JP4023161B2 - 高分子化合物の架橋方法及び架橋用組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は高分子化合物の架橋方法及び架橋用組成物に関する。更に詳細には、架橋後の高分子化合物が柔軟性に優れている架橋方法、及び作業時の混練操作性や保存時の安定性に優れた架橋用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラスチックス、ゴム等の高分子化合物は架橋により、物理的性質や化学的性質の向上、耐熱性や電気的性質などの向上が図られている。ここで、架橋剤として有機過酸化物が多く使用されてきている。特に二重結合を有しない、あるいはその量の少ない低不飽和度の高分子化合物はイオウ化合物による架橋には適さないので、有機過酸化物を用いて架橋することが有用である。
しかし、有機過酸化物を使用して架橋すると、架橋密度の増加に従い高分子化合物の柔軟性が失われ脆くなる。このような問題の解決として、芳香族環を有する炭化水素を含むアロマ系油、ナフテン環を含むナフテン系油や直鎖状炭化水素からなるパラフィン系油、鉱物油に代表される加工油が高分子化合物に混練されている(例えば、特開平5−17640号公報、特開平6−192675号公報、特開平6−93143号号公報)。これらの加工油は、ゴム、プラスチックとの相溶性に優れ汎用性の面でも優れた化合物である。しかしながら、これらの加工油は種々の炭化水素化合物の混合物であり、使用時の臭気や刺激性等の安全性の面、保存時の熱安定性が低い、加工時に十分な柔軟性を付与できないなど多くの問題を抱えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、有機過酸化物を使用して高分子化合物を架橋する方法であって、架橋した高分子化合物が柔軟性に優れている架橋方法を提供するものである。また、作業時の混錬操作性や保存時の安定性に優れた架橋用組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明を以下に示す。
(1)数平均分子量200〜1000の水添ポリブテン100重量部と、10時間半減期が70℃以上の有機過酸化物20〜50重量部とからなる、エチレン、プロピレン、スチレン、ブタジエン、イソプレンを含む高分子化合物の架橋に使用する高分子架橋用組成物。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明において、水添ポリブテンとはイソブチレン単独重合体又はその共重合体を水素添加した分岐鎖を有する炭化水素化合物である。
水添ポリブテンは、例えばイソブチレン単独やイソブチレンと他のオレフィンからなるガス混合物を塩化アルミニウム等の酸触媒を用いて重合した後、さらに水素添加することにより製造される。ここで、他のオレフィンとしては、ブテン−1、シス−2−ブテン、トランス−2−ブテン等が挙げられる。水添ポリブテンにおいてイソブチレン量は30重量%以上、好ましくは40重量%以上である。30重量%未満では水添ポリブテンの熱安定性が低下する。
【0006】
水添ポリブテンのヨウ素価は、通常、12以下、好ましくは2以下である。ヨウ素価が12を超えると保存時の安定性が低下するほか、成型後の製品自体の安定性も低下させる原因となるので好ましくない。
分子量は、高温での作業性から数平均分子量200〜1000の範囲のものが適する。平均分子量が200未満であると、高温での作業に適さないほか、目的とする製品の強度を維持するのが難しくなる。1000を超えると粘度が増加し、作業時の混練操作性に劣るので好ましくない。
水添ポリブテンの添加量は、高分子化合物100重量部に対して1〜50重量部が好ましい。1重量部未満では混練操作性、架橋した高分子化合物が柔軟性に劣り、50重量部を超えると架橋した高分子化合物の強度が保てなくなる。
【0007】
本発明では、二重結合の有無に係わらず高分子化合物を架橋でき、高分子化合物としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアクリル酸エステル、ポリアルキルビニルエーテル、ポリブタジエン、ブタジエン−スチレン共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、ブタジエン−スチレン−アクリロニトリル三元共重合体、ポリイソプレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、天然ゴム、シリコンゴム等の架橋に適しており、これらは固形、粉末およびラテックス状等のいずれの形態のものでもよい。特に、水添ポリブテンとの相溶性、柔軟性の付与の効果からはエチレン、プロピレン、スチレン、ブタジエン、イソプレン等を含む高分子化合物が適している。
【0008】
本発明において、使用される有機過酸化物は、その架橋時の条件等によって適宜選択される。例えば、前記の高分子化合物を50〜230℃で架橋させる場合、その10時間半減期温度が70℃以上であることが好ましい。10時間半減期温度が70℃未満である有機過酸化物を使用すると高分子架橋反応を行う加工時の温度で有機過酸化物が有効に働かなくなることがある。
【0009】
好ましい有機過酸化物の具体例としては、ジt−ブチルペルオキシド、t−ブチルクミルペルオキシド、ジクミルペルオキシド、2,5−ジメチル2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキシン−3等のジアルキルペルオキシド;ベンゾイルペルオキシド、ジクロロベンゾイルペルオキシド、m−トルオイルペルオキシド等のジアシルペルオキシド;t−ブチルペルオキシアセテート、t−ブチルペルオキシイソブチレート、t−ブチルペルオキシ2−エチルヘキサノエート、t−ブチルペルオキシ3,5,5−トリメチルヘキサノエート、t−ブチルペルオキシベンゾエート、t−ブチルペルオキシイソプロピルカーボネート等のペルオキシエステル;メチルエチルケトンペルオキシド、シクロヘキサノンペルオキシド等のケトンペルオキシド;t−ブチルハイドロペルオキシド、クメンハイドロペルオキシド、p−メンタンハイドロペルオキシド等のハイドロペルオキシド等が挙げられる。これらの有機過酸化物は単独又は2種以上の混合物として使用することができる。
高分子化合物に添加されるこれらの有機過酸化物の比率は、高分子化合物100重量部に対して0.1〜20重量部、さらに0.2〜10重量部の範囲で用いるのが好ましい。
【0010】
本発明において、有機過酸化物と水添ポリブテンは、高分子化合物の加工時にそれぞれを別に高分子化合物に添加することもできるが、あらかじめ、有機過酸化物と水添ポリブテンからなる高分子架橋用組成物を製造し、これを加工時に添加することもできる。
この場合、有機過酸化物と水添ポリブテンとの配合比率は、水添ポリブテン100重量部に対して有機過酸化物0.2〜100重量部であり、さらには1〜70重量部の範囲であるのが好ましい。0.2重量部未満では、高分子架橋剤として使用する際に架橋後の高分子化合物の強度を保てず、100重量部を超えると作業時の混練操作性、保存時の安定性に劣る傾向がある。
【0011】
水添ポリブテンと有機過酸化物は、溶液状又は分散状の混合物として使用することもできる。本発明の架橋用組成物により高分子化合物を架橋する場合、高分子化合物の主鎖のラジカル切断を抑制し、架橋効果を向上させる目的で、架橋助剤を同時に添加することもできる。これら架橋助剤には、ジマレイミド系、ジメタクリル系、ジアリル系、ジビニル系の不飽和結合を有するモノマー系架橋剤、不飽和結合を複数有するポリマ−系架橋剤、オキシム化合物やイオウ系化合物等が単独又は混合して使用することもできる。また、その他添加剤として一般的に高分子化合物に配合される可塑剤、安定剤、充填剤、難燃剤、着色剤、帯電防止剤、発泡剤、加硫促進剤、老化防止剤、滑剤等の添加剤を通常使用される範囲で使用することもできる。
さらに、製品の硬度を維持するために、カーボンブラック、シリカ等の充填剤を添加することができる。
【0012】
本発明の架橋化方法として、ロール機、バンバリーミキサー、ニーダ−、プラストミル等の混練機により配合物の混練を行い一旦生地した後、金型によるプレス成形、カレンダー加工やロートキュア−等により架橋を成形することができる。また、押出し成形や射出成形等で配合から成形まで連続で行うこともできる。この場合、混練は、使用する有機過酸化物種にもよるが通常50〜140℃で5〜120分程度行われ、架橋成形は140〜220℃で5〜120分程度行うことによりなされる。
ここで、水添ポリブテンは、イソブチレンを主成分とするため、生物学的安全性も良好で化粧品原料、食品添加物としても使用することができる。したがって、作業時において架橋用組成物、架橋後の樹脂を安全に使用できる。
【0013】
【発明の効果】
本発明の水添ポリブテンを添加し架橋することを特徴とする高分子化合物の架橋方法では、架橋した高分子化合物が柔軟性に優れている架橋をすることができる。また、作業時の混練操作性や保存時の安定性に優れた架橋用物組成物を提供することができる。
【0014】
【実施例】
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
なお、架橋物の機械的強度については、JISK 7133に従い、テンシロン万能試験装置(オリエンテック(株)製)により、引張強度、伸び率を測定した。さらに、アスカーゴム硬度計(高分子計器(株)製)にてシュア硬度を測定した。結果を表1にまとめて示す。
【0015】
実施例1
ジクミルペルオキシド2g(日本油脂(株)製)を水添ポリブテン(日本油脂(株)製;ポリブテン−0N、数平均分子量450、ヨウ素価0.7)10gに分散し、架橋用組成物を作製した。
ロール試験機を使用してポリエチレン(日本ポリオレフィン(株)製;ショウレックスF062)100g及びカーボンブラック(三菱化学(株)製;ダイヤブラック−A)82gを120℃で5分素練し、これに前記架橋用組成物を添加し、さらに5分間混練した。混練操作性は良好であった。その後、得られた混練物を175℃で20分間架橋反応した。得られたシート状試料の機械的強度を測定した。
【0016】
実施例2
ジ−t−ブチルペルオキシド5g(日本油脂(株)製)を水添ポリブテン(日本油脂(株)製 ポリブテン−06N、数平均分子量612、ヨウ素価0.6)10gに溶解し、架橋用組成物を作製した。
プラストミル試験機を使用してポリプロピレン(日本ポリケム(株)製;ノバチックPP)100gを140℃で5分素練し、これに前記架橋用組成物及び架橋助剤としてジアリルテレフタレート5gを添加し、さらに5分間混練した。混練操作性は良好であった。その後、得られた混練物を165℃で30分間架橋反応した。得られたシート状試料の機械的強度を測定した。
【0017】
実施例3
ジクミルペルオキシド5g(日本油脂(株)製)をポリブテン(日本油脂(株)製 NAS−5H、数平均分子量830、ヨウ素価0.7)10gに分散し、架橋用組成物を作製した。
ロール試験機を使用してエチレン−プロピレン共重合体(住友化学(株)製;エスプレーン−301)100g及びカーボンブラック(三菱化学(株)製;ダイヤブラック−A)60gを60℃で5分素練し、これに前記架橋用組成物を添加し、さらに5分間混練した。混練操作性は良好であった。その後、得られた混練物を160℃で30分間架橋反応した。得られたシート状試料の機械的強度を測定した。
【0018】
参考例1
ジクロロベンゾイルペルオキシド5g(日本油脂(株)製)をポリブテン(日本油脂(株)製;ポリブテン−015N、数平均分子量830、ヨウ素価0.6)10gに分散し、架橋用組成物を作製した。プラストミル試験機を使用してシリコンゴム(信越シリコン(株)製;KE951−U)100g及びシリカ(日本アエロジル(株)製;アエロジル130)10gを80℃で5分素練し、これに前記架橋用組成物及び架橋助剤としてジアリルテレフタレート5gを添加し、さらに5分間混練した。混練操作性は良好であった。その後、得られた混練物を160℃で8時間架橋反応させた。得られたシート状試料の機械的強度を測定した。
【0019】
比較例1〜4
水添ポリブテンの代わりに加工油(出光興産(株)製;プロセスオイルTM−55)を使用し、他は実施例1〜4と同様に、素練、混練、架橋した後、得られたシート状試料について試験を行った。混練操作性は実施例1〜4が比較例に比べて優れていた。
【0020】
【表1】
【0021】
実施例4
実施例1で作製した架橋用組成物を25℃で1ヶ月保存した後、実施例と同様にポリエチレンの架橋反応を実施し得られたシート状試料について強度を測定した。このときの引張強度165kg/cm2、伸び率182%、シュア強度は73であり、実施例1の結果と違いがなかった。
【0022】
実施例1と比較例1、実施例2と比較例2、実施例3と比較例3、参考例1と比較例4との対比より、水添ポリブテンを加工油とすると通常の加工油の使用に比べて、ゲル化率に大きな違いがない一方で、伸び率が高く、引張強度、シュア硬度が低いことから、本方法によると架橋後の高分子化合物が柔軟性に優れている架橋ができることがわかる。実施例4より、本発明の架橋用組成物は安定に保存できることがわかる。
Claims (1)
- 数平均分子量200〜1000の水添ポリブテン100重量部と、10時間半減期が70℃以上の有機過酸化物20〜50重量部とからなる、エチレン、プロピレン、スチレン、ブタジエン、イソプレンを含む高分子化合物の架橋に使用する高分子架橋用組成物。
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