JP2001067761A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2001067761A
JP2001067761A JP24188199A JP24188199A JP2001067761A JP 2001067761 A JP2001067761 A JP 2001067761A JP 24188199 A JP24188199 A JP 24188199A JP 24188199 A JP24188199 A JP 24188199A JP 2001067761 A JP2001067761 A JP 2001067761A
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holding member
tray
guide groove
disk device
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JP24188199A
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English (en)
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Kazusato Tagawa
和郷 田川
Shigetoshi Miyasaka
重寿 宮坂
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Sony Computer Entertainment Inc
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/05Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
    • G11B17/053Indirect insertion, i.e. with external loading means
    • G11B17/056Indirect insertion, i.e. with external loading means with sliding loading means
    • G11B17/0565Indirect insertion, i.e. with external loading means with sliding loading means adapted for discs of different sizes

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる径寸法のディスクを使用することが
でき、かつ縦置き使用も可能なディスク装置の提供。 【解決手段】ディスク装置を構成するディスクトレー3
1は、凹部32、33に挿入されるディスクを面外方向
から保持する保持部材37を備え、この保持部材37
は、案内溝35、36に沿って移動可能に構成されてい
る。保持部材37が移動可能に構成されているので、凹
部32、33に挿入されるディスクの径寸法に応じて保
持部材37を移動させることで、ディスク装置を縦置き
状態で使用しても、ディスクの下部を保持部材37で保
持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録用および/ま
たは再生用のディスクが挿入される凹部を有し、装置本
体内部に該ディスクをローディングするディスクトレー
を備えたディスク装置に関し、例えば、CD、DVD等
の光ディスクプレーヤ、またはCD−ROM、DVD−
ROM等の光ディスクドライブ等のディスク装置として
利用することができる。
【0002】
【背景技術】従来より、CD、DVD等の光ディスクド
ライブ等のディスク装置としては、情報記録媒体である
光ディスクをほぼ水平に置かれたディスクトレー上の凹
部に挿入し、ディスクトレーを装置本体内部に収納する
ことで該光ディスクをローディングするディスク装置が
知られている。このようなディスク装置によれば、ディ
スクトレーに光ディスクを置くだけでよいので、光ディ
スクを簡単に装置本体内部にローディングすることがで
きるうえ、8cm、12cm等径寸法の異なる光ディス
クをディスクトレー上に置くことができるので、1台の
ディスク装置を径寸法の異なる種々の光ディスクに対応
させることができる。
【0003】ところで、上述したディスク装置は、ディ
スクトレーが水平となるように横置き状態で使用される
他、ディスクトレーが垂直となる縦置き状態で使用され
ることもある。ディスク装置が縦置き使用される場合、
光ディスクを凹部に挿入しただけでは、ディスクトレー
上で光ディスクを保持することができない。このため、
特開平6−251479号公報に示されるように、凹部
の外周部分に光ディスクを面外方向から遊嵌状態で保持
する保持部材が設けられたディスクトレーを備えたディ
スク装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に示されるディスク装置では、ディスクトレー上に保
持部材が固定されているので、通常のCD等に用いられ
る12cm等の所定の径寸法の光ディスク以外のもの
は、保持部材で保持することができず、ディスク装置を
縦置き使用時に8cm等の径寸法の異なる光ディスクを
使用することが困難であるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、異なる径寸法のディスク
を使用することができ、かつ縦置き使用も可能なディス
ク装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るディスク装置は、記録用および/また
は再生用のディスクが挿入される円形状の凹部を有し、
装置本体内部に該ディスクをローディングするディスク
トレーを備えたディスク装置であって、前記ディスクト
レーには、前記ディスクを面外方向から保持し、当該デ
ィスクの径寸法に応じて移動可能な保持部材が設けられ
ていることを特徴とする。
【0007】ここで、「ディスクの径寸法に応じて移動
可能な保持部材」は、例えば、円形状の凹部の径方向に
沿って移動可能に構成したり、凹部の円周上の任意の2
点を通る直線に沿って移動可能に構成することができ
る。このような本発明によれば、ディスクトレーに設け
られる保持部材がディスクの径寸法に応じて移動可能と
なっているので、保持部材を移動させることで、ディス
ク装置の縦置き使用時においても、径寸法の異なるディ
スクを保持部材で保持することができる。
【0008】以上において、上述したディスクトレーに
は、トレー面に沿って保持部材を案内する案内溝が形成
されているのが好ましい。ここで、案内溝が形成される
ディスクトレーとしては、POM(Polyoxymethylene、
ポリアセタール)等の耐摩耗性の高い材料を採用するの
が好ましい。すなわち、ディスクトレーにこのような案
内溝が形成されているので、保持部材を案内溝に沿って
容易に摺動させることが可能となり、保持部材の移動操
作性が向上する。また、ディスクトレーの材質として耐
摩耗性の高い材料を採用することにより、保持部材の摺
動性が向上するので、保持部材の移動操作が一層簡単に
なる。
【0009】また、上述した案内溝としては、ディスク
トレーの円形状の凹部の径方向に延びる案内溝や、ディ
スクトレーの移動方向に延びる案内溝を採用することが
できる。すなわち、案内溝がディスクが挿入される凹部
の径方向に延びていれば、ディスクの回転中心に向かっ
て保持部材を移動させることができるので、保持部材の
位置をディスクの径寸法に応じて簡単に調整できる。ま
た、案内溝がディスクトレーの移動方向に延びていれ
ば、ディスクトレーのディスク挿入面とは反対側に形成
されるラック等のローディング機構の邪魔にならない。
従って、ディスクトレーの移動機構の構造変更をするこ
となく、保持部材をトレー面上で移動可能にすることが
でき、ディスク装置の構造の複雑化を招くこともない。
【0010】さらに、ディスクへの記録、および/また
はディスクの再生のための光ピックアップ部が挿入され
る開口部がディスクトレーに形成されている場合、この
開口部の端縁近傍に案内溝が形成され、保持部材は開口
部の端縁に沿って摺動可能に設けられているのが好まし
い。すなわち、保持部材が開口部の端縁に沿って摺動可
能に設けられているので、開口部を利用して簡単に保持
部材を案内溝に嵌合させることができ、移動可能な保持
部材を有するディスクトレーを簡単に製造することがで
きる。
【0011】そして、上述した移動可能な保持部材は、
1つのディスクトレーに対して複数設けられているのが
好ましい。具体的には、1つのディスクトレーに対して
2つ以上移動可能な保持部材が設けられているのが好ま
しい。すなわち、移動可能な保持部材が2つ以上設けら
れていれば、各保持部材を移動させることにより、回転
中心位置を変更することなく、径寸法の異なるディスク
を保持でき、ディスク装置の縦置き使用に好適である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図1には、第1実施形態に係る
ディスク装置が示され、このディスク装置1は、CD−
ROMやDVD−ROM等の光ディスク2を再生するも
のであり、内部に光ピックアップ部(図1では図示略)
が収納される装置本体11と、この装置本体11に光デ
ィスク2をローディングするディスクトレー31とを含
んで構成される。
【0013】装置本体11は、図2の断面図に示される
ように、ディスクトレー31を出し入れするための開口
部12Aが形成された外装ケース12と、ディスクトレ
ー31に載せられた光ディスク2を回転させるスピンド
ルモータ13およびチャッキングプーリ14と、光ディ
スク2に記録された情報を読み取る光ピックアップ部1
5とを備えている。
【0014】スピンドルモータ13は、モータ本体が収
納されるロータケース131を有し、このロータケース
131から突出する回転軸には、光ディスク2を支持す
るディスクテーブル132が設けられている。
【0015】スピンドルモータ13および光ピックアッ
プ部15は、装置本体11の奥側の回動支点16で回動
自在に支持されるベース部材17上に設置される。そし
て、このベース部材17の回動とともに、スピンドルモ
ータ13および光ピックアップ部15もディスクトレー
31に対して、接近・離間するように移動する。チャッ
キングプーリ14は、ディスクトレー31を挟んで、こ
れらスピンドルモータ13および光ピックアップ部15
の配置位置とは反対側に設けられ、外装ケース12の内
側面に形成されたプーリホルダ18により、回転自在に
保持されている。尚、図2では図示を略したが、この装
置本体11の内部には、ディスクトレー31を開口部1
2Aから出し入れするとともに、ベース部材17を回動
支点16を中心に回動させる駆動機構が設けられてい
る。
【0016】ディスクトレー31には、図3に示すよう
に、光ディスク2が挿入される円形状の凹部32、33
が形成され、このうち、凹部32は、径寸法12cmの
ものに、凹部33は、径寸法8cmのものに対応してい
る。また、ディスクトレー31の略中央部分には、ディ
スクトレー31が装置本体11に挿入された際、光ピッ
クアップ部15が挿入される開口部34が形成されてい
る。尚、このようなディスクトレー31は、プラスチッ
ク成形品であり、POM等の耐摩耗性の高い材料が採用
されている。
【0017】さらに、ディスクトレー31には、円形状
の凹部32、33の径方向に延びる2本の案内溝35
と、凹部32、33の円周上の2点を結ぶ線に沿って形
成され、かつ装置本体11に対するディスクトレー31
の出し入れ方向に沿って延びる2本の案内溝36とが形
成されている。尚、これらの案内溝35、36は、ディ
スクトレー31の表裏面を貫く長孔状に構成されてい
る。そして、これらの案内溝35、36には、該案内溝
35、36の延出方向に沿って摺動自在に保持部材37
が取り付けられている。尚、このディスクトレー31の
一端縁には、蓋部材38がディスクトレー31に対して
着脱可能に取り付けられ、装置本体11への収納時、こ
の蓋部材38が装置本体11の開口部12Aを塞ぐよう
になっている。
【0018】保持部材37は、図4(A)、(B)に示
すように、本体371と、本体371の底部に複数突設
され、前記案内溝35、36に挿入される脚部372
と、本体371の上面部分にねじ止め固定され、端部が
本体371から突出する爪部373とを備えている。そ
して、図4(A)の側面図に示されるように、2つの脚
部372の間には、本体371の略中央まで延びる切り
込みが形成されているとともに、この切り込みで挟まれ
る本体371の部分には、突起371Aが形成されてい
る。
【0019】このような保持部材37は、図3のV−V線
における断面図である図5に示すように、脚部372が
案内溝36に挿入されることにより、案内溝36に沿っ
て摺動可能に取り付けられる。尚、脚部372の挿入に
際し、本体371に形成される突起371Aが一方の案
内溝36の側面に当接し、切り込み部分がたわんだ状態
となり、これにより、保持部材37は適度な抵抗を持ち
ながら案内溝36上を摺動する。
【0020】また、この突起371Aが当接する案内溝
36の側面であって、凹部32、33の外周縁近傍部分
には、前記突起371Aと係合する係合部が形成され
(図示略)、これにより、光ディスク2の径寸法に応じ
て、保持部材37を案内溝36上の所定位置に位置決め
することができる。尚、このような案内溝36で挟まれ
た部分において、保持部材37が取り付けられる面とは
反対側の面には、ラック311が設けられている。この
ラック311は、ディスクトレー31の移動方向に沿っ
て延設され、このラック311が装置本体11内部の駆
動機構を構成する歯車と噛合して、ディスクトレー31
の出し入れが可能となる。
【0021】図3のVI−VI線における断面図である図6
に示すように、保持部材37の爪部373とディスクト
レー31の凹部32、33の表面との間には、光ディス
ク2が挿入配置される。ディスク装置1を縦置き使用す
る場合、光ディスク2は、この爪部373が面外方向お
よび鉛直方向の保持手段となって、ディスクトレー31
上に保持される。
【0022】ディスクトレー31の表面と爪部373と
の間の距離Wは、光ディスク2の厚さよりも大きく設定
されている。この距離Wは、上述した装置本体11内部
のディスクテーブル132の昇降量によって定められて
いて、具体的には、距離Wは、光ディスク2の厚さに対
して、略2mmのクリアランスがとれるように設定され
ている。
【0023】また、2本の案内溝36は、基端部分でつ
ながっていて、保持部材37が跨る部分には、図6に示
すように、突起361が設けられている。保持部材37
の案内溝36からの取り外しは、突起361を下方に押
し下げ、保持部材37を突起361上に移動させること
により行われる。
【0024】案内溝35に設けられる保持部材37も上
記と同様の構造により、該案内溝35上を摺動可能とし
ているが、案内溝35が蓋部材38が取り付けられる端
縁まで延びていて、蓋部材38をディスクトレー31か
ら外すことにより、保持部材37をディスクトレー31
から取り外すように構成されている。そして、ディスク
装置1の縦置き使用時には、図1に示すように、上述し
た保持部材37が下側に配置され、挿入される光ディス
ク2は、これら2つの保持部材37によって支持され
る。
【0025】次に、上述したディスク装置1を縦置き状
態で使用する場合の操作手順を説明する。 (1) 装置本体11のフロントパネル部分に設けられる
イジェクトボタン(図示略)を操作すると、装置本体1
1内部のベース部材17が回動して、スピンドルモータ
13および光ピックアップ部15がディスクトレー31
に対して離間するとともに、収納されたディスクトレー
31がイジェクトされる。
【0026】(2) ディスクトレー31がイジェクトさ
れた状態において、挿入する光ディスク2の径寸法に応
じて保持部材37の位置を調整する。具体的には、8c
m径の光ディスク2を挿入する場合、各案内溝35、3
6に設けられる保持部材37を凹部33の外周近傍まで
移動させる。一方、12cm径の光ディスク2を挿入す
る場合、保持部材37を凹部32の外周近傍まで移動さ
せる。そして、これらの操作の後、所望の光ディスク2
を凹部32、33に挿入する。 (3) 装置本体11のイジェクトボタンを再び操作する
か、またはディスクトレー31を所定の力で押し込む
と、ディスクトレー31が装置本体11内部の駆動機構
によって自動的に引き込まれるとともに、ベース部材1
7が回動してスピンドルモータ13および光ピックアッ
プ部15がディスクトレー31に接近する。
【0027】(4) スピンドルモータ13の接近に伴っ
て、スピンドルモータ13に設けられるディスクテーブ
ル132は、凹部32、33に挿入された光ディスク2
を押し上げ、光ディスク2のセンターホールとチャッキ
ングプーリ14とを係合させる。 (5) 光ディスク2がチャッキングプーリ14にチャッ
キングされると、スピンドルモータ13により光ディス
ク2が回転を始め、光ディスク2に記録された情報が光
ピックアップ部15により読み取られる。
【0028】前述のような第1実施形態によれば、以下
のような効果がある。すなわち、保持部材37が光ディ
スク2の8cm、12cmという径寸法に応じてディス
クトレー31上を移動可能となっているので、保持部材
37を移動させることで、ディスク装置1の縦置き使用
時においても、径寸法の異なる光ディスク2を保持する
ことができる。
【0029】また、ディスクトレー31に案内溝35、
36が形成されているので、保持部材37を案内溝3
5、36に沿って容易に摺動させることができ、保持部
材37の移動操作性が向上する。さらに、ディスクトレ
ー31をPOM等の耐摩耗性の高い材料により構成して
いるので、保持部材37の摺動性が向上し、移動操作性
が一層向上する。
【0030】そして、案内溝35が凹部32、33の径
方向に延びているので、光ディスク2の回転中心に向か
って保持部材37を移動させることができ、保持部材3
7の位置を光ディスク2の径寸法に応じて簡単に調整す
ることができる。また、案内溝36がディスクトレー3
1の装置本体11に対する移動方向に沿って形成されて
いるので、ディスクトレー31の裏面に該ディスクトレ
ー31の移動方向に沿って形成されるラック311の障
害となることがない。従って、このような案内溝36を
ディスクトレー31に形成しても、ディスクトレー31
の移動機構の構造を特段変更する必要もなく、ディスク
装置1の構造の複雑化を招くことがない。
【0031】さらに、ディスクトレー31上を移動可能
な保持部材37が複数設けられているので、各保持部材
37を光ディスク2の径寸法に応じて調整することによ
り、光ディスク2の回転中心位置を変更することなく、
光ディスク2を保持することができ、ディスク装置1の
縦置き使用に好適である。
【0032】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。尚、以下の説明では、既に説明した部分または部
材と同一の部分等については、同一符号を付してその説
明を簡略または省略する。前記第1実施形態に係るディ
スク装置1では、ディスクトレー31には、保持部材3
7が2カ所にしか設けられていなかった。これに対し
て、図7に示すように、第2実施形態に係るディスク装
置を構成するディスクトレー51には、保持部材57、
58が凹部32、33を囲むように、4カ所に設けられ
ている点が相違する。
【0033】また、前記第1実施形態に係るディスク装
置1では、ディスクトレー31の移動方向に沿って延び
る2本の案内溝36は、ディスクトレー31に長孔状に
構成され、これらは裏面のラック311を挟んで配置さ
れていた。これに対して、第2実施形態に係るディスク
トレー51では、装置本体内部の光ピックアップ部が挿
入される開口部34の端縁に沿って案内溝56が形成さ
れている点が相違する。
【0034】すなわち、図7のVIII−VIII線における断
面図である図8に示されるように、案内溝56は、ディ
スクトレー51の光ピックアップ部用の開口部34の端
縁に沿って形成されている。保持部材58は、本体58
1および脚部582、583を有し、一方の脚部582
の先端部分は、案内溝56と嵌合し、他方の脚部583
の内側側面が開口部34の端縁と当接している。この脚
部583の先端部分は、ディスクトレー51の裏面に沿
って延出し、脚部582、583により保持部材58
は、ディスクトレー51を挟み込むように取り付けられ
ている。尚、図7に示すように案内溝56には、ディス
ク挿入用の凹部32、33の外周近傍に係合溝561が
形成され、この係合溝561は、脚部582の底面に形
成される不図示の突起と係合し、光ディスクの径寸法に
応じて保持部材58を位置決めできるようになってい
る。
【0035】一方、案内溝55は、凹部32、33の円
形中心に向かって延びる1本の溝から構成されている。
保持部材57は、図7のIX−IX線における断面図である
図9に示されるように、本体571および1本の脚部5
72を備え、脚部572が案内溝55に挿嵌されて案内
溝55上を摺動自在に保持される。尚、図9では図示を
略したが、本体571の底面にも突起が形成されてい
て、凹部32、33の外周近傍に形成される係合溝55
1(図7参照)とこの突起とが係合することにより、保
持部材57の位置決めを行うことができるようになって
いる。その他の部分、ディスク装置の動作等について
は、前記第1実施形態と同様なので、その説明を省略す
る。
【0036】このような第2実施形態によれば、前述の
第1実施形態で述べた効果に加えて以下のような効果が
ある。すなわち、ディスクトレー51に移動可能な保持
部材57、58が4カ所設けられているので、ディスク
トレー51の方向を考慮することなく、ディスク装置を
縦置き使用することができ、ディスク装置の汎用性が一
層向上する。
【0037】また、保持部材58がディスクトレー51
の開口部34の端縁に沿って摺動可能に設けられている
ので、開口部34を利用して簡単に保持部材58を案内
溝に嵌合させることができ、移動可能な保持部材58を
有するディスクトレー51を簡単に製造できる。
【0038】尚、本発明は、前述の実施形態に限定され
るものではなく、以下に示すような変形をも含むもので
ある。前記各実施形態では、ディスク装置1は、専ら光
ディスク2を再生するディスク再生専用装置であったが
これに限られない。すなわち、光ディスクを再生、およ
び/または光ディスクへの記録が可能なディスク装置で
あってもよく、このようなディスク装置に本発明を採用
しても、前記各実施形態で述べた効果と同様の効果を享
受できる。
【0039】また、前記各実施形態では、ディスク装置
1は、光ディスク2に記録された情報を光ピックアップ
部15で読み取るタイプのものであったが、これに限ら
ず、他の記録、再生方法に基づくディスク装置に本発明
を採用してもよい。要するに、ディスクトレーにディス
クを保持させることにより、ディスクをローディングす
る構造のディスク装置であれば、本発明を採用すること
ができる。その他、本発明の実施の際の具体的な構造お
よび形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構
造等としてもよい。
【0040】
【発明の効果】前述のような本発明のディスク装置によ
れば、ディスクトレーに設けられる保持部材がディスク
の径に応じて移動可能となっているので、保持部材を移
動させることで、ディスク装置の縦置き使用時において
も、径寸法の異なるディスクを保持部材で保持すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るディスク装置の概
略斜視図である。
【図2】前記実施形態におけるディスク装置の内部構造
を表す断面図である。
【図3】前記実施形態におけるディスク装置を構成する
ディスクトレーの正面図である。
【図4】前記実施形態におけるディスクトレーに設けら
れる保持部材の正面図および側面図である。
【図5】図3のV−V線における断面図である。
【図6】図3のVI−VI線における断面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係るディスク装置を構
成するディスクトレーの正面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線における断面図である。
【図9】図7のIX−IX線における断面図である。
【符号の説明】
1 ディスク装置 2 ディスク 32、33 凹部 11 装置本体 31 ディスクトレー 37、57、58 保持部材 35、36、55、56 案内溝 15 光ピックアップ部 34 開口部
フロントページの続き (72)発明者 宮坂 重寿 東京都港区赤坂7丁目1番1号 株式会社 ソニー・コンピュータエンタテインメント 内 Fターム(参考) 5D046 AA02 AA12 CB11 EA11 FA04 FA08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録用および/または再生用のディスクが
    挿入される円形状の凹部を有し、装置本体内部に該ディ
    スクをローディングするディスクトレーを備えたディス
    ク装置であって、 前記ディスクトレーには、前記ディスクを面外方向から
    保持し、当該ディスクの径寸法に応じて移動可能な保持
    部材が設けられていることを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のディスク装置において、 前記ディスクトレーには、トレー面に沿って前記保持部
    材を案内する案内溝が形成されていることを特徴とする
    ディスク装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のディスク装置において、 前記案内溝は、前記円形状の凹部の径方向に延びている
    ことを特徴とするディスク装置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載のディスク装置において、 前記案内溝は、前記ディスクトレーの移動方向に延びて
    いることを特徴とするディスク装置。
  5. 【請求項5】請求項3または請求項4に記載のディスク
    装置において、 前記ディスクトレーには、前記ディスクへの記録、およ
    び/または該ディスクの再生のための光ピックアップ部
    が挿入される開口部が形成され、 この開口部の端縁近傍に前記案内溝が形成され、前記保
    持部材は、前記開口部の端縁に沿って摺動可能に設けら
    れていることを特徴とするディスク装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜請求項5のいずれかに記載のデ
    ィスク装置において、前記保持部材が複数設けられてい
    ることを特徴とするディスク装置。
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