JP2001019773A - 高濃度架橋剤マスターバッチ - Google Patents
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Abstract
有する架橋剤マスターバッチで有機過酸化物含有量が4
0重量%以上のものが求められている。 【解決手段】常温で固体の有機過酸化物35%〜70
%、プロピレン含有量が45%以上でムーニー粘度が1
00℃で30以上のEPM及び/又はEPDM等の合成
ゴム、比表面積が150m2/g以上である湿式及び/
又は乾式シリカ、細孔容積が1.5ml/g以上である
多孔性シリカを含有することを特徴とする高濃度架橋剤
マスターバッチ。
Description
チに関する。更に詳しくは、熱可塑性プラスチックやゴ
ムといったエラストマーの架橋に使用される架橋剤マス
ターバッチに関する。
重合体のような熱可塑性プラスチック、エチレン・プロ
ピレン・ジエンゴムやブタジエン・アクリロニトリル共
重合体のようなエラストマーは安価で豊富に得られ、且
つ数々の優れた物性や特性を有しているため工業的に広
く使用されている。これらエラストマーは有機過酸化物
を適量添加して加熱処理を行うことにより架橋すること
が出来、その耐熱性を改善するための簡便な方法として
工業的に実用化されている方法である。
ストマーの架橋を行う際に架橋剤として有機過酸化物を
純品のまま添加混合することは、有機過酸化物を炭酸カ
ルシウムやシリカ、クレー、タルク等のエラストマー加
工において不活性な充填剤(以下不活性充填剤と略す)
で希釈した粉状マスターバッチやエチレン・プロピレン
ゴム(以下EPMと略す)、エチレン・プロピレン・ジ
エンゴム(以下EPDMと略す)に有機過酸化物を練り
込んで板状又は粒状に加工されたマスターバッチに比べ
て経済面で有利であるが、有機過酸化物純品の取り扱い
の安全性や架橋しようとするエラストマーへの分散性が
非常に劣るため、通常、粉状又は板状、粒状のマスター
バッチが工業的に使用されている。
状のマスターバッチを架橋剤として使用する場合、利点
としては (1)使用時及び貯蔵時の安全性が保証される (2)安全性や品質の許す限り任意に有機過酸化物濃度
を上げることができ、使用者にとっての経済効果が大き
い (3)有機過酸化物の形状(固体、液体)によらず粉状
として取り扱え、計量作業が簡便である。 であるが、欠点としては以下の点が上げられる。 (1)架橋しようとするエラストマーへの均一分散まで
に時間がかかる。 (2)架橋しようとするエラストマーとの混練り時に架
橋剤マスターバッチの粉塵が立ち、作業者が吸入すると
いった作業環境上の問題が生じる。 一方、有機過酸化物をEPM又はEPDM等の合成ゴム
に混練りした板状又は粒状の架橋剤マスターバッチは粉
状の架橋剤マスターバッチ同様、使用時及び貯蔵時の安
全性は確保できるが、これを架橋剤として使用した場合
は架橋しようとするエラストマーとの均一分散までの時
間が粉状のマスターバッチに比べて大幅に短縮され、な
お且つ粉塵が立たないため、前記(1)及び(2)の欠
点は解決できるが、これら板状又は粒状の架橋剤マスタ
ーバッチは技術上の問題で有機過酸化物含有量が最大で
40重量%程度のものしか工業的に生産されていない。
%又はそれ以下の有機過酸化物を含有したEPM又はE
PDMベースの架橋剤マスターバッチの場合、有機過酸
化物、EPM又はEPDM、湿式又は乾式シリカが必須
成分となり、必要に応じて炭酸カルシウム等の不活性充
填剤を添加しオープンロールにより混練することにより
生産されているが、有機過酸化物の形状やEPM又はE
PDMの特性(ムーニー粘度、エチレン又はプロピレン
含有量)、湿式又は乾式シリカの基本性能(比表面積、
吸油量等)は考慮する必要がなく、通常、配合上の特別
な工夫は必要とされていない。そのため通常は比表面積
が40〜140m2/g程度、細孔容積が0.1〜0.
6ml/g程度である湿式又は乾式シリカが使用されて
いる。
量%以上のものを市販のEPM又はEPDM、湿式シリ
カ等を使用して生産しようとした場合、オープンロール
で混練り中に液体の有機過酸化物を使用した場合では、
過剰の有機過酸化物の影響により、ロールにこのマスタ
ーバッチが粘着し剥離できなくなったり、又は強度の著
しく劣るものができる。一方固体の有機過酸化物の場合
は、過剰成分の影響により混練り中にロール上でバンド
の切断が起こり混練りができなくなるという問題が発生
する。
スターバッチの高濃度化のため、60℃でのブルックフ
ィールド粘度が10,000ポイズ以下のEPM/EP
DMに代表される液状ポリマー類を必須成分とする高濃
度架橋剤マスターバッチの製造方法が開示されている
が、これら常温で液状のポリマー類は比較的高価であり
工業的には問題がある。
大で40重量%程度の板状又は粒状の架橋剤マスターバ
ッチは有機過酸化物純品や粉状で高濃度の架橋剤マスタ
ーバッチに比べて架橋しようとするエラストマーへの添
加量が増加するため、使用者にとっては経済的に甚だ不
利であり、強くEPM又はEPDMベースの高濃度架橋
剤マスターバッチの供給が求められているが、現状では
これ以上の高濃度の架橋剤マスターバッチの生産は前述
した理由で技術的に解決できない課題であり、今だ実用
化されていない。
及び/又はEPDMを含有する架橋剤マスターバッチ
で、有機過酸化物含有量が従来のものより高濃度のエラ
ストマー用の架橋剤マスターバッチを開発すること。
/又はEPDM等の常温固体の合成ゴムをベースポリマ
ーとした有機過酸化物の高濃度架橋剤マスターバッチを
鋭意研究した結果、好ましくはベースポリマーとしてプ
ロピレン含有量が35重量%以上、好ましくは40重量
%以上、更に好ましくは45%以上でムーニー粘度が1
00℃で30以上の合成ゴム、好ましくはEPM及び/
又はEPDMを用い、(a)常温で固体の有機過酸化物
の場合には、比表面積が150m2/g以上のシリカ、
通常乾式及び/又は湿式シリカを配合することにより、
また、(b)常温で液体の有機過酸化物の場合には、細
孔容積が1.4ml/g以上、好ましくは1.5ml/
g以上である多孔性シリカを配合することにより、有機
過酸化物の含有量が35〜70重量%、好ましくは40
〜65重量%で品質上優れた架橋剤マスターバッチが得
られることを見出し、本発明を完成させた。
バッチにおいて、有機過酸化物濃度が架橋剤マスターバ
ッチ全体に対して35%〜70%であり、かつ、比表面
積が150m2/g以上であるシリカ又は細孔容積が
1.4ml/g以上である多孔性シリカを含有すること
を特徴とする高濃度架橋剤マスターバッチ (2)(a)該有機過酸化物が常温固体の有機過酸化物
ある場合に、比表面積が150m2/g以上である湿式
及び/又は乾式シリカを含有し、また、(b)該有機過
酸化物が常温で液状の有機過酸化物ある場合に、細孔容
積が1.5ml/g以上である多孔性シリカを含有する
ことを特徴とする上記(1)記載の高濃度架橋剤マスタ
ーバッチ (3)合成ゴムが、プロピレン含有量が45%以上でム
ーニー粘度が100℃で30以上のエチレン・プロピレ
ンゴム及び/又はエチレン・プロピレン・ジエンゴムで
あることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の高
濃度架橋剤マスターバッチ (4)架橋剤マスターバッチ全体に対して、有機過酸化
物40〜65重量%、合成ゴム10〜30重量%、シリ
カ5〜30重量%である上記(1)〜(3)のいずれか
一項に記載の高濃度架橋剤マスターバッチに関するもの
ある。
本発明の架橋剤マスターバッチに使用する有機過酸化物
としては10時間半減期温度が60℃以上で、形状が常
温で固体又は液体であるものが好ましい。本発明におい
て常温とは、0℃〜30℃程度温度を意味し、地域、季
節、作業環境等により異なる。また、ここでいう10時
間半減期温度とは有機過酸化物を0.2モル/l濃度と
したベンゼン溶液中で熱分解したとき、有機過酸化物の
濃度が10時間で半分になる温度をいう。
体例としては、ジクミルパーオキサイド、1,3−ビス
(tert−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼ
ン、1,4−ビス(tert−ブチルパーオキシイソプ
ロピル)ベンゼンのようなジアルキルパーオキサイド類
の他、ベンゾイルパーオキサイドに代表されるジアシル
パーオキサイド類等が挙げられる。常温で液体の有機過
酸化物としては2,5−ジメチル−2,5−ジ(ter
t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(tert−ブチルパーオキシ)ヘキシン−
3、tert−ブチルクミルパーオキサイド、ジ−te
rt−ブチルパーオキサイド、ジ−tert−アミルパ
ーオキサイドのようなジアルキルパーオキサイド類、
1,1−ジ−tert−ブチルパーオキシ−3,3,5
−トリメチルシクロヘキサン、4,4−ジ−tert−
ブチルパーオキシバレリックアシッドノルマルブチルエ
ステル、1,1−ジ−tert−ブチルパーオキシシク
ロヘキサンのようなパーオキシケタール類が挙げられ
る。これらのうち好ましいものは、常温固体の有機過酸
化物としてはジクミルパーオキサイド、1,3−ビス
(tert−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼ
ン、1,4−ビス(tert−ブチルパーオキシイソプ
ロピル)ベンゼンであり、常温で液体の有機過酸化物と
して好ましいものは、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(tert−ブチルパーオキシ)ヘキサン、1,1−ジ
−tert−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチ
ルシクロヘキサン及び4,4−ジ−tert−ブチルパ
ーオキシバレリックアシッドノルマルブチルエステルで
ある。これらの有機過酸化物は通常1種類で使用する
が、2種以上を混合した場合においても、液体又は固体
のいずれかとして扱うことができるものであれば2種以
上を混合して使用することも出来る。また、上記で常温
固体として挙げられていても、高濃度で、除去可能な溶
媒に溶解して、若しくは液体有機過酸化物に溶解し、液
状として上記多孔性シリカに吸着させて使用することも
できる。また、これら有機過酸化物の本発明の架橋剤マ
スターバッチにおける含有量は35重量%〜70重量
%、好ましくは40〜65重量%、より好ましくは45
〜65重量%、更に好ましくは50〜65重量%であ
る。
及びEPDMが好ましい。EPM及びEPDMはそれぞ
れエチレン、プロピレン共重合体及びエチレン、プロピ
レン、ジエン三元共重合体を意味し、ムーニー粘度計
(ML1+4 100℃)で30以上で、プロピレン含
有量が35重量%以上、好ましくは40重量%、更に好
ましくは45重量%以上のものが好ましい。これらのム
ーニー粘度及びプロピレン含量の上限は特にないが、一
般的に使用されているEPM及びEPDMは、ゴムの粘
性を測定するムーニー粘度計(ML1+4 100℃)
で20〜150程度であり、プロピレン含有量は20〜
50%程度のものであるので、現段階での実用的な上限
はムーニー粘度150程度であり、またプロピレン含有
量の上限は50重量%程度である。 しかし、本発明に
おいては技術的に可能な限り、ムーニー粘度200程
度、プロピレン含有量60重量%程度若しくはそれ以上
のものであっても使用することができる。
m2/g以上のシリカとしては、比表面積が150m2
/g以上のものであれば、いずれも使用可能である。通
常湿式及び乾式シリカが使用され、その具体例としては
ニップシールNS−P(商品名)、ニップシールVN−
3(商品名)、ニップシールNS−K(商品名)等(以
上日本シリカ製)、ミズカシールP−802(商品
名)、ミズカシールP−554A(商品名)等(以上水
沢化学工業製)、ファインシールE50(商品名)、フ
ァインシールT32(商品名)、ファインシールX37
(商品名)、ファインシールX80(商品名)、ファイ
ンシールK41(商品名)等(以上トクヤマ製)、シペ
ルナート22(商品名)、シペルナート50S(商品
名)、シペルナート50(商品名)、FK500LS
(商品名)、FK700(商品名)等(以上デグサ製)
の湿式シリカ、アエロジル200(商品名)、アエロジ
ル300(商品名)、アエロジル380(商品名)等
(以上日本アエロジル製)の乾式シリカが挙げられる
が、本発明はこれら例示した湿式及び乾式シリカに限定
されるものではない。また表面をメチルクロロシラン等
で処理した表面処理シリカも比表面積が150m2/g
以上で有れば同様に使用可能である。本発明の高濃度架
橋剤マスターバッチに比表面積が150m2/g以上の
ものであれば湿式及び乾式シリカの区別なく使用可能で
あり、これらを1種又は2種以上混合して使用され得
る。また、比表面積が200m2/g以上のものであれ
ばより好ましい。
の架橋剤マスターバッチで使用しうるシリカとは細孔容
積が1.5ml/g以上の細孔を有する多孔性シリカ
(ゲル状シリカ)であり、その具体例としてはミズカシ
ールP−707(商品名)、ミズカシールP−740
(商品名)、ミズカシールP−78F(商品名)、ミズ
カシールP−78D(商品名)、ミズカソルブC−1
(商品名)、ミズカソルブC−6(商品名)等(以上水
沢化学工業製)の他、サイリシア250(商品名)、サ
イリシア250N(商品名)、サイリシア256(商品
名)、サイリシア256N(商品名)、サイリシア31
0(商品名)、サイリシア320(商品名)、サイリシ
ア350(商品名)、サイリシア358(商品名)等
(以上富士シリシア製)が挙げられるが、本発明はこれ
ら例示した多孔性シリカに限定されるものではなく、細
孔容積が1.4ml/g以上、好ましくは1.5ml/
g以上であればいずれも使用可能であり、本発明の高濃
度架橋剤マスターバッチに1種又は2種以上を混合して
使用され得る。これらの多孔性シリカは通常粉末状のも
のが使用され、好ましい粒度は平均粒径1〜15μm程
度である。
℃でのN2吸着等温線を測定することによって行われ、
通常BET法と言われている方法で、最も一般的で信頼
性の高い方法である。本発明で記載した乾式及び湿式シ
リカの比表面積及び多孔性シリカの細孔容積の値はいず
れも各シリカメーカーの公表値である。本発明における
シリカの比表面積及び多孔性シリカの細孔容積の上限は
特にないが、実用的には、工業的に一般的に使用されて
いる範囲内のものである。たとえば エラストマーの加
工等で工業的に使用されている湿式及び乾式シリカの比
表面積は通常40〜700m2/g程度のものであり、
また工業的に使用されている細孔を有する多孔性シリ
カ(通常ゲル状シリカ)の細孔容積は通常0.4〜1.
8ml/gであるので、通常は比表面積は700m2/
g程度のものが現段階での上限でり、細孔容積は通1.
8ml/g程度が現状での上限である。しかし、それ以
上のもの例えば比表面積1000m2/g程度 のもの
や、細孔容積2.0ml/gのものも使用できることは
当然である。又有機過酸化物濃度を高濃度にする上で
は、比表面積の大きいものが好ましく、比表面積200
m2/g以上のもの、若しくは細孔容積1.5ml/g
以上、より好ましくは1.6mlのものが好ましい。
細孔を有しており多孔性シリカに属するものであり両者
を厳密に区別することはできないが、湿式シリカの場
合、その細孔容積は多くて0.6ml/g程度である。
しかし湿式シリカであっても本発明でいう1.4ml/
g以上、好ましくは1.5ml/gの細孔容積を有する
ものであれば、本発明における多孔性シリカとして使用
しうる。
機過酸化物、合成ゴム好ましくはEPM及び/又はEP
DM及びシリカが必須成分であるが、必要に応じ本発明
の架橋剤マスターバッチの性能及び貯蔵安定性を損なわ
ない限り、エラストマーの加工で一般的に使用されてい
る無機充填剤が使用可能である。好ましい無機充填剤と
しては沈降製炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、タ
ルク、クレー、カーボンブラック等が挙げられ、これら
を脂肪酸、シラン系カップリング剤等で表面処理された
ものであっても良い。これらは本発明の高濃度架橋剤マ
スターバッチに1種又は2種以上を混合して使用され得
る。これら無機充填剤の本発明の高濃度架橋剤マスター
バッチにおける含有量は架橋剤マスターバッチ全体の1
0重量%以下が好ましい。
安定性を損なわない限り、エラストマーの加工で一般的
に使用される酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃化剤、顔
料、染料、プロセスオイル、滑剤などを本発明の架橋剤
マスターバッチに任意の割合で配合することができる。
通常マスターバッチ全体の5%以下程度である。
各成分を混合することにより製造される。製造の実際に
当たっては、エラストマーの加工で一般的に用いられて
いるオープンロール、バンバリーミキサー、ニーダー、
押出機、トランスファーミキサーなどが使用可能である
が、最も好ましい混合機としてはオープンロールであ
る。本発明の架橋剤マスターバッチは板状又は粒状で製
造されるものであり、その加工に際してはペレタイザ
ー、裁断機等が使用される。
して架橋可能なエラストマーの架橋方法について説明す
る。本発明の架橋剤マスターバッチは架橋可能なエラス
トマーの架橋に好適に使用し得るものである。架橋し得
るエラストマーの具体例としては、EPM、EPDM、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、天然ゴム、ポリブタジ
エン、ポリイソプレン、ポリブチレン、ポリイソブチレ
ン、ポリアクリル酸エステル、スチレン−ブタジエン共
重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、水素
化アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、アクリロニ
トリル−ブタジエン−スチレン3元共重合体、フッ素ゴ
ム、シリコーンゴム、ウレタンゴム、ポリエチレン、エ
チレン−αオレフィン共重合体、塩素化ポリエチレンな
どが挙げられる。
これら架橋し得るエラストマーに対して0.2〜20重
量%、好ましくは1〜10重量%使用される。架橋の実
際の方法は、それ自体公知の方法で実施されるが、例え
ばオ−プンロ−ル、ニ−ダ−等の混合機で、まず架橋し
得るエラストマ−とタルク、炭酸カルシウム等の不活性
充填剤、カーボンブラック等の顔料や加工性向上のため
のプロセスオイル等を均一に混合した後、本発明の高濃
度架橋剤マスターバッチを必要量添加し混練り後、プレ
ス、押出機等により通常140〜200℃で5〜30分
間熱処理することにより架橋されるが、これら架橋条件
は使用される有機過酸化物の種類及び架橋しようとする
エラストマーの種類によって決められる。
大で70%程度、好ましくは65重量%程度の高濃度架
橋剤マスターバッチが可能となり、且つこの新規架橋剤
マスターバッチは優れた貯蔵安定性を有し、又使用時に
は粉塵が立たず、エラストマーへの分散性に優れた性能
を有する。
説明するが、本発明がこれらの実施例によって制限され
るものではない。
ド、融点38℃、純度99%)とニプシールNS−P
(比表面積170m2/g)を表−1で示される割合で
均一に混合し、ついでエスプレン532(住友化学製、
EPDM、ムーニー粘度(ML1+4 120℃)8
0、プロピレン含有量45%)を表−1で示される割合
で配合しオープンロールで均一に混練りしたのち、室温
まで冷却後ペレタイザーを使用して本発明の粒状の高濃
度架橋剤マスターバッチを得た。
ertーブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、融
点43℃、純度99%)、シペルナート50S(比表面
積450m2/g)、軽質炭酸カルシウム(一般市販
品)を表−1で示される割合で均一に混合し、ついでk
eltan312(出光DSM製、EPDM、ムーニー
粘度(ML1+4 100℃)52、プロピレン含有量
50%)を表−1で示される割合でオープンロールで均
一に混練りしたのち、室温まで冷却し裁断機を使用して
50cm角板状の本発明の高濃度架橋剤マスターバッチ
を得た。
/g)、表面処理炭酸カルシウム(白石工業製、白艶華
CCR)及びプロセスオイルとしてポリブテン(一般市
販品)を表−1で示される割合で均一に混合し、ついで
三井EPT0045(三井化学製、EPM、ムーニー粘
度(ML1+4 100℃)38、プロピレン含有量4
9%)を表−1で示される割合でオープンロールで均一
に混練りしたのち、室温まで冷却し裁断機により50c
m角板状の本発明の高濃度架橋剤マスターバッチを得
た。
250m2/g)及びタルク(一般市販品)を表−1で
示される割合で均一に混合し、ついでJSR−EP11
(日本合成ゴム製、EPM、ムーニー粘度(ML1+4
100℃)40、プロピレン含有量49%)を表−1
で示される割合でオープンロールで均一に混練りしたの
ち、室温まで冷却してペレタイザーにより本発明の粒状
の高濃度架橋剤マスターバッチを得た。
橋剤マスターバッチについて40℃で貯蔵し安定性試験
を行なった。架橋剤マスターバッチの配合比及び得られ
た結果を表−1及び表−2に示した。表において、硬度
はRubber Tester TypeCを使用して
測定した。また、表中において、配合量は重量%を示
し,下記の記号はそれぞれ下記の意味を表す。 PO : 有機過酸化物 KYKD : カヤクミルD PKD14 : パ−カドックス14 三井0045: 三井EPT0045 EP11 : JSR−EP11 エス532 : エスプレン532 KT312 : Keltan312 ニプNSP : ニプシールNS−P シペ50S : シペルナート50S ファイ50S: ファインシール50S アエロ200: アエロジル200 軽炭カル : 軽質炭酸カルシウム
rt−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサン、常温で液体、純度95%)、サイリシア2
50N(細孔容積1.80ml/g)、白艶華CCR及
びポリブテン(一般市販品)を表−3で示される割合で
均一に混合し、ついでエスプレン532を表−3で示さ
れる割合で配合しオープンロールで均一に混合したの
ち、室温まで冷却後、裁断機により50cm角板状の本
発明の高濃度架橋剤マスターバッチを得た。
1.70ml/g)を表−3で示される割合で均一に混
合し、ついでKeltan312を表−3で示される割
合で配合しオープンロールで均一に混合したのち、室温
まで冷却後、裁断機を使用して50cm角板状の本発明
の高濃度架橋剤マスターバッチを得た。
2,5−ジ(tert−ブチルパーオキシ)ヘキサン、
常温で液体、純度93%)、ミズカシールP−707
(細孔容積1.57ml/g)及びタルク(一般市販
品)を表−3で示される割合で均一に混合し、ついで三
井EPT0045を表−3で示される割合で配合しオー
プンロールで均一に混合したのち、室温まで冷却後、ペ
レタイザーを使用して本発明の粒状の高濃度架橋剤マス
ターバッチを得た。
rt−ブチルパーオキシバレリックアシッドノルマルブ
チルエステル、常温で液体、純度90%)、サイリシア
350(細孔容積1.60ml/g)を表−3で示され
る割合で均一に混合し、ついでJSR−EP11を表−
3で示される割合で配合しオープンロールで均一に混合
したのち、室温まで冷却後、ペレタイザーを使用して本
発明の粒状の高濃度架橋剤マスターバッチを得た。
橋剤マスターバッチについて40℃で貯蔵し安定性試験
を行なった。 架橋剤マスターバッチの配合比及び得ら
れた結果を表−4に示した。 また、表中において、配
合量は重量%を示し,下記の記号はそれぞれ下記の意味
を表す。 TRN29:トリゴノックス29 KYHAD:カヤヘキサAD サイ :サイリシア ミソ :ミズカソルブ ミシ :ミズカシール 多孔性Si:多孔性シリカ その他は表−1と同じ意味を表す。
によって得られた高濃度架橋剤マスターバッチは貯蔵中
の有機過酸化物の損失が少なく、形状や硬度変化がほと
んど見られない貯蔵安定性に優れた架橋剤マスターバッ
チであると言える
を評価するため表−5に示した割合で配合した各成分を
バンバリーミキサーで混合して得たEPDMコンパウン
ドに実施例1〜4で得られた本発明の高濃度架橋剤マス
ターバッチを表−5に示した割合で2本ロールで分散さ
せて各エラストマー組成物を得た。各架橋剤マスターバ
ッチの添加量はそれぞれの有機過酸化物がEPDM10
0部に対して12mg当量になる量をEPDMコンパウ
ンドに加えた。各架橋剤マスターバッチのEPDMコン
パウンドに対する分散時間を表−5に示した。次いで各
エラストマー組成物を180℃、15分の条件で架橋を
行った。これらエラストマー組成物の架橋特性はキュラ
ストメーター(JSR3 型)を用いて行った。T10
は最大トルクの10%に達するまでの時間、T90は最
大トルクの90%に達するまでの時間を表す。又架橋エ
ラストマーについてJISK−6301に準拠した引張
試験、引裂試験を行った。TBは破断時の引張強さ、E
Bは破断時の伸び、HSは硬度を示し、TRは引き裂き
強さを表す。
た。表−5中、JSR−EP86は日本合成ゴム株式会
社製EPDMの商品名である。又HAFカ−ボンブラッ
クとして旭カ−ボン(株)#70を、ナフテン系プロセ
スオイルとして日本サン石油(株)製、サンパ−228
0を使用した。更に老化防止剤としてはフェノ−ル系老
化防止剤を使用した。なお、表中において、下記の記号
はそれぞれ下記の意味を表す。 TMPT :トリメチロールプロパントリメタクリレート JSREP86:JSR−EP86 HAF−C :HAFカ−ボンブラック NPオイル :ナフテン系プロセスオイル A :実施例1で得られたマスターバッチ B :実施例2で得られたマスターバッチ C :実施例3で得られたマスターバッチ D :実施例4で得られたマスターバッチ マスターバッチの欄で「A7.2」の記載は実施例1で
得られたマスターバッチを、エラストマー中に7.2%
含むことを意味し、その他の同様な記載も同様な意味を
示す。
ても同様な架橋試験を行った。 ただし架橋条件は実施
例13,14では150℃で15分、実施例15は18
0℃で15分、実施例16では160℃で15分で行っ
た。各架橋剤マスターバッチの添加量はそれぞれの有機
過酸化物がEPDM100部に対して12mg当量にな
る量をEPDMコンパウンドに加えた。他は実施例9〜
12と同じ条件で行った。結果を表−6に示した。な
お、表中の略称等は下記のもの以外は表−5と同じ意味
を示す。 E :実施例5で得られたマスターバッチ F :実施例6で得られたマスターバッチ G :実施例7で得られたマスターバッチ H :実施例8で得られたマスターバッチ
の架橋剤マスターバッチは架橋しようとするエラストマ
ーへの分散性に優れ、架橋特性のほか引張強度、引裂強
度等の機械的強度に優れた架橋エラストマーを与える。
定性に優れ、且つ従来の架橋剤マスターバッチでは到底
成し得なかった有機過酸化物含有量の高濃度化が達成さ
れた。
Claims (4)
- 【請求項1】有機過酸化物及び合成ゴムを含む架橋剤マ
スターバッチにおいて、有機過酸化物濃度が架橋剤マス
ターバッチ全体に対して35%〜70%であり、かつ、
比表面積が150m2/g以上であるシリカ又は細孔容
積が1.4ml/g以上である多孔性シリカを含有する
ことを特徴とする高濃度架橋剤マスターバッチ。 - 【請求項2】(a)該有機過酸化物が、常温固体の有機
過酸化物ある場合に、比表面積が150m2/g以上で
ある湿式及び/又は乾式シリカを含有し、また、(b)
該有機過酸化物が液状の有機過酸化物ある場合に、細孔
容積が1.5ml/g以上である多孔性シリカを含有す
ることを特徴とする請求項第1項に記載の高濃度架橋剤
マスターバッチ。 - 【請求項3】合成ゴムが、プロピレン含有量が45%以
上でムーニー粘度が100℃で30以上のエチレン・プ
ロピレンゴム及び/又はエチレン・プロピレン・ジエン
ゴムであることを特徴とする請求項第1項又は第2項に
記載の高濃度架橋剤マスターバッチ。 - 【請求項4】架橋剤マスターバッチ全体に対して、有機
過酸化物40〜65重量%、合成ゴム10〜30重量
%、シリカ5〜30重量%である請求項第1項〜第3項
のいずれか一項に記載の高濃度架橋剤マスターバッチ。
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