JP2003036669A - 電子機器および電子機器を格納したラック - Google Patents

電子機器および電子機器を格納したラック

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラックに格納されたサーバユニット内のハー
ドディスク装置の交換を容易にする。 【解決手段】 サーバユニット101を外側ケース10
2と内側ケース109で構成する。内側ケースには、下
方に移動可能な可動部122を取り付け、2列にハード
ディスク装置113を格納する。奥側のハードディスク
装置112を交換する場合は、内側ケース109を引出
し、さらに可動部122を下げ、奥側のハードディスク
装置112の端面を露出させる。この構造では、全ての
ハードディスク装置113の交換を前面側から行える。
よって、ハードディス装置113の交換時にサーバユニ
ット101をラックから取り外さなくても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器内に複数
の電子装置を格納した構造に関する。例えば、薄型のケ
ースに複数のハードディスク装置を格納したサーバユニ
ットの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】大きな記憶容量が要求されるサーバユニ
ットは、内部に複数のハードディスク装置を格納してい
る。サーバユニットは、ラック内に複数縦に積み重ねて
格納され、サーバシステムとなる。ラックの収められる
ケースの規格として、ANSI/EIA規格(ANSI
/EIA―310―D)が知られている。ANSI/E
IA規格によれば、ケース(サーバユニット)の寸法
は、幅が482.6mm(19インチ)、厚さが44.
45mm(1.75インチ)の倍数となっている。4
4.45mmという基本の厚さを1Uと称し、これが2
倍になると2U、3倍になると3Uと称する(以下同
様)。一般的に1Uが最も薄いケースの規格として用い
られている。ラック自体の奥行きと高さはサーバシステ
ムの本体サイズに合わせて自由に選べるようになってい
るが、現実問題として、設置上および配線工事上の理由
で、奥行きは約800mmから900mmが多く、高さ
は約2m(42U)に制限される。
【0003】市場からは、大記憶容量のサーバが要求さ
れている。一方で、設置に必要な面積および容積が極力
小さい構造が要求されている。これらの要求を満足する
ために、1Uサイズのケースにできるだけ多くのハード
ディスク装置を格納したサーバユニットの構造が検討さ
れている。
【0004】図13は、典型的な1Uサイズの記憶用サ
ーバユニットの概要を示す図である。図14は典型的な
1Uサイズの記憶用サーバユニットをラックに格納した
状態を示す図である。
【0005】図13に示すサーバユニット900は、ケ
ース901、前面パネル902、ハードディスク装置9
03、ハードディスク装置903を冷却するための冷却
ファン904、電源ユニットやCPUが収められた背面
パネル側空間905、上面パネル906を含んでいる。
図14には、ラック907にサーバユニット900を複
数縦に重ねて格納した状態が示されている。
【0006】ケース901は通常金属で構成されてい
る。前面パネル902には、必要な情報を表示するディ
スプレイ、動作ランプ、警告ランプおよび電源スイッチ
等が配置されている。ハードディスク装置903は、ケ
ース901内に2列に8台格納されている。ハードディ
スク装置903は、装着および取り外しが容易に行える
構造となっている。
【0007】冷却用のファン904は、ケース901内
に8個格納されている。冷却用のファン904も装着お
よび取り外しが可能となっている。図示しない背面パネ
ルには、電源ケーブルのコネクタ、各種信号ケーブルの
コネクタ、PCIカードの挿入口等が設けられている。
上面パネル906は、ケース901から取り外しが可
能、あるいは上方へ開閉可能となっている。上面パネル
906をケース901から取り外した状態、あるいは上
面パネル906を開けた状態で、ハードディスク装置9
03やファン904を交換できる。
【0008】ハードディスク装置903が交換可能とな
っているのは、以下の理由による。サーバは、時には2
4時間連続動作する。一般に長時間の使用において、ハ
ードディスク装置にはある確率で故障が発生する。これ
は、ハードディスク装置が微妙な動きを要求される可動
部分を内蔵する精密機械であることに起因する。この故
障は、必ず起こるものではない。しかし、一定の確率で
生じるものと考える必要がある。現状において、ハード
ディスク装置は、コンピュータシステムあるいはネット
ワークシステムを構成する装置の中で最も故障の多い装
置といえる。ハードディスク装置の故障は、サーバユニ
ットの動作に支障をきたす。よって、ハードディスク装
置が故障した場合に備え、容易にハードディスク装置を
交換できる構造をサーバユニットが備えている必要があ
る。
【0009】サーバユニット900がラック907に格
納されている状態において、ハードディスク装置903
を交換する場合の一例を説明する。この場合、図14に
示すようにサーバユニット900をラック907からあ
る程度引出し(完全に引出さなくても良い)、さらに上
面パネル906を取り外す、あるいは開ける。そして、
故障したハードディスク装置903の交換を行う。
【0010】なお、販売時には、ハードディスク装置9
03を4台格納した状態とし、オプションとして後にユ
ーザ側でさらに4台増設するような場合もある。この場
合も一旦サーバユニット900をラック907から引出
し、さらに上面パネル906を取り外して、あるいは開
けて、オプションのハードディスク装置の増設を行う。
【0011】図15は、他の典型的な1Uサイズの記憶
用サーバユニットの概要を示す図である。この構造で
は、ケース901の前面パネル902が取り外し可能と
なっている。そして、前面パネル902を取り外すこと
で、前面側からハードディスク装置903の交換が可能
となっている。この構造では、サーバユニット900が
ラック907に格納された状態において、サーバユニッ
ト900をラック907から引出すことなく、ハードデ
ィスク装置903を前面パネル側から交換可能となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図13に示すような2
列にハードディスク装置903を格納した構造では以下
に述べるような問題がある。図14に示す方法でハード
ディスク装置903の交換を行う場合、サーバユニット
900をラック907から手前に引出さなければならな
い。即ち、上面パネル906を取り外せる、あるいは開
けるのが可能な程度にサーバユニット900をラック9
07から手前に引出す必要がある。
【0013】通常は、図示しない背面側の各種ケーブル
の引き回しにある程度の余裕を見込んである。従って、
図示しない背面パネル側の各種ケーブルを取り外すこと
なく、サーバユニット900をある程度の距離引出すの
は可能である。そしてサーバユニット900をある程度
引出した状態で、ハードディスク装置903の交換を行
うことが可能である。この場合、サーバユニット900
の電源をOFFにせずに、サーバユニットを動作させた
ままでハードディスク装置903の交換や増設を行え
る。
【0014】しかし、ラック907からサーバユニット
900を引出すのは、サーバユニット900が不安定な
状態となり易く、できるだけサーバユニット900の引
出し距離を小さくするのが好ましい。また、サーバユニ
ット900の背面側におけるケーブル類の余裕にも限度
がある。また、ケーブル類の引き回しの関係で必要とす
る距離でラック907からサーバユニット900を引出
せない場合もある。この点からもできるだけサーバユニ
ット900の引出し距離を小さくするのが好ましい。
【0015】また、上述したハードディスク装置903
の交換作業は、ラック907におけるサーバユニット9
00の格納位置が高い場合に困難となる。ラック907
は大きなものでは高さが2mにもなる。このような場
合、上段に格納されたサーバユニット900を引出し、
その状態で上面パネル906を開けて上面側からハード
ディスク装置903の交換を行うのは困難となる。
【0016】ラック907からサーバユニット900を
必要な距離で引出せない場合、あるいはラック907に
格納されたサーバユニット900の位置が上方で上側か
らのハードディスク装置903の交換が困難な場合に
は、図示しない背面パネル側の配線を外し、サーバユニ
ット900をラック907から完全に引出して取り外す
必要がある。この場合、サーバユニットの動作は停止さ
せなければならない。
【0017】しかし、サーバユニットの動作を停止する
のは、稼動中のサーバシステムの機能を低下させること
につながるので、サーバシステムを管理する上では好ま
しくない。また、サーバユニット900を完全にラック
905から取り外す作業は、手間がかかり、メンテナン
ス性の点から好ましくない。
【0018】図15に示すサーバユニットでは、前面パ
ネル902が外れる(開閉でもよい)構造となってい
る。この構造では、サーバユニット900をラック90
7から取り外すことなく、前面パネル902の取り付け
面側(この状態では前面パネル902は取り外されてい
る)からハードディスク装置903の交換が行える。し
かし、この構造では、前面パネル902側に配置したハ
ードディスク装置903(図15に示す構造では4台)
しか、交換ができない。例えば、図13のようにハード
ディスク装置が8台格納されている場合は、奥の4台の
交換はできない。
【0019】本発明は、電子機器に格納された電子装置
を容易に交換できる構造の提供を課題とする。また、本
発明は、ラックに格納されたサーバユニットをラックか
ら取り外すことなく、サーバユニット内に格納されたハ
ードディスク装置を交換できる構造の提供を課題とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本願の発明の概略を説明
すれば、以下の通りである。即ち、電子機器に格納され
外部に引出し可能な内部構造体と、前記内部構造体に取
り付けられ、前記内部構造体と共に前記電子機器内に格
納可能で、前記内部構造体の移動方向と異なる方向に移
動可能な可動部と、前記内部構造体に設けられた第1装
着部と、前記可動部に設けられた第2装着部と、を含む
電子機器である。
【0021】上記発明によれば、電子機器から内部構造
体を引出した状態で、可動部を前記内部構造体の引出し
た方向とは異なる方向に動かすことで、第1装着部へ電
子装置を装着するための空間、および第1装着部に装着
された電子装置を取り外すための空間が確保される。そ
して、第1装着部に装着された電子装置の交換が容易に
行える。即ち、可動部を動かすことで、第1装着部と第
2装着部の位置がずれ、第1装着部へのアクセスが可能
となる。
【0022】本発明は、薄型の電子機器において、交換
可能な電子装置を奥行き方向に並べて格納する場合に最
適となる。
【0023】例えば、ラックに格納された薄型のサーバ
ユニット内に、複数のハードディスク装置がサーバユニ
ットの前面パネル側から見て2列に格納されている場合
において、可動部を動かして第1装着部の位置をずらす
ことで、2列目(前面パネルから見て奥側の列)のハー
ドディスク装置を前面パネル側から容易に交換できる。
この際、1列目のハードディスク装置は、可動部を動か
すことで、その位置がずれるので、装着したままの状態
で2列目のハードディスクの脱着作業において邪魔にな
らない。
【0024】電子機器としては、各種のサーバ、パーソ
ナル・コンピュータ、各種測定機器、モデム、ルータ、
放送機器、音響機器、携帯電子機器または通信機器が挙
げられる。本発明は、構造がユニット化され、ユニット
毎の交換や増設が可能な構造を有する電子機器に適用で
きる。
【0025】第1または第2装着部に装着される電子装
置としては、ハードディスク装置、冷却ファン、メモリ
ボード、CPUユニット、各種拡張カード、電源ユニッ
ト、送受信ユニット、増幅ユニット、フィルターユニッ
ト、変換コネクタ、外付けの機器を接続するためのアダ
プタ等の電子器機器に格納される特定の機能を有するユ
ニットが挙げられる。電子装置は、交換用に限定され
ず、増設用であってもよい。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。ただし、本発明は多くの異
なる態様で実施することが可能であり、本実施の形態の
記載内容に限定して解釈すべきではない。なお、実施の
形態の全体を通して同じ要素には同じ番号を付するもの
とする。
【0027】本実施の形態は、本発明をラックに縦に積
み重ねて格納されるサーバユニットに適用した例であ
る。本実施の形態では、ディスクアレイと称される記録
機能を主とするサーバの例を説明する。また、本実施の
形態では、規格化されたケースサイズとしては最も薄型
である1Uサイズのケース内にサーバユニットを納めた
場合の例を示す。
【0028】図1は、本発明を利用したサーバユニット
の概要を例示する図である。図2は、図1のサーバユニ
ットを構成する外側ケースの概要を例示する図である。
図3は、図1のサーバユニットを構成する内側ケースの
概要を例示する図である。図4は、図3に例示する内側
ケースの可動部を下方に下げた状態を示す図である。
【0029】まず本実施の形態で例示するサーバユニッ
トの構造について説明する。サーバユニット101は、
大きく分けて、電子機器であるサーバユニットの外側を
構成する外側ケース102と、内側構造体となる内側ケ
ース109で構成される。外側ケース102は、フラン
ジ103および固定ネジ104を含む。外側ケース10
2には、前面パネル105が取り外し可能に取り付けら
れる。内側ケース109は、可動部122、両側面のガ
イドレール110を含む。内側ケース109には、ハー
ドディスク装置112、冷却ファン113、電源11
4、コネクタ115、CPU放熱器116、拡張スロッ
ト117、拡張カード118、コネクタ119、及び冷
却ファン120が格納される。
【0030】外側ケース102は、金属で構成されてい
る。その寸法は、1Uサイズである。その構造は、前面
パネル105が取り付けられる側の面(前面)106
と、その対向面(背面)107(コネクタ類が接続され
る背面側)が存在しない箱型構造となっている。フラン
ジ103は、後述するラックにサーバユニット101を
固定する際に利用される。固定ネジ104は、ラックへ
のサーバユニット101の固定に利用される。前面パネ
ル105には、動作表示ランプや電源スイッチ等が配置
され、図示しないコネクタにより、内側ケース109内
に電気的に接続できるようなっている。外側ケースの両
側面の内側には、内側ケース109をスライド可能な状
態で支持するためのガイドレール108が配置されてい
る。
【0031】内側ケース109の両側面には、ガイドレ
ール110が配置されている。内側ケース109のガイ
ドレール110と、外側ケース102のガイドレール1
08とがかみ合うことで、互いのレールの延長方向に相
対的にスライド可能な状態となる。この機構により、内
側ケース109を外側ケース102の中に押し込んで格
納させる、あるいは外側ケース102の中に格納された
内側ケース109を外に引出す、といった動作を行え
る。
【0032】内側ケース109には、電子装置として8
台のハードディスク装置112が格納されている。ハー
ドディスク装置112は、2列に配置されている。12
4は、ハードディスク装置112を固定するためのガイ
ドである。123は、ハードディスク装置112の電気
的な接続を行うためのコネクタである。ガイド124お
よびコネクタ123は、ハードディスク装置112の全
ての装着位置に配置されている。ガイド124とコネク
タ123でハードディスク装置112の装着部が構成さ
れる。なお、内側ケース109の装着部が第1装着部、
可動部122の装着部が第2装着部となる。
【0033】8台の冷却ファン113は、ハードディス
ク装置112を冷却する。冷却ファン120は電源11
4を冷却する。コネクタ115は、実施態様に合わせて
各種同軸ケーブル用コネクタ、USBコネクタまたはL
ANケーブル用コネクタ等から選ばれるコネクタであ
る。CPU放熱器116はその下の図示しないCPUを
冷却するための放熱器である。拡張スロット117に
は、必要とする機能を有する拡張カードが装着される。
ここでは、拡張カード118が装着されている。拡張カ
ード118には、コネクタ119が配置されている。コ
ネクタ115と119は、図示しない背面パネル111
に形成された開口部から外部に露出している。
【0034】可動部122は、内側ケース109の前面
パネル面側に位置し、内側ケースに対して相対的に可動
できる構造となっている。可動部122と内側ケース1
09とは、可動継手130によって連結されている。可
動部122は、可動継手の作用によって、内側ケースに
対して下方に平行移動できる。可動部122を動かすこ
とで、図3の状態と図4の状態を選択できる。図3の状
態では、可動部122は内側ケース109と一体であ
り、内側ケースと共に外側ケース102内に格納可能と
なる。図4の状態では、可動部122は下方に移動し、
2列目(奥側の列)のハードディスク装置112の端面
を露出させている。可動部122を下方に移動すること
で、第2装着部(可動部122の装着部)が2列目のハ
ードディスク装置112の取り出しや装着に障害となら
ない状態が得られる。
【0035】2列に並んだハードディスク装置112の
1列目(手前側の列)と冷却ファン113が配置された
部分121が可動部122となっている。可動継手13
0は、一端が可動部122に回転可能な軸で支持され、
他端が内側ケース109に回転可能な軸で支持されてい
る。図3の状態において、可動部122を下方に押す
と、可動継手130の各軸部分の機能により、可動部1
22が内側ケース109に対して相対的に移動する。こ
うして図3の状態から図4の状態へと変化する。なお、
可動継手130は、ハードディスク装置112の破損を
防ぐため、急激な動きが生じないようにするものが好ま
しい。具体的には、軸部分に抵抗を持たせる、あるいは
オイルダンパーを利用して、ある程度のトルクでもって
動くようにし、急激な動きを抑制する構造とするのが好
ましい。なお、131は、ハードディスク装置112や
冷却ファン113への必要な結線を行うためのフレキシ
ブルケーブルである。
【0036】ハードディスク装置112は、図示しない
下面にガイド124に拘束されるガイド部を備え、矢印
125の方向に引き抜くこと、あるいは矢印125と反
対の方向に差し込める構造となっている。この構造は、
可動部122以外の場所に配置されるハードディスク装
置112においても同様となっている。この構造によっ
て、ハードディスク装置112は、サーバユニット10
1への取り付け、およびサーバユニット101からの取
り外しが行える。
【0037】ハードディスク装置112の装着は、サー
バユニット109の前面側(前面パネル105が取り付
けられる面側)から、ハードディスク装置112をガイ
ド124に沿って水平に押し込み、ハードディスク装置
112の図示しないコネクタ部分をコネクタ123に接
触させることで行う。逆に、ハードディスク装置112
の取り外しは、上記の逆の方向(図4の矢印125の方
向)にハードディスク装置112を水平に引出して行
う。
【0038】次にサーバユニット101に格納されたハ
ードディスク装置112を交換する場合の作業手順例を
示す。ここでは、サーバユニット101内にハードディ
スク装置112が8台格納されている場合について説明
する。
【0039】図5は、図1のサーバユニット101から
前面パネル105を外した状態を示す図である。図6
は、図5に示す状態から内部ケース109を引出した状
態を示す図である。図7は、図6に示す状態からさらに
可動部122を下げた状態を示す図である。
【0040】最初に1列目126に格納された4つのハ
ードディスク装置を交換する場合の例を説明する。ま
ず、前面パネル105を外し、図5に示す状態を得る。
次に端面が露出した1列目126のハードディスク装置
112を手前に引出す。そして、空いた場所に交換する
新しいハードディスク装置112を押し入れて装着す
る。こうして、1列目126のハードディスク装置11
2の交換が完了する。
【0041】次に2列目127のハードディスク装置1
12を交換する場合を説明する。まず、図6に示すよう
に、内側ケース109を外側ケース102から引出す。
引出す距離は、可動部122を下げることが可能な程度
とする。次に図7に示すように可動部122を下げる。
可動部122を下げることで、2列目127のハードデ
ィスク装置112の端面が露出する。そして、露出した
2列目のハードディスク装置112を手前に水平に引出
して取り外す。さらに空いた部分に交換用の新しいハー
ドディスク装置112を水平に押し入れて装着する。こ
うして、2列目127側のハードディスク装置112の
交換が終了する。なお、冷却ファン113の交換は、図
6または図7の状態で行える。
【0042】図8は、可動部122の他の構造を例示す
る図である。この構造では、可動部122が内側ケース
109にヒンジ(蝶番)128によって連結されてい
る。可動部122は、ヒンジ128の作用によって、下
方に折れ曲がるように動く。この構造においても上述し
たのと同様にして2列目127のハードディスク装置1
12を前方から交換できる。この構造においては、可動
部122に配置されたハードディスク装置112の保護
のために、ヒンジ128に急激な動きを規制する機能を
備えたもの(例えばオイルダンパーを利用したもの)を
使用する。なお、図8では、下方に90度折れ曲がった
状態が記載されているが、45度や60度といった他の
角度で停止するようにしてもよい。
【0043】以下において、本実施形態のサーバユニッ
トをラックに格納した状態でハードディスク装置の交換
を行う場合について説明する。図9は、ラック129に
格納されたサーバユニット101の一つにおいて、前面
パネルを取り外した状態を示す図である(前面パネルは
図示していない)。図10は、図9に示す状態からサー
バユニット101の内側ケース109を引出し、さらに
可動部122を下げた状態を示す図である。
【0044】まず、ラック129に格納されたサーバユ
ニット101の前面パネル側のハードディスク装置を交
換する場合の例を説明する。最初に図9に示すように、
前面パネルを外し、前列側のハードディスク装置112
の端面を露呈させる。そして、交換すべきハードディス
ク装置を水平に引出し、空いた場所に新たなハードディ
スク装置を押し込み格納する。
【0045】この作業は、サーバユニット101をラッ
ク129から引出さずに行える。よって、図示しない背
面パネル側のケーブル類を取り外す必要はなく、また電
源をOFFにする必要もない。即ち、ハードディスク装
置112の交換対象となっているサーバユニット101
を停止させることなく、ハードディスク装置112を交
換できる。また、前面パネル側からハードディスク装置
112の交換が行えるので、サーバユニット101の格
納位置が上段であっても作業を容易に行える。
【0046】次に、ラック129に格納されたサーバユ
ニット101の2列目(奥側)に格納されたハードディ
スク装置を交換する場合を説明する。この場合、まず図
10に示すように内側ケース109を引出し、さらに可
動部122を降下させる。この状態で2列目のハードデ
ィスク装置112の端面が露出する。そして、交換する
ハードディスク装置112を前面方向に水平に引出し、
取り外す。次に空いたスペースに新たなハードディスク
装置112を水平に押し込み装着する。こうして2列目
のハードディスク装置112の交換が行われる。この作
業におけるハードディスク装置112の取り扱い方は、
1列目のハードディスク装置112の場合と同じであ
る。なお、図10の状態で1列目のハードディスク装置
の交換を行ってもよい。
【0047】本実施の形態では、可動部122が内側ケ
ース109の移動方向とは異なる方向に移動するので、
2列目(後列)のハードディスク装置112へのアクセ
ス空間が確保され、ラック129の前面側から2列目
(後列)のハードディスク装置112の交換を容易に行
える。この場合、サーバユニット101をラック129
から引出し、さらに上面パネルを開ける、といった作業
が必要とされない。また、内側ケース109の引出し距
離が小さくて良いので、サーバユニット101が不安定
な状態にならない。また、内側ケース109の引出し距
離が小さくて良いので、図示しない背面パネル側のケー
ブル類を取り外す必要がない。よって、電源をOFFに
する必要もない。即ち、ハードディスク装置112の交
換対象となっているサーバユニット101を停止させる
ことなく、2列目のハードディスク装置112を交換で
きる。また、前面パネル側から2列目のハードディスク
装置112の交換が行えるので、サーバユニット101
のラック129における格納位置が上段であっても作業
を容易に行える。これらの優位性は、図8の構造を採用
した場合でも同様に得られる。
【0048】本実施の形態を利用することで、1Uサイ
ズといった薄型のケースに多数にハードディスク装置を
格納させた場合でも高メンテナンス性を確保できる。そ
して同時に、記憶用サーバシステムにおいて、少ない占
有容積で大記憶容量化を達成できる。
【0049】以上本発明を実施の形態に基づき具体的に
説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更することが
可能である。
【0050】例えば、前面パネル105の外側ケース1
02への取り付け構造としては、取り外せる構造以外
に、ヒンジを用いて扉のように開く構造としてもよい。
また、スライドしてサーバユニット内を開放する構造と
してもよい。また、前面パネル105を内側ケース10
9に固定する構造としてもよい。ハードディスク装置1
12や冷却ファン113の配置位置および数は、本実施
の形態に限定されるものではない。また、可動部122
の可動機構としては、上方に平行移動する構造、左右に
開く構造、上下にスライドする構造が挙げられる。ま
た、ラックに格納されるサーバユニットとして、異なる
種類あるいは異なる構造のものを組み合わせてもよい。
【0051】ハードディスク装置112の装着部の構造
は、図4に例示される構造に限定されない。例えば、コ
ネクタ123の代わりに必要な結線をフレキシブルケー
ブルで行う構造としてもよい。また、ガイド124の代
わりに同等の機能を有する構造を採用してもよい。ま
た、電子装置として、異なる規格あるいは種類のものを
選択してもよい。
【0052】本発明は、例えば2Uサイズや3Uサイズ
といった他の厚さのケースに利用することもできる。ま
た、外側ケースの中に内側ケースを縦に複数段格納する
構造としてもよい。また、外側ケースの中に内側ケース
を立てた状態で横に複数並べて配置した構造も採用でき
る。また、ハードディスク装置以外に、冷却ファンや電
源を対象に本発明を適用してもよい。
【0053】図11は、本発明をノート型のパーソナル
・コンピュータに利用した例を示す図である。この例で
は、本発明を利用することで、ノート型のパーソナル・
コンピュータ201に装着するPCカードを2枚奥行き
方向に並べて配置できるようにしている。
【0054】ノート型のパーソナル・コンピュータ20
1の筐体は、引出し可能な内側構造体200を備えてい
る。内側構造体200は、ガイドレール202を備え、
パーソナル・コンピュータ201の筐体の内部にスライ
ドして格納可能となっている。また、内部構造体200
には、奥側のPCカード205を装着できるように第1
装着部が配置されている。また、内側構造体200に
は、4つの可動継手206を介して可動部203が取り
付けられている。可動部203は、上記実施形態で説明
したのと同様な機構によって、内側構造体200に対し
て昇降可能となっている。可動部203には、手前側の
PCカード204を装着するための第2装着部が配置さ
れている。なお、各装着部の構造は、図4に示すのと基
本的に同じ構造となっている。
【0055】図11には、内側構造体200をパーソナ
ル・コンピュータ201の筐体から引出し、さらに可動
部203を内側構造体200に対して下降させた状態が
示されている。
【0056】手前側のPCカード204の着脱は、内側
構造体200をパーソナル・コンピュータ201に押し
込んだ状態、あるいは内側構造体200をパーソナル・
コンピュータ201から引出した図11の状態で行われ
る。奥側のPCカード205の着脱は、内側構造体20
0をパーソナル・コンピュータ201から引出した図1
1の状態で行われる。
【0057】ここでは、PCカードの種類としては、記
憶装置、LANカード、無線通信ユニット等が挙げられ
る。
【0058】図12は、本発明を携帯型の情報処理端末
207に利用した例を示す図である。同じ符号で示す構
成は、図11の場合と同様である。図12に示す構造に
おいて、手前側のPCカード204あるいは奥側のPC
カード205の装着部分に外付けのテン・キーボード等
を取り付けてもよい。こうすると、PCカードを装着し
つつさらにテン・キーボード等の操作も行える。
【0059】
【発明の効果】本願で開示される発明のうち、代表的な
ものによって得られる効果は、以下の通りである。すな
わち、電子機器に格納された電子装置を容易に交換可能
な電子機器の構造が提供される。また、ラックに格納さ
れたサーバユニットをラックから取り外すことなく、サ
ーバユニット内に格納されたハードディスク装置を交換
可能なサーバユニットの構造が提供される。本発明によ
って、薄型の電子機器において、奥行き方向に並べて電
子装置を格納する場合に、奥側の電子装置を容易に交換
可能とする構造が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を利用したサーバユニットの概要を例
示する図である。
【図2】 図1のサーバユニットを構成する外側ケース
の概要を例示する図である。
【図3】 図1のサーバユニットを構成する内側ケース
の概要を例示する図である。
【図4】 図3に例示する内側ケースの可動部を下方に
下げた状態を示す図である。
【図5】 図1のサーバユニットから前面パネルを外し
た状態を示す図である。
【図6】 図5に示す状態から内部ケースを引出した状
態を示す図である。
【図7】 図6に示す状態からさらに可動部を下げた状
態を示す図である。
【図8】 可動部の他の構造例を示す図である。
【図9】 ラックに格納されたサーバユニットの一つに
おいて、前面パネルを取り外した状態を示す図である。
【図10】 図9に示す状態からサーバユニットの内側
ケースを引出した状態を示す図である。
【図11】 本発明をノート型のパーソナル・コンピュ
ータに利用した例を示す図である。
【図12】 本発明を携帯型の情報処理端末に利用した
例を示す図である。
【図13】 典型的な1Uサイズの記憶用サーバユニッ
トの概要を示す図である。
【図14】 典型的な1Uサイズの記憶用サーバユニッ
トをラックに格納した状態を示す図である。
【図15】 他の典型的な1Uサイズの記憶用サーバユ
ニットの概要を示す図である。
【符号の説明】
101…サーバユニット、102…外側ケース、103
…フランジ、104…固定ネジ、105…前面パネル、
106…前面パネル105が取り付けられる側の面、1
07…面106の対向面、108…ガイドレール、10
9…内側ケース、110…ガイドレール、111…背面
パネル、112…ハードディスク装置、113…冷却フ
ァン、114…電源、115…コネクタ、116…CP
U放熱器、117…拡張スロット、118…拡張カー
ド、119…コネクタ、120…冷却ファン、122…
可動部、123…コネクタ、124…ガイド、126…
1列目、127…2列目、128…ヒンジ、129…ラ
ック、130…可動継手、131…フレキシブルケーブ
ル、200…内側構造体、201…パーソナル・コンピ
ュータ、202…ガイドレール、203…可動部、20
4…PCカード、205…PCカード、206…可動継
手、207…情報処理端末、900…サーバユニット、
901…ケース、902…前面パネル、903…ハード
ディスク装置、904…ファン、905…背面パネル側
空間、906…上面パネル、907…ラック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 茂樹 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 岩田 修一 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 三輪 洋一 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器に格納され外部に引出し可能な
    内部構造体と、 前記内部構造体に取り付けられ、前記内部構造体と共に
    前記電子機器内に格納可能で、前記内部構造体の移動方
    向と異なる方向に移動可能な可動部と、 前記内部構造体に設けられた第1装着部と、 前記可動部に設けられた第2装着部と、 を含む電子機器。
  2. 【請求項2】 前記電子機器はサーバユニットであり、 前記第1および第2装着部へはハードディスク装置の装
    着が可能である請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記可動部は、前記第1装着部より前記
    引出し方向側に位置する請求項1記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 前記可動部は上方または下方に平行移動
    する請求項1記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記可動部は前記内部構造体にヒンジに
    よって連結されている請求項3記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 電子機器に格納され外部に引出し可能
    な内部構造体と、 前記内部構造体に取り付けられ、前記内部構造体と共に
    前記電子機器内に格納可能で、前記内部構造体の移動方
    向と異なる方向に移動可能な可動部と、 前記内部構造体に設けられた第1装着部と、 前記可動部に設けられた第2装着部と、 を含む電子機器を格納したラック。
  7. 【請求項7】 前記電子機器はサーバユニットであり、 前記第1および第2装着部へはハードディスク装置の装
    着が可能である請求項6記載の電子機器を格納したラッ
    ク。
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