JPH05101054A - 部品合成による文書作成支援システム - Google Patents

部品合成による文書作成支援システム

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JPH05101054A
JPH05101054A JP3285677A JP28567791A JPH05101054A JP H05101054 A JPH05101054 A JP H05101054A JP 3285677 A JP3285677 A JP 3285677A JP 28567791 A JP28567791 A JP 28567791A JP H05101054 A JPH05101054 A JP H05101054A
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Japan
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database
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JP3285677A
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Inventor
Kazuko Kaneda
和子 金田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書を部品化してデータベースに格納し、文
書作成時に部品化された文書より文書を自動的に生成で
きる文書作成支援システムを提供すること。 【構成】 予め定めた文書定義に基づき文書にマークア
ップをして部品定義手段1を介して文書を部品化して、
データベース4に格納する。文書作成時、作成する文書
の仕様を指定すると、部品指定&抽出手段2は文書の作
成に必要な部品をデータベース4より抽出する。部品合
成手段3は検索された部品より、文書を合成し文書を作
成する。部品定義手段は、シンタックスチェッカー5を
備え、マークアップが正しいか否かチェックする。ま
た、部品定義検索&抽出手段11により、データベース
に格納されている文書の文書構造を表示し、文書の作
成、文書の部品化をサポートすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は部品合成による文書作成
支援システムに関する。一般に文書の作成においては、
前に作成した文書の一部を再利用して新たに文書を作成
したり、複数文書から1つの文書を作成したり、また、
1つの情報を別の文書スタイルで作成していくといった
場合が多い。プログラミングの場合は、再利用や合成を
行う際、プログラムをブロック化し、ブロック毎にプロ
グラムを部品として保持しておき、プログラミングに際
して、必要なブロックを検索し合成をするといった方法
がとられている。
【0002】文書の作成においても、例えばビジネス文
書、手引き書、手紙などのように構造化することが可能
な文書に対して、文書を構造化し、そのブロックを再利
用可能な部品として扱う機能、また、その部品を自動的
に検索し合成する機能を持つシステムが望まれる。本発
明は、上記のように構造化可能な文書に対して、文書を
構成する部品を定義し、部品を指定し、部品を検索し、
部品を合成する機能をもつ文書作成を支援するシステム
に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、プログラムの作成において、プロ
グラムをブロックに切りわけ、それらの部品を合成する
ことにより新たなプログラムを作成することなどが考え
られてきた。この場合におけるプログラムの部品定義、
即ち、部品化は、ソースコードを部品化し、その骨組み
に相当する部品と、その骨組みに埋め込まれる部分部品
を組として切りだす方法や、また、ある処理の結果が次
に実行する処理の入力データとなるようにプログラムを
切りわけ、それらの処理を部品として切りだす方法など
が考えられる。
【0004】また、部品を指定する場合は、ユーザーが
どのような部品をどのような順番で組み合わせるかを指
定したり、また、骨組みの部品を指定したりといった方
法がとられる。さらに、部品の検索、合成においては、
ユーザーが定める仕様に応じてユーザーが部品を選び、
骨組みにあわせて部品を埋め込んでいくといった処理を
行うことが考えられる。
【0005】一般の文書においては、文書の文脈自体を
部品として保持し、これを用いて文書を作成することも
考えられるが、一つの事項を文書化する場合でもその言
い表し方は非常に多く、それらを1文書内で統一するこ
とは困難である。したがって、1文書内における言い表
し方まで考慮する場合には、文書に何の修正を行わずに
そのまま部品化することはできず、各部品ごとにその必
要に応じて修正する作業が必要になってくる。
【0006】また、文書の作成においては、文書間のつ
なぎを意識しなければならないが、これらのつなぎを部
品化することは困難である。以上のように、一般の文書
を部品化し、これらの部品を検索、合成して文書を作成
することは、種々の問題点があり困難であつた。
【0007】そこで、例えばビジネス文書、手引き書、
手紙などのような構造化可能な文書を対象として、文書
の部品化を行うことが考えられる。しかし、前述したよ
うに文脈を部品化するとか、プログラムの部品化のよう
に骨組みに相当する部品とその骨組みに埋め込まれる部
分部品を組として部品化し保持するのでは、部品を利用
する際の部品の指定の仕方が面倒であるし、また、この
骨組みにはこの部品といったようにその組み合わせを決
められてしまうと、その再利用がしにくくなる。また、
複数人で作成した文書から1つの文書を作成する場合に
も、文書の作成者が、予め作成され部品化された文書の
うち、どの文書のどの部分を用いるかを指定し選択する
ことは容易ではないし、また、システム側で検索するこ
とも難しいという問題がある。以上のように文書を部品
化し、その部品を合成し文書を作成することは種々の問
題があり、いまだ実用化されているものがなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点に鑑み、文書の内、部品化された文書に何の
修正を加えることなくそのまま利用できる、例えばビジ
ネス文書、手引き書、手紙などのように構造化可能な文
書を対象とし、これらの文書を容易に部品化でき、ま
た、新たな文書作成時に部品化された文書を容易に指定
できるようにするとともに、部品の一部検索が可能であ
つて、部品を合成して新たな文書を作成する際、文書を
自動的に生成できる文書作成支援システムを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、図1に示すように、構造化可能な文書を修正
を加えることなくそのままの形で構造化して部品として
データベースに格納し、その部品を用いて文書を作成す
る文書作成支援システムを構成したものであって、請求
項1は、文書定義を定めてシステムに入力し、その定義
を用いて構造化可能な文書にマークアップすることによ
り部品を定義する部品定義手段1と、定義された部品を
格納するデータベース4と、データベースに格納されて
いる部品を指定し、指定された部品をデータベースより
検索する部品指定&検索手段2と、検索された部品を合
成する部品合成手段3とを備えている。そして、文書作
成時、データベース4に格納された部品を指定して、必
要な部品を検索し、検索した部品を合成することにより
文書を作成する。請求項2は、文書定義を定めてシステ
ムに入力し、その定義を用いて構造化可能な文書にマー
クアップすることにより部品を定義する部品定義手段1
と、定義された部品を格納するデータベース4とを備え
た文書作成支援システムにおいて、マークアップされた
文書の文書構造または構文とデータベース4に格納され
ているマークアップ済文書の文書定義を対比するシンタ
ックスチェッカー5を備えている。そして、シンタック
スチェッカー5によりマークアップされた文書の文書構
造または構文をチェックする。請求項3は、文書定義を
定めてシステムに入力し、その定義を用いて構造化可能
な文書にマークアップすることにより部品を定義する部
品定義手段1と、定義された部品を格納するデータベー
ス4と、部品ラベル名を入力する手段6と、入力された
部品ラベル名に基づき入力された部品を使用している文
書名を解析する部品解析手段7と、部品解析手段7によ
り解析された文書名の文書をデータベース4より検索
し、入力された部品に相当する部分を抽出する部品抽出
手段8と、部品抽出手段8により抽出された部品を合成
する部品合成手段3とを備えている。そして、データベ
ースに入力されている複数文書を統合して指定した部品
を用いた所望の文書を作成する。請求項4は、文書定義
を定めてシステムに入力し、その定義を用いて構造化可
能な文書にマークアップすることにより部品を定義する
部品定義手段1と、定義された部品を格納するデータベ
ース4と、文書の出力フオーマット定義を入力する手段
6と、入力された文書の出力フオーマット定義に基づき
対応する部品を解析する解析手段9と、解析手段により
解析された部品をデータベース4より検索する要素抽出
手段10と、要素抽出手段10により抽出された部品を
合成する部品合成手段3とを備えている。そして、デー
タベース4に入力されている文書から所望フオーマット
の文書を作成する。請求項5は、文書定義を定めてシス
テムに入力し、その定義を用いて構造化可能な文書にマ
ークアップすることにより部品を定義する部品定義手段
1と、定義された部品を格納するデータベース4とを備
えた文書作成支援システムにおいて、入力された部品タ
イプに応じて、データベース4に格納されているマーク
アップ済文書の部品定義を抽出する部品定義検索&抽出
手段11と、抽出された部品定義を表示する表示手段1
2とを備えている。そして、所望の文書定義に基づいて
新しい文書または部品を作成する際、入力された部品の
タイプに基づき部品定義検索&抽出手段11により部品
定義を抽出し、抽出された部品定義を表示手段12によ
り表示することにより、部品の作成を支援する。
【0010】
【作用】請求項1のものにおいて、ユーザーは、部品定
義手段1により、文書定義を定めてシステムに入力し、
その定義を用いて構造化可能な文書にマークアップする
ことにより部品を定義しデータベース4に格納してお
く。文書作成時、ユーザーはユーザインタフェース6よ
り、作成する文書の仕様を入力する。部品指定&検索手
段2はユーザーの仕様に応じた部品をデータベース4よ
り検索する。検索された部品は部品合成部3において合
成され、出力される。請求項2のものにおいて、文書を
部品化する際、ユーザーは、文書定義に基づき構造化可
能な文書にマークアップし、ユーザインタフェース6を
介して部品定義手段1に与える。部品定義手段1は、マ
ークアップされた文書の文書構造または構文とデータベ
ース4に格納されているマークアップ済文書の文書定義
をシンタックスチェッカー5により対比し、マークアッ
プされた文書の文書構造または構文をチェックする。請
求項3のものにおいて、ユーザーがデータベース4に入
力されている複数文書を統合して指定した部品を用いた
所望の文書を作成する際、ユーザインタフェース6を介
して、部品を指定する。部品解析手段7は入力された部
品ラベル名に基づき入力された部品を使用している文書
名を解析し、部品抽出手段8はデータベースより解析さ
れた文書名の文書を検索し、入力された部品に相当する
部分を抽出する。部品合成手段3は抽出された部品に相
当する部分を合成し、統合された文書を出力する。請求
項4のものにおいて、ユーザーがデータベース4に入力
されている文書から所望フォーマットの文書を作成する
際、ユーザインタフェース6を介して文書の出力フォー
マット定義を入力する。解析手段9は入力された文書の
出力フォーマット定義に基づき対応する部品を解析し、
要素抽出手段10は解析された部品をデータベースより
検索する。部品合成手段3は要素抽出手段10により抽
出された部品を合成し、所望のフォーマットの文書を出
力する。請求項5のものにおいて、ユーザーが、所望の
文書定義に基づいて新しい文書または部品を作成する場
合などにおいて部品定義を参照する際、ユーザインタフ
ェース6を介して参照したい部品タイプを入力する。部
品定義検索&抽出手段11は入力された部品タイプに応
じて、データベース4に格納されているマークアップ済
文書の部品定義を抽出し、表示手段12により表示させ
る。
【0011】
【実施例】図2は本発明の文書作成支援システムの全体
構成を示す図である。同図において21はユーザインタ
ーフェイス、22は部品定義手段、23はデータベー
ス、24は部品指定&検索手段、25は部品合成手段、
26はレイアウタ、27は出力文書である。
【0012】図2におけるユーザインタフェース21は
ユーザーとシステムとの間のインタフェースをとる手段
であり、ユーザーはユーザインタフェース21を介し
て、文書の部品化するためのマークアップあるいは、作
成文書仕様の入力を行う。部品定義手段22は文書定義
に基づきマークアップされた構造化可能な文書を部品定
義(部品化)する手段、データベース23は部品化され
た文書を格納する手段、部品指定&検索手段24はユー
ザーが定める仕様に基づき部品を指定し、指定した部品
をデータベースから検索する手段、部品合成手段25は
データベースから検索された部品を合成し文書を作成す
る手段、レイアウタ26は部品合成手段25によって合
成された文書をレイアウトする手段、出力文書27は合
成されレイアウトされた文書である。
【0013】次に図2のシステムによる文書の作成手順
を説明する。まず、ユーザーは構造化可能な文書の文書
タイプに応じて文書定義を記述し、文書にマークアップ
を行う。マークアップとは定められた定義に基づき文書
に、例えば図3に示すような<手引書>、<サブシステ
ム>などのタグを付すことであって、タグが付された文
書はシステムの文書定義手段22において上記定義に基
づき階層化され、部品としてデータベース23に格納さ
れる。
【0014】なお、マークアップ機能は既存の機能であ
り、例えば電子文書交換をスムーズに行うために使用さ
れている記述言語としてSGML(Standard Generaliz
ed Markup Language)(この言語による文書構造記述は
ISO国際標準化機構のSC18/WG8が担当)が知
られている。この記述言語は文書構造を定義し、これに
文書内容をマッピングするためのものであつて、文書と
しては新聞、辞書、メモ、手紙などあらゆるものがその
対象となる。上記記述言語において、<**>や</*
*>はタグを表し、タグは文書要素、例えば章や見出し
等の始まりと終わりを区切り、また、その種別を表す識
別子でもある。
【0015】文書を部品化するというのは、文書の論理
構造を階層的に定め、その各ブロックを部品とすること
であって、例えば、図3のようにマークアップされた手
引書は図4に示すように階層化され、「サブシステ
ム」、「コマンド」などの各ノードで区切られたブロッ
ク、例えば、「名」、「概要」などが部品となる。ま
た、「手引書」などの文書タイプの名前はキーとしてデ
ータベース23に格納されており、構造化可能な文書タ
イプがどの様な部品で構成されているかという定義も部
品と同様データベース23に格納されている。
【0016】図5は部品のデータベースへの格納形態を
示す図である。データベース内の部品は既存の文書定義
であるSGMLのDTDで記述されている。DTD(Do
cument Type Definition)とは前述したSGMLの文書
構造をSGMLのシンタックスで記述したものである。
すなわち、<!DOCTYPE....>で文書のタイプを
定義しており、図5において、<!DOCTYPE手引
書<*は文書のタイプとして「手引書」を定義してい
る。
【0017】また、文書に対する論理構造は<!ELE
MENT....>の形式で定義していく。図5の例におい
ては、「手引書」は「サブシステム」の集合からなり、
「サブシステム」は「名」、「概要」、「コマンド」な
どから構成され、「コマンド」は「形式」、「説明」、
「引数」、「注意」、「例」などから構成されているこ
とを示している。これらの構造は、図4に示すように構
文木で表される。
【0018】さらに、例えば、「注意」、「例」などに
付された*は0回以上の繰り返しを意味する。すなわ
ち、「注意」、「例」などは無い場合もあるし、また、
複数記載されている場合もあり、これらのものには*が
付される。またさらに、例えば「サブシステム」に付さ
れた+は1回以上の繰り返しを意味する。すなわち、手
引書の中には少なくとも1以上のサブシステムが存在し
ており、これらのノードには+が付される。
【0019】以上のように文書をマークアップして部品
化しデータベース23に格納したのち、ユーザーはユー
ザインタフェース21を介して、作成しようとする文書
の仕様を入力し、所望の文書を作成する。例えば、ユー
ザーがデータベース23に格納された複数の文書をまと
めて一文書を作成したり、また、ユーザーがデータベー
ス23に格納された文書をその文書とは異なったフォー
マツトの文書に変換する場合、これらの仕様をユーザイ
ンタフェース21を介して入力する。
【0020】部品指定&検索手段24はユーザーの与え
た仕様に応じてデータベース23より必要な部品を検索
し、部品合成手段25に与える。部品合成手段25はデ
ータベース23より検索された部品を合成して文書を作
成する。部品合成手段25により作成された文書は必要
に応じてレイアウタ26によりレイアウトされ、文書2
7として出力される。
【0021】レイアウトする手段としてはTeX(AM
S(AmericanMathematical Society)の商標)が知られ
ている。TeXには文書のレイアウトや、数式の記述、
表を作成するコマンドが豊富にあり、ユーザーの目的に
合わせて文書整形を可能としている。TEXには色々の
種類があり、LATeX,JTeX(NTT版),JL
ATeX(ASC II版)などがある。
【0022】図6は本発明の図2における部品定義手段
22の1実施例を示す図であり、本実施例は、ユーザー
のマークアップが正しく行われたか否かをチェックする
機能を図2の文書定義手段22に設けたものである。同
図において、31はユーザインタフェース、32は文書
定義の対象となる文書、33はデータベース、34はマ
ークアップ機能、35はマークアップされた文書を格納
するファイルであって、例えば前記した図3に示される
マークアップ済の文書が格納される。また、データベー
ス33内には、構造化可能な複数の文書が予め部品化さ
れて、例えば図5に示したような形態で格納されてい
る。さらに、36はシンタックスチェッカー、37は解
析手段、38は差分検出手段である。
【0023】図6におけるユーザインタフェース31は
図2において説明したようにシステムとユーザー間のイ
ンタフェースをとる手段であって、本実施例において
は、ユーザーはユーザインタフェース31を介して文書
のマークアップを行う。マークアップ機能34は前述し
たように、ユーザーのマークアップ操作に応じてファイ
ルなどに格納された文書32にマークアップを行う手
段、ファイル35はマークアップされた文書を格納する
ファイル、データベース33は部品定義された文書が格
納されているファイルである。また、シンタックスチェ
ッカ36はマークアップ済文書のマークアップをチェッ
クする手段であり、その解析手段37はマークアップさ
れた文書およびデータベースに格納された文書より構文
木を作成し、差分検出手段38はマークアップ済文書の
構文木とデータベースに格納された文書の構文木の差分
を検出する手段である。
【0024】図7は本実施例における処理を説明する図
であり、図7を用いて、図6のシステムの処理を説明す
る。まず、ユーザーは前述したように、既存のマークア
ップ機能73(図6の34)を用いて、文書72(図6
の32)をマークアップする。すなわち、文書72に、
前述の図3に示したように、<手引き書>、<サブシス
テム>などのタグを付けて、マークアップ済文書74を
作成する。マークアップ済文書は図6の文書ファイル3
5に格納する。
【0025】シンタックスチェッカー78の解析手段3
7(図6)はマークアップ済文書74から構文木を作成
するとともに、マークアップ済文書74の文書タイプの
名前をキーとしてデータベース77(図6の22)より
その文書タイプを定義している構文を取り出し構文木7
6に変換する。すなわち、この文書が手引書を対象とし
ていることから、データベース77より「手引書」を定
義している構文を検索し、その部分を構文木76に変換
する。
【0026】ついで、シンタックスチェッカー78の差
分検出手段38(図6)は、構文木75と構文木76の
対応するノードにおいてその子ノードを比較してその差
分を検出し、マークアップ済文書74のエラーを検出す
る。この例においては、構文木76に対して構文木75
には「引数」および「注意」が無いという結果が得られ
る。しかし、前述したように、「注意」には*が付され
ており、これは「注意」のノードは無くても良いことを
意味しているから構文木75に「注意」がないことはエ
ラーにはならない。結局、「コマンド」定義のところで
「引数」の定義が抜けていることから、「<引数>マー
クがない」がシンタックスチェッカー78の出力79に
エラーとして表示される。
【0027】図8は本実施例のシンタックスチェッカー
のフローチャートであり、ステツプS1においてマーク
アップを行ったのち、マークアップされた文書から構文
木を抽出する(ステップS2)。一方、マークアップさ
れた文書から文書タイプを抽出し(ステツプS3)、次
いで、文書タイプを定義している部分をデータベースか
ら抽出し(ステツプS4)、定義の構造を構文木として
抽出する(ステツプS5)。ステツプS6において、ス
テツプS2およびステツプS5で得られた構文木を比較
し、その差分が表示すべき差分であるか否かを文書定義
により解析し(ステツプS7)、差分を表示する(ステ
ツプS8)。
【0028】以上に説明したように、図6の実施例にお
いては、ユーザーがマークアップした文書を予めデータ
ベースに格納されている文書定義と比較することによ
り、文書の構文や構造の間違いを容易に検出できるの
で、文書の部品定義における処理効率を向上することが
できる。
【0029】図9は本発明の文書作成における第1の機
能の実施例であり、本実施例は、部品を指定してその部
品を構成要素として持つ文書を検索することにより、複
数文書を統合し、1文書を作成する機能の実施例であ
る。例えば、ソフトの開発段階で、「コマンド」を説明
する複数の文書が作成された場合、これら「コマンド」
の説明文書を部品化してデータベースに格納しておき、
必要に応じて、これらの文書を統合して「コマンド」一
覧を作成する場合などに用いることができる。
【0030】同図において41はユーザインターフェイ
ス、42は部品指定手段、43は解析手段、44は部品
抽出手段、45は部品合成手段、46は部品情報のテー
ブル、47はデータベースである。ユーザインタフェー
ス41は図2において説明したようにシステムとユーザ
ー間のインタフェースをとる手段であって、本実施例に
おいては、ユーザーはユーザインタフェース41を介し
て、ユーザーが例えば「コマンド」の一覧文書の作成を
システムに要求し、システム側からは作成された文書が
出力される。部品指定手段42はユーザーの文書作成要
求に応じて必要な部品を指定する手段、解析手段43は
部品情報のテーブル46を参照して、指定された部品が
どの文書で用いられているかを解析する手段、部品抽出
手段44は解析手段43において求めた文書より必要な
部品をデータベース47より抽出する手段、部品合成手
段45は抽出された部品を合成して文書を作成する手段
である。
【0031】図10は本実施例における処理を説明する
図であり、図10を用いて、図9のシステムの処理を説
明する。ユーザーがデータベース47(図9)に格納さ
れている複数文書の部品、例えば「コマンド」の部品だ
けを集めて文書を作成しようとする場合、ユーザーはユ
ーザインターフェイス81(図9の41)を介して、
「コマンド」一覧の作成要求を行う。
【0032】解析手段83は「コマンド」部品がどの文
書で使用されているかを部品情報テーブル84をもとに
検索する。部品情報テーブル84は、例えば「buhi
n1」、「buhin2」などの文書名と、例えば「コ
マンド」などの部品ラベル名をキーとしてそれぞれの情
報を検索できるように構成されており、この例において
は「コマンド」をキーとして、それがどの文書で使用さ
れているかを検出することができる。
【0033】この例においては、「buhin1」とい
う文書1および「buhin2」という文書2で「コマ
ンド」を使用しているので、文書1および文書2がデー
タベース47(図9)より検索される。抽出手段85
(図9における44)は文書1および文書2から図10
の88に示す構文木を作成し、その構文木の「コマン
ド」のノードの部分だけを抽出する。すなわち、図10
のデータベースにおける<BUHIN1>86および<
BUHIN2>87の<コマンド>と</コマンド>で
挟まれた範囲の内容を抽出する。
【0034】抽出された「コマンド」の部分は部品合成
手段89(図9の45)で合成され、1つの文書に合成
された「コマンド」一覧がユーザインタフェース81
(図9の41)より出力される。図11は本実施例のフ
ローチャートであり、ユーザーが部品Eの指定を行うと
(ステツプS11)、テーブルにより、指定された部品
Eを構成要素とするすべての部品(例えばP)を検索す
る(ステツプS12)。次いで、検索された部品Pをデ
ータベースより抽出し(ステツプS13)、その部品P
から指定された部品Eの部分を抽出する(ステツプS1
4)。以上の手順により全ての部品(文書)から部品E
を構成要素とする部分を抽出したのち、抽出された部分
を合成する(ステツプS15)。
【0035】図12は本発明の文書作成における第2の
機能の実施例であり、本実施例は、ユーザーがデータベ
ース23に格納された文書をその文書とは異なったフォ
ーマツトの文書に変換する機能の実施例である。例え
ば、ソフトの開発段階で使われた設計資料等を部品化し
てデータベースに格納しておき、その必要部分から所望
の書式の文書(以下の実施例においては「ライブラリ」
の例で説明されている)を作成する場合などに用いるこ
とができる。本実施例の機能により、一つの情報を種々
の書式の文書の中で用いることができるので、文書作成
の効率を向上することができる。
【0036】図12において、51はユーザーインター
フェイス、52はユーザーが与える出力フォーマットの
定義、53は解析手段、54は要素抽出手段、55はデ
ータベース、56は部品合成手段、57はレイアウタ、
58は出力文書である。
【0037】図12におけるユーザインタフェース51
は前述したようにシステムとユーザー間のインタフェー
スをとる手段であって、本実施例においては、ユーザー
はユーザインタフェース51を介して、文書の出力フォ
ーマット定義52をシステムに与えて文書の作成をシス
テムに要求し、システム側からは作成された文書が出力
される。解析手段53はユーザーが与えた出力フォーマ
ット定義を解析し、所望の文書を作成するために必要な
部品を定める手段、要素抽出手段54は解析手段53に
より定められた部品よりデータベース55内の要素を抽
出する手段、部品合成手段56は要素抽出手段54によ
って抽出された要素を合成し、文書を作成する手段、レ
イアウタ57は合成された文書をレイアウトし出力文書
58を出力する手段である。データベース55にはソフ
ト開発段階などで作成された文書が部品として格納され
ており、データベース内の部品には1つ上の部品を属性
情報(例えばクラス1はサブシステム1に属する等の情
報)として持たしておく。
【0038】図13は本実施例における処理を説明する
図である。ここで、図13における出力フォーマツト定
義92の例は図14に示されており、また、部品合成さ
れたマークアップ済文書99の例は図15に示されてお
り、さらに、出力文書の例は図16に示されている。ま
たさらに、図17は図14を構文木に変換したものであ
る。次に、図13ないし図17を用いて、図12のシス
テムの処理を説明する。部品化された設計資料などの情
報に基づき所望の書式の文書を作成する場合、ユーザー
はユーザインタフェース91(図12の51)を介して
作成したい文書の出力フォーマツトの定義を入力する。
例えば、「ライブラリ」という書式の文書を作成する場
合、ユーザーは「ライブラリ」の出力フォーマツトの定
義(図14参照)を入力する。
【0039】ライブラリという定義が入力されると、解
析手段93(図12の53)はその定義に記述されるプ
リミティブなものを抽出する。プリミティブなものと
は、構文定義を展開していった時、展開できなくなった
ものを意味し、例えば図14の定義の場合は、「概
要」、「形式」、「説明」などである。また、上記定義
を構文木に変換し、そのリーフを抽出することも可能で
ある。例えば、上記構文定義を構文木で表現すると図1
7で表されるが、この構文木における「概要」、「形
式」、「説明」がリーフに相当する。
【0040】要素抽出部94(図10における54)は
上記のようにして抽出された部品とその1つ上の部品を
キーとしてデータベース95(図12における55)内
の要素を抽出する。例えば、図14の定義の場合には、
まず、2行目の「概要」がプリミティブなものとして取
り出され、この「概要」と図14における1つ上の部品
である「ライブラリ」をキーとして、「概要」の内容が
データベース95から取り出される。その結果、図15
に示すa、すなわち「ライブラリアンの概要が書かれま
す。」が取り出される。
【0041】次に、図14の3行目の「概要」がプリミ
ティブなものとして取り出される。ここで、上記「概
要」の1つ上の部品である「サブシステム」には「+」
が付されており、これは「サブシステム」が1回以上繰
り返されることを意味しているから、「サブシステム」
とその上の部品である「ライブラリ」をキーとして抽出
されるものが全てとりだされる。また、「サブシステ
ム」がプリミティブなもので無い場合には、抽出された
サブシステムの「名」が親のキーとなる。
【0042】この例においては、<ライブラリ>,<サ
ブシステム>で図15に示すb、すなわちサブシステム
の名前「ライブラリアン」が取り出され、この<ライブ
ラリアン>が親のキーとなって、<ライブラリアン>と
<概要>で図15に示すc、すなわち「ライブラリアン
の概要が書かれます。」が取り出される。上記のよう
に、上の階層から順次、下層レベルまで同様の処理を行
い、必要な部品を抽出していく。
【0043】部品合成手段96(図12の56)では、
抽出されたものを合成し、マークアップを施し、前述し
た図13に示すSMGL文書が作成する。レイアウタ9
7(図12における57)はSGML文書と前述したL
aTeXのコマンドを対応させる定義を作成し、自動的
にLaTeXコマンドを組み込ませることにより、図1
5に示すSMGL文書をLaTeXの組版プログラムに
変換する。この組版プログラムをLaTeXプロセッサ
にかけると、フォーマットされた図16に示す文書が出
力される。
【0044】図18は本実施例のフローチャートであ
り、ユーザーが出力フオーマット定義を入力すると(ス
テツプS21)、そのフオーマット定義を解析し(ステ
ツプS22)、その解析結果に基づき、予め例えばソフ
トのドキュメント等のある目的に従った文書の各部分が
部品として格納されているデータベースより、必要な部
品を検索する(ステツプS23)。次いで、検索された
部品を抽出し(ステツプS24)、フオーマット定義に
従い、抽出された部品を合成し、出力する(ステツプS
25、ステツプS26)。
【0045】図19は本発明の文書作成支援システムに
設けることができる、文書のデータ構造を表示する機能
の1実施例である。例えば、ユーザーが新しい文書を作
成したり、また、文書を部品化する場合、データベース
に格納されている文書のデータ構造を参照したい場合が
ある。本実施例はこの様な要求に答えるための機能であ
って、本実施例の機能を用いることにより、所望の文書
タイプを検索し、そのタグのみを表示させることができ
る。図16において、62はユーザインタフェース、6
3は部品定義検索&抽出手段、64はデータベース、6
5は表示手段である。
【0046】図19におけるユーザインタフェース62
は前述したようにシステムとユーザー間のインタフェー
スをとる手段であって、本実施例においては、ユーザー
はユーザインタフェース62を介して、文書のタイプを
指定して所望のタイプのタグの表示をシステムに要求
し、システム側はその要求に応じて、ユーザインタフェ
ース62を介して文書のタグを表示する。部品定義検索
&抽出手段63は要求された文書のタイプに応じてデー
タベース64よりそのタイプを定義している部分を抽出
し、それを構文木に変換する手段であり、表示手段65
は部品定義検索&抽出手段63により抽出された構文木
のノードをタグに変換し、変換されたタグを表示する手
段である。なお、データベース64には前記した図5の
格納形態で部品が格納されている。
【0047】図20は本実施例における処理を説明する
図であり、図20を用いて、図19のシステムの処理を
説明する。ユーザーはある文書定義に従って新しい文書
を作成したり、部品を作成したりする場合、まず、ユー
ザーは文書のタイプを指定する。例えば、「手引書」の
文書定義に基づいて新しい「手引書」の文書を作成する
場合、ユーザー101はユーザインターフェイス102
(図19の62)を介して「手引書」作成と指定する。
「手引書」の指定がされると、部品定義検索&抽出手段
103(図19の63)は「手引書」をキーとして、デ
ータベース104(図19の64)より「手引書」のタ
イプ定義がなされている部分を検索する。すなわち、デ
ータベースにおいて文書定義として<!DOCTYPE
手引書....の構文を検索し、構文木106に変換する。
【0048】ついで、変換された構文木106から各ノ
ードを抽出する。各ノードは、スタートタグとエンドタ
グが必要であるとか、エンドタグは無くてもよいとかの
情報、親子関係、順序関係の情報を持っており、抽出す
る際、例えば、「手引書」には「サブシステム」の子ノ
ードがあり、「サブシステム」には、「名」、「概
要」、「コマンド」の子ノードがあること、また、「手
引書」のタグは</手引書>のエンドタグが必要である
等の親子関係、順序関係の情報も一緒に抽出する。
【0049】表示手段105は、データベースから検索
され抽出されたノードをタグの形に変換し、親子関係、
順序関係の情報を基に、107に示すように、<手引書
>のスタートタグの次に<サブシステム>のスタートタ
グ、最後に「手引き書」のエンドタグとして</手引書
>がくるといった関係を<手引書>のテンプレートとし
て表示する。
【0050】図21は本実施例のフローチャートであ
り、ユーザーが文書タイプの指定を行うと(ステツプS
31)、データベースより文書タイプを定義している部
分を抽出し(ステツプS32)、それより、構文木を作
る(ステツプS33)。次いで、構文木よりノードやリ
ーフを抽出し(ステツプS34)、定義に従いこれらを
タグに変換し(ステツプS35)、その情報を基にテン
プレートを表示する(ステップS36)。
【0051】本実施例の機能を用いることにより、所望
のタイプの文書のタグがテンプレートとして表示される
ので、文書のマークアップ等の容易化など、ユーザーに
よる新しい文書の作成、文書の部品化を支援することが
できる。
【0052】
【発明の効果】以上説明から明らかなように、本発明に
よれば、文書の内、部品化された文書に何の修正を加え
ることなくそのまま利用できる例えばビジネス文書、手
引き書、手紙などのように構造化可能な文書を対象と
し、これらの文書を部品化してデータベースに格納し、
ユーザーが与える仕様に応じて必要な文書を作成するこ
とができるので、文書の作成の効率化を図ることができ
る。
【0053】特に、請求項2によれば、文書を部品化す
るに際し、文書のマークアップをデータベースの格納さ
れている既存の部品化された文書の構造と比較しチェッ
クできるので、マークアップの誤りを容易に発見するこ
とができる。請求項3によれば、部品を指定することに
より、データベースよりその部品を用いた文書を自動的
に検索し、一文書に合成することができるので、文書の
作成を効率的に行うことができる。請求項4によれば、
文書の出力フォーマットを入力することにより、データ
ベースより必要な部品を検索し、指定した出力フォーマ
ットの文書を自動的に生成できるので、文書の作成を効
率的に行うことができるとともに、データベースに格納
された1つの情報を出力フォーマットの異なった種々の
文書で利用することができる。請求項5によれば、文書
のタイプを入力することにより、入力された文書タイプ
の構造をデータベースより検索し、表示できるので、新
しい文書を作成および文書の部品化を効率的に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明における文書作成支援システムの全体構
成図である。
【図3】マークアップ済文書の1例を示す図である。
【図4】文書構造の1例を示す図である。
【図5】データベース内の文書の格納形態を示す図であ
る。
【図6】本発明の部品定義手段における構文チェック機
能の実施例である。
【図7】本発明の部品定義手段における構文チェック機
能の説明図である。
【図8】本発明の部品定義手段における構文チェック機
能のフローチャートである。
【図9】本発明の文書作成における第1の機能の実施例
である。
【図10】本発明の文書作成における第1の機能の説明
図である。
【図11】本発明の文書作成における第1の機能のフロ
ーチャートである。
【図12】本発明の文書作成における第2の機能の実施
例である。
【図13】本発明の文書作成における第2の機能の説明
図である。
【図14】ユーザが与える出力フォーマットの1例であ
る。
【図15】文書合成されたマークアップ済文書の1例で
ある。
【図16】出力文書の1例である。
【図17】出力フォーマット定義の構文木である。
【図18】本発明の文書作成における第2の機能のフロ
ーチャートである。
【図19】本発明における文書のデータ構造を表示する
機能の実施例である。
【図20】本発明における文書のデータ構造を表示する
機能の説明図である。
【図21】本発明における文書のデータ構造を表示する
機能のフローチャートである。
【符号の説明】
1,22 部品定義手段 2 部品指定&抽出
手段 3,25,45,56 部品合成手段 4,23,33,47,55,64 データベース 5,36 シンタックスチ
ェッカー 6,21,31,41,51,62 ユーザインタフ
ェース 7,43 部品解析手段 8,44 部品抽出手段 9,53 解析手段 10,54 要素抽出手段 11,63, 部品定義検索&
抽出手段 12,65 表示手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】追加
【補正内容】
【図17】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書定義を定めてシステムに入力し、その
    定義を用いて構造化可能な文書にマークアップすること
    により部品を定義する部品定義手段(1) と、定義された
    部品を格納するデータベース(4) と、 データベースに格納されている部品を指定し、指定され
    た部品をデータベースより検索する部品指定&検索手段
    (2) と、 検索された部品を合成する部品合成手段(3) とを備え、 文書作成時、データベース(4) に格納された部品を指定
    して、必要な部品を検索し、検索した部品を合成するこ
    とにより文書を作成することを特徴とする部品合成によ
    る文書作成支援システム。
  2. 【請求項2】文書定義を定めてシステムに入力し、その
    定義を用いて構造化可能な文書にマークアップすること
    により部品を定義する部品定義手段(1) と、定義された
    部品を格納するデータベース(4) とを備えた文書作成支
    援システムにおいて、 マークアップされた文書の文書構造または構文とデータ
    ベースに格納されているマークアップ済文書の文書定義
    を対比するシンタックスチェッカー(5) を備え、 シンタックスチェッカーによりマークアップされた文書
    の文書構造または構文をチェックすることを特徴とする
    部品合成による文書作成支援システム。
  3. 【請求項3】文書定義を定めてシステムに入力し、その
    定義を用いて構造化可能な文書にマークアップすること
    により部品を定義する部品定義手段(1) と、 定義された部品を格納するデータベース(4) と、 部品ラベル名を入力する手段(6) と、 入力された部品ラベル名に基づき入力された部品を使用
    している文書名を解析する部品解析手段(7) と、 部品解析手段(7) により解析された文書名の文書をデー
    タベースより検索し、入力された部品に相当する部分を
    抽出する部品抽出手段(8) と、 部品抽出手段(8) により抽出された部品を合成する部品
    合成手段(3) とを備え、 データベースに入力されている複数文書から所望の文書
    を作成することを特徴とする部品合成による文書作成支
    援システム。
  4. 【請求項4】文書定義を定めてシステムに入力し、その
    定義を用いて構造化可能な文書にマークアップすること
    により部品を定義する部品定義手段(1) と、 定義された部品を格納するデータベース(4) と、 文書の出力フオーマット定義を入力する手段(6) と、 入力された文書の出力フオーマット定義に基づき対応す
    る部品を解析する解析手段(9) と、 解析手段(9) により解析された部品をデータベースより
    検索する要素抽出手段(10)と、要素抽出手段(10)により
    抽出された部品を合成する部品合成手段(3) とを備え、 データベースに入力されている文書から所望フオーマッ
    トの文書を作成することを特徴とする部品合成による文
    書作成支援システム。
  5. 【請求項5】文書定義を定めてシステムに入力し、その
    定義を用いて構造化可能な文書にマークアップすること
    により部品を定義する部品定義手段(1) と、定義された
    部品を格納するデータベース(4) とを備えた文書作成支
    援システムにおいて、 入力された部品タイプに応じて、データベースに格納さ
    れているマークアップ済文書の部品定義を抽出する部品
    定義検索&抽出手段(11)と、抽出された部品定義を表示
    する表示手段(12)とを備え、 所望の文書定義に基づいて新しい文書または部品を作成
    する際、入力された部品のタイプに基づき部品定義検索
    &抽出手段(11)により部品定義を抽出し、抽出された部
    品定義を表示手段(12)により表示することにより、部品
    の作成を支援することを特徴とする部品合成による文書
    作成支援システム。
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