JP5768262B2 - 換気装置 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に記載の発明は、円筒形状のケースの両開口部にそれぞれファンカバー及びフィンガガードを螺着させた構造のものである。このため、換気扇が回転中であっても、容易にファンカバーやフィンガガードをケースから取り外すことができ、危険であるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決し、安全に換気扇を交換することができる換気装置を提供することを目的とする。
回転する羽根部を有し、筐体の外側に電源コードを接続する接続部が形成された換気扇と、
通風部が構成され、前記羽根部を覆うように換気扇に固定されたファンカバーと、
通風部が構成され、前記換気扇の前記ファンカバーと対向する位置に形成されて前記換気扇を収納するケース状の換気扇保護部材からなる換気装置であって、
前記換気扇保護部材に電源コード挿通口を形成し、この電源コード挿通口を通じて換気扇の接続部に前記電源コードを接続することにより、換気扇に固定されたファンカバーと換気扇保護部材との分離を不能としたことを特徴とする。
前記換気扇保護部材には、前記通風部の外縁部からファンカバー方向に延出した抑止板が形成され、
この抑止板に電源コード挿通口を形成したことを特徴とする。
これにより、作業者がファンカバーと換気扇保護部材から換気扇から取り外そうとしても、電源コード挿通口に挿通している電源コードが電源コード挿通口に当接するため、換気扇を換気扇保護部材から取り外すことができない。このため、作業者がファンカバーと換気扇保護部材と分離して換気扇を取り出すには電源コードを接続部から外して電源コード挿通口から引き抜く必要があるので、確実に換気扇が停止した状態で取り外しを行うことができるので安全である。
前記ファンカバーには、抑止板が形成され、
前記換気扇保護部材には、前記通風部の外縁部からファンカバー方向に延出した抑止板が形成され、
それぞれの前記抑止板に、電源コード挿通口を形成したことを特徴とする。
これにより、作業者が電気機器収納用箱の内部にアクセスして、換気扇をファンカバーと換気扇保護部材から取り外そうとしても、電源コード挿通口に挿通している電源コードが電源コード挿通口に当接するため、換気扇をファンカバーから取り外すことができない。このため、作業者がファンカバーと換気扇保護部材を分離して換気扇を取り外すには、電源コードを接続部から外して電源コード挿通口から引き抜く必要があるので、確実に換気扇が停止した状態で取り外しを行うことができるので安全である。
以下に図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施の形態(第1の実施形態)を示す。図1において、900は電気機器収納用箱であり、100は第1の実施形態の換気装置である。なお、電気機器収納用箱900には、開閉可能又は着脱可能に扉900cが取り付けられ、この扉900cを開けることにより、電気機器収納用箱900の内部にアクセスすることができるようになっている。
図2や図4に示されるように、ファンカバー10は、略板状であり、枠状の枠部10aと、枠部10aの内側に形成された通風部10bが一体に構成されている。枠部10aは、換気用開口900bよりも大きく形成されている。図6に示されるように、枠部10aの対向する辺の裏側には、換気扇保護部材30の開口部30dと係止する係止凹部10hが形成されている。この係止凹部10hについては、後で詳細に説明する。通風部10bには、多数の連通孔が形成されていて、通風可能となっている。
図4〜図6に示されるように、本実施形態では、換気扇20は、扁平な円筒体20dの両端にフランジ状の取付部20eが形成された筐体20aと、この筐体20aの内部に回転可能に軸着された羽根部20bと、羽根部20bに回転力を付与するモータ20cとから構成されている。なお、取付部20eの外縁は、四角形状であり、四隅に取付孔20fが形成されている。係合突起10rが換気扇20の取付部20eに係合し、換気扇20が吊り下げられた状態で、ファンカバー10の裏面側に取り付けられ、換気扇保護部材30により換気扇20が覆われるように形成し、電気機器収納用箱900の内部に配設される。この状態では、換気扇20は、筐体20aの上側開口が通風部10bと対向しているので、回転する羽根部20bへの指等への接触が防止される。
換気扇保護部材30は、換気扇20の吸気口または排気口に形成されたファンカバー10と取付可能に形成されるものである。つまり、換気扇保護部材30はファンカバー10と対向する位置に取り付けるものである。換気扇保護部材30は、図4に示されるように、板状の通風部30aと、通風部30aの少なくとも対向する一対の外縁辺から通風部30aの形成方向と略直交する方向に(ファンカバー10方向に)延出する側板部30bとから構成されたケース形状である。本実施形態では側板部30bは、通風部30aの全ての外縁辺から上方に延出形成されている。通風部30aには、孔状又はスリット状の通気孔が多数連通形成され、指など侵入できないように形成している。図5に示されるように、換気扇20は換気扇保護部材30の内部に収納され、換気扇20の筐体20aの下側開口部に対向する位置に、通風部30aが位置しているので、回転する羽根部20bへの指等の接触が防止される。
図6及び図7を用いて、ファンカバー10と換気扇保護部材30との取付構造について説明する。図6や図7に示されるように、対向する一対の枠部10aの外縁からは、係止片10iが垂下形成されている。係止片10iは、外側に弾性的に変形可能となっている。図7に示されるように、係止片10iの下端には、内側に突出した係止突起10jが形成されている。係止突起10jの上部には、内側に向かって徐々に低くなるように傾斜した傾斜面10kが形成されている。枠部10a及び係止片10iにより囲まれる空間により、係止凹部10hが形成されている。
以下に、図10を用いて、換気扇保護部材30の別例について説明する。図10の(A)に示されるように、換気扇保護部材30は、通風部30aの対向する一対の外縁辺のみから側板部30bが形成された構造であっても差し支え無い。この構造であっても、換気扇20の筐体20aの下方側開口部は、通風部30aで保護されているので、回転する羽根部20bへの指等の接触が防止される。また、換気扇20はファンカバー10に保持されており、従来の構造と同様に電源コード800を電源コード挿通口30cから挿通しするため、電源コード挿通口30cの周縁部30ca及び周縁部30cbが抑止部となり、ファンカバー10と換気扇保護部材30の分離を妨げる構造となっている。
この図10の(B)に示される構造であっても、作業者が電気機器収納用箱900の内部にアクセスして、換気扇保護部材30を取り外そうとしても、電源コード挿通口30cに挿通しているコネクタ800aが邪魔をして、換気扇保護部材30を換気扇20から取り外すことができない。このため、作業者が電気機器収納用箱900の内部にアクセスして、換気扇保護部材30を換気扇20から取り外すには、コネクタ800aを電源コード挿通口30cから引き抜く必要がある。
図11を用いて、第2の実施形態の換気装置200について、第1の実施形態の換気装置100と異なる点について説明する。第2の実施形態の換気装置200は、換気扇保護部材30とファンカバー10の両方にそれぞれ、電源コード挿通口30c、電源コード挿通口10pが形成されている実施形態である。ファンカバー10の枠部10aから抑止板10nを垂下形成し、この抑止板10nに電源コードコネクタ挿通口10pを形成した構造で、同様に換気扇保護部材30に電源コード挿通口30cを有する抑止板となる側板部30bが形成してある。この換気装置200もまた、ファンカバー10に係合脚部10q及び係合突起10rにより換気扇20が保持されており、コネクタ800aを電源コード挿通口30c及び、電源コード挿通口10pから引き抜かなければ、抑止部となる電源コード挿通口30cの周縁部30ca,周縁部30cb及び電源コード挿通口30pの周縁部30pa、30pbにより換気装置200を換気用開口900bから取り外すことも、ファンカバー10を換気扇保護部材30から取り外すこともできない。このため、換気扇20交換時には、換気扇20に電流が供給されていないので、安全に換気扇20を交換することができる。なお、本実施形態において、換気扇20は換気扇保護部材30に取付られていても、ファンカバー10と換気扇保護部材30の分離を行うことができないものである。図11記載の構造については換気扇保護部材30の側板部30bが電源コード挿通口30cを設けた抑止板、更にファンカバー10より垂下形勢した電源コード挿通口10pを有する抑止板10nを形成した構造のため、第1の実施形態より強固に形成されているのでファンカバー10と換気扇保護部材30の分離が出来ないように形成することができるものである。このため、分離可能な状態となった場合には換気扇20は駆動されていない状態となっており安全に使用できるものである。
図12から図14に第3の実施形態の換気装置300について示す。ファンカバー10において、換気扇保護部材30側の面の対角線に換気扇固定部10s及び係合突起10rを形成している。本実施形態においては、係合突起10rにより換気扇20を保持し、換気扇固定部10sの突起によりファンカバー10に固定させる構造である。本実施形態において換気扇固定部10sは突起としているが、ねじ孔とし、ファンカバー10に換気扇20を固定させる構造であっても良いものである。
10a 枠部
10b 通風部
10c 係合部
10d 固定片
10e 可動片
10f 係合突起
10g 操作部
10h 係止凹部
10i 係止片
10j 係止突起
10k 傾斜面
10n 抑止板
10p 電源コード挿通口
10pa 周縁部
10pb 周縁部
10q 係合脚部
10r 係合突起
10s 換気扇固定部
10t 押圧部
20 換気扇
20a 筐体
20b 羽根部
20c モータ
20d 円筒体
20e 取付部
20f 取付孔
20h 接続端子
30 換気扇保護部材
30a 通風部
30b 側板部
30c 電源コード挿通口
30ca 周縁部
30cb 周縁部
30d 開口部
30e 被係止部
30f 当接片
30g 傾斜片
30h 被係止片
30i 下孔
30j 係止部
30k 係止凹部
30m 係止凹部
30n 連結部
30p 補強部
30q 補強部
30r ノックアウト部
40 換気扇保護部材(第2の実施形態)
40a 取付孔
100 第1の実施形態の換気装置
200 第2の実施形態の換気装置
300 第3の実施形態の換気装置
800 電源コード
800a コネクタ
900 電気機器収納用箱
900a 取付面
900b 換気用開口
900c 扉
Claims (3)
- 回転する羽根部を有し、筐体の外側に電源コードを接続する接続部が形成された換気扇と、
通風部が構成され、前記羽根部を覆うように換気扇に固定されたファンカバーと、
通風部が構成され、前記換気扇の前記ファンカバーと対向する位置に形成されて前記換気扇を収納するケース状の換気扇保護部材からなる換気装置であって、
前記換気扇保護部材に電源コード挿通口を形成し、この電源コード挿通口を通じて換気扇の接続部に前記電源コードを接続することにより、換気扇に固定されたファンカバーと換気扇保護部材との分離を不能としたことを特徴とする換気装置。 - 前記換気扇保護部材には、前記通風部の外縁部からファンカバー方向に延出した抑止板が形成され、
この抑止板に電源コード挿通口を形成したことを特徴とする請求項1に記載の換気装置。 - 前記ファンカバーには、抑止板が形成され、
前記換気扇保護部材には、前記通風部の外縁部からファンカバー方向に延出した抑止板が形成され、
それぞれの前記抑止板に、電源コード挿通口を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の換気装置。
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