JP2005190112A - マイクロコンピュータ及びそのデバッグ方法 - Google Patents
マイクロコンピュータ及びそのデバッグ方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005190112A JP2005190112A JP2003429853A JP2003429853A JP2005190112A JP 2005190112 A JP2005190112 A JP 2005190112A JP 2003429853 A JP2003429853 A JP 2003429853A JP 2003429853 A JP2003429853 A JP 2003429853A JP 2005190112 A JP2005190112 A JP 2005190112A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- scan
- scan chain
- clock
- register
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/22—Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
- G06F11/26—Functional testing
- G06F11/267—Reconfiguring circuits for testing, e.g. LSSD, partitioning
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/317—Testing of digital circuits
- G01R31/31705—Debugging aspects, e.g. using test circuits for debugging, using dedicated debugging test circuits
Abstract
【解決手段】 SoCに、複数のラッチ回路がチェーン状に接続されたスキャンテストを実行するためのスキャンチェーンと、このスキャンチェーンに対するスキャンテストを実行しながらスキャンチェーンを構成する特定のラッチ回路を指定してデータを読み取るデバッグ回路100とを備える。このスキャンチェーンは、出力を先頭のラッチ回路の入力に戻してフィードバックループを構成する。また、スキャンチェーンは複数存在し、それぞれ同数のラッチ回路にて構成され、スキャンテストを行うためのラッチ回路と、スキャンチェーンを構成するラッチ回路の数を揃えるためのダミーのラッチ回路とを備える。
【選択図】 図1
Description
図8は、LSSDラッチの構成を示す図、図9は、LSSDスキャンテストを実行するためのスキャンチェーンを説明する図である。
図8に示すように、LSSDラッチ200は、マスタラッチ201とスレイブラッチ202という2つのDラッチを組み合わせて構成される。マスタラッチ201には、Aクロックの入力及びこのAクロックにより制御されるスキャンイン(Scan input)とCクロックの入力及びこのCクロックにより制御されるデータイン(Data input)がある。スレイブラッチ202には、Bクロックが接続され、このBクロックがハイレベルのとき、マスタラッチ201のデータがスレイブラッチ202に入力される。
図9に示すように、このLSSDスキャンテストでは、チップ内の全てのLSSDラッチ(図ではFFと表記)を複数のスキャンチェーン(Scan Chain)で接続し、このLSSDラッチを介してテストパターンを入力する(Scan in)。そして、その結果を、LSSDラッチに取り込むと共にスキャンチェーンを介してチップ外部に取り出し(Scan out)、取り出された結果と予め求めた期待値とを比較することで、チップの良品・不良品を判別することができる。
さらに、このスキャンテストは、テストの実行によって全てのLSSDラッチの内容が変更されてしまう。そのため、同じ状態で再度テストを実行することができないという問題もある。
また本発明は、SoCによるプログラムの実行を任意の時点で中断し、SoC内部の任意のレジスタの内容を読み取り、あるいは書き換える手段を提供することを他の目的とする。
また本発明は、上記のレジスタの内容の読み取り、書き換えをレジスタの内容を破壊することなく行うことをさらに他の目的とする。
さらに詳細には、このスキャンチェーンは、出力を先頭のラッチ回路の入力に戻してフィードバックループを構成する。また、スキャンチェーンは複数存在し、それぞれ同数のラッチ回路にて構成され、スキャンテストを行うためのラッチ回路と、スキャンチェーンを構成するラッチ回路の数を揃えるためのダミーのラッチ回路とを備える。
さらにこのデバッグ回路に、第1のレジスタに保持されたデータにて指定される特定のラッチ回路に書き込むデータを保持する第3のレジスタを備えることができる。この場合、制御回路は、スキャンテストで用いられるクロックのカウント値と第1のレジスタに保持されたデータとから得られるタイミングで第3のレジスタに保持されたデータをスキャンチェーンに送信する。
さらにこのSoCに、クロックのカウント値に基づいて得られるタイミングでスキャンチェーンに対してラッチ回路に書き込むデータを送信するデータ書き込み手段、データ読み取り手段にて読み取られたラッチ回路のデータを評価する評価手段といった構成要素を備えることができる。
そして、より好ましくは、スキャンチェーンは、出力であるスキャンアウトを、スキャンチェーンを構成する先頭のラッチ回路の入力であるスキャンインに戻してフィードバックループを構成し、クロック供給手段は、ラッチ回路のデータがフィードバックループに沿って一周するだけ、すなわちスキャンチェーンを構成するラッチ回路の数(スキャンチェーンの長さ)分のクロックを生成しスキャンチェーンに供給する。
ここで、このデバッグ方法には、クロックのカウント値にて特定されるラッチ回路のデータを予めデータ書き込み用のレジスタに保持されたデータに置き換えるステップをさらに含むことができる。
また本発明によれば、スキャンテストの終了後にスキャンチェーンの各ラッチ回路のデータが元に戻るようにすることができ、上述したラッチ回路の内容の読み取り、書き換えをラッチ回路の内容を破壊することなく行うことができる。
本実施形態のスキャンテストでは、SoCにおける論理設計の正しさを判断し、デバッグを行うために、次の事項が実現されなければならない。
・スキャンチェーンを構成する任意のLSSDラッチ(フリップフロップ)の内容を読み取ることができる。
・スキャンチェーンを構成する任意のLSSDラッチの内容を書き換えることができる。
・所望のLSSDラッチの内容を読み書きする際に、他のLSSDラッチの内容を変更してはならない。
・テストを行ってLSSDラッチの内容を読み出した後、テストのために中断したプログラムを続行できる。
1.全てのスキャンチェーンは、スキャンアウト(Scan out)データをスキャンイン(Scan in)に戻すフィードバックループ(Feed back loop)を持つ。
これにより、スキャンテストにおいてスキャンチェーンを構成するLSSDラッチの値を順にシフトしていき、フィードバックループを一周すれば、各LSSDラッチの値は元に戻り、破壊されないこととなる。
これにより、全てのスキャンチェーンに対してLSSDラッチの値を元に戻すのに要する時間、すなわちスキャンテストに要するクロック数を同じにすることができ、1の条件と合わせて、スキャンテストにおいてLSSDラッチの値がスキャンチェーンのフィードバックループを一周することで、全てのスキャンチェーンにおける全てのLSSDラッチの値を同時に元に戻すことができる。
これにより、1、2の条件と合わせれば、スキャンテスト終了時点で、各スキャンチェーンのLSSDラッチの値がスキャンチェーンのフィードバックループを一周し、全てのスキャンチェーンにおける全てのLSSDラッチの値が同時に元に戻る。したがって、テスト終了後に、テストのために中断したプログラムを続行できることとなる。
図1に示すように、本実施形態のSoCには、デバッグ回路100が設けられている。このデバッグ回路100は、CPUローカル・バス110を介してCPU120に接続されており、スキャンチェーン(図示せず)を制御して、SoCのチップ上に集積されたデバイス(図示せず)に対するデバッグを行う。
制御回路30は、ステートマシン20がテストステージである場合に、スキャンテストに用いるための、Aクロック、Bクロック、Cクロック及びライトクロック(Write_Clk)を生成して出力する。また、スキャンテストにおけるターゲットのLSSDラッチの位置およびテストの終了タイミングを管理する。制御回路の構成および機能の詳細については後述する。
図2は、本実施形態のスキャンテストのために用いられるスキャンチェーンの構成を示す図である。通常、ASICでは、テスト時間を短縮するため、16本以上のスキャンチェーンを持つが、各スキャンチェーンでは同じ構成なので、ここでは1本のスキャンチェーンの構成を示す。
図2を参照すると、本実施形態によるスキャンチェーンは、テスト対象であるLSSDラッチのチェーン210と、テスト対象ではないダミーLSSDラッチ220と、マルチプレクサ230とを備えて構成される。
これは、本実施形態のテストが終了した時点で、全てスキャンチェーンにおけるLSSDラッチのデータが、同時に元のLSSDラッチに戻ることを保証するためである。各スキャンチェーンの長さが異なると、スキャンテストの終了後にデータを元のLSSDラッチに戻すために必要なクロック数が異なることとなるため、全てのスキャンチェーンデータを同時に復元できない。そこで、ダミーLSSDラッチ220を適宜組み入れて、各スキャンチェーンの長さを一致させる。これにより、上述した「全てのスキャンチェーンの長さを揃える。」という条件を満足する。
図3を参照すると、制御回路30は、カウンタ31と、スキャンチェーンの長さ(Scan_Length)を保持したレジスタ32と、カウンタ31の値とレジスタ32の値とを比較する比較回路33と、カウンタ31の値と図1のスキャンナンバーレジスタ13に保持されたスキャンナンバー(Scan_Number)とを比較する比較回路34とを備える。
また図3に示すように、制御回路30は、基本クロックに基づいて、スキャンチェーンデータをフィードバックループに沿ってシフトするのに使用されるAクロック、Bクロック及びCクロックと、リードデータレジスタ11へのスキャンチェーンデータの取り込みに用いられるライトクロック(Write_Clk)とを生成し、送出する。このうち、ライトクロックは基本クロックを2分の1分周して送出する。
比較回路33は、カウンタ31のカウント値とレジスタ32に保持されている値とを比較し、カウント値がスキャンチェーンの長さと等しくなったならば、そのタイミングを通知するスキャン長信号(Counter==Scan_Length)をハイレベルとする。このスキャン長信号は、ステートマシン20に入力され、これを条件として、デバッグ回路100におけるテストステージが終了することとなる。なお、レジスタ32に保持されるスキャンチェーンの長さは固定値なので、レジスタではなくROM(Read Only Memory)等の不揮発性のメモリに記録しておいても良い。
比較回路34は、カウンタ31のカウント値とスキャンナンバーレジスタ13に保持されたスキャンナンバーとを比較し、カウント値がスキャンナンバーと等しくなったならば、そのタイミングを通知するターゲット信号(Counter==Scan_Number)をハイレベルとする。このターゲット信号は、図2に示したように、リードデータレジスタ11に入力されて、スキャンチェーンデータの取り込みタイミングを特定する。また、スキャンチェーンのマルチプレクサ230の切り替え信号として入力され、ライトデータレジスタ12に保持されている値の書き込みタイミングを特定する。
図4を参照すると、デバッグ回路100の状態がテストステージにない場合(SoCが通常の動作中など)は、Aクロック=0、Bクロック=1、Cクロック=1、スキャンゲート(Scan gate)=0の固定値である。一方、テストステージにある場合(スキャンテスト実行時)は、Aクロック及びBクロックが互いに重複しないパルス信号(Non-overlap pulse)となる。これらのクロック数は、上述したようにスキャンチェーンの長さと等しい。したがって、このAクロック及びBクロックにしたがって、各LSSDラッチの値がフィードバックループを構成するスキャンチェーンをシフトしていけば、テストステージが終了してAクロック及びBクロックの出力が止まった時点で、スキャンチェーンを構成する全てのLSSDラッチの値がフィードバックループを一周して元のLSSDラッチに戻ることとなる。
上述したように、ライトクロックは、デバッグ回路100の状態がテストステージにある間、基本クロックの2分の1の周波数を持つパルス信号として出力される。そして、クロック数がスキャンナンバーと等しくなったとき、比較回路34からターゲット信号が出力され、図2に示したようにリードデータレジスタ11に接続されたOR回路240の出力をローレベル=0とする。これにより、このタイミングでマルチプレクサ230から出力されているデータ、すなわちターゲットのLSSDラッチの値がリードデータレジスタ11に取り込まれる。
図6に示すように、ステートマシン20は、「アイドル」、「停止」、「テスト」、「再開」の4つのステージ(状態)を持つ。SoCがリセットされた後は、アイドルステージとなる。スキャンチェーンのLSSDレジスタの値を読み出す読み出し命令がCPU120から発行されると、ステートマシン20は、アイドルステージから停止ステージに移行する。このステージでは、図1に示したデバッグ回路100から出力されるシステムクロックが停止される。これにより、デバッグ回路100およびこれに制御されるスキャンチェーン以外の回路が動作を停止する。
次に、テストステージに移行すると、制御回路30により上述したようにクロック制御が行われ、スキャンチェーンを構成する所望のLSSDラッチに対してデータの読み書きが行われる。このテストステージでは、生成されるクロックにしたがってスキャンチェーンを構成する各LSSDラッチの値が順次シフトされ、スキャンチェーン中のLSSDラッチの数(スキャンチェーンの長さ)分だけシフトが行われると、スキャンチェーンのフィードバックループに沿って各LSSDラッチのデータが一周し元の値に戻る。そして、この時点でテストステージが終了する。すなわち、スキャンチェーンのLSSDラッチの数が3000個であれば、3000回スキャンシフト(Scan shift)を行った時点で終了する。
テストステージが終了すると、再開ステージに移行する。この再開ステージでは、停止されていたシステムクロックを再び動作させ、SoCの通常動作が可能な状態となる。この後は、アイドルステージに戻り、一連の作業が終了する。
図7は、本実施形態によるデバッグにおいて、スキャンチェーンを構成する所望のLSSDラッチの値を読み出す動作の全体的な流れを説明するフローチャートである。
図7を参照すると、まず、準備段階の動作として、CPU120がターゲット(データの読み出し対象)のLSSDラッチを決め、そのスキャンチェーン上の位置(先頭から何番目か)を調べる(ステップ701)。これは、スキャンアウトからスキャンチェーンをバックトレース(Back trace)することにより得ることができる。
この後、Aクロック及びBクロックによるLSSDラッチの値のシフトと、カウンタ31による基本クロックのカウントが続行され、カウンタ31のカウント値がスキャンの長さと等しくなったならば、ステートマシン20の制御によりスキャンテストが終了する(ステップ707)。
デバッグ回路100は、上記のステップ704〜ステップ706までの動作と同様にして、ターゲットのLSSDレジスタのデータをリードデータレジスタ11に読み込む。このとき、読み込みと同じタイミングでスキャンチェーンから読み出されたデータがライトデータレジスタ12のデータに切り替えられて、スキャンチェーンに戻される。したがって、スキャンチェーンの各LSSDラッチの値がシフトしていき、フィードバックループを一周してスキャンテストが終了したときには、ターゲットのLSSDラッチのデータのみがライトデータレジスタ12に書かれていたデータに変更されることとなる。
また、問題となるレジスタの値を読み取るだけでなく、これを正しい値に書き換え、プログラムを再スタートさせることができる。この機能により、バグの修正が正しいかどうかを確認することも可能となる。
さらに、この任意のレジスタの内容をプログラム制御にて修正できることから、SoCにて構成されたASICがバグのため誤動作する場合でも、そのバグの内容によってはパッチを当ててソフトウェア的に修正できる可能性がある。ASICの開発コストを考えると、チップを再設計せずにバグが除去できるとすれば、そのメリットは計り知れない。
Claims (15)
- 複数のラッチ回路がチェーン状に接続された、スキャンテストを実行するためのスキャンチェーンと、
前記スキャンチェーンに対するスキャンテストを実行しながら当該スキャンチェーンを構成する特定のラッチ回路を指定して当該ラッチ回路のデータを読み取るデバッグ回路と
を備えることを特徴とするマイクロコンピュータ。 - 前記デバッグ回路は、前記スキャンチェーンを構成する特定のラッチ回路を指定して当該ラッチ回路にデータを書き込むことを特徴とする請求項1に記載のマイクロコンピュータ。
- 前記スキャンチェーンは、当該スキャンチェーンの出力を、当該スキャンチェーンを構成する先頭のラッチ回路の入力に戻してフィードバックループを構成することを特徴とする請求項1に記載のマイクロコンピュータ。
- 前記スキャンチェーンは複数存在し、各スキャンチェーンは同数のラッチ回路にて構成されることを特徴とする請求項1に記載のマイクロコンピュータ。
- 前記スキャンチェーンは、スキャンテストを行うためのラッチ回路と、スキャンチェーンを構成するラッチ回路の数を揃えるためのダミーのラッチ回路とを備えることを特徴とする請求項4に記載のマイクロコンピュータ。
- 前記デバッグ回路は、
前記スキャンチェーンにおける前記特定のラッチ回路をスキャンテストで用いられるクロックの数で指定したデータを保持する第1のレジスタと、
前記第1のレジスタに保持されたデータにて指定される前記特定のラッチ回路から読み取ったデータを保持する第2のレジスタと、
前記スキャンテストで用いられるクロックのカウント値と前記第1のレジスタに保持されたデータとから得られるタイミングで前記第2のレジスタにデータを出力するための制御信号を前記スキャンチェーンに送信する制御回路と
を備えることを特徴とする請求項1に記載のマイクロコンピュータ。 - 前記第1のレジスタに保持されたデータにて指定される前記特定のラッチ回路に書き込むデータを保持する第3のレジスタをさらに備え、
前記制御回路は、前記スキャンテストで用いられるクロックのカウント値と前記第1のレジスタに保持されたデータとから得られるタイミングで前記第3のレジスタに保持されたデータを前記スキャンチェーンに送信することを特徴とする請求項6に記載のマイクロコンピュータ。 - 前記スキャンチェーン及び前記デバッグ回路は、スキャンテストの対象である回路と共に単一の集積回路上に実装されたことを特徴とする請求項1に記載のマイクロコンピュータ。
- 複数のラッチ回路がチェーン状に接続された、スキャンテストを実行するためのスキャンチェーンと、
前記スキャンチェーンを構成するラッチ回路のデータを当該スキャンチェーンに沿って順次シフトさせるためのクロックを生成して前記スキャンチェーンに供給するクロック供給手段と、
前記クロックのカウント値に基づいて得られるタイミングで前記スキャンチェーンから前記ラッチ回路のデータの読み取りを行うデータ読み取り手段と
を備えることを特徴とするマイクロコンピュータ。 - 前記クロックのカウント値に基づいて得られるタイミングで前記スキャンチェーンに対して前記ラッチ回路に書き込むデータを送信するデータ書き込み手段をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載のマイクロコンピュータ。
- 前記スキャンチェーンは、当該スキャンチェーンの出力を、当該スキャンチェーンを構成する先頭のラッチ回路の入力に戻してフィードバックループを構成し、
前記クロック供給手段は、前記ラッチ回路のデータが前記フィードバックループに沿って一周するだけの前記クロックを生成し前記スキャンチェーンに供給することを特徴とする請求項9に記載のマイクロコンピュータ。 - 前記データ読み取り手段にて読み取られた前記ラッチ回路のデータを評価する評価手段をさらに備え、
前記スキャンチェーンと、前記クロック供給手段と、前記データ読み取り手段と、前記評価手段とが単一の集積回路上に実装されたことを特徴とする請求項9に記載のマイクロコンピュータ。 - 複数のラッチ回路がチェーン状に接続された、スキャンテストを行うためのスキャンチェーンを内蔵した電子回路に対してデバッグを行うデバッグ方法であって、
前記スキャンチェーンを構成するラッチ回路のデータを所定のクロックに従って順次シフトさせるステップと、
前記クロックのカウント値にて特定される前記ラッチ回路からデータを読み出し、当該ラッチ回路から読み取られたデータをデータ読み取り用のレジスタに保持するステップと、
前記データ読み取り用のレジスタに保持されたデータをコンピュータが読み込むステップと
を含むことを特徴とするデバッグ方法。 - 前記クロックのカウント値にて特定される前記ラッチ回路のデータを予めデータ書き込み用のレジスタに保持されたデータに置き換えるステップをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載のデバッグ方法。
- 前記ラッチ回路のデータをシフトさせるステップは、
システムクロックを停止するステップと、
データのシフトに用いられる前記所定のクロックを生成するステップとを含み、
前記データをコンピュータが読み込むステップは、
データのシフトに用いられる前記所定のクロックを停止するステップと、
前記システムクロックを再開するステップとを含むことを特徴とする請求項13に記載のデバッグ方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003429853A JP2005190112A (ja) | 2003-12-25 | 2003-12-25 | マイクロコンピュータ及びそのデバッグ方法 |
US10/905,227 US20050154947A1 (en) | 2003-12-25 | 2004-12-22 | Microcomputer And Method For Debugging Microcomputer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003429853A JP2005190112A (ja) | 2003-12-25 | 2003-12-25 | マイクロコンピュータ及びそのデバッグ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005190112A true JP2005190112A (ja) | 2005-07-14 |
Family
ID=34736318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003429853A Pending JP2005190112A (ja) | 2003-12-25 | 2003-12-25 | マイクロコンピュータ及びそのデバッグ方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20050154947A1 (ja) |
JP (1) | JP2005190112A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012172620A1 (ja) * | 2011-06-14 | 2012-12-20 | パナソニック株式会社 | 半導体集積回路およびデバッグ方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10335809B4 (de) * | 2003-08-05 | 2010-07-01 | Infineon Technologies Ag | Integrierte Schaltung mit einem zu testenden elektronischen Schaltkreis und Testsystem-Anordnung zum Testen der integrierten Schaltung |
US10656202B1 (en) * | 2018-09-21 | 2020-05-19 | Xilinx, Inc. | Electronic device including integrated circuit with debug capabilities |
FR3101449B1 (fr) * | 2019-09-27 | 2021-10-15 | St Microelectronics Sa | Détection et correction d'erreurs |
FR3101448B1 (fr) * | 2019-09-27 | 2021-10-15 | St Microelectronics Sa | Procédé de détection d'erreurs |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6093559A (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-25 | Fujitsu Ltd | スキヤン方式 |
JPH01132980A (ja) * | 1987-11-17 | 1989-05-25 | Mitsubishi Electric Corp | テスト機能付電子回路装置 |
JPH05215816A (ja) * | 1991-12-06 | 1993-08-27 | Nec Corp | 情報処理装置 |
JPH07270494A (ja) * | 1994-03-30 | 1995-10-20 | Toshiba Corp | 集積回路装置 |
JP2001027958A (ja) * | 1999-05-11 | 2001-01-30 | Sharp Corp | 1チップマイクロコンピュータおよびその制御方法、ならびにそれを用いたicカード |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4204824B2 (ja) * | 2001-09-20 | 2009-01-07 | 新明和工業株式会社 | 光学系 |
US7032202B2 (en) * | 2002-11-19 | 2006-04-18 | Broadcom Corporation | System and method for implementing a flexible top level scan architecture using a partitioning algorithm to balance the scan chains |
GB2403847B (en) * | 2003-07-01 | 2005-11-16 | Micron Technology Inc | Optical channels for multi-level metal optical imagers and method for manufacturing same |
US7137086B2 (en) * | 2004-07-06 | 2006-11-14 | Dafca, Inc. | Assertion checking using two or more cores |
-
2003
- 2003-12-25 JP JP2003429853A patent/JP2005190112A/ja active Pending
-
2004
- 2004-12-22 US US10/905,227 patent/US20050154947A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6093559A (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-25 | Fujitsu Ltd | スキヤン方式 |
JPH01132980A (ja) * | 1987-11-17 | 1989-05-25 | Mitsubishi Electric Corp | テスト機能付電子回路装置 |
JPH05215816A (ja) * | 1991-12-06 | 1993-08-27 | Nec Corp | 情報処理装置 |
JPH07270494A (ja) * | 1994-03-30 | 1995-10-20 | Toshiba Corp | 集積回路装置 |
JP2001027958A (ja) * | 1999-05-11 | 2001-01-30 | Sharp Corp | 1チップマイクロコンピュータおよびその制御方法、ならびにそれを用いたicカード |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012172620A1 (ja) * | 2011-06-14 | 2012-12-20 | パナソニック株式会社 | 半導体集積回路およびデバッグ方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20050154947A1 (en) | 2005-07-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5708773A (en) | JTAG interface system for communicating with compliant and non-compliant JTAG devices | |
US6574762B1 (en) | Use of a scan chain for configuration of BIST unit operation | |
JP5373403B2 (ja) | データ処理システムを試験するための方法および装置 | |
US5828824A (en) | Method for debugging an integrated circuit using extended operating modes | |
US7353442B2 (en) | On-chip and at-speed tester for testing and characterization of different types of memories | |
US7644333B2 (en) | Restartable logic BIST controller | |
US9037911B2 (en) | Debug state machines and methods of their operation | |
US7653845B2 (en) | Test algorithm selection in memory built-in self test controller | |
US7340658B2 (en) | Technique for combining scan test and memory built-in self test | |
KR100714240B1 (ko) | 반도체 집적회로 및 기록매체 | |
US6564347B1 (en) | Method and apparatus for testing an integrated circuit using an on-chip logic analyzer unit | |
US20160349320A1 (en) | Remote bus wrapper for testing remote cores using automatic test pattern generation and other techniques | |
CN107450003B (zh) | 半导体装置、电子控制系统和评估电子控制系统的方法 | |
US11519961B2 (en) | Extended JTAG controller and method for functional debugging using the extended JTAG controller | |
US6260166B1 (en) | Observability register architecture for efficient production test and debug | |
US7089473B2 (en) | Method and apparatus for testing a circuit using a die frame logic analyzer | |
US7607057B2 (en) | Test wrapper including integrated scan chain for testing embedded hard macro in an integrated circuit chip | |
US20100019774A1 (en) | Isolation cell with test mode | |
JP2005190112A (ja) | マイクロコンピュータ及びそのデバッグ方法 | |
JP2018190751A (ja) | 半導体装置および半導体装置のテスト方法 | |
Josephson et al. | Test methodology for the McKinley processor | |
JP4176944B2 (ja) | 半導体集積回路及び記録媒体 | |
Bushard et al. | DFT of the Cell Processor and its Impact on EDA Test Softwar | |
US20070032999A1 (en) | System and method for emulating hardware failures and method of testing system software incorporating the same | |
JP4131937B2 (ja) | テスト機能を有する論理回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060406 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060411 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060710 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070206 |
|
RD14 | Notification of resignation of power of sub attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7434 Effective date: 20070419 |