JP2001040216A - 硬化性芳香族含ケイ素ポリマー組成物 - Google Patents

硬化性芳香族含ケイ素ポリマー組成物

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JP2001040216A JP11214796A JP21479699A JP2001040216A JP 2001040216 A JP2001040216 A JP 2001040216A JP 11214796 A JP11214796 A JP 11214796A JP 21479699 A JP21479699 A JP 21479699A JP 2001040216 A JP2001040216 A JP 2001040216A
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Hideki Kobayashi
秀樹 小林
Toru Masatomi
亨 正富
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Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主鎖に電荷輸送性基が組み込まれた特殊な芳
香族含ケイ素ポリマーを主剤とし、硬化後は、撥水性,
耐溶剤性に優れた高硬度の皮膜を形成し得る硬化性芳香
族含ケイ素ポリマー組成物を提供する。 【解決手段】 (A)分子鎖両末端にケイ素原子結合加
水分解性基を有し、主鎖が、一般式: 【化1】 [式中、Aは1個以上の窒素原子と3個以上の芳香族6
員環を含有する二価有機基であり、Bは炭素原子数2〜
6のアルキレン基であり、R1は脂肪族不飽和結合を含
まない非置換もしくはハロゲン置換の炭素原子数1〜1
0の一価炭化水素基であり、R2は非置換もしくはアル
コキシ基置換の炭素原子数2〜10の二価炭化水素基ま
たはアルキレンオキシアルキレン基である。xは1以上
の整数であり、yおよびzは0以上の整数であり、(y
+z)は2以上である。]で表される芳香族含ケイ素ポ
リマー、(B)一般式:RfSiX4-f(式中、Rは非置換
もしくはハロゲン置換の一価炭化水素基であり、Xは加
水分解性基であり、fは0〜2の整数である。)で示さ
れるオルガノシランまたはその部分加水分解縮合物およ
び(C)硬化促進触媒からなることを特徴とする硬化性芳
香族含ケイ素ポリマー組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は硬化性芳香族含ケイ
素ポリマー組成物に関し、詳しくは、芳香族アミノ基等
の電荷輸送性基を有する芳香族含ケイ素ポリマーを主剤
とする硬化性芳香族含ケイ素ポリマー組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電荷輸送性基を有する有機ケイ素
化合物としては、側鎖に電荷輸送性基を有する環状ポリ
シラン、例えば、オリゴシクロ(エチル(4−(N,N−
ジフェニルアミノ)フェニル)シラン)が知られてお
り、この環状ポリシランのトルエン溶液をスピンコート
により成膜する方法も知られている(特開平10−21
8887号公報参照)。しかし、このようなポリシラン
の塗膜は耐溶剤性が低く、トルエン等の溶媒に対して再
溶解するという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは鋭意研究
した結果、本発明に到達した。すなわち、本発明の目的
は、主鎖に電荷輸送性基が組み込まれた特殊な芳香族含
ケイ素ポリマーを主剤とし、硬化後は、撥水性,耐溶剤
性に優れた高硬度の皮膜を形成し得る硬化性芳香族含ケ
イ素ポリマー組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)分子鎖
両末端にケイ素原子結合加水分解性基を有し、主鎖が、
一般式:
【化4】 [式中、Aは1個以上の窒素原子と3個以上の芳香族6員環を含有する二価有機 基であり、Bは炭素原子数2〜6のアルキレン基であり、R1は脂肪族不飽和結 合を含まない非置換もしくはハロゲン置換の炭素原子数1〜10の一価炭化水素 基であり、R2は非置換もしくはアルコキシ基置換の炭素原子数2〜10の二価 炭化水素基またはアルキレンオキシアルキレン基である。xは1以上の整数であ り、yおよびzは0以上の整数であり、(y+z)は2以上である。]で表される 芳香族含ケイ素ポリマー 100重量部、 (B)一般式:RfSiX4-f(式中、Rは非置換もしくはハロゲン置換の一価炭化 水素基であり、Xは加水分解性基であり、fは0〜2の整数である。)で示され るオルガノシランまたはその部分加水分解縮合物 0〜90重量部 および (C)硬化促進触媒 本発明組成物を硬化させるのに十分な量 からなることを特徴とする硬化性芳香族含ケイ素ポリマー組成物に関する。
【0005】
【発明の実態の形態】以下、本発明組成物について詳細
に説明する。 (A)成分の芳香族含ケイ素ポリマーは、分子鎖両末端に
ケイ素原子結合加水分解性基を有し、主鎖が、一般式:
【化5】 で表される高分子化合物である。上式中、Aは1個以上
の窒素原子と3個以上の芳香族6員環を含有する二価有
機基であり、具体的には、下記式から選択される電荷輸
送性基が挙げられる。
【化6】 上式中、R3およびR4は置換もしくは非置換の二価炭化
水素基であり、R5は置換もしくは非置換の一価炭化水
素基であり、R6は置換もしくは非置換の三価炭化水素
基であるが、これらの内の少なくとも1つは芳香族炭化
水素環を含有する基であり、かつ、上記A中には合計3
個以上の芳香族6員環が結合していることが必要であ
る。このような炭化水素基としては、R3,R4がアリー
レン基であり、R5がアリール基であり、R6が芳香族炭
化水素環を含む基であるような、R3〜R6のそれぞれが
芳香族6員環を含有していることが好ましい。また、こ
れらR3〜R6中の芳香環の水素原子の一部が、ハロゲン
原子,アルコキシ基,メチル基、エチル基等のアルキル
基などで置換されていてもよい。尚、本発明において、
ナフタレンは芳香族6員環を2個有するとみなされる。
また、本発明でいう電荷輸送性とは電荷を輸送する能力
のことであり、Aで示される電荷輸送性基としては、そ
のイオン化ポテンシャルが6.2eV以下であるものが
好ましく、特には4.5〜6.2eVの範囲であるもの
が好ましい。これは、イオン化ポテンシャルが6.2e
Vを越えると電荷注入が起こりにくくなって帯電し易な
り、また、4.5eV未満ではポリマーが容易に酸化さ
れるために劣化し易くなるためである。尚、イオン化ポ
テンシャルは、大気下光電子分析法(理研計器製、表面
分析装置AC−1)によって測定することができる。こ
のようなAで表される二価有機基として具体的には、イ
ミダゾール誘導体,トリフェニルアミン等のトリアリー
ルアミン誘導体,9−(p−ジエチルアミノスチリル)
アントラセン誘導体,1,1−ビス−(4−ジベンジル
アミノフェニル)プロパン誘導体等、下記式で表される
基が例示される。下式中、Meはメチル基であり、Et
はエチル基であり、Buはブチル基であり、Prはプロ
ピル基であり、Phはフェニレン基を意味する。
【化7】
【化8】
【化9】
【化10】
【化11】
【化12】
【化13】
【化14】
【化15】
【化16】
【化17】
【化18】
【化19】 Bは炭素原子数2〜6のアルキレン基であり、具体的に
は、エチレン基,メチルエチレン基,エチルエチレン
基,プロピルエチレン基,ブチルエチレン基,プロピレ
ン基,ブチレン基,1−メチルプロピレン基,ペンチレ
ン基,ヘキシレン基等の直鎖状もしくは分岐鎖状のアル
キレン基が例示される。これらの中でも、エチレン基,
プロピレン基,ブチレン基,ヘキシレン基が好ましい。
1は脂肪族不飽和結合を含まない非置換もしくはハロ
ゲン置換の炭素原子数1〜10の一価炭化水素基であ
り、具体的には、メチル基,エチル基,プロピル基,ブ
チル基,ペンチル基,ヘキシル基等のアルキル基;フェ
ニル基,トリル基,キシリル基等のアリール基;ベンジ
ル基,フェネチル基等のアラルキル基;トリフルオロプ
ロピル基,ノナフルオロヘキシル基,ヘプタデカフルオ
ロオクチル基等のフッ化炭化水素基が例示される。これ
らの中でも、メチル基もしくはフェニル基が好ましい。
2は非置換もしくはアルコキシ基置換の炭素原子数2
〜10の二価炭化水素基またはアルキレンオキシアルキ
レン基である。二価炭化水素基としては、エチレン基,
メチルエチレン基,エチルエチレン基,プロピルエチレ
ン基,ブチルエチレン基,プロピレン基,ブチレン基,
1−メチルプロピレン基,ペンチレン基,ヘキシレン基
等の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキレン基;p−フェ
ニレン基、m−フェニレン基、o−フェニレン基、2−メ
チル−1,4−フェニレン基、2−メトキシ−1,4−フ
ェニレン基、2−エトキシ−1,4−フェニレン基等の
フェニレン基が例示される。アルキレンオキシアルキレ
ン基としては、エチレンオキシエチレン基が例示され
る。これらの中でもR2はエチレン基やp−フェニレン基
であることが好ましい。xは1以上の整数であるが、1
〜2000の範囲であることが好ましく、2〜1000
の範囲であることがより好ましい。yおよびzは0以上
の整数であるが、(y+z)は2以上であることが必要で
ある。具体的には、yは2〜2000の範囲であること
が好ましく、2〜1000の範囲であることがより好ま
しい。zは、通常、0〜1000の範囲である。この芳香
族含ケイ素ポリマー末端の加水分解性基としては、ケイ
素原子に結合してなる、メトキシ基,エトキシ基,プロ
ポキシ基などのアルコキシ基;塩素などのハロゲン原
子;アセトキシ基,メチルエチルケトオキシム基が例示
される。これらの中でも、アルコキシシリルアルキル
基、アルコキシシロキシ基のようなケイ素原子に結合し
たアルコキシ基であることが好ましい。また、この芳香
族含ケイ素ポリマーの重量平均分子量は、通常、1,0
00〜1,000,000の範囲であり、5,000〜5
00,000の範囲であることが好ましい。
【0006】このような(A)成分の芳香族含ケイ素ポ
リマーは、例えば、下記一般式(F1)で表される。 一般式(F1):
【化20】 上式中、A,B,R1,R2,x,yおよびzは前記と同
じである。Dは、一般式:
【化21】 で表される基であり、Eは、一般式:
【化22】 で表される基である。ここで、Xは加水分解性基であ
り、メトキシ基,エトキシ基,プロポキシ基などのアル
コキシ基;塩素などのハロゲン原子;アセトキシ基,メ
チルエチルケトオキシム基が例示される。これらの中で
もアルコキシ基が好ましい。Qは酸素原子または二価炭
化水素基であり、二価炭化水素基としてはアルキレン基
が挙げられる。gは0〜2の整数であり、0または1で
あることが好ましい。
【0007】このような(A)成分の芳香族含ケイ素ポ
リマーとしては、下記式で示される高分子化合物が挙げ
られる。下式中、Phはp−フェニレン基を表し、Me
はメチル基を表している。
【化23】
【化24】
【0008】このような(A)成分の芳香族含ケイ素ポ
リマーは、例えば、ヒドロシリル化反応用触媒の存在
下、一般式(F2):B1−A−B1(式中、Aは前記と
同じであり、B1は炭素原子数2〜6のアルケニル基で
ある。)で示される芳香族化合物に、一般式(F3):
【化25】 (式中、R1およびR2は前記と同じである。)で表され
るジシリル化合物や、一般式(F4):
【化26】 (式中、R1は前記と同じであり、Wは水素原子または
炭素原子数2〜6のアルケニル基である。)で表される
ジシロキサン化合物を付加重合することによって製造す
ることができる。このとき重合停止剤として、加水分解
性基とケイ素原子結合水素原子を有する有機ケイ素化合
物、または、加水分解性基と炭素原子数2〜6のアルケ
ニル基を有する有機ケイ素化合物が使用される。具体的
には、下記式で示されるアルコキシシラン化合物が例示
される。下記式中、Meはメチル基を表し、Viはビニ
ル基を表す。 HSi(OMe)3 HSi(OC253 HMeSi(OMe)2 HMeSi(OC252 HMe2SiOMe ViSi(OMe)3 ViSi(OC253 ViMeSi(OMe)2 ViMeSi(OC252 ViMe2SiOMe CH2=CHCH2Si(OMe)3 CH2=CHCH2Si(OC253 CH2=CHCH2SiMe(OMe)2 CH2=CH(CH24SiMe(OC252 CH2=CH(CH24SiMe(OMe)2 CH2=CH(CH24Si(OMe)3
【0009】(B)成分の一般式:RfSiX4-fで示され
るオルガノシランまたはその部分加水分解縮合物は、本
発明組成物を湿気存在下、室温で硬化させる働きをする
と同時に、硬化皮膜の硬さを調整する働きをする成分で
ある。上式中、Rは非置換もしくはハロゲン置換の一価
炭化水素基であり、具体的には、メチル基,エチル基,
プロピル基,ブチル基,ペンチル基,ヘキシル基等のア
ルキル基;ビニル基,プロぺニル基,ヘキセニル基等の
アルケニル基;フェニル基,トリル基,キシリル基等の
アリール基;ベンジル基,フェネチル基等のアラルキル
基;トリフルオロプロピル基,ノナフルオロヘキシル
基,ヘプタデカフルオロオクチル基等のフッ化炭化水素
基が例示される。これらの中でも、メチル基もしくはフ
ェニル基が好ましい。Xは加水分解性基であり、ジメチ
ルケトオキシム基,メチルエチルケトオキシム基などの
ジオルガノケトオキシム基;メトキシ基,エトキシ基な
どのアルコキシ基;アセトキシ基などのアシロキシ基;
N−ブチルアミノ基などのオルガノアミノ基;メチルア
セトアミド基などのオルガノアシルアミド基;N、N−
ジエチルヒドロキシアミノ基などのN、N−ジオルガノ
ヒドロキシアミノ基;プロペノキシ基などのアルケニロ
キシ基が例示される。fは0〜2の整数であるが、好ま
しくは1である。このような(B)成分としては、メチ
ルトリメトキシシラン,ジメチルジメトキシシラン,フ
ェニルトリメトキシシラン,メチルフェニルジメトキシ
シラン,メチルトリ(メチルエチルケトキシム)シラ
ン,メチルトリアセトキシシランが例示される。本成分
としては、これらのオルガノシランもしくはその部分加
水分解縮合物を単独で使用してもよく、また2種類以上
混合したものを使用してもよい。本成分の配合量は、
(A)成分100重量部に対して0〜90重量部の範囲で
あり、好ましくは1〜60重量部の範囲である。
【0010】(C)成分の硬化促進触媒は本発明組成物の
硬化を促進するために使用される成分である。かかる触
媒としては、チタン,錫,亜鉛,コバルト,鉄,アルミ
ニウム系化合物またはアミン類であることが好ましく、
これらを併用して使用しても良い。これらは、通常、シ
ラノール基の脱水縮合に用いられる縮合反応促進触媒と
して使用されるものであり、具体的には、ジブチル錫ジ
アセテート,ジブチル錫ジラウレート,ジブチル錫ジオ
クトエート,オクテン酸第1錫,ナフテン酸第1錫,オ
レイン酸第1錫,イソ酪酸第1錫,リノール酸第1錫,
ステアリン酸第1錫,ナフトエ酸第1錫,ラウリン酸第
1錫,クロトン酸第1錫,P−ブロモ安息香酸第1錫,
桂皮酸第1錫、およびフェニル酢酸の第1錫塩等のカル
ボン酸の錫塩;これらカルボン酸の鉄塩,マンガン塩も
しくはコバルト塩;テトラアルキルチタネート,ジアル
キルチタネートの錯塩,オルガノシロキシチタネート等
が挙げられる。この他にも、亜鉛,コバルト,鉄等のナ
フテン酸塩若しくはオクチル酸塩が挙げられる。本成分
の添加量は本発明組成物を硬化させるのに十分な量であ
ればよく、通常、(A)成分100重量部に対して0.0
001〜10重量部の範囲である。
【0011】さらに本発明組成物には、(D)成分とし
て、揮発性有機溶剤もしくは揮発性シリコーンオイルを
配合するのが好ましい。使用できる揮発性有機溶剤とし
ては、例えば、ベンゼン,トルエン,キシレンなどの芳
香族系溶剤;シクロヘキサン,メチルシクロヘキサン,
ジメチルシクロヘキサンなどの脂肪族系溶剤;トリクロ
ロエチレン,1,1,1−トリクロロエタン,四塩化炭
素,クロロホルムなどの塩素系溶剤;ヘキサン,工業用
ガソリンなどの脂肪族飽和炭化水素系溶剤;ジエチルエ
−テル,テトラヒドロフランなどのエ−テル類;メチル
イソブチルケトンなどのケトン系溶剤;α,α,α−トリ
フルオロトルエン,ヘキサフルオロキシレンなどのフッ
素系溶剤が挙げられる。揮発性シリコーンオイルとして
は、ヘキサメチルジシロキサン,ヘキサメチルシクロト
リシロキサン,オクタメチルシクロテトラシロキサンが
挙げられる。この(D)成分の配合量は、(A)成分1
00重量部に対して1〜100,000重量部の範囲で
あり、10〜10,000重量部の範囲であるのが好ま
しく、(A)成分が5〜90重量%となるような量配合
するのがより好ましい。このような(D)成分の揮発性
有機溶剤もしくは揮発性シリコーンオイルで希釈した本
発明組成物は、例えばこれを各種基材に塗布した後、大
気中に放置もしくは加熱して、該有機溶剤やシリコーン
オイルを揮発させることにより、硬化皮膜を形成するこ
とができる。
【0012】本発明組成物は上記(A)成分〜(C)成分あ
るいは(A)成分〜(D)成分からなるものであるが、
各種基材に対する密着性を向上させる目的で、下式で示
されるような官能性シランカップリング剤を添加配合し
てもよい。 NH2CH2CH2Si(OC253 NH2CH2CH2NH(CH23Si(OCH33
【化27】 HS(CH23Si(OCH33 CH2=C(CH3)COOC36-Si(OCH33 このシランカップリング剤は単独または2種類以上混合
して用いることができ、その添加量は本発明組成物に対
して0.01〜10重量%の範囲であるのが好ましい。
【0013】本発明組成物は、上記(A)成分〜(C)成分
あるいは(A)成分〜(D)成分を湿気非存在下で均一
に混合することによって製造することができる。これら
の混合順序は特に限定されないが、(A)成分の芳香族含
ケイ素ポリマーが固体状である場合には、これを(D)
成分の揮発性有機溶剤もしくは揮発性シリコーンオイル
に溶解させて溶液としてから、他の成分と混合するのが
好ましい。
【0014】以上のような本発明組成物は湿気非存在下
では長期間貯蔵可能であり、湿気存在下では室温で硬化
して、撥水性,耐溶剤性,帯電防止性、紫外線吸収性,
電荷輸送性等に優れた高硬度の皮膜を形成する。また、
加熱することにより硬化を促進することができる。従っ
て、本発明組成物はこのような特性が要求される各種用
途に好適に使用され、帯電防止用途、感光性センサー、
電子写真キャリア用コーティング剤等として有用であ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例にて詳細に説明する。
硬化皮膜の撥水性は水に対する接触角により評価した。
接触角は、温度22℃の条件下で硬化皮膜表面の10箇
所にマイクロシリンジを用いて水を滴下して、その接触
角を接触角計[協和界面化学株式会社製]を用いて測定
した。そして、これらの平均値を硬化皮膜の水に対する
接触角とした。
【0016】
【参考例1】撹拌機,温度計,冷却機を備えたフラスコ
に、式:
【化28】 で表される1,4−ビス(ジメチルシリル)フェニレン
1.7g(8.7ミリモル)とトルエン3gを投入して
これらを50℃で撹拌しながら、この中に白金とジビニ
ルテトラメチルジシロキサンとの錯体溶液を系中の白金
金属自体の含有量が30ppmとなるような量添加した。
次いでこれに、式:
【化29】 で表される化合物4.27g(7.9ミリモル)とトル
エン10gの混合液を滴下して2時間加熱した。さらに
ビニルトリメトキシシラン0.43g(2.9ミリモ
ル)を投入して、1時間加熱した。その後、減圧下で揮
発分を除去して、室温で固形の反応生成物6gを得た。
この反応生成物の収率は94%であった。このようにし
て得られた反応生成物を、トルエンを溶媒としたゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィー、フーリエ変換赤外
線分光分析、13C−核磁気共鳴スペクトル分析および29
Si−核磁気共鳴スペクトル分析により分析したとこ
ろ、この反応生成物は下記化学構造を有する芳香族含ケ
イ素ポリマーであることが判明した。
【化30】 (式中、Meはメチル基である。)
【0017】
【実施例1】参考例1で得られた芳香族含ケイ素ポリマ
ー20gを溶解したトルエン溶液100g(固形分20
重量%)に、ジブチル錫ジラウレート1g、メチルトリ
メトキシシラン5g、γ−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン0.5gを加えて均一に混合して、硬化性
芳香族含ケイ素ポリマー組成物を調製した。得られた組
成物を、平滑なガラス板表面にスピンコーターを用いて
塗布したところ、溶媒が蒸発してすぐにタックフリーと
なった。さらにこれを室温で1週間放置して硬化皮膜を
形成させた。得られた硬化皮膜の硬度は、鉛筆硬度で3
Hであった。またこの硬化皮膜の接触角を測定したとこ
ろ、水に対する接触角は100度であった。さらにこの
硬化皮膜表面にトルエンの液滴を滴下し、1分間放置後
に紙で拭取って皮膜の外観を観察したが、変化は全く認
められなかった。また、この硬化皮膜が形成されたガラ
ス板について、透過率計[島津製作所製;UV-Visible R
ecording Spectrophotometer UV-265FW]を用いて、波
長400nmにおける紫外線透過率を測定したところ、
0%であった。一方、未処理のガラス板の紫外線透過率
は100%であった。これらの結果から、本発明組成物
の硬化皮膜は、撥水性,耐溶剤性,紫外線吸収性に優れ
ることが判明した。
【0018】
【実施例2】参考例1で得られた芳香族含ケイ素ポリマ
ー20gを溶解したトルエン溶液100g(固形分20
重量%)に、テトラブチルチタネート1g、メチルトリ
(メチルエチルケトオキシム)シラン5gを加えて均一
に混合して、硬化性芳香族含ケイ素ポリマー組成物を調
製した。得られた組成物を、平滑なガラス板表面にスピ
ンコーターを用いて塗布したところ、溶媒が蒸発してす
ぐにタックフリーとなった。さらにこれを80℃で30
分間熱処理して硬化皮膜を形成させた。得られた硬化皮
膜の硬度は、鉛筆硬度で4Hであった。またこの硬化皮
膜の接触角を測定したところ、水に対する接触角は10
1度であった。
【0019】
【実施例3】参考例1で得られた芳香族含ケイ素ポリマ
ー20gを溶解したトルエン溶液100g(固形分20
重量%)にジブチル錫ジラウレート1gを加えて均一に
混合して、硬化性芳香族含ケイ素ポリマー組成物を調製
した。得られた組成物を、平滑なガラス板表面にスピン
コーターを用いて塗布したところ、溶媒が蒸発してすぐ
にタックフリーとなった。さらにこれを110℃で15
分間熱処理して硬化皮膜を形成させた。得られた硬化皮
膜の硬度は、鉛筆硬度で3Hであった。またこの硬化皮
膜の接触角を測定したところ、水に対する接触角は10
0度であった。
【0020】
【発明の効果】本発明の硬化性芳香族含ケイ素ポリマー
組成物は、上記(A)成分〜(C)成分あるいは(A)
成分〜(D)成分からなり、特に(A)成分として、主
鎖に電荷輸送性基が組み込まれた特殊な芳香族含ケイ素
ポリマーを使用しているので、硬化後は、撥水性,耐溶
剤性,紫外線吸収性に優れた高硬度の皮膜を形成し得る
という特徴を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 183/14 C08K 5/54 Fターム(参考) 4H049 VN01 VP09 VP10 VQ35 VQ77 VR24 VR43 VS07 VS77 VT17 VT39 VT48 VU24 VV02 VW01 4J002 CP023 CP03X CP053 CP093 CP19W EC076 EG046 EG076 EG086 EX036 EX037 EX077 EZ006 EZ046 FD156 FD200 GH00 GP00 GS00 GT00 HA05 4J038 DL011 DL031 DL032 GA09 GA12 JA01 JA02 JA03 JA07 JA23 JA26 JA33 JA43 JA70 JC30 JC31 JC32 JC35 JC39 KA03 KA04 MA07 MA09 NA04 NA07 NA11 NA19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)分子鎖両末端にケイ素原子結合加
    水分解性基を有し、主鎖が、一般式: 【化1】 [式中、Aは1個以上の窒素原子と3個以上の芳香族6員環を含有する二価有機 基であり、Bは炭素原子数2〜6のアルキレン基であり、R1は脂肪族不飽和結 合を含まない非置換もしくはハロゲン置換の炭素原子数1〜10の一価炭化水素 基であり、R2は非置換もしくはアルコキシ基置換の炭素原子数2〜10の二価 炭化水素基またはアルキレンオキシアルキレン基である。xは1以上の整数であ り、yおよびzは0以上の整数であり、(y+z)は2以上である。]で表される 芳香族含ケイ素ポリマー 100重量部、 (B)一般式:RfSiX4-f(式中、Rは非置換もしくはハロゲン置換の一価炭化 水素基であり、Xは加水分解性基であり、fは0〜2の整数である。)で示され るオルガノシランまたはその部分加水分解縮合物 0〜90重量部 および (C)硬化促進触媒 本発明組成物を硬化させるのに十分な量 からなることを特徴とする硬化性芳香族含ケイ素ポリマー組成物。
  2. 【請求項2】 (A)成分中のAで示される二価有機基
    が、下記式から選択される電荷輸送性基である請求項1
    に記載の硬化性芳香族含ケイ素ポリマー組成物。 【化2】 (式中、R3およびR4は置換もしくは非置換の二価炭化
    水素基であり、R5は置換もしくは非置換の一価炭化水
    素基であり、R6は置換もしくは非置換の三価炭化水素
    基であるが、これらの内の少なくとも1つは芳香族炭化
    水素環を含有する基であり、かつ、このA中には合計3
    個以上の芳香族6員環が存在している。)
  3. 【請求項3】 (A)成分の分子鎖両末端がケイ素原子
    結合アルコキシ基である請求項1または請求項2に記載
    の硬化性芳香族含ケイ素ポリマー組成物。
  4. 【請求項4】 (A)分子鎖両末端にケイ素原子結合加
    水分解性基を有し、主鎖が、一般式: 【化3】 [式中、Aは1個以上の窒素原子と3個以上の芳香族6員環を含有する二価有機 基であり、Bは炭素原子数2〜6のアルキレン基であり、R1は脂肪族不飽和結 合を含まない非置換もしくはハロゲン置換の炭素原子数1〜10の一価炭化水素 基であり、R2は非置換もしくはアルコキシ基置換の炭素原子数2〜10の二価 炭化水素基またはアルキレンオキシアルキレン基である。xは1以上の整数であ り、yおよびzは0以上の整数であり、(y+z)は2以上である。]で表される 芳香族含ケイ素ポリマー 100重量部、 (B)一般式:RfSiX4-f(式中、Rは非置換もしくはハロゲン置換の一価炭化 水素基であり、Xは加水分解性基であり、fは0〜2の整数である。)で示され るオルガノシランまたはその部分加水分解縮合物 0〜90重量部、 (C)硬化促進触媒 本発明組成物を硬化させるのに十分な量 および (D)揮発性有機溶剤もしくは揮発性シリコーンオイル 1〜100,000重量部 からなることを特徴とする硬化性芳香族含ケイ素ポリマ
    ー組成物。
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