JP2811819B2 - テーププレーヤ - Google Patents

テーププレーヤ

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JP2811819B2
JP2811819B2 JP1282662A JP28266289A JP2811819B2 JP 2811819 B2 JP2811819 B2 JP 2811819B2 JP 1282662 A JP1282662 A JP 1282662A JP 28266289 A JP28266289 A JP 28266289A JP 2811819 B2 JP2811819 B2 JP 2811819B2
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【発明の詳細な説明】 本発明テーププレーヤを以下の項目に従って詳細に説
明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.背景技術 a.従来技術 b.試案の一例[第13図] D.発明が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.実施例[第1図乃至第12図] a.テープカセット[第2図、第6図、第7図、第12
図] b.DAT[第1図乃至第11図] b−1.外筐、蓋体、支持枠[第1図乃至第7図、第
11図] b−2.メカデッキ[第3図乃至第7図] b−3.カセットホルダー[第1図乃至第7図、第11
図] b−4.支持レバー[第1図、第3図乃至第7図、第
11図] b−5.駆動部[第1図、第3図乃至第5図、第8図
乃至第11図] b−5−a.モータ、プーリ等[第1図、第3図乃
至第5図] b−5−b.カムギヤ[第1図、第3図乃至第5
図、第8図、第9図、第11図] b−5−c.カムスライダー[第1図、第3図乃至
第5図、第10図、第11図] b−5−d.検出スイッチ[第1図、第3図乃至第
5図、第11図] b−6.動作[第1図、第6図、第7図、第11図] b−6−a.初期状態 b−6−b.カセットホルダーのイジェクト位置へ
の移動 b−6−c.カセットホルダーのローディング完了
位置への移動 b−6−d.テープカセットのローディング等 b−6−e.蓋体を外部から押圧した場合の動作
[第11図] b−7.カセットホルダーのイジェクト位置における
ロック[第1図、第3図乃至第5図、第10図] b−7−a.構造 b−7−b.作用 G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規なテーププレーヤに関する。詳しくは、
カセットケースに内部視認用の透明部が形成されたテー
プカセットを使用するテーププレーヤ、特に、カセット
挿入口が外筐の前面部に配置されたテーププレーヤに関
するものであり、テープカセットのメカデッキに対する
装着姿勢とカセット挿入口を開閉するための蓋体及びカ
セットホルダーの移動手段を工夫することにより、メカ
デッキに装着された状態のテープカセットのテープ残量
や走行状態あるいはカセットケースに貼付されたラベル
等を外筐の前方から見ることができると共にテープカセ
ットを保持して移送するためのカセットホルダーの動き
や外筐の高さを高くしないで済み、しかも、テープカセ
ットのカセットホルダーへの挿入や取出の操作が不自然
になることも無く、その上、カセット挿入口を開閉する
蓋体やカセットホルダーの動きを少数の制御部材で制御
することができるようにした新規なテーププレーヤを提
供しようとするものである。
(B.発明の概要) 本発明テーププレーヤは、メカデッキを前下りに傾斜
した姿勢で配置することによりテープカセットがカセッ
ト挿入口の内側に斜め上向きの姿勢でメカデッキに装着
されるようにすると共に、イジェクト位置に来たカセッ
トホルダーが水平もしくは稍前上りに傾いた姿勢となる
ようにし、かつ、カムギヤ及びカムスライダーによって
カセット挿入口を開閉する蓋体及びカセットホルダーの
動きを各別に制御するようにし、これにより、メカデッ
キに装着された状態のテープカセットのテープ残量や走
行状態あるいはカセットケースに貼付されたラベル等を
外筐の前方から見ることができると共にテープカセット
を保持して移送するためのカセットホルダーの動きや外
筐の高さを大きくしないで済み、しかも、テープカセッ
トのカセットホルダーへの挿入や取出の操作が不自然に
なることも無く、その上カセット挿入口を開閉する蓋体
やカセットホルダーの動きを少数の制御部材で制御する
ことができるようにしたものである。
(C.背景技術) (a.従来技術) テープカセットには各種のものがあるが、その殆どは
テープの残量又はテープの走行状態を視認するための窓
がテープカセットの上ハーフ及び/又は下ハーフに形成
されている。
ところで、ビデオテーププレーヤ(VTR)やデジタル
オーディオテーププレーヤ(DAT)のように回転ドラム
を備えたテーププレーヤにあっては、メカデッキが水平
に配設されているものが殆どであり、それ故かかるテー
ププーヤは、平面形状が大きくならざるを得なかった。
そのため、テーププレーヤの高さ寸法を多少犠牲にし
てでも平面形状を小さくしようとすれば、メカデッキを
垂直に又は傾斜させることが考えられる。
そして、このようなテーププレーヤにテープカセット
を垂直に又は傾斜した状態で装着する場合、メカデッキ
の上側に回転ドラムが位置するようにした方が、回転ド
ラムに塵埃が付着しにくく、また、見た目、テープが左
側リールから右側リールに走行する方が一般的である
(オーディオカセットテーププレーヤにおいてメカデッ
キを垂直に配設するときはプレイ状態でテープが左側リ
ールから右側リールに走行するように設計するのが一般
的であり、操作者もその方向にテープが走行する方が見
慣れている。)ため好ましい。
また、DATのテープカットのようにカセットケースに
摺動自在に支持され、カセットホルダーへの装着時に摺
動するスライダーを備えたテープカセットにおいて、こ
れをカセットホルダーに装着する場合、水平方向に又は
稍斜め下方に向けて挿入する方が挿着した状態でテープ
カセットがカセットホルダーから離脱してしまうことも
なく、また、挿入方向としても自然である。
そこで、以上のような事項を考慮すると、次のような
DATが考えられる。
(b.試案の一例)[第13図] 第13図はそのようなDATの一例aを示すものである。
同図において、bは外筐、cは外筐bの前面パネルd
に形成されたカセット挿入口、eはリール台fやヘッド
ドラムg、その他図示しないテープガイド等を備えたメ
カデッキであり、該メカデッキeはリール台fがメカシ
ャーシhから前方へ向けて突出する向きとなるように略
垂直な姿勢で配置され、また、カセット挿入口cは透明
部材により覆われた窓を有する図示しない蓋体により開
閉されるようになっている。iはテープカセットjを保
持して移送するためのカセットホルダーであり、実線で
示すようにその一部がカセット挿入口cから突出したイ
ジェクト位置と2点鎖線で示すようにメカシャーシhと
略平行に対向するローディング完了位置との間を1点鎖
線で示す位置を経て移動されるようになっており、テー
プカセットjが装着された状態でカセットホルダーiが
ローディング完了位置に来ると、テープカセットjがメ
カデッキeに略垂直な姿勢で装着される。
また、テープカセットjにはそのカセットケースkの
底板に形成されたリール台挿通孔を開閉するための及び
前面蓋lを閉蓋位置にロックするためのスライダーmが
設けられており、このスライダーmはテープカセットj
をカセットホルダーiに挿入した際開放位置へ移動され
るようになっている。
(D.発明が解決しようとする課題) しかしながら、このようなDATaにあってはテープカセ
ットjをその上面が前方を向く略垂直な姿勢で装着して
いるので、そのテープ残量や走行状態等を外筐bの前方
から視認することができ、かつ、平面形状を大きくしな
いでも済むが、カセットホルダーiをメカデッキeの前
方で中心角で90゜以上の範囲で回動させなければなら
ず、カセットホルダーiを移動させる機構が大掛りでか
つ複雑な構造になると共に、外筐bの高さ寸法が大きく
なりすぎるという問題がある。
(E.課題を解決するための手段) そこで、本発明テーププレーヤは、上記課題を解決す
るために、カセット挿入口を開閉する蓋体に透明部材に
より覆われた窓を設け、かつ、テープカセットが装着さ
れるメカデッキを前下りに傾斜した姿勢で配置し、か
つ、テープカセットを保持して移送するためのカセット
ホルダーがイジェクト位置に来た状態では水平もしくは
後下りに傾いた姿勢となるようにし、モータにより回転
されるカムギヤとメカデッキに摺動自在に支持されたカ
ムスライダーとを設け、カムギヤにはカセットホルダー
を回動自在に支持した支持レバーのカムピンとカムスラ
イダーとのカムピンが各別に摺動自在に係合する2つの
カム部を設け、カムスライダーにはカセットホルダーの
カムピンと蓋体のカムピンが摺動自在に各別に係合する
2つのカム部を設け、カムギヤが回転すると支持レバー
が揺動されてカセットホルダーを移動させると共に、所
定のタイミングでカムスライダーが移動して蓋体が開閉
されかつカセットホルダーがイジェクト位置とローディ
ング位置との間を移動されるようにしたものである。
従って、本発明テーププレーヤにあっては、テープカ
セットがメカデッキに装着されると該テープカセットは
蓋体の窓の内側にカセットケースの厚み方向における一
側面が前方斜め上側を向いて位置するので、テープの残
量や走行状態等を外筐の前方から見ることができると共
に、メカデッキが垂直な姿勢にならないため外筐の高さ
をあまり高くしないで済み、また、カセットホルダーが
イジェクト位置とローディング完了位置との間を移動す
る間に為される姿勢の変化を中心角で90゜以下の範囲に
収めることができるのでカセットホルダーを移動させる
ための機構が大掛りなものになることも無く、しかも、
テープカセットのカセットホルダーへの挿入や取出を前
方もしくは稍斜め上方から行なうことができるので、こ
れら挿入や取出しを自然に行なうことができ、その上、
カセットホルダーと蓋体とをカムギヤ及びカムスライダ
ー2つの制御部材のみで動作させることができるので、
機構を複雑にしないで済む。
(F.実施例)[第1図乃至第12図] 以下に、本発明テーププレーヤの詳細を図示した実施
例に従って説明する。
尚、図示した実施例は、本発明をDATに適用したもの
である。
先ず、DAT1に使用するテープカセットの一例について
説明し、次いで、DAT1を説明する。
(a.テープカセット[第2図、第6図、第7図、第12
図] 2はテープカセットである。
3はテープカセット2のカセットケースであり、合成
樹脂製の上ハーフ3aと下ハーフ3bとを一体的に結合する
ことにより、略長方形状をした薄い箱形を為し、そのテ
ープ引出面である前側4の左右両端部にテープ引出口4
a、4a(第12図(B)参照)が形成され、また、前側面
4はカセットケース3に回動自在に支持された前面蓋5
により開閉されるようになっている。6、6はカセット
ケース3内に回転自在に収納されたテープリールであ
り、該テープリール6、6にその両端が各別に固定さ
れ、かつ、巻装された磁気テープ7の一部が上記テープ
引出口4a、4aを通してカセットケース3外へ導出されて
前側面4に沿って延びるように配置されている。
尚、テープカセット2については、テープ引き出し面
側を前側として説明する。
8、8はカセットケース3の下ハーフ3bの底板部に形
成されたリール台挿入孔(第12図(B)参照)、9はリ
ール台挿入孔8、8を開閉し、かつ、前記前面蓋5の閉
蓋位置におけるロックをするためのスライダーであり、
該スライダー9はカセットケース3の下ハーフ3bの底板
部にその下側に重なるように位置して前後方向に摺動自
在に支持されており、その孔9a、9aが第12図(B)に示
すようにリール台挿入孔8、8と一致して該リール台挿
入孔8、8を開放する開放位置と同図(A)に示すよう
に開放位置より前方にあってリール台挿入孔8、8を閉
塞する閉塞位置との間を移動され、これら2つの位置で
それぞれロックされるようになっている。
また、スライダー9が閉塞位置にあるとき、前記前面
蓋5は閉塞位置にロックされ、スライダー9が開放位置
に来たときに、前面蓋5はそのロックが解除され、開蓋
位置へ向って移動可能な状態になる。
尚、このようなテープカセット2は前面蓋5が開閉位
置にあり、また、スライダー9が閉塞位置にある状態で
後述するカセットホルダーに挿入され、その挿入時にス
ライダー9が開放位置へと移動され、また、前面蓋5は
テープカセット2が後述するメカデッキに装着される際
前側面4を開放する開蓋位置へと移動されるようになっ
ている。
そして、カセットケース3の上ハーフ3aの略中央部に
は透明板が嵌め込まれた透視窓10が形成されており、該
透視窓10を透してテープリール6、6及び磁気テープ7
を視認することができるようになっている。
また、上ハーフ3aの上面のうち透視窓10より後側の部
分には浅い凹部状のラベル貼付領域11が設けられてお
り、このラベル貼付領域11に所定のラベルを貼付するこ
とができるようになっている。
(b.DAT)[第1図乃至第11図] (b−1.外筐、蓋体、支持枠)[第1図乃至第7図、第
11図] 12はDAT1の外筐であり、その前面パネル13に左右方向
に稍長い長方形のカセット挿入口13aが形成され、該カ
セット挿入口13aは蓋体14により開閉されるようになっ
ている。
尚、DAT1についてはテープカセット2を挿入する側を
前側として説明する。
蓋体14は後述する支持枠に回動自在に支持された蓋フ
レーム15と該蓋フレーム15に取着された蓋坂16とから成
る。そして、蓋フレーム15は側方から見て略逆L字状を
した脚部15a、15aと該脚部15a、15aの前端縁間に連結
し、前方から見て下方に開口する略コ字状をした連結片
15bとから成り、蓋フレーム15の脚部15a、15aの下端部
が支持枠に回動自在に支持され、また、蓋坂16はその略
下半部に矩形の透明板が嵌め込まれた透視窓17が形成さ
れていて、蓋フレーム15の連結片15bにその前面側から
取着されている。
従って、蓋体14が、第7図に示すように、その蓋板16
がカセット挿入口13aを閉塞する閉塞位置に来た状態で
も、窓17を透して外筐12の内部を見ることができる。
また、脚部15a、15aは側方から見て略く字状を呈し、
左側の脚部15aにはその屈曲部の外側寄り位置に左方へ
向けて水平にカムピン18が突設されている。
19は外筐12の内部に配置された支持枠であり、左右方
向で互いに平行に対向した2枚の側板20、20′とこれら
2枚の側板20、20′の後端部間を連結した連結板21とに
より上方から見て前方に向って開口した略コ字状を為す
ように形成されている。
そして、側板20、20′の前端部の下端部に前記蓋フレ
ーム15の脚部15a、15aの下端部がピン22、22により回動
自在に支持されている。
尚、前記カムピン18の先端部は後述するカムスライダ
ーに形成されたカム溝に摺動自在に係合され、カムスラ
イダーが移動することによってカムピン18が略前後方向
へ押圧され、それにより、蓋体14が第6図に示すように
その蓋板16がカセット挿入口13aから略前方へ離間して
該カセット挿入口13aを開放する開放位置と前記閉塞位
置との間で移動されるようになっている。
(b−2.メカデッキ)[第3図乃至第7図] 23は前記テープカセット2が着脱自在に装着されるメ
カデッキ(第3図ではそのベース部のみを示し、第4図
及び第6図では要部のみを示してある。)である。
24はメカデッキ23のベースを為すメカシャーシであ
り、略45゜前下がりに傾斜した姿勢で前記支持枠19の内
側に配置され、かつ、支持枠19に固定されている。
そして、メカシャーシ24の上面24aの略前半部を底面
とする空間がテープカセット2が装着されるカセット装
着部25になっており、上記前半部に3本のカセット位置
決めピン26、26、26が立設されると共に、左右方向に離
間した2つのリール台27、27の上部がカセット装着部25
に突出するように配置されている。また、メカシャーシ
24の上面24aの後半部には、図示しない回転磁気ヘッド
を備えたヘッドドラム28、キャプスタン29、固定テープ
ガイド30、30、・・・等が設けられると共に、ピンチロ
ーラ31やテープローディング用のテープガイドブロック
32、32等が移動自在に支持されており、これらの部材に
よって磁気テープ7の走行経路が構成されるようになっ
ている。
また、このようなメカデッキ23は、そのカセット装着
部25がカセット挿入口13aから後ろ斜め下方へ寄ったと
ころに位置されており、蓋体14が閉塞位置に来ている状
態でも、その窓17を透してメカデッキ23のカセット装着
部25を外筐12の前方もしくは前方稍斜め上方から見るこ
とができる。
(b−3.カセットホルダー)[第1図乃至第7図、第11
図] 33はテープカセット2を保持して移送するためのカセ
ットホルダー(第1図ではその外形のみを示してあ
る。)であり、テープカセット2を載置する主部と該主
部の左右両側部に固定された挿入ガイドと天板等とから
成る。
34はカセットホルダー33の主部であり、底板34aと該
底板34aの左右両側縁から立ち上げられた側板34b、34b
とこれら側板34b、34bの上端縁から側方へ向けて略水平
に突設された取付片34c、34cとが金属板により一体に形
成され、底板34aには2つのリール台挿通孔34d、34dが
形成されると共にその後側縁から上方へ向けて突出した
2つの小さな突当片34e、34eが形成されている。
35、35は合成樹脂製の挿入ガイドであり、その上面部
35a、35aの後部が上記取付片34c、34cに固定されて、該
上面部35a、35aが底板34aと対向するように庇状に位置
されている。
36はカセットホルダー33の天板であり、金属板により
左右方向に長い板状に形成され、その左右両端部が挿入
ガイド35、35の上面部35a、35aの後部に固定されてお
り、該天板36にはその左右両端縁から上方へ向けて突出
するように位置した連結片36a、36aが一体に形成されて
いる。
尚、上記連結片36a、36aはその前端部が後述する支持
レバーの先端部に回動自在に支持されており、また、左
側の挿入ガイド35の上面部35aの左側縁より下方へ向け
て突設された壁部35bの外側面から略円柱状をしたカム
ピン37が左方へ向けて略水平に突設され、このカムピン
37の先端部が後述するカムスライダーに形成されたカム
溝に摺動自在に係合され、そして、カセットホルダー33
は、支持レバーが回動することにより第7図に実線で示
すローディング完了位置と同図に2点鎖線で示す中間位
置との間をメカシャーシ24の上面24aに略垂直な方向で
移動され、また、カムスライダーが移動することにより
カムピン37が略前後方向へ押圧されて支持レバーに支持
された位置を回動中心として第6図に示すイジェクト位
置と上記中間位置との間を回動されるようになってい
る。
(b−4.支持レバー)[第1図、第3図乃至第7図、第
11図] 38はカセットホルダー33を支持した支持レバーであ
り、該支持レバー38は両側縁に側板が折り曲げ形成され
た1枚の回動プレートと該回動プレートの左右両側板に
それぞれ連結された2つの支持アームと一方の側板に固
定された被押圧腕等とから成る。
39は回動プレートであり、左右方向に長い長方形の板
状をした主部40と該主部40の左右両縁から上方へ向けて
突設された側板41、41とが金属板により一体に形成され
ており、側板41、41の後端部がピン42、42により前記支
持枠19の側板20、20′の後部上端部に回動自在に支持さ
れ、また、側板41、41の略中央部に略矩形をした規制孔
43、43が形成されている。
44、44は合成樹脂製の支持アームであり、側方から見
て略前後方向に長い板状をし、その長手方向における中
間より稍後方へ寄った位置がピン45、45により回動プレ
ート39の側板41、41の前端部にその外側から重なるよう
にして回動自在に連結され、また、その後端部から互い
に内側へ向けて突設されたバネ受部46、46が上記側板4
1、41に形成された規制孔43、43に挿通されており、こ
のバネ受部46、46と回動プレート39の主部40との間にコ
イルスプリング状のカセット圧着バネ47、47が縮設され
ている。
従って、支持アーム44、44は、上記カセット圧着バネ
47、47の弾発力により、回動プレート39に対して左方か
ら見て時計回り方向への回動力を付勢されており、その
バネ受部46、346が規制孔43、43の上側縁43a、43aに当
接することによってそれ以上の回動が阻止され、この状
態で、支持アーム44、44と回動プレート39とは一体的に
移動することになる。
尚、上記した状態で、側板41、41の長手方向と支持ア
ーム44、44の長手方向とが略一致している。
そして、このような支持アーム44、44の前端部に軸方
向が左右方向に延びる連結ピン48、48が固定され、前記
カセットホルダー33の連結片36a、36aの前端部が該連結
ピン48、48に回動自在に支持されている。
49は回動プレート39に固定された被押圧腕である。該
被押圧腕49は左方から見て略逆T字状をし、かつ、その
上端部49aが前方から見て略クランク状に屈曲されてお
り、該上端部49aの右側部が回動プレート39の左側板41
の左側面に固定され、上端部49aから下方の部分が支持
枠19の左側板20にそれとの間に適宜の間隔を置いて平行
に対向するように位置している。
そして、このような被押圧腕49の下端部の後方へ突出
した一方の腕の端部に左方へ向けて突出されたスイッチ
押圧部49bが形成され、また、上記下端部の前方へ突出
した他方の腕の端部にはカムピン50が右方へ向けて突設
されている。
尚、上記カムピン50が後述するカムギヤに形成された
カム溝と摺動自在に係合され、カムギヤが回転すること
によってカムピン50が略前後方向へ押圧され、それによ
り、被押圧腕49を介して支持レバー38がメカデッキ23に
略垂直な方向で回動される。
(b−5.駆動部)[第1図、第3図乃至第5図、第8図
乃至第11図] 51は前記カセットホルダー33及び蓋体14を移動させる
ための駆動部であり、モータと該モータにより回転され
るカムギヤと該カムギヤにより移動されるカムスライダ
ーと検出スイッチ等から成る。
(b−5−a.モータ、プーリ等)[第1図、第3図乃至
第5図] 52はモータであり、支持枠19の左側板20の後方下端部
に固定されており、その出力軸52aに小径な駆動プーリ5
3が固定されている。
54は減速プーリ(第1図及び第3図では図示を省略し
てある。)であり、大径なプーリ部54aと小径なギヤ部5
4bとが同軸に位置した状態で一体に形成されており、左
側板20の下端寄りの位置で前後方向における略中間の部
分に左方へ向けて突設された支持軸55に回転自在に支持
され、そのプーリ部54aと前記駆動プーリ53との間に無
端状の伝達ベルト56が架け渡されている。
(b−5−b.カムギヤ)[第1図、第3図乃至第5図、
第8図、第9図、第11図] 57は比較的大径なカムギヤであり、左側板20の上記支
持軸55より上斜め後方へ離間した位置に左方へ向けて突
設された支持軸58に回転自在に支持されると共に、その
外周面にギヤ歯57a、57a、・・・が形成され、該ギヤ歯
57a、57a、・・・が上記減速プーリ54のギヤ部54dと噛
合されている。
従って、モータ52が回転すると、その回転が駆動プー
リ53−伝達ベルト56−減速プーリ54−カムギヤ57へと伝
わって該カムギヤ57が回転されることになる。
尚、モータ52はイジェクト動作を行なうときはカムギ
ヤ57を左方から見て時計回り方向へ回動させる方向へ回
転(以下、「正転」と言う。)し、また、ローディング
動作を行なうときはカムギヤ57を反時計回り方向へ回転
させる方向へ回転(以下、「逆転」と言う。)するよう
になっている。
また、上記支持レバー38の被押圧腕49の上端部49aを
除く部分はカムギヤ57の支持軸58より稍上側にあってカ
ムギヤ57に左方から近接している。
そして、カムギヤ57の左右両側面にそれぞれ1つのカ
ム溝が形成されており、第1のカム溝59はカムギヤ47の
左側面に左方から見てその中心部から反時計回り方向に
拡径する略渦巻状に形成され、第2のカム溝60はカムギ
ヤ57の右側面に右方から見てその中心部から反時計回り
方向に拡径する略渦巻状に形成されており、第1のカム
溝59は支持レバー38を介してカセットホルダー33を略上
下方向に移動させるためのカム溝で、また、第2のカム
溝60は後述するカムスライダーを移動させるためのカム
溝である。
そして、第1のカム溝59は、カムギヤ57を左方から見
て、カムギヤ57の中心側の一端から反時計回り方向へ稍
寄った位置59aと該位置59aから中心角で略180゜反時計
回り方向へ寄った位置59bとの間の区間59c(以下、「変
位区間」と言う。)はカムギヤ57の中心からの距離が上
記位置59a(以下、「変位始端」と言う。)から位置59b
(以下、「変位終端」と言う。)へ行くに従って増大す
るように形成され、変位終端59bから他端までの間の中
心角220゜余りの区間59d(以下、「無変位区間」と言
う。)はカムギヤ57の中心からの距離が一定であるよう
に形成されている。
また、第2のカム溝60は、これもカムギヤ57を左方か
ら見て(即ち、裏側から見て)、カムギヤ57の支持軸58
側の一端から時計回り方向へ稍寄った位置60aと該位置6
0aから中心角で略180゜時計回り方向へ寄った位置60bと
の間の区間60c(以下、「変位区間」と言う。)はカム
ギヤ57の中心からの距離が上記位置60a(以下、「変位
終端」と言う。)から位置60b(以下、「変位始端」と
言う。)へ行くに従って増大するように形成され、上記
変位始端60bから他端までの間の中心角270゜余りの区間
60d(以下、「無変位区間」と言う。)はカムギヤ57の
中心からの距離が一定であるように形成されている。
そして、このような第1のカム溝59と第2のカム溝60
は第1のガム溝の変位始端59aと第2のカム溝の位置終
端60aとが側方から見て約110゜ずれた位置関係でカムギ
ヤ57の両側面に各別に形成されている。
尚、支持レバー38の被押圧腕49に設けられた前記カム
ピン50は第1のカム溝59に摺動自在に係合されており、
従って、該カムピン50が変位区間59cと係合している状
態でカムギヤ57が回転すると、被押圧腕49はカムピン50
が押圧されることによって略前後方向へ揺動され、それ
により、支持レバー38がメカデッキ23に対して略垂直な
方向で回動されることになる。
(b−5−c.カムスライダー)[第1図、第3図乃至第
5図、第10図、第11図] 61はカムスライダーであり、該カムスライダー61はそ
の大部分を為すスライダー主部と該スライダー主部に回
動可能なるように支持されたリミッターアームとロック
レバー等から成る。
62はスライダー主部であり、左方から見て左側へ斜め
に倒れた略L字状をしており、メカシャーシ24と略平行
な方向(以下、「斜め前後方向」と言う。)に延びる部
分63の前後両端部に斜め前後方向に沿って延びるガイド
長孔63a、63aが形成され、該ガイド長孔63a、63aに支持
枠19の左側板20から左方へ向けて突出したガイドピン6
4、64が摺動自在に係合されており、それにより、支持
枠19に斜め前後方向へ一定の範囲内で移動自在なるよう
に支持され、その中央部から稍後端寄りの部分がカムギ
ヤ47に右側から対向するように位置されている。
また、スライダー主部62の前端部65は比較的幅広に形
成されており、この前端部65には2つのカム溝66及び67
が形成され、そのうち後側のもの66がカセットホルダー
33の姿勢を制御するためのカム溝(以下、「ホルダー用
カム溝」と言う。)であり、前側のカム溝67は前記蓋体
14を移動させるためのカム溝(以下、「蓋体用カム溝」
と言う。)である。そして、ホルダー用カム溝66はその
下部66a及び上部66bがメカシャーシ24に略垂直な方向、
即ち上部が稍前側に傾斜した方向に沿って延び、中間部
66cが略上下方向に沿って延びるように形成され、この
カム溝66にカセットホルダー33のカムピン37の先端部が
摺動自在に係合されており、また、蓋体用カム溝67はメ
カシャーシ24に略垂直な方向に真直ぐに延びるように形
成され、このカム溝67に蓋体14のカムピン18が摺動自在
に係合されている。
尚、ホルダー用カム溝66の中間部66cがその下部66a及
び上部66bの側方から見たときの傾斜角を異にするの
は、当該部分66cに沿ってカセットホルダー33が移動す
るときに、これに保持されたテープカセット2をメカシ
ャーシ24にその前面側が後面側よりの稍早く接近するよ
うに左方から見て反時計回りに稍回動させながら下降さ
せ、これにより、テープカセット2の前面蓋5の開閉動
作をスムーズに行なうためである。
69はスライダー主部62の下側縁の後端部に突設された
バネ掛部、69はスライダー主部62の下側縁の中間部と前
端との中間の位置に突設されたスイッチ押圧部、70はス
ライダー主部62の左側面であって中間部より稍後ろ寄り
の位置に形成され、左方と下方に開口した切欠凹部であ
り、該切欠凹部70内においてその上端部からアーム支持
ピン70aが左方へ向けて突設されている。
71はクランク状をした板状のリミッターアームであ
り、その一端部に挿通孔71aが形成され、その中間部に
バネ掛部71bが一体に形成され、更に、その他端部に小
さな円柱状をしたカムピン72が左方へ向けて水平に突設
されている。
そして、このようなリミッターアーム71はその挿通孔
71aが形成された一端部がスライダー主部62に形成され
た切欠凹部70内に位置し、これに上記アーム支持ピン70
aが回動自在に挿通されることによってスライダー主部6
2に対してある程度の範囲で略前後方向へ回動し得るよ
うに支持され、また、そのバネ掛部71bとスライダー主
部62のバネ掛部68との間に引張スプリング73が張設され
ている。
従って、リミッターアーム71には上記引張スプリング
73の引張力により左方から見て時計回り方向への回動力
が付勢されており、第1図(A)に示すように、リミッ
ターアーム71の後側縁が切欠凹部70の後側の内側縁70b
に圧接されることによりスライダー主部62とリミッター
アーム71とが一体化されている。
また、リミッターアーム71に設けられたカムピン72は
カムギヤ57に形成された第2のカム溝60に摺動自在に係
合されており、これにより、カムピン72が第2のカム溝
60の変位区間60cと係合している状態でカムギヤ57が回
転するとカムピン72が押圧されて、カムスライダー61が
斜め前後方向へ移動されることになる。
尚、スライダー主部62の前端部65の上端部にはイジェ
クト位置に来たカセットホルダー33の姿勢を安定に保持
するためのロックレバー74が設けられている。このロッ
クレバー74の詳細については詳述する。
(b−5−d.検出スイッチ)[第1図、第3図乃至第5
図、第11図] 75及び76は検出スイッチであり、レバー75a,76aと該
レバー75a,76aを押圧するリーフアクチュエータ75b、76
bを備え、レバー75a、76aが所定量押圧されたときとそ
れ以外のときで異なる信号を出力するようになってお
り、これら2つの検出スイッチ75及び76の一方75がカセ
ットホルダー33がローディング完了位置に来たことを検
出するためのスイッチ(以下、「第1のスイッチ」と言
う。)であり、他方のスイッチ76がカセットホルダー33
がイジェクト位置に来たことを検出するためのスイッチ
(以下、「第2のスイッチ」と言う。)である。
そして、これらスイッチ75及び76はいずれも支持枠19
の左側板20の左側面に取着されており、第1のスイッチ
75はそのリーフアクチュエータ75bの先端部が前記被押
圧腕49のスイッチ押圧部49bの回動軌跡上にあって該ス
イッチ押圧部49bに略後方から対向するように配置さ
れ、また、第2のスイッチ76はそのリーフアクチュエー
タ76bの先端部がスライダー主部62のスイッチ押圧部69
の移動軌跡上にあって該スイッチ押圧部69に前方斜め下
側から対向するように配置されている。
尚、前記モータ52の回転は、これらスイッチ75、76の
レバー75a、76aが押圧されたとき出力される信号によっ
て停止されるようになっている。
(b−6.動作)[第1図、第6図、第7図、第11図] しかして、このように構成されたDAT1によるカセット
ホルダー33及び蓋体14の移動は次のように行なわれる。
(b−6−a.初期状態) 第1図(A)及び第7図に実線で示す状態が初期状態
である。ここで、初期状態とは、カセットホルダー33が
ローディング完了位置に来ている状態のことを言う。
この初期状態において、カムギヤ57は、その第1のカ
ム溝59の変位始端59aがカムギヤ57を支持している支持
軸58の略上方に位置しかつ第2のカム溝60の変位始端60
bが上記支持軸58の稍下斜め前方に位置する初期位置に
来ており、この状態で、支持レバー38の被押圧腕49に設
けられたカムピン50が第1のカム溝59の変位始端59aに
係合され、カムスライダー61のリミッターアーム71に設
けられたカムピン72が第2のカム溝60の無変位区間60d
に係合されている。
そして、支持レバー38の被押圧腕49はそのカムピン50
が第1のカム59に上記したように係合されていることに
よって、左方から見てメカシャーシ24に垂直方向に延び
る姿勢に保持され、また、そのスイッチ押圧部49bが第
1のスイッチ75のリーフアクチュエータ75bを所定量押
圧している。
また、カムスライダー61はそのカムピン72が第2のカ
ム溝60に上記したように係合されていることによって、
その被ガイド長孔63a、63aの前端縁がガイドピン64、64
に近接した後退位置に保持され、そのスイッチ押圧部69
は第2のスイッチ76から離間して位置されている。
更に、この初期状態においては、蓋体14の蓋フレーム
15に設けられたカムピン18がスライダー主部62の蓋体用
カム溝67の下端部に位置されていて、それにより、蓋体
14が前記閉塞位置に保持されており、また、カセットホ
ルダー33に設けられたカムピン37がスライダー主部62の
ホルダー用カム溝66の下端部に位置されており、それに
より、カセットホルダー33がメカシャーシ24と略平行な
姿勢のローディング完了位置に保持されている。
(b−6−b.カセットホルダーのイジェクト位置への移
動) そこで、上記初期状態においてカセットホルダー33を
イジェクト状態へと移動せしめるための指令が為される
と、モータ52が正転され、それにより、カムギヤ57が時
計回り方向へ回転される。
すると、カムギヤ57の第1のカム溝59の変位区間59c
がカムピン50を上斜め前方へ向けて押圧するので、左方
から見て、支持レバー38が反時計回り方向へ回動されて
行き、カムギヤ57が略半回転したところで、第1図
(B)に示すように、カムピン50が第1のカム溝59の変
位終端59bに移動され、これにより、支持レバー38が同
図に示す上昇位置へと移動され、支持レバー38の前端
部、即ち、カセットホルダー33を支持している連結ピン
48がカセット挿入口13aの上端より稍高いところに対応
したところまで移動される。そして、この位置で支持レ
バー38の回動が停止される。
尚、上記支持レバー38の反時計回り方向への回動によ
り、被押圧腕49のスイッチ押圧部49bが第1のスイッチ7
5のリーフアクチュエータ75bから離間される。
また、この間、カムスライダー61はそのカムピン72が
カムギヤ57の第2のカム溝60の無変位区間60dと係合し
ているため移動せず、カムギヤ57が略半回転したところ
で、第1図(B)に示すように、カムピン72が第2のカ
ム溝60の変位始端60bに位置される。
尚、支持レバー38が下降位置から上昇位置へと移動す
る間、カムスライダー61が前記後退位置に保持されるの
で、カムスライダー61のホルダー用カム溝66がカセット
ホルダー33のカムピン37を押圧することは無く、また、
蓋体用カム溝67が蓋体14のカムピン18を押圧することも
無い。
しかして、カムギヤ57が半回転する間に支持レバー38
が下降位置から上昇位置へと移動され、それにより、カ
セットホルダー33がローディング完了位置から前記中間
位置へと浮上され、このとき、カセットホルダー33は、
そのカムピン37の移動軌跡がホルダー用カム溝66によっ
て案内されることにより稍前後方向で揺動されはする
が、ローディング完了位置における姿勢と略同じ姿勢
(メカシャーシ24とカセットホルダー33の主部34とが平
行な姿勢)のまま中間位置へと移動され、また、蓋体14
は閉塞位置から動かされることは無い。
そして、カムギヤ57はこの状態からも引き続き時計回
り方向へ回転される。
すると、その第2のカム溝60の変位区間60cがカムス
ライダー16のカムピン72を略前方斜め下方へ向けて押圧
することとなり、カムスライダー16は下斜め前方に前進
される。
そして、カムスライダー61が前進すると、そのホルダ
ー用カム溝66がカセットホルダー33のカムピン37を、ま
た、蓋体用カム溝67が蓋体14のカムピン18をそれぞれ斜
め下前方へ向けて押圧するので、カセットホルダー33は
連結ピン48を回動中心として反時計回り方向へ回動さ
れ、また、これと略同時に蓋体14はピン22を回動中心と
して時計回り方向へ回動されることになる。
更に、カムギヤ57が、第1図(C)に示すように、初
期位置から略1回転した位置に来たところでカムスライ
ダー61は前進位置に到達してそのスイッチ押圧部69が第
2のスイッチ76のリーフアクチュエータ76bを押圧し、
これにより、カムギヤ57の回転が停止される。
しかして、蓋体14が前記開放位置へと移動されると共
に、カセットホルダー33が中間位置と略同じ高さにおい
て姿勢を変化されながらイジェクト位置へと移動され、
この状態でカセットホルダー33は、後下がりに傾いた姿
勢とされる。
この状態がイジェクト状態である。
尚、この状態で、支持レバー38のカムピン50は第1の
カム溝59の無変位区間59dの他端寄りの位置に係合され
ており、また、カムスライダー61のカムピン72は第2の
カム溝60の変位終端60aに係合されている。
(b−6−c.カセットホルダーのローディング完了位置
への移動) また、このようなイジェクト状態からローディング完
了位置へと移動させるための指令が為されると、このモ
ータ52が逆転され、それにより、カムギヤ57が反時計回
り方向へ回転される。
すると、先ず、カムギヤ57の第2のカム溝60の変位区
間60cがカムピン72を略後ろ斜め上方へ向けて押圧して
カムスライダー61が後退され、そのホルダー用カム溝66
がカセットホルダー33のカムピン37を、また、蓋体用カ
ム溝67が蓋体14のカムピン18をそれぞれ略後ろ斜め上方
へ向けて押圧し、これにより、カセットホルダー33が時
計回り方向へ、また、蓋体14が反時計回り方向へそれぞ
れ回動され、カムギヤ57が略半回転したところで第2の
カム溝60の変位始端60bにカムピン72が位置し、それに
よって、カムスライダー61が後端位置に到達すると共に
その後退が停止する。これによって、カセットホルダー
33が中間位置へと戻され、かつ、蓋体14が閉塞位置へと
戻される。
そして、カムギヤ57が更に反時計回り方向へ回転する
と、その第1のカム溝59の変位区間59cがカムピン50を
略後方へ向けて押圧して、支持レバー38が時計回り方向
へ回動されてカセットホルダー33がメカデッキ23側へ移
動されて行き、カムギヤ57が初期位置に戻ったところで
カセットホルダー33がローディング完了位置に到達す
る。
そして、カセットホルダー33がローディング完了位置
に到達したところで、被押圧腕49のスイッチ押圧部49b
が第1のスイッチ75のリーフアクチュエータ75bを押圧
してモータ52の回転を停止させる。
しかして、イジェクト状態からカムギヤ57が反時計回
り方向へ略1回転する間に蓋体14が閉塞位置へと移動さ
れると共にカセットホルダー33がローディング完了位置
へと移動され、初期状態に戻ることになる。
(b−6−d.テープカセットのローディング等) テープカセット2をメカデッキ23に装着するときは、
先ず、カセットホルダー33をイジェクト位置へと移動さ
せ、カセットホルダー33にテープカセット2を第6図に
示すように挿入する。この挿入は、上面が上方を向きか
つ前面がカセットホルダー33の奥側を向く向きで行な
う。
そして、テープカセット2をカセットホルダー33に挿
入すると、そのスライダー9がカセットホルダー33の底
板34aに設けられた突当片34e、34eに当接して第6図に
1点鎖線で示すように、カセットケース3に対して後退
されて開放位置へと移動され、そして、スライダー9が
このように開放位置に来たところで、テープカセット2
のカセットホルダー33への挿着が完了する。
尚、この挿着は、イジェクト状態に来ているカセット
ホルダー33が稍後ろ下がりの姿勢となっているため、極
く自然な操作でスムーズに行なうことができる。
また、テープカセット2がカセットホルダー33に挿着
されると、天板36の下面中央部に取着された板バネ77
(第3図、第6図参照)がカセットケース3の上面に弾
接され、該板バネ77の弾発力によってカセットケース3
が底板34aに圧接され、これにより、テープカセット2
のカセットホルダー33に対する位置及び姿勢が保持され
る。
そして、テープカセット2をカセットホルダー33に挿
着した後、ローディング指令が行われると、前記したよ
うにカセットホルダー33がローディング完了位置へと移
動され、それにより、カセットケース3が、第7図に実
線で示すように、メカデッキ23に設けられているカセッ
ト位置決めピン26、26、・・・上に載置されてテープカ
セット2がカセット装着部25に装着され、また、その前
面蓋5はカセットホルダー33が中間位置からローディン
グ完了位置へと移動する間にメカデッキ23に設けられた
図示しない開蓋手段により開蓋位置へと移動される。
尚、カセットケース3のカセット位置決めピン26、2
6、・・・上への載置は、カセットホルダー33がローデ
ィング完了位置に到達する直前に為され、従って、テー
プカセット2が挿着されている状態でのカセットホルダ
ー33のローディング完了位置側への移動は、ローディン
グ完了位置に到達する直前の位置に来たところで阻止さ
れ、この状態からカムギヤ57が反時計回り方向に更に、
少し回転すると、支持レバー38が時計回り方向に稍回転
するが、支持アーム44、44はカセットホルダー33をメカ
デッキ23に圧接されることによって連結ピン48、48の位
置はそれ以上メカデッキ23側へ移動することができない
ので、支持アーム44、44はカセットホルダー33との連結
点である連結ピン48、48を中心として反時計回り方向に
稍回動され、支持アーム44、44のバネ受部46、46が、第
7図に示すように、回動プレート39の規制孔43、43の上
側縁43a、43aから稍離間し、前記カセット圧着バネ47、
47を圧縮する。そして、このカセット圧着バネ47、47の
圧縮により支持アーム44、44には時計回り方向への回動
力が付与され、これにより、カセットホルダー33に装着
されたカセットケース3がカセット位置決めピン26、2
6、・・・に圧着されることになり、このような状態と
なってテープカセット2のローディングが完了する。
しかして、テープカセット2がメカデッキ23に装着さ
れると共に、蓋体14が閉塞位置へと移動されてカセット
挿入口13aが閉塞されて、テープカセット2が、蓋体14
の蓋部16の直ぐ内側の位置に、略45゜前下がりの姿勢、
即ち、そのカセットケース3の上面が上斜め前方を向く
姿勢で位置することになり、従って、カセットケース3
内に収納されている磁気テープ7の残量及び走行状態や
ラベル貼付領域11に貼付されたラベル等を蓋体14の窓17
を透して外筐12の前方もしくは上斜め前方から見ること
ができる。
尚、この状態からイジェクト指令が為されると、蓋体
14が開放位置へと移動されると共にカセットホルダー33
がイジェクト位置へと移動され、それにより、テープカ
セット2がカセット挿入口13aから一部突出するように
移動される。
(b−6−e.蓋体を外部から押圧した場合の動作)[第
11図] カセットホルダー33のイジェクト位置からローディン
グ完了位置への移動は、開放位置に来ている蓋体14を外
部から押圧した場合にも行なわれる。
即ち、イジェクト状態から蓋体14を閉塞位置側へ向け
て押圧すると、該蓋体14のカムピン18がカムスライダー
61の蓋体用カム溝67の後側縁を略後方へ向けて押圧する
ので、カムスライダー61を後退位置側へと移動させるこ
とになり、このとき、リミッターアーム71はそのカムピ
ン72がカムギヤ57の第2のカム溝60の変位終端60aに係
合しているためその後退が阻止されているが、スライダ
ー主部62との間の引張スプリング73が伸張されて、第11
図に示すように、スライダー主部62のみが後退され、リ
ミッターアーム71はスライダー主部62に対して相対的に
反時計回り方向へ回動する。そして、このようにして、
スライダー主部62が後退されると、そのスイッチ押圧部
69が第2のスイッチ76のリーフアクチュエータ76bから
離間するので、この状態で出力される信号をトリガーと
してモータ52が逆転され、それにより、モータ52による
ローディング動作が前記したと同様にして行なわれる。
(b−7.カセットホルダーのイジェクト位置におけるロ
ック)[第1図、第3図乃至第5図、第10図] カセットホルダー33がイジェクト位置に来た状態にお
いてはそのカムピン37のホルダー用カム溝66内での動き
が前記ロックレバー74によって阻止されて、カセットホ
ルダー33の上下方向でのぐらつきが防止される。
(b−7−a.構造) ロックレバー74は、左方から見て、略逆くの字を為す
ように屈曲した板状に形成され、その後側縁の中間部か
ら右方へ向けて突出した小さなストッパー片74aが一体
に形成されている。
78はスライダー主部62の前部65の上端部から左方へ向
けて突出した支持ピン、79は該支持ピン78から稍下斜め
後方へ寄った位置に左方へ向けて突設された小さな規制
突起、80は支持枠19の左側板20の前端部上方から左方へ
向けて突出されたレバー規制ピンである。
そして、ロックレバー74はその屈曲部から上側の腕
(以下「上腕」という。)の上端部74b寄りの位置が上
記支持ピン78に回動自在に支持されており、後述する作
用縁がカムピン37により押圧されていない状態では、そ
のストッパー部74aがスライダー主部62の前部65の後側
縁65aに当接することにより、第1図(A)に示す位
置、即ち、屈曲部から下側の腕(以下、「下腕」とい
う。)の前側縁74c(以下、「作用縁」と言う。)の下
端部を除く部分が、左方から見て、ホルダー用カム溝66
の上部66bと平行であって、その後側縁より稍前側に出
ている位置に保持され、また、ロックレバー74の時計回
り方向への移動はその上腕の屈曲部寄りの後縁が前記規
制突起79に当接することにより阻止されるようになって
いる。
(b−7−b.作用) そこで、カセットホルダー33がローディング完了位置
から中間位置へ向けて移動して行き、そのカムピン37が
上昇して行くと、該カムピン37の先端部がロックレバー
74の作用縁74cにその前斜め下方から当接して(第1図
(B)参照)、ロックレバー74の下腕を略後方へ押しの
けて行き、カセットホルダー33は中間位置へ到達され
る。
そして、この状態からカムスライダー61が前進位置へ
と移動すると、カセットホルダー33がイジェクト位置へ
と移動されると共に、第1図(C)に示すように、カム
ピン37がホルダー用カム溝66をその上端部へと移動され
て、ロックレバー74の作用縁74cから離れ、上腕の前側
縁と接するようになり、これと略同時に、ロックレバー
74の上端部74bが前記レバー規制ピン80に当接してロッ
クレバー74を反時計回り方向へ稍移動させて、ロックレ
バー74の屈曲部外縁をカムピン37の稍斜め下方に接触し
た状態で位置し、これにより、カムピン37をカム溝66の
上部66bの上端に保持することとなる。
このようにして、カムピン37の下方への移動が阻止さ
れるため、カセットホルダー33は下方への移動を不能に
され、これにより、カセットホルダー33はイジェクト位
置においてぐらつかないようにロックされることにな
る。
尚、カムスライダー61が前進位置から後退して行く
と、カムピン37がロックレバー74を時計回り方向に押圧
すると共に、ロックレバー74の上端部74bが後方へ稍移
動されることによりレバー規制ピン80が相対的に前進し
て、ロックレバー74の時計回り方向への回動の阻止が徐
々解除されて行くので、カムピン37はロックレバー74を
押しのけるようにしてホルダー用カム溝66内を下方へ移
動することができるようになる。
(G.発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明テ
ーププレーヤは、カセット挿入口を開閉しかつ透明部材
により覆われた窓を有する蓋体と、テープカセットを装
着した状態から前下りに傾斜するように配置されたメカ
デッキと、テープカセットを保持し水平もしくは後下り
に傾いた姿勢のイジェクト位置とテープカセットをメカ
デッキに装着したローディング完了位置との間を移動す
るカセットホルダーと、該カセットホルダーを回動自在
に支持した支持レバーと、モータにより回転されるカム
ギヤと、支持部材に摺動自在に支持されたカムスライダ
ーとを備え、上記カムギヤは支持レバーのカムピンが摺
動自在に係合する第1のカム部とカムスライダーのカム
ピンが摺動自在に係合する第2のカム部とを有し、カム
スライダーはカセットホルダーのカムピンと蓋体のカム
ピンが摺動自在に各別に係合するカム部を有し、カムギ
ヤが回転すると支持レバーが揺動されてカセットホルダ
ーを移動させると共に、所定のタイミングでカムスライ
ダーが移動して蓋体が開閉されかつカセットホルダーが
イジェクト位置とローディング位置との間を移動される
ようにしたことを特徴とする。
従って、本発明テーププレーヤにあっては、テープカ
セットがメカデッキに装着されると該テープカセットは
蓋体の窓の内側にカセットケースの厚み方向における一
側面が前方斜め上側を向いて位置するので、テープの残
量や走行状態等を外筐の前方から見ることができると共
に、メカデッキが垂直な姿勢にならないため外筐の高さ
をあまり高くしないで済み、また、カセットホルダーが
イジェクト位置とローディング完了位置との間を移動す
る間に為される姿勢の変化を中心角で90゜以下の範囲に
収めることができるのでカセットホルダーを移動させる
ための機構が大掛りなものになることも無く、しかも、
テープカセットのカセットホルダーへの挿入や取出を前
方もしくは稍斜め上方から行なうことができるので、こ
れら挿入や取出しを自然に行なうことができ、その上、
カセットホルダーと蓋体とをカムギヤ及びカムスライダ
ー2つの制御部材のみで動作させることができるので、
機構を複雑にしないで済む。
尚、前記実施例においては、カムスライダーをその主
部とカムピンを備えたリミッターアームとに分けて構成
すると共にこれら主部とリミッターアームとをコイルス
プリングにより連結し、蓋体を外部の力により閉塞位置
側へ押圧したときはリミッターアームのカムピンのカム
ギヤのカム部に対する係合位置を変えずにカムスライダ
ーの主部のみが後退されるようにしたが、このようにす
ることにより、ローディング指令もしくは外部から加え
る力のいずれかによっても蓋体を閉塞位置へと移動させ
ることができると共に、蓋体に外部から力を加えてもカ
ムスライダーやカムギヤに無理な力が及ばないようにす
ることができる。
また、前記実施例では、カセットホルダーがイジェク
ト位置に来るとカセットホルダーのカムピンの動きを阻
止するロック手段を設けるようにしたが、このようにす
ることにより、カセットホルダーが支持レバーに回動自
在に支持されているにも拘らず、イジェクト位置に来た
カセットホルダーがふらつくのを防止することができ、
これにより、テープカセットのカセットホルダーに対す
る挿入や取出を安定に行なうことができる。
更に、上記実施例では、メカデッキの前下がりの傾斜
度を略45゜としたが、この傾斜度はある程度の範囲内、
例えば、30゜乃至60゜程度の範囲であってメカデッキに
装着されたテープカセットのテープ残量やラベル等を外
筐の前方もしくは前方斜め上方から視認し得る角度の範
囲内であれば任意である。
そして、前記実施例においては、本発明をDATに適用
したものを示したが、これに限らず、本発明はVTRその
他の各種のテーププレーヤに適用することができ、ま
た、図面に示したカセットホルダーやカムギヤ及びカム
スライダー等の具体的な形状や構造によって本発明の技
術的範囲が限定的に解釈されるものでは無い。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第12図は本発明テーププレーヤをDATに適用
した実施の一例を示すものであり、第1図はカムギヤの
回転に伴なう各部の動作を(A)から(C)へ順を追っ
て示す側面図、第2図は全体の正面図、第3図は機構部
全体の斜視図、第4図は機構部の正面図、第5図は機構
部をメカデッキの基準面と垂直な方向から見た平面図、
第6図はカセットホルダーがイジェクト位置に来ている
状態における第5図のVI−VI線に沿う断面図、第7図は
カセットホルダーがローディング完了位置に来ている状
態における第5図のVII−VII線に沿う断面図、第8図は
カムギヤの斜視図、第9図はカムギヤの側面図、第10図
はカムスライダーの分解斜視図、第11図は蓋体を手動操
作により閉塞位置へと移動させた状態の要部の側面図、
第12図はテープカセットの一例を示すもので、(A)は
上方から見た斜視図、(B)は使用状態を下方から見た
斜視図、第13図はテーププレーヤの試案の一例を示す断
面図である。 符号の説明 1……テーププレーヤ、 2……テープカセット、 13a……カセット挿入口、 14……蓋体、17……窓、 18……(蓋体の)カムピン、 19……支持部材、 23……メカデッキ、 33……カセットホルダー、 37……(カセットホルダーの)カムピン、 38……支持レバー、 50……(支持レバーの)カムピン、 52……モータ、57……カムギヤ、 59……(カムギヤの)第1のカム部、 60……(カムギヤの)第2のカム部、 61……カムスライダー、 66……(カムスライダーの)カム部、 67……(カムスライダーの)カム部、 72……(カムスライダーの)カムピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/675 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセット挿入口を開閉しかつ透明部材によ
    り覆われた窓を有する蓋体と、 テープカセットを装着した状態が前下りに傾斜するよう
    に配置されたメカデッキと、 テープカセットを保持し水平もしくは後下りに傾いた姿
    勢のイジェクト位置とテープカセットをメカデッキに装
    着したローディング完了位置との間を移動するカセット
    ホルダーと、 該カセットホルダーを回動自在に支持した支持レバー
    と、 モータにより回転されるカムギヤと、 支持部材に摺動自在に支持されたカムスライダーとを備
    え、 上記カムギヤは支持レバーのカムピンが摺動自在に係合
    する第1のカム部とカムスライダーのカムピンが摺動自
    在に係合する第2のカム部とを有し、 カムスライダーはカセットホルダーのカムピンと蓋体の
    カムピンが摺動自在に各別に係合するカム部を有し、 カムギヤが回転すると支持レバーが揺動されてカセット
    ホルダーを移動させると共に、所定のタイミングでカム
    スライダーが移動して蓋体が開閉されかつカセットホル
    ダーがイジェクト位置とローディング位置との間を移動
    されるようにした ことを特徴とするテーププレーヤ
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