JP2001052991A - 電子線露光方法及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

電子線露光方法及び半導体装置の製造方法

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JP2001052991A
JP2001052991A JP11229263A JP22926399A JP2001052991A JP 2001052991 A JP2001052991 A JP 2001052991A JP 11229263 A JP11229263 A JP 11229263A JP 22926399 A JP22926399 A JP 22926399A JP 2001052991 A JP2001052991 A JP 2001052991A
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layer
electron beam
conductive member
exposure method
beam exposure
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Kenichi Tokunaga
賢一 徳永
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NEC Corp
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
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    • H01J37/3174Particle-beam lithography, e.g. electron beam lithography
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
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    • G03F9/7073Alignment marks and their environment
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2層以上のレイヤで構成される下地に対し、
重ね合わせを行う電子線露光方法において、より高精度
な重ね合わせ補正を行うことができる電子線露光方法を
提供する。 【解決手段】 多層化された半導体装置100の、既存
の導電性部材21、20によって形成される閉鎖状領域
35内に、別の導電性部材22を、既存の導電性部材2
0、21の何れにも干渉しない様に電子線露光方法を使
用して、各層30、31、32を貫通させて形成するに
際し、それぞれの層30、31、32の当該導電性部材
20、21のパターンに対して予め設けられている個別
のアライメントマーク12、12’を個別に検出し、各
層30、31、32に於いて、個々のパターン13のパ
ターンが基準座標値に対してどれだけずれているかを示
す差分値を算出して、差分値を補正する為の補正値(Δ
X、ΔY)を各層30、31、32毎に求め、補正値
(ΔX、ΔY)の何れかを選択的に使用して、別の導電
性部材22を閉鎖領域35内に形成する際の当該電子線
の露光位置を決定する電子線露光方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子線露光方法に
関し、特に詳しくは、多層配線構造を有する半導体装置
に於いて、配線形成時に使用される電子線の照射位置を
決定する位置決めに方法及びそれを使用した半導体装置
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体装置の高密度化に伴
い、複数の半導体層が積層されて構成される多層化半導
体装置が使用される様になり、それに伴い、各層に形成
された配線或いは電極等を別の層に形成された配線或い
は電極等と如何に接続させるか、或いは、各層のそれぞ
れに於て形成された当該配線或いは電極等と干渉させず
に他の配線或いは電極等を如何に形成させるか等が技術
的に解決すべき問題として注目されて来ている。
【0003】つまり、複数層で構成された半導体装置に
於ける各層に形成されている配線或いは電極等に対して
新たに別の配線或いは電極、更にはコンタクト部等を形
成しようとする場合、それぞれの位置合わせ、つまりア
ライメントを如何に採るかが問題となって来ている。
【0004】特に、近年に於ける半導体装置の微細化傾
向の増大に伴い、係るアライメントの問題は、一層重要
な問題となりつつある。
【0005】此処で、従来に於ける当該多層化半導体装
置のアライメント方法に付いて図面を参照しながら説明
する。
【0006】図4は、従来の電子線露光のアライメント
方法に於て、重ね合わせるべき複数層の下地を露光する
時に、それぞれの層に於けるパターンを露光する毎に、
当該チップの周囲に若しくはウェハの所定の位置に、所
定の電子線で検出可能なアライメントマーク12を複数
個配置形成する。
【0007】通常、アライメントマーク12は図4に示
す様に、例えば、数十μm□の十字形(図4(a)参
照)や井桁型(図4(b)参照)、L字型(図4(c)
参照)等が用いられる。
【0008】又、当該アライメントマーク12は、図1
1に示す様に、各チップ13の四隅に配置される事が多
い。
【0009】つまり、例えば、それぞれのチップ13の
適宜の位置、例えば4隅部に複数個のアライメントマー
ク12、12’、12”、12’”・・・・を集合した
状態で配置するものである。
【0010】個々のアライメントマークは、それぞれ異
なる層に形成される配線或いは電極を形成する導電性部
材のパターンの基準位置を示すものである。
【0011】例えば、アライメントマーク12は、第1
層に於いてフィールド部を構成するパターンを形成した
際に使用されたアライメントマークであり、アライメン
トマーク12’は第2層に於いて、ゲート電極部を構成
するパターンを形成した際に使用されたアライメントマ
ークであり、又アライメントマーク12’”は、第3層
に於いて、例えば、配線(例えばビットライン等)部を
構成するパターンを形成した際に使用されたアライメン
トマークであると言う様に構成する事が出来る。
【0012】又、他の例としては、図12に示す様に、
ウェハ14に形成された多数のチップ13、13’、1
3”・・・の中から選択された所定の数のチップの所定
の部位に図11と同様に複数個のアライメントマーク1
2、12’、12”、12’”・・・・を設けておく事
も可能である。
【0013】係る具体例に於いては、それぞれのチップ
内部に於ける位置の補正を行う事は不可能であるが、ウ
ェハ全体に於けるずれの状態を分析する事によって、位
置ずれの補正を行うものである。
【0014】図12に於ける当該ウェハ14上で当該ア
ライメントマーク配置部位として選択されるアライメン
トマークの位置及びその数は特に特定されるものではな
いが、経験上から、ずれがより発生し易いウェハ上の部
位が選択される事が望ましい。
【0015】或いは、ずれがより発生し易いウェハ上の
部位が選択される事が望ましい。
【0016】次に、係る電子線露光方法を実行する為の
装置の一般的な具体例を図5に示す。
【0017】即ち、図5より明らかな様に、試料9は
X、Yステージ10上に配置され、電子線はX、Yステ
ージ10の移動もしくは偏向器3、7により試料9上の
任意の位置に照射される。
【0018】尚、図5中、1は電子銃、2、4はそれぞ
れ第1及び第2アパチャであり、又3は成形偏向器、5
は縮小レンズ、6は対物レンズである。
【0019】又、7は、位置決め偏向器(主偏向器)で
あり、8は反射電子検出器である。又、アライメント時
は、X、Yステージ10の移動により露光チップの四隅
に配置されたアライメントマーク12を電子線の偏向中
心に移動させる。
【0020】次に、図6に示す様に、一辺が1μm程度
の正方形もしくは長方形に成形された電子線によりアラ
イメントマーク上をX,Y方向に走査する。
【0021】その際、電子線走査による反射電子を電子
線検出器(ディテクター)8により検出する。この時、
アライメントマーク12の段差や材料の違いにより図7
に示す様な反射電子信号が得られる。
【0022】此処で、当該反射電子信号を微分処理し、
エッヂ法や対称性法等により、当該アライメントマーク
の位置を決定する。
【0023】当該チップ13の四隅に配置された各々の
アライメントマーク12、12’、12”、12’”・
・・・を個別に検出した後、それぞれの検出結果より、
図8に示す様な当該チップ13のシフト、図9に示す様
な、当該チップのゲイン(倍率の変化)、及び図10に
示す様な、当該チップのローテーション(回転)を計算
する。
【0024】本計算結果を基に、チップの形状を補正し
露光を行う。以上の方法をD/D(ダイバイダイ)アラ
イメント法という。
【0025】尚、当該アライメントマークの配置位置及
び配置個数は、特に限定はされないものの、一般的に
は、各チップの4隅にそれぞれ一個のアライメントマー
クをもうけ、都合4個のアライメントマークでずれを検
出するものであるが、図11及び図12に示す様に、当
該チップの1隅に複数個のアライメントマークを設ける
事も可能である。
【0026】他に、図12で説明した様に、試料内の数
点のアライメントマーク12、12’、12”、1
2’”・・・・を検出し、試料内のチップ配列に対して
のシフト、ゲイン、ローテーションを補正する方法(グ
ローバルアライメント法とも言う)或いは上記した2つ
の方法を組み合わせた方法等もある。
【0027】しかし、上記の方法では、複数の下地に対
し重ね合わせる際、検出したマークを形成したレイヤ以
外のレイヤに対しては、十分な重ね合わせ補正を行うこ
とができない。
【0028】係る問題を解決する為に、今、図1に示す
様に、ゲート層及び配線層に対し厳しい重ね合わせマー
ジンを持つコンタクトホール層を露光する場合を例にと
って考える。
【0029】即ち、配線層31にて形成したマーク20
を用いて重ね合わせ補正を行う場合、配線層31に対し
ては良好に重ね合わせ補正が行われるが、ゲート層30
と配線層31が異なる歪み(シフト、ゲイン、ローテー
ション)を持っている場合、ゲート層30に対しての重
ね合わせ補正は十分には行われない。
【0030】これは、配線層31で形成したマークの情
報のみで重ね合わせ補正値を算出している為、配線層3
1に対してのゲート層30のずれ量を補正することがで
きない為である。
【0031】係る問題を解決する方法の一例として特開
昭56−167329号公報がみられるが、係る公知例
は、目合わせ様のアライメントの構造に関する技術を開
示しているに過ぎず、多層化半導体装置に於けるアライ
メント方法に関しては何らの開示も示唆もない。
【0032】又、特開昭62−245265号公報に
は、リソグラフィマスクの製造方法が記載されており、
その要旨は、マスクブランクスに予め定められた位置に
アライメントマークを形成し、当該アライメントを検出
しながらマスクを完成させる方法が開示されているのみ
で、多層化半導体装置に於けるアライメント方法に関し
ては何らの開示も示唆もない。
【0033】更に、特開昭64−81317号公報及び
特開平1−268123号公報には、何れも単にアライ
メントを利用して位置合わせを行う方法が開示されてい
るのみであって、多層化半導体装置に於けるアライメン
ト方法に関しては何らの開示も示唆もない。
【0034】一方、特開平4−225352号公報に
は、階層化されたパターンデータを使用してレチクルを
製造する方法に関して記載されているに過ぎず、多層化
半導体装置に於けるアライメント方法に関しては何らの
開示も示唆もない。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上記した従来技術の欠点を改良し、2層以上のレイ
ヤで構成される下地に対し、重ね合わせを行う電子線露
光方法において、より高精度な重ね合わせ補正を行うこ
とができ、それによって、微細化された多層化配線層か
らなる半導体装置であって、高品質で歩止まりの高い半
導体装置をうる電子線露光方法を提供するものであり、
同時に当該半導体装置の製造方法を提供するものであ
る。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成する為、以下に示す様な基本的な技術構成を採用す
るものである。即ち、本発明に於ける第1の態様は、互
いに異なるパターンにより形成された導電性部材がそれ
ぞれ個別に配置された複数層の半導体層が積層されて構
成された半導体装置に於いて、当該各層の導電性部材に
よって形成される個々の閉鎖状領域内に、別の導電性部
材を、当該各層に形成されているそれぞれの導電性部材
の何れにも干渉しない様に電子線露光方法を使用して、
当該各層を貫通させて形成するに際し、それぞれの層の
パターンに対して予め設けられている個別のアライメン
トマークを個別に検出し、当該それぞれの層に於いて、
個々のパターン若しくは当該半導体装置全体のパターン
が基準座標値に対してどれだけずれているかを示す差分
値を算出して、当該差分値を補正する為の補正値を当該
各層毎に求め、当該補正値の何れかを選択的に使用し
て、当該別の導電性部材を当該閉鎖領域内に形成する際
の当該電子線の露光位置を決定する電子線露光方法であ
る。
【0037】又、本発明に於ける第2の態様としては、
互いに異なるパターンにより形成された導電性部材がそ
れぞれ個別に配置された複数層の半導体層が積層されて
構成された半導体装置に於いて、当該各層の導電性部材
によって形成される個々の閉鎖状領域内に、別の導電性
部材を、当該各層に形成されているそれぞれの導電性部
材の何れにも干渉しない様に電子線露光方法を使用し
て、当該各層を貫通させて形成する電子線露光方法に於
いて、個々のチップの所定の位置に配置されている、一
つの層に形成されている導電性部材のパターンを形成す
る際に使用された一つのアライメントマークを検出する
第1の工程、個々のチップの所定の位置に配置されてい
る、別の層に形成されている導電性部材のパターンを形
成する際に使用された別のアライメントマークを検出す
る第2の工程、当該検出結果に基づいて、それぞれの層
に於いて、当該アライメントマークの基準座標値に対す
るずれを補正する為の補正式をX軸方向とY軸方向とに
分離して個別に演算する第3の工程、当該1の層と別の
層に個別に形成されているそれぞれの導電性部材のパタ
ーンに関する基準値と当該別の導電性部材との重合わせ
マージンを各層毎にそれぞれX軸方向とY軸方向とに関
して演算する第4の工程、それぞれの層に於ける当該X
軸方向とY軸方向の重合わせマージンの内から、当該マ
ージンの少ない軸方向を判定して、当該軸方向の当該補
正値をそれぞれの層から選択する第5の工程、当該選択
された当該補正値を使用して、電子線の露光位置を補正
する第6の工程とから構成されている電子線露光方法で
ある。
【0038】更に、本発明に於ける第3の態様として
は、上記した第1と第2の態様で示された構成からなる
電子線露光方法を使用した、互いに異なるパターンによ
り形成された導電性部材がそれぞれ個別に配置された複
数層の半導体層が積層されて構成された半導体装置を製
造する半導体装置の製造方法である。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明に係る当該電子線露光方法
及び半導体装置の製造方法は、上記した様な技術構成を
採用しているので、2層以上のレイヤで構成された下地
に対し重ね合わせを行うに際し、少なくとも2層以上の
重ね合わせるべきレイヤで形成されたアライメントマー
クを検出し、各々の検出結果に基づき個々のパターンの
配置部位に対する所定の補正値を算出し、当該補正値を
使用して加算平均、加重平均等の合成処理を行い、それ
を基に電子線で重ね合わせ露光を行う様に構成されてい
るので、高度な重ね合わせ処理を行う事が可能となる。
【0040】
【実施例】以下に、本発明に係る電子線露光方法及び半
導体装置の製造方法に関する一具体例の構成を、図面を
参照しながら詳細に説明する。
【0041】即ち、図1乃至図3は、本発明に係る電子
線露光方法及び半導体装置の製造方法の基本的な構成を
説明するものであり、図中、互いに異なるパターンによ
り形成された導電性部材20、21がそれぞれ個別に配
置された複数層の半導体層30、31、32等が積層さ
れて構成された半導体装置100に於いて、当該各層3
0〜32の導電性部材21、20等によって形成される
個々の閉鎖状領域35内に、別の導電性部材22を、当
該各層30、31に形成されているそれぞれの導電性部
材20、21の何れにも干渉しない様に電子線露光方法
を使用して、当該各層30、31、32を貫通させて形
成するに際し、それぞれの層30、31、32の当該導
電性部材20、21のパターンに対して予め設けられて
いる個別のアライメントマーク12、12’を個別に検
出し、当該それぞれの層30、31、32に於いて、個
々のパターン13若しくは当該半導体装置全体100の
パターンが基準座標値に対してどれだけずれているかを
示す差分値を算出して、当該差分値を補正する為の補正
値(ΔX、ΔY)を当該各層30、31、32毎に求
め、当該補正値(ΔX、ΔY)の何れかを選択的に使用
して、当該別の導電性部材22を当該閉鎖領域35内に
形成する際の当該電子線の露光位置を決定する電子線露
光方法が示されている。
【0042】上記した本発明に係る電子線露光方法の基
本的な技術思想をより具体的に示すならば、少なくとも
第1の導電性部材21が予め定められた第1のパターン
に従って配置されている第1の層30と、第2の導電性
部材20が予め定められた第2のパターンに従って配置
されている第2の層31とが積層されて構成された半導
体基板102内に、第3の導電性部材22を当該第1と
第2の導電性部材21、20により形成される閉鎖状領
域35内に当該第1と第2の導電性部材21、20の何
れにも干渉しない様に電子線露光方法を使用して形成す
る方法に際し、当該第1と第2の層30、31のそれぞ
れのパターン21、20に対して、当該基板上に予め設
けられている個々のアライメントマーク12を個別に検
出し、当該各層に於ける当該個々のパターン内、若しく
は当該半導体装置全体14のパターンの、それぞれの層
に於ける基準座標値に対するずれの程度を補正する補正
値を求め、当該補正値の何れかを選択的に使用して、当
該第3の導電性部材22を当該閉鎖領域35内に形成す
る際の当該電子線の露光位置を決定する様に構成されて
いる電子線露光方法である。
【0043】即ち、図1に示した本発明に係る具体例に
於いては、当該第1の層30がゲートレイヤで当該第1
の導電性部材21が、ゲート配線であり、当該第2の層
31が配線レイヤであり当該第2の導電性部材20は、
例えばビットライン若しくはワードラインを構成する配
線であり、又第3の層32がコンタクト層であり、当該
第3の導電性部材22がコンタクト配線36及びビアホ
ール34内に形成されたコンタクトで構成されているも
のである。
【0044】又、本発明に於ける具体例にあっては、当
該第1の層30がフィールドレイヤで当該第1の導電性
部材が、フィールド領域(図示せず)であり、当該第2
の層31がゲートレイヤであり当該第2の導電性部材は
ゲート配線21であり、又、第3の層32がコンタクト
層であり、第3の導電性部材22がコンタクト配線36
であり、当該第3の導電性部材22が、当該ゲート配線
21と干渉されずに当該フィールド領域上に重ならなけ
ればならない。
【0045】本発明に於て使用される当該アライメント
マーク12は、図11に示す様に個々のチップ13の予
め定められた部位に、上記各層毎のパターンに対して個
別に設けられているものであっても良く、又図12に示
す様に、複数個のチップ13を含むウェハ14に於ける
予め定められた所定のチップを複数個選択して当該選択
された各チップの所定の部位に、上記と同様の型式で複
数個設けられている様にする事も可能である。
【0046】つまり、本発明に於いては、当該各層毎の
個々のアライメントマーク12、12’、12”、1
2’”・・・が、当該チップ内部若しくは当該チップ間
の適宜の部位に互いに近接して配置されている事が好ま
しい。
【0047】そして、本発明に於いては、当該アライメ
ントマーク12、12’、12”、12’”・・・の検
出結果に基づいて、各層30、31、32毎に於ける当
該チップ13間パターンの基準値からの位置ずれ、或い
は各層30、31、32毎に於ける各チップ13内に於
けるパターンの基準値からの位置ずれを個別に検出し、
当該検出された位置ずれ情報から、当該位置ずれを補正
する為の各層毎の補正値を演算して求め、当該補正値を
使用して、当該閉鎖領域35内に第3の導電性部材22
を形成する為の電子線の露光位置を決定する様に構成し
たものである。より具体的に説明するならば、本発明に
於ける当該電子線露光方法は、2層以上のレイヤで構成
される下地に対し、重ね合わせを行う電子線露光方法に
おいて、少なくとも2層以上の重ね合わせるべきレイヤ
で形成されたアライメントマーク12を検出し、各々の
検出結果に対し加算平均、加重平均等の合成処理を行
い、それを基に、新たな導電性部材を形成する為に、電
子線による重ね合わせ露光を行うものである。
【0048】本発明に於て使用される当該各層毎の補正
値は、X方向及びY方向のそれぞれの方向に対して個別
に求められるものである。
【0049】更に、本発明に於ける当該各層毎の補正値
は、X座標軸及びY座標軸を任意の角度回転させたX方
向及びY方向のそれぞれの方向に対して求められたもの
であっても良い。
【0050】本発明に於て使用される当該補正値の一具
体例としては、以下に例示する補正値算出用の一般式か
ら明らかな様に、シフト項、ゲイン項、ローテーション
項及び台形項とから構成されている事が望ましい。
【0051】以下に、本発明に於ける当該補正値を求め
る為の演算式の例を具体例を基に説明する。
【0052】即ち、図1に示す様な構造を有する半導体
装置100、例えばDRAMを形成するに際しゲート層
30に既に形成されたゲート電極部21及び配線層31
に既に形成されている配線20とで形成された閉鎖領域
35内に対してコンタクトホール34を形成して、それ
に導電性部材22を埋め込んだコンタクト部とコンタク
ト端子部36を含むコンタクト層32をダイバイダイ
(D/D)アライメント方式によって重ね合わせる場合
を考える。
【0053】まず、ゲート層30と配線層31を形成す
る際、電子線露光装置にて検出可能なアライメントマー
ク12、12’を各チップ13の四隅に図11に示す様
に形成する。
【0054】次いで、コンタクト層32を電子線露光す
る際、各チップ13の四隅に配置された、ゲート層30
のアライメントマーク12及び配線層31のアライメン
トマーク12’を検出する。
【0055】そして、当該ゲート層30のアライメント
マーク検出結果による補正式と、配線層31のアライメ
ントマーク検出結果による補正式をそれぞれ算出する。
【0056】係る場合の一般的な補正式は次のようにな
る。
【0057】 (1)ゲート層マーク検出結果によるX方向の補正式 ΔX=A0(GATE)+A1(GATE)X+(1−A2(GATE))Y +A3(GATE)XY…………(1) (2)ゲート層マーク検出結果によるY方向の補正式 ΔY=B0(GATE)+(1−B1(GATE))X+B2(GATE)Y +B3(GATE)XY…………(2) (3)配線層マーク検出結果によるX方向の補正式 ΔX=A0(BIT)+A1(BIT)X+(1−A2(BIT))Y +A3(BIT)XY…………(3) (4)配線層マーク検出結果によるY方向の補正式 ΔY=B0(BIT)+(1−B1(BIT))X+B2(BIT)Y +B3(BIT)XY…………(4) ここで、A0、B0はシフト項、A1、B2はゲイン
(倍率)項、B1、A2はローテーション項、A3、B
3は台形項となる。
【0058】つまり、本発明に於いては、一つのチップ
13内の予め定められた複数個所の部位のそれぞれの部
位に於ける現在の座標値と基準手段に於ける当該同一部
位の座標値とを比較して差分値を検出し、当該差分値を
0にする様な補正値をX軸方向及びY軸方向に分割して
ベクトル型式で求めるものである。
【0059】次に、上記した補正式を使用して、実際に
アライメント補正を行う方法の具体例を説明する。
【0060】先ず、既に形成されている第1層30と第
2層31に於けるゲート電極部21のパターンと配線2
0のパターンのずれの状態を当該アライメントマーク1
2を使用して検出した結果をそれぞれ図2(B)と図2
(A)に示す。
【0061】つまり、図1(A)は、配線層31に於け
る配線部20のパターンが当所の基準パターン位置から
どれだけずれているかを示すものであり、図中の点線
は、基準となるパターン位置を示すものである。
【0062】同様に図1(B)は、ゲート層30に於け
るゲート電極21のパターンが当所の基準パターン位置
からどれだけずれているかを示すものであり、図中の点
線は、基準となるパターン位置を示すものである。
【0063】続いて、上記の様に構成された半導体基板
102の当該ゲート電極部21と配線部20とによって
囲まれている閉鎖状領域35内にコンタクト22を形成
する場合の電子線の露光位置をアライメントする方法の
具体例を以下に説明する。
【0064】即ち、図1の具体例を参照して説明するな
らば、先ず、露光するコンタクトホール層32の、ゲー
ト層31と配線層31に対する重ね合わせマージンを判
定する。
【0065】即ち、本具体例の場合、X方向はゲート2
1に対する重ね合わせマージンが小さく、Y方向は配線
20に対する重ね合わせマージンが小さい様な構造にな
っている。
【0066】係る具体例に於て、重ね合わせマージンを
判定する際は、各パターンデータの基準データは、使用
される電子線露光装置の記憶装置に記憶されている、ゲ
ート層30のパターンデータと、配線層31のパターン
データを用いる事が望ましい。本判定に基づき、X方向
に対する補正式はゲート層30のアライメントマーク検
出結果による補正式(1)が選択されて使用されるが、
Y方向に対する補正式は、配線層31のアライメントマ
ーク検出結果による補正式(4)が選択されて使用され
る。
【0067】本発明に於ける当該電子線露光方法は、上
記したゲート層30と配線層31のそれぞれのアライメ
ントマーク検出結果による補正式である各補正式(1)
と(4)を使用して、当該電子線の露光位置を決定し、
当該電子線の露光を行う際の重ね合わせ補正を行う。
【0068】図3には、本発明に係る上記の補正式を使
用して演算された補正値の大きさをX軸、Y軸のぞれぞ
れの方向に於けるベクトルで示したものである。
【0069】つまり、図3(A)は、図2(A)で示さ
れたチップ13内部に於ける配線層31に於ける配線パ
ターンのずれを補正する為に、上記補正式(4)を使用
して求められたY軸方向の補正値ベクトルを各チップ内
部に於ける複数個の所定の部位のそれぞれに付いて求め
たものである。
【0070】一方、、図3(B)は、図2(B)で示さ
れたチップ13内部に於けるゲート層20に於ける電極
部21のパターンずれを補正する為に、上記補正式
(1)を使用して求められたX軸方向の補正値ベクトル
を各チップ内部に於ける複数個の所定の部位のそれぞれ
に付いて求めたものである。
【0071】つまり、図3に示す様に、現在の時点に於
いて上記した状態にある下地に対して、新たな導電性部
材を形成する場合に、新たに電子線を露光する際の露光
位置データを当該補正値を使用して補正する事によっ
て、現在の時点に於ける上記した状態にある下地に対し
て正確な位置に導電性部材を形成する事が可能と成る。
本発明に於いては、上記した様に、重ね合わせマージン
の厳しい方向に合わせた、補正値を採用する事によっ
て、より高精度な重ね合わせ補正を行うことができる。
【0072】本具体例では、補正式をX,Y方向に分割
したが、もちろん任意の座標軸に従い分割してもよい。
また、本具体例では2層の下地に対する重ね合わせの例
を用いたが、もちろん3層以上の下地に対する重ね合わ
せにも適用できる。
【0073】上記に説明した電子線露光方法によれば、
少なくとも積層された複数の層30〜32のそれぞれに
形成される個別の導電性部材20、21のパターンと当
該導電性部材により形成された閉鎖領域35に別の導電
性部材22を配置形成するに際し、当該それぞれの導電
性部材20、21と当該別の導電性部材22との間の重
ね合わせマージンを演算し、当該重ね合わせマージンに
対する演算結果に基づいて、当該電子線の露光位置を決
定する際に使用すべき当該X方向及びY方向のそれぞれ
の補正値が各層毎に設定されるX方向及びY方向のそれ
ぞれの補正値から選択される様に構成する事が好まし
い。
【0074】更に、本発明に於いては、当該補正値の選
択に際しては、当該別の導電性部材22とそれぞれの層
に於ける導電性部材20、21との間の重ね合わせマー
ジンの小さい方の方向の座標軸を持つ補正値が優先的に
選択される様に構成する事が望ましい。
【0075】又、本発明に於いては、当該電子線を露光
する露光位置を決定するに際しては、当該補正値を当該
予め定められた当該電子線の露光位置座標に対して加算
平均或いは加重平均等の合成処理を行って決定する事も
望ましい。
【0076】つまり、本発明に於ける電子線露光方法に
於いては、2層以上のレイヤで構成される下地に対し、
重ね合わせを行う電子線露光方法において、重ね合わさ
れるべき2層以上の下地の、電子線露光を行う層に対す
る各方向の重ね合わせ許容値を算出し、下地で作成した
アライメントマークの検出結果による補正式を、加算す
るべき各方向成分に分割し、許容値の小さい方向成分を
抽出し、加算平均を行う事を特徴とするものである。
【0077】上記した具体例に於ける電子線露光方法或
いは半導体装置の製造方法の構成手順を図13に示すフ
ローチャートを参照して説明する。
【0078】即ち、互いに異なるパターンにより形成さ
れた導電性部材がそれぞれ個別に配置された複数層の半
導体層が積層されて構成された半導体装置に於いて、当
該各層の導電性部材によって形成される個々の閉鎖状領
域内に、別の導電性部材を、当該各層に形成されている
それぞれの導電性部材の何れにも干渉しない様に電子線
露光方法を使用して、当該各層を貫通させて形成する電
子線露光方法或いは半導体装置の製造方法に於いて、当
該電子線露光方法或いは半導体装置の製造方法がスター
トすると、先ず、ステップ(1)に於て、個々のチップ
13の所定の位置に配置されている、一つの層30に形
成されている導電性部材21のパターンを形成する際に
使用された一つのアライメントマーク12を検出する第
1の工程が実行され、次いで、ステップ(2)に進ん
で、個々のチップ13の所定の位置に配置されている、
別の層31に形成されている導電性部材20のパターン
を形成する際に使用された別のアライメントマーク1
2’を検出する第2の工程が実行される。
【0079】その後、ステップ(3)に進んで、当該検
出結果に基づいて、それぞれの層に於いて、当該アライ
メントマーク12、12’の基準座標値に対するずれを
補正する為の補正式をX軸方向とY軸方向とに分離して
個別に演算する第3の工程が実行され、その後ステップ
(4)に於て、当該1の層30と別の層31に個別に形
成されているそれぞれの導電性部材21、20のパター
ンに関する基準値と、新たに形成される当該別の導電性
部材22との重合わせマージンの程度を各層毎にそれぞ
れX軸方向とY軸方向とに関して演算する第4の工程が
実行される。
【0080】その後、ステップ(5)に進んで、それぞ
れの層に於ける当該X軸方向とY軸方向の重合わせマー
ジンの内から、当該マージンの少ない軸方向を判定し
て、当該軸方向の当該補正値をそれぞれの層から選択す
る第5の工程が実行される。
【0081】次いで、ステップ(6)に進んで、当該選
択された当該X軸方向とY軸方向のそれぞれの補正値を
使用して当該電子線の露光位置を補正する第6の工程が
実行され、次いでステップ(7)に進んで、当該補正に
より決定された電子線の露光位置に対して露光処理が実
行され、それによって目的の半導体装置が形成されエン
ドとなる。
【0082】次に、本発明に係る電子線露光方法或いは
半導体装置の製造方法に関する他の具体例に付いて以下
に説明する。
【0083】つまり、前記の具体例に於いては、ダイバ
イダイ(D/D)アライメント方式を使用した電子線露
光方法に付いて説明したが、本具体例に於いては、図1
2に示す様なグローバルアライメント方法を用いた場合
の電子線露光方法について説明する。
【0084】当該グローバルアライメント方法は、前記
した様に、一つのウェハ14上に形成された複数の試
料、例えばチップ13、13’、13”・・から選択さ
れた予め定められた個数の複数のチップ上におけるアラ
イメントマーク12を測定し、前記した補正値を演算し
た後、当該演算された補正値を使用してチップ間の配列
の誤差(シフト、ゲイン、ローテーション)を補正する
ものである。
【0085】本具体例においても、試料14上の選択さ
れた複数個のチップ上に形成されたゲート層30及び配
線層31のアライメントマークを12、12’をそれぞ
れ測定し、両層30、31に対して各々上記したと同様
の補正式を作成する。
【0086】本具体例に於いては、チップ13単位の情
報は持たず、チップ13の配列の情報のみでが使用され
る。
【0087】そのため、チップ13の内部でのX軸方向
及びY軸方向による重ね合わせマージンは意味を持たな
い。
【0088】そのため、本具体例に於いては、両者の設
計値における重ね合わせマージンを考慮し、両者の重ね
合わせマージンによる重み付けを用いた加重平均をと
る。
【0089】例えば、ゲート層30に対する重ね合わせ
マージンが40nm、配線層31に対する重ね合わせマ
ージンが60nmとする。
【0090】この時、ゲート層30のアライメントマー
ク12の検出結果による補正量に0.6、配線層31の
アライメントマーク12’の検出結果による補正量に
0.4をかけて、両者を足し合わせる。
【0091】係る演算結果を、本具体例に於ける重ね合
わせ補正式とする。
【0092】又、本具体例に於いては、複数のアライメ
ントマークの検出結果を加重平均して、補正式を求める
ことも可能である。
【0093】もちろん本発明に於いては、当該補正値の
処理方法に関しては、例えば、X軸方向には、前記した
具体例に於ける補正式のみを用い、Y軸方向には前記具
体例により得られる補正値と本具体例により得られた補
正値との加重平均を取って使用するなど、さまざまな形
の合成処理が可能である。
【0094】上記した本発明に於ける他の具体例の電子
線露光方法或いは半導体装置の製造方法を、図14に示
すフローチャートを参照しながら説明する。
【0095】即ち、互いに異なるパターンにより形成さ
れた導電性部材がそれぞれ個別に配置された複数層の半
導体層が積層されて構成された半導体装置に於いて、当
該各層の導電性部材によって形成される個々の閉鎖状領
域内に、別の導電性部材を、当該各層に形成されている
それぞれの導電性部材の何れにも干渉しない様に電子線
露光方法を使用して、当該各層を貫通させて形成する電
子線露光方法に於いて、スタート後、ステップ(1)に
於て、当該ウェハ14内に形成された複数のチップ13
の中から、予め定められた個数のチップ13を選択する
第1の工程が実行され、次いでステップ(2)に進み、
当該ウェハ14面内に配置されている、当該選択された
チップ13に於ける一つの層30に形成されている導電
性部材21のパターンを形成する際に使用された一つの
アライメントマーク12を検出する第2の工程が実行さ
れ、続いて、ステップ(3)に進み、当該ウェハ14面
内に配置されている、選択されたチップ13に於ける別
の層31に形成されている導電性部材20のパターンを
形成する際に使用された別のアライメントマーク12’
を検出する第3の工程が実行される。
【0096】その後、ステップ(4)に進んで、当該検
出結果に基づいて、それぞれの層30、31に於いて、
当該アライメントマーク12、12’の基準座標値に対
するずれを補正する為の補正式をX軸方向とY軸方向と
に分離して個別に演算する第4の工程が実行され、続い
て、ステップ(5)に於て、当該1の層30と別の層3
1に個別に形成されているそれぞれの導電性部材21、
20のパターンに関する基準値、例えば、当該露光装置
の記憶装置に記憶されたパターンデータ、と当該別の導
電性部材22との重合わせマージンを各層毎にそれぞれ
X軸方向とY軸方向とに関して演算する第5の工程が実
行される。
【0097】次いで、ステップ(6)に於て、各層に於
ける当該X軸方向とY軸方向のそれぞれの補正値に、当
該各導電性部材21、20に対する重合わせマージンに
準じた重み付け係数を掛け合わせる第6の工程が実行さ
れ、続いて、ステップ(7)に於て、当該重み付けを行
った当該補正式を足し合わせて、重合わせ補正式を決定
する第7の工程が実行された後、ステップ(8)に進ん
で、当該決定されたそれぞれの補正値を使用して当該電
子線の露光位置を補正する第8の工程が実行され、次い
でステップ(9)に於て、当該補正により決定された電
子線の露光位置に対して露光処理が実行され、それによ
って目的の半導体装置が形成されエンドとなる。
【0098】尚、本発明に於ける半導体装置の製造方法
としては、上記した様な電子線露光方法を使用して、互
いに異なるパターンにより形成された導電性部材がそれ
ぞれ個別に配置された複数層の半導体層が積層されて構
成された半導体装置を製造するものである。
【0099】
【発明の効果】本発明に係る当該電子線露光方法及び半
導体装置の製造方法は、上記した様な技術構成を採用し
ているので、2層以上のレイヤで構成される下地に対
し、重ね合わせを行う電子線露光方法において、より高
精度な重ね合わせ補正を行うことができ、それによっ
て、微細化された多層化配線層からなる半導体装置であ
って、高品質で歩止まりの高い半導体装置をうる電子線
露光方法が得られると言う効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は、本発明による電子線露光方法の
一具体例に於て使用される半導体装置の構成例を説明す
る平面図であり、図1(B)は、その断面図である。
【図2】図2(A)及び図2(B)は、本発明に係る電
子線露光方法に於て、アライメントのずれの状態を説明
する図である。
【図3】図3(A)及び図2(B)は、本発明に係る電
子線露光方法に於て、アライメントのずれを補正する補
正値をベクトル量で表示した図である。
【図4】図4(A)〜(C)は、本発明に係る電子線露
光方法に於て使用されるアライメントマークの構成例を
示す平面図である。
【図5】図5は、従来の電子線露光装置の構成例を示す
断面図である。
【図6】図6は、従来の電子線露光方法に於ける電子線
によるアライメントマークの走査状態を説明する図であ
る。
【図7】図7は、図6による電子線露光方法に於ける電
子線によるアライメントマークの走査で得られる走査波
形を示す図である。
【図8】図8は、各層に於ける導電性部材のパターン
が、基準データに対してシフトした状態を示す図であ
る。
【図9】図9は、各層に於ける導電性部材のパターン
が、基準データに対して拡大(ゲイン)した状態を示す
図である。
【図10】図10は、各層に於ける導電性部材のパター
ンが、基準データに対して回転した状態を示す図であ
る。
【図11】図11は、チップの周縁部に形成されたアラ
イメントマークの構成例を示す平面図である。
【図12】図12は、ウェハ上に形成されたチップに形
成されたアライメントマークの構成例を示す平面図であ
る。
【図13】図13は、本発明に係る電子線露光方法の一
具体例に於ける操作手順を説明するフローチャートであ
る。
【図14】図14は、本発明に係る電子線露光方法の他
の具体例に於ける操作手順を説明するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1…電子銃 2…第1アパチャ 3…偏向器 4…第2アパチャ 3…成形偏向器 5…縮小レンズ 6…対物レンズ 7…位置決め偏向器(主偏向器) 8…反射電子検出器 9…試料 10…X、Yステージ 11…電子線露光装置 12…アライメントマーク 13…チップ 14…ウェハ 20…第2の導電性部材、配線 21…第1の導電性部材、ゲート電極 22…第3の導電性部材、コンタクト部 30…第1の層、ゲート層 31…第2の層、配線層 32…第3の層、コンタクト層 34…ビアホール 35…閉鎖状領域 36…コンタクト配線 100…半導体装置 102…半導体基板

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なるパターンにより形成された
    導電性部材がそれぞれ個別に配置された複数層の半導体
    層が積層されて構成された半導体装置に於いて、当該各
    層の導電性部材によって形成される個々の閉鎖状領域内
    に、別の導電性部材を、当該各層に形成されているそれ
    ぞれの導電性部材の何れにも干渉しない様に電子線露光
    方法を使用して、当該各層を貫通させて形成するに際
    し、それぞれの層のパターンに対して予め設けられてい
    る個別のアライメントマークを個別に検出し、当該それ
    ぞれの層に於いて、個々のパターン若しくは当該半導体
    装置全体のパターンが基準座標値に対してどれだけずれ
    ているかを示す差分値を算出して、当該差分値を補正す
    る為の補正値を当該各層毎に求め、当該補正値の何れか
    を選択的に使用して、当該別の導電性部材を当該閉鎖領
    域内に形成する際の当該電子線の露光位置を決定する事
    を特徴とする電子線露光方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも第1の導電性部材が予め定め
    られた第1のパターンに従って配置されている第1の層
    と、第2の導電性部材が予め定められた第2のパターン
    に従って配置されている第2の層とが積層されて構成さ
    れた半導体基板内に、第3の導電性部材を当該第1と第
    2の導電性部材により形成される閉鎖状領域内に当該第
    1と第2の導電性部材の何れにも干渉しない様に電子線
    露光方法を使用して形成する方法に際し、当該第1と第
    2の層のそれぞれのパターンに対して、当該基板上に予
    め設けられている個々のアライメントマークを個別に検
    出し、当該各層に於ける当該個々のパターン若しくは当
    該半導体装置全体のパターンの、それぞれの層に於ける
    基準座標値に対するずれの程度を補正する補正値を求
    め、当該補正値の何れかを選択的に使用して、当該第3
    の導電性部材を当該閉鎖領域内に形成する際の当該電子
    線の露光位置を決定する事を特徴とする請求項1記載の
    電子線露光方法。
  3. 【請求項3】 当該第1の層がゲートレイヤで当該第1
    の導電性部材が、ゲート配線であり、当該第2の層が配
    線レイヤであり当該第2の導電性部材は配線であり、又
    第3の導電性部材がコンタクト配線である事を特徴とす
    る請求項1又は2に記載の電子線露光方法。
  4. 【請求項4】 当該第1の層がフィールドレイヤで当該
    第1の導電性部材が、フィールド領域であり、当該第2
    の層がゲートレイヤであり当該第2の導電性部材はゲー
    ト配線であり、又第3の導電性部材がコンタクト配線で
    ある事を特徴とする請求項1又は2に記載の電子線露光
    方法。
  5. 【請求項5】 当該アライメントマークは、個々のチッ
    プに対して個別に設けられている事を特徴とする請求項
    1乃至4の何れかに記載の電子線露光方法。
  6. 【請求項6】 当該アライメントマークは、複数個のチ
    ップを含むウェハの所定の部位に複数個設けられている
    事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の電子線
    露光方法。
  7. 【請求項7】 当該各層毎の個々のアライメントマーク
    が、当該チップ内部若しくは当該チップ間の適宜の部位
    に互いに近接して配置されている事を特徴とする請求項
    1乃至6の何れかに記載の電子線露光方法。
  8. 【請求項8】 当該アライメントマークの検出結果に基
    づいて、各層毎に於ける当該チップ間パターンの基準値
    からの位置ずれ、或いは各層毎に於ける各チップ内に於
    けるパターンの基準値からの位置ずれを個別に検出し、
    当該検出された位置ずれ情報から、当該位置ずれを補正
    する為の各層毎の補正値を演算して求め、当該補正値を
    使用して、当該閉鎖領域内に第3の導電性部材を形成す
    る為の電子線の露光位置を決定する事を特徴とする請求
    項1乃至7の何れかに記載の電子線露光方法。
  9. 【請求項9】 当該各層毎の補正値は、X方向及びY方
    向のそれぞれの方向に対して求められるものである事を
    特徴とする請求項8記載の電子線露光方法。
  10. 【請求項10】 当該各層毎の補正値は、X座標軸及び
    Y座標軸を任意の角度回転させたX方向及びY方向のそ
    れぞれの方向に対して求められたものである事を特徴と
    する請求項8記載の電子線露光方法。
  11. 【請求項11】 当該補正値は、シフト項、ゲイン項、
    ローテーション項及び台形項とから構成されている事を
    特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の電子線露
    光方法。
  12. 【請求項12】 少なくとも積層された複数の層のそれ
    ぞれに形成される個別の導電性部材のパターンと当該導
    電性部材により形成された閉鎖領域に別の導電性部材を
    配置形成するに際し、当該それぞれの導電性部材と当該
    別の導電性部材との間の重ね合わせマージンを演算し、
    当該演算結果に基づいて、当該電子線の露光位置を決定
    する際に使用すべき当該X方向及びY方向のそれぞれの
    補正値が選択される様に構成する事を特徴とする請求項
    8乃至11の何れかに記載の電子線露光方法。
  13. 【請求項13】 当該補正値の選択に際しては、当該別
    の導電性部材とそれぞれの層に於ける導電性部材との間
    の重ね合わせマージンの小さい方の方向の座標軸を持つ
    補正値が優先的に選択される様に構成する事を特徴とす
    る請求項12記載の電子線露光方法。
  14. 【請求項14】 当該電子線を露光する露光位置を決定
    するに際しては、当該補正値を当該予め定められた当該
    電子線の露光位置座標に対して加算平均或いは加重平均
    等の合成処理を行って決定する事を特徴とする請求項1
    2又は13に記載の電子線露光方法。
  15. 【請求項15】 互いに異なるパターンにより形成され
    た導電性部材がそれぞれ個別に配置された複数層の半導
    体層が積層されて構成された半導体装置に於いて、当該
    各層の導電性部材によって形成される個々の閉鎖状領域
    内に、別の導電性部材を、当該各層に形成されているそ
    れぞれの導電性部材の何れにも干渉しない様に電子線露
    光方法を使用して、当該各層を貫通させて形成する電子
    線露光方法に於いて、個々のチップの所定の位置に配置
    されている、一つの層に形成されている導電性部材のパ
    ターンを形成する際に使用された一つのアライメントマ
    ークを検出する第1の工程、個々のチップの所定の位置
    に配置されている、別の層に形成されている導電性部材
    のパターンを形成する際に使用された別のアライメント
    マークを検出する第2の工程、当該検出結果に基づい
    て、それぞれの層に於いて、当該アライメントマークの
    基準座標値に対するずれを補正する為の補正式をX軸方
    向とY軸方向とに分離して個別に演算する第3の工程、
    当該1の層と別の層に個別に形成されているそれぞれの
    導電性部材のパターンに関する基準値と当該別の導電性
    部材との重合わせマージンを各層毎にそれぞれX軸方向
    とY軸方向とに関して演算する第4の工程、それぞれの
    層に於ける当該X軸方向とY軸方向の重合わせマージン
    の内から、当該マージンの少ない軸方向を判定して、当
    該軸方向の当該補正値をそれぞれの層から選択する第5
    の工程、当該選択された当該補正値を使用して、電子線
    の露光位置を補正する第6の工程とから構成されている
    事を特徴とする電子線露光方法。
  16. 【請求項16】 互いに異なるパターンにより形成され
    た導電性部材がそれぞれ個別に配置された複数層の半導
    体層が積層されて構成された半導体装置に於いて、当該
    各層の導電性部材によって形成される個々の閉鎖状領域
    内に、別の導電性部材を、当該各層に形成されているそ
    れぞれの導電性部材の何れにも干渉しない様に電子線露
    光方法を使用して、当該各層を貫通させて形成する電子
    線露光方法に於いて、ウェハ面内に配置されている複数
    のチップの中から、予め定められた所定の個数のチップ
    を選択する第1の工程、当該選択されたチップに於ける
    一つの層に形成されている導電性部材のパターンを形成
    する際に使用された一つのアライメントマークを検出す
    る第2の工程、当該選択されたチップに於ける別の層に
    形成されている導電性部材のパターンを形成する際に使
    用された別のアライメントマークを検出する第3の工
    程、当該検出結果に基づいて、それぞれの層に於いて、
    当該アライメントマークの基準座標値に対するずれを補
    正する為の補正式をX軸方向とY軸方向とに分離して個
    別に演算する第4の工程、当該1の層と別の層に個別に
    形成されているそれぞれの導電性部材のパターンに関す
    る基準値と当該別の導電性部材との重合わせマージンを
    各層毎にそれぞれX軸方向とY軸方向とに関して演算す
    る第5の工程、それぞれの層に於いて求められた当該補
    正式に、前記した重合わせマージンに準じた重み付け係
    数を掛け合わせる第6の工程、当該重み付けを行った当
    該補正式を足し合わせ、重合わせ補正式となし、当該重
    合わせ補正式を使用して重ね合わせ補正を行う第7の工
    程、とから構成されている事を特徴とする電子線露光方
    法。
  17. 【請求項17】 上記した請求項1乃至16の何れかに
    記載された電子線露光方法を使用して、互いに異なるパ
    ターンにより形成された導電性部材がそれぞれ個別に配
    置された複数層の半導体層が積層されて構成された半導
    体装置を製造する事を特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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