JP2001067987A - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

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    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
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    • B60Q1/0082Switches therefor mounted on the steering wheel
    • B60K35/10
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20576Elements
    • Y10T74/20732Handles
    • Y10T74/20834Hand wheels

Abstract

(57)【要約】 【課題】スイッチ要素数を多くし、且つ、良好な操作性
を持つ。 【解決手段】ステアリングホイールに自動車に搭載され
た制御機器を操作する操作スイッチ9が取り付けられ
る。ホイールリム2の内側で、且つ、ホイールリム2と
略同心円状に配置されるとともに、その断面の一部が円
弧15で形成される支持体8を備え、操作スイッチ9
は、支持体8に配置され、支持体8の周方向に移動可能
である。このように支持体の周方向に移動可能である操
作スイッチ9−n)用いることにより、そのスイッチの
移動方向がステアリングホイールに対してラジアル方向
になり、多くの操作スイッチをステアリングホイールに
集約配置することができる。1つのスイッチの操作方向
が少なくとも2方向になるので、制御機器に対する2つ
の制御機能を1つのスイッチで制御可能であり、個別ス
イッチを多機能化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステアリングホイ
ールに関し、特に、多種別なスイッチが配列されるステ
アリングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】運転しながら走行中に多様な制御操作が
簡単にできることが求められている。走行に直接に影響
する加減速制御操作(オートクルーズ操作)、電話応答
のような外部に対して受発信を行う受発信制御操作、空
調、オーディオのような内部機器を操作する内部機器制
御操作、ナビゲーション画面のスクロール制御操作、そ
の他の多様な制御操作が運転走行中に運転者により行わ
れる。
【0003】このような制御操作のための複数スイッチ
要素から形成されるスイッチ群が、ステアリングホイー
ルに配列され、運転中に運転者の指により操作される。
ステアリングホイールのスポーク部に半径方向に並んで
配列されるスイッチ群は実開昭58−30549号で知
られ、ステアリングホイールのホイールリム(把持部)
にそれの円周上に配列されるスイッチ群は実開昭64−
28364号で知られ、ハンドルを握る左右の手指の適
正な位置角度に配置されている左右のスポーク部にそれ
ぞれに配列されているスイッチ群は特開昭57−111
33号で知られ、パッド部に取り付けられている表示パ
ネルに付随して配列されているスイッチ群は実開昭62
−87953号で知られている。
【0004】スイッチとしては、押し釦スイッチ、スラ
イドスイッチ、シーソースイッチ、回転式スイッチ(ボ
リュームスイッチ)、回転と押しが複合した複合スイッ
チ、タッチスイッチが知られている。このようなスイッ
チは、その時のスイッチ動作状態の判別が困難である。
外部との交信の多機能化、走行操縦性能の高度化、内部
機器の多様化に伴って、スイッチ要素はますます増加す
る。
【0005】図9及び図10は、ホイールリムを握る手
指の指先の運動の一般的な人間工学的な特性を示してい
る。図9に示されるように、ホイールリムであるグリッ
プを握る手指の親指がホイールリム平面と略平行な平面
上で運動することは容易であることを示し、図10はそ
の親指がホイールリムの軸線方向に運動することは容易
であることを示している。これらの方向でない方向の親
指の運動は困難である。図11に示される運動に基づく
スイッチ(スライドスイッチ又はボリュームスイッチ)
は、特開昭57−11133号に開示されている。図1
1に示されるようなステアリングホイールの周方向Aに
移動するこのようなスイッチは、グリップを握ったまま
の指により操作可能な範囲でステアリングホイールと同
心状にその多くを配置することは困難である。このよう
な集約配置の困難性は、図11に示されるように、スイ
ッチの操作方向がステアリングホイールの周方向となる
ため、スイッチの操作量も含めスイッチ間隔を大きくし
なければならないからである。
【0006】図10に示される運動に基づくスイッチ
(押しボタンスイッチ)は、実開昭58−30549号
に開示されている。このようなスイッチは、図12に示
されるように、操作方向がステアリングホイールの軸方
向となるので(プッシュのみである図12の方向A)、
スイッチ間隔を小さくすることができるが、一方向操作
であるため、1つのスイッチに1つの機能しか割り当て
ることができないので、スイッチ総数が増大し、スイッ
チ群の集約化が実質的にできない。スイッチ総数が多く
なれば、スイッチ間の判別が困難になり、かえって操作
性が悪化する。なお、スライドスイッチは、その動作方
向に対応させて機能を分けることが可能である。
【0007】多数のスイッチ要素の配列が可能であり、
且つ、スイッチング操作が容易であることが望まれる。
更には、多数要素の類種の判別・区分が物理的に且つ感
覚的に容易であることが望まれる。更には、親指以外に
他の指によりスイッチング操作が容易に行うことができ
て、且つ、スイッチング操作の多様性に慣れ親しみやす
いことが望まれる。このように好ましいスイッチ群の配
列は、それに複雑感がなく、外見上美しいものでありた
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、多数
のスイッチ要素の配列が可能であり、且つ、スイッチン
グ操作が容易であり、スイッチ要素の増大による操作性
の悪化を回避することができるステアリングホイールを
提供することにある。本発明の更に他の課題は、多数要
素の類種のスイッチの判別・区分が物理的に、且つ、感
覚的に容易であるステアリングホイールを提供すること
にある。本発明の更に他の課題は、親指以外に他の指に
よりスイッチング操作が容易に行うことができて、且
つ、スイッチング操作の多様性に慣れ親しみやすいステ
アリングホイールを提供することにある。本発明の更に
他の課題は、多数のスイッチ要素の配列が可能であり、
且つ、スイッチング操作が容易であり、更に、スイッチ
群の配列に複雑感がなく外見上美しいステアリングホイ
ールを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複
数・形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実
施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特
に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現さ
れている技術的事項に付せられている参照番号、参照記
号等に一致している。このような参照番号、参照記号
は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の
技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよ
うな対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の
形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈されるこ
とを意味しない。
【0010】本発明によるステアリングホイールは、自
動車に搭載された制御機器を操作する操作スイッチ
(9)が取り付けられたステアリングホイールにおい
て、ホイールリム(2)の内側で、且つ、ホイールリム
(2)と略同心円状に配置されるとともに、その断面の
一部が円弧(15)で形成される支持体(8)を備え、
操作スイッチ(9)は、支持体(8)に配置され、支持
体(8)の周方向に移動可能である。
【0011】このようにホイールリムと略同心円状に配
置され、且つ、その断面の一部が円弧で形成された支持
体(8)上にその円弧に沿って支持体(8)の周方向に
移動可能である操作スイッチ(9−n)を用いることに
より、スイッチの移動方向がステアリングホイールに対
してラジアル方向になり、スイッチの配置間隔を小さく
することが可能になり、多くの操作スイッチをステアリ
ングホイールに集約配置することができる。また、1つ
のスイッチの操作検知方向が少なくとも2方向になるの
で、制御機器に対する2つの制御機能を1つのスイッチ
で制御可能であり、個別スイッチを多機能化することが
できる。更に、ステアリングホイールに取り付けられた
多くの操作スイッチの配列がステアリングホイールと同
心状になるため美観に優れ商品性が向上する。
【0012】支持体(8)は、ホイールリムよりも車両
前方に配置されることが好ましい。ステアリングホイー
ルを握ったままで、親指以外の他の指(例示:人差し
指)による操作も可能になって、スイッチの操作性が向
上する。
【0013】異なる機器の制御に用いられる操作スイッ
チ(9−1と9−4)のスイッチ間隔が同一の機器の制
御に用いられる操作スイッチのスイッチ間隔dより大き
い。操作スイッチの機器毎のグループ分けが視認できる
ので、操作スイッチの判別が簡単になって、操作性が向
上する。
【0014】操作スイッチ(9−s)が支持体(8)の
ラジアル方向にも移動可能であることは特に好ましいこ
とがある。動作方向を2次元化することができ集約され
たスイッチのより一層の多機能化が可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】図に一致対応して、本発明による
ステアリングホイールは、多様なスイッチ要素を含むス
イッチ群が設けられている。自動車のステアリングホイ
ール1は、図1に示されるように、外郭が概輪環状であ
り、水平面に対してある適正な角度を持つ平面上に配置
されている。
【0016】ステアリングホイール1は、ホイールリム
2とパッド10とスポーク3から形成されている。ステ
アリングホイール1は、それの概ねの中心即ち概中心O
を通る回転軸心線を持つ回転軸(図示されず)に回転自
在に支持されている。
【0017】ステアリングホイール1には、スポーク3
の配設位置の関係から4ヶ所に窓が開けられている。そ
の窓は、前方窓4、後方左側窓5、後方右側窓6、後方
窓7とから形成されている。ここで、前方、後方等は、
直進走行時に運転者がステアリングホイール1を見る方
向を基準として定義される。前方窓4、後方左側窓5、
後方右側窓6、後方窓7は、概中心Oと直進走行時のス
テアリングホイール1の最下端点A(最後端点に一致)
を通る鉛直面(以下、基準面といわれる)に対してそれ
ぞれに対称に配置されている。前方窓4を通してその前
方にメータ機器(図示せず)が見えている。
【0018】図2は、後述するスイッチ群を示してい
る。図3は、概中心Oを通りステアリングホイール配置
面に垂直な面により切断した断面図であり、図2のII
I−III線断面図である。ホイールリム2とパッド1
0との間に支持体8が配置されている。支持体8は、図
1に示されるように、後方左側窓5の左端角度位置から
後方窓7の角度位置を経由して後方右側窓6の右端角度
位置まで延びている。支持体8は、ホイールリム2に対
して同心円状に配置されている。支持体8は、その断面
上で円弧又は円弧状の曲線(以下、概円弧15といわれ
る)を形成している。概円弧15は、ステアリングホイ
ール1のラジアル方向(以下、周方向といわれる)の成
分を持って延びる曲線である。
【0019】図2に示されるように、支持体8に8個の
スイッチ要素9−1〜9−8から形成されるスイッチ群
9が設けられている。各スイッチ要素9−n(n=1〜
8)は、支持体8の概円弧の周方向に沿って移動する。
このような周方向の移動は、支持体8に形成されている
両停止端11,12の間で可能な往復移動であり、スイ
ッチ要素9−nは、中立位置で安定的に停止することが
できる。その中立位置では、スイッチ要素9−nは、両
停止端11,12のいずれもから離隔し、中立位置から
概円弧に沿っていずれの方向にも移動することができ
る。このような2方向は、2つのスイッチング機能に対
応する。
【0020】図4は、ホイールリム2と支持体8の配置
関係を示している。図4は、車両に関して、フロント
(前方)側とリア側(運転者側、後方側)を定義して示
している。支持体8はホイールリム2よりも前方に位置
している。運転者の左手の手指の親指22と人差し指2
3はホイールリム2を跨いでホイールリム2を囲み、親
指22と人差し指23はスイッチ要素9−nの移動方向
の前後端を掴んでいる。一般に、グリップを握る手指の
指は、握る方向には指の力は強いが、開く方向には指の
力は弱い。図4に示される状態では、親指22は概円弧
15に沿って方向bには力が入りやすくその方向への操
作がし易いが、同じ親指22は概円弧15に沿って方向
aには力が入り難くその方向への操作がし難い。人差し
指では、その逆になる。概円弧15に沿う2方向のスイ
ッチ要素の移動は、親指によっても人差し指によっても
容易になっていて、操作スイッチの操作性が向上してい
る。また、スイッチノブ9aが支持体8の円弧の円周上
で60゜以上の角度範囲を占めることが好ましい。
【0021】図5は、既述の2方向操作スイッチ9−n
の具体的構造を示している。支持体8に含まれる基部3
1に、支軸32と2つのスイッチング素子33が設けら
れている。支軸32に揺動自在に振り子34が支持され
ている。スイッチ要素9−nは、振り子34に取り付け
られている。スイッチ要素9−nは、支軸32の軸心線
を中心とする円弧に沿って揺動する。スイッチ要素9−
nは、スプリング要素(SPG)により中立位置で停止
する。スイッチ要素9−nが中立位置から円弧に沿って
変位するとき、スイッチ要素9−nに同体の振り子34
が2つのスイッチング要素33のいずれかに作用して、
そのいずれかがそれに対応する機器のスイッチング動作
を行う。
【0022】図6は、既述の2方向スイッチ9−nに更
に他の1方向の動作性が付加された3方向スイッチ要素
9−sを示している。支持体8に含まれる基部31に支
軸32と2つのスイッチング素子33が設けられ、支軸
32に揺動自在に振り子34が支持されている点は、既
述の2方向スイッチ要素9−nに同じである。振り子3
4は、支軸32に巻き付くスプリング要素35を介して
支軸32に揺動自在に支持されている。3方向スイッチ
要素9−sが円弧上で2方向に変位する点は、既述の2
方向スイッチ要素9−nに同じであるが、支軸32に向
かう方向を持つ半径線上での3方向目の出没動作をする
点で、既述の2方向スイッチ要素9−nと異なってい
る。3方向スイッチ要素9−sは、スプリング要素35
の復元力で円弧上でも半径線上でも中立位置に復帰する
ことができる。言い換えれば、3方向スイッチ要素9−
sは、支持体8の周方向にもラジアル方向にも変位する
ことができる。なお、略円弧上で移動するスイッチ要素
のノブ部分は、図7に示されるように、支持体に形成さ
れている溝40に案内され、且つ、溝40の中でラジア
ル方向にも移動しうる余裕41が溝40に与えられてい
る。
【0023】スイッチ群9の要素スイッチは、概円弧上
で1方向のみに動作する第1種スイッチ要素、概円弧上
で2方向に動作する第2種スイッチ要素、更にラジアル
方向にも動作する第3種スイッチ要素として与えられて
いる。
【0024】スイッチ群9は、図2に示されるように、
3つの部分群9G−1〜9G−3から形成されるものと
して例示されている。各部分群について例示すれば、第
1部分群9G−1は視覚・聴覚関係機器制御スイッチ群
であり、4つのスイッチ要素9−1〜4から形成されて
いる。第2部分群9G−2は車内環境機器制御スイッチ
群であり、1つのスイッチ要素9−5から形成されてい
る。第3部分群9G−3は加減速・速度関係機器制御ス
イッチ群であり、3つのスイッチ要素9−6〜8から形
成されている。各部分群は、第1種スイッチ要素、第2
種スイッチ要素、第3種スイッチ要素のうちから1つ又
は複数が組み合わされて選択されたスイッチ要素からな
る。各スイッチ要素は、その移動がそれに対応する各機
器の1つの機能に対応する。例示すれば、円弧上の一方
への1回の移動は音量の1ステップの増大に対応し、そ
の円弧上の他方への1回の移動は音量の1ステップの減
少に対応する。このような対応関係は、制御される機器
の複数機能とスイッチ要素の複数の操作検知方向(移動
方向)とが多様に組み合わされて成立する。
【0025】図8は、部分群9G−1の4個のスイッチ
要素9−1〜4の配置関係を示している。スイッチ要素
9−1〜3は、オーディオ機器の制御に対応し、スイッ
チ要素9−4は通信機器(電話)に対応する。スイッチ
要素9−1〜3の互いの間の2つの間隔dは同じである
が、スイッチ要素9−1とスイッチ要素9−4との間の
間隔Dは既述の間隔dよりも大きくなるように設計され
ている。よって、スイッチ要素の制御対象機器毎(ここ
では、車載オーディオ機器と外部通信機器)のグループ
分けが視認できるので、操作すべきスイッチ要素の判別
が簡単になって操作性が向上する。
【0026】
【発明の効果】本発明によるステアリング・ホイールの
スイッチ群は、多数のスイッチ要素の配列がステアリン
グホーイール上で可能であり、且つ、スイッチング操作
が容易である。又、多数要素の類種の判別・区分が物理
的に、且つ、感覚的に容易である。親指以外に他の指に
よるスイッチング操作が容易である。その他の多様な付
随的効果が奏される。
【0027】ホイールリムと略同心円状に配置され、且
つ、その断面の一部が円弧で形成された支持体上に、そ
の円弧に沿って、即ち、支持体の周方向に移動可能な操
作スイッチを採用することにより、スイッチの移動方向
がステアリングホイールに対してラジアル方向(図1の
方向A)になり、操作スイッチをステアリングホイール
に集約配置することができる(多くのスイッチが配置可
能になる)。また、1つのスイッチの操作検知方向が2
方向になるので、制御機器に対する2つの制御機能を1
つのスイッチで制御可能である(スイッチの多機能
化)。更に、ステアリングホイールに取り付けられた多
くの操作スイッチの配列がステアリングホイールと同心
状になるため美観に優れ商品性が向上する。
【0028】支持体がステアリングホイールのホイール
リムより車両前方に配置されることにより、ステアリン
グホイールを握ったままで親指以外の他の指でも操作が
可能になり、操作スイッチの操作性が向上する。
【0029】異なる機器の制御に用いられるスイッチの
スイッチ間隔を同一の機器の制御に用いられる操作スイ
ッチのスイッチ間隔より大きくすることにより、操作ス
イッチの機器毎のグループ分けが視認でき、操作スイッ
チの判別が簡単になって、操作性が向上する。
【0030】操作スイッチが支持体のラジアル方向にも
移動可能であるため、1つのスイッチの操作検知方向が
3方向になり、制御機器に対する3つの制御機能を1つ
のスイッチで制御可能になり、操作スイッチが更に多機
能化して、ステアリングホイールで制御可能な機器がよ
り多くなって操作性が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるステアリング・ホイール
のスイッチ群の実施の形態を示す平面図である。
【図2】図2は、図1に示される一部品を示す平面図で
ある。
【図3】図3は、図2のIII−III線における断面
図である。
【図4】図4は、本発明によるステアリング・ホイール
のスイッチの実施の他の形態を示す断面図である。
【図5】図5は、本発明によるステアリング・ホイール
のスイッチの実施の更に他の形態を示す断面図である。
【図6】図6は、本発明によるステアリング・ホイール
のスイッチの実施の更に他の形態を示す断面図である。
【図7】図7は、図6のVII−VII線における断面
図である。
【図8】図8は、複数スイッチの配置を示す平面図であ
る。
【図9】図9は、公知のスイッチを示す射軸投影図であ
る。
【図10】図10は、公知の他のスイッチを示す射軸投
影図である。
【図11】図11は、公知の更に他のスイッチを示す平
面図である。
【図12】図12は、公知の更に他のスイッチを示す射
軸投影図である。
【符号の説明】
1…ステアリング・ホイール 2…ホイールリム 3…複数スポーク部 8…支持体 9−n…スイッチ要素 9G−n…部分群 15…概円弧 O…回転中心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 浩文 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D030 DB13 5G019 AM55 LL01 LL21 SK01 SY01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車に搭載された制御機器を操作する操
    作スイッチが取り付けられたステアリングホイールにお
    いて、 ホイールリムの内側で、且つ、前記ホイールリムと略同
    心円状に配置されるとともに、その断面の一部が円弧で
    形成される支持体を備え、 前記操作スイッチは、前記支持体に配置され、前記支持
    体の周方向に移動可能であることを特徴とする名称。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記支持体は、前記ホイールリムよりも車両前方に配置
    されることを特徴とする名称。
  3. 【請求項3】請求項1において、 異なる機器の制御に用いられる前記操作スイッチのスイ
    ッチ間隔が同一の機器の制御に用いられる前記操作スイ
    ッチのスイッチ間隔より大きいことを特徴とする名称。
  4. 【請求項4】請求項1〜3において、 前記操作スイッチが支持体のラジアル方向にも移動可能
    であることを特徴とする名称。
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