JPH09185633A - ハイパーメディアシステムにおける情報公開支援方法 - Google Patents

ハイパーメディアシステムにおける情報公開支援方法

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JPH09185633A
JPH09185633A JP8000226A JP22696A JPH09185633A JP H09185633 A JPH09185633 A JP H09185633A JP 8000226 A JP8000226 A JP 8000226A JP 22696 A JP22696 A JP 22696A JP H09185633 A JPH09185633 A JP H09185633A
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JP
Japan
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hypermedia
path
collection
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Prior art date
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JP8000226A
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English (en)
Inventor
Isao Masuda
勲 増田
Hidenori Okita
秀紀 大喜多
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者指定のハイパーメディア文書ファイルに
付随する各ファイルを自動的に収集できるようにする。 【解決手段】クライアント計算機20において、入力装
置25を用いた利用者の入力操作により「ファイル収
集」が要求されると、表示管理部211により表示装置
22にファイル収集設定ダイアログを表示し、このダイ
アログ中の収集元ファイル設定フィールドに任意のHT
MLファイルを指し示すURLが、収集先設定フィール
ドに収集先を示すディレクトリが設定されると、処理部
213内のリンク処理管理部213aは、そのURLの
示すHTMLファイルをネットワーク管理部214また
は文書管理部215により取得させ、そのHTMLファ
イルに記述されている全てのURLをHTML解析部2
13bにより検出させ、そのURLの示すファイルを取
得して、指定のディレクトリに格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイパーメディア
システム上での情報公開を支援するのに好適なハイパー
メディアシステムにおける情報公開支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、テキストや図形、画像、動
画、音声といった種々の構成要素(メディア)をページ
と呼ばれるコンピュータ上の特定のウィンドウにレイア
ウトし、あるページ上の構成要素から別のページへ関連
付け(リンク付け)を行うことで、別のハイパーメディ
ア文書への参照を可能とするハイパーメディア文書を扱
うシステム、いわゆるハイパーメディアシステムが知ら
れている。
【0003】従来、このようなハイパーメディア文書を
扱うハイパーメデイアシステムとして、文献“HyperTex
t : An Introduction and Survey (IEEE Computer,19
85-9)”に紹介されたものがある。また、近年 World-W
ide Web (文献“Mosaic andthe World-Wide Web (IEE
E Computer,1994-10 )”と呼ばれる、コンピュータネ
ットワークまたがり、各ネットワーク上の多数のコンピ
ュータに分散して存在する大量のハイパーメディア文書
を扱うハイパーメディアシステム(ハイパーメディアネ
ットワークシステム)が普及しつつある。
【0004】一般に、上記したWorld-Wide Web(以下、
WWWと称する)上でデータを共有するためには、当該
システムで扱われるハイパーメディア文書が、HyperTex
t Markup Language (以下、HTMLと称する)と呼ば
れる特定の言語で記述されている必要がある。更に、こ
のHTMLで記述されたハイパーメディア文書(以下、
HTMLファイルと称する)及びそれに付随するファイ
ルが、WWWサーバと称されるサーバ上のある特定のデ
ィレクトリ上に置かれている必要がある。HTMLファ
イルに付随するファイルとしては、当該HTMLファイ
ルにリンクしているファイル(リンク先ファイル)と、
当該HTMLファイルに埋め込まれている画像等の素材
ファイル(埋め込みファイル)とがある。また、リンク
先ファイルには、HTMLファイルと、動画、画像、音
声、テキスト等の素材ファイルとがある。
【0005】上記ΗTMLフアイルのデータ構造(記述
形式)は、テキストデータに特定のタグ(マーク)を埋
め込んだもので、例えば、文字の大きさであるとか、表
示させたい画像、リンク先などをそれぞれ特定のタグで
表現していくものである。このタグには、HTMLファ
イルの始まりと終りを示す〈HTML〉,〈/HTM
L〉の他、〈HEAD〉,〈/HEAD〉,〈TITL
E〉,〈/TITLE〉,〈BODY〉,〈/BOD
Y〉などがある。ここで、“HTML”,“HEAD”
等はタグ名である。
【0006】HTMLファイルは、ヘッダ部(ヘッダ・
エレメント部)と、ボディ部(ボディ・エレメント部)
とから構成されており、〈HEAD〉,〈/HEAD〉
はヘッダ部の始まりと終りを、〈BODY〉,〈/BO
DY〉はボディ部の始まりと終りを示す。
【0007】ヘッダ部は、クライアント(WWWクライ
アント)側で表示(閲覧)したときにタイトルとして扱
われる〈TITLE〉エレメントなどを記述する部分で
あり、ボディ部は、クライアント側で表示される本文と
なる部分を記述する部分である。このボディ部には、H
TMLファイルとリンクしている(HTMLファイルか
ら参照可能な)ファイル(別のHTMLファイル、画像
ファイル等)を指定するリンク先ファイル指定情報、H
TMLファイルに埋め込まれるファイル(ここでは画像
ファイル)を指定する埋め込みファイル指定情報が記述
される。
【0008】リンク先ファイル指定情報は、〈A〉とい
うタグ(Anchor)を用いて、 〈A HREF=”URL”〉××××〈/A〉 のように記述される。
【0009】一方、埋め込みファイル指定情報は、〈I
MG〉というタグを用いて、 〈IMG SRC=“URL”〉 のように記述される。
【0010】ここで、”URL”(Uniform Resource L
ocater)は、リンク先ファイルまたは埋め込みファイル
(埋め込み画像ファイル)を指し示す情報であり、当該
ファイルを管理するマシン等を指定するホスト名と、そ
のマシン上のデータ位置を示すパス名(ファイル・パス
名)とを含む。また、〈A〉と〈/A〉で挟まれた“×
×××”という記述部分(エレメント)は、”URL”
で指定されるファイルへのリンクとなるボタンを表す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、WWW上に
情報を公開するためには、ΗTMLファイルとそれに付
随した各種ファイルとをサーバ上に置く必要がある。し
たがって、あるHTMLファイルの公開に際して、その
ΗΤMLファイルに付随するファイルを、ローカルな記
憶領域(クライアント側の記憶装置)あるいはサーバ上
に集めるという作業が生じる。
【0012】しかし、このファイルを集める作業は、公
開したいΗTMLファイルの数が増えてくると、非常に
手間のかかる煩わしいものであった。
【0013】また、ΗTMLファイル内に記述するリン
ク先のΗTMLファイルや素材ファイル(埋め込み画像
ファイル)のパスは、公開時にそのΗΤMLファイルか
らの相対パスで表されている必要がある。相対パスで表
現する場合、ΗTMLファイルや素材ファイルの移動、
サーバにデータを転送する作業等に伴って、リンク先の
ΗTMLファイルや素材ファイルのパスを修正する必要
が生じる。
【0014】しかし、このパス修正を必要とするファイ
ルを探して、パス修正を行うことは非常に手間のかかる
煩わしいものであった。
【0015】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、利用者が所望のハイパーメディア文書フ
ァイルを指定するだけで、当該ファイルに付随する各フ
ァイルを自動的に収集することができるハイパーメディ
アシステムにおける情報公開支援方法を提供することに
ある。
【0016】本発明の他の目的は、利用者指定のハイパ
ーメディア文書ファイルに付随するファイルが記述通り
のパスに存在していない場合に、そのパスを簡単に修正
することができるハイパーメディアシステムにおける情
報公開支援方法を提供することにある。
【0017】本発明の更に他の目的は、利用者指定のハ
イパーメディア文書ファイルあるいはハイパーメディア
文書ファイルに付随する利用者指定の素材ファイルをリ
ンク先とするリンク元ファイルを検索して一覧表示する
ことができる情報公開支援方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点に係
るハイパーメディアシステムにおける情報公開支援方法
は、公開の対象となり得るハイパーメディア文書ファイ
ルに付随するファイルを自動収集するために、そのハイ
パーメディア文書ファイルの指定を受け付ける収集元フ
ァイル設定フィールドと、収集先の指定を受け付ける収
集先設定フィールドとを含むファイル収集設定入力画面
を表示するファイル収集設定入力画面表示ステップと、
上記ファイル収集設定入力画面上の収集元ファイル設定
フィールドを通して指定されたハイパーメディア文書フ
ァイルを取得して解析することで、当該文書ファイルに
付随する各ファイルを取得して、上記ファイル収集設定
入力画面上の収集先設定フィールドを通して指定された
収集先に収集するファイル収集ステップとを備えたたこ
とを特徴とする。
【0019】この第1の観点に係るハイパーメディアシ
ステムにおける情報公開支援方法によれば、利用者が所
望のハイパーメディア文書ファイル(例えばHTMLフ
ァイル)を指定するだけで、当該ファイルに付随する各
ファイル(リンク先ファイルと、埋め込みファイル)を
利用者指定の収集先(ディレクトリ)に自動収集するこ
とが可能となる。このため、ハイパーメディア文書ファ
イルの公開作業の効率向上が図れる他、公開に必要なフ
ァイルの欠落なとのミスを防げるようになる。また、フ
ァイル収集設定入力画面に、ファイル収集の範囲指定を
受け付ける検索範囲設定フィールドを追加し、上記ファ
イル収集ステップにおいて、この検索範囲設定フィール
ドを通して指定された検索範囲内のファイルだけを収集
するならば、不要なファイルを収集しないで済むと共
に、収集効率が低下するのを防止できる。また、収集元
ファイル設定フィールドに複数のハイパーメディア文書
ファイルを設定可能とすることで、必要なファイルを重
複なく一度に収集することが可能となる。
【0020】次に、本発明の第2の観点に係るハイパー
メディアシステムにおける情報公開支援方法は、公開の
対象となり得るハイパーメディア文書ファイルに付随す
るファイルのパスを自動修正するために、そのハイパー
メディア文書ファイルを修正元ファイルとする指定を受
け付ける修正元ファイル設定フィールドを含むパス修正
設定入力画面を表示するパス修正設定入力画面表示ステ
ップと、このパス修正設定入力画面上の修正元ファイル
設定フィールドを通して指定されたハイパーメディア文
書ファイルを取得して解析することで、当該文書ファイ
ルに付随する各ファイルが、当該文書ファイルに記述さ
れているファイル指定情報中のファイル・パス名の示す
パスに存在しているか否かを調べ、存在しないファイル
については、同一名のファイルを検索し、その検索結果
をもとにハイパーメディア文書ファイル中の該当するフ
ァイル指定情報のパス名を修正するパス修正ステップと
を備えたことを特徴とする。
【0021】この第2の観点に係るハイパーメディアシ
ステムにおける情報公開支援方法によれば、利用者が所
望のハイパーメディア文書ファイル(例えばHTMLフ
ァイル)を修正元ファイルとして指定するだけで、その
ハイパーメディア文書ファイルに付随する各ファイルが
検索されて、当該文書ファイルに記述されているファイ
ル指定情報中のファイル・パス名の示すパスに存在して
いるか否かが調べられ、存在しないファイルについて
は、同一名のファイルが検索されて、その検索結果をも
とにハイパーメディア文書ファイル中の該当するファイ
ル指定情報のパス名が自動修正されるため、パス修正の
効率向上が図れる。特に、同一名のファイルの検索結果
をパス修正候補の一覧として表示して、その中から修正
するファイルを利用者に選択可能な構成とすることによ
り、最適なファイルを短時間に見つけ出して修正を加え
ることが可能となる。また、パス修正設定入力画面に、
上記同一名のファイルの検索範囲の指定を受け付ける検
索範囲設定フィールドを追加し、上記パス修正ステップ
において、この検索範囲設定フィールドを通して指定さ
れた検索範囲内で同一名のファイルを検索するならば、
不要なファイルを検索しないで済む。
【0022】次に、本発明の第3の観点に係るハイパー
メディアシステムにおける情報公開支援方法は、公開の
対象となり得るハイパーメディア文書ファイルあるいは
それに付随するファイルをリンク先とするリンク元ファ
イルの一覧を表示するために、その一覧表示の基準とな
る基準ファイルの指定を受け付ける基準ファイル設定フ
ィールドを含むリンク元一覧表示設定入力画面を表示す
るリンク元一覧表示設定入力画面表示ステップと、上記
リンク元一覧表示設定入力画面上の基準ファイル設定フ
ィールドを通して指定された基準ファイルをリンク先と
するリンク元のハイパーメディア文書ファイルを検索し
て一覧表示するリンク元一覧表示ステップとを備えたこ
とを特徴とする。
【0023】この第3の観点に係るハイパーメディアシ
ステムにおける情報公開支援方法によれば、利用者が所
望のハイパーメディア文書ファイル(例えばHTMLフ
ァイル、画像ファイル、音声ファイル等)を基準ファイ
ルとして指定するだけで、その指定の基準ファイルをリ
ンク先とするリンク元のハイパーメディア文書ファイル
が検索されて一覧表示される。即ち、利用者指定のファ
イル(HTMLファイル、画像ファイル、音声ファイル
等)の移動、更新、削除に伴い、そのファイルへのアク
セスができなくなってしまうリンク元のハイパーメディ
ア文書ファイルを予め調べ上げることができる。また、
リンク元一覧表示設定入力画面に、上記リンク元ファイ
ルの検索範囲の指定を受け付ける検索範囲設定フィール
ドを追加し、上記リンク元一覧表示ステップにおいて、
この検索範囲設定フィールドを通して指定された検索範
囲内でリンク元ファイルを検索するならば、不要なファ
イルを検索しないで済む。
【0024】この他、上記第1乃至第3の観点に係るハ
イパーメディアシステムにおける情報公開支援方法のう
ちの少なくとも2つから所望の方法が選択可能な構成と
してもよい。そのためには、例えばメニュー項目として
「ファイル収集」と「パス修正」と「リンク元一覧表
示」のうちの少なくとも2つを持つメニュー画面を表示
して、そのメニュー画面から任意の項目が選択可能なよ
うにすればよい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。
【0026】図1は、本発明の一実施例に係るハイパー
メディアシステムのシステム構成図である。このシステ
ムでは、HTMLファイル(HTMLで記述されたハイ
パーメディア文書)及びそれに付随する各種フアイルが
扱われるものとする。
【0027】同図において、10はWWWのサーバ(W
WWサーバ)を実現するサーバ計算機、20はクライア
ント計算機である。
【0028】サーバ計算機10は、データの管理、通信
処理等を行うサーバ計算機本体11、及びデータを蓄積
する記憶装置12を備えている。
【0029】一方、クライアント計算機20は、データ
の管理、通信処理等を行うクライアント計算機本体2
1、表示装置22、キーボード23とポインティングデ
バイスとしてのマウス24とにより実現される入力装置
25、及びデータを蓄積する記憶装置26とを備えてい
る。
【0030】計算機本体11,21は中央処理装置(C
PU)等により実現される。また、表示装置22はCR
Tディスプレイあるいは液晶ディスプレイ等のフラット
パネルディスプレイにより実現され、記憶装置12,2
5は磁気ディスク装置等の大容量外部記憶装置により実
現される。
【0031】サーバ計算機10とクライアント計算機2
0とは、ネットワーク(通信回線)30により相互接続
されており、当該ネットワーク30を介してデータの送
受信が行えるようになっている。
【0032】サーバ計算機10は、クライアント計算機
20から受信したデータを記憶装置12に蓄積したり、
クライアント計算機20からの要求、命令に応じて、ネ
ットワーク30を介してデータの送信を行ったりする。
このサーバ計算機10には、WWWサーバあるいはメー
ルサーバの機能を持たせる。ここで、WWWサーバ機能
とは、受信時にはクライアント(ここではクライアント
計算機20)からネットワークを介して送られてきたデ
ータを蓄積し、送信時にはクライアントからの送信要求
に応じて、要求されたデータを記憶装置26からクライ
アン側に送信する機能である。また、メールサーバ機能
とは、クライアントから受信したメールを、宛て先毎に
送信する機能である。
【0033】図2は、図1中のクライアント計算機20
の構成をクライアント計算機本体21の内部構成を中心
に示すブロック図である。
【0034】図2に示すように、クライアント計算機2
0の中心をなすクライアント計算機本体21は、表示管
理部211、入力管理部212、処理部213、ネット
ワーク管理部214、及びハイパーメディア文書管理部
215の各機能要素を有している。
【0035】表示管理部211は、(表示装置22に対
する)データ入力画面(データ入力ダイアログ)の表
示、及び入力装置25からの入力デー夕の画面表示を行
う。表示管理部211はまた、処理部203からのデー
タの画面表示も行う。
【0036】入力管理部212は、入力装置25からの
入力データに対して、その入力データと入力画面の情報
とを対応付ける構造化処理を施し、その構造化されたデ
ータ(構造体)を処理部213に送る。入力管理部21
2はまた、入力装置25からの位置指定情報の入力等を
表示管理部211及び処理部213に伝える。
【0037】処理部213は、入力管理部212から受
け取ったデータに従い、ハイパーメディア文書及びそれ
に付随する音声、動画、静止画、テキストといったメデ
ィアファイルに対して処理を加える。
【0038】処理部213は、リンク処理管理部213
a、HTML解析部213b及びHTML編集部213
cから構成される。
【0039】リンク処理管理部213aは、利用者指定
のHTMLファイルに付随するファイルの収集、利用者
指定のHTMLファイルに付随するファイルが記述通り
のパスに存在していない場合のパス修正、利用者指定の
ファイルをリンク先とするリンク元ファイルの一覧表示
のための処理を行う。
【0040】HTML解析部213bは、HTMLファ
イル内のタグの解析を行う。
【0041】HTML編集部213cは、HTMLファ
イルの書き換え等を行う。
【0042】ネットワーク管理部214は、ネットワー
ク30を介したデータの送受信の処理を行う。
【0043】ハイパーメディア文書管理部215は、記
憶装置26の記憶データ(ローカルな記憶データ)の入
出力及び管理を行う。
【0044】次に、本実施形態における動作を説明す
る。
【0045】まず表示管理部211は、図3に示すよう
なシステムメニュー300を表示装置22に表示する。
このメニュー300は、「ファイル収集」301、「パ
ス修正」302及び「リンク元一覧表示」303の各メ
ニュー項目を有している。
【0046】利用者は、システムメニュー300上で、
「ファイル収集」301、「パス修正」302及び「リ
ンク元一覧表示」303のいずれかのメニュー項目を、
入力装置25の例えばマウス24を用いて選択操作す
る。
【0047】このメニュー項目選択操作に伴う入力装置
25(内のマウス24)からの入力データ(位置指定デ
ータ)は、クライアント計算機本体21内の入力管理部
212に送られる。入力管理部212は、このメニュー
選択のための入力データ(位置データ)を受け取ると、
それを表示管理部211及び処理部213に渡す。
【0048】表示管理部211は、入力管理部212か
ら渡されたメニュー選択のための入力データ(位置デー
タ)に従い、現在表示中のシステムメニュー300上の
いずれのメニュー項目が選択指定されたかを判断し、そ
の選択指定されたメニュー項目に対応する設定ダイアロ
グを表示装置22に表示する。
【0049】以下、(1)「ファイル収集」301が選
択された場合の処理(ファイル収集選択時処理)と、
(2)「パス修正」302が選択された場合の処理(パ
ス修正選択時処理)と、(3)「リンク元一覧表示」3
03が選択された場合の処理(リンク元一覧表示選択時
処理)の各々について順次説明する。
【0050】(1)ファイル収集選択時処理 まず、メニュー項目「ファイル収集」301が選択され
た場合について、図4及び図5のフローチャートを参照
して説明する。
【0051】表示管理部211は、システムメニュー3
00からメニュー項目「ファイル収集」301が選択さ
れた場合には、ファイル収集に必要なデータを利用者に
より設定入力させるための図6に示すようなファイル収
集設定ダイアログ600を表示装置22に表示する(ス
テップ401)。
【0052】このファイル収集設定ダイアログ600に
は、収集元ファイルを指し示す情報(URL)を入力設
定するための収集元ファイル設定フィールド601、収
集したファイルの収集先を入力設定するための収集先設
定フィールド602、及び収集するファイルの検索範囲
を示す検索範囲設定フィールド603が設けられてい
る。また、ファイル収集設定ダイアログ600には、設
定完了(ファイル収集開始)を指示するための「OK」
ボタン604、及び設定解除を指示するための「Can
cel」ボタン605も設けられている。
【0053】利用者は、入力装置25を操作して、ファ
イル収集設定ダイアログ600上の収集元ファイル設定
フィールド601、収集先設定フィールド602、及び
検索範囲設定フィールド603に必要な情報を入力設定
し、所望の設定が行えたなら、「OK」ボタン604を
選択する。ここで、収集元ファイル設定フィールド60
1にはHTMLファイルを指し示す情報(URL)を設
定し、収集先設定フィールド602には収集したファイ
ルの収集先(格納先)を示すディレクトリを設定する。
また、検索範囲設定フィールド603には、収集するフ
ァイルの検索範囲を指定する情報を設定する。この検索
範囲の指定には、例えばクライアント計算機20のロー
カルな記憶領域を対象とする場合には、ディレクトリ指
定あるいはドライブ(記憶装置26がディスク装置のと
き)指定が用いられ、サーバを対象とする場合には、ホ
スト名指定あるいはホスト名+ディレクトリ指定が用い
られる。
【0054】入力管理部212は、入力装置25からフ
ァイル収集設定ダイアログ600の各設定フィールド6
01〜603に入力設定されるデータを保持しており、
「OK」ボタン604が選択されると、設定完了(設定
OK)を判断し(ステップ402)、各設定フィールド
601〜603毎の設定データと、その設定データがど
のようなものであるかを示す当該設定フィールド601
〜603の属性情報とを対応付ける構造化処理を行い、
その構造化処理の結果である構造化データ(構造体)を
図示せぬメモリに格納すると共に、その構造化データへ
のポインタを処理部213内のリンク処理管理部213
aに渡す(ステップ403)。
【0055】リンク処理管理部213aは、入力管理部
212からファイル収集設定ダイアログ600の各設定
フィールド601〜603への設定データを含む構造化
データのポインタを受け取ると、そのポインタの指す構
造化データをもとに、HTML解析部213b等を用い
て以下に述べるファイル収集を行う(ステップ40
4)。
【0056】まずリンク処理管理部213aは、収集元
ファイル設定フィールド601への設定データ、即ち利
用者指定のHTMLファイルを指し示すURLから、当
該HTMLファイルがネットワーク上(の記憶領域)、
あるいはローカル上(の記憶領域)のいずれにあるかを
判断する。もし、ネットワーク上にあるならば、リンク
処理管理部213aはネットワーク管理部214に要求
を出して、上記URLの示すHTMLファイルをネット
ワーク30を介してサーバの記憶装置(例えばサーバ計
算機10の記憶装置12)から取得させる。一方、ロー
カル上にあるならば、リンク処理管理部213aはハイ
パーメディア文書管理部215に要求を出して、上記U
RLの示すHTMLファイルをクライアント計算機20
の記憶装置26から取得させる。
【0057】このようにリンク処理管理部213aは、
収集元ファイル設定フィールド601に設定されたUR
Lの示すHTMLファイルを、ネットワーク管理部21
4またはハイパーメディア文書管理部215を用いて取
得する(ステップ501)。
【0058】次にリンク処理管理部213aは、取得し
たHTMLファイルをHTML解析部213bに渡し
て、当該ファイルのタグを解析させ、当該HTMLファ
イルに付随するファイルを指定するファイル指定情報と
してのURLを全て検出させる(ステップ502)。
【0059】次にリンク処理管理部213aは、HTM
L解析部213bにより検出されたURLの示すファイ
ルのうち、検索範囲設定フィールド603に設定されて
いる検索範囲内のファイル(リンク先ファイル、埋め込
みファイル等)を、ネットワーク管理部214またはハ
イパーメディア文書管理部215を用いて全て収集し
て、収集先設定フィールド602に設定内容の示すディ
レクトリ(収集先)に格納し(ステップ503)、ファ
イル収集処理(ステップ404)を終了する。
【0060】このようにして、利用者が指定したHTM
Lファイルに付随するファイルのうち、利用者が指定し
た範囲内のファイルが全て検索されて、利用者が指定し
た収集先に自動的に収集される。
【0061】(2)パス修正選択時処理 次に、メニュー項目「パス修正」302が選択された場
合について、図7及び図8のフローチャートを参照して
説明する。
【0062】表示管理部211は、システムメニュー3
00からメニュー項目「パス修正」302が選択された
場合には、パス修正に必要なデータを利用者により設定
入力させるための図9に示すようなパス修正設定ダイア
ログ900を表示装置22に表示する(ステップ70
1)。
【0063】このパス修正設定ダイアログ900には、
修正元ファイルを指し示す情報(URL)を入力設定す
るための修正元ファイル設定フィールド901、ファイ
ル検索範囲を示す検索範囲設定フィールド902、パス
修正の候補一覧を表示(利用)することを選択するため
の「候補一覧表示選択」ボタン903、及びパス修正の
候補一覧を非表示とする(利用しない)ことを選択する
ための「候補一覧非表示選択」ボタン904が設けられ
ている。またパス修正設定ダイアログ900には、設定
完了を指示するための「OK」ボタン905、及び設定
解除を指示するための「Cancel」ボタン906も
設けられている。
【0064】本実施形態において、パス修正設定ダイア
ログ900上の「候補一覧表示選択」ボタン903は初
期表示状態において選択状態に設定され、「候補一覧非
表示選択」ボタン904は非選択状態に設定される。な
お、「候補一覧表示選択」ボタン903と「候補一覧非
表示選択」ボタン904の機能を1つのボタンで代用さ
せ、1回選択される毎に候補一覧表示選択状態と、候補
一覧非表示選択状態とに交互に切り替えられるようにす
ることも可能である。
【0065】利用者は、入力装置25を操作して、パス
修正設定ダイアログ900上の修正元ファイル設定フィ
ールド901及び検索範囲設定フィールド902に必要
な情報を入力設定すると共に、「候補一覧表示選択」ボ
タン903または「候補一覧非表示選択」ボタン904
のいずれか一方を選択状態に設定し、所望の設定が行え
たなら、「OK」ボタン905を選択する。ここで、修
正元ファイル設定フィールド901には、修正元となる
ΗTMLファイルを指し示す情報(URL)を設定し、
検索範囲設定フィールド902にはパス修正の対象とな
り得るファイルの検索範囲を指定する情報を設定する。
【0066】入力管理部212は、「OK」ボタン90
5が選択されると、設定完了(設定OK)を判断し(ス
テップ702)、各設定フィールド901,902毎の
設定データに対して前記ファイル収集選択時と同様の構
造化処理を行い、その構造化処理の結果である構造化デ
ータ(へのポインタ)を処理部213内のリンク処理管
理部213aに渡す(ステップ703)。
【0067】リンク処理管理部213aは、入力管理部
212からパス修正設定ダイアログ900の各設定フィ
ールド901,902への設定データを含む構造化デー
タ(へのポインタ)を受け取ると、その(ポインタの指
す)構造化データをもとに、指定の修正元ファイルに記
述されているURLのうち、記述通りのパスに存在しな
いファイルを示すURL中のパス名を修正するパス修正
処理(ステップ704)を、HTML解析部213b、
HTML編集部213c等を用いて次のように実行す
る。
【0068】まずリンク処理管理部213aは、修正元
ファイル設定フィールド901に設定されたURLの示
すHTMLファイルを、ネットワーク管理部214また
はハイパーメディア文書管理部215を用いて取得する
(ステップ801)。
【0069】次にリンク処理管理部213aは、取得し
た利用者指定の(修正元ファイルとしての)HTMLフ
ァイルをHTML解析部213bに渡して、当該ファイ
ルのタグを解析させ、当該HTMLファイルに付随する
ファイルを指定するファイル指定情報としてのURLを
全て検出させる(ステップ802)。
【0070】次にリンク処理管理部213aは、HTM
L解析部213bにより検出されたURLを1つ取り出
して(ステップ803)、そのURLの示すファイル
(修正元ファイルのリンク先ファイルまたは埋め込みフ
ァイル)が当該URLの記述通りのパスに存在している
か否かを調べる(ステップ804)。
【0071】もし、URLの記述通りのパスに存在して
いないならば、リンク処理管理部213aは、当該UR
L中のファイル・パス名の記述部分にあるファイル名を
もとに、検索範囲設定フィールド902に設定されてい
る検索範囲内で同一名のファイルをパスの修正候補とし
て全て検出する(ステップ805)。
【0072】次にリンク処理管理部213aは、パス修
正設定ダイアログ900上で利用者により修正候補の一
覧表示が指示されているか否かを調べ(ステップ80
6)、一覧表示が指示されているならば、上記修正候補
検出結果を表示管理部211に渡して、図10に示すよ
うな修正候補一覧・選択ダイアログA0を表示装置22
に表示させ、パスの修正候補(修正ファイル)の選択指
定の受け付けを行う(ステップ807)。この修正候補
一覧・選択ダイアログA0には、修正元ファイル表示領
域A1、修正候補一覧表示領域A2、修正ファイル設定
フィールドA3、「OK」ボタンA4、及び「Canc
el」ボタンA5が設けられている。修正候補一覧・選
択ダイアログA0上の修正元ファイル表示領域A1に
は、パス修正設定ダイアログ900上で利用者により指
定された修正元ファイルのURLが表示され、修正候補
一覧表示領域A2には、リンク処理管理部213aによ
り検出されたパス名の修正候補の(URLの)一覧が表
示されている。
【0073】利用者は、修正候補一覧・選択ダイアログ
A0上の修正候補一覧表示領域A2に表示されている修
正候補一覧を対象に、修正元ファイルに付随するファイ
ルとして正しいファイルを入力装置25の例えばマウス
24を操作して選択指定する。ここでは、修正候補一覧
表示領域A2には、3つのパス修正候補(のURL)が
表示されており、そのうちの2番目の修正候補(のUR
L)が選択されたものとする。
【0074】入力管理部212は、利用者による入力装
置25(のマウス24)の操作により、パス修正候補が
選択指定されると、その指定情報を表示管理部211に
渡す。これにより表示管理部211は、修正候補一覧表
示領域A2に表示されている「修正候補一覧」中の利用
者指定の修正候補(のURL)の表示形態を選択状態を
示すように変更すると共に、その修正候補(のURL)
を利用者指定の修正ファイルとして修正ファイル設定フ
ィールドA3に表示する。図10は、この時点の修正候
補一覧・選択ダイアログA0の内容を示したもので、修
正候補一覧表示領域A2に表示されている3つのパス修
正候補(のURL)のうちの2番目のパス修正候補(の
URL)が、修正ファイル(のURL)として選択指定
された状態を示している。
【0075】利用者は、自身の選択指定内容でよいなら
ば、修正候補一覧・選択ダイアログA0上の「OK」ボ
タンA4を入力装置25(の例えばマウス24により)
選択する。
【0076】入力管理部212は、「OK」ボタンA4
が選択されると、設定完了(設定OK)を判断し(ステ
ップ808)、修正ファイル設定フィールドA3の設定
データを含む構造化データ(のポインタ)を処理部21
3内のリンク処理管理部213aに渡す(ステップ80
9)。
【0077】リンク処理管理部213aは、この構造化
データ(のポインタ)を受け取ると、その(ポインタの
指す)構造化データに含まれている利用者指定の修正フ
ァイルの情報(URL)をもとに、HTML編集部21
3cによる修正元ファイル(中のURL)の書き換えを
起動する。するとHTML編集部213cは、修正元フ
ァイルに記述されている(リンク先ファイルまたは埋め
込みファイルを指定する)URLのうち、利用者指定の
修正ファイルと同一のファイル名を持つURLを当該修
正ファイルのURLに書き換える(ステップ810)。
これは即ち、修正元ファイルに記述されているURLの
うち、利用者指定の修正ファイルと同一のファイル名を
持つURL中のパス名を、当該修正ファイルのURL中
のパス名と同一となるように修正したことと等価であ
る。
【0078】リンク処理管理部213aは、HTML編
集部213cによるステップ810の処理が終了する
と、HTML解析部213bにより検出されたURLの
中に未処理のURLが残っているか否かを調べ(ステッ
プ811)、残っているならば、ステップ803に戻っ
て次のURLを取り出し、ステップ804以降の処理を
行う。これに対し、未処理のURLが残っていないなら
ば、パス修正処理(ステップ704)を終了する。これ
により、パス修正選択時の処理は終了となる。
【0079】またリンク処理管理部213aは、パス修
正設定ダイアログ900上で利用者により修正候補の一
覧表示が指示されていない場合には(ステップ80
6)、上記検出したパス修正候補の中から、実際にパス
を修正する修正候補(修正ファイル)を選択して(ステ
ップ812)、HTML編集部213cによる修正元フ
ァイル(中のURL)の書き換えを起動する。このステ
ップ812では、修正候補が複数ある場合には、書き換
えの対象となるURL中に記述されているパスに近いも
のほど優先的に選択されるようになっている。
【0080】HTML編集部213cは、リンク処理管
理部213aにより起動されると、修正元ファイルに記
述されている(リンク先ファイルまたは埋め込みファイ
ルを指定する)URLのうち、リンク処理管理部213
aにより選択されたパス修正候補(修正ファイル)と同
一のファイル名を持つURLを当該パス修正候補(修正
ファイル)のURLに書き換える(ステップ813)。
【0081】なお、上記ステップ805でパス修正候補
が1つも検出できなかった場合には、リンク処理管理部
213aは、表示管理部211により、その旨の警告メ
ッセージ(例えば「候補がありません」といったメッセ
ージ)を表示させる。
【0082】(3)リンク元一覧表示選択時処理 次に、メニュー項目「リンク元一覧表示」303が選択
された場合について、図11及び図12のフローチャー
トを参照して説明する。
【0083】表示管理部211は、システムメニュー3
00からメニュー項目「リンク元一覧表示」303が選
択された場合には、リンク元一覧表示に必要なデータを
利用者により設定入力させるための図13に示すような
リンク元一覧表示設定ダイアログD0を表示装置22に
表示する(ステップB1)。
【0084】このリンク元一覧表示設定ダイアログD0
には、基準ファイルを指し示す情報(URL)を入力設
定するための基準ファイル設定フィールドD1、ファイ
ル検索範囲を示す検索範囲設定フィールドD2、設定完
了を指示するための「OK」ボタンD3、及び設定解除
を指示するための「Cancel」ボタンD4が設けら
れている。
【0085】利用者は、入力装置25を操作して、リン
ク元一覧表示設定ダイアログD0上の基準ファイル設定
フィールドD1及び検索範囲設定フィールドD2に必要
な情報を入力設定し、所望の設定が行えたなら、「O
K」ボタンD3を選択する。ここで、基準ファイル設定
フィールドD1にはΗTMLファイル、動画ファイル、
画像ファイル、音声ファイル、テキストファイルなどリ
ンク先となるファイルを指し示す情報(URL)を設定
し、検索範囲設定フィールドD2には、基準ファイル設
定フィールドD1に設定された(URLの示す)ファイ
ルをリンク先とするファイル(リンク元ファイル)の検
索範囲を指定する情報を設定する。
【0086】入力管理部212は、「OK」ボタンD3
が選択されると、設定完了(設定OK)を判断し(ステ
ップB2)、各設定フィールドD1,D2毎の設定デー
タに対して前記ファイル収集選択時と同様の構造化処理
を行い、その構造化処理の結果である構造化データ(へ
のポインタ)を処理部213内のリンク処理管理部21
3aに渡す(ステップB3)。
【0087】リンク処理管理部213aは、入力管理部
212からリンク元一覧表示設定ダイアログD0の各設
定フィールドD1,D2への設定データを含む構造化デ
ータ(へのポインタ)を受け取ると、その(ポインタの
指す)構造化データをもとに、HTML解析部213b
等を用いて以下に述べるリンク元一覧表示処理を行う
(ステップB4)。
【0088】まずリンク処理管理部213aは、「検索
範囲」設定フィールドD2に設定されている検索範囲内
のHTMLファイルを、ネットワーク管理部214また
はハイパーメディア文書管理部215を用いて順次取得
する(ステップC1)。
【0089】リンク処理管理部213aは、HTMLフ
ァイルを1つ取得する毎に、HTML解析部213bに
より当該ファイルのタグを解析させ、当該ファイル(解
析ファイル)が基準ファイル設定フィールドD1に設定
されている基準ファイルをリンク先ファイル(または埋
め込みファイル)としているか否か、即ち当該ファイル
が利用者指定の基準ファイルのリンク元ファイルである
か否かを調べる(ステップC2)。そしてリンク処理管
理部213aは、解析ファイルが基準ファイルのリンク
元ファイルである場合(基準ファイルをリンク先ファイ
ルとしている場合)、そのファイルのURLを一時保持
する(ステップC3)。
【0090】リンク処理管理部213aは、指定の検索
範囲内の全てのHTMLファイルについて、上記ステッ
プC1〜C3を行うと(ステップC4)、その時点にお
いて一時保持しておいたリンク元ファイルのURLの群
を、図14に示すようなリンク元一覧表示画面E0のリ
ンク元ファイル一覧表示領域E1に表示管理部211に
より一覧表示させ(ステップC5)、リンク元一覧表示
処理(ステップB4)を終了する。これにより、リンク
元一覧選択時の処理は終了となる。なお、URLの一覧
表示に代えて、そのURL中のファイル名の一覧表示を
行うようにしても構わない。
【0091】以上は、本発明をWWWシステムに適用し
た場合について説明したが、本発明は、複数のメディア
が扱えるハイパーメディア文書ファイルであって、当該
文書ファイルに付随する個々のファイルを指定するファ
イル指定情報(例えば、当該文書ファイルのリンク先の
ファイルを指定するリンク先ファイル指定情報、あるい
は当該文書ファイルに埋め込まれるファイルを指定する
埋め込みファイル指定情報)が記述可能なハイパーメデ
ィア文書ファイルを扱うハイパーメディアシステム全般
に適用可能である。
【0092】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、利
用者指定のハイパーメディア文書ファイルに付随するフ
ァイルを自動的に収集できるため、ハイパーメディア文
書ファイルの公開作業の効率の向上と、必要なファイル
の欠落などのミスを防げるようになる。
【0093】また、本発明によれば、利用者指定のハイ
パーメディア文書ファイルに付随するファイルが記述通
りのパスに存在していない場合に、そのパスを簡単に修
正することができる。特に、パスの修正候補を検索して
一覧表示する機能を付加することで、最適なファイルを
短時間に見つけ出して修正を加えることができる。
【0094】また、本発明によれば、利用者指定のハイ
パーメディア文書ファイルあるいはハイパーメディア文
書ファイルに付随する利用者指定の素材ファイルをリン
ク先とするリンク元ファイルを検索して一覧表示するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るハイパーメディアシス
テムのシステム構成図。
【図2】図1中のクライアント計算機20の構成をクラ
イアント計算機本体21の内部構成を中心に示すブロッ
ク図。
【図3】同実施形態におけるシステムメニューの一例を
示す図。
【図4】図3中のメニュー項目「ファイル収集」301
が選択された場合の動作手順を示すフローチャート。
【図5】図4中のステップ404の処理(ファイル収集
処理)の詳細手順を示すフローチャート。
【図6】ファイル収集設定ダイアログの一例を示す図。
【図7】図3中のメニュー項目「パス修正」302が選
択された場合の動作手順を示すフローチャート。
【図8】図7中のステップ704の処理(パス修正処
理)の詳細手順を示すフローチャート。
【図9】パス修正設定ダイアログの一例を示す図。
【図10】修正候補一覧・選択ダイアログの一例を示す
図。
【図11】図3中のメニュー項目「リンク元一覧表示」
303が選択された場合の動作手順を示すフローチャー
ト。
【図12】図11中のステップB4の処理(リンク元一
覧表示処理)の詳細手順を示すフローチャート。
【図13】リンク元一覧表示設定ダイアログの一例を示
す図。
【図14】リンク元一覧表示画面の一例を示す図。
【符号の説明】
10…サーバ計算機、 11…サーバ計算機本体、 12,26…記憶装置、 20…クライアント計算機、 21…クライアント計算機本体、 22…表示装置、 25…入力装置、 30…ネットワーク、 213…処理部、 213a…リンク処理管理部、 213b…HTML解析部、 213c…HTML編集部、 300…システムメニュー、 600…ファイル収集設定ダイアログ(ファイル収集設
定入力画面)、 900…パス修正設定ダイアログ(パス修正設定入力画
面)、 A0…修正候補一覧・選択ダイアログ、 D0…リンク元一覧表示設定ダイアログ(リンク元一覧
表示設定入力画面)、 E0…リンク元一覧表示画面。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメディアが扱えるハイパーメディ
    ア文書ファイルであって、当該文書ファイルに付随する
    個々のファイルを指定するファイル指定情報が記述可能
    なハイパーメディア文書ファイルをハイパーメディアシ
    ステム上で公開するのを支援するハイパーメディアシス
    テムにおける情報公開支援方法において、 公開の対象となり得るハイパーメディア文書ファイルに
    付随するファイルを自動収集するために、そのハイパー
    メディア文書ファイルの指定を受け付ける収集元ファイ
    ル設定フィールドと、収集先の指定を受け付ける収集先
    設定フィールドとを含むファイル収集設定入力画面を表
    示するファイル収集設定入力画面表示ステップと、 前記ファイル収集設定入力画面の前記収集元ファイル設
    定フィールドを通して指定されたハイパーメディア文書
    ファイルを取得して解析することで、当該文書ファイル
    に付随する各ファイルを取得して、前記ファイル収集設
    定入力画面の前記収集先設定フィールドを通して指定さ
    れた収集先に収集するファイル収集ステップとを具備す
    ることを特徴とするハイパーメディアシステムにおける
    情報公開支援方法。
  2. 【請求項2】 前記ファイル収集設定入力画面には、フ
    ァイル収集の範囲指定を受け付ける検索範囲設定フィー
    ルドが含まれており、 前記ファイル収集ステップでは、前記検索範囲設定フィ
    ールドを通して指定された検索範囲内のファイルだけを
    収集することを特徴とする請求項1記載のハイパーメデ
    ィアシステムにおける情報公開支援方法。
  3. 【請求項3】 複数のメディアが扱えるハイパーメディ
    ア文書ファイルであって、当該文書ファイルに付随する
    個々のファイルを指定するファイル・パス名を含むファ
    イル指定情報が記述可能なハイパーメディア文書ファイ
    ルをハイパーメディアシステム上で公開するのを支援す
    るハイパーメディアシステムにおける情報公開支援方法
    において、 公開の対象となり得るハイパーメディア文書ファイルに
    付随するファイルのパスを自動修正するために、そのハ
    イパーメディア文書ファイルを修正元ファイルとする指
    定を受け付ける修正元ファイル設定フィールドを含むパ
    ス修正設定入力画面を表示するパス修正設定入力画面表
    示ステップと、 前記パス修正設定入力画面の前記修正元ファイル設定フ
    ィールドを通して指定されたハイパーメディア文書ファ
    イルを取得して解析することで、当該文書ファイルに付
    随する各ファイルが、当該文書ファイルに記述されてい
    るファイル指定情報中のファイル・パス名の示すパスに
    存在しているか否かを調べ、存在しないファイルについ
    ては、同一名のファイルを検索し、その検索結果をもと
    に前記ハイパーメディア文書ファイル中の該当するファ
    イル指定情報のパス名を修正するパス修正ステップとを
    具備することを特徴とするハイパーメディアシステムに
    おける情報公開支援方法。
  4. 【請求項4】 前記パス修正設定入力画面には、前記同
    一名のファイルの検索範囲の指定を受け付ける検索範囲
    設定フィールドが含まれており、 前記パス修正ステップでは、前記検索範囲設定フィール
    ドを通して指定された検索範囲内で前記同一名のファイ
    ルを検索することを特徴とする請求項3記載のハイパー
    メディアシステムにおける情報公開支援方法。
  5. 【請求項5】 前記パス修正ステップでは、前記同一名
    のファイルが複数存在する場合に、その複数のファイル
    の中からパス修正すべきファイルを利用者操作により選
    択指定可能なように、その複数のファイルをパス修正候
    補として一覧表示し、このパス修正候補一覧の中からパ
    ス修正の対象ファイルが選択指定された場合に、前記ハ
    イパーメディア文書ファイル中の該当するファイル指定
    情報のパス名を当該選択指定されたファイルへのパスを
    示すように修正することを特徴とする請求項3または請
    求項4記載のハイパーメディアシステムにおける情報公
    開支援方法。
  6. 【請求項6】 複数のメディアが扱えるハイパーメディ
    ア文書ファイルであって、当該文書ファイルに付随する
    個々のファイルを指定するファイル指定情報が記述可能
    なハイパーメディア文書ファイルをハイパーメディアシ
    ステム上で公開するのを支援するハイパーメディアシス
    テムにおける情報公開支援方法において、 公開の対象となり得るハイパーメディア文書ファイルあ
    るいはそれに付随するファイルをリンク先とするリンク
    元ファイルの一覧を表示するために、その一覧表示の基
    準となる基準ファイルの指定を受け付ける基準ファイル
    設定フィールドを含むリンク元一覧表示設定入力画面を
    表示するリンク元一覧表示設定入力画面表示ステップ
    と、 前記リンク元一覧表示設定入力画面の前記基準ファイル
    設定フィールドを通して指定された基準ファイルをリン
    ク先とするリンク元のハイパーメディア文書ファイルを
    検索して一覧表示するリンク元一覧表示ステップとを具
    備することを特徴とするハイパーメディアシステムにお
    ける情報公開支援方法。
  7. 【請求項7】 前記リンク元一覧表示設定入力画面に
    は、前記リンク元のハイパーメディア文書ファイルの検
    索範囲の指定を受け付ける検索範囲設定フィールドが含
    まれており、 前記リンク元一覧表示ステップでは、前記検索範囲設定
    フィールドを通して指定された検索範囲内の全てのハイ
    パーメディア文書ファイルの中から、前記指定された基
    準ファイルをリンク先として指定するファイル指定情報
    が記述されているファイルを検索することを特徴とする
    請求項6記載のハイパーメディアシステムにおける情報
    公開支援方法。
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