JP2000061533A - プレスブレーキにおける上型ホルダ装置 - Google Patents

プレスブレーキにおける上型ホルダ装置

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JP2000061533A
JP2000061533A JP10239155A JP23915598A JP2000061533A JP 2000061533 A JP2000061533 A JP 2000061533A JP 10239155 A JP10239155 A JP 10239155A JP 23915598 A JP23915598 A JP 23915598A JP 2000061533 A JP2000061533 A JP 2000061533A
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホルダ本体に対する上型クランプの取付時の
操作を簡単にすると共に左右方向の回動を防止するよう
にする。 【解決手段】 ホルダ本体7の下部に上型5を支持する
上型支持部9を設け、ホルダ本体の上部前面に取付板1
9を設け、ホルダ本体に揺動可能に支持された上型クラ
ンプ11の下部に上型を上型支持部へ押圧する押圧部材
37を設けると共に上型に設けた落下防止溝5Gに係止
自在の係止突起11Pを設け、上型クランプを押圧して
上型をクランプするためのクランプ力を付与するクラン
プ力付与手段13を設け、クランプ力付与手段によるク
ランプ力を前記上型クランプへ伝達可能のクランプ操作
手段15を設け、上型クランプを解除した状態に保持自
在の解除状態保持手段17を設け、取付板19の下部に
溝55を設け、この溝55に係合される左右回動防止用
部材57を上型クランプ11の上部に設けてなるもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプレスブレーキにお
ける上型ホルダ装置に係り、さらに詳細にはプレスブレ
ーキにおける上部テーブルに対して上型の着脱交換を容
易に行うことのできるプレスブレーキにおける上型ホル
ダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プレスブレーキは、上部テーブル(上部
エプロンと称することもある)と下部テーブル(下部エ
プロンと称することもある)とを上下に対向して備えた
構成であって、上部テーブル又は下部テーブルの適宜一
方をラムとして上下駆動する構成である。
【0003】上記構成のごときプレスブレーキは、板状
のワークの折曲げ加工を行うために、下部テーブルの上
部には下型(ダイ)が装着されていると共に、上部テー
ブルの下部には上型(パンチ)が装着されている。
【0004】上記構成において、下型上にワークを位置
決めした後に、上型と下型とを係合することにより上記
ワークの折曲げ加工が行われ得るものである。
【0005】ところで、プレスブレーキにおいては、下
型に形成されたV溝に上部テーブルに上型ホルダ装置を
介して設けられた上型の先端(下端)を当接せしめて原
点設定を行うには、例えば2〜3tの加圧力を与えて行
うと、上型の長さが短い場合には上型がこわれてしまう
ので、従来作業者が上型を持ち上げるようにして原点設
定を行うようにしているので作業が大変であった。
【0006】また、プレスブレーキにおいては、例えば
ワークの折曲げ形状等の相異によって上型を交換するた
めに、上部テーブルの下部に多数の上型ホルダ装置を装
着し、この多数の上型ホルダ装置によって上型を上部テ
ーブルに着脱交換可能に支持する構成である。
【0007】従来の上型ホルダ装置は、上部テーブルの
下部に取付けたホルダ本体に上型クランプを締付ボルト
を介して揺動可能に取付け、この上型クランプとホルダ
本体との間に挿入した上型の上部を、前記締付ボルトを
締付けることにより前記上型クランプでもって強力に締
付固定する構成である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の上型ホルダ装置は、上型の長さが短い場合でも、上
部テーブルに対して上型の着脱交換を行うために、上型
ホルダ装置に備えた多数の締付ボルトを操作しなければ
ならず、この操作が極めて煩わしくかつ厄介であった。
また、上型の高さ調整を行うのに上部テーブルと上型ホ
ルダ装置との間には左右方向へ長い1本のクサビ部材を
設けて調整しているため、上型の長さ方向におけるクラ
ウニングの微調整ができないという問題があった。
【0009】この発明の目的は、ホルダ本体に対する上
型クランプの取付時の操作を簡単にすると共に左右方向
の回動を防止し、特に短い上型ホルダ装置を隣接して複
数用いたときでも上型の高さ調整を前側から容易にかつ
クラウニング調整も同時に可能にしたプレスブレーキに
おける上型ホルダ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1におけるプレスブレーキの上型ホルダ装置
は、プレスブレーキにおける上部テーブルに着脱可能に
装着されたホルダ本体の下部に、上型を支持する上型支
持部を設けると共にホルダ本体の上部前面に前記上部テ
ーブルに押圧固定される取付板を設け、前記ホルダ本体
に上下方向の中央部付近を支点として揺動可能に支持さ
れた上型クランプの下部に前記上型を前記上型支持部へ
押圧する押圧部を設けると共に前記上型に設けた落下防
止溝に係止自在の係止突起を設け、前記上型クランプの
上部側を押圧して上型クランプにより前記上型をクラン
プするためのクランプ力を付与するクランプ力付与手段
を前記ホルダ本体に設け、上記クランプ力付与手段によ
るクランプ力を前記上型クランプへ伝達自在かつ解除自
在のクランプ操作手段を設け、かつ前記上型クランプの
下部に設けた係止突起の上部に、上型に設けた落下防止
溝に係合自在のクサビピースを進退自在かつ上記落下防
止溝に係合する方向へ付勢して設け、前記取付板の下部
における左右方向のほぼ中央部に前後方向へ溝を形成せ
しめると共にこの溝に係合される左右回動防止用部材を
前記上型クランプの上部に設けてなることを特徴とする
ものである。
【0011】したがって、上型クランプの下部に設けた
係止突起を上型に設けた落下防止溝に係合することによ
り、上型ホルダ装置からの上型の落下が確実に防止され
る。
【0012】また、クランプ操作手段の操作によりクラ
ンプ力付与手段によるクランプ力を上型クランプへ伝達
すると、上型クランプは上型をホルダ本体の上型支持部
へ強固に押圧固定することとなり、上型の固定が確実に
行われる。
【0013】さらに、上型クランプの下部に設けた係止
突起の上部に、上型に設けた落下防止溝に係合自在のク
サビピースが進退自在に設けてあるので、上型に設けた
落下防止溝と前記係止突起との間の遊び(クリアラン
ス)を少なくすることができ、上型の落下防止がより確
実に行われる。
【0014】前記取付板の下部における左右方向のほぼ
中央部に前後方向へ溝が形成されていると共にこの溝に
係合される左右方向防止用部材が上型クランプの上部に
設けられているから、上型クランプが左右方向へ回動す
るのが防止される。 請求項2によるこの発明のプレス
ブレーキにおける上型ホルダ装置は、請求項1のプレス
ブレーキにおける上型ホルダ装置において、取付板とホ
ルダ本体とが一体物であることを特徴とするものであ
る。
【0015】したがって、取付板とホルダ本体とが一体
物で製造されることにより、上部テーブルに対する取付
けが容易に行われると共により一層の精度が確保され
る。
【0016】請求項3によるこの発明のプレスブレーキ
における上型ホルダ装置は、請求項1又は2のプレスブ
レーキにおける上型ホルダ装置において、上部テーブル
とホルダ本体との間に、押しボルトと引きボルトによっ
て高さ調整を行う高さ調整用クサビ部材を設けてなるこ
とを特徴とするものである。
【0017】したがって、上部テーブルとホルダ本体と
の間に、押しボルトと引きボルトによって高さ調整を行
う高さ調整用クサビ部材が設けられているから、特に短
い上型ホルダ装置を隣接して使用する場合に、各高さ調
整用クサビ部材が押しボルトと引きボルトによって前側
から高さ調整が容易に行われると同時にクラウニング調
整が行われる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基いて詳細に説明する。
【0019】図1および図2を参照するに、本実施の形
態に係る上型ホルダ装置1は、プレスブレーキ(全体的
構成は図示省略)における上部テーブル3の下部に着脱
可能に装着されている。この上型ホルダ装置1は、上部
テーブル3の下部に左右方向へ適宜間隔に多数装着して
使用されるものである。
【0020】すなわち、プレスブレーキにおける上型5
は、左右方向(図1においては紙面に垂直な方向,図2
においては左右方向)に長い1本物の場合や、長さ寸法
の異なる複数の分割型を適宜に組合せて使用する場合も
あり、どちらの場合にも容易に対応し得るように、上型
ホルダ装置1は上部テーブル3に適宜間隔に多数装着さ
れるものである。
【0021】図1より明らかなように、前記上型ホルダ
装置1は、前記上部テーブル3に着脱可能に装着される
ホルダ本体7と、このホルダ本体7の下部に一体に備え
た上型支持部9へ前記上型5の上部5Uを押圧固定自在
の上型クランプ11と、この上型クランプ11にクラン
プ力を付与するクランプ力付与手段13と、このクラン
プ力付与手段13によるクランプ力を前記上型クランプ
11へ伝達自在かつ解除自在のクランプ操作手段15と
を備えてなるものである。
【0022】より詳細には、前記ホルダ本体7は前後方
向に厚肉のブロック部7Bの下部に薄肉の前記上型支持
部9を一体に備えた形状をなしている。このホルダ本体
7のブロック部7Bの前面(図1においては左側面)に
は上方向へ突出した取付板19が一体物で製作されてい
る。
【0023】この取付板19の上方突出部を前記上部テ
ーブル3の前面下部に当接し、上部テーブル3に螺着し
た締付ボルト21によりクランプジョー23を締付け
て、取付板19の上方突出部を上部テーブル3へ押圧固
定することにより、ホルダ本体7を上部テーブル3に取
付けることができる。
【0024】前記ホルダ本体7の上下位置(高さ位置)
を調整するために、ホルダ本体7の上面と上部テーブル
3の下面との間にはクサビ部材25が介在されている。
すなわち、クサビ部材25はホルダ本体7の上面にピン
27で設けられ図1において左側から右側へ向けて高く
傾斜した下クサビ部材25Aと、この下クサビ部材25
Aと上部テーブル3との間で引きボルト29と複数の押
しボルト31とによって図1において左右方向へ摺動す
る右側から左側へ向けて低く傾斜した上クサビ部材25
Bとからなっている。
【0025】したがって、引きボルト29と押しボルト
31を操作することにより、下クサビ部材25Aに対し
て上クサビ部材25Bが図1において左右方向へ摺動す
ることにより、前側からホルダ本体7の高さ位置を調整
することができ、上型5の高さ位置を調整することがで
きる。しかも、この上型ホルダ装置1を上部テーブル1
に隣接して複数取付けることによって前側から複数の上
型5のクラウニング調整を個々に調整することができ
る。
【0026】前記上型クランプ11は、前記ホルダ本体
7の左右方向の幅とほぼ同幅の板状の部材よりなるもの
であって、前記上型支持部9との間に上型5の上部5U
を押圧固定すべく、前記ホルダ本体7に揺動可能に支持
されている。
【0027】より詳細には、上型クランプ11の上下方
向の中央部付近には複数の貫通孔11Hが設けられてお
り、上記貫通孔11Hを貫通して前記上型支持部9に水
平に螺着固定した取付ボルト33の頭部に揺動自在に支
持されている。そして、前記上型支持部9と上型クラン
プ11との間には、互いに離隔すべく作用するコイルス
プリング35が弾装されいる。
【0028】なお、前記上型クランプ11の揺動が円滑
に行われ得るように、前記取付ボルト39の頭部と貫通
孔11Hとの当接部は球面状の接触面に形成されてい
る。
【0029】前記上型クランプ11の下端部には、前記
上型5の上部に形成した左右方向の落下防止溝5Gを係
止自在の係止突起11Pが上型支持部9の方向へ突出し
て形成されている。この係止突起11Pより僅かに上部
には、前記上型5の上部5Uの傾斜面5Sに当接して上
型5を前記上型支持部9へ押圧する押圧部37が設けら
れている。
【0030】この押圧部37は円柱の周面の1部を平面
に加工した形状をなしており、複数のネジ39を介して
上型クランプ11の下部に僅かに回動可能に取付けられ
ている。
【0031】また、前記係止突起11Pの上部で前記押
圧部37との間には、前記上型5の落下防止溝5Gに係
合自在の複数のクサビピース41が進退自在に設けられ
ている。このクサビピース41は、上型クランプ11と
の間に弾装したコイルスプリングなどのごとき弾性部材
43の作用によって前記落下防止溝5Gに係合する方向
へ常に付勢されている。
【0032】上記付勢力によるクサビピース41の移動
は、クサビピース41の1部が前記押圧部材37の1部
に当接することによって規制されており、このクサビピ
ース41の先端部上面には、前記落下防止溝5Gに対す
る係合離脱が容易に行われ得るように傾斜面41Sが形
成されている。
【0033】前記上型クランプ11の下部に設けた前記
押圧部37でもって上型5を上型支持部9へ押圧固定す
るためのクランプ力を上型クランプ11に付与する前記
クランプ力付与手段13は、前記ホルダ本体7のブロッ
ク部7Bに設けた前後方向の穴7H内に内装されてい
る。
【0034】より詳細には、図3に示されているよう
に、図3において左方向へ突出ピン45が前記穴7Hに
設けられており、皿バネのごとき強力な弾性部材47を
介して別の突出ピン49が前記突出ピン45の突出部4
5Tに嵌合されている。また、前記突出ピン49の突出
部49Tにはリングナット51が螺合されている。
【0035】前記クランプ力付与手段13によるクラン
プ力を前記上型クランプ11へ伝達自在かつ解除自在の
前記クランプ操作手段15は、前記上型クランプ11の
上部側に設けられている。
【0036】より詳細には、上記クランプ操作手段15
は、上型クランプ11の上部に回動自在に設けられ、か
つ前記突出ピン49の突出部49Tに対して当接離反自
在の押圧制御部材として、上型クランプ11の上部に押
圧ネジ53が進退自在に螺合されており、この押圧ネジ
53の先端部が前記突出ピン49の突出部49Tに当接
されている。
【0037】したがって、上型クランプ11に対して押
圧ネジ53を緩める方向に回動すると、押圧ネジ53は
前記突出ピン49から離反する態様となる。逆に、押圧
ネジ53を締め込むと、押圧ネジ53は前記突出ピン4
9の突出部49Tに軽く当接した状態となる。さらに押
圧ネジ53を強く締め込むと、前記突出部49の突出部
49Tを強力に押圧し、前記弾性部材47を圧縮する態
様となる。よって、反力として上記弾性部材47の蓄勢
力を付与されることとなる。
【0038】前記押圧ネジ53には係合孔53Hが設け
られており、この係合孔53Hには図示省略の操作レバ
ーの一端が係合されるようになっている。
【0039】また、図1〜図3によく示されているよう
に、前記取付板19の下部における左右方向のほぼ中央
部には前後方向へ溝55が形成されていると共にこの溝
55に係合されるピンなどの左右回動防止用部材57が
上型クランプ11の上部に設けられている。
【0040】以上のごとき構成において、図1に上型5
を想像線で示したように、ホルダ本体7の上型支持部9
と上型クランプ11との間に上型5をクランプした状態
にあるときに、操作レバーを押圧ネジ53の係合孔53
Hに係合せしめて回動操作して押圧制御部材である押圧
ネジ53を締め込むと、クランプ力付与手段13におけ
る弾性部材47がさらに圧縮される態様となる。
【0041】したがって上記弾性部材47の蓄勢力が増
大し、その蓄勢力の反力によって上型クランプ11が図
1において反時計回り方向へ回動される図4に示したク
ランプ状態となり、上型クランプ11は上型5をより強
力に押圧固定することとなる。
【0042】逆に、前記操作レバーを回動して押圧ネジ
53を僅かに緩めると、押圧ネジ53とクランプ力付与
手段13の突出ピン49の突出部49Tとが軽く当接し
た状態となり、上型クランプ11による上型5の押圧固
定が解除され、上型5は、落下防止溝5Gに上型クラン
プ11の係止突起11Pが係合した状態にあって、長手
方向(左右方向)へ移動可能に支持され図1に示したア
ンクランプ状態となる。
【0043】この上型ホルダ装置1で上型5をクラン
プ,アンクランプするときに、左右回動防止用部材57
は溝55内で取付ボルト33の頭部を支点として上型ク
ランプ11が前後方向へ揺動するときに前後方向にも揺
動するが、左右方向に回動するのを防止することができ
る。
【0044】上型クランプ11の下部に設けた係止突起
11Pを上型5に設けた落下防止溝5Gに係合すること
により、上型ホルダ装置1からの上型5の落下を確実に
防止することができる。
【0045】また、クランプ操作手段15の操作により
クランプ力付与手段13によるクランプ力を上型クラン
プ11へ伝達すると、上型クランプ11は上型5をホル
ダ本体7の上型支持部9へ強固に押圧固定することとな
り、上型5の固定を確実に行うことができる。
【0046】さらに、上型クランプ11の下部に設けた
係止突起11Pの上部に、上型5に設けた落下防止溝5
Gに係合自在のクサビピース41が進退自在に設けてあ
るので、上型5に設けた落下防止溝5Gと前記係止突起
11Pとの間の遊び(クリアランス)を少なくすること
ができ、上型5の落下防止をより確実にすることができ
る。
【0047】図1に示したアンクランプの状態から、図
4に示したクランプ状態にすると、上型5の上面と上型
支持部9の下面との間の隙間がゼロとなる。この状態で
下型と上型5との原点設定と芯出しを行うことによっ
て、上型5がこわれることなく、芯出し不要で、原点設
定と芯出しを同時に精度よく行うことができる。
【0048】また、ホルダ本体7と取付板19とが一体
物で製造されることにより、上部テーブル3に対する取
付けを容易に行うことができると共に、より一層の精度
を確保することができる。上部テーブル3とホルダ本体
7との間に、押しボルト31と引きボルト29によって
高さ調整を行う高さ調整用クサビ部材25が設けられて
いるから、特に上型ホルダ装置1を隣接して使用する場
合に、下クサビ部材25Aに対して上クサビ部材25B
が押しボルト31と引きボルト29によって前側から高
さ調整を行うと同時にクラウニング調整も行うことがで
きる。上型ホルダ装置1の左右方向の長さは例えば2
5,35,40および50mmと種々のものがあり、こ
れらを単独に又は複数に間隔をあけたり、あるいは隣接
して使用される。このときの上型5も1本物や分割され
たものが使用される。
【0049】なお、この発明は、前述した発明の実施の
形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。
【0050】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明よ
り理解されるように、請求項1の発明によれば、上型ク
ランプの下部に設けた係止突起を上型に設けた落下防止
溝に係合することにより、上型ホルダ装置からの上型の
落下を確実に防止することができる。
【0051】また、クランプ操作手段の操作によりクラ
ンプ力付与手段によるクランプ力を上型クランプへ伝達
すると、上型クランプは上型をホルダ本体の上型支持部
へ強固に押圧固定することとなり、上型の固定を確実に
行うことができる。
【0052】さらに、上型クランプの下部に設けた係止
突起の上部に、上型に設けた落下防止溝に係合自在のク
サビピースが進退自在に設けてあるので、上型に設けた
落下防止溝と前記係止突起との間の遊び(クリアラン
ス)を少なくすることができ、上型の落下防止をより確
実にすることができる。
【0053】前記取付板の下部における左右方向のほぼ
中央部に前後方向へ溝が形成されていると共にこの溝に
係合される左右方向防止用部材が上型クランプの上部に
設けられているから、上型クランプが左右方向へ回動す
るのを防止することができる。
【0054】請求項2の発明によれば、取付板とホルダ
本体とが一体物で製造されることにより、上部テーブル
に対する取付けを容易に行うことができると共に、より
一層の精度を確保することができる。
【0055】請求項3の発明によれば、上部テーブルと
ホルダ本体との間に、押しボルトと引きボルトによって
高さ調整を行う高さ調整用クサビ部材が設けられている
から、特に上型ホルダ装置を隣接して使用する場合に、
各高さ調整用クサビ部材が押しボルトと引きボルトによ
って前側から高さ調整を行うことができると同時にクラ
ウニング調整も行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の上型ホルダ装置の側面断面図で、ア
ンクランプ状態を示す図である。
【図2】図1における正面図である。
【図3】図1におけるIII矢視部の拡大図である。
【図4】この発明の上型ホルダ装置の側面断面図で、ク
ランプ状態を示す図である。
【符号の説明】
1 上型ホルダ装置 3 上部テーブル 5 上型 5G 落下溝 7 ホルダ本体 9 上型支持部 11 上型クランプ 11P 係止突起 13 クランプ力付与手段 15 クランプ操作手段 17 解除状態保持手段 19 取付板 25 クサビ部材 25A 下クサビ部材 25B 上クサビ部材 29 引きボルト 31 押しボルト 33 取付ボルト 35 コイルスプリング 37 押圧部材 41 クサビピース 43,47 弾性部材 45,49 突出ピン 45T,49T 突出部 51 リングナット 53 押圧ネジ 55 溝 57 左右回動防止用部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレスブレーキにおける上部テーブルに
    着脱可能に装着されたホルダ本体の下部に、上型を支持
    する上型支持部を設けると共にホルダ本体の上部前面に
    前記上部テーブルに押圧固定される取付板を設け、前記
    ホルダ本体に上下方向の中央部付近を支点として揺動可
    能に支持された上型クランプの下部に前記上型を前記上
    型支持部へ押圧する押圧部を設けると共に前記上型に設
    けた落下防止溝に係止自在の係止突起を設け、前記上型
    クランプの上部側を押圧して上型クランプにより前記上
    型をクランプするためのクランプ力を付与するクランプ
    力付与手段を前記ホルダ本体に設け、上記クランプ力付
    与手段によるクランプ力を前記上型クランプへ伝達自在
    かつ解除自在のクランプ操作手段を設け、かつ前記上型
    クランプの下部に設けた係止突起の上部に、上型に設け
    た落下防止溝に係合自在のクサビピースを進退自在かつ
    上記落下防止溝に係合する方向へ付勢して設け、前記取
    付板の下部における左右方向のほぼ中央部に前後方向へ
    溝を形成せしめると共にこの溝に係合される左右回動防
    止用部材を前記上型クランプの上部に設けてなることを
    特徴とするプレスブレーキにおける上型ホルダ装置。
  2. 【請求項2】 前記取付板とホルダ本体とが一体物であ
    ることを特徴とする請求項1記載のプレスブレーキにお
    ける上型ホルダ装置。
  3. 【請求項3】 前記上部テーブルとホルダ本体との間
    に、押しボルトと引きボルトによって高さ調整を行う高
    さ調整用クサビ部材を設けてなることを特徴とする請求
    項1又は2記載のプレスブレーキにおける上型ホルダ装
    置。
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