JP2015120185A - プレスブレーキの中間板取付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】締め板の操作性の向上を図ると共に、微調整作業の操作性の向上を図るプレスブレーキの中間板取付装置を提供することにある。
【解決手段】プレスブレーキの上型を装着する中間板を上部テーブルに対して取り付け又は取り外す場合に、中間板を締め付け又は解放する締め板を有し、該締め板を操作する手段を、カムレバーにより構成し、該カムレバーを用いることにより締め板を操作し、また、上記カムレバーを微小変位させる手段を設け、該微小変位手段を操作してカムレバーを微小変位させることにより締め板を微小変位させ、該締め板による中間板に対する締付力又は解放力を微調整する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、上型を装着する中間板をプレスブレーキの上部テーブルに取り付け又は取り外す場合に使用する締め板をカムレバーを用いて操作するようにし、またカムレバーを直接操作せず、微小変位手段を用いてカムレバーを微小変位させ、該締め板3による中間板に対する締付力又は解放力を微調整するようにしたプレスブレーキの中間板取付装置に関する。
従来より、曲げ加工装置の一例であるプレスブレーキの上部テーブルに対して、上型であるパンチを装着する中間板を取り付ける装置が、例えば実開平7-3821号公報(後述する特許文献1)に開示されている。
上記特許文献1において、ボルトを用い、締め板で中間板を締め付けることにより、該中間板を上部テーブルに対して取り付けていた。
実開平7-3821号公報
ところが、上部テーブルに対して取り付けた中間板は、加工途中において、加工態様によってはワークと干渉することがあり、その場合には、該中間板を他の位置に移動させる必要がある。
しかし、中間板を移動させるためには、予め、前記ボルトを緩めることにより、該中間板を締め板から解放し、上部テーブルから取り外さければならない。
その結果、ボルトを緩めなければならない分、手間と時間を要し、締め板から中間板を解放するときの操作性が低下していた。
換言すれば、従来は、中間板を上部テーブルに対して取り付け又は取り外す際に、中間板を締め付け又は解放する締め板をボルトを用いて操作していたので、操作性が低下していた。
一方、締め板の中間板に対する締付力又は解放力の微調整を行う場合があり、これは、よく知られているように、締付力又は解放力を一定に保持するためである。
このため、従来は(例えば前記特許文献1)、2箇所に設けられたボルトを回転させることにより(前記特許文献1における図2のボルト50、51)、締付力又は解放力の微調整を行っていたが、このような微調整作業は、極めて煩わしく、神経を使い、疲れることは明らかであり、同様に、操作性が低下している。
本発明の目的は、締め板の操作性の向上を図ると共に、微調整作業の操作性の向上を図るプレスブレーキの中間板取付装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、請求項1に記載するように、
プレスブレーキの上型を装着する中間板32を上部テーブル1に対して取り付け又は取り外す場合に、中間板32を締め付け又は解放する締め板3を有し、該締め板3を操作する手段をカムレバー4、4´(図2、図9)により構成し、該カムレバー4、4´を用いて締め板3を操作し(図6、図13)、
該カムレバー4、4´を微小変位させる手段12(13、14)又は27、26を設け(図14、図15)、該微小変位手段12(13、14)又は27、26を操作してカムレバー4、4´を微小変位させることにより、締め板3を微小変位させ、該締め板3による中間板32に対する締付力又は解放力を微調整することを特徴とするプレスブレーキの中間板取付装置という手段が講じられている。
上記本発明の構成によれば、プレスブレーキの上部テーブル1に対して中間板32を取り付け又は取り外す場合に、中間板32を締め付け又は解放する締め板3を、カムレバー4、4´を用いて操作することができるので、締め板3の操作性の向上を図ることができ(例えば図2、図9)、更に、カムレバー4、4´を直接操作せず、微小変位手段12(13、14)又は27、26を用いてカムレバー4、4´を微小変位させることにより、締め板3を微小変位させ、該締め板3による中間板32に対する締付力又は解放力を微調整することができるので、微調整作業の操作性を向上させることができる(例えば図8、図15)。
よって、本発明によれば、締め板の操作性の向上を図ると共に、微調整作業の操作性の向上を図るプレスブレーキの中間板取付装置を提供するという効果を達成することが可能である。
また、プレスブレーキの中間板取付装置において、例えばカムレバー4を操作して締め板3により中間板32を締め付けることにより、該中間板32を上部テーブル1に取り付けた場合(クランプ時)には(図6(A)、図6(B)の左図(クランプ時))、該カムレバー4は機械本体側に向かって水平旋回運動して締め板3内に収納されるので邪魔にならず、加工途中のワークW(図1)との干渉が回避され、上型であるパンチPを装着するための中間板32のレバー36(図6(B)の左図)との干渉も回避されるという効果もあり、更には、既述したように、カムレバー4は機械本体側に向かって水平旋回運動して締め板3内に収納されるので、該カムレバー4はより大きく形成することが可能となり、従って、その分カムレバー4を操作し易くなり、ひいては締め板3の操作性が一層向上するという効果もある。
本発明の実施形態を示す全体図である。 本発明に係るプレスブレーキの中間板取付装置の第1実施例を示す斜視図である。 図2の分解斜視図である。 図2の正面図である。 図2の横断面図である。 図2の全体動作説明図である。 図2のカムレバー4の構成と動作説明図である。 図2の微小変位手段40の構成と動作説明図である。 本発明に係るプレスブレーキの中間板取付装置の第2実施例を示す斜視図である。 図9の分解斜視図である。 図9の正面図である。 図9の横断面図である。 図9の全体動作説明図である。 図9のカムレバー4´の構成と動作説明図である。 図9の微小変位手段27、26の構成と操作説明図である。
以下、本発明を、実施の形態により添付図面を参照して、説明する。
図1は本発明の実施の形態を示す図である。
図1に示すプレスブレーキは、機械本体の両側に側板30を有し、該側板30の上部には、ラム駆動源(例えば油圧シリンダや電動機等)34、35を介してラムである上部テーブル1が取り付けられ、該上部テーブル1には、後述する締め板3(図2)を介して中間板32が取り付けられ、該中間板32には上型であるパンチP(図1)が装着されている。
上記上部テーブル1には、制御部(図示省略)に接続した操作パネル31が移動自在に設けられ、例えば作業者Sが手動で演算した曲げ順、曲げ順ごとに使用されるパンチP、ダイDから成る金型等が、前記操作パネル31の画面に表示される。
また、側板30の下部には、下部テーブル2が配置され、該下部テーブル2には、保持板33を介して下型であるダイDが装着されている。
即ち、図1のプレスブレーキは、下降式プレスブレーキであり、下部テーブル2の後方に配置されたバックゲージの突当5に、作業者SがワークWを突き当てて位置決めした後、フットペダル6を踏み込むと、既述したラム駆動源34、35である例えば油圧シリンダが作動し、上部テーブル1を下降させれば、前記パンチPとダイDの協働により該ワークWが折り曲げられる。
また、図1のプレスブレーキとしては、下部テーブル2が上昇することにより、同様に、パンチPとダイDの協働により該ワークWが折り曲げられる上昇式プレスブレーキでも良い。
(1) 第1実施例について。
図2〜図8は第1実施例を、図9〜図15は第2実施例をそれぞれ示し、先ず第1実施例について詳述する。
第1実施例においては、締め板3(図3)とその前方である上部テーブル1側のヒンジブラケット11が、共通の支軸7、8に支持され、該ヒンジブラケット11には、旋回軸12を有するカムレバー4(以下、第1カムレバー4と称する)が水平旋回運動自在に設けられている。
上記締め板3は、中間板32を締め付け又は解放することにより、中間板32を上部テーブル1に対して取り付け(クランプ)又は取り外す(アンクランプ)機能を有する(図6)。
そして、上記締め板3(図3)の長手方向(X軸方向)左右対称な位置には、抜き穴3G、3Hが形成され、該抜き穴3G、3Hには前記支軸7、8が貫通している。
また、上記締め板3の正面には、壁面3A、3B、3C、3D、3Eから成るカムレバー収納部が形成され、該カムレバー収納部には、前記第1カムレバー4が収納可能である(図2)。
締め板3(図3)の長手方向(X軸方向)のほぼ中央部には、壁面3A、3B、3C、3Dから成るカム部分収納部16が、同様に長手方向のほぼ右側部には、壁面3Eから成るレバー部分収納部17が、それぞれ形成されている。
上記カム部分収納部16は、第1カムレバー4のうちのカム部分4Aを収納し、上記レバー部分収納部17は、第1カムレバー4のうちのレバー部分4Bを収納する。
上記カム部分収納部16を形成する壁面のうちでは、前後方向(Y軸方向)に平行な壁面3Aが最も深く、それと対向する壁面3Dの深さは、前記壁面3Aのほぼ半分である(図5(A))。
また、上記壁面3Dから右側に向かってそれと直交する長手方向(X軸方向)に平行な壁面3Eが設けられ、既述したように、該壁面3Eにより前記レバー部分収納部17(図3)が形成されている。
従って、既述したカム部分収納部16とレバー部分収納部17の構成に基づき、第1カムレバー4は、機械本体側に向かって水平旋回運動を行った場合に(図2、図4、図5)締め板3内に完全に収納されるので邪魔にならず、加工途中のワークW(図1)との干渉が回避され、上型であるパンチPを装着するための中間板32のレバー36(図6(B)の左図)との干渉も回避される。
即ち、壁面3A(図5(B))は、壁面3Dにレバー部分4Bを足したものに等しく、第1カムレバー4(図2)は締め板3内に完全に収納されて両者は一体物となり、外部に向かって突出するものは無い。
上記ヒンジブラケット11は(図3)、第1カムレバー4が水平旋回運動を行う際の旋回軸12を支持すると共に、前記締め板3との間で圧縮ばね9、10を挟持する機能を有する。
ヒンジブラケット11は、その中央部に突起11Eを有すると共に、該突起11Eに隣接して閉じた穴11C、11Dが、その外側には抜き穴11A、11Bがそれぞれ形成されている。
上記ヒンジブラケット11の突起11Eは、締め板3の中央部に形成された貫通孔3Fを通過して既述したカム部分収納部16内に入り込むと共に、該ヒンジブラケット11全体は締め板3の前方である上部テーブル1側に位置している。
この構成により、締め板3の前記抜き穴3G、3Hと、ヒンジブラケット11の前記抜き穴11A、11Bを、支軸7、8が貫通して前記上部テーブル1のねじ穴1A、1Bにねじ込まれ、ヒンジブラケット11は支軸7、8の押圧力により上部テーブル1に密着し、しっかり固定されている。
更に、締め板3とヒンジブラケット11の間には、前記圧縮ばね9、10が挟持されている。
即ち、ヒンジブラケット11の閉じた穴11C、11Dと締め板3のその穴に対向する同様の閉じた穴3P、3Q(図5(B))には、前記圧縮ばね9、10の一端と他端がそれぞれ当接している。
この構成により、圧縮ばね9、10の付勢力に基づき、締め板3は上部テーブル1から離れる方向(作業者S(図1)側)に向かって付勢され、該締め板3は、前記支軸7、8の円柱状頭部に当接して該支軸7、8からの脱落が阻止されている(図5(B))。
これにより、第1カムレバー4のカム部分4Aが(図7)、この付勢された締め板3に常時当接している。
従って、第1カムレバー4が水平旋回運動を行った場合には(図7)、付勢された締め板3が支軸7、8の軸線に沿って往復運動を行う(図5(B))。
一方、締め板3(図3)のカム部分収納部16内に入り込んだヒンジブラケット11の前記突起11Eには、中空部11Fが形成され、該中空部11Fには第1カムレバー4の旋回軸12が余裕を持って挿入され、該旋回軸12は固定用ねじ15により中空部11F内で固定されている(図5(B))。
上記旋回軸12(図3)の頂部には止めねじ13が、底部には止めねじ14がそれぞれねじ込まれ、各止めねじ13、14は第1カムレバー4を構成するカム部分4Aの上部と下部に挿入され、該旋回軸12と突起11Eは、共にカム部分4Aの窪み4C内に配置されている。
この構成により、前記突起11Eの中空部11F内に固定された旋回軸12を中心として、前記第1カムレバー4が締め板3の正面前方において水平旋回運動自在に設けられている(図6)。
尚、既述したクランプ時には(図6(A)、(B)の左図)、第1カムレバー4が締め板3内に収納されるが、このときに、右側の支軸8(図3)の円柱状頭部が該第1カムレバー4に形成された抜き穴4D内にぴったり収まって外側には突出せず邪魔にならないようになっており(図2、図4)、このことは前記ヒンジブラケット11の突起11Eについても同様であり第1カムレバー4の窪み4C内に収まっている。
従って、同様に、加工途中のワークW(図1)との干渉が回避され、上型であるパンチPを装着するための中間板32のレバー36(図6(B)の左図)との干渉も回避される。
第1カムレバー4は(図3)、既述したように、前記締め板3を操作する機能を有し、よく知られているように、原動節として水平旋回運動を行うことにより(図7)、従動節としての締め板3に前後方向(Y軸方向)の往復運動を行わせる。
上記第1カムレバー4は(図3)、カムの実質的な役割を演じるカム部分4Aと、該カム部分4Aに水平旋回運動を付与するレバー部分4Bとから構成されている。
上記カム部分4Aは(図7)、既述したように、締め板3に常時当接しており、より詳しくは、カム部分4Aの(図3)上部裏面が締め板3の壁面3Bに、該カム部分4Aの下部裏面が締め板3の壁面3Cにそれぞれ当接している。
そして、カム中心O(図7)から該カム部分4Aの端部T1までの距離の長さをa、該端部T1に直交する端部T2までの距離の長さをbとした場合、a>bとする。
この構成により、第1カムレバー4を機械本体側に向かって水平旋回運動を行った場合には(矢印A)、図7(A)の実斜線で示すように、締め板3は前進する(例えば破線で示すように傾斜したカム部分4Aが当接した締め板3の位置を基準として)。
反対に、第1カムレバー4を機械本体側から離れる方向に向かって例えば90°だけ水平旋回運動を行った場合には(矢印B)、図7(B)の実斜線で示すように、締め板3は後退する(破線は図7(A)の締め板3の位置を示す)。
尚、第1カムレバー4の水平旋回運動に伴うカム部分4Aの端部T1から端部T2への移動を円滑に行うために、カム部分4Aの当該コーナー部4A1は、R形状に構成されている。
また、クランプ時(図6(A)、(B)の左図)やアンクランプ時(図6(A)、(B)の右図)には、第1カムレバー4の操作により、締め板3が所定の距離だけ前進運動又は後退運動を行えば、該締め板3から中間板32に対して所定の締付力又は解放力が付与されるように、締め板3の厚さ(Y軸方向)等構成部材の値が予め設定されている。
以下、上記構成を有する第1カムレバー4を用いたプレスブレーキの中間板取付装置の全体動作を図6に基づいて説明する。
(イ) クランプ時(図6(A)、(B)の左図)の動作。
第1カムレバー4を機械本体に向かって水平旋回運動させれば、該第1カムレバー4は締め板3に収納される。
そのとき、第1カムレバー4が締め板3を上部テーブル1に向かって押圧するので、該締め板3から中間板32に対しては所定の締付力Fが付与され、そのため、中間板32は上部テーブル1に対して取り付けられる(クランプ)。
(ロ) アンクランプ時(図6(A)、(B)の右図)の動作。
前記(イ)とは反対に、第1カムレバー4を機械本体から離れる方向に向かって水平旋回運動させれば、該第1カムレバー4は締め板3に対して90°だけ突出する。
そのとき、第1カムレバー4(より詳しくはカム部分4A)が締め板3から離れるように作用するので、該締め板3は圧縮ばね9、10の付勢力に従って上部テーブル1から離れる方向に向かって後退運動を行い、そのため、該締め板3から中間板32に対しては締め付け力Fとは反対方向の所定の解放力F´が付与され、従って、中間板32は上部テーブル1から取り外される(アンクランプ)。
その場合、締め板3側の突起3A(図6(B)の右図)が、中間板32側の溝32Aに係合しているので、中間板32が落下することはない。
更に、動作中の第1カムレバー4と締め板3との関係は次のとおりである。
即ち、第1カムレバー4が水平旋回運動を行う間、該第1カムレバー4のカム部分4Aは、往復運動(図7のY軸方向)を行う締め板3に沿って常時摺動運動を行い、そのときの第1カムレバー4の旋回軸12は上部テーブル1(図3)に取り付けたヒンジブラケット11に固定されていて移動しない。
このように、本発明によれば、第1カムレバー4を用いて締め板3を操作できるので、その操作性が向上し、また、クランプ時(図6(A)、(B)の左図)には、第1カムレバー4を締め板3内に収納できるので、邪魔にならず、加工途中のワークW(図1)との干渉が回避され、上型であるパンチPを装着するための中間板32のレバー36(図6(B)の左図)との干渉も回避されるという効果もあり、更には、既述したように、第1カムレバー4は機械本体側に向かって水平旋回して締め板3内に収納されるので、該第1カムレバー4はより大きく形成することが可能となり、従って、その分第1カムレバー4を操作し易くなり、ひいては締め板3の操作性が一層向上するという効果もある。
以下、微小変位手段12(13、14)(図8)について詳述する。
本来は、既述したクランプ時(図6(A)、(B)の左図)やアンクランプ時(図6(A)、(B)の右図)には、既述した第1カムレバー4の操作により、締め板3が所定の距離だけ往復運動を行えば、該締め板3から中間板32に対して所定の締付力又は解放力が付与されるように、締め板3の厚さ(Y軸方向)等構成部材の値が予め設定されている。
しかし、例えば加工誤差により、通常よりも締め板3の厚さが大きい場合や、逆に小さい場合があり、そのような場合には、締め板の中間板に対する締付力又は解放力の微調整を行う必要があり、それにより、該締付力又は解放力を一定に保持しようとするものである。
本発明は、かかる場合にカムレバーを直接操作せず、前記したように、微小変位手段12(13、14)(図8)を用いることにより、カムレバー4を微小変位させることにより、締め板3を微小変位させ、該締め板による中間板に対する締付力又は解放力を微調整し、微調整作業の操作性を向上させるようにした。
第1実施例における前記微小変位手段12(13、14)(図8)は、既述した第1カムレバー4(図2〜図7)を微小変位させる手段である(以下、第1微小変位手段12(13、14)と称する)。
この第1微小変位手段12(13、14)は(図8(A))、第1カムレバー4の旋回軸12を偏芯させた偏芯軸40(図8(B))により構成され、該偏芯軸40は前記ヒンジブラケット11(図3)に支持されていて回転に伴って前後方向(Y軸方向)に移動可能であり、それにより、第1カムレバー4を前後方向に微小変位させるようにした。
即ち、既述したように、ヒンジブラケット11(図3)の突起11Eに形成された中空部11Fには、第1カムレバー4の旋回軸12が固定用ねじ15で固定され(図5(B))、この固定された旋回軸12に関して、該第1カムレバー4(図8(A))を水平旋回運動させている。
ところが、前記固定用ねじ15(図3、図5(B))を緩めて、中空部11F内の旋回軸12を自由状態とし、これを中空部11F内で落下せず且つ前後方向(Y軸方向)に移動自在な偏芯軸40(図8(B))として利用するようにした。
偏芯軸40は、よく知られているように、芯Cが中心よりずれた軸であり、例えば六角レンジを用いて回転させれば、それに伴って前後方向(Y軸方向)に移動する。
例えば図8(B)に示すように、第1カムレバー4を締め板3(図2)内に収納してクランプ状態にしておき、この状態で、偏芯軸40を前進させれば(図8(B)の矢印J)、該偏芯軸40は位置40´まで移動し、それに伴って第1カムレバー4も前進する。
反対に、同じ状態で、偏芯軸40を後退させれば(図8(B)の矢印K)、該偏芯軸40は位置40´´まで移動し、それに伴って第1カムレバー4も後退する。
このように、本発明によれば、第1カムレバー4を直接操作せず、前記第1微小変位手段12(13、14)を構成する偏芯軸40(図8(B))を用いることにより、該第1カムレバー4を前後方向(Y軸方向)に前進又は後退させて微小変位させることにより、締め板3を微小変位させ、該締め板による中間板に対する締付力F(図6(B)の左図に相当)又は解放力F´(図6(B)の右図に相当)を微調整し、微調整作業の操作性を向上させるようにした。
(2) 第2実施例について。
以下、図9〜図15に示す第2実施例について詳述する。
第2実施例においては、締め板3(図10)とその前方である上部テーブル1側のプレート24が、共通の支軸20、21に支持され、該締め板3には、旋回軸25(例えばストリッパボルト)を有するカムレバー4´(以下、第2カムレバー4´と称する)が水平旋回運動自在に設けられている。
上記締め板3は、同様に、中間板32を締め付け又は解放することにより、中間板32を上部テーブル1に対して取り付け(クランプ)又は取り外す(アンクランプ)機能を有する(図13)。
そして、上記締め板3(図10)の長手方向(X軸方向)左右対称な位置には、抜き穴3K、3Lが形成され、該抜き穴3K、3Lには前記支軸20、21が貫通している。
また、上記締め板3の上部には、壁面3Hと底面3Jから成る第2カムレバー収納部が形成され、該第2カムレバー収納部には、前記第2カムレバー4´が収納可能である(図9)。
そして、第2カムレバー4´の旋回軸25(図10)は、締め板3の上部における前記底面3Jに固定されていて、前記第2カムレバー収納部内に配置され、該第2カムレバー4´は、締め板3の上部前方において水平旋回運動可能である。
これにより、第2カムレバー4´は、機械本体側に向かって水平旋回運動を行った場合に(図9、図11、図12)、同様に、締め板3内に完全に収納されるので邪魔にならず、加工途中のワークW(図1)との干渉が回避され、上型であるパンチPを装着するための中間板32のレバー36(図9)との干渉も回避される。
即ち、前記第1実施例(図2、図4、図5)の場合と同様に、第2カムレバー4´(図9)は締め板3内に完全に収納されて両者は一体物となり、外部に向かって突出するものは無い。
上記プレート24は(図10)、同様に、前記締め板3との間で圧縮ばね22、23を挟持する機能を有する。
上記プレート24は、図10に示すように、長手方向(X軸方向)左右対称な位置に下方が開放された逆U字型抜き穴24A、24Bを有している。
この構成により、締め板3の前記抜き穴3K、3Lと、プレート24の前記逆U字型抜き穴24A、24Bを、支軸20、21が貫通して前記上部テーブル1のねじ穴1A、1Bにねじ込まれ、同様に、プレート24は支軸20、21の押圧力により上部テーブル1に密着し、しっかり固定されている。
更に、締め板3とプレート24の間には、前記圧縮ばね22、23が挟持され、該圧縮ばね22、23は、第1実施例のように(図3、図5(B))圧縮ばね9、10が支軸7、8に隣接して、例えば内側に設けられているのではなく、前記支軸20、21自身に巻回されている(図10、図12(B))。
そして、締め板3とその前方である上部テーブル1側のプレート24を支持する前記支軸20、21の頭部20A、21Aは、第1実施例(図5(B))のような円柱状ではなくて、碗状であり(図12(B))、この碗状頭部20A、21Aと抜き穴3K、3Lの当接面は互いに球面で形成されている。
この構成により、後述するように(図13)、第2カムレバー4´が水平旋回運動を行った場合の締め板3の揺動運動(図13の矢印H、H´)が、前記碗状頭部20A、21Aを支点として極めて円滑に行われるようになっている。
また、この場合、同様に、前記圧縮ばね22、23の付勢力に基づき、締め板3は上部テーブル1から離れる方向(作業者S(図1)側)に向かって付勢され、該締め板3は、その抜き穴3K、3L(図12(B))を介して前記支軸20、21の碗状頭部20A、21Aに当接して該支軸20、21からの脱落が阻止されている。
これにより、第2カムレバー4´のカム部分4´Aが(図14)、この付勢された締め板3に(より詳しくは締め板3(図10)の上部底面3Jに)その旋回軸25(図14)を固定させる一方で、該カム部分4´Aは、前記上部テーブル1に固定したプレート24に常時当接している。
従って、第2カムレバー4´が水平旋回運動を行った場合には(図13、図14)、付勢された締め板3(図13)が前記碗状頭部20A、21Aを支点として揺動運動を行う(図13の矢印H、H´)。
第2カムレバー4´は(図10)、既述したように、前記締め板3を操作する機能を有し、よく知られているように、原動節として水平旋回運動を行うことにより(図14)、従動節としての締め板3に対して、前記碗状頭部20A、21A(図13)を支点としての揺動運動(図13の矢印H、H´)を行わせる。
上記第2カムレバー4´は(図10)、同様に、カムの実質的な役割を演じるカム部分4´Aと、該カム部分4´Aに水平旋回運動を付与するレバー部分4´Bとから構成されている。
そして、カム中心O´(図14)から該カム部分4´Aの端部T´1までの距離の長さをa´、該端部T´1に直交する端部T´2までの距離の長さをb´とした場合、同様に、a´>b´とする。
この構成により、第2カムレバー4´を機械本体側に向かって水平旋回運動を行った場合には(図14(A)の矢印A)、締め板3はそれに固定された旋回軸25がプレート24から遠ざかるような力Gを付与されて垂直状態となり(図13の左図)、このとき中間板32は締め板3により締め付けられ、図14(A)の実斜線で示すように、締め板3はプレート24から一定の距離ΔYだけ離れている。
反対に、第2カムレバー4´を機械本体側から離れる方向に向かって例えば90°だけ水平旋回運動を行った場合には(図14(B)の矢印B)、締め板3はそれに固定された旋回軸25がプレート24に近付くような力G´を付与されて若干傾斜した状態となり(図13の右図)、このとき中間板32は締め板3から解放され、図14(B)の実斜線で示すように、締め板3はプレート24から一定の距離ΔY´だけ離れている。但し、ΔY>ΔY´である。
尚、第2カムレバー4´の水平旋回運動に伴うカム部分4´Aの端部T´1から端部T´2への移動を円滑に行うために、カム部分4´Aの当該コーナー部4´A1は、R形状に構成されている。
以下、上記構成を有する第2カムレバー4´を用いたプレスブレーキの中間板取付装置の全体動作を図13に基づいて説明する。
(イ) クランプ時(図13の左図)の動作。
第2カムレバー4´を機械本体側に向かって水平旋回運動させれば、該第2カムレバー4´は締め板3に収納される(図13の左図)。
そのとき、第2カムレバー4´が、締め板3の上部に対してプレート24から遠ざけるような力Gを付与するので、該締め板3は、前記碗状頭部20A、21Aを支点として揺動運動(図13の矢印H)を行い、図示するように、垂直状態となる。
これにより、締め板3から中間板32に対しては所定の締付力が付与され、そのため、中間板32は上部テーブル1に対して取り付けられる(クランプ)。
(ロ) アンクランプ時(図13の右図)の動作。
前記(イ)とは反対に、第2カムレバー4´を機械本体側から離れる方向に向かって水平旋回運動させれば、該第2カムレバー4´は締め板3に対して90°だけ突出する(図13の右図)。
そのとき、第2カムレバー4´が、締め板3の上部に対してプレート24に近付くような力G´を付与するので、該締め板3は、前記碗状頭部20A、21Aを支点として揺動運動(図13の矢印H´)を行い、図示するように、若干傾斜する(垂線に対してθ°)。
これにより、締め板3から中間板32に対しては所定の解放力が付与され、そのため、中間板32は上部テーブル1に対して取り外される(アンクランプ)。
その場合、同様に、締め板3側の突起3A(図13の右図)が、中間板32側の溝32Aに係合しているので、中間板32が落下することはない。
更に、同様に、動作中の第2カムレバー4´と締め板3との関係は次のとおりである。
即ち、第2カムレバー4´が水平旋回運動を行う間(図13、図14)、該第2カムレバー4´のカム部分4´Aは、上部テーブル1(図12)に取り付けたプレート24に沿って常時摺動運動を行い、そのときの第2カムレバー4´の旋回軸25は揺動運動(図13の矢印H、H´)を行う締め板3と共に移動するようになっている(図13、図14)。
このように、本発明によれば、同様に、第2カムレバー4´を用いて締め板3を操作できるので、その操作性が向上し、また、クランプ時(図13の左図)には、第2カムレバー4´を締め板3内に収納できるので、邪魔にならず、加工途中のワークW(図1)との干渉が回避され、上型であるパンチPを装着するための中間板32のレバー36(図9)との干渉も回避されるという効果もあり、更には、既述したように、第2カムレバー4´は機械本体側に向かって水平旋回して締め板3内に収納されるので、該第2カムレバー4´はより大きく形成することが可能となり、従って、その分第2カムレバー4´を操作し易くなり、ひいては締め板3の操作性が一層向上するという効果もある。
以下、微小変位手段27、26(図15)について詳述するが、その趣旨については、既述した第1実施例の微小変位手段12(13、14)(図8)と全く同じであり、説明は省略する。
第2実施例における前記微小変位手段27、26(図15)は、既述した第2カムレバー4´(図9〜図14)を微小変位させる手段である(以下、第2微小変位手段27、26と称する)。
この第2微小変位手段27、26は、第2カムレバー4´のカム部分4´A(図15)に形成された切欠部27と該切欠部27を変形し該カム部分4´Aの端部T´1を微小変位させる変位ねじ26により構成され、該変位ねじ26の回転に伴ってカム部分4´Aの端部T´1を微小変位させ、それにより、第2カムレバー4´を前後方向(Y軸方向)に微小変位させるようにした(図14に相当)。
この場合、上記変位ねじ26(図15)は第2カムレバー4´の端部T´1側からカム部分4´A内にねじ込まれているので、クランプ状態(図14(A)に相当)のままでは端部T´1が当接しているプレート24が邪魔になり、該変位ねじ26を例えば六角レンジを用いて回転させることができない。
そこで、一旦第2カムレバー4´をアンクランプ状態にして(図14(B)に相当)端部T´1から変位ねじ26を露出させ(図15)、該変位ねじ26を既述したように例えば六角レンジを用いて回転させる。
そして、図15に示すように、変位ねじ26を回転させると、切欠部27が変形し、それに伴って端部T´1の位置がT´´1⇒T´´´1と変位する。
その後、クランプ状態にすれば(図14(A)に相当)、締め板3を僅かに揺動運動(図13の矢印H、H´に相当)させることができ、該締め板3による中間板32の締付力G又は解放力G´を微調整することが可能となる。
例えば前記アンクランプ状態のときにT´´1(図15)の位置を基準にして、T´1の位置に変位したとすれば、それに伴って第2カムレバー4´も変位し、クランプ状態にしたときに(図14(A)に相当)、締め板3はプレート24から遠ざかり、従って時計方向に揺動運動(図13の左図の矢印H)を行うので、中間板32に対する締付力Gを微調整することができる。
反対に、例えば前記アンクランプ状態のときに、同様にT´´1(図15)の位置を基準にして、逆方向のT´´´の位置に変位したとすれば、それに伴って第2カムレバー4´も変位し、クランプ状態にしたときに(図14(A)に相当)、締め板3はプレート24に近付き、従って反時計方向に揺動運動(図13の右図の矢印H´)を行うので、中間板32に対する解放力G´を微調整することができる。
このように、本発明によれば、第2カムレバー4´を直接操作せず、前記第2微小変位手段27、26を構成する切欠部27(図15)と変位ねじ26を用いることにより、切欠部27を変形させてカム部分4´Aの端部T´1(図15)を微小変位させ、それに伴って該第2カムレバー4´を微小変位させることにより、締め板3に揺動運動(図13の矢印H、H´)を行わせて微小変位させ、該締め板3による中間板32に対する締付力Gは解放力G´を微調整し、微調整作業の操作性を向上させるようにした。
本発明は、締め板の操作性の向上を図ると共に、微調整作業の操作性の向上を図るプレスブレーキの中間板取付装置に利用され、更に、プレスブレーキの形態に拘らず、下降式プレスブレーキにも上昇式プレスブレーキにも利用され、極めて有益である。
第1実施例と第2実施例に共通の符号
1 上部テーブル
2 下部テーブル
5 突当
6 フットペダル
30 側板
31 操作パネル
32 中間板
33 保持板
34、35 ラム駆動源
36 中間板32のレバー
P パンチ
D ダイ
W ワーク
第1実施例に使用される符号
3 締め板
4 第1カムレバー
7、8 支軸
9、10 圧縮ばね
11 ヒンジブラケット
12 旋回軸
13、14 止めねじ
15 固定用ねじ
40 偏芯軸(第1微小変位手段)
第2実施例に使用される符号
3 締め板
4´ 第2カムレバー
20、21 支軸
22、23 圧縮ばね
24 プレート
25 旋回軸
26 調整ねじ(第2微小変位手段)
27 切欠部(第2微小変位手段)

Claims (9)

  1. プレスブレーキの上型を装着する中間板を上部テーブルに対して取り付け又は取り外す場合に、中間板を締め付け又は解放する締め板を有し、該締め板を操作する手段をカムレバーにより構成し、該カムレバーを用いることにより締め板を操作し、
    該カムレバーを微小変位させる手段を設け、該微小変位手段を操作してカムレバーを微小変位させることにより、締め板を微小変位させ、該締め板による中間板に対する締付力又は解放力を微調整することを特徴とするプレスブレーキの中間板取付装置。
  2. 上記カムレバーが水平旋回運動自在であって、締め板に収納可能であり、
    該カムレバーは、締め板の正面に形成された第1カムレバー収納部に収納可能な第1カムレバー又は締め板の上部に形成された第2カムレバー収納部に収納可能な第2カムレバーにより構成されている請求項1記載のプレスブレーキの中間板取付装置。
  3. 上記第1カムレバーの旋回軸は、上部テーブルに取り付けたヒンジブラケットに固定されていると共に締め板の正面に形成された第1カムレバー収納部内に配置され、該第1カムレバーは、締め板の正面前方において水平旋回運動を行う請求項1又は2記載のプレスブレーキの中間板取付装置。
  4. 上記第1カムレバーの旋回軸が固定されたヒンジブラケットと締め板間には、付勢ばねが挟持され、該締め板とヒンジブラケットは共通の支軸に支持され、該第1カムレバーが水平旋回運動を行った場合には、付勢された締め板が支軸の軸線に沿って往復運動を行う請求項1、2又は3記載のプレスブレーキの中間板取付装置。
  5. 第1カムレバーが水平旋回運動を行う間、該第1カムレバーのカム部分は、往復運動を行う締め板に沿って常時摺動運動を行い、そのときの第1カムレバーの旋回軸は上部テーブルに取り付けたヒンジブラケットに固定されていて移動しない請求項1、2、3又は4記載のプレスブレーキの中間板取付装置。
  6. 上記第2カムレバーの旋回軸は、締め板の上部に固定されて該上部に形成された第2カムレバー収納部内に配置され、該第2カムレバーは、締め板の上部前方において水平旋回運動を行う請求項1又は2記載のプレスブレーキの中間板取付装置。
  7. 上記第2カムレバーの旋回軸が固定された締め板と上部テーブルに取り付けたプレート間には、付勢ばねが挟持され、該締め板とプレートは共通の支軸に支持され、該第2カムレバーが水平旋回運動を行った場合には、付勢された締め板が支軸の頭部を支点として揺動運動を行う請求項1、2又は6記載のプレスブレーキの中間板取付装置。
  8. 上記第2カムレバーが水平旋回運動を行う間、該第2カムレバーのカム部分は、上部テーブルに取り付けたプレートに沿って常時摺動運動を行い、そのときの第2カムレバーの旋回軸は揺動運動を行う締め板と共に移動する請求項1、2、6又は7記載のプレスブレーキの中間板取付装置。
  9. 上記カムレバーを微小変位させる手段が、第1カムレバーを微小変位させる第1微小変位手段又は第2カムレバーを微小変位させる第2微小変位手段により構成され、該第1微小変位手段は、第1カムレバーの旋回軸を偏芯させた偏芯軸により構成され、該第2微小変位手段は、第2カムレバーのカム部分に形成された切欠部と該切欠部を変形し該カム部分の端部を微小変位させる変位ねじにより構成されている請求項1又は2記載のプレスブレーキの中間板取付装置。
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