JP2000036462A - リソグラフィシステム、露光装置、及び半導体デバイス製造方法 - Google Patents

リソグラフィシステム、露光装置、及び半導体デバイス製造方法

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JP2000036462A
JP2000036462A JP11207355A JP20735599A JP2000036462A JP 2000036462 A JP2000036462 A JP 2000036462A JP 11207355 A JP11207355 A JP 11207355A JP 20735599 A JP20735599 A JP 20735599A JP 2000036462 A JP2000036462 A JP 2000036462A
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pattern
exposure
stepper
wafer
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Takechika Nishi
健爾 西
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Original Assignee
Nikon Corp
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リソグラフィ工程で使われる複数台の露光装
置によるマッチングを簡単に管理する。 【構成】 露光装置によってウェハ上にある層を形成す
るとき、露光に使われるレチクル識別(ID)パターン
と露光装置識別パターン(ステッパーID)とを、ウェ
ハ上に焼き付けておき、後工程で容易に認識できるよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体素子や液晶表示素
子等を製造する際のリソグラフィ方法、及びそのリソグ
ラフィ法で使われる露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子や液晶表示素子等を製
造する過程で、マスク基板(レチクル)上の回路パター
ンを感光基板(ウェハ、ガラスプレート)上のレジスト
層に高精度に転写する技術、いわゆるリソグラフィ技術
が重要度を増し、特にサブミクロン領域の線幅のパター
ンを忠実に解像し、かつ異なる層(レイヤー)間での重
ね合わせ精度を線幅の数分の1程度以下に押えた露光装
置が要求されてきている。
【0003】さらに、素子の製造現場では量産性を高め
るために、複数台(場合によっては20台程度)の露光
装置が1種類のデバイスの製造ラインに使われる。多く
の場合、複数台の露光装置は、互いに重ね合わせすべき
複数の層の夫々の露光のために使われ、1台の露光装置
であるデバイスの全ての層の露光を行なうように製造ラ
インを組むことは極めて希である。
【0004】同一デバイスの層毎に、別の露光装置を使
う場合、同一メーカー、同一スペックの露光装置と言え
ども、プロセス上で問題になり得る程度の号機差が発生
する。この号機差は、露光装置固有のくせとでも言うべ
きものであって、通常、製造ラインでは号機差が十分に
小さい露光装置を揃えて使用している。すなわち号機間
マッチングが十分に良好な露光装置を選んで、製造ライ
ンに投入している。露光装置が、同一メーカーの同一機
種であれば、ほぼ似たような傾向(くせ)をもつので、
号機間マッチングは比較的容易に所望の規格で得られ
る。しかしながら、メーカーが異なったり、あるいは同
一メーカーでも機種が異なったりすると、号機間マッチ
ングは2台の間でもなかなか得られないこともある。従
来の号機間マッチングの1つの方法は、例えば特開昭6
2−24624号公報又は特開昭62−7129号公報
に開示されているように、投影露光装置で問題となる倍
率誤差とディストーション(投影像の歪曲収差)とに関
して、コンピュータシミュレーション的(演算)に最適
な重ね合わせが達成される状態を模索することで行なわ
れた。その従来の方法では、重ね合わせ露光する2台の
投影露光装置(ステッパー)のディストーション・デー
タを投影露光する領域内でシミュレーションし、最も重
ね合わせが良好になるように投影光学系の倍率を微調し
たり、重ね合わせすべきマスク(レチクル)とウェハと
の相対位置をアライメント位置から微小量ずらしたりし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
法においては、専ら投影光学系の倍率、ディストーショ
ンという装置固有のパラメータを、2台の露光装置間で
比較することにとどまり、マスク上に形成された回路パ
ターンの製造誤差、例えば回路パターン領域全体のサイ
ズ誤差、全体形状の歪曲誤差等に関しては無視されてい
た。さらに従来の方法では、ウェハ等の感光基板上に形
成された回路パターン(ショット)が、どのような素情
のステッパーで露光されたのかが、予めわかっているこ
とが必要であった。
【0006】すなわち、3台以上の複数のステッパーで
ラインが組まれているとき、あるウェハ(通常ロットで
管理される)のn層目の露光に使ったステッパーと、n
+1層目の露光に使うステッパーとを、ウェハのロット
管理のデータとして保存していかなければならないこと
になる。またデバイス製造にあたっては、常にn層目と
n+1層目との回路パターン同志のマッチングを最良に
するとは限らず、場合によってはn−1層目とn+1層
目とを最良の重ね合わせ精度でマッチングさせることも
ある。
【0007】このような場合、従来の方法のままでは、
ウェハロット毎に第1層から最終層(メモリIC等では
20層程度)までに使用する各ステッパーの履歴(使用
した号機のID番号等)を対応付けるデータベースが必
要になり、ウェハロット管理がそれだけ繁雑になるとい
った問題がある。さらに先に述べたように、各層毎のマ
スクパターンの製造誤差を、重ね合わせ精度の向上のた
めに考慮するとなると、使用するステッパーの号機番号
(すなわちディストーション特性等)と、それに装着さ
れるマスクのパターン製造誤差の特性とをさらに対応付
けるためのデータ・ベースが必要となる。
【0008】そこで本発明は、複数台の露光装置を使っ
たリソグラフィ工程において、各層毎のマッチング(重
ね合わせ)精度を簡単な手法で高められるリソグラフィ
方法、及びそれに使用される露光装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決する為の手段】そこで本発明による1つの
リソグラフィ方法においては、複数層の夫々の回路パタ
ーンに対応した各マスクパターンを、それぞれ複数枚の
マスク基板(レチクルR)上に作成するとき、マスクパ
ターンの製造誤差(パターン領域全体の伸縮量、領域全
体の形状の歪み量等)に関する情報パターンを、感光基
板(ウェハW)へ転写可能な形体で作成する工程(レチ
クル作成工程)と、製造ライン内の複数台の露光装置の
うちの1台に、複数枚のマスク基板のうちの1枚を装着
して感光基板を露光するとき、当該露光装置の固有のパ
ラメータに関する情報パターンを、当該マスク基板上の
情報パターンとともに感光基板の一部へ露光する工程
(転写工程)とを設ける。その転写工程の後、露光それ
た感光基板を現像して、ある層のプロセスを実行した
後、再びレジストを塗布した感光基板を、ある露光装置
に装着して重ね合わせ露光するが、その際に少なくとも
以下の工程を実行する。すなわち、感光基板に形成され
たマスクパターンの製造誤差に関する情報パターンと、
先に使用した露光装置の固有パラメータに関する情報パ
ターンとを読み取ることによって、重ね合わせ露光に使
用する露光装置の固有パラメータを調整する工程を実行
する。この調整工程での露光装置の具体的な調整は、従
来技術に示された手法(倍率補正、ずらし露光等)以外
に、投影光学系内のレンズエレメント(又はミラーエレ
メント)の部分的な可動調整、レチクルとウェハとの相
対的な傾斜補正(レベリング)等も有効である。
【0010】また本発明による特定の露光装置において
は、感光基板を保持するステージ(ウェハステージ2
5)と、第1の回路パターンを有するマスク基板(レチ
クルR1 〜Rm )を保持するホルダー(レチクルステー
ジ)と、マスク基板の第1の回路パターンを照明して感
光基板へ露光するための照明光と、感光基板とマスク基
板との相対的な位置決め手段とを有する装置を前提とし
ている。
【0011】そして本発明においては、第1の回路パタ
ーンに関する情報パターン(IDコード等)を、照明系
からの光とほぼ同じ特性の光を用いて感光基板上の一部
に露光するマスク情報露光手段と、使用している露光装
置を識別するための装置情報に関するパターン(IDコ
ード等)を、照明系からの光とほぼ同じ特性の光を用い
て感光基板上の一部に露光する装置情報露光手段と、感
光基板の一部に形成されたマスク情報のパターンと装置
情報のパターンとを検出する検出手段と、検出されたマ
スク情報と装置情報とに基づいて感光基板に形成された
第1の回路パターンと重ね合わせ露光すべき第2の回路
パターンの重ね合わせ状態を最適にするために、露光装
置の装置パラメータを調整する調整手段とを設けるよう
にした。
【0012】
【作用】本発明においては、感光基板上の一部にレチク
ルのパターンの製造誤差の情報、又はそのレチクルのI
Dコード等を形成するとともに、そのレチクルを露光す
る露光装置の装置固有パラメータの情報、又はその装置
のIDコード等を形成するようにし、その感光基板に対
して重ね焼きする露光装置は、感光基板上の各情報(又
はIDコード)を読み取って、これから重ね焼きするパ
ターンと感光基板上のパターンとの重ね合わせが精度が
最も良好になるように、装置パラメータを調整するよう
にした。このため、感光基板上に形成されたパターンの
形状歪みや配置誤差を、そのパターンの露光時の露光装
置の特性(ディストーション、倍率等)と、そのパター
ン自体のレチクル上での形状歪みとの両方を考慮して高
精度に特定することができる。
【0013】さらに本発明では、感光基板上に使用した
レチクルと使用した露光装置との情報が蓄積されていく
ので、今までに重ね合わせ露光されてきた複数の層のう
ち任意の層が、どのような形状歪みで形成されているか
がただちに特定でき、これから重ね焼きすべき層のパタ
ーンをどのような形状に調整すればよいかが容易に特定
できる。
【0014】
【実施例】本発明の具体的な構成例を説明する前に、本
発明のシーケンスについて図1を参照して述べる。この
図1中の各ブロックは、ある機能を達成するための機能
モジュールとして表示したものであって、必ずしも具体
的な装置(ステッパー、測定機等)と1対1に対応して
はいない。
【0015】さて、図1においてS1 、S2 ……Sn は
n台の露光装置を表わし、各露光装置(以後、ステッパ
ーとする)S1 、S2 ……Sn はラインの立ち上げ時に
ディストーション計測モジュール4によって、投影光学
系のディストーションにより生ずる像歪みの誤差特性を
計測される。このディストーション計測モジュール4
は、テストレチクル上のチャートパターンをダミーウェ
ハ上に試し焼きし、そのウェハを現像して得られるレジ
ストパターンの位置を計測し、テストレチクル上のチャ
ートパターンの位置と比較することで、倍率誤差による
像の微小伸縮や像歪み(歪曲収差)を定量的とに求める
方式、又は特開昭59−94032号公報に開示されて
いるように、ステッパーのウェハステージ上に設けられ
たスリット付の光電センサーを使って、テストレチクル
のチャートパターンの投影像の位置を計測し、チャート
パターンの設計位置との比較(差)によって求める方式
(自己計測方式)等が採用される。
【0016】こうして、ディストーション計測モジュー
ル4で計測された各ステッパー毎のディストーションの
特性データ(投影光学系のイメージフィールド内に設定
した理想格子点の夫々での2次元の位置ずれ量データ)
は、各ステッパーを識別するためのIDコードとともに
データ記憶管理モジール3に送信される。一方、これら
のステッパー群S1 〜Sn で使用されるm枚のレチクル
R1 、R2 ……Rm は、ステッパーへ装着する以前に、
製造誤差計測モジュール5によって、回路パターン領域
の全体的な形状歪み、全体的な伸縮量、あるいはレチク
ルアライメントマークと回路パターン領域との位置関係
等が計測されている。その計測データはm枚のレチクル
R1 〜Rm を識別するためのIDコードとともにデータ
記憶管理モジール3に送信される。メインコンピュータ
(ミニコン、もしくは製造ラインを統括的に管理してい
る大型コンピュータ)1は、データ記憶管理モジール3
に蓄積された各種データを演算処理したり、解析処理し
たりし、その結果を各ステッパーS1 〜Sn の夫々へオ
ン・ライン(GP−IB、RS232C、又はLAN
等)で送出するとともに、各ステッパーS1 〜Sn 間で
の情報交換も行なうようになっている。
【0017】また各ステッパーS1 〜Sn 内には、レチ
クルR1 〜Rm の夫々に形成されているIDコード(バ
ーコード)を読み取って、そのID情報を露光すべきウ
ェハ上の一部に転写するレチクル識別情報書き込み機能
と、そのステッパー自体のID情報をウェハ上の一部に
転写するステッパー識別情報書き込み機能とが設けら
れ、さらにウェハ上に形成されたレチクルID情報とス
テッパーID情報とを読み取るID情報読み取り機能が
設けられている。
【0018】また図1において、メインコンピュータ1
は、テイトレチクル(又はデバイスレチクル)に計測さ
れたバーニアマークのウェハ上での重ね合わせ状態(位
置ずれ量)等を計測するバーニア読み取りモジュール2
からのデータを解析して、2つの層間での重ね合わせ精
度、像歪みの程度等を分析し、ステッパーが精度よく、
アライメントを実行しているか否かを判断する。そして
メインコンピュータ1は、読み取りモジュル2からのデ
ータの解析の結果、各ステッパーS1 〜Sn へ最適なア
ライトメントオフセット量を設定したり、倍率補正量を
設定したりする。
【0019】さて、実際の露光工程にあたって、各ステ
ッパーS1 〜Sn は工程(層)毎にレチクル(R1 〜R
m )を装着した場合、レチクルID読み取り機構によっ
てレチクルを識別し、ステッパーID情報とともにメイ
ンコンピユータ1へ送信する。さらに各ステッパーS1
〜Sn で処理すべきウェハ上に前工程で焼き付けられた
ID情報パターンを、ID情報読み取り機能によって検
出し、その情報(コードパターン等)をメインコンピユ
ータ1へ送信する。
【0020】メインコンピユータ1はそれらの各情報を
受信して、現工程で使われるレチクルとステッパーとの
各ID情報と、現工程で処理されるウェハの前工程で使
用されたレチクルとステッパーの各ID情報とに基づい
て、それらの各IDに対応したデーダをデータ記憶管理
モジュール3から読み出す。そしてメインコンピユータ
1で、読み出された各データを解析して、ディストーシ
ョン、レチクル製造誤差に起因してウェハ上で生じる像
歪み(ショット領域の歪み)のデータを、現工程、及び
前工程に対して作成し、マッチング精度が最も高くなる
様に、現工程で使われるステッパーの各種の位置オフセ
ット量、倍率補正量、ディストーション補正量等が求め
られる。さらに各工程で使われているウェハ上のアライ
メントマークの位置も、前工程のステッパーのディスト
ーションやレチクル製造誤差によって歪んでいるため、
メインコンピユータ1はマーク位置に関する誤差量も求
め、現工程で発生すると考えられる誤差として、前述の
オフセット量に加え、各種補正量とともに該当するステ
ッパーへそれらのデータを送信する。
【0021】データを受信したステッパーは、露光時に
倍率やディストーションを補正し、決定されたオフセッ
ト量を加えて現工程のウェハをステップアンドリピート
方式で露光する。そしてそのウェハに対して回路パター
ンの露光が完了した時点で、ステッパーは使用したレチ
クルID情報とステッパーID情報とを、そのウェハの
ストリートライン内、又は周辺の欠けショットとなる領
域をつぶして焼き付ける。この際、ステッパーID情報
とともにその工程で処した倍率補正量やディストーショ
ン補正量のデータも、ウェハの一部に焼き付けられるよ
うにしておくとよい。このようなデータの焼き付けは、
以後補正データ書き込み機能と呼ぶことにする。この補
正データはそのウェハを管理する点で有効なものである
が、必ずしもウェハ上に焼き付ける必要はない。しかし
ながらウェハに加えられた熱処理等でウェハが伸縮する
ことによる歪みの発生の度合、アライメントマークのウ
ェハ上での位置誤差量、あるいはマーク検出時に生じる
アライメントセンサーの計測誤差量等を後の工程で参照
する場合は極めて有効なデータとなる。
【0022】図2は、本発明の実施例によるリソグラフ
ィ方法が適用される半導体製造ラインの全体的な構成の
一例を示す斜視図である。図2において製造ライン全体
を統括的に管理するホストコンピュータHCOMは、製
造すべき品種に応じた各種情報(使用ステッパー、使用
レチクル、ウェハプロセス等を、群管理すべき複数台の
ステッパーEXP1 、EXP2 、EXP3……のデータ
を管理するデータプロセッサDPへ送出する。このデー
タ・プロセッサDPは、パーソナルコンピュータPC等
の制御のもとで、各ステッパーEXP1 、EXP2 、E
XP3 の各コンピュータMCS1、MCS2、MCS3
との間でコミュニケーションを取るように構成される。
またデータ・プロセッサーDP内には、図1に示したデ
ータ管理記憶モジュール3とメインコンピュータ1とに
相当する機能が含まれている。さらにデータ・プロセッ
サーDPはレチクルパターンの製造誤差を計測する測定
装置MDからの各種情報を通信回線等を介して入力し、
内部のデータ管理記憶モジュール4で保管する。この測
定装置MDは図1中のレチクル製造誤差計測モジュール
5に相当する。また多数枚のレチクルを保管して、必要
なものを専用のレチクルケースに収納した形でアクセス
可能としたレチクル保管装置RSSが設けられる。この
保管装置RSSには、選ばれた1枚のレチクルをレチク
ルケース内に自動的に収納する搬送制御系HCが設けら
れる。制御系HCにはデータ・プロセッサーDPとコミ
ュニケーションを取ったり、レチクルの選択搬送を制御
したりするコンピュータが内蔵されている。
【0023】さて、図2に示したステッパーEXP1 、
EXP2 、EXP3 内には、それぞれ使用すべきレチク
ルの複数枚と、ディストーション誤差や倍率誤差等をチ
ェックするためのテストレチクルとを収納したレチクル
・ライブラリーが設けられている。このレチクル・ライ
ブラリーはステッパー内の各コンピュータ(MCS1、
MCS2、MCS3)によって制御され、指定された1
枚のレチクルが露光のために投影光学系の物体側のレチ
クル・ホルダーに装着される。尚、各ステッパーEXP
1 、EXP2 、EXP3 ……のレチクル・ライブラリー
へ装着すべきレチクルは、製造ラインの立ち上げ時にレ
チクル保管装置RSS(及び制御系HC)でケース単位
で用意され、そのケース単位で各ステッパーのレチクル
・ライブラリーへ装着される。レチクルケースのライブ
ラリーへの装着はオペレータが実行してもよいし、工場
内の無人搬送ロボットで実行してもよい。
【0024】ただし、本実施例においては、各ステッパ
ーのライブラリーへレチクルを装着する前に、全てのレ
チクルの製造誤差を測定装置MDで計測し、レチクル製
造誤差に関するデータがレチクルID情報とともにデー
タ・プロセッサーDPのデータ管理記憶モジュール3に
記憶されているものとする。またラインを組む複数台の
ステッパーの各投影光学系のディストーション・データ
は、データ・プロセッサDPに記憶されるが、ディスト
ーション・データの測定方法としては、テスト・レチク
ルを用いてダミーウェハ上に試し焼きを行ない、露光さ
れたウェハを現像して得られるチャートパターンのレジ
スト像の位置関係を、ステッパー自身のアライメントセ
ンサー、あるいは別の専用の測定装置を用いて計測する
手法、あるいはステッパーのウェハステージ上に設けた
受光スリットを、テストレチクルのチャートパターンの
投影像に対して走査し、チャートパターンの投影点の位
置をウェハステージ用のレーザ干渉計(測長器)で計測
する手法等が知られている。
【0025】このような手法は、特開昭62−2462
4号公報、特開昭59−94032号公報等に詳細に開
示されている。こうして、データ・プロセッサーDP内
に各レチクルの製造誤差に関するデータと、各ステッパ
ーのディストーション誤差、倍率誤差等に関するデータ
とが収集されると、ホストコンピュータHCOMはステ
ッパーEXP1 、EXP2 、EXP3 ……の夫々に対し
て露光処理の実行を指示する。そこで以下、リソグラフ
ィ工程の第1層目と第2層目とを露光する工程の夫々に
分けて、露光シーケンスを説明するが、各ステッパー内
には先にも述べたように各種の追加機能が設けられてい
るので、それらの機能について図3、図4を参照して説
明する。
【0026】図3は各ステッパーの構造を模式的に表わ
したもので、レチクルR上の回路パターンPtは投影レ
ンズ22を介してウェハステージ25上に搭載されたウ
ェハWへ結像投影される。レチクルRは投影レンズ22
の光軸AXが回路パターン領域Ptの所定の中心点を通
るように、レチクルステージRSTによって位置決めさ
れる。一方、ウェハWはウェハステージ25によって光
軸AXと垂直な投影像面内で2次元に移動される。2次
元移動の制御は、ウェハステージ25上に固定された移
動ミラー24にレーザビームを垂直に投射し、その反射
ビームをレシーバで受光するレーザ干渉計23と、モー
タ、サーボアンプ等を含む駆動装置21とによって位置
フィードバック制御により行なわれる。
【0027】図2に示した各ステッパー内のコンピュー
タMCS1、MCS2、MCS3……は、図3では制御
装置MCSとして表わすが、この制御装置MCSはステ
ップアンドリピート時のウェハステージ25のステッピ
ング座標位置(目標位置データ)等を駆動装置21へ出
力する。これに応答して駆動装置21はレーザ干渉計2
3で計測されるウェハステージ25の現在位置と目標位
置との偏差に応じた速度特性でモータを駆動し、ウェハ
ステージ25を目標位置に位置決めする。尚、図3では
干渉計23、ミラー24が一組しか示されていないが、
ステージ25の移動平面(x−y平面)内で2次元の位
置計測が必要であるので、図3の紙面と垂直な方向に関
してステージ25の移動量を計測するもう一組のレーザ
干渉計システムが設けられている。
【0028】こうして制御装置MCSが予め作成したウ
ェハW上のショット配列座標値を順次駆動装置21へ出
力することで、ウェハステージ25はステッピング移動
を繰り返す。1回のステッピングが行なわれると、駆動
装置21はステッピング完了信号を制御装置MCSへ出
力する。これを受けた制御装置MCSは、図3では省略
されている照明光学系を解してレチクルRのパターン領
域Ptに一様の強度分布で露光光を一定時間(パルスレ
ーザの場合は一定パルス数分)だけ投射する。こうして
ウェハW上の1つのショット領域がレチクルRのパター
ン領域Ptの投影像で露光されると、制御装置MCSは
次のショット領域の露光のために、駆動装置21へステ
ッピング位置の目標値データを出力する。
【0029】このようにして、ウェハW上には、例えば
図4のように矩形のショット領域SAの複数個がX−Y
方向にマトリックス状に配列して露光される。通常、ウ
ェハWは円形であるので、ウェハWの周辺部にはショッ
ト露光を行なわない未露光部がある。この未露光部は、
場合によっては部分的な欠けを許してもショット領域と
して露光することもある。
【0030】本実施例では、図4のようにウェハW上の
未露光部に層形成工程毎に順番にIDコードパターンB
D1、BD2……BDmを焼き付けていくようにした。
1つのIDパターンBDには、その層の露光に使用した
レチクルID情報とステッパーID情報とが含まれ、拡
張子として露光条件の情報を付加することができる。図
5はウェハW上の1つのIDパターンBDを顕微鏡で拡
大し、それをテレビカメラ等で撮像したときに得られる
画像信号(ビデオ信号)の波形の一例を示したものであ
る。この図5では、IDパターンBDを通常のバーコー
ド形式で作成した場合のビデオ波形を示し、レチクルI
D情報の波形部分R−IDとステッパーID情報の波形
部分S−IDとが1本のビデオ信号として得られる。
【0031】そこでウェハW上にIDパターンBDを焼
き付けるための構成を、図3、及び図6を参照して説明
する。まず図3において、レチクルR上にはレチクルア
ライメントに使うための十字状のマークが形成されたマ
ーク部RAと、レチクル識別用のバーコードマークが形
成されたマーク部RBとを一組にしたレチクルマーク領
域13がパターン領域Ptの外側に形成されている。マ
ーク部RAは5mm角程度の透明窓内に線幅が数μm程度
の十字状マークを形成したものであり、その位置は投影
レンズ22を解してウェハW側へ投影可能となってい
る。またマーク部RBは投影レンズ22のフィールド外
に配置され、ウェハW側へ投影できない配置となってい
る。
【0032】さて、このようなレチクルRに対して、光
ファイバー10を介して露光光をレンズ系11、ミラー
12に導びき、マーク領域13全体、あるいはマーク部
RBのみを下から照明する。マーク領域13(又はマー
ク部RB)を透過した露光光はレチクルRの上方に斜設
されたミラー14で反射され、レンズ系15、ミラー1
6、レンズ系17を介して指標板18に達する。この指
標板18には透明な窓内の一部にステッパーID情報と
してのバーコード等のマーク部SBが形成されている。
そしてレチクルR上のマーク部(バーコード)RBは、
図6に示されている通り、レンズ系15、17によって
指標板18の窓内でマーク部SBとずれた位置に空中像
として結像される。
【0033】指標板18を透過したマーク部RBの像光
束は、レンズ系19を介して系の瞳(フーリエ変換面)
に位置する平面ミラー20で反射され、再びレンズ系1
9を逆進して指標板18の窓内にマーク部RBの像とし
て再結像される。ミラー20からの反射によって指標板
18の窓内に再結像されたマーク部RBの像は、ステッ
パーID情報としてのマーク部SBに隣接した位置で、
バーコードの繰り返し方向(ピッチ方向)に並置され
る。
【0034】図3、図6に示したID情報焼き付け用の
光学系のレンズ系15、17等は、その光軸がレチクル
R上のマーク部RBからずれるように設定されている。
すなわちレンズ系15、17の系を偏心結像系として使
って、マーク部RBの再結像位置をレチクルR上でマー
ク部RBとずらすようにしたのである。このため、平面
ミラー20はレンズ系15、17、19の光軸と垂直に
設定すればよい。
【0035】以上の様子を平面的に拡大して表わすと図
7のようになる。図7はレチクルR上でのマーク部R
B、及びマーク部RBとマーク部SBの各像RB’、S
B’の配置関係を示し、破線で表わした円形はレンズ系
15、17による光学系のイメージフィールドを表わ
す。また円形の中心点AXaはレンズ系15、17の光
軸が通る点である。
【0036】また図7において、像RB’、SB’はレ
チクルアライメント用のマーク部RAの窓内の一部に形
成されるように配置されるので、図3に示したレンズ系
11、ミラー12によるマーク領域13の照明は、レチ
クルRのマーク部RBに隣接した透明部分、又はマーク
部RAの窓部を介して指標板18上のマーク部SBにも
達するように設定される。マーク部SBの像SB’は、
指標板18を透過してレンズ系19、平面ミラー20を
往復して再び指標板18の透明部にマーク部RBの像と
ともに結像される。
【0037】以上のようにして生成されたレチクルID
情報のマーク部RBの像RB’とステッパーID情報の
マーク部SBの像SB’とは、図6に示されているよう
にバーコード状の像BDとなって再び投影レンズ22に
よってウェハWへ投影される。このバーコード像BD
は、図4のように層に対する露光動作のときにウェハW
の周辺部に焼き付けられる。例えば第1層目の露光(フ
ァーストプリント)のときは、ID情報BD1として焼
き付けられ、第2層目の露光(セカンドプリント)のと
きはBD2として焼き付けられる。この焼き付けはウェ
ハW上のショット領域SAに対するステップアンドリピ
ート方式の本露光動作が終了した後、またはその前に行
なわれる。
【0038】露光されたウェハWは現像された後、しか
るべきプロセスを受ける。このときウェハW上のID情
報BDも同様にプロセスを受けることになるが、そのプ
ロセスによってもID情報BDは保存されるように定め
られる。例えば、ある層のプロセスがエッチングで、レ
ジストがネガのとき、焼き付け時に形成されたID情報
BDは保存されても、その前の層の露光時に形成されて
いたID情報BD上のレジストは、現像のときに未露光
のため除去され、エッチングにより消滅することにな
る。従ってこのようなプロセスの場合、前工程の層のI
D情報BDを保存するためには、ウェハW上の前工程で
形成されたID情報BD上のレジスト(ネガ)を感光さ
せておく必要がある。またネガレジストを使うかポジレ
ジストを使うかで、ID情報BD内の各バーコードの白
黒(実際はウェハ表面の凹凸となる)が反転することも
あるので、レチクルR上のマーク部RB、指標板18上
のマーク部SBには、白黒の関係を相補的にした一対の
バーコードを設けるようにしておいてもよい。
【0039】図8は、白黒反転を考慮して相補的なバー
コードパターンの関係で、レチクルID情報RB1 ´
、RB2 ´ の2つと、ステッパーID情報SB1 ´
、SB2´の2つとを作成する場合の配置の一例を示し
たものである。図8では、さらにその層の露光条件に関
するID情報PBを拡張子として並設してある。この拡
張ID情報PBは、露光条件に応じてバーコードパター
ンを変更する必要があるので、書き換え可能なバーコー
ドパターンをもつ透過型液晶素子等を図6の指標板18
の位置に配置し、ステッパーID情報用のマーク部SB
とともに、ウェハW上へ露光できるようにしておく。拡
張ID情報PB内には、一例として倍率補正量のデータ
PBa、ディストーション補正量のデータPBb、PB
c、露光時のx−y方向に関するオフセット量のデータ
PBd、PBe、及び補正フラグデータPBfが含ま
れ、それぞれバーコードとして形成される。
【0040】倍率補正量のデータPBaとしては、特開
昭62−24624号公報、又は特開昭60−7845
4号公報に示されているように、投影レンズ22内の一
部分の空気室の圧力を調整する方式においては、その圧
力調整量のうち、照射によって変動する倍率誤差分を補
正するための調整量を除いたシステム・オフセット(プ
ロセスオフセット)分等が該当する。ディストーション
補正量のデータPBb、PBcとしては、投影レンズ2
2内の一部の光学素子を光軸AXの方向に移動させた
り、その光学素子を光軸AXと垂直な面に対して2次元
に傾けたりするときの駆動量や、レチクルRを光軸AX
と垂直な面から傾けたりするときの駆動量が該当する。
さらにオフセット量のデータPBd、PBeはレチクル
ステージRST、又はウェハステージ25の目標露光位
置からのずらし量に相当し、これにはアライメントセン
サーに含まれるマーク検出時のオフセット誤差等が加味
されることもある。補正フラグデータPBfはどのパラ
メータを修正(補正)すべきかを指定したり、レチクル
ID情報RB1 ´ 、RB2 ´ やステッパーID情報S
B1 ´ 、SB2 ´ のうち、どちらのバーコードパター
ンを使用するかを指定したりするコード情報を含む。
【0041】このような拡張ID情報PBは、ウェハW
上のある層の露光時に、どのようなパラメータ設定が行
なわれていたかを表わす履歴情報となるので、各層毎に
このような拡張ID情報PBをウェハW上に形成してい
けば、半導体素子の製造過程の中で、少なくともフォト
リソグラフィ工程については品質管理が可能となる。次
にウェハW上に形成された各種情報パターンを読み取る
機能について、さらに図3を参照して説明する。本実施
例では、ウェハW上のレジスト層の影響を受けずに、ウ
ェハW上のマークパターン等の拡大像を高分解能に検出
できることから、オフ・アクシス方式のウェハアライメ
ント系6を用いて、各種ID情報を検出するようにし
た。
【0042】ウェハアライメント系6は、ハロゲンラン
プ等の光源8からの照明光を波長選択フィルターで所定
の波長帯域(例えば500nm〜800nm)のみに制限し
て光ファイバー7を介して導入している。この広帯域波
長の照明光は、ウェハWのレジスト層に対して感度が極
めて小さくなるような範囲で、かつレジスト層表面とウ
ェハ表面との間で生じる薄膜干渉現象を低減するような
帯域幅に定められている。このように広帯域波長の照明
光(以後、便宜的に白色光と呼ぶ)を用いると、ウェハ
W上に凹凸として形成されたパターンの段差エッジが極
めてシャープに観察することができ、波長帯域が狭い照
明光を用いたときに発生する段差エッジ近傍の干渉縞が
ほとんど生じない。
【0043】さて、アライメント系6に導びかれた白色
光は、アライメント対物レンズを介してウェハW上に投
射され、ウェハW上のアライメントマークを含む局所領
域(例えば200μm角程度)を一様に照明する。その
局所領域からの反射光(散乱光、回折光も含む)は、ア
ライメント対物レンズとビームスプリッタとを介して撮
像素子(CCD、ビジコン管等)9に達する。この撮像
素子9の撮像面は、ウェハWの表面と共益に配置され、
ウェハWのマーク等のパターンの像が拡大されて撮像さ
れる。撮像素子9からのビデオ信号は、A/Dコンバー
タ、波形メモリ、プロセッサー等を含む、信号処理ユニ
ット30で処理され、マークの位置ズレ量が検出され
る。通常、この信号処理ユニット30で検出されたマー
ク位置ズレ量の情報は、制御装置MCSへ出力され、ウ
ェハステージ25の位置決めのために使われる。
【0044】本実施例では、図4又は図8のようにウェ
ハW上に形成されたID情報BD(又は拡張子PB)を
アライメント系6で検出し、そのID情報BDを撮像素
子9で撮像して図5のようなビデオ信号を信号処理ユニ
ット30内の波形メモリに取り込む。そして処理ユニッ
ト30内のプロセッサーによって波形解析を行ない、レ
チクルID情報R−ID(ID情報パターンRB)とス
テッパーID情報S−ID(ID情報パターンSB)と
を抽出して、制御装置MCSへ出力する。尚、拡張子P
Bも利用するときは、それらの情報PBa、PBb……
PBfも抽出して制御装置MCSへ出力する。
【0045】制御装置MCSは、各ID情報R−ID、
S−ID(又は拡張子PB)を通信回線を介して図2に
示したデータプロセッサーDPへ送出する。そしてデー
タプロセッサーDPは、先に述べたように、マッチング
精度を最良にするためのステッパー内の各種パラメータ
の修正演算を開始する。次に図9を参照して、ウェハW
に対する第1層の露光(ファースト・プリント)時のシ
ーケンスを説明する。図9は任意の1台のステッパーE
XPとデータプロセッサーDPの連係動作を示し、他の
ステッパーとデータプロセッサDPとの連係についても
同様に行なわれる。ステッパーEXPには、ホストコン
ピュータHCOMからの指令に応答して、使用すべきフ
ァースト・プリント用のレチクルRと、処理すべきベア
・シリコンウェハWのロットとが装着されているものと
する。またステッパーEXPは、レチクルRの装着時に
ID情報としてのバーコードを読み取るリーダを備えて
いる。そこでステッパーEXP内のコンピュータMCS
は、読み取ったレチクルID情報とステッパーID情報
とを、データプロセッサーDPへ送信する(ステップ1
00)。
【0046】データプロセッサーDPは、受け取ったレ
チクルID情報に対応して、そのステッパーに装着され
ているレチクルの製造誤差情報をデータ管理記憶モジュ
ール(データベース)3から読み出すとともに、受信し
たステッパーID情報に対応してそのステッパーの固有
の装置情報(ディストーション量、倍率誤差等)をデー
タベース3から読み出す(ステップ101)。さらにデ
ータプロセッサDPはデータベース3から読み出した情
報データに基づいて、ステッパー側で補正すべきパラメ
ータ(ディストーション、倍率等)に関して演算を行な
い、その補正量についてステッパー側へ送信する。同時
にデータプロセッサーDPは、そのウェハロットの名
前、使用レチクル名、及びプロセス名(フォースト・プ
リント)と対応付けて、使用ステッパー名(ステッパー
ID)、算出された補正量等のデータをデータベース3
内の別のファイル(プロセス管理ファイル)へ保存する
(ステップ102)。
【0047】一方、データプロセッサーDPで算出され
た補正量のデータを受け取ったステッパーは、それに基
づいてステッパー内の各種補正(調整)ユニットを駆動
してパラメータを補正する(ステップ103)。補正ユ
ニットとしては、投影レンズ22内の選ばれた空気間隔
を圧力制御して投影倍率をPPmオーダーで調整する方
式、投影レンズ22内の選ばれたレンズ素子(フィール
ドレンズ系)、又はレチクルを光軸方向に微動させて対
称的なディストーション誤差を調整する方式、レチクル
やウェハ等を光軸AXと垂直な面に対して微少量だけ傾
けて非対称なディストーション誤差(台形歪み等)を調
整する方式等が適宜使われる。
【0048】このような補正ユニットによってステッパ
ーの装置パラメータが調整されると、ステッパーはファ
ースト・プリントの動作を実行する(ステップ10
4)。これによってウェハ上には図4に示したような複
数のショット領域SAがステップアンドリピート方式で
形成される。そして1枚のウェハに対するショット露光
が完了したら、ステッパーは、図6に示したID情報書
き込み系を用いて、ウェハ周辺の未露光部にそのステッ
パーのID情報SBと、使用したレチクルのID情報R
Bとを露光する(ステップ105)。
【0049】そしてステッパーは、ロット内の全てのウ
ェハが処理されたか否かを判断し(ステップ106)、
ウェハが残っているときは、次のウェハに対してステッ
プ104からのシーケンスを繰り返し実行する。ロット
内の全てのウェハが処理されると、ステッパーはホスト
コンピュータHCOMへロットが終了した旨の通信を行
ない、引き続き処理すべきウェハロットがあるときは、
新たなロット(ウェハカセット)がステッパーへ装着さ
れる。新たなロットを先のロットと全く同じに処理する
ときは、図9で示したステップ100〜103は省略さ
れ、ただちにステップ104から実行されることは言う
までもない。
【0050】以上、ファースト・プリントのシーケンス
では、ロット内の全てのウェハに対してレチクルID情
報RB、ステッパーID情報SBが焼き付けられるよう
にしたが、ロット先頭の1枚目のウェハのみ、もしくは
数枚目までのウェハのみに情報RB、SBを焼き付ける
ようにしてもよい。またファースト・プリント時に発生
する大きな誤差要因で、後々の重ね合わせ露光時にエラ
ーとなる確率が高いものとして、ウェハのオリフラ
(O.F.)設定の精度ばらつきがある。
【0051】通常、ファースト・プリントのウェハは、
ウェハ周辺の直線的な切り欠き(オリエンテーションフ
ラット)がウェハステージ25のX方向の移動軸と平行
になるように、機械的な精度のみに依存してウェハステ
ージ25上に載置される。このため、ウェハステージ2
5をX方向、Y方向にステッピングして形成されたウェ
ハ上のショット領域の配列座標はほぼ正確な直交座標に
なっていたとしても、ウェハのオリフラに対しては全体
的に残留回転誤差が生じることが多い。そこでその残留
回転誤差を高精度に計測するセンサーをステッパー内に
設け、ウェハステージ25の移動軸(X軸、又はY軸)
とオリフラとの相対的な残留回転量(μrad)を計測し、
その値を図8のように拡張ID情報PBの一部としてウ
ェハ上に焼き付けておくことも可能である。
【0052】また図9では省略したが、第2層以降の重
ね合せ露光(セカンド・プリント)に使用するレチクル
とステッパーとの各ID情報が予めわかっている場合
は、セカンド・プリント時での重ね合せ精度を最適にす
るように、セカンド・プリント時に使用するレチクルの
製造誤差やステッパーの装置情報等も参照して、ファー
スト・プリント時のステッパーのパラメータ補正量を算
出してもよい。
【0053】次に図10を参照して重ね合わせ露光(セ
カンド・プリント)時のシーケンスについて説明する。
ステッパーはセカンド・プリントに使用するレチクルの
ID情報と、そのステッパーのID情報とをデータプロ
セッサーDPへ送信する(ステップ100)。そしてス
テッパーは処理すべきウェハロット(ウェハカセット)
からウェハを1枚ローディングし、機械的なプリアライ
メントを行なってからウェハステージ25上に載置する
(ステップ110)。
【0054】次にステッパーは、図3に示したアライメ
ント系6を介して、図8の如くウェハ周辺に形成された
各種のID情報パターンSB´ 、RB´ 、PBを読み
込み、その情報をデータプロセッサーDPへ送信する
(ステップ111)。データプロセッサーDPはウェハ
上から得られた前工程の情報(SB’、RB’、PB)
に基づいて、データベース3内のデータを読み出してウ
ェハ上に形成されたショット領域の形状歪みや寸法誤差
を推定し、さらに今回の工程で使われるレチクルの製造
誤差と、ステッパーの固有の装置パラメータとをデータ
ベース3から読み出す(ステップ112)。
【0055】これらの各種情報に基づいて、データプロ
セッサーDPは重ね合わせ精度を最適にするために必要
なステッパーのパラメータ補正量を算出してステッパー
側へ送信する(ステップ113)。これを受けたステッ
パーは、ファースト・プリント時と同様に、ステッパー
の各種パラメータを補正する(ステップ114)。ただ
し、ここではセカンド・プリントを行なっているので、
重ね合わせ精度を高めるための位置オフセット量がパラ
メータとして導入される。
【0056】次にステッパーはウェハ上のショット領域
に付随したマークを検出してファイン・アライメントを
実行する(ステップ115)。このファイン・アライメ
ントは特開昭61−44429号公報に開示されている
ように、ウェハ上の代表的な位置のショット領域のいく
つかについてサンプルアライメント(マーク位置のみの
実測)を実行し、その結果に基づいてウェハ上の全ての
ショット領域のステッピング位置を演算によって求める
グローバルアライメント方式、又はステッピングのたび
にショット領域のアライメントを行なっては露光を行な
うダイ・バイ・ダイ方式のいずれであってもよい。
【0057】ステッパーは、アライメントの結果に基づ
いてウェハステージ25(又はレチクルステージRS
T)を位置決めし、重ね合せ露光を実行する(ステップ
116)。ただし、ステップ114で位置オフセット量
が導入されている場合、重ね合わせすべきウェハステー
ジ25(又はレチクルステージRST)の目標位置は、
ステップ115で決定された位置に対してオフセット量
分(例えば0.1〜0.3μm程度)だけずれることにな
る。
【0058】こうして、ウェハ上の全てのショット領域
に対して重ね合わせ露光が完了すると、ステッパーは図
6に示した系を作動させて、ウェハ周辺部にレチクルI
D情報RB、ステッパーID情報SB、及び拡張ID情
報PBを焼き付ける(ステップ117)。一方、データ
プロセッサーDPは、ステップ113で決定された補正
量をプロセスに対応付けてデータベース3に保存し(ス
テップ120)、さらにステップ117で焼き付けられ
た拡張ID情報PBのうち、今回の重ね合せ露光の工程
で生じたアライメント誤差に関する情報をステッパーか
ら受信して保存する(ステップ121)。このアライメ
ント誤差は、具体的な一例としてはグローバルアライメ
ント方式のときにステップ115で算出されたショット
領域の配列の規則性を表わすファクタ(配列の直交度、
配列の全体的な伸縮、残留ウェハローテーション、等)
として保存される。そして、そのアライメント誤差のデ
ータは、次の層の重ね合わせ時に、ステップ112での
前工程の情報の1つとして扱われる。
【0059】以上のようにして、1枚のウェハに対する
重ね合わせ露光が完了すると、ステッパーはロット内の
全てのウェハについて露光を終了したか否かを判断する
(ステップ118)。ロットが終了していないときは、
新たなウェハをローディング(ステップ119)して、
ステップ115からのシーケンスを繰り返す。ただし、
ウェハ毎に露光条件を微妙に変化させている場合は、ロ
ット内のウェハ毎に拡張ID情報PBを読み込む必要が
あるので、ステッパーはステップ118の後、ステップ
110からのシーケンスを実行する。
【0060】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、各工程にお
けるディストーション、レチクル製造誤差によるショッ
ト全体の重ね合わせを最良にすることができるので、近
年の微細パターン化に伴うマッチング精度の仕様に対応
する機能を持つ露光装置を提供することが可能となる。
さらに本発明の実施例に於いてはIDパターンを用いた
が、パルスレーザを用いた露光装置などの場合は、投影
レンズ外のオフアクシス光学系にレーザ帯をウェハ上に
直接焼き付ける為に、焼き付けが可能なレーザON/O
FF及びステージの移動シーケンスによって順次バーコ
ードを描画することも可能である。さらにレーザ自身を
スキャンさせて制御することによってIDパターンをウ
ェハ上に作ることも可能となる。さらに実施例中ではメ
インコンピュータによって各種の解析を行う方法をとっ
たが、直接露光装置上に前工程のデータをデータ記憶装
置から取り込んで解析を行う方法を取ってもよい。さら
にウェハ上のIDパターンはスループット向上の為、前
述のようにロットの先頭又は最後の数枚のウェハに対し
て行うようにすれば、これらの負荷によってスループッ
トが悪くなることはない。
【0061】又、本発明においては、レチクルアライメ
ント系とIDパターン焼き付け装置を併用したので、レ
チクル上のIDパターンRBが露光フィールド外にある
が、RB部を露光フィールド内に入れた構成にして、反
射ミラー20から照明し、パターンRBとSBを焼き付
けることでも同様のことができる。また、アライメント
に関しては必ずしも前工程で作られているとは限らない
ので、アライメント作成工程のIDパターンBDをサン
プリングすることも必要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体的な処理のシステムを概略的に説
明する図
【図2】本発明の実施例が適用される製造ラインの一例
を示す斜視図
【図3】本発明の実施例が適用される露光装置の構成を
示す図
【図4】ウェハ上のショット領域と各ID情報パターン
との配置の一例を示す図
【図5】ウェハ上のID情報パターンを検出したときの
信号波形を示す図
【図6】各種ID情報パターンを焼き付るための光学系
を示す図
【図7】各種ID情報パターンのレチクル上での配置例
を示す図
【図8】各種ID情報パターンの他の配置例を示す図
【図9】ファースト・プリント時のシーケンスを示すフ
ローチャート図
【図10】セカンド・プリント時のシーケンスを示すフ
ローチャート図
【符号の説明】
1 メインコンピュータ S1 〜Sn 、EXP1 〜EXP3 露光装置(ステッパ
ー) 3 データ管理記憶モジュール(データ・ベース) 4 ディストーション計測モジュール 5 レチクル製造誤差計測モジュール RB、RB’、RB1 ’、RB2 ’ レチクルID情報
パターン SB、SB’、SB1 ’、SB2 ’ ステッパーID情
報パターン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月23日(1999.8.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 リソグラフィシステム、露光装置、及
び半導体デバイス製造方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】そして本発明においては、第1の回路パタ
ーンに関する情報パターン(IDコード等)を、照明系
からの光とほぼ同じ特性の光を用いて感光基板上の一部
に露光するマスク情報露光手段と、使用している露光装
置を識別するための装置情報に関するパターン(IDコ
ード等)を、照明系からの光とほぼ同じ特性の光を用い
て感光基板上の一部に露光する装置情報露光手段と、感
光基板の一部に形成されたマスク情報のパターンと装置
情報のパターンとを検出する検出手段と、検出されたマ
スク情報と装置情報とに基づいて感光基板に形成された
第1の回路パターンと重ね合わせ露光すべき第2の回路
パターンの重ね合わせ状態を最適にするために、露光装
置の装置パラメータを調整する調整手段とを設けるよう
にした。請求項1記載の本発明は、基板を露光すること
によって複数の層を形成するリソグラフィシステムであ
って、基板上に形成される複数の層の各層に対応して基
板に対する露光処理情報の履歴を記憶する記憶手段(D
P)を有することを特徴とする。請求項10記載の本発
明は、基板を露光処理する露光装置であって、基板上に
形成される複数の層の各層に対応して基板に対する露光
処理情報の履歴を記録する記憶手段(DP)に接続さ
れ、記憶手段に露光処理情報を送信可能な通信手段(M
CS)を有することを特徴とする。請求項13記載の本
発明は、マスクのパターンの像を基板上に投影すること
によって基板を露光する露光装置を有するリソグラフィ
システムであって、露光装置に接続され、露光装置によ
るデバイス製造プロセスを統括管理する管理手段(D
P、HCOM)と、露光装置で用いるマスクを保管する
マスク保管手段(RSS,HC)と、マスクの製造誤差
を検出する検出手段(MD)とを有し、マスク保管手段
と検出手段とは管理手段に接続され、管理手段との通信
機能をそれぞれ有することを特徴とする。請求項14に
記載の本発明は、基板に形成されたアライメントマーク
の投影光学系の光軸に垂直な方向における位置情報を検
出する検出手段(6〜9、30)を有し、検出手段の検
出結果に基づいてマスクのパターンの像を投影光学系を
介して基板上に投影する露光装置であって、検出手段
は、アライメントマークとは別個に基板上に設けられた
コード化されたマーク(BD)を検出してコード化され
た情報を検出可能であることを特徴とする。請求項17
に記載の本発明は、請求項1〜9、及び13のいずれか
一項に記載のリソグラフィシステムを利用して半導体デ
バイスを製造することを特徴とする半導体デバイス製造
方法である。請求項18記載の本発明は、請求項10〜
12、及び14〜16のいずれか一項に記載の露光装置
を利用して半導体デバイスを製造することを特徴とする
半導体デバイス製造方法である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の露光装置を用いて感光基板上に
    複数層の回路パターンを重ね合わせて露光するリソグラ
    フィ方法において、 前記複数層の夫々の回路パターンに対応した各マスクパ
    ターンをそれぞれ複数枚のマスク基板上に作成すると
    き、前記マスクパターンの製造誤差に関する情報パター
    ンを、前記感光基板へ転写可能な形体で作成する工程
    と;前記マスク基板のうちの1枚を前記露光装置のうち
    の1台に装着して前記感光基板を露光する際、当該露光
    装置の固有のパラメータに関する情報パターンを、当該
    マスク基板上の情報パターンとともに前記感光基板の一
    部へ露光する工程と;前記感光基板に形成された前記製
    造誤差に関する情報パターンと前記装置固有パラメータ
    に関する情報パターンとを読み取ることによって、次の
    層の重ね合わせ露光に使われる露光装置の固有パラメー
    タを調整する工程とを含むことを特徴とするリソグラフ
    ィ方法。
  2. 【請求項2】 感光基板を保持するステージと、該感光
    基板に転写すべき第1の回路パターンを備えたマスク基
    板を保持するホルダーと、該マスク基板を照明して前記
    第1の回路パターンを前記感光基板へ露光する照明系
    と、前記感光基板と前記マスク基板とを相対的に位置決
    めする手段とを備えた露光装置において、 前記第1の回路パターンに関する情報パターンを、前記
    照明系からの光とほぼ同じ特性の光を用いて前記感光基
    板上の一部に露光するマスク情報露光手段と;前記露光
    装置を識別するための装置情報に関するパターンを、前
    記照明系からの光とほぼ同じ特性の光を用いて前記感光
    基板上の一部に露光する装置情報露光手段と;前記感光
    基板の一部に形成された前記マスク情報のパターンと前
    記装置情報のパターンとを検出する検出手段と;検出さ
    れたマスク情報と装置情報とに基づいて、前記感光基板
    に形成された第1の回路パターンと重ね合わせ露光すべ
    き第2の回路パターンとの重ね合わせ状態を最適にする
    ために、前記露光装置の装置パラメータを調整する調整
    手段とを備えたことを特徴とする露光装置。
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