JPWO2006003971A1 - 記録媒体駆動装置 - Google Patents

記録媒体駆動装置

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Abstract

筐体の出入口から挿入・排出されカートリッジ92が載置可能とされるトレイと、筐体に取付部材40Aを介して取り付けられカートリッジ92の前端部と後端部とをトレイに押さえる押さえ部材とを備え、押さえ部材は、カートリッジ92の挿入排出方向と直交する方向を軸線として回動自在に平板状取付部材40Aに取り付けられた回動部材44と、回動部材44に固定され前端部側と後端部側とがそれぞれ回動部材44の回動端部から延出する弾性押さえ片45とを有する。カートリッジ92を挿入する際に、回動部材44を作動して弾性押さえ片45の前端側の端部をカートリッジ92から離隔し、カートリッジ92が所定位置に達したなら、弾性押さえ片45の前後の両端部でカートリッジ92を押圧する。

Description

本発明はカートリッジの中にディスク本体を収納するカートリッジタイプの記録媒体がトレイに載置され、このトレイに前記カートリッジが押さえ部材で押さえられる記録媒体駆動装置に関する。
光学式記録媒体から情報を再生し、あるいは、記録媒体に情報を記録するために記録再生装置が利用されている。記録再生装置は、記録媒体を内部に収納し、記録再生装置の内部においてこの記録媒体を高速回転させて記録再生機構によって読み込みや書き込みが行われる。
記録媒体には、CD(Compact Disc)等のように記録面が露出した状態で用いられるベアディスクタイプの記録媒体の他、記録面を保護するためにカートリッジに収納されているMD(Mini Disc)やDVD−RAM(Digital Versatile Disc−Random Access Memory)やブルーレイディスク等のカートリッジタイプの記録媒体がある。このカートリッジタイプの記録媒体の読み込みや書き込みが行えるものとして、トレイ載置タイプの記録再生装置がある。
トレイ載置タイプの記録再生装置では、カートリッジに収納されたディスク本体の登録情報、その他の情報を検出するためのスイッチ類が筐体内部の出入口近傍に設けられており、このスイッチ類はカートリッジの前端側に接触する。
このスイッチ類により、カートリッジの前端側が浮くことがあるので、従来では、カートリッジをトレイ側に押さえる押さえ部材が取付部材を介して筐体に取り付けられている。
この構造の従来例には、取付板として板金を用い、この板金に押さえ部材を一体形成したものがある(例えば、特許文献1)。
この押さえ部材は、板金からなる取付板に一体形成された前後一対の板状部材であり、その先端部と後端部とは、それぞれカートリッジの前端部と後端部とを常時付勢するようにされている。
カートリッジは、トレイに載置された状態で出入口から挿入されるが、この際に、押さえ部材の前端部と後端部とはカートリッジに圧着摺動される。
特開2004−111008(図4)
しかしながら、従来例では、一対の板状部材からなる押さえ部材の前端部及び後端部にカートリッジが圧着摺動されるので、カートリッジを傷つけることになる。この場合、押さえ部材の前端部と後端部とに潤滑性の高い材料を採用したり、ローラを取り付ける等の手段が考えられるが、これらの手段を用いたとしても、カートリッジへの傷つきを防止するのに十分ではない。
特に、Blue-ray(ブルーレイ)用のカートリッジでは、その摺動面に大きな開放面が形成されており、その開放面が周縁部分に比べて落ち込んだ構造であるため、カートリッジの移動に伴って、押さえ部材の前端部と後端部とは、周縁部を摺動した後、開放面に落ち込み、さらに、周縁部に乗り上げることになり、動作の不安定につながる虞れがある。
本発明は、一例として、カートリッジが出入口から挿入あるいは排出されても、押さえ部材でカートリッジを傷つけることがない記録媒体駆動装置を提供しようとするものである。
本発明は、カートリッジタイプの記録媒体が収納される出入口が形成された筐体と、前記出入口から挿入あるいは排出されるとともにカートリッジが載置可能とされる搬送手段と、前記筐体に取付部材を介して取り付けられるとともに、前記カートリッジの前端部と後端部とを前記搬送手段に押さえる押さえ部材とを備え、前記押さえ部材は、前記カートリッジの挿入排出方向と交差する方向を軸線として回動自在に前記取付部材により取り付けられた回動部材と、この回動部材に固定され前端部側と後端部側とがそれぞれ前記回動部材の回動端部から延出する弾性押さえ片と、を有することを特徴とする記録媒体駆動装置である。
本発明の一実施形態にかかる記録媒体駆動装置の全体を示す分解斜視図。 記録媒体駆動装置のクランプ機構とトレイとを取り除いた正面図。 記録媒体駆動装置のクランプ機構とトレイとを取り外した全体斜視図。 クランプ機構の平面図。 図4中、V−V線に沿った矢視断面図。 図4中、VI−VI線に沿った矢視断面図。 クランパがディスクテーブルから離隔される状態を示すもので図5に相当する図。 押さえ部材の作用を説明するためのもので、図6に相当する図。 押さえ部材の作用を説明するためのもので、図6に相当する図。 カートリッジタイプの記録媒体を示す平面図。
符号の説明
10…筐体、30…トレイ(搬送手段)、40A…取付部材、41…クランパ、43…押さえ部材、44…回動部材、45…弾性押さえ片、46…付勢部材、92…カートリッジ
以下、本発明の一実施形態を図示例とともに説明する。
〔記録媒体駆動装置の概略構成〕
図1〜図6には本実施形態の記録媒体駆動装置が示されている。
図1において、本実施形態の記録媒体駆動装置は、記録媒体を再生及び/又は記録するもので、平面略矩形形状の筐体10と、この筐体10の内部に取り付けられているベース部材20と、筐体10に図示しない出入口を通して挿入排出可能とされる搬送手段としてのトレイ30と、筐体10の上面に取り付けられたクランプ機構40と、筐体10の外周面を覆う金属製の図示しないケーシングとを備えている。
〔記録媒体〕
この記録媒体駆動装置に用いられる記録媒体には、CD等のようにディスクをそのまま用いるベアディスクタイプの記録媒体と、図10に示される通り、カートリッジ92の内部にディスク本体91を収納するカートリッジタイプの記録媒体とがある。このカートリッジタイプの記録媒体のカートリッジ92は外周から中心に向けて開孔口93が設けられている。この開孔口93から内部のディスク本体91の再生及び/又は記録が可能となっている。再生及び/又は記録の実行中以外の時にこの開孔口93からディスク本体91を保護するために、図示しないカバーが設けられている。
図10に示されるカートリッジ92は、Blue-ray(ブルーレイ)用のカートリッジであり、その中心部分に大きな略円形の開放面94が形成されている。この開放面94は、周縁部分92Aに比べて落ち込んだ構造である。
また、カートリッジ92の一端部あるいは両端部にカートリッジ情報部位が設けられている。
〔筐体10の構成〕
筐体10は、合成樹脂等から形成される部材であり、平面長方形の平板状の底部11と、短辺側周縁部の一方に一体形成された背面部12と、底部11の周縁部の短辺側の他方に底部11から立ち上がって一体形成される前面部14と、底部11の周縁部の両長辺側に一体形成され背面部12と略同じ高さ寸法となる2つの側面部15とを備え、これらの側面部15及び背面部12とで囲まれ底部11と対向する上面開口部13が形成されている。
底部11は、その周縁部に側面部15、前面部14、及び背面部12が形成され、かつ、その内側には大きく空洞孔部が設けられている。底部11の空洞孔部は図示しない電気回路が収納されるスペースであり、この電気回路によって記録媒体駆動装置の動作が制御されている。
側面部15の内壁には、トレイ30を摺動自在に支持する摺動片150が前面−背面方向に亘って設けられている。また、側面部15の背面側にはベース部材20が揺動自在に取り付けられている。
前面部14は、背面部12及び側面部15よりも上下方向への寸法が小さく形成されていて、この前面部の上面側にトレイ30が出し入れされる開口部141が設けられている。また、前面部14には図示しない操作部が設けられていて、この操作部は底部11に設けられている電気回路に接続されている。この操作部にはトレイ30の出し入れを行うためのイジェクトボタンや、音量を調整するためのボリュームつまみ、イヤホンの挿入口等が含まれている。
上面開口部13は、記録媒体を保持するための機構の一つであるクランプ機構40が取り付けられている。
〔ベース部材20の構成〕
図2及び図3において、ベース部材20は金属製の板材をプレス成型等することで形成されている。このべース部材20の前面側から所定距離離れ、かつ、側面方向において略中心となる位置には、上下方向を回転軸として回転可能となる平面円形のディスクテーブル23が取り付けられている。また、ディスクテーブル23はベース部材20の上面より上面側に突出して設けられている。このディスクテーブル23の下面側にはモータ等の図示しない回転駆動機構が設けられていて、この回転駆動機構は前記電気回路とパターン配線が埋め込まれた合成樹脂製のフレキシブル基板等によって電気的に接続されている。前記電気回路から駆動命令の電気信号が伝達されると、この回転駆動機構がディスクテーブル23を高速回転させる。
ディスクテーブル23は、記録媒体を載置する載置部232と、載置部232の中心に設けられて上面側が径小となるテーパ部231とを備えている。このテーパ部231がディスク本体91の円状孔部93に係合される。また、図3に示すように、テーパ部231の上面側には磁石231Aが嵌め込まれていて、載置部232の上面側には記録媒体の面を保護するとともに滑り止めとなる合成樹脂製のシート部材232Aが接着されている。このシート部材232Aによってディスクテーブル23が高速回転しても記録媒体が滑ることがなく、従って記録媒体の記録面を傷つけることがない。
ベース部材20のディスクテーブル23より背面側には、記録再生機構配置用孔部26が設けられていて、この記録再生機構配置用孔部26には記録再生機構27が設けられている。なお、記録再生機構27は図3にのみ示し、他の図では省略している。
この記録再生機構27は記録媒体の記録面にレーザー光線を照射して情報を記録及び/又は再生する装置であり、ベース部材20の記録再生機構配置用孔部26の前面−背面方向に沿って進退可能となっている。
ベース部材20の前面側の一方の角部には、前面側に突出した検出基板取付部211が形成されている。この検出基板取付部211の下面側には平板状の検出基板60が固定されている。検出基板60上には検出スイッチ61が上面側に向かって立設されていて、この検出スイッチ61はベース部材20の下面側に伸びる図示しない配線を介して、前記電気回路に接続されている。検出スイッチ61の先端部には検出ピン611が上面側に向かって設けられている。
〔ベース部材20の筐体10への取り付け〕
ベース部材20の側面には、側面部15に向かって突起状の第一軸21と第二軸22が設けられている。第一軸21はディスクテーブル23の略中心から側面部15に向かったベース部材20の両側面に設けられ、第二軸22はベース部材20の両側面の背面側に設けられている。
筐体10の側面部15の内側には、第一軸21に対応させた位置に、第一ガイド溝151が側面部15に一体形成されている。
側面部15の背面側の端部には、軸支持部材153が固定されている。この軸支持部材153は断面略L字型に形成されている部材で、L字の一片に3つの軸固定孔153Aが穿設されていて、他の一片には第二ガイド孔部152が設けられている。側面部15の背面側には、この軸支持部材153が取り付けられる平面部154を有し、この平面部154には上面側に突起する二本の軸受け突起154Aと、これら軸受け突起154Aの間に軸受け孔154Bとが設けられている。
〔トレイ30の構成〕
トレイ30は、ABS樹脂等の合成樹脂で形成される部材であり、平面矩形状に形成されている載置面31と、載置面31の周縁部の前面側から立ち上がる立上部32とを有している。トレイ30の下面側の側面には、トレイ30が進退する方向に沿って直線状の図示しない溝部が一体形成されていて、この溝部に側面部15の摺動片150が係合している。トレイ30は、これらの溝部と摺動片150によって前面−背面方向にスムーズに進退することができる。載置面31は、カートリッジタイプの記録媒体とベアディスクタイプの記録媒体のいずれかを載置できるものであり、ベアディスクタイプを載置するために、円状凹部が形成されている。
トレイ30の背面側には合成樹脂等で形成される記録媒体の位置決め部材としてのスライダ33が取り付けられている。スライダ33はばね等の図示しない弾性部材によって前面側に付勢されている。
トレイ30の立上部32の両端部には、ディスクホルダー35が回動可能に取り付けられている。
トレイ30の載置面31の前面側両端部には図示しない検出孔部が穿設されている。トレイ30が筐体10の内部に格納され、ベース部材20が揺動してディスクテーブル23がトレイ30側に移動する時、ベース部材20に取り付けられた検出基板60の検出ピン611もトレイ30側に移動する。この時、検出ピン611はこの検出孔部34を挿通し、載置面31の上面側に突出している。これは、載置面31にカートリッジタイプの記録媒体を用いた場合にカートリッジタイプの記録媒体の情報を検出するために用いられる。
載置面31から突出した検出スイッチ61の先端部の検出ピン611は、このカートリッジタイプの記録媒体に設けられているカートリッジ情報部位から記録媒体の情報を検出するために用いられている。例えば、カートリッジタイプの記録媒体には、書き込み可、不可の選択が可能な記録媒体があり、これには、カートリッジ92に書き込み可、不可選択用のカートリッジ情報部位が設けられていて、このカートリッジ情報部位を塞ぐと書き込み可能となり、カートリッジ情報部位を露出させると書き込み不可となるものがある。
〔クランプ機構40の構成〕
クランプ機構40の詳細な構造が図4から図6に示されている。なお、図5及び図6では、トレイの図示を省略した。
これらの図において、クランプ機構40は、筐体10に取り付けられた平板状取付部材40Aと、この平板状取付部材40Aに取り付けられ先端にクランパ41を支持したクランパホルダ42と、このクランパホルダ42を挟んでその左右両側にそれぞれ設けられた押さえ部材43とを備えて構成されている。押さえ部材43は、カートリッジ92の進退方向と平行に配置されており、これらの間の寸法は、カートリッジ92の幅寸法に対応する。
平板状取付部材40Aは、その中央部に前記クランパホルダ42をディスクテーブル23に対向させるための開口部が形成され、その両側に押さえ部材43をカートリッジ92に対向させる開口部がそれぞれ形成されている。
クランパ41は、ディスクテーブル23で係合されたベアディスクあるいはカートリッジ92の内部のディスク本体がディスクテーブル23から外れないように保持するものであり、クランパホルダ42によりディスクテーブル23に対して近接離隔される。
クランパ41は合成樹脂で形成されていて中心部の上面側に図示しない円盤状金属部材が嵌めこまれており、その上下端にはフランジが形成されている。
クランパホルダ42は、クランパ41の外周部を昇降自在に保持するとともに平板状取付部材40Aに中央部が回動軸70を介して回動自在に支持されるホルダ本体42Aと、このホルダ本体42Aの回動姿勢にかかわらずクランパ41のディスクテーブル23に対する姿勢を維持する姿勢保持手段42Bとを備えている。
ホルダ本体42Aは、略平板状に形成された回動片であり、その先端部と後端部とにはそれぞれ、ディスクテーブル23側への回動を規制するストッパ部42A1と、後端部を下方に付勢するとともに先端部を上方に付勢する付勢部42A2がそれぞれ取り付けられている。
ホルダ本体42Aは、その回動中心部近傍に3個で一対の第1支持片部71が切り起こして形成されており、これらの第1支持片部71には貫通孔がそれぞれ形成されている。これらの第1支持片部71のうち両側の第1支持片部71に対向して第2支持片部72が平板状取付部材40Aにそれぞれ切り起こして形成されており、これらの第2支持片部72には貫通孔がそれぞれ形成されている。
回動軸70は、第1支持片部71の貫通孔と第2支持片部72の貫通孔とをそれぞれ貫通する支持軸部73と、この支持軸部73の一端部に曲折して一体形成され支持軸部73の抜け止めをする抜け止め軸部74と、支持軸部72と抜け止め軸部73との間に設けられ支持軸部72が貫通孔の中でずれないようにするための螺旋状ばね部材75とを備えており、これらの支持軸部72、ばね部材75及び抜け止め軸部74は1本の弾性線条部材(例えば、針金)を折り曲げて形成されている。この抜け止め軸部73の端部は平板状取付部材40Aに形成された係止突起76に係止されている。
この構成の回動軸70を装着するには、ホルダ本体42Aを平板状取付部材40Aの所定位置にセットし、第1支持片部71の貫通孔と第2支持片部72の貫通孔とに回動軸70の支持軸部73の端部を貫通し、一方、抜けとめ軸部73を係止突起76に係止する。
姿勢保持手段42Bは、前端部がクランパ41のフランジ間に係合され中央部が回動軸70を介して回動自在に平板状取付部材40Aに取り付けられた板ばね状の係合片42B1と、この係合片42B1を上方に付勢するために、その後端部をガイドするガイドピン42B2とを備えている。ホルダ本体42Aがディスクテーブル23から離隔する方向に傾斜しても、クランパ41は、係合片42B1によって、その水平方向の姿勢が保持された状態でディスクテーブル23に離隔される(図7参照)。
係合片42B1は、回動片であって、その回動中心部近傍に2個で一対の第1支持片部71が切り起こして形成されており、これらの第1支持片部71には貫通孔がそれぞれ形成されている。これらの第1支持片部71に対向して第2支持片部72が平板状取付部材40Aにそれぞれ切り起こして形成されており、これらの第2支持片部72には貫通孔がそれぞれ形成されている。これらの貫通孔に回動軸70が貫通されている。
押さえ部材43は、カートリッジ92の前端部と後端部とをそれぞれトレイ側に押さえるものであって、カートリッジ92の挿入排出方向と略直交する方向を軸線とした回動軸70を介して平板状取付部材40Aに取り付けられた回動部材44と、この回動部材44に固定され前端部側と後端部側とがそれぞれ回動部材44の回動端部から延出する弾性押さえ片45とを備えている。弾性押さえ片45の回動部材44から延出した部分にばね力が働く。なお、本実施形態において、回動軸70はカートリッジ92の挿入排出方向と略直交する、とは厳密な意味で90°(直交)に限定されるものではなく、所定の角度で交差するものも含まれる。
回動部材44は、略平板状に形成された回動片であって、その回動中心部近傍には2個で一対の第1支持片部71が切り起こして形成されており、これらの第1支持片部71には貫通孔がそれぞれ形成されている。これらの第1支持片部71に対向して第2支持片部72が平板状取付部材40Aにそれぞれ切り起こして形成されており、これらの第2支持片部72には貫通孔がそれぞれ形成されている。これらの貫通孔に回動軸70が貫通されている。
弾性押さえ片45は、その中央部が回動部材44に固定されており、かつ、その前端部と後端部とは、それぞれカートリッジ92に当接する略球面状の当接部45Aが形成されている。
弾性押さえ片45の中央部には、後端部をカートリッジ側に近接方向に常時付勢する付勢部材46が接続されている。付勢部材46の先端部は平板状取付部材40Aに形成された係合孔40Cに係止されている。弾性押さえ片45は、付勢部材46で付勢されている状態では、前端側の当接部45Aは平板状取付部材40Aの下面から突出しないように姿勢が維持される。
この弾性押さえ片45と付勢部材46とは1枚の板ばねをプレス加工等で形成されるものであって、略同一平面内に配置される。
〔ベース部材20とトレイ30との連結〕
図1に戻って、筐体10の前面側には連動機構500が設けられている。この連動機構500はベース部材20と係合するドライブカム50と、ドライブカム50に一体形成されている第一ラック52と、この第一ラック52に噛合し第一歯車531から第四歯車534を有する歯車機構53と、この歯車機構53に噛合し前記電気回路からの制御によって駆動されるモータ部54と、トレイ30の下面側に設けられ歯車機構53に噛合する図示しない第二ラックとを備えている。
ドライブカム50の背面側には側面方向に延びるカム溝51が形成されていて、ベース部材20のカム係合ピン24はこのカム溝51に係合されている。カム溝51は、一端が上面側、他端が下面側に配置されるように、傾斜状に形成されている。このドライブカム50が側面方向に往復運動することでカム係合ピン24はこの傾斜部を伝ってカム溝51の両端間を移動し、これによってベース部材20は上下方向に往復運動可能となっている。
このドライブカム50の一側面に形成されている第一ラック52は歯車機構53の第三歯車533に噛合している。この第三歯車533の下面側には第三歯車533より径大となる第二歯車532が一体形成されていて、この第二歯車532は第一歯車531、及び第4歯車534に噛合している。
第一歯車531はモータ部54のモータ歯車542に噛合している。モータ歯車542は、ホイール541と合成樹脂製のリング状のベルト543によって連結されている。ホイール541の下面側では筐体10を介して図示しないモータ本体が設けられていて、このモータ本体から直接駆動力を与えられている。
〔押さえ部材の作用〕
次に、本実施形態における押さえ部材43の作用について、図8から図9に基づいて説明する。
まず、カートリッジ92が筐体10の内部に挿入されていない状態では、図8に示される通り、押さえ部材43は、付勢部材46(図4参照)の弾性力によって弾性押さえ片45の後端部(奥行き側端部)がベース部材20に近接し、弾性押さえ片45の前端部(出入口側端部)がベース部材20から離隔して平板状取付部材40Aの下面から退避している。また、ディスクテーブル23は下方位置で待機している。
この状態で、カートリッジ92を出入口から挿入すると、図8に示される通り、カートリッジ92は平板状取付部材40Aの下面と平行に前進する。この際、弾性押さえ片45の前端側の当接部45Aは平板状取付部材40Aの下面から退避しているので、カートリッジ92と干渉することがない。
さらに、カートリッジ92が前進し続けると、図9に示される通り、カートリッジ92の端部が弾性押さえ片45の後端側(奥行き側)の当接部45Aに当接する。すると、この当接部45Aは押し上げられ、弾性押さえ片45は回動部材44と一体となって回動し、弾性押さえ片45の前端側(出入口側)の当接部45Aがカートリッジ92を押しつける。この状態では、2個の押さえ部材43でカートリッジ92の四隅近傍がトレイに押しつけられる。
カートリッジ92が所定位置にセットされたら、ベース部材20が回動し、ディスクテーブル23がカートリッジ92の内部に収納されたディスク本体の孔部に係合し、ディスク本体をディスクテーブル23とクランパ41とでクランプする。さらに、ベース部材20の回動に伴って検出スイッチ61が上昇し、カートリッジ92の所定箇所に係合する。この際、検出スイッチ61に当接するカートリッジ92が浮き上がろうとするが、このカートリッジ92は押さえ部材43で押さえられているので、カートリッジ92が浮き上がることがない。
以上の工程を経て、ディスク本体がディスクテーブル23によって回転しながら情報の記録及び/又は再生が行われる。
情報の記録等が終了したら、カートリッジ92を筐体10から取り出す。カートリッジ92はトレイに載置された状態で排出されるが、カートリッジ92が移動し始めて直ぐに、カートリッジ92から弾性押さえ片45の後端側当接部45Aの当接が解除される。
すると、付勢部材46の弾性力によって弾性押さえ片45及び回動部材44が先ほどとは逆方向に回動し、前端部の当接部45Aが押し上げられてカートリッジ92との当接が解除される。以降、カートリッジ92が排出方向に移動しても、弾性押さえ片45と当接することがない。
〔実施形態の記録媒体駆動装置の作用効果〕
以上のような記録媒体駆動装置によると次のような効果が得られる。
(1)筐体10の出入口から挿入あるいは排出されカートリッジ92が載置可能とされるトレイ30と、筐体10に平板状取付部材40Aを介して取り付けられカートリッジ92の前端部と後端部とをトレイ30に押さえる押さえ部材43とを備え、この押さえ部材43は、カートリッジ92の挿入排出方向と略直交する方向を軸線として回動自在に平板状取付部材40Aに回動部材44と、この回動部材44に固定され前端部側と後端部側とがそれぞれ回動部材44の回動端部から延出する弾性押さえ片45と、を有する構成とした。このため、カートリッジ92を挿入する際に、回動部材44を作動して弾性押さえ片45の前端側(出入口側)の端部をカートリッジ92から離隔し、挿入されたカートリッジ92が所定位置に達したなら、回動部材44を作動して弾性押さえ片45の前後の両端部でカートリッジ92の前後端を押さえる。従って、カートリッジ92が弾性押さえ片45の両端部で押しつけられた状態での移動距離が短くてすむので、カートリッジ92の表面に傷がつくことが少なくなる。また、搬送機構(トレイ等)を動作させるモータの負荷を低減させることができる。さらに、筐体10の内部に挿入されたカートリッジ92は押さえ部材43で浮き上がりが抑制される。そして、回動部材44の回動を検知するセンサを適宜な場所、例えば、弾性押さえ片45の後端部近傍に設けることで、カートリッジ92が所定位置に挿入された状態を検知することも可能であり、この検知から所定時間経過後にディスクテーブル23の回転駆動をスタートさせるものであってもよい。
(2)押さえ部材43は、カートリッジ92の挿入排出方向と略直交する方向に2個並んで配置されているから、平面矩形状に形成されたカートリッジ92の四隅近傍を押さえることで、カートリッジ92の浮き上がりを効果的に抑制することができる。
(3)平板状取付部材40A及び回動部材44は、それぞれ略平板状に形成されているため、取付部材40Aに回動部材44を重ねた状態で取り付けることで、記録媒体駆動装置の全体を薄くすることが可能となる。
(4)弾性押さえ片45は、その後端部をカートリッジ92側に近接する方向に常時付勢する付勢部材46が接続されているので、弾性押さえ片45の前端部は、通常、カートリッジ92から離隔する方向に保持されていることになるので、カートリッジ92を挿入する際に弾性押さえ片45の前端部が誤ってカートリッジ92に当接して傷つくことがなくなる。カートリッジ92の端部が弾性押さえ片45の後端部に到達した場合には当該後端部が動いて弾性押さえ片45及び回動部材44が回動し、弾性押さえ片45の両端部でカートリッジ92を押さえることになるので、カートリッジ92の浮き上がりを抑制することができる。
(5)弾性押さえ片45と付勢部材46とは1枚の板ばねから形成されているので、これらの部品の製造を容易にできるだけでなく、装置の薄型化を達成することができる。
(6)弾性押さえ片45の前端部及び後端部のそれぞれに略球面状の当接部45Aを設けたから、カートリッジ92が弾性押さえ片45の両端部と当接した状態で移動したとしても、当接部45Aが略球面状とされているので、カートリッジ92の表面に傷がつきにくくなる。また、弾性押さえ片の当接部45Aにローラを付加することにより、さらに摺動を改善することもできる。
(7)付勢部材46の先端部は平板状取付部材40Aに形成された係合孔40Cに係止されているから、装置を誤って落とした際に、装置に振動が加わっても、弾性押さえ片45及び付勢部材46がずれることを抑制し、押さえ部材43をより正確に作動させることができる。
(8)平板状取付部材40Aに回動軸70を介してホルダ本体42A、係合片42B1及び回動部材44をそれぞれ回動自在に取り付けた回動軸構造を、これらのホルダ本体42A、係合片42B1及び回動部材44の回動中心部近傍に設けられそれぞれ貫通孔が形成された一対の第1支持片部71と、これらの第1支持片部71に対向して平板状取付部材40Aに設けられそれぞれ貫通孔が形成された一対の第2支持片部72とを備えて構成し、回動軸70は、第1支持片部71の貫通孔と第2支持片部72の貫通孔とをそれぞれ貫通する支持軸部73と、この支持軸部73の一端部に曲折して一体形成され支持軸部73の抜け止めをする抜け止め軸部74とを備えている。そのため、これらの支持軸部73の先端部を貫通孔に貫通することで、回動軸70でホルダ本体42A、係合片42B1及び回動部材44を平板状取付部材40Aに簡単に取り付けることができる。しかも、回動軸70は抜け止め軸部74で抜け止めされているため、回動軸70が誤って平板状取付部材40A等から外れることを抑制できる。しかも、回動軸70は支持軸部73と抜け止め軸部74とが一体形成された構造であるため、その平面内の形状をL型、その他の平面的な形状とすることが容易であるため、回動軸構造を薄くすることが可能となり、記録媒体駆動装置を薄型化することができる。
(9)支持軸部73と抜け止め軸部74との間には支持軸部73が貫通孔の中でずれないようにするためのばね部材75が設けられているから、ホルダ本体42A、係合片42B1及び回動部材44を平板状取付部材40Aに装着する際にガタを抑制できるので、回動軸70が誤ってはずれることを抑制できる。
(10)支持軸部73、ばね部材75及び抜け止め軸部74は1本の弾性線条部材から形成されているから、回動軸70の構造を簡単なものにできる上、この回動軸70を容易に製造することができる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明の記録媒体駆動装置は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本実施形態では、カートリッジタイプの記録媒体とベアディスクタイプの記録媒体との両方が利用可能な記録媒体駆動装置であるが、本発明は、これに限らない。本発明は、カートリッジタイプの記録媒体のみが利用可能の記録媒体駆動装置であってもよい。
また、回動軸70は1本の軸部材からなり、その両端部をCリング、その他の係止部材で止める構造としてもよい。
さらに、押さえ部材43の数は2個に限定されるものではなく、1個、あるいは3個以上であってもよい。
前記実施形態では、弾性押さえ片45は、その後端部をカートリッジ92側に近接する方向に常時付勢する付勢部材46が接続された構成としたが、本発明では、付勢部材46を必ずしも設けることを要しない。例えば、カートリッジ92の挿入位置を光センサ等で検知し、この検知に基づいて回動部材44を回動操作させるものであってもよい。
[実施の形態の作用効果]
本実施の形態の記録媒体駆動装置は、カートリッジタイプの記録媒体が収納される出入口が形成された筐体10と、出入口から挿入あるいは排出されるとともにカートリッジ92が載置可能とされるトレイ30と、筐体10に平板状取付部材40Aを介して取り付けられるとともにカートリッジ92の前端部と後端部とをトレイ30に押さえる押さえ部材43とを備え、この押さえ部材43は、カートリッジ92の挿入排出方向と略直交する方向を軸線として回動自在に平板状取付部材40Aにより取り付けられた回動部材44と、この回動部材44に固定され前端部側と後端部側とがそれぞれ回動部材44の回動端部から延出する弾性押さえ片45と、を有する構成とした。このため、カートリッジ92を挿入する際に、回動部材44を作動して弾性押さえ片45の前端側の端部をカートリッジ92から離隔する。挿入されたカートリッジ92が所定位置に達したなら、回動部材44を作動して弾性押さえ片45の前後の両端部でカートリッジ92の前後端を押圧する。そのため、カートリッジ92が弾性押さえ片45の両端部で押しつけられた状態での移動距離が短くてすむので、カートリッジ92の表面に傷がつくことが少なくなる。また、搬送機構を動作させるモータの負荷も低減される。また、弾性押さえ片45でカートリッジ92の浮き上がりを抑制することができる。
本発明はカートリッジの中にディスク本体を収納するカートリッジタイプの記録媒体がトレイに載置され、このトレイに前記カートリッジが押さえ部材で押さえられる記録媒体駆動装置として利用できる。
【0002】
するようにされている。
カートリッジは、トレイに載置された状態で出入口から挿入されるが、この際に、押さえ部材の前端部と後端部とはカートリッジに圧着摺動される。
[0005]【特許文献1】特開2004−111008(図4)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
[0006] しかしながら、従来例では、一対の板状部材からなる押さえ部材の前端部及び後端部にカートリッジが圧着摺動されるので、カートリッジを傷つけることになる。この場合、押さえ部材の前端部と後端部とに潤滑性の高い材料を採用したり、ローラを取り付ける等の手段が考えられるが、これらの手段を用いたとしても、カートリッジへの傷つきを防止するのに十分ではない。
特に、Blue−ray(ブルーレイ)用のカートリッジでは、その摺動面に大きな開放面が形成されており、その開放面が周縁部分に比べて落ち込んだ構造であるため、カートリッジの移動に伴って、押さえ部材の前端部と後端部とは、周縁部を摺動した後、開放面に落ち込み、さらに、周縁部に乗り上げることになり、動作の不安定につながる虞れがある。
[0007] 本発明は、一例として、カートリッジが出入口から挿入あるいは排出されても、押さえ部材でカートリッジを傷つけることがない記録媒体駆動装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
[0008] 本発明は、カートリッジタイプの記録媒体が収納される出入口が形成された筐体と、前記出入口から挿入あるいは排出されるとともにカートリッジが載置可能とされる搬送手段と、前記筐体に取付部材を介して取り付けられるとともに、前記カートリッジの前端部と後端部とを前記搬送手段に押さえる押さえ部材とを備え、前記押さえ部材は、前記カートリッジの挿入排出方向と交差する方向を軸線として回動自在に前記取付部材により取り付けられた回動部材と、中央部が前記回動部材に固定され前端部側と後端部側とがそれぞれ前記回動部材の回動端部から延出する1枚の板ばねから形成された弾性押さえ片と、を有することを特徴とする記録媒体駆動装置である。


【0008】
[0021] クランパ41は、ディスクテーブル23で係合されたベアディスクあるいはカートリッジ92の内部のディスク本体がディスクテーブル23から外れないように保持するものであり、クランパホルダ42によりディスクテーブル23に対して近接離隔される。
クランパ41は合成樹脂で形成されていて中心部の上面側に図示しない円盤状金属部材が嵌めこまれており、その上下端にはフランジが形成されている。
クランパホルダ42はクランパ41の外周部を昇降自在に保持するとともに平板状取付部材40Aに中央部が回動軸70を介して回動自在に支持されるホルダ本体42Aと、このホルダ本体42Aの回動姿勢にかかわらずクランパ41のディスクテーブル23に対する姿勢を維持する姿勢保持手段42Bとを備えている。
ホルダ本体42Aは、略平板状に形成された回動片であり、その先端部と後端部とにはそれぞれ、ディスクテーブル23側への回動を規制するストッパ部42A1と、後端部を下方に付勢するとともに先端部を上方に付勢する付勢部42A2がそれぞれ取り付けられている。
[0022] ホルダ本体42Aは、その回動中心部近傍に3個で一対の第1支持片部71が切り起こして形成されており、これらの第1支持片部71には貫通孔がそれぞれ形成されている。これらの第1支持片部71のうち両側の第1支持片部71に対向して第2支持片部72が平板状取付部材40Aにそれぞれ切り起こして形成されており、これらの第2支持片部72には貫通孔がそれぞれ形成されている。
回動軸70は、第1支持片部71の貫通孔と第2支持片部72の貫通孔とをそれぞれ貫通する支持軸部73と、この支持軸部73の一端部に曲折して一体形成され支持軸部73の抜け止めをする抜け止め軸部74と、支持軸部73と抜け止め軸部74との間に設けられ支持軸部73が貫通孔の中でずれないようにするための螺旋状ばね部材75とを備えており、これらの支持軸部73、ばね部材75及び抜け止め軸部74は1本の弾性線条部材(例えば、針金)を折り曲げて形成されている。この抜け止め軸部74の端部は平板状取付部材40Aに形成された係止突起76に係止されている。
この構成の回動軸70を装着するには、ホルダ本体42Aを平板状取付部材40Aの所定位置にセットし、第1支持片部71の貫通孔と第2支持片部72の貫通孔とに回動軸70の支持軸部73の端部を貫通し、一方、抜けとめ軸部74を係止突起76に係止


Claims (5)

  1. カートリッジタイプの記録媒体が収納される出入口が形成された筐体と、
    前記出入口から挿入あるいは排出されるとともにカートリッジが載置可能とされる搬送手段と、
    前記筐体に取付部材を介して取り付けられるとともに、前記カートリッジの前端部と後端部とを前記搬送手段に押さえる押さえ部材とを備え、
    前記押さえ部材は、前記カートリッジの挿入排出方向と交差する方向を軸線として回動自在に前記取付部材により取り付けられた回動部材と、この回動部材に固定され前端部側と後端部側とがそれぞれ前記回動部材の回動端部から延出する弾性押さえ片と、を有することを特徴とする記録媒体駆動装置。
  2. 請求項1に記載された記録媒体駆動装置において、
    前記押さえ部材は、前記カートリッジの挿入排出方向と交差する方向に複数並んで配置されていることを特徴とする記録媒体駆動装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載された記録媒体駆動装置において、
    前記取付部材及び前記回動部材は、それぞれ略平板状に形成されていることを特徴とする記録媒体駆動装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載された記録媒体駆動装置において、
    前記弾性押さえ片は、その後端部を前記カートリッジ側に近接する方向に常時付勢する付勢部材が接続されていることを特徴とする記録媒体駆動装置。
  5. 請求項4に記載された記録媒体駆動装置において、
    前記弾性押さえ片と前記付勢部材とは1枚の板ばねから形成されていることを特徴とする記録媒体駆動装置。
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