JP2544339B2 - マルチディスクプレ−ヤ - Google Patents

マルチディスクプレ−ヤ

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JP2544339B2
JP2544339B2 JP60252221A JP25222185A JP2544339B2 JP 2544339 B2 JP2544339 B2 JP 2544339B2 JP 60252221 A JP60252221 A JP 60252221A JP 25222185 A JP25222185 A JP 25222185A JP 2544339 B2 JP2544339 B2 JP 2544339B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はディスクプレーヤに関し、特に複数枚のディ
スクを収納でき且つその収納任意のディスクを順次選択
して連続した演奏が可能なマルチディスクプレーヤに関
する。
背景技術 複数枚のディスクを収納でき且つその収納された任意
のディスクを順次選択して連続した演奏を可能としたデ
ィスクプレーヤとしてジュークボックスが一般的に知ら
れている。ところが、従来のジュークボックスは本体そ
のものが非常に大きく、家庭用にしては不向きであっ
た。
近年、ディジタルオーディオディスク(以下、DADと
略称する)と呼ばれ、ディジタル信号を記録することに
よって従来のアナログ的に信号を入れたオーディオディ
スクに比して収容する情報量を増大し得かつ再生の際の
雑音発生も少ないディスクが数種開発され且つ多く利用
されている。この内、特にレーザ光を用いて信号を記録
し且つ読み取る方式で、一般にコンパクトディスクと呼
ばれる外径が約12cmのディスクは、取り扱いが簡単であ
ると共にディスクプレーヤ全体の小型化を可能とするも
のである。近時、この小型DADを複数枚(例えば5〜6
枚)、常時収納でき、これらを連続的に演奏する家庭用
ジュークボックスとして最適なマルチディスクプレーヤ
が開発されている。ちなみに、小型DADは演奏時間が1
時間と、従来のアナログオーディオディスクの約1.5倍
の情報量を収容することが出来る。そのため、例えば6
枚のディスクには演奏時間が3分前後の曲であればおよ
そ120曲収容することが可能で、ジャズあるいは演歌な
ど、好みのジャンル別に網羅することも容易となる。
マルチディスクプレーヤは基本的には、ターンテーブ
ル及びピックアップ等を含む演奏手段と、ディスクを保
持してプレーヤハウジング内の装着部に挿入装着される
ディスクホルダと、該ディスクホルダ内のディスクを演
奏位置、すなわち上記ターンテーブル上に搬送するディ
スク取出搬送機構とを備えている。
マルチディスクプレーヤにおいてはディスクホルダ内
のディスクをターンテーブル上に搬送する場合、例えば
ターンテーブルのディスク担持面と平行な方向及びこれ
に略直角な方向の2方向にディスクを移動することが行
われる。ところが、既に開発されたマルチディスクプレ
ーヤにおいてはこの搬送をなすための上記ディスク取出
搬送機構が、上記ディスクホルダ内のディスクを直接、
該ディスクのディスクホルダからの突出方向端部または
ディスクの略全体を把持してディスクホルダ外に引き出
す形式のものであり、ディスクを把持する把持機構をは
じめとする該ディスク取出搬送機構の構成が大型かつ複
雑であり、しかもその動作に必要なスペースも大きく、
プレーヤ全体としての小型化が困難であると共にコスト
の増大を招来していた。
この問題を解決せんとして最近、例えば特願昭60−10
4310として提案された如く、上記ディスクホルダを、ハ
ウジングと、各々主面上にディスクを担持し得かつ該ハ
ウジングに対して各主面に沿って突出収納自在な複数の
板状トレイとにより構成したマルチディスクプレーヤが
新たに開発されている。すなわち、各々ディスクを担持
した上記板状トレイを上記ハウジングから単純に突出さ
せるだけでディスクの一方向への搬送(ターンテーブル
のディスク担持面と平行な方向におけるディスク搬送)
がなされるように構成されているのである。従って、前
述したマルチディスクプレーヤの如き、ディスクホルダ
内に収納されたディスクを直接、該ディスクのディスク
ホルダからの突出方向端部またはディスクの略全体を複
雑な把持機構により把持してディスクホルダ外に引き出
す形式のディスク取出搬送機構を備えたものに比して構
成が簡単であり、プレーヤ全体としての小型化及びコス
ト低域が図り易くなるのである。
なお、ディスクの2方向送りをなす上記ディスク取出
搬送機構の具体的構成としては、演奏さるべきディスク
を担持した上記トレイをディスクホルダのハウジングか
ら突出せしめるトレイ突出手段と、該ハウジング外に突
出したトレイ上に担持されたディスクをターンテーブル
のディスク担持面に対して略直角な方向に移動するディ
スク移動手段とを含み、該トレイ突出手段は上記各トレ
イの配列方向に沿って延在する支持部材と、該支持部材
に該配列方向において移動可能に設けられて演奏手段
(ターンテーブル及びピックアップ等)を担持した移動
部材と、該移動部材上に所定方向において移動自在に設
けられて上記格トレイの1つずつに係合してトレイをデ
ィスクホルダのハウジングの外部に突出せしめるための
トレイ突出部材と、演奏さるべきディスクを担持したト
レイと係合する位置に上記トレイ突出部材を上記移動部
材と共に移動せしめるトレイ突出部材移動手段と、トレ
イを上記ハウジングから突出させるべく上記トレイ突出
部材を駆動するトレイ突出部材駆動手段とを有してい
る。
すなわち、ターンテーブル及びピックアップ等を含む
演奏手段の全体を該演奏手段を担持した上記移動部材と
共に上記各トレイの配列方向に沿って移動させることに
よって上記各トレイとターンテーブルとのトレイ配列方
向における相対移動をなし、また、上記トレイ突出部材
を駆動して該トレイ突出部材を移動させることにより上
記各トレイを押して上記ディスクホルダのハウジング外
に該各トレイを突出させてこのトレイ上のディスクを上
記ターンテーブルの直下に位置せしめる構成となってい
るのである。
また、上記ディスク移動手段は上記トレイと共に上記
ハウジング外に突出せしめられたディスクのターンテー
ブルとの反対向面に当接してターンテーブルと協働して
ディスククランプ作用をなす押圧部材と、ターンテーブ
ルのディスク担持面に対して略直角な面内において移動
自在に設けられて該押圧部材を回転自在に支持する支持
体と、該支持体を駆動するための駆動力付与手段とを有
している。すなわち、ターンテーブルのディスク担持面
に対して略直角な方向へのディスクの移動をなす手段と
していわゆるクランプ機構を兼用し、上記押圧部材及び
支持体により上記トレイ上からディスクを持ち上げる形
で移動せしめているのである。
発明の概要 [発明の目的] 本発明の目的とするところは、このように演奏手段
(ターンテーブル及びピックアップ等)が上記ディスク
ホルダ内の各トレイの配列方向に沿って移動する形式の
マルチディスクプレーヤであって、特に上記ディスクホ
ルダに対するディスク装填に関する操作性が良好なマル
チディスクプレーヤを提供することである。
[発明の構成] 本発明によるマルチディスクプレーヤは、ディスクホ
ルダ内の各トレイの配列方向において移動可能に設けら
れて演奏手段(ターンテーブル及びピックアップ等)を
担持した移動部材を含み、該演奏手段はディスクホルダ
のハウジング外に突出するトレイのディスク担持面とは
反対に配置され、トレイ突出手段により上記ハウジング
外にトレイが突出せられた後に上記移動部材が該トレイ
に近づく方向に所定距離だけ移動せしめられることによ
り該トレイ上のディスクがターンテーブルのディスク担
持面上に担持せしめられるようになされていることを特
徴としている。
実 施 例 以下、本発明の実施例としてのマルチディスクプレー
ヤの要部を添付図面を参照しつつ説明する。
第1図において矢印Xは当該マルチディスクプレーヤ
の左方を、また、矢印Yは前方を示している。また、第
2図に示される矢印Zは上方を示している。図示される
ように、プレーヤハウジング2内の装着部にはディスク
ホルダとしてのマガジン3が着脱自在に挿入装着されて
いる。マガジン3は全体として偏平な直方体状のハウジ
ングとしてのマガジン本体4と、各々主面上にディスク
5を担持した例えば6枚の矩形板状トレイ6とを有して
いる。各トレイ6、従って各ディスク5は、後述するタ
ーンテーブルのディスク担持面に対して略直角な方向、
この場合、上下方向(矢印Z方向及びその反対方向)に
おいて所定のピッチにて順に配列収納されている。各ト
レイ6はマガジン本体4の右後端部に該各トレイの配列
方向(上下方向)に伸長して設けられた回転支持軸8を
中心として回転自在に設けられており、マガジン本体4
に対して各主面に沿って突出収納自在となっている。
プレーヤハウジング2内には支持部材としてのシャー
シ9及び10が設けられている。シャーシ9,10は上下方向
(矢印Z方向及びその反対方向すなわち上記各トレイ6
の配列方向)並びに前後方向(矢印Y方向及びその反対
方向)において延在している。シャーシ9及び10の間に
は鋼板からなる移動部材12が配置されており、且つ、該
各シャーシに上下方向すなわち上記各トレイ6の配列方
向において移動可能に取り付けられている。すなわち、
シャーシ9,10の一部が打ち抜かれて上下方向に延在する
支持案内部9a,10aが形成されており、この支持案内部9
a,10aに対して移動部材12の両側に形成された係合部12a
が遊嵌せしめられ、上下方向において案内されるように
なっている。また、この移動部材12を上下方向に移動せ
しめる移動手段としては、例えば前後方向(Y方向)に
移動することでカム作用を生ずるカム部材のカム溝に移
動部材12の一部に突設したピンを係合せしめ、モータに
よりカム部材を往復動させることで移動部材を上下に移
動させる、という公知の技術を採用することができる。
さらに、移動部材12の上下方向の位置決めは、マガジン
側と移動部材側とに設けられた公知のセンサ手段等によ
って達成することができる。この移動部材12の下面に
は、板状のサブシャーシ13が固定されている。サブシャ
ーシ13上にはターンテーブル15が設けられている。サブ
シャーシ13上であってターンテーブル15の左方には光学
式ピックアップ手段を担持したキャリッジ17が配置され
ており、且つ、ターンテーブル15のディスク担持面を含
む平面に沿って移動自在にサブシャーシ13に取り付けら
れている。サブシャーシ13上にはまた、キャリッジ17を
駆動するキャリッジ駆動手段(図示せず)が設けられて
いる。
上記したターンテーブル15と、光学式ピックアップ手
段を含むキャリッジ17と、キャリッジ駆動手段とによっ
て、ディスク演奏をなす演奏手段が構成されている。す
なわち、該演奏手段は移動部材12と共に上下方向(矢印
Z方向及びその反対方向)に移動するのである。なお、
図示されてはいないが、移動部材12を上下方向に移動せ
しめる移動部材移動手段が設けられている。
第1図に示されるように、移動部材12の右前端部に
は、マガジン3内の各トレイ6の1つずつにその回転端
部にて係合して該各トレイを押してマガジン本体4の外
部に突出せしめるためのL字状のトレイ突出部材19が回
転自在に設けられている。トレイ突出部材19は詳しく
は、略平板状の部材であり、その主面には例えば第4図
及び第5図に示す如く、2本のピン32が平行に突設され
ており、移動部材12に互いに同心的に形成された2条の
円弧状案内溝33にこれら各ピン32が円滑に摺動自在に嵌
合している。よってトレイ突出部材19はこれら面円弧状
案内溝33の曲率中心を仮想の回転中心(トレイ6の回転
支持軸8と一致する)として回転自在である。なお、ト
レイ突出部材19の仮想回転中心は各トレイ6の回転中心
である回転支持軸8の中心と略一致せしめられている。
なお、トレイ突出部材19は移動部材12上に設けられてい
ることから、移動部材移動手段がトレイ突出部材19を上
下方向に移動させる手段を兼用している。すなわち、前
述した移動部材移動手段は、演奏さるべきディスクを担
持した所定のトレイ6と係合する位置にトレイ突出部材
19を移動するトレイ突出部材移動手段として作用する。
また、トレイ突出部材19は、トレイ6の配列方向(上
下方向)におけるその厚さが、各トレイ6の厚さよりも
小さく、従って、トレイ突出部材19が回動してマガジン
本体4内に位置する状態でも、トレイの配列方向(上下
方向)において所定範囲移動可能となっている。
これにより、トレイ突出部材19が回動して所定のトレ
イ6を突出せしめた状態、すなわち、トレイ突出部材19
の一部がマガジン本体4内に挿入された状態において移
動部材12はトレイの配列方向(上方向)に僅かに移動で
き、もって、トレイ上のディスクは持ち上げられてトレ
イから離れ、ターンテーブルのディスク担持面に担持せ
しめられるのである。これによりディスクは回動自在と
なる。
移動部材12の前端部下面には左右方向(矢印X方向及
びその反対方向)に伸長するカム体20が配置されてお
り、且つ、その伸長方向において移動自在に移動部材12
に取り付けられている。カム体20の右端部には該カム体
の伸長方向に沿ってラック部21が形成されている。この
ラック部には、移動部材12上に設けられたダブル歯車22
の小歯車部が噛合している。ダブル歯車22は所定の減速
機構を介してモータ(図示せず)の出力軸に連結されて
いる。第1図から明らかな如く、カム体20の右端部には
ピン24が突設されており、トレイ突出部材19の回動他端
部にこのピン24が係合せしめられている。すなわち、カ
ム体20が往復動することによって、トレイ突出部材19が
回転するのである。
上記したカム体20と、ダブル歯車22と、該ダブル歯車
を回転駆動するモータなどとによって、上記トレイ6を
マガジン本体4から突出させるべくトレイ突出部材19を
駆動するトレイ突出部材駆動手段が構成されている。ま
た、該トレイ突出部材駆動手段と、移動部材12と、トレ
イ突出部材19と、上記トレイ突出部材移動手段とによ
り、演奏さるべきディスク5を担持したトレイ6をマガ
ジン本体4から突出せしめるトレイ突出手段が構成され
ている。
なお、第1図及び第2図から明らかなように、ターン
テーブル15等を含む演奏手段は、マガジン本体4外に突
出したトレイ6のディスク担持面とは反対側すなわち下
側に配置されている。
移動部材12の上方には左右方向(矢印X方向及びその
反対方向)に伸長する略板状の支持体29が配置されてお
り、且つ、上下方向(矢印Z方向及びその反対方向)に
おいて往復動可能となっている。支持体29にはディスク
5のターンテーブル15との対向面とは反対側の面に当接
して該ターンテーブルと協働してディスククランプ作用
をなす円盤状の押圧部材30がベアリング部材31を介して
回転自在に取り付けられている。また、図示されてはい
ないが、支持体29を上下に駆動する支持体駆動手段が設
けられている。これら支持体29及び押圧部材30並びに上
記支持体駆動手段により、ディスク5をクランプするク
ランプ機構が構成されている。
次に上記した構成のマルチディスクプレーヤの動作を
第3図(a)ないし(c)をも参照しつつ演奏手順に沿
って簡単に説明する。
まず、操作ボタンが押されることにより演奏さるべき
ディスクが指定されると、公知のセンサ手段及びカム部
材等の駆動手段により、駆動部材12は上あるいは下に移
動せしめられて所望の位置に達する。すなわち、第3図
(a)に示す如く、移動部材12が演奏さるべきディスク
を担持したトレイ6に対応する位置に達し、かかる移動
部材12上に設けられたトレイ突出部材19が該トレイとの
係合位置に達する。この後、カム体20が右方(反矢印X
方向)に駆動される。よって、第4図及び第5図に示す
ように、トレイ突出部材19が反時計方向Rに略90度回転
する。これにより、第3図(b)に示すように、演奏さ
るべきディスク5を担持したトレイ6がマガジン本体4
から突出し、ディスク5はターンテーブル15のディスク
担持面に対して同心位置、すなわち該ディスク担持面の
直上まで移動する。
次いで、第3図(c)に示す如く、移動部材12が突出
したトレイ6に下側から近づくように所定距離(ディス
ク5がトレイ6の担持面から上方に持ち上げられて離れ
るのに要する距離)だけ上方に移動せしめられる。この
際、この所定距離は選択されたトレイの位置によって変
わるものではない為、単に一定の距離を往復動せしめる
機構であれば、周知の如何なる手段をも適用することが
できる。
そして、この移動部材12の上方移動により、ターンテ
ーブル15のディスク担持面がトレイ6上のディスク5の
下面に当接し、もって、ディスクはトレイ6から離れて
ターンテーブル15上に担持される。また、これと同時
に、クランプ機構の一部をなす支持体29が下方に移動せ
しめられて、押圧部材30によりディスクのクランプがな
される。
かくして演奏可能となり、ターンテーブル15及びキャ
リッジ17が動作して演奏が開始される。演奏が終了する
とディスク5はマガジン本体4内に収納されるのである
が、ディスク収納動作は上述したディスクローディング
動作の逆の過程を辿ってなされるので詳述はしない。以
下、指定された曲数に応じて上記の動作が繰り返され
る。
発明の効果 以上詳述した如く、本発明によるマルチディスクプレ
ーヤにおいては、ディスクホルダ内の各トレイの配列方
向において移動可能に設けられて演奏手段(ターンテー
ブル及びピックアップ等)を担持した移動部材を含み、
該演奏手段はディスクホルダのハウジング外に突出する
トレイのディスク担持面とは反対側すなわち下側に配置
され、トレイ突出手段により上記ハウジング外にトレイ
が突出した後に上記移動部材が該トレイの反ディスク担
持面側すなわち下側から該トレイに近づくように所定距
離だけ移動せしめられることにより該トレイ上のディス
クがターンテーブルのディスク担持面上に担持せしめら
れるようになされている。上述のように、ピックアップ
はターンテーブルと共に各トレイのディスク担持面とは
反対側に配置されていることから、聴取者が各ディスク
を上記ディスクホルダ内の各トレイ上に収納せしめる場
合、ディスクをその記録面を下側に向けて収納すること
となる。従って、聴取者はディスク装填時にディスクの
反記録面、すなわち曲名などが記された面を上側として
常にこれを確認しながら装填することとなる。よって、
複数枚のディスクをディスクホルダ内に装填する場合に
ディスクの順番を間違えることなどは起こり難く、ディ
スク装填に関する操作性が良好となっているのである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係るマルチディスクプレー
ヤの要部の各々平面図及び正面図、第3図(a)ないし
第5図は第1図及び第2図に示したマルチディスクプレ
ーヤの動作説明図である。 主要部分の符号の説明 2……プレーヤハウジング 3……マガジン 5……ディスク 6……トレイ 8……回転支持軸 9,10……シャーシ 12……移動部材 15……ターンテーブル 17……キャリッジ 19……トレイ突出部材 20……カム体 21……ラック,22……ダブル歯車,22……ピン 29……支持体 30……押圧部材 32……ピン,33……円弧状案内溝,34……スライド孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡嶋 高宏 所沢市花園4丁目2610番地 パイオニア 株式会社所沢工場内 (72)発明者 三宅 正彦 所沢市花園4丁目2610番地 パイオニア 株式会社所沢工場内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレーヤハウジングと、ターンテーブル及
    びピックアップを含み前記プレーヤハウジング内に設け
    られた演奏手段と、ディスクを保持し且つ前記プレーヤ
    ハウジング内の装着部に挿入装着されるディスクホルダ
    と、前記ディスクホルダ内のディスクを演奏位置に搬送
    するディスク取出搬送機構とを含み、前記ディスクホル
    ダはハウジングと、前記ハウジング内に前記ターンテー
    ブルのディスク担持面に対して略直角な方向において配
    列されて各々主面上にディスクを担持し得かつ前記ハウ
    ジングに対して各主面に沿って突出収納自在な複数の板
    状トレイとを有し、前記ディスク取出搬送機構は演奏さ
    るべきディスクを担持した前記トレイを前記ハウジング
    から突出せしめるトレイ突出手段を有し、前記トレイ突
    出手段は前記各トレイの配列方向に沿って延在する支持
    部材と、前記支持部材に前記配列方向において移動可能
    に設けられて前記演奏手段を担持した移動部材と、前記
    移動部材上に所定方向において移動自在に設けられて前
    記各トレイの1つずつに係合して前記トレイを前記ハウ
    ジングの外部に突出せしめるためのトレイ突出部材と、
    演奏さるべきディスクを担持したトレイと係合する位置
    に前記トレイ突出部材を前記移動部材と共に移動せしめ
    るトレイ突出部材移動手段と、前記トレイを前記ハウジ
    ングから突出させるべく前記トレイ突出部材を駆動する
    トレイ突出部材駆動手段とを有するマルチディスクプレ
    ーヤであって、前記演奏手段が前記ハウジング外に突出
    したトレイのディスク担持面とは反対側に配置され、前
    記ハウジング外に前記トレイが突出した後に前記移動部
    材が該トレイに近づく方向に所定距離だけ移動せしめら
    れることにより該トレイ上のディスクが前記ターンテー
    ブルのディスク担持面上に担持せしめられるようになさ
    れていることを特徴とするマルチディスクプレーヤ。
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