JPH0623436A - プレスブレーキ用金型ホルダ - Google Patents
プレスブレーキ用金型ホルダInfo
- Publication number
- JPH0623436A JPH0623436A JP33131892A JP33131892A JPH0623436A JP H0623436 A JPH0623436 A JP H0623436A JP 33131892 A JP33131892 A JP 33131892A JP 33131892 A JP33131892 A JP 33131892A JP H0623436 A JPH0623436 A JP H0623436A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper die
- pressing
- fixing member
- holder plate
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D5/00—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
- B21D5/02—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
- B21D5/0209—Tools therefor
- B21D5/0236—Tool clamping
Abstract
(57)【要約】
【目的】 工具等を用いることなしに上型の着脱交換を
容易に行なうことのできる金型ホルダを提供することを
目的とする。 【構成】 上記目的を達成するために、プレスブレーキ
における上部テーブル３に取付けたホルダプレート９
に、上型Ｐを上記ホルダプレート９へ押圧固定する押圧
固定部材１７を揺動可能かつ上型Ｐを押圧する方向へ付
勢してなるものである。
容易に行なうことのできる金型ホルダを提供することを
目的とする。 【構成】 上記目的を達成するために、プレスブレーキ
における上部テーブル３に取付けたホルダプレート９
に、上型Ｐを上記ホルダプレート９へ押圧固定する押圧
固定部材１７を揺動可能かつ上型Ｐを押圧する方向へ付
勢してなるものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、プレスブレーキにお
ける上型を着脱可能に支持する金型ホルダに係り、さら
に詳細には、上型の装着を容易に行なうことのできる金
型ホルダに関する。
ける上型を着脱可能に支持する金型ホルダに係り、さら
に詳細には、上型の装着を容易に行なうことのできる金
型ホルダに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、プレスブレーキにおける上部テー
ブルに上型を取付ける場合、上部テーブルの下部に多数
の上型ホルダを装着し、この多数の上型ホルダによって
上型を支持している。
ブルに上型を取付ける場合、上部テーブルの下部に多数
の上型ホルダを装着し、この多数の上型ホルダによって
上型を支持している。
【０００３】従来の上型ホルダは、プレスブレーキにお
ける上部テーブルに取付けたホルダプレートに、上型の
上部を上記ホルダプレートに押圧固定する押圧固定部材
を備えた構成である。そして、上記押圧固定部材による
上型の押圧固定は、ホルダプレートに螺着した複数の締
付けボルトでもって上記押圧固定部材を締付け固定する
構成、或はホルダプレートに装着したエアーシリンダ等
によって前記押圧固定部材を作動する構成である。
ける上部テーブルに取付けたホルダプレートに、上型の
上部を上記ホルダプレートに押圧固定する押圧固定部材
を備えた構成である。そして、上記押圧固定部材による
上型の押圧固定は、ホルダプレートに螺着した複数の締
付けボルトでもって上記押圧固定部材を締付け固定する
構成、或はホルダプレートに装着したエアーシリンダ等
によって前記押圧固定部材を作動する構成である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】したがって、締付けボ
ルトでもって押圧固定部材を締付ける構成においては、
上型の着脱交換時には上部テーブルに装着した多数の上
型ホルダにおける締付けボルトを操作しなければなら
ず、上型の着脱交換が厄介であるという問題がある。
ルトでもって押圧固定部材を締付ける構成においては、
上型の着脱交換時には上部テーブルに装着した多数の上
型ホルダにおける締付けボルトを操作しなければなら
ず、上型の着脱交換が厄介であるという問題がある。
【０００５】また、エアーシリンダ等によって押圧固定
部材を作動する構成においては、上部テーブルに装着し
た多数の上型ホルダにおける各シリンダへの配管が必要
であると共に圧力源が必要であり、全体的な構成が高価
になるという問題がある。
部材を作動する構成においては、上部テーブルに装着し
た多数の上型ホルダにおける各シリンダへの配管が必要
であると共に圧力源が必要であり、全体的な構成が高価
になるという問題がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述のごとき問題に鑑み
て、本発明は、プレスブレーキにおける上部テーブルに
取付けたホルダプレートに、上型を上記ホルダプレート
へ押圧固定する押圧固定部材を揺動可能かつ上型を押圧
する方向へ付勢してなるものである。
て、本発明は、プレスブレーキにおける上部テーブルに
取付けたホルダプレートに、上型を上記ホルダプレート
へ押圧固定する押圧固定部材を揺動可能かつ上型を押圧
する方向へ付勢してなるものである。
【０００７】また、この発明は、プレスブレーキにおけ
る上部テーブルに取付けたホルダプレートの前側に、上
型を上記ホルダプレートへ押圧固定する第１押圧固定部
材を揺動可能かつ上型を押圧する方向へ付勢してなると
共に、上記ホルダプレートの後側に、上型を上記ホルダ
プレートへ押圧固定する第２押圧固定部材を揺動可能か
つ上型を押圧する方向へ付勢してなるものである。
る上部テーブルに取付けたホルダプレートの前側に、上
型を上記ホルダプレートへ押圧固定する第１押圧固定部
材を揺動可能かつ上型を押圧する方向へ付勢してなると
共に、上記ホルダプレートの後側に、上型を上記ホルダ
プレートへ押圧固定する第２押圧固定部材を揺動可能か
つ上型を押圧する方向へ付勢してなるものである。
【０００８】
【作用】前記構成により、ホルダプレートと押圧固定部
材との間に上型の上部を挿入すると、上型は押圧固定部
材によってホルダプレートへ押圧固定されるものであ
る。
材との間に上型の上部を挿入すると、上型は押圧固定部
材によってホルダプレートへ押圧固定されるものであ
る。
【０００９】また、ホルダプレートと第１押圧固定部材
との間に上型の上部を挿入すると、上型は第１押圧固定
部材によってホルダプレートへ押圧固定されるし、ホル
ダプレートと第２押圧固定部材との間に上型の上部を挿
入すると、上型は第２押圧固定部材によってホルダプレ
ートへ押圧固定されるものである。
との間に上型の上部を挿入すると、上型は第１押圧固定
部材によってホルダプレートへ押圧固定されるし、ホル
ダプレートと第２押圧固定部材との間に上型の上部を挿
入すると、上型は第２押圧固定部材によってホルダプレ
ートへ押圧固定されるものである。
【００１０】
【実施例】図１，図２を参照するに、本実施例に係る金
型ホルダ１は、プレスブレーキ（図示省略）における上
部テーブル３の下部に取付具５を介して上下調節可能に
装着してある。
型ホルダ１は、プレスブレーキ（図示省略）における上
部テーブル３の下部に取付具５を介して上下調節可能に
装着してある。
【００１１】より詳細には、前記取付具５を介して上部
テーブル３の前面に支持プレート７が上下調節可能に装
着してあり、この支持プレート７の下部後面にホルダプ
レート９が複数のボルト１１により一体的に取付けてあ
る。このホルダプレート９の上面と上部テーブル３の下
面との間には金型ホルダ１の上下調節を行なう楔部材１
３が介在してある。
テーブル３の前面に支持プレート７が上下調節可能に装
着してあり、この支持プレート７の下部後面にホルダプ
レート９が複数のボルト１１により一体的に取付けてあ
る。このホルダプレート９の上面と上部テーブル３の下
面との間には金型ホルダ１の上下調節を行なう楔部材１
３が介在してある。
【００１２】前記ホルダプレート９には、取付ボルト１
５を介して板状の押圧固定部材（第１押圧固定部材）１
７が揺動可能に装着してある。上記押圧固定部材１７と
取付ボルト１５の頭部１５Ｈとの間には球面座金１９が
介在してあり、また、ホルダプレート９と前記押圧固定
部材１７との間には、両者を離反すべく作用するスプリ
ング２１が弾装してある。
５を介して板状の押圧固定部材（第１押圧固定部材）１
７が揺動可能に装着してある。上記押圧固定部材１７と
取付ボルト１５の頭部１５Ｈとの間には球面座金１９が
介在してあり、また、ホルダプレート９と前記押圧固定
部材１７との間には、両者を離反すべく作用するスプリ
ング２１が弾装してある。
【００１３】前記押圧固定部材１７の下端部には、上型
Ｐに形成した傾斜面ＰＳに当接する当接部材２３がボル
ト２５により取付けてある。そして、この当接部材２３
を上型Ｐの前記傾斜面ＰＳへ押圧付勢するために、前記
ホルダプレート９には押圧付勢装置２７が設けられてい
る。
Ｐに形成した傾斜面ＰＳに当接する当接部材２３がボル
ト２５により取付けてある。そして、この当接部材２３
を上型Ｐの前記傾斜面ＰＳへ押圧付勢するために、前記
ホルダプレート９には押圧付勢装置２７が設けられてい
る。
【００１４】より詳細には、ホルダプレート９の上部に
は前側（図１においては左側）に開孔した大径の孔９Ｈ
が形成してあり、この孔９Ｈ内には、円板状の頭部を孔
９Ｈの底部に当接したボルトのごとき弾性体支持部材２
９が内装してある。そして、この弾性体支持部材２９が
摺動可能に貫通したスプリング座３１との間には、例え
ばコイルスプリング，皿ばね，ウレタンゴム等のごとき
強力な弾性部材３３が弾装してある。
は前側（図１においては左側）に開孔した大径の孔９Ｈ
が形成してあり、この孔９Ｈ内には、円板状の頭部を孔
９Ｈの底部に当接したボルトのごとき弾性体支持部材２
９が内装してある。そして、この弾性体支持部材２９が
摺動可能に貫通したスプリング座３１との間には、例え
ばコイルスプリング，皿ばね，ウレタンゴム等のごとき
強力な弾性部材３３が弾装してある。
【００１５】なお、前記弾性体支持部材２９の先端部に
は、前記スプリング座３１の抜けを防止するためのナッ
ト３５が螺合固定してある。
は、前記スプリング座３１の抜けを防止するためのナッ
ト３５が螺合固定してある。
【００１６】前記スプリング座３１は、上記ナット３５
を収容した筒状の可動ブロック３７に取付けてあり、こ
の可動ブロック３７には、前記押圧固定部材１７の上部
に螺合した調整螺子３９の先端部が当接してある。そし
て、上記調整螺子３９には操作レバー４１が固定してあ
り、前記支持プレート７には上記操作レバー４１の回動
範囲を規制する規制ピン４３が植設してある。また前記
ホルダプレート９の複数箇所には、前記押圧固定部材１
７の上方向への移動を規制する規制部材４５がボルト４
７によって取付けてある。
を収容した筒状の可動ブロック３７に取付けてあり、こ
の可動ブロック３７には、前記押圧固定部材１７の上部
に螺合した調整螺子３９の先端部が当接してある。そし
て、上記調整螺子３９には操作レバー４１が固定してあ
り、前記支持プレート７には上記操作レバー４１の回動
範囲を規制する規制ピン４３が植設してある。また前記
ホルダプレート９の複数箇所には、前記押圧固定部材１
７の上方向への移動を規制する規制部材４５がボルト４
７によって取付けてある。
【００１７】以上のごとき構成において、操作レバー４
１を図２における右側へ回動し調節螺子３９を螺入する
と、可動ブロック３７が調節螺子３９によって押圧され
て弾性部材３３を圧縮するので、弾性部材３３の蓄勢力
が大きくなる。
１を図２における右側へ回動し調節螺子３９を螺入する
と、可動ブロック３７が調節螺子３９によって押圧され
て弾性部材３３を圧縮するので、弾性部材３３の蓄勢力
が大きくなる。
【００１８】上述のごとく弾性部材３３の蓄勢力を大き
くした状態にあり、かつスプリング２１の作用によって
押圧固定部材１７の下端部とホルダプレート９との間が
開かれた状態にあるときに、上記押圧固定部材１７とホ
ルダプレート９との間に上型Ｐの上部を挿入する。そし
て、上型Ｐの上端部に備えたフック部ＰＦを押圧固定部
材１７の下部突出部１７Ｐに係止支持する。
くした状態にあり、かつスプリング２１の作用によって
押圧固定部材１７の下端部とホルダプレート９との間が
開かれた状態にあるときに、上記押圧固定部材１７とホ
ルダプレート９との間に上型Ｐの上部を挿入する。そし
て、上型Ｐの上端部に備えたフック部ＰＦを押圧固定部
材１７の下部突出部１７Ｐに係止支持する。
【００１９】上述のごとく、押圧固定部材１７とホルダ
プレート９との間に上型Ｐの上部を挿入した後に、上部
テーブル３を下降せしめるか、或は下部テーブル（図示
省略）を上昇せしめて、下部テーブル上に装着した下型
（図示省略）に上型Ｐの下部を係合せしめて、上型Ｐを
ホルダプレート９等に対して相対的に上昇せしめる。上
述のように、ホルダプレート９等に対して上型Ｐを相対
的に上昇せしめると、上型Ｐの傾斜面ＰＳに押圧固定部
材１７の下端部に備えた当接部材２３が当接し、図１に
おいて次第に左方向へ押圧されることとなる。上述のご
とく押圧固定部材１７の下部が押圧されると、押圧固定
部材１７は図１において時計回り方向へ揺動されること
となり、調整螺子３９が可動ブロック３７を押圧する。
プレート９との間に上型Ｐの上部を挿入した後に、上部
テーブル３を下降せしめるか、或は下部テーブル（図示
省略）を上昇せしめて、下部テーブル上に装着した下型
（図示省略）に上型Ｐの下部を係合せしめて、上型Ｐを
ホルダプレート９等に対して相対的に上昇せしめる。上
述のように、ホルダプレート９等に対して上型Ｐを相対
的に上昇せしめると、上型Ｐの傾斜面ＰＳに押圧固定部
材１７の下端部に備えた当接部材２３が当接し、図１に
おいて次第に左方向へ押圧されることとなる。上述のご
とく押圧固定部材１７の下部が押圧されると、押圧固定
部材１７は図１において時計回り方向へ揺動されること
となり、調整螺子３９が可動ブロック３７を押圧する。
【００２０】可動ブロック３７が押圧されると、弾性部
材３３が圧縮されることとなる。したがって、前記押圧
固定部材１７の下部に備えた前記当接部材２３は、前記
弾性部材３３の反力によって上型Ｐをホルダプレート９
へ強力に押圧することとなり、上型Ｐが押圧固定される
こととなる。
材３３が圧縮されることとなる。したがって、前記押圧
固定部材１７の下部に備えた前記当接部材２３は、前記
弾性部材３３の反力によって上型Ｐをホルダプレート９
へ強力に押圧することとなり、上型Ｐが押圧固定される
こととなる。
【００２１】すなわちこの実施例によれば、工具等を用
いることなしに、金型ホルダ１に対して上型Ｐを容易に
装着することができる。
いることなしに、金型ホルダ１に対して上型Ｐを容易に
装着することができる。
【００２２】金型ホルダ１に装着された上型Ｐを取り外
すときには、操作レバー４１を図２における左側へ回動
する。上述のように操作レバー４１を回動操作すると、
調整螺子３９が後退して、可動ブロック３７の押圧を解
除する態様となり、弾性部材３３の蓄勢力による反力が
弱くなる。
すときには、操作レバー４１を図２における左側へ回動
する。上述のように操作レバー４１を回動操作すると、
調整螺子３９が後退して、可動ブロック３７の押圧を解
除する態様となり、弾性部材３３の蓄勢力による反力が
弱くなる。
【００２３】したがって当接部材２３による上型Ｐの押
圧力が小さくなり、上型Ｐの取り外しを容易に行なうこ
とができる。
圧力が小さくなり、上型Ｐの取り外しを容易に行なうこ
とができる。
【００２４】図３、図４および図５には、図１、図２に
代る他の実施例が示されている。図３、図４および図５
において、図１、図２における部品と同じ部品には同一
の符号を付して説明を省略する。
代る他の実施例が示されている。図３、図４および図５
において、図１、図２における部品と同じ部品には同一
の符号を付して説明を省略する。
【００２５】すなわち、図３、図４および図５におい
て、上型Ｐをホルダプレート９の前側（図３、図４にお
いて左側）に挿入し押圧する構成、作用並びに効果は、
上述した図１、図２の実施例とほぼ同じであるから詳細
な説明を省略する。この実施例ではホルダプレート９の
後側（図３、図４において右側）にも上型Ｐを挿入し押
圧固定できるようにしたものである。
て、上型Ｐをホルダプレート９の前側（図３、図４にお
いて左側）に挿入し押圧する構成、作用並びに効果は、
上述した図１、図２の実施例とほぼ同じであるから詳細
な説明を省略する。この実施例ではホルダプレート９の
後側（図３、図４において右側）にも上型Ｐを挿入し押
圧固定できるようにしたものである。
【００２６】図３、図４および図５において、前記ホル
ダプレート９の後側には、複数の取付ボルト４９、ナッ
ト５１によって第２押圧固定部材５３が揺動可能に装着
してある。前記各取付ボルト４９は前記第１押圧固定部
材１７の前後方向に貫通してあけられた孔１１７Ｈより
挿入されてホルダプレート９に取付けられるようになっ
ている。また、前記ナット５１は図３に示されているよ
うに、前記第２押圧固定部材５３にあけられた孔５３Ｈ
に挿入されて前記取付ボルト４９に螺合されるものであ
る。なお、ナット５１にはピン５５が打込まれており、
しかもピン５５は第２押圧固定部材５３に形成された溝
５３Ｇに入っているので、ナット５１は回転せずに取付
ボルト４９に螺合されるものである。
ダプレート９の後側には、複数の取付ボルト４９、ナッ
ト５１によって第２押圧固定部材５３が揺動可能に装着
してある。前記各取付ボルト４９は前記第１押圧固定部
材１７の前後方向に貫通してあけられた孔１１７Ｈより
挿入されてホルダプレート９に取付けられるようになっ
ている。また、前記ナット５１は図３に示されているよ
うに、前記第２押圧固定部材５３にあけられた孔５３Ｈ
に挿入されて前記取付ボルト４９に螺合されるものであ
る。なお、ナット５１にはピン５５が打込まれており、
しかもピン５５は第２押圧固定部材５３に形成された溝
５３Ｇに入っているので、ナット５１は回転せずに取付
ボルト４９に螺合されるものである。
【００２７】また、前記第２押圧固定部材５３の孔５３
Ｈ部にナット５１を支持せしめる球面座５１Ｑがナット
５１に形成されていると共に、ホルダプレート９と第２
押圧固定部材５３との間には、両者を離反すべく作用す
るスプリング５７が弾装してある。
Ｈ部にナット５１を支持せしめる球面座５１Ｑがナット
５１に形成されていると共に、ホルダプレート９と第２
押圧固定部材５３との間には、両者を離反すべく作用す
るスプリング５７が弾装してある。
【００２８】前記第２押圧固定部材５３の下端部には、
上型Ｐに形成した傾斜面ＰＳに当接する複数の当接部材
５９がボルト６１により取付けてある。また、第２押圧
固定部材５３の上端部には前記押圧付勢装置２７の弾性
支持部材２９の後部に当接するボルトのごとき当接部材
６３が取付けてある。
上型Ｐに形成した傾斜面ＰＳに当接する複数の当接部材
５９がボルト６１により取付けてある。また、第２押圧
固定部材５３の上端部には前記押圧付勢装置２７の弾性
支持部材２９の後部に当接するボルトのごとき当接部材
６３が取付けてある。
【００２９】上記構成により、取付ボルト４９を緩めた
状態で上型Ｐの上部を横から挿入した後に、取付ボルト
４９を締める。このときナット５１にはピン５５が打込
まれているのでナット５１は回転せずに締め付けられ
る。取付ボルト４９を締め付けた後に、上部テーブル３
を下降せしめるか、或いは下部テーブル（図示省略）を
上昇せしめて、下部テーブル上に下型（図示省略）に上
型Ｐの下部を係合せしめて、上型Ｐをホルダプレート９
等に対して相対的に上昇せしめる。
状態で上型Ｐの上部を横から挿入した後に、取付ボルト
４９を締める。このときナット５１にはピン５５が打込
まれているのでナット５１は回転せずに締め付けられ
る。取付ボルト４９を締め付けた後に、上部テーブル３
を下降せしめるか、或いは下部テーブル（図示省略）を
上昇せしめて、下部テーブル上に下型（図示省略）に上
型Ｐの下部を係合せしめて、上型Ｐをホルダプレート９
等に対して相対的に上昇せしめる。
【００３０】ホルダプレート９等に対して上型Ｐを相対
的に上昇せしめると、上型Ｐの傾斜面ＰＳに第２押圧固
定部材５３の下端部に備えた当接部材５９が当接し、図
３において次第に右方向へ押圧されることになる。第２
押圧固定部材５３の下部が押圧されると、第２押圧固定
部材５３はナット５１の球面座５１Ｑを支点として反時
計回り方向に揺動されて当接部材６３を介して弾性部材
３３が圧縮される。そのときに発生する力が上型Ｐを押
し付けることになり、結果として上型Ｐが押圧固定され
ることになる。
的に上昇せしめると、上型Ｐの傾斜面ＰＳに第２押圧固
定部材５３の下端部に備えた当接部材５９が当接し、図
３において次第に右方向へ押圧されることになる。第２
押圧固定部材５３の下部が押圧されると、第２押圧固定
部材５３はナット５１の球面座５１Ｑを支点として反時
計回り方向に揺動されて当接部材６３を介して弾性部材
３３が圧縮される。そのときに発生する力が上型Ｐを押
し付けることになり、結果として上型Ｐが押圧固定され
ることになる。
【００３１】金型ホルダ１に装着された上型Ｐを取外す
ときには、取付ボルト４９を緩めることによって容易に
取外すことができる。
ときには、取付ボルト４９を緩めることによって容易に
取外すことができる。
【００３２】なお、ホルダプレート９の後側（図３にお
いて右側）に上型Ｐを取付けるときには、ホルダプレー
ト９の前側（図３において左側）に上型Ｐがなく、ま
た、ホルダプレート９の前側に上型Ｐを取付けるときに
は、ホルダプレート９の後側に上型Ｐがないため互いに
衝突することはなく干渉しないものである。
いて右側）に上型Ｐを取付けるときには、ホルダプレー
ト９の前側（図３において左側）に上型Ｐがなく、ま
た、ホルダプレート９の前側に上型Ｐを取付けるときに
は、ホルダプレート９の後側に上型Ｐがないため互いに
衝突することはなく干渉しないものである。
【００３３】なお、本発明は前記実施例に限るものでは
なく適宜の変更を行なうことにより、その他の態様でも
実施可能である。
なく適宜の変更を行なうことにより、その他の態様でも
実施可能である。
【００３４】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明によれば、工具等を用いることなし
に、金型ホルダに対する上型の着脱交換を容易に行なう
ことができる。また、金型ホルダの後側にも上型の着脱
交換を容易に行なうことができる。
るように、本発明によれば、工具等を用いることなし
に、金型ホルダに対する上型の着脱交換を容易に行なう
ことができる。また、金型ホルダの後側にも上型の着脱
交換を容易に行なうことができる。
【図１】本実施例に係る金型ホルダの側断面説明図であ
る。
る。
【図２】同上の金型ホルダの正面説明図である。
【図３】図５におけるIII −III 線に沿った断面図であ
る。
る。
【図４】図５におけるIV−IV線に沿った断面図である。
【図５】他の実施例に係る金型ホルダの正面説明図であ
る。
る。
３ 上部テーブル ９ ホルダプレート １７ 押圧固定部材（第１押圧固定部材） ３３ 弾性部材 ４９ 取付ボルト ５１ ナット ５３ 第２押圧固定部材 Ｐ 上型
Claims (2)
- 【請求項１】 プレスブレーキにおける上部テーブルに
取付けたホルダプレートに、上型を上記ホルダプレート
へ押圧固定する押圧固定部材を揺動可能かつ上型を押圧
する方向へ付勢してなることを特徴とするプレスブレー
キ用金型ホルダ。 - 【請求項２】 プレスブレーキにおける上部テーブルに
取付けたホルダプレートの前側に、上型を上記ホルダプ
レートへ押圧固定する第１押圧固定部材を揺動可能かつ
上型を押圧する方向へ付勢してなると共に、上記ホルダ
プレートの後側に、上型を上記ホルダプレートへ押圧固
定する第２押圧固定部材を揺動可能かつ上型を押圧する
方向へ付勢してなることを特徴とするプレスブレーキ用
金型ホルダ。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4331318A JPH0813379B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-12-11 | プレスブレーキ用金型ホルダ |
| EP94118710A EP0644002B1 (en) | 1992-05-15 | 1993-05-07 | Upper tool for press brake |
| DE1993616263 DE69316263T2 (de) | 1992-05-15 | 1993-05-07 | Oberwerkzeugträger für eine Presse |
| EP93107463A EP0569880B1 (en) | 1992-05-15 | 1993-05-07 | Upper tool holding device for press brake |
| DE1993623876 DE69323876T2 (de) | 1992-05-15 | 1993-05-07 | Oberes Werkzeug für Biegepresse |
| US08/430,492 US5619885A (en) | 1992-05-15 | 1995-04-28 | Upper tool holder apparatus for press brake and method of holding the upper tool |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-123183 | 1992-05-15 | ||
| JP12318392 | 1992-05-15 | ||
| JP4331318A JPH0813379B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-12-11 | プレスブレーキ用金型ホルダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623436A true JPH0623436A (ja) | 1994-02-01 |
| JPH0813379B2 JPH0813379B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=26460178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4331318A Expired - Lifetime JPH0813379B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-12-11 | プレスブレーキ用金型ホルダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0813379B2 (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0682995A1 (en) * | 1994-05-17 | 1995-11-22 | Amada Metrecs Company, Limited | Upper tool and upper tool holder apparatus for press brake and method of holding the upper tool |
| JPH0810852A (ja) * | 1994-06-30 | 1996-01-16 | Amada Metrecs Co Ltd | プレスブレーキの上型装着方法及び同方法に使用する上型ホルダ |
| US5511407A (en) * | 1994-05-06 | 1996-04-30 | Amada Metrecs Company, Limited | Upper tool for press brake |
| EP0767015A1 (en) * | 1995-10-02 | 1997-04-09 | Amada Metrecs Company, Limited | Upper tool holder apparatus for press brake |
| US5619885A (en) * | 1992-05-15 | 1997-04-15 | Amada Metrecs Company, Limited | Upper tool holder apparatus for press brake and method of holding the upper tool |
| US5685191A (en) * | 1994-05-06 | 1997-11-11 | Amada Metrecs Company, Limited | Upper tool for press brake |
| JP2008164042A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Niles Co Ltd | 押さえ治具 |
| WO2015186706A1 (ja) * | 2014-06-03 | 2015-12-10 | 株式会社アイ・ケイ・ディー | クランプ装置 |
| WO2016191456A1 (en) * | 2015-05-27 | 2016-12-01 | Wilson Tool International Inc. | Tool holder usable with tooling having different tang styles and/or configured with mechanically-actuated clamp assembly |
| US9555456B2 (en) | 2014-04-26 | 2017-01-31 | Wilson Tool International Inc. | Dynamic clamp and tool holders therefor |
| CN108889844A (zh) * | 2018-08-27 | 2018-11-27 | 安徽联盟模具工业股份有限公司 | 一种折弯机模具夹紧装置转换机构 |
| US10189067B2 (en) | 2015-05-27 | 2019-01-29 | Wilson Tool International Inc. | Tool holders usable with tooling having different tang styles and/or configured with mechanically-actuated clamp assembly |
| CN109396222A (zh) * | 2017-08-17 | 2019-03-01 | 河南森源重工有限公司 | 折弯机及折弯机刀具 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2844213B1 (fr) * | 2002-09-09 | 2004-11-26 | Amada Europ Sa | Systeme de peigne pour intermediaires |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63260627A (ja) * | 1988-03-18 | 1988-10-27 | ヘンメルレ・アー・ゲー・マシネンフアブリツク | プレスブレーキ用工具固定装置 |
| JPH0228319U (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-23 |
-
1992
- 1992-12-11 JP JP4331318A patent/JPH0813379B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63260627A (ja) * | 1988-03-18 | 1988-10-27 | ヘンメルレ・アー・ゲー・マシネンフアブリツク | プレスブレーキ用工具固定装置 |
| JPH0228319U (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-23 |
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5619885A (en) * | 1992-05-15 | 1997-04-15 | Amada Metrecs Company, Limited | Upper tool holder apparatus for press brake and method of holding the upper tool |
| US5685191A (en) * | 1994-05-06 | 1997-11-11 | Amada Metrecs Company, Limited | Upper tool for press brake |
| US5511407A (en) * | 1994-05-06 | 1996-04-30 | Amada Metrecs Company, Limited | Upper tool for press brake |
| EP1213062A3 (en) * | 1994-05-17 | 2005-02-02 | AMADA COMPANY, Ltd. | Upper tool and upper tool assembly comprising said upper tool for use with a press brake and method of clamping said upper tool |
| EP1213062A2 (en) * | 1994-05-17 | 2002-06-12 | AMADA COMPANY, Ltd. | Upper tool and upper tool assembly comprising said upper tool for use with a press brake and method of clamping said upper tool |
| EP0682995A1 (en) * | 1994-05-17 | 1995-11-22 | Amada Metrecs Company, Limited | Upper tool and upper tool holder apparatus for press brake and method of holding the upper tool |
| JPH0810852A (ja) * | 1994-06-30 | 1996-01-16 | Amada Metrecs Co Ltd | プレスブレーキの上型装着方法及び同方法に使用する上型ホルダ |
| US5794486A (en) * | 1995-10-02 | 1998-08-18 | Amada Metrecs Company, Limited | Upper tool holder apparatus for press brake |
| EP0767015A1 (en) * | 1995-10-02 | 1997-04-09 | Amada Metrecs Company, Limited | Upper tool holder apparatus for press brake |
| JP2008164042A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Niles Co Ltd | 押さえ治具 |
| US9555456B2 (en) | 2014-04-26 | 2017-01-31 | Wilson Tool International Inc. | Dynamic clamp and tool holders therefor |
| WO2015186706A1 (ja) * | 2014-06-03 | 2015-12-10 | 株式会社アイ・ケイ・ディー | クランプ装置 |
| JPWO2015186706A1 (ja) * | 2014-06-03 | 2017-04-20 | 株式会社アマダホールディングス | クランプ装置 |
| US10328480B2 (en) | 2014-06-03 | 2019-06-25 | Amada Holdings Co., Ltd. | Clamp apparatus |
| WO2016191456A1 (en) * | 2015-05-27 | 2016-12-01 | Wilson Tool International Inc. | Tool holder usable with tooling having different tang styles and/or configured with mechanically-actuated clamp assembly |
| US10189067B2 (en) | 2015-05-27 | 2019-01-29 | Wilson Tool International Inc. | Tool holders usable with tooling having different tang styles and/or configured with mechanically-actuated clamp assembly |
| US10300518B2 (en) | 2015-05-27 | 2019-05-28 | Wilson Tool International Inc. | Tool holders usable with tooling having different tang styles and/or configured with mechanically-actuated clamp assembly |
| CN109396222A (zh) * | 2017-08-17 | 2019-03-01 | 河南森源重工有限公司 | 折弯机及折弯机刀具 |
| CN108889844A (zh) * | 2018-08-27 | 2018-11-27 | 安徽联盟模具工业股份有限公司 | 一种折弯机模具夹紧装置转换机构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0813379B2 (ja) | 1996-02-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0623436A (ja) | プレスブレーキ用金型ホルダ | |
| US5513514A (en) | Upper tool and upper tool holding device for press brake | |
| US5511407A (en) | Upper tool for press brake | |
| JP3228902B2 (ja) | 上型ホルダ装置 | |
| EP0569880B1 (en) | Upper tool holding device for press brake | |
| JP2500247B2 (ja) | プレスブレ―キ用上型 | |
| WO2002064278A1 (fr) | Dispositif de support de cadre superieur | |
| JPH05337553A (ja) | プレスブレーキ用金型クランプ装置 | |
| JP2740125B2 (ja) | プレスブレーキにおける上型ホルダ装置 | |
| JP2611096B2 (ja) | プレスブレーキの上型取付装置 | |
| JP3470046B2 (ja) | プレスブレーキにおける上型ホルダ装置 | |
| JPH06142767A (ja) | プレスブレーキ用金型ホルダの駆動装置 | |
| JP2702682B2 (ja) | プレスブレーキ用上型 | |
| JPH0829356B2 (ja) | プレスブレーキ用金型ホルダ | |
| JP2810644B2 (ja) | プレスブレーキ用上型装置 | |
| JP3793175B2 (ja) | プレスブレーキにおける上型ホルダ装置 | |
| JP2740122B2 (ja) | プレスブレーキ用上型 | |
| JPH0790282B2 (ja) | プレスブレーキ用上型ホルダ装置 | |
| JP3200404B2 (ja) | プレスブレーキにおける上型ホルダ装置 | |
| JPH0790283B2 (ja) | プレスブレーキ用上型ホルダ装置 | |
| JPH0732043A (ja) | プレスブレーキ用上型 | |
| JP3004597U (ja) | プレスブレーキ用上型 | |
| JP2747224B2 (ja) | プレスブレーキの上型ホルダ | |
| JP2003305516A (ja) | プレスブレーキにおける上型ホルダ装置 | |
| JP2544746Y2 (ja) | 射出成形機の金型脱着クランプ装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080214 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090214 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 14 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100214 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 15 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110214 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120214 Year of fee payment: 16 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130214 Year of fee payment: 17 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |