JP2001002922A - 半導体装置封止用付加硬化型シリコーン組成物及び半導体装置 - Google Patents

半導体装置封止用付加硬化型シリコーン組成物及び半導体装置

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JP2001002922A JP11174528A JP17452899A JP2001002922A JP 2001002922 A JP2001002922 A JP 2001002922A JP 11174528 A JP11174528 A JP 11174528A JP 17452899 A JP17452899 A JP 17452899A JP 2001002922 A JP2001002922 A JP 2001002922A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 脱泡性や低分子成分残存の問題もなく、硬化
物の耐寒性を向上し、これにより半導体装置の信頼性を
向上し得る半導体装置封止用付加硬化型シリコーン組成
物及びそれを用いた半導体装置を提供する。 【解決手段】 (A)ケイ素原子に結合するアルケニル
基を少なくとも2個含有するジオルガノポリシロキサ
ン、(B)SiO4/2単位、Vi(R22SiO1/2単位
及びR2 3SiO1/2単位(式中、Viはビニル基を表
し、R2は脂肪族不飽和結合を含まない、非置換又は置
換の一価炭化水素基を表す。)からなるレジン構造のオ
ルガノポリシロキサン(C)ケイ素原子に結合する水素
原子を少なくとも2個含有するオルガノハイドロジェン
ポリシロキサン、及び(D)白金族金属系触媒を含有し
てなる半導体装置封止用付加硬化型シリコーン組成物、
及びその硬化物で封止された半導体装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に耐寒性に優れ
た硬化物(ゴム状弾性体又は樹脂状硬化物)を形成し得
る半導体装置封止用付加硬化型シリコーン組成物及びそ
れを用いた半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置は、一般にシリコーン封止剤
(例えば、ベースポリマーとして液状シリコーンを含む
付加硬化型シリコーン組成物からなるもの)のような封
止剤で封止されて使用されているが、その使用目的か
ら、非常に厳しい信頼性が要求される。このような半導
体装置用の封止剤には、硬化物として、電気絶縁性及び
耐熱性に優れていること、物理的又は機械的なストレス
を吸収、緩和するバッファー効果を得るために低弾性で
あること、光半導体装置(光デバイス)用の場合は透明
性に優れていること(フィラーを含有しないこと)等が
要求されている。更に近年、航空機等への使用を考慮
し、−50℃以下、特に半導体装置の特性に重大な影響を
与える−65℃〜−50℃の低温環境下でも使用に耐えられ
る耐寒性が要求されている。一方、半導体装置の信頼性
の評価方法として、-65℃/30分←→+150℃/30分(-65
℃/30分冷却及び+150℃/30分加熱のサイクルを繰り返
すこと)が1,000回以上のヒートサイクル試験が行われ
ている。この試験では、不良モードとして封止剤のスト
レスによるワイヤーオープン(リード線のボンディング
不良)が多く発生することから、高温は勿論、低温でも
弾性率変化の少ない硬化物を形成し得る封止剤が求めら
れている。
【0003】しかし従来のシリコーン封止剤では、−50
℃以下の低温での弾性率変化が少ない、耐寒性に優れた
硬化物を得ることは不可能であった。シリコーン封止剤
(硬化物)の耐寒性を向上する方法としては、ベースポ
リマーにフェニル基を導入することが知られているが、
フェニル基を多量に含有するベースポリマーは、取扱い
時の脱泡が困難である上、その合成時に、半導体装置の
特性に悪影響を与える低分子成分の除去が困難である等
の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、脱泡性や低分子成分残存の問題もなく、硬化物の耐
寒性を向上した半導体装置封止用付加硬化型シリコーン
組成物及びそれを用いた、高信頼性の半導体装置を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、通常の付
加硬化型シリコーン組成物に特定のレジン構造を含むオ
ルガノポリシロキサンを所定量添加することにより、半
導体装置の温度特性上重要な−65℃〜−50℃での硬化物
の耐寒性が向上することを見出し、本発明に到達した。
【0006】即ち本発明は、(A)一分子中にケイ素原
子に結合するアルケニル基を少なくとも2個含有するジ
オルガノポリシロキサン、(B)SiO4/2単位、Vi
(R22SiO1/2単位及びR2 3SiO1/2単位(式中、
Viはビニル基を表し、R2は脂肪族不飽和結合を含ま
ない、非置換又は置換の一価炭化水素基を表す。)から
なるレジン構造のオルガノポリシロキサンを、(A)成
分と(B)成分との合計量100重量部に対し25〜60重量
部、(C)一分子中にケイ素原子に結合する水素原子を
少なくとも2個含有するオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサンを、組成物中の全オルガノハイドロジェンポリ
シロキサン中のケイ素原子に結合する水素原子が、
(A)成分中のケイ素原子に結合するアルケニル基と
(B)成分中のケイ素原子に結合するビニル基との合計
1モル当たり、0.5〜4.0モルとなる量、及び(D)白金
族金属系触媒を含有してなる半導体装置封止用付加硬化
型シリコーン組成物、特に無機充填剤を実質的に含有し
ない該シリコーン組成物を提供する。また本発明は、上
記付加硬化型シリコーン組成物の硬化物で封止された半
導体装置を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】<半導体装置封止用付加硬化型シ
リコーン組成物>本発明の半導体装置封止用付加硬化型
シリコーン組成物は、下記成分(A)〜(D)成分を含
有してなる。
【0008】(A)アルケニル基含有ジオルガノポリシ
ロキサン:(A)成分のアルケニル基含有ジオルガノポ
リシロキサンは、一分子中にケイ素原子に結合するアル
ケニル基を少なくとも2個含有するもので、本発明組成
物のベースポリマーとして使用される。このアルケニル
基含有ジオルガノポリシロキサンは、一般的には主鎖部
分が基本的にジオルガノシロキサン単位の繰り返しから
なり、分子鎖両末端がトリオルガノシロキシ基で封鎖さ
れた直鎖状のものであるが、これは分子構造の一部に分
岐状の構造を含んでいてもよく、また全体が環状体であ
ってもよい。中でも、硬化物の機械的強度等の物性の点
から直鎖状のジオルガノポリシロキサンが好ましい。該
アルケニル基は、分子鎖の両末端にのみ存在していて
も、分子鎖の途中にのみ存在していても、或いは分子鎖
の両末端及び分子鎖の途中に存在していてもよい。この
ようなアルケニル基含有ジオルガノポリシロキサンの代
表例としては、例えば、下記一般式(1):
【0009】
【化1】 (式中、R1は独立に脂肪族不飽和結合を含まない非置
換又は置換の一価炭化水素基であり、Xはアルケニル基
であり、Yは独立にアルケニル基又はR1であり、nは
0又は1以上の整数であり、mは0又は1以上の整数で
あり、且つ一分子中にケイ素原子に結合するアルケニル
基を少なくとも2個含有する。)で表されるジオルガノ
ポリシロキサンが挙げられる。
【0010】一般式(1)において、R1の脂肪族不飽
和結合を含まない非置換又は置換の一価炭化水素基とし
ては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル
基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチ
ル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基等
のアルキル基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基、
シクロヘプチル基等のシクロアルキル基;フェニル基、
トリル基、キシリル基、ナフチル基、ビフェニリル基等
のアリール基;ベンジル基、フェニルエチル基、フェニ
ルプロピル基、メチルベンジル基等のアラルキル基;並
びにこれらの基の炭素原子に結合する水素原子の少なく
とも一部がフッ素、塩素、臭素等のハロゲン原子、シア
ノ基等で置換された基、例えば、クロロメチル基、2−
ブロモエチル基、3−クロロプロピル基、3,3,3−
トリフルオロプロピル基、クロロフェニル基、フルオロ
フェニル基、シアノエチル基、3,3,4,4,5,
5,6,6,6−ノナフルオロヘキシル基等のハロゲン
置換アルキル基、シアノ置換アルキル基、ハロゲン置換
アリール基などが挙げられる。代表的なR1は炭素原子
数が1〜12、特に1〜8のものであり、好ましくは、
メチル基、エチル基、プロピル基、クロロメチル基、ブ
ロモエチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、
シアノエチル基等の非置換又は置換の炭素原子数1〜3
のアルキル基;及びフェニル基、クロロフェニル基、フ
ルオロフェニル基等の非置換又は置換のフェニル基であ
る。R1としては、メチル基、エチル基、プロピル基及
び3,3,3−トリフルオロプロピル基が特に好まし
い。また(A)成分のジオルガノポリシロキサンとして
は、分子中のケイ素原子に結合した有機置換基全体(即
ち、R1及び後述するX、Yの合計)に対して、特にR1
全体に対して96モル%以上、特に97モル%以上がメ
チル基であることが好適であり、また分子中にフェニル
基を含有しないものであることが望ましい。
【0011】一般式(1)において、Xのアルケニル基
としては、例えば、ビニル基、アリル基、プロペニル
基、イソプロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基、シ
クロヘキセニル基等の通常炭素原子数2〜8程度のもの
が挙げられ、中でも、ビニル基、アリル基等の炭素原子
数2〜4の低級アルケニル基が好ましい。
【0012】一般式(1)において、Yはアルケニル基
又はR1であり、このアルケニル基の具体例としては、
前記Xで例示したものと同じものが挙げられ、またR1
は前記と同じ意味を有するが、分子鎖両末端のケイ素原
子に結合する置換基としての二つのYは同一でも異なっ
てもよいが、いずれもアルケニル基であることが好まし
い。
【0013】一般式(1)において、nは0又は1以上、
好ましくは10〜10,000の整数、より好ましくは50〜2,00
0の整数であり、mは0又は1以上、好ましくは0〜100の
整数である。また、n及びmは、10≦n+m≦10,000
で、かつ、0≦m/(m+n)≦0.2を満たすことが好まし
く、特に50≦n+m≦2,000で、かつ0≦m/(n+m)≦
0.05を満足することが好ましい。(A)成分のアルケニ
ル基含有ジオルガノポリシロキサンは、一種単独で又は
2種以上組み合わせて使用することができるが、25℃に
おける粘度が10〜1,000,000 cP(センチポイズ)、特に
100〜500,000 cP程度のものが好ましい。
【0014】(B)レジン構造のオルガノポリシロキサ
ン:(B)成分のレジン構造(即ち、三次元網状構造)
を有するオルガノポリシロキサンは、下記単位:SiO
4/2単位(以下、a単位と呼ぶことがある)、Vi
(R22SiO1/2単位(以下、b単位と呼ぶことがあ
る)及び、R2 3SiO1/2単位(以下、c単位と呼ぶこ
とがある)、からなり、通常、ゲルパーミエーションク
ロマトグラフィーで測定したポリスチレン換算の重量平
均分子量が1,000〜8,000、特に2,000〜4,000の範囲にあ
るものが好適である。ここで、Viはビニル基、R
2は、脂肪族不飽和結合を含まない、非置換又は置換の
一価炭化水素基を示す。一価炭化水素基R2としては、
前記一般式(1)におけるR1として例示したものと同
じものを例示することができ、好ましくはメチル基、エ
チル基、プロピル基、フェニル基、3,3,3−トリフ
ルオロプロピル基等である。
【0015】上記の各単位は、(b単位+c単位)/a
単位=0.3〜3,特に0.7〜1.0、且つb単位/a単位=0.
01〜1,特に0.07〜0.2のモル比となる割合で組み合わさ
れていることが好ましい。このようなレジン構造のオル
ガノポリシロキサンは、周知の方法にしたがって各単位
源となる化合物を、上記モル比となる割合で組み合わ
せ、これを、例えば酸の存在下で共加水分解することに
よって容易に合成することができる。ここでa単位源と
しては、ケイ酸ソーダ、アルキルシリケート、ポリアル
キルシリケート、四塩化ケイ素等を例示することができ
る。またb単位源としては、Vi(R22SiOSi
(R22Vi、Vi(R22SiCl、Vi(R22
i(OCH3)等を例示することができる。またc単位
源としては、(R23SiOSi(R23、(R23
iCl、(R23Si(OCH3)等を例示することが
できる。上記式中、Vi及びR2は前記のとおりであ
る。なお、レジン構造のオルガノポリシロキサン中のビ
ニル基量は0.05〜0.2モル/100gが好ましい。
【0016】(B)成分の配合量は、(A)成分と
(B)成分との合計量100重量部に対し20〜60重量部、
好ましくは25〜50重量部である。20重量部未満では、硬
化物の耐寒性(低温領域における弾性率変化が少ないこ
と)が低下し、また60重量部を越えると、硬化物の硬度
が高くなりすぎ、低弾性によるバッファー効果が得られ
ない。(B)成分のレジン構造を有するオルガノポリシ
ロキサンは、一種単独で又は2種以上組み合わせて使用
することができる。
【0017】(C)オルガノハイドロジェンポリシロキ
サン:(C)成分のオルガノハイドロジェンポリシロキ
サンは、一分子中にケイ素原子に結合する水素原子(即
ち、SiH基)を少なくとも2個、好ましくは3個以上
含有するもので、架橋剤として使用される。このオルガ
ノハイドロジェンポリシロキサンは、直鎖状、分岐状、
環状、或いは三次元網目構造のいずれでもよい。このよ
うなオルガノハイドロジェンポリシロキサンの代表例と
しては、例えば、下記平均組成式(2): Ha3 bSiO(4-a-b)/2 (2) (式中、R3は独立に脂肪族不飽和結合を含まない非置
換又は置換の一価炭化水素基であり、a及びbは、0<
a≦2、0.7≦b≦2、且つ0.8≦a+b≦3、好ましく
は、0.001≦a≦1.2、0.8≦b≦2、且つ1≦a+b≦
2.7、より好ましくは、0.01≦a≦1、1.0≦b≦2、且
つ1.5≦a+b≦2.4を満足する数である。)で表わされ
るオルガノハイドロジェンポリシロキサンが挙げられ
る。
【0018】平均組成式(2)において、R3の脂肪族
不飽和結合を含まない非置換又は置換の一価炭化水素基
としては、前記一般式(1)のR1として例示したもの
と同じものが挙げられる。代表的なR3は炭素原子数が1
〜10、特に炭素原子数が1〜7のものであり、好ましくは
メチル基等の炭素原子数1〜3の低級アルキル基;フェニ
ル基;及び3,3,3−トリフルオロプロピル基である。
このようなオルガノハイドロジェンポリシロキサンとし
ては、例えば、1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン、
1,3,5,7−テトラメチルテトラシクロシロキサン、1,3,
5,7,9−ペンタメチルぺンタシクロシロキサン等のシロ
キサンオリゴマー;分子鎖両末端トリメチルシロキシ基
封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン、分子鎖両末
端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチ
ルハイドロジェンシロキサン共重合体、分子鎖両末端シ
ラノール基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン、
分子鎖両末端シラノール基封鎖ジメチルシロキサン・メ
チルハイドロジェンシロキサン共重合体、分子鎖両末端
ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルポリシ
ロキサン、分子鎖両末端ジメチルハイドロジェンシロキ
シ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン、分子鎖
両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチル
シロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合
体、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシ
ロキサン・ジフェニルシロキサン・メチルハイドロジェ
ンシロキサン共重合体、分子鎖両末端ジメチルハイドロ
ジェンシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・ジフェニル
シロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合
体、R2(H)SiO1/2単位とSiO4/2単位からな
り、任意にR3SiO1/2単位、R2SiO2/2単位、R
(H)SiO2/2単位、(H)SiO3/2単位又はRSi
3/2単位を含み得るシリコーンレジン(但し、式中、
Rは前記のR1として例示した非置換又は置換の一価炭
化水素基と同様のもの、特にメチル基、エチル基、プロ
ピル基、フェニル基、3,3,3−トリフルオロプロピ
ル基である。)、下記一般式(3):
【0019】
【化2】 (3) (式中、R4は同一でも異なっていてもよく、水素原子
又は脂肪族不飽和結合を含まない非置換又は置換の一価
炭化水素基であり、R5は同一でも異なっていてもよ
く、脂肪族不飽和結合を含まない非置換又は置換の一価
炭化水素基である。R4又はR5における非置換又は置換
の一価炭化水素基としては、前記のR1として例示した
ものと同じものを挙げることができ、好ましくはメチル
基、エチル基、プロピル基、フェニル基、3,3,3−
トリフルオロプロピル基である。pは、正の整数、好ま
しくは1〜200、より好ましくは2〜100の整数であり、q
は、0または正の整数、好ましくは0〜200、より好まし
くは1〜100の整数である。)で表されるオルガノハイド
ロジェンポリシロキサン等が挙げられる。
【0020】これらのオルガノハイドロジェンポリシロ
キサンは、公知の方法で製造することができ、例えば、
下記一般式(4)及び(5): R3SiHCl2 (4) R3 2SiHCl (5) (式中、R3は平均組成式(2)で定義したとおりであ
る。)よりなる群から選ばれる少なくとも1種のクロロ
シラン又はそのアルコキシ誘導体(例えばメトキシ誘導
体)を共加水分解するか、或いは該クロロシラン又はそ
の塩素原子をアルコキシ基で置換したアルコキシ誘導体
と下記一般式(6)及び(7): R3 3SiCl (6) R3 2SiCl2 (7) (式中、R3は平均組成式(2)で定義したとおりであ
る。)よりなる群から選ばれる少なくとも1種のクロロ
シラン又はそのアルコキシ誘導体(例えばメトキシ誘導
体)とを一緒に共加水分解して製造することができる。
またオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、このよ
うに共加水分解して得られるポリシロキサンをさらに周
知の方法で平衡化反応させて製造したものでもよい。
【0021】(C)成分のオルガノハイドロジェンポリ
シロキサンは、一種単独で又は2種以上組み合わせて使
用することができるが、25℃における粘度は0.2〜1,000
cP、特に0.5〜500 cP程度が好ましい。(C)成分の使
用量は、(A)成分中のケイ素原子に結合するアルケニ
ル基(特に、ビニル基)と(B)成分中のケイ素原子に
結合するビニル基との合計1モル当たり、(C)成分中
のケイ素原子に結合する水素原子(即ち、SiH基)
が、通常0.5〜4モル、好ましくは0.7〜3.0モル量であ
る。
【0022】0.5モル未満では、組成物の硬化が十分に
進行せず、ゴム状弾性体やゲル状硬化物が得られず、ま
た4モルを越えると、硬化物の硬度が高くなりすぎ、低
弾性によるバッファー効果が得られない。また、この
(C)成分の使用量は、後述する接着性向上剤としての
エポキシ基含有オルガノハイドロジェンポリシロキサン
やアルコキシ基含有オルガノハイドロジェンポリシロキ
サンなどの(C)成分以外のオルガノハイドロジェンポ
リシロキサンを組成物中に配合する場合には、上記と同
様の理由により(A)成分と(B)成分中のケイ素原子
に結合したアルケニル基の合計1モル当たり、組成物中
のオルガノハイドロジェンポリシロキサン全体中のSi
H基の量が0.5〜4モル、好ましくは0.7〜3.0モルとなる
量で使用する。
【0023】(D)白金族金属系触媒:(D)成分の白
金族金属系触媒は、(A)成分のアルケニル基と(B)
成分のSiH基との付加反応(ヒドロシリル化反応)を
促進するための触媒である。このような白金族金属系触
媒としては、周知のヒドロシリル化反応用触媒が使用で
きる。その具体例としては、例えば、白金(白金黒を含
む)、ロジウム、パラジウム等の白金族金属単体;H2
PtCl4・nH2O、H2PtCl6・nH2O、NaH
PtCl6・nH2O、KHPtCl6・nH2O、Na2
PtCl6・nH2O、K2PtCl4・nH2O、PtC
4・nH2O、PtCl2、Na2HPtCl4・nH2
(上式中、nは0〜6の整数であり、好ましくは0又は6で
ある。)等の塩化白金、塩化白金酸及び塩化白金酸塩;
アルコール変性塩化白金酸(米国特許第3,220,9
72号明細書参照);塩化白金酸とオレフィンとのコン
プレックス(米国特許第3,159,601号明細書、
同第3,159,662号明細書、同第3,775,4
52号明細書参照);白金黒、パラジウム等の白金族金
属をアルミナ、シリカ、カーボン等の担体に担持させた
もの;ロジウム−オレフィンコンプレックス;クロロト
リス(トリフェニルフォスフィン)ロジウム(ウィルキ
ンソン触媒);塩化白金、塩化白金酸又は塩化白金酸塩
とビニル基含有シロキサン、特にビニル基含有環状シロ
キサンとのコンプレックス等が挙げられる。(D)成分
は有効量必要であり、通常、(A)成分と(B)成分と
の合計量に対し、白金族金属の重量換算で、0.1〜1,000
ppm、好ましくは0.5〜500ppm程度でよい。
【0024】(E)シリカ 本発明の組成物には、特に透明性を考慮しなければ、更
に(E)成分として平均粒径0.1〜100μm、好ましくは
0.1〜50μmのシリカを、上記成分(A)〜(D)の合
計量100重量部に対し10〜300重量部、好ましくは20〜15
0重量部添加することが望ましい。シリカの添加によ
り、硬化物の膨張係数が小さくなってストレスがいっそ
う緩和される上、脱泡性も更に向上する。なお、この平
均粒径は、例えばレーザー光回折法による重量平均値
(又はメジアン径)等として求めることができる。
【0025】シリカの種類は、特に限定されず、例えば
溶融シリカ、結晶性シリカ(石英粉)、金属ケイ素を溶
融/酸化して得られるシリカ、ゾル−ゲル法により得ら
れるシリカ、粉砕シリカ等が挙げられ、その形状も球状
又は真球状、破砕状、無定形等、種々のものが使用でき
るが、メモリー半導体装置(メモリーデバイス)の封止
用にはウラン及びトリウムの含有量が少ない合成系シリ
カが好ましく、また球状又は真球状のものが好ましい。
【0026】その他の任意成分:本発明の組成物には、
前記成分(A)〜(D)及び(E)以外に、必要に応じ
て、本発明の効果を妨げない範囲の量で、通常使用され
ている各種の添加剤を配合することができる。添加剤と
しては、例えばヒュームドシリカ、沈降シリカ、シリカ
エアロジル等の、通常、平均粒径が0.05μm以下の超微
粉末シリカやヒュームド二酸化チタン等の補強性無機フ
ィラー;けい酸カルシウム、二酸化チタン、酸化第二
鉄、カーボンブラック等の非補強性無機フィラー等が挙
げられる。
【0027】本発明の組成物には、その他の各種添加剤
を本発明の効果を妨げない範囲の量で配合することがで
きる。特に組成物を1液型で使用する場合は、アセチレ
ンアルコール等の公知の硬化抑制剤を配合することがで
きる。硬化抑制剤の配合量は、(A)〜(D)成分の合
計量100重量部当たり、通常、10重量部以下(0〜10重量
部、好ましくは0.001〜5重量部)である。
【0028】また組成物の接着性を更に向上する目的
で、エポキシ基及び/又はアルコキシ基含有オルガノハ
イドロジェンポリシロキサン化合物やエステルシロキサ
ン化合物(例えば、ケイ素原子に結合する一価の基が全
てアルコキシ基か水素原子である、分子中にケイ素−炭
素結合を含まないオルガノシロキサン化合物など)を添
加することができる。これらシロキサン化合物の添加量
は、通常、(A)〜(D)成分の合計量100重量部当た
り、通常10重量部以下(0〜10重量部)である。
【0029】<半導体装置>本発明の半導体装置は、図
1に示すように、半導体チップ、半導体集積回路等の半
導体装置1を本発明の付加硬化型シリコーン組成物の硬
化物2で封止したものである。なお、半導体装置1はガ
ラス繊維強化エポキシ樹脂基板(ガラスエポキシ基
板)、ポリイミド系樹脂基板、金属製基板等の基板3上
にダイボンディング剤(例えば、液状シリコーン樹脂系
接着剤、エポキシ樹脂系接着剤等)4を介して形成され
ている。5はリード線、6は端子である。上記シリコー
ン組成物で封止する際の硬化条件は、通常、80〜170℃
で0.5〜4時間程度である。
【0030】
【実施例】以下に本発明の実施例及び比較例を示す。各
例中、部は重量部、粘度は25℃で測定した粘度、Meはメ
チル基、Phはフェニル基、またViはビニル基を示す。 〔実施例1〕分子鎖両末端がビニルジメチルシロキシ基
で封鎖された粘度 5,000 cPのジメチルポリシロキサン
(VF−1)75部;SiO4/2単位50モル%、(CH3
3SiO1/2単位42.5モル%及びVi(CH32SiO
1/2単位7.5モル%からなるレジン構造のビニルメチルポ
リシロキサン(VMQ)25部、下記の平均式(8):
【0031】
【化3】 (8) で示されるメチルハイドロジェンポリシロキサン(Si
H基量は0.739mol/100g)6.1部と下記式(9):
【0032】
【化4】 (9) で示されるエポキシ基含有オルガノハイドロジェンポリ
シロキサン(SiH基量は0.8475mol/100g)1.0部、及
び塩化白金酸のオクチルアルコール変性溶液(白金金属
として1重量%)0.05部(白金金属換算で5ppm)を混合
し、よく攪拌して付加硬化型シリコーン組成物〔式(8)
及び式(9)のオルガノハイドロジェンポリシロキサン中
のSiH基の合計量は、前記VF−1及びVMQ中のビ
ニル基の合計量当たり1.74倍モル/モル〕を調製した。
【0033】次に図1において、半導体装置1として半
導体チップ、基板3としてガラスエポキシ基板、ダイボ
ンディング剤4として液状シリコーン樹脂系接着剤を使
用し、ガラスエポキシ基板上に予め液状シリコーン樹脂
系接着性フィルムを介して形成された半導体チップ(半
導体チップと基板の端子6間にはリード線5が接続され
ている)上に上記シリコーン組成物2をコートし、150
℃/4hr加熱、硬化させて、半導体チップを該組成物の
硬化物で封止した。
【0034】上記シリコーン組成物について、下記測定
方法に従って、脱泡性、硬化物の硬さ、硬化物の温度に
よる粘弾性を測定した。また上記封止された半導体装置
をテスト用装置として、ヒートサイクル試験を行った。
これらの結果を表1に示す。また、粘弾性の測定結果を
図2に示す。
【0035】<硬さ>JIS C 2123 の9項に規定される
方法に準じて測定する。試験片としては、組成物を150
℃で4hr(時間、以下同様)加熱成形して得られた2m
m厚の硬化シートを3枚重ねたもの(厚さ約6mm)を
使用し、これをJIS K6301に規定されるA型スプリング
硬さ試験機を用いて測定する。硬さ試験機を垂直に保
ち、押針を試験片の測定面に垂直になるように接触させ
て、直ちに目盛りを読む。
【0036】<脱泡性>混合直後の組成物を500mlビ
ーカに150g採り、デシケータ内を真空ポンプで減圧す
るタイプの脱泡装置にセットし、真空度10 Torrで脱泡
を行った。泡が完全に出なくなった時間を脱泡時間
(分)として測定した。
【0037】<粘弾性>上記で得られた硬化シートにつ
いて、粘弾性スペクトロメータ(岩本製作所製)を用い
て−100℃(但し、実施例1は−150℃)〜+200℃(但
し、比較例1は+150℃)(「〜」は5℃間隔毎の温
度、即ち−100℃、−95℃、−90℃‥‥(中略)‥‥+1
90℃、+195℃、+200℃を意味する)でのヤング率の値
(dyne/cm2)を測定した。
【0038】<テスト用装置によるヒートサイクル試験
>上記テスト用装置について、-65℃/30分←→+150℃/
30分のヒートサイクル試験を行った。不良モードは、リ
ード線の断線による導通不良を測定することにより判定
した。
【0039】〔実施例2〕分子鎖両末端がビニルジメチ
ルシロキシ基で封鎖された粘度 5,000 cPのジメチルポ
リシロキサン(VF−1)60部;SiO4/2単位50モル
%、(CH33SiO1/2単位42.5モル%及びVi(C
32SiO1/2単位7.5モル%からなるレジン構造のビ
ニルメチルポリシロキサン(VMQ)40部、実施例1で
用いた式(8)で示されるメチルハイドロジェンポリシ
ロキサン(SiH基量は0.739mol/100g)9.5部、実施例
1で用いた式(9)で示されるエポキシ基含有オルガノ
ハイドロジェンポリシロキサン(SiH基量は0.8475mo
l/100g)1.0部、及び塩化白金酸のオクチルアルコール
変性溶液(白金金属として1重量%)0.05部(白金金属
換算で5ppm)を混合し、よく攪拌し、付加硬化型シリコ
ーン組成物〔式(8)及び式(9)のオルガノハイドロジェン
ポリシロキサン中のSiH基の合計量は、前記VF−1
及びVMQ中のビニル基の合計量当たり1.73倍モル〕を
調製した。また、この組成物を用いて、実施例1と同様
にしてテスト用装置を作製し、組成物及び半導体装置に
ついて実施例1に記載した測定又は試験を行った。その
結果を表1に示す。
【0040】〔実施例3〕分子鎖両末端がビニルジメチ
ルシロキシ基で封鎖された粘度 5,000 cPのジメチルポ
リシロキサン(VF−1)50部;SiO4/2単位50モル
%、(CH33SiO1/2単位42.5モル%及びVi(C
32SiO1/2単位7.5モル%からなるレジン構造のビ
ニルメチルポリシロキサン(VMQ)50部、実施例1で
用いた式(8)で示されるメチルハイドロジェンポリシ
ロキサン(SiH基量は0.739mol/100g)11.8部、実施
例1で用いた式(9)で示されるエポキシ基含有オルガ
ノハイドロジェンポリシロキサン(SiH基量は0.8475
mol/100g)1.0部、及び塩化白金酸のオクチルアルコー
ル変性溶液(白金金属として1重量%)0.05部(白金金
属換算で5ppm)を混合し、よく攪拌して付加硬化型シリ
コーン組成物〔式(8)及び式(9)のオルガノハイドロジェ
ンポリシロキサン中のSiH基の合計量は、前記VF−
1及びVMQ中のビニル基の合計量当たり1.72倍モル〕
を調製した。また、この組成物を用いて、実施例1と同
様にしてテスト用装置を作製し、組成物及び半導体装置
について実施例1に記載した測定又は試験を行った。そ
の結果を表1に示す。また粘弾性の測定結果を図3に示
す。
【0041】〔実施例4〕分子鎖両末端がビニルジメチ
ルシロキシ基で封鎖された粘度 5,000 cPのジメチルポ
リシロキサン(VF−1)60部;及びSiO4/2単位50
モル%、(CH3 3SiO1/2単位42.5モル%及びVi
(CH32SiO1/2単位7.5モル%からなるレジン構造
のビニルメチルポリシロキサン(VMQ)40部に、平均
粒径5μmの合成系溶融シリカ(瀧森社製)を50部添加
し、3本ロールで混練した。次にこの混練物を、実施例
1で用いた式(8)で示されるメチルハイドロジェンポ
リシロキサン(SiH基量は0.739mol/100g)9.5部、実
施例1で用いた式(9)で示されるエポキシ基含有オル
ガノハイドロジェンポリシロキサン(SiH基量は0.84
75mol/100g)1.0部、及び塩化白金酸のオクチルアルコ
ール変性溶液(白金金属として1重量%)0.05部(白金
金属換算で5ppm)と混合し、よく攪拌して付加硬化型シ
リコーン組成物〔式(8)及び式(9)のオルガノハイドロジ
ェンポリシロキサン中のSiH基の合計量は、前記VF
−1及びVMQ中のビニル基の合計量当たり1.73倍モ
ル〕を調製した。また、この組成物を用いて、実施例1
と同様にしてテスト用装置を作製し、組成物及び半導体
装置について実施例1に記載した測定又は試験を行っ
た。その結果を表1に示す。また粘弾性の測定結果を図
4に示す。
【0042】〔比較例1〕分子鎖両末端がビニルジメチ
ルシロキシ基で封鎖された粘度 5,000 cPのジメチルポ
リシロキサン(VF−1)80部;SiO4/2単位50モル
%、(CH33SiO1/2単位42.5モル%及びVi(C
32SiO1/2単位7.5モル%からなるレジン構造のビ
ニルメチルポリシロキサン(VMQ)20部、実施例1で
用いた式(8)で示されるメチルハイドロジェンポリシ
ロキサン(SiH基量は0.739mol/100g)5.0部、実施例
1で用いた式(9)で示されるエポキシ基含有オルガノ
ハイドロジェンポリシロキサン(SiH基量は0.8475mo
l/100g)1.0部、及び塩化白金酸のオクチルアルコール
変性溶液(白金金属1重量%)0.05部(白金金属換算で
5ppm)を混合し、よく攪拌して付加硬化型シリコーン組
成物〔式(8)及び式(9)のオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサン中のSiH基の合計量は、前記VF−1及びV
MQ中のビニル基の合計量当たり1.76倍モル〕を調製し
た。また、この組成物を用いて、実施例1と同様にして
テスト用装置を作製し、組成物及び半導体装置について
実施例1に記載した測定又は試験を行った。その結果を
表1に示す。また粘弾性の測定結果を図5に示す。
【0043】〔比較例2〕Me2SiO単位95mol%及び
Ph2SiO単位5mol%からなる、分子鎖両末端がビニ
ルジメチルシロキシ基で封鎖された粘度 5,000 cPのフ
ェニルメチルポリシロキサン(VF−2)75部;SiO
4/2単位50モル%、(CH33SiO1/2単位42.5モル%
及びVi(CH32SiO1/2単位7.5モル%からなるレ
ジン構造のビニルメチルポリシロキサン(VMQ)25
部、実施例1で用いた式(8)で示されるメチルハイド
ロジェンポリシロキサン(SiH基量は0.739mol/100
g)6.3部、実施例1で用いた式(9)で示されるエポキ
シ基含有オルガノハイドロジェンポリシロキサン(Si
H基量は0.8475mol/100g)1.0部、及び塩化白金酸のオ
クチルアルコール変性溶液(白金金属1重量%)0.05部
(白金金属換算で5ppm)を混合し、よく攪拌し、付加硬
化型シリコーン組成物〔式(8)及び式(9)のオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサン中のSiH基の合計量は、前
記VF−2及びVMQ中のビニル基の合計量当たり1.80
倍モル〕を調製した。また、この組成物を用いて、実施
例1と同様にしてテスト用装置を作製し、組成物及び半
導体装置について実施例1に記載した測定又は試験を行
った。その結果を表1に示す。
【0044】〔比較例3〕Me2SiO単位95mol%及び
Ph2SiO単位5mol%からなる、分子鎖両末端がビニ
ルジメチルシロキシ基で封鎖された粘度 5,000 cPのフ
ェニルメチルポリシロキサン(VF−2)60部;及びS
iO4/2単位50モル%、(CH33SiO1/2単位42.5モ
ル%及びVi(CH32SiO1/2単位7.5モル%からな
るレジン構造のビニルメチルポリシロキサン(VMQ)
40部に、平均粒径5μmの合成系溶融シリカ(瀧森社
製)を50部添加し、3本ロールで混練した。次にこの混
練物を、実施例1で用いた式(8)で示されるメチルハ
イドロジェンポリシロキサン(SiH基量は0.739mol/1
00g)9.7部、実施例1で用いた式(9)で示されるエポ
キシ基含有オルガノハイドロジェンポリシロキサン(S
iH基量は0.8475mol/100g)1.0部、及び塩化白金酸の
オクチルアルコール変性溶液(白金金属1重量%)0.05
部(白金金属換算で5ppm)と混合し、よく攪拌して付加
硬化型シリコーン組成物〔式(8)及び式(9)のオルガノハ
イドロジェンポリシロキサン中のSiH基の合計量は、
前記VF−2及びVMQ中のビニル基の合計量当たり1.
76倍モル〕を調製した。また、この組成物を用いて、実
施例1と同様にしてテスト用装置を作製し、組成物及び
半導体装置について実施例1に記載した測定又は試験を
行った。その結果を表1に示す。また粘弾性の測定結果
を図6に示す。
【0045】
【表1】 (注)ヒートサイクル試験における数値は良品率(%)
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、通常の付加硬化型シリ
コーン組成物に(B)で示すレジン構造のオルガノポリ
シロキサンを所定量配合することにより、脱泡性や低分
子成分残存の問題もなく、硬化物の耐寒性が向上する。
またこれにより半導体装置の温度特性が向上し、高い信
頼性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の一例の概略断面図。
【図2】実施例1で得られた付加硬化型シリコーン組成
物の硬化物の温度によるヤング率変化を示すグラフ。
【図3】実施例3で得られた付加硬化型シリコーン組成
物の硬化物の温度によるヤング率変化を示すグラフ。
【図4】実施例4で得られた付加硬化型シリコーン組成
物の硬化物の温度によるヤング率変化を示すグラフ。
【図5】比較例1で得られた付加硬化型シリコーン組成
物の硬化物の温度によるヤング率変化を示すグラフ。
【図6】比較例3で得られた付加硬化型シリコーン組成
物の硬化物の温度によるヤング率変化を示すグラフ。
【符号の説明】
1‥‥半導体装置 2‥‥付加硬化型シリコーン組成物の硬化物 3‥‥基板 4‥‥ダイボンディング剤 5‥‥リード線 6‥‥端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 CP03X CP043 CP14W DA116 DJ017 FD146 GQ05 4M109 AA01 BA04 CA05 EA10 EB04 EB13 EC16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)一分子中にケイ素原子に結合するア
    ルケニル基を少なくとも2個含有するジオルガノポリシ
    ロキサン、 (B)SiO4/2単位、Vi(R22SiO1/2単位及び
    2 3SiO1/2単位(式中、Viはビニル基を表し、R2
    は脂肪族不飽和結合を含まない、非置換又は置換の一価
    炭化水素基を表す。)からなるレジン構造のオルガノポ
    リシロキサンを、(A)成分と(B)成分との合計量10
    0重量部に対し25〜60重量部、 (C)一分子中にケイ素原子に結合する水素原子を少な
    くとも2個含有するオルガノハイドロジェンポリシロキ
    サンを、組成物中の全オルガノハイドロジェンポリシロ
    キサン中のケイ素原子に結合する水素原子が、(A)成
    分中のケイ素原子に結合するアルケニル基と(B)成分
    中のケイ素原子に結合するビニル基との合計1モル当た
    り、0.5〜4.0モルとなる量、及び (D)白金族金属系触媒を含有してなる半導体装置封止
    用付加硬化型シリコーン組成物。
  2. 【請求項2】 更に(E)粒径0.1〜100μmのシリカ
    を、成分(A)〜(D)の合計量100重量部に対し10〜3
    00重量部含有する、請求項1に記載の付加硬化型シリコ
    ーン組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の付加硬化型シリ
    コーン組成物の硬化物で封止された半導体装置。
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