JP5335380B2 - 露光装置およびデバイス製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、原版のパターンを投影光学系によって基板に投影して該基板を露光する露光装置、および、該露光装置を用いてデバイスを製造するデバイス製造方法に関する。
原版(レチクル)のパターンを基板(ウエハ)に転写するための露光装置は、基板を保持するステージの個数に注目すると、シングルステージタイプと、ツインステージタイプ(特許文献1参照)とに分類される。
シングルステージタイプの露光装置では、フォーカス制御のために必要な基板の表面形状(表面位置)の計測(以下、フォーカス計測)は、各ショットの露光の直前または各ショットの露光と並行して実施されうる。図2Aは、シングルステージタイプの露光装置における露光およびフォーカス計測を模式的に示している。図2Aにおいて、基板201Aに対してショット領域202Aの配列(ショットレイアウト)が定義されている。シングルステージタイプの走査露光装置(スキャナ)では、例えば、第1ショット領域203が露光されるのと並行してフォーカス計測が実施され、次いで、第2ショット領域204が露光されるのと並行してフォーカス計測が実施される。ステッパタイプの露光装置においては、各ショットの露光の直前にフォーカス計測が実施される。
ツインステージタイプの露光装置では、計測ステーションにおいて基板の起伏、ひずみ等を計測し、露光ステーションにおいて基板を露光する際にその計測結果が利用される。したがって、ツインステージタイプの露光装置では、基板上のショットレイアウトに束縛されない計測をすることが可能である。ツインステージタイプの露光装置では、典型的には、複数のショット領域の表面形状が基板を走査しながら連続的に計測される。このような方法は、カラム計測と呼ばれる。図2Bは、ツインステージタイプの露光装置における露光およびフォーカス計測を模式的に示している。図2Bにおいて、基板201Bに対してショット領域202Bの配列(ショットレイアウト)が定義されている。ツインステージタイプの露光装置では、例えば、第1カラムのカラム計測205に次いで第2カラムのカラム計測206が実施される。
特開2000−323404号公報
パターンを有する基板の表面形状を決定する際には、パターン起伏を考慮して(除去して)基板の表面を算出する方法が一般的である。図5Aにおいて、パターン起伏501Aを有する基板の表面形状を領域502A、503A、504Aで計測するものとする。計測領域502A、503A、504Aにおいて複数位置でフォーカス計測505、506を実施することを考える。この場合において、測定値をそのまま使用すると、基板が表面507A、508A、509Aを有するものとして露光がなされることになる。
そこで、パターン起伏を予め計測し、これをオフセット(パターンオフセット)として使用することで、図5Bに示すように、パターン起伏501Aを有する基板の表面を基準面510(投影光学系の像面)に対して位置決めすることができる。
また、ステージ制御とフォーカス計測は処理の負荷の関係から、別プロセッサにて実施する方式が主流である。そのため、ステージを駆動しながらフォーカス計測をする際には、ステージ位置出しを一度実施し、それ以降はフォーカス処理プロセッサによって一定時間間隔でサンプル計測することが一般的となる。例えば、図5Cに示すように、ショット領域511、512、513をそれぞれ矢印方向に走査露光する際のフォーカス計測では、502C、504D、502E等で計測を開始することにより同一の下地部を有する位置で表面位置が計測される。
複数のショット領域を連続的に計測するカラム計測では、サンプルタイミングによって定まるサンプルピッチでショットの配列ピッチが割り切れるとは限らないため、ショット領域ごとにフォーカス計測がなされる位置が異なりうることになる。例えば、図5Dに示すように、走査方向におけるショット領域の長さが異なる2つのレイアウト517A、517Bを考える。レイアウト514Aでは、ショット領域の配列ピッチがサンプリングピッチの整数倍である。レイアウト514Bでは、ショット領域の配列ピッチがサンプリングピッチの整数倍ではない。レイアウト517Aでは、全てのショット領域について同じ計測箇所で表面位置を計測することができるが、レイアウト517Bでは、ショット領域内における計測箇所を全てのショット領域において同一にすることができない。よって、レイアウト517Bのようなケースでは、パターンオフセットの算出や利用が困難となる。
本発明は、上記の背景に鑑みてなされたものであり、例えば、複数のショット領域において相互に対応する複数の計測箇所に関して表面の位置を計測するのに好適な技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の側面に係る露光装置は、投影光学系と、基板を保持して移動するステージと、前記投影光学系の光軸の方向に関して前記基板の表面の位置を計測する計測器とを有し、走査方向に沿って前記基板の上に配列された複数のショット領域を前記計測器に対して前記走査方向に連続的に走査して各ショット領域の表面の位置を計測し、その計測結果にしたがって前記ステージを移動させて前記投影光学系を介し各ショット領域を露光する露光装置であって、前記ステージおよび前記計測器を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記走査方向に沿うようにショット領域の中心に対して対称に所定ピッチで配置された計測箇所のリストである計測箇所リストを生成し、前記制御部による前記計測器の制御は、前記計測箇所リストに含まれる計測箇所に関して前記計測器に前記表面の位置を計測させる第1の制御と、ショット領域において最後に計測される最後の計測箇所及びその次のショット領域において最初に計測される最初の計測箇所の少なくとも一方を前記計測箇所リストから除いた計測箇所に関して前記計測器に前記表面の位置を計測させる第2の制御と、を含み、前記制御部は、前記計測箇所リストにおける前記最後の計測箇所と前記最初の計測箇所との間隔が前記所定ピッチより小さくない場合に前記第1の制御を実行し、前記計測箇所リストにおける前記間隔が前記所定ピッチより小さい場合に前記第2の制御を実行する、ことを特徴とする。
本発明の第2の側面に係る露光装置は、投影光学系と、基板を保持して移動するステージと、前記投影光学系の光軸の方向に関して前記基板の表面の位置を計測する計測器とを有し、前記基板の上に配列された複数のショット領域を前記計測器に対して走査して各ショット領域の表面の位置を計測し、その計測結果にしたがって前記ステージを移動させて前記投影光学系を介し各ショット領域を露光する露光装置であって、前記ステージおよび前記計測器を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記走査の方向に沿うように、ショット領域の中心に配置された計測箇所と該中心に対して対称に所定ピッチで配置された計測箇所とのリストである計測箇所リストを生成し、前記制御部による前記計測器の制御は、前記計測箇所リストに含まれる計測箇所に関して前記計測器に前記表面の位置を計測させる第1の制御と、前記計測箇所リストにおける計測箇所のうちショット領域の中心に関して両側にある計測箇所が前記所定ピッチの半分だけ前記中心に向かう方向に移動してなる計測箇所に関して前記計測器に前記表面の位置を計測させる第2の制御と、を含む。
本発明の第3の側面は、投影光学系と、基板を保持して移動するステージと、前記投影光学系の光軸の方向に関して前記基板の表面の位置を計測する計測器とを有し、走査方向に沿って前記基板の上に配列された複数のショット領域を前記計測器に対して前記走査方向に連続的に走査して各ショット領域の表面の位置を計測し、その計測結果にしたがって前記ステージを移動させて前記投影光学系を介し各ショット領域を露光する露光装置であって、前記ステージおよび前記計測器を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記走査方向に沿うように、ショット領域の中心に配置された計測箇所と該中心に対して対称に所定ピッチで配置された計測箇所とのリストである計測箇所リストを生成し、前記制御部による前記計測器の制御は、前記計測箇所リストに含まれる計測箇所に関して前記計測器に前記表面の位置を計測させる第1の制御と、前記計測箇所リストにおける計測箇所のうちショット領域の中心に関して両側にある計測箇所が前記所定ピッチの半分だけ前記中心に向かう方向に移動してなる計測箇所に関して前記計測器に前記表面の位置を計測させる第2の制御と、を含み、前記制御部は、前記計測箇所リストにおける前記最後の計測箇所と前記最初の計測箇所との間隔が前記所定ピッチより小さくない場合に前記第1の制御を実行し、前記計測箇所リストにおける前記間隔が前記所定ピッチより小さい場合に前記第2の制御を実行する。
本発明のデバイス製造方法は、上記の露光装置を用いて基板を露光する工程と、前記工程で露光された基板を現像する工程とを含む。
本発明によれば、例えば、複数のショット領域において相互に対応する複数の計測箇所に関して表面の位置を計測するのに好適な技術が提供される。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の好適な実施形態の露光装置の概略構成を示す図である。光源1は、例えば、エキシマレーザ又はi線ランプである。光源1から射出された光は、光学部材122に入射する。光学部材122は、光の強度を減衰させるために使用される。光学部材122は、例えば、互いに異なる複数の減光率を有する光学素子(例えば、NDフィルタ)を含む。光学部材122を通過した光は、光学ユニット102に入射する。光学ユニット102は、コヒーレントな光の角度を振動させることで、照度むらを低減する。光学ユニット102を通過した光は、ビーム整形光学系103に入射する。ビーム整形光学系103は、光の断面形状を整形するとともに光をインコヒーレント化する。
ビーム整形光学系103を通過した光は、オプティカルインテグレータ105を通過し、コンデンサレンズ106に入射する。コンデンサレンズ106は、オプティカルインテグレータ105が形成する2次光源からの光でマスキングブレード109を照明する。コンデンサレンズ106を通過した光の一部は、ハーフミラー107で取り出されて集光レンズ111を介してフォトディテクタ112に入射する。フォトディテクタ112は、基板(ウエハ)118が露光されているときの露光量をモニタするために使用される。
マスキングブレード109は、例えば、上下左右4枚の独立に駆動される遮光板を含み、結像レンズ110に関して、原版(レチクル)116と光学的に共役面に配置されている。スリット部材108は、例えば、一対の遮光板を含み、マスキングブレード109が配置された面から光軸方向にシフトした位置に配置されている。そのため、スリット部材108を通過した光によって形成される光強度分布は、台形状の断面形状を有する。結像レンズ110は、スリット部材108およびマスキングブレード109を通過した光で原版116を照明する。
投影光学系113は、原版116のパターンを基板118に投影する。原版116は、原版ステージ115によって保持され、基板118は、基板ステージ117によって保持される。原版ステージ115、基板ステージ117は、例えば、エアパット等により浮上した状態で駆動される。
基板118の露光量は、フォトディテクタ112により検出され、制御される。また、基板ステージ117には照度計114が取り付けられている。照度計114による検出結果とフォトディテクタ112による検出結果との関係を調べておくことで、基板118の露光量をフォトディテクタ112によってモニタすることができる。
原版ステージ115と基板ステージ117との位置調整等の各種のキャリブレーショのために、基板ステージ117の上には、フィデューシャル(fiducial)マーク126が配置されている。
この露光装置は、2つの基板ステージ117、119を備えている。2つの基板ステージ117、119は、それらの位置が相互に入れ替えられうる。基板ステージ117、119は、例えば、ステージ制御部128によって制御される。基板ステージ119は、基本的には基板ステージ117と同様の構成を有しうる。基板ステージ119は、例えば、照度計120、フィデューシャルマーク127を有する。
フォーカス計測およびアライメント計測をするための計測ステーションには、フォーカス計測およびアライメント計測を実施するスコープ(計測器)123が配置されている。また、スコープ123は、基板121のひずみ量や、起伏形状を計測するために使用される。基板ステージ117によって保持された基板が投影光学系113の下で露光されている間に、基板ステージ119によって保持された基板(次に露光されるべき基板)がスコープ123の下で計測される。その後、基板ステージ119は、投影光学系113の下に駆動され、基板ステージ119によって保持された基板の各ショット領域は、スコープ(計測器)123による計測結果にしたがって位置決めされながら露光される。ツインステージタイプの露光装置は、基板を露光している間に次の基板を計測することによって高いスループットを発揮する。
フォーカス計測およびアライメント計測は、計測制御部129によって制御される。ステージ制御部128および計測制御部129は、主制御部(特許請求の範囲に記載された制御部に対応する)130によって制御される。
ステージ制御部128と計測制御部129とは、相互に直接接続され、基板ステージ119の位置に応じて計測制御部129における処理に対して割り込み要求がなされうる。この割り込み要求に従ってフォーカス計測が実施される。或いは、ステージ制御部128が管理している基板ステージ119の現在位置を計測制御部129が参照し、基板ステージ119が目標位置に達したことに応じてフォーカス計測が実施されてもよい。ステージ制御部128と計測制御部129とを相互に直接接続することで、主制御部130の介在による時間的な遅延が最小化されうる。
露光装置I/F124は、入力デバイス(例えば、キーボード、マウスなど)を含み、当該入力デバイスから与えられる指示に応じて露光装置の動作を規定する。露光装置I/F124はまた、基板の露光条件、ショットレイアウト(基板の上のショット領域の配列)等の条件を管理する。オペレータは、その管理されている条件から選択される条件で露光装置を動作させる。また、露光装置I/F124は、露光装置が設置されている環境にある基幹ネットワーク(例えば、ローカルネットワーク)125などに接続されており、そこから露光装置の動作条件等がダウンロードされる場合もある。
主制御部130は、露光装置I/F124を介してオペレータ又はネットワーク125から与えられる指示に従って、露光装置の各部を制御する。
計測ステーションにおける計測項目は、例えば、基板のショットレイアウトのひずみ量の計測(アライメント計測)と、基板の表面位置(或いは表面形状)の計測(フォーカス計測)とを含む。ツインステージシステムの長所を生かすためは、このような計測を露光時間よりも短い時間で完了するべきである。ここで、露光ステーションでは、基板の露光のために原版ステージ115の往復動がショットごとに必要であるが、計測ステーションでは、基板の表面を直線に沿って連続的に計測することができる。具体的には、図2Bに例示するように、201Bの上に定義されたショットレイアウトの各カラムを連続的に計測(カラム計測)することができる。なお、露光ステーションでは、光の強度や露光量等に応じて走査速度が調整されうるが、計測ステーションにおける計測では、そのような速度制限ないので、最大走査速度で計測を行うことができる。
カラム計測時に一定のサンプリング時間間隔で計測を行うと、前述のように、通常は、ショット領域内における計測箇所を全てのショット領域において同一にすることができない。そこで、主制御部130は、ショットレイアウトに応じて、全てのショット領域において同一の計測箇所で表面位置が計測されるように計測箇所を決定する。この決定のための処理を以下では計測箇所決定処理と呼ぶ。
図3A〜3Dを参照しながら計測箇所決定処理を具体的に説明する。主制御部130は、ショット領域311、312の各々の走査方向における中心313、314の位置に中心計測箇所315A、316Aを配置する。主制御部130はまた、ステージ制御部128および計測制御部129における処理時間、相互の通信時間などによる時間的遅延、基板ステージの走査速度の上限等に基づいて、最小サンプリングピッチをサンプル最適ピッチ317として決定する。なお、基板の露光を制御するレシピにおいて要求される精度に応じて最大走査速度と、フォーカス計測に対する要求は変化するため、それらも考慮して、サンプル最適ピッチ317が決定されうる。
その後、主制御部130は、中心計測箇所315A、316Aの走査方向における前方および後方に、サンプル最適ピッチ317の間隔で計測箇所315B、316Cを配置する。これによって、計測箇所315B、315A、315C、316B、316A、316Cを含む計測箇所リストが形成される。このような規則で生成される計測箇所リストを第1計測箇所リストと呼ぶことにする。
ここで、第1計測箇所リストに含まれる全ての計測箇所でフォーカス計測を実行することができない場合がある。例えば、カラム計測によって、図3Bに示すショット領域301と302を連続的に計測する場合と、図3Cに示すショット領域306と307を連続的に計測する場合とを考える。ショット領域301は、計測箇所303A〜303Eのように、サンプル最適ピッチ305Aで計測される。ショット領域301において最後に計測される最終計測箇所303Eが計測された後は、間隔305Bを隔て、次のショット領域302において最初に計測される第1計測箇所304Aが計測される。このとき、計測箇所303Eと304Aとの間隔305Bがフォーカス計測の最小ピッチ(所定ピッチ)よりも大きい場合には、計測が可能である。このような場合には、主制御部130は、第1計測箇所リストに含まれる全ての計測箇所で計測を実行するように計測制御部129を制御する。主制御部130による計測制御部129の以上のような制御を第1の制御と呼ぶことにする。
図3Cに示す例では、ショット領域306の計測箇所308A〜308Eが計測ピッチ310Aで計測される。計測箇所308Eの計測の後は、間隔310Bを隔てた後に次のショット領域307の計測箇所309Aを計測することになる。しかしながら、この間隔310Bは、フォーカス計測の最小ピッチ(所定ピッチ)を下回るため、実際には計測箇所309Aを計測することはできない。計測箇所決定処理においては、このような状況が発生することを判断すると、計測箇所リストを変更した上で計測制御部129に計測を実行させる第2の制御か、計測シーケンスを変更した上で計測制御部129に計測を実行させる第3の制御を選択的に実施する。ただし、計測の精度が重要ではない場合には、計測間隔310Bがフォーカス計測の最小ピッチよりも小さい場合において、常に第2の制御を行ってもよい。
第2の制御は、計測精度の低下が許容される場合に選択される。第2の制御では、最小ピッチ310を下回るピッチを形成する計測箇所を第1計測箇所リストから除外して第2計測箇所リストが生成される。この場合、計測は、第2計測箇所リストに従って実施される。具体的には、ショット領域306、307の計測箇所308A〜308E、309A〜309Eから例えば計測箇所308A、308E、309A、309Eを除去することによって第2計測箇所リストが生成されうる。図3Dは、このようにして生成された第2計測箇所リストを模式的に示している。第2計測箇所リストにおいて、ショット間における計測箇所の間隔は310Cとなり、これは最小ピッチ310を上回っているので、計測が可能となる。第2計測箇所リストは、例えば、第1計測箇所リストから計測箇所308A、309Aを除去すること、又は、計測箇所308E、309Eを除去することによって生成されてもよい。
第2の制御では、計測を実行可能な計測箇所リストとして第2計測箇所リストが生成されるが、計測ピッチ310Dが最小計測ピッチ310Aと比較して大きいために、計測精度が落ちることになる。
第3の制御は、計測箇所を変更する方法ではレシピが要求するフォーカス精度が満たされない場合に選択される。第3の制御では、各カラムについてカラム計測を複数回にわたって実行することによって第1計測箇所リストに含まれる全ての計測箇所で基板の表面位置が計測される。具体的には、1回目のカラム計測で308A〜308D、309A〜309Dの計測を実施し、その後、2回目のカラム計測で308E、309Eの計測を実施する。計測間隔310Bは、計測ピッチ310Aと比較すると小さいため、高い計測精度を維持することができる。
つまり、主制御部130は、計測精度よりも計測時間を優先させるモードでは第2の制御を選択し、計測時間よりも計測精度を優先させるモードにでは第3の制御を選択する。そして、主制御部130は、選択した方法で計測を実行するように計測制御部129を介してスコープ(計測器)123を制御する。
図4は、主制御部130によるフォーカス計測(基板の表面位置の計測)の制御を概略的に示す図である。まず、ステップS401において、主制御部130は、走査速度を設定する。次いで、ステップS402において、主制御部130は、設定した走査速度と、露光装置に固有の最小サンプリング時間間隔とに基づいて最小計測ピッチを算出する。
次いで、主制御部130は、複数の計測箇所を含む第1計測箇所リストを生成する。ここで、第1計測箇所リストは、基板の走査方向に沿うように、ショット領域の中心に配置された計測箇所と該中心に対して対称に所定ピッチで配置された計測箇所とのリストである。
次いで、ステップS404において、主制御部130は、ショットサイズ(走査方向におけるショット領域の長さ。)に基づいて、1つのショット領域における最終計測箇所(当該ショット領域に配置された計測箇所のうち走査方向における最も下流側の計測箇所、又は、最後に計測される計測箇所のこと。)とその次に計測されるショット領域の第1計測箇所(当該ショット領域に配置された計測箇所のうち走査方向における最も上流側の計測箇所のこと。)とを連続して計測することができるか否かを判断する。ここで、最終計測箇所とそれに隣接する第1計測箇所のことをショット間隣接計測箇所と呼び、最終計測箇所とそれに隣接する第1計測箇所との間隔をショット間計測箇所間隔(第1間隔)と呼ぶことにする。
ステップ403における判断は、前述の計測間隔310Bが最小計測ピッチよりも大きいか否かを判断するものである。主制御部130は、判断の結果、ショット間隣接計測箇所を連続して計測することができる場合(計測間隔310Bが最小計測ピッチよりも大きい場合)はステップ405に処理を進め、そうではない場合に処理をステップS406に進める。
ステップS405では、主制御部130は、第1計測箇所リストに従って第1の制御で計測制御部129に計測の制御(つまり、スコープ123によるフォーカス計測の制御)を実行させる。
ステップS406では、主制御部130は、計測時間の短縮よりも計測精度を優先させるモードが設定されているか否かを判断し、当該モードが設定されている場合には、ステップS407に処理を進める。一方、計測精度よりも計測時間の短縮を優先させるモードが設定されている場合には、処理をステップS409に進める。ここで、計測精度が重要ではない場合には、ステップS404において、ショット間隣接計測箇所を連続して計測することができないと判断された場合に、常に処理をステップS407に進めてもよい。
ステップS407では、主制御部130は、第1計測箇所リストを処理することによって第2計測箇所リストを生成する。第2計測箇所リストは、ショット領域において最後に計測される最終計測箇所及び/又はその次のショット領域において最初に計測される第1計測箇所を第1計測箇所リストから除いて得られるものである。
ステップS408では、主制御部130は、第2計測箇所リストに従って第2の制御で計測制御部129に計測の制御(つまり、フォーカス計測器123による計測)を実行させる。
ステップS409では、主制御部130は、第1計測箇所リストに従って第3の制御で計測制御部129に計測の制御(つまり、スコープ123によるフォーカス計測の制御)を実行させる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態は、第2計測箇所リストが第1実施形態と異なるとともに、第3の制御が変更されている。なお、第2実施形態として特に言及しない事項は、第1実施形態に従いうる。
まず、第2実施形態で生成される第2計測箇所リストを図6Bおよび図6Dを参照して説明する。第2計測箇所リストでは、第1計測箇所リストにおける計測箇所のうちショット領域の中心の第1方向側(図6CのA方向側)の計測箇所が最小計測ピッチの半分だけ第1方向の反対方向である第2方向(図6CのB方向)に移動されている。つまり、図6Cにおける計測箇所308D、308Eが移動されて、図6Dにおける計測箇所326C、326Dに変更されている。
また、第2計測箇所リストでは、第1計測箇所リストにおける計測箇所のうちショット領域の中心の第2方向側(図6CにおけるB方向側)の計測箇所が最小計測ピッチの半分だけ第1方向(図6CにおけるA方向側)に移動されている。つまり、図6Cにおける計測箇所308A、308Bが移動されて、図6Dにおける計測箇所326A、326Bに変更されている。
更に、第2計測箇所リストでは、第1計測箇所リストからショット領域の中心に位置する計測箇所が除かれている。
第2実施形態では、ショット間計測箇所間隔(第1間隔)が第1実施形態よりも大きいので、第2の制御における基板の計測精度の低下が小さい。
また、第2実施形態における第4方法は、ショット間計測箇所間隔が最小計測ピッチより小さく、かつ、計測時間の短縮よりも計測精度を優先させるモードにおいて実行される。
第2実施形態における第3の制御では、計測ピッチが均等となるように、計測時の走査速度を変更することによって、最小計測ピッチをショット領域のサイズに応じて調整される。ショット領域306Aと306Bとが同一のサイズを有し、ショット領域307Aと307Bとが同一のサイズを有するものとする。ショット領域をカラム計測する際に、計測時の走査速度を低下させることにより、計測ピッチ310Aを計測ピッチ305Aのように小さくすることができる。ここで、ショット領域306B、307Bの間のショット間計測箇所間隔305Bが計測ピッチ305Aと同一となるように走査速度を決定することにより、生産性は低下するものの、高い計測精度を得ることができる。
以下、走査速度の決定について説明する。まず、以下の条件を設定する。
Mod(L,P) = Pedge
P=Pedge
P=τ0×V
ここで、
Mod(a、b):aをbで除した際の余り
L:各ショット領域の走査方向における長さ
P:走査速度Vにおける計測ピッチ
Pedge:ショット間計測箇所間隔
τ0:計測制御部129における処理時間
V:フォーカス計測時の走査速度
である。この条件において、最大のVを算出することにより、生産性の低下を抑えつつ高い計測精度が得られる走査速度Vを決定することができる。もちろん、このVは離散的に存在することとなるが、精度を重視するのであれば、上記条件を満たす次に速い走査速度を選択することも考えられる。
図7は、主制御部130によるフォーカス計測の制御を概略的に示す図である。ここで、図4に示す処理と同様の処理については、図4と同一の参照番号が付されている。ステップS407では、第2実施形態に従う前述の第2計測箇所リストが生成される。ステップS701では、主制御部130は、前述の第3の制御、即ち、走査速度を第1の制御における走査速度よりも低下させてフォーカス計測を実施するように計測制御部129を制御する。
[デバイス製造方法]
つぎに、本発明の一実施形態のデバイス(半導体デバイス、液晶表示デバイス等)の製造方法について説明する。
半導体デバイスは、ウエハ(半導体基板)に集積回路を作る前工程と、前工程で作られたウエハ上の集積回路チップを製品として完成させる後工程とを経ることにより製造される。前工程は、前述の露光装置を使用して感光剤が塗布されたウエハを露光する工程と、ウエハを現像する工程とを含みうる。後工程は、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)と、パッケージング工程(封入)とを含みうる。また、液晶表示デバイスは、透明電極を形成する工程を経ることにより製造される。透明電極を形成する工程は、透明導電膜が蒸着されたガラス基板に感光剤を塗布する工程と、前述の露光装置を使用して、感光剤が塗布されたガラス基板を露光する工程と、ガラス基板を現像する工程とを含みうる。
本実施形態のデバイス製造方法は、デバイスの生産性および品質の少なくとも一方において従来よりも有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
本発明の好適な実施形態の露光装置の概略構成を示す図である。 基板におけるショット領域の計測順序を模式的に示す図である。 基板におけるショット領域の計測順序を模式的に示す図である。 計測箇所を例示する図である。 計測箇所を例示する図である。 計測箇所を例示する図である。 計測箇所を例示する図である。 主制御部によるフォーカス計測(基板の表面位置の計測)の制御を概略的に示す図である。 基板の表面形状の計測を説明するための図である。 基板の表面形状の計測を説明するための図である。 基板の表面形状の計測を説明するための図である。 基板の表面形状の計測を説明するための図である。 計測箇所を例示する図である。 計測箇所を例示する図である。 計測箇所を例示する図である。 計測箇所を例示する図である。 主制御部によるフォーカス計測の制御を概略的に示す図である。
符号の説明
123:スコープ
128:ステージ制御部
129:計測制御部
130:主制御部

Claims (9)

  1. 投影光学系と、基板を保持して移動するステージと、前記投影光学系の光軸の方向に関して前記基板の表面の位置を計測する計測器とを有し、走査方向に沿って前記基板の上に配列された複数のショット領域を前記計測器に対して前記走査方向に連続的に走査して各ショット領域の表面の位置を計測し、その計測結果にしたがって前記ステージを移動させて前記投影光学系を介し各ショット領域を露光する露光装置であって、
    前記ステージおよび前記計測器を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記走査向に沿うようにショット領域の中心に対して対称に所定ピッチで配置された計測箇所のリストである測箇所リストを生成し、
    前記制御部による前記計測器の制御は、
    前記測箇所リストに含まれる計測箇所に関して前記計測器に前記表面の位置を計測させる第1の制御と、
    ショット領域において最後に計測される最後の計測箇所及びその次のショット領域において最初に計測される最初の計測箇所の少なくとも一方を前記測箇所リストから除いた測箇所に関して前記計測器に前記表面の位置を計測させる第2の制御と、を含
    前記制御部は、前記計測箇所リストにおける前記最後の計測箇所と前記最初の計測箇所との間隔が前記所定ピッチより小さくない場合に前記第1の制御を実行し、前記計測箇所リストにおける前記間隔が前記所定ピッチより小さい場合に前記第2の制御を実行する、
    ことを特徴とする露光装置。
  2. 前記制御部による前記計測器の制御は、
    複数回の基板の走査を通して、前記測箇所リストに含まれる全ての計測箇所に関して前記計測器に前記表面の位置を計測させる第3の制御を含み、
    前記制御部は、
    前記測箇所リストにおける前記隔が前記所定ピッチより小さく、かつ、計測精度よ計測時間を優先させるモードが設定されている場合に、前記第2の制御を実行し、
    前記測箇所リストにおける前記隔が前記所定ピッチより小さく、かつ、計測時間よ計測精度を優先させるモードが設定されている場合に、前記第3の制御を実行する、
    ことを特徴とする請求項に記載の露光装置。
  3. 投影光学系と、基板を保持して移動するステージと、前記投影光学系の光軸の方向に関して前記基板の表面の位置を計測する計測器とを有し、前記基板の上に配列された複数のショット領域を前記計測器に対して走査して各ショット領域の表面の位置を計測し、その計測結果にしたがって前記ステージを移動させて前記投影光学系を介し各ショット領域を露光する露光装置であって、
    前記ステージおよび前記計測器を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記走査の方向に沿うように、ショット領域の中心に配置された計測箇所と該中心に対して対称に所定ピッチで配置された計測箇所とのリストである測箇所リストを生成し、
    前記制御部による前記計測器の制御は、
    前記測箇所リストに含まれる計測箇所に関して前記計測器に前記表面の位置を計測させる第1の制御と、
    前記測箇所リストにおける計測箇所のうちショット領域の中心に関して側にある計測箇所前記所定ピッチの半分だけ前記中心に向かう方向に移動してなる計測箇所に関して前記計測器に前記表面の位置を計測させる第2の制御と、を含む、
    ことを特徴とする露光装置。
  4. 前記制御部は、前記測箇所リストにおいて、ショット領域において最後に計測される計測箇所とその次のショット領域において最初に計測される計測箇所との間隔前記所定ピッチより小さくない場合、前記第1の制御を実行する、
    ことを特徴とする請求項に記載の露光装置。
  5. 前記制御部は、前記測箇所リストにおいて、前記隔が前記所定ピッチより小さい場合、前記第2の制御を実行する、
    ことを特徴とする請求項に記載の露光装置。
  6. 前記制御部による前記計測器の制御は、
    記第1の制御における前記走査の速度より低い前記走査の速度で前記計測箇所リストに含まれる全ての計測箇所に関して前記計測器に前記表面の位置を計測させる第3の制御を含み、
    前記制御部は、
    前記測箇所リストにおける前記隔が前記所定ピッチより小さく、かつ、計測精度よ計測時間を優先させるモードが設定されている場合に、前記第2の制御を実行し、
    前記測箇所リストにおける前記隔が前記所定ピッチより小さく、かつ、計測時間よ計測精度を優先させるモードが設定されている場合に、前記第3の制御を実行する、
    ことを特徴とする請求項に記載の露光装置。
  7. 投影光学系と、基板を保持して移動するステージと、前記投影光学系の光軸の方向に関して前記基板の表面の位置を計測する計測器とを有し、走査方向に沿って前記基板の上に配列された複数のショット領域を前記計測器に対して前記走査方向に連続的に走査して各ショット領域の表面の位置を計測し、その計測結果にしたがって前記ステージを移動させて前記投影光学系を介し各ショット領域を露光する露光装置であって、
    前記ステージおよび前記計測器を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記走査方向に沿うように、ショット領域の中心に配置された計測箇所と該中心に対して対称に所定ピッチで配置された計測箇所とのリストである計測箇所リストを生成し、
    前記制御部による前記計測器の制御は、
    前記計測箇所リストに含まれる計測箇所に関して前記計測器に前記表面の位置を計測させる第1の制御と、
    前記計測箇所リストにおける計測箇所のうちショット領域の中心に関して両側にある計測箇所が前記所定ピッチの半分だけ前記中心に向かう方向に移動してなる計測箇所に関して前記計測器に前記表面の位置を計測させる第2の制御と、を含み、
    前記制御部は、前記計測箇所リストにおける前記最後の計測箇所と前記最初の計測箇所との間隔が前記所定ピッチより小さくない場合に前記第1の制御を実行し、前記計測箇所リストにおける前記間隔が前記所定ピッチより小さい場合に前記第2の制御を実行する、
    ことを特徴とする露光装置。
  8. 前記制御部による前記計測器の制御は、
    前記第1の制御における前記走査の速度より低い前記走査の速度で前記計測箇所リストに含まれる全ての計測箇所に関して前記計測器に前記表面の位置を計測させる第3の制御を含み、
    前記制御部は、
    前記計測箇所リストにおける前記間隔が前記所定ピッチより小さく、かつ、計測精度より計測時間を優先させるモードが設定されている場合に、前記第2の制御を実行し、
    前記計測箇所リストにおける前記間隔が前記所定ピッチより小さく、かつ、計測時間より計測精度を優先させるモードが設定されている場合に、前記第3の制御を実行する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の露光装置。
  9. デバイス製造方法であって、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の露光装置を用いて基板を露光する工程と、
    前記工程で露光された基板を現像する工程と、を含む
    ことを特徴とするデバイス製造方法。
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