JP3608490B2 - ディスクトレイ - Google Patents

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    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/05Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
    • G11B17/053Indirect insertion, i.e. with external loading means
    • G11B17/056Indirect insertion, i.e. with external loading means with sliding loading means

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  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気ディスクや光ディスクなどの記録媒体としてのディスクをドライブに出し入れする際に用いられるディスクトレイに関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平8−235713号公報、特開平10−27407号公報、特開平11−39762号公報などにディスクトレイについての記載があり、それらによると、ドライブに取り付けられたディスクトレイの複数箇所に、そのディスクトレイのディスクセット部にセットしたディスクがディスクセット部から脱落しないようにすることに役立つディスクホルダーを設けることが記載されている。このようなディスクホルダーでディスクの脱落を防ぐ必要があるのは、主に、ディスクトレイを起立姿勢にして使用する場合、言い換えると、ディスクトレイが縦置き姿勢のドライブに装備されている場合である。
【0003】
このように、縦置き姿勢のドライブに装備されたディスクトレイでは、ディスクホルダーによってディスクをディスクセット部に脱落しないように保持させておく必要があるけれども、横置き姿勢のドライブに装備されたディスクトレイでは、ディスクホルダーによってディスクを保持させる必要性は必ずしもない。
【0004】
ところで、従来のディスクトレイには、ディスクセット部の周囲複数箇所に爪片状のディスクホルダーが揺動可能に設けられているもの(前者)や、ディスクセット部の周囲に樹脂弾性を利用してディスクを保持し得る位置とその外側の位置との間で変位可能にディスクホルダーが設けられているもの(後者)などがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者は、ディスクセット部にディスクをセットしてから、ディスクセット部の周囲複数箇所に設けられているディスクホルダーを一つ一つ個別に手指で回してディスクを保持し得る位置まで動かす必要があった。そのため、起立姿勢のディスクトレイが出し入れされるような縦置きドライブでは、ディスクトレイへのディスクの着脱時に、片手でディスクを持ち、反対側の手で複数箇所のディスクホルダーを一つ一つ個別に動かしてディスクを保持させるという面倒で煩わしい操作を行う必要があった。
【0006】
また後者では、ディスクで複数箇所のディスクホルダーを弾性変位させて押し拡げながらそのディスクをディスクセット部へ押し込むという操作を行う必要があったので、ディスクが傷付くおそれがあった。
【0007】
本発明は以上の状況に鑑みてなされたもので、ディスクの着脱時に1箇所の操作摘みを操作するだけで複数箇所のディスクホルダーを同時に同じように動作するディスクトレイを提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明は、ディスクをディスクセット部にセットする際やディスクセット部から取り出す際の初期段階でのみ操作摘みを操作するだけで、ディスクをセットしたり取り出したりすることのできるディスクトレイを提供することを目的とする。
【0009】
さらに、本発明は、片手だけを使ってディスクをディスクセット部にセットしたりディスクセット部から取り外したりすることのできるディスクトレイを提供することを目的とする。
【0010】
さらに、本発明は、ディスクをディスクホルダーで保持させておく必要のない横置き姿勢でドライブを用いる場合には、ディスクホルダーをディスクの出入れのじゃまにならない位置まで退避させておくことのできるディスクトレイを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るディスクトレイは、ディスクセット部の周囲複数箇所に、上記ディスクセット部にセットされたディスクの脱落を阻止する閉位置とディスクセット部へのディスクの出入れを可能にする開位置との間で出退可能にディスクホルダーが取り付けられたトレイ本体を有し、上記各ディスクホルダーを押引き動作を通じて同時に閉位置と開位置との間で出退させる可動体と、この可動体を押引き動作させるための操作摘みと、を備えているディスクトレイにおいて、上記可動体は、上記トレイ本体に重なり合う状態で配備されていると共に、トレイ本体に突設された係合片によって複数箇所で脱落しないように当該可動体の押引き方向である前後方向にスライド可能に保持されており、上記操作摘みが上記可動体の前端部に設けられていて、その操作摘みが上記トレイ本体の前端部に開設されている口部に嵌合されてトレイ本体の表側に露出されている。
【0012】
本発明では、上記各ディスクホルダーが揺動して上記閉位置と上記開位置との間で出退可能であり、それぞれのディスクホルダーの揺動中心部とそれぞれのディスクホルダーに各別に対応する揺動部材とが、トレイ本体の複数箇所に回転可能に貫挿された各別の回転軸を介して連結されており、上記可動体はその押引き動作を通じて上記各揺動部材を正逆揺動させることにより上記各回転軸を介して上記各ディスクホルダーを同時に閉位置と開位置との間で出退させる機能を備えている、という構成を採用することが可能であり、その場合には、上記揺動部材が歯車であり、それぞれの揺動部材を形成している上記歯車に噛み合うラック部が上記可動体に設けられている、という構成を採用することが可能である。
【0013】
この発明において、たとえば操作摘みを操作して可動体を押し込んだときにディスクホルダーが開位置から閉位置になり、その逆に、操作摘みを操作して可動体を引き込んだときにディスクホルダーが閉位置から開位置になるように構成した場合には、ディスクセット部にディスクをセットし、操作摘みで可動体を押し込むだけで全部のディスクホルダーが同時に閉位置になってディスクがディスクセット部に脱落しないように保持され、また、操作摘みで可動体を引き込むだけで全部のディスクホルダーが同時に開位置に後退してディスクを取り出すときにディスクホルダーがじゃまにならなくなる。
【0014】
本発明において、可動体の押引き動作とディスクホルダーの出退動作とを連係させる手段には、上掲の揺動部材としての歯車とラック部との組合せのほか、揺動部材としての中折れリンクを利用したもの、などの種々の機構を適宜採用することができる。
【0015】
また、本発明では、ディスクセット部が表側に形成された上記トレイ本体の表側に上記ディスクホルダーが配備され、上記トレイ本体の裏側に上記揺動部材と上記可動体とが配備され、上記操作つまみが上記可動体に連設されてトレイ本体に具備された口部からトレイ本体の表側に露出されていることが望ましい。これによると、ディスクを持った片手の親指などで操作摘みを操作することができる利便がある。
【0016】
さらに、本発明では、上記各ディスクホルダーが上記閉位置に復帰する方向に常時弾発付勢されており、操作摘みの操作を通じて上記各ディスクホルダーが上記弾発付勢力に抗して閉位置から開位置に向けて揺動されるようになっていることが望ましい。これによれば、ディスクセット部にディスクをセットする際やディスクセット部からディスクを取り出す際だけに操作摘みを手指で操作すればよく、操作摘みを元位置に復帰させてディスクホルダーを閉位置にする復帰させる操作は、ディスクホルダーを付勢している弾発力によって自動で行われるのでディスクのセット時や取出し時の操作摘みの操作性が向上する。
【0017】
本発明では、上記各ディスクホルダーが、上記可動体の押引き方向に交差する方向の往復直線運動を行って上記閉位置と上記開位置との間で出退可能であり、かつ、各ディスクホルダーが上記閉位置側に向けて常時弾発付勢されていると共に、それぞれのディスクホルダーに摺動部が具備されており、上記可動体は、その押引き動作を通じて上記摺動部に対する押圧動作又は離間動作を行ってその摺動部の変位を通じ上記ディスクホルダーを出退させる傾斜した作用面を備えている、という構成を採用することが可能である。この場合、ディスクセット部が表側に形成された上記トレイ本体の表側に上記ディスクホルダーが配備され、そのディスクホルダーに連設された脚片部が上記トレイ本体に開設された開口に挿通されており、その脚片部に形成された上記摺動部と上記可動体とが上記トレイ本体の裏側に配備され、上記操作つまみが上記可動体に連設されてトレイ本体に具備された口部からトレイ本体の表側に露出されていることが望ましい。
【0018】
この発明によっても、操作摘みで可動体を押引き動作させることによってディスクセット部にセットしたディスクをディスクホルダーで脱落しないように保持させたり、ディスクホルダーをディスクセット部にセットされているディスクの取り出しにじゃまにならないようにすることが可能になる。また、ディスクセット部にディスクをセットする際やディスクセット部からディスクを取り出す際だけに操作摘みを手指で操作するだけで済み、操作摘みを元位置に復帰させて閉位置にする操作はディスクホルダーを常時付勢している弾発力によって自動で行われるので、ディスクのセット時や取出し時の操作摘みの操作性が向上する。さらに、操作つまみがトレイ本体の口部からトレイ本体の表側に露出されているものでは、ディスクを持った片手の親指などで操作摘みを操作することができる利便がある。
【0019】
さらにこの発明では、上記開口の口縁からトレイ本体の裏側へ突き出された突片部と上記脚片部とそれらの突片部及び脚片部の端部同士を連設している湾曲部とによって弾性片部が形成され、この弾性片部と上記ディスクホルダーとトレイ本体とが合成樹脂で一体成形されていることが望ましい。
【0020】
このものによると、弾性片部をU字状に形成してその全長を長くすることが可能になるので、弾性片部を形成している突片部や脚片部などの弾性変形によるディスクホルダーの出退量を大きく確保することが可能になる。そのため、ディスクホルダーの閉位置と開位置との間隔を離してディスクホルダーの出退動作の安定性を高めることが可能になる。また、弾性片部とディスクホルダーとトレイ本体とが合成樹脂で一体成形されていることにより、部品点数の増加が抑えられてそれだけコストダウンを達成しやすくなる。
【0021】
上記可動体は、その作用面を上記摺動部から離間させる復帰方向に常時弾発付勢されていることが望ましい。これによれば、ディスクセット部にディスクをセットする際やディスクセット部からディスクを取り出す際だけに操作摘みを手指で操作するだけで済み、操作摘みを元位置に復帰させて閉位置にする操作は、ディスクホルダーを閉位置側に向けて常時付勢している弾発力によって自動で行われるので、ディスクのセット時や取出し時の操作摘みの操作性が向上する。
【0022】
ところで、ディスクセット部にセットしたディスクの脱落をディスクホルダーによって防止しておく必要があるのは、主に縦置き姿勢のドライブに装備されているディスクトレイであるけれども、ドライブが横置き姿勢で用いられることもあり、そのような場合には、ディスクホルダーを開位置に保持してディスクセット部へのディスクの出入れを、操作摘みを操作することなく行えるようになっていることが望ましい。
【0023】
本発明のディスクトレイをこの要求に対処させるためには、上記ディスクホルダーを開位置に保持する手段を備えていることが望ましい。たとえば、上記手段が、上記操作摘みとその操作摘みをトレイ本体の表側に露出させている上記口部の口縁部との間に着脱自在に介在されるスペーサでなり、そのスペーサが、操作摘み及びトレイ本体のうちのいずれか一方側に連結されている、という構成を採用することによって上記要求に対処させることが可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係るディスクトレイの第1実施形態の正面図、図2は同背面図、図3は他の状態での同正面図、図4は他の状態での同背面図である。
【0025】
図例のディスクトレイTはドライブDに取り付けられていて、図示していない操作ボタンを操作することによってドライブDに引き込まれたりドライブDから押し出されたりする。このディスクトレイTは、正面視矩形で平板状のトレイ本体1を有しており、このトレイ本体1の表側中央部に円形の凹所でなるディスクセット部2が備わり、そのディスクセット部2の周囲複数箇所(図例では4箇所)に爪片状のディスクホルダー3…が取り付けられている。具体的には、各ディスクホルダー3と一体成形された回転軸31が、トレイ本体1に具備された貫通孔(図に現れない)にがたつかない状態で回転可能に貫挿されている。そのため、それぞれのディスクホルダー3は、回転軸31を揺動中心として、図1に示したようにディスクセット部2にセットされたディスク100の脱落を阻止する閉位置と、図3に示したようにディスクセット部2の外側へ後退した開位置との間で揺動して出退することができるようになっている。
【0026】
図2又は図4のように、トレイ本体1の裏側には、そのトレイ本体1に重なり合う状態で門形ないしコ字形の枠体でなる可動体4が配備されていて、この可動体4が、トレイ本体1の裏側の適所に突設された係合片41によって複数箇所で脱落しないように前後方向スライド可能に保持されている。この可動体4の複数箇所(図例では4箇所)に、前後方向に延びるラック部42が備わっている。また、これらの各ラック部42…に各別に噛み合っている歯車32…が、上記回転軸31の端部に固着されている。このため、可動体4が図2の矢印Fの方向に押し込まれたり図4の矢印Rの方向に引き込まれたりする押引き動作を行うと、その押引き動作がラック部42を介して歯車32の揺動運動に変換され、そのような歯車の揺動運動が回転軸31を経てディスクホルダー3に伝わり、ディスクホルダー3が上記した閉位置と開位置との間で揺動する。この実施形態では、可動体4が図2の矢印Fの方向に押し込まれたときに、全部のディスクホルダー3…が開位置から閉位置に向けて同時に揺動し、可動体4が図4の矢印Rの方向に引き込まれたときに、全部のディスクホルダー3…が閉位置から開位置に向けて同時に揺動するように定められている。
【0027】
上記トレイ本体1の前端部に矩形の口部12が開設されている。これに対し、上記可動体4の前端部に操作摘み43が設けられており、この操作摘み43が上記口部12に嵌合されてトレイ本体1の表側に露出されている。また、トレイ本体1の裏側と可動体4の前端部とにそれぞればね受部13,44とが設けられていて、これらの間にコイルばねでなるばね体5が介在され、このばね体5の弾発力によって可動体4が常時前方に向けて、すなわち押込み方向に向けて付勢されている。ばね体5の弾発力は、可動体4からラック部42,歯車32,回転軸31を介してディスクホルダー3に伝わるので、各ディスクホルダー3…は、ばね体5の弾発力によって上記閉位置に復帰する方向に向けて常時付勢されていることになる。
【0028】
以上のように構成された第1実施形態のディスクトレイTによると、全部のディスクホルダー3…が、ばね体5の弾発付勢力によって常時は図1のように閉位置になっている。この状態からトレイ本体1のディスクセット部2にディスク100をセットするときには、手指で操作摘み43を図3又は図4の矢印Rのように口部12内で後方に移動させる。このようにすると、操作摘み43によって可動体4がばね体5の付勢に抗して後方に引き込まれるので、全部のディスクホルダー3…が閉位置から開位置にまで同時に揺動する。こうして全部のディスクホルダー3…を開位置にした状態のまま、ディスク100をディスクセット部2に入れ、その後、操作摘み43から手指を離すと、ばね体5の付勢によって可動体4が図2のように前方へ押し込まれ、それに伴って全部のディスクホルダー3…が閉位置に復帰する。この状態では、ディスクセット部2からのディスク100の脱落がディスクホルダー3によって阻止される。
【0029】
ディスクセット部2からディスク100を取り出すときには、手指で操作摘み43を図3又は図4の矢印Rのように口部12内で後方に移動させることにより、可動体4をばね体5の付勢に抗して後方に引き込む。こうすると、全部のディスクホルダー3…が閉位置から開位置まで同時に揺動するので、ディスク100をディスクセット部2から取り出すことができる。
【0030】
上記したようなディスク100を出し入れする際の操作摘み43の引込み操作は、ディスク100を持った片手の親指で容易に行うことができるので、片手だけを使ってディスク100をディスクセット部2に容易に出し入れすることが可能である。
【0031】
この第1実施形態では、可動体4の押引き動作を通じて歯車32が正逆揺動されるようになっている。そのため、この歯車32は、可動体4の押引き動作を通じて動作する揺動部材としての役割を担っている。
【0032】
この第1実施形態では、ばね体5の弾発力によってディスクホルダー3が常時閉位置側に向けて付勢されているけれども、そのようになっていることは必ずしも必要ない。すなわち、ディスクホルダー3がばね体5によって付勢されていない場合には、操作摘み43の操作で可動体4を手動で押引き操作すれば、ディスクホルダー3が可動体4のスライド方向に見合って閉位置になったり開位置になったりするので、操作摘み43の操作によって可動体4の移動方向を適宜選択することによってディスクホルダー3を閉位置にしたり開位置にしたりすればよいからである。
【0033】
図5は本発明に係るディスクトレイの第2実施形態の正面図、図6は同背面図、図7は他の状態での同正面図、図8は他の状態での同背面図、図9は要部を破断した拡大斜視図である。
【0034】
この第2実施形態において、ディスクトレイTがドライブDに取り付けられていて、図示していない操作ボタンを操作することによってドライブDに引き込まれたりドライブDから押し出されたりする点、ディスクトレイTが、正面視矩形で平板状のトレイ本体1を有しており、このトレイ本体1の表側中央部に円形の凹所でなるディスクセット部2が備わり、そのディスクセット部2の周囲複数箇所(図例では4箇所)にディスクホルダー3…が取り付けられている点、可動体4を備えている点、などは第1実施形態で説明したところと同様である。
【0035】
この第2実施形態のディスクトレイTにおいて、トレイ本体1には、図9に示したようにディスクホルダー3…の配備箇所に開口14が形成されている。そして、開口14の口縁からトレイ本体1の裏側へ突き出された突片部33と、その突片部33に湾曲部34を介して連設されて開口14に挿通された脚片部35とによってU字形の弾性片部36が形成されており、その弾性片部36の上記脚片部35に、トレイ本体1の表側に配備された板片状の上記ディスクホルダー3が連設されている。ここで、弾性片部36とディスクホルダー3とトレイ本体1とは合成樹脂で一体成形されている。なお、上記開口14は弾性片部36やディスクホルダー3を一体成形した際の型抜き跡に相当している。
【0036】
上記のように構成されたディスクホルダー3は、弾性片部36の弾性変形を通じて一定範囲内で往復直線運動を行うことが可能で、そのような往復直線運動を行うことによって、トレイ本体1のディスクセット部2にセットされたディスク100を脱落を阻止する閉位置とディスクセット部2へのディスク100の出入れを可能にする開位置との間で出退可能である。しかも、ディスクホルダー3が少しでも開位置側に後退したときには、上記弾性片部36を形成している合成樹脂の特性によって上記閉位置側に向けて弾発付勢されるようになる。
【0037】
図6又は図8のように、トレイ本体1の裏側には、そのトレイ本体1に重なり合う状態で門形ないしコ字形の枠体でなる可動体4が配備されていて、この可動体4が、トレイ本体1の裏側に突設された係合片41によって複数箇所で脱落しないように前後方向スライド可能に保持されている。ここで、ディスクホルダー3の出退方向は、可動体4の押引き動作方向(前後方向)に対して直交している。また、可動体4の複数箇所(図例では4箇所)に、傾斜した作用面45が備わっているのに対し、上記弾性片部36の脚片部35には、作用面45に対応する摺動部38が備わっている(図9参照)。このため、可動体4が図6の矢印Fの方向に押し込まれたり図8の矢印Rの方向に引き込まれたりする押引き動作を行うと、その押引き動作によって作用面45が摺動部38を押圧して弾性片部36を弾性変形させたり作用面45が摺動部38から離れて弾性片部36を復帰させたりする。そして、摺動部38が作用面45により押圧されて弾性片部36が弾性変形しときには、ディスクホルダー3が閉位置から開位置にまで後退し、摺動部38が作用面45から離れて弾性片部36が復帰したときには、ディスクホルダー3が開位置から閉位置まで突き出す。このような動作は、全部のディスクホルダー3…について同時に行われる。
【0038】
トレイ本体1の前端部に矩形の口部12が備わり、その開口12に、可動体4の前端部に設けられた操作摘み43が嵌合されてトレイ本体1の表側に露出されている点は第1実施形態で説明したところと同様である。また、トレイ本体1の裏側のばね受部13と可動体4の前端部のばね受部44との間にコイルばねでなるばね体5が介在され、そのばね体5の弾発力によって可動体4が常時押込み方向に向けて付勢されている点も第1実施形態で説明したところと同様であり、このばね体5の付勢によって、可動体4がその作用面45を摺動部38から離間させる復帰方向に常時弾発付勢されている。
【0039】
以上のように構成された第2実施形態のディスクトレイTによると、全部のディスクホルダー3…が、弾性片部36…自体の弾性によって常時は図5のように閉位置になっている。この状態からトレイ本体1のディスクセット部2にディスク100をセットするときには、手指で操作摘み43を図7又は図8の矢印Rのように口部12内で後方に移動させる。このようにすると、操作摘み43によって可動体4がばね体5の付勢に抗して後方に引き込まれるので、全部のディスクホルダー3…が閉位置から開位置にまで同時に後退する。こうして全部のディスクホルダー3…を開位置にした状態のまま、ディスク100をディスクセット部2に入れ、その後、操作摘み43から手指を離すと、ばね体5の付勢によって可動体4が図2のように前方へ押し込まれ、それに伴って全部のディスクホルダー3…が、ディスクセット部2にセットされたディスク100の表面に対する閉位置に復帰する。この状態では、ディスクセット部2からのディスク100の脱落がディスクホルダー3によって阻止される。
【0040】
ディスクセット部2からディスク100を取り出すときには、手指で操作摘み43を図7又は図8の矢印Rのように口部12内で後方に移動させることにより、可動体4をばね体5の付勢に抗して後方に引き込む。こうすると、全部のディスクホルダー3…が閉位置から開位置にまで同時に後退するので、ディスク100をディスクホルダー3にじゃまされずにディスクセット部2から取り出すことができるようになる。
【0041】
上記したようなディスク100をディスクセット部2に出し入れする際の操作摘み43の引込み操作は、ディスク100を持った片手の親指で容易に行うことができるので、片手だけを使ってディスク100をディスクセット部2に容易に出し入れすることが可能である。
【0042】
この第2実施形態において、弾性片部36の脚片部35に設けられる摺動部38を図10に示したように傾斜面にしておき、その傾斜面37が可動体4側の作用面45と面摺動するようにしておいてもよく、そのようにしておくと動作安定性が向上する。
【0043】
上記した第1実施形態及び第2実施形態は、縦置き姿勢のドライブに装備されるディスクトレイTに適用することによって、ディスクセット部2にセットしたディスク100の脱落を有効に防止し得る。しかしながら、ドライブを横置き姿勢で使用する場合には、ディスクホルダー3の通常位置が上記閉位置になっていることは、ディスクの出入れのじゃまになるので好ましくない。そのため、第1実施形態及び第2実施形態の各ディスクトレイでは、ドライブが横置き姿勢で用いられこともあることを考慮して、ディスクホルダー3を常時開位置に保持し得る手段を有していることが望ましい。
【0044】
このような手段を図11に例示してある。すなわち、図例の手段は、操作摘み43とその操作摘み43をトレイ本体1の表側に露出させている口部12の口縁部との間に着脱自在に介在されるスペーサ6でなり、そのスペーサ6が、操作摘み43にプラスチックヒンジ61を介して連結されている。これによれば、図11のようにスペーサ6を、後方へ引き込まれた操作つまみ43から突出させて口部12の口縁部に突き当てておくことにより、ディスクホルダー3が常時開位置に保持されるので、ディスクセット部2にディスク100を出入れするときにディスクホルダー3がじゃまにならなくなる。なお、ドライブを縦置き姿勢で用いるときには、図11に仮想線で示したようにスペーサ6を操作摘み43に形成した空所47に収容させておけばよい。
【0045】
なお、図1〜図11では、説明を重複を避けるため、同一又は相応する部分に同一符号を付してある。
【0046】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ディスクの着脱時に1箇所の操作摘みを操作するだけで複数箇所のディスクホルダーが同時に同じように動作して、ディスクをディスクセット部に脱落しないようにセットしたり、ディスクセット部からディスクを安全に取り出すことができるようになるので、従来のように一つ一つのディスクホルダーを個別に操作するという面倒な操作が不要になり、それだけ使い勝手が向上する。しかも、片手だけを使ってディスクをディスクセット部にセットしたりディスクセット部から取り外したりすることができるという利便もある。さらに、ディスクをディスクホルダーで保持させておく必要のない横置き姿勢でドライブを用いる場合には、ディスクホルダーをディスク出入れのじゃまにならない位置まで退避させておくことのできるので、本発明に係るディスクトレイを装備させたドライブは縦置き姿勢にも横置き姿勢にも適合する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクトレイの第1実施形態の正面図である。
【図2】同背面図である。
【図3】他の状態での同正面図である。
【図4】他の状態での同背面図である。
【図5】本発明に係るディスクトレイの第2実施形態の正面図である。
【図6】同背面図である。
【図7】他の状態での同正面図である。
【図8】他の状態での同背面図である。
【図9】要部を破断した拡大斜視図である。
【図10】摺動部の望ましい形状を示した斜視図である。
【図11】ディスクホルダーを開位置に保持する手段を例示した説明図である。
【符号の説明】
T ディスクトレイ
1 トレイ本体
2 ディスクセット部
3 ディスクホルダー
6 スペーサ
4 可動体
12 口部
14 開口
31 回転軸
32 歯車(揺動部材)
33 突片部
34 湾曲部
36 弾性片部
37 脚片部
38 摺動部
42 ラック部
43 操作摘み
45 作用面
100 ディスク

Claims (11)

  1. ディスクセット部の周囲複数箇所に、上記ディスクセット部にセットされたディスクの脱落を阻止する閉位置とディスクセット部へのディスクの出入れを可能にする開位置との間で出退可能にディスクホルダーが取り付けられたトレイ本体を有し、上記各ディスクホルダーを押引き動作を通じて同時に閉位置と開位置との間で出退させる可動体と、この可動体を押引き動作させるための操作摘みと、を備えているディスクトレイにおいて、
    上記可動体は、上記トレイ本体に重なり合う状態で配備されていると共に、トレイ本体に突設された係合片によって複数箇所で脱落しないように当該可動体の押引き方向である前後方向にスライド可能に保持されており、
    上記操作摘みが上記可動体の前端部に設けられていて、その操作摘みが上記トレイ本体の前端部に開設されている口部に嵌合されてトレイ本体の表側に露出されていることを特徴とするディスクトレイ。
  2. 上記各ディスクホルダーが揺動して上記閉位置と上記開位置との間で出退可能であり、それぞれのディスクホルダーの揺動中心部とそれぞれのディスクホルダーに各別に対応する揺動部材とが、トレイ本体の複数箇所に回転可能に貫挿された各別の回転軸を介して連結されており、上記可動体はその押引き動作を通じて上記各揺動部材を正逆揺動させることにより上記各回転軸を介して上記各ディスクホルダーを同時に閉位置と開位置との間で出退させる機能を備えている請求項1に記載したディスクトレイ。
  3. 上記揺動部材が歯車であり、それぞれの揺動部材を形成している上記歯車に噛み合うラック部が上記可動体に設けられている請求項2に記載したディスクトレイ。
  4. ディスクセット部が表側に形成された上記トレイ本体の表側に上記ディスクホルダーが配備され、上記トレイ本体の裏側に上記揺動部材と上記可動体とが配備され、上記操作つまみが上記可動体に連設されてトレイ本体に具備された口部からトレイ本体の表側に露出されている請求項2又は請求項3に記載したディスクトレイ。
  5. 上記各ディスクホルダーが、上記閉位置に復帰する方向に常時弾発付勢されており、操作摘みの操作を通じて上記各ディスクホルダーが上記弾発付勢力に抗して閉位置から開位置に向けて揺動されるようになっている請求項1ないし請求項4のいずれかに記載したディスクトレイ。
  6. 上記各ディスクホルダーが、上記可動体の押引き方向に交差する方向の往復直線運動を行って上記閉位置と上記開位置との間で出退可能であり、かつ、各ディスクホルダーが上記閉位置側に向けて常時弾発付勢されていると共に、それぞれのディスクホルダーに摺動部が具備されており、
    上記可動体は、その押引き動作を通じて上記摺動部に対する押圧動作又は離間動作を行ってその摺動部の変位を通じ上記ディスクホルダーを出退させる傾斜した作用面を備えている請求項1に記載したディスクトレイ。
  7. ディスクセット部が表側に形成された上記トレイ本体の表側に上記ディスクホルダーが配備され、そのディスクホルダーに連設された脚片部が上記トレイ本体に開設された開口に挿通されており、その脚片部に形成された上記摺動部と上記可動体とが上記トレイ本体の裏側に配備され、上記操作つまみが上記可動体に連設されてトレイ本体に具備された口部からトレイ本体の表側に露出されている請求項6に記載したディスクトレイ。
  8. 上記開口の口縁からトレイ本体の裏側へ突き出された突片部と上記脚片部とそれらの突片部及び脚片部の端部同士を連設している湾曲部とによって弾性片部が形成され、この弾性片部と上記ディスクホルダーとトレイ本体とが合成樹脂で一体成形されている請求項7に記載したディスクトレイ。
  9. 上記可動体は、その作用面を上記摺動部から離間させる復帰方向に常時弾発付勢されている請求項6ないし請求項8のいずれかに記載したディスクトレイ。
  10. 上記ディスクホルダーを開位置に保持する手段を備えている請求項1ないし請求項9のいずれかに記載したディスクトレイ。
  11. 上記手段が、上記操作摘みとその操作摘みをトレイ本体の表側に露出させている上記口部の口縁部との間に着脱自在に介在されるスペーサでなり、そのスペーサが、操作摘み及びトレイ本体のうちのいずれか一方側に連結されている請求項10に記載したディスクトレイ。
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