JP2966021B2 - 操作レバー装置 - Google Patents

操作レバー装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両の操作レバー装置に係り、特に、ステ
アリングホイールから手を離すことなく変速操作できる
ように配設されたシフトレバーを備えたものに関する。
(従来の技術) 従来より、車両用自動変速機は、特開平1−115731号
公報に開示されているように、運転者の手により操作さ
れて走行レンジを切換える変速操作手段としてのシフト
レバーを備えている。そして、運転者は、このシフトレ
バーを所望の走行レンジ位置に移動させることにより、
油圧バルブの弁位置を切換えて所望の走行レンジに切換
えるようになっている。
このような自動変速機のシフトレバーとしては、運転
席と助手席との間のフロアパネル上に立設されたフロア
タイプや、ステアリングコラムの側面に配設されたコラ
ムタイプがある。
(発明が解決しようとする課題) しかし、このような従来の自動変速機のシフトレバー
においては、何れも、走行レンジを切換える際に、運転
者は、一旦ステアリングホイールから手を離し、シフト
レバーに移して、これを移動操作することになる。即
ち、変速操作を行うためには、必ず、一方の手をハンド
ルから離さねばならず、その間は、短時間とはいえ片手
でステアリングホイールを握る片手運転の状態となり、
ステアリングホイールの保持性が不十分となり、特に、
旋回時や車輪からのキックバックなどのためにステアリ
ングホイールを強固に保持する必要のあるときには操舵
性が十分に確保されないことになる。また、フロアタイ
プのシフトレバーはフロア面に立設されているために邪
魔になり易い。
そこで、従来、ステアリングコラムの側面に、車幅方
向に沿って延出する回動軸線回りに回動可能に配設さ
れ、運転者がステアリングホイールを握ったままでシフ
トレバーの操作を行えるようにしたロータリ接点式スイ
ッチのシフトレバーが提案されている。
このようにステアリングコラムの側面にシフトレバー
を配設する場合、シフトレバーは、例えばその上方に位
置するワイパ操作レバーなどのコンビレバーに近接配置
されることとなる。このため、運転席に着座した運転者
側から見ると、シフトレバーとコンビレバーとが実際よ
りもかなり近接した状態に見えることが生じる。従っ
て、運転者に、片側のレバーのみを操作したい場合に、
誤って操作する必要のないレバーに手が接触して誤操作
を行ってしまうのではないかといった懸念が生じ、視覚
の上から運転者に不安を与えるといった不具合がある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであって、
運転者に不安を与えることなく、ステアリングコラムの
側面にシフトレバーを配設可能とすることを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、請求項1の発明の解決
手段は、ステアリングコラムの外周側面の同じ側に、自
動変速機の走行レンジ切換え用のシフトレバーと、車載
機器を操作するコンビレバーとがそれぞれ先端がステア
リングホイールの内側に位置するように配設された操作
レバー装置であって、前記シフトレバーは、ステアリン
グコラムの側面に車幅方向に沿って延出する回動軸回り
に回動可能に取り付けられたストローク接点式の操作ス
イッチを備え、該操作スイッチは、ステアリングホイー
ルの側縁部に手を掛けたままの状態でこの手の指により
少なくとも前進走行レンジを切換え可能な位置でステア
リングコラムに取り付けられており、前記指による前進
走行レンジの切換え操作時に該指と当接し、該指の上下
方向の動きを前記回動軸回りの動きに変換する指当接部
を備え、前記シフトレバー及びコンビレバーは、前方を
見る運転者の視界において両レバー間に略直進状態のス
テアリングホイールの少なくとも1本のスポークが挟ま
れるような位置に配設されている構成とする。
ここで、請求項2の発明では、前記請求項1の発明に
おいて、前記コンビレバーがワイパ操作レバーであり、
該ワイパ操作レバーは前記ステアリングコラムの外周側
面において、前記シフトレバーよりもステアリングホイ
ールに近い部位に配設されている構成とする。
(作用) 上記の構成により、請求項1及び2の発明では、運転
者には略直進状態のステアリングホイールのスポークに
よってシフトレバーとコンビレバーとが仕切られて見え
るために、たとえ両レバーをステアリングコラムの同じ
側にかつステアリングホイールの内側に配設したとして
も、この運転者の視界にあってはシフトレバー及びコン
ビレバーのうち何れか一方を操作する際に、他方に誤っ
て手が接触するのではないかといった不安の生じること
が抑制される。
そして、運転者は、両手でステアリングホイールを握
ったままの状態で、手の指により、シフトレバーの操作
スイッチの指当接部を上下方向に操作することにより、
シフトレバーを自由にしかも瞬時に切り換えることがで
きることになる。この結果、走行中における少なくとも
前進走行レンジの切り換えは、両手でステアリングホイ
ールを握ったままの状態で行うことができることとな
り、ステアリングホイールの保持性が確実に確保される
こととなる。
(実施例) 以下に、本発明における一実施例について図面に沿っ
て説明する。
本例におけるシフトレバーは、第1図に示すように、
自動変速機12の走行レンジの切換え操作を電気的に軽い
操作力で行うことができるように構成されており、ま
た、この自動変速機12は、エンジン14の駆動力を駆動輪
に伝達するように構成されている。ここで、この自動変
速機12は、走行レンジを切換えるための油圧バルブ16を
備える通常使用されているタイプであって、その構成は
周知であるため、ここでの説明を省略する。
そして、前記自動変速機12の油圧バルブ16には制御手
段10が接続されており、該制御手段10は、この発明の特
徴をなすシフトレバー18の操作に応じて、上述した油圧
バルブを電動により駆動して走行レンジを切換えるため
の電動式走行レンジ切換装置20を備えている。この走行
レンジ切換装置20は、可逆転可能な駆動モータ22と、こ
の駆動モータ22の駆動軸24に固定され、所定半径を有す
る回転アーム26と、この回転アーム26の先端と油圧バル
ブ16とを連結する連結ワイヤ28と、シフトレバー18から
出力されたレンジ切換え指令に基づき、駆動モータ22の
駆動状態を制御する制御ユニット30とを備えている。こ
のように構成された走行レンジ切換装置20の制御ユニッ
ト30にレンジ切換え指令を出力するための、本発明の特
徴をなすシフトレバー18について第2図以降を参照して
説明する。
この自動変速機のシフトレバー18は、第2図に示すよ
うに、車室内において、ステアリングホイール56を回動
自在に取付けたステアリングコラム58の左側の外周側面
にかつステアリングホイール56の内側に先端が位置する
ように配設されている。このシフトレバー18は、所謂ス
トローク接点式の操作スイッチ、詳細には、車幅方向に
沿って延出する回動軸線回りに回動可能に取付けられた
ロータリ式スイッチから構成されている。
ここで、本発明の特徴とするシフトレバー18とコンビ
レバーとしてのワイパ操作レバー62との配設位置につい
て説明する。
先ず、前記ステアリングホイール56は、3本スポーク
タイプ、詳細には3時、6時、9時方向に配置された3
本のスポーク56a,56b,56cを備えた構成とされている。
そして、シフトレバー18は、その視認性が確保されるよ
うに第3図に示すように、運転席に着座した運転者が、
略直進状態としての略中立位置(即ち、回転角度が0゜
の位置)にあるステアリングホイール56の左右両外周部
を両手で把持して前方を見た場合に、丁度、ステアリン
グホイール56の水平方向左側及び下側のスポーク56b,56
c間の空間部分を通してシフトレバー18を視認すること
ができるように配設されている。
一方、ワイパ操作レバー62は、乗員の視界において前
記シフトレバー18と同じ側でその上方に配設されている
とともに先端がステアリングホイール56の内側に位置す
るように配設され、且つ、ステアリングホイール56の中
心から左方に延びるスポーク56cの上方に位置してい
る。従って、このスポーク56cの上方にワイパ操作レバ
ー62が、また下方にシフトレバー18が夫々見えるように
設定されており、着座している運転者の視界にあって
は、シフトレバー18とワイパ操作レバー62とが前記スポ
ーク56cによって上下方向に区画されているようにな
る。また、第4図に示すように、ワイパ操作レバー62
は、ステアリングコラム58の左側面の手前側上方に設定
されているのに対して、このシフトレバー18はステアリ
ングコラム58の左側面の手前側下方に設定されている。
換言すれば、ワイパ操作レバー62とシフトレバー18と
は、ステアリングコラム58の高さ方向中心線Cを境に、
上下に夫々離間された状態で配設されている。また、こ
のワイパ操作レバー62は、ステアリングコラム58の中心
回りに上下方向に揺動操作されることによって、図示し
ないワイパの作動形態を調節するものである。
そして、このシフトレバー18は、第5図に示すよう
に、ステアリングコラム58の左側面に一体的に固定され
た円環状の取付リング64と、この取付リング64を通って
車幅方向に延びる軸線回りに回動可能に且つ軸方向に沿
って押し込み可能に軸支されたレバー本体66と、このレ
バー本体66の外周に半径方向外側に延びるように一体的
に突設され、且つレバー本体66の長さ方向略全体に亘っ
て延びる指当接部としてのフィン68と、このフィン68の
ステアリングコラム58側の端部にフィン68と直角に上方
に起立した状態(即ち、円周方向に沿って延出する状
態)で一体的に形成された押込み部70とを備えている。
第5図から明らかなように、フィン68の正面端面の図
中右端にはホールドボタン72が、また、押込み部70の側
面の最奥部には、自動変速機における走行レンジの切換
えモードを切換えるためのモード切換えボタン74が夫々
配設されている。ホールドボタン72は、これが押し込ま
れない状態で通常のシフト変更状態が規定され、これが
押込まれることにより、前進ドライブレンジにおいては
3速に、前進2速レンジにおいては2速に、夫々固定さ
れる。また、モード切換えボタン74は、これが押込まれ
ない状態では、自動変速機における走行レンジの切換え
態様が、ねばり強い走行感を重視したパワーモード(山
道走行に適する)に規定され、押し込まれた状態では、
経済性を重視したエコノモード(市内走行に適する)に
規定される。
一方、上述した取付リング64の外周面には、パーキン
グレンジを示す「P」、後退レンジを示す「R」、ニュ
ートラルレンジを示す「N」、前進ドライブレンジを示
す「D」、前進2速レンジを示す「2」、更に、前進1
速レンジを示す「1」の英数字が、取付リング64を左方
から見て時計回り方向に順次描かれている。そして、こ
のシフトレバー18においては、レバー本体66が回動する
ことにより、その回動位置に応じて設定された走行レン
ジを規定するためのレンジ切り換え指令を出力するよう
に構成されており、詳細には、フィン68の丁度真横に位
置する英数字で表される走行レンジを達成するように、
レンジ切り換え指令を出力する。即ち、このフィン68
は、現在設定されている走行レンジを指し示す指標とし
ても機能するものである。
ここで、図示するように、「N」,「D」,「2」,
「1」の各位置は、狭い間隔d1で等間隔に順次直列状態
に並べられているが、「R」位置は「N」位置に対し
て、前記間隔d1よりも広い間隔d2だけ離間した状態で並
べられ、「P」位置は「R」位置に対して上述した狭い
間隔d1で離間した状態で並べられている。また、
「N」,「D」,「2」の各位置は、第3図に示すよう
に、運転席に着座した運転者が正面を見た状態におい
て、丁度、「D」位置を真ん中に置いて直視することが
できる位置に配設されている。このようにして、ニュー
トラルレンジ「N」,前進ドライブレンジ「D」,前進
2速レンジ「2」の間で走行レンジを切り換える操作を
実行した場合、現在何れの走行レンジが設定されている
かは、フィン68が指し示す英数字「N」,「D」,
「2」を読み取ることにより瞬時に認識することができ
ることとなり、運転者は安心して走行レンジを切り換え
ることができる。
一方、第3図から明らかなように、前記の直視状態に
おいて、英字「R」,「P」は見ることができないこと
になる。また、ニュートラルレンジ「N」から後退レン
ジ「R」への切換え、後退レンジ「R」とパーキングレ
ンジ「P」の間の相互の切換え及び前進2速レンジ
「2」から前進1速レンジ「1」への切換えは、単にレ
バー本体66を回動するのみでは操作することができず、
レバー本体66を軸方向に押込まなければ操作できないよ
うに設定されている。従って、機構上、ニュートラルレ
ンジ「N」,ドライブレンジ「D」,前進2速レンジ
「2」の間で自由にレンジ切り換えを実行するべく、レ
バー本体66を回動させる状態において、決して、後退レ
ンジ「R」,パーキングレンジ「P」,前進1速レンジ
「1」が設定されないものであるが、この事は、運転者
が直視する状態において、英字「R」,「P」,「1」
は見ることができないことにより、簡単には後退レンジ
「R」,パーキングレンジ「P」,前進1速レンジ
「1」に入る心配の無いことが心理的にも担保されるこ
とになり、運転者は安心して、ニュートラルレンジ
「N」,ドライブレンジ「D」,前進2速レンジ「2」
の間で自由に走行レンジの切り換えを実行することがで
きることになる。
以上のように構成されたシフトレバー18は、上述した
ように、ステアリングコラム58の左側面に取付けられて
いるものであるが、詳細には、第4図に示す運転状態、
即ち、運転者が両肘を備え付けのアームレスト92に夫々
掛けて、リラックスした姿勢で両手をステアリングホイ
ール56の所謂8時20分の位置を握って運転する状態にお
いて、第5図に示すように、左手の中指を伸ばして、こ
れが届く位置に、前進1速レンジ「1」からニュートラ
ルレンジ「N」までの範囲に位置するフィン68がもたら
されるように設定されている。
換言すれば、上述した状態において左手中指の回動半
径l1とし、フィン68の回動半径l2とすると、中指の先端
の回動軌跡と、前進1速レンジ「1」からニュートラル
レンジ「N」までの範囲に位置するフィン68の先端の回
動軌跡とが交わるように、シフトレバー18の回動中心と
ステアリングホイール56の左手の握り位置との間の距離
l3が規定されている。即ち、以下の不等式(1)が満足
される範囲に、l3は規定されている。
l3<l1+l2 …(1) このように式(1)を規定することにより、この実施
例においては、第6図に示すように、前進ドライブレン
ジ「D」にあるフィン68の先端とステアリングホイール
56との間の距離l6は、110mmに設定されている。
また、この第6図に示すように、後退レンジ「R」に
あるフィン68の先端とステアリングホイール56との間の
距離をl4とすると、この距離l4は以下の不等式(2)が
満足される範囲に規定されている。
l4≧l1 …(2) ここで、上述した所のニュートラルレンジ「N」と後
退レンジ「R」との間を隔てる間隔は、上述した不等式
(2)をも満足するように規定されている。
そして、このように構成されたシフトレバー18を備え
た本車両の走行時には、第4図に示すように、運転者
は、両手でステアリングホイール56を握ったままの状態
で、左手の中指を伸ばして、シフトレバー18のフィン68
を上から、または、下から叩くように操作することによ
り、レバー本体66を前進2速レンジ「2」とニュートラ
ルレンジ「N」との間で、自由にしかも瞬時に切り換え
ることができることになる。また、ニュートラルレンジ
「N」から後退レンジ「R」への切換え、後退レンジ
「R」とパーキングレンジ「P」の間の相互の切換え及
び前進2速レンジ「2」から前進1速レンジ「1」への
切換えを行う際には、左手の中指によって前記押込み部
70を回転軸に沿ってステアリングコラム58側に押込ん
で、レバー本体66をスライド移動させた後、レバー本体
66を回動させることによって行われる。この結果、走行
中における走行レンジの切り換えは、両手でステアリン
グホイール56を握ったままの状態で行うことができるこ
ととなり、ステアリングホイールの保持性が確実に確保
されることとなる。
また、上述したように、略直進状態としてのステアリ
ングホイール56の略中立状態における運転者の視界にお
いて、ステアリングホイール56の中心から左方に延びる
スポーク56cの上方にワイパ操作レバー62が、また下方
にシフトレバー18が夫々見えることによって、各レバー
18,62は運転者の視界においては、水平方向に延びるス
ポーク56cにより上下方向に仕切られているために、運
転者は、シフトレバー18とワイパ操作レバー62との間が
近接した感じがなくなる。従って、片方のレバーのみを
操作しようとする際に、他方のレバーに誤って手が接触
するのではないかといった不安感をもつことはなく、安
心してレバー操作が行えることになる。
尚、本例ではコンビレバーとしてワイパ操作レバー62
を採用した場合について延べたが、その他ウインカレバ
ーや証明レバーなどを採用してもよい。
(発明の効果) 上述したように請求項1及び2の発明によれば、ステ
アリングコラムの外周側面の同じ側にシフトレバー及び
コンビレバーをそれぞれ先端がステアリングホイールの
内側に位置するように配設する場合、両レバーが運転者
の視界上、略直進状態のステアリングホイールのスポー
クで仕切られて見えるようにしたことで、シフトレバー
及びコンビレバーのうち何れか一方のレバーを操作する
際に他方のレバーに誤って手が接触するのではないかと
いった不安が解消され、運転者に不安を与えることな
く、ステアリングコラムの側面にシフトレバーを配設す
ることができる。
さらに、走行中における少なくとも前進走行レンジの
切り換えを、両手でステアリングホイールを握ったまま
の状態で行うことができ、ステアリングホイールの保持
性を確実に確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の実施例を示し、第1図は制御
手段を概略的に示す構成図、第2図は車室内の斜視図、
第3図はシフトレバーの配設状態を運転者から見た図、
第4図はシフトレバーの操作状態を示す車室内の側面
図、第5図はシフトレバーの斜視図、第6図はシフトレ
バーの操作状態を示す斜視図である。 18……シフトレバー 56……ステアリングホイール 56c……スポーク 58……ステアリングコラム 62……ワイパ操作レバー(コンビレバー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平林 繁文 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−43835(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60K 20/00 - 20/08 F16H 59/00 - 59/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングコラムの外周側面の同じ側
    に、自動変速機の走行レンジ切換え用のシフトレバー
    と、車載機器を操作するコンビレバーとがそれぞれ先端
    がステアリングホイールの内側に位置するように配設さ
    れた操作レバー装置であって、 前記シフトレバーは、ステアリングコラムの側面に車幅
    方向に沿って延出する回動軸回りに回動可能に取り付け
    られたストローク接点式の操作スイッチを備え、 該操作スイッチは、ステアリングホイールの側縁部に手
    を掛けたままの状態でこの手の指により少なくとも前進
    走行レンジを切換え可能な位置でステアリングコラムに
    取り付けられており、 前記指による前進走行レンジの切換え操作時に該指と当
    接し、該指の上下方向の動きを前記回動軸回りの動きに
    変換する指当接部を備え、 前記シフトレバー及びコンビレバーは、前方を見る運転
    者の視界において両レバー間に略直進状態のステアリン
    グホイールの少なくとも1本のスポークが挟まれるよう
    な位置に配設されていることを特徴とする操作レバー装
    置。
  2. 【請求項2】前記コンビレバーがワイパ操作レバーであ
    り、該ワイパ操作レバーは前記ステアリングコラムの外
    周側面において、前記シフトレバーよりもステアリング
    ホイールに近い部位に配設されていることを特徴とする
    請求項1に記載の操作レバー装置。
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