JP2001060462A - セルチューブのシール構造 - Google Patents

セルチューブのシール構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円筒型燃料電池のセルチューブのシール性を
向上させ、燃料電池の発電特性の向上を図ったセルチュ
ーブのシール構造を提供する。 【解決手段】 基体管11の表面に形成してなる導電性
のリード膜14と、該リード膜14の表面に形成してな
る気密性の高い気密膜15とからなり、該気密膜15の
表面に接着性向上膜16を設け、該接着性向上膜16の
表面に無機系の接着剤17を塗布してシール部材18を
密着してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は円筒型燃料電池のセ
ルチューブのシール性を向上させ、燃料電池の発電特性
の向上を図ったセルチューブのシール構造に関する。
【0002】
【背景技術】円筒型固体電解質燃料電池モジュールの概
略構造を図3に示す。図4はそのセルチューブ部分の斜
視概略図、図5はセルチューブ端部のシール構造の構造
概略図である。
【0003】図3に示すように、断熱材で包囲されたモ
ジュール本体01の内には、天板02,上部管板03及
び下部管板04が配設され、下部管板04の下方には、
電池室01aが形成されている。一方、モジュール本体
01の天板02と上部管板03との間には、燃料供給室
05が形成されている。また、上部管板03と下部管板
04の間には、燃料排出室06が形成されている。上記
燃料供給室05の天板02には、当該燃料供給室05と
モジュール本体01の外部とを連通する外側管07が当
該モジュール本体01を貫通して連結されている。この
外側管07の内側には、上記燃料排出室06と当該モジ
ュール本体01の外部とを連通するように下部管板04
を貫通する内側管08が配設されている。
【0004】上記下部管板04には、外周面に単電池膜
(図示せず)を成膜してなるセルチューブ010が、上
端を燃料排出室06内に位置させると共に下方寄りをモ
ジュール本体01の電池室01a内に位置させるように
して貫通支持されている。セルチューブ010の内側に
は、当該セルチューブ010の内部下方側と燃料供給室
05内とを連通させるように上部管板03を貫通する燃
料注入管011が配設されている。
【0005】上記案内管011の内側には、上端を燃料
供給室05に位置させると共に下端をセルチューブ01
0の下端近傍に位置させた集電棒012が配設されてい
る。該集電棒012の下端は、上記単電池膜と電気的に
接続すると共にセルチューブ010の下端を閉塞する集
電部材013に連結している。該集電棒012の上端
は、ニッケル製の集電部材013および導電棒014を
介してモジュール本体01の外部へ電気的に接続されて
いる。一方、セルチューブ010の上端には、上記単電
池膜と電気的に接続する集電コネクタ015が取り付け
られており、当該集電コネクタ015は、他のセルチュ
ーブ01と当該集電コネクタ015を介して直列的に接
続されている。
【0006】上記モジュール本体01の電池室01aの
下部には、多孔質のセラミックス製の仕切板016が設
けられている。該仕切板016の下方には、当該仕切板
016を介して上記電池室01aと連通する空気予熱室
017が設けられており、該空気予熱室017には、モ
ジュール本体01の外部と連通する空気供給管018が
接続している。また、モジュール本体01の電池室01
aの内部には、空気排出管019の一端側が位置してい
る。この空気排出管019は、他端側がモジュール本体
01の外側に位置し、中程部分が上記空気予熱室017
の内部を通過するように配設されて、熱交換されてい
る。
【0007】上記モジュール本体01の下部管板04に
吊らされるセルチューブ010は、図4及び図5に示す
ように、基体管031の表面に燃料極032a,電解質
032b,空気極032cを順次積層し、さらに燃料極
と空気極を接続するための緻密性の導電性接続材(イン
タコネクタ)033を積層して、単電池膜032を横縞
状に複数形成している。つまり、基体管031上にそれ
ぞれ積層された燃料極032a、固体電解質032b、
空気極032cにより単電池膜032が構成され、イン
タコネクタ033により上記単電池膜間の基体管031
の内側と外側との間がシールされると共に当該単電池膜
032が直列に接続されるのである。
【0008】上記セルチューブのシール部分の膜構成を
図5及び図6を参考にして説明する。図5及び図6に示
すように、基体管(15%CaO−ZrO2 )031の
下端側の外周面上には、当該基体管031の最も他端側
に位置する空気極032cにインタコネクタ033を介
して接続するリード膜(Ni−Al)034が成膜され
ている。上記リード膜034には、端部集電部材013
が設けられており、集電棒012により集電されてい
る。また、該リード膜034の上面には気密性の高い気
密膜(Al2 3 )035が成膜され、無機系接着剤0
36を介してキャップ状のシール部材037が固着され
ている。なお、前記基体管031の管板04側の上端近
傍の外周面も同様なシール構造としている。ここで、上
記気密膜035は、その気孔率が5〜10%程度とポー
ラスであるので、ガスの抜けを防止すると共に下層のリ
ード膜034の酸化を防止するために、膜厚を100〜
150μm程度と厚くしている。
【0009】このような構造をなす円筒型固体電解質燃
料電池モジュールの作用を次に説明する。モジュール本
体01の電池室01a内を作動温度(約900〜100
0℃)に加熱し、外側管07から水素などの燃料ガス0
20を供給すると共に、空気供給管018から酸化剤ガ
スである空気021を供給する。外側管07を介して供
給された燃料ガス020は、燃料供給室05から注入管
011を介してセルチューブ010下端側までに流入す
る。一方、空気予熱室017を介して仕切板016を通
過した空気021が電池室01a内に流入する。
【0010】上記燃料020が多孔質性の基体管031
を透過して単電池膜032の燃料極032aに供給さ
れ、上記空気(酸素)021が空気極032cに接触す
ると、該単電池膜032が水素と空気(酸素)とを電気
化学的に反応させて電力を発生させ、当該電力が集電部
材013,導電棒014,集電部材013、導電棒01
4を介して外部へ送り出されるようになっている。
【0011】なお、発電に供された後の残燃料ガス02
2は、セルチューブ010の上端から燃料排出室06内
に流入し、内側管08を介して外部に排出され、再利用
される。一方、発電に供された後の残空気023は、空
気排出管019を介して外部に排出される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来におい
ては、上記セルチューブ010は、図7(a)に示すよ
うな溶射法により、基体管の表面に空気極、電解質、燃
料極等を溶射ガン040を用いて、順次成膜していたの
で、その製造には手間がかかるという問題がある。ま
た、溶射ガン040からの原料の噴射による成膜時の原
料のロス041があると共に、製造コストがかかり、量
産化のための低コスト化が望まれている。
【0013】このため、図7(b)に示すような、基体
管031の表面に燃料極等の原料を順次成膜して、焼結
する焼結法が提案されている。
【0014】しかしながら、この焼結法により得られた
セルチューブの気密膜は溶射法により得られたものと比
べ、焼結作用によりその表面の凹凸が少なく、接着剤を
介してシールする際に、シール部材とのシール性に問題
がある。
【0015】これは、図6に示すように、従来の溶射法
により得られる気密膜035は粒子が粗く、その表面粗
度は10〜15μm程度あるので、接着剤とのシール性
は良好であったが、焼結法により得られた気密膜は焼結
作用により、2〜5μm程度と表面粗度が極めて小さく
なり、この結果接着剤との密着性が良好でなく、リーク
するおそれがある、という問題が生ずる。
【0016】本発明は、上記問題に鑑み、円筒型燃料電
池の焼結型のセルチューブのシール性を向上させ、燃料
電池の発電特性の向上を図ったセルチューブのシール構
造を提供することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の[請求項1]の発明は、燃料電池用基体管の表面に
固体電解質を介在させて燃料極と空気極とを焼結法によ
り成膜して単電池膜を構成してなるセルチューブであっ
て、該セルチューブのシール部分に表面粗度の大きい接
着性向上膜を設けてなることを特徴とする。
【0018】[請求項2]の発明は、請求項1におい
て、上記セルチューブ側のシール部分が基体管の表面に
形成してなる導電性のリード膜と、該リード膜の表面に
形成してなる気密性の高い気密膜とからなり、該気密膜
の表面に接着性向上膜を設け、該接着性向上膜の表面に
接着剤を塗布してシール部材を密着してなることを特徴
とする。
【0019】[請求項3]の発明は、請求項1又は2に
おいて、上記接着性向上膜の表面粗度が10μm以上の
凹凸面であることを特徴とする。
【0020】[請求項4]の発明は、請求項1又は2に
おいて、上記接着性向上膜の気孔率が5〜30%である
ことを特徴とする。
【0021】[請求項5]の発明は、請求項1又は2に
おいて、上記接着性向上膜がCaTiO3 、MgAl2
4 、カルシア安定化ジルコニア(CSZ)、イットリ
ウム安定化ジルコニア(YSZ)のいずれか一種又はこ
れらの混合物であることを特徴とする。
【0022】[請求項6]の発明は、請求項1又は2に
おいて、上記接着性向上膜の膜厚が20〜30μmであ
ることを特徴とする。
【0023】[請求項7]の発明は、請求項2におい
て、上記気密膜の気孔率が3%以下であることを特徴と
する。
【0024】[請求項8]の発明は、請求項7におい
て、上記気密膜の膜厚が60〜100μmであることを
特徴とする。
【0025】[請求項9]の発明は、酸化剤ガスと燃料
ガスとを作動温度環境下の電池室内の外周面に単電池膜
を成膜してなるセルチューブに供給することにより、上
記酸化剤ガスと燃料ガスとを電気化学的に反応させて電
力を得るようにした円筒型固体電解質燃料電池モジュー
ルにおいて、請求項1乃至8の燃料電池用セルチューブ
のシール構造を用いてなることを特徴とする。
【0026】[請求項10]の発明は、基体管に燃料極
及び電解質を成膜する際に、接着性向上膜を同時に焼結
法により成膜し、その後空気極を焼結法により成膜する
ことを特徴とする。
【0027】[請求項11]の発明は、基体管に燃料
極、電解質及び空気極を成膜した後、空気極を焼結法に
より成膜する際に、接着性向上膜を同時に焼結法により
成膜することを特徴とする。
【0028】[請求項12]の発明は、基体管に燃料
極、電解質及び空気極を成膜する際に、接着性向上膜を
同時に焼結法により成膜することを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0030】図1は本実施の形態にかかるセルチューブ
のシール構造の一例を示す概略図、図2はシール構造の
詳細図である。図1及び図2に示すように、燃料電池用
基体管(以下、「基体管」という)11の表面に固体電
解質を介在させて燃料極と空気極とを成膜して単電池膜
12を構成してなるセルチューブ13であって、該セル
チューブ13のシール部分に表面粗度の大きい接着性向
上膜を設けてなるものである。
【0031】上記セルチューブ側のシール部分は、図2
に示すように、基体管(例えば15%CaO−ZrO2
等)11の表面に形成してなる導電性のリード膜(例え
ばNi−ZrO2 等)14と、該リード膜14の表面に
形成してなる気密性の高い気密膜(例えば8%Y2 3
−ZrO2 等)15とからなり、該気密膜15の表面に
接着性向上膜16を設け、該接着性向上膜16の表面に
無機系の接着剤17を塗布してシール部材18を密着し
てなるものである。
【0032】ここで、接着性向上膜16の表面粗度は1
0μm以上の凹凸面とするのがよい。これは、表面粗度
が10μm未満であると接着剤との接着性が低下し、ガ
スリークが発生する場合があるからである。なお、表面
粗度の上限は限定されるものではないが、後述する実施
例に示すように、700μm未満であることが好まし
い。
【0033】上記接着性向上膜の気孔率は5〜30%と
するのが好ましい。これは、気孔率が5%未満であると
接着性が低下し、リーク率が向上するので好ましくな
く、一方30%を超える場合には、膜の強度が低下し好
ましくないからである。
【0034】上記接着性向上膜の材料は、以下(1) 〜
(3) の性質を備えている材料を選定するのが好ましい。 (1) 酸化還元に対して強い膜となる材料であること。こ
れは、セルチューブを吊るす側においては、図1に示す
ように、管板20とのシール部分は、酸化雰囲気と還元
雰囲気との両方の雰囲気下に晒されるので、劣化するの
を防止する必要があるからである。 (2) 接着性向上膜の下層の気密膜に対して、反応するこ
とがない材料であること。これは、下層の気密膜と反応
し劣化することを防止する必要があるからである。 (3) 基体管の熱膨張係数と接着性向上膜の熱膨張係数と
が近い材料であること。これは、燃料電池の発電を繰り
返す場合、発電時の温度は900℃前後と高温であり、
温度の昇降の繰返による割れを防止する必要があるから
である。
【0035】上記性質を備えた材料としては、例えばC
aTiO3 、MgAl2 4 、カルシア安定化ジルコニ
ア(CSZ)、イットリウム安定化ジルコニア(YS
Z)のいずれか一種又はこれらの混合物を挙げることが
きるが、本発明は上述した性質の膜であれば何等限定さ
れるものではない。
【0036】上記接着性向上膜16の膜厚は接着剤を良
好に塗布することができる膜厚であればよく、例えば2
0〜30μmとするのが好ましい。
【0037】上記気密膜15の気孔率はガスの抜けを防
止すると共に、下層のリード膜14の酸化を防止するた
めに、3%以下としている。また、上記気密膜15の膜
厚は気孔率が3%以下なので、60〜100μmとする
ことができる。すなわち、従来の溶射法により形成され
る気密膜では、気孔率が大きい(5〜10%)であるの
で、100〜150μm程度の膜厚が必要であったが、
焼結法により形成される気密膜は緻密となるので、従来
の2/3程度とすることができることとなる。上記気密
膜15の材料は、上記気孔率が低く緻密性の膜を形成す
るものであれば、何等限定されるものではないが、例え
ばAl2 3 、イットリウム安定化ジルコニア(YS
Z)等を用いることができる。
【0038】この結果、上記気密膜15の膜厚が60〜
100μmであり、接着性向上膜16の膜厚が20〜3
0μmでよいので、合計としても、従来の溶射法による
気密膜よりも薄い複合膜ができることとなり、焼結法に
よるので、製造コスト及び原料のコストが低くなり、ガ
スバリア性が良好であると共に接着剤との密着性が良好
なシール構造を提供することができる。
【0039】以下、焼結法によるシール構造を備えたセ
ルチューブの製造例(1) 〜(3) を示す。 (1) 2段階成膜法によるシール構造の製造法 基体管に燃料極及び電解質を成膜する際に、接着性向上
膜を同時に焼結法により成膜し、その後空気極を焼結法
により成膜する。 (2) 2段階成膜法によるシール構造の製造法 基体管に燃料極、電解質及び空気極を成膜した後、空気
極を焼結法により成膜する際に、接着性向上膜を同時に
焼結法により成膜する。この成膜方法によれば、第2段
階の空気極の焼結温度は第1段階よりも高い温度で焼結
するので、より緻密な気密膜の成膜を施すことができ
る。 (3) 1段階成膜法によるシール構造の製造法 基体管に燃料極、電解質及び空気極を成膜する際に、接
着性向上膜を同時に焼結法により成膜する。この成膜に
よれば、一度の焼結により、単電池膜の成膜と接着性向
上膜の成膜が同時にでき効率的である。
【0040】上述のようなシール構造を備えたセルチュ
ーブは図3に示したような、円筒型固体電解質燃料電池
モジュールのシール構造とすることで、燃料のリーク率
が大幅に低下するので、長期間に亙って良好燃料電池発
電が可能となる。
【0041】このように、焼結法によることで、溶射法
と較べて原料の利用率が大幅に向上し、焼結法の方が製
造設備が簡易であるので、設備費及び製造コストの大幅
な低廉化を図ることができる。また、焼結法におけるセ
ルチューブを用いた燃料電池モジュールにおいても、シ
ール性の向上を大幅に向上した燃料電池システムとする
ことで、ガスタービン等のボトミングサイクルにおける
残燃料の利用率が向上する。この結果、ガス化炉等を用
いた燃料電池複合発電システムの発電効率の向上を図る
ことができる。
【0042】
【実施例】本発明の効果を示す実施例を以下に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0043】図2に示すシール構造の接着性向上膜の組
成、気孔率及び表面粗度を「表1」に示すようにして、
燃料のリーク率(%)を測定した。
【0044】<実施例1〜5、比較例1〜4>膜の材料
として、CaTiO3 とMgAl2 4 との割合を1:
1とし、「表1」に示すような気孔率及び表面粗度に種
々変更して燃料リーク率を求めた。
【0045】<実施例6,7>膜の材料として、CaT
iO3 とMgAl2 4 との割合を3:7、7:3と変
化させて、燃料リーク率を求めた。
【0046】<実施例8>膜の材料として、8mol%Y2
3 −ZrO2 とし、「表1」に示すような気孔率及び
表面粗度における燃料リーク率を求めた。
【0047】<実施例9,10>膜の材料として、Ca
TiO3 と15mol%CaO−ZrO2 との割合を2:
8、3:7と変化させて、燃料リーク率を求めた。
【0048】この結果を「表1」に示す。
【0049】
【表1】
【0050】「表1」より、本発明の成分範囲内である
実施例1から実施例10においては、燃料リーク率が極
めて低いものであった。これに対し、比較例1のよう
に、膜気孔率が3%や40%の場合には、燃料リーク率
が20%、15%と大きかった。また、表面粗度が5μ
mや700μmの場合には、燃料リーク率が18%、1
3%と大きかった。
【0051】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の[請求項
1]の発明よれば、燃料電池用基体管の表面に固体電解
質を介在させて燃料極と空気極とを焼結法により成膜し
て単電池膜を構成してなるセルチューブであって、該セ
ルチューブのシール部分に表面粗度の大きい接着性向上
膜を設けてなるので、接着剤との接着性の向上を図り、
ガスリーク率を低減することができる。また、焼結法に
よりセルチューブを成形する場合には、溶射法と較べて
原料の利用率が大幅に向上し、焼結法の方が製造設備が
簡易であるので、設備費及び製造コストの大幅な低廉化
を図ることができる。
【0052】[請求項2]の発明によれば、上記セルチ
ューブ側のシール部分が基体管の表面に形成してなる導
電性のリード膜と、該リード膜の表面に形成してなる気
密性の高い気密膜とからなり、該気密膜の表面に接着性
向上膜を設け、該接着性向上膜の表面に接着剤を塗布し
てシール部材を密着してなるので、接着剤との接着性の
向上を図り、ガスリーク率を低減することができる。
【0053】[請求項3]の発明によれば、上記接着性
向上膜の表面粗度が10μm以上の凹凸面であるので、
接着剤との接着性の向上を図り、ガスリーク率を低減す
ることができる。
【0054】[請求項4]の発明によれば、上記接着性
向上膜の気孔率が5〜30%であるので、接着剤との接
着性の向上を図り、ガスリーク率を低減することができ
る。
【0055】[請求項5]の発明によれば、上記接着性
向上膜がCaTiO3 、MgAl24 、カルシア安定
化ジルコニア(CSZ)、イットリウム安定化ジルコニ
ア(YSZ)のいずれか一種又はこれらの混合物である
ので、接着剤との接着性の向上を図り、ガスリーク率を
低減することができる。
【0056】[請求項6]の発明によれば、上記接着性
向上膜の膜厚が20〜30μmであるので、接着剤との
接着性の向上を図り、ガスリーク率を低減することがで
きる。
【0057】[請求項7]の発明によれば、上記気密膜
の気孔率が3%以下であるので、膜のガスバリア性が向
上すると共に、接着剤との接着性の向上を図り、ガスリ
ーク率を低減することができる。
【0058】[請求項8]の発明によれば、上記気密膜
の膜厚が60〜100μmであるので、膜のガスバリア
性がさらに向上すると共に、接着剤との接着性の向上を
図り、ガスリーク率を低減することができる。
【0059】[請求項9]の発明によれば、酸化剤ガス
と燃料ガスとを作動温度環境下の電池室内の外周面に単
電池膜を成膜してなるセルチューブに供給することによ
り、上記酸化剤ガスと燃料ガスとを電気化学的に反応さ
せて電力を得るようにした円筒型固体電解質燃料電池モ
ジュールにおいて、請求項1乃至8の燃料電池用セルチ
ューブのシール構造を用いてなるので、シール性の向上
を大幅に向上した燃料電池システムとすることで、ガス
タービン等のボトミングサイクルにおける残燃料の利用
率が向上する。この結果、ガス化炉等を用いた燃料電池
複合発電システムの発電効率の向上を図ることができ
る。
【0060】[請求項10]の発明によれば、基体管に
燃料極及び電解質を成膜する際に、接着性向上膜を同時
に焼結法により成膜し、その後空気極を焼結法により成
膜するので、ガスリーク性を図る接着性向上膜の成膜を
施すことができる。
【0061】[請求項11]の発明によれば、基体管に
燃料極、電解質及び空気極を成膜した後、空気極を焼結
法により成膜する際に、接着性向上膜を同時に焼結法に
より成膜するので、ガスリーク性を図るより緻密な接着
性向上膜の成膜を施すことができる。
【0062】[請求項12]の発明によれば、基体管に
燃料極、電解質及び空気極を成膜する際に、接着性向上
膜を同時に焼結法により成膜するので、一度の焼結によ
り、単電池膜の成膜と接着性向上膜の成膜が同時にでき
効率的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかるセルチューブのシール構
造の一例を示す概略図である。
【図2】本実施の形態にかかる焼結法のシール構造の詳
細図である。
【図3】円筒型固体電解質燃料電池モジュールの概略構
造である。
【図4】そのセルチューブ部分の斜視概略図である。
【図5】セルチューブ端部のシール構造の構造概略図で
ある。
【図6】従来技術にかかる溶射法のシール構造の詳細図
である。
【図7】成膜方法の概略図であり、図7(A)は溶射法
の概略図、図7(B)は焼結法の概略図である。
【符号の説明】
11 燃料電池用基体管 12 単電池膜 13 セルチューブ 14 リード膜 15 気密膜 16 接着性向上膜 17 接着剤 18 シール部材
フロントページの続き (72)発明者 渡邉 義治 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 北條 透 長崎県長崎市深堀町五丁目717番1 長菱 エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5H026 AA06 BB01 BB04 CC06 CV02 CX07 EE13 HH03 HH04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料電池用基体管の表面に固体電解質を
    介在させて燃料極と空気極とを焼結法により成膜して単
    電池膜を構成してなるセルチューブであって、 該セルチューブのシール部分に表面粗度の大きい接着性
    向上膜を設けてなることを特徴とする燃料電池用セルチ
    ューブのシール構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記セルチューブ側のシール部分が基体管の表面に形成
    してなる導電性のリード膜と、該リード膜の表面に形成
    してなる気密性の高い気密膜とからなり、該気密膜の表
    面に接着性向上膜を設け、該接着性向上膜の表面に接着
    剤を塗布してシール部材を密着してなることを特徴とす
    る燃料電池用セルチューブのシール構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記接着性向上膜の表面粗度が10μm以上の凹凸面で
    あることを特徴とする燃料電池用セルチューブのシール
    構造。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2において、 上記接着性向上膜の気孔率が5〜30%であることを特
    徴とする燃料電池用セルチューブのシール構造。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2において、 上記接着性向上膜がCaTiO3 、MgAl2 4 、カ
    ルシア安定化ジルコニア(CSZ)、イットリウム安定
    化ジルコニア(YSZ)のいずれか一種又はこれらの混
    合物であることを特徴とする燃料電池用セルチューブの
    シール構造。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2において、 上記接着性向上膜の膜厚が20〜30μmであることを
    特徴とする燃料電池用セルチューブのシール構造。
  7. 【請求項7】 請求項2において、 上記気密膜の気孔率が3%以下であることを特徴とする
    燃料電池用セルチューブのシール構造。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記気密膜の膜厚が60〜100μmであることを特徴
    とする燃料電池用セルチューブのシール構造。
  9. 【請求項9】 酸化剤ガスと燃料ガスとを作動温度環境
    下の電池室内の外周面に単電池膜を成膜してなるセルチ
    ューブに供給することにより、上記酸化剤ガスと燃料ガ
    スとを電気化学的に反応させて電力を得るようにした円
    筒型固体電解質燃料電池モジュールにおいて、 請求項1乃至8の燃料電池用セルチューブのシール構造
    を用いてなることを特徴とする燃料電池モジュール。
  10. 【請求項10】 基体管に燃料極及び電解質を成膜する
    際に、接着性向上膜を同時に焼結法により成膜し、その
    後空気極を焼結法により成膜することを特徴とする燃料
    電池用セルチューブの製造方法。
  11. 【請求項11】 基体管に燃料極、電解質及び空気極を
    成膜した後、空気極を焼結法により成膜する際に、接着
    性向上膜を同時に焼結法により成膜することを特徴とす
    る燃料電池用セルチューブの製造方法。
  12. 【請求項12】 基体管に燃料極、電解質及び空気極を
    成膜する際に、接着性向上膜を同時に焼結法により成膜
    することを特徴とする燃料電池用セルチューブの製造方
    法。
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