JP2001099098A - ファンユニット、ファン組立体、およびこの組立体を備える装置 - Google Patents

ファンユニット、ファン組立体、およびこの組立体を備える装置

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JP2001099098A JP28006799A JP28006799A JP2001099098A JP 2001099098 A JP2001099098 A JP 2001099098A JP 28006799 A JP28006799 A JP 28006799A JP 28006799 A JP28006799 A JP 28006799A JP 2001099098 A JP2001099098 A JP 2001099098A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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    • F04D25/16Combinations of two or more pumps ; Producing two or more separate gas flows
    • F04D25/166Combinations of two or more pumps ; Producing two or more separate gas flows using fans

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ユニット状に組み立てられたファン
ユニット等に関し、コストが低減され、かつ取扱いやす
いファンユニットを提供する。 【解決手段】基体151と基体に対し回転自在な羽根1
52とを有し基体に取付孔153を有するファン150
と、上面にファン150を内部に配置するための開口1
15を有するとともに底面に通風用の開口を有し、内壁
に、内部に配置されたファンの取付孔153に嵌入して
ファンの位置を定める係止突起117が形成されてなる
ファン収容ボックス本体110と、ファン収容ボックス
本体110上面の開口115に蓋をするようにファン収
容ボックス本体110に係止される、通風用の開口を有
するとともに、内壁に、ファン収容ボックス本体内部に
配置されたファンの取付孔153に嵌入する係止突起を
有し、ファン収容ボックス本体と協同して、ファン収容
ボックス本体内に配置されたファンを固定するファン収
容ボックス蓋体170とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニット状に組み
立てられたファンユニット、ファンユニットを収容する
ファンケースを含むファン組立体、およびこの組立体を
備える装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より様々な産業機器に、例えば内部
の発熱により暖められた空気を機器外部に放出すること
などを目的として、ファンが取り付けられている。近年
では、24時間稼動し続ける産業機器が増え、保守交換
を行なうにあたっても電源を切らずに稼動させた状態の
まま行なうことが要望されており、ファンについても例
外ではなく、電源が投入されたままの状態の機器のファ
ンを交換する必要が生じている。また、連続稼動により
ファンの寿命も短くなり、その結果交換する機会も増
え、交換時の作業性や安全性を向上させる必要も生じて
いる。
【0003】図37,図38,図39は、従来のファン
ユニットの一例を示す、それぞれ、斜視図、別な方向か
ら見た斜視図、及び分解斜視図である。
【0004】このファンユニット900は、ファン91
0、ファンボックス920、プリント板930、LED
940、および複数のビス950から構成されている。
ファン910は、基体911とその基体に対し回転自在
な羽根912とを有し、基体911の4隅には取付孔9
13が設けられている。
【0005】また、ファンボックス920は、板金加工
により形成されており、底面の通風用の開口には指が中
に入るのを阻止するフィンガガード921が形成されて
いる。また、そのファンボックス920には、片持ち梁
形状の操作レバー922が備えられている。この操作レ
バー922には、このファンユニット900を図示しな
いファンケースに収納したときの、ファンユニット90
0の抜け防止を図るとともにその操作レバー922の操
作によりそのファンケースからファンユニット900を
取り出すことができるように構成されたものである。
【0006】また、プリント板930には、ファン91
0の羽根912の回転の制御やLED940の点灯制御
を担う制御回路(図示せず)が搭載されており、さら
に、LED940と接続されるコネクタ931と、ファ
ン910の、図示しないモータと接続されるコネクタ9
32が固定されている。これらのコネクタ931,93
2には、図示しない配線を介して、それぞれLED94
0およびファン910(ファンのモータ)が接続され
る。さらにこのプリント930には、図37に示すよう
に、このファンユニット900を組み立てたときそのフ
ァンユニットの前方に突出するガードエッジ933が形
成されている。このカードエッジ933は、このプリン
ト板930と結合されるコネクタ(図示せず)に嵌入さ
れそのコネクタを介して電力や信号がプリント板930
に伝達される。
【0007】このファンユニット900の組立てには、
複数種類の何本ものビス950が使用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のファンユニット
は、図37〜図39に示すように、板金加工された複数
なファンボックス920を備え、また、多数本のビスが
使用されて組み立てられており、組み立ての作業性が悪
くコスト高であるという問題がある。
【0009】また、このファンユニット900を図示し
ないファンケースに収納しプリント板920のカードエ
ッジ933にコネクタを接続する工程における作業性も
悪く保守の点でも問題がある。
【0010】本発明は、上記事情に鑑み、コストが低減
され、かつ取扱いやすいファンユニット、およびファン
ユニットの保守交換が容易なファン組立体、並びに、こ
の組立体を備える装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のファンユニットは、基体とその基体に対し回転自在
な羽根とを有しその基体に取付部材を有するファンと、
上面にファンを内部に配置するための開口を有するとと
もに底面に通風用の開口を有し、内壁に、内部に配置さ
れたファンの取付部材と嵌合してそのファンの位置を定
める係止部材が形成されてなるファン収容ボックス本体
と、ファン収容ボックス本体上面の開口に蓋をするよう
にファン収容ボックス本体に係止される、通風用の開口
を有するとともに、内壁に、ファン収容ボックス本体内
部に配置されたファンの取付部材と嵌合する係止部材を
有し、ファン収容ボックス本体と協同して、ファン収容
ボックス本体内に配置されたファンを固定するファン収
容ボックス蓋体とを備えたことを特徴とする。
【0012】本発明のファンユニットによれば、ファン
収容ボックス内に配置されたファンは、その取付孔に、
ファン収容ボックス本体及び蓋体の係止突起が嵌入して
位置決めされるため、ビス止め等は不要である。またフ
ァン収容ボックス蓋体も、ファン収容ボックス本体に係
止されるものであるためビス止め等は不要である。
【0013】このように、本発明のファンユニットは、
ビスやビス止め用のドライバ等の工具は不要であって容
易に組み立てることができ、低コスト化が図られてい
る。
【0014】ここで、上記本発明のファンユニットにお
いて、ファン収容ボックス本体底部の開口にフィンガガ
ードが形成されてなるとともに、ファン収容ボックス蓋
体の開口にもフィンガガードが形成されてなることが好
ましい。
【0015】図37〜図39に示す従来のファンユニッ
トは片面にのみフィンガードが形成されているが、その
場合、機器内で高速で回転しているファンの保守交換に
危険を伴うことになる。上記のように、両面にフィンガ
ガードを形成することで、安全性が向上する。
【0016】また、上記本発明のファンユニットにおい
て、ファン収容ボックス本体およびファン収容ボックス
蓋体が樹脂製のものであることが好ましい。
【0017】樹脂製とすることでコストダウンを図るこ
とができ、絶縁性を確保して動作中の機器のファンの保
守交換時の安全性を高めることができる。
【0018】また、図37〜図39の従来のファンユニ
ットの場合、フィンガガードは板金加工で形成されるた
め、そのフィンガガードが風の通過の際に大きな抵抗と
なり、かなり大きな騒音が発生する。これに対し、上記
のように樹脂製とすることにより、フィンガガードの形
状を抵抗の小さい形状とすることができ、騒音の低減の
面でも有利である。
【0019】さらに、上記本発明のファンユニットにお
いて、ファンの羽根の回転を制御する制御回路が搭載さ
れるとともに一端にコネクタに嵌入されるカードエッジ
を有するプリント板を備え、ファン収容ボックス本体
が、ファン収容ボックス本体内部に配置されるプリント
板のカードエッジを、ファンにより風を送る送風方向に
交わる所定の挿入方向前方に向かってファン収容ボック
ス外部に突出させる開口を有するとともに、内壁に、フ
ァン収容ボックス本体内部に配置されたプリント基板の
一辺を保持する保持部を有し、ファン収容ボックス蓋体
が、内壁に、ファン収容ボックス本体内に配置されたプ
リント板の、一辺に対向する一辺を保持する保持部を有
し、ファン収容ボックス本体と協同して、ファン収容ボ
ックス本体内に配置されたプリント板を固定するもので
あることが好ましい。
【0020】本発明のファンユニットには、図37〜図
39に示す従来例と同様、プリント板が収容されていて
もよい。その場合に、上記のように、その収容されたプ
リント板をファン収容ボックス本体の保持部とファン収
容ボックス蓋体の保持部とで保持してそのプリント板を
固定することにより、プリント板を備えた場合であって
もビス止め等が不要であって組立てが容易となる。
【0021】さらに、上記本発明のファンユニットにお
いて、ファン収容ボックス本体が、ファンによる風を送
る送風方向に交わる所定の挿入方向後方に延びる片持ち
梁形状であって、その後方に延びる途中部分に、このフ
ァンユニットがこのファンユニットを収容する所定のフ
ァンケースに収容されたときにこのファンユニットのフ
ァンケースからの抜けを防止するための係合部が形成さ
れた操作レバーを有するものであることが好ましい。
【0022】この操作レバーを備えること自体は従来と
同様であるが、本発明のファンユニットにもこの操作レ
バーを備えることにより、ファンユニットの取扱性がさ
らに向上する。
【0023】さらに、本発明のファンユニットにおい
て、ファン収容ボックス本体が、ファンにより風を送る
送風方向と、その送風方向に交わる所定の挿入方向とに
広がる側面外壁に、その側面の、挿入方向に延びる2辺
のうちの一辺からもう1つの辺に向かってその側面内側
に延びる第1の溝部分と、その第1の溝部分先端から挿
入方向後方に向かって延びる第2の溝部分とからなるガ
イド溝を有するものであるものであることが好ましい。
【0024】ファンユニットにこのガイド溝を形成する
ことにより、後述するように狭いスペースでもファンユ
ニットをファンケースに着脱することができ、ファンユ
ニットの取扱性、保守交換の作業性が向上する。
【0025】また、上記目的を達成する本発明のファン
組立体は、基体とその基体に対し回転自在な羽根とを有
するファン、そのファンの羽根の回転を制御する制御回
路が搭載されるとともに一端にコネクタに嵌入されるカ
ードエッジを有するプリント板、および、ファンを内部
に収容するとともに、プリント板のカードエッジを、内
部に収容されたファンにより風を送る送風方向に交わる
所定の挿入方向前方に向かって外部に突出した状態にそ
のプリント板を内部に収容する、送風方向両壁に通風用
の開口を有するファン収容ボックスを有するファンユニ
ットを収容するファンケースと、ファンケースに着脱自
在に固定され、ファンユニットを構成するプリント板
の、挿入方向前方に突出したカードエッジが、ファンユ
ニットの、ファンケースへの収納動作により嵌入される
コネクタとを備えたことを特徴とする。
【0026】本発明のファン組立体は、ファンユニット
が収容されるファンケースと、ファンユニットのプリン
ト板のカードエッジが嵌入されるコネクタとを備えたも
のであるが、コネクタがファンケースに着脱自在に固定
されるものであって、ファンユニットをファンケースに
収納する動作によりそのファンケースのプリント板のカ
ードエッジがそのコネクタに嵌入される。したがって、
ファンユニットをファンケースに収納させるという動作
だけでコネクタと結合でき、ファンユニットの取扱性、
交換性に優れたファン組立体が構成される。
【0027】ここで、上記本発明のファン組立体におい
て、コネクタが、プリント板のカードエッジが嵌入され
る開口を有する本体部と、その本体部から両側に延びる
2本のアームであってそれら2本のアームのうちの一方
の第1のアームに係合突起が形成された第1および第2
のアームとを有し、ファンケースが、コネクタの、第2
のアームが延びる方向へのスライド操作よりその第2の
アームが挿入されて保持されるアーム係合孔を有すると
ともに、上記第1のアームの係合突起が挿入される、上
記スライド操作により第2のアームがアーム係合孔に挿
入されたときにその係合突起を係止する係止突起が内側
に突出してなるスリットを有するものであることが好ま
しい。
【0028】このような構成により、コネクタを、ファ
ンケースに、ビス等の他の部品や取付工具を必要とせず
に、簡単にかつ確実に着脱することができる。
【0029】また、上記本発明のファン組立体におい
て、ファンユニットが、挿入方向後方に延びる片持ち梁
形状であって、その後方に延びる途中部分に所定の係合
部が形成された操作レバーを有し、ファンケースが、内
部に収容されたファンユニットの係合部に干渉してファ
ンユニットの抜けを防止するとともに、操作レバーの操
作により係合部への干渉を解除してファンユニットの抜
き取りを許容する抜け防止係合部を有するものであるこ
とが好ましい。
【0030】この構成により、ファンユニットをファン
ケースに装着したときの抜け防止が図られつつも、ファ
ンユニットをファンケースに容易に着脱することができ
る。
【0031】また、上記本発明のファン組立体におい
て、ファンケースが、ファンユニットを送風方向に重な
った状態に複数収容するものであることも好ましい形態
である。
【0032】こうすることにより複数のファンユニット
のうちの一部のファンユニットが故障しても送風を続け
ることができる。
【0033】さらに、上記本発明のファン組立体におい
て、ファンユニットが、送風方向と挿入方向とに広がる
側面外壁に、その側面の、挿入方向に延びる2辺のうち
の一辺からもう1つの辺に向かってその側面内側に延び
る第1の溝部分と、その第1の溝部分先端から挿入方向
後方に延びる第2の溝部分とからなるガイド溝を有し、
ファンケースが、内壁にガイド溝に嵌入するガイド突起
を有し、ファンユニットは、ファンケースに収容される
にあたり、ガイド突起がガイド溝に嵌入した状態で、上
記第1の溝部分の延びる方向にスライドされた後上記第
2の溝部分の延びる挿入方向にスライドされるものであ
ることも好ましい形態である。
【0034】こうすることにより狭いスペースしかない
状況下においてもファンユニットをファンケースに容易
に着脱することができる。
【0035】さらに、本発明のファン組立体において、
ファンユニットが、送風方向と挿入方向とに広がる側面
外壁に、その側面の、挿入方向に延びる2辺のうちの一
辺からもう1つの辺に向かってその側面内側に延びる第
1の溝部分と、その第1の溝部分先端から挿入方向後方
に延びる第2の溝部分とからなるガイド溝を有し、ファ
ンケースは、ファンユニットを挿入方向に少なくとも2
つ並べた状態に複数収容するものであるとともに、その
ファンケース自体が所定の装置内に、引出し自在に、挿
入方向に挿入されるものであって、ファンケースは、挿
入方向後方の、ファンユニットが収容される第1の部分
には、挿入方向にスライドされてきたファンユニットを
収容し、挿入方向前方の、ファンユニットが収容される
第2の部分には、その第2の部分の内壁にガイド溝に嵌
入するガイド突起を有し、そのガイド突起がそのガイド
溝に嵌入した状態で、第1の溝部分の延びる方向にスラ
イドされた後第2の溝部分の延びる挿入方向にスライド
されてきたファンユニットを収容するものであることも
好ましい形態である。
【0036】複数のファンユニットを並べて広い範囲に
風を送る場合において、上記のようにファンユニットを
挿入方向に複数並べ、ファンケース自体をその挿入方向
に装置内に挿入するように構成することがある。その場
合、上述した、ガイド突起をガイド溝とを嵌入させてス
ライドする構成を、挿入方向前方に配置される部分に適
用すると、そこに配置されるファンユニットの着脱が容
易となる。
【0037】また、本発明の装置は、上述した各種形態
のうちのいずれか1つのファン組立体を備えることを特
徴とする。
【0038】本発明の装置は、上述のファン組立体を備
えるものであるため、ファンの保守、交換が容易であ
る。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0040】図1は、本発明の一実施形態としてのファ
ンユニットの分解斜視図、図2は、そのファンユニット
の組立図である。
【0041】このファンユニット100は、ファン収容
ボックス本体110と、プリント板130と、ファン1
50と、ファン収容ボックス蓋体170とから構成され
る。
【0042】ファン収容ボックス本体110には、プリ
ント板130のカードエッジ131が、ファン収容ボッ
クス本体110の開口111から所定の挿入方向Sの前
方に突出するように収納され、さらにファン150が収
納され、それらプリント板130とファン150を内部
に収容した状態でファン収容ボックス蓋体170がファ
ン収容ボックス本体110に固定される。ファン収容ボ
ックス本体110にファン収容ボックス蓋体70を固定
するには、ファン収容ボックス蓋体170に形成された
係合突起171,171(図1参照)がファン収容ボッ
クス本体110に形成され係合孔112,112に嵌め
込まれ、そこを蝶番としてファン収容ボックス蓋体17
0をファン収容ボックス本体110に向けて扉を閉める
ように回動させ、ファン収容ボックス蓋体170の係合
突起172をファン収容ボックス本体110の係合凹部
113に嵌入させるとともに、ファン収容ボックス蓋体
170の係合爪173をファン収容ボックス本体110
の係合孔114に嵌入させる。こうすることにより、フ
ァン収容ボックス蓋体170は、ファン収容ボックス本
体110の、プリント板130やファン150を収容す
るための開口115を塞いだ状態にファン収容ボックス
本体110に固定され、ファン収容ボックス本体110
とファン収容ボックス蓋体170とによりファン収容ボ
ックスが形成される。また、プリント板130およびフ
ァン150は、後述するようにしてファン収容ボックス
内に固定される。これらファン収容ボックス本体110
へのプリント板130、ファン150の収納、およびフ
ァン収容ボックス蓋体170の取付けには工具は一切不
要であり、簡単に組み立てることができる。
【0043】ちなみに、ファン収容ボックス本体110
に固定されたファン収容ボックス蓋体170をファン収
容ボックス本体110から取り外す場合は、係合孔11
4に嵌入している係合爪143を先の細い固い工具(例
えばマイナスドライバ)の先端である程度の力を入れて
押すとその係合爪143が係合孔114から外れ、その
ファン収容ボックス蓋体170を、係合孔112の位置
を蝶番として開くことができ、ファン収容ボックス本体
110から取り外すことができる。但し、通常の組立
て、保守交換等の際にファンユニット100を分解する
必要はなく、交換の際はファンユニット100を単位と
して交換される。
【0044】ここで、ファン収容ボックス本体110お
よびファン収容ボックス蓋体170は、いずれも樹脂製
のモールド部品である。
【0045】ファン150は、基体151と、その基体
150に取り囲まれるようにして中央に配置された、回
転自在な羽根152と、その羽根を回転させるための、
基体に固定された図示しないモータとを備えており、基
体150には、その4隅に取付孔153が形成されてい
る。この取付孔153は、本発明にいう取付部材の一例
に相当する。このファン150の基体151および羽根
152も樹脂製のモールド品である。
【0046】図3、図4は、ファン収容ボックス本体と
ファン収容ボックス蓋体を組み立てたファン収容ボック
スの、それぞれ別の角度から見た斜視図、図5は、その
ファン収容ボックスの正面図(A)、平面図(B)、左
側面図(C)、右側面図(D)、および底面図(E)で
ある。
【0047】また、図6は、ファン収容ボックス本体の
斜視図、図7は、そのファン収容ボックス本体の4面図
(図7(A)〜(D)は、それぞれ、正面図、平面図、
左側面図、右側面図)である。さらに図8は、図7
(C)に示す円R1の内部の拡大図、図9は、図7
(B)に示す矢印A−Aに沿って断面したときの、図8
に相当する部分の拡大図である。
【0048】これらの図のうちいくつかの図に付した矢
印Sは、図2に示した矢印Sと同じ挿入方向を示してい
る。
【0049】ここでは、図3〜図9を参照して、ファン
収容ボックス本体110について詳述する。
【0050】このファン収容ボックス本体110は、プ
リント板120やファン130をファン収容ボックス本
体110内に収納するための開口115(図2参照)の
ほか、底面にも通風用の開口を有しその通風用の開口に
はフィンガガード116が形成されている。このフィン
ガガード116は、図示のように細径のものであり風の
通過に対する抵抗が小さく騒音が低いレベルに抑えられ
ている。また、このファン収容ボックス本体110の底
面内壁の、フィンガガード116の周囲には、図7,図
8にその拡大図を示す形状の4つの係止突起117が形
成されている。これらの係止突起117は、本発明にい
う係止部材の一例である。これら4つの係止突起117
は、このファン収容ボックス本体110内にファン15
0が収容されたとき、そのファン150の基体151に
形成された4つの取付孔153(図1,図2参照)に嵌
入し、ファン150をファン収容ボックス本体110内
に固定する役割りを担っている。
【0051】また、そのファン収容ボックス本体110
の底面内壁の、プリント板130が配置される位置に、
スリット状の保持部118が形成されており、このファ
ン収容ボックス本体110内にプリント板130が収納
されると、そのプリント板130の、図1,図2に示す
1つの辺132aがそのスリット状の保持部118に嵌
入し、そのプリント板130のカードエッジ131が開
口111から矢印Sで示す挿入方向に突出した状態で保
持される。
【0052】さらにそのファン収容ボックス本体110
の外壁には、挿入方向Sに対する後方に延びる片持ち梁
形状の操作レバー119が形成されており、その方向に
延びる途中部分に、このファンユニット100がこのフ
ァンユニット自体を収容する後述するファンケースに収
容されたときに、このファンユニット100の、そのフ
ァンケースからの抜けを防止するための係合突起120
が形成されている。詳細は後述する。
【0053】また、このファン収容ボックス本体110
には、このファンユニット100をファンケースに収容
させたりそのファンケースから抜き出したりするときの
便宜のための把っ手121が備えられている。
【0054】さらに、ファン収容ボックス本体110に
は、図5(B),図7(B)の平面図および図5(E)
の底面図に示されているように、AIRの文字と矢印が
表面の凹凸により形成されている。この矢印の方向は、
このファン収容ボックスに収容されるファンによる送風
方向を表わしている。
【0055】また、ファン収容ボックス本体110に
は、それらの平面図(図5(B),図7(B))および
底面図(図5(E))に示されているように、L字形状
のガイド溝122,123が形成されている。これらの
L字形状のガイド溝122,123は、ファン収容ボッ
クス本体110の、上述の送風方向AIRと挿入方向S
との双方の方向に広がる側面124,125の外壁に形
成されており、その側面124,125の矢印Sで示さ
れる挿入方向に延びる2辺124a,124b;125
a,125bのうちの一辺124a,125aからもう
1つの辺124b,125bに向かってその側面12
4,125の内側に延びる第1の溝部分122a,12
3aと、その第1の溝部分先端から挿入方向Sの後方に
向かって延びる第2の溝部分122b,123bとから
なる。このガイド溝122,123の作用についても後
述する。
【0056】図10は、ファン収容ボックス蓋体170
の斜視図、図11は、そのファン収容ボックス蓋体17
0の4面図((A)は正面図、(B)は平面図、(C)
は左側面図、(D)は右側面図)である。また、図12
は、図11(D)の円R2内の拡大図、図13は、図1
1(A)の円R3内の拡大図である。ここでは、これら
図10〜図13と、先に説明した図3〜図5を参照しな
がらファン収容ボックス蓋体について説明する。
【0057】このファン収容ボックス蓋体170の中央
部には、通風用の開口が形成されており、その開口には
フィンガガード174が形成されている。このフィンガ
ガード174も,ファン収容ボックス本体110に形成
されたフィンガガード116と同様、細径のものであり
風に対する抵抗が小さく、騒音が低く抑えられている。
【0058】また、ファン収容ボックス蓋体170の内
壁には、図12の拡大図に示す形状の係止突起175が
形成されている。この係止突起175もファン収容ボッ
クス本体110の係止突起117と同様、本発明にいう
係止部材の一例である。この係止突起175は、ファン
収容ボックス本体110の係止突起117(図7(C)
参照)と同様、ファン150の取付孔153(図1,図
2参照)に嵌入し、ファン150をファン収容ボックス
内に固定する役割りを担っている。また、ファン収容ボ
ックス蓋体170の内壁には、図13に拡大図を示すよ
うに、プリント板130(図1,図2参照)の、ファン
収容ボックス本体110のスリット状の保持部118
(図7(C)参照)に保持される辺132aに対向する
辺132bを保持するフォーク状の保持部176が形成
されており、このフォーク状の保持部176は、ファン
収容ボックス本体110の保持部118と協同して、プ
リント板130をファン収容ボックス内に保持する役割
りを担っている。
【0059】このように、ファン収容ボックス本体11
0とファン収容ボックス蓋体170は、協同して、プリ
ント板130及びファン150をそのファン収容ボック
ス内に固定する構造を有する。
【0060】また、ファン収容ボックス蓋体170は、
前述したようにしてファン収容ボックス本体110に固
定される。
【0061】このように、ファンユニット100は、ビ
ス等を用いずに、かつ工具なしに簡単に組み立てること
ができる構造を有し、低コスト化が図られている。
【0062】また、このファンユニット100は、ファ
ン収容ボックス本体110とファン収容ボックス蓋体1
70とからなるファン収容ボックスの送風方向両壁の送
風用の開口双方にフィンガガード116,174が形成
されているため、ファン150に指が触れることが防止
され、したがってファン150が高速で回転している状
態でこのファンユニット100を取り扱っても安全であ
る。
【0063】また、このファンユニット100はファン
収容ボックス本体およびファン収容ボックス蓋体170
が樹脂モールド品であり、軽量であり、また電気的に絶
縁性であるため活性状態で取り扱っても電気的な面での
安全も保たれる。また樹脂製であることからフィンガガ
ード116,174を細径に形成することができ、風の
通路を広く確保して風の通過に対する抵抗を下げ、騒音
を低いレベルに抑えることができる。
【0064】図14,図15は、本発明のファン組立体
の第1実施形態の、それぞれ異なる方向から見た斜視
図、図16は、その第1実施形態の分解斜視図、図17
は、その第1実施形態を構成するファンケースの平面
図、図18は、図17に示す矢印B−Bに沿う断面図、
図19は、図18に示す楕円R4内の拡大図、図20
は、そのファンケースを後方斜めから見た斜視図、図2
1は、そのファンケースの背面図である。
【0065】このファン組立体は、図16に示すよう
に、これまで説明してきたファンユニット100が2台
と、それら2台のファンユニット100を送風方向に重
なった状態に収容するファンケース200と、2台のフ
ァンユニット100のプリント板130のカードエッジ
131それぞれが嵌入する2つのコネクタ300から構
成されている。2つのファンユニット100はいずれも
図1〜図13を参照してこれまで説明してきたファンユ
ニットであり、ここでの説明は省略する。
【0066】ファンケース200は、2つのコネクタ3
00を、後述するようにして固定する機能を有してお
り、2つのファンユニット100は、ファンケース20
0内に、矢印Sに示す挿入方向にスライドされて収納さ
れるが、それらのファンユニット100の、ファンケー
ス200への収納動作により、それらのファンユニット
100のプリント板130のカードエッジ131がファ
ンケース200に固定されたコネクタ300に嵌入され
る。
【0067】このファンケース200には、送風方向両
壁に通風用の開口201,202が形成されており、そ
のファンケース200に収納された2台のファンユニッ
ト100は、それら2台のファンユニット100に収納
された2つのファン150(図1,図2参照)によりそ
の送風方向に風を送る。
【0068】このファン組立体の場合、ファンユニット
100が2台送風方向に重なるように配置されており、
したがってそれら2台のファンユニット100のうち1
台が故障しても送風し続けることができ、このファン組
立体が組み込まれた機器の内部温度の異常上昇を避ける
ことができる。
【0069】2台のファンユニット100は、挿入方向
(矢印S方向)にスライドされてファンケース200に
収納される際、各ファンユニット100の操作レバー1
19に形成された係合突起120がファンケース200
の抜け防止用係合突起203を乗り越えることにより、
ファンユニット100がファンケース200に収納され
るが、ファンケース200に収納されたファンユニット
100をそのまま抜き取ろうとしてもファンユニット1
00の係合突起120にファンケースの抜け防止用係合
突起203が干渉して抜き取ることができない。これに
より、ファンユニット100がファンケース200から
不用意に外れてしまうことの防止が図られている。
【0070】ファンケース200からファンユニット1
00を取り外すときは、操作レバー119が押され、そ
うするとその操作レバー119がたわみ、その操作レバ
ー119の係合突起120もその位置を変え、ファンケ
ース200の抜け防止用係合突起403との干渉が解除
され、ファンユニット100をファンケース200から
抜き取ることができる。
【0071】また、コネクタ300は、ファンケース2
00に着脱自在に固定されるが、その装着の機構は以下
のとおりである。
【0072】このコネクタ300は、図16に示すよう
に、ファンユニット100のプリント板130のカード
エッジ131が嵌入される開口311を有する本体部3
10と、その本体部310から両側に延びる第1のアー
ム320および第2のアーム330とから形成されてお
り、第1のアーム320には、前方に突出した係合突起
321が形成されている。
【0073】一方、ファンケース200には、その背面
210(図20,21参照)の壁に、コネクタ300の
本体部310の開口部311をファンケース200の内
側に晒すための嵌合用開口204と、第1のアーム32
0の係合突起321が挿入されて案内されるスリット2
05が形成されており、さらにそのファンケース200
の背面210の壁に対し横向きに、コネクタ300の第
2のアーム330が挿入されるアーム係合孔206(図
20参照)が形成されている。さらに、第1のアーム3
20の係合突起321を案内するスリット205には、
そのスリット205の内側に突出した係止突起207が
形成されている。
【0074】ここで、コネクタ300をファンケース2
00に装着するには、コネクタ300の第2のアーム3
30をファンケース200のアーム係合孔206に挿入
するとともに、第1のアーム320の係合突起321を
スリット205に挿入する。その後、そのコネクタ30
0を、その第2のアーム330をアーム係合孔206に
さらに深く挿入する方向にスライドさせる。すると、第
1のアーム320の係合突起321がスリット205の
内側に突出した係止突起207を乗り越え、その第1の
アーム320の係合突起321がスリット205の係止
突起207に係止した状態に、図19に示す位置に固定
される。このコネクタ320をファンケース200から
取り外す必要を生じたときは、そのコネクタ300を、
第2のアーム330をアーム係合孔206から抜き取る
方向に、第1のアーム320の係合突起321がスリッ
ト205の係止突起207を乗り越えるように少し強い
力を加えることにより、取り外すことができる。
【0075】本実施形態では、上記のように、コネクタ
300もファンケース200に工具を用いずに着脱自在
に、かつ確実に装着できるように構成され、またそのコ
ネクタ300をファンケース200に装着した状態でそ
のファンケース200にファンユニット100を収納さ
せると、その収納動作で、ファンユニット100のプリ
ント板130のカードエッジ131がコネクタ300に
嵌入されるように構成されている。したがってこのファ
ン組立体を極めて容易に組み立てることができ、また、
ファンユニット100を交換する際も、コネクタ300
に通電されている状態であっても安全に、かつ簡単にそ
の交換を行なうことができる。
【0076】図22,図23は、本発明のファン組立体
の第2実施形態の、それぞれ異なる方向から見た組立斜
視図、図24は、その第2実施形態のファン組立体の分
解斜視図、図25は、その第2実施形態のファン組立体
を構成する第2のファンケースを図24に示す矢印C方
向から見たときの、その第2のファンケースの一部を示
す斜視図である。
【0077】この第2実施形態のファン組立体は、8個
のファンユニット100と、第1〜第3のファンケース
200A,200B,200Cと、8個のファンユニッ
ト100のそれぞれに対応した8個のコネクタ300と
から構成されている。
【0078】第1のファンケース200Aには、その一
部に2個のファンユニット100が収納される。また、
第2のファンケース200Bには、4個のファンユニッ
ト100が収納される。この第2のファンケース200
Bは、矢印Sで示す挿入方向にスライドされてその第2
のファンケース自体が第1のファンケース200Aに引
出し自在に収納させる。また第3のファンケース200
Cには2個のファンユニット100が矢印S方向に収納
される。この第3のファンケース200Cは第1のファ
ンケース200Aに支持、固定される。
【0079】ここで、第2のファンケース200には、
上下にも2個並べ収納されるとともに、挿入方向(矢印
S方向)に関しファンユニット100を2個並べて収納
されるように構成されている。この第2のファンケース
200Bを構成する、ファンユニット100がそれぞれ
1個ずつ収納される4つの区画211,212、21
3、214のうち、挿入方向(矢印S方向)後方の2つ
の区画213、214は、その第2のファンケース20
0Bに対し挿入方向(矢印S方向)に挿入されてきたフ
ァンユニット100を受け入れて収納するように構成さ
れているが、挿入方向(矢印S方向)前方の2つの区画
211,212には、ファンユニット100は、その第
2のファンケース200Bに対し先ず図24に示す矢印
D方向にスライドされ、その後、挿入方向(矢印S方
向)に挿入される。この収納動作は、以下のようにして
実現されている。
【0080】図26は、第2のファンケースの挿入方向
前方の2つの区画にファンユニットを収納した状態を示
す斜視図、図27は、それら2つの区画にファンユニッ
トを収納する動作を行なっている途中の状態を示す正面
図、図28は、それら2つの区画にファンユニットが完
全に収納された状態を示す正面図である。
【0081】第2のファンケース200Bの矢印S方向
前方の2つの区画211,212の底面には、図24に
示すようにそれぞれ2つのガイド突起222が形成され
ており、それら2つの区画211,212の上面にも、
図25に示すように、それぞれ1つのガイド突起221
が形成されている。
【0082】一方、ファンユニット100には、前述し
た図5(A),(E)に示すように、L字形状のガイド
溝122,123が形成されている。そこで、第2のフ
ァンケース200Bの矢印S方向前方の2つの区画21
1,212の底面のガイド突起222をファンユニット
100のガイド溝123の第1の溝部分123aに嵌入
されるとともに、それら2つの区画211,212の上
面のガイド突起221をファンユニット100のガイド
溝122の第2の溝部分122aに嵌入させるようにし
てファンユニット100を図24に示す矢印D方向にス
ライドさせる。図27は、このときの状態を示した正面
図である。
【0083】ガイド突起221,222がL字形状のガ
イド溝122,123の折れ曲がり点まで達すると、今
度はガイド突起221,222がL字形状のガイド溝1
22,123の第2の溝部分122b,123bに入り
込んで、ファンケース200に対し挿入方向(矢印S方
向)にスライドされ、第2のファンケース200Bの各
区画211,212に完全に収納される。この収納動作
における後半の挿入方向へのスライドにより、ファンユ
ニット100のプリント板130のカードエッジ131
がコネクタ300に嵌入し、かつファンユニット100
の操作レバー119の係合突起120が各区画211,
212の、図示しない抜け防止用係合突起(図16に示
す第1実施形態のファンケース200の抜け防止用係合
突起203と同様のもの)を乗り越えた状態となってフ
ァンユニット100の抜けが防止される。
【0084】図29〜図31は、図22〜図25に示す
ファン組立体が組み込まれた装置の、ファン組立体がそ
の装置内に完全に収納された状態の、それぞれ斜視図、
正面図、平面図、および側面図、図33〜図36は、そ
の装置からその装置に組み込まれたファン組立体を構成
する第2のファンケース200Bが抜き出された状態
の、それぞれ斜視図、正面図、平面図、および側面図で
ある。
【0085】第2のファンケース200Bは、図33〜
図36(特に図34参照)に示される位置まで装置外部
に抜き出しが可能であるが、その状態で挿入方向(矢印
S方向)前方に収納された2つのファンユニットは、そ
の後方にさらに別のファンユニットを収納する区画が設
けられているため、その第2のファンケース200Bか
ら挿入方向後方に引き抜くことは不可能である。そこで
その第2のファンケース200Bの挿入方向後方に収納
されたファンユニットの保守、交換の際は、ファンユニ
ットが上述した挿入の際のL字形の動きとは逆方向にL
字形に動かされてその第2のファンケースから取り外さ
れる。
【0086】ここでは、このようなL字状の動きにより
ファンユニットをファンケースに収納し、および必要に
応じて取り外すように構成したため、図34等に示すよ
うに狭いスペースしかない場合であっても、ファンケー
スにファンユニットを収納させ、あるいはファンケース
からファンユニットを取り外すことができる。
【0087】尚、ここでは、ファン組立体について2つ
の実施形態を示したが、本発明のファン組立体は、これ
ら2つの実施形態に限られるものではなく、本発明のフ
ァンユニットがカセット的に着脱可能な構成を有するこ
とを利用した様々な形態を採用することができる。
【0088】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、組立てが容易な、低コストの、かつ安全性の高いフ
ァンユニット、組立てや保守の容易なファン組立体、フ
ァンの保守交換が容易な装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのファンユニットの
分解斜視図である。
【図2】ファンユニットの組立図である。
【図3】ファン収容ボックス本体とファン収容ボックス
蓋体を組み立てたファン収容ボックスの斜視図である。
【図4】ファン収容ボックス本体とファン収容ボックス
蓋体を組み立てたファン収容ボックスの、別の角度から
見た斜視図である。
【図5】ファン収容ボックスの正面図(A)、平面図
(B)、左側面図(C)、右側面図(D)、および底面
図(E)である。
【図6】ファン収容ボックス本体の斜視図である。
【図7】ファン収容ボックス本体の4面図である。
【図8】図7(C)に示す円R1の内部の拡大図であ
る。
【図9】図7(B)に示す矢印A−Aに沿って断面した
ときの、図8に相当する部分の拡大図である。
【図10】ファン収容ボックス蓋体の斜視図である。
【図11】ファン収容ボックス蓋体の4面図((A)は
正面図、(B)は平面図、(C)は左側面図、(D)は
右側面図)である。
【図12】図11(D)の円R2内の拡大図である。
【図13】図11(A)の円R3内の拡大図である。
【図14】本発明のファン組立体の第1実施形態の斜視
図である。
【図15】本発明のファン組立体の第1実施形態の、異
なる方向から見た斜視図である。
【図16】第1実施形態の分解斜視図である。
【図17】第1実施形態を構成するファンケースの平面
図である。
【図18】図17に示す矢印B−Bに沿う断面図であ
る。
【図19】図18に示す楕円R4内の拡大図である。
【図20】ファンケースを後方斜めから見た斜視図であ
る。
【図21】ファンケースの背面図である。
【図22】本発明のファン組立体の第2実施形態の組立
斜視図である。
【図23】本発明のファン組立体の第2実施形態の、異
なる方向から見た組立斜視図である。
【図24】第2実施形態のファン組立体の分解斜視図で
ある。
【図25】第2実施形態のファン組立体を構成する第2
のファンケースを図24に示す矢印C方向から見たとき
の、その第2のファンケースの一部を示す斜視図であ
る。
【図26】第2のファンケースの挿入方向前方の2つの
区画にファンユニットを収納した状態を示す斜視図であ
る。
【図27】第2のファンケースの挿入方向前方の2つの
区画にファンユニットを収納する動作を行なっている途
中の状態を示す正面図である。
【図28】第2のファンケースの挿入方向前方の2つの
区画にファンユニットが完全に収納された状態を示す正
面図である。
【図29】図22〜図25に示すファン組立体が組み込
まれた装置の、ファン組立体がその装置内に完全に収納
された状態の斜視図である。
【図30】図22〜図25に示すファン組立体が組み込
まれた装置の、ファン組立体がその装置内に完全に収納
された状態の正面図である。
【図31】図22〜図25に示すファン組立体が組み込
まれた装置の、ファン組立体がその装置内に完全に収納
された状態の平面図である。
【図32】図22〜図25に示すファン組立体が組み込
まれた装置の、ファン組立体がその装置内に完全に収納
された状態の側面図である。
【図33】装置に組み込まれたファン組立体を構成する
第2のファンケース200Bがその装置から抜き出され
た状態を示す斜視図である。
【図34】装置に組み込まれたファン組立体を構成する
第2のファンケース200Bがその装置から抜き出され
た状態を示す正面図である。
【図35】装置に組み込まれたファン組立体を構成する
第2のファンケース200Bがその装置から抜き出され
た状態を示す平面図である。
【図36】装置に組み込まれたファン組立体を構成する
第2のファンケース200Bがその装置から抜き出され
た状態を示す側面図である。
【図37】従来のファンユニットの一例を示す斜視図で
ある。
【図38】従来のファンユニットの一例を示す、別な方
向から見た斜視図である。
【図39】従来のファンユニットの一例を示す分解斜視
図である。
【符号の説明】
100 ファンユニット 110 ファン収容ボックス本体 111 開口 112 係合孔 113 係合凹部 114 係合孔 115 開口 116 フィンガガード 117 係止突起 118 スリット状の保持部 119 操作レバー 120 プリント板 121 把っ手 122,123 ガイド溝 122a,123a 第1の溝部分 122b,123b 第2の溝部分 124,1215 側面 125a,125b 辺 130 プリント板 131 カードエッジ 132a,132b 辺 150 ファン 151 基体 152 羽根 153 取付孔 170 ファン収容ボックス蓋体 171,172 係合突起 174 係合爪 175 係止突起 176 保持部 200,200A,200B,200C ファンケー
ス 201,202 開口 203 抜け防止用係合突起 204 嵌合用開口 205 スリット 206 アーム係合孔 207 係止突起 211,212,213,214 区画 300 コネクタ 310 本体部 311 開口 320 第1のアーム 321 係合突起 330 第2のアーム

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体と該基体に対し回転自在な羽根とを
    有し該基体に取付部材を有するファンと、 上面に前記ファンを内部に配置するための開口を有する
    とともに底面に通風用の開口を有し、内壁に、内部に配
    置された前記ファンの前記取付部材と嵌合して該ファン
    の位置を定める係止部材が形成されてなるファン収容ボ
    ックス本体と、 前記ファン収容ボックス本体上面の開口に蓋をするよう
    に該ファン収容ボックス本体に係止される、通風用の開
    口を有するとともに、内壁に、前記ファン収容ボックス
    本体内部に配置された前記ファンの前記取付部材と嵌合
    する係止部材を有し、該ファン収容ボックス本体と協同
    して、該ファン収容ボックス本体内に配置された前記フ
    ァンを固定するファン収容ボックス蓋体とを備えたこと
    を特徴とするファンユニット。
  2. 【請求項2】 前記ファン収容ボックス本体底部の開口
    にフィンガガードが形成されてなるとともに、前記ファ
    ン収容ボックス蓋体の開口にもフィンガガードが形成さ
    れてなることを特徴とする請求項1記載のファンユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記ファンの羽根の回転を制御する制御
    回路が搭載されるとともに一端にコネクタに嵌入される
    カードエッジを有するプリント板を備え、 前記ファン収容ボックス本体が、該ファン収容ボックス
    本体内部に配置される前記プリント板の前記カードエッ
    ジを、前記ファンにより風を送る送風方向に交わる所定
    の挿入方向前方に向かって該ファン収容ボックス外部に
    突出させる開口を有するとともに、内壁に、該ファン収
    容ボックス本体内部に配置された前記プリント基板の一
    辺を保持する保持部を有し、 前記ファン収容ボックス蓋体が、内壁に、前記ファン収
    容ボックス本体内に配置された前記プリント板の、前記
    一辺に対向する一辺を保持する保持部を有し、前記ファ
    ン収容ボックス本体と協同して、該ファン収容ボックス
    本体内に配置された前記プリント板を固定するものであ
    ることを特徴とする請求項1記載のファンユニット。
  4. 【請求項4】 前記ファン収容ボックス本体が、前記フ
    ァンによる風を送る送風方向に交わる所定の挿入方向後
    方に延びる片持ち梁形状であって、該後方に延びる途中
    部分に、このファンユニットがこのファンユニットを収
    容する所定のファンケースに収容されたときにこのファ
    ンユニットの該ファンケースからの抜けを防止するため
    の係合部が形成された操作レバーを有するものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のファンユニット。
  5. 【請求項5】 基体と該基体に対し回転自在な羽根とを
    有するファン、該ファンの羽根の回転を制御する制御回
    路が搭載されるとともに一端にコネクタに嵌入されるカ
    ードエッジを有するプリント板、および、前記ファンを
    内部に収容するとともに、前記プリント板のカードエッ
    ジを、内部に収容された前記ファンにより風を送る送風
    方向に交わる所定の挿入方向前方に向かって外部に突出
    した状態に該プリント板を内部に収容する、該送風方向
    両壁に通風用の開口を有するファン収容ボックスを有す
    るファンユニットを収容するファンケースと、 前記ファンケースに着脱自在に固定され、前記ファンユ
    ニットを構成するプリント板の、前記挿入方向前方に突
    出したカードエッジが、該ファンユニットの、前記ファ
    ンケースへの収納動作により嵌入されるコネクタとを備
    えたことを特徴とするファン組立体。
  6. 【請求項6】 前記コネクタが、前記プリント板のカー
    ドエッジが嵌入される開口を有する本体部と、該本体部
    から両側に延びる2本のアームであって該2本のアーム
    のうちの一方の第1のアームに係合突起が形成された第
    1および第2のアームとを有し、 前記ファンケースが、前記コネクタの、前記第2のアー
    ムが延びる方向へのスライド操作より該第2のアームが
    挿入されて保持されるアーム係合孔を有するとともに、
    前記第1のアームの前記係合突起が挿入される、前記ス
    ライド操作により前記第2のアームが前記アーム係合孔
    に挿入されたときに該係合突起を係止する係止突起が内
    側に突出してなるスリットを有するものであることを特
    徴とする請求項5記載のファン組立体。
  7. 【請求項7】 前記ファンユニットが、前記挿入方向後
    方に延びる片持ち梁形状であって、該後方に延びる途中
    部分に所定の係合部が形成された操作レバーを有し、 前記ファンケースが、内部に収容された前記ファンユニ
    ットの前記係合部に干渉して該ファンユニットの抜けを
    防止するとともに、前記操作レバーの操作により該係合
    部への干渉を解除して該ファンユニットの抜き取りを許
    容する抜け防止係合部を有するものであることを特徴と
    する請求項5記載のファン組立体。
  8. 【請求項8】 前記ファンケースが、前記ファンユニッ
    トを前記送風方向に重なった状態に複数収容するもので
    あることを特徴とする請求項5記載のファン組立体。
  9. 【請求項9】 前記ファンユニットが、前記送風方向と
    前記挿入方向とに広がる側面外壁に、該側面の、前記挿
    入方向に延びる2辺のうちの一辺からもう1つの辺に向
    かって該側面内側に延びる第1の溝部分と、該第1の溝
    部分先端から前記挿入方向後方に延びる第2の溝部分と
    からなるガイド溝を有し、 前記ファンケースが、内壁に前記ガイド溝に嵌入するガ
    イド突起を有し、 前記ファンユニットは、前記ファンケースに収容される
    にあたり、前記ガイド突起が前記ガイド溝に嵌入した状
    態で、前記第1の溝部分の延びる方向にスライドされた
    後前記第2の溝部分の延びる挿入方向にスライドされる
    ものであることを特徴とする請求項5記載のファン組立
    体。
  10. 【請求項10】 前記ファンユニットが、前記送風方向
    と前記挿入方向とに広がる側面外壁に、該側面の、前記
    挿入方向に延びる2辺のうちの一辺からもう1つの辺に
    向かって該側面内側に延びる第1の溝部分と、該第1の
    溝部分先端から前記挿入方向後方に延びる第2の溝部分
    とからなるガイド溝を有し、 前記ファンケースは、前記ファンユニットを前記挿入方
    向に少なくとも2つ並べた状態に複数収容するものであ
    るとともに、該ファンケース自体が所定の装置内に、引
    出し自在に、前記挿入方向に挿入されるものであって、 該ファンケースは、前記挿入方向後方の、前記ファンユ
    ニットが収容される第1の部分には、前記挿入方向にス
    ライドされてきた前記ファンユニットを収容し、前記挿
    入方向前方の、前記ファンユニットが収容される第2の
    部分には、該第2の部分の内壁に前記ガイド溝に嵌入す
    るガイド突起を有し、該ガイド突起が該ガイド溝に嵌入
    した状態で、前記第1の溝部分の延びる方向にスライド
    された後前記第2の溝部分の延びる挿入方向にスライド
    されてきた前記ファンユニットを収容するものであるこ
    とを特徴とする請求項5記載のファン組立体。
  11. 【請求項11】 請求項5乃至請求項10のいずれか1
    項に記載のファン組立体を備えることを特徴とする装
    置。
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