JPH08321122A - ディスクチェンジャー - Google Patents
ディスクチェンジャーInfo
- Publication number
- JPH08321122A JPH08321122A JP14675195A JP14675195A JPH08321122A JP H08321122 A JPH08321122 A JP H08321122A JP 14675195 A JP14675195 A JP 14675195A JP 14675195 A JP14675195 A JP 14675195A JP H08321122 A JPH08321122 A JP H08321122A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- disk
- guide
- rotating
- carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 搬送機の回動ディスクガイドにより、ディス
ク収納体に収納されたディスクを押し出すので、簡単な
構成により、ディスク収納体から所望のディスクを容易
に取り出し得る。 【構成】 複数のディスク１が平行に収納されるディス
ク収納体２と、このディスク１の厚み方向に移動してデ
ィスク収納体２より所望のディスク１を取り込んみ、こ
れを再生し、再生後にディスク収納体２の元の位置に戻
す搬送機３を備える。位置決め部材６を凹部２ａと嵌合
し、かつスライダー１４の位置決め用突起１５を凹部２
ａに嵌合して、ディスク収納体２と搬送機３との位置決
めをする。その後、カム１８によりスライダー１４をさ
らに移動させ、これにより回動ディスクガイド１２を左
回転させる。ガイド１２の先端によりディスク１の外周
縁部を押して、このディスク１をディスク収納体２より
突出させ、人手によるディスク１の取り出しを容易にす
る。
ク収納体に収納されたディスクを押し出すので、簡単な
構成により、ディスク収納体から所望のディスクを容易
に取り出し得る。 【構成】 複数のディスク１が平行に収納されるディス
ク収納体２と、このディスク１の厚み方向に移動してデ
ィスク収納体２より所望のディスク１を取り込んみ、こ
れを再生し、再生後にディスク収納体２の元の位置に戻
す搬送機３を備える。位置決め部材６を凹部２ａと嵌合
し、かつスライダー１４の位置決め用突起１５を凹部２
ａに嵌合して、ディスク収納体２と搬送機３との位置決
めをする。その後、カム１８によりスライダー１４をさ
らに移動させ、これにより回動ディスクガイド１２を左
回転させる。ガイド１２の先端によりディスク１の外周
縁部を押して、このディスク１をディスク収納体２より
突出させ、人手によるディスク１の取り出しを容易にす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ディスク収納体に収
納されたＣＤやＬＤ等のディスクを選択してディスク再
生するディスクチェンジャーに関するものである。
納されたＣＤやＬＤ等のディスクを選択してディスク再
生するディスクチェンジャーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ディスクチェンジャーとして、図
５にも示すように、複数のディスク１（図では１枚のみ
示す）が互いに平行になるように収納されるディスク収
納体２と、このディスク収納体２に収納された複数のデ
ィスク１の厚み方向に移動して前記ディスク収納体２よ
り所望のディスク１を取り込んで、これより音声を再生
し、またこの再生後に前記ディスク収納体２の元の位置
に戻す搬送機３を備えたものが知られている。尚、上記
図では、ディスク収納体２から前記のようにディスク１
を搬送機３に取り込む手段、及びこの搬送機３から前記
のように再生後のディスク１をディスク収納体２に戻す
手段については図示を省略してある。
５にも示すように、複数のディスク１（図では１枚のみ
示す）が互いに平行になるように収納されるディスク収
納体２と、このディスク収納体２に収納された複数のデ
ィスク１の厚み方向に移動して前記ディスク収納体２よ
り所望のディスク１を取り込んで、これより音声を再生
し、またこの再生後に前記ディスク収納体２の元の位置
に戻す搬送機３を備えたものが知られている。尚、上記
図では、ディスク収納体２から前記のようにディスク１
を搬送機３に取り込む手段、及びこの搬送機３から前記
のように再生後のディスク１をディスク収納体２に戻す
手段については図示を省略してある。
【０００３】上記のようなディスクチェンジャーでは、
前記のように、ディスク１をディスク収納体２から搬送
機３に取り込む時には、ディスク収納体２に収納された
所望のディスク１と搬送機３との位置を、また搬送機３
からディスク１をディスク収納体２に戻す時には、ディ
スク収納体２におけるこのディスク１が収納されていた
位置と搬送機３との位置を正確に位置決めする必要があ
る。この位置決めのために、ディスク収納体２には、収
納された各ディスク１の厚み方向の中心軸と同軸（以下
ディスクと同軸という）にピッチＰの等間隔に凹部２ａ
を設け、また搬送機３にはスライド可能に位置決め部材
６を設け、この位置決め部材６と凹部２ａとを嵌合せし
めることにより、ディスク収納体２の所望のディスク１
の位置と搬送機３との相互位置関係を決めるようにして
いた。尚、前記位置決め部材６の幅ｂは前記凹部２ａの
幅Ｂに等しいかわずかに小さい値となっている。また、
この位置決め部材６の駆動系は図示を省略した。
前記のように、ディスク１をディスク収納体２から搬送
機３に取り込む時には、ディスク収納体２に収納された
所望のディスク１と搬送機３との位置を、また搬送機３
からディスク１をディスク収納体２に戻す時には、ディ
スク収納体２におけるこのディスク１が収納されていた
位置と搬送機３との位置を正確に位置決めする必要があ
る。この位置決めのために、ディスク収納体２には、収
納された各ディスク１の厚み方向の中心軸と同軸（以下
ディスクと同軸という）にピッチＰの等間隔に凹部２ａ
を設け、また搬送機３にはスライド可能に位置決め部材
６を設け、この位置決め部材６と凹部２ａとを嵌合せし
めることにより、ディスク収納体２の所望のディスク１
の位置と搬送機３との相互位置関係を決めるようにして
いた。尚、前記位置決め部材６の幅ｂは前記凹部２ａの
幅Ｂに等しいかわずかに小さい値となっている。また、
この位置決め部材６の駆動系は図示を省略した。
【０００４】前記搬送機３には、回動可能にディスクガ
イド５が取り付けられ、このディスクガイド５は、ディ
スクの厚み方向を両端で挟み込む断面形状の、ディスク
と同軸の溝部５ａを有し、ディスク１の再生時には図７
のように、溝部５ａがディスク１の外周縁部と当たらな
いような位置へわずかに回転される。ディスク１をディ
スク収納体２から搬送機３に取り込む等の時には、図６
のように、スプリング７とストッパー９により、取り込
まれたディスク１の外周縁部に接するように平行に保た
れるようになっている。
イド５が取り付けられ、このディスクガイド５は、ディ
スクの厚み方向を両端で挟み込む断面形状の、ディスク
と同軸の溝部５ａを有し、ディスク１の再生時には図７
のように、溝部５ａがディスク１の外周縁部と当たらな
いような位置へわずかに回転される。ディスク１をディ
スク収納体２から搬送機３に取り込む等の時には、図６
のように、スプリング７とストッパー９により、取り込
まれたディスク１の外周縁部に接するように平行に保た
れるようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記ディス
ク収納体２に収納されたディスク１を新しいものと交換
する等のために取り出す、つまり排出するには、所望の
ディスク１を指先等で挟んで引き出していた。しかし、
ディスクの収納効率を上げると、ディスク同士の間隔が
狭くなり、ディスクとディスクの間隔に指先等が入らな
くなる。このため、ピンセット等の先端が極めて細いも
ので挟んでつかみ出したり、何枚かのディスクをまとめ
て取り出し、目的外のディスクを戻す、というようなこ
とがなされていた。さらに、ディスク同士の間隔が狭い
と、所望のディスクの場所が明確ではなくなり、間違っ
て別のディスクを取り出すこともあった。この発明は、
上記に鑑み、簡単な構成により、ディスク収納体から所
望のディスクを容易に取り出すことができるディスクチ
ェンジャーを提供することを目的とするものである。
ク収納体２に収納されたディスク１を新しいものと交換
する等のために取り出す、つまり排出するには、所望の
ディスク１を指先等で挟んで引き出していた。しかし、
ディスクの収納効率を上げると、ディスク同士の間隔が
狭くなり、ディスクとディスクの間隔に指先等が入らな
くなる。このため、ピンセット等の先端が極めて細いも
ので挟んでつかみ出したり、何枚かのディスクをまとめ
て取り出し、目的外のディスクを戻す、というようなこ
とがなされていた。さらに、ディスク同士の間隔が狭い
と、所望のディスクの場所が明確ではなくなり、間違っ
て別のディスクを取り出すこともあった。この発明は、
上記に鑑み、簡単な構成により、ディスク収納体から所
望のディスクを容易に取り出すことができるディスクチ
ェンジャーを提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、前
記の目的を達成するための、この発明の円盤状記録媒体
取り込み機構は、前記ディスクガイドを前記搬送機に回
動可能に取り付けて回動ディスクガイドとし、この回転
ディスクガイドを選択的に回動させて、第１の回動位置
では前記のように移動するディスク１を前記のように案
内することができ、第２の回動位置では取り込んだディ
スクを開放してディスク再生を可能とし、第３の回動位
置では前記ディスク収納体２より所望のディスク１を押
し出して、このディスク収納体２より突出させるように
したことを特徴とするものである。そして、前記ディス
ク収納体の凹部に嵌合可能な位置決め用突起を有するス
ライダーを前記搬送機にスライド可能に設け、この位置
決め用突起を前記凹部に嵌合することにより、前記ディ
スク収納体と搬送機との位置決めをなすようになし、前
記スライダーのスライドに連動して前記回動ディスクガ
イドが回動動作するようにしてもよい。また、前記回動
ディスクガイドにはバネ状部を一体に成形し、このバネ
状部のバネ力により、回動ディスクガイドが前記第１の
回動位置に回動され、このバネ状部に抗して回動ディス
クガイドを回動させることにより、この回動ディスクガ
イドは前記第２の回動位置に回動されるようにしてもよ
い。
記の目的を達成するための、この発明の円盤状記録媒体
取り込み機構は、前記ディスクガイドを前記搬送機に回
動可能に取り付けて回動ディスクガイドとし、この回転
ディスクガイドを選択的に回動させて、第１の回動位置
では前記のように移動するディスク１を前記のように案
内することができ、第２の回動位置では取り込んだディ
スクを開放してディスク再生を可能とし、第３の回動位
置では前記ディスク収納体２より所望のディスク１を押
し出して、このディスク収納体２より突出させるように
したことを特徴とするものである。そして、前記ディス
ク収納体の凹部に嵌合可能な位置決め用突起を有するス
ライダーを前記搬送機にスライド可能に設け、この位置
決め用突起を前記凹部に嵌合することにより、前記ディ
スク収納体と搬送機との位置決めをなすようになし、前
記スライダーのスライドに連動して前記回動ディスクガ
イドが回動動作するようにしてもよい。また、前記回動
ディスクガイドにはバネ状部を一体に成形し、このバネ
状部のバネ力により、回動ディスクガイドが前記第１の
回動位置に回動され、このバネ状部に抗して回動ディス
クガイドを回動させることにより、この回動ディスクガ
イドは前記第２の回動位置に回動されるようにしてもよ
い。
【０００７】
【作用】上記のように構成されたディスクチェンジャー
では、ディスク収納体よりディスクを充分に突出させる
ことができるので、このディスクを人手により取り出す
ことが容易になる。また、従来のように、取り出すディ
スクを目視により選択するのではなく、ディスクチェン
ジャーの周知のサーチ機能を用いて選択することができ
るので、間違ったディスクを取り出してしまうこともな
い。そして、前記図５等で説明した従来のディスク収納
体の構成を変えずに、搬送機側の下側のみの構成を多少
変更するだけで、簡単に取り出し（排出）機構を設ける
ことができる。
では、ディスク収納体よりディスクを充分に突出させる
ことができるので、このディスクを人手により取り出す
ことが容易になる。また、従来のように、取り出すディ
スクを目視により選択するのではなく、ディスクチェン
ジャーの周知のサーチ機能を用いて選択することができ
るので、間違ったディスクを取り出してしまうこともな
い。そして、前記図５等で説明した従来のディスク収納
体の構成を変えずに、搬送機側の下側のみの構成を多少
変更するだけで、簡単に取り出し（排出）機構を設ける
ことができる。
【０００８】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図１乃至図４に
基づいて説明する。尚、これらの図において、前記従来
例を説明するのに用いた図５乃至図７と同一符号は、特
に断わらない限り同様のものを示す。符号１２は回動デ
ィスクガイドであり、３ａを軸として回動自在に搬送機
３に取り付けられている。１２ａは前記ディスクガイド
１２のギヤ部であり、ジョイントギヤ１３と噛み合って
いる。１２ｂは前記ディスクガイド１２のバネ状部であ
り、搬送機３の突起部３ｂと接触してディスク１の取り
込み時及び戻し時にこのディスク１をガイドする位置に
ディスクガイド１２を保持する。
基づいて説明する。尚、これらの図において、前記従来
例を説明するのに用いた図５乃至図７と同一符号は、特
に断わらない限り同様のものを示す。符号１２は回動デ
ィスクガイドであり、３ａを軸として回動自在に搬送機
３に取り付けられている。１２ａは前記ディスクガイド
１２のギヤ部であり、ジョイントギヤ１３と噛み合って
いる。１２ｂは前記ディスクガイド１２のバネ状部であ
り、搬送機３の突起部３ｂと接触してディスク１の取り
込み時及び戻し時にこのディスク１をガイドする位置に
ディスクガイド１２を保持する。
【０００９】１２ｃは前記ディスクガイド１２の溝部で
あり、前記のように、ディスク１と同軸になっていて、
ディスク１の取り込み時及び戻し時にディスク１を案内
する。１４はスライダーであり、先端に位置決め用突起
部１５を備えており、前記位置決め部材６とほぼ同様な
構成となっているが、スライド量が大きいため、突起部
１５が長くなっている。また、間欠機構を備えたラック
部１６をも備えている。そして、ガイドピン３ｃによっ
て前記搬送機３へ、ディスクの取り出し、戻し方向に移
動可能に取り付けられている。このスライダー１４の他
端にはレバー１７が連結されていて、このレバー１７は
カム１８と嵌合され、このカム１８の動きにより、スラ
イダー１４の位置が制御される。スライダー１４のラッ
ク部１６とジョイントギヤ１３を介して回動ディスクガ
イド１２のギヤ部１２ａが噛み合っているので、前記カ
ム１８の動きによりスライダー１４を介して回動ディス
クガイド１２の動きが制御される。尚、位置決め部材６
及びディスクガイド５は従来のものと同様である。
あり、前記のように、ディスク１と同軸になっていて、
ディスク１の取り込み時及び戻し時にディスク１を案内
する。１４はスライダーであり、先端に位置決め用突起
部１５を備えており、前記位置決め部材６とほぼ同様な
構成となっているが、スライド量が大きいため、突起部
１５が長くなっている。また、間欠機構を備えたラック
部１６をも備えている。そして、ガイドピン３ｃによっ
て前記搬送機３へ、ディスクの取り出し、戻し方向に移
動可能に取り付けられている。このスライダー１４の他
端にはレバー１７が連結されていて、このレバー１７は
カム１８と嵌合され、このカム１８の動きにより、スラ
イダー１４の位置が制御される。スライダー１４のラッ
ク部１６とジョイントギヤ１３を介して回動ディスクガ
イド１２のギヤ部１２ａが噛み合っているので、前記カ
ム１８の動きによりスライダー１４を介して回動ディス
クガイド１２の動きが制御される。尚、位置決め部材６
及びディスクガイド５は従来のものと同様である。
【００１０】図２は、ディスクサーチ時であり、スライ
ダー１４は図において右側へ寄せられた状態にあり、位
置決め用突起１５はディスク収納体２と離れた位置とな
っている。また、搬送機３はディスク厚み方向へ移動自
在の状態となっている。ディスク１の取り込み及び再生
時には、所望のディスク１の位置へ搬送機３が周知のよ
うにして移動後、位置決め部材６が凹部２ａへ嵌合さ
れ、またスライダー１４がカム１８により左側へ少し移
動されて、位置決め用突起１５が凹部２ａへ嵌合し、デ
ィスク収納体２と搬送機３との位置決めが完了する。
尚、カム１８の駆動手段は省略されているが、それ自体
は周知のものを用いることができる。そして、この状態
では、ラック部１６の間欠機構が働き、このラック部１
６とジョイントギヤ１３とはまだ噛み合っていないた
め、回動ディスクガイド１２はディスク外形を保持し得
る位置に保たれている。
ダー１４は図において右側へ寄せられた状態にあり、位
置決め用突起１５はディスク収納体２と離れた位置とな
っている。また、搬送機３はディスク厚み方向へ移動自
在の状態となっている。ディスク１の取り込み及び再生
時には、所望のディスク１の位置へ搬送機３が周知のよ
うにして移動後、位置決め部材６が凹部２ａへ嵌合さ
れ、またスライダー１４がカム１８により左側へ少し移
動されて、位置決め用突起１５が凹部２ａへ嵌合し、デ
ィスク収納体２と搬送機３との位置決めが完了する。
尚、カム１８の駆動手段は省略されているが、それ自体
は周知のものを用いることができる。そして、この状態
では、ラック部１６の間欠機構が働き、このラック部１
６とジョイントギヤ１３とはまだ噛み合っていないた
め、回動ディスクガイド１２はディスク外形を保持し得
る位置に保たれている。
【００１１】その後、ディスク収納体２より搬送機３へ
ディスク１が図示していない周知の手段により取り込ま
れると、図３に示す再生状態となり、図示しない機構に
よりディスクガイド５及び回動ディスクガイド１２がデ
ィスク外形より離されてディスク再生が開始される。こ
の時、回動ディスクガイド１２のバネ状部１２ｂがたわ
み、再生状態が解除されるとふたたびディスク外形をガ
イドする位置まで復帰する。ディスク収納体２へのディ
スク１の戻しは、上記と逆になる。
ディスク１が図示していない周知の手段により取り込ま
れると、図３に示す再生状態となり、図示しない機構に
よりディスクガイド５及び回動ディスクガイド１２がデ
ィスク外形より離されてディスク再生が開始される。こ
の時、回動ディスクガイド１２のバネ状部１２ｂがたわ
み、再生状態が解除されるとふたたびディスク外形をガ
イドする位置まで復帰する。ディスク収納体２へのディ
スク１の戻しは、上記と逆になる。
【００１２】次に、ディスク排出時について説明する。
前記図２に示すように、ディスク１がディスク収納体２
に収納されている状態において、図４に示すように、位
置決め部材６を凹部２ａと嵌合し、かつスライダー１４
の位置決め用突起１５を凹部２ａに嵌合して、ディスク
収納体２と搬送機３との位置決めを行なう。その後、カ
ム１８によりスライダー１４をさらに図において左側へ
移動させる。これにより、ラック部１６とジョイントギ
ヤ１３が噛み合い始め、連動して回動ディスクガイド１
２が左回転し始める。さらにスライダー１４が左側へ移
動すると、回動ディスクガイド１２の先端がディスク１
の外周縁部に接触し、ディスク保持スプリング１０の保
持力に抗してディスク１をディスク収納体２より押し出
し始め、ディスク収納体２よりディスク１が半分程度突
出した状態となって、ここで排出動作は完了する。尚、
この回動ディスクガイド１２の幅は両隣のディスク面の
間隔より狭くする必要がある。
前記図２に示すように、ディスク１がディスク収納体２
に収納されている状態において、図４に示すように、位
置決め部材６を凹部２ａと嵌合し、かつスライダー１４
の位置決め用突起１５を凹部２ａに嵌合して、ディスク
収納体２と搬送機３との位置決めを行なう。その後、カ
ム１８によりスライダー１４をさらに図において左側へ
移動させる。これにより、ラック部１６とジョイントギ
ヤ１３が噛み合い始め、連動して回動ディスクガイド１
２が左回転し始める。さらにスライダー１４が左側へ移
動すると、回動ディスクガイド１２の先端がディスク１
の外周縁部に接触し、ディスク保持スプリング１０の保
持力に抗してディスク１をディスク収納体２より押し出
し始め、ディスク収納体２よりディスク１が半分程度突
出した状態となって、ここで排出動作は完了する。尚、
この回動ディスクガイド１２の幅は両隣のディスク面の
間隔より狭くする必要がある。
【００１３】このように、ディスク収納体２よりディス
ク１が充分突出すると、このディスク１を人手により取
り出すことが極めて容易になる。また、従来のように、
取り出すディスクを目視により選択するのではなく、デ
ィスクチェンジャーの周知のサーチ機能を用いて選択す
るので、間違ったディスクを取り出してしまうこともな
い。また、前記図５等で説明した従来のディスク収納体
２の構成を変えずに、搬送機３の下側のみの構成を多少
変更するだけで、簡単に排出機構を設けることができ
る。尚、上記実施例では、回動ディスクガイド１２がス
ライダー１４と連動して動作するようにしたが、単独で
回動ディスクガイド１２を動作させるようにしてもよ
い。但し、この場合には、回動ディスクガイド１２の駆
動系が複雑になる。また、上記実施例では、下側に回動
ディスクガイド１２を配置したが、上側に配置しても同
様の効果がある。
ク１が充分突出すると、このディスク１を人手により取
り出すことが極めて容易になる。また、従来のように、
取り出すディスクを目視により選択するのではなく、デ
ィスクチェンジャーの周知のサーチ機能を用いて選択す
るので、間違ったディスクを取り出してしまうこともな
い。また、前記図５等で説明した従来のディスク収納体
２の構成を変えずに、搬送機３の下側のみの構成を多少
変更するだけで、簡単に排出機構を設けることができ
る。尚、上記実施例では、回動ディスクガイド１２がス
ライダー１４と連動して動作するようにしたが、単独で
回動ディスクガイド１２を動作させるようにしてもよ
い。但し、この場合には、回動ディスクガイド１２の駆
動系が複雑になる。また、上記実施例では、下側に回動
ディスクガイド１２を配置したが、上側に配置しても同
様の効果がある。
【００１４】
【発明の効果】この発明は上記のようであり、簡単な構
成により、ディスク収納体２よりディスク１を充分に突
出させることができ、従ってこのディスク１を人手によ
り容易に取り出すことができる。またディスクチェンジ
ャーの周知のサーチ機能を用いて取り出すディスクを選
択するので、間違ったディスクの取り出しを防止でき
る。
成により、ディスク収納体２よりディスク１を充分に突
出させることができ、従ってこのディスク１を人手によ
り容易に取り出すことができる。またディスクチェンジ
ャーの周知のサーチ機能を用いて取り出すディスクを選
択するので、間違ったディスクの取り出しを防止でき
る。
【図１】この発明の一実施例を示す概略斜視図である。
【図２】この発明の一実施例を示す概略断面図である。
【図３】この発明の一実施例を示す概略断面図であり、
図２とは異なる動作状態を示す。
図２とは異なる動作状態を示す。
【図４】この発明の一実施例を示す概略断面図であり、
図２及び図３とは異なる動作状態を示す。
図２及び図３とは異なる動作状態を示す。
【図５】従来例を示す概略斜視図である。
【図６】従来例を示す概略断面図である。
【図７】従来例を示す概略断面図であり、図６とは異な
る動作状態を示す。
る動作状態を示す。
１ ディスク ２ ディスク収納体 ２ａ 凹部 ３ 搬送機 ３ａ 軸 ３ｂ 突起部 ３ｃ ガイドピン ５ ディスクガイド ５ａ 溝部 ６ 位置決め部材 ７ スプリング ９ ストッパー １０ ディスク保持スプリング １２ 回動ディスクガイド １２ａ ギヤ部 １２ｂ バネ状部 １２ｃ 溝部 １３ ジョイントギヤ １４ スライダー １５ 位置決め用突起部 １６ ラック部 １７ レバー １８ カム
Claims (3)
- 【請求項１】 複数のディスクが互いに平行になるよう
に収納されるディスク収納体と、このディスク収納体に
収納された複数のディスクの厚み方向に移動して前記デ
ィスク収納体より所望のディスクを取り込み、このディ
スク再生後にディスク収納体２の元の位置に戻す搬送機
を備えたディスクチェンジャーであって、 前記搬送機には、前記ディスク収納体とこの搬送機との
間で移動されるディスクを案内するディスクガイドを設
けたものにおいて、 前記ディスクガイドを前記搬送機に回動可能に取り付け
て回動ディスクガイドとし、この回転ディスクガイドを
選択的に回動させて、第１の回動位置では前記のように
移動するディスク１を前記のように案内することがで
き、第２の回動位置では取り込んだディスクを開放して
ディスク再生を可能とし、第３の回動位置では前記ディ
スク収納体２より所望のディスク１を押し出して、この
ディスク収納体２より突出させるようにしたことを特徴
とするディスクチェンジャー。 - 【請求項２】 前記ディスク収納体の凹部に嵌合可能な
位置決め用突起を有するスライダーを前記搬送機にスラ
イド可能に設け、この位置決め用突起を前記凹部に嵌合
することにより、前記ディスク収納体と搬送機との位置
決めをなすようにしたディスクチェンジャーであって、 前記スライダーのスライドに連動して前記回動ディスク
ガイドが回動動作するようにしたことを特徴とする請求
項１記載のディスクチェンジャー。 - 【請求項３】 前記回動ディスクガイドにはバネ状部を
一体に成形し、このバネ状部のバネ力により、回動ディ
スクガイドが前記第１の回動位置に回動され、このバネ
状部に抗して回動ディスクガイドを回動させることによ
り、この回動ディスクガイドは前記第２の回動位置に回
動されるようにした請求項１または２記載のディスクチ
ェンジャー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14675195A JP3155956B2 (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | ディスクチェンジャー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14675195A JP3155956B2 (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | ディスクチェンジャー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08321122A true JPH08321122A (ja) | 1996-12-03 |
| JP3155956B2 JP3155956B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=15414768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14675195A Expired - Fee Related JP3155956B2 (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | ディスクチェンジャー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3155956B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7596059B2 (en) | 2005-01-24 | 2009-09-29 | Fujitsu Ten Limited | Disc changer having disc pushing device |
| US7730503B2 (en) | 2005-01-24 | 2010-06-01 | Fujitsu Ten Limited | Dividing device in disc accommodation section in disc changer |
| US10127941B2 (en) * | 2017-04-10 | 2018-11-13 | International Business Machines Corporation | Optical disk drive guide |
-
1995
- 1995-05-22 JP JP14675195A patent/JP3155956B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7596059B2 (en) | 2005-01-24 | 2009-09-29 | Fujitsu Ten Limited | Disc changer having disc pushing device |
| US7730503B2 (en) | 2005-01-24 | 2010-06-01 | Fujitsu Ten Limited | Dividing device in disc accommodation section in disc changer |
| US10127941B2 (en) * | 2017-04-10 | 2018-11-13 | International Business Machines Corporation | Optical disk drive guide |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3155956B2 (ja) | 2001-04-16 |
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