JPH1092446A - 固体電解質型燃料電池 - Google Patents

固体電解質型燃料電池

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JPH1092446A
JPH1092446A JP8265138A JP26513896A JPH1092446A JP H1092446 A JPH1092446 A JP H1092446A JP 8265138 A JP8265138 A JP 8265138A JP 26513896 A JP26513896 A JP 26513896A JP H1092446 A JPH1092446 A JP H1092446A
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JP
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fuel cell
separator
solid electrolyte
cathode
cell
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JP8265138A
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Shunji Takenoiri
俊司 竹野入
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Corporate Research and Development Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

(57)【要約】 【課題】電解質層との熱膨張差が小さく、安価で加工性
に優れ、かつ酸化による電気抵抗の増加を生じる恐れの
ない金属セパレータを備えるものを得る。 【解決手段】平板状のセル基板の上にアノード、固体電
解質層ならびにカソードを積層してなるセルを金属材料
からなるセパレータ6と交互に積層して構成される固体
電解質型燃料電池において、セパレータ6を、例えばフ
ェライト系ステンレス鋼の SUS430 より形成し、そのカ
ソード側の表面に、耐熱合金、例えばHA230からなる第
1の保護膜61と、例えば (LaSr)MnO3 からなる第2の
保護膜62を備えることとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、固体電解質を用
いて電気化学反応によってそのギブスの自由エネルギー
を電気エネルギーに変換する固体電解質型燃料電池に関
する。
【0002】
【従来の技術】イットリア安定化ジルコニア(YSZ)
等の酸化物固体電解質を用いる燃料電池は、作動温度が
800〜1000℃という高温であるため発電効率が高く、ま
た燃料ガスの改質の簡素化が期待されるという利点を有
する。さらに、電解質が固体であるため取扱いが容易
で、かつ長期的安定性に優れるという利点も有すること
から、次世代の燃料電池として期待され、官民を問わず
様々な機関においてその開発が進められている。
【0003】図7は、支持膜方式の固体電解質型燃料電
池(Solid Oxide Fuel Cell ,以下SOFCと略記す
る)の基本構成を示す模式断面図である。SOFCは、
本図のように、電解質層2の両面にアノード1(本図の
場合はセル基板を兼ねる)とカソード3を配して構成さ
れ、 800〜1000℃の温度において、アノード1側に水素
あるいは改質ガスを、カソード3側に酸素または空気を
供給することにより電気エネルギーを得るものである。
【0004】SOFCは、円筒型と平板型とに大別さ
れ、平板型はさらにセルの構造上大きく2種類に分類さ
れる。一つは、焼結法等により作製した自立した電解質
層の両側にアノードとカソードとを作製してセルを構成
する自立膜方式のSOFCであり、もう一つは、基板上
にアノード、電解質層、カソードを形成することにより
セルを構成する支持膜方式のSOFCである。なお、例
えば図6の構成のように、アノードあるいはカソードが
基板を兼ねる場合には、別途基板を備える必要はない。
円筒型のSOFCは、ガスシールを特に必要とせず、ス
タック化が比較的容易なため開発が進んでいるが、平板
型と比較して電池の単位体積当たりの出力密度が低くな
るという点が指摘されている。これに対して平板型支持
膜方式のSOFCは、出力密度が高く、かつセルの大面
積化が可能なものとして期待されている。
【0005】図8は、従来の平板型支持膜方式のSOF
Cのスタックの基本構成例を示す分解斜視図である。図
に見られるように、本構成のSOFCにおいては、多孔
質の平板状のセル基板5の上に、アノード4、電解質層
2を形成し、さらにその上部の中心部にカソード3を形
成してセルが構成されている。さらに、このように構成
されたセルを、ガラス材よりなるシール部材12A,1
2Bを介在させて、ガス不透過性材料よりなるセパレー
タ6と交互に積層することによりスタックが構成されて
いる。セルのカソード3の外側に位置する外縁部には、
積層方向に貫通する4個のマニホールド、すなわち、燃
料ガス入口マニホールド7、酸化剤ガス入口マニホール
ド8、燃料ガス出口マニホールド9、および酸化剤ガス
出口マニホールド10が備えられている。セパレータ6
には、上記のマニホールドに連通する4個のマニホール
ドのほか、セル基板5を介してアノード4に面する一方
の主面に、燃料ガス入口マニホールド7から燃料ガス出
口マニホールド9へと連通する複数の燃料ガス通流溝1
1が、また、カソード3に面するもう一方の主面に、酸
化剤ガス入口マニホールド8から酸化剤ガス出口マニホ
ールド10へと連通する図示しない複数の酸化剤ガス通
流溝が形成されている。したがって、燃料ガス入口マニ
ホールド7に燃料ガスとして水素あるいは改質ガスを供
給し、酸化剤ガス入口マニホールド8に酸化剤ガスとし
て酸素あるいは空気を供給すると、水素あるいは改質ガ
スは多孔質のセル基板5を拡散してアノードへと達し、
また酸素あるいは空気はカソード3へと達して、電気化
学反応を生じて電気エネルギーが得られることとなる。
各セルで得られた電気エネルギーは、セルの両端のセパ
レータ6に集電され、その間に電圧を発生することとな
り、多数のセルを積層したスタックの両端には、各セル
の電圧を直列接続した電圧が得られることとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとき構成の平
板型支持膜方式のSOFCにおいて、最重要構成要素で
ある電解質層2に用いる材料としては、価格、性能等の
観点から、現在のところYSZに代わる材料が無いた
め、他の構成要素もYSZと熱膨張係数の適合した材料
を用いて構成する必要がある。セパレータ6に用いられ
ている代表的な材料は、ペロブスカイト型酸化物セラミ
ックスの LaCrO3 であるが、近年、高い強度と延性を備
えた耐熱金属がセパレータの材料として注目されてお
り、様々な合金材料がその候補として提案されている。
しかしながら、候補として挙げられている材料のうち、
通常使用されている NiCr 系耐熱合金は、加工性が悪
く、さらに電解質に用いられるYSZとの熱膨張係数の
差が比較的大きいという問題点がある。また、SUS310S
のようなオーステナイト系ステンレス鋼は加工性が良
く、かつ耐熱性に優れるが、YSZとの熱膨張係数の差
が過大である。これに対して、SUS430 のようなフェラ
イト系ステンレス鋼は加工性が良く、かつコストが安
く、YSZとの熱膨張係数の差も比較的小さいという長
所をもっているが、一方、耐熱性が悪く、SOFCの運
転温度においてはカソード側で発電に伴って発生した酸
素によって酸化を生じ、電気抵抗が増大してしまうとい
う難点がある。
【0007】また、セルとセパレータ6との間に気密性
を保持するために介装されるシール部材12A,12B
にはガラス材が用いられているが、例えばパイレックス
ガラスにおいては、熱膨張係数が約 5×10-6[K-1] で、
電解質(約11×10-6[K-1] )および金属(約11〜20×10
-6[K-1] )との差が大きいため、熱サイクルによって割
れを生じ、シール性が損なわれるという難点があり、ま
た、ガラス材はSOFCの運転温度においては液状とな
るので、流出してシール材が減少したり、あるいは燃料
ガス通流溝11へと流れ込んでガスの流れを阻害する等
の事態を引き起こす恐れがある。
【0008】さらに、カソード3は、通常スラリーコー
ティング法あるいはフレーム溶射法等の方法を用いて形
成されているが、カソードの材料として用いられる(LaS
r)MnO3に溶射法を適用する場合には、流動性を確保する
ために 10 〜100 μm 程度の比較的大きい粒径の粉末と
して使用する必要があり、スラリーコーティング法でし
ばしば用いられるサブミクロンないし数ミクロンの粉末
に比較して触媒活性が劣るという欠点があった。この欠
点を補う方法として、粒径の小さな粒子を仮焼成して用
いたり、運転温度において消失するカーボン等の造孔材
を混入する等の方法が提案されてきた。しかしながらそ
の後の検討により、仮焼成により生成する空孔は溶射中
に閉空孔になりやすく、ガスを透過し触媒活性に寄与す
る空孔を作りだすのは困難であること、また、カーボン
や樹脂系の造孔材は、自身が溶射により溶融、堆積する
わけではないので、カソード材と混合しただけでは、溶
射を行っても膜中にほとんど入らないことが明らかとな
ってきた。
【0009】この発明の目的は、上記のごとき従来技術
の難点を解消し、電解質層との熱膨張係数の差が小さ
く、安価で加工性に優れ、かつカソード側で酸化による
電気抵抗の増大を生じる恐れのない金属セパレータを備
えたSOFC、流動化して流失したり、熱サイクルによ
り破損したりする恐れのないガスシール部材を備えたS
OFC、さらには、均一性に優れ、かつ触媒活性の高い
カソードを備えたSOFCを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、 (1)平板状のセル基板の上にアノード、固体電解質層
ならびにカソードを積層してなるセルを、金属材料より
なるセパレータと交互に積層して構成される固体電解質
型燃料電池において、セパレータのカソード側の表面
に、耐熱合金からなる第1の保護膜と、第1の保護膜の
上に形成した(LaSr)MO3(但しMは、Co,Mn,Crのうちの
いずれかとする)からなる第2の保護膜を備えることと
し、 (2)さらに、上記の第1の保護膜を、例えば HA230あ
るいは SUS310S等の耐熱合金を溶射したのち、例えば、
窒素雰囲気において、耐熱合金の焼結温度を熱処理温度
として、熱処理を行って形成することとする。
【0011】(3)また、平板状のセル基板の上にアノ
ード、固体電解質層ならびにカソードを積層してなるセ
ルを、金属材料よりなるセパレータと交互に積層し、か
つセルとセパレータとの間にガスシール部材を介装して
構成される固体電解質型燃料電池において、ガスシール
部材を、固体電解質型燃料電池の運転温度において焼結
されるセラミックス材料、例えばMgO-SiO2(Enstatite
単相組成)からなるシール材を用いて形成することとす
る。
【0012】(4)さらに、上記のガスシール部材を、
上記のセラミックス材料からなるシール材に混合物全体
に対するガラスの含有量が10〜20 vol%となるよう
にガラスを混合して形成することとする。 (5)また、平板状のセル基板の上にアノード、固体電
解質層ならびにカソードを積層してなるセルを、セパレ
ータと交互に積層して構成される固体電解質型燃料電池
において、カソードを、(LaSr)MnO3に造孔材としてのカ
ーボン、例えばグラファイトカーボンとバインダーとし
ての熱硬化性樹脂を加えて混合し、乾燥し分級した粉末
を用いて、例えば溶射により、形成することとする。
【0013】上記(1)のごとくとすれば、セパレータ
が2層の保護膜により覆われることとなるので、耐酸化
性が向上し、電気抵抗が増大する危険性がなくなる。し
たがって、安価で加工性に優れ、かつ電解質との熱膨張
係数の差が比較的小さいフェライト系ステンレス鋼をセ
パレータの材料として用いることが可能となるので、熱
サイクルによる破損の危険性も大幅に抑制されることと
なる。
【0014】特に、上記(2)のごとくとすれば、熱処
理によって、セパレータと耐熱合金からなる第1の保護
膜との間の接合強度が増し、緻密で信頼性の高い保護膜
が形成されるので、より確実に耐酸化性が向上すること
となり、電気抵抗の増大が防止されることとなる。ま
た、上記(3)のごとく、ガスシール部材に固体電解質
型燃料電池の運転温度において焼結されるセラミックス
材料からなるシール材を用いることとすれば、ガスシー
ル部材が流動化して流出する恐れがなく、また電解質層
のYSZとほぼ同等の熱膨張係数をもつので、熱サイク
ルに対しても破損することのないガスシールが得られる
こととなる。
【0015】さらに、上記(4)のごとく、シール材に
10〜20 vol%のガラスを混合して形成することとと
すれば、熱膨張係数が電解質層のYSZとほぼ同等に保
持され、かつ、セラミックス材料の空孔が、溶融したガ
ラスによって充填されるので、より緻密なシールとな
り、信頼性の高いシールが得られることとなる。また、
上記(5)のごとくとすれば、流動性が良く、触媒活性
の高い粉末を用いて溶射法によりカソードが形成される
こととなるので、均一性に優れ、優れた触媒特性を備え
たカソードが得られることとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を例
を挙げて説明する。 <実施例1>図1は、本発明のSOFCの実施例1にお
けるセパレータの基本構成を模式的に示す要部の断面図
である。本実施例の特徴は、フェライト系ステンレス鋼
の SUS430 からなるセパレータ6のカソード側の表面に
に、耐熱合金のHA230 からなる第1の保護膜61と、(L
aSr)MnO3からなる第2の保護膜62との2層の保護膜を
備えた点にある。
【0017】本構成は以下のごとき方法により形成され
る。すなわち、まず、厚さ6mmのSUS430板の両面に、図
8のセパレータ6に示したごとく、燃料ガス入口マニホ
ールド7、酸化剤ガス入口マニホールド8、燃料ガス出
口マニホールド9、および酸化剤ガス出口マニホールド
10と、複数の燃料ガス通流溝11、ならびに図示しな
い複数の空気通流溝を形成する。次に、カソード側の表
面にサンドブラスト処理を行ったのち、耐熱合金のHA23
0 をプラズマ溶射法を用いて成膜する。表1は、このと
きの溶射条件、ならびにこの溶射条件で得られた試料の
皮膜のガス透過係数の測定値を示したものである。続い
て、成膜したHA230 の皮膜の上に、(LaSr)MnO3をプラズ
マ溶射法を用いて成膜する。表2は、このときの溶射条
件、ならびにこの溶射条件で得られた試料の皮膜のガス
透過係数の測定値を示したものである。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】 図2は、上記の方法を用いて作製された試料の保護膜の
形成状態を示す断面のSEM写真である。図に見られる
ように2層の保護膜は比較的緻密に形成されている。ま
た、表1、表2に示したガス透過係数からもわかるよう
に、いずれの保護膜も、約 200μm 程度の厚さに形成す
れば、十分なガス透過阻止性能を備えることとなる。
【0020】このように、セパレレータ6のカソード側
の表面に、耐熱合金のHA230 からなる第1の保護膜61
と、(LaSr)MnO3からなる第2の保護膜62との2層の保
護膜を備えれば、セパレレータ6をフェライト系ステン
レス鋼の SUS430 を用いて形成しても酸化が防止される
ので、安価で加工性に優れ、かつ電解質層と熱膨張係数
が近く熱サイクルによる損傷を引き起こさないセパレー
タを構成することができる。
【0021】<実施例2>本実施例は、実施例1のごと
く、SUS430からなるセパレレータ6のカソード側の表面
に、HA230 からなる第1の保護膜61と、(LaSr)MnO3
らなる第2の保護膜62との2層の保護膜を備えて形成
するものにおいて、HA230 からなる第1の保護膜61を
形成したのち、熱処理を行い、その後、(LaSr)MnO3から
なる第2の保護膜62を形成することにより作製する実
施例である。
【0022】すなわち、本実施例では、各種マニホール
ドとガス通流溝を加工したSUS430板に HA230をプラズマ
溶射して成膜したのち、約 50 Paの窒素雰囲気下におい
て、HA230の焼結温度、すなわち1200〜1300℃で 2〜10
時間程度の熱処理を行い、そののち、(LaSr)MnO3をプラ
ズマ溶射して第2の保護膜62を形成する。図3は、SU
S430板に HA230をプラズマ溶射して成膜し、上記のごと
く熱処理を行った試料の保護膜の形成状態を示す断面の
SEM写真である。図に見られるように、SUS430と HA2
30との界面が消失し、相互に拡散した界面が形成されて
いる。すなわち、熱処理によって、 HA230からなる保護
膜のセパレータへの付着強度が向上し、さらに界面の消
失により界面電気抵抗が存在しなくなって発電効率が向
上することとなる。
【0023】したがって、本実施例のごとく形成すれ
ば、セパレレータをフェライト系ステンレス鋼の SUS43
0 を用いて形成しても酸化の恐れがなく、安価で加工性
に優れ、熱サイクルによる損傷を引き起こさないセパレ
ータを構成できるばかりでなく、信頼性が高く、内部抵
抗損失の少ない効率的なセパレータが得られることとな
る。
【0024】なお、上記に示した実施例1および実施例
2の構成では、第1の保護膜61に耐熱合金のHA230
を、また、第2の保護膜62に(LaSr)MnO3を用いている
が、HA230 に代わって同じく耐熱合金であるSUS310S を
用いても、また(LaSr)MnO3に代わって(LaSr)CoO3、ある
いは(LaSr)CrO3を用いても、同様の効果が得られること
は、これらの材料の特性の類似性から容易に類推するこ
とができる。
【0025】<実施例3>本実施例は、セルとセパレー
タとの間に介装してガスのシールを行うガスシール部材
に関するもので、低融点で、電解質層に用いるYSZと
ほぼ同等の熱膨張係数をもち、かつSOFCの運転温度
で焼結するセラミックス材料をシール材として用いる実
施例である。
【0026】すなわち、本実施例においては、上記の特
性をもつセラミックス材料として、MgO-SiO2(Enstatit
e 単相組成、融点;1570℃)を用いる。まず、これにバ
インダーを加えてペーストを作製する。つぎに、本ペー
ストを用いてドクターブレード法により厚さ 200〜500
μm 程度のシートを作製し、前記の図8のシール部材1
2A,12Bに示したものと同様の形状に加工する。つ
いで、加工したシートを、図8に示したごとく、セルと
セパレータとの間に介装して積層し、スタックを形成す
る。なお、作製されたシートは柔軟性および弾力性を備
えており、スタック形成時に割れやクラックを生じるこ
とはない。続いて、形成したスタックを運転温度まで上
昇させる。この時、MgO-SiO2は運転温度の 900〜1000℃
で、焼結し緻密化するので、セルあるいはセパレータの
表面を通るガスのクロスリークならびに外部への漏れを
防止することとなる。
【0027】図4は、 950℃で10時間の熱処理を行った
MgO-SiO2 の断面の組織を示すSEM写真である。熱処
理前の MgO-SiO2 の一次粒子は 10 μm 以下の微粉末で
あったが、熱処理によって粒子成長を起こしており焼結
が進んでいることが確認できる。このように、 MgO-SiO
2 はSOFCの運転温度で容易に焼結されることがわか
る。
【0028】また、表3の中に示したように、 MgO-SiO
2 の熱膨張係数は電解質層に用いられるYSZとよく一
致しているので、熱サイクルを受けても、従来例のガラ
ス材で見られたごとき破損を生じる恐れがない。
【0029】
【表3】 <実施例4>本実施例もガスシール部材に関するもの
で、上記の実施例3においてシール材として用いた、低
融点で電解質層に用いるYSZとほぼ同等の熱膨張係数
をもち、かつSOFCの運転温度で焼結するセラミック
ス材料に、さらに混合物に対するガラスの含有量が10〜
20 vol%となるようにガラスを混合して用いる実施例で
ある。
【0030】すなわち、本実施例においては、MgO-SiO2
(Enstatite 単相組成)と混合物全体積に対して 15vol
%のパイレックスガラス粉末とバインダーを混合してペ
ーストを作製し、これを用いてドクターブレード法によ
り厚さ 200〜500 μm 程度のシートを作製し、図8のシ
ール部材12A,12Bに示したものと同様の形状に加
工する。加工したシートをセルとセパレータとの間に介
装してスタックを形成したのち、運転温度まで昇温す
る。このとき、MgO-SiO2は焼結して緻密化するととも
に、焼結が不十分な部分や、シール材とセパレータ、あ
るいはシール材とセルの接触が不十分な部分に軟化した
ガラスが入り込むこととなり、シールの緻密性が一段と
向上することとなる。
【0031】図5は、MgO-SiO2に混合物全体積に対して
15vol%のパイレックスガラス粉末を混合してYSZ上
に形成した試料について、 950℃、10時間の熱処理を行
ったときの断面の組織を示すSEM写真である。MgO-Si
O2粒子の間がガラス(図中で黒く見える部分)によりみ
たされており、緻密なシールが形成されていることがわ
かる。
【0032】また、上述の表3の中に示したように、 M
gO-SiO2 に10〜20 vol%のパイレックスガラスを混合し
たシール材の熱膨張係数は電解質層に用いられるYSZ
とよく一致しているので、熱サイクルを受けても、従来
例のガラス材で見られたごとき破損を生じる恐れがな
い。なお、実施例3および実施例4においては、スタッ
クを形成する際に作製したシートを用いることとしてい
るが、シートにペイストを塗布したものを用いてもよ
く、また、ペイストのみを塗布してスタックを形成する
こととしてもよい。
【0033】また、実施例3および実施例4において
は、シール材として用いる低融点で、電解質に用いるY
SZとほぼ同等の熱膨張係数をもち、かつSOFCの運
転温度で焼結するセラミックス材料に、MgO-SiO2を用い
ることとしているが、CuO-SiO2等も同様の特性を備えて
おり、これらを用いても同等の効果が得られることとな
る。
【0034】<実施例5>本実施例は、均一性に優れ、
優れた触媒特性を備えたカソードに関する実施例であ
る。図6は、カソードの形成に用いる粉末の製造法のフ
ローチャートである。まず、数μmオーダーの (LaSr)M
nO3 および数〜数十μmオーダーのグラファイトカーボ
ン粉末に、バインダーとして熱硬化性のエポキシ樹脂を
加え、混合した後、大気中室温にて乾燥する。乾燥後、
粉末を粉砕し、 150μm に分級することによって、造孔
材を含む (LaSr)MnO3 粉末が完成する。
【0035】上記のごとく作製された粉末を、フレーム
溶射法によって電解質層の上、あるいは支持体の上に溶
射する。フレーム溶射法の溶射条件、ならびにこの溶射
条件で得られた試料の皮膜のガス透過係数は、表4に示
した通りである。
【0036】
【表4】 次いで、セルを形成し、スタック中に組み込み、運転温
度まで昇温する。この時、 800℃付近においてカソード
中のカーボンは CO2となって完全に消失し、カーボンが
占めていた部分が空孔となることによって、カソードが
より多孔質となる。
【0037】したがって、上記のごとく形成したカソー
ドにおいては、溶射に用いる粉末が数μmオーダーの微
細な (LaSr)MnO3 から構成されるので、高活性のカソー
ドが得られることとなる。また、粉末を 150μm に造粒
して溶射に用いるので、粉末の流動性がよく均一性のよ
いカソードが得られる。さらに、運転温度への昇温に際
して、粉末中に分散したカーボン粉末が消失して空孔を
生成するため、多孔質のカソードが得られることとな
る。
【0038】なお、バインダーとして熱硬化性樹脂を用
いているので、溶射中に粉末導入管内や溶射ガン内で温
度が上昇した場合にも、バインダーが軟化して付着し粉
詰まりを引き起こす恐れはない。
【0039】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、 (1)平板状のセル基板の上にアノード、固体電解質層
ならびにカソードを積層してなるセルを、金属材料より
なるセパレータと交互に積層して構成される固体電解質
型燃料電池において、セパレータのカソード側の表面
に、耐熱合金からなる第1の保護膜と、第1の保護膜の
上に形成した(LaSr)MO3(但しMは、Co,Mn,Crのうちの
いずれかとする)からなる第2の保護膜を備えることと
したので、電解質層との熱膨張係数の差が小さく、安価
で加工性に優れ、かつカソード側で酸化による電気抵抗
の増大を生じる恐れのない金属セパレータを備えた固体
電解質型燃料電池が得られることとなった。
【0040】(2)さらに、上記の第1の保護膜を、例
えば HA230あるいは SUS310S等の耐熱合金を溶射したの
ち、例えば、窒素雰囲気において、耐熱合金の焼結温度
を熱処理温度として、熱処理を行って形成することとす
れば、セパレータと耐熱合金からなる第1の保護膜との
間の接合強度が増し、緻密で信頼性の高い保護膜が形成
されるので、より確実に耐酸化性が向上するので、より
好適である。
【0041】(3)また、平板状のセル基板の上にアノ
ード、固体電解質層ならびにカソードを積層してなるセ
ルを、金属材料よりなるセパレータと交互に積層し、か
つセルとセパレータとの間にガスシール部材を介装して
構成される固体電解質型燃料電池において、ガスシール
部材を、固体電解質型燃料電池の運転温度において焼結
されるセラミックス材料、例えばMgO-SiO2(Enstatite
単相組成)からなるシール材を用いて形成することとし
たので、流動化して流失したり、熱サイクルにより破損
したりする恐れのないガスシール部材を備えた固体電解
質型燃料電池が得られることとなった。
【0042】(4)さらに、上記のガスシール部材を、
上記のセラミックス材料からなるシール材に混合物全体
に対するガラスの含有量が10〜20 vol%となるよう
にガラスを混合して形成することとすれば、セラミック
ス材料の空孔が、溶融したガラスによって充填されるの
で、より緻密で、信頼性の高いシールが得られることと
なるので、より好適である。
【0043】(5)また、平板状のセル基板の上にアノ
ード、固体電解質層ならびにカソードを積層してなるセ
ルを、セパレータと交互に積層して構成される固体電解
質型燃料電池において、カソードを、(LaSr)MnO3に造孔
材としてのカーボン、例えばグラファイトカーボンとバ
インダーとしての熱硬化性樹脂を加えて混合し、乾燥し
分級した粉末を用いて、例えば溶射により、形成するこ
ととしたので、均一性に優れ、かつ触媒活性の高いカソ
ードを備えた固体電解質型燃料電池が得られることとな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固体電解質型燃料電池の実施例1にお
けるセパレータの基本構成を模式的に示す要部の断面図
【図2】実施例1に示した方法を用いて作製された試料
の保護膜の形成状態を示す断面のSEM写真
【図3】実施例2に示したごとく、SUS430板に HA230を
プラズマ溶射して成膜し、熱処理を行った試料の保護膜
の形成状態を示す断面のSEM写真
【図4】実施例3に示したごとく、 950℃で10時間の熱
処理を行った MgO-SiO2 の断面の組織を示すSEM写真
【図5】実施例4に示したごとく、MgO-SiO2に15 vol%
のパイレックスガラス粉末を混合してYSZ上に形成し
た試料について、 950℃、10時間の熱処理を行ったとき
の断面の組織を示すSEM写真
【図6】実施例5に示したカソードの形成に用いる粉末
の製造法のフローチャート図
【図7】支持膜方式の固体電解質型燃料電池の基本構成
を示す模式断面図
【図8】従来の平板型支持膜方式の固体電解質型燃料電
池のスタックの基本構成例を示す分解斜視図
【符号の説明】
2 電解質層 3 カソード 4 アノード 5 セル基板 6 セパレータ 7 燃料ガス入口マニホールド 8 酸化剤ガス入口マニホールド 9 燃料ガス出口マニホールド 10 酸化剤ガス出口マニホールド 11 燃料ガス通流溝 12A シール部材(カソード側) 12B シール部材(アノード側) 61 保護膜(HA230) 62 保護膜( (LaSr)MnO3
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとき構成の平
板型支持膜方式のSOFCにおいて、最重要構成要素で
ある電解質層2に用いる材料としては、価格、性能等の
観点から、現在のところYSZに代わる材料が無いた
め、他の構成要素もYSZと熱膨張係数の適合した材料
を用いて構成する必要がある。セパレータ6に用いられ
ている代表的な材料は、ペロブスカイト型酸化物セラミ
ックスの LaCrO3 であるが、近年、高い強度と延性を備
えた耐熱金属がセパレータの材料として注目されてお
り、様々な合金材料がその候補として提案されている。
しかしながら、候補として挙げられている材料のうち、
通常使用されている NiCr 系耐熱合金は、加工性が悪
く、さらに電解質に用いられるYSZとの熱膨張係数の
差が比較的大きいという問題点がある。また、SUS310S
のようなオーステナイト系ステンレス鋼は加工性が良
く、かつ耐熱性に優れるが、YSZとの熱膨張係数の差
が過大である。これに対して、SUS430 のようなフェラ
イト系ステンレス鋼は加工性が良く、かつコストが安
く、YSZとの熱膨張係数の差も比較的小さいという長
所をもっているが、一方、耐熱性が悪く、SOFCの運
転温度においてはカソード側で酸化剤ガスとして供給す
る空気によって酸化を生じ、電気抵抗が増大してしまう
という難点がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】
【表4】 次いで、セルを形成し、スタック中に組み込み、運転温
度まで昇温する。この時、 800℃付近においてカソード
中のカーボンは CO2となって完全に消失し、カーボンが
占めていた部分が空孔となることによって、カソードが
より多孔質となる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状のセル基板の上にアノード、固体電
    解質層ならびにカソードを積層してなるセルを、金属材
    料よりなるセパレータと交互に積層して構成される固体
    電解質型燃料電池において、セパレータのカソード側の
    表面に、耐熱合金からなる第1の保護膜と、第1の保護
    膜の上に形成された(LaSr)MO3(但しMは、Co,Mn,Crの
    うちのいずれかである)からなる第2の保護膜を備える
    ことを特徴とする固体電解質型燃料電池。
  2. 【請求項2】前記の耐熱合金が、HA230あるいはS
    US310Sであることを特徴とする請求項1に記載の
    固体電解質型燃料電池。
  3. 【請求項3】前記の第1の保護膜が、溶射したのち熱処
    理を行って形成されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の固体電解質型燃料電池。
  4. 【請求項4】熱処理が、窒素雰囲気において行われてい
    ることを特徴とする請求項3に記載の固体電解質型燃料
    電池。
  5. 【請求項5】熱処理が、耐熱合金の焼結温度を熱処理温
    度として行われていることを特徴とする請求項3または
    4に記載の固体電解質型燃料電池。
  6. 【請求項6】平板状のセル基板の上にアノード、固体電
    解質層ならびにカソードを積層してなるセルを、金属材
    料よりなるセパレータと交互に積層し、かつセルとセパ
    レータとの間にガスシール部材を介装して構成される固
    体電解質型燃料電池において、ガスシール部材が、固体
    電解質型燃料電池の運転温度において焼結されるセラミ
    ックス材料からなるシール材を用いて形成されているこ
    とを特徴とする固体電解質型燃料電池。
  7. 【請求項7】ガスシール部材が、前記のセラミックス材
    料からなるシール材に混合物全体に対するガラスの含有
    量が10〜20 vol%となるようにガラスを混合して形
    成されていることを特徴とする請求項6に記載の固体電
    解質型燃料電池。
  8. 【請求項8】ガスシール部材を構成する前記のセラミッ
    クス材料が、MgO-SiO2(Enstatite 単相組成)であるこ
    とを特徴とする請求項6または7に記載の固体電解質型
    燃料電池。
  9. 【請求項9】平板状のセル基板の上にアノード、固体電
    解質層ならびにカソードを積層してなるセルを、セパレ
    ータと交互に積層して構成される固体電解質型燃料電池
    において、前記のカソードが、(LaSr)MnO3に造孔材とし
    てのカーボンとバインダーとしての熱硬化性樹脂を加え
    て混合し、乾燥し分級した粉末を用いて形成されている
    ことを特徴とする固体電解質型燃料電池。
  10. 【請求項10】前記のカソードが、前記のごとく混合
    し、乾燥し分級した粉末を溶射して形成されていること
    を特徴とする請求項9に記載の固体電解質型燃料電池。
  11. 【請求項11】造孔材として加える前記のカーボンが、
    グラファイトカーボンであることを特徴とする請求項9
    に記載の固体電解質型燃料電池。
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