JP4033759B2 - 投入物が装着される装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、投入物、具体的には一端部にコネクタを具え電子回路を内包した記録媒体が着脱自在に装着される装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図16(a)、(b)は、従来の装置を一部破断した平面図であり、(a)は装置に記録媒体が装着されていない待機状態を、(b)は装置に記録媒体が装着された状態を夫々示す(例えば、特許文献1参照)。ICカード等の記録媒体(6)は、一端部に第1コネクタ(60)を具えている。以下の記載では、記録媒体を装置に挿入する方向を前方、記録媒体が装置から排出される方向を後方とする。
装置は、シャーシ(1)の両側から側板(18)(18)を立てて設け、シャーシ(1)の奥部には第1コネクタ(60)に嵌まる第2コネクタ(61)が設けられている。両コネクタ(60)(61)の嵌合構造は、周知である。
シャーシ(1)上にて、第2コネクタ(61)の近傍には、押出しレバー(45)が枢支(47)され、該押出しレバー(45)の右端部は側板(18)の外側にて前後移動可能に設けられたスライド体(7)に繋がる。該スライド体(7)の後端部にエジェクト釦(70)が設けられている。押出しレバー(45)の左端部からはピン(46)が下向きに突出している。
【0003】
待機状態では、図16(a)に示すように、エジェクト釦(70)が押し込まれている。第1コネクタ(60)を前方に向けて記録媒体(6)を側板(18)(18)間に挿入すると、記録媒体(6)の前端部が押出しレバー(45)のピン(46)を押し、押出しレバー(45)を時計方向に回転させる。従って、スライド体(7)及びエジェクト釦(70)が後方に突出する。記録媒体(6)の挿入完了状態で、両コネクタ(60)(61)が嵌合して、記録媒体(6)に信号が記録され、又は記録媒体(6)から信号が再生される。記録媒体(6)を排出するときは、エジェクト釦(70)を指で前方に押し込む。押出しレバー(45)が反時計方向に回動して、ピン(46)が記録媒体(6)の前端部を後方に押す。記録媒体(6)が後方に押し出されて装置から排出される。
待機状態にて、エジェクト釦(70)の突出量が大きいと、不注意で何かの拍子に使用者の手がエジェクト釦(70)に当たったときに、記録媒体(6)が不用意に排出される。そこで、図17に示すように、エジェクト釦(70)を2つの釦半体(70a)(70b)をヒンジ(70c)接続して構成し、後側の釦半体(70b)を前側の釦半体(70a)に対して約90度時計方向に回動可能にしたものがある。これにより、エジェクト釦(70)の突出量を小さくしている。
【0004】
図17に示すエジェクト釦(70)では、使用者が釦半体(70b)を回動させる動作を忘れると、使用者の手が誤ってエジェクト釦(70)に当たったときに、記録媒体(6)が不用意に排出される虞れが依然として残る。また、使用者がわざわざエジェクト釦(70)を折り畳む必要があり、面倒であるとともに、装置が低級品であるかの如き印象を与える。
そこで、図19に示す動作をする装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。これは図18に示すように、シャーシ(1)に記録媒体(6)を後方に蹴り出す押出しレバー(45)(45)を枢支(47)(47)するとともに、シャーシ(1)の側板(18)に、スライド体(7)が嵌合するカム機構(図示せず)を設けている。記録媒体(6)が挿入されない待機状態ではエジェクト釦(70)は前方に押し込まれた位置にある。記録媒体(6)が装置に装着されても、押込み位置を保持する。
この状態でエジェクト釦(70)を前方に更に押し込むと、図19に示すように、エジェクト釦(70)が後方に突出するが、記録媒体(6)は装着状態を保つ。この後方に突出したエジェクト釦(70)を再び前方に押し込むと、記録媒体(6)が装置から排出されるとともに、エジェクト釦(70)が前方に押し込まれた状態を保つ。即ち、エジェクト釦(70)が前方に押し込まれた状態から、装置に挿入された記録媒体(6)を排出させるには、エジェクト釦(70)を2度押す必要があり、装置に記録媒体(6)が挿入された状態で、使用者の手がエジェクト釦(70)に不用意に当たっても、記録媒体(6)は排出されない。
待機状態にて記録媒体(6)を挿入せずに、エジェクト釦(70)を押し込むと、エジェクト釦(70)は前方に押し込まれた状態を保つ。この状態で、記録媒体(6)を装置内に挿入できる。再度エジェクト釦(70)を押すと、エジェクト釦(70)は後方に突出する。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−50406号公報(明細書【0010】)
【0006】
【特許文献2】
特開平11−54208号公報(明細書【0018】〜【0021】)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図19に示す動作を行う装置は、待機状態に於いては、エジェクト釦(70)が押し込まれた状態から、後方に突出することがある。従って、エジェクト釦(70)が後方に突出した状態で、記録媒体(6)を装置に挿入すれば、その後もう1回エジェクト釦(70)を押し込むと、記録媒体(6)が装置から排出される。従って、エジェクト釦(70)が後方に押し出された状態で、やはり使用者の手が誤ってエジェクト釦(70)に当たると、記録媒体(6)が装置から不用意に排出される虞れを残している。即ち、記録媒体(6)が装置に挿入されていないときに、エジェクト釦(70)が後方に突出することが可能であるから、このような虞れが生じる。
本発明の目的は、待機状態ではエジェクト釦(70)が前方に押し込まれた状態を保ち、不用意に後方に突出しない装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
カム機構は、エジェクト釦(70)の押込み状態から前進のみを許す第1カム部(11)と、エジェクト釦(70)の押込み状態と突出状態との間の移動を許す第2カム部(12)を具え、
押出し部材は、前後スライドする中間スライド体に連繋し、
スライド体 ( 7 ) 上には、中間スライド体に係脱する係りレバー ( 5 ) が設けられ、
スライド体(7)及びカム機構には、押出し部材に向けてバネ付勢され、記録媒体 ( 6 )のシャーシ(1)への装着時に、記録媒体 ( 6 )に押されて、バネ付勢に抗して記録媒体(6)の移行路から脱出する切換えレバー ( 4 )が連繋し、
切換えレバー ( 4 ) は、記録媒体 ( 6 ) が挿入されない待機状態にて、第1カム部(11)に連繋して、記録媒体(6)の移行路内に進入する第1の動作と、
記録媒体 ( 6 ) がシャーシ(1)に装着された際に、記録媒体 ( 6 )の移行路から脱出し、エジェクト釦(70)の最初の押圧操作にて、第2カム部(12)に移動して、スライド体 ( 7 ) の後退とエジェクト釦 (70) の後方突出と、中間スライド体と係りレバー ( 5 ) の係合を許し、
エジェクト釦(70)の2度目の押圧操作にて、係りレバー ( 5 ) に係合した中間スライド体を介して、押出し部材を記録媒体 ( 6 ) の排出方向に駆動する第2の動作を行う。
【0009】
【作用及び効果】
記録媒体が挿入されないとき
スイッチング機構(3)は、記録媒体(6)の移行路内に進入するとともに、第1カム部(11)に連繋している。第1カム部(11)では、エジェクト釦(70)の押込み状態から前進のみが許されるから、エジェクト釦(70)は後方に突出しない。
記録媒体が挿入されるとき
スイッチング機構(3)は、記録媒体(6)に押されて記録媒体(6)の移行路から脱出する。エジェクト釦(70)の最初の押圧操作にて、スイッチング機構(3)は、第2カム部(12)に移動して、後方にバネ付勢されたスライド体(7)によってエジェクト釦(70)は後方に突出する。エジェクト釦(70)の2度目の押圧操作にて、押出し部材とスライド体(7)が連動する。
本発明に係わる装置では、記録媒体(6)が挿入されない待機状態ではエジェクト釦(70)が前方に押し込まれた状態を保ち、不用意に後方に突出しない。これにより、従来のように、エジェクト釦(70)が突出した状態で、記録媒体(6)が挿入される虞れはなく、記録媒体(6)が装置から不用意に排出されない。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一例を図を用いて詳述する。
図1は、本例に関わる装置の分解斜視図であり、図2乃至図5は、本例に関わる装置の組立図である。本例に係わる装置の動作は、図15に示され、記録媒体(6)を装置に挿入した状態では、図18に示す従来の装置と変わらない。
図2に示すように、待機状態では、エジェクト釦(70)は前方に押し込まれている。図3に示すように、記録媒体(6)を装置に挿入しても、エジェクト釦(70)は押込み状態を保つ。図4に示すように、エジェクト釦(70)を1回押すと、エジェクト釦(70)は後方に押し出され、図5に示すように、更にエジェクト釦(70)を押す、即ちエジェクト釦(70)を2度押すと、記録媒体(6)が排出される。本例は、後記の如く、記録媒体(6)を装置に挿入しない待機状態にて、エジェクト釦(70)を押したときの動作に、従来との差がある。
【0011】
本例にあっては、記録媒体(6)として、iVDRと呼ばれる映像、音声を記録できるカード型の媒体を例示する。これは、図1に示すように、前端部に第1コネクタ(60)を具えており、シャーシ(1)に装着された状態で、シャーシ(1)の奥部に設けられた第2コネクタ(図示せず)に嵌合する。
図1は、本例に関わる装置の分解斜視図である。シャーシ(1)上には、後端面が開口して記録媒体(6)が挿入されるホルダ(2)が取り付けられる。ホルダ(2)の天面には、記録媒体(6)のホルダ(2)内の有無を確認するための大開口(25)が開設されている。ホルダ(2)の前端部上には、押出し板(8)が前後移動可能に設けられ、該押出し板(8)は前端部から突板(82)を下向きに延ばしている。該突板(82)はホルダ(2)の右隅部に開設された切欠き(24)を通って記録媒体(6)の前端部に接する。ホルダ(2)上に設けられた回動中心軸(23)には、駆動レバー(80)の中央部が嵌まり、該駆動レバー(80)の左端部に開設された長孔(81)は、押出し板(8)上に設けられた突起(83)に嵌まる。これにより、駆動レバー(80)が回動すると、押出し板(8)が前後にスライドする。
【0012】
ホルダ(2)の右端部には、中間スライド板(20)が前後移動可能に設けられ、前記駆動レバー(80)の右端部に開設された長孔(81a)は、中間スライド板(20)の前端部に設けられた突起(22)に嵌まる。中間スライド板(20)からは係り片(21)が下向きに延びている。
シャーシ(1)の右端部は、受け面(15)を形成し、該受け面(15)の前端部にカム溝(10)を開設しており、受け面(15)の右端部からバネ掛け(16)が突出している。受け面(15)上には、スライド体(7)が、前後移動可能に設けられ、該スライド体(7)の前端部から第1枢軸(71)が突出し、後端部にエジェクト釦(70)が取り付けられる。スライド体(7)に設けられたフック(73)と、シャーシ(1)のバネ掛け(16)との間に、引張りバネ(72)が架けられて、スライド体(7)は後方に付勢される。スライド体(7)の第1枢軸(71)には、係りレバー(5)、中間レバー(30)及び該中間レバー(30)を反時計方向に付勢するネジリバネ(図示せず)が嵌まる。中間レバー(30)の前端部には第2枢軸(31)が設けられ、該第2枢軸(31)に切換えレバー(4)が嵌まる。中間レバー(30)上には金属板を折曲して形成された板バネ体(9)が被さる。
【0013】
図6は、シャーシ(1)上のカム溝(10)の平面図である。カム溝(10)は前後に延びた第1縦溝(11a)と、該第1縦溝(11a)の前端から、右向きに延びた横溝(12a)と、該横溝(12a)の右端から後方右向きに延びた傾斜溝(12b)と、該傾斜溝(12b)の後端から後方に延びた第2縦溝(12c)を具え、該第2縦溝(12c)の後端は、第1縦溝(11a)の後端よりも後方に位置する。後記の如く、第1縦溝(11a)はエジェクト釦(70)の押込み状態から前進のみを許す第1カム部(11)を、横溝(12a)、傾斜溝(12b)、第2縦溝(12c)にてエジェクト釦(70)の押込み状態と突出状態との間の移動を許す第2カム部(12)を構成する。
図7は、係りレバー(5)の平面図である。係りレバー(5)は金属板を折曲して形成され、後記するように、中間スライド板(20)の係り片(21)に引掛かる爪片(50)を具えている。爪片(50)の後方には、受け片(51)が設けられ、該受け片(51)の内面に板バネ体(9)の後端部が接する。
図8は、中間レバー(30)の斜視図である。中間レバー(30)は、合成樹脂製であって、平板(33)上に前記第2枢軸(31)の他に、板バネ体(9)用の位置決め突起(34)及びスライド体(7)の第1枢軸(71)に嵌まる嵌め筒(35)が設けられている。第2枢軸(31)の左方には、切換えレバー(4)が反時計方向に回動しすぎることを防ぐストッパ(36)が設けられている。嵌め筒(35)の側方には、平板(33)上に壁板(37)(37)が設けられている。平板(33)の下面前端部からは、シャーシ(1)のカム溝(10)に嵌まる突軸であるカムフォロア(32)が突出している。
【0014】
図9は、板バネ体(9)の斜視図である。板バネ体(9)は、中間レバー(30)が第1枢軸(71)に嵌まり、中間レバー(30)の第2枢軸(31)に切換えレバー(4)が嵌まってから、中間レバー(30)上に取り付けられる。板バネ体(9)は、水平板(93)の両側から嵌め板(94)及び付勢板(90)を下向きに突出し、付勢板(90)の前端部は切換えレバー(4)を反時計方向に付勢する第1付勢部(91)を、付勢板(90)の後端部は係りレバー(5)を時計方向に付勢する第2付勢部(92)を夫々形成している。第2付勢部(92)の先端部は、係りレバー(5)の受け片(51)の内側に接し、板バネ体(9)が反時計方向に回動すれば、係りレバー(5)も反時計方向に回動する。
後記の理由から、第1付勢部(91)が切換えレバー(4)を付勢する力は、第1枢軸(71)に嵌められたネジリバネが、中間レバー(30)を反時計方向に付勢する力よりも大きく設定されている。嵌め板(94)及び付勢板(90)の長手方向の中央部が、中間レバー(30)の壁板(37)(37)の内側に嵌まって、板バネ体(9)は中間レバー(30)に取り付けられる。
【0015】
記録媒体を挿入するとき
(挿入時)
図10乃至図14は、待機状態から記録媒体(6)を装置に挿入し、排出する際に於ける、各構成部品の動作を示す平面図である。図示の便宜上、各構成部品は動作に必要な箇所のみを図示する。また、ホルダ(2)の大開口(25)を図示しない。
図2及び図10(a)、(b)は、待機状態を示している。押出し板(8)は後退しており、突板(82)がホルダ(2)の切欠き(24)の後端縁に接している。切換えレバー(4)は、板バネ体(9)に押されて、中間レバー(30)のストッパ(36)に接し、先端部が記録媒体(6)及び押出し板(8)の移行路内に進入している。この状態で、中間レバー(30)のカムフォロア(32)は、カム溝(10)の第1縦溝(11a)の後端部に位置している。また、図2に示すように、エジェクト釦(70)は前方に押し込まれた位置にある。即ち、カムフォロア(32)が、カム溝(10)の第1縦溝(11a)に嵌まっていると、エジェクト釦(70)は前方に押し込まれた位置から、前進のみが許される。
後記するように、切換えレバー(4)と中間レバー(30)は、スイッチング機構(3)を構成する。該スイッチング機構(3)は、記録媒体(6)がホルダ(2)内に無い場合は、エジェクト釦(70)の押圧操作に拘わらず、押込み状態を保つ第1の動作を行う。スイッチング機構(3)は、また記録媒体(6)がホルダ(2)内にある場合は、エジェクト釦(70)の押圧操作により、押込み状態と突出状態を切り換える第2の動作を行う。
【0016】
待機状態から記録媒体(6)をホルダ(2)に挿入すると、図3及び図11に示すように、記録媒体(6)の前端面が押出し板(8)を前方に押す。駆動レバー(80)が回動中心軸(23)を中心に時計方向に回動し、中間スライド板(20)が後退する。
記録媒体(6)の側面は、切換えレバー(4)の先端部を押し、該切換えレバー(4)は、板バネ体(9)に抗して第2枢軸(31)を中心に時計方向に回動する。中間レバー(30)及び係りレバー(5)は前後移動せず、カムフォロア(32)は図10(b)に示す位置から移動しないから、中間レバー(30)は回動を規制される。
エジェクト釦(70)は前方に押し込まれた位置のままであり、記録媒体(6)の第1コネクタ(60)(図1参照)がシャーシ(1)上の第2コネクタに嵌合して、シャーシ(1)に装着される。この状態で、記録媒体(6)に信号の記録ができ、又は記録媒体(6)から信号が再生できる。
【0017】
(排出時)
信号の記録又は再生が終了し、記録媒体(6)を装置から排出するには、先ず押し込まれたエジェクト釦(70)を、引張りバネ(72)に抗して更に押し込む。図12(a)に示すように、スライド体(7)が前進し、切換えレバー(4)、中間レバー(30)及び係りレバー(5)が前進する。中間レバー(30)のカムフォロア(32)は横溝(12a)の左端に達し、右向きの移動が許される。切換えレバー(4)は、前記の如く、記録媒体(6)の側面に接して右向きに押されている。切換えレバー(4)は板バネ体(9)に抗して押されており、前記の如く、板バネ体(9)が切換えレバー(4)を付勢する力は中間レバー(30)を反時計方向に付勢するネジリバネの力よりも大きいから、中間レバー(30)も右向き、即ち時計方向に回動する。図12(b)に示すように、カムフォロア(32)は横溝(12a)の右端部に達する。
【0018】
スライド体(7)は引張りバネ(72)により後方に付勢されているから、図13(b)に示すように、カムフォロア(32)は、傾斜溝(12b)を通過して、第2縦溝(12c)の後端に達する。第2縦溝(12c)の後端は、第1縦溝(11a)の後端よりも、後方に位置しているから、図13(a)に示すように、スライド体(7)が後退し、切換えレバー(4)、中間レバー(30)、係りレバー(5)も後退する。エジェクト釦(70)は、後方に突出する(図4参照)。
図13(a)に示すカム溝(10)の第2縦溝(12c)は、第1縦溝(11a)よりも右方に位置しているから、切換えレバー(4)、中間レバー(30)、係りレバー(5)は待機状態よりも時計方向に回動した状態となる。係りレバー(5)は板バネ体(9)の第2付勢部(92)に押されて、時計方向に回動し、係りレバー(5)の爪片(50)は、中間スライド板(20)の係り片(21)の後方に位置する。
【0019】
使用者はエジェクト釦(70)が後方に突出した状態から、再びエジェクト釦(70)を押し込む。図14に示すように、スライド体(7)の前進により、係りレバー(5)の爪片(50)は、中間スライド板(20)の係り片(21)に引掛って、中間スライド板(20)を前進させる。駆動レバー(80)が反時計方向に回動して、押出し板(8)を後退させる。記録媒体(6)は、押出し板(8)に押し出されて、図5に示す如く、後端部がホルダ(2)から突出し、使用者は該記録媒体(6)の後端部を掴んでホルダ(2)から引き抜くことができる。駆動レバー(80)及び押出し板(8)は、図10(a)に示す状態に戻る。
記録媒体(6)が引き抜かれるから、切換えレバー(4)は記録媒体(6)の移行路内に進入することが許される。スライド体(7)の前進により、カムフォロア(32)は第2縦溝(12c)の後端から前進して、傾斜溝(12b)、横溝(12a)を通って、第1縦溝(11a)に達する。中間レバー(30)はネジリバネにより反時計方向に付勢されているから、図10(a)に示す状態に戻り、中間レバー(30)に取り付けられた板バネ体(9)も図14に示す状態から反時計方向に回動する。板バネ体(9)は第2付勢部(92)の先端部が、受け片(51)の内側に接しているから、係りレバー(5)は板バネ体(9)とともに反時計方向に回動する。
スライド体(7)が引張りバネ(72)に付勢されているから、カムフォロア(32)は、図10(a)に示すように、カム溝(10)の第1縦溝(11a)の後端に位置する。エジェクト釦(70)は図2に示すように、前方に押し込まれた状態となる。
【0020】
記録媒体を挿入しないとき
図10に示す待機状態にて、記録媒体(6)を挿入せずにエジェクト釦(70)を前方に押しても、記録媒体(6)が切換えレバー(4)を側方に押すことはないから、板バネ体(9)によって、切換えレバー(4)の先端部が記録媒体(6)の移行路に進入した状態を保つ。中間レバー(30)のカムフォロア(32)は、横溝(12a)に移動できず、エジェクト釦(70)を前方に押しても、カムフォロア(32)は第1縦溝(11a)内を前方に移動するだけである。カムフォロア(32)が第1縦溝(11a)の後端に接した位置が、エジェクト釦(70)は押込み状態であるから、エジェクト釦(70)は押込み状態を保つ(図15参照)。
本例に係わる装置では、待機状態ではエジェクト釦(70)が前方に押し込まれた状態を保ち、不用意に後方に突出しない。これにより、従来のように、エジェクト釦(70)が突出した状態で、記録媒体(6)が挿入される虞れはない。
また、ホルダ(2)に記録媒体(6)が挿入された状態では、エジェクト釦(70)を2度押圧操作しなければ、記録媒体(6)を排出できない。この点でも、使用者が不用意に記録媒体(6)を排出する虞れを防止できる。
【0021】
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
本例にあっては、投入物として記録媒体(6)を例示し、記録媒体(6)として、iVDRを例示したが、フロッピィディスク、ICカード及びメモリカードでもよい。また、投入物はチューナユニットでもよい。また、駆動レバー(80)にて直接記録媒体(6)を排出してもよい(図示せず)。更に、中間レバー(30)、係りレバー(5)の材質は、実施例に記載されたものに限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の分解斜視図である。
【図2】装置の斜視図であり、待機状態を示す。
【図3】装置の斜視図であり、記録媒体を装着した状態を示す。
【図4】装置の斜視図であり、記録媒体を装着してから、エジェクト釦を押し込んだ状態を示す。
【図5】装置の組立図であり、記録媒体を装着してから、エジェクト釦を2度目に押し込んだ状態を示す。
【図6】カム溝の平面図である。
【図7】係りレバーの平面図である。
【図8】中間レバーの斜視図である。
【図9】板バネ体の斜視図である。
【図10】(a)は待機状態の各構成部品を示す平面図であり、(b)はカム溝とカムフォロアの位置関係を示す平面図である。
【図11】記録媒体が挿入された際の各構成部品を示す平面図である。
【図12】(a)はエジェクト釦が1度押し込まれた状態の各構成部品を示す平面図であり、(b)はカム溝とカムフォロアの位置関係を示す平面図である。
【図13】(a)はエジェクト釦が後方に突出した状態の各構成部品を示す平面図であり、(b)はカム溝とカムフォロアの位置関係を示す平面図である。
【図14】エジェクト釦を2度押し込んだ際の各構成部品を示す平面図である。
【図15】本発明の装置の動作を示す図である。
【図16】従来の装置を一部破断した平面図であり、(a)は装置に記録媒体が装着されていない待機状態を、(b)は装置に記録媒体が装着された状態を夫々示す。
【図17】2つの釦半体をヒンジ接続したエジェクト釦の平面図である。
【図18】従来の別の装置の平面図である。
【図19】図18の装置の動作を示す図である。
【符号の説明】
(1) シャーシ
(3) スイッチング機構
(5) 係りレバー
(6) 記録媒体
(7) スライド体
(11) 第1カム部
(12) 第2カム部
(70) エジェクト釦
Claims (2)
- 記録媒体 ( 6 )が着脱自在に装着されるシャーシ(1)上に、記録媒体 ( 6 ) の装着方向に沿って押圧操作されるエジェクト釦(70)と、該エジェクト釦(70)に取り付けられて記録媒体 ( 6 )の排出方向に付勢されるスライド体(7)と、スライド体(7)に連繋して記録媒体 ( 6 )をシャーシ(1)から排出する方向に押す押出し部材と、エジェクト釦(70)の押圧操作毎に、エジェクト釦(70)の押込み状態と突出状態を切り換えるカム機構とを具え、カム機構は待機状態にてエジェクト釦(70)を押込み状態に保持し、記録媒体 ( 6 )がシャーシ(1)に装着された状態にて、エジェクト釦(70)を2度押圧操作することにより、押出し部材とスライド体(7)を連動させ、記録媒体 ( 6 )を排出させる装置に於いて、
カム機構は、エジェクト釦(70)の押込み状態から前進のみを許す第1カム部(11)と、エジェクト釦(70)の押込み状態と突出状態との間の移動を許す第2カム部(12)を具え、
押出し部材は、前後スライドする中間スライド体に連繋し、
スライド体 ( 7 ) 上には、中間スライド体に係脱する係りレバー ( 5 ) が設けられ、
スライド体(7)及びカム機構には、押出し部材に向けてバネ付勢され、記録媒体 ( 6 )のシャーシ(1)への装着時に、記録媒体 ( 6 )に押されて、バネ付勢に抗して記録媒体 ( 6 )の移行路から脱出する切換えレバー ( 4 )が連繋し、
切換えレバー ( 4 ) は、記録媒体 ( 6 ) が挿入されない待機状態にて、第1カム部(11)に連繋して、記録媒体 ( 6 )の移行路内に進入する第1の動作と、
記録媒体 ( 6 ) がシャーシ(1)に装着された際に、記録媒体 ( 6 )の移行路から脱出し、エジェクト釦(70)の最初の押圧操作にて、第2カム部(12)に移動して、スライド体 ( 7 ) の後退とエジェクト釦 (70) の後方突出と、中間スライド体と係りレバー ( 5 ) の係合を許し、
エジェクト釦(70)の2度目の押圧操作にて、係りレバー ( 5 ) に係合した中間スライド体を介して、押出し部材を記録媒体(6)の排出方向に駆動する第2の動作を行うことを特徴とする装置。 - 記録媒体(6)は一端部にコネクタ(60)を具え、係りレバー(5)は枢軸(71)を中心に回動自在に設けられた、請求項1に記載の装置。
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