JP6072104B2 - セルスタックこれを有する燃料電池モジュール及びセルスタック製造方法 - Google Patents

セルスタックこれを有する燃料電池モジュール及びセルスタック製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、セルスタックこれを有する燃料電池モジュール及びセルスタック製造方法に関する。
燃料電池システムに搭載された燃料電池モジュールは、燃料電池セルの集合体であるセルスタックを複数備えている。セルスタックは、1本に多数の燃料電池セルを配置し、直列で接続することで、出力する電圧を高くすることができる。
ここで、特許文献1、2には、基体管の表面に燃料電池セルが設けられた電池セルユニットを直列に複数接続する構造が提案されている。特許文献1には、基体管の内側に配置した、基体管の内径よりも小さな外径の筒状の接合部材と、接合部材と基体管との間に基体管と同じ固体粒子を有する接着部材を設け、2つの基体管を接続する構造が記載されている。特許文献2には、単位セル(電池セルユニット)と、単位セルの中空部を貫通して単位セルを長手方向に接続する支持部材とを備える構造が記載されている。
特開2013−143188号公報 特開平9−153369号公報
特許文献1に記載の装置は、接合部材と接着剤で2つの電池セルユニットを接続し、特許文献2に記載の装置は、支持部材にねじ溝を形成、支持部材を中空の内壁の溝にねじ込むことで、2つの電池セルユニットを接続している。
特許文献1に記載の構造では、2つの電池セルユニットに対して接合部材がずれる恐れがある。接合部材の位置がずれると、接合部材と電池セルユニットとの間に隙間ができて、故障の原因になる恐れがある。また、特許文献2に記載の構造では、接続部分が故障の原因になる恐れがあった。
そこで、本発明は、複数の電池セルユニットを直列に接続した構造であって、故障が発生しにくいセルスタックこれを有する燃料電池モジュール及びセルスタック製造方法を提供することを課題とする。
本発明のセルスタックは、円筒の基体管の表面に燃料極、電解質、インターコネクタ、空気極が積層され、前記基体管の軸方向に複数の電池セルが形成された複数の電池セルユニットと、前記電池セルユニットの前記基体管の軸方向の端部と、隣接する前記電池セルユニットの端部とを接続する接続機構と、を有し、前記接続機構は、前記電池セルユニットの円筒形状と対面する円筒部及び前記円筒部の表面に形成された径方向に凸形状となる凸部を有する接続冶具と、前記接続冶具の円筒部と前記電池セルユニットとの間に塗布され、前記接続冶具と前記電池セルユニットとを接合する接着層と、を有することを特徴とする。
また、前記接続冶具は、軸方向において、前記円筒部の端部から前記凸部までの距離dと前記基体管の厚みwとの関係が、3≦d/w≦9であることが好ましい。
また、前記接続冶具の径方向外側の端部の全面を覆い、前記接続冶具を挟んで配置された2つの電池セルユニットを電気的に接続する接続部空気極をさらに有することが好ましい。
また、前記接続部空気極は、一方の電池セルユニットの電解質と接し、他方の電池セルユニットのインターコネクタと接することが好ましい。
また、前記電池セルユニットは、前記基体管の軸方向の端面にインターコネクタと同じ材料の層が形成されていることが好ましい。
また、前記接続冶具は、前記円筒部が前記電池セルユニットの前記基体管よりも外側に配置されていることが好ましい。
また、前記接続冶具は、前記円筒部が前記電池セルユニットの前記基体管よりも内側に配置されていることが好ましい。
また、前記電池セルユニットは、前記基体管と前記円筒部との間にインターコネクタと同じ材料の層が形成されていることが好ましい。
本発明の燃料電池モジュールは、上記のいずれかに記載のセルスタックが並列に複数配置されているセル集合体と、前記セル集合体を収納する容器と、前記セルスタックの前記電池セルユニットの内部に燃料ガスを供給する燃料供給主装置と、前記セルスタックの外に酸化剤を供給する酸化剤供給主装置と、を有することを特徴とする。
本発明のセルスタック製造方法は、円筒の基体管の表面に燃料極、電解質、インターコネクタが積層された積層体を複数製造するステップと、前記積層体の端部に接着剤を付着させるステップと、前記接着剤が塗布された前記積層体の端部を、円筒部及び前記円筒部の表面に形成された径方向に凸形状となる凸部を有する接続冶具の円筒部に挿入し、前記凸部と接触させるステップと、前記積層体及び前記接続冶具の外周に空気極層スラリーを塗布し、焼成するステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、2つの電池セルユニットを、円筒部及び前記円筒部の表面に形成された径方向に凸形状となる凸部を有する接続冶具で接続することで、円筒部と電池セルユニットの円筒部分とを対面させつつ、凸部と電池セルユニットの端部を接触させることができる。これにより、電池セルユニットと凸部との接触で、接続冶具に対する電池セルユニットの位置を維持することができる。また、円筒部で電池セルユニットの端部を支持することができ、セルスタックにかかる荷重を接続冶具で受けることができ、電池セルユニットに荷重が集中することを抑制できる。
図1は、本実施形態の燃料電池システムを模式的に表した概略構成図である。 図2は、燃料電池モジュールを模式的に表した概略構成図である。 図3は、燃料電池モジュールを模式的に表した概略構成図である。 図4は、セルスタックの一部を模式的に表した断面図である。 図5は、接続機構の近傍を拡大して示す拡大断面図である。 図6は、接続冶具の断面図である。 図7は、接続冶具の上面図である。 図8は、セルスタック製造方法の一例を示すフローチャートである。 図9は、他の例のセルスタックの一部を模式的に表し断面図である。 図10は、他の例のセルスタックの一部を模式的に表し断面図である。 図11は、接続機構の近傍を拡大して示す拡大断面図である。 図12は、接続冶具の断面図である。 図13は、接続冶具の上面図である。 図14は、他の例のセルスタックの一部を模式的に表し断面図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明について説明する。なお、以下の実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施形態の燃料電池システムを模式的に表した概略構成図である。本実施形態の燃料電池システム10は、固体酸化物型の燃料電池モジュール、いわゆる、SOFC(Solid Oxide Fuel Cell)を備えており、燃料電池モジュールを制御しながら、運転を行っている。燃料電池システムは、燃料電池モジュールを通過した燃料ガスと空気(酸化剤ガス)の一部をガスタービンの燃焼器に供給してもよい。つまり、燃料電池システム10は、他の発電装置と連結したコンバインドシステムの一部としてもよい。
図1に示すように、燃料電池システム10は、燃料電池モジュール12と、空気(酸化剤ガス)を供給する空気供給装置(酸化剤供給装置)14と、燃料電池モジュール12を通過した空気(排空気、排酸化剤ガス)が排出される空気排出管15と、燃料ガスを供給する燃料供給装置16と、燃料電池モジュール12を通過した燃料ガス(排燃料ガス)が排出される燃料排出管17と、各部の動作を制御する制御装置18と、電圧計19と、電流計20と、温度計21と、を備えている。なお、本実施形態では、酸化剤ガスとして空気を用いる例で説明するが燃料ガスを酸化させる酸化剤であればよい。
燃料電池モジュール12は、供給される空気と燃料ガスとを反応させ発電する。燃料電池モジュールについては、後述する。
空気供給装置14は、燃料電池モジュール12に空気を供給する。空気供給装置14は、空気供給源22と空気供給配管24とを有する。空気供給源22は、掃気ファン、ポンプ等の空気を送る装置である。空気供給配管24は、空気供給源22と燃料電池モジュール12とを接続している。空気供給配管24は、空気供給源22により送られる空気を燃料電池モジュール12に供給する。
燃料供給装置16は、後述する燃料供給室84へ向けて燃料ガスを供給する。燃料供給装置16は、燃料供給源26と燃料供給配管28とを有する。燃料供給源26は、燃料ガスを貯留するタンクと、タンクから供給する燃料ガスの流量を制御する制御弁等を備えている。燃料供給配管28は、燃料供給源26と燃料電池モジュール12とを接続している。燃料供給配管28は、燃料供給源26により送られる空気を燃料電池モジュール12に供給する。
また、燃料電池システム10は、燃料電池モジュール12の電圧値を計測する電圧計19と、燃料電池モジュール12の電流値を計測する電流計20と、燃料電池モジュール12に設けられた温度計21とを備えている。電流計20は、燃料電池モジュール12の発電によって得られた電流を計測している。温度計21は、燃料電池モジュール12の後述する発電室82の温度を計測する。
制御装置18は、燃料電池モジュール12の起動停止運転時における制御を行ったり、燃料電池モジュール12の発電運転時における制御を行ったりしている。制御装置18は、電流計20、温度計21及び電圧計の計測結果や、入力された指示に基づいて、空気供給装置14から供給する空気の量や燃料供給装置16から供給する燃料ガスの量、燃料電池モジュール12から取り出す電力を制御する。
次に、図2及び図3を用いて、燃料電池モジュール12について説明する。図2は、燃料電池モジュールを模式的に表した概略構成図である。図3は、燃料電池モジュールを模式的に表した概略構成図である。
図2及び図3に示すように、燃料電池モジュール12は、容器40と、セル集合体42と、管支持板(上側管支持板)44と、管支持板(下側管支持板)46と、断熱体(上側断熱体)48と、断熱体(下側断熱体)50と、周方向断熱体52と、を有する。
容器40は、例えば、図2に示すように円筒部と、円筒部の両端に設けられた上半球部および下半球部と、を有する。ここで、容器40は、鉛直方向に平行な方向であるZ軸方向(第1の方向)が長手方向となる向きで設置されている。つまり、上半球部が下半球部の鉛直方向上側に配置され、円筒部の中心軸がZ軸方向と平行な向きとなる。燃料電池モジュール12は、本実施形態のように、円筒部の中心軸がZ軸方向と平行な向きとなる向きで配置することが好ましいが、これに限定されない。
容器40は、2つの空気流入管66と、2つの空気排出管68と、燃料ガス流入管70と、燃料ガス排出管72と、が形成されている。2つの空気流入管66は、円筒部の下半球部の近傍側に形成されている。空気流入管66は、空気供給配管24と接続され、空気供給配管24から供給される空気を容器40の内部に流入させる。2つの空気排出管68は、円筒部の上半球の近傍側に形成されている。空気排出管68は、空気排出管15と接続され、容器40の内部の空気を空気排出管15に排出させる。燃料ガス流入管70は、上半球部に形成されている。燃料ガス流入管70は、燃料供給配管28と接続され、燃料供給配管28から供給される燃料ガスを容器40の内部に流入させる。燃料ガス排出管72は、下半球部に形成されている。燃料ガス排出管72は、燃料排出管17と接続され、容器40の内部の燃料ガスを燃料排出管17に排出させる。
ここで、容器40は、2つの空気流入管66、2つの空気排出管68、燃料ガス流入管70、燃料ガス排出管72が設けられている部分以外は密閉された容器となる。容器40は、セル集合体42と、管支持板(上側管支持板)44と、管支持板(下側管支持板)46と、断熱体(上側断熱体)48と、断熱体(下側断熱体)50と、周方向断熱体52と、が内部に収容されている。
セル集合体42は、多数のセルスタック56が並列で配置されている。複数のセルスタック56は、内部が空間の円筒形状であり、中心軸がZ軸方向となる向き、つまり、中心軸が円筒部の中心軸と平行となる向きで配置されている。セルスタック56は、図2及び図3に示すように、Z軸方向に複数の燃料電池セル100が列状に配置されている。セルスタック56は、複数の燃料電池セル100が形成された電池セルユニット60と電池セルユニット60を接続する接続機構62とを有する。セルスタック56の構造については後述する。
管支持板44および管支持板46とは、セルスタック56の両端を支持する。管支持板44は、容器40の軸方向の一方(上側)に配置された板状の部材である。
管支持板46は、容器40の軸方向の他方(下側)に配置された板状の部材である。管支持板46は、容器40内に配置されたセルスタック56の他方の端部が挿入されている。管支持板44は、容器40内に配置されたセルスタック56の一方の端部が挿入されている。管支持板44、46は、それぞれ容器40内に配置された全てのセルスタック56が挿入されている。管支持板44、46は、セルスタック56との接続部が密閉されている。また、管支持板44、46は、外縁が容器40または周方向断熱体52と接しており接触部が密閉されている。これにより、管支持板44は、容器40の内部空間を区画している。
容器40の上半球部と管支持板44とで囲われた空間(区画された空間)は、燃料ガス流入管70と接続されており、燃料ガス流入管70から燃料ガスが供給される燃料供給室84となる。また、容器40の下半球部と管支持板46とで区画された空間は、燃料ガス排出管72が接続されており、燃料ガスを燃料ガス排出管72から排出する燃料排出室86となる。また、燃料供給室84は、管支持板44に挿入されたセルスタック56の一方の開口端が接続されている。燃料排出室86は、管支持板44に挿入されたセルスタック56の他方の開口端が接続されている。これにより、燃料供給室84に供給された燃料ガスは、セルスタック56の内部を通過して燃料排出室86に排出される。
断熱体48および断熱体50は、管支持板44と管支持板46との間に配置されている。断熱体48は、容器40の軸方向の一方(上側)に配置され、断熱材料を用いてブランケット状あるいはボード状に形成されている。断熱体50は、容器40の軸方向の他方(下側)に配置され、断熱材料を用いてブランケット状あるいはボード状などに形成されている。各断熱体48,50には、セルスタック56が挿通される孔51a,51bがそれぞれ形成されている。孔51a,51bは、直径がセルスタック56の直径よりも大きい。
断熱体48および断熱体50に挟まれた空間は、発電室82となる。また、管支持板46と下側断熱体50との間の空間は、空気流入管66と接続されており空気供給室88となる。管支持板44と上側断熱体48との間の空間は、空気排出管68と接続されており、空気排出室89となる。
周方向断熱体52は、容器40の円筒部の内周に張り付けられている。周方向断熱体52は、容器40の内部と外部との熱の移動を抑制する。ここで、燃料電池モジュール12のセルスタック56は、発電室82内のみに燃料電池セル100が配置されている。セルスタック56は、燃料電池セル100が配置されている領域を発電部90とし、発電部90よりもZ軸方向の上側の燃料電池セル100が配置されていない部分をリード部92とし、発電部90よりもZ軸方向の下側の燃料電池セル100が配置されていない部分をリード部94とする。リード部92は、管支持板44と接する部分及び断熱体48と対面する部分を含む。リード部94は、管支持板46と接する部分及び断熱体50と対面する部分を含む。
次に、図2及び図3に加え、図4から図7を用いて、本実施形態のセルスタック56について説明する。図4は、セルスタックの一部を模式的に表した断面図である。図5は、接続機構の近傍を拡大して示す拡大断面図である。図6は、接続冶具の断面図である。図7は、接続冶具の上面図である。
セルスタック56は、複数の電池セルユニット60と、接続機構62とを有する。電池セルユニット60は、基体管101と同様にZ軸方向に延びた管であり、外周面に発電素子となる燃料電池セル100が設けられている。電池セルユニット60は、Z軸方向に複数の燃料電池セル100が配置されている。複数の電池セルユニット60は、Z軸方向において、直列で配置されている。接続機構62は、Z軸方向において、並んでいる電池セルユニット60と電池セルユニット60とを接続している。
電池セルユニット60は、図4に示すように、筒形状をなす基体管101と、基体管101の外周面に設けられた発電素子となる燃料電池セル100と、を有する。基体管101は、多孔質となるセラミックス製の円筒管であり、その内部を燃料ガスが流れる。そして、基体管101は、多孔質となっているため、内部に流れる燃料ガスを、基体管101の外周面側に導いている。燃料電池セル100は、燃料極103と、固体電解質104と、空気極105とを積層して構成され、固体電解質104の両側に燃料極103および空気極105が設けられている。この空気極105には、活性金属が含まれており、空気極105は、含有する活性金属により燃焼反応に寄与する機能(触媒作用による燃焼)を有している。また、燃料電池セル100は、燃料極103が基体管101の外周面に接しており、基体管101の軸方向に複数配置されている。複数の燃料電池セル100は、隣接する一方の燃料電池セル100の燃料極103と、隣接する他方の燃料電池セル100の空気極105とが、インターコネクタ106により接続されている。このように構成された燃料電池セル100は、燃料電池システム10の発電運転時において、例えば800℃から950℃の高温化で発電を行う。電池セルユニット60は、基体管101の上に燃料極103、固体電解質104、インターコネクタ106、空気極105の順で積層される。また、電池セルユニット60は、燃料極103とインターコネクタ106とが緻密な材料で形成され、基体管101の内部の燃料ガスが基体管101の外の空気がある側に漏れることを抑制している。
電池セルユニット60は、基体管101の外径を、直径10mm〜37mmとすることが好ましい。また、セルスタック56は、2つの電池セルユニット60を接合する場合、量産性の観点から一方の電池セルユニット60の基体管101の長さを、他方の電池セルユニット60の基体管101の長さと同じとすることが好ましい。例えば、全長2mのセルスタックを製造する場合、一方の基体管101の長さを1.0m、他方の基体管101の長さを1.0mなどとすることが好ましい。
また、本実施形態の電池セルユニット60は、接続機構62が設置されている端部に保護膜118が形成されている。保護膜118は、基体管101の径方向外側の表面(外周面)の軸方向の端部及び基体管101の端面、隣接する電池セルユニット60側の端面に形成されている。本実施形態の保護膜118は、インターコネクタ(電気伝導性を有する緻密膜)と同じ材料で形成されている。保護膜118の基体管101の表面の部分は、インターコネクタ(電気伝導性を有する緻密膜)106と一体で成膜される。保護膜118の端面の部分は、インターコネクタを用いる材料を塗布することで成膜される。
次に、接続機構62は、図4及び図5に示すように、接続冶具112と、接着層114と、接続部空気極115と、を有する。接続冶具112は、接続する2つの電池セルユニット60の間に配置され、接着層114により2つの電池セルユニット60と接着されている。接続冶具112は、固体電解質104と同程度の熱膨張を有する緻密な材料、例えばジルコニア系セラミック、具体的には、ジルコニア(ZrO)、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)などで形成される。接続冶具112は、基体管101とも熱膨張係数が同程度の材料で形成されていることが好ましい。
接続冶具112は、図6及び図7に示すように、円筒部122と凸部124とを有する。円筒部122と凸部124とは一体で形成されている。円筒部122は、円筒状の部材であり、内周径が、電池セルユニット60の外周径よりも大きい形状である。凸部124は、円筒部122の内周面に配置され、径方向内側に凸となるリング形状である。つまり、凸部124は、円筒部122の周方向の全周に形成されている。凸部124は、円筒部122の軸方向において、円筒部122の中央近傍に配置されている。また、接続冶具112は、円筒部122と凸部124との境界126がR形状となっている。つまり円筒部122と凸部124との境界126が、曲面となっている。
接続冶具112は、接続する2つの電池セルユニット60の接続される側の端部に挿入されている。つまり、接続冶具112は、電池セルユニット60よりも径が大きい管路であり、一方の端部に一方の電池セルユニット60が挿入され、他方の端部に他方の電池セルユニット60が挿入されている。ここで、電池セルユニット60は、接続冶具112の円筒の内側に挿入され、外周面が接着層114を介して接続冶具112の内周面と接する。また、電池セルユニット60は、軸方向の端部が、接続冶具112の突起部124と接着層114を介して接する。
接着層114は、接続冶具112と電池セルユニット60との間、より具体的には、接続冶具112の円筒部122の内周面及び凸部124と、電池セルユニット60のインターコネクタ106及び保護層118と、の間に形成されている。接着層114は、緻密で熱膨脹が固体電解質104と近似する材料を用いる。接着層114は、例えば、粗粒のジルコニア粉に微粒のアルミナ粉を添加した材料を用いることができる。接着層114は、スラリー化した状態で塗布し、その後焼成することで、形成することができる。
接続部空気極115は、接続冶具112の外周と2つの電池セルユニット60の外周に形成されている。接続部空気極115は、空気極105と同様の材料で形成され、空気極105と同時に形成することができる。接続部空気極115は、軸方向(電池セルユニット60及び円筒部122の軸方向)において、一方の端部が一方の電池セルユニット60のインターコネクタ106と接し、他方の端部が他方の電池セルユニット60のインターコネクタ106と接する。接続部空気極115は、両端が電池セルユニット60のインターコネクタ106と接することで、電池セルユニット60の端部のインターコネクタ106間を導通させる。
ここで、上記構成からなる燃料電池モジュール12の動作について説明する。燃料電池モジュール12は、燃料電池セル100を所定の温度まで上昇させる起動運転を行った後、燃料電池セル100において発電を行う発電運転を行っている。燃料電池モジュール12が発電運転を行うと、燃料電池モジュール12の空気供給室88には空気が流入する。該空気は断熱体50の孔51bとセルスタック56との隙間を通って、発電室82内に供給される。一方、燃料供給室84には燃料ガスが流入する。該燃料ガスはセルスタック56の基体管101の内部を通って発電室82内に供給される。このとき、空気と燃料ガスとは、セルスタック56の内周面および外周面において、互いに逆向きに流れている。
基体管101の内部を流れる燃料ガスは、基体管101の細孔を通過して燃料極103に達する。この燃料ガスは、燃料極103に含まれる活性金属により水蒸気改質される。水蒸気改質により生成された水素は、燃料極103の細孔を通過して固体電解質104まで到達する。一方、空気は、基体管101(空気極105)の外側を流れる。空気中の酸素は、空気極105の細孔を通過する途中または固体電解質104まで到達してイオン化する。イオン化した酸素は固体電解質104を通過し、燃料極103に到達する。固体電解質104を通過した酸素イオンは燃料ガスと反応する。このような電池反応により生じる電位差によって、燃料電池モジュール12は発電を行う。
ここで、セルスタック56は、図4に示すように各燃料電池セル100がインターコネクタ106で接続され、電池が直列で繋がれた状態となる。また、電池セルユニット60間は、矢印132に示すように、接続機構62の接続部空気極115で接続される。これにより、1本のセルスタック56は、複数の電池セルユニット60を接続機構62で接続した構造でも電池セル100が直列に繋がれる。
そして、発電室82において、発電に利用され高温となった燃料ガスは、空気供給室88において、発電に利用される前の空気と熱交換される。また、発電室82において、発電に利用され高温となった空気は、空気排出室89において、発電に利用される前の燃料ガスと熱交換される。
この後、発電に利用された後の燃料ガスおよび空気が熱交換により冷却された後、燃料ガスは、燃料排出室86に流入して、燃料排出室86から燃料電池モジュール12の外部に排出され、空気は、空気排出室89から燃料電池モジュール12の外部に排出される。
燃料電池モジュール12は、複数の電池セルユニット60を接続機構62で接続したセルスタック56を用いることで、1本の電池セルユニット60を短くすることができる。これにより、容器40のZ軸方向の端部から端部に配置されるセルスタック56を製造しやすくすることができ、燃料電池モジュール12を製造しやすくすることができる。
セルスタック56は、2つの電池セルユニット60を、円筒部122及び円筒部122の表面に形成された径方向に凸形状となる凸部124を有する接続冶具112及び接着層114で接続することで、円筒部122と電池セルユニット60の円筒部分とを対面させつつ、凸部124と電池セルユニット60の端部を接触させることができる。セルスタック56は、電池セルユニット60と凸部124とを接触させることで、接続冶具112に対する電池セルユニット60の位置を維持することができる。また、円筒部122で電池セルユニット60の端部を支持することができ、セルスタック56にかかる荷重を接続冶具112で受けることができ、電池セルユニット60に荷重が集中することを抑制できる。また、接続機構62は、円筒部122と凸部124の両方を、接着層114を介して電池セルユニット60と接着する構造とすることで、接着面を大きくすることができ、接着強度を高くすることができる。
また、セルスタック56は、接続機構62を設けることで、電池セルユニット60間で燃料ガスが空気極側に漏れ出る経路が、矢印140に示すように、接続冶具112の凸部124と保護層118の間及び接続冶具112の円筒部122と保護層118との間を通過する経路となる。つまり、円筒部122によって長く緻密層で囲まれた経路で、かつ緻密な接着層114が、充填されている経路となる。これにより、燃料ガスが漏れ出ることをより確実に抑制することができる。
また、セルスタック56は、接続機構62の円筒部122を電池セルユニット60の外周側に配置することで、接続機構62の周辺のセルスタック56の強度をより高くすることができる。
また、セルスタック56は、緻密層となる保護層118を設けることで、燃料ガスが漏れる経路(ガスリークパス)をより長くすることができ、ガスの漏れをより低減することができる。
ここで、接続冶具112は、軸方向における、円筒部122の端部から凸部124までの距離をdとし、基体管101の厚みをwとした場合、距離dと厚みwとの関係が、3≦d/w≦9であるが好ましい。距離dを厚みwの3倍以上とすることで、円筒部122で電池セルユニット60を好適に支持することができ、かつ、ガスリークパスを長くすることができる。また、距離dを厚みwの9倍以下とすることで、非発電部の領域を小さくすることができる。
また接続冶具112は、軸方向における、円筒部122の長さ(端部から端部までの長さ)をd1とし、凸部124の長さをd2とした場合、6≦d1/d2≦18となることが好ましい。
また、接続治具112は、接着層114の厚みをxとした場合、0.5mm≦x≦5mmとすることが好ましい。なお、接着層114の厚みは、接続冶具112とセルユニット60との隙間となる。接着層114の厚みを0,5mm以上5mm以下とすることで、接続冶具112と説ユニット60との間に充填する接着剤の量を適切にすることができ、好適に接続することができる。
また、凸部124は、電池セルユニット60よりも径方向中心側に突出していても、電池セルユニット60の内周面よりも径方向外側にあってもよい。また、凸部124は、本実施形態のように周方向の全周に設けることで、電池セルユニット60を支持しつつ、電池セルユニット60との間の燃料ガスの漏れを抑制することができる。このため、凸部124は、周方向の全周に設けることが好ましいが、周方向の一部に凸部を設ける構造としてもよい。
ここで、接続冶具112は、緻密質とし、3点曲げ強度を100MPa以上1000MPa以下とすることが好ましい。接続冶具112の強度を100MPa以上1000MPa以下とすることで、セルスタック56の強度を高く維持することができ、特に接続機構62の近傍での強度を高く維持することができる。また、接続冶具112は、密度を5g/cm以上7g/cm以下とすることが好ましい。
また、燃料電池システム10及び燃料電池モジュール12は、Z軸方向(第1の方向)に沿った向きにおいて、セルスタック56を容器40の端部から端部まで配置する。具体的には、燃料電池システム10及び燃料電池モジュール12は、Z軸方向において容器40に2つの管支持板44、46を配置し、セルスタック56のそれぞれの端部を管支持板44、46で支持する。ここで、管支持板44は、容器40の一方の端部、具体的には、円筒部と上半球部との接続部の近傍に配置される。管支持板46は、容器40の他方の端部、具体的には、円筒部と下半球部との接続部の近傍に配置される。つまり、容器40のZ軸方向において、セル集合体42を1つ配置する。これにより、Z軸方向において、発電室82、燃料供給室84、燃料排出室86、空気供給室88、空気排出室89を1つとすることができる。また、Z軸方向に1つのカートリッジとすることができ、Z軸方向において、カートリッジ同士を接続する必要がない。これにより、容器40内、配線の配置効率をよくすることができ、セルスタック56の配置密度を高くすることができる。これにより、単位体積当たりの発電効率を高くすることができる。このように、セルスタック56を容器40の長手方向に配置する場合も、本実施形態のように、複数の電池セルユニット60を接続機構62で接続した構造とすることで、1つの電池セルユニット60を短くすることができ、製造が簡単になる。
次に図8を用いて、セルスタック製造方法の一例について説明する。図8は、セルスタック製造方法の一例を示すフローチャートである。なお、図8では、製造する個数を限定しないが、セルスタック製造方法は、2つ以上の電池セルユニット60を製造し、1つ以上の接続冶具を製造する。
まず、セルスタック製造方法は、基体管101を製造する(ステップS12)。基体管101は、押出成形法で管状に形成した後、乾燥させる。
セルスタック製造方法は、基体管101を製造したら、基体管101の表面に燃料極用スラリーを塗布する(ステップS14)。例えば、スクリーン印刷法により燃料極、リード部となる部分に燃料極用スラリーを塗布する。なお、スラリーの塗布は、スクリーン印刷法以外に、ジェットディスペンサを用いた塗布や、刷毛等で塗布する方法もある。後述するスラリーの塗布も同様である。燃料極用スラリーは、NiOとイットリア安定化ジルコニア(YSZ)との混合粉末にスキージオイルなどのビヒクルを添加し、3本ローラにより混合して調製する。燃料極用スラリーは、少なくとも基体管101の一端部側において、基体管101の端部が露出するよう端部を内側にずらして印刷することが好ましい。
セルスタック製造方法は、基体管101の表面に燃料極用スラリーを塗布したら、電解質(固体電解質)用スラリーを塗布する(ステップS16)。固体電解質用スラリーは、YSZ粉末にスキージオイルなどのビヒクルを添加し、3本ローラにより混合して調製する。固体電解質用スラリーも、少なくとも基体管101の一端部側において、燃料極用スラリーが露出するよう端部を内側にずらして印刷すると良い。
セルスタック製造方法は、電解質(固体電解質)用スラリーを塗布したら、インターコネクタ用スラリーを塗布する(ステップS17)。また、セルスタック製造方法は、インターコネクタ106に対応する部分に加え、保護層118に対応する部分にもインターコネクタ用スラリーを塗布する。インターコネクタ用スラリーは、ランタンをドープしたチタン酸ストロンチウム(Sr1−xLaxTiO3)粉末にスキージオイルなどのビヒクルを添加し、3本ローラにより混合して調製する。
セルスタック製造方法は、基体管101の表面に、燃料極用スラリー、電解質用スラリー、インターコネクタ用スラリーを塗布したら、基体管101を焼成する(ステップS18)。焼成は、各スラリーが印刷された基体管101を吊下げた状態で行う。吊下げる際、長さが短い方の基体管101を重力方向下側に配置させる。焼成は、例えば電気炉を用いて1400℃で5時間の条件で行われる。
セルスタック製造方法は、燃料極用スラリー、電解質用スラリー、インターコネクタ用スラリーを塗布が塗布された基体管を焼成し、基体管101の表面に燃料極、固体電解質、インターコネクタ、保護層が形成された積層体を形成したら、積層体あるいは接続部材あるいは、それらの両方の接着面に接着剤を塗布する(ステップS20)。接着剤は、接着層114となる材料である。接着材の塗布は、接着剤が貯留されている容器に積層体の端部を付けたり、刷毛等で接着剤を積層体に塗布することで、接着面に接着剤を塗布することができる。ここで、積層体は、端部の外周側の表面と端面に接着剤を塗布する。接着剤を塗布しない部分には、カバーを設けてもよい。
セルスタック製造方法は、積層体の表面に接着剤を塗布したら、積層体を接続冶具に連結する(ステップS22)。接続冶具は、予め製造しておく。セルスタック製造方法は、予め製造した接続冶具の内周に積層体の端部を挿入する。セルスタック製造方法は、2つの接続冶具に2つの積層体の端部を挿入する。セルスタック製造方法は、積層体を挿入した後、接続冶具と積層体の間に接着剤をさらに塗布してもよい。
セルスタック製造方法は、接続冶具に2つの積層体を連結したら、空気極スラリーを塗布する(ステップS26)。セルスタック製造方法は、空気極を形成する部分と、接続部空気極を形成する部分に空気極スラリーを塗布する。空気極用スラリーは、例えばLaSrMnO3粉末にスキージオイルなどのビヒクルを添加し、3本ローラにより混合して調製する。
セルスタック製造方法は、空気極用スラリー塗布したら、吊下げ焼成する(ステップS28)。焼成は、例えば電気炉を用いて1400℃で5時間の条件で行われる。
セルスタック製造方法は、以上のように電池セルユニット60を接続機構62で接続したセルスタック56を製造する。セルスタック製造方法は、接続冶具112を用いることで、電池セルユニット60の接続機構62に対する位置が製造時にずれることを抑制することができる。また、塗布した接着剤を電池セルユニット60と接続冶具112の間に好適に保持することができる。これにより、電池セルユニット60を接続機構62で接続したセルスタック56を高い精度で簡単に製造することができる。つまり、軸方向の長さがないセルスタックを高い精度で簡単に製造することができる。
図9は、他の例のセルスタックの一部を模式的に表し断面図である。ここで、上記実施形態では、接続部空気極115を2つの電池セルユニット60を接続する配線として用いたがこれに限定されず、接続部空気極115を発電セルの一部として用いてもよい。
図9に示すセルスタック56aは、複数の電池セルユニット60aと、1つ以上の接続機構62aを有する。接続機構62aは、接続機構62と同様の構造である。2つの電池セルユニット60aのうち、一方の電池セルユニット60a(図9の図中右側の電池セルユニット60a)は、電池セルユニット60と同様に、インターコネクタ106が接続機構62aの接続空気極115と接する位置まで形成されている。2つの電池セルユニット60aのうち、他方の電池セルユニット60a(図9の図中左側の電池セルユニット60a)は、燃料極103及び電解質104が接続機構62aの接続空気極115と接する位置まで形成されている。
このように、セルスタック56aの接続部空気極115は、一方の電池セルユニット60aの固体電解質104と接し、他方の電池セルユニット60aのインターコネクタ106と接する。これにより、固体電解質104と接している電池セルユニット60aと接続部空気極115との接続状態が、燃料極103、固体電解質104、接続部空気極115が積層された状態となり、発電セルとなる。
このように、セルスタック56aは、接続部空気極115が、一方の電池セルユニット60aの固体電解質104と接し、他方の電池セルユニット60aのインターコネクタ106と接する構造とすることで、接続部空気極115を含む位置で発電を行うことができる。このように、接続部空気極115でも発電を行うことで、セルスタック56aの発電面積をより大きくすることができる。また、セルスタック56aは、一方の電池セルユニット60aの燃料極103を基体管101の接続冶具112側の端部まで形成することで、緻密状態を維持することができ、固体電解質104を基体管101の端部まで配置した場合でも、燃料ガスの漏れを低減することができる。
次に、図10から図13を用いて、セルスタックの他の例について説明する。上記実施形態では、接続冶具の円筒部122が電池セルユニット60の外周側に配置される構造としたがこれに限定されない。セルスタックは、接続冶具の円筒部を電池セルユニット60の内周側に配置する構造としてもよい。
図10は、他の例のセルスタックの一部を模式的に表し断面図である。図11は、接続機構の近傍を拡大して示す拡大断面図である。図12は、接続冶具の断面図である。図13は、接続冶具の上面図である。
図10に示すセルスタック56bは、複数の電池セルユニット60bと、1つ以上の接続機構62bを有する。電池セルユニット60bは、筒形状をなす基体管101と、基体管101の外周面に設けられた発電素子となる燃料電池セル100と、を有する。電池セルユニット60bは、接続機構62b側の端部の構造以外、電池セルユニット60と同様の構造である。
また、本実施形態の電池セルユニット60bは、接続機構62が設置されている端部に保護膜118b及び保護層119が形成されている。保護膜118bは、基体管101の径方向外側の表面(外周面)の軸方向の端部及び基体管101の端面、隣接する電池セルユニット60側の端面に形成されている。本実施形態の保護膜118bは、インターコネクタ(電気伝導性を有する緻密膜)と同じ材料で形成されている。保護膜118bの基体管101の表面の部分は、インターコネクタ(電気伝導性を有する緻密膜)106と一体で成膜される。保護膜118bの端面の部分は、インターコネクタを用いる材料を塗布することで成膜される。保護層119は、基体管101の径方向内側の表面(内周面)の軸方向の端部に形成されている。保護膜119は、軸方向において、接続冶具112bの円筒部122bと同じ長さ形成されることが好ましい。保護膜119は、インターコネクタを用いる材料を塗布することで成膜される。
次に、接続機構62bは、図11に示すように、接続冶具112bと、接着層114bと、接続部空気極115bと、を有する。接続冶具112bは、接続する2つの電池セルユニット60bの間に配置され、接着層114bにより2つの電池セルユニット60と接着されている。接続冶具112bは、接続冶具112と同様の材料で製造することが好ましい。
接続冶具112bは、図12及び図13に示すように、円筒部122bと凸部124bとを有する。円筒部122bと凸部124bとは一体で形成されている。円筒部122bは、円筒状の部材であり、外周径が、電池セルユニット60bの内周径とよりも小さい形状である。凸部124bは、円筒部122bの外周面に配置され、径方向外側に凸となるリング形状である。つまり、凸部124bは、円筒部122bの周方向の全周に形成されている。凸部124bは、円筒部122bの軸方向において、円筒部122bの中央近傍に配置されている。また、接続冶具112bは、円筒部122bと凸部124bとの境界126bがR形状となっている。
接続冶具112bは、接続する2つの電池セルユニット60bの接続される側の端部に挿入されている。つまり、接続冶具112bは、電池セルユニット60bよりも径が小さい管路であり、一方の端部が一方の電池セルユニット60bに挿入され、他方の端部が他方の電池セルユニット60に挿入されている。ここで、電池セルユニット60bは、接続冶具112bの円筒の外側に挿入され、内周面が接着層114bを介して接続冶具112bの外周面と接する。また、電池セルユニット60bは、軸方向の端部が、接続軸112bの突起部124bと接着層114bを介して接する。
接着層114bは、接続冶具112bと電池セルユニット60bとの間、より具体的には、接続冶具112bの円筒部122bの外周面及び凸部124と、電池セルユニット60の保護層118b、保護層119と、の間に形成されている。接着層114bは、緻密で熱膨脹が固体電解質104と近似する材料を用いる。接着層114bは、例えば、粗粒のジルコニア粉に微粒のアルミナ粉を添加した材料を用いることができる。接着層114bは、スラリー化した状態で塗布し、その後焼成することで、形成することができる。
接続部空気極115bは、接続冶具112bの外周と2つの電池セルユニット60bの外周に形成されている。接続部空気極115bは、空気極105と同様の材料で形成され、空気極105と同時に形成することができる。接続部空気極115bは、軸方向(電池セルユニット60b及び円筒部122bの軸方向)において、一方の端部が一方の電池セルユニット60bのインターコネクタ106と接し、他方の端部が他方の電池セルユニット60bのインターコネクタ106と接する。接続部空気極115bは、両端が電池セルユニット60bのインターコネクタ106と接することで、電池セルユニット60bの端部のインターコネクタ106間を導通させる。
セルスタック56bは、以上のように、接続機構62bの接続冶具112bの円筒部122bの径を電池セルユニット60bの径よりも小さくし、円筒部122の外周面と電池セルユニット60bの外周面とが向かい合う形状としてもよい。この場合も円筒部122bと凸部124bを設けることで、接続冶具112bに対する電池セルユニット60bの位置がずれることを抑制でき、かつ、接続冶具112bで電池セルユニット60bを好適に支持することができる。
また、セルスタック56bは、円筒部122bを電池セルユニット60bよりも径方向内側に配置することで、電池セルユニット60bから空気極側に露出している部分を凸部124bのみとすることができる。これにより、接続部空気極115bで覆う領域を小さくすることができ、セルスタック56bの発電部内で、発電に寄与しない部分を小さくすることができる。
また、セルスタック56bは、保護層118b及び保護層119を設けることで、電池セルユニット60間で燃料ガスが空気極側に漏れ出る経路が、矢印140bに示すように、接続冶具112bの円筒部122bと保護層118bとの間の接続冶具112の凸部124bと保護層118bの間及びを通過する経路となる。つまり、円筒部122によって長く緻密層で囲まれた経路で、かつ緻密な接着層114bが、充填されている経路となる。これにより、燃料ガスが漏れ出ることをより確実に抑制することができる。
また、セルスタック56bは、上述したセルスタック56と同様の作業手順で製造することができる。
接続冶具112bは、距離dと厚みwとの関係、円筒部122bの長さ(端部から端部までの長さ)d1と、凸部124bの長さd2の関係、接着層の厚みxが、接続軸112と同様の関係となることが好ましい。
図14は、他の例のセルスタックの一部を模式的に表し断面図である。上記実施形態では、接続部空気極115bを2つの電池セルユニット60bを接続する配線として用いたが、これに限定されず、接続部空気極115bを発電セルの一部として用いてもよい。
図14に示すセルスタック56cは、複数の電池セルユニット60cと、1つ以上の接続機構62cを有する。接続機構62cは、接続機構62bと同様の構造である。2つの電池セルユニット60cのうち、一方の電池セルユニット60c(図14の図中右側の電池セルユニット60c)は、電池セルユニット60bと同様に、インターコネクタ106が接続機構62cの接続空気極115bと接する位置まで形成されている。2つの電池セルユニット60cのうち、他方の電池セルユニット60c(図14の図中左側の電池セルユニット60c)は、燃料極103及び固体電解質104が接続機構62cの接続空気極115bと接する位置まで形成されている。燃料極103及び電解質104は、接続機構62bの保護層119と同様に、基体管101と接続冶具112bの円筒部122bとの間にも配置されている。
このように、セルスタック56cの接続部空気極115bは、一方の電池セルユニット60cの固体電解質104と接し、他方の電池セルユニット60cのインターコネクタ106と接する。これにより、固体電解質104と接している電池セルユニット60cと接続部空気極115bとの接続状態が、燃料極103、固体電解質104、接続部空気極115が積層された状態となり、発電セルとなる。
このように、セルスタック56cは、接続部空気極115bが、一方の電池セルユニット60cの固体電解質104と接し、他方の電池セルユニット60cのインターコネクタ106と接する構造とすることで、接続部空気極115bを含む位置で発電を行うことができる。このように、接続部空気極115bでも発電を行うことで、セルスタック56cの発電面積をより大きくすることができる。また、セルスタック56cは、一方の電池セルユニット60cの燃料極103を基体管101と、接続冶具112bとの間に挟まれる領域、つまり基体管101の内周面まで形成することで、緻密状態を維持することができ、固体電解質104を基体管101の端部まで配置した場合でも、燃料ガスの漏れを低減することができる。
10 燃料電池システム
12 燃料電池モジュール
14 空気供給装置
15 空気排出管
16 燃料供給装置
17 燃料排出管
18 制御装置
19 電圧計
20 電流計
21 温度計
22 空気供給源
24 空気供給配管
26 燃料供給源
28 燃料供給配管
40 容器
42 セル集合体
44、46 管支持板
48、50 断熱体
52 周方向断熱体
56 セルスタック
60 電池セルユニット
62 接続機構
66 空気流入管
68 空気排出管
70 燃料ガス流入管
72 燃料ガス排出管
82 発電室
84 燃料供給室
86 燃料排出室
88 空気供給室
89 空気排出室
90 発電部
92、94 リード部
100 燃料電池セル
101 基体管
103 燃料極
104 固体電解質
105 空気極
106 インターコネクタ
112 接続冶具
114 接着層
115 接続部空気極
118 保護層
122 円筒部
124 凸部
126 境界
132、140 矢印

Claims (10)

  1. 円筒の基体管の表面に燃料極、電解質、インターコネクタ、空気極が積層され、前記基体管の軸方向に複数の電池セルが形成された複数の電池セルユニットと、
    前記電池セルユニットの前記基体管の軸方向の端部と、隣接する前記電池セルユニットの端部とを接続する接続機構と、を有し、
    前記接続機構は、前記電池セルユニットの円筒形状と対面する円筒部及び前記円筒部の表面に形成された径方向に凸形状となる凸部を有する接続冶具と、前記接続冶具の円筒部と前記電池セルユニットとの間に塗布され、前記接続冶具と前記電池セルユニットとを接合する接着層と、を有することを特徴とするセルスタック。
  2. 前記接続冶具は、軸方向において、前記円筒部の端部から前記凸部までの距離dと前記基体管の厚みwとの関係が、3≦d/w≦9であることを特徴とする請求項1に記載のセルスタック。
  3. 前記接続冶具の径方向外側の端部の全面を覆い、前記接続冶具を挟んで配置された2つの電池セルユニットを電気的に接続する接続部空気極をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載のセルスタック。
  4. 前記接続部空気極は、一方の電池セルユニットの電解質と接し、他方の電池セルユニットのインターコネクタと接することを特徴とする請求項3に記載のセルスタック。
  5. 前記電池セルユニットは、前記基体管の軸方向の端面にインターコネクタと同じ材料の層が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のセルスタック。
  6. 前記接続冶具は、前記円筒部が前記電池セルユニットの前記基体管よりも外側に配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のセルスタック。
  7. 前記接続冶具は、前記円筒部が前記電池セルユニットの前記基体管よりも内側に配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のセルスタック。
  8. 前記電池セルユニットは、前記基体管と前記円筒部との間にインターコネクタと同じ材料の層が形成されていることを特徴とする請求項7に記載のセルスタック。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載のセルスタックが並列に複数配置されているセル集合体と、
    前記セル集合体を収納する容器と、
    前記セルスタックの前記電池セルユニットの内部に燃料ガスを供給する燃料供給主装置と、
    前記セルスタックの外に酸化剤を供給する酸化剤供給主装置と、を有することを特徴とする燃料電池モジュール。
  10. 円筒の基体管の表面に燃料極、電解質、インターコネクタが積層された積層体を複数製造するステップと、
    前記積層体の端部に接着剤を付着させるステップと、
    前記接着剤が塗布された前記積層体の端部を、円筒部及び前記円筒部の表面に形成された径方向に凸形状となる凸部を有する接続冶具の円筒部に挿入し、前記凸部と接触させるステップと、
    前記積層体及び前記接続冶具の外周に空気極層スラリーを塗布し、焼成するステップと、を有することを特徴とするセルスタック製造方法。
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