JP2002206500A - 軸流ファン及びその取付方法 - Google Patents

軸流ファン及びその取付方法

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JP2002206500A
JP2002206500A JP2001004335A JP2001004335A JP2002206500A JP 2002206500 A JP2002206500 A JP 2002206500A JP 2001004335 A JP2001004335 A JP 2001004335A JP 2001004335 A JP2001004335 A JP 2001004335A JP 2002206500 A JP2002206500 A JP 2002206500A
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fan
cassette
case
connector
axial
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JP2001004335A
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Takeshi Yamauchi
健史 山内
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラックユニットに固定された電子機器の軸流
ファンを交換する場合、電子機器をラックユニットから
おろした後、ネジ止めされた軸流ファンを取り外して交
換しなければならず、時間と手間がかかっていた。 【解決手段】 コネクタ15を取り付けたカセットファ
ン11と、筐体1に固定されるファン固定枠13と、フ
ァン固定枠13に回転可能に接合され、カセットファン
11を収納可能に形成され、コネクタを取り付けたファ
ンケース12とを備えた軸流ファン10を使用し、ファ
ンケース12を開き戸のように開け、その中にカセット
ファン11を収納し、カセットファン11のコネクタ1
5をファンケース12のコネクタに嵌合させるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器に使用され
る軸流ファン及びその取付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器の放熱・冷却用に軸流フ
ァンが使用されているが、図1に従来の軸流ファンを取
り付けた電子機器の分解斜視図を示す。
【0003】電子機器装置のエンクロージャは筐体1と
その上から被せるカバー2により構成され、装置の前面
両側にはラック取付部1aが設けられており、図示して
ないラックユニットに電子機器をねじ固定できるように
構成されている。
【0004】装置の裏面には複数のネジ3が筐体1に設
けられた複数個の貫通穴1bと軸流ファン4の四隅に設
けられたファン固定穴4aを貫通し、ナット5が締結さ
れ、軸流ファン4が筐体1の裏面に固定されている。
【0005】軸流ファン4は給電されることにより軸流
ファン4の羽根が回転し、外気を筐体1の側面に設けら
れた通風孔1cより装置内部に取り込み、軸流ファン4
が配置された筐体1の裏面の開口部1dより排出するこ
とにより、電子機器が発生した熱量を筐体1の外部に放
出し、冷却する構造となっている。
【0006】また、軸流ファン4が故障した場合は、カ
バー2を開け、複数のネジ3に締結されているナット5
を外し、軸流ファン4を筐体1の裏面から取り外して故
障した軸流ファン4を交換するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子機
器がラックユニットにねじ固定されており、そのすぐ上
部に連続する形で別の電子機器がラックユニットに搭載
されている場合には、電子機器の筐体1の裏面に設置し
た軸流ファン4が故障して交換しなければならなくなっ
たとき、ラックユニットに搭載した状態ではカバー2を
開けることができない。
【0008】そのため、電子機器をラックユニットから
おろした後、4箇所のネジ3を緩めて軸流ファン4を交
換しなければならず、このファン交換に大きな時間と手
間がかかるという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、コネクタを取り付けたカセットファン
と、筐体に固定されるファン固定枠と、ファン固定枠に
回転可能に接合され、カセットファンを収納可能に形成
され、コネクタを取り付けたファンケースとを備えた軸
流ファンを使用し、ファンケースを開き戸のように開
け、その中にカセットファンを収納し、カセットファン
のコネクタをファンケースのコネクタに嵌合させるよう
にしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示す一
部省略した斜視図、図2は軸流ファン部分の断面図、図
3はファンケースを閉じた状態の正面図である。
【0011】図1において、筐体1にカバー2が被せら
れることも、省略した、前面側の構成も、図4に示した
ものと同様である。
【0012】図1〜3において、軸流ファン10はカセ
ットファン11とファンケース12とファン固定枠13
とで構成されている。
【0013】ファンケース12とファン固定枠13はヒ
ンジ部14で回転可能に接合されており、それらを合成
樹脂により一体に成型している。しかし、ファンケース
12とファン固定枠13を別体に合成樹脂で成型し、ヒ
ンジ部14で接着剤等を使用して接合しても良い。
【0014】カセットファン11の側面には、給電用の
コネクタ15が取り付けられている。
【0015】ファンケース12は箱型に形成され、一方
の側面が開口面12aとなっており、開口面12aから
カセットファン11が収納される。
【0016】図2に示すように、ファンケース12の開
口面12aの反対側の内面にはコネクタ16が取り付け
られており、コネクタ16はコネクタケーブル17を介
して図示してない給電部に接続されている。このコネク
タ16はカセットファン11の収納時に、カセットファ
ン11のコネクタ15と嵌合する。
【0017】従って、カセットファン11をファンケー
ス12に収納した時は、給電部からコネクタケーブル1
7を介して給電され、カセットファン11はコネクタ1
5を通して電力が供給されて、羽根18を回転させる。
【0018】羽根18の回転により、筐体1の側面に設
けられた通風孔1cから装置内部に外気を取り込み、フ
ァンケース12の開口部12bから排出し、冷却する。
【0019】ファン固定枠13は角穴があけられた筐体
1の壁面にネジ19により固定されるもので、中央部分
にファンケース12が入る大きさの角穴13aを有して
いる。
【0020】ファンケース12とファン固定枠13は、
図2に示すようにV字の切り込みを入れたヒンジ部14
で接合されている。ファンケース11はこのヒンジ部1
4を中心にして筐体1の外側に図2の矢印Aのように回
転し、開き戸のように開閉することができる。
【0021】詳細に説明すると、ファンケース12のコ
ネクタ16を取り付けた面の1辺と、ファン固定枠13
の角穴13aの1辺とがヒンジ部14で接合する。ヒン
ジ部14はファンケース12の開閉運動が必要である
が、V溝を入れたり、弾力性のある材質を使用したり、
回転部分を有する機構を使用する等の手段を講ずれば良
い。
【0022】図3に示すように、ファンケース12のヒ
ンジ部14と反対側の部分に固定部12cを設け、例え
ばネジ20によりファンケース12をファン固定枠13
に固定可能に構成している。ネジ20に代る固定手段と
しては、ツメを係合させる構造等が考えられる。
【0023】ファンケース12の固定部12cがネジ2
0によりファン固定枠13に固定されることにより、軸
流ファン10が筐体1にセッティングされたことにな
る。
【0024】図2及び図3に示した押さえバネ21は、
カセットファン11をファンケース12に収納した時
に、カセットファン11が中でがたついたり、またがた
つきによってコネクタ15,16の接触不良を発生させ
たりしないためのもので、カセットファン11を押さえ
る働きをしている。
【0025】次に動作について説明すると、カセットフ
ァン11をファンケース12に収納した状態の軸流ファ
ン10を取り付ける場合には、図3のように固定部12
cをネジ20でファン固定枠13に固定した状態の軸流
ファン10をネジ19により筐体1に固定すれば良い。
【0026】カセットファン11をファンケース12に
収納していない場合は、ファン固定枠13をネジ19に
より筐体1に固定し、ファンケース12を手前に開いて
開口面12aからカセットファン11を収納し、カセッ
トファン11のコネクタ15とファンケース12のコネ
クタ16とを嵌合させる。
【0027】軸流ファン10のカセットファン11が故
障した場合は、ファンケース12の固定部12cを固定
しているネジ20を外し、ファンケース12を手前に開
いて故障したカセットファン11をファンケース12の
開口面12aより引き出し、代りに新しいカセットファ
ン11を開口面12aから収納し、押し込んでカセット
ファン11のコネクタ15とファンケース12aのコネ
クタ16とを嵌合させ、ファンケース12を閉じて押さ
えバネ21でカセットファン11を押さえ、ファンケー
ス12の固定部12cをネジ20でファン固定枠13に
固定してカセットファンの交換が完了する。
【0028】勿論、カセットファン11の故障に限ら
ず、保守時等において、カセットファン11を交換する
場合に適用できることは言うまでもない。
【0029】以上のように、実施形態によれば、カセッ
トファン11の交換が、ファンケース12を開いてカセ
ットファン11を引き出し、新たなカセットファン11
を開口面11aから収納し、コネクタ15,16を嵌合
するだけで完了するので、短時間に1人で容易にカセッ
トファンの交換が可能となる。
【0030】従って、従来のようにファン交換のために
電子機器をラックユニットからおろしたり、電子機器の
カバーを開け、装置内部をいじる必要がなくなり、工事
の信頼性を向上させ、保守費用を削減することができ
る。
【0031】また、ファンケース12の開口面12aを
横側面に設けたので、ファンケース12を図2に示すよ
うにわずかに回転させて開けるだけで、カセットファン
11を開口面12aから収納することができる。
【0032】また、押さえバネ21で収納したカセット
ファン11のがたつきを抑え、固定部12cでファンケ
ース12をファン固定枠13に固定するので、カセット
ファン11は安定した状態で動作する。
【0033】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、ファ
ンケースを開いて開口面からカセットファンを引き出
し、新たなカセットファンを収納し、カセットファンの
コネクタとファンケースのコネクタを嵌合することによ
り、短時間で容易にカセットファンの交換が可能で、保
守費用を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す斜視図。
【図2】軸流ファン部分の断面図。
【図3】ファンケースを閉じた状態の正面図。
【図4】従来の軸流ファンを取り付けた電子機器を示す
図。
【符号の説明】
1 筐体 10 軸流ファン 11 カセットファン 12 ファンケース 12a 開口面 12b 開口部 12c 固定部 13 ファン固定枠 13a 角穴 14 ヒンジ部 15,16 コネクタ 19,20 ネジ 21 押さえバネ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタを取り付けたカセットファン
    と、 筐体に固定されるファン固定枠と、 前記ファン固定枠に回転可能に接合され、前記カセット
    ファンを開口面から収納可能に形成され、前記カセット
    ファンのコネクタと嵌合するコネクタを取り付けたファ
    ンケースと、を備えたことを特徴とする軸流ファン。
  2. 【請求項2】 前記ファン固定枠とファンケースを、ヒ
    ンジ部で接合し、それらを合成樹脂により一体に成型し
    たことを特徴とする請求項1記載の軸流ファン。
  3. 【請求項3】 前記ファン固定枠とファンケースを合成
    樹脂により別体に成型し、それらをヒンジ部で接合した
    ことを特徴とする請求項1記載の軸流ファン。
  4. 【請求項4】 前記開口面をファンケースの横側面に設
    けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    軸流ファン。
  5. 【請求項5】 前記カセットファンをファンケースに収
    納した際に、前記カセットファンを押さえるバネを前記
    ファン固定枠に設けたことを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載の軸流ファン。
  6. 【請求項6】 前記ファンケースの前記ヒンジ部と反対
    側の部分に、前記ファン固定枠に固定する固定手段を設
    けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
    軸流ファン。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の軸流フ
    ァンを準備し、前記ヒンジ部を中心に前記ファンケース
    を開き戸のように回転させ、前記ファンケースの開口面
    から前記カセットファンを収納し、前記カセットファン
    のコネクタを前記ファンケースのコネクタに嵌合させる
    ようにしたことを特徴とする軸流ファンの取付方法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の軸流ファンを準備し、前
    記ヒンジ部を中心に前記ファンケースを開き戸のように
    回転させ、前記ファンケースの開口面から前記カセット
    ファンを収納し、前記カセットファンのコネクタを前記
    ファンケースのコネクタに嵌合させ、前記ファンケース
    を閉じて前記固定手段により前記ファン固定枠に固定す
    るようにしたことを特徴とする軸流ファンの取付方法。
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Cited By (7)

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