JP2008070949A - ウェブページ生成システム、ウェブページ生成装置、およびウェブページ生成方法 - Google Patents

ウェブページ生成システム、ウェブページ生成装置、およびウェブページ生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アクセスの集中に対応可能な処理能力を確保しつつ無駄なコストを削減すること。
【解決手段】記憶部103は、ウェブページの生成に使用されるテンプレートやモジュールをキャッシュする。Mキャッシュ検索部104は、テンプレートに対して組み込むモジュールを記憶部103から検索し、このモジュールがキャッシュされていればモジュールをページ生成部108へ出力し、キャッシュされていなければその旨をリクエスト発行部105へ通知する。リクエスト発行部105は、モジュールリクエストをマスタサーバ4へ送信する。情報取得部106は、マスタサーバ4からテンプレートおよびモジュールを受信する。キャッシュ登録部107は、受信されたテンプレートおよびモジュールを記憶部103にキャッシュする。ページ生成部108は、テンプレートおよびモジュールを使用してウェブページを生成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ユーザから要求されるウェブページを生成する第1のサーバと複数の第1のサーバと通信可能な第2のサーバとを備えるウェブページ生成システムおよびウェブページ生成方法に関し、特に、アクセスの集中に対応可能な処理能力を確保しつつ無駄なコストを削減することができるウェブページ生成システムおよびウェブページ生成方法に関する。
一般に、インターネットに接続したクライアント端末などから閲覧されるウェブページは、ウェブサーバで生成されている。ウェブサーバは、クライアント端末からウェブページの閲覧要求を受け取ると、指定されたウェブページを生成し、ページデータをクライアント端末へ配信する。このときウェブサーバは、指定されたウェブページに表示する情報をデータベースなどから取得し、取得した情報をテンプレートに配置してウェブページを生成することになる。
しかし、このようなウェブページ生成処理には比較的時間がかかるため、クライアント端末からの閲覧要求に対して毎回ウェブページ生成処理を行っていては、クライアント端末への応答が遅くなる傾向がある。そこで、ウェブサーバは一度生成したウェブページをキャッシュとして一時的に記憶しておき、同一ページに対する閲覧要求があった時には、キャッシュされたウェブページのページデータをクライアント端末へ送信することが行われている。これにより、一度生成されたウェブページについては、クライアント端末への応答が高速化される。
さらに、例えば特許文献1においては、ウェブページに表示される情報を部分的にキャッシュしておき、同一ページに対する閲覧要求があった時には、キャッシュされた情報と新たに取得された情報とを配置してウェブページを生成することが記載されている。特許文献1に開示された技術によれば、例えば用語検索など表示されるたびに変化する情報を含むウェブページの場合でも、変化のない部分についてはキャッシュされた情報を用いて高速にクライアント端末へウェブページを提供することができ、ウェブサーバのメモリ消費量を削減することができる。
特開2004−13345号公報
しかしながら、キャッシュによってメモリ消費量を削減しても、ウェブページへのアクセスは時間的に偏向することがあるため、アクセスのピークにも耐え得るように大容量のメモリをウェブサーバに搭載したり、ウェブサーバを増設したりする必要が生じ、通常時にはオーバースペックとなって無駄なコストが発生するという問題がある。
すなわち、例えば台風の接近時には、天気予報のサイトや公共交通機関の運行情報のサイトなどのウェブページにアクセスが集中することがある。また、イベント関連の情報を提供するサイトのウェブページには、実際のイベント開催前後にアクセスが集中すると考えられる。また、1日の時間帯によっても、アクセスがピークとなる時間がサイトごとに異なっている。このようなサイトにおいては、アクセスが集中してもウェブページの提供が可能なように、アクセスのピークを基準としたメモリサイズやウェブサーバ数が決定されるが、アクセスのピーク以外では、メモリやウェブサーバの一部が無駄なリソースとなってしまう。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、アクセスの集中に対応可能な処理能力を確保しつつ無駄なコストを削減することができるウェブページ生成システム、ウェブページ生成装置、ウェブページ生成方法、およびウェブページ生成プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ユーザから要求されるウェブページを生成する第1のサーバと複数の第1のサーバと通信可能な第2のサーバとを備えるウェブページ生成システムであって、前記第1のサーバは、過去に生成されたウェブページについて、このウェブページを構成する部分情報を単位として一時的に記憶する記憶手段と、ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付手段と、ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を前記記憶手段から検索する検索手段と、前記検索手段による検索の結果、必要な部分情報が記憶されていない場合に、この部分情報の生成を前記第2のサーバへ要求する要求手段と、前記検索手段によって検索された部分情報および前記要求手段によって生成が要求された部分情報を用いてウェブページを生成する生成手段とを有し、前記第2のサーバは、前記第1のサーバから要求された部分情報を生成し、生成された部分情報を前記第1のサーバへ提供することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記記憶手段は、前記第2のサーバから提供される部分情報を一時的に記憶することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記記憶手段は、所定期間以上不変の静的部分情報のみを記憶することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記記憶手段は、過去に生成されたウェブページのテンプレートを一時的に記憶することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記生成手段は、ウェブページごとのテンプレートに部分情報を組み込んでウェブページを生成することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第2のサーバは、前記第1のサーバから要求された部分情報と置換可能な部分情報についても同時に生成することを特徴とする。
また、本発明は、ユーザから要求されるウェブページを生成する複数の第1のサーバと複数の第1のサーバと通信可能な第2のサーバとを備えるウェブページ生成システムであって、前記第1のサーバは、過去に生成されたウェブページについて、このウェブページを構成する部分情報を単位として一時的に記憶する記憶手段と、ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付手段と、ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を前記記憶手段から検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された部分情報を用いてウェブページを生成する生成手段と、前記記憶手段における部分情報の記憶状況を前記第2のサーバへ報告する報告手段とを有し、前記第2のサーバは、前記第1のサーバから報告される部分情報の記憶状況を管理する管理テーブルと、前記管理テーブルを参照して1つの第1のサーバから他の第1のサーバへ部分情報を複製するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果に応じて、部分情報の複製指示を少なくとも1つの第1のサーバへ送信する送信手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記報告手段は、前記生成手段による部分情報の使用回数を前記第2のサーバへ報告し、前記判定手段は、前記管理テーブルに記録された使用回数が所定回数に達する部分情報を複製すると判定し、前記送信手段は、前記判定手段による判定の結果、使用回数が所定回数に達した部分情報の複製指示を送信することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記送信手段は、部分情報の複製指示をこの部分情報を記憶していないすべての第1のサーバへ送信することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第1のサーバは、前記第2サーバから送信された複製指示が受信された場合に、この複製指示に係る部分情報を記憶する第1のサーバへ当該部分情報の複製を要求する要求手段をさらに有することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記送信手段は、前記第1のサーバの処理負荷に基づいて複製のスケジュールを調整する調整手段を含むことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記第1のサーバは、前記検索手段による検索の結果、必要な部分情報が記憶されていない場合に、この部分情報を他の第1のサーバと共有することを前記第2のサーバへ依頼する依頼手段をさらに有し、前記判定手段は、前記依頼手段によって共有を依頼された部分情報が少なくとも1つの第1のサーバに記憶されている場合に、この部分情報を複製すると判定し、前記送信手段は、前記依頼手段によって共有を依頼された部分情報の複製指示をこの部分情報の共有を依頼した第1のサーバへ送信することを特徴とする。
また、本発明は、ユーザから要求されるウェブページを生成するウェブページ生成装置であって、過去に生成されたウェブページについて、このウェブページを構成する部分情報を単位として一時的に記憶する記憶手段と、ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付手段と、ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を前記記憶手段から検索する検索手段と、前記検索手段による検索の結果、必要な部分情報が記憶されていない場合に、この部分情報の生成を外部の装置へ要求する要求手段と、前記検索手段によって検索された部分情報および前記要求手段によって生成が要求された部分情報を用いてウェブページを生成する生成手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、ユーザから要求されるウェブページを生成するウェブページ生成装置であって、過去に生成されたウェブページについて、このウェブページを構成する部分情報を単位として一時的に記憶する記憶手段と、ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付手段と、ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を前記記憶手段から検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された部分情報を用いてウェブページを生成する生成手段と、前記記憶手段における部分情報の記憶状況を外部の装置へ報告する報告手段と、前記外部の装置から部分情報の複製指示を受信する受信手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、ユーザから要求されるウェブページを生成する第1のサーバと複数の第1のサーバと通信可能な第2のサーバとを備えるウェブページ生成システムにおけるウェブページ生成方法であって、前記第1のサーバが、ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付工程と、ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を、過去に生成されたウェブページを構成する部分情報を一時的に記憶するメモリから検索する検索工程と、前記検索工程における検索の結果、必要な部分情報が記憶されていない場合に、この部分情報の生成を前記第2のサーバへ要求する要求工程と、前記第2のサーバが、前記第1のサーバから要求された部分情報を生成し、生成された部分情報を前記第1のサーバへ提供する提供工程と、前記第1のサーバが、前記検索工程にて検索された部分情報および前記提供工程にて提供された部分情報を用いてウェブページを生成する生成工程とを有することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記提供工程にて前記第2のサーバから提供される部分情報を前記第1のサーバのメモリに一時的に記憶する記憶工程をさらに有することを特徴とする。
また、本発明は、ユーザから要求されるウェブページを生成する複数の第1のサーバと複数の第1のサーバと通信可能な第2のサーバとを備えるウェブページ生成システムにおけるウェブページ生成方法であって、前記第1のサーバが、ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付工程と、ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を、過去に生成されたウェブページを構成する部分情報を一時的に記憶するメモリから検索する検索工程と、前記検索工程にて検索された部分情報を用いてウェブページを生成する生成工程と、前記メモリにおける部分情報の記憶状況を前記第2のサーバへ報告する報告工程と、前記第2のサーバが、前記第1のサーバから報告される部分情報の記憶状況を管理する管理テーブルを参照して1つの第1のサーバから他の第1のサーバへ部分情報を複製するか否かを判定する判定工程と、前記判定工程における判定の結果に応じて、部分情報の複製指示を少なくとも1つの第1のサーバへ送信する送信工程とを有することを特徴とする。
また、本発明は、ユーザから要求されるウェブページを生成するウェブページ生成方法であって、ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付工程と、ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を、過去に生成されたウェブページを構成する部分情報を一時的に記憶するメモリから検索する検索工程と、前記検索工程における検索の結果、必要な部分情報が記憶されていない場合に、この部分情報の生成を外部の装置へ要求する要求工程と、前記検索工程にて検索された部分情報および前記要求工程にて生成が要求された部分情報を用いてウェブページを生成する生成工程とを有することを特徴とする。
また、本発明は、ユーザから要求されるウェブページを生成するウェブページ生成方法であって、ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付手段と、ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を、過去に生成されたウェブページを構成する部分情報を一時的に記憶するメモリから検索する検索工程と、前記検索工程にて検索された部分情報を用いてウェブページを生成する生成工程と、前記メモリにおける部分情報の記憶状況を外部の装置へ報告する報告工程と、前記外部の装置から部分情報の複製指示を受信する受信工程とを有することを特徴とする。
また、本発明は、ユーザから要求されるウェブページを生成するウェブページ生成プログラムであって、ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付手順と、ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を、過去に生成されたウェブページを構成する部分情報を一時的に記憶するメモリから検索する検索手順と、前記検索手順における検索の結果、必要な部分情報が記憶されていない場合に、この部分情報の生成を外部の装置へ要求する要求手順と、前記検索手順にて検索された部分情報および前記要求手順にて生成が要求された部分情報を用いてウェブページを生成する生成手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、ユーザから要求されるウェブページを生成するウェブページ生成プログラムであって、ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付手順と、ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を、過去に生成されたウェブページを構成する部分情報を一時的に記憶するメモリから検索する検索手順と、前記検索手順にて検索された部分情報を用いてウェブページを生成する生成手順と、前記メモリにおける部分情報の記憶状況を外部の装置へ報告する報告手順と、前記外部の装置から部分情報の複製指示を受信する受信手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、ウェブページを構成する部分情報からウェブページを生成するウェブページ生成装置が一時的に記憶する部分情報を管理する部分情報管理プログラムであって、前記ウェブページ生成装置から報告される部分情報の記憶状況を管理する管理テーブルを参照して1つのウェブページ生成装置から他のウェブページ生成装置へ部分情報を複製するか否かを判定する判定手順と、前記判定手順における判定の結果に応じて、部分情報の複製指示を少なくとも1つのウェブページ生成装置へ送信する送信手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、第1のサーバは、過去に生成されたウェブページについて、このウェブページを構成する部分情報を単位として一時的に記憶し、ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付け、ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を記憶された部分情報から検索し、検索の結果、必要な部分情報が記憶されていない場合に、この部分情報の生成を第2のサーバへ要求し、検索された部分情報および生成が要求された部分情報を用いてウェブページを生成し、第2のサーバは、第1のサーバから要求された部分情報を生成し、生成された部分情報を第1のサーバへ提供する。このため、過去に生成されたウェブページと共通する部分については、第1のサーバに記憶された部分情報を使用してウェブページを生成し、第2のサーバによる部分情報生成の処理負荷を軽減することができる。そして、アクセスのピークに対しては、汎用的な第1のサーバの数のみを調整すれば良く、あるサイトへのアクセスのピークが収束しても、余剰の第1のサーバを他のサイトのウェブページ生成に用いることができ、アクセスの集中に対応可能な処理能力を確保しつつ無駄なコストを削減することができる。
また、本発明によれば、第1のサーバは、第2のサーバから提供される部分情報を一時的に記憶するため、一度ウェブページの生成に使用された部分情報をキャッシュすることになり、繰り返し使用される部分情報を二度目以降は生成する必要がなくなり、第2のサーバの処理負荷を効率的に軽減することができる。
また、本発明によれば、第1のサーバは、所定期間以上不変の静的部分情報のみを記憶するため、頻繁に変化する動的部分情報やユーザ特有の情報を含むパーソナライズ部分情報は毎回生成され、常に最新かつユーザに応じたウェブページを生成することができる。
また、本発明によれば、第1のサーバは、過去に生成されたウェブページのテンプレートを一時的に記憶するため、比較的最近生成されたウェブページのテンプレートを第2のサーバから取得する必要がなく、第2のサーバの処理負荷をさらに軽減することができる。
また、本発明によれば、第1のサーバは、ウェブページごとのテンプレートに部分情報を組み込んでウェブページを生成するため、ウェブページの生成処理が容易となり、第1のサーバの処理負荷を軽減することができる。
また、本発明によれば、第2のサーバは、第1のサーバから要求された部分情報と置換可能な部分情報についても同時に生成するため、例えばサイトの提供者側が閲覧数の増加を促進するためのウェブページへのリンクや広告などを含む置換可能な部分情報については、複数の部分情報がまとめて第1のサーバにキャッシュされ、第1のサーバから第2のサーバへの部分情報生成の要求の回数を減らすことができる。
また、本発明によれば、第1のサーバは、過去に生成されたウェブページについて、このウェブページを構成する部分情報を単位として一時的に記憶し、ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付け、ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を記憶された部分情報から検索し、検索された部分情報を用いてウェブページを生成し、部分情報の記憶状況を第2のサーバへ報告し、第2のサーバは、第1のサーバから報告される部分情報の記憶状況を管理する管理テーブルを参照して1つの第1のサーバから他の第1のサーバへ部分情報を複製するか否かを判定し、判定の結果に応じて、部分情報の複製指示を少なくとも1つの第1のサーバへ送信する。このため、第1のサーバにおける部分情報の記憶状況に応じて、複数の第1のサーバ間で部分情報が複製されるため、部分情報を生成するマスタサーバによる部分情報生成をさらに少なくしてマスタサーバの処理負荷をより軽減することができる。
また、本発明によれば、第1のサーバは、部分情報の使用回数を前記第2のサーバへ報告し、第2のサーバは、管理テーブルに記録された使用回数が所定回数に達する部分情報を複製すると判定し、判定の結果、使用回数が所定回数に達した部分情報の複製指示を送信する。このため、第1のサーバにおけるウェブページの生成に一度も使用されていない部分情報であっても、他の第1のサーバにおける使用頻度が高い部分情報をキャッシュすることができる。
また、本発明によれば、第2のサーバは、部分情報の複製指示をこの部分情報を記憶していないすべての第1のサーバへ送信するため、使用頻度が高い部分情報をすべての第1のサーバにキャッシュすることができる。
また、本発明によれば、第1のサーバは、第2サーバから送信された複製指示が受信された場合に、この複製指示に係る部分情報を記憶する第1のサーバへ当該部分情報の複製を要求する。このため、部分情報の生成をマスタサーバへ要求する場合と同様の処理で部分情報の複製を要求してキャッシュすることができる。
また、本発明によれば、第2のサーバは、第1のサーバの処理負荷に基づいて複製のスケジュールを調整するため、部分情報の複製元および複製先の第1のサーバの処理負荷が過剰になることがなく、確実に必要な部分情報を第1のサーバにキャッシュすることができる。
また、本発明によれば、第1のサーバは、検索の結果、必要な部分情報が記憶されていない場合に、この部分情報を他の第1のサーバと共有することを第2のサーバへ依頼し、第2のサーバは、共有を依頼された部分情報が少なくとも1つの第1のサーバに記憶されている場合に、この部分情報を複製すると判定し、共有を依頼された部分情報の複製指示をこの部分情報の共有を依頼した第1のサーバへ送信する。このため、第1のサーバにおけるウェブページの生成に一度も使用されていない部分情報であっても、他の第1のサーバにおいてキャッシュされている部分情報をキャッシュすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るウェブページ生成システムの全体構成を示す図である。このウェブページ生成システムにおいては、クライアント端末1からウェブページの閲覧要求(以下「ページリクエスト」という)が送信されると、ページリクエストはインターネットなどのネットワーク2を介してロードバランサ3−1またはロードバランサ3−2に受信される。ロードバランサ3−1、3−2への振り分けは、例えばDNS(Domain Name System)ラウンドロビンなどの方法により実行される。
そして、ページリクエストを受信したロードバランサ3−1、3−2は、自装置に接続されている汎用ウェブサーバ100の負荷状況や処理能力などを考慮して、要求されたウェブページを生成する汎用ウェブサーバ100を選定し、選定した汎用ウェブサーバ100へページリクエストを転送する。
汎用ウェブサーバ100は、ページリクエストによって要求されたウェブページの枠組みであるテンプレートがキャッシュされているか否か確認し、キャッシュされていなければ自装置に接続されているマスタサーバ4−1またはマスタサーバ4−2へテンプレートを要求する。そして、汎用ウェブサーバ100は、キャッシュまたはマスタサーバ4−1、4−2から得られたテンプレートに組み込む情報のモジュールがキャッシュされているか否か確認し、キャッシュされていなければマスタサーバ4−1またはマスタサーバ4−2へモジュールを要求する。ここで、モジュールとは、ウェブページの一部分を構成するひとまとまりの情報のことである。具体的には、1つのウェブページは、例えばウェブページのタイトル部分やニュースの見出し部分などの複数のモジュールから構成されている。
汎用ウェブサーバ100は、要求されたウェブページのテンプレートとモジュールが揃うと、ウェブページを生成し、クライアント端末1へページデータを送信する。また、マスタサーバ4−1、4−2から取得したテンプレートおよびモジュールについては、キャッシュしておく。
マスタサーバ4−1、4−2は、汎用ウェブサーバ100からテンプレートを要求するテンプレートリクエストやモジュールを要求するモジュールリクエストを受信すると、要求されたテンプレートやモジュールを返信する。マスタサーバ4−1、4−2は、モジュールリクエストが受信されると、モジュールの生成に必要な情報をアプリケーションサーバ5−1〜5−4から取得した上でモジュールを生成し、汎用ウェブサーバ100へ返信する。
アプリケーションサーバ5−1〜5−4では、モジュール生成に必要な情報が生成される。各々のアプリケーションサーバ5−1〜5−4は、それぞれ異なるアプリケーションによって動作しており、生成されるモジュールに応じて様々な情報を生成する。具体的には、アプリケーションサーバ5−1〜5−4は、例えば比較的長期間変化することがないタイトルなどの静的な情報、頻繁に更新されるニュースなどの動的な情報、およびページリクエスト送信元のクライアント端末1ごとに異なるユーザ特有のパーソナライズされた情報などを生成する。これらのアプリケーションサーバ5−1〜5−4には、図示しないデータベースなどが接続されていても良い。
なお、図1に示すウェブページ生成システムの構成は一例であり、装置の数や接続関係などは図1に示すものに限定されない。ただし、テンプレートやモジュールをキャッシュする汎用ウェブサーバ100は、実際にモジュールを生成するマスタサーバ4−1、4−2とは分離している。
図2は、本実施の形態に係る汎用ウェブサーバ100の内部構成を示すブロック図である。図2に示す汎用ウェブサーバ100は、リクエスト受付部101、テンプレートキャッシュ検索部(以下「Tキャッシュ検索部」と略記する)102、記憶部103、モジュールキャッシュ検索部(以下「Mキャッシュ検索部」と略記する)104、リクエスト発行部105、情報取得部106、キャッシュ登録部107、ページ生成部108、およびページ送信部109を有している。
リクエスト受付部101は、クライアント端末1から送信されたページリクエスト(図2では「ページREQ」と表記)を受け付け、要求されたウェブページの情報をTキャッシュ検索部102へ通知する。
Tキャッシュ検索部102は、要求されたウェブページのテンプレートを記憶部103にキャッシュされたテンプレートから検索し、このテンプレートがキャッシュされていればテンプレートをMキャッシュ検索部104へ出力し、キャッシュされていなければその旨をリクエスト発行部105へ通知する。
記憶部103は、ウェブページの生成に使用されるテンプレートやモジュールをキャッシュとして記憶する。そして、記憶部103は、一定時間使用されないテンプレートやモジュールを削除する。テンプレートやモジュールが削除されるまでの有効時間は、テンプレートやモジュールごとにあらかじめ規定されている。図2には、例として記憶部103がテンプレート01およびモジュール01をキャッシュしている様子を示す。
Mキャッシュ検索部104は、Tキャッシュ検索部104またはページ生成部108から出力されるテンプレートに対して組み込むモジュールを記憶部103にキャッシュされたモジュールから検索し、このモジュールがキャッシュされていればモジュールをページ生成部108へ出力し、キャッシュされていなければその旨をリクエスト発行部105へ通知する。なお、Mキャッシュ検索部104は、テンプレートに組み込むモジュールが複数である場合にも、すべてのモジュールを記憶部103から検索する。
リクエスト発行部105は、Tキャッシュ検索部102からテンプレートがキャッシュされていない旨が通知されると、このテンプレートを要求するテンプレートリクエスト(図2では「テンプレートREQ」と表記)を接続されているマスタサーバ4−1またはマスタサーバ4−2(以下「マスタサーバ4」という)へ送信する。また、リクエスト発行部105は、Mキャッシュ検索部104からモジュールがキャッシュされていない旨が通知されると、このモジュールを要求するモジュールリクエスト(図2では「モジュールREQ」と表記)をマスタサーバ4へ送信する。
情報取得部106は、テンプレートリクエストおよびモジュールリクエストに応じてマスタサーバ4から返信されるテンプレートおよびモジュールを受信し、キャッシュ登録部107およびページ生成部108へ出力する。
キャッシュ登録部107は、情報取得部106から出力されるテンプレートおよびモジュールを記憶部103にキャッシュする。ただし、キャッシュ登録部107は、情報取得部106から出力されたモジュールが頻繁に変化する動的モジュールである場合や、ユーザ特有の情報を含むパーソナライズモジュールである場合には、このモジュールを破棄し、記憶部103にキャッシュしない。換言すれば、キャッシュ登録部107は、所定期間以上変化することがない静的モジュールを記憶部103にキャッシュする。
なお、上述したTキャッシュ検索部102、Mキャッシュ検索部104、およびキャッシュ登録部107は、テンプレートおよびモジュールのキャッシュに関する制御を担うキャッシュ制御部を形成している。
ページ生成部108は、記憶部103にキャッシュされていたか、または情報取得部106によって取得されたテンプレートおよびモジュールを使用して、クライアント端末1から要求されたウェブページを生成する。具体的には、ページ生成部108は、例えば図3に示すように、テンプレート01のそれぞれの枠内にモジュール01などを組み込んでウェブページを生成する。
ページ送信部109は、ページ生成部108によって生成されたウェブページのページデータをネットワーク2経由でクライアント端末1へ送信する。
次いで、上記のように構成された汎用ウェブサーバ100の動作について、図4に示すフロー図を参照しながら説明する。
クライアント端末1から送信されたページリクエストは、ネットワーク2およびロードバランサ3−1、3−2を経由して、汎用ウェブサーバ100のリクエスト受付部101によって受け付けられる(ステップS101)。ページリクエストが受け付けられると、Tキャッシュ検索部102によって、要求されたウェブページのテンプレートが記憶部103にキャッシュされているか検索される(ステップS102)。そして、テンプレートが記憶部103にキャッシュされていれば、このテンプレートが読み出され、Mキャッシュ検索部104へ出力される。
一方、テンプレートが記憶部103にキャッシュされていなければ、その旨がリクエスト発行部105へ通知され、マスタサーバ4からテンプレートが取得される(ステップS103)。すなわち、リクエスト発行部105からマスタサーバ4へテンプレートリクエストが送信され、マスタサーバ4から要求に応じたテンプレートが返信される。返信されたテンプレートは、情報取得部106によって受信され、キャッシュ登録部107およびページ生成部108へ出力される。そして、テンプレートは、キャッシュ登録部107によって記憶部103にキャッシュとして記憶される(ステップS104)。また、ページ生成部108によって、マスタサーバ4から返信されたテンプレートがMキャッシュ検索部104へ出力される。
以上の処理によって、クライアント端末1から要求されたウェブページのテンプレートが記憶部103またはマスタサーバ4から取得され、Mキャッシュ検索部104に入力されたことになる。テンプレートは、ウェブページの枠組みであり、ウェブページ内に配置するモジュールとモジュールを配置する位置との情報が含まれている。そこで、Mキャッシュ検索部104によって、ウェブページを生成するのに必要なモジュールの情報がテンプレートから取得され(ステップS105)、すべてのモジュールについて記憶部103にキャッシュされているか検索される(ステップS106)。そして、必要なモジュールがすべて記憶部103にキャッシュされていれば、これらのモジュールが読み出され、テンプレートともにページ生成部108へ出力される。
一方、記憶部103にキャッシュされていない必要モジュールがあれば、その旨がリクエスト発行部105へ通知され、マスタサーバ4から必要モジュールが取得される(ステップS107)。すなわち、リクエスト発行部105からマスタサーバ4へ必要モジュールを要求するモジュールリクエストが送信され、マスタサーバ4およびアプリケーションサーバ5−1〜5−4によって要求に応じたモジュールが生成されて返信される。
ここで、本実施の形態においては、ウェブページを構成するモジュールを単位として記憶部103にキャッシュされているため、例えば初めて要求されるウェブページであっても、過去に生成されたウェブページと共通するモジュールについては、キャッシュされたモジュールを使用してウェブページを生成することができ、マスタサーバ4によるモジュール生成の処理負荷を軽減することができる。また、テンプレートおよびモジュールをキャッシュする汎用ウェブサーバ100と実際にモジュールを生成するマスタサーバ4とを分離したため、汎用ウェブサーバ100において、ウェブページの種類やサイトに関係なくウェブページを生成することができる。これらのため、汎用ウェブサーバ100の数のみをアクセスのピークに適合させれば、マスタサーバ4は最低限の数だけあれば良い。そして、汎用ウェブサーバ100は、いかなるサイトのウェブページも生成可能であることから、あるサイトのウェブページへのアクセスが減った場合にも、余剰の汎用ウェブサーバ100を他のサイトのウェブページ生成に用いることができ、無駄なコストを削減することができる。
再び図4の説明に戻り、返信された必要モジュールは、情報取得部106によって受信され、キャッシュ登録部107およびページ生成部108へ出力される。そして、必要モジュールとして取得されたモジュールのうち、比較的長期間変化することがない静的モジュールがキャッシュ登録部107によって記憶部103にキャッシュとして記憶される(ステップS108)。このとき、頻繁に変化する動的モジュールやユーザ特有の情報を含むパーソナライズモジュールについては、記憶部103にキャッシュしても次回のウェブページ要求時に使用することができるとは限らないため、キャッシュ登録部107によって破棄される。
以上の処理によって、クライアント端末1から要求されたウェブページのテンプレートおよび必要モジュールが記憶部103またはマスタサーバ4から取得され、ページ生成部108に入力されたことになる。そこで、ページ生成部108によって、テンプレートにモジュールが組み込まれ、ウェブページが生成される(ステップS109)。生成されたウェブページのページデータは、ページ送信部109からページリクエストを発したクライアント端末1へ送信され(ステップS110)、クライアント端末1においてウェブページが表示される。
以上のように、本実施の形態によれば、汎用ウェブサーバがウェブページのテンプレートやウェブページを構成する部分ごとのモジュールをキャッシュし、必要なテンプレートやモジュールがキャッシュされていない場合にのみ、マスタサーバからテンプレートやモジュールを取得する。このため、過去に生成されたウェブページと共通する部分については、汎用ウェブサーバにキャッシュされたモジュールを使用してウェブページを生成し、マスタサーバによるモジュール生成の処理負荷を軽減することができる。そして、アクセスのピークに対しては、汎用ウェブサーバの数のみを調整すれば良く、あるサイトへのアクセスのピークが収束しても、余剰の汎用ウェブサーバを他のサイトのウェブページ生成に用いることができ、アクセスの集中に対応可能な処理能力を確保しつつ無駄なコストを削減することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の特徴は、複数の汎用ウェブサーバにキャッシュされているモジュールの情報をモジュール管理サーバにおいて管理しておき、ウェブページの生成に使用される回数が多いモジュールについては、すべての汎用ウェブサーバに複製しておく点である。
図5は、本実施の形態に係るウェブページ生成システムの全体構成を示す図である。同図において、図1と同じ部分には同じ符号を付す。このウェブページ生成システムにおいては、汎用ウェブサーバ100にキャッシュされたモジュールの情報が逐一汎用ウェブサーバ100からモジュール管理サーバ200へ報告され、ウェブページの生成の際の使用頻度が高いモジュールの複製が、このモジュールをキャッシュしていない汎用ウェブサーバ100へ指示される。これにより、複数の汎用ウェブサーバ100が設置される場合に、使用頻度が高いモジュールをすべての汎用ウェブサーバ100がキャッシュすることになり、マスタサーバ4−1、4−2の処理負荷をさらに軽減することができる。
図6は、本実施の形態に係る汎用ウェブサーバ100の内部構成を示すブロック図である。同図において、図2と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図6に示す汎用ウェブサーバ100は、リクエスト受付部101a、Tキャッシュ検索部102、記憶部103、Mキャッシュ検索部104、リクエスト発行部105a、情報取得部106、キャッシュ登録部107、ページ生成部108、ページ送信部109、キャッシュ内容報告部301、複製指示受信部302、およびキャッシュ複製部303を有している。
リクエスト受付部101aは、クライアント端末1から送信されたページリクエスト(図6では「ページREQ」と表記)を受け付け、要求されたウェブページの情報をTキャッシュ検索部102へ通知する。また、リクエスト受付部101aは、他の汎用ウェブサーバ100から送信されたモジュールリクエスト(図6では「モジュールREQ」と表記)を受け付け、要求されたモジュールの情報をキャッシュ複製部303へ通知する。
リクエスト発行部105aは、Tキャッシュ検索部102からテンプレートがキャッシュされていない旨が通知されると、このテンプレートを要求するテンプレートリクエスト(図6では「テンプレートREQ」と表記)をマスタサーバ4へ送信する。また、リクエスト発行部105aは、Mキャッシュ検索部104からモジュールがキャッシュされていない旨が通知されると、このモジュールを要求するモジュールリクエスト(図6では「モジュールREQ」と表記)をマスタサーバ4へ送信する。さらに、リクエスト発行部105aは、複製指示受信部302から他の汎用ウェブサーバ100にキャッシュされたモジュールを複製する旨が通知されると、このモジュールを要求するモジュールリクエストを他の汎用ウェブサーバ100へ送信する。
キャッシュ内容報告部301は、キャッシュ登録部107によって記憶部103に新たなモジュールがキャッシュされると、キャッシュされたモジュールをモジュール管理サーバ200へ報告する。また、キャッシュ内容報告部301は、Mキャッシュ検索部によってキャッシュされたモジュールが検索され、ウェブページの生成に用いられると、使用されたモジュールをモジュール管理サーバ200へ報告する。
複製指示受信部302は、他の汎用ウェブサーバ100にキャッシュされたモジュールの複製を指示する複製指示をモジュール管理サーバ200から受信し、その旨をリクエスト発行部105aへ通知する。
キャッシュ複製部303は、他の汎用ウェブサーバ100からのモジュールリクエストがリクエスト受付部101aによって受け付けられると、要求されたモジュールを記憶部103から読み出して複製し、複製したモジュールを要求元の他の汎用ウェブサーバ100へ送信する。
図7は、本実施の形態に係るモジュール管理サーバ200の要部構成を示すブロック図である。図7に示すモジュール管理サーバ200は、キャッシュ内容受信部201、管理テーブル202、使用回数判定部203、スケジュール調整部204、および複製指示送信部205を有している。
キャッシュ内容受信部201は、汎用ウェブサーバ100それぞれからモジュールのキャッシュ状況やキャッシュされたモジュールの使用状況などを受信し、管理テーブル202を更新する。
管理テーブル202は、モジュールごとにどの汎用ウェブサーバ100にキャッシュされているかを記憶するとともに、それぞれのモジュールがウェブページ生成に使用された使用回数を記憶する。具体的には、管理テーブル202は、例えば図8に示すような形式となっている。すなわち、各モジュールの識別記号などにそれぞれのモジュールが汎用ウェブサーバ100にキャッシュとして登録された登録時刻、ウェブページ生成に使用された最新使用時刻、キャッシュとして記憶される残り有効時間、および使用回数が対応付けて記憶されている。
図8に示す管理テーブル202においては、例えばモジュール01は、サーバ#1という汎用ウェブサーバ100に13時48分00秒にキャッシュとして登録され、14時23分40秒にサーバ#1におけるウェブページ生成に使用されている。そして、このモジュール01は、サーバ#1において残り有効時間である2分51秒の間に使用されなければ、削除されることになる。残り有効時間は、最新使用時刻が更新されるたびにあらかじめ定められたモジュールごとの有効時間に設定され、カウントダウンされる。また、このモジュール01の全汎用ウェブサーバ100におけるウェブページ生成への使用回数は1089回となっている。なお、管理テーブル202に情報が管理されるモジュールは、汎用ウェブサーバ100にキャッシュされるモジュールであるため、動的モジュールやパーソナライズモジュールは除外されている。したがって、例えば図8においては、モジュール04、05に関する情報が管理されていない。
使用回数判定部203は、管理テーブル202に記憶されたモジュールごとの使用回数を所定の閾値と比較し、使用回数が所定の閾値以上であるモジュールをすべての汎用ウェブサーバ100に複製すると決定し、決定されたモジュールをスケジュール調整部204へ通知する。使用回数が大きいモジュールは、換言すれば多くのウェブページで使用されるモジュールであり、すべての汎用ウェブサーバ100にキャッシュとして登録しておくことにより、さらにマスタサーバ4によるモジュール生成の処理負荷を軽減することができると考えられる。
スケジュール調整部204は、管理テーブル202において、すべての汎用ウェブサーバ100に複製すると決定されたモジュールの登録状況を参照し、特定の汎用ウェブサーバ100からの複製のみが多くなったり、複数の汎用ウェブサーバ100が同時に1つの汎用ウェブサーバ100へ複製を要求したりしないよう、モジュール複製のスケジュールを調整する。このとき、スケジュール調整部204は、モジュールの残り有効時間なども考慮し、モジュールがキャッシュされている時間内に複製が行われるようにスケジュールを調整する。また、例えば現時点ではモジュールがキャッシュされていない汎用ウェブサーバ100でも、複製後にはモジュールがキャッシュされていることになるため、複製されたモジュールをさらに複製するなどして、処理負荷が特定の汎用ウェブサーバ100に集中しないようにする。
複製指示送信部205は、スケジュール調整部204によって調整された複製スケジュールに従って、複製されたモジュールが新たにキャッシュされる複製先の汎用ウェブサーバ100へ複製指示を送信する。
次いで、上記のように構成されたモジュール管理サーバ200の動作について、図9に示すフロー図を参照しながら説明する。
汎用ウェブサーバ100において、新たにモジュールがキャッシュされたり、キャッシュされたモジュールがウェブページ生成に使用されたりすると、汎用ウェブサーバ100のキャッシュ内容報告部301によって、これらのキャッシュ内容がモジュール管理サーバ200へ報告される。汎用ウェブサーバ100から報告されるキャッシュ内容は、モジュール管理サーバ200のキャッシュ内容受信部201によって受信される(ステップS201)。
そして、報告されたキャッシュ内容が管理テーブル202に反映されて更新される(ステップS202)。具体的には、新たにモジュールがキャッシュされた場合は、管理テーブル202において、該当するモジュールが汎用ウェブサーバ100にキャッシュとして登録された時刻とキャッシュされる有効時間とが登録される。また、キャッシュされたモジュールがウェブページ生成に使用された場合は、管理テーブル202において、該当するモジュールの最新使用時刻が更新され、使用回数が1インクリメントされる。
こうして更新される管理テーブル202の項目のうち使用回数判定部203によって使用回数が監視されており、モジュールごとの使用回数が所定の閾値以上となったか否かが判定される(ステップS203)。使用回数が所定の閾値以上となったモジュールがない場合は(ステップS203No)、引き続き汎用ウェブサーバ100からのキャッシュ内容を受信し、管理テーブル202の更新が行われる。
また、使用回数が所定の閾値以上となったモジュールがある場合は(ステップS203Yes)、使用回数判定部203によって、このモジュールがキャッシュされていない汎用ウェブサーバ100に複製されたモジュールをキャッシュさせることが決定され、その旨がスケジュール調整部204へ通知される。そして、スケジュール調整部204によって、使用頻度が高いモジュールをキャッシュしている汎用ウェブサーバ100からキャッシュしていない汎用ウェブサーバ100へ複製するスケジュールが調整される(ステップS204)。
すなわち、モジュールをキャッシュしている特定の汎用ウェブサーバ100にのみモジュールを複製する要求が集中しないように、スケジュール調整部204によって、各汎用ウェブサーバ100の処理負荷を均等とするスケジュールが調整される。このとき、スケジュール調整部204によって、管理テーブル202の残り有効時間などが参照され、キャッシュされたモジュールが削除されないうちに複製されるようスケジュール調整が行われる。また、現時点ではモジュールがキャッシュされていない汎用ウェブサーバ100でも、複製されたモジュールがキャッシュされた後は、複製元の汎用ウェブサーバ100としてスケジュール調整しても良い。
スケジュール調整部204によってモジュールの複製スケジュールが調整されると、このスケジュールに従って、複製指示送信部205から複製先の汎用ウェブサーバ100へ複製指示が送信される(ステップS205)。ここで、既にモジュールがキャッシュされている複製元の汎用ウェブサーバ100へ複製指示が送信されるのではなく、まだモジュールがキャッシュされていない複製先の汎用ウェブサーバ100へ複製指示が送信されることにより、複製先の汎用ウェブサーバ100における制御を単純化することができる。すなわち、複製先の汎用ウェブサーバ100においては、複製指示受信部302によって複製指示が受信され、リクエスト発行部105aからモジュールリクエストが発行されれば良く、マスタサーバ4からモジュールを取得する場合と比較して、モジュールリクエストの送信先を変更するだけの制御が行われれば良い。
次に、使用頻度が高いモジュールがキャッシュされている汎用ウェブサーバ100からこのモジュールがキャッシュされていない他の汎用ウェブサーバ100へモジュールが複製される動作について、図10に示すシーケンス図を参照しながら説明する。
まず、汎用ウェブサーバ100においてウェブページが生成される際、マスタサーバ4から必要モジュールが取得され、取得されたモジュールが記憶部103にキャッシュとして登録される(ステップS301)。モジュールが記憶部103にキャッシュされると、キャッシュ内容報告部301によって、キャッシュ内容がモジュール管理サーバ200へ報告される(ステップS302)。
モジュール管理サーバ200では、キャッシュ内容受信部201によってキャッシュ内容が受信され、その内容に応じて管理テーブル202が更新される(ステップS303)。ここでは、汎用ウェブサーバ100にモジュールがキャッシュされた登録時刻とキャッシュされたモジュールの有効時間とが管理テーブル202に記憶される。そして、使用回数判定部203によって、モジュールの使用回数が判定されるが、ここではモジュールの使用回数が所定の閾値以上となっており、モジュールを他の汎用ウェブサーバ100へ複製すると決定されたものとする。モジュールの複製が決定されると、スケジュール調整部204によって複製のスケジュールが調整され(ステップS304)、スケジュールに従って、複製指示送信部205から他の汎用ウェブサーバ100へ複製指示が送信される(ステップS305)。
他の汎用ウェブサーバ100では、複製指示受信部302によって複製指示が受信され、リクエスト発行部105aによって複製が指示されたモジュールを要求するモジュールリクエストが汎用ウェブサーバ100へ送信される(ステップS306)。汎用ウェブサーバ100では、リクエスト受付部101aによってモジュールリクエストが受信され、要求されたモジュールの情報がキャッシュ複製部303へ通知される。そして、キャッシュ複製部303によって、他の汎用ウェブサーバ100から要求されたモジュールが記憶部103から読み出されて複製され、他の汎用ウェブサーバ100へ送信される(ステップS307)。このモジュールは、他の汎用ウェブサーバ100の情報取得部106によって受信され、キャッシュ登録部107によって記憶部103にキャッシュとして登録される(ステップS308)。
このようなモジュールの複製が行われることにより、使用頻度が高いモジュールがすべての汎用ウェブサーバ100にキャッシュされ、汎用ウェブサーバ100におけるウェブページ生成時にキャッシュされたモジュールの使用割合が向上し、マスタサーバ4によるモジュール生成の処理負荷をさらに軽減することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、モジュール管理サーバが汎用ウェブサーバからキャッシュ内容の報告を受け、各汎用ウェブサーバにキャッシュされているモジュールを把握し、使用頻度が高いモジュールについては、キャッシュされている汎用ウェブサーバからキャッシュされていない汎用ウェブサーバへ複製する。このため、すべての汎用ウェブサーバが使用頻度が高いモジュールをキャッシュしてウェブページを生成することができ、マスタサーバによるモジュール生成をさらに少なくしてマスタサーバの処理負荷をより軽減することができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3の特徴は、汎用ウェブサーバにおいて必要なモジュールがキャッシュされていない場合、このモジュールの生成をマスタサーバへ要求する前に他の汎用ウェブサーバにキャッシュされていないかモジュール管理サーバに確認し、キャッシュされていれば複製する点である。
本実施の形態に係るウェブページ生成システムの全体構成は実施の形態2(図5)と同様であるため、その説明を省略する。本実施の形態においては、汎用ウェブサーバ100およびモジュール管理サーバ200の内部構成が実施の形態2と異なっている。
図11は、本実施の形態に係る汎用ウェブサーバ100の内部構成を示すブロック図である。同図において、図2および図6と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図11に示す汎用ウェブサーバ100は、リクエスト受付部101a、Tキャッシュ検索部102、記憶部103、Mキャッシュ検索部104、リクエスト発行部105b、情報取得部106、キャッシュ登録部107、ページ生成部108、ページ送信部109、キャッシュ内容報告部301、共有依頼部401、およびキャッシュ複製部303を有している。
リクエスト発行部105bは、Tキャッシュ検索部102からテンプレートがキャッシュされていない旨が通知されると、このテンプレートを要求するテンプレートリクエスト(図11では「テンプレートREQ」と表記)をマスタサーバ4へ送信する。また、リクエスト発行部105bは、共有依頼部401から他の汎用ウェブサーバ100にキャッシュされたモジュールを複製する旨が通知されると、このモジュールを要求するモジュールリクエスト(図11では「モジュールREQ」と表記)を他の汎用ウェブサーバ100へ送信する。さらに、リクエスト発行部105bは、共有依頼部401からマスタサーバ4へモジュールを要求する旨が通知されると、このモジュールを要求するモジュールリクエストをマスタサーバ4へ送信する。
共有依頼部401は、Mキャッシュ検索部104からモジュールがキャッシュされていない旨が通知されると、このモジュールをキャッシュしている他の汎用ウェブサーバ100とのモジュールの共有を希望する旨の共有依頼をモジュール管理サーバ200へ送信する。そして、他の汎用ウェブサーバ100に所望のモジュールがキャッシュされている場合は、共有依頼部401は、他の汎用ウェブサーバ100にキャッシュされたモジュールの複製を指示する複製指示をモジュール管理サーバ200から受信し、その旨をリクエスト発行部105bへ通知する。一方、他の汎用ウェブサーバ100にも所望のモジュールがキャッシュされていない場合は、共有依頼部401は、エラーメッセージをモジュール管理サーバ200から受信し、マスタサーバ4へモジュールを要求する旨をリクエスト発行部105bへ通知する。
図12は、本実施の形態に係るモジュール管理サーバ200の要部構成を示すブロック図である。同図において、図7と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図12に示すモジュール管理サーバ200は、キャッシュ内容受信部201、管理テーブル202、共有依頼受信部501、キャッシュ有無判定部502、スケジュール調整部204、および複製指示送信部205aを有している。
共有依頼受信部501は、汎用ウェブサーバ100からモジュールの共有を希望する旨の共有依頼を受信し、共有が希望されるモジュールをキャッシュ有無判定部502へ通知する。
キャッシュ有無判定部502は、管理テーブル202を参照して、キャッシュ有無判定部502から通知されたモジュールがいずれかの汎用ウェブサーバ100にキャッシュされているか否かを判定する。そして、キャッシュ有無判定部502は、共有を依頼した汎用ウェブサーバ100以外の汎用ウェブサーバ100にモジュールがキャッシュされていると判定した場合、このモジュールを汎用ウェブサーバ100間で複製すると決定し、決定されたモジュールを複製するスケジュールを調整するようにスケジュール調整部204へ指示する。また、キャッシュ有無判定部502は、所望のモジュールがいずれの汎用ウェブサーバ100にもキャッシュされていないと判定した場合、共有を依頼した汎用ウェブサーバ100へエラーメッセージを送信するように複製指示送信部205aへ指示する。
複製指示送信部205aは、スケジュール調整部204によって調整された複製スケジュールに従って、複製されたモジュールが新たにキャッシュされる複製先の汎用ウェブサーバ100へ複製指示を送信する。また、複製指示送信部205aは、所望のモジュールがいずれの汎用ウェブサーバ100にもキャッシュされていない場合は、共有依頼を送信した汎用ウェブサーバ100へエラーメッセージをする。
次いで、上記のように構成されたモジュール管理サーバ200の動作について、図13に示すフロー図を参照しながら説明する。図13において、図9と同じ部分には同じ符号を付し、その詳しい説明を省略する。
汎用ウェブサーバ100からキャッシュ内容が送信されると、キャッシュ内容は、モジュール管理サーバ200のキャッシュ内容受信部201によって受信される(ステップS201)。そして、報告されたキャッシュ内容が管理テーブル202に反映されて更新される(ステップS202)。
また、いずれかの汎用ウェブサーバ100において、ウェブページの生成に必要なモジュールがMキャッシュ検索部104によって記憶部103から検索された結果、必要モジュールがキャッシュされていなかった場合、共有依頼部401によって、他の汎用ウェブサーバ100にキャッシュされた必要モジュールの共有を依頼する共有依頼がモジュール管理サーバ200へ送信される。この共有依頼は、モジュール管理サーバ200の共有依頼受信部501によって受信される(ステップS401)。
共有依頼が受信されると、キャッシュ有無判定部502によって、管理テーブル202が参照され、共有依頼されたモジュールがいずれかの汎用ウェブサーバ100にキャッシュされているか否かが判定される(ステップS402)。この結果、いずれかの汎用ウェブサーバ100にモジュールがキャッシュされていれば(ステップS402Yes)、キャッシュ有無判定部502によって、共有依頼を送信した複製先の汎用ウェブサーバ100とモジュールをキャッシュしている複製元の他の汎用ウェブサーバ100との間におけるモジュールの複製スケジュールを調整するようにスケジュール調整部204へ指示される。そして、スケジュール調整部204によって、2つの汎用ウェブサーバ100間におけるモジュールの複製スケジュールが調整される(ステップS403)。
すなわち、例えば他のモジュールの複製を実行中の汎用ウェブサーバ100を複製元とするなどとして特定の汎用ウェブサーバ100に処理が集中しないように、スケジュール調整部204によって、汎用ウェブサーバ100の処理負荷を均等とするスケジュールが調整される。このとき、スケジュール調整部204によって、管理テーブル202の残り有効時間などが参照され、キャッシュされたモジュールが削除されないうちに複製されるようスケジュール調整が行われる。
スケジュール調整部204によってモジュールの複製スケジュールが調整されると、このスケジュールに従って、複製指示送信部205aから共有を依頼した汎用ウェブサーバ100へ複製指示が送信される(ステップS205)。送信された複製指示は、汎用ウェブサーバ100の共有依頼部401によって受信され、リクエスト発行部105bによって、モジュールをキャッシュしている汎用ウェブサーバ100へモジュールリクエストが送信され、以後、実施の形態2と同様に、モジュールをキャッシュしている汎用ウェブサーバ100からモジュールが取得される。
一方、モジュール管理サーバ200におけるキャッシュ有無の判定の結果、共有依頼されたモジュールがいずれの汎用ウェブサーバ100にもキャッシュされていなければ(ステップS402No)、キャッシュ有無判定部502によって、その旨のエラーメッセージを送信するように複製指示送信部205aへ指示され、複製指示送信部205aから共有を依頼した汎用ウェブサーバ100へエラーメッセージが送信される(ステップS404)。送信されたエラーメッセージは、汎用ウェブサーバ100の共有依頼部401によって受信され、リクエスト発行部105bによって、マスタサーバ4へモジュールリクエストが送信され、以後、実施の形態1と同様に、マスタサーバ4からモジュールが取得される。
次に、キャッシュされているモジュールが2つの汎用ウェブサーバ100間で共有される動作について、図14に示すシーケンス図を参照しながら説明する。なお、図14において、図10と同じ部分には同じ符号を付し、その詳しい説明を省略する。
まず、汎用ウェブサーバ100においてウェブページが生成される際、マスタサーバ4から必要モジュールが取得され、取得されたモジュールが記憶部103にキャッシュとして登録される(ステップS301)。モジュールが記憶部103にキャッシュされると、キャッシュ内容報告部301によって、キャッシュ内容がモジュール管理サーバ200へ報告される(ステップS302)。
モジュール管理サーバ200では、キャッシュ内容受信部201によってキャッシュ内容が受信され、その内容に応じて管理テーブル202が更新される(ステップS303)。また、モジュールがキャッシュされた汎用ウェブサーバ100とは異なる他の汎用ウェブサーバ100においてウェブページが生成される際、必要モジュールがキャッシュされていないキャッシュミスが発生したものとする(ステップS501)。このとき、他の汎用ウェブサーバ100の共有依頼部401によって、必要モジュールの共有依頼がモジュール管理サーバ200へ送信される(ステップS502)。
送信された共有依頼は、モジュール管理サーバ200の共有依頼受信部501によって受信され、キャッシュ有無判定部502によって、必要モジュールがキャッシュされた汎用ウェブサーバの有無が判定されるが、ここでは汎用ウェブサーバ100に登録されたモジュールが他の汎用ウェブサーバ100における必要モジュールであるものとする。このため、キャッシュ有無判定部502によって、汎用ウェブサーバ100から他の汎用ウェブサーバ100へモジュールを複製することが決定され、スケジュール調整部204によって複製のスケジュールが調整され(ステップS304)、スケジュールに従って、複製指示送信部205から他の汎用ウェブサーバ100へ複製指示が送信される(ステップS305)。なお、必要モジュールがいずれの汎用ウェブサーバ100にもキャッシュされていない場合は、複製指示送信部205から他の汎用ウェブサーバ100へその旨のエラーメッセージが送信される。
他の汎用ウェブサーバ100では、共有依頼部401によって複製指示またはエラーメッセージが受信され、複製指示が受信されたか否かによってモジュールの共有の可不可が判断され(ステップS503)、複製指示が受信されていれば(ステップS503Yes)、リクエスト発行部105bによって複製が指示されたモジュールを要求するモジュールリクエストが汎用ウェブサーバ100へ送信される(ステップS306)。そして、実施の形態2と同様に、汎用ウェブサーバ100のキャッシュ複製部303によって複製されたモジュールが他の汎用ウェブサーバ100へ返信され(ステップS307)、他の汎用ウェブサーバ100の記憶部103にキャッシュとして登録される(ステップS308)。
このようなモジュールの複製が行われることにより、汎用ウェブサーバ100に必要モジュールがキャッシュされていなくても、すべての汎用ウェブサーバ100にキャッシュされたモジュールが共有され、マスタサーバ4によるモジュール生成への依存度が減少し、マスタサーバ4によるモジュール生成の処理負荷をさらに軽減することができる。
一方、共有依頼部401にエラーメッセージが受信されていると(ステップS503No)、リクエスト発行部105bによって必要モジュールを要求するモジュールリクエストがマスタサーバ4へ送信される(ステップS504)。そして、実施の形態1と同様に、マスタサーバ4によって生成されたモジュールが他の汎用ウェブサーバ100へ返信され(ステップS505)、ウェブページの生成が行われるとともにモジュールがキャッシュとして登録される(ステップS308)。
以上のように、本実施の形態によれば、ウェブページの生成に必要なモジュールが汎用ウェブサーバにキャッシュされていない場合は、モジュール管理サーバへモジュールの共有を依頼し、このモジュールがキャッシュされている汎用ウェブサーバがあれば、キャッシュされている汎用ウェブサーバから共有を依頼した汎用ウェブサーバへモジュールを複製する。このため、すべての汎用ウェブサーバがキャッシュの内容を実質的に共有することができ、マスタサーバによるモジュール生成をさらに少なくしてマスタサーバの処理負荷をより軽減することができる。
なお、上記各実施の形態においては、汎用ウェブサーバ100のリクエスト発行部105、105a、105bからマスタサーバ4へモジュールリクエストが送信された際、1つのモジュールが生成されて汎用ウェブサーバ100へ返信されるものとしたが、このとき、モジュールの種類によっては、マスタサーバ4が複数の置換可能なモジュールを生成し、同時に汎用ウェブサーバ100へ返信されるようにしても良い。すなわち、例えばサイトの提供者側が閲覧数の増加を促進するためのウェブページへのリンクや広告などを含むモジュールについては、何種類かの置換可能なモジュールが用意されることがあるが、これらのモジュールは、まとめてマスタサーバ4によって生成され汎用ウェブサーバ100にキャッシュされるようにしても良い。これにより、汎用ウェブサーバ100からマスタサーバ4へのモジュールリクエスト送信の回数を減らすことができる。
また、上記各実施の形態においては、ウェブページ生成処理をコンピュータ上(すなわち汎用ウェブサーバ100上)で実現する場合について説明してきたが、ウェブページ生成処理を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行することによりウェブページ生成処理を実現しても良い。
図15は、ウェブページ生成処理を実現するコンピュータ600のハードウェア構成を示すブロック図である。図15に示すように、このコンピュータ600は、上記プログラムを実行するCPU601と、データを入力する入力装置602と、各種データを記憶するROM603と、演算パラメータ等を記憶するRAM604と、ウェブページ生成処理を実現するためのプログラムを記録した記録媒体610からプログラムを読み取る読取装置605と、ディスプレイ等の出力装置606と、ネットワーク2を介して他のコンピュータとの間でデータの授受をおこなうネットワークインターフェース607とが、バス608で接続された構成となっている。
CPU601は、読取装置605を経由して記録媒体610に記録されているプログラムを読み込んだ後、プログラムを実行することにより、ウェブページ生成処理を実現する。なお、記録媒体610としては、光ディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、ハードディスク等が挙げられる。また、このプログラムは、ネットワーク2を介してコンピュータ600に導入することとしても良い。同様に、上記実施の形態2および実施の形態3におけるモジュール管理サーバ200上のモジュール管理処理についても、上述したハードウェア構成によって実現することができる。
本発明は、アクセスの集中に対応可能な処理能力を確保しつつ無駄なコストを削減する場合に適用することができる。
実施の形態1に係るウェブページ生成システムの全体構成を示す図である。 実施の形態1に係る汎用ウェブサーバの内部構成を示すブロック図である。 ウェブページ生成の具体例を示す図である。 実施の形態1に係る汎用ウェブサーバの動作を示すフロー図である。 実施の形態2に係るウェブページ生成システムの全体構成を示す図である。 実施の形態2に係る汎用ウェブサーバの内部構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係るモジュール管理サーバの要部構成を示すブロック図である。 管理テーブルの具体例を示す図である。 実施の形態2に係るモジュール管理サーバの動作を示すフロー図である。 実施の形態2に係るモジュール複製の動作を示すシーケンス図である。 実施の形態3に係る汎用ウェブサーバの内部構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係るモジュール管理サーバの要部構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係るモジュール管理サーバの動作を示すフロー図である。 実施の形態3に係るモジュール複製の動作を示すシーケンス図である。 ウェブページ生成処理を実現するコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
符号の説明
101、101a リクエスト受付部
102 Tキャッシュ検索部
103 記憶部
104 Mキャッシュ検索部
105、105a、105b リクエスト発行部
106 情報取得部
107 キャッシュ登録部
108 ページ生成部
109 ページ送信部
201 キャッシュ内容受信部
202 管理テーブル
203 使用回数判定部
204 スケジュール調整部
205、205a 複製指示送信部
301 キャッシュ内容報告部
302 複製指示受信部
303 キャッシュ複製部
401 共有依頼部
501 共有依頼受信部
502 キャッシュ有無判定部

Claims (22)

  1. ユーザから要求されるウェブページを生成する第1のサーバと複数の第1のサーバと通信可能な第2のサーバとを備えるウェブページ生成システムであって、
    前記第1のサーバは、
    過去に生成されたウェブページについて、このウェブページを構成する部分情報を単位として一時的に記憶する記憶手段と、
    ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付手段と、
    ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を前記記憶手段から検索する検索手段と、
    前記検索手段による検索の結果、必要な部分情報が記憶されていない場合に、この部分情報の生成を前記第2のサーバへ要求する要求手段と、
    前記検索手段によって検索された部分情報および前記要求手段によって生成が要求された部分情報を用いてウェブページを生成する生成手段とを有し、
    前記第2のサーバは、
    前記第1のサーバから要求された部分情報を生成し、生成された部分情報を前記第1のサーバへ提供する
    ことを特徴とするウェブページ生成システム。
  2. 前記記憶手段は、
    前記第2のサーバから提供される部分情報を一時的に記憶することを特徴とする請求項1記載のウェブページ生成システム。
  3. 前記記憶手段は、
    所定期間以上不変の静的部分情報のみを記憶することを特徴とする請求項1記載のウェブページ生成システム。
  4. 前記記憶手段は、
    過去に生成されたウェブページのテンプレートを一時的に記憶することを特徴とする請求項1記載のウェブページ生成システム。
  5. 前記生成手段は、
    ウェブページごとのテンプレートに部分情報を組み込んでウェブページを生成することを特徴とする請求項1記載のウェブページ生成システム。
  6. 前記第2のサーバは、
    前記第1のサーバから要求された部分情報と置換可能な部分情報についても同時に生成することを特徴とする請求項1記載のウェブページ生成システム。
  7. ユーザから要求されるウェブページを生成する複数の第1のサーバと複数の第1のサーバと通信可能な第2のサーバとを備えるウェブページ生成システムであって、
    前記第1のサーバは、
    過去に生成されたウェブページについて、このウェブページを構成する部分情報を単位として一時的に記憶する記憶手段と、
    ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付手段と、
    ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を前記記憶手段から検索する検索手段と、
    前記検索手段によって検索された部分情報を用いてウェブページを生成する生成手段と、
    前記記憶手段における部分情報の記憶状況を前記第2のサーバへ報告する報告手段とを有し、
    前記第2のサーバは、
    前記第1のサーバから報告される部分情報の記憶状況を管理する管理テーブルと、
    前記管理テーブルを参照して1つの第1のサーバから他の第1のサーバへ部分情報を複製するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果に応じて、部分情報の複製指示を少なくとも1つの第1のサーバへ送信する送信手段とを有する
    ことを特徴とするウェブページ生成システム。
  8. 前記報告手段は、
    前記生成手段による部分情報の使用回数を前記第2のサーバへ報告し、
    前記判定手段は、
    前記管理テーブルに記録された使用回数が所定回数に達する部分情報を複製すると判定し、
    前記送信手段は、
    前記判定手段による判定の結果、使用回数が所定回数に達した部分情報の複製指示を送信する
    ことを特徴とする請求項7記載のウェブページ生成システム。
  9. 前記送信手段は、
    部分情報の複製指示をこの部分情報を記憶していないすべての第1のサーバへ送信することを特徴とする請求項8記載のウェブページ生成システム。
  10. 前記第1のサーバは、
    前記第2サーバから送信された複製指示が受信された場合に、この複製指示に係る部分情報を記憶する第1のサーバへ当該部分情報の複製を要求する要求手段をさらに有することを特徴とする請求項7記載のウェブページ生成システム。
  11. 前記送信手段は、
    前記第1のサーバの処理負荷に基づいて複製のスケジュールを調整する調整手段を含むことを特徴とする請求項7記載のウェブページ生成システム。
  12. 前記第1のサーバは、
    前記検索手段による検索の結果、必要な部分情報が記憶されていない場合に、この部分情報を他の第1のサーバと共有することを前記第2のサーバへ依頼する依頼手段をさらに有し、
    前記判定手段は、
    前記依頼手段によって共有を依頼された部分情報が少なくとも1つの第1のサーバに記憶されている場合に、この部分情報を複製すると判定し、
    前記送信手段は、
    前記依頼手段によって共有を依頼された部分情報の複製指示をこの部分情報の共有を依頼した第1のサーバへ送信する
    ことを特徴とする請求項7記載のウェブページ生成システム。
  13. ユーザから要求されるウェブページを生成するウェブページ生成装置であって、
    過去に生成されたウェブページについて、このウェブページを構成する部分情報を単位として一時的に記憶する記憶手段と、
    ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付手段と、
    ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を前記記憶手段から検索する検索手段と、
    前記検索手段による検索の結果、必要な部分情報が記憶されていない場合に、この部分情報の生成を外部の装置へ要求する要求手段と、
    前記検索手段によって検索された部分情報および前記要求手段によって生成が要求された部分情報を用いてウェブページを生成する生成手段と
    を有することを特徴とするウェブページ生成装置。
  14. ユーザから要求されるウェブページを生成するウェブページ生成装置であって、
    過去に生成されたウェブページについて、このウェブページを構成する部分情報を単位として一時的に記憶する記憶手段と、
    ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付手段と、
    ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を前記記憶手段から検索する検索手段と、
    前記検索手段によって検索された部分情報を用いてウェブページを生成する生成手段と、
    前記記憶手段における部分情報の記憶状況を外部の装置へ報告する報告手段と、
    前記外部の装置から部分情報の複製指示を受信する受信手段と
    を有することを特徴とするウェブページ生成装置。
  15. ユーザから要求されるウェブページを生成する第1のサーバと複数の第1のサーバと通信可能な第2のサーバとを備えるウェブページ生成システムにおけるウェブページ生成方法であって、
    前記第1のサーバが、
    ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付工程と、
    ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を、過去に生成されたウェブページを構成する部分情報を一時的に記憶するメモリから検索する検索工程と、
    前記検索工程における検索の結果、必要な部分情報が記憶されていない場合に、この部分情報の生成を前記第2のサーバへ要求する要求工程と、
    前記第2のサーバが、
    前記第1のサーバから要求された部分情報を生成し、生成された部分情報を前記第1のサーバへ提供する提供工程と、
    前記第1のサーバが、
    前記検索工程にて検索された部分情報および前記提供工程にて提供された部分情報を用いてウェブページを生成する生成工程と
    を有することを特徴とするウェブページ生成方法。
  16. 前記提供工程にて前記第2のサーバから提供される部分情報を前記第1のサーバのメモリに一時的に記憶する記憶工程をさらに有することを特徴とする請求項15記載のウェブページ生成方法。
  17. ユーザから要求されるウェブページを生成する複数の第1のサーバと複数の第1のサーバと通信可能な第2のサーバとを備えるウェブページ生成システムにおけるウェブページ生成方法であって、
    前記第1のサーバが、
    ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付工程と、
    ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を、過去に生成されたウェブページを構成する部分情報を一時的に記憶するメモリから検索する検索工程と、
    前記検索工程にて検索された部分情報を用いてウェブページを生成する生成工程と、
    前記メモリにおける部分情報の記憶状況を前記第2のサーバへ報告する報告工程と、
    前記第2のサーバが、
    前記第1のサーバから報告される部分情報の記憶状況を管理する管理テーブルを参照して1つの第1のサーバから他の第1のサーバへ部分情報を複製するか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程における判定の結果に応じて、部分情報の複製指示を少なくとも1つの第1のサーバへ送信する送信工程と
    を有することを特徴とするウェブページ生成方法。
  18. ユーザから要求されるウェブページを生成するウェブページ生成方法であって、
    ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付工程と、
    ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を、過去に生成されたウェブページを構成する部分情報を一時的に記憶するメモリから検索する検索工程と、
    前記検索工程における検索の結果、必要な部分情報が記憶されていない場合に、この部分情報の生成を外部の装置へ要求する要求工程と、
    前記検索工程にて検索された部分情報および前記要求工程にて生成が要求された部分情報を用いてウェブページを生成する生成工程と
    を有することを特徴とするウェブページ生成方法。
  19. ユーザから要求されるウェブページを生成するウェブページ生成方法であって、
    ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付手段と、
    ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を、過去に生成されたウェブページを構成する部分情報を一時的に記憶するメモリから検索する検索工程と、
    前記検索工程にて検索された部分情報を用いてウェブページを生成する生成工程と、
    前記メモリにおける部分情報の記憶状況を外部の装置へ報告する報告工程と、
    前記外部の装置から部分情報の複製指示を受信する受信工程と
    を有することを特徴とするウェブページ生成方法。
  20. ユーザから要求されるウェブページを生成するウェブページ生成プログラムであって、
    ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付手順と、
    ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を、過去に生成されたウェブページを構成する部分情報を一時的に記憶するメモリから検索する検索手順と、
    前記検索手順における検索の結果、必要な部分情報が記憶されていない場合に、この部分情報の生成を外部の装置へ要求する要求手順と、
    前記検索手順にて検索された部分情報および前記要求手順にて生成が要求された部分情報を用いてウェブページを生成する生成手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするウェブページ生成プログラム。
  21. ユーザから要求されるウェブページを生成するウェブページ生成プログラムであって、
    ウェブページの閲覧の要求をユーザから受け付ける受付手順と、
    ユーザが閲覧を要求するウェブページの生成に必要な部分情報を、過去に生成されたウェブページを構成する部分情報を一時的に記憶するメモリから検索する検索手順と、
    前記検索手順にて検索された部分情報を用いてウェブページを生成する生成手順と、
    前記メモリにおける部分情報の記憶状況を外部の装置へ報告する報告手順と、
    前記外部の装置から部分情報の複製指示を受信する受信手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするウェブページ生成プログラム。
  22. ウェブページを構成する部分情報からウェブページを生成するウェブページ生成装置が一時的に記憶する部分情報を管理する部分情報管理プログラムであって、
    前記ウェブページ生成装置から報告される部分情報の記憶状況を管理する管理テーブルを参照して1つのウェブページ生成装置から他のウェブページ生成装置へ部分情報を複製するか否かを判定する判定手順と、
    前記判定手順における判定の結果に応じて、部分情報の複製指示を少なくとも1つのウェブページ生成装置へ送信する送信手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする部分情報管理プログラム。
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