページ部品統合処理
    方法。
  5. 【請求項5】前記独立可能部分のデータ内に、該独立可
    能部分に関連するアプリケーションプログラムに共する
    データの所在を示す情報、該データのタイプを示す情報
    および必要な場合における該データのダウンロードに関
    する手続を含むアプリデータ属性情報が含まれている場
    合、該アプリデータ属性情報を前記ページ部品に含めて
    記憶することを特徴とする請求項1に記載のウェブペー
    ジ部品統合処理方法。
  6. 【請求項6】所望のウェブサーバから取得された所望の
    ウェブページについて、該ウェブページのデータ内に含
    まれる、該ウェブページから切り出して該ウェブページ
    のその他の部分とは独立に処理可能なように記述された
    独立可能部分を特定するタグ情報を抽出させ、 このウェブページに含まれる独立可能部分がユーザ指定
    されたことが、抽出された前記タグ情報に基づいて検出
    された場合、該ユーザ指定された独立可能部分の内容を
    含むページ部品を生成させ、 生成された前記ページ部品を記憶させ、 1または複数のウェブサーバから取得された複数のウェ
    ブページの各々から生成された複数のページ部品に対応
    する独立可能部分を含む新たなウェブページを生成させ
    るためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能
    な記録媒体。
  7. 【請求項7】所望のウェブサーバから取得された所望の
    ウェブページについて、該ウェブページに含まれる予め
    定められた一纏まりの内容の部分に対するユーザ指定が
    なされたことが検出された場合、該一纏まりの内容の部
    分に対応するページ部品を生成するためのページ部品生
    成手段と、 生成された前記ページ部品を記憶するための記憶手段
    と、 複数の前記ページ部品を元にした新たなウェブページを
    生成するためのウェブページ生成手段とを備えたことを
    特徴とするクライアント装置。
  8. 【請求項8】前記ウェブページはそのデータの中に前記
    予め定められた一纏まりの内容の部分に対応するデータ
    を特定するタグ情報が記述されて前記ウェブサーバから
    送信されるものであり、 前記ページ部品生成手段は、前記タグ情報に基づいて前
    記ウェブページのデータの中からユーザ指定された前記
    一纏まりの内容の部分に対応するデータを取り出し、該
    データをもとに前記ページ部品を生成することを特徴と
    する請求項7に記載のクライアント装置。
  9. 【請求項9】前記ウェブページは前記予め定められた一
    纏まりの内容の部分に対するユーザ指定がなされたこと
    が検出されたときに該一纏まりの内容の部分に対応する
    データを出力するプログラムが付加されて前記ウェブサ
    ーバから送信されるものであり、 前記ページ部品生成手段は、前記プログラムの動作によ
    って出力された前記データをもとに前記ページ部品を生
    成することを特徴とする請求項7に記載のクライアント
    装置。
  10. 【請求項10】前記ウェブサーバはショッピングサイト
    のウェブサーバであり、 前記ウェブページは前記ショッピングサイトのウェブサ
    ーバから取得されたショッピングページであり、 前記予め定められた一纏まりの内容の部分は前記ショッ
    ピングページに含まれる各々の商品カタログの部分であ
    り、 前記新たなウェブページは複数のショッピングサイトの
    ウェブサーバから取得された各々のショッピングページ
    から選択された個々の商品カタログに対応するページ部
    品を元にして生成されたショッピングカートページであ
    ることを特徴とする請求項7に記載のクライアント装
    置。
  11. 【請求項11】前記新たなウェブページを発信するため
    のウェブページ発信手段を更に備えたことを特徴とする
    請求項7に記載のクライアント装置。
  12. 【請求項12】生成された前記新たなウェブページ内
    で、複数の前記ページ部品に含まれるデータに対し処理
    を行う手段を更に備えたことを特徴とする請求項7に記
    載のクライアント装置。
  13. 【請求項13】生成された前記新たなウェブページ単位
    もしくは前記ページ部品単位で、該新たなウェブページ
    もしくは該ページ部品に対して行われた操作を保存する
    手段を更に備えたことを特徴とする請求項7に記載のク
    ライアント装置。
  14. 【請求項14】所望のウェブサーバから取得された所望
    のウェブページについて、該ウェブページに含まれる予
    め定められた一纏まりの内容の部分に対するユーザ指定
    がなされたことが検出された場合、該一纏まりの内容の
    部分に対応するページ部品を生成させ、 生成された前記ページ部品を記憶させ、 複数の前記ページ部品を元にした新たなウェブページを
    生成させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
    取り可能な記録媒体。
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