JP3335126B2 - 面位置検出装置及びそれを用いた走査型投影露光装置 - Google Patents

面位置検出装置及びそれを用いた走査型投影露光装置

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JP3335126B2
JP3335126B2 JP20590198A JP20590198A JP3335126B2 JP 3335126 B2 JP3335126 B2 JP 3335126B2 JP 20590198 A JP20590198 A JP 20590198A JP 20590198 A JP20590198 A JP 20590198A JP 3335126 B2 JP3335126 B2 JP 3335126B2
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    • G03F7/70358Scanning exposure, i.e. relative movement of patterned beam and workpiece during imaging

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は面位置検出装置及び
それを用いた走査型投影露光装置に関し、特に半導体デ
バイス製造用のステップアンドリピート方式やステップ
アンドスキャン方式の投影露光装置において、ウエハー
ステージ上に載置された半導体ウエハー(基板)の各被
露光領域を投影レンズ系(投影光学系)の焦平面に高精
度にかつ容易に合焦せしめる際に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】現在、超LSIの高集積化に応じて回路
パターンの微細化が進んでおり、これに伴って投影露光
装置で用いている投影レンズ系は、より高NA化されて
いる。そしてこれに伴い回路パターンの転写工程におけ
るレンズ系の許容焦点深度がより狭くなっている。又、
投影レンズ系により露光するべき被露光領域の大きさも
大型化される傾向にある。
【0003】このようなことにより大型化された被露光
領域全体に亘って良好な回路パターンの転写を可能にす
る為には、投影レンズ系の許容焦点深度内に確実に、ウ
エハーの被露光領域(ショット)全体を位置付ける必要
がある。
【0004】これを達成する為には、ウエハー表面の投
影レンズ系の焦平面、即ちレチクルの回路パターン像が
フォーカスする平面に対する位置と傾きを高精度に検出
し、ウエハー表面の位置や傾きを調整してやることが重
要となってくる。
【0005】こうしたなか、最近ではステッパ方式と同
等の投影レンズを使いながら露光領域とNAを大きくす
ることが可能なスキャン方式の露光装置(走査型投影露
光装置)のニーズが高まっている。
【0006】スキャン方式の露光装置では被露光領域全
体に亙って良好な回路パターンの転写を可能にする為
に、ウエハー表面(投影レンズ系の焦平面)、即ちレチ
クルの回路パターン像に対して、転写対象であるウエハ
ー表面の位置と傾きをスキャン動作に同期しながら高精
度に検出し、オートフォーカス・オートレベリングの補
正駆動をスキャン露光中連続的に行って、ウエハー表面
を投影光学系の最良結像面に逐次合わせ込む方法が用い
られている。
【0007】これらの投影露光装置におけるウエハー表
面の高さ及び面位置検出方法としては、例えばウエハー
表面に光束を斜め方向から入射させ、ウエハー表面から
の反射光の反射点の位置ずれをセンサ上への反射光の位
置ずれとして検出する検出光学系を用いる方法や、エア
ーマイクロセンサーや静電容量センサーなどのギャップ
センサーを用いてウエハー表面の複数箇所の面位置を検
出し、その結果に基づいてウエハー表面位置を求める方
法、等が知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】走査型の投影露光装置
におけるウエハーの高さを相対走査しながら連続的に検
出する面位置検出方法では、制御上の容易さから計測点
の配置は、計測センサーの検出領域や、露光時の同期ス
キャンスピード及び装置構造体の残留振動モードに対応
したサンプリング周期と制御系の制御周波数から、面位
置検出システム全体における最小の制御周波数を求め
て、それを基に一定サンプル期間を設定し、露光開始点
を基準に配置して計測を行う方法がとられていた。
【0009】しかしながら実際の生産現場においてはチ
ップの多様化、微細化のトレンドに従ったシュリンク
版、カットダウン版等の投入により種々様々なチップサ
イズの生産が行われており前記の様な制御系依存の計測
サンプル点の配置ではチップの周辺部位、特に露光終了
位置近傍の計測が最大で固定サンプル間隔分だけ面位置
情報が不定となり結果として局所デフォーカスが発生す
るという問題があった。本発明は、ウエハーの高さを相
対走査しながら連続的に検出する際、ショットのサイズ
が変化する場合もウエハを投影光学系の焦平面(あるい
はベストアライメント位置)に高精度に位置合わせする
ことができるデバイスの製造に好適な面位置検出装置及
びそれを用いた走査型投影露光装置の提供を目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の面位置
検出装置は、投影光学系の結像面近傍に配置した感光基
板に物体面上のパターンを投影光学系を介して該感光基
板と該物体とを相対的に走査させて投影露光する際、該
感光基板を走査させながら該投影光学系の光軸方向に対
する該感光基板のショット領域内の面位置情報を複数ポ
イントで順次検出する面位置検出装置において、該ショ
ット領域の走査方向における寸法に応じて、該ショット
領域の両端での該面位置情報を検出するように該面位置
情報の検出ポイントの配置を変更することを特徴として
いる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て前記感光基板には前記走査方向における寸法の異なる
ショット領域が配列されており、各ショット領域毎に各
々の前記走査方向における寸法に応じて前記面位置情報
の検出ポイントの配置を変更することを特徴としてい
る。
【0012】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において複数の前記検出ポイントの間隔は略等しいこ
とを特徴としている。
【0013】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
か1項の発明において前記ショット領域の走査方向にお
ける寸法は前記感光基板上のショット領域のレイアウト
情報からあらかじめ得られていることを特徴としてい
る。
【0014】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
か1項の発明において前記面位置情報は前記ショット領
域の前記投影光学系の光軸方向に対する位置及び傾きで
あることを特徴としている。
【0015】請求項6の発明の走査型投影露光装置は、
物体面上のパターンを投影光学系により可動ステージに
載置した感光基板面上のショット領域に走査手段により
該物体と該可動ステージを相対的に走査させながら投影
露光する走査型投影露光装置において、該感光基板を走
査させながら該投影光学系の光軸方向に対する該感光基
板のショット領域内の面位置情報を複数ポイントで順次
検出するに際し、該ショット領域の走査方向における寸
法に応じて、該ショット領域の両端での該面位置情報を
検出するように該面位置情報の検出ポイントの配置を変
更することを特徴としている。
【0016】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て前記感光基板には前記走査方向における寸法の異なる
ショット領域が配列されており、各ショット領域毎に各
々の前記走査方向における寸法に応じて前記面位置情報
の検出ポイントの配置を変更することを特徴としてい
る。
【0017】請求項8の発明は、請求項6または7の発
明において複数の前記検出ポイントの間隔は略等しいこ
とを特徴としている。
【0018】請求項9の発明は、請求項6〜8のいずれ
か1項の発明において検出された前記面位置情報に基づ
いて投影露光中の前記ショット領域の前記面位置を補正
することを特徴としている。
【0019】請求項10の発明は、請求項9の発明にお
いて前記ショット領域の前記面位置の補正に際し、それ
ぞれの前記検出ポイントでの検出結果に基づく補正の対
象となる位置が、前記検出ポイントの位置により走査方
向に変化することを特徴としている。
【0020】請求項11の発明は、請求項6〜10のい
ずれか1項の発明において前記ショット領域の走査方向
における寸法は前記感光基板上のショット領域のレイア
ウト情報からあらかじめ得られていることを特徴として
いる。
【0021】請求項12の発明のデバイスの製造方法
は、請求項1〜5のいずれか1項記載の面位置検出装置
による面位置情報を用いて感光基板の面位置補正を行っ
た後に、物体面上のパターンを感光基板に投影露光し、
その後、該感光基板を現像処理工程を介してデバイスを
製造していることを特徴としている。
【0022】請求項13の発明のデバイスの製造方法
は、請求項6〜11のいずれか1項の走査型投影露光装
置を用いて感光基板の面位置補正を行った後に、物体面
上のパターンを感光基板に投影露光し、その後、該感光
基板を現像処理工程を介してデバイスを製造しているこ
とを特徴としている。
【0023】請求項14の発明の位置情報検出方法は、
投影光学系を介して感光基板上に物体面上のパターンを
走査させながら投影露光するに際し、該感光基板を走査
させながら該感光基板のショット領域内の位置情報を複
数ポイントで順次検出する位置情報検出方法であって、
該感光基板のショット領域の走査方向における寸法に応
じて、該ショット領域の両端での該位置情報を検出する
ように該位置情報の検出ポイントの配置を変更すること
を特徴としている。
【0024】請求項15の発明は、請求項14の発明に
おいて前記位置情報は前記投影光学系の光軸方向に対す
る面位置であることを特徴としている。
【0025】請求項16の発明は、請求項14の発明に
おいて前記位置情報は前記感光基板の前記物体に対する
アライメントエラーであることを特徴としている。
【0026】請求項17の発明は、請求項16の発明に
おいて複数の前記検出ポイントは前記感光基板上のアラ
イメントマーク形成位置であることを特徴としている。
【0027】請求項18の発明のデバイスの製造方法
は、請求項14〜17のいずれか1項記載の位置情報検
出方法を用いて感光基板の位置制御を行った後に感光基
板上にパターン転写を行い、現像処理工程を介してデバ
イスを製造することを特徴としている。
【0028】請求項19の発明のウエハは、投影光学系
を介して表面にレチクル面上のパターンを走査させなが
ら投影露光されるウエハであって、走査中にレチクルと
のアライメントエラーを順次検出するに際し、表面に形
成されたショット領域の走査方向における寸法に応じ
て、該ショット領域の両端での該アライメントエラーを
検出できるようにアライメントマークが配置されること
を特徴としている。
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【発明の実施の形態】図1は本発明の面位置検出装置を
備えた縮小型の投影露光装置(ステップアンドリピート
方式又はステップアンドスキャン方式を用いた投影露光
装置)の一部分の要部概略図である。
【0033】図1において、1は縮小投影レンズ系(投
影光学系)であり、その光軸は図中AXで示している。
縮小投影レンズ系1はレチクル2の回路パターンを、例
えば1/5倍に縮小して投影し、その焦平面に回路パタ
ーン像を形成している。又、光軸AXは図中のz軸方向
と平行な関係にある。
【0034】3はレチクルステージであり、前述のレチ
クル2を保持してY軸方向に水平移動可能であり、且つ
Z軸方向に平行な軸のまわりに回転可能となっている。
【0035】4は表面にレジストを塗布したウエハー
(物体)であり、先の露光工程で互いに同じパターンが
形成された多数個の被露光領域(ショット)が配列して
ある。5はウエハー4を載置するウエハーステージ(ス
テージ)である。ウエハー4はウエハーステージ5に吸
着され、固定している。ウエハーステージ5はX軸方向
とY軸方向に各々水平移動可能なXYステージと、Z軸
方向及びX、Y軸方向に平行な軸のまわりに回転するレ
ベリングステージ、前記Z軸方向に平行な軸のまわりに
回転する回転ステージで構成されている。又、X、Y、
Z軸は互いに直交するように設定してある。
【0036】従って、ウエハーステージ5を駆動するこ
とにより、ウエハー4の表面の位置を縮小投影レンズ系
1の光軸AX方向、及び光軸AXに直交する平面に沿っ
た方向に調整し、更に焦平面、即ち回路パターン像に対
する傾きも調整している。
【0037】レチクルステージ3の移動はステージ駆動
装置18により制御し、ウエハーステージ5の移動はス
テージ駆動装置14により各々制御している。
【0038】ステージ駆動装置18はレチクル2を光軸
AXと直交する平面における位置(y)と回転(θ)と
を調整する手段を持ち、ステージ駆動装置14はウエハ
ー4の光軸AXと直交する局面における位置(x,y)
と回転(θ)とを調整する手段と、ウエハー4の光軸A
X方向の位置(z)と傾き(α, β)とを調整する手段
を持ち、信号線を介して制御装置15からの指令信号を
受け、この信号に応答してレチクルステージ3及びウエ
ハーステージ5を各々サーボ駆動している。
【0039】また、制御装置15はステージ駆動装置1
4、18の他、後述する光源6、および2次元位置検出
素子13、露光光源21に対しても、信号線を介して各
々独立した指令信号を送り制御している。
【0040】図1における符番6〜13はウエハー4の
表面位置及び傾き等の面位置情報を検出する為に設けた
斜入射光学系を含む面位置検出手段の各要素を示してい
る。6は照明用光源としての発光ダイオードであり、例
えば半導体レーザ等の高輝度な光源である。7は照明用
レンズである。
【0041】光源6から射出した光は照明用レンズ7に
よって平行な光束となり、複数個のピンホールを形成し
た開口マスク(以下「マスク」ともいう。)8を照明す
る。マスク8の各ピンホールを通過した複数個のスポッ
ト光は、結像レンズ9を経て折曲げミラー10に入射
し、折曲げミラー10で方向を変えた後、ウエハー4の
表面に入射している。このときマスク8を介した複数の
スポット光でウエハー4の被露光領域の中央部(投影光
学系1の光軸上)を含む複数の箇所を照明している。
【0042】本実施形態ではウエハー4の露光領域内の
複数箇所にマスク8の複数のピンホールを形成してい
る。ここで結像レンズ9と折曲げミラー10はウエハー
4上にマスク8の複数個のピンホールの像を形成してい
る。マスク8の複数個のピンホールを通過した光束は、
ウエハー4の被露光領域の中央部を含む複数箇所を照射
し、各々の箇所で反射される。
【0043】即ち、本実施形態ではマスク8にピンホー
ルを複数個形成し、被露光領域内で中央部を含む複数箇
所の測定点の位置情報を測定している。
【0044】ウエハー4の各測定点で反射した光束は折
曲げミラー11により方向を変えた後、検出レンズ12
を介して受光素子を2次元的に配置した位置検出素子1
3上に入射する。ここで検出レンズ12は結像レンズ
9、折曲げミラー10、ウエハ4、折曲げミラー11と
共同してマスク8のピンホールの像を位置検出素子13
上に形成している。
【0045】即ちマスク8とウエハー4の位置検出素子
13は互いに光学的に共役な関係にある。図1では摸式
的に示してあるが、光学配置上、困難な場合には位置検
出素子13を各ピンホールに対応して各々、別個に複数
個配置しても良い。
【0046】位置検出素子13は2次元的なCCD又は
ラインセンサーなどから成り、複数個のピンホールを介
した複数の光束の位置検出素子13の受光面への入射位
置を各々独立に検知することが可能となっている。
【0047】ウエハ4の縮小投影レンズ系1の光軸AX
方向の位置の変化は、位置検出素子13上の複数の光束
の入射位置のずれとして検出できる為、ウエハー4上の
被露光領域内の複数の測定点における、ウエハー表面の
光軸AX方向の位置が、位置検出素子13からの出力信
号に基づいて検出できる。又、この位置検出素子13か
らの出力信号は、各測定点の面位置データを形成して制
御手段15へ入力している。
【0048】ウエハステージ5のx軸及びy軸方向の変
位はウエハーステージ5上に設けた基準ミラー17とレ
ーザ干渉計16とを用いて周知の方法により測定し、ウ
エハーステージ5の変位量を示す信号をレーザ干渉計1
6から信号線を介して制御手段15へ入力している。又
ウエハーステージ5の移動はステージ駆動手段(駆動手
段)14により制御され、ステージ駆動手段14は、信
号線を介して制御手段15からの指令信号を受け、この
信号に応答してウエハーステージ5をサーボ駆動してい
る。
【0049】本実施形態において各要素6から10は投
光手段の一要素を構成しており、又各要素11から13
は受光手段の一要素を構成している。
【0050】制御手段15は、ウエハーステージ5のx
軸及びy軸方向の変位量から、光源6をウエハーステー
ジ5の移動中に動作させて、光束の射出を開始させてい
る。ウエハー4上の被露光領域が、縮小投影レンズ系1
の光軸AXの真下でレチクルパターンと位置合わせする
目標位置に送り込まれた後、制御手段15は、位置検出
素子13からの出力信号(面位置データ)を既知の方法
によって処理し、ウエハー4の表面の位置を検出してい
る。
【0051】次に本実施形態におけるスリット・スキャ
ン方式の露光システムについて説明する。
【0052】図1に示すようにレチクル2を保持したレ
チクルステージ3は、縮小投影レンズ系1の光軸AX方
向と垂直な面内で図1に示すy軸方向を一定速度でスキ
ャンする。このレチクルステージ3のy軸方向の位置情
報はレチクルステージ3に固定されたYバーミラー19
とレーザー干渉系20とを用いて周知の方法により測定
されている。
【0053】制御装置15はレチクル2のスリット像を
ウエハー4の所定領域に光軸AXと直交する局面におけ
る位置(x,yの位置、及びZ軸に平行な軸の回りの回
転θ)とz方向の位置 (X,Y各軸に平行な軸の回りの
回転α、β及びZ軸上の高さz)を調整しながらスキャ
ン露光を行うように全系をコントロールしている。
【0054】レチクルパターンとのXY面内での位置合
わせはレチクルステージ3上に設けられたYバーミラー
19とレーザー干渉系20から得られる位置データとウ
エハーステージ5上の基準ミラー17とレーザー干渉系
16の位置データと不図示のアライメント顕微鏡から得
られるウエハーの位置データから制御データを算出し、
レチクル位置及びウエハー位置を制御装置15がステー
ジ駆動装置14及び18を介してコントロールすること
により実現している。
【0055】レチクルステージ3を図1の紙面奥から手
前方向にスキャンする場合、ウエハーステージ5は図1
の紙面手前から奥方向に投影レンズの縮小倍率分だけ補
正されたスピードでスキャンされる。レチクルパターン
のZ軸方向の位置合わせ、即ち像面への位置合わせはウ
エハー4の面位置データを検出する面位置検出系6〜1
3の検出データをもとにスキャン方向と垂直方向の傾
き、及び光軸AX方向の高さを制御装置15により計算
し、露光位置での最適像面位置への補正量を求めてステ
ージ駆動装置14を介してウエハーステージ5を連続的
に制御して補正を行っている。
【0056】尚、本実施形態において、位置検出素子1
3として二次元の位置検出素子を用いているが、一次元
の位置検出素子を複数配置して構成した場合にも同一の
効果を得ることが出来る。光源6に関してもLEDに限
られるものではない。
【0057】又、ウエハー4の表面を投影レンズ系1の
焦平面に合焦させる機構も、ウエハーステージのZステ
ージを動かす以外に、投影レンズ系の焦点距離を変えた
り、投影レンズ系とレチクルとを光軸AX方向に上下さ
せたりする機構も採り得る。次に本実施形態において面
位置検出系6〜13によってウエハー4の高さを相対走
査しながら連続的に検出する面位置検出方法について図
2〜図4を用いて具体的に説明する。
【0058】ここで図2はウエハー4上のショットの配
列状態を示す平面図例であり、図3(A)及び(B)は
ともに本発明によるフォーカス計測点配置の一例であ
る。図4は計測系の検出領域、制御系の制御周波数など
から最小サンプルピッチを求め、その整数倍の固定ピッ
チでショットの開始位置からフォーカス計測点配置を行
う従来例の一例である。
【0059】図3,図4において200はフォーカス検
出ポイントであり、走査方向Yに複数点ある。1つのポ
イント200は図1の符番6〜13の面位置検出手段で
検出される領域に相当している。
【0060】201はショット単に配置したサンプルポ
イント、202はスクライブ上に配置したサンプルポイ
ントである。201aは走査露光開始位置、201bは
走査露光終了位置である。
【0061】最初に図2においてウエハー4の中心付近
のショット100での計測点配置の例について説明す
る。
【0062】計測点の配置は計測センサーの検出領域い
わゆる平均化領域や、露光時の同期スキャンのスピー
ド、及び装置構造体の残留振動モードに対応したフォー
カス検出系のサンプリング周期、制御系の制御周波数な
どから最小のサンプルピッチPが決定される。
【0063】ここで決定されたサンプルピッチPに対し
て当該ショット100のスキャン露光長Lから露光開始
位置と終了位置でチップ内の高さ情報を得るのに際して
センサーの平均効果を考慮した上で必要十分なマージン
M分を差し引いた残スキャン長Laに対して前記最小の
サンプルピッチPより大きいサンプル間隔となるように
等間隔のサンプルピッチDを設定する。
【0064】ここでスキャン露光波長Lはウエハーサイ
ズと1ショットサイズ及び1ショット内のチップ構成の
情報から作成されるウエハー上の被露光領域の配列状態
即ち図2で示すようなレイアウト情報から各露光ショッ
ト毎に算出されている。
【0065】ここで、例えば当該ショット100中のサ
ンプル数をK[個]、スキャン長L=33[mm]に対
してショット端前後各0.6[mm]のマージンMを持
たせ最小のサンプルピッチとしてP=2[mm]とした
場合、図4に示す従来例の固定ピッチで設定するとその
時のサンプル数は、 (33−(0.6×2))÷2=15.9[個] となり、露光終了位置において最大2×0.9=1.8
[mm]の領域Xの情報欠損が発生する。
【0066】しかしながら、前述した本発明においてサ
ンプルピッチDを、 K=INT((L−M×2)÷P) (但、INT()は小数点以下切り捨て) D=(L−M×2)÷K より K=INT(33−0.6×2)÷2=15 D=(33−0.6×2)÷15 =2.12[mm] ピッチと決定して設定すると、図3(A)に示すように
ショット内の面位置情報を全域にわたって良好に得るこ
とができる。
【0067】各計測点の露光時の補正方法に関して、各
ステップを側面図で摸式した図5を用いて説明する。こ
こでは、例として、1ショット中の計測ポイント200
が7つ(各々をP1〜P7で表記)の場合で説明する。
走査露光では従来の静止露光と比べて走査方向に対し、
その他の領域では露光スリット300全面が露光してい
ることになる。
【0068】即ち、露光開始・終了点とその他の位置で
は補正目標位置である露光スリット位置が異なることに
なる。従って、本実施形態では以下のような制御を行っ
ている。即ち露光位置開始点201aでは、計測ポイン
ト200中最初に計測するポイント(第1計測ポイント
P1)を露光スリット開始端Sの露光像面位置(深度中
心)へ補正駆動(S-1) し、第2計測ポイントP2が露光
域に入るまで像面に沿って制御する。第2計測ポイント
P2が露光域に入るまで像面に沿って制御する。第2計
測ポイントP2が露光域に入って来たらその計測ポイン
トP2が露光スリット走査方向中心で露光像面中心高さ
位置となるように徐々に制御方向を変更(S−2)して
いく。
【0069】その後、露光終了点の第7計測ポイントP
7が露光スリット走査方向中心位置に到達するまでは
(S−2)〜(S−3)の様に順次計測点が露光スリッ
ト走査方向中心で露光像面中心高さ位置となるように徐
々に制御方向を変更していく。露光終了点の第7計測ポ
イントP7が露光スリット走査方向中心位置をすぎる
(S−4)と後続の計測点がなくなるので(S−4)〜
(S−5)のように露光終了点201bが像面(深度中
心)に沿って走査されるように制御を切り換える。
【0070】即ち露光開始点及び終了点での補正制御方
法は露光スリット端S,Eを考慮した制御とすることに
よりショット全面を最適像面に制御することが可能とな
る。
【0071】上記実施例では各点毎のポイントフォーカ
スで説明したが、各制御において制御タイミングにおけ
る露光領域に応じて領域の平均値を露光スリット領域の
当該領域の中心に追い込むように制御しても良い。
【0072】具体的には(S−2)の露光状態への制御
には計測ポイントP1,P2の平均高さがスリット内に
おける走査方向M1の位置で、露光像面位置に一致する
ように制御し、(S−3)の露光状態への制御には計測
ポイントP3,P4,P5の平均高さがスリット中心位
置M2で露光像面位置に一致するように制御する。同様
に(S−4)の露光状態への制御には計測ポイントP
6,P7の平均高さがスリット内におけるスリット走査
方向がM3で位置で露光像面位置に一致するように制御
すればよい。
【0073】次に本発明の実施形態2について説明す
る。図2においてウエハー周辺付近のショット110で
の計測点配置の例について説明する。
【0074】量産現場での1回のスキャンあたりのチッ
プ取得数は2〜3チップとなるのが通常であり、さらに
シュリンクされた場合4〜6チップとなる場合もある。
このような場合、丸いウエハー上に前記の様な複数チッ
プからなるショット単位の露光を行う場合ウエハー周辺
部でのショットの形状は中心部のショットに比べてその
スキャン長L´は (n−1)/n〜1/nとなる。(但、n≧2) 実施形態1で説明したサンプリング間隔においても例え
ば3チップ配列の2/3領域をスキャンする場合には、 (33×2/3−(0.6×2))÷2.12=9.81
[個] となり、露光終了位置で最大2.12×0.81=1.
7[mm]の領域の情報欠損が発生する。
【0075】しかしながらこの場合においても K =INT(L´−M×2)÷P (但、INT()は小数点以下切り捨て) D´=(L´−M×2)÷K より K =INT(33×2/3−(0.6×2))÷2.1
2=9 D´=(33×2/3−0.6×2)÷9=2.31
[mm] ピッチとなり、このように等間隔のサンプルピッチD´
を2.31[mm]ピッチと設定することによりショッ
ト内の面位置情報を全域にわたって得ることができる。
【0076】なお、本発明は、本実施形態に限定される
ものではなく、各サンプル点でのみ計測ポイントを複数
点として、高さ情報のみならず、傾き情報を同時に測定
するようにしても良い。
【0077】スキャン露光におけるアライメント用マー
クの配置においても、本発明は有効である。即ち、0.
10μm以下の露光を行う場合、そのAA精度は20n
m以下である必要があり、ショット内でのアライメント
エラー、例えば振動や倍率変動の発生などを逐次計測補
正する必要がある。
【0078】そのための手法として、例えば、図6の
(A)にあるように、ショットの周辺に走査方向に沿っ
てある固定ピッチでアライメントマーク301を配置
し、これを走査路口中に順次読み取ってこれらを逐次計
測し、補正することが考えられる。この場合には、図6
(B)に示すように(ショットサイズが小さくなれば)
全ショットエリアでのエラーを逐次計測することができ
なくなり、特に露光終了位置近傍の計測が最大でマーク
間隔分情報が不定になる等一部ショットの先端や終端で
データが不定となる領域が発生し、制御上不安定とな
る。
【0079】この場合(C)のようにショット先端、終
端を考慮したAAマーク配置とし、このマーク配置で前
述走査露光中の逐次計測を実行することにより、的確な
計測サンプルとそれに伴う制御が可能となる。なお、こ
の際のマーク読取は例えば良く知られたTTL方式のア
ライメント光学系を用いれば良い。
【0080】次に上記説明した投影露光装置を利用した
半導体デバイスの製造方法の実施形態を説明する。
【0081】図5は半導体デバイス(ICやLSI等の
半導体チップ、或いは液晶パネルやCCD等)の製造の
フローを示す。
【0082】ステップ1(回路設計)では半導体デバイ
スの回路設計を行なう。ステップ2(マスク製作)では
設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。
【0083】一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリ
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、前記用意したマ
スクとウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ
上に実際の回路を形成する。
【0084】次のステップ5(組立)は後工程と呼ば
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。
【0085】ステップ6(検査)ではステップ5で作製
された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト
等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイス
が完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0086】図6は上記ウエハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。
【0087】ステップ13(電極形成)ではウエハ上に
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では前記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
【0088】ステップ17(現像)では露光したウエハ
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト以外の部分を削り取る。ステップ19(レジス
ト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジスト
を取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことに
よってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。本
実施形態の製造方法を用いれば、従来は製造が難しかっ
た高集積度の半導体デバイスを容易に製造することがで
きる。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、ウエハー
の高さ(あるいはアライメントエラー)を相対走査しな
がら連続的に検出する際、面位置(あるいはアライメン
トエラー)の検出ポイント、所謂フォーカス計測ポイン
ト(あるいはアライメントエラー)の配置を各ショット
においてショット寸法に応じて走査露光開始位置と走査
露光終了位置を両端となる様配置する事により、ショッ
トさいずによらず、ウエハを投影光学系の焦平面(ある
いはベストアライメント位置)に高精度に位置合わせす
ることができるデバイスの製造に好適な面位置検出装置
及びそれを用いた走査型投影露光装置を達成することが
できる。
【0090】特に、本発明によればチップの多様化、微
細化のトレンドに従ったシュリンク版、カットダウン版
等の投入による種々様々なチップサイズにおいて、常に
被露光領域全体における良好な面位置検出及び/又は面
位置補正(あるいはアライメント検出/補正)を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による面位置検出方法の実施形態1が適
用されたスリット・スキャン方式の露光装置の一例を示
す部分的概略図
【図2】ウエハー上の被露光領域(ショット)の配列状
態を示す平面図
【図3】本発明によるフォーカス計測点配置の一例であ
り、(A)は図2のウエハー中心付近のショット100
における一例であり、(B)は図2のウエハー周辺付近
のショット110における一例の説明図
【図4】図2のウエハー中心付近のショット100にお
いて制御周波数の整数倍ピッチで設定した計測点配置の
一例の説明図
【図5】露光時の補正方法の説明図
【図6】本発明の他の実施形態の説明図
【図7】本発明のデバイスの製造方法のフローチャート
【図8】本発明のデバイスの製造方法のフローチャート
【符号の説明】
1 縮小投影レンズ系 2 レチクル 3 レチクルステージ 4 ウェハー 5 ウェハーステージ 6 高輝度光源 7 照明用レンズ 8 ピンホールをもつマスク 9 結像レンズ 10, 11 折り曲げミラー 12 検出レンズ 13 二次元位置検出素子 14 ステージ駆動装置(ウエハーステージ) 15 制御装置 16 レーザ干渉計 17 基準バーミラー 18 ステージ駆動装置(レチクルステージ) 19 Yバーミラー 20 レーザ干渉計 21 露光光源 100 ウエハー中心付近のショット 110 ウエハー周辺付近のショット 200 フォーカス検出ポイント 201 ショット端に配置したサンプルポイント 202 スクライブ上に配置したサンプルポイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 7/20 - 7/24

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投影光学系の結像面近傍に配置した感光
    基板に物体面上のパターンを投影光学系を介して該感光
    基板と該物体とを相対的に走査させて投影露光する際、
    該感光基板を走査させながら該投影光学系の光軸方向に
    対する該感光基板のショット領域内の面位置情報を複数
    ポイントで順次検出する面位置検出装置において、該シ
    ョット領域の走査方向における寸法に応じて、該ショッ
    ト領域の両端での該面位置情報を検出するように該面位
    置情報の検出ポイントの配置を変更することを特徴とす
    る面位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記感光基板には前記走査方向における
    寸法の異なるショット領域が配列されており、各ショッ
    ト領域毎に各々の前記走査方向における寸法に応じて前
    記面位置情報の検出ポイントの配置を変更することを特
    徴とする請求項1の面位置検出装置。
  3. 【請求項3】 複数の前記検出ポイントの間隔は略等し
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の面位置検
    出装置。
  4. 【請求項4】 前記ショット領域の走査方向における
    法は前記感光基板上のショット領域のレイアウト情報か
    らかじめられていることを特徴とする請求項1
    3のいずれか1項に記載の面位置検出装置。
  5. 【請求項5】 前記面位置情報は前記ショット領域の
    記投影光学系の光軸方向に対する位置及び傾きである
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    位置検出装置。
  6. 【請求項6】 物体面上のパターンを投影光学系により
    可動ステージに載置した感光基板面上のショット領域に
    走査手段により該物体と該可動ステージを相対的に走査
    させながら投影露光する走査型投影露光装置において、
    該感光基板を走査させながら該投影光学系の光軸方向に
    対する該感光基板のショット領域内の面位置情報を複数
    ポイントで順次検出するに際し、該ショット領域の走査
    方向における寸法に応じて、該ショット領域の両端での
    該面位置情報を検出するように該面位置情報の検出ポイ
    ントの配置を変更することを特徴とする走査型投影露光
    装置。
  7. 【請求項7】 前記感光基板には前記走査方向における
    寸法の異なるショッ ト領域が配列されており、各ショッ
    ト領域毎に各々の前記走査方向における寸法に応じて前
    記面位置情報の検出ポイントの配置を変更することを特
    徴とする請求項の走査型投影露光装置。
  8. 【請求項8】 複数の前記検出ポイントの間隔は略等し
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の走査型投
    影露光装置。
  9. 【請求項9】 検出された前記面位置情報に基づいて投
    影露光中の前記ショット領域の前記面位置を補正するこ
    とを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の走
    査型投影露光装置。
  10. 【請求項10】 前記ショット領域の前記面位置の補正
    に際し、れぞれの前記検出ポイントでの検出結果に基
    づく補正の対象となる位置が、前記検出ポイント位置
    により走査方向に変化することを特徴とする請求項
    記載の走査型投影露光装置。
  11. 【請求項11】 前記ショット領域の走査方向における
    寸法は前記感光基板上のショット領域のレイアウト情報
    かららかじめられていることを特徴とする請求項
    〜10のいずれか1項に記載の走査型投影露光装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜のいずれか1項記載の面
    位置検出装置による面位置情報を用いて感光基板の面位
    置補正を行った後に、物体面上のパターンを感光基板
    投影露光し、その後、該感光基板を現像処理工程を介し
    てデバイスを製造していることを特徴とするデバイスの
    製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項6〜11のいずれか1項の走査
    型投影露光装置を用いて感光基板の面位置補正を行った
    後に、物体面上のパターンを感光基板に投影露光し、そ
    の後、該感光基板を現像処理工程を介してデバイスを製
    造していることを特徴とするデバイスの製造方法。
  14. 【請求項14】 投影光学系を介して感光基板上に物体
    面上のパターンを走査させながら投影露光するに際し、
    該感光基板を走査させながら該感光基板のショット領域
    内の位置情報を複数ポイントで順次検出する位置情報検
    出方法であって、該感光基板のショット領域の走査方向
    における寸法に応じて、該ショット領域の両端での該位
    置情報を検出するように該位置情報の検出ポイントの配
    置を変更することを特徴とする位置情報検出方法。
  15. 【請求項15】 前記位置情報は前記投影光学系の光軸
    方向に対する面位置であることを特徴とする請求項14
    に記載の位置情報検出方法。
  16. 【請求項16】 前記位置情報は前記感光基板の前記物
    体に対するアライメントエラーであることを特徴とする
    請求項14に記載の位置情報検出方法。
  17. 【請求項17】複数の前記検出ポイントは前記感光基板
    上のアライメントマーク形成位置であることを特徴とす
    る請求項16に記載の位置情報検出方法。
  18. 【請求項18】 請求項14〜17のいずれか1項記載
    の位置情報検出方法を用いて感光基板の位置制御を行っ
    た後に感光基板上にパターン転写を行い、現像処理工程
    を介してデバイスを製造することを特徴とするデバイス
    の製造方法。
  19. 【請求項19】 投影光学系を介して表面にレチクル面
    上のパターンを走査させながら投影露光されるウエハで
    あって、走査中にレチクルとのアライメントエラーを順
    次検出するに際し、表面に形成されたショット領域の
    査方向における寸法に応じて、該ショット領域の両端で
    の該アライメントエラーを検出できるようにアライメン
    トマークが配置されることを特徴とするウエハ。
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