JP3988950B2 - 記録媒体駆動装置 - Google Patents

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は記録媒体をトレイに載置して内部に収納する記録媒体駆動装置に関する。
【背景技術】
【0002】
光学式記録媒体から情報を再生し、あるいは、記録媒体に情報を記録するために記録再生装置が利用されている。記録再生装置は、記録媒体を内部に収納し、記録再生装置の内部においてこの記録媒体を高速回転させて記録再生機構によって読み込みや書き込みが行われる。
記録媒体には、CD(Compact Disc)等のように記録面が露出した状態で用いられるベアディスクタイプの記録媒体の他、記録面を保護するためにカートリッジに収納されているMD(Mini Disc)やDVD−RAM(Digital Versatile Disc−Random Access Memory)やブルーレイディスク等のカートリッジタイプの記録媒体がある。これらのベアディスクタイプの記録媒体、カートリッジタイプの記録媒体の両方の読み込みや書き込みが行えるものとして、トレイ載置タイプの記録再生装置が注目されている。
【0003】
トレイ載置タイプの記録再生装置として、従来では、トレイの載置面に記録媒体を位置決めするディスクホルダーが設けられたものがある(例えば特許文献1)。
このディスクホルダーの従来例は、ベアディスクタイプの記録媒体を載置するときには、上方に突起させてディスク本体の周縁部と当接させ、その位置決めを行うことができ、カートリッジタイプの記録媒体を載置する時は、ディスクホルダーを下方に押し下げてカートリッジを載置することができる。また、カートリッジタイプの記録媒体には、端部に書き込み可能不可能を選択できるツメや孔部等のカートリッジ情報部位が設けられていて、トレイの載置面にこのカートリッジ情報部位と対応する部分には、ディスクホルダーと載置面の同一面上に検出用の孔部が設けられている。この孔部から検査用のピン部材を挿通させてカートリッジタイプの記録媒体が書き込み可能であるかどうか等の情報を検査することができる。
【0004】
【特許文献1】
特許公報第2882321号(図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来例では、ディスクの載置面の同一面上にディスクホルダーと検出孔部とを設けているため、検出孔部あるいはディスクホルダーの位置が制限されることになり、トレイの載置面の有効活用をすることができない。また、大容量光学式記録媒体の研究は急速に進められており、ディスクの端部に設けられるカートリッジ情報部位は書き込み可能不可能を選択するツメだけではなく、その他のディスク情報を複数のカートリッジ情報部位に持たせるカートリッジタイプの記録媒体も研究されている。このような複数のカートリッジ情報部位を有するカートリッジタイプの記録媒体を、載置面にディスクホルダーが設けられているトレイに載置する場合、ディスクホルダーのために検出部位が制限されてカートリッジの情報が正確に伝達できない可能性がある。
【0006】
本発明は、一例として、以上のような課題を解決し、トレイの載置面の有効活用ができる記録媒体駆動装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の記録媒体駆動装置は、カートリッジタイプの記録媒体とベアディスクタイプの記録媒体との双方が載置可能であるトレイを有し、少なくとも前記記録媒体の再生または記録を行う記録媒体駆動装置であって、前記トレイは、前記記録媒体を載置する載置面と、この載置面に対して立ち上がって形成される立上部と、この立上部に、少なくとも、前記ベアディスクタイプの記録媒体の載置位置を位置決めする位置とカートリッジタイプの記録媒体を載置したときにカートリッジタイプの記録媒体から退避する位置との間で回動自在なディスクホルダーと、を有し、前記ディスクホルダーは、前記水平置きの姿勢で前記ベアディスクタイプの記録媒体を設置する時に、前記ベアディスクタイプの記録媒体の周縁部と前記ディスクホルダーの先端部とが当接可能となる水平置き支持位置と、前記鉛直置きの姿勢で前記ベアディスクタイプの記録媒体を設置する時に、前記ベアディスクタイプの記録媒体の周縁部と前記ディスクホルダーの先端部とが当接するとともに、前記載置面と前記押え部の間で前記ベアディスクタイプの記録媒体の周縁部を支持する鉛直置き支持位置との間で回動可能とされることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
[図1]図1は第1の実施形態の記録媒体駆動装置の全体斜視図。
[図2]図2は前記装置の分解斜視図。
【図3】図3は前記装置のトレイを取り外した時の正面図。
【図4】図4は前記図3の状態における斜視図。
【図5】図5は前記装置のフレーム及びベース部材の断面図。
【図6】図6は前記装置のフレーム及びベース部材の別の断面図。
【図7】図7は前記装置のトレイを示す斜視図。
【図8】図8は前記図7のトレイの一部を拡大した正面図。
【図9】図9は前記装置のベース部材20の動きを示す図。
【図10】図10は本発明の記録媒体駆動装置に用いられる記録媒体を示す正面図。
【図11】図11は第2の実施形態の記録媒体駆動装置を水平置きにした状態の全体斜視図。
【図12】図12は前記装置を鉛直置きにした状態の全体斜視図。
【図13】図13は前記図11および図12のトレイ30の要部を拡大した正面図。
【符号の説明】
【0009】
30…トレイ、31…載置面、32…立上部、33…位置決め部材、34…検出孔部、35…ディスクホルダー、100…記録媒体駆動装置、312…円状の凹部、351…押え部、611…ピン部材。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態を図示例と共に説明する。
なお、以下の説明において「水平置き」とは、トレイの載置面が記録媒体駆動装置を設置する面と実質的に略平行となるように、記録媒体駆動装置を設置する置き方を言う。この場合においては、トレイの載置面は記録媒体駆動装置を設置する面に対して水平となる。
また、「鉛直置き」とは、いわゆる縦置きを意味し、トレイの載置面が記録媒体駆動装置を設置する面と実質的に略直行となるように、記録媒体駆動装置を設置する置き方を言う。この場合においては、トレイの面は記録媒体駆動装置を設置する面に対して鉛直となる。
【0011】
〔記録媒体駆動装置の構成〕
図1〜図9は本発明の第1の実施形態を示す記録媒体駆動装置である。図1は本発明の第1の実施形態である記録媒体駆動装置の全体斜視図、図2は前記実施形態の記録媒体駆動装置の分解斜視図である。
図1、図2において、100は略面状の記録媒体を記録及び/又は再生する記録媒体駆動装置であって、この記録媒体駆動装置100は、平面略矩形形状のフレーム10と、このフレーム10の内部に取り付けられているベース部材20と、フレーム10に出し入れ可能とされるトレイ30と、フレーム10の上面を覆うクランプ機構40と、フレームの外周面を覆う金属製の図示しないケーシングとを備えている。この記録媒体駆動装置100は、記録媒体が水平に沿って載置される水平置きと、記録媒体が鉛直方向に沿って載置される鉛直置きとの双方で設置可能とされる。
【0012】
〔記録媒体駆動装置で再生及び/又は記録される記録媒体〕
この記録媒体駆動装置100に用いられる記録媒体には、CD等のようにディスク91をそのまま用いるベアディスクタイプの記録媒体と、カートリッジ92内にディスク91を収納するカートリッジタイプの記録媒体90とがある(図10参照)。ディスク91は中心に円状孔部93を有する円盤状に形成されていて、表面に記録面を有している。カートリッジタイプの記録媒体90のカートリッジ92は外周から中心に向けて開孔口97が設けられている。この開孔口97から内部のディスク91の再生及び/又は記録が可能となっている。再生及び/又は記録の実行中以外の時にこの開孔口97からディスク91を保護するために、カバー94が設けられている。このカバー94は前記開孔口97が設けられる一辺と隣り合う2辺の両方向にどちらにでもスライド移動することが可能となっていて、カバー94がスライド移動することで開孔口97が開かれる。また、カートリッジ92の一端部あるいは両端部にカートリッジ情報部位95が設けられている。このカートリッジ情報部位95には、ディスク91への書き込みを許可するかどうかの切替部等が含まれている。
【0013】
〔フレーム10の構成〕
図2において、フレーム10は、合成樹脂等から形成される部材であり、平面長方形の平板状の底部11と、この底部11の短辺側周縁部の一方に一体形成された背面部12と、底部11の周縁部の短辺側の他方に底部11から立ち上がって一体形成される前面部14と、底部11の周縁部の両長辺側に一体形成され背面部12と略同じ高さ寸法となる2つの側面部15とを備え、これらの側面部15及び背面部12とで囲まれ底部11と対向する上面開口部13が形成されている。
ここで、この記録媒体駆動装置100において、記録媒体駆動装置100の水平置き、鉛直置きの状態によらず、上面開口部13側を上面側、それに対する底部11側を下面側、背面部12側を背面側、前面部14側を前面側と定義する。また、前面側から背面側に向かう方向を前進方向とし、その反対を後退方向とし、上面から下面に向かう方向を上下方向とし、前面−背面方向と上下方向とに直交する側面への方向を側面方向とする。
【0014】
底部11は、その周縁部に側面部15、前面部14、及び背面部12が形成され、かつ、その内側には大きく空洞孔部が設けられている。底部11の空洞孔部は図示しない電気回路が収納されるスペースであり、この電気回路によって記録媒体駆動装置100の動作が制御されている。
背面部12は、下面側に図示しない外部端子部があり、この外部端子部はフレーム内で底部11に設けられている電気回路と電気的に接続されている。この外部端子部は、記録媒体駆動装置へ電力の供給を行うための電源ケーブル接続部や、パソコン等の外部機器との接続を可能にして外部と通信するための外部端子接続部等を備えている。記録媒体駆動装置100で再生された情報及び/又は記録される情報は主としてこの外部端子から入出力されている。
側面部15の内壁には、トレイ30を摺動自在に支持する摺動片150が前面−背面方向に亘って設けられている。また、側面部15の背面側にはベース部材20が揺動自在に取り付けられている。
前面部14は、背面部12及び側面部15よりも上下方向への寸法が小さく形成されていて、この前面部の上面側にトレイ30が出し入れされる開口部141が設けられている。また、前面部14には図示しない操作部が設けられていて、この操作部は底部11に設けられている電気回路に接続されている。この操作部にはトレイ30の出し入れを行うためのイジェクトボタンや、音量を調整するためのボリュームつまみ、イヤホンの挿入口等が含まれている。
上面開口部13は、記録媒体を保持するための機構の一つであるクランプ機構40が取り付けられている。
【0015】
〔ベース部材20の構成〕
図3は記録媒体駆動装置100のクランプ機構40とトレイ30とを取り除いた正面図、図4は記録媒体駆動装置100のクランプ機構40とトレイ30とを取り外した全体斜視図である。
図2から図4において、ベース部材20は金属製の板材をプレス成型等することで形成されている。このベース部材20の前面側から所定距離離れ、かつ、側面方向において略中心となる位置には、上下方向を回転軸として回転可能となる平面円形のディスクテーブル23が取り付けられている。また、ディスクテーブル23はベース部材20の上面より上面側に突出して設けられている。このディスクテーブル23の下面側にはモータ等の図示しない回転駆動機構が設けられていて、この回転駆動機構は前記電気回路とパターン配線が埋め込まれた合成樹脂製のフレキシブル基板等によって電気的に接続されている。前記電気回路から駆動命令の電気信号が伝達されると、この回転駆動機構がディスクテーブル23を高速回転させる。
ディスクテーブル23は、記録媒体を載置する載置部232と、載置部232の中心に設けられて上面側が径小となるテーパ状のテーパ部231とを備えている。このテーパ部231がディスク91の円状孔部93に係合される。また、図3に示すように、テーパ部231の上面側には磁石231Aが嵌め込まれていて、載置部232の上面側には記録媒体の面を保護するとともに滑り止めとなる合成樹脂製のシート部材232Aが接着されている。このシート部材232Aによってディスクテーブル23が高速回転しても記録媒体が滑ることがなく、従って記録媒体の記録面を傷つけることがない。
【0016】
ベース部材20のディスクテーブル23より背面側には、記録再生機構配置用孔部26が設けられていて、この記録再生機構配置用孔部26に記録再生機構27が設けられている(図3参照)。尚、この記録再生機構27は図3にのみ示し、他の図では省略している。この記録再生機構27は記録媒体の記録面にレーザー光線を照射して情報を記録及び/又は再生する装置であり、ベース部材20の記録再生機構配置用孔部26の前面−背面方向に沿って進退可能となっている。この記録再生機構27の一部に、合成樹脂製の図示しないフレキシブルケーブルが接続されていて、記録再生機構27はこのフレキシブルケーブルを介して前記電気回路と電気的に接続されている。
【0017】
また、ベース部材20の前面側の一方の角部には、前面側に突出した検出基板取付部211が形成されている。この検出基板取付部211の下面側には平板状の検出基板60が固定されている。この固定には、接着材による接着や、ねじによる固定、あるいは溶接による固定等を用いることができる。検出基板60上には検出スイッチ61が上面側に向かって立設されていて、この検出スイッチ61はベース部材20の下面側に伸びる図示しない配線を介して、前記電気回路に接続されている。検出スイッチ61の先端部には検出ピン611が上面側に向かって設けられている。
【0018】
〔ベース部材20のフレーム10への取り付け〕
図5は記録媒体駆動装置100の断面図、図6は記録媒体駆動装置100の別の断面図である。
図2ないし図6に示されるように、ベース部材20の側面には、側面部15に向かって突起状の第一軸21と第二軸22が設けられている。第一軸21はディスクテーブル23の略中心から側面部15に向かったベース部材20の両側面に設けられ、第二軸22はベース部材20の両側面の背面側に設けられている。
【0019】
また、フレーム10の側面部15の内側には、第一軸21に対応させた位置に、第一ガイド溝151が側面部15に一体形成されている。この時、第一軸21はベース部材20の両外側面に設けられているので、この第一軸21に対応するように第一ガイド溝151がフレーム10の両側面部15の内側面に設けられている。この第一ガイド溝151は、底部11に対して垂直となる方向より若干前面側から背面側に傾斜するように形成されている。ディスクテーブル23はベース部材20より上面側に位置するため、第一ガイド溝151を垂直に設けると第一軸21はキャプチャー面に対して垂直に運動するが、この時ベース部材20は背面側でフレーム10に取り付けられて揺動しているので、ディスクテーブル23の揺動軌跡はキャプチャー面に対して垂直とならず僅かに傾斜した線を描くことになる。従ってディスクテーブル23の揺動軌跡をキャプチャー面に対して垂直となるようにするために、第一ガイド溝151はディスクテーブル23の軌跡を垂直になるよう案内するために若干傾斜して形成されている。
【0020】
また、側面部15の背面側の端部には、軸支持部材153が固定されている。この軸支持部材153は断面略L字型に形成されている部材で、L字の一片に3つの軸固定孔153Aが穿設されていて、他の一片には前面−背面方向に伸びる第二ガイド溝としての第二ガイド孔部152が設けられている。側面部15の背面側には、この軸支持部材153が取り付けられる平面部154を有し、この平面部154には上面側に突起する二本の軸受け突起154Aと、これら軸受け突起154Aの間に軸受け孔154Bとが設けられている。そして、軸固定孔153Aの両端2つには軸受け突起154Aが嵌合し、残りの中心の軸固定孔153Aにはねじが貫通され、軸受け孔154Bに螺設されて軸支持部材153は平面部154に確実に固定されている。また、この時、第二ガイド孔部152が設けられる一片が、軸固定孔153Aを有する他の一片を間に介して側面部15の内壁に平行に設けられるように軸支持部材153が取り付けられている。
【0021】
ここで、本実施形態では、第一軸21と第一ガイド溝151とで、ディスクテーブル23の略中心の揺動軌跡が記録媒体のディスク91のキャプチャー面に対して垂直であり、かつ、記録媒体の中心を通るように案内する第一ガイド機構151Aが構成され、第二軸22と第二ガイド孔部152とで、ベース部材20をディスクテーブル23の揺動軌跡と交差する方向に逃がす第二ガイド機構152Aが構成されている。
この時、ディスクテーブル23の略中心とは、テーパ部231及び載置部232の一部を含む範囲を指し、これはすなわち、ディスク91をキャプチャーする際にディスク91の円状孔部93とディスクテーブル23のテーパ部231とがスムーズに係合する範囲のことを指す。
【0022】
図5は、ベース部材20が記録媒体のキャプチャー面から最も遠ざかった位置(待機位置)に来たときの側面断面図を示しており、図6は記録媒体がキャプチャー面に位置するとき(キャプチャー位置)の側面断面図を示している。図5、図6に示すとおり、ベース部材20は待機位置では第一軸21は第一ガイド溝151の最も下面側に位置し、この時第二軸22は第二ガイド孔部152の背面側に逃げている。それに対して、キャプチャー位置では、第一軸21は第一ガイド溝151の上面側に移動し、第二軸22は第二ガイド孔部152の前面側に逃げている。このように第一ガイド機構151Aと第二ガイド機構152Aによってベース部材20の動きを規制することでディスクテーブル23の略中心がキャプチャー面に対して垂直となるように揺動させることができる。なお、本実施形態では、ディスクテーブル23の略中心がキャプチャー面に対して垂直となるように揺動するとしているが、特にこれに限定される趣旨はなく、記録媒体の円状孔部にテーパ部231が収まる範囲で略垂直に揺動されればよい。
【0023】
〔トレイ30の構成〕
図7はトレイ30の斜視図、図8はトレイ30の前面側の正面図である。トレイ30は、ABS樹脂等の合成樹脂で形成される部材であり、平面矩形状に形成されている載置面31と、載置面31の周縁部の前面側から立ち上がる立上部32とを有している。トレイ30の下面側の側面には、トレイ30が進退する方向に沿って直線状の図示しない溝部が一体形成されていて、この溝部に側面部15の摺動片150が係合している。トレイ30は、これらの溝部と摺動片150によって前面−背面方向にスムーズに進退することができる。載置面31は、カートリッジタイプの記録媒体とベアディスクタイプの記録媒体のいずれかを載置できるものであり、ベアディスクタイプを載置するために、円状凹部が形成されている。
【0024】
トレイ30の背面側には合成樹脂等で形成される記録媒体の位置決め部材としてのスライダ33が取り付けられている。スライダ33はばね等の図示しない弾性部材によって前面側に付勢されている。これにより、載置面31にカートリッジタイプの記録媒体を載置した際に、スライダ33と立上部32とでカートリッジを挟持して位置決めすることができる。
【0025】
スライダ33の前面側には円弧部33Aが形成されていて、載置面31にベアディスクタイプの記録媒体を載置する際の位置決め用のガイドとなるように形成されている。この時、載置面31にベアディスクを載置したときに、スライダ33が図示しない弾性部材によって前面側に付勢されていると、スライダ33とベアディスクの周縁部と干渉し、ベアディスクの回転を阻害してしまう虞があるため、スライダ33には図示しないスライダ位置決め部位が設けられている。このスライダ位置決め部位によりスライダ33の円弧部33Aはベアディスクの周縁部に沿う位置より前面側に移動しないように規制している。またスライダ33の円弧部33Aの上面側の一部に押え部331が載置面31に対向して平行に設けられている。この押え部331はベアディスクを載置面31に載置した時に、このディスクの周縁の一部を覆うように形成されている。
【0026】
トレイ30の立上部32の両端部には、ディスクホルダー35が回動可能に取り付けられている。このディスクホルダー35は、長尺状のホルダー本体350と、先端部にホルダー本体350と一体形成され、載置面31と対向する平板状の押え部351と、基端部に載置面31に垂直となるように設けられる図示しない回動ピンとを備えており、ディスクホルダー35先端の押え部351が立上部32の内側面とトレイ30の側縁の内側面との間で回動可能とされている。トレイ30の立上部32の両端部には上下方向に向かってディスクホルダー35の回動ピンを挿入するホルダー支持孔321が設けられている。ディスクホルダー35はこのホルダー支持孔321に回動自在に取り付けられている。
【0027】
トレイ30の載置面31の前面側両端部には検出部位としての検出孔部34が穿設されている。トレイ30がフレーム10の内部に格納され、ベース部材20が揺動してディスクテーブル23がトレイ30側に移動する時、ベース部材20に取り付けられた検出基板60の検出ピン611もトレイ30側に移動する。この時、検出ピン611はこの検出孔部34を挿通し、載置面31の上面側に突出している。これは、載置面31にカートリッジタイプの記録媒体を用いた場合にカートリッジタイプの記録媒体の情報を検出するために用いられる。
載置面31から突出した検出スイッチ61の先端部の検出ピン611は、このカートリッジタイプの記録媒体に設けられているカートリッジ情報部位95から記録媒体の情報を検出するために用いられている(図6参照)。例えば、カートリッジ収納タイプの記録媒体には、書き込み可、不可の選択が可能な記録媒体があり、これには、カートリッジに書き込み可、不可選択用のカートリッジ情報部位95が設けられていて、このカートリッジ情報部位95を塞ぐと書き込み可能となり、カートリッジ情報部位95を露出させると書き込み不可となるものがある。
載置面31はこのようなカートリッジ情報部位95と対応する位置に検出孔部34が設けられていて、この検出孔部34から検出ピン611が突起している。そして、カートリッジ情報部位95が開いている場合では、検出ピン611の先端がカートリッジ情報部位95に入り込み、記録媒体への書き込み不可能と判断することができ、一方カートリッジ情報部位95が塞がれている場合では、検出ピン611は孔部に入れずに検出スイッチ61を押し込み、これによって書き込み可能と判断することができる。また、カートリッジ情報部位95は、書き込み可、不可に限られず、例えば、カートリッジタイプの記録媒体の記憶容量等の他の情報が示されるものであってもよい。このようにカートリッジが多くの情報を持つと、それに伴って載置面31の検出孔部34の数を増加させるか、あるいは検出孔部34の大きさを拡大させることが好ましいとされる。
【0028】
トレイ30の載置面31の略中心はディスクテーブル23が挿通される位置であり、この位置より背面方向に向かって、作業孔部36が設けられている。この作業孔部36は、載置面31に設けられた記録媒体に係合するディスクテーブル23が挿通する他、記録媒体の再生及び/又は記録を行う記録再生機構27から記録媒体の記録面に向かって照射されるレーザー光線の通過部となっている。
【0029】
〔記録媒体の載置〕
このトレイ30では、ディスクホルダー35は、記録媒体の種類や、この装置全体の設置の仕方によって最も適切な位置に位置させることができる。まず、この記録媒体駆動装置100をトレイ30の載置面31が水平になるように設置(水平置き)した場合を説明する。記録媒体としてベアディスクを用いる時は、ディスクホルダー35は図8のBに位置することが好ましい。すなわち、2つのディスクホルダー35の先端部はベアディスクの周縁部に当接可能となる水平置き支持位置B(図8中実線で示す)に配置されている。この位置Bでは、ディスクホルダー35によってベアディスクが水平方向にずれないように位置決めすることができる。この時、ディスクホルダーは軽くベアディスクの周縁部に当接するか、僅かな隙間を開けて配置されて、ベアディスクがディスクテーブル23にキャプチャーされて高速回転する際に、ディスクホルダー35はこの回転を阻害しない位置に配置されていることが好ましい。
記録媒体としてカートリッジタイプの記録媒体を用いる場合、ディスクホルダー35は図8の一点鎖線Aの格納位置、すなわち、立上部32に当接するように配置されている。載置面31にはカートリッジの位置決めの係合突起311が載置面31から上面側に向かって設けられている。カートリッジには所定位置にこのような係合突起311と係合する係合凹部96(図10参照)が設けられていて、この係合凹部96に係合突起311を係合させることで位置決めが行える。さらに、本実施形態の記録媒体駆動装置100では、前述したようにスライダ33によりカートリッジを前面側に付勢することができ、このスライダ33と立上部32とでカートリッジを挟持して位置決めが確実に行え、平面方向にずれることがない。このように立上部32の格納位置Aにディスクホルダー35を移動させることでカートリッジを載置するスペースが十分に確保できる。なおかつ、従来技術と比較してトレイ30の載置面31のスペースが十分確保できる為、例えば、検出孔部34を設ける場所、大きさ、数量等の自由度が増し、検出ピン611によってカートリッジタイプの記録媒体の各様々な情報を収集することができる。また、ディスクホルダー35が立上部32に格納される為、載置面31から突出する検出スイッチ61や検出孔部34との干渉を防ぐことができる。
【0030】
次にこの記録媒体駆動装置100をトレイ30の載置面31が鉛直方向となるように設置(鉛直置き)した場合を説明する。記録媒体としてベアディスクを用いる時、ディスクホルダー35は図8の二点鎖線Cの鉛直置き支持位置に配置される。すなわち、ディスクホルダー35を係合突起311に当接する位置まで回動させ、ディスクホルダー35の先端部がベアディスクの周縁部の一部と当接するように配置される。この時、ディスクホルダー35の先端部に載置面31に対向して平行に押え部351が設けられていて、この押え部351と載置面31との間でベアディスクの周縁部が当接し、背面側ではスライダ33の前面部に設けられる押え部331がベアディスクの周縁の一部を覆うように配置されている。これらの押え部351,331により、ベアディスクが載置面31から外れることを防止している。この押え部351,331と載置面31とは一定の距離があけられていて、ディスクテーブル23がベアディスクをキャプチャーした際に、ベアディスクが押え部351,331に干渉しないようになっている。また、この時用いられるディスクホルダー35は鉛直下側となる一方のディスクホルダー35のみで十分ベアディスクの支持が可能であるが、さらにもう一方のディスクホルダー35も同様に鉛直置き支持位置Cに配置してもよく、あるいは、もう一方のディスクホルダー35のみを水平置き支持位置Bに配置していてもよい。
また、カートリッジタイプの記録媒体を用いた場合は、水平置きと鉛直置きとで載置方法は同様であるため、鉛直置きの場合の載置方法は省略する。
【0031】
〔クランプ機構40の構成〕
図1及び図2に戻って、フレーム10の上面開口部13には前述したようにクランプ機構40が取り付けられていて、このクランプ機構40はディスクテーブル23で係合された記録媒体がディスクテーブル23から外れないように保持する機構を有している。クランプ機構40のディスクテーブル23と対向する位置には、クランパ41が設けられていて、このクランパ41はクランパホルダー42に支持されている。クランパ41は合成樹脂で形成されていて中心部の上面側に図示しない円盤状金属部材が嵌めこまれている。クランパホルダー42には板ばね43が設けられていて、クランパホルダー42が下面側に下がったときに上面側に付勢するように働いている。
【0032】
〔記録媒体の係合〕
記録媒体をトレイ30の載置面31に載置してトレイ30をフレーム10内に収納させると、このディスク91の円状孔部93がディスクテーブル23のテーパ部231に係合され、載置部232のシート部材232Aにディスク91が載置されてキャプチャーされる。そして、ディスクテーブル23のテーパ部231に磁石が嵌めこまれているので、ディスク91をクランパ41で挟むことができ、これによってディスクはディスクテーブル23から外れないように固定されている。この時、クランパ41がディスクテーブル23の磁石231Aによってディスクテーブル23側に当接し、それに伴ってクランパホルダー42も下面側に移動する。そして、ディスクテーブル23はディスク91の再生及び/又は記録時に高速回転し、前述したように記録再生機構27によって記録面の情報の再生及び/又は記録が行われる。
このディスク91を取り外すときには、ディスクテーブル23が下面側に移動して、磁石231Aとクランパ41とが離れ、クランパ41は板ばね43によってクランパホルダー42とともに上面側に押し上げられる。そして、ディスクテーブル23が載置面31より下面側に移動すると、ディスクは載置面31の上面側に載置され、トレイ30をフレーム10から排出することで記録媒体を取り出すことが可能となる。
【0033】
〔ベース部材20とトレイ30との連結〕
図2,図3,図4に戻って、フレーム10の前面側には連動機構500が設けられている。この連動機構500はベース部材20と係合するドライブカム50と、ドライブカム50に一体形成されている第一ラック52と、この第一ラック52に噛合し第一歯車531から第四歯車534を有する歯車機構53と、この歯車機構53に噛合し前記電気回路からの制御によって駆動されるモータ部54と、トレイ30の下面側に設けられ歯車機構53に噛合する図示しない第二ラックとを備えている。
【0034】
ドライブカム50は、合成樹脂等で形成され、トレイ30の進退方向と直交する側面方向に往復自在に配置されている。ドライブカム50の背面側には側面方向に延びるカム溝51が形成されていて、ベース部材20のカム係合ピン24はこのカム溝51に係合されている。カム溝51は、一端が上面側、他端が下面側に配置されるように、傾斜状に形成されている。このドライブカム50が側面方向に往復運動することでカム係合ピン24はこの傾斜部を伝ってカム溝51の両端間を移動し、これによってベース部材20は上下方向に往復運動可能となっている。
【0035】
このドライブカム50の一側面に形成されている第一ラック52は歯車機構53の第三歯車533に噛合している。この第三歯車533の下面側には第三歯車533より径大となる第二歯車532が一体形成されていて、この第二歯車532は第一歯車531、及び第4歯車534に噛合している。
第一歯車531はモータ部54のモータ歯車542に噛合している。モータ歯車542は、ホイール541と合成樹脂製のリング状のベルト543によって連結されている。ホイール541の下面側ではフレーム10を介して図示しないモータ本体が設けられていて、このモータ本体から直接駆動力を与えられている。モータ本体は前記電気回路と電気的に接続されており、電気回路によってモータ本体の回転が制御されている。第四歯車534はトレイ30の下面側に設けられている図示しない第二ラックと噛み合っている。
【0036】
図示しないイジェクトボタンや、外部からの入力等によって、トレイ進退命令が前記電子回路に伝えられると、電子回路はモータ本体を駆動させる。モータ本体が回転すると、回転がホイール541、モータ歯車542を介して歯車機構53の第一歯車531に伝達される。そして、第一歯車531から第二歯車532に回転動力が伝達され、この第二歯車を一体的に設けられる第三歯車533及び第二歯車532と噛合する第四歯車534が回転する。第三歯車533の回転によって、この第三歯車533と第一ラック52で噛合するドライブカム50が側面方向に運動し、ドライブカム50と係合するベース部材20が上面側、あるいは下面側に移動する。また、第四歯車534の回転によって、第四歯車534と第二ラックで噛合するトレイ30が背面側、あるいは前面側に移動する。
【0037】
このようにして、ベース部材20とトレイ30はドライブカム50及び歯車機構53によって連結されている。また、トレイ30が排出される時には、先ずディスクテーブル23が待機位置に移動した後に、トレイ30は排出される。
【0038】
〔ディスクテーブル23の動作〕
図5、図6、及び図9に基づいてベース部材20が揺動したときのディスクテーブル23の動きについて説明する。
図9はベース部材20が揺動した時のディスクテーブル23の位置を示した図である。図9では、カートリッジタイプの記録媒体90を載置面31に載置した時の例である。ディスク91はカートリッジ92内を自由に動くことができ、従ってディスク91の中心に形成されている円状孔部93はカートリッジ92の中心から若干ずれる場合がある。カートリッジ92の下面側にディスク91が位置するときに、ディスクテーブル23がこのディスク91をキャプチャーする時の位置をキャプチャー位置Dとし、この位置でのディスクを91Dとする。これに対してディスク91がカートリッジ92の上面側に位置するときに、ディスクテーブル23がディスク91をキャプチャーするとしたとき、この位置をキャプチャー位置Uとし、この時のディスクを91Uとする。
【0039】
前述したようにベース部材20が第一ガイド機構151Aと第二ガイド機構152Aとによってディスクテーブル23の略中心位置の揺動軌跡は、一点鎖線L上を動くように規制されている。すなわち、ディスクテーブル23は、カートリッジ92内の記録媒体の円状孔部からはずれないように直線運動を行い、その結果、記録媒体のキャプチャー位置が変化した場合においてもより確実に記録媒体をキャプチャーできることとなる。例えば、前述したように、この記録媒体駆動装置100を鉛直置きにした場合などの、ディスク91自身の重さによってキャプチャー位置が定まらない場合には、ディスク91は、カートリッジ92内において図中の91Uや91Dに示す位置、あるいはこれらの間の位置に移動する場合があり、その結果、ディスク91のキャプチャー位置がキャプチャー位置Dやキャプチャー位置Uといった位置を取りうる(図9参照)。このような場合においては、ディスク91Dの円状孔部93Dとディスク91Uの円状孔部93Uが共に前面側あるいは背面側に偏ってしまい、従来のごとくディスクテーブルの略中心の軌跡が一点鎖線L上を動かず円弧状を描くものであれば、キャプチャー位置Dにおいてはディスクの円状孔部にディスクテーブルが位置できても、キャプチャー位置Uにおいてはディスクテーブルの中心からのずれが加わることになり、その結果キャプチャーエラーを起こす可能性が大きくなる。これに対して、本実施形態のディスクテーブル23の略中心の軌跡は、カートリッジ92内の記録媒体の円状孔部からずれないように直線運動を行うので、ディスク91のキャプチャー位置が変化する場合においてもディスクテーブル23と記録媒体の円状孔部とのずれがキャプチャーエラーを起す程には大きくならず、従ってディスクテーブル23はディスク91Dをより確実にキャプチャーすることができる。なお、本実施形態によれば、鉛直置きや水平置きのいずれの場合においても、キャプチャー位置における中心ずれを吸収することができ、キャプチャーエラーを減少させることができる。
【0040】
〔第1の実施形態の記録媒体駆動装置100の作用効果〕
以上のような記録媒体駆動装置100によると次のような効果が得られる。
(1)カートリッジタイプの記録媒体とベアディスクタイプの記録媒体との双方が載置可能であり、トレイ30は、記録媒体を載置するとともにカートリッジタイプの記録媒体が載置された際に記録媒体の情報を検出する検出部位を備えた載置面31と、この載置面31の前面側端部から立ち上がって形成される立上部32とを有し、この立上部32にベアディスクタイプの記録媒体を位置決めするディスクホルダー35が、格納位置Aと鉛直置き支持位置Cとの間で回動自在に設けられているので、ディスクホルダー35を格納位置Aに移動させることで、載置面31の検出孔部34に重ならないように退避させることができる。これによって、載置面31上で、検出孔部34等の検出部位が形成される面積が拡大するため、カートリッジタイプの記録媒体を載置した際にカートリッジの情報を検出する検出孔部34等の検出部位を十分形成することができる。また、カートリッジが多くの情報を持つようになると、それに伴って載置面31の検出孔部34の数を増加させるか、あるいは検出孔部34の大きさを拡大させることが必要となってくるが、載置面31に十分な広さがあるため、これらの検出部位を載置面上に容易に形成できる。
【0041】
(2)トレイ30には検出部位としての検出孔部34が設けられていて、この検出孔部34の下面側から上面側に検出ピン611が挿通するので、載置面31にカートリッジタイプの記録媒体を載置した場合に、この検出ピン611によってカートリッジ情報部位95の情報を検出することが可能となる。従って、検出部位として複雑な構造が不用で、簡単な構造でカートリッジの情報が検出できるので、組み立て性が向上する。
【0042】
(3)ディスクホルダー35は立上部32の両端部に設けられているので、ベアディスクタイプの記録媒体を載置した際に、このディスクホルダー35を水平置き支持位置B及び鉛直置き支持位置Cに移動させてディスクを挟むように位置決めすることができる。これにより、水平置きの際には、ディスクが確実に位置決めでき、トレイ30の載置面31からずれることがない。
【0043】
(4)記録媒体駆動装置を水平置きの姿勢にしてベアディスクタイプの記録媒体を設置する時には、ベアディスクの周縁部とディスクホルダー35の先端部とが当接可能となる水平置き支持位置Bにベアディスクが配置され、鉛直置きの姿勢で前記ベアディスクタイプの記録媒体を設置する時に、ベアディスクの周縁部とディスクホルダー35の先端部とが当接するとともに、載置面31とベアディスクの先端部に載置面31に対向して設けられる押え部351との間でベアディスクの周縁部を支持する鉛直置き支持位置Cにディスクホルダー35が配置されていて、この水平置き支持位置Bと鉛直置き支持位置Cとの間でディスクホルダー35が回動自在となっている。従って、鉛直置きにした場合と水平置きにした場合とでディスクホルダー35を回動させるのみで切り替えができ、確実にベアディスクの位置決めも行えるので、構造及び操作性が非常に簡単となる。
【0044】
(5)ベース部材20がフレーム10に揺動自在に取り付けられていて、ディスクテーブル23が記録媒体のキャプチャー面に対して垂直、かつ、記録媒体の中心を通る直線上を移動するようにガイド機構が設けられているため、ディスクテーブル23は中心ずれを起すことがなく、カートリッジタイプの記録媒体においてディスク91が大きくずれても確実に記録媒体のキャプチャーが可能となる。これによって、中心ずれによるキャプチャーエラーを完全に回避することができ、記録媒体駆動装置100の記録及び/又は再生の精度が非常に良好となる。
【0045】
(6)第一ガイド機構151Aによってディスクテーブル23の略中心の軌跡がキャプチャー面に対して垂直になるように案内し、第二ガイド機構152Aによってベース部材20の背面側の端部をディスクテーブル23の略中心の揺動軌跡と直交する前面−背面方向に逃がしているので、ガイド機構を2つの機構に分けてそれぞれの動きを分担でき、複雑な構成を必要とせずに容易、かつ、確実にディスクテーブル23の中心ずれを防止することができる。
【0046】
(7)第一ガイド機構151Aは、ベース部材20から側面方向に突出した第一軸21が、フレーム10の側面部15に設けられる第一ガイド溝151に係合することで形成されているので、第一軸21をこの第一ガイド溝151に沿って動かすだけで、ディスクテーブル23の略中心の揺動軌跡を前記キャプチャー面に対して容易に直交させることができる。また、第一ガイド機構に複雑な構造を必要としないので、組み立て性もよく、また生産コストもかからない。
【0047】
(8)第二ガイド機構152Aは、ベース部材20の背面側端部に側面方向に突出した第二軸22が、フレーム10の側面部15の背面側に設けられる第二ガイド孔部152に係合して形成されているので、第二軸22を第二ガイド孔部152に沿って移動させることで容易にベース部材20を前面−背面方向に移動することができる。これによって、第一ガイド機構151Aに沿ってベース部材20が待機位置に移動するときには、第二軸22はディスクテーブル23の背面側に移動し、第一ガイド機構151Aに沿ってベース部材20が上昇して記録媒体をキャプチャーする位置に移動するときには第二軸22は前面方向に移動することができるので、ベース部材20のスムーズな揺動を案内でき、さらに、複雑な構造が不用であるので、組み立て性もよく、生産コストもかからない。
【0048】
(9)連動機構500を通じてベース部材20の揺動とトレイ30の進退運動とが連動しているので、トレイ30がフレーム10内に収納された時にはベース部材20が記録媒体のキャプチャー位置まで移動し、トレイ30が排出されたときにはベース部材20が待機位置まで移動するといった動作が一連の動作として作動させることができる。従って、連動機構500の動作を制御することでトレイ30の進退とベース部材20の揺動とを同時に制御することができ、これらの二部材の動作に別々機構を必要としなくなるので、部材点数の削減に繋がり、またフレーム10内を有効に活用することができる。
【0049】
(10)第一ガイド機構151Aはフレーム10の両側面の内側にそれぞれ設けられているため、この2ヶ所でベース部材20の揺動を案内することができ、ベース部材20が両側面に対して傾くことを抑制できる。
【0050】
(11)トレイ30の載置面31から上面側に突起する係合突起311を設けているので、カートリッジタイプの記録媒体を載置する場合はこの係合突起311をカートリッジに設けられる凹部に係合することでカートリッジタイプの記録媒体の位置決めが行え、またベアディスクタイプの記録媒体を鉛直置きの姿勢にて載置する場合に、この係合突起311に当接あるいは近接してディスクホルダー35を回動することで、ディスクホルダー35を鉛直置き支持位置Cに配置させることができ、確実にベアディスクの位置決めが行える。
また、係合突起はベース部材20に設置されていてもよい。
【0051】
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について、図11から図13に基づいて説明する。図11は、本実施形態の記録媒体駆動装置を水平置きにした状態の全体斜視図である。図12は、前記装置を鉛直置きにした状態の全体斜視図である。図13は、図11および図12のトレイ30の一部を拡大した正面図である。図11および図12に示した記録媒体駆動装置100は、クランプ機構40を外し簡略化して図示されている。なお、第2の実施形態の記録媒体駆動装置100は、上述の第1の実施形態の記録媒体駆動装置100とほぼ同様の構成であるため、以下、第一実施形態の記録媒体駆動装置100と異なる点についてのみ説明する。
【0052】
〔トレイ30の構成〕
図11および図12において、本実施形態の記録媒体駆動装置100は、第1の実施形態の記録媒体駆動装置100とトレイ30の構成において異なる。本実施形態におけるトレイ30の載置面31には、ベアディスクタイプのディスク91を載置するための円状の凹部312が所定の深さで設けられている。この円状の凹部312を構成する壁部312aの高さは適宜な寸法であり、例えばディスクの厚みと同程度でも良く、ベアディスクタイプの記録媒体の位置決めを確実に行える深さであることが要求される。また、円状の凹部312の直径は、ベアディスクタイプの記録媒体の直径よりもやや大きく設けられることが好ましい。これにより、ベアディスクタイプの記録媒体を載置した際に、円状の凹部312の壁部312aと記録媒体との間に適宜な間隔が形成される。従って、載置面31にベアディスクタイプの記録媒体を設置する時、設置し易くなる。
【0053】
以下、本実施形態の記録媒体駆動装置100に記録媒体を設置する操作について、図面に沿って説明する。まず、図11および図13において、本実施形態の記録媒体駆動装置100をトレイ30の載置面31が水平になるように設置(水平置き)した場合を説明する。この場合、ベアディスクタイプの記録媒体は、トレイ30の円状の凹部312に収納されるようにして載置される。カートリッジタイプの記録媒体は、カートリッジの係合凹部96をトレイ30の係合突起311に係合して載置され、さらにスライダ33がカートリッジを前面側に付勢することにより、スライダ33と立上部32とでカートリッジを挟持し、確実に固定される。
【0054】
次に、図12および図13において、本実施形態の記録媒体駆動装置100をトレイ30の載置面31が鉛直方向となるように設置(鉛直置き)した場合を説明する。ベアディスクタイプの記録媒体を設置する時、このディスクホルダー35のうち下側に位置するディスクホルダー35を係合突起311に当接する位置(鉛直置き支持位置C)まで回動させた状態で、ベアディスクを設置する。この状態において、ベアディスクタイプの記録媒体の周縁の一部は、ディスクホルダー35の先端部における押え部351とスライダ33における押え部331によって覆われ、かつ、ディスクホルダー35の先端部がベアディスクの周縁部と当接するため、ベアディスクは所定の位置で固定される。
また、カートリッジタイプの記録媒体を設置する時は、水平置きと鉛直置きとで載置方法は同様であるため、鉛直置きの場合の載置方法は省略する。
なお、本実施形態の記録媒体駆動装置100を鉛直置きにする場合は、使用する記録媒体の種類に関係なく、トレイ30の前進方向(トレイが記録媒体駆動装置に収納される際に移動する方向)に対して左右いずれの側面部15を底面としても良い。図12は、左側の側面部15が底面とされた鉛直置きの状態であり、ベアディスクタイプの記録媒体を設置する場合、ディスクホルダー35はトレイ30の前進方向に対して左側のディスクホルダー35を鉛直置き支持位置Cに回動して使用する。逆に、右側の側面部15が底面とされた鉛直置きの状態においては、トレイ30の前進方向に対して右側のディスクホルダー35を鉛直置き支持位置Cに回動すれば良い。なお、この場合においていずれの側面部が底面とされた場合でも、右側及び左側双方のディスクホルダー35を回動させて使用してもよいことは言うまでもない。このことは、本発明の第1の実施形態である記録媒体駆動装置100においても同様である。
【0055】
〔第2の実施形態の記録媒体駆動装置100の作用効果〕
上述したように、上記第2の実施形態では、第1の実施形態における作用効果、すなわち(1)(2)(5)〜(11)までの作用効果に加え、以下の作用効果が期待できる。
(12)本実施形態における記録媒体駆動装置100は、上述した第1の実施形態の構成に加え、トレイ30の載置面31に、ベアディスクを載置する円状の凹部312が所定の深さで設けられている。これにより、装置本体を水平置きした状態において、載置面31にベアディスクタイプの記録媒体を設置する場合、ディスクホルダー35を使用しなくてもベアディスクの位置決めを行うことができ、トレイ30の前面−背面方向への進退の過程においても、記録媒体が大きくずれ動き、位置決めが行えなくなることはない。また、第1の実施形態のトレイ30にもこの円状の凹部312を形成することは可能であり、この場合、上記(1)から(11)の作用効果に加え、第2の実施形態と同等の作用効果が期待できる。なお、このトレイ30の円状の凹部312は、ベアディスクタイプの記録媒体の位置決めが確実に行える程度の適宜な大きさおよび深さを有していれば良い。
【0056】
(13)本実施形態におけるトレイ30の載置面31には、ディスク91を載置する円状の凹部312が所定の深さで設けられている。このため、装置本体を水平置きした場合、ベアディスクタイプの記録媒体とカートリッジタイプの記録媒体の双方において、ディスクホルダー35は、立上部32に収納した状態(格納位置A)に配置されていれればよく、記録媒体の種類によって切り替える必要がない。このため、利便性および操作性が向上する。
【0057】
〔実施形態の変形〕
尚、本発明の記録媒体駆動装置は、上述の2つの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、本実施形態ではカートリッジタイプの記録媒体を用いた際に、カートリッジ情報部位95の情報を検出する検出手段として、検出ピン611が設けられているが、これに限らない。例えば、検出手段として赤外線センサー等を用いてもよい。
【0058】
また、本実施形態では、検出手段を設置した検出基板60がベース部材20に固定されていて、ベース部材20が揺動してキャプチャー面に達したときに検出ピン611がトレイ30の検出孔部34を貫通するものとしているが、検出手段はトレイ30に設けられているものであってもよい。この場合、検出手段はトレイ30の下面側に配置され、検出孔部34から常に検出手段が突出するものであってもよく、またトレイ30がフレーム10内に挿入されてから検出手段を作動させるものでもよい。
【0059】
本実施形態では、ディスクホルダー35はトレイ30の前面側端部の立上部32に設けられているが、これに限らない。例えば、一側面側の2ヶ所の立上部32に設けられていてもよく、また両側面に設けられているものや背面側に設けられているものであってもよい。さらに、ディスクホルダー35の数量についても本実施形態では2個としているが、これに限定されない。例えば、4個設けられるものであってもよく、この時、ディスクホルダー35を前面側の立上部32に2つ設け、背面側からも2つのディスクホルダー35を設けると、スライダ33を設けなくてもこれらのディスクホルダー35のみで記録媒体の位置決めが可能となる。また、ディスクホルダー35を立上部32の両端のうち一部に限るものでも良い。この場合、装置本体を鉛直置きした時、立上部32の下端に位置するようにディスクホルダー35を設ければよい。1個のディスクホルダー35を設けることでトレイ30の構造を簡易なものにできる。
【0060】
本実施形態では、第一ガイド機構151Aはディスクテーブル23の側面方向に設けられるとしたが、これに限定されない。例えば、本実施形態で示される位置よりさらに背面側にあってもよく、また前面側にあってもよい。すなわち、第一ガイド機構151Aによってディスクテーブル23の揺動軌跡がキャプチャー面に対して垂直かつ記録媒体の中心を通る直線であればよい。
【0061】
また、本実施形態では、第二ガイド孔部152は軸支持部材153を側面部15の平面部154に固定して設けられていたが、これに限らず、例えば、フレーム10の側面部に軸支持部材153が一体形成されているものであってもよい。この場合、側面部15の平面部154には軸受け突起154Aや軸受け孔154Bが不要となり、軸支持部材153を取り付けるためのねじも不用となるが、ベース部材20の第二軸22を第二ガイド孔部152に係合する作業が困難となる。従って、第二軸22が内側に収納可能となっていて第二軸22を第二ガイド孔部152に係合させた後、この第二軸22をベース部材20に対して固定する等の工夫が必要となる。
【0062】
本実施形態では、第一ガイド機構151A及び第二ガイド機構152Aによって、ベース部材20は待機位置においては前面側に逃げ、キャプチャー位置においては背面側に逃げるとしているが、これに限らない。例えば、ベース部材20は待機位置に位置するときに背面側に逃げ、キャプチャー位置に位置するときは前面側に逃げるもので、ディスクテーブル23の略中心がキャプチャー面に対して垂直、かつ、記録媒体の中心を通る直線であってもよい。ただし、この場合キャプチャー位置においてディスクテーブル23の載置部232が傾斜するため、記録媒体が水平に載置されている場合キャプチャーミスが起こりうる可能性もある。このような場合には載置面31を傾斜させる等し、キャプチャー面においてトレイ30の載置面31の傾斜角とディスクテーブル23の載置部232の傾斜角を略同角度とすれば、ディスクテーブル23と記録媒体とが傾斜して接触することがなく、キャプチャーミスを防止できる。
【0063】
また、本実施形態では、第一ガイド溝151は、両側面部15にそれぞれ設けられているとしたが、これに限らない。例えば、一方の側面部15にのみ設けられているものであってもよい。ただし、この場合、ベース部材20がキャプチャー面に対して傾く可能性もあるため、別途ベース部材20をキャプチャー面に対して水平にするための案内部材が必要となる。従って、本実施形態では、両側面部15のそれぞれに第一ガイド溝151を設けることが好ましい。
【0064】
本実実施形態では、カートリッジタイプの記録媒体とベアディスクタイプの記録媒体との両方が利用可能な記録媒体駆動装置100であるが、これに限らない。例えば、カートリッジタイプの記録媒体のみが利用可能の記録媒体駆動装置であってもよく、またはベアディスクタイプの記録媒体のみが利用可能な記録媒体駆動装置であってもよい。
【0065】
[実施の形態の作用効果]
本実施の形態の記録媒体駆動装置は、カートリッジの中にディスク本体を収納するカートリッジタイプの記録媒体とベアディスクタイプの記録媒体との双方が載置可能であるトレイ30を有し、少なくとも前記記録媒体の再生または記録を行う記録媒体駆動装置100であって、トレイ30は、前記記録媒体を載置する載置面31と、この載置面31に対して立ち上がって形成される立上部32と、この立上部32に、少なくとも、前記ベアディスクタイプの記録媒体の載置位置を位置決めする位置とカートリッジタイプの記録媒体を載置したときにカートリッジタイプの記録媒体から退避する位置との間で回動自在なディスクホルダー35と、を有している。これにより、載置面31上で、検出孔部34等の検出部位が形成される面積が拡大し、載置面31の有効活用ができる。
【産業上の利用可能性】
【0066】
本発明は記録媒体をトレイに載置して内部に収納する記録媒体駆動装置として利用できる。

Claims (6)

  1. カートリッジタイプの記録媒体とベアディスクタイプの記録媒体との双方が載置可能であるトレイを有し、少なくとも前記記録媒体の再生または記録を行う記録媒体駆動装置であって、
    前記トレイは、
    前記記録媒体を載置する載置面と、
    この載置面に対して立ち上がって形成される立上部と、
    この立上部に配置され、少なくとも前記ベアディスクタイプの記録媒体の載置位置を位置決めする位置とカートリッジタイプの記録媒体を載置したときに前記カートリッジタイプの記録媒体から退避する位置との間で回動自在なディスクホルダーと、
    を有し、
    前記ディスクホルダーは、
    前記水平置きの姿勢で前記ベアディスクタイプの記録媒体を設置する時に、前記ベアディスクタイプの記録媒体の周縁部をガイドするための水平置き支持位置と、
    前記鉛直置きの姿勢で前記ベアディスクタイプの記録媒体を設置する時に、前記ベアディスクタイプの記録媒体の周縁部と前記ディスクホルダーの先端部とが当接するとともに、前記載置面と前記ディスクホルダーに形成された押え部との間で前記ベアディスクタイプの記録媒体の周縁部を支持する鉛直置き支持位置と
    の間で回動可能とされることを特徴とする記録媒体駆動装置。
  2. 請求項1に記載の記録媒体駆動装置において、
    前記記録媒体駆動装置は前記カートリッジタイプの記録媒体の情報を検出するための検出部位が形成され、
    前記検出部位は、前記トレイの一部を貫通して形成した検出孔部と、この検出孔部を挿通する検出部材とを備えていることを特徴とする記録媒体駆動装置。
  3. 請求項1に記載の記録媒体駆動装置において、
    前記ディスクホルダーの基端部は、前記立上部の両端部のうち少なくともいずれか一方に設けられていることを特徴とする記録媒体駆動装置。
  4. 請求項1に記載の記録媒体駆動装置において、
    前記載置面には前記ベアディスクタイプの記録媒体が収納される凹部が設けられ、
    前記ディスクホルダーの先端部には前記ベアディスクタイプの記録媒体の平面周縁を押える押え部が設けられ、
    前記ディスクホルダーは、水平置きの姿勢で前記ベアディスクタイプの記録媒体と前記カートリッジタイプの記録媒体を設置する時に前記ディスクホルダーが前記立上部に収納された状態である格納位置に収納可能であり、
    前記格納位置と前記鉛直置き支持位置の間で回動可能とされることを特徴とする記録媒体駆動装置。
  5. 請求項2に記載の記録媒体駆動装置において、
    前記ディスクホルダーは、前記検出孔部の上方に前記ディスクホルダーの回動範囲が位置するように配置されることを特徴とする記録媒体駆動装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の記録媒体駆動装置において、
    前記トレイには、前記ディスクホルダー側に付勢するとともに、前記記録媒体を位置決めする位置決め部材が設けられていることを特徴とする記録媒体駆動装置。
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