JP2001083696A - 反射防止用重合体とその製造方法、反射防止膜組成物、パターン形成方法および半導体素子 - Google Patents

反射防止用重合体とその製造方法、反射防止膜組成物、パターン形成方法および半導体素子

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JP2001083696A
JP2001083696A JP2000227521A JP2000227521A JP2001083696A JP 2001083696 A JP2001083696 A JP 2001083696A JP 2000227521 A JP2000227521 A JP 2000227521A JP 2000227521 A JP2000227521 A JP 2000227521A JP 2001083696 A JP2001083696 A JP 2001083696A
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JP2000227521A
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Seion Ko
聖恩 洪
Min Ho Jung
▲みん▼鎬 鄭
Hyeong Soo Kim
炯秀 金
Jae Chang Jung
載昌 鄭
Ki Ho Baik
基鎬 白
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Hyundai Electronics Industries Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F265/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of unsaturated monocarboxylic acids or derivatives thereof as defined in group C08F20/00
    • C08F265/04Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of unsaturated monocarboxylic acids or derivatives thereof as defined in group C08F20/00 on to polymers of esters
    • C08F265/06Polymerisation of acrylate or methacrylate esters on to polymers thereof

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体製造工程中、主にArF(193nm)光源を
利用した超微細パターン形成工程で、ウェーハ上の下部
膜層での反射を防ぐことができる反射防止用重合体を提
供することを目的としている。 【解決手段】 反射防止用重合体は、下記式(1)で表
され、半導体素子の超微細パターン形成時、反射防止膜
として用いられる。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造工程
中、超微細パターンの形成工程においてウェーハ上の下
部膜層での反射を防ぐことができる反射防止膜用樹脂で
ある反射防止用重合体に関し、より詳しくは、特定波長
193nmに対する吸収度を高めるため吸光度の大きいフェ
ニル基が導入され、ウェーハ上に塗布した後ハードベー
キングする際架橋反応が起こり得るようエポキシ基が導
入され、反射防止膜が備えなければならない条件を備え
ている反射防止用重合体とその製造方法、反射防止膜組
成物、パターン形成方法および半導体素子に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程中、超微細パターン形成
工程ではウェーハ上の下部膜層の光学的性質、及びレジ
スト厚さの変動による定在波(standing wave)及び反
射ノッチング(reflective notching)現象と、下部膜
からの回折光及び反射光によるCD(Critical Dimens
ion;線幅)の変動が不可避的に発生する。このため、
露光源として用いる光の波長帯で光吸収度の高い物質を
導入し、下部膜層での反射を防ぐ反射防止膜を形成する
ことが行われている。
【0003】反射防止膜は、物質の種類により無機系反
射防止膜と有機系反射防止膜に大きく分けることがで
き、機能により吸収系反射防止膜と干渉系反射防止膜に
分けることができる。
【0004】i−line(365nm)を利用した微細パターン
形成工程では主に無機系反射防止膜が用いられ、これら
の中、吸収系反射防止膜としてはTiN及びアモルファス
カーボン(a−C)が、干渉系反射防止膜としては主に
SiONが用いられている。また、KrF光(248nm)を利用す
る超微細パターン形成では主に無機系反射防止膜である
SiONが用いられているが、種々の有機系反射防止膜も用
いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ArF光を利用
する超微細パターン形成工程では未だ適切な反射防止膜
が開発されていない。無機系反射防止膜の場合には、光
源の193nmでの干渉現象を制御する物質が未だ開発され
ておらず、最近は反射防止膜に用いることのできる有機
物の開発を図る努力が続けられている。
【0006】既存のKrF用の有機反射防止膜が備えなけ
ればならない基本条件には、下記のようなもの等があ
る。第一に、工程適用時にフォトレジスト溶媒により、
反射防止膜が溶解し剥離される現象があってはならな
い。このためには反射防止膜が架橋構造を成し得るよう
に設計されなければならず、また、このとき化学物質が
発生してはならない。第二に、反射防止膜から酸または
アミン等の化学物質の出入があってはならない。万一、
反射防止膜から酸が移行(migration)するとパターン
下部にアンダーカッティング(undercutting)が起こ
り、アミン等の塩基が移行するとフーチング(footin
g)現象を誘発する傾向がある。第三に、エッチング時
に感光膜をマスクにして円滑なエッチング工程を行なう
ことができるようにするため、反射防止膜は上部の感光
膜に比べ相対的に速いエッチング速度を有していなけれ
ばならない。第四に、反射防止膜はできるだけ薄い厚さ
で、反射防止膜としての役割を充分に果たし得なければ
ならない。
【0007】本発明の目的は半導体製造工程中、主にAr
F(193nm)光源を利用した超微細パターン形成工程で、
ウェーハ上の下部膜層での反射を防ぐことができる反射
防止膜用樹脂である反射防止用重合体とその製造方法、
反射防止膜組成物、パターン形成方法および半導体素子
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】ここに本発明者らは、適
切な有機系反射防止膜用樹脂を開発するため研究を続け
る中、前記基本条件の全ての要件を満足するとともに、
ArF光を利用した超微細パターンを形成する時に用いる
ことのできる反射防止膜用樹脂を開発し本発明を完成し
た。
【0009】前記の目的を達成するため、本発明では特
定波長193nmに対する吸収度を高めるため吸光度の大き
いフェニル基を導入し、ウェーハ上に塗布した後ハード
ベーキング(hard baking)するとき架橋反応が起こり
得るようエポキシ基を導入することにより、反射防止膜
が備えなければならない条件を備えている重合体を提供
する。
【0010】本発明の請求項1記載の反射防止用重合体
は、下記式(1)で表され、半導体素子の超微細パター
ン形成時、反射防止膜として用いられることを特徴とす
る。
【化33】 前記式(1)で、R1は−H、−OH、−CH3、−CH
2OHまたは−(CH2nCH3であり、R2は−H、−
OH、−CH3、−CH2OHまたは−(CH2nCH3
であり、R3は、
【化34】
【化35】 または
【化36】 であり、R4は−H、−OH、−CH3、−OCH3、−
(CH2nCH3、−(CH2nOH、
【化37】
【化38】 または
【化39】 であり、R5は−CH2−、−COO−または−(C
2nCH2−であり、nは1〜3の中のいずれかの整
数であり、x:yは0.0〜1.0:0.1〜1.0のモル比を有
し、x=0の場合にR4
【化40】
【化41】 または
【化42】 である。
【0011】請求項2記載の反射防止用重合体は、請求
項1記載の反射防止用重合体において、ポリ(グリシジ
ルメタクリレート/α−メチルスチレン)、ポリ(グリ
シジルアクリレート/アクリロイルビス(−4−ヒドロ
キシフェニル)エタン)、ポリ(グリシジルメタクリレ
ート/グリシジルメチルスチレン)、ポリグリシジルメ
チルスチレン、ポリ(グリシジルメタクリレート/ビニ
ルアニソール)、及びポリ(グリシジルメタクリレート
/ビニルベンゾエート)のいずれかであることを特徴と
する。
【0012】請求項3記載の反射防止用重合体は、請求
項1記載の反射防止用重合体において、前記重合体は、
2000〜50000の分子量を有することを特徴とする。
【0013】請求項4記載の下記式(1)の反射防止用
重合体の製造方法は、(a)下記式(9)に示される化
合物中の一つ以上と、選択的に下記式(8)に示される
化合物中の一つ以上を有機溶媒に溶解させる段階、
(b)前記(a)段階の結果物溶液に重合開始剤を添加
する段階、及び、(c)前記(b)段階の結果物溶液を
窒素、またはアルゴン雰囲気下で反応させることにより
重合させる段階を含むことを特徴とする。
【化43】
【化44】
【化45】 前記式(1)、式(8)、式(9)で、R1は−H、−
OH、−CH3、−CH2OHまたは−(CH2nCH3
であり、R2は−H、−OH、−CH3、−CH2OHま
たは−(CH2nCH3であり、R3は、
【化46】
【化47】 または
【化48】 であり、R4は−H、−OH、−CH3、−OCH3、−
(CH2nCH3、−(CH2nOH、
【化49】
【化50】 または
【化51】 であり、R5は−CH2−、−COO−または−(C
2nCH2−であり、nは1〜3の中のいずれかの整
数であり、x:yは0.0〜1.0:0.1〜1.0のモル比を有
し、x=0の場合にR4
【化52】
【化53】 または
【化54】 である。
【0014】請求項5記載の反射防止用重合体の製造方
法は、請求項4記載の反射防止用重合体の製造方法にお
いて、前記(c)段階の反応は、50℃〜80℃の温度
で5〜20時間の間行われることを特徴とする。
【0015】請求項6記載の反射防止用重合体の製造方
法は、請求項4記載の反射防止用重合体の製造方法にお
いて、前記有機溶媒はシクロヘキサノン、テトラヒドロ
フラン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、ジオキサン、メチルエチルケトン、ベンゼン、トル
エン及びキシレンからなる群から選択された単独溶媒、
または混合溶媒であることを特徴とする。
【0016】請求項7記載の反射防止用重合体の製造方
法は、請求項4記載の反射防止用重合体の製造方法にお
いて、有機溶媒は、反射防止用重合体の200〜5000重量
%の量を用いることを特徴とする。
【0017】請求項8記載の反射防止用重合体の製造方
法は、請求項4記載の反射防止用重合体の製造方法にお
いて、前記重合開始剤はベンゾイルパーオキサイド、
2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、アセ
チルパーオキサイド、ラウリルパーオキサイド、t−ブ
チルパーアセテート、t−ブチルヒドロパーオキサイ
ド、及びジ−t−ブチルパーオキサイドからなる群から
選択されたことを特徴とする。
【0018】請求項9記載の反射防止膜組成物は、下記
式(1)の重合体及び有機溶媒を含むことを特徴とす
る。
【化55】 前記式(1)で、R1は−H、−OH、−CH3、−CH
2OHまたは−(CH2nCH3であり、R2は−H、−
OH、−CH3、−CH2OHまたは−(CH2nCH3
であり、R3は、
【化56】
【化57】 または
【化58】 であり、R4は−H、−OH、−CH3、−OCH3、−
(CH2nCH3、−(CH2nOH、
【化59】
【化60】 または
【化61】 であり、R5は−CH2−、−COO−または−(C
2nCH2−であり、nは1〜3の中のいずれかの整
数であり、x:yは0.0〜1.0:0.1〜1.0のモル比を有
し、x=0の場合にR4
【化62】
【化63】 または
【化64】 である。
【0019】請求項10記載の反射防止膜組成物は、請
求項9記載の反射防止膜組成物において、有機溶媒は、
プロピレングリコールメチルエーテルアセテート(PGME
A)、メチル−3−メトキシプロピオネート(MMP)、エ
チル−3−エトキシプロピオネート(EEP)及びシクロ
ヘキサノンからなる群から選択されたことを特徴とす
る。
【0020】請求項11記載のパターン形成方法は、
(a)請求項9または10記載の反射防止膜組成物を被
エッチング層の上部に塗布する段階、(b)ハードベー
ク工程で架橋反応を誘導し、有機乱反射防止膜を形成す
る段階、(c)前記有機乱反射防止膜の上部にフォトレ
ジスト組成物を塗布し、フォトレジスト膜を形成する段
階、(d)前記フォトレジスト膜を露光する段階、及び
(e)前記(d)の結果物を現像し、フォトレジストパ
ターンを形成する段階を含むことを特徴とする。
【0021】請求項12記載のパターン形成方法は、請
求項11記載のパターン形成方法において、さらに、
(f)前記フォトレジストパターンをエッチングマスク
にして有機乱反射防止膜をエッチングすることにより、
有機乱反射防止膜パターンを形成する段階を含むことを
特徴とする。
【0022】請求項13記載のパターン形成方法は、請
求項11記載のパターン形成方法において、前記(b)
段階のハードベーク工程は、100〜300℃の温度で行われ
ることを特徴とする。
【0023】請求項14記載のパターン形成方法は、請
求項11記載のパターン形成方法において、前記(d)
段階の露光工程は露光源としてArF、E−ビーム(電子
線)、EUV光源、157nm F2光源及びイオンビームから
なる群から選択されたものを利用することを特徴とす
る。
【0024】請求項15記載の半導体素子は、請求項1
1〜14のいずれか記載のパターン形成方法により製造
されたことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
【0026】本発明では半導体素子の超微細パターン形
成時、反射防止膜に用いられる下記式(1)の重合体を
提供する。
【化65】 前記式(1)で、R1は−H、−OH、−CH3、−CH
2OHまたは−(CH2nCH3であり、R2は−H、−
OH、−CH3、−CH2OHまたは−(CH2nCH3
であり、R3は、
【化66】
【化67】 または
【化68】 であり、R4は−H、−OH、−CH3、−OCH3、−
(CH2nCH3、−(CH2nOH、
【化69】
【化70】 または
【化71】 であり、R5は−CH2−、−COO−または−(C
2nCH2−であり、nは1〜3の中のいずれかの整
数であり、x:yは0.0〜1.0:0.1〜1.0のモル比を有
し、x=0の場合にR4
【化72】
【化73】 または
【化74】 である。
【0027】前記式(1)の重合体は、193nm波長で吸
光度の高いフェニル基を含むように設計されることによ
り、193nm波長での吸収度が最大になるので、ArF用反射
防止膜に用いることができる。さらに本発明の重合体に
は、有機反射防止膜の成形性、気密性、耐溶解性等を付
与するためコーティング後ハードベーク(hard bake)
時に架橋反応が起こり得るようエポキシ基を導入した。
【0028】前記式(1)の重合体はヒドロカルボン系
の全ての溶媒に溶解性が優れているが、ハードベーク後
には如何なる溶媒にも溶けない耐溶解性を示し、フォト
レジスト膜の塗布時に全く問題とならず、架橋構造を形
成するとき如何なる化学物質も発生しないため、パター
ン形成時にカッティング及びフーチングが発生しない。
さらにエポキシ基が下部膜に対する接着力を増加させ、
架橋後にもヒドロキシ基が存在するので接着力に全く問
題がない。特にアクリレート系とスチレン系の高分子で
形成されているため、エッチング時に感光膜に比べ優れ
たエッチング速度を有するのでエッチング選択比を増加
させることができる。
【0029】前記式(1)の重合体は2000〜50000の分
子量を有することが好ましく、これらの好ましい例とし
ては下記のような化合物を挙げることができる。 ポリ(グリシジルメタクリレート/α−メチルスチレ
ン);
【化75】 ポリ(グリシジルアクリレート/アクリロイルビス(−
4−ヒドロキシフェニル)エタン);
【化76】 ポリ(グリシジルメタクリレート/グリシジルメチルス
チレン);
【化77】 ポリグリシジルメチルスチレン;
【化78】 ポリ(グリシジルメタクリレート/ビニルアニソー
ル);
【化79】 ポリ(グリシジルメタクリレート/ビニルベンゾエー
ト);
【化80】
【0030】前記本発明の共重合体は、単量体を有機溶
媒に溶解した後、ここにラジカル重合開始剤を添加して
ラジカル重合させることにより製造されるが、その過程
は下記のような段階で構成される。 (a)下記式(9)に示される化合物中の一つ以上と、
選択的に(optionally)式(8)に示される化合物中の
一つ以上を有機溶媒に溶解させる段階、(b)前記
(a)段階の結果物溶液に重合開始剤を添加する段階、
及び(c)前記(b)段階の結果物溶液を窒素またはア
ルゴン雰囲気下で反応させることにより重合させる段
階。
【化81】
【化82】 前記式(8)、式(9)で、R1は−H、−OH、−C
3、−CH2OHまたは−(CH2nCH3であり、R2
は−H、−OH、−CH3、−CH2OHまたは−(CH
2nCH3であり、R3は、
【化83】
【化84】 または
【化85】 であり、R4は−H、−OH、−CH3、−OCH3、−
(CH2nCH3、−(CH2nOH、
【化86】
【化87】 または
【化88】 であり、R5は−CH2−、−COO−または−(C
2nCH2−であり、nは1〜3の中のいずれかの整
数である。
【0031】前記製造過程で、式(8)の化合物は0.0
〜1.0、式(9)の化合物は0.1〜1.0のモル比で用いら
れることが好ましく、式(8)の化合物のモル比が0の
場合にR4
【化89】
【化90】 または
【化91】 である。
【0032】本発明に用いられる前記式(8)及び式
(9)の単量体は非常に低価格であるため、経済的利点
があるだけでなく大量生産に適しており、一つの段階の
反応だけで重合が可能であるという特徴がある。
【0033】前記製造過程でラジカル重合はバルク重合
または溶液重合などで行なわれ、重合溶媒である前記有
機溶媒はシクロヘキサノン、テトラヒドロフラン、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジオキサ
ン、メチルエチルケトン、ベンゼン、トルエン及びキシ
レンからなる群から選択された単独溶媒または混合溶媒
を、反射防止用重合体の200〜5000重量%の量で用いる
ことが好ましい。
【0034】また、前記重合開始剤はベンゾイルパーオ
キサイド、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(AIB
N)、アセチルパーオキサイド、ラウリルパーオキサイ
ド、t−ブチルパーアセテート、t−ブチルヒドロパー
オキサイド及びジ−t−ブチルパーオキサイドからなる
群から選択されたものを用いるのが好ましい。
【0035】また、重合開始剤を添加した後、前記
(c)段階の重合反応は50〜80℃の温度で5〜20
時間の間行なわれることが好ましい。
【0036】また、本発明では、前記式(1)の重合体
及び有機溶媒を含む反射防止膜組成物を提供する。前記
有機溶媒は、プロピレングリコールメチルエーテルアセ
テート(PGMEA)、メチル−3−メトキシプロピオネー
ト(MMP)、エチル−3−エトキシプロピオネート(EE
P)及びシクロヘキサノンからなる群から選択されたこ
とが好ましい。
【0037】本発明では、さらに下記の段階を含むパタ
ーン形成方法を提供する。 (a)前述の本発明の反射防止膜組成物を被エッチング
層上部に塗布する段階、(b)ハードベーク工程で架橋
反応を誘導し有機乱反射防止膜を形成する段階、(c)
前記有機乱反射防止膜上部にフォトレジスト組成物を塗
布してフォトレジスト膜を形成する段階、(d)前記フ
ォトレジスト膜を露光する段階、及び(e)前記(d)
の結果物を現像してフォトレジストパターンを形成する
段階。
【0038】また本発明では前記過程に加え、(f)前
記フォトレジストパターンをエッチングマスクにして有
機乱反射防止膜をエッチングすることにより、有機乱反
射防止膜パターンを形成する段階をさらに含むことが好
ましい。
【0039】前記(b)段階のハードベーク工程は100
〜300℃の温度で行なわれることが好ましい。
【0040】また、本発明のパターン形成過程中、露光
工程の露光源としてArF、E−ビーム(電子線)、EUV光
源、F2光源(157nm)またはイオンビーム等を用いるこ
とができるが、本発明の反射防止膜を、特に露光源に19
3nm ArF光を利用した超微細パターン形成工程に適用す
る場合、下部膜層からの反射を防ぐだけでなくCD均質
性を保障することにより超微細パターンを自由に形成す
ることができる。
【0041】さらに、本発明では前記式(1)の反射防
止膜組成物を、フォトレジストを塗布する前に半導体基
板上に塗布して微細パターンを形成することにより製造
された半導体素子を提供する。
【0042】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳しく説明す
る。但し、実施例は発明を例示するのみであり、本発明
が下記実施例により限定されるものではない。
【0043】実施例の記載に先立ち、本発明の重合体を
製造するのに用いられる単量体の製造例を記載する。本
発明に用いられる単量体は製造例1の単量体を除いて
は、全て市販のものを用いることもできる。
【0044】製造例1. アクリロイルビス(−4−ヒドロキシフェニル)エタン
単量体の製造 塩化アクリロイル45.3g(0.5モル)を、予め準備した
過剰の無水ピリジン50g(0.63モル)に溶解した。この
とき、瞬間的に反応器の温度が上昇するため反応槽でイ
ソプロピルアルコールに液体窒素を加え冷却しながら反
応を行なった。発熱反応が完全に終わった後、過剰の
1,1,1−トリス(4−ヒドロキシフェニル)エタン19
3g(0.63モル)を徐々に滴下しながら攪拌させた。1,
1,1−トリス(4−ヒドロキシフェニル)エタンを全
て入れた後、反応槽を取り除き、室温でそのまま24時
間以上反応させた。反応が進行する間TLCで反応程度を
試験し、反応が完了した後、反応物を分液漏斗に入れ1
N硫酸水溶液を加えて中和させ、ジクロロメタンで抽出
した後脱イオン水で洗浄した。抽出と洗浄を数回繰り返
し、ジクロロメタンに溶解しているアクリロイルビス
(−4−ヒドロキシフェニル)エタン単量体を減圧下で
濃縮した後、これを減圧蒸留し精製して標題化合物を得
た(収率85%)。
【化92】
【0045】製造例2. グリシジルメタクリレート単量体の製造 メタクリル酸34.4g(0.4モル)を予め準備した過剰の
無水ピリジン50g(0.63モル)に溶解した。このとき、
瞬間的に反応器の温度が上昇するため反応槽でイソプロ
ピルアルコールに液体窒素を加え冷却しながら反応を行
なった。発熱反応が完全に終わった後、過剰のエピクロ
ロヒドリン50.8g(0.55モル)を徐々に滴下しながら攪
拌させた。エピクロロヒドリンを全て入れた後、反応槽
を取り除き、室温でそのまま36時間以上反応させた。
反応が進行する間TLCで反応程度を試験し、反応が完了
した後、反応物を分液漏斗に入れ1N硫酸水溶液を加え
て中和させ、ジクロロメタンで抽出した後脱イオン水で
洗浄した。抽出と洗浄を数回繰り返し、ジクロロメタン
に溶解しているメタクリレート単量体を減圧下で濃縮し
た後、これを減圧蒸留し精製して標題化合物を得た(収
率73%)。
【化93】
【0046】製造例3. グリシジルメチルスチレン単量体の製造 グリシドール29.6g(0.4モル)を、予め準備した過剰
の無水ピリジン50g(0.63モル)に溶解した。このと
き、瞬間的に反応器の温度が上昇するため反応槽でイソ
プロピルアルコールに液体窒素を加え冷却しながら反応
を行なった。発熱反応が完全に終わった後、4−ビニル
ベンジルクロリド38.2g(0.25モル)を徐々に滴下しな
がら攪拌させた。4−ビニルベンジルクロリドを全て入
れた後、反応槽を取り除き、室温でそのまま20時間以
上反応させた。反応が進行する間TLCで反応程度を試験
し、反応が完了した後、反応物を分液漏斗に入れ1N硫
酸水溶液を加えて中和させ、ジクロロメタンで抽出した
後脱イオン水で洗浄した。抽出と洗浄を数回繰り返し、
ジクロロメタンに溶解しているグリシジルメチルスチレ
ン単量体を減圧下で濃縮した後、これを減圧蒸留し精製
して標題化合物を得た(収率82%)。
【化94】
【0047】実施例1. ポリ(グリシジルメタクリレート/α−メチルスチレ
ン)の製造 グリシジルメタクリレート0.4モル、α−メチルスチレ
ン0.55モルをテトラヒドロフラン(THF)300gに溶解
しAIBNを0.3g入れた後、窒素雰囲気下において65℃の
温度で12時間反応させた。反応完了後この溶液をノル
マルヘキサン溶液に沈殿させた後、濾過し乾燥させて標
題化合物である前記式(2)の樹脂を得た(収率76
%)。
【化95】
【0048】実施例2. ポリ(グリシジルアクリレート/アクリロイルビス(−
4−ヒドロキシフェニル)エタン)の製造 グリシジルアクリレート0.4モル、アクリロイルビス
(−4−ヒドロキシフェニル)エタン0.25モルをTHF 3
00gに溶解しAIBNを0.3g入れた後、窒素雰囲気下にお
いて65℃の温度で12時間反応させた。反応完了後こ
の溶液をノルマルヘキサン溶液に沈殿させた後、濾過し
乾燥させて標題化合物である前記式(3)の樹脂を得た
(収率67%)。
【化96】
【0049】実施例3. ポリ(グリシジルメタクリレート/グリシジルメチルス
チレン)の製造 グリシジルメタクリレート0.3モル、グリシジルメチル
スチレン0.45モルをTHF300gに溶解しAIBNを0.3g入れ
た後、窒素雰囲気下において65℃の温度で12時間反
応させた。反応完了後この溶液をノルマルヘキサン溶液
に沈殿させた後、濾過し乾燥させて標題化合物である前
記式(4)の樹脂を得た(収率84%)。
【化97】
【0050】実施例4. ポリグリシジルメチルスチレンの製造 グリシジルメチルスチレン0.5モルをTHF 300gに溶解
しAIBNを0.3g入れた後、窒素雰囲気下において65℃
の温度で12時間反応させた。反応完了後この溶液をノ
ルマルヘキサン溶液に沈殿させた後、濾過し乾燥させて
標題化合物である前記式(5)の樹脂を得た(収率91
%)。
【化98】
【0051】実施例5. ポリ(グリシジルメタクリレート/ビニルアニソール)
の製造 グリシジルメタクリレート0.5モル、4−ビニルアニソ
ール0.4モルをTHF 300gに溶解しAIBNを0.3g入れた
後、窒素雰囲気下において65℃の温度で12時間反応
させた。反応完了後この溶液をノルマルヘキサン溶液に
沈殿させた後、濾過し乾燥させて標題化合物である前記
式(6)の樹脂を得た(収率80%)。
【化99】
【0052】実施例6. ポリ(グリシジルメタクリレート/ビニルベンゾエー
ト)の製造 グリシジルメタクリレート0.5モル、ビニルベンゾエー
ト0.4モルをTHF 300gに溶解しAIBNを0.3g入れた後、
窒素雰囲気下において65℃の温度で12時間反応させ
た。反応完了後この溶液をノルマルヘキサン溶液に沈殿
させた後、濾過し乾燥させて標題化合物である前記式
(7)の樹脂を得た(収率74%)。
【化100】
【0053】実施例7. 本発明の樹脂の193nm波長での吸収度 本発明の樹脂を利用した反射防止膜(膜厚:80nm(800
オングストローム))の248nm及び193nm波長での吸収度
を測定した結果を下記表1に示した。下記表1に示した
ように本発明の樹脂は193nm波長での吸収度が最大であ
ることが分かる。
【表1】
【0054】実施例8. 反射防止膜組成物の製造及びパターン形成 本発明の反射防止用樹脂をプロピレングリコールメチル
エーテルアセテート(PGMEA)に溶解して反射防止膜組
成物を製造し、この組成物を被エッチング層上に塗布し
て100〜300℃で10〜1000秒の間ハードベークして反射防
止膜を形成した。形成された反射防止膜上にフォトレジ
スト溶液を塗布して微細パターン形成工程を行なった結
果を図2に示した。反射防止膜の膜厚は72nm(720オン
グストローム)であり、下部膜はアルミニウム400nm(4
000オングストローム)であり、使用したArFフォトレジ
スト膜の厚さは0.1μmであった。一方、比較例として反
射防止膜を使用しない場合に形成されたパターンを図1
に示した。図1に示されるように反射防止膜を使用しな
い場合は下部膜層からの反射が激しくスカム(scum)が
発生し、微細パターン形成が不可能であることが分か
る。
【0055】
【発明の効果】以上で検討してみたように、本発明の重
合体は193nm波長で吸光度が高いフェニル基を含むよう
設計されることにより193nm波長での吸収度が最大にな
るので、特にArF(193nm)光源を利用した超微細パター
ン形成工程でウェーハ上の下部膜層での反射を効果的に
防ぐことができ、ArF用反射防止膜として効果的に使用
することができる。さらに本発明の重合体は、コーティ
ング後、ハードベーク時に架橋反応が起こり得るようエ
ポキシ基が導入され有機反射防止膜の成形性、気密性、
耐溶解性などを付与することができる。特に本発明に用
いられる単量体は、非常に低価格であるため経済的な利
点があるだけでなく、大量生産に適しており、一つの段
階の反応だけで重合が可能である。
【0056】さらに、本発明の反射防止膜樹脂はヒドロ
カーボン系の全ての溶媒に溶解性が優れているが、ハー
ドベーク時にはどのような溶媒にも溶けない耐溶解性を
有しているのでフォトレジスト膜の塗布時に全く問題と
ならず、架橋構造を形成するときどのような化学物質も
発生させないためパターン形成時にカッティング及びフ
ーチングが発生しない。特にエポキシ基が下部膜に対す
る接着力を増加させるとともに、架橋後にもヒドロキシ
基が存在するので接着力に全く問題がない。特にアクリ
レート系とスチレン系の高分子で形成されているので、
エッチング時の感光膜に比べて優れたエッチング速度を
有することにより、エッチング選択比を増加させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】反射防止膜を使用しなかった場合のパターン写
真である。
【図2】本発明の実施例8において、反射防止膜を使用
した場合のパターン写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/30 571 (72)発明者 金 炯秀 大韓民国京畿道利川市大月面巳洞里 現代 アパート108−1301 (72)発明者 鄭 載昌 大韓民国京畿道利川市大月面巳洞里 現代 電子社員アパート107−1304 (72)発明者 白 基鎬 大韓民国京畿道利川市増浦洞 大宇アパー ト203−402

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(1)で表され、半導体素子の超
    微細パターン形成時、反射防止膜として用いられること
    を特徴とする反射防止用重合体。 【化1】 前記式(1)で、 R1は−H、−OH、−CH3、−CH2OHまたは−
    (CH2nCH3であり、 R2は−H、−OH、−CH3、−CH2OHまたは−
    (CH2nCH3であり、 R3は、 【化2】 、 【化3】 または 【化4】 であり、 R4は−H、−OH、−CH3、−OCH3、−(CH2
    nCH3、−(CH2nOH、 【化5】 、 【化6】 または 【化7】 であり、 R5は−CH2−、−COO−または−(CH2nCH2
    −であり、 nは1〜3の中のいずれかの整数であり、 x:yは0.0〜1.0:0.1〜1.0のモル比を有し、x=0の
    場合にR4は 【化8】 、 【化9】 または 【化10】 である。
  2. 【請求項2】 ポリ(グリシジルメタクリレート/α−
    メチルスチレン)、 ポリ(グリシジルアクリレート/アクリロイルビス(−
    4−ヒドロキシフェニル)エタン)、 ポリ(グリシジルメタクリレート/グリシジルメチルス
    チレン)、 ポリグリシジルメチルスチレン、 ポリ(グリシジルメタクリレート/ビニルアニソー
    ル)、及びポリ(グリシジルメタクリレート/ビニルベ
    ンゾエート)のいずれかであることを特徴とする請求項
    1記載の反射防止用重合体。
  3. 【請求項3】 前記重合体は、2000〜50000の分子量を
    有することを特徴とする請求項1記載の反射防止用重合
    体。
  4. 【請求項4】(a)下記式(9)に示される化合物中の
    一つ以上と、選択的に下記式(8)に示される化合物中
    の一つ以上を有機溶媒に溶解させる段階、 (b)前記(a)段階の結果物溶液に重合開始剤を添加
    する段階、及び、 (c)前記(b)段階の結果物溶液を窒素、またはアル
    ゴン雰囲気下で反応させることにより重合させる段階を
    含むことを特徴とする下記式(1)の反射防止用重合体
    の製造方法。 【化11】 【化12】 【化13】 前記式(1)、式(8)、式(9)で、 R1は−H、−OH、−CH3、−CH2OHまたは−
    (CH2nCH3であり、 R2は−H、−OH、−CH3、−CH2OHまたは−
    (CH2nCH3であり、 R3は、 【化14】 、 【化15】 または 【化16】 であり、 R4は−H、−OH、−CH3、−OCH3、−(CH2
    nCH3、−(CH2nOH、 【化17】 、 【化18】 または 【化19】 であり、 R5は−CH2−、−COO−または−(CH2nCH2
    −であり、 nは1〜3の中のいずれかの整数であり、 x:yは0.0〜1.0:0.1〜1.0のモル比を有し、x=0の
    場合にR4は 【化20】 、 【化21】 または 【化22】 である。
  5. 【請求項5】 前記(c)段階の反応は、50℃〜80
    ℃の温度で5〜20時間の間行われることを特徴とする
    請求項4記載の反射防止用重合体の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記有機溶媒はシクロヘキサノン、テト
    ラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
    ホキシド、ジオキサン、メチルエチルケトン、ベンゼ
    ン、トルエン及びキシレンからなる群から選択された単
    独溶媒、または混合溶媒であることを特徴とする請求項
    4記載の反射防止用重合体の製造方法。
  7. 【請求項7】 有機溶媒は、反射防止用重合体の200〜5
    000重量%の量を用いることを特徴とする請求項4記載
    の反射防止用重合体の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記重合開始剤はベンゾイルパーオキサ
    イド、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(AIB
    N)、アセチルパーオキサイド、ラウリルパーオキサイ
    ド、t−ブチルパーアセテート、t−ブチルヒドロパー
    オキサイド、及びジ−t−ブチルパーオキサイドからな
    る群から選択されたことを特徴とする請求項4記載の反
    射防止用重合体の製造方法。
  9. 【請求項9】 下記式(1)の重合体及び有機溶媒を含
    むことを特徴とする反射防止膜組成物。 【化23】 前記式(1)で、 R1は−H、−OH、−CH3、−CH2OHまたは−
    (CH2nCH3であり、 R2は−H、−OH、−CH3、−CH2OHまたは−
    (CH2nCH3であり、 R3は、 【化24】 、 【化25】 または 【化26】 であり、 R4は−H、−OH、−CH3、−OCH3、−(CH2
    nCH3、−(CH2nOH、 【化27】 、 【化28】 または 【化29】 であり、 R5は−CH2−、−COO−または−(CH2nCH2
    −であり、 nは1〜3の中のいずれかの整数であり、 x:yは0.0〜1.0:0.1〜1.0のモル比を有し、x=0の
    場合にR4は 【化30】 、 【化31】 または 【化32】 である。
  10. 【請求項10】 有機溶媒は、プロピレングリコールメ
    チルエーテルアセテート(PGMEA)、メチル−3−メト
    キシプロピオネート(MMP)、エチル−3−エトキシプ
    ロピオネート(EEP)及びシクロヘキサノンからなる群
    から選択されたことを特徴とする請求項9記載の反射防
    止膜組成物。
  11. 【請求項11】(a)請求項9または10記載の反射防
    止膜組成物を被エッチング層の上部に塗布する段階、 (b)ハードベーク工程で架橋反応を誘導し、有機乱反
    射防止膜を形成する段 階、(c)前記有機乱反射防止膜の上部にフォトレジス
    ト組成物を塗布し、フォトレジスト膜を形成する段階、 (d)前記フォトレジスト膜を露光する段階、及び (e)前記(d)の結果物を現像し、フォトレジストパ
    ターンを形成する段階を含むことを特徴とするパターン
    形成方法。
  12. 【請求項12】 さらに、(f)前記フォトレジストパ
    ターンをエッチングマスクにして有機乱反射防止膜をエ
    ッチングすることにより、有機乱反射防止膜パターンを
    形成する段階を含むことを特徴とする請求項11記載の
    パターン形成方法。
  13. 【請求項13】 前記(b)段階のハードベーク工程
    は、100〜300℃の温度で行われることを特徴とする請求
    項11記載のパターン形成方法。
  14. 【請求項14】 前記(d)段階の露光工程は露光源と
    してArF、E−ビーム(電子線)、EUV光源、157nm F2
    光源及びイオンビームからなる群から選択されたものを
    利用することを特徴とする請求項11記載のパターン形
    成方法。
  15. 【請求項15】 請求項11〜14のいずれか記載のパ
    ターン形成方法により製造された半導体素子。
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