JP7322869B2 - ステアリングホイール - Google Patents
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Description
近年、ステアリングホイールのリム部における内周側の部分に、部分的に張り出した形状のフィンガーレストを設けることが実用されている(特許文献1参照)。フィンガーレストの手前側の面に親指を添えるようにしてステアリングホイールのリム部を握ることにより、運転者は、ステアリングホイールをしっかりホールドすることが可能になる。
図1および図2に示すように、ステアリングホイール20はハブ部21を有している。ハブ部21はステアリングホイール20の中央に配置されている。ハブ部21はステアリングシャフト22に連結されている。
図3~図5に示すように、ステアリングホイール20には、可動部材41、案内ローラ42、可動プレート43、およびプレート案内溝44を有する変更機構40が設けられている。図4および図5に示すように、変更機構40は、直進操作位相のステアリングホイール20におけるリム部23の右側部分と左側部分とにそれぞれ設けられている。これら変更機構40は、芯金25の内部に収容される態様で設けられている。
図4に示すように、可動プレート43がプレート案内溝44の内部において下方側に移動すると、可動プレート43が案内凹部49の外周側の段差面49Aによって案内ローラ42を押し退けつつ進むようになる。そのため、案内ローラ42が同案内凹部49の内周側に脱出した状態になる。これに伴い、ハブ部21の左側に設けられた可動部材41Lは時計回り方向に回転した状態になり、ハブ部21の右側に設けられた可動部材41Rは反時計回り方向に回転した状態になる。これにより、ハブ部21の左右両側において、フィンガーレスト28およびパームレスト29がリム部23の外面において張り出した状態になる。
作動装置50は、動力源としての電動モータ51、第1変換ギア機構52、第2変換ギア機構53、および操作ワイヤー54を有している。
そして、図4~図6に示すように、一方のラックギア56Rにおけるケース57外に露出した部分が、操作ワイヤー54Rを介して、ハブ部21の右側に配設された変更機構40Rの可動プレート43に連結されている。また、他方のラックギア56Lにおけるケース57外に露出した部分が、操作ワイヤー54Lを介して、ハブ部21の左側に配置された変更機構40Lの可動プレート43に連結されている。なお、芯金25の内部には、作動装置50が配設された部分から左右の変更機構40R,40L(詳しくは、その可動プレート43)が配設された部分まで延びる溝が設けられている。上記操作ワイヤー54R,54Lは、この溝に収容された状態で配設されている。なお本実施形態では、変更機構40および作動装置50が、内側変更部および外側変更部に相当する。
スポーツモードでの車両走行時においては、ステアリングホイール20を持ち替えたりすることなく、同ステアリングホイール20をしっかりホールドすることが求められる。
(1)ステアリングホイール20の操作性を向上させることができる。
(2)スポーツモードの設定時においては、フィンガーレスト28やパームレスト29を利用して、ステアリングホイール20をしっかりホールドすることができる。通常モードの設定時においては、ステアリングホイール20の操作についてのフィンガーレスト28やパームレスト29による制限をなくして、高い自由度でステアリングホイール20のリム部23を握ることができる。
・リム部23の外面における張り出し量を変更するための構成(上記実施形態では、変更機構40や作動装置50)として、フィンガーレスト28用の構成とパームレスト29用の構成とを各別に設けるようにしてもよい。同構成において、フィンガーレスト28の張り出し量とパームレスト29の張り出し量とを異なる条件で各別に変更するようにしてもよい。
・リム部23の表皮27の形成材料としては、ゴム弾性を有する伸縮材料であれば、シリコーンゴム以外の材料を採用することができる。
23…リム部
25…芯金
27…表皮
28…フィンガーレスト
29…パームレスト
30…スポーツモードスイッチ
31…通常モードスイッチ
32…電子制御装置
40,40R,40L…変更機構
41,41R,41L…可動部材
45…中間部分
46…第1端部
47…第2端部
50…作動装置
Claims (5)
- 乗物を操舵する際にリム部を把持した状態で回転操作されるステアリングホイールであって、
前記リム部の内周面において部分的に張り出す形状をなし、且つ、該張り出す部分の外面に親指を添えた状態で前記リム部を把持することの可能な形状をなすフィンガーレストと、
前記乗物の操舵態様の変更に応じて、前記フィンガーレストにおける前記張り出す部分の張り出し量を変更する内側変更部と、
を有するステアリングホイール。 - 前記乗物は車両であり、
前記操舵態様としては、前記車両のスポーツ走行時に設定されるスポーツモードと、前記車両の通常走行時に設定される通常モードと、を有しており、
前記内側変更部は、前記スポーツモードの設定時には前記張り出し量を正の値にするとともに、前記通常モードの設定時には前記張り出し量を「0」にするものである
請求項1に記載のステアリングホイール。 - 前記リム部の外周面において部分的に張り出す形状をなし、且つ、該張り出す部分の外面に手の平を添えた状態で前記リム部を把持することの可能な形状をなすパームレストと、
前記乗物の操舵態様の変更に応じて、前記パームレストにおける前記張り出す部分の張り出し量を変更する外側変更部と、を有する
請求項1または2に記載のステアリングホイール。 - 前記乗物は車両であり、
前記操舵態様としては、前記車両のスポーツ走行時に設定されるスポーツモードと、前記車両の通常走行時に設定される通常モードと、を有しており、
前記外側変更部は、前記スポーツモードの設定時には前記張り出し量を正の値にするとともに、前記通常モードの設定時には前記張り出し量を「0」にするものである
請求項3に記載のステアリングホイール。 - 前記リム部に沿って延びるアーム状をなし、且つ、該延びる方向における中間部分が前記リム部に回動可能に支持され、且つ、一方の端部が前記フィンガーレストを構成するとともに他方の端部が前記パームレストを構成する可動部材を有し、
前記内側変更部および前記外側変更部は、前記リム部に対する前記可動部材の回動位置を変更するものである
請求項3または4に記載のステアリングホイール。
Priority Applications (1)
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JP2020215322A JP7322869B2 (ja) | 2020-12-24 | 2020-12-24 | ステアリングホイール |
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JP2020215322A JP7322869B2 (ja) | 2020-12-24 | 2020-12-24 | ステアリングホイール |
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JP2022100999A JP2022100999A (ja) | 2022-07-06 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP7322869B2 (ja) |
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JP2018039361A (ja) * | 2016-09-07 | 2018-03-15 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用ステアリングホイール |
-
2020
- 2020-12-24 JP JP2020215322A patent/JP7322869B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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JP2003300468A (ja) | 2002-04-09 | 2003-10-21 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の運転表示装置 |
JP2013107455A (ja) | 2011-11-18 | 2013-06-06 | Nippon Soken Inc | 情報提示装置 |
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JP2022100999A (ja) | 2022-07-06 |
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