JP2001027958A - 1チップマイクロコンピュータおよびその制御方法、ならびにそれを用いたicカード - Google Patents
1チップマイクロコンピュータおよびその制御方法、ならびにそれを用いたicカードInfo
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Abstract
自己検査を実行する。 【解決手段】 1チップマイクロコンピュータ10は、
組み込み自己検査機能のために、テスト動作を起動する
起動レジスタ18と、テスト制御回路(疑似乱数発生器
14、論理回路検査用圧縮器15、パターン発生器1
6、メモリ検査用圧縮器17)に初期値を設定する組み
込み自己検査起動パターン発生器19とを備えている。
そして、CPU12の指令により組み込み自己検査を起
動し、メモリ11および論理回路群13のテスト結果を
メモリ検査用圧縮器17および論理回路検査用圧縮器1
5から読み出して、1チップマイクロコンピュータ10
内部において、あらかじめメモリ11に記憶されている
期待値とそれぞれ比較し結果診断を行う。
Description
た1チップマイクロコンピュータ、特に組み込み自己検
査機能を有し、内蔵CPUが組み込み自己検査の起動と
結果診断を行う組み込み自己検査回路を備えた1チップ
マイクロコンピュータおよびその制御方法、ならびにそ
れを用いたICカードに関するものである。
路群の検査方式の一つに機能を検査する方式がある。こ
れは、1チップマイクロコンピュータが設計者の想定し
ている仕様を満たしているかどうかを検査する方式で、
その仕様に基づいて動作をトレースする検査方式であ
る。
きくなり、複雑化していくと、上記の機能を検査する方
式では高い故障検出率で検出することができないため、
充分な品質を保証することが難しくなる。そこで、回路
中の記憶素子を専用のセルに置き換えて、それらをシフ
トレジスタ状に接続し、回路中の記憶素子に対して値の
設定、値の読み出しを行えるようにしたスキャンテスト
方式が一般的に用いられている。
ら置き換えられる専用のセルは一般にスキャンセルと呼
ばれ、複数の種類が存在する。そして、スキャンセルに
は、例えば記憶素子のデータ入力端子にセレクタ回路が
付加されたものがある。
方式について、それぞれの概念図(図7,図8)を用い
て説明する。
記憶素子101と組み合わせ回路102とで構成されて
いる。スキャンテスト方式では、この論理回路群103
を、図8に示すように、記憶素子202だけを有する記
憶素子部203と、組み合わせ回路204だけを有する
組み合わせ回路部205に切り分けて、論理回路群20
1とする。そして、論理回路群201に対して、シフト
モードおよびキャプチャーモードの2つのモードを繰り
返してテストを行う。
り替えは、上記スキャンセルに新たに付加されるセレク
タ回路の入力データを選択する機能を備えた、一般的に
テストイネーブル端子と呼ばれる端子によって行われ
る。すなわち、テストイネーブル端子は、スキャンセル
をシフトレジスタ状に接続するか否かを制御するために
用いられる。
子をシフトレジスタ状に接続する設定にして、各々のス
キャンセルの値を設定するモードである。一方、上記キ
ャプチャーモードは、テストイネーブル端子をシフトレ
ジスタ状に接続しない設定にして、組み合わせ回路を動
作させてその値をスキャンセルに取り込むモードであ
る。
手順を説明する。
回路群201のモードをシフトモードに設定して、組み
合わせ回路部205のテストに必要な値を全てのスキャ
ンセルに設定する。その後、論理回路群201のモード
をキャプチャーモードに切り替え、クロック周期を持つ
クロック信号S206を1周期分入力して、組み合わせ
回路部205の動作結果をスキャンセルへ取り込む。つ
ぎに再度、論理回路群201のモードをシフトモードに
切り替え、クロック信号S206を入力してスキャンセ
ルの値を順次読み出し、期待値と比較する。この時、同
時に次のテストのために組み合わせ回路部205のテス
トに必要な新しい値を全てのスキャンセルに設定する。
以降、以上の動作を繰り返してテストを行う。
8は、テストイネーブル端子と接続された信号線であ
り、“H”の時にはシフトモードに、“L”の時にはキ
ャプチャーモードに切り換わる。セレクタ207は、テ
ストイネーブル信号208が“H”の時に記憶素子20
2からの信号を選択し、“L”の時に組み合わせ回路2
05からの信号を選択する。
己検査機能を有する1チップマイクロコンピュータにつ
いて説明する。
ップマイクロコンピュータ300は、メモリ301、C
PU302、論理回路群303、疑似乱数発生器30
4、論理回路検査用圧縮器305、パターンカウンタ3
12、パターン発生器306、メモリ検査用圧縮器30
7、JTAG回路308、専用のテスト端子群309、
仕様の端子群310を備えて構成されている。そして、
上記のメモリ301、CPU302、論理回路群303
は、バス311を介して互いに接続されている。
るプログラムが記憶されている。論理回路群303は1
チップマイクロコンピュータ300の仕様動作を実現す
る回路で構成されている。疑似乱数発生器304は、C
PU302と論理回路群303とを検査するためのテス
トパターンとして乱数を発生するものであり、例えば帰
還のかかったシフトレジスタで構成されるリニアフィー
ドバックシフトレジスタが用いられる。論理回路検査用
圧縮器305は、CPU302と論理回路群303とに
より検査中随時出力される値を圧縮するものであり、例
えば上記リニアフィードバックシフトレジスタが用いら
れる。
検査の実行過程を監視するものであり、カウンタ回路で
構成されている。そして、パターンカウンタ312は、
疑似乱数発生器304、論理回路検査用圧縮器305、
パターン発生器306、メモリ検査用圧縮器307の動
作の終了を司る。
検査するためのテストパターンを発生するものである。
メモリ検査用圧縮器307は、メモリ301より検査中
随時出力される値を圧縮するものであり、例えば上記リ
ニアフィードバックシフトレジスタが用いられる。JT
AG回路308は、IEEE1149.1の規格に相応
する回路で構成されている。すなわち、JTAG回路3
08は、検査のために命令および付属のデータが回路構
成要素に直列に読み込まれ、また命令の実行後に結果の
データが直列に読み出される回路を備えている。なお、
IEEE1149.1は、JTAG(joint test actio
n group )により標準のテスト端子仕様およびテストア
ーキテクチャーが定められた標準規格である。
49.1の規格に準じて、TDI端子、TDO端子、T
CK端子、TMS端子を備えている。TCK端子にはク
ロック周期を持つ信号が入力される。TMS端子にはテ
スト動作を制御する信号が入力され、TCK端子から入
力される信号に同期してサンプリングされる。TDI端
子には命令や付属のデータが直列に入力され、TCK端
子から入力される信号に同期してサンプリングされる。
TDO端子からは結果のデータが直列に出力され、出力
値の変更はTCK端子に入力される信号に同期して行わ
れる。
コンピュータ300の仕様により入力端子、出力端子、
入出力端子を備えている。
ップマイクロコンピュータ300は、専用のテスト端子
群309により制御される。JTAG回路308は、専
用のテスト端子群309からの命令と付属のデータとに
従って、疑似乱数発生器304、パターン発生器30
6、論理回路検査用圧縮器305、メモリ検査用圧縮器
307の初期状態の設定を行い、組み込み自己検査を起
動する。
数発生器304で発生する信号をテストパターンとし
て、スキャンテストが可能になったCPU302および
論理回路群303に入力される。そして、CPU302
および論理回路群303から出力されるデータを論理回
路検査用圧縮器305によって圧縮し、その値をCPU
302および論理回路群303の組み込み自己検査の検
査結果とする。
モリ301にテストパターンを出力し、メモリ301か
ら出力されるデータをメモリ検査用圧縮器307によっ
て圧縮し、その値をメモリ301の組み込み自己検査の
検査結果とする。
ンタ312によって、論理回路検査用圧縮器305およ
びメモリ検査用圧縮器307の動作が停止され、専用の
テスト端子群309からの命令と付属のデータとに従っ
て、CPU302および論理回路群303の組み込み自
己検査の検査結果とメモリ301の組み込み自己検査の
検査結果とを読み出し、1チップマイクロコンピュータ
300の外部で期待値と比較して判定を行う。
来の構造では、組み込み自己検査機能を有した1チップ
マイクロコンピュータは、専用のテスト端子を必要とす
るため、1チップマイクロコンピュータの端子数が増加
するという問題が生ずる。
ional organization for standardization)7816
に、端子数、配置座標、端子の機能仕様が規定されてい
るが、端子が8端子しか存在しない。そのため、組み込
み自己検査を行う必要性があるにもかかわらず、専用の
テスト端子を増設するという方法では実用化できないと
いう問題があった。
なされたもので、その目的は、限られた端子数に納めら
れない専用のテスト端子を用いず、組み込み自己検査を
実行することができる1チップマイクロコンピュータお
よびその制御方法、ならびにICカードを提供すること
にある。
ロコンピュータは、上記の課題を解決するために、それ
ぞれバスで接続されたCPUと、CPUの動作を司るプ
ログラムが記憶されたメモリと、論理回路群とを備える
とともに、上記CPUの指令に従って、上記の論理回路
群およびメモリにそれぞれテストパターンを入力し、そ
れぞれの出力信号を検出する自己検査制御回路と、上記
CPUの指令に従って、上記自己検査制御回路に初期値
を設定し、上記自己検査制御回路を起動する自己検査起
動回路とを備えていることを特徴としている。
ータの制御方法は、上記の課題を解決するために、それ
ぞれバスで接続されたCPUと、CPUの動作を司るプ
ログラムが記憶されたメモリと、論理回路群とを備えた
1チップマイクロコンピュータの制御方法であって、上
記CPUの指令に従って、自己検査制御回路に初期値を
設定し、該自己検査制御回路を起動する処理(以下、
「第1の処理」と記す。)と、上記CPUの指令に従っ
て、上記自己検査制御回路によって、上記の論理回路群
およびメモリにそれぞれテストパターンを入力し、それ
ぞれの出力信号を検出する処理(以下、「第2の処理」
と記す。)とを含んでいることを特徴としている。
令に従って組み込み自己検査を起動し(自己検査起動回
路、第1の処理)、論理回路群およびメモリの出力信号
を検出することができる(自己検査制御回路、第2の処
理)。よって、組み込み自己検査の終了後、CPUの指
令に従ってこれら出力信号に基づく結果診断を1チップ
マイクロコンピュータ内部において行うことができる。
すなわち、1チップマイクロコンピュータに内蔵されて
いるCPUによって、組み込み自己検査の起動と結果診
断とを制御することができる。
スト端子を用いず、また外部からの複雑な制御を行わ
ず、組み込み自己検査を実行することが可能となる。し
たがって、上記の構成または方法によれば、1チップマ
イクロコンピュータの端子数増加の問題が解決できるた
め、例えばICカードのように端子数の少ない1チップ
マイクロコンピュータにおいても組み込み自己検査を実
用化することができる。
は、上記の課題を解決するために、それぞれバスで接続
されたCPUと、CPUの動作を司るプログラムが記憶
されたメモリと、論理回路群とを備えるとともに、上記
CPUの指令に従って、上記のCPU、論理回路群およ
びメモリにそれぞれテストパターンを入力し、それぞれ
の出力信号を検出する自己検査制御回路と、上記CPU
の指令に従って、上記自己検査制御回路に初期値を設定
し、上記自己検査制御回路を起動する自己検査起動回路
と、上記自己検査制御回路で検出された上記のCPU、
論理回路群およびメモリの出力信号を外部に出力する検
査結果出力回路とを備えていることを特徴としている。
ータの制御方法は、上記の課題を解決するために、それ
ぞれバスで接続されたCPUと、CPUの動作を司るプ
ログラムが記憶されたメモリと、論理回路群とを備えた
1チップマイクロコンピュータの制御方法であって、上
記CPUの指令に従って、自己検査制御回路に初期値を
設定し、該自己検査制御回路を起動する処理(以下、
「第3の処理」と記す。)と、上記CPUの指令に従っ
て、上記自己検査制御回路によって、上記のCPU、論
理回路群およびメモリにそれぞれテストパターンを入力
し、それぞれの出力信号を検出する処理(以下、「第4
の処理」と記す。)と、上記自己検査制御回路で検出さ
れた上記のCPU、論理回路群およびメモリの出力信号
を外部に出力する処理(以下、「第5の処理」と記
す。)とを含んでいることを特徴としている。
令に従って組み込み自己検査を起動し(自己検査起動回
路、第3の処理)、CPU、論理回路群およびメモリの
出力信号を検出することができる(自己検査制御回路、
第4の処理)。そして、組み込み自己検査の終了後、C
PUの指令に従ってこれらの出力信号を外部に出力する
ことができる(検査結果出力回路、第5の処理)。
力信号の検出が、1チップマイクロコンピュータに内蔵
されているCPUによって制御されるため、従来必要で
あった複数の専用のテスト端子を用いず、また外部から
の複雑な制御を行わず、組み込み自己検査を実行するこ
とが可能となる。
U、論理回路群およびメモリの出力信号に基づいて、1
チップマイクロコンピュータの外部において結果診断を
行うことができる。すなわち、論理回路群およびメモリ
の結果診断に加えて、CPU自身の結果診断を行うこと
が可能となる。
ば、1チップマイクロコンピュータの端子数増加の問題
が解決できるため、例えばICカードのように端子数の
少ない1チップマイクロコンピュータにおいても組み込
み自己検査を実用化することができる。さらに、論理回
路群およびメモリの結果診断に加えて、従来困難であっ
たCPU自身の結果診断を行うことができる。
は、上記の課題を解決するために、それぞれバスで接続
されたCPUと、CPUの動作を司るプログラムが記憶
されたメモリと、論理回路群とを備えるとともに、上記
CPUの指令に従って、上記のCPU、論理回路群およ
びメモリにそれぞれテストパターンを入力し、それぞれ
の出力信号を検出する自己検査制御回路と、上記CPU
の指令に従って、上記自己検査制御回路に初期値を設定
し、上記自己検査制御回路を起動する自己検査起動回路
と、上記自己検査制御回路によって上記のCPU、論理
回路群およびメモリの出力信号を検出した後、上記CP
Uをリセットして、上記のCPU、論理回路群およびメ
モリを上記出力信号に基づいて診断するプログラムを上
記CPUに実行させるリセット回路とを備えていること
を特徴としている。
ータの制御方法は、上記の課題を解決するために、それ
ぞれバスで接続されたCPUと、CPUの動作を司るプ
ログラムが記憶されたメモリと、論理回路群とを備えた
1チップマイクロコンピュータの制御方法であって、上
記CPUの指令に従って、自己検査制御回路に初期値を
設定し、該自己検査制御回路を起動する処理(以下、
「第6の処理」と記す。)と、上記CPUの指令に従っ
て、上記自己検査制御回路によって、上記のCPU、論
理回路群およびメモリにそれぞれテストパターンを入力
し、それぞれの出力信号を検出する処理(以下、「第7
の処理」と記す。)と、上記自己検査制御回路によって
上記のCPU、論理回路群およびメモリの出力信号を検
出した後、上記CPUをリセットして、上記のCPU、
論理回路群およびメモリを上記出力信号に基づいて診断
するプログラムを上記CPUに実行させる処理(以下、
「第8の処理」と記す。)とを含んでいることを特徴と
している。
令に従って組み込み自己検査を起動し(自己検査起動回
路、第6の処理)、CPU、論理回路群およびメモリの
出力信号を検出することができる(自己検査制御回路、
第7の処理)。そして、組み込み自己検査の終了後、C
PUをリセットして、CPU、論理回路群およびメモリ
を出力信号に基づいて診断するプログラムをCPUに実
行させることができる(リセット回路、第8の処理)。
力信号の検出は、1チップマイクロコンピュータに内蔵
されているCPUによって制御されるため、従来必要で
あった複数の専用のテスト端子を用いず、また外部から
の複雑な制御を行わず、組み込み自己検査を実行するこ
とが可能となる。
U、論理回路群およびメモリの出力信号に基づく結果診
断を、CPUをリセットすることによって、1チップマ
イクロコンピュータの内部において行うことができる。
すなわち、外部に結果診断のための装置を用意する必要
がない。
ば、1チップマイクロコンピュータの端子数増加の問題
が解決できるため、例えばICカードのように端子数の
少ない1チップマイクロコンピュータにおいても組み込
み自己検査を実用化することができる。さらに、論理回
路群およびメモリの結果診断に加えて、従来困難であっ
たCPU自身の結果診断を行うことができる。しかも、
これらの診断を、何ら外部の検査装置を用いることな
く、1チップマイクロコンピュータ自身で行うことがで
きる。
は、上記の課題を解決するために、それぞれバスで接続
されたCPUと、CPUの動作を司るプログラムが記憶
されたメモリと、論理回路群とを備えるとともに、上記
のCPU、論理回路群およびメモリにそれぞれテストパ
ターンを入力し、それぞれの出力信号を検出する自己検
査制御回路と、上記自己検査制御回路に初期値を設定
し、該自己検査制御回路を起動する自己検査起動回路
と、同一の端子群を介して入出力される自己検査用信号
群および仕様の信号群を切り替える端子切り替え手段と
を備えていることを特徴としている。
ータの制御方法は、上記の課題を解決するために、それ
ぞれバスで接続されたCPUと、CPUの動作を司るプ
ログラムが記憶されたメモリと、論理回路群とを備えた
1チップマイクロコンピュータの制御方法であって、自
己検査制御回路に初期値を設定し、該自己検査制御回路
を起動する処理(以下、「第9の処理」と記す。)と、
上記自己検査制御回路によって、上記のCPU、論理回
路群およびメモリにそれぞれテストパターンを入力し、
それぞれの出力信号を検出する処理(以下、「第10の
処理」と記す。)と、自己検査時には自己検査用信号群
を入出力し、通常使用時には仕様の信号群を入出力する
ように、端子群を通過する信号群を切り替える処理(以
下、「第11の処理」と記す。)とを含んでいることを
特徴としている。
令に従って組み込み自己検査を起動し(自己検査起動回
路、第9の処理)、CPU、論理回路群およびメモリの
出力信号を検出することができる(自己検査制御回路、
第10の処理)。そして、自己検査時には自己検査用信
号群を入出力し、通常使用時には仕様の信号群を入出力
するように、端子群を通過する信号群を切り替えること
ができる(端子切り替え手段、第11の処理)。
なく組み込み自己検査を実行することができる。すなわ
ち、従来必要であった複数の専用のテスト端子を用い
ず、また外部からの複雑な制御を行わず、組み込み自己
検査を実行することが可能となる。
ば、1チップマイクロコンピュータの端子数増加の問題
が解決できるため、例えばICカードのように端子数の
少ない1チップマイクロコンピュータにおいても組み込
み自己検査を実用化することができる。さらに、論理回
路群およびメモリの結果診断に加えて、従来困難であっ
たCPU自身の結果診断を行うことができる。しかも、
これらの診断を、何ら外部の検査装置を用いることな
く、1チップマイクロコンピュータ自身で行うことがで
きる。
は、上記の課題を解決するために、さらに、上記自己検
査起動回路がIEEE1149.1規格に準拠したテス
ト回路であることを特徴としている。
クロコンピュータの自己検査制御回路を起動する自己検
査起動回路として、IEEE1149.1規格に準拠し
たテスト回路(JTAG回路)を使用することができ
る。
外部から組み込み自己検査を起動し、外部にて結果診断
を行うので、CPU自身のスキャンテストおよびその結
果診断が可能となる。さらに、標準的な規格に準拠した
JTAG回路をテスト回路に採用することにより、1チ
ップマイクロコンピュータの設計、開発期間を短縮する
ことができる。加えて、JTAG回路とともに上記端子
切り替え手段を備えることにより、仕様上の端子数を増
加させることなく、標準的な規格に準拠した構成および
方法で組み込み自己検査を実行することが可能となる。
は、上記の課題を解決するために、さらに、上記端子切
り替え手段が、上記端子群の所定の端子に入力された、
上記信号群の切り替えを指示する所定の電位を検出する
特別電圧検出回路を具備することを特徴としている。
回路が所定の電位を検出した時に、端子切り替え手段が
信号群を切り替えることができるため、自己検査起動回
路を外部から直接制御することが可能となる。すなわ
ち、端子機能を切り替えるために新たな専用端子を設け
る必要がなく、共用する端子群の端子機能を1チップマ
イクロコンピュータの所定の端子に入力する電位により
外部から制御できる。
は、上記の課題を解決するために、さらに、上記端子切
り替え手段が、上記端子群の所定の端子に入力された、
上記信号群の切り替えを指示するコマンドを検出するコ
マンド検出回路を具備することを特徴としている。
回路が所定のコマンドを検出した時に、端子切り替え手
段が信号群を切り替えることができるため、自己検査起
動回路を外部から直接制御することが可能となる。すな
わち、端子機能を切り替えるために新たな専用端子を設
ける必要がなく、共用する端子群の端子機能を1チップ
マイクロコンピュータの所定の端子に入力するコマンド
により外部から制御できる。
するために、上記の1チップマイクロコンピュータを搭
載したことを特徴としている。
込み自己検査を実行できることを特徴とする1チップマ
イクロコンピュータをICカードに搭載することによ
り、ISO7816で8本という限られた端子数に規定
されているICカードにおいても組み込み自己検査を行
うことが可能となる。
1149.1規格に準拠したJTAG回路を採用した1
チップマイクロコンピュータを用いることにより、JT
AG回路の制御信号を用いてICカードの組み込み自己
検査を実行することが可能となる。よって、JTAG回
路は標準的な規格に準拠した回路であるため、この回路
を採用した1チップマイクロコンピュータの設計、開発
期間を短縮でき、それゆえ、それを用いたICカードの
開発期間を短縮することが可能となる。
の形態について図1および図2に基づいて説明すれば、
以下のとおりである。
ピュータは、CPU(central processing unit )(内
蔵CPU)と、CPUの動作を司るプログラムが記憶さ
れているメモリと、論理回路群とが互いにバスで接続さ
れて構成されるとともに、組み込み自己検査機能(BI
ST:built-in self test)を備えている論理LSI
(large scale integrated circuit)である。そして、
上記1チップマイクロコンピュータは、組み込み自己検
査機能を実行する自己検査制御回路を起動する起動レジ
スタと、自己検査制御回路に初期値を設定する組み込み
自己検査起動パターン発生器とを備えることによって、
CPUがメモリおよび論理回路群の組み込み自己検査を
制御することができる。
イクロコンピュータは、メモリおよび論理回路群のスキ
ャンテストを行うものである。なお、上記1チップマイ
クロコンピュータはCPUのスキャンテストを行わな
い。その理由は、CPUは、メモリおよび論理回路群の
スキャンテスト結果に基づいて、メモリおよび論理回路
群を診断する必要があり、CPU自身のスキャンテスト
を行うとこれらを診断できないからである。
チップマイクロコンピュータ10は、メモリ11、CP
U12、論理回路群13、疑似乱数発生器14、論理回
路検査用圧縮器15、パターンカウンタ20、パターン
発生器16、メモリ検査用圧縮器17、起動レジスタ1
8、組み込み自己検査起動パターン発生器19、仕様の
端子群21を備えて構成されている。そして、上記のメ
モリ11、CPU12、論理回路群13、起動レジスタ
18、論理回路検査用圧縮器15、メモリ検査用圧縮器
17は、バス22を介して互いに接続されている。
用圧縮器15、パターン発生器16、メモリ検査用圧縮
器17、パターンカウンタ20が、自己検査制御回路に
相当する。また、起動レジスタ18、組み込み自己検査
起動パターン発生器19が、自己検査起動回路に相当す
る。
群13、疑似乱数発生器14、論理回路検査用圧縮器1
5、パターンカウンタ20、パターン発生器16、メモ
リ検査用圧縮器17、仕様の端子群21は、前述した従
来の技術での説明と同様の構成および機能を有してい
る。
2の動作を司るプログラムが記憶されている。
コンピュータ10の仕様動作を実現する回路で構成され
ている。論理回路群13には、例えば、タイマーやシリ
アル通信制御回路などが含まれている。タイマーはプロ
グラムの時間制御のための回路である。シリアル通信制
御回路は、外部とのデータのやりとりのためのインタフ
ェースである。
論理回路群13とを検査するためのテストパターンとし
て乱数を発生するものであり、例えば帰還のかかったシ
フトレジスタで構成されるリニアフィードバックシフト
レジスタを用いることができる。
12と論理回路群13とにより検査中随時出力される値
(信号)を圧縮するものであり、例えば上記リニアフィ
ードバックシフトレジスタを用いることができる。
己検査の実行過程を監視するものであり、カウンタ回路
で構成されている。そして、パターンカウンタ20は、
疑似乱数発生器14、論理回路検査用圧縮器15、パタ
ーン発生器16、メモリ検査用圧縮器17の動作の終了
を司る。
検査するためのテストパターンを発生するものである。
1より検査中随時出力される値(信号)を圧縮するもの
であり、例えば上記のリニアフィードバックシフトレジ
スタを用いることができる。
ロコンピュータ10の仕様により入力端子、出力端子、
入出力端子を備えている。
プマイクロコンピュータ10のアドレス空間内に配置さ
れ、組み込み自己検査機能のテスト動作を起動するもの
であり、ラッチ回路で構成されている。
19は、自己検査制御回路(テスト制御回路)である疑
似乱数発生器14、論理回路検査用圧縮器15、パター
ン発生器16、メモリ検査用圧縮器17に、初期値であ
るパターンを発生してそれぞれに設定するものであり、
カウンタ回路により構成されている。
参照しながら、上記1チップマイクロコンピュータ10
の組み込み自己検査の動作について説明する。
ンピュータ10に電源が投入され初期化されることによ
って、メモリ11に記憶されているCPU12の動作を
司るプログラムに従って、CPU12が動作を開始す
る。
込み自己検査に起動をかけるため、CPU12がバス2
2を介して起動レジスタ18にアドレス信号P12aお
よび書き込み信号P12w(書き込みデータ信号)を出
力して、起動レジスタ18の内容をデータ「1」に設定
する。
レジスタ18の内容がデータ「1」に設定されることに
より、起動レジスタ18は組み込み自己検査起動パター
ン発生器19に起動設定信号P18を出力する。これに
より、組み込み自己検査起動パターン発生器19は、疑
似乱数発生器14、論理回路検査用圧縮器15、パター
ン発生器16、メモリ検査用圧縮器17へ初期値設定信
号P19i(初期値)を出力して、任意の初期値にそれ
ぞれ設定する。これと同時に、起動設定信号P18が論
理回路群13にも入力されて、論理回路群13はスキャ
ンテストが可能になる。
込み自己検査起動パターン発生器19が、疑似乱数発生
器14、パターン発生器16、パターンカウンタ20に
検査開始信号P19sを出力して、組み込み自己検査の
動作が開始される。
来の技術と同様に疑似乱数発生器14が発生するテスト
パターン信号P14(テストパターン)をスキャンテス
トが可能になった論理回路群13にテストパターンとし
て入力し、論理回路群13から出力されるデータ信号P
13(出力信号)を論理回路検査用圧縮器15によって
圧縮して、その値を論理回路群13の組み込み自己検査
の検査結果とする。
ストパターン信号P16(テストパターン)をスキャン
テストが可能になったメモリ11にテストパターンとし
て入力し、メモリ11から出力されるデータ信号P11
(出力信号)をメモリ検査用圧縮器17によって圧縮し
て、その値をメモリ11の組み込み自己検査の検査結果
とする。
込み自己検査の実行終了後、パターンカウンタ20から
テスト終了信号P20が論理回路検査用圧縮器15およ
びメモリ検査用圧縮器17に入力され、論理回路検査用
圧縮器15およびメモリ検査用圧縮器17の動作が停止
する。このとき、論理回路群13のテスト結果が論理回
路検査用圧縮器15に、メモリ11のテスト結果がメモ
リ検査用圧縮器17にそれぞれ格納される。なお、これ
と同時に、テスト終了信号P20がパターン発生器16
および疑似乱数発生器14にも入力されて、それぞれの
動作が停止する。
されて、1チップマイクロコンピュータ10のアドレス
空間内に配置されている論理回路検査用圧縮器15およ
びメモリ検査用圧縮器17に、アドレス信号P12aお
よび読み込み信号P12rを出力して、論理回路検査用
圧縮器15およびメモリ検査用圧縮器17に格納されて
いる値をバス22を介して読み出す。
出された論理回路検査用圧縮器15の値およびメモリ検
査用圧縮器17の値をあらかじめメモリ11に記憶され
ている期待値とそれぞれ比較し結果診断を行う。この
時、例えば、論理回路検査用圧縮器15の値およびメモ
リ検査用圧縮器17の値をシリアル通信にて1チップマ
イクロコンピュータ10の外部に出力し、1チップマイ
クロコンピュータ10の外部で期待値と比較して結果診
断を行っても差し支えはない。
み自己検査に必要な時間の経過後、ステップS16での
診断結果を仕様の端子群21のうち1端子を用いて出力
し、この端子を1チップマイクロコンピュータ10の外
部より観測することによって、故障の有無を確認するこ
とができる。
故障が存在しないと診断された場合は、診断結果を出力
している端子に経時的に変化する信号を出力する(S1
7n)。一方、ステップS16にて異常、つまり故障が
存在すると診断された場合は、診断結果を出力している
端子に経時的に変化しない信号を出力する(S17
a)。
よる端子の状態に基づいて、正常/異常の識別を行って
いる。よって、上記以外の方法によっても、正常/異常
を識別することは可能である。例えば、上記の説明とは
逆、すなわち、正常な場合に経時的に変化しない信号を
出力し、異常な場合に経時的に変化する信号を出力して
もよい。しかし、経時的に変化する信号が出力できなく
なる故障もあり得るため、上記のように「正常な場合に
経時的に変化する信号を出力する」方が望ましい。
プマイクロコンピュータは、組み込み自己検査機能を備
え、さらに、テスト動作を起動する手段と、テスト制御
回路に初期値を設定するパターン発生手段とを備えてい
る。
て組み込み自己検査を起動し、組み込み自己検査の終了
後の検査結果も内蔵CPUからの指令より1チップマイ
クロコンピュータ内部において期待値と比較することに
よって、メモリおよび論理回路群のスキャンテストを内
蔵CPUが起動と結果診断を制御することができる。
について図3および図4に基づいて説明すれば、以下の
とおりである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態
1において示した部材と同一の機能を有する部材には、
同一の符号を付し、その説明を省略する。
ピュータは、前記実施の形態1の1チップマイクロコン
ピュータでは不可能であった、CPU自身のスキャンテ
ストを可能とするものである。
ピュータは、CPU自身のスキャンテストを行うと、
メモリのテストの診断、論理回路群のスキャンテスト
の診断、CPU自身のスキャンテストの診断がCPU
によって実行できない。そこで、本実施の形態に係る1
チップマイクロコンピュータは、組み込み自己検査の終
了時、検査結果を1チップマイクロコンピュータの外部
に出力する検査結果出力器を備えて、診断を外部におい
て行う。これによって、本実施の形態に係る1チップマ
イクロコンピュータでは、論理回路群およびメモリの組
み込み自己検査を制御する内蔵CPUを組み込み自己検
査の対象とすることができる。
チップマイクロコンピュータ30は、メモリ11、CP
U12、論理回路群13、疑似乱数発生器14、論理回
路検査用圧縮器15、パターンカウンタ20、パターン
発生器16、メモリ検査用圧縮器17、起動レジスタ1
8、組み込み自己検査起動パターン発生器19、仕様の
端子群21に加えて、検査結果出力器(検査結果出力回
路)31を備えて構成されている。そして、上記のメモ
リ11、CPU12、論理回路群13、起動レジスタ1
8は、バス32を介して互いに接続されている。
論理回路群13、疑似乱数発生器14、論理回路検査用
圧縮器15、パターンカウンタ20、パターン発生器1
6、メモリ検査用圧縮器17、起動レジスタ18、組み
込み自己検査起動パターン発生器19、仕様の端子群2
1は、前記の実施の形態1での説明と同様の構成と機能
を有する。
込み自己検査の終了後、検査結果として論理回路検査用
圧縮器15およびメモリ検査用圧縮器17の値を1チッ
プマイクロコンピュータの外部へ出力するための制御信
号を発生するものであり、カウンタ回路を備えている。
参照しながら、上記1チップマイクロコンピュータ30
の組み込み自己検査の動作について説明する。
ンピュータ30に電源が投入され初期化されることによ
って、メモリ11に記憶されているCPU12の動作を
司るプログラムに従って、CPU12が動作を開始す
る。
込み自己検査に起動をかけるため、CPU12が1チッ
プマイクロコンピュータ30のアドレス空間内に配置さ
れバス32にて接続されている起動レジスタ18に、ア
ドレス信号P12aおよび書き込み信号P12w(書き
込みデータ信号)をバス32を介して出力して、起動レ
ジスタ18の内容をデータ「1」に設定する。
レジスタ18の内容がデータ「1」に設定されることに
より、起動レジスタ18は組み込み自己検査起動パター
ン発生器19に起動設定信号P18を出力する。これに
より、組み込み自己検査起動パターン発生器19は、疑
似乱数発生器14、論理回路検査用圧縮器15、パター
ン発生器16、メモリ検査用圧縮器17へ初期値設定信
号P19iを出力して、任意の初期値にそれぞれ設定す
る。これと同時に、起動設定信号P18がCPU12お
よび論理回路群13にも入力され、CPU12および論
理回路群13はスキャンテストが可能になる。
込み自己検査起動パターン発生器19が、疑似乱数発生
器14、パターン発生器16、パターンカウンタ20に
検査開始信号P19sを出力して、組み込み自己検査の
動作が開始される。
来の技術と同様に疑似乱数発生器14が発生するテスト
パターン信号P14をスキャンテストが可能になったC
PU12および論理回路群13にテストパターンとして
入力し、CPU12および論理回路群13から出力され
るデータ信号P12(出力信号)およびデータ信号P1
3を論理回路検査用圧縮器15によって圧縮して、その
値をCPU12および論理回路群13の組み込み自己検
査の検査結果とする。
ストパターン信号P16をスキャンテストが可能になっ
たメモリ11にテストパターンとして入力し、メモリ1
1から出力されるデータ信号P11をメモリ検査用圧縮
器17によって圧縮して、その値をメモリ11の組み込
み自己検査の検査結果とする。
込み自己検査の実行終了後、パターンカウンタ20から
テスト終了信号P20が論理回路検査用圧縮器15およ
びメモリ検査用圧縮器17に入力され、論理回路検査用
圧縮器15およびメモリ検査用圧縮器17の動作が停止
する。このとき、CPU12および論理回路群13のテ
スト結果が論理回路検査用圧縮器15に、メモリ11の
テスト結果がメモリ検査用圧縮器17にそれぞれ格納さ
れる。なお、これと同時に、テスト終了信号P20がパ
ターン発生器16および疑似乱数発生器14にも入力さ
れて、それぞれの動作が停止する。
査結果出力器31にも入力される。テスト終了信号P2
0が入力された検査結果出力器31は、論理回路検査用
圧縮器15およびメモリ検査用圧縮器17にクロック周
期を持った出力クロック信号P31を入力する。これに
より、従来の技術での説明と同様に、シフトレジスタ状
に構成された論理回路検査用圧縮器15およびメモリ検
査用圧縮器17は、出力クロック信号P31が1周期入
力されるたびに1ビットの出力データ信号Pout(出
力信号)を出力線に順次出力する。そして、組み込み自
己検査に必要な時間を経た後、仕様の端子群21のうち
1端子を用いて出力した出力データ信号Poutを、1
チップマイクロコンピュータ30の外部において、期待
値と比較することにより、故障の有無を判定する。
プマイクロコンピュータは、組み込み自己検査機能を備
え、さらに、テスト動作を起動する手段と、テスト制御
回路に初期値を設定するパターン発生手段と、組み込み
自己検査の結果を1チップマイクロコンピュータの外部
に出力するテスト結果出力手段とを備えている。
て組み込み自己検査を起動し、組み込み自己検査の終了
後、検査結果を1チップマイクロコンピュータの外部に
出力して外部において期待値と比較することによって、
内蔵CPUを組み込み自己検査の対象とすることができ
る。
の形態について図5および図6に基づいて説明すれば、
以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記の実施
の形態1および2において示した部材と同一の機能を有
する部材には、同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
ピュータは、CPU自身のスキャンテストを可能とする
ために、診断を外部において行う。これに対して、本実
施の形態に係る1チップマイクロコンピュータは、CP
U自身のスキャンテストが可能であり、テスト結果の診
断もCPUで行うものである。
マイクロコンピュータは、内蔵CPUを初期化するリセ
ット発生器を備え、組み込み自己検査の終了後に内蔵C
PUをリセットして、再びメモリに記憶されているプロ
グラムに従ってCPUを動作させる。これにより、メモ
リ、論理回路群、CPUのスキャンテストの結果を論理
回路検査用圧縮器15およびメモリ検査用圧縮器17に
内蔵されているメモリに記憶した後、リセット発生器に
よってCPUをリセットして、CPU自身で診断を行う
ことができる。
チップマイクロコンピュータ50は、メモリ11、CP
U12、論理回路群13、疑似乱数発生器14、論理回
路検査用圧縮器15、パターンカウンタ20、パターン
発生器16、メモリ検査用圧縮器17、起動レジスタ1
8、組み込み自己検査起動パターン発生器19、仕様の
端子群21に加えて、リセット発生器(リセット回路)
51を備えて構成されている。そして、上記のメモリ1
1、CPU12、論理回路群13、起動レジスタ18、
論理回路検査用圧縮器15、メモリ検査用圧縮器17
は、バス52を介して互いに接続されている。
論理回路群13、疑似乱数発生器14、論理回路検査用
圧縮器15、パターンカウンタ20、パターン発生器1
6、メモリ検査用圧縮器17、起動レジスタ18、組み
込み自己検査起動パターン発生器19、仕様の端子群2
1は、前記の実施の形態1での説明と同様の構成と機能
を有する。
込み自己検査の終了後、CPU12の初期化を行う信号
を発生するものである。
参照しながら、上記1チップマイクロコンピュータ50
の組み込み自己検査の動作について説明する。
ンピュータ50に電源が投入され初期化されることによ
って、メモリ11に記憶されているCPU12の動作を
司るプログラムに従って、CPU12が動作を開始す
る。
プマイクロコンピュータ50のアドレス空間内に配置さ
れバス52にて接続されている起動レジスタ18にアド
レス信号P12aおよび読み込み信号P12rを入力
し、起動レジスタ18の内容を確認する。起動レジスタ
18の内容は、ステップS31でデータ「0」に初期化
されており、CPU12は起動レジスタ18の内容がデ
ータ「0」であることを確認して電源投入時の初期化で
あることを認識する。そして、起動レジスタ18の内容
がデータ「0」(正常)のときステップS33へ移行す
る。一方、起動レジスタ18の内容がデータ「1」(異
常)のときステップS38へ移行する。
込み自己検査に起動をかけるため、CPU12が1チッ
プマイクロコンピュータ50のアドレス空間内に配置さ
れバス52にて接続されている起動レジスタ18に、ア
ドレス信号P12aおよび書き込み信号P12w(書き
込みデータ信号)をバス52を介して入力して、起動レ
ジスタ18の内容をデータ「1」に設定する。
レジスタ18の内容がデータ「1」に設定されることに
より、起動レジスタ18は組み込み自己検査起動パター
ン発生器19に起動設定信号P18を入力する。これに
より、組み込み自己検査起動パターン発生器19は、疑
似乱数発生器14、論理回路検査用圧縮器15、パター
ン発生器16、メモリ検査用圧縮器17へ初期値設定信
号P19iを入力して、任意の初期値にそれぞれ設定す
る。これと同時に、起動設定信号P18がCPU12お
よび論理回路群13にも入力され、CPU12および論
理回路群13はスキャンテストが可能になる。
込み自己検査起動パターン発生器19が、疑似乱数発生
器14、パターン発生器16、パターンカウンタ20に
検査開始信号P19sを入力して、組み込み自己検査の
動作が開始される。
来の技術と同様に疑似乱数発生器14が発生するテスト
パターン信号P14をスキャンテストが可能になったC
PU12および論理回路群13にテストパターンとして
入力し、CPU12および論理回路群13から出力され
るデータ信号P13を論理回路検査用圧縮器15によっ
て圧縮して、その値をCPU12および論理回路群13
の組み込み自己検査の検査結果とする。
にテストパターン信号P16を入力し、メモリ11から
出力されるデータ信号P11をメモリ検査用圧縮器17
によって圧縮して、その値をメモリ11の組み込み自己
検査の検査結果とする。
込み自己検査の実行終了後、パターンカウンタ20から
テスト終了信号P20が論理回路検査用圧縮器15およ
びメモリ検査用圧縮器17に入力され、論理回路検査用
圧縮器15およびメモリ検査用圧縮器17の動作が停止
する。このとき、CPU12および論理回路群13のテ
スト結果が論理回路検査用圧縮器15に、メモリ11の
テスト結果がメモリ検査用圧縮器17にそれぞれ格納さ
れる。なお、これと同時に、テスト終了信号P20がパ
ターン発生器16および疑似乱数発生器14にも入力さ
れて、それぞれの動作が停止する。
セット発生器51にも入力される。テスト終了信号P2
0が入力されたリセット発生器51は、CPU12にリ
セット信号P51を出力してCPU12を初期化する。
U12が初期化されて、スキャンテストの対象である状
態から、メモリ11に記憶されているプログラムに従っ
て動作する状態に戻り、動作を再開する。CPU12
は、起動レジスタ18にアドレス信号P12aおよび読
み込み信号P12rを入力し、起動レジスタ18の内容
がデータ「1」であることを確認して、電源投入時の初
期化ではなく、組み込み自己検査終了後のリセット発生
器51からの初期化であることを認識する。
U12は、起動レジスタ18にアドレス信号P12aお
よび書き込み信号P12w(書き込みデータ信号)をバ
ス52を介して入力して起動レジスタ18の内容をデー
タ「0」に設定する。
U12は、1チップマイクロコンピュータ50のアドレ
ス空間内に配置され、バス52にて接続されている論理
回路検査用圧縮器15およびメモリ検査用圧縮器17
に、アドレス信号P12aおよび読み込み信号P12r
を入力して、論理回路検査用圧縮器15およびメモリ検
査用圧縮器17の値をバス52を介して読み出す。
U12が、読み出された論理回路検査用圧縮器15の値
およびメモリ検査用圧縮器17の値をあらかじめメモリ
11に記憶されている期待値とそれぞれ比較し結果診断
を行う。この時、例えば、論理回路検査用圧縮器15の
値およびメモリ検査用圧縮器17の値をシリアル通信に
て1チップマイクロコンピュータ50の外部に出力し、
1チップマイクロコンピュータ50の外部で期待値と比
較して結果診断を行っても差し支えはない。
み自己検査に必要な時間の経過後、ステップS40での
診断結果を仕様の端子群21のうち1端子を用いて出力
し、この端子を1チップマイクロコンピュータ50の外
部より観測することによって、故障の有無を確認するこ
とができる。
故障が存在しないと診断された場合は、診断結果を出力
している端子に経時的に変化する信号を出力する(S4
1n)。一方、ステップS40にて異常、つまり故障が
存在すると診断された場合は、診断結果を出力している
端子に経時的に変化しない信号を出力する(S41
a)。
場合について説明する。
(S32)において、例えば起動レジスタ18の出力
(起動設定信号P18)に、常に状態が「1」であり
「0」に変化することができないという縮退故障が存在
した場合、異常と判別される。そして、ステップS33
からステップS37の処理を行わずにステップS38へ
移行する。したがって、ステップS39にて論理回路検
査用圧縮器15およびメモリ検査用圧縮器17の値を読
み出しても、次のステップS40にて異常と判別される
ため、診断結果を出力している端子から正常を示す信号
(経時的に変化する信号)が出力されず、故障が存在す
ると診断できる。
トの判別(S37)において、例えば起動レジスタ18
の出力(起動設定信号P18)に、常に状態が「0」で
あり「1」に変化することができないという縮退故障が
存在した場合、ステップS37にて異常と判別される。
そして、ステップS33へ移行するので、ステップS3
3からステップS37の状態の間をループすることにな
る。したがって、ステップS41が処理されないため、
診断結果を出力している端子から正常を示す信号(経時
的に変化する信号)が出力されず、異常を示す信号(経
時的に変化しない信号)が検出されて、故障が存在する
と診断できる。
プマイクロコンピュータは、組み込み自己検査機能を備
え、さらに、テスト動作を起動する手段と、テスト制御
回路に初期値を設定するパターン発生手段と、組み込み
自己検査の終了後に内蔵CPUを初期化するリセット発
生手段とを備えている。
て組み込み自己検査を起動し、組み込み自己検査の終了
後、組み込み自己検査の対象となる回路構成から再びC
PUの動作を司るプログラムが記憶されるメモリに従っ
て動作を開始することができる。したがって、上記1チ
ップマイクロコンピュータは、CPU自身のスキャンテ
ストが可能であり、テスト結果の診断もCPUで行うこ
とができる。
の形態について図10から図12に基づいて説明すれ
ば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記の
実施の形態1から3において示した部材と同一の機能を
有する部材には、同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
1チップマイクロコンピュータ70は、メモリ11、C
PU12、論理回路群13、疑似乱数発生器14、論理
回路検査用圧縮器15、パターンカウンタ20、パター
ン発生器16、メモリ検査用圧縮器17、テスト回路7
1、端子切り替え回路(端子切り替え手段)73、仕様
の端子群(端子群)21を備えて構成されている。そし
て、上記のメモリ11、CPU12、論理回路群13、
回路検査用圧縮器15、メモリ検査用圧縮器17は、バ
ス72を介して互いに接続されている。
群13、疑似乱数発生器14、論理回路検査用圧縮器1
5、パターンカウンタ20、パターン発生器16、メモ
リ検査用圧縮器17、仕様の端子群21は、前述した従
来の技術での説明と同様の構成および機能を有してお
り、実施の形態1においても説明されているのでここで
は省略する。
149.1規格に準拠したJTAG回路であり、前述し
た従来の技術での説明と同様の構成および機能を有して
いるため、ここでは省略する。
用圧縮器15、パターン発生器16、メモリ検査用圧縮
器17、パターンカウンタ20が、自己検査制御回路に
相当する。また、テスト回路71が、自己検査起動回路
に相当する。
71とのテスト用入出力信号群(自己検査用信号群)P
71あるいは仕様の入出力信号群(仕様の信号群)P7
0のどちらか一方を、仕様の端子群21に接続する制御
を行う。なお、仕様の入出力信号群P70とは、1チッ
プマイクロコンピュータ70が通常の機能を実現するた
めに、仕様の端子群21に接続する必要のある信号群の
ことである。
記端子切り替え回路73の具体的な構成を2つ示す。
(電圧検出方法) 図11に示すように、端子切り替え回路73は、特別電
圧検出回路73aと、セレクタ回路73bとを備えて構
成されてもよい。
子群21の所定の端子により、信号群の切り替えを指示
する、仕様動作電圧以外の特別な電位の信号の入力を検
出する。すなわち、特別電圧検出回路73aは、特別な
電位の信号の入力を検出した場合、特別電圧検出信号P
73aをデータ「0」からデータ「1」に推移して、セ
レクタ回路73bへ伝達する。
る特別な電位の信号としては、仕様動作と識別が可能で
あればよい。また、この信号は仕様の端子群21の1本
もしくは複数本の端子から入力できる。
信号群P70およびテスト回路71のテスト用入出力信
号群P71が接続されるとともに、特別電圧検出信号P
73aと接続されている。そして、セレクタ回路73b
は、特別電圧検出信号P73aがデータ「0」のとき、
仕様の端子群21に仕様の入出力信号群P70を接続
し、特別電圧検出信号P73aがデータ「0」からデー
タ「1」に推移したとき、仕様の端子群21にテスト回
路71のテスト用入出力信号群P71を接続する。すな
わち、セレクタ回路73bは、特別電圧検出信号P73
aに応じて、仕様の端子群21に接続する信号を仕様の
入出力信号群P70とテスト用入出力信号群P71とで
切り替えてインタフェースを確立する。
検出方法) また、図12に示すように、端子切り替え回路73は、
上記特別電圧検出回路73aの代わりに、コマンド検出
回路73cを備えて構成されてもよい。
子群21の所定の端子により、信号群の切り替えを指示
する、所定のコマンドの入力を検出する。すなわち、コ
マンド検出回路73cは、特定のコマンドの入力を検出
した場合、コマンド検出信号P73cをデータ「0」か
らデータ「1」に推移して、セレクタ回路73aへ伝達
する。
る特定のコマンドとしては、仕様動作のためのコマンド
と識別が可能であればよい。また、このコマンドは仕様
の端子群21の1本もしくは複数本の端子から入力でき
る。
信号群P70およびテスト回路71のテスト用入出力信
号群P71が接続されるとともに、コマンド検出信号P
73cと接続されている。そして、セレクタ回路73b
は、コマンド検出信号P73cがデータ「0」のとき、
仕様の端子群21に仕様の入出力信号群P70を接続
し、コマンド検出信号P73cがデータ「0」からデー
タ「1」に推移したとき、仕様の端子群21にテスト回
路71のテスト用入出力信号群P71を接続する。すな
わち、セレクタ回路73bは、コマンド検出信号P73
cに応じて、仕様の端子群21に接続する信号を仕様の
入出力信号群P70とテスト用入出力信号群P71とで
切り替えてインタフェースを確立する。
成を備えることによって、テストの時のみテスト回路7
1が外部より直接制御可能となるため、専用のテスト端
子を用いることなく、組み込み自己検査を行うことが可
能となる。
て、仕様の端子群21からテスト用入出力信号群P71
がインタフェースされた場合、仕様の端子群21からI
EEE1149.1規格に準じてTDI信号、TDO信
号、TCK信号、TMS信号がテスト回路71に入出力
される。よって、これらの信号が仕様の端子群21の各
端子に入出力されると、従来の技術で述べたように、下
記の動作で自己検査が実行される。
たTDI信号からの命令と付属のデータとに従って、疑
似乱数発生器14、パターン発生器16、論理回路検査
用圧縮器15、メモリ検査用圧縮器17の初期状態の設
定を行い、組み込み自己検査を起動する(第9の処
理)。
数発生器14が発生する信号P14がテストパターンと
して、スキャンテストが可能になったCPU12および
論理回路群13に入力される。そして、CPU12およ
び論理回路群13から出力されるデータ信号P12・P
13を論理回路検査用圧縮器15によって圧縮し、その
値を論理回路群13の組み込み自己検査の検査結果とす
る。これと同時に、パターン発生器16がメモリ11に
テストパターン信号P16を入力し、メモリ11が出力
するデータ信号P11をメモリ検査用圧縮器17によっ
て圧縮して、その値をメモリ11の組み込み自己検査の
検査結果とする(第10の処理)。
ンタ20によって、論理回路検査用圧縮器15およびメ
モリ検査用圧縮器17の動作が停止され、TCK信号で
サンプリングされたTDI信号からの命令と付属のデー
タとに従って、CPU12および論理回路群13の組み
込み自己検査の検査結果とメモリ11の組み込み自己検
査の検査結果とを、TCK信号に同期してTDO信号に
割り当てられた端子から出力し、1チップマイクロコン
ピュータ70の外部で期待値と比較して判定を行う。
70は、端子切り替え回路73によって、自己検査時に
テスト用入出力信号群P71を入出力し、通常使用時に
は仕様の入出力信号群P70を入出力するように、仕様
の端子群21を通過する信号群を切り替える処理を行う
(第11の処理)。
ータ70は、信号群を切り替える端子切り替え回路73
を備えることによって、自己検査のための端子を仕様の
端子群21に加えて設ける必要がない。したがって、端
子数を増加させることなく、IEEE1149.1規格
に準拠した標準的な構成で、組み込み自己検査を行うこ
とが可能となる。
制御信号を用いて外部から組み込み自己検査を起動し、
外部にて結果診断を行うことができるため、CPU12
自身のスキャンテストおよびその結果診断が可能とな
る。
準拠した回路であるので、これを搭載した1チップマイ
クロコンピュータの設計、開発期間を短縮することがで
きる。
の形態について図13および図14に基づいて説明すれ
ば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記の
実施の形態1から4において示した部材と同一の機能を
有する部材には、同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
いて説明した1チップマイクロコンピュータ70を搭載
したICカードについて説明する。
ICカード1は、上記1チップマイクロコンピュータ7
0(図10)を搭載するとともに、1チップマイクロコ
ンピュータ70と外部とのインタフェースである仕様の
端子群21が配設されている。
ド1の実使用状態において、図13に示すようにISO
7816に規定されている端子機能を具備する。すなわ
ち、仕様の端子群21の各端子は、VDD、GND、V
PP、RFU1、RST、I/O、CLK、RFU2の
信号をそれぞれインタフェースする。
み込み自己検査を行う際の状態を示している。ICカー
ド1は組み込み自己検査の時、仕様の端子群21の端子
のうちのテストに使用する端子を介してテスタ90に接
続される。
イクロコンピュータ70は端子切り替え回路73を備え
ており、仕様の端子群21でインタフェースする信号
を、仕様の入出力信号群P70およびテスト用入出力信
号群P71の何れかを選択して切り替えることができ
る。よって、ICカード1の仕様の入出力信号群P70
とテスト回路71のテスト用入出力信号群P71とを対
応させることができる。すなわち、例えば、JTAG回
路であるテスト回路71のTDI端子をICカード1の
RFU1端子に対応させ、同様に、TDO端子をI/O
端子に、TCK端子をCLK端子に、TMS端子をRF
U2端子に対応させて、それぞれの端子を共有させるこ
とができる。
の入出力信号群P70とテスト用入出力信号群P71と
を切り替えるために、ICカード1の外部から切り替え
指示を与える。具体的には、仕様動作電圧以外の特別な
電位を検出する電圧検出方法(図11)の場合、切り替
え指示に相当する電圧をVPP端子から入力する。ま
た、特定のコマンドが入力されたことを検出するコマン
ド検出方法(図12)の場合、切り替え指示に相当する
コマンドをI/O端子から入力し、端子が切り替わった
後にI/O端子からTDO信号を出力する。なお、これ
らの電圧あるいはコマンドは、テスタ90を用いて入力
することもできる。
ード1は、仕様の端子群21の端子機能を切り替えるこ
とにより、テスト時にJTAG回路(テスト回路71)
のTDI、TDO、TCK、TMS信号を外部端子ヘイ
ンタフェースすることができるため、搭載した1チップ
マイクロコンピュータ70の組み込み自己検査の起動お
よび結果の診断を外部のテスタ90から行うことが可能
となる。
するものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能
である。
ュータは、以上のように、それぞれバスで接続されたC
PUと、CPUの動作を司るプログラムが記憶されたメ
モリと、論理回路群とを備えるとともに、上記CPUの
指令に従って、上記の論理回路群およびメモリにそれぞ
れテストパターンを入力し、それぞれの出力信号を検出
する自己検査制御回路と、上記CPUの指令に従って、
上記自己検査制御回路に初期値を設定し、上記自己検査
制御回路を起動する自己検査起動回路とを備えている構
成である。
ンピュータの制御方法は、以上のように、それぞれバス
で接続されたCPUと、CPUの動作を司るプログラム
が記憶されたメモリと、論理回路群とを備えた1チップ
マイクロコンピュータの制御方法であって、上記CPU
の指令に従って、自己検査制御回路に初期値を設定し、
該自己検査制御回路を起動する処理(第1の処理)と、
上記CPUの指令に従って、上記自己検査制御回路によ
って、上記の論理回路群およびメモリにそれぞれテスト
パターンを入力し、それぞれの出力信号を検出する処理
(第2の処理)とを含んでいる方法である。
テスト端子を用いず、また外部からの複雑な制御を行わ
ず、組み込み自己検査を実行できるという効果を奏す
る。したがって、1チップマイクロコンピュータの端子
数増加の問題が解決できるため、例えばICカードのよ
うに端子数の少ない1チップマイクロコンピュータにお
いても組み込み自己検査を実用化することができるとい
う効果を奏する。
ータは、以上のように、それぞれバスで接続されたCP
Uと、CPUの動作を司るプログラムが記憶されたメモ
リと、論理回路群とを備えるとともに、上記CPUの指
令に従って、上記のCPU、論理回路群およびメモリに
それぞれテストパターンを入力し、それぞれの出力信号
を検出する自己検査制御回路と、上記CPUの指令に従
って、上記自己検査制御回路に初期値を設定し、上記自
己検査制御回路を起動する自己検査起動回路と、上記自
己検査制御回路で検出された上記のCPU、論理回路群
およびメモリの出力信号を外部に出力する検査結果出力
回路とを備えている構成である。
ンピュータの制御方法は、以上のように、それぞれバス
で接続されたCPUと、CPUの動作を司るプログラム
が記憶されたメモリと、論理回路群とを備えた1チップ
マイクロコンピュータの制御方法であって、上記CPU
の指令に従って、自己検査制御回路に初期値を設定し、
該自己検査制御回路を起動する処理(第3の処理)と、
上記CPUの指令に従って、上記自己検査制御回路によ
って、上記のCPU、論理回路群およびメモリにそれぞ
れテストパターンを入力し、それぞれの出力信号を検出
する処理(第4の処理)と、上記自己検査制御回路で検
出された上記のCPU、論理回路群およびメモリの出力
信号を外部に出力する処理(第5の処理)とを含んでい
る方法である。
テスト端子を用いず、また外部からの複雑な制御を行わ
ず、組み込み自己検査を実行することができるという効
果を奏する。さらに、論理回路群およびメモリの結果診
断に加えて、CPU自身の結果診断を行うことができる
という効果を奏する。
タの端子数増加の問題が解決できるため、例えばICカ
ードのように端子数の少ない1チップマイクロコンピュ
ータにおいても組み込み自己検査を実用化することがで
きるという効果を奏する。さらに、論理回路群およびメ
モリの結果診断に加えて、従来困難であったCPU自身
の結果診断を行うことができるという効果を奏する。
ータは、以上のように、それぞれバスで接続されたCP
Uと、CPUの動作を司るプログラムが記憶されたメモ
リと、論理回路群とを備えるとともに、上記CPUの指
令に従って、上記のCPU、論理回路群およびメモリに
それぞれテストパターンを入力し、それぞれの出力信号
を検出する自己検査制御回路と、上記CPUの指令に従
って、上記自己検査制御回路に初期値を設定し、上記自
己検査制御回路を起動する自己検査起動回路と、上記自
己検査制御回路によって上記のCPU、論理回路群およ
びメモリの出力信号を検出した後、上記CPUをリセッ
トして、上記のCPU、論理回路群およびメモリを上記
出力信号に基づいて診断するプログラムを上記CPUに
実行させるリセット回路とを備えている構成である。
ンピュータの制御方法は、以上のように、それぞれバス
で接続されたCPUと、CPUの動作を司るプログラム
が記憶されたメモリと、論理回路群とを備えた1チップ
マイクロコンピュータの制御方法であって、上記CPU
の指令に従って、自己検査制御回路に初期値を設定し、
該自己検査制御回路を起動する処理(第6の処理)と、
上記CPUの指令に従って、上記自己検査制御回路によ
って、上記のCPU、論理回路群およびメモリにそれぞ
れテストパターンを入力し、それぞれの出力信号を検出
する処理(第7の処理)と、上記自己検査制御回路によ
って上記のCPU、論理回路群およびメモリの出力信号
を検出した後、上記CPUをリセットして、上記のCP
U、論理回路群およびメモリを上記出力信号に基づいて
診断するプログラムを上記CPUに実行させる処理(第
8の処理)とを含んでいる方法である。
テスト端子を用いず、また外部からの複雑な制御を行わ
ず、組み込み自己検査を実行できるという効果を奏す
る。さらに、組み込み自己検査の終了後、CPU、論理
回路群およびメモリの出力信号に基づく結果診断を、C
PUをリセットすることによって、1チップマイクロコ
ンピュータの内部において行うことができるという効果
を奏する。
タの端子数増加の問題が解決できるため、例えばICカ
ードのように端子数の少ない1チップマイクロコンピュ
ータにおいても組み込み自己検査を実用化することがで
きるという効果を奏する。さらに、論理回路群およびメ
モリの結果診断に加えて、従来困難であったCPU自身
の結果診断を行うことができるという効果を奏する。し
かも、これらの診断を、何ら外部の検査装置を用いるこ
となく、1チップマイクロコンピュータ自身で行うこと
ができるという効果を奏する。
は、以上のように、それぞれバスで接続されたCPU
と、CPUの動作を司るプログラムが記憶されたメモリ
と、論理回路群とを備えるとともに、上記のCPU、論
理回路群およびメモリにそれぞれテストパターンを入力
し、それぞれの出力信号を検出する自己検査制御回路
と、上記自己検査制御回路に初期値を設定し、該自己検
査制御回路を起動する自己検査起動回路と、同一の端子
群を介して入出力される自己検査用信号群および仕様の
信号群を切り替える端子切り替え手段とを備えている構
成である。
ータの制御方法は、以上のように、それぞれバスで接続
されたCPUと、CPUの動作を司るプログラムが記憶
されたメモリと、論理回路群とを備えた1チップマイク
ロコンピュータの制御方法であって、自己検査制御回路
に初期値を設定し、該自己検査制御回路を起動する処理
(第9の処理)と、上記自己検査制御回路によって、上
記のCPU、論理回路群およびメモリにそれぞれテスト
パターンを入力し、それぞれの出力信号を検出する処理
(第10の処理)と、自己検査時には自己検査用信号群
を入出力し、通常使用時には仕様の信号群を入出力する
ように、端子群を通過する信号群を切り替える処理(第
11の処理)とを含んでいる方法である。
を追加することなく、仕様上の端子数で組み込み自己検
査を実行できるという効果を奏する。
タの端子数増加の問題が解決できるため、例えばICカ
ードのように端子数の少ない1チップマイクロコンピュ
ータにおいても組み込み自己検査を実用化することがで
きるという効果を奏する。さらに、論理回路群およびメ
モリの結果診断に加えて、従来困難であったCPU自身
の結果診断を行うことができるという効果を奏する。し
かも、これらの診断を、何ら外部の検査装置を用いるこ
となく、1チップマイクロコンピュータ自身で行うこと
ができるという効果を奏する。
は、以上のように、さらに、上記自己検査起動回路がI
EEE1149.1規格に準拠したテスト回路である構
成である。
IEEE1149.1規格に準拠したテスト回路である
JTAG回路の制御信号を用いて外部から組み込み自己
検査を起動し、外部にて結果診断を行うので、CPU自
身のスキャンテストおよびその結果診断が可能となる。
また、標準的な規格に準拠したJTAG回路をテスト回
路に採用することにより、1チップマイクロコンピュー
タの設計、開発期間を短縮することができる。加えて、
JTAG回路とともに上記端子切り替え手段を備えるこ
とにより、仕様上の端子数を増加させることなく、標準
的な規格に準拠した構成および方法で組み込み自己検査
を実行することが可能となる。
は、以上のように、さらに、上記端子切り替え手段が、
上記端子群の所定の端子に入力された、上記信号群の切
り替えを指示する所定の電位を検出する特別電圧検出回
路を具備する構成である。
定の電位を検出した時に、端子切り替え手段が信号群を
切り替えることができるため、自己検査起動回路を外部
から直接制御することが可能となる。すなわち、端子機
能を切り替えるために新たな専用端子を設ける必要がな
く、共用する端子群の端子機能を1チップマイクロコン
ピュータの所定の端子に入力する電位により外部から制
御することができるという効果を奏する。
は、以上のように、さらに、上記端子切り替え手段が、
上記端子群の所定の端子に入力された、上記信号群の切
り替えを指示するコマンドを検出するコマンド検出回路
を具備する構成である。
定のコマンドを検出した時に、端子切り替え手段が信号
群を切り替えることができるため、自己検査起動回路を
外部から直接制御することが可能となる。すなわち、端
子機能を切り替えるために新たな専用端子を設ける必要
がなく、共用する端子群の端子機能を1チップマイクロ
コンピュータの所定の端子に入力するコマンドにより外
部から制御できるという効果を奏する。
記の1チップマイクロコンピュータを搭載した構成であ
る。
検査を実行できることを特徴とする1チップマイクロコ
ンピュータをICカードに搭載することにより、ISO
7816で8本という限られた端子数に規定されている
ICカードにおいても組み込み自己検査を行うことが可
能となるという効果を奏する。
1149.1規格に準拠したJTAG回路を採用した1
チップマイクロコンピュータを用いることにより、JT
AG回路の制御信号を用いてICカードの組み込み自己
検査を実行することが可能となる。よって、JTAG回
路は標準的な規格に準拠した回路であるため、この回路
を採用した1チップマイクロコンピュータの設計、開発
期間を短縮でき、それゆえ、それを用いたICカードの
開発期間を短縮することが可能となるという効果を奏す
る。
コンピュータの構成の概略を示すブロック図である。
動作を示すフローチャートである。
ロコンピュータの構成の概略を示すブロック図である。
動作を示すフローチャートである。
マイクロコンピュータの構成の概略を示すブロック図で
ある。
動作を示すフローチャートである。
る。
マイクロコンピュータの構成の概略を示すブロック図で
ある。
プマイクロコンピュータの構成の概略を示すブロック図
である。
タが備える端子切り替え回路の一構成の概略を示すブロ
ック図である。
タが備える端子切り替え回路の他の構成の概略を示すブ
ロック図である。
ードの概略を示すものであり、実使用時の状態を示す構
成図である。
ロコンピュータの組み込み自己検査時の状態を示す構成
図である。
ータ 11 メモリ 12 CPU 13 論理回路群 14 疑似乱数発生器(自己検査制御回路) 15 論理回路検査用圧縮器(自己検査制御回路) 16 パターン発生器(自己検査制御回路) 17 メモリ検査用圧縮器(自己検査制御回路) 18 起動レジスタ(自己検査起動回路) 19 組み込み自己検査起動パターン発生器(自己検
査起動回路) 20 パターンカウンタ(自己検査制御回路) 21 仕様の端子群(端子群) 22,32,52,72 バス 31 検査結果出力器(検査結果出力回路) 51 リセット発生器(リセット回路) 71 テスト回路(自己検査起動回路) 73 端子切り替え回路(端子切り替え手段) 73a 特別電圧検出回路 73c コマンド検出回路 P11,P12,P13 データ信号(出力信号) P12a アドレス信号(CPUの指令) P12r 読み込み信号(CPUの指令) P12w 書き込み信号(CPUの指令) P14 テストパターン信号(テストパターン) P16 テストパターン信号P(テストパターン) P19i 初期値設定信号(初期値) Pout 出力データ信号(出力信号) P70 仕様の入出力信号群(仕様の信号群) P71 テスト用入出力信号群(自己検査用信号
群) S12,S13 (第1の処理) S14,S15 (第2の処理) S22,S23 (第3の処理) S24 (第4の処理) S25 (第5の処理) S33,S34 (第6の処理) S35 (第7の処理) S36,S37,S38,S39,S40 (第8の
処理)
Claims (12)
- 【請求項1】それぞれバスで接続されたCPUと、CP
Uの動作を司るプログラムが記憶されたメモリと、論理
回路群とを備えるとともに、 上記CPUの指令に従って、上記の論理回路群およびメ
モリにそれぞれテストパターンを入力し、それぞれの出
力信号を検出する自己検査制御回路と、 上記CPUの指令に従って、上記自己検査制御回路に初
期値を設定し、上記自己検査制御回路を起動する自己検
査起動回路とを備えていることを特徴とする1チップマ
イクロコンピュータ。 - 【請求項2】それぞれバスで接続されたCPUと、CP
Uの動作を司るプログラムが記憶されたメモリと、論理
回路群とを備えるとともに、 上記CPUの指令に従って、上記のCPU、論理回路群
およびメモリにそれぞれテストパターンを入力し、それ
ぞれの出力信号を検出する自己検査制御回路と、 上記CPUの指令に従って、上記自己検査制御回路に初
期値を設定し、上記自己検査制御回路を起動する自己検
査起動回路と、 上記自己検査制御回路で検出された上記のCPU、論理
回路群およびメモリの出力信号を外部に出力する検査結
果出力回路とを備えていることを特徴とする1チップマ
イクロコンピュータ。 - 【請求項3】それぞれバスで接続されたCPUと、CP
Uの動作を司るプログラムが記憶されたメモリと、論理
回路群とを備えるとともに、 上記CPUの指令に従って、上記のCPU、論理回路群
およびメモリにそれぞれテストパターンを入力し、それ
ぞれの出力信号を検出する自己検査制御回路と、 上記CPUの指令に従って、上記自己検査制御回路に初
期値を設定し、上記自己検査制御回路を起動する自己検
査起動回路と、 上記自己検査制御回路によって上記のCPU、論理回路
群およびメモリの出力信号を検出した後、上記CPUを
リセットして、上記のCPU、論理回路群およびメモリ
を上記出力信号に基づいて診断するプログラムを上記C
PUに実行させるリセット回路とを備えていることを特
徴とする1チップマイクロコンピュータ。 - 【請求項4】それぞれバスで接続されたCPUと、CP
Uの動作を司るプログラムが記憶されたメモリと、論理
回路群とを備えるとともに、 上記のCPU、論理回路群およびメモリにそれぞれテス
トパターンを入力し、それぞれの出力信号を検出する自
己検査制御回路と、 上記自己検査制御回路に初期値を設定し、該自己検査制
御回路を起動する自己検査起動回路と、 同一の端子群を介して入出力される自己検査用信号群お
よび仕様の信号群を切り替える端子切り替え手段とを備
えていることを特徴とする1チップマイクロコンピュー
タ。 - 【請求項5】上記自己検査起動回路がIEEE114
9.1規格に準拠したテスト回路であることを特徴とす
る請求項4に記載の1チップマイクロコンピュータ。 - 【請求項6】上記端子切り替え手段が、上記端子群の所
定の端子に入力された、上記信号群の切り替えを指示す
る所定の電位を検出する特別電圧検出回路を具備するこ
とを特徴とする請求項4または5に記載の1チップマイ
クロコンピュータ。 - 【請求項7】上記端子切り替え手段が、上記端子群の所
定の端子に入力された、上記信号群の切り替えを指示す
るコマンドを検出するコマンド検出回路を具備すること
を特徴とする請求項4または5に記載の1チップマイク
ロコンピュータ。 - 【請求項8】請求項1から7の何れか1項に記載の1チ
ップマイクロコンピュータを搭載したことを特徴とする
ICカード。 - 【請求項9】それぞれバスで接続されたCPUと、CP
Uの動作を司るプログラムが記憶されたメモリと、論理
回路群とを備えた1チップマイクロコンピュータの制御
方法であって、 上記CPUの指令に従って、自己検査制御回路に初期値
を設定し、該自己検査制御回路を起動する処理と、 上記CPUの指令に従って、上記自己検査制御回路によ
って、上記の論理回路群およびメモリにそれぞれテスト
パターンを入力し、それぞれの出力信号を検出する処理
とを含んでいることを特徴とする1チップマイクロコン
ピュータの制御方法。 - 【請求項10】それぞれバスで接続されたCPUと、C
PUの動作を司るプログラムが記憶されたメモリと、論
理回路群とを備えた1チップマイクロコンピュータの制
御方法であって、 上記CPUの指令に従って、自己検査制御回路に初期値
を設定し、該自己検査制御回路を起動する処理と、 上記CPUの指令に従って、上記自己検査制御回路によ
って、上記のCPU、論理回路群およびメモリにそれぞ
れテストパターンを入力し、それぞれの出力信号を検出
する処理と、 上記自己検査制御回路で検出された上記のCPU、論理
回路群およびメモリの出力信号を外部に出力する処理と
を含んでいることを特徴とする1チップマイクロコンピ
ュータの制御方法。 - 【請求項11】それぞれバスで接続されたCPUと、C
PUの動作を司るプログラムが記憶されたメモリと、論
理回路群とを備えた1チップマイクロコンピュータの制
御方法であって、 上記CPUの指令に従って、自己検査制御回路に初期値
を設定し、該自己検査制御回路を起動する処理と、 上記CPUの指令に従って、上記自己検査制御回路によ
って、上記のCPU、論理回路群およびメモリにそれぞ
れテストパターンを入力し、それぞれの出力信号を検出
する処理と、 上記自己検査制御回路によって上記のCPU、論理回路
群およびメモリの出力信号を検出した後、上記CPUを
リセットして、上記のCPU、論理回路群およびメモリ
を上記出力信号に基づいて診断するプログラムを上記C
PUに実行させる処理とを含んでいることを特徴とする
1チップマイクロコンピュータの制御方法。 - 【請求項12】それぞれバスで接続されたCPUと、C
PUの動作を司るプログラムが記憶されたメモリと、論
理回路群とを備えた1チップマイクロコンピュータの制
御方法であって、 自己検査制御回路に初期値を設定し、該自己検査制御回
路を起動する処理と、 上記自己検査制御回路によって、上記のCPU、論理回
路群およびメモリにそれぞれテストパターンを入力し、
それぞれの出力信号を検出する処理と、 自己検査時には自己検査用信号群を入出力し、通常使用
時には仕様の信号群を入出力するように、端子群を通過
する信号群を切り替える処理とを含んでいることを特徴
とする1チップマイクロコンピュータの制御方法。
Priority Applications (6)
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TW089108531A TW452655B (en) | 1999-05-11 | 2000-05-04 | One-chip microcomputer and control method thereof as well as an IC card having such a one-chip microcomputer |
EP00303796A EP1074915B1 (en) | 1999-05-11 | 2000-05-05 | One-chip microcomputer and control method for said one-chip microcomputer |
DE60013210T DE60013210T2 (de) | 1999-05-11 | 2000-05-05 | Ein-Chip-Mikrorechner und dessen Steuerungsverfahren |
KR10-2000-0025058A KR100377904B1 (ko) | 1999-05-11 | 2000-05-10 | 1칩 마이크로컴퓨터와 그 제어방법, 및 1칩마이크로컴퓨터를 탑재한 ic 카드 |
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