JP2010061243A - ストレージ装置 - Google Patents

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Abstract

【解決課題】汎用の筐体を用い、その両面から筐体内に記憶デバイスを収容するタイプの
ストレージ装置において、筐体の前面に冷却装置が存在しても記憶デバイスの保守交換を
可能とするストレージ装置を提供する。
【解決手段】汎用筐体の両面からそれぞれ筐体内に記憶デバイスを収容したストレージ装
置において、記憶デバイスの前面に冷却装置を設け、この冷却装置を記憶デバイスの前面
を開放できるように移動可能にして、筐体の両面から記憶デバイスの保守及びその交換を
可能とした。
【選択図】図8

Description

本発明はストレージ装置に係わり、特に、汎用筐体の両面から筐体内にハードディスクドライブを収容させたストレージ装置に関するものである。
データセンター等のように大規模にデータを取り扱うシステムは、ホストコンピュータとストレージ装置とを用いてデータを管理している。ストレージ装置は、ハードディスクドライブをアレイ状に配置し、そして複数のハードディスクドライブをRAIDによって管理し、データを保護している。
ストレージ装置では、扱うデータ量が増大していることに関連して、ハードディスクドライブの搭載数も増加されている。例えば、特開2008−47249号公報に記載のストレージ装置は、複数のハードディスクドライブを専用筐体に搭載した搭載したものである。
この種のストレージ装置は、筐体外から筐体内に供給された空気を筐体内に形成された流路を流す過程でハードディスクドライブを冷却した後、筐体の上面のファンユニットから空気を排出していた。
一方、専用筐体ではなく、汎用のラックにユーザが順次ハードディスクドライブが搭載されたモジュールを追加するようにしたタイプのストレージ装置も存在する(特開2007−11931号公報)。
汎用筐体を利用したストレージ装置は、ラックの上面に排気用ファンを備えることができず、さらに、ラックの内部に空気の流路を形成することができないため、ハードディスクドライブに電源とファンとが一体化されたモジューラをラックに収容する構造を備えていた。
モジュールはハードディスクドライブがラックの正面に臨むようにラック内に挿入される。空気はモジュールの正面からラック内に吸気され、モジュールの背面から排気される。
特開2008−47249号公報 特開2007−11931号公報
汎用のラック型の筐体を用いたストレージ装置でも、取り扱うデータ量が増大すること合わせて、筐体に装着されるべきハードディスクドライブの数が多くなっていく。そこで、ハードディスクドライブを筐体に徐々に積み上げていく方式であると、ハードディスクドライブの実装密度を上げるためには、ハードディスクドライブを汎用筐体の高さ方向に収容できるように汎用筐体のサイズが大きくなければならない。
これよりも、汎用筐体の正面及び背面の両面から筐体内にハードディスクドライブを挿入して、ハードディスクドライブの実装密度を高くする方式が好ましい。
従来のモジューラ構造を筐体の両面から筐体内に実装しようとすると、モジューラのサイズが大きくこれは困難である。そこで、ファンをモジューラではなく、筐体の両面の少なくとも一方に設置して、筐体の両面から筐体内に収容されたハードディスクドライブを冷却することが考えられる。
しかしながら、筐体の前面にファンを設置すると、ファンが妨害となって筐体内のハードディスクドライブに対する保守交換をストレージ装置の管理者が施せないという問題がある。
また、筐体の正面側のハードディスクドライブを通過して温度が上がった空気が筐体の背面側のハードディスクを通過するために、筐体の背面側のハードディスクドライブに対する冷却性能が十分でないという問題がある。
このような理由から、汎用の筐体を用いたタイプのストレージ装置では、筐体の両面からハードディスクドライブを筐体内に収容することが行われていなかった。
そこで、本発明は、汎用の筐体を用い、その両面から筐体内に記憶デバイスを収容するタイプのストレージ装置において、筐体の前面に冷却装置が存在しても記憶デバイスの保守交換を可能とするストレージ装置を提供することを目的とする。
さらに加えて、本発明は、筐体の両面から筐体内に収容した記憶デバイスに対する冷却能力に優れたストレージ装置を提供することを目的とするものである。
さらに加えて、本発明は、汎用筐体の両面から汎用筐体内に記憶デバイスを収容させ、汎用筐体に対向して冷却装置を適用したストレージ装置において、冷却装置への保守を行なうさ、冷却装置の駆動制御を可能にするストレージ装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、汎用筐体の両面からそれぞれ汎用筐体内に記憶デバイスを収容したストレージ装置において、記憶デバイスの前面に冷却装置を設け、この冷却装置を記憶デバイスの前面を開放できるように移動可能にして、筐体の両面から記憶デバイスの保守及びその交換を可能としたことを特徴とするものである。
さらに本発明は、汎用筐体の両面からそれぞれ筐体内に記憶デバイスを収容しても、筐体内に導入された外気を筐体の正面側に臨む記憶デバイスを介することなく、筐体の背面側に臨む記憶デバイスに供給する外気流をストレージ装置に提供することを特徴とするものである。
本発明によれば、汎用の筐体を用い、その両面から筐体内に記憶デバイスを収容するタイプのストレージ装置において、筐体の前面に冷却装置が存在しても記憶デバイスの保守交換を可能とするストレージ装置を提供することができる。
さらに、本発明は、筐体の両面から筐体内に収容した記憶デバイスに対する冷却能力に優れたストレージ装置を提供することができる。
さらに、本発明によれば、汎用筐体の両面から汎用筐体内に記憶デバイスを収容させ、汎用筐体に対向して冷却装置を適用したストレージ装置であっても、冷却装置への保守を行なう際、冷却装置の駆動制御を可能にすることができる。
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はストレージ装置10の全体を示す斜視図である。ストレージ装置は全体が矩形に形成された、ラックマウント型である、フレーム20Fの構造を持った汎用筐体(ラック)20を備えている。筐体20は建屋の床面に置かれるものであり、人の平均身長程度の高さを有する直方体から構成されている。なお、ラックとは、支柱と棚で構成される産業用物品の保管用具の総称である。
筐体20の内部には複数のハードディスクドライブからなる記憶ユニットや制御ユニットをユーザがフレームにマウントできる空間が存在する。制御ユニット(DKC:Disk Control)12は、ホスト計算機からのIOを処理して、記憶デバイスとしてのハードディスクドライブを複数備えてなるユニット(DKU:Disk Unit)に対するデータのライト要求またはリード要求を実行する。
筐体20の下方には、DKC12が装填されている。筐体中程より上にはハードディスクドライブのユニット(DKU)が存在する。DKUは複数のモジューラ14からなり、ラックのDKCより上方の空間に、ユーザによって順次装填される。
モジューラ14は複数のハードディスクドライブ15を有する。モジューラ14は、ラック20の正面から矢示18に示すように、その背面から矢示22に示すようにラック内にマウントされる。
図2は、ハードディスクドライブを有するモジューラの分解斜視図である。図2には、筐体10の正面及び背面からそれぞれ筐体内の空間に挿入され、フレーム内にその正面及び背面からマウントされ、対向する一対のモジューラ24と26とが示されている。24で示すモジューラと26で示すモジューラとの構成は同じである。
図20に示すように、一対のモジューラ24と26と、これらを収容するケーシング400Aと、からなるモジューラ構造体400は、矢印で示すように、フレーム20Fからなる筐体に挿入される。この構造体400は筐体の前後方向に、左右一対で設けられたガイド20G上に置かれ、筐体の前面の枠体20Hに構造体400のフランジ400Bが、螺子400Cをフランジ400Bに形成された螺子穴400Dを貫通させて枠体20Hに螺着することによって、固定される。ケーシング400Aの、後述のファンユニット以外の正面及び背面は開放されて、前記一対のモジューラはこの開放面に対して露出している。
図2に示すように、符号24と26によって示される、モジューラは、一点鎖線28で示す箱型のシャーシ(ケーシング)に、プラッタ(バックボード)30と、電源ユニット32と、複数のハードディスクドライブ15からなる記憶ユニット34と、冷却装置36とを内蔵する構造を備えている。
プラッタ30は電源ユニット32からの電力を記憶ユニット34及び冷却装置36に供給する回路構成及び回路パターンを備えている。プラッタ30はシャーシ28の奥側(内部)にあり、電源ユニット32及びハードディスクドライブ15がプラッタ30に接続されている。図2では、便宜上、プラッタ30からハードディスクドライブ15と電源ユニット32を離して示している。
電源ユニット32はプラッタ30の中心に相当する位置に存在する。電源ユニット32はモジューラ24,26の上下方向に一対存在し、一方の電源ユニットが故障しても、他の電源ユニットが電力をハードディスクドライブ15、及び冷却装置36に供給するような冗長構成が採用されている。
モジューラ24(26)では、複数のハードディスクドライブ15が一対の電源ユニットを境にして上下左右に均等に並べられている。一つ一つのハードディスクドライブ15がプラッタ30に接続される。図2に示すように、複数のハードディスクドライブ15は、限られた容積のシャーシ28に対して縦(シャーシ28の高さ方向)に置かれることにより、ハードディスクドライブをシャーシの幅方向に置く、すなわち横方向に置かれる場合に比較して、より多くのハードディスクドライブがシャーシ28内に収容できるようにしている。
図2に示すモジューラ24が、図1に示す筐体20の空間内に、筐体の正面方向(符号18)からマウントされる。さらに、モジューラ26が筐体20の空間内に、筐体の背面方向(符号22)からマウントされる。
モジューラ24(26)を筐体10の高さ方向に重ねるように筐体内に装填する。なお、図1は便宜上シャーシの図示を省略している。
シャーシの手前側の両側には既述の冷却装置36が、シャーシとは一体に或いはシャーシとは別体に設けられる。冷却装置は汎用筐体に取り付けられてもよい。また、冷却装置が筐体とは別なものでもよい。冷却装置は複数のファン40をシャーシ28の高さ方向に整列させた構成を備えている。ファンは冷却ユニット又は冷却動作機構に相当する。筐体20の正面側にあるモジューラ24のファン40は筐体外の空気を筐体内に供給・導入する方向に回転する。すなわち、正面側のファンは、吸気ファンである。背面側にあるモジューラ26のファン40は筐体内の空気を筐体外に排出する方向に回転する。すなわち、背面側のファンは排気ファンである。正面側ファンを排気ファンにし、背面側ファンを吸気ファンにしてもよい。要するに、筐体の対向面にあるファンの一方を吸気ファンにし、他方を排気ファンにすることによって、筐体内の発熱源を筐体外の外気によって効果的に冷却できる。
モジューラ24(26)では、電源ユニット32を境にして左右両側にハードディスクを配列させたことに合わせて、冷却装置36をシャーシ28の左右両側に設けて電源ユニット32よりも熱を発生するハードディスクドライブ15を主として冷却するようにしている。図2の形態では、電源ユニットよりも熱を発生するハードディスクドライブに面するように冷却装置をモジューラの左右に置いた。電源ユニットに対する冷却の工夫については後述する。
図2に示すように、筐体20の正面側及び背面側にある一対のモジューラ24,26のプラッタ30同士が直接向き合うようにして、筐体の正面と背面とからそれぞれモジューラを筐体内に挿入する。
モジューラの手前側にある冷却装置36を記憶ユニット34から離すことによって、モジューラの記憶ユニット34の前面を開放する。これにより、ハードディスクドライブ15をプラッタから引き抜いてモジューラ外に取り出すことができる。また、ハードディスクドライブをモジューラ内に挿入することもできる。
冷却装置を記憶ユニットの前面を開放できるように、冷却装置を記憶ユニットから離間させる駆動機構、例えば、冷却装置をスライドさせ、あるいは、冷却装置を回転させる可動機構をモジューラ或いは筐体に対して設けている。冷却装置36の回転を可能にするために、モジューラ24はシャーシの左右のサイドで冷却装置を軸によって支持する。冷却装置は軸の回りで回転する。モジューラ26も同じである。
電源ユニット32をプラッタ30の中心に置き、電源ユニットを境にして左右に複数のハードディスクドライブを置くことにより、電源ユニットから各ハードディスクドライブへの給電パターンの合計長さを小さな値にでき、例えば、安定した電流・電圧供給を実現でき、そしてプラッタサイズや厚さが嵩むのを防ぐことができる。なお、電源ユニットをプラッタの端に置くような場合では、給電パターンの合計距離が大きくなり、そして抵抗も増えるため、プラッタのサイズを大きくし、又はプラッタを厚くしなくてはならない。
図3は、モジューラ内での複数のハードディスクドライブ15の配置例の概要を示す斜視図である。(A)は、プラッタ30に接続された複数のハードディスクドライブの向きを、筐体の正面側及び筐体の背面側で同じにしたものである。これでは、背面側のハードディスクドライブを矢印で示すように筐体の正面側から取り出すことができない。
(B)は筐体の正面側にハードディスクドライブ15が存在しない領域を構成し、正面側のハードディスクを矢印で示すように左右に移動することによって、この領域の位置を変更できるようにして、筐体の背面側のハードディスクドライブ15をこの開放領域を介して交換できるようにした。しかしながら、この方式であると筐体の正面側のハードディスクドライブの実装密度が低下してしまう。
そこで、(C)、すなわち図2に示すように、筐体の正面側と背面側で、それぞれハードディスクドライブが筐体前面に臨むようにモジューラを筐体内に設けた。
図2に示すように、モジューラ24(26)の左右の側端寄りには、冷却装置36がモジューラの高さ方向に沿って、モジューラの高さとほぼ等しくなるように形成されている。冷却装置36はモジューラの高さ方向に配列複数のハードディスクドライブに面して存在している。
図4に示すように、冷却装置としての、複数のファンを組み合わせたファンユニット42は、ハードディスクドライブ15の前面を開放できるように、シャーシ28の側端寄りの領域で、シャーシ28からファンユニット42に直角に伸びる軸44がシャーシの溝に嵌入されることによって、軸44を中心に回転可能に支えられている。図4は、シャーシを簡略化して示しており、また、ハードディスクドライブとの位置関係が分かるように、ハードディスクドライブの一部のみを図示している。
(A)はファンユニット42がハードディスクドライブ15に向き合っている状態を示している。(B)はファンユニット42が軸44を中心に回転した状態を示している。
(B)の状態では、ファンユニット42はハードディスクドライブ15の前面で回転してハードディスクドライブの前面をほぼ開放できるものの完全ではなく、ハードディスクドライブの前面の一部がファンユニットの側面46によって塞がれて、ハードディスクドライブの保守交換作業を妨げるデッドスペースが発生してしまう。
そこで、(C)に示すように、ファンユニット42とシャーシ28との間にヒンジ48を設けて、ヒンジが回転しながら拡張してファンユニットをハードディスクドライブの前面からより退避させて、既述のデッドスペースを解消している。
冷却装置をモジューラ28に支持する他の形態としては、例えば、図5の(A)と(B)に示す2つのものがある。(A)は、冷却装置36がシャーシ28に取り付けられている形態であり、(B)は冷却装置36がシャーシに直接ではなく、レール10のような補強体、あるいは中間体を介してシャーシに取り付けられている形態である。(B)ではレール10を強調するために、シャーシの底面以外を図示していない。
冷却装置36がモジューラから離間されるための可動装置の形態としては、既述のように、冷却装置をモジューラに対してスライドさせるタイプと、冷却装置をモジューラに対して回転させるタイプとがある。
図6は、図4(C)で符号42として図示された冷却装置を分解斜視図として詳細に示している。図6の符号62はファンユニット42を支持する矩形の第1の枠体である。28−1はシャーシ28の平面(上面)であり、28−2はシャーシ28の底面(下面)である。第1の枠体62は二つの開放空間64A,64Bを有し、それぞれにファンユニット42を収容する。なお、図6において、二つのファンユニット42を備える冷却装置全体を符号60として示している。
第1の枠体62の左側の上端及び下端からシャーシの高さ方向に沿って短軸66が突出している。この上下一対の短軸はシャーシの上下面のそれぞれの前面側左側縁寄りに設けられたガイド溝68内にそれぞれ嵌入される。このガイド溝はシャーシの前側から始まって奥側に向かって略“J”状に折り返す形態を有している。短軸66とガイド溝68が冷却装置60を矢印70,72に沿ってスライドさせるスライド機構を実現している。
第1の枠体62の二つの開放空間のそれぞれの左端寄りには、小軸74が開放空間の上端及び下端のそれぞれから開放空間に向かって直角に突出している。各開放空間に対して上下一対ある小軸のそれぞれには、ファンユニット42を第1の枠体に対して支持するヒンジ76が取り付けられる。ヒンジ76はファンユニット42の上下端に対してそれぞれ連結されている。なお、図6において、二つ示されているファンユニットのうち上方にあるものを分解して図示した。
ヒンジ76は第1の小片78と第2の小片80とから構成される。第1の小片78の先端の開口77が第1の枠体62の開放空間内の上方の小軸に嵌入され、その後端の開口84に第2の小片80の先端の突軸82が嵌入される。第2の小片80の後端の開口86はファンユニットを構成する第2の枠体90の左縁の上端にある小突起88に嵌入される。このようにして、回転軸74とファンユニット42の上端とがヒンジによって連結される。同様にしてファンユニットとの下端にもヒンジが連結される。
ファンユニット42は、二つのファン40A(40B)が第2の枠体90内の開放空間92,94にそれぞれ固定された構造を備えている。ヒンジ76によって、上下一対のファンユニット42が第1の枠体62に接続されている。したがって、モジューラの左右両側のそれぞれ4つのファンがハードディスクドライブの前面に存在して、ハードディスクドライブを冷却する。
図5(A)及び図6において、符号100は前記上下のガイド溝68の一端であり、第1の枠体62がこの位置におかれると、ファンユニット42の適正位置が実現される。ファンユニットの適正位置とは、ファンユニットがモジュール内に進んでファンの回転から生じる騒音を低減でき、かつファンユニットがハードディスクドライブにより近づき、かつモジュールの中心に図6の矢印72の分だけ進むことによって、モジュールの幅方向に複数あるハードディスクドライブやモジュールの中心にある電源ユニットを効率よく冷却できる位置のことである。
ユーザは、ガイド溝68の他端102にまで冷却装置36をスライドさせた後、ファンユニット42をハードディスクドライブの前面を開放するように回転させる。この過程を図7に基づいて説明する。
図7(1)から(2)に示すように、ファンユニット42をヒンジ76とともに第1の枠体62に対して回転させる。次いで、第2の小片80を第1の小片78に対して回転させる(図7(3))。
次いで、第2の小片80に対してファンユニット42を回転させると、ヒンジが十分拡がり、ファンユニット42は、モジューラ24(26)の正面から十分離間して、ハードディスクドライブの前面が広く開放され(図7(4))、さらに、第1の枠体62を、短軸66を中心にしてシャーシに対して回転させることにより(図7(5))、ハードディスクドライブの保守交換に対する障害がなくなる。
なお、冷却装置の4つのファン40は、好適には、ファンユニット42によって上下2つの組に分けられている。この理由は次のとりである。ハードディスクドライブを保守交換する際に、ファンユニットに4つのファンが固定されていると、4つのファンが同時にハードディスクドライブから離れてしまい、交換されないハードディスクドライブに対する冷却が不十分になる。一方、一つの一つのファンを第1の枠体に対して回転可能にすると構成が複雑になる。
図5(B)の形態では、上下一対のレール110に直線状のガイド溝112が形成され、この溝内に第1枠体66の小軸62が嵌入される。冷却装置36が溝112の基端の位置にあるときに、ハードディスクドライブに最も近づいてハードディスクドライブを効率よく冷却する。
ハードディスクドライブを交換する際には、ユーザは冷却装置36をガイド溝112の先端に移動させ、この後ファンユニット42をハードディスクドライブ前面から離反するように回転させる。
なお、図5(A)、(B)において第1枠体の図示を省略している。ファンユニットはヒンジを介してモジュールに対して着脱自在であるために、ファンユニットを交換することも可能である。図5(A)及び(B)において、移動後のファンユニットを実線で示し、移動前あるいは移動過程のファンユニットを破線で示している。
図8は、ファンユニット42がハードディスクドライブ15の前面の領域を開放し、ハードディスクドライブがモジューラから符号113で示す方向に取り出すことができる状態を示している。
ファンユニッを曲線の矢印114に沿って回転させることによってハードディスクドライブの前面を開放する。この開放された領域を介してハードディスクドライブ115を筐体外に引き出すことが可能になる。
ハードディスクドライブ15をモジューラに対して縦にし、電源ユニット32の両側のそれぞれで上下に4行で左右に5列の合計で40台のハードディスクドライブを一つのモジューラに収容している。例えば、左側の上下2列に含まれるハードディスクを交換する場合には、図8に示すように、上下に存在する二つのファンユニットのうち上方のファンユニットを回転すればよい。
図8に示すように、電源ユニット32は複数のハードディスク15の中心に存在し、電源ユニット32の前面にはファンユニット42が存在しないために、図9に示すように、ファンユニットの位置を変更することなく矢印に示すように電源ユニット32をモジュールから引き出すことができる。
既述のように、ファンユニットをモジューラに対して回転可能にするために、ファンユニットをモジューラの左右の側端部で軸によって支持している。この結果、モジューラの中心にある電源ユニットの前面にはファンユニットが存在しないために、電源ユニットに対する冷却が十分でないとの懸念が残る。
そこで、図2に示すように、電源ユニット32をハードディスクドライブ15の先端から冷却装置36側に突出させて、冷却装置36からの外気が電源ユニットの側面に当たるようにして電源ユニットを冷却している。
図10は既述のプラッタ30の斜視図である。従来、個々のハードディスクドライブに設けられていたプラッタを、一つプラッタ30として一体化し、その中心は上下一対の電源ユニット用のソケット120を形成した。このソケットに電源ユニット32が接続される。
電源ユニット用のソケット120の左右に、ハードディスクドライブ15用の複数のソケット122が均等に形成されている。電源ユニット132を電源ユニット用ソケット120に嵌め込むと、プラッタ30内の給電パターンによって複数のハードディスクドライブ用ソケットのそれぞれにハードディスクドライブを駆動するための電源が提供される。
図11は、ファン及びハードディスクドライブへの給電系統及び信号系統を説明する、モジューラの構成を示したものである。(A)は筐体の正面側及び背面側にある一対のモジューラの斜視図であり、(B)はその正面図であり、(C)はその側面図である。
PDUは外部電源を分配するユニットであり、筐体の背面側に実装されている。電源ユニット32へのPDUからの電力供給は電源ケーブル150によって行われる。PDUから正面側の電源ユニット32への電源ケーブルは、(A)及び(C)から分かるように、一対のプラッタ30を貫通して、背面側および正面側の電源ユニット32の上側を通過して正面側の電源ユニット32の前面に接続されている。
SSW−PK(Saw Switch-Package)は、ハードディスクドライブ(DKU)とファン40に、電源と制御信号を供給する制御回路である。この制御回路はプラッタ30に対して実装されるものであり、記憶装置ユニットを避けてプラッタ30に実装されるように、モジューラの左右の側に置かれている。プラッタ30からSSW−PKに電源が供給される。正面及び背面のモジューラそれぞれの両側面には、それぞれにSSW−PKが2基存在する。(B)に示すように、各SSW−PKが各ファンユニット42のファンの回路(ファンパッケージ)に接続されている。ファンパッケージは、ファンユニット側の制御回路であって、ファンの駆動回路に駆動信号を出力する。ファンパッケージの詳細については後述する。
DKA−PK(Disk Array-Package )は制御ユニット(DKC)の背面側にあり、DKCとハードディスクドライブユニット(DKU)とを接続するインターフェースである。DKC−DKU間の信号の接続はSSW−PKとプラッタ30を介して行われる。DKA−PKから正面側のSSW−PKへの信号ケーブル152は正面及び背面それぞれのSSW−PKの下側を通過して正面側のSSW−PKの前面に接続している。
図12に示すように、筐体の正面側の冷却装置36−1から筐体内に吸引された外気の
流路160,162は、正面側のハードディスクドライブ15−1の周りを通過した後、プラッタ30を介して背面側のハードディスクドライブラック15−2の周りを通過し、背面側の冷却装置36−2から筐体外に排出される。符号164の外気流は、電源ユニットの冷却に供されている。
図10に示すように、プラッタのハードディスクドライブ用のコネクタの周囲は符号121に示すように切り欠いてあり、外気がプラッタを通過できるようになっている。
さらに、プラッタの電源ユニット用コネクタ120の近傍にも開口123が形成されている。正面の冷却装置16−1から供給された外気の流路164が電源ユニット32の側面に当たり、この空気がプラッタの電源用コネクタの周りの切り欠き123を通過して、背面側の電源ユニットの側面に到達した後、背面側の冷却装置36−2から排出される。背面側のプラッタ30にも正面側プラッタと同様な切り欠きが設けられている。
空気の流れに対する抵抗をより低減するためには、プラッタに形成される切り欠きの合計面積がより大きいほうがよい。一方、切り欠きの合計面積が大きくなるとプラッタの強度が低下したり、さらに、プラッタに形成される給電パターンや信号パターンに障害となる。したがって、相互のバランスにより好適なサイズの切り欠きを決定すればよい。
図13はストレージ装置内に供給された外気流に対する温度変化の様子を示した摸式図
である。(A)に示すように、正面のファン42−1から供給され、正面側のハードディ
スクドライブ15−1の周りを通過した外気流170はハードディスクドライブ15−1
によって温度が上昇する。
その後、外気流170は背面側のハードディスクドライブ15−2に到達するので、背
面側のハードディスクドライブ15−2に対する冷却能力は必ずしも十分とはいえない。
そこで、図12に示すように、冷却装置36の複数のファンを複数のハードディスクドライブが配列されてなる合計高さを包含するように配列する。これにより、図13(A)に示すように、正面側のハードディスクドライブ15−1の側面を通過することなく、その上方及び下方を通過した外気流、すなわち、ハードディスクドライブ15−1によって加熱されない外気流172を背面側のハードディスクドライブ15−2の冷却に利用することができる。
外気流172は、図10に示すプラッタ30の、切り欠きが形成されていない上下端171に衝突して、ハードディスクドライブ用のコネクタ122の周りの切り欠き121に誘導され、これを通過する過程で外気170と混合される。
これにより外気流170が外気流172によって冷却されながら背面側のハードディスクドライブ15−2を通過する結果、背面側のハードディスクドライブを冷却する効率が向上される。
一方、図13(B)に示すように、正面側のハードディスクドライブ15−1と背面側のハードディスクドライブ15−2とを筐体の上下方向にオフセットして、正面側のハードディスクドライブを通過する外気174と、背面側のハードディスクドライブ15−2とを通過する外気176とを区別するようにしてもよい。正面側ハードディスクドライブ15−1と背面側ハードディスクドライブ15−2との間には外気174と外気176とを分離する仕切り178を設ければよい。
筐体の正面及び背面からハードディスクドライブが筐体内に実装されることにより、図14に示すように、正面側のハードディスクドライブと背面側のハードディスクドライブとによってRAIDグループが形成される。(A)は正面側のモジューラの前面を示しており、(B)は背面側のモジューラの前面を示したものである。図14は、ハードディスクドライブD01−D04によってRAID−1が構成され、ハードディスクドライブD05−D08によってRAID−2が構成されていることを示している。
その他のRAIDグループは図15の管理テーブルのように構成されている。この管理テーブルはDKCの、図示しない共有メモリに記録されている。
図16はファン(F1−F13)とハードディスクドライブ15との位置関係を示す。(A)は正面側のモジューラの前面を示しており、(B)は背面側のモジューラの前面を示したものである。
ファンとこれに対応するハードディスクドライブがグループ化され、この関係は図17に示す管理テーブルとして既述の共有メモリに記録されている。この管理テーブルは、例えば、ファンF1によって主として冷却されるハードディスクドライブが、D01,D05,D09,D13,D17であることを示している。図16に示すように、ファンF1がハードディスクドライブD01,D05,D09,D13,D17の前面に存在する。
図18はRAIDグループ(3D+1P)を構成するハードディスクドライブと、RAIDグループ内のあるハードディスクドライブを閉塞する場合に、停止すべきファンを規定した管理テーブルである。この管理テーブルも共有メモリに登録されている。
図19はハードディスクドライブを閉塞してこれを交換する際の手順を示すフローチャートである。図16に示すハードディスクドライブD01を例にして説明する。
管理者が管理端によって閉塞すべきハードディスクドライブD01を選択すると(1900)、その情報が管理端末から管理インターフェースを介してDKCに送られる。
次いで、DKCは図15に示す管理テーブルを参照して、ハードディスクドライブD01のデータを、RAIDグループを構成する他のハードディスクドライブにバックアップする(1902)。
次いで、DKCは図18の管理テーブルを参照して、閉塞すべきハードディスクドライブD01に対応するファンF1を決定し、当該ファンを制御する制御回路SSW−PKにファンの停止コマンドを送信する。SSW−PKはファンF1を停止する(1904)。
管理端末からファンが停止した通知を受けた管理者はハードディスクD01を交換すると(1906)、管理端末にハードディスクの交換が終了したことを入力する。管理端末からハードディスクドライブの交換の通知をDKSが受領すると、RAIDグループの他のハードディスクドライブから交換したハードディスクドライブへデータをリストアする(1908)。さらに、DKCは、SSW−PKに停止したファンF1を再稼働させるコマンドを送信する。これによって、停止したファンが再回転する(1910)を始める。
なお、正面側のファンF1が停止している間、ラックの背面側からファンF1に対向するファンF9によって空気がD05,D09,D13,D17のハードディスクドライブに向けて引き込まれているために、少なくとも最低限の冷却がこれらハードディスクドライブに維持されている。
また、ファンF9の回転速度をファンF1が停止している期間上げてもよい。背面側のファンが停止されている場合には対応する正面側のファンの回転速度を上げればよい。
また、冷却装置をモジューラに対してスライドさせたり、回転させることをセンサによって検出してファンの回転を停止させてもよい。またさらに、シャーシ内に温度センサを設けて、ファンの回転速度を制御してもよい。
次に、冷却装置に回転・スライド等を行なわせてモジューラ前面を開放する他の実施形態について説明する。図21はその実施形態を示すものであり、(1)は、冷却ユニット(冷却装置)がモジューラ前面を覆っている状態の斜視図であり、(2)は冷却ユニットがモジューラ前面を開放している状態を示す斜視図であり、(3)は、(1)の点線で示す、モジューラの底面領域の一部の概要図(矢印B)であり、(4)は(2)の点線で示す、モジューラの底面領域の一部の概要図(矢印B)である。図21において、モジューラ24(26)は、正面(矢印A)から見た図が示されている。
図21において、ラックの表示を省略しているが、二つのモジューラ24と26とが互いに対向して、ラック内に収容されている。符号60Aはモジューラ正面の左側に置かれた冷却ユニットであり、60Bはその右側に置かれた冷却ユニットである。以後、符号の後の“A”は左側の構成を示し、“B”は右側の構成を示す。左側の構成と右側の構成はほぼ同じであり、一方の説明を以って、基本的には、他方の説明を省略する。
冷却ユニット60Aはユニットカバー61Aにファンが固定された構造を備える。この構造は、図34及び図35を参照すると理解し易い。図34には、冷却ユニット60Aを正面から見たその全体斜視図が示されている。図35は二つのファン40が一体化されたサブユニット660がユニットカバー61Aに矢印の方向から取り付けられる様子を示している。冷却ユニット60Aはユニットカバー61Aに二つのサブユニット660が固定された構造を備えている。図21、図34、及び図35を参照しながら更に説明を続ける。
ユニットカバー61Aは、二つのファンニット660が収容できる形態を備えている。ユニットカバー61Aは扉の形態に似せて設計されており、即ち、冷却ユニット60Aをモジューラの中心側の端部を中心にして、図21(2)の矢印で示すように反時計方向に回転する。これによって、モジューラ内部のハードディスクドライブ、電源ユニットから冷却ユニットが離間し、モジューラ前面を開放することができる。ユニットカバー61Aの平面及び底面には、回転軸が嵌め込まれる軸穴606を備えた、弓状のプレート600Aが存在する((3)参照)。既述の軸穴606はプレート600Aの中心側にある。
したがって、ユニットカバー61Aは軸穴606を中心にして、その左側端部が図21(2)のように反時計方向に回転する。プレート600Aの軸穴近傍には、モジュール外に向かって凹状に小さくへこんだ溝602Aがある。図21(3)から(4)への、冷却ユニット61Aの挙動の過程において、プレート601Aの溝602Aにプレート601Bの回転側の頭部608が入り込み、冷却ユニット60Aの回転角度をその分大きくすることができる。したがって、冷却ユニット60Aが、モジューラ24内の記憶ユニットからより離間して、モジューラ24の前面がその左側面から中心に向かって広く開放される。軸穴606には、モジューラの天面及び底面からモジューラ内に突出する回転軸が挿入されている。
図22は、冷却ユニット60Aがモジューラ24の前面を広く開放している様子を示した、モジューラの正面図である。モジューラ24左側の複数のハードディスクが露出している。そして、モジューラ24の左側縁にある制御回路(SSW−PK)も露出している。符号620はDKUとDKCとを接続する配線を収容する配線の引き込み部であり、ユニットカバー61Aのこの引き込み部に対応する箇所には、矩形の凹部621を設けて、ユニットカバー61Aが回転する際に符号620にある配線と干渉しないようにされている。
なお、図21、図34に示すように、ユニットカバー61Aの左側縁領域601Aは、冷却ファン40とモジューラ24の左側端部との間に形成される空洞を遮蔽する。これによって、冷却ファン40からモジューラ内に引き込まれた外気が空洞部に逃げるのを防せぎ、以って外気がハードディスクドライブに対して確実に供給されるようにしている。図22において、符号610は、ファン40の駆動を制御する回路(ファンパッケージ)である。ファンの駆動は既述のとおりSSW−PKによって制御されるが、ファンパッケージはSSW−PKのファンに対する制御を仲介或いは補助する。
次に、ファンパッケージの1つの動作例を図23及び図24を利用して説明する。図23は、回転したユニットカバー61Aの下端部分を拡大した斜視図であり、図24はこの動作例を説明したフローチャートである。図23において、符号612はユニットカバー61Aの前記左側縁領域601Aのモジュール24側を向いた裏面に付けられたセンサである。一方、614には、モジュール24側のハウジング下端の左側面からモジューラ内に直角に突出した金具である。ユニットカバー61Aがモジューラに対して回転していない状態ではセンサ612が金具614に接触して、センサからファンパッケージ610に対して制御信号が出力されない。
一方、ユニットカバー61Aが図23のように開くと、センサ612が金具614から離れて、制御信号が制御信号伝達ライン616を介してファンの制御回路610に提供される。この時の動作を図24のフローチャートを利用して具体的に説明する。センサの種類は特にこだわるものではない。
センサ612がユニットカバー(FAN−ASSY)61Aが開いたことを検知すると、制御信号をファンパッケージ610に提供する(2400)。ファンパッケージはこの制御信号をSSW−PKに提供する。SSW−PKは、制御信号を出力したファンパッケージに、配下のファン(開かれたユニットカバーに固定されたファン)の電源をオフする制御信号を出力するとともに、他の複数のファン(閉じられているユニットカバーに固定されたファン)の回転速度を最大或いは増強する制御信号を、当該複数のファンそれぞれの制御を担当するファンパッケージに出力する(2402)。
開かれたユニットカバーに固定されたファンの駆動をオフするのは、保守員に対する安全性を考慮したこと、そして、開かれたユニットカーバのファンを回転させたままであると、開かれたユニットカーバのファンが閉じられているユニットカバーのファンに近接した際、前者のファンの送風方向が後者のファンの送風方向を妨げることになるからである。
次いで、図21(2)、図22に示すように保守員はファンユニット60Aがモジューラ24を開放した領域を介して、露出したハードディスクドライブなどに対する保守作業実施する(2404)。保守員が保守作業を終了して、開かれたユニットカバー61Aを閉じると、センサ612、ファンパッケージ610を介してSSW−PKは、ユニットカバー61Aが閉じられたことを判別し、ステップ2404で停止されたファンの電源をオンしてこのファンを通常の回転速度で回転させ、かつ、最大速度で回転しているファンの回転速度を通常の回転速度にする(2408)。
次に、保守点検時に、ファンユニットをモジューラから離間させるための他の実施形態について説明する。図25はこの実施形態を示す図である。図25の(1)の部分はこの実施形態の分解斜視図であり、(2)の部分は複数の部品を組み立てて完成品としたものの斜視図であり、(3)の部分は(2)の一部(724)を拡大して示した斜視図であり、(4)の部分は(2)の一部を側面から描いたものである。先ず、(1)及び(2)に基づいて説明を続ける。(1)及び(2)において、モジューラ24(26)の全体を図示するのを省略し、モジューラの天板28―1及び底板28―2のみを示している。
符号62は4つのファンを固定するファンボックス(枠体)である。ファンボックは、図21のユニットカバー61Aに相当するものである。このファンボックスは天板28―1及び底板28―2に対して回転可能に支持される。この支持機構は、次のようなものである。ファンボックスの上面及び下面のそれぞれは、スライドアーム700を介して、そして、スライドアームによって、モジューラの天板及び底板に対して回転自在に固定される。スライドアームはその長さ方向にファンボックス62にモジューラに対して進退させることを許容するものであり、スライドアームの長さ方向の一端寄りがファンボックス62に固定され、他端が天板28―1又は底板28―2に固定されている。
符号701は天板又は底板に、直角方向に短く内側に向かって伸びるように固定された小ピンである。小カラー702を介して、スライドアームの一端が、小ピン701に対して回転自に固定されている。図26はスライドアームの平面図であり、中心には楕円形状の凹溝705が形成されている。スライドアーム700はこの凹溝の範囲でファンボックス62が進退することを許容する。図26において、701Aは、小ピン701が嵌め込まれる軸穴である。この軸穴は、スライドアームのモジュール側端部領域において、スライドアームの中心から一方に偏って設けられている。この理由については後述する。
図25に戻り説明する。スライドアーム700のモジュールとは反対側の端部側の領域は、スクリュ708、小カラー704を介して、ワッシャプレート706によって、ファンボックス62の上面又は下面に固定されている。このワッシャプレートは、ファンボックス62とスライドアーム700とを固定し、かつファンボックスがスライドアームに対して進退することを実現及び規制する手段である。ワッシャプレートは、ファンボックス62と一緒になって、スライドアーム706の長さ方向に進退する(図25の(2)(3)の矢印722)。
ワッシャプレートの螺子穴を貫通する二つの小カラー704がスライドアームの凹溝705の長さ方向の両先端にそれぞれ当接することによって、ファンユニットのスライド量を制限する。なお、既述のとおりスライドアーム700は、小ピン701を中心にして両方向に回転する(図25の(2)の矢印720)。
ファンボックス62がスライドアーム700に沿ってスライドできる長さが大きいほど(スライドアームの全体長さを長くした場合など)、ファンボックスがモジューラから大きく離間できて、モジューラ前面に広い空間を保守のために構築できることにおいて有利さがある。しかしならが、その分、スライドアームとファンユニットとの並行度が保たれなくなって、ファンユニットのスライド動作が不安定になる。そこで、ワッシャプレート706と小カラー704を用いて、ファンボックス62をスライドアーム700と固定した。そして、カラー704の高さをスライドアームの厚さに隙間分を加えた値にすることで、平行度を精度よく保つことが可能となり、ファンボックスのスライド動作が安定したものにすることができる。
また、ねじ708によって、ワッシャプレートはファンボックスに2箇所で固定されることにより、ワッシャプレートの長さを大きくとることができ、これらを互いに固定する際の強度を向上できる。ワッシャプレートの先端側のカラー704がスライドアーム内の凹溝705のファンボックス側先端に当たるまで、ファンボックスはスライドアームに沿って引き出されることが可能である。
図27は、図25で説明した、冷却装置の可動機構の動作を示すものであり、(1)−(5)は、その動作の過程における、モジューラ24を正面から見た斜視図である。(6)は(1)の状態でのモジューラの正面図であり、(7)―(9)は(3)―(5)のそれぞれに対する正面図である。(1)は左右のファンボックス62A,62Bがモジューラ24に対して閉じられている状態を示している。(2)に示すように、ファンボックスの前面には、ファンボックスとモジューラのハウジングとの間隙間を遮蔽する保護領域62―2を備えた保護カーバ62―1がモジューラに対して設けられている。
そこで、保守員は保護カバー62―1をモジューラ24から取り外す。(2)ではモジューラの正面左側に設けられた保護カバーを示している。(3)に示すように、保護カバー62―1を取り外すことによって、(7)のXで示す領域が露出され、ここにあるSSW−PKに対する保守(基板挿抜・ケーブルに対するアクセス)を保守員は行なうことができる。符号740は、Xで示す、露出領域を介して、SSW-PKの基板をモジューラから抜き出せる方向を示している。
(4)に示すように、保守員はファンボックス62Aを矢印742の方向に回転させる。既述のとおり、ファンボックス62Aはスライドアーム700のモジューラ側を中心に回転する。この時、(8)に示すように、符号746で示される領域にあるハードディスクドライブ15が露出して、保守員は保守をこの領域に面しているハードディスクドライブ15に対して適用することができる。一方、ファンボックス62Aの厚さが障害となって、符号747で示す領域に重なる部分では、ハードディスクドライブ15に対する保守を適用できない。
そこで、(5)に示すように、(4)の状態からファンボックスを矢印744にスライドさせると、符号747に示す領域が解消されて、モジュールの前面の全領域(符号748)が開放されるために、符号747に示す領域によって干渉され、露出できないで残っていたハードディスクドライブ15の前面を開放でき、よって、全てのハードディスクドライブに対する保守を実現することができる。なお、図26において、回転中心となる軸穴がスライダアーム700に対してモジューラの端部寄りに偏って設けられていることにより、ファンカバー62A,62Bがスライド可能な距離を変えずに、すなわち、スライドアームを長いものにすることなく、ファンユニットをモジューラに対してより大きく回転させることができる。
次に電源ユニット23に対する冷却能力を増強した実施形態について説明する。既述のとおり、電源ユニットの冷却性能を向上するために、電源ユニットはハードディスクドライブより、モジューラの前面側に突出して、電源ユニットの突出した側面に外気が当たるようにしている。電源ユニット内に外気を供給可能にした構成については、前述していない。図28はこのことを改善しようとした改良形態を示したものである。図28は一対のモジューラの平面を描いた、モジューラを簡略して示した図である。矢印は、モジューラ内に供給される外気の流れを示した。フロント側の電源ユニットの前面に通気口800を設け、リア側の電源ユニット23の前面に排気口801を設けることを考案した。この形態では、ファンからの外気が電源ユニットに面して存在していないために、電源ユニット内に外気を導入することができない。
そこで、図29に示すように、電源ユニットの右側側面に複数の吸気口となる開口部804を設けて、電源ユニットの側面から外気を導入することとした。この開口部804は電源ユニット内に供給された外気を排出するための排出口にもなる。なお、電源ユニットの背面側805は、開口部804から供給された外気を電源ユニット内に流通させ、後段の電源ユニットの内部に供給するために、外気の流れに沿って前段及び後段に位置する電源ユニットとともに開放されている。なお、図29において、符号806で示される部材は、電源ユニットを保守員がモジューラ内に挿入するため、或いはモジューラから引き出すためのレバーである。
図30は、一対のモジューラ24,26を正面から見た斜視図であり、モジューラ24及び26のそれぞれについて上下一対の電源ユニット23が備わっている。図から分る様に、下側の電源ユニットは開口部804がモジューラ24を正面から見て右側になるようにモジューラ内に配置され、上側の電源ユニットは開口部804が左側になるようにモジューラ内に配置されている。モジューラ26内に収容される、図示されない上下一対の電源ユニットも、同様に、二つの開口部が互いに反対向きになるように、モジューラ26内に収容される。
図31は、電源ユニットに対する外気の関与を示すための図であり、(1)は一対のモジューラが汎用筐体内で互いに対向している状態を示す、全体斜視図であり、(2)は(1)のIIで括られた領域の概要を示す平面図であり、(3)は、IIIで括られた領域の概要を示す平面図である。(2)及び(3)において、符号820及び822は、ファン40からKハードディスクドライブ15の前面に向かって供給される外気の流れであり、符号824はファンから前段の電源ユニットの左側面の開口部804から電源ユニット内に供給され、後段の右側面の開口部804から排出される、外気の流路を示しており、符号826は前段の電源ユニットの右側面の開口部804から供給され、後段の電源ユニットの左側面の開口部804から排出される外気の流れを示している。
以上のような構成は、外気流に対して前段及び後段となるそれぞれの電源ユニット内に、外気を供給することを可能にして、ハードディスクドライブに加えて電源ユニットも確実に冷却するという効果を達成する。
次に、ファンユニット(ファンボックス或いはファンカバー)のモジューラに対する開閉制御を考慮した実施形態について説明する。図32はこの実施形態を示す一対のモジューラの概要を示す平面図である。(1)は、ファンボックス(ユニットカバー)が開かれていない状態の平面図であり、(2)はファンボックスが開かれている状態の平面図である。(1)に示すように、モジューラ24を正面から見て左側のファンボックス62Aはモジューラ26を正面から見て右側のファンボックス62Cと連結手段(ワイヤーなど)840によって互いに接続されており、同様にファンボックス62Bはファンボックス62Dと同様に連結されている。符号842は、ワーヤーの余裕部であり、湾曲している箇所である。
今、(1)の状態から(2)に示すように、ファンボックス62Cを開くと、符号844に示すように、ワイヤー840の余裕部842がファンボックス62C側に引っ張られて、ワイヤー840に張力が発生する。この張力によって、ファンボックス62Cに連結したワーヤ840はファンボックス62Aを開くのを規制する。このように、1つのファンボックスを開いた際に、他方のファンボックスが開くのを規制する理由は、同時に複数のファンボックスが開かれるとモジューラ内への外気の供給が低下するおそれがあり、それを防止するためである。
すなわち、ファンボックス62Aとファンボックス62Cが同時に開かれると、両者の間で外気がモジューラ内に供給されず、外気の流れに沿って存在する複数のハードディスクドライブが一切冷却されないことを防ぐためである。したがって、ファンボックス62Aとファンボックス62Cとが同時に開かず、ファンボックス62Bとファンボックス62Dについても同様にした。
図33は図32の変形例である。図33の実施形態では、(1)に示すように、全てのファンボックス62A−62Dが一本のワイヤー840によって互いに連結され、(2)に示すように、4つあるファンボックスのうち1つが開けるようにした。なお、図33のワイヤー840には、1つのファンボックスが開かれる程度の余裕が与えられている。図35は、ワイヤー840を、ファンボックス(ユニットカバー)に固定する構造を説明するための、ファンボックスを正面から見たその斜視図である。ファンボックスにはワイヤー840を貫通させるための小穴846が形成されている。
ワイヤー840を小穴846に貫通させた後、ワイヤー840の先端にボール840Aを固定すると、ワイヤー840は小穴846から抜けることなくファンボックス61Aに固定される。図36は、ワイヤー840のボール840Aが小穴846に固定されている状態でのファンボックスを正面から見た図である。
図37は、ファン40がユニットカバー61Aに固定されたファンユニットの正面図である。ファンユニットの正面には上下に2箇所、既述のファンパッケージ610が設けられている。ファンパッケージ610を正面から見た拡大図が図38に示されている。符号882はSSW−PKからのケーブルが接続されるコネクタであり、符号884は、ファンからのケーブルが接続されるコネクタである。また、符号880は、ハードディスクドライブ、ファン、SSW−PK、及び、SWPK(Switching Power Supply:電源ユニット)の障害をユーザに知らせるためのLEDである。図39は、LEDの点灯制御のためのフローチャートである。
ステップ3900は、ハードディスクドライブ、SSW−PK、ファン、又はSWPSの障害がDKAのコントローラによって検出される。DKA−PKは、ハードディスクドライブなどからそれぞれステイタス信号を少なくとも定期的に受信し、そのステイタス信号から、ハードディスクドライブ、ファン、SWPSのどこに障害が発生したかを判定する(3902)。ステップ3904では、ハードディスクドライブ及び/又はSSWの異常が判定された場合には、LED880を点滅させる。
一方、それ以外のファンの異常の場合には、LEDを常時点灯させる(ステップ3904)。SWPSが異常の場合には、全てのファンの回転速度を最大にする(3906)。ファンは、その回転速度、回転数を常時モニタし、検出した値が特定の閾値外になった際に、アラーム信号を上位制御手段(ファンパッケージ経由でSSW)に送る。ファンに異常がある場合には、少なくとも異常がないファンの負荷を最大にして回転させる。異常のファンへの保守が終了した段階でファンの負荷を通常にする。電源に異常ある場合でも同様にする。1つのプラッタに2つの電源ユニットが接続されている。
このうち、一方の電源ユニットが故障した場合には、他方の電源ユニットから通常よりも高い負荷(電力)でファンやハードディスクドライブに対して給電が行なわれる。これによって、電源からの発熱量が増加するので、ファンを最大負荷にして稼動させて、異常でない方の電源ユニットの冷却に努める。
次いで、保守員は異常個所の保守を行なう(3908)。次いで、DKA−PKが障害・異常が無いことを検知すると、DKA−PK又はSSW-PKはLEDの点灯或いは点滅を終了し、ファンの回転速度を通常状態に戻す。このように、ハードディスクドライブの異常など、異常が発生した部材の近傍に属するファンユニットのファンパッケージがLEDの点灯や点滅を介してユーザに通知することによって、保守員は、保守時に開放すべきファンユニットを容易に知ることができる。
SSW−PKはファンの異常を検知するとこれを保守員にLEDを介して通知することによって、保守員は異常があるファンを正常なものに交換することができる。SSW−PKは、異常があるファンを直ちに停止してもよい。この時、残りの一部又は全ての正常なファンの回転速度を増加(例えば最大回転速度まで)すればよい。特に異常を来たしたファンの下流又は上流にあって、同じ外気流に位置する正常なファンの回転速度を増加することが好ましい。
図40に、ファンユニットが開かれた状態にある、モジューラの正面図を示している。このモジューラ内のDKUの正面にはハードディスクドライブの状態を示すLEDパッケージ890が設けられている。モジューラ内のDKUボックスの前面にはファンユニット60が存在するために、DKUボックスの外部からハードディスクドイブのステータス表示を保守員は見ることができない。そこで、DKUボックスの表面にLEDパッケージ890を設けて、図39のフローチャートで示すように、保守員がファンユニットカバー61A表面のLED610によってハードディスクドライブに異常があることを知って、カバーを開いた際、DKUボックス表面のLEDパッケージ890のLED表示を確認することによって異常が発生したハードディスクドライブを特定することができる。
RAID装置ではハードディスクドライブ単位での挿抜保守が不可欠であり、保守を行う際にどのHDDを挿抜すべきかを保守員が知ることは重要である。図41はLED892を複数有するLEDパッケージを拡大して示している。ひとつのLEDが一つのLEDに対応している。異常が生じたハードディスクドライブに対応するLEDが点灯または点滅する。
次に、既述の図13で説明した冷却構造を実現する実施形態について説明する。図42はプラッタの正面図を示す。符号410で指し示す、点線で囲まれた領域内にハードディスクドライブを冷却する外気が導入される。この形態のプラッタであると、モジューラの正面側のハードディスクドライブを冷却した外気がそのまま背面側のハードディスクドライブに供給されるだけである。
そこで、図43で示される、プラッタには、符号412で指し示される、点線で囲まれた領域に新たな開口を形成することとした。この開口はハードディスクドライブにラップしない領域にあるために、ハードディスクドライブを介さない外気が、背面側のモジューラに対して供給される。
図44はモジューラ内に供給される外気の流れの様子を示す、モジューラを正面から見た斜視図である。符号414が正面側のハードディスクドライブを介することなくプラッタ30を経由してモジューラの背面側のハードディスクドライブに供給される外気の流れを示し、符号416が正面側のハードディスクドライブを経由して背面側のハードディスクドライブに供給される外気の流れを示している。外気414は背面側のハードディスクドライブに至る直前に外気416に混合されるようにするために、図45に示すように、背面側のプラッタでは、符号412(図42)に相当する開口を充填物で遮蔽する。
図46はモジューラの概要を示す側面図である。正面側のDKUユニットのハードディスクを通過することなくモジューラ内に供給された外気414は、遮蔽物によって進路が遮られ、外気416の流れに向かって向きを変え、外気416と一緒になって背面側のDKUユニットのハードディスクドライブに向かう。
次に、ファンの駆動を制御する制御手段・制御回路について説明する。図47は、そのブロック図である。筐体のフロント側及びリア側とも左右にそれぞれ2基のSSWがあり、1つのSSWが二つのファンからなる一つのユニットで、ファンの制御を行なっている。フロント側及びリア側とも、左右それぞれに二つのユニットからなる複数のファンが設けられている。
図37に示すように、DKCの一部であり、ハードディスクドライブなどの記憶デバイスとのインタフェース制御部としての役割を担うDKAがSSWと接続し、DKAからSSWに制御信号が出力される。SSWにはファンパッケージ(FAN−PK)が接続され、FAN−PKはファン(FAN)に接続されている。ファンへはファンパッケージを介して、SSWから給電及び制御信号の供給が行なわれている。SSWと(ハードディスク)プラッター(HDD−PL)とが接続されている。HDD−PLには電源ユニット(SWPS)が接続されている。SSWへの給電はHDD−PLを介してSWPSから行なわれる。
HDD−PLにはハードディスクドライブ及びLEDパッケージ(LED−PK)が接続され、HDD−PLからハードディスクドライブ及びLEDパッケージに給電及び制御信号の供給が行なわれる。SSWはファンの制御と、DKAとハードディスクドライブとの間のアクセス(データやコマンドの転送)を中継・制御する。DKAへの給電はDKUの電源(SWPS)ではなくDKC側の電源装置から行なわれる。
なお、図48はSSWとファンパッケージとの間での制御信号の交換及び電力の供給を司るケーブルのレイアウトを示す斜視図である。図48は、図21(2)及び図23に示すように、正面左側のファンユニット61Aが回転して、ファンユニット裏面が見えている、モジューラ24の斜視図を示している。正面左側にあるSSWから送出されたケーブル480はモジューラの下方に向けて移動し、モジューラにあるハードディスクドライブ15の正面側でモジューラ底面をモジューラの中心方向に移動し、ファンユニットの右側からファンユニット外に出て、ファンユニットの外部からファンユニット正面のファンパッケージ610に向けて上方に移動し、ファンパッケージに正面から接続されている。図48に示すように、ファンユニットが図48のように回転できるだけの余長がケーブル480に対して設けられている。
本発明の実施形態に係わるストレージ装置の全体を示す斜視図である。 ハードディスクドライブを有するモジューラの分解斜視図である。 モジューラ内での複数のハードディスクドライブの配置例の概要を示す斜視図である。 冷却装置をモジューラの前面で回転させる経過を示す斜視図である。 冷却装置をモジューラに支持する形態を示す斜視図である。 図5(A)の冷却装置の分解斜視図である。 冷却装置をモジューラ前面で回転させる経過を拡大して示す斜視図である。 ファンユニットがハードディスクドライブの前面の領域を開放し、ハードディスクドライブがモジューラから正面側に取り出すことができる状態を示した斜視図である。 電源ユニットをモジュールから正面側に引き出すことができる状態を示した斜視図である。 プラッタの斜視図である。 ファン及びハードディスクドライブへの給電系統及び信号系統を説明する、モジューラの斜視図であり、(B)はその正面図であり、(C)はその側面図である。 筐体の正面側の冷却装置から筐体内に吸引された外気の流路を説明する模式図である。 筐体内に供給された外気流に対する温度変化の様子を示す摸式図である。 正面側のハードディスクドライブと背面側のハードディスクドライブとによってRAIDグループが形成されていることを示す、モジューラの正面図及び背面図である。 RAIDグループの管理テーブルである。 ファンとハードディスクドライブとの位置関係を示す、モジューラの正面図及び背面図である。 ファンとハードディスクドライブとの対応関係を示す官吏テーブルである。 RAIDグループを構成するハードディスクドライブと、RAIDグループ内のあるハードディスクドライブを閉塞する場合に停止すべきファンを規定した管理テーブルである。 ハードディスクドライブの閉塞の処理を説明するフローチャートである。 モジューラ構造体が筐体内に収容される様子を示す斜視図である。 冷却装置に回転・スライド等を行なわせてモジューラ前面を開放する他の実施形態を示す斜視図等である。 冷却ユニットがモジューラの前面を広く開放している様子を示した、モジューラの正面図である。 回転したユニットカバーの下端部分を拡大した斜視図である。 ファンボックスを開いた際にファンの回転の停止・再開を処理するフローチャートである。 保守点検時に、ファンユニットをモジューラから離間させるための他の実施形態であって、ファンユニットをモジューラに対してスライドさせる機構を備えた実施形態を説明するための、ファンユニットの斜視図などである。 スライドアームの平面図である。 図25で説明した、冷却装置の可動機構の動作を示す一連の冷却装置及びモジューラの斜視図である。 電源ユニット内に外気を供給可能にした構成を説明するための、一対のモジューラの概要を描いた平面図である。 電源ユニットの右側側面に複数の吸気口となる開口部を設けた電源ユニットの斜視図である。 図29の電源ユニットをそれぞれ備えた、一対のモジューラを正面から見た斜視図である。 電源ユニットに対する外気の関与を示すための図であり、(1)は一対のモジューラが汎用筐体内で互いに対向している状態を示す、全体斜視図であり、(2)は(1)のIIで括られた領域の概要を示す平面図であり、(3)は、IIIで括られた領域の概要を示す平面図である。 ファンユニットのモジューラに対する開閉制御を考慮した実施形態について、一対のモジューラの概要を示す平面図であり、(1)は、ファンボックス(ユニットカバー)が開かれていない状態の平面図であり、(2)はファンボックスが開かれている状態の平面図である。 図33は図32の変形例に係わる、実施形態を示す平面図である。 ファンボックス内にファンが収容・固定されている状態を示すファンユニットの斜視図である。 ワイヤーを、ファンボックス(ユニットカバー)に固定する構造を説明するための、ファンボックスを正面から見たその斜視図である。 ワイヤーが固定された状態でのファンボックスに係わる正面図である。 ファンがユニットカバーに固定されたファンユニットの正面図である。 ファンパッケージを正面から見た拡大図である。 LEDの点灯制御のためのフローチャートである。 ファンユニットが開かれた状態にある、モジューラの正面図である。 LEDを複数有するLEDパッケージを拡大して示す、その正面図である。 はプラッタの正面図である。 プラッタには形成された新たな開口を有する当該プラッタの正面図である 。 モジューラ内に供給される外気の流れの様子を示す、モジューラを正面から見た斜視図である。 背面側のプラッタの正面図である。 モジューラの概要を示す側面図である。 ファンを制御するための制御回路のブロック図である。 SSWからファンパッケージに向けて設定されるケーブルを説明するための、モジューラの斜視図である。
符号の説明
10 ストレージ装置
15 ハードディスクドライブ
20 筐体(ラック)
34 電源ユニット
36 冷却装置

Claims (17)

  1. 正面及び背面のそれぞれから内部に通ずる空間を有する汎用筐体と、
    前記汎用筐体の前記正面から前記空間に挿入された第1の記憶装置ユニットと、
    前記汎用筐体の前記背面から前記空間に挿入された第2の記憶装置ユニットと、
    前記汎用筐体の前記正面に臨むように設けられた第1の冷却装置と、
    前記汎用筐体の前記背面に臨むように設けられた第2の冷却装置と、
    前記第1の冷却装置を駆動する第1の駆動回路と、
    前記第2の冷却装置を駆動する第2の駆動回路と、
    前記第1の記憶装置ユニットに近接する第1の位置と、前記第1の記憶装置ユニットから離間する第2の位置との間で前記第1の冷却装置を移動可能にする第1の可動装置と、
    前記第2の記憶装置ユニットに近接する第3の位置と、前記第2の記憶装置ユニットから離間する第4の位置との間で前記第2の冷却装置を移動可能にする第2の可動装置と、
    前記第1の冷却装置と前記第2の冷却装置との少なくとも一方の冷却動作機構を制御する制御装置と、
    を備えるストレージ装置。
  2. 前記第1の可動装置は、前記第1の冷却装置を、前記第1の記憶装置ユニットに対して進退させる第1の機構と、前記第1の記憶装置ユニットに対して回転させる第2の機構との少なくとも1つを備え、
    前記第2の可動装置は、前記第2の冷却装置を、前記第2の記憶装置ユニットに対して進退させる第3の機構と、前記第2の記憶装置ユニットに対して回転させる第4の機構との少なくとも1つを備える請求項1記載のストレージ装置。
  3. 前記第1の電源ユニットと、
    前記第2の電源ユニットと、を備え、
    前記第1の記憶装置ユニットは前記第1の電源ユニットの左右の側に複数の記憶デバイスを収容し、
    前記第2の記憶装置ユニットは前記第2の電源ユニットの左右の側に複数の記憶デバイスを収容している、請求項1記載のストレージ装置。
  4. 前記第1の冷却装置は、前記汎用筐体の正面の左右の端のそれぞれにおいて、前記汎用筐体に対して回転自在に設置され、
    前記第2の冷却装置は、前記汎用筐体の背面の左右の端のそれぞれにおいて、前記汎用筐体に対して回転自在に設置されている、
    請求項1記載のストレージ装置。
  5. 前記第1の冷却装置は、前記汎用筐体の正面の中心において、前記汎用筐体に対して回転自在に設置され、
    前記第2の冷却装置は、前記汎用筐体の背面の中心において、前記汎用筐体に対して回転自在に設置されている、
    請求項1記載のストレージ装置。
  6. 前記第1の冷却装置は、前記汎用筐体の正面から収容された前記第1の記憶装置ユニット長に沿って設けられ、
    前記第2の冷却装置は、前記汎用筐体の背面から収容された前記第2の記憶装置ユニット長に沿って設けられている、
    請求項1記載のストレージ装置。
  7. 前記第1の冷却装置は前記汎用筐体内に外気を導入する吸気ファンを備え、
    前記第2の冷却装置は前記汎用筐体内に前記吸気ファンによって導入された外気を前記筐体の外に排出する排気ファンを備える、請求項1記載のストレージ装置。
  8. 前記第2の機構は、前記第1の冷却装置を前記汎用筐体に対して回転自在に支持する第1の軸と、当該第1の軸と前記第1の冷却装置との間の第1のヒンジ機構と、を備え、
    前記第4の機構は、前記第2の冷却装置を前記汎用筐体に対して回転自在に支持する第2の軸と、当該第2の軸と前記第2の冷却装置との間の第2のヒンジ機構と、を備える、
    請求項2記載のストレージ装置。
  9. 前記第1の電源ユニットは前記第1の記憶装置ユニットの前記複数の記憶デバイスから前記第1の冷却装置側に突出し、
    前記第2の電源ユニットは前記第2の記憶装置ユニットの前記複数の記憶デバイスから前記第2の冷却装置側に突出している、
    請求項3記載のストレージ装置。
  10. 前記第1の記憶装置ユニットの前記汎用筐体の前記背面側端面に、
    前記複数の記憶デバイスと前記第1の電源ユニットとが接続され、当該第1の電源ユニットから当該複数の記憶デバイスへの給電パターンを備える第1のバックボードを備え、
    前記第2の記憶装置ユニットの前記汎用筐体の前記正面側端面に、
    前記複数の記憶デバイスと前記第2の電源ユニットが接続され、当該第2の電源ユニットから当該複数の記憶デバイスへの給電パターンを備える第2のバックボードを備える、 請求項3記載のストレージ装置。
  11. 前記第1のバックボードと前記第2のバックボードとが互いに向き合って前記汎用筐体内に存在する請求項10記載のストレージ装置。
  12. 前記第1の冷却ユニットから前記第2の冷却ユニットとの間に形成される外気の流路は、前記汎用筐体内の前記正面側の前記第1の記憶装置ユニットの前記記憶デバイスを通過することなく、前記汎用筐体内の背面側の前記第2の記憶装置ユニットの前記記憶デバイスを通過する第1の流路を含む、請求項7記載のストレージ装置。
  13. 前記第1の冷却ユニットから前記第2の冷却ユニットとの間に形成される外気の流路は、前記汎用筐体内の前記正面側の前記第1の記憶装置ユニットの前記記憶デバイスを通過した後、前記第1の流路を流れる外気と混合されて、前記汎用筐体内の背面側の前記第2の記憶装置ユニットの前記記憶デバイスを通過する第2の流路を含む、請求項7記載のストレージ装置。
  14. 前記第1の冷却装置は、前記汎用筐体の正面側に存在する前記第1の記憶装置ユニットに対面する複数の冷却ユニットからなる、第1の冷却ユニット群を備え、
    前記第2の冷却装置は、前記筐体の背面側に存在する前記第2の記憶装置ユニットに対面する複数の冷却ユニットからなる、第2の冷却ユニット群を備え、
    前記ストレージ装置は、
    前記第1の冷却ユニット群の複数の冷却ユニットと、前記筐体の正面側に存在する前記第1の記憶装置ユニットの複数の記憶デバイスとの対応関係を記憶する第1のメモリと、
    前記第2の冷却ユニット群の複数の冷却ユニットと、前記筐体の背面側に存在する前記第2の記憶装置ユニットの複数の記憶デバイスとの対応関係を記憶する第2のメモリと、
    前記第1のメモリと前記第2のメモリを参照して、前記複数の記憶デバイスのうちの所定の記憶デバイスを閉塞する際に、当該所定の記憶デバイスに対応する前記冷却ユニットの冷却を停止する制御回路と、
    を備える請求項1記載のストレージ装置。
  15. 前記制御装置は、前記第1の冷却装置が前記第1の位置から前記第2の位置に移動するか、前記第2の冷却装置が前記第1の位置から前記第2の位置に移動したことの少なくとも一方を検出する検出部を備える、請求項1記載のストレージ装置。
  16. 前記第1の冷却装置及び前記第2の冷却装置の少なくとも一方の前記移動を前記検出部が検出し、当該検出部からの検出信号を前記制御部が検出すると、当該移動を行なった方の前記冷却動作機構を停止する、請求項15記載のストレージ装置。
  17. 前記制御部は前記移動していない方の冷却動作機構の負荷を高めるようにした請求項16記載のストレージ装置。
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