JP2001001047A - プレスブレーキ用上型ホルダ装置 - Google Patents

プレスブレーキ用上型ホルダ装置

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JP2001001047A
JP2001001047A JP11174220A JP17422099A JP2001001047A JP 2001001047 A JP2001001047 A JP 2001001047A JP 11174220 A JP11174220 A JP 11174220A JP 17422099 A JP17422099 A JP 17422099A JP 2001001047 A JP2001001047 A JP 2001001047A
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/02Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
    • B21D5/0209Tools therefor
    • B21D5/0236Tool clamping

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 押圧加工時におけるパンチとダイの間隔調整
を滑らかに行って加工精度の向上を図ると共に、パンチ
の前後面を反転して取り付けた場合でも前面から脱着で
きるプレスブレーキ用上型ホルダ装置を提供する。 【解決手段】 各上型ホルダ装置1において、上型ホル
ダ本体9の左右両側部付近に設けられている上下微調整
機構15により、上型Pを上部テーブル3に取付ける際
の高さ位置の微調整を別個に行う。この時、偏心軸15
を回転させて偏心部15Hに嵌合した上型ホルダ本体9
を支持プレート11F、11Bに対して相対的に上下方
向に微少移動させて調整する。上型Pは上型ホルダ本体
9の前後に設けられている揺動クランパ23により上型
ホルダ本体9にクランプされ、上型ホルダ本体9の前側
に設けられている操作部47Fにより後側の揺動クラン
パ23のクランプまたはアンクランプを操作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレスブレーキ
の上部テーブルに上型を取り付けるためのプレスブレー
キ用上型ホルダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6には、従来より良く知られているプ
レスブレーキ101の全体が示されている。このプレス
ブレーキ101はC字状をした左右の側板103L、1
03Rを有しており、この側板103L、103Rの前
面下部には下部テーブル105が設けられている。ま
た、側板103L、103Rの前面上部にはシリンダ1
07が設けられており、このシリンダ107の下方には
上部テーブル109が昇降自在に設けられている。
【0003】前記下部テーブル105の上端には下型D
が設けられており、前記上部テーブル109の下端に
は、多数の上型ホルダ111を介して上型Pが前記下型
Dに対向して取り付けられている。
【0004】従って、シリンダ107により上部テーブ
ル109を下降させ、上型Pと下型Dの協働によりワー
クWの曲げ加工を行うものである。
【0005】このようなプレスブレーキ101において
は、上部テーブル109の両端部をシリンダ107によ
り押圧する構造であるため、ワークWへの加圧時に、上
型Pの中央部が両端部に比べて上方へ後退するように上
方向へ湾曲し下型Dとの間隔が大きくなり、均一な曲げ
加工を行うことができないという問題があった。
【0006】そこで、このような問題を解決するため、
中央部にさらにシリンダを設けたり、上部テーブル10
9と上型ホルダ111の間に調整用のライナを設けた
り、あるいは特公昭60−17610号公報に示されて
いるような構造をした上型ホルダ111(図7参照)を
用いることにより、加圧時に上型Pと下型Dの間隔を一
定にすることが行われている。
【0007】図7を参照するに、この上型ホルダ111
では、左右一対の偏心軸113L、113Rの偏心部に
各々調整板115L、115Rが設けられており、この
調整板115L、115Rの上側には取付板117が設
けられている。従って、各上型ホルダ111において偏
心軸113L、113Rを回転させて調整板115L、
115Rを上下移動させ、取付板117を上下移動させ
た後にボルト119で固定して、上型Pの下端部の上下
位置を調整する。
【0008】一方、図8を参照するに、特公平7−90
282号公報に示されている上型ホルダ121では、ホ
ルダ本体123と上部テーブル109との間に上下調整
部材125を設け、取付板127をボルト129により
上部テーブル109に固定してホルダ本体123を取り
付けている。
【0009】上型Pを上型ホルダ121のホルダ本体1
23の前側に取り付ける場合(図8参照)には、レバー
131を回動させて締め付けネジ133を締め付けるこ
とにより、ホルダ本体123に一体的に設けられている
サポートプレート135に水平に螺着固定された複数の
ボルト137を回動中心として、上型押圧固定部材13
9Fの上端部をクランプ力出力装置141(図9参照)
の反力により前方へ押して図8中反時計方向に回動さ
せ、上型押圧固定部材139Fの下端に設けられている
突起143により上型Pを固定している。
【0010】また、上型Pを取り外す場合には、レバー
131を反対方向へ回動させることにより締め付けネジ
133の押し込みを暖めて前記クランプ力出力装置14
1の反力を小さくし、複数のボルト137を中心として
上型押圧固定部材139Fを図8中時計方向に回動させ
て上型Pを取り外す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
図7に示されている構造をした上型ホルダ111におい
ては、構造上、各上型ホルダ111毎に左右の調整板1
15L、115Rを同量だけ上下移動させ取付板117
を水平に上下移動させて階段状に調整するため、滑らか
な調整ができないという問題がある。
【0012】また、上下調整時には多数のボルト119
を緩め、上下調整後には多数のボルト119を締め付け
て上型Pを取り付けなければならないため面倒である。
【0013】また、図9を参照するに、上型Pの前後面
を反転させてホルダ本体123の後側に取り付ける場合
には、スタッド145を締め付けて上型押圧固定部材1
39Bにより上型Pをサポートプレート135に取り付
けているが、この場合に上型Pを取り外すには、スタッ
ド145をゆるめる必要があり面倒である。また、レバ
ー131で操作する場合には予めサポートプレート13
5と前側の上型押圧固定部材139Fとの間に介在物を
入れておく必要があり面倒であるという問題がある。
【0014】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、押圧加工時における
パンチとダイの間隔調整を滑らかに行って加工精度の向
上を図ると共に、パンチの前後面を反転して取り付けた
場合でも前面から脱着できるプレスブレーキ用上型ホル
ダ装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明のプレスブレーキ用上型ホル
ダ装置は、上型をプレスブレーキの上部テーブルに取り
付けるためのプレスブレーキ用上型ホルダ装置であっ
て、上型を保持自在の上型ホルダ本体の左右両側部付近
に、前記上型の上下を微調整するための上下微調整機構
を別個に設けてなること、を特徴とするものである。
【0016】従って、各上型ホルダ装置において、上型
ホルダ本体の左右両側部付近に設けられている上下微調
整機構により、上型を上部テーブルに取付ける際の高さ
位置の微調整を別個に行う。
【0017】請求項2による発明のプレスブレーキ用上
型ホルダ装置は、請求項1記載のプレスブレーキ用上型
ホルダ装置において、前記上下微調整機構は、上型ホル
ダ本体に回転可能に支持された偏心軸を備え、上記偏心
軸の偏心部に上部テーブルへの取付部を嵌合した構成で
あること、を特徴とするものである。
【0018】従って、上型を上部テーブルに取付ける際
の高さ位置の微調整を行う際に、偏心軸を回転させて偏
心部に嵌合した上型ホルダ本体を上下方向に微少移動さ
せて調整する。
【0019】請求項3による発明のプレスブレーキ用上
型ホルダ装置は、上型ホルダ本体の前後に、上型を上型
ホルダ本体に取り付け保持するための揺動クランパをそ
れぞれ設け、前記上型ホルダ本体の前側に、後側の揺動
クランパを操作するための操作部を設けてなること、を
特徴とするものである。
【0020】従って、上型は上型ホルダ本体の前後に設
けられている揺動クランパにより上型ホルダ本体にクラ
ンプされ、上型ホルダ本体の前側に設けられている操作
部により後側の揺動クランパのクランプまたはアンクラ
ンプを操作する。
【0021】請求項4による発明のプレスブレーキ用上
型ホルダ装置は、請求項3記載のプレスブレーキ用上型
ホルダ装置において、前記操作部は、前側の揺動クラン
パを支持する支持部材を兼用していること、を特徴とす
るものである。
【0022】従って、後側の揺動クランパを操作する操
作部により、前側の揺動クランパも支持されている。
【0023】請求項5による発明のプレスブレーキ用上
型ホルダ装置は、上型を保持自在の上型ホルダ本体の左
右両側部付近に、当該上型ホルダ本体の上下を微調整す
るための上下微調整機構を別個に設けると共に、上型ホ
ルダ本体の前後に上型を上型ホルダ本体に取り付け保持
するための揺動クランパをそれぞれ設け、前記上型ホル
ダ本体の前側に、後側の揺動クランパを操作するための
操作部を設けてなること、を特徴とするものである。
【0024】従って、各上型ホルダ装置において、上型
ホルダ本体の左右両側部付近に設けられている上下微調
整機構により、上型を上部テーブルに取付ける際の高さ
位置の微調整を別個に行い、上型ホルダ本体の前後に設
けられている揺動クランパにより上型を上型ホルダ本体
にクランプする。この時、上型ホルダ本体の前側に設け
られている操作部により後側の揺動クランパのクランプ
またはアンクランプを操作する。
【0025】請求項6による発明のプレスブレーキ用上
型ホルダ装置は、請求項1、2、3、4または5記載の
プレスブレーキ用上型ホルダ装置において、前記上型ホ
ルダ本体が、前記上型を取付自在の上型ホルダ本体下部
と、この上型ホルダ本体下部に各々前記上下微調整機構
を介して接続される左右の上型ホルダ本体上部と、を備
えてなることを特徴とするものである。
【0026】従って、上型ホルダ本体においては、上部
テーブルに取り付けられている上型ホルダ本体上部に対
して、上下微調整機構により上型が取り付けられている
上型ホルダ本体下部を相対的に上下移動して上下微調整
を行う。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0028】図1〜図3には、この発明に係るプレスブ
レーキ用上型ホルダ装置1が示されている。この上型ホ
ルダ装置1は、プレスブレーキ(全体図は省略)の上部
テーブル3の下端部に上型Pを取り付けるためのもので
あり、上部テーブル3の下端部に左右方向へ適宜の間隔
(例えば接触した状態)で多数設けられている。
【0029】上型ホルダ装置1は、上部テーブル3に螺
着する締め付けボルト5によりクランプジョー7を介し
て着脱自在に装着される上型ホルダ本体9を有してい
る。この上型ホルダ本体9は、前記クランプジョー7に
より上部テーブル3に取り付けられる取付部9Tを有す
る上型ホルダ本体上部9Aと、この上型ホルダ本体上部
9Aの下側において、上型Pを支持する支持部9Sを有
し且つ微少の上下位置調整可能な上型ホルダ本体下部9
Bを有している。
【0030】この上型ホルダ本体上部9Aの前後(図2
の左右)両側には左右(図1中左右)に分離された支持
プレート11F、11Bが各々設けられている。この支
持プレート11F、11Bには円形の穴13が各々設け
られており、この穴13において上下微調整機構のうち
の回転自在で且つ中央部に偏心部15Hを有する偏心軸
15が設けられている。この偏心軸15の前面には目盛
りが刻まれており、偏心部15Hによる支持プレート1
1F、11Bの上下移動量(変位量)が容易に確認でき
るようになっている。
【0031】前記上型ホルダ本体上部9Aの上部には貫
通穴17が設けられており、この貫通穴17に前記偏心
軸15の偏心部15Hが回転自在に貫通している。ま
た、支持プレート11F、11Bは、各々下部において
ボルト19により上型ホルダ本体下部9Bに強固に固定
されている。また、上型ホルダ装置1の左右中心位置に
おける支持プレート11F、11Bには、板厚の半分程
度の深さで長円形状の凹部20が設けられており、この
凹部20の外形より小さ目の長円形状をした前後一対の
押え板21をボルト22により締め付けて、前後左右の
支持プレート11F、11Bを締付け可能としている。
【0032】従って、ボルト22を緩めて偏心軸15を
回転させると、偏心部15Hの作用により若干の左右移
動も伴って、上型ホルダ本体上部9Aが上部テーブル3
に固定されているので、支持プレート11F、11Bが
上部ホルダ本体上部9Aに対して相対的に微小量上下移
動することになる。このとき、上型ホルダ本体下部9B
は支持プレート11F、11Bに固定されているので、
上型ホルダ本体上部9Aと上型ホルダ本体下部9Bは相
対的に上下移動することになる。
【0033】前記支持プレート11F、11Bの下側に
は上型Pの上部を押圧固定するために、左右方向の中央
部が上方へ突出した山型形状の前側上型クランパ23F
および後側上型クランパ23Bが設けられており、クラ
ンプ力付与手段25によりクランプ力を付与されてい
る。
【0034】すなわち、クランプ力付与手段25では、
前側押圧ネジ27Fが前側上型クランパ23Fに螺着さ
れ、この前側押圧ネジ27Fを回転させる前側回転軸2
9Fが固定されている。また、この前側回転軸29Fに
は、前側押圧ネジ27Fを回動操作して前後方向(図1
中紙面直交方向)へ出し入れするためのレバー31が取
り付けられている。
【0035】前記前側回転軸29Fの後面に球面状のプ
ッシャー部33を当接させた押圧部材35が設けられて
おり、この押圧部材35は上型ホルダ本体下部9Bに対
して所定の位置に螺着されているリングナット37によ
り、前方(図2中左方向)への移動を調整されている。
また押圧部材35の後側(図2中右側)は、2枚の支持
部材39、41により挟まれて圧縮可能の強力なスプリ
ング43のごとき弾性部材がナット45により取り付け
られており、押圧部材35はスプリング43により前記
リングナット37に当接すべく常時前方へ付勢されてい
る。
【0036】前記支持部材41の後面に接触して球面状
の接触面を有し且つ周面に前後方向(図2中左右方向)
に歯車状の多数の歯が設けられている後側回転軸29B
が設けられている。この後側回転軸29Bは、後側上型
クランパ23Bに螺着されている後側押圧ネジ27Bに
一体的に取り付けられている。
【0037】従って、レバー31を回動させることによ
り前側回転軸29Fが回転され、前側押圧ネジ27Fが
一体的に回転する。この前側押圧ネジ27Fは前側上型
クランパ23Fに螺合しているので、前側上型クランパ
23Fに対して相対的に前後移動する。このため、前側
押圧ネジ27Fが相対的に後退(図2中右方向へ移動)
すると、前側押圧ネジ27Fは押圧部材35に押されて
後退できないので、前側上型クランパ23Fは図2中反
時計方向に回動して上型Pをクランプする。一方、前側
押圧ネジ27Fが相対的に前進(図2中左方向へ移動)
すると、前側上型クランパ23Fは図2中時計方向に回
動して、上型Pをアンクランプする。
【0038】前側上型クランパ23Fおよび後側上型ク
ランパ23Bの下部中央には、上型ホルダ本体下部9B
の下部を貫通して後側上型クランパ23Bを操作するた
めの操作部47が取り付けられている。この操作部47
は前後両端に頭部47F、47Bを有しており、この両
頭部47F、47Bに螺着される連結棒49により連結
され、一体的に回転するようになっている。
【0039】また、各頭部47F、47Bは球面状に加
工されて前側上型クランパ23Fおよび後側上型クラン
パ23Bを若干の回動(揺動)を可能に支持しており、
両頭部47F、47Bの基端部における上型ホルダ本体
下部9Bと前側上型クランパ23Fとの間および上型ホ
ルダ本体9と後側上型クランパ23Bとの間は各々スプ
リング51、53が設けられている。これにより、前側
上型クランパ23Fおよび後側上型クランパ23Bは前
後外向きに付勢され、両頭部47F、47Bに押し付け
られることになる。
【0040】図4および図5を併せて参照するに、この
操作部47の上型ホルダ本体下部9B後方には扇形状を
した扇形ギヤ55が前記連結棒49に固定されており、
前述の後側回転軸29Bの歯に噛合している。また、扇
形ギヤ55の中央部には円弧状に切欠き57が設けられ
ており、この切欠き57には扇形ギヤ55を回動自在に
支持する支持ボルト59が取り付けられている。
【0041】一方、前側上型クランパ23Fおよび後側
上型クランパ23Bの下部における左右両側には、図3
に示されているように、前後から各々上型ホルダ本体下
部9Bに螺着される固定ネジ61、63が設けられてい
る。この両固定ネジ61、63の頭部は球面状に加工さ
れており、各々前側上型クランパ23F、後側上型クラ
ンパ23Bを若干の前後方向への揺動を可能とするよう
に支持している。
【0042】また、前側上型クランパ23Fおよび後側
上型クランパ23Bの下端部には、上型Pの上部に設け
られている凹部65に嵌合して上型Pを固定するための
係止突起67が設けられている。
【0043】従って、操作部47の前側頭部47Fを回
転させると連結棒49が回転し、扇形ギヤ55が一体的
に回転する。この扇形ギヤ55が回転すると後側回転軸
29Bが回転され、この後側回転軸29Bと一体的な後
側押圧ネジ27Bを回転させる。
【0044】このため、後側押圧ネジ27Bが後側上型
クランパ23Bに対して相対的に前進(図2中左方向へ
移動)すると、この後側押圧ネジ27Bは後側回転軸2
9Bを介して支持板41に当接して前進できないため、
後側上型クランパ23Bは固定ネジ61、63を回動中
心として図2中時計方向に回動し後側上型クランパ23
Bの下端に設けられている係止突起67が上型Pの上部
に設けられている凹部65に嵌合して上型Pをクランプ
する。
【0045】一方、後側押圧ネジ27Bが後側上型クラ
ンパ23Bに対して相対的に後退(図2中左右向へ移
動)すると、後側上型クランパ23Bは固定ネジ61、
63を回動中心として図2中反時計方向に回動して上型
Pをアンクランプする。
【0046】上記構成により、ボルト22を緩めてお
き、押圧加工時における上型Pの下端と下型Dとの間隔
を適正に保って高精度の曲げ加工を行うために、偏心軸
15を回転させて上型Pを支持する支持プレート11
F、11Bの上下方向位置を微調整する。支持プレート
11F、11Bが上下移動すると、これらに固定されて
いる上型ホルダ本体下部9Bが一体的に上下移動する。
この位置調整は左右の支持プレートに対して各々行われ
る。また、この位置調整は、上型Pの全幅にわたってす
べての上型ホルダ装置1について行われる。
【0047】次いで、レバー31を押圧力開放位置に位
置決めして前側上型クランパ23Fをアンクランプ状態
とし、操作部47をまわして後側上型クランパ23Bを
アンクランプ状態とする。その後、上型ホルダ本体下部
9Bの支持部9Sの前側あるいは後側に上型Pを位置決
めし、前側に上型Pを取り付ける場合にはレバー31を
クランプ側へ操作する。一方、後側に上型Pを取り付け
る場合には、操作部47を回転させて後側上型クランパ
23Bにより上型Pをクランプする。
【0048】以上の結果から、各上型ホルダ装置1にお
いて左右別個に支持プレート11F、11Bの高さ調整
すなわち上下方向へ平行に移動させたり、あるいは、下
方向へ左向き又は右向きに調整を行うことができるの
で、上型P全体の高さ調整を滑らかに行うことができ、
高精度の曲げ加工が可能になる。
【0049】また、上型ホルダ本体9の前側に上型Pを
取り付ける場合のみならず、後側に上型Pを取り付ける
際にも前面から上型Pのクランプあるいはアンクランプ
を行うことができるので、作業性が向上する。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よるプレスブレーキ用上型ホルダ装置では、各上型ホル
ダ装置において、上型ホルダ本体の左右両側部付近に設
けられている上下微調整機構により、1個の上型ホルダ
装置において上型を上部テーブルに取付ける際の高さ位
置の微調整を左右別個に行うことができるので、押圧加
工時における上型全体の高さ調整を滑らかに行って高精
度の曲げ加工を行うことが可能になる。
【0051】請求項2の発明によるプレスブレーキ用上
型ホルダ装置では、上型を上部テーブルに取付ける際の
高さ位置の微調整を行う際に、偏心軸を回転させて偏心
部に嵌合した上型ホルダ本体を上下方向に微少移動させ
るので、上型の高さを微調整することができる。
【0052】請求項3の発明によるプレスブレーキ用上
型ホルダ装置では、上型は上型ホルダ本体の前後に設け
られている揺動クランパにより上型ホルダ本体にクラン
プされ、上型ホルダ本体の前側に設けられている操作部
により後側の揺動クランパのクランプまたはアンクラン
プを操作するので、作業性を改善せしめることができ
る。
【0053】請求項4の発明によるプレスブレーキ用上
型ホルダ装置では、後側の揺動クランパを操作する操作
部により、前側の揺動クランパも支持されているので、
構成要素を少なくして構造を簡素化することができる。
【0054】請求項5の発明によるプレスブレーキ用上
型ホルダ装置では、各上型ホルダ装置において、上型ホ
ルダ本体の左右両側部付近に設けられている上下微調整
機構により、1個の上型ホルダ装置において上型を上部
テーブルに取付ける際の高さ位置の微調整を別個に行う
ことができるので、押圧加工時における上型全体の高さ
調整を滑らかに行って高精度の曲げ加工を行うことが可
能になる。また、上型は上型ホルダ本体の前後に設けら
れている揺動クランパにより上型ホルダ本体にクランプ
され、上型ホルダ本体の前側に設けられている操作部に
より後側の揺動クランパのクランプまたはアンクランプ
を操作するので、作業性を改善せしめることができる。
【0055】請求項6の発明によるプレスブレーキ用上
型ホルダ装置では、上型ホルダ本体において、上部テー
ブルに取り付けられている上型ホルダ本体上部に対し
て、上下微調整機構により上型ホルダ本体下部を相対的
に上下移動して上下微調整を行うので、容易に高精度の
上下微調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るプレスブレーキ用上型ホルダ装
置を示す正面図である。
【図2】図1中II−II線に沿った拡大断面図である。
【図3】図1中III−III線に沿った拡大断面図である。
【図4】締結ネジに取り付けられている扇型ギヤを示す
図である。
【図5】図4中後方向から見た背面図である。
【図6】従来より一般的なプレスブレーキを示す斜視図
である。
【図7】従来における上型微調整機構を示す正面図であ
る。
【図8】従来におけるプレスブレーキ用上型ホルダ装置
により上型を取り付けた状態を示す断面図である。
【図9】従来におけるプレスブレーキ用上型ホルダ装置
において上型の前後を反転して取り付けた状態を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 上型ホルダ装置 3 上部テーブル 9 上型ホルダ本体 9A 上型ホルダ本体上部 9B 上型ホルダ本体下部 9T 取付部 11 支持プレート 15 偏心軸(上下微調整機構) 15H 偏心部 23F 前側上型クランパ(揺動クランパ) 23B 後側上型クランパ(揺動クランパ) 47F 前側頭部(操作部) 49 連結棒(支持部材) P 上型

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型をプレスブレーキの上部テーブルに
    取り付けるためのプレスブレーキ用上型ホルダ装置であ
    って、上型を保持自在の上型ホルダ本体の左右両側部付
    近に、前記上型の上下を微調整するための上下微調整機
    構を別個に設けてなること、を特徴とするプレスブレー
    キ用上型ホルダ装置。
  2. 【請求項2】 前記上下微調整機構は、上型ホルダ本体
    に回転可能に支持された偏心軸を備え、上記偏心軸の偏
    心部に上部テーブルへの取付部を嵌合した構成であるこ
    と、を特徴とする請求項1記載のプレスブレーキ用上型
    ホルダ装置。
  3. 【請求項3】 上型ホルダ本体の前後に、上型を上型ホ
    ルダ本体に取り付け保持するための揺動クランパをそれ
    ぞれ設け、前記上型ホルダ本体の前側に、後側の揺動ク
    ランパを操作するための操作部を設けてなること、を特
    徴とするプレスブレーキ用上型ホルダ装置。
  4. 【請求項4】 前記操作部は、前側の揺動クランパを支
    持する支持部材を兼用していること、を特徴とする請求
    項3記載のプレスブレーキ用上型ホルダ装置。
  5. 【請求項5】 上型を保持自在の上型ホルダ本体の左右
    両側部付近に、当該上型ホルダ本体の上下を微調整する
    ための上下微調整機構を別個に設けると共に、上型ホル
    ダ本体の前後に上型を上型ホルダ本体に取り付け保持す
    るための揺動クランパをそれぞれ設け、前記上型ホルダ
    本体の前側に、後側の揺動クランパを操作するための操
    作部を設けてなること、を特徴とするプレスブレーキ用
    上型ホルダ装置。
  6. 【請求項6】 前記上型ホルダ本体が、前記上型を取付
    自在の上型ホルダ本体下部と、この上型ホルダ本体下部
    に各々前記上下微調整機構を介して接続される左右の上
    型ホルダ本体上部と、で構成されていることを特徴とす
    る請求項1、2、3、4または5記載のプレスブレーキ
    用上型ホルダ装置。
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